Mitsubishi Pajero 2018 Owner's Manual [ja]

J09200102820
この取扱説明書は,お客様のお車をいつも安全・快 適に運転していただくための正しい取り扱いについ て説明しています。 また,お車のお手入れや万一のときの処置について も記載してありますので,ご使用前に必ずお読みく ださい。
「安全なドライブのために」は重要ですので,しっか
りお読みください。
安全に関する表示
運転者や他の人が傷害を受けるおそれがあることと,その回
避方法をつぎの表示で記載しています。重要な事項ですので 必ず読んでお守りください。
記載事項を守らないと,死亡や重大な傷害につな がるおそれがあること。 記載事項を守らないと,傷害や事故につながるお それがあること。 安全のためにしてはならない行為。(イラスト内 に表示されています)
その他の表示
お車に関することやその他のアドバイスは,つぎの表示で記
載しています。
お車のために守っていただきたいこと。 知っておくと便利なこと。 グレードにより異なる装備やオプション 装備に表示しています。
お車や装備品に貼られているラベルなどに表示されている
マークの意味は,つぎの通りです。
取扱説明書をお読みください。
取扱説明書は車の中に保管してください。保証および点検,整備内容については,別冊のメンテナンス
ノートをお読みください。
三菱自動車販売会社で取り付けられた装備の取り扱い要領
については,その装備に添付の取扱説明書をお読みくださ い。
三菱マルチコミュニケーションシステム (MMCS),ディスプ
レイオーディオおよび後席 9 インチワイド液晶ディスプレイ の取り扱い要領については別冊の取扱説明書をお読みくだ
さい。
お車をゆずられるときは,取扱説明書およびメンテナンス
ノートを車につけておいてください。
装備仕様の変更などにより,本書の内容がお客様のお車と合
わないことがありますので,あらかじめご了承ください。
ご不明な点は,担当営業スタッフにお問い合わせください。
目次
1 2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
絵で見る目次 安全なドライブのために 環境にやさしく快適なドライブのために 各部の開閉 安全装備 計器盤・スイッチ 運転装置 室内装備 エアコン オーディオ 簡単な整備・車のお手入れ 寒冷時の取り扱い もしものときの処置 サービスデータ さくいん
1

計器盤まわり

メーター P. 6 - 2 表示灯・警告灯 P. 6 -9
運転席 SRS エアバッグ P.5-37 ホーンスイッチ P.6-53
メーター照度調整ダイヤル P. 6 - 8
ライトスイッチ P.6-38 方向指示レバー P.6-46 ヘッドライトウォッシャースイッチ P.6-52
非常点滅灯スイッチ
P.6-46
ワイパー・ウォッシャースイッチ
P.6-48
クルーズコントロールスイッチ
P.7-38
オーディオリモコンスイッチ*
フロントフォグランプスイッチ P.6-47 リヤフォグランプスイッチ P. 6 -4 7
アクティブスタビリティ コントロールスイッチ
P.7-34
ドアミラー調整スイッチ P. 7 -4
ヘッドライトレベリングダイヤル P.6-44 オートマチックハイビーム (AHB) スイッチ P.6-41
ヒューズボックスリッド P.13-26
フューエルリッドオープナー
P.4-23
エンジンスイッチ P. 7 -6
ハンズフリースイッチ*
エンジンフードレバー P.4-22
チルトステアリング P. 7 - 2
装備仕様の違いやメーカーオプションなども含んでいます。 *別冊の取扱説明書をご覧ください。
計器盤まわり
J00100103302
1-1

絵で見る目次

計器盤まわり
1
センターインフォメーションディスプレイ P.6-14
ディスプレイオーディオ* 三菱マルチコミュニケーションシステム (MMCS)
フロントオートエアコン P. 9 - 4
助手席 SRS エアバッグ
P.5-37
アクセサリーボックス P.8-10 カードホルダー P.8-10
吹き出し口 P. 9 - 2
セレクターレバー P. 7 - 11
USB 入力端子 P.8-15 外部入力端子 P.10-2
駐車ブレーキ P. 7 -2
フロアコンソールボックス
P. 8 - 1 0
グローブボックス P. 8 -9
ワイパーディアイサースイッチ
P.6-52
リヤウインドウデフォッガー
(曇り取り)スイッチ P.6-53
トランスファーシフ トレバー P.7-17
リヤエアコンスイッチパネル
P. 9 - 1 5
カップホルダー
(フロントシート用)
P. 8 -1 1
リヤデフロックスイッチ
P. 7 - 2 3
アクセサリーソケット
P. 8 -2
シートヒータースイッチ P. 5 - 9
装備仕様の違いやメーカーオプションなども含んでいます。
*別冊の取扱説明書をご覧ください。
絵で見る目次 1-2
室内
1
A タイプ B タイプ
センタードアロック スイッチ P. 4 - 7
サングラスポケット
P. 8 - 9
シーリングランプ
P. 8 -7
パワーウインドウ スイッチ P. 4 - 1 6
サンルーフ スイッチ
P. 4 - 1 9
ロックスイッチ
P.4-18
ルームランプ&マップランプ P. 8 - 6 13-3313-39
サンルーフ スイッチ
P.4-19
サンバイザー
P. 8 -2
バニティーミラー
P. 8 - 2
ルームミラー
P. 7 - 3
発炎筒 P.13-9
SRS サイドエアバッグ P.5-37
シート P. 5 - 2
装備仕様の違いやメーカーオプションなども含んでいます。
*別冊の三菱マルチコミュニケーションシステム (MMCS) 取扱説明書をご覧ください。
ハンズフリーマイク*
室内
J00100303186
1-3 絵で見る目次
室内
1
ラゲッジルームランプ P. 8 - 7 13-3313-40
リヤパーソナルランプ
P. 8 -6 13-3313-39
SRS カーテンエアバッグ P.5-37
シートベルト P.5-21 アジャスタブルシート
ベルトアンカー P.5-24
後席 9 インチワイド液晶ディスプレイ*
アームレスト(セカンドシート用)P.5-10 カップホルダー(セカンドシート用)P. 8 - 11
[ロング(5 ドア車)]
ラゲッジフロアボックス
P. 8 -1 1
床下収納式サードシート P.5-12
[ロング(5 ドア車)]
アームレスト(リヤシート用)P.5-10 カップホルダー(リヤシート用)P. 8 - 11
[ショート(3 ドア車)]
カップホルダー(サードシート用)P. 8 - 11
[ロング(5 ドア車)]
装備仕様の違いやメーカーオプションなども含んでいます。 *別冊の取扱説明書をご覧ください。
絵で見る目次 1-4

ラゲッジルーム

1
ショート(3 ドア車)
ジャッキ P.13-9 ジャッキハンドル P. 1 3 - 9 工具 P. 1 3 - 9
リヤシェルフ P.8-13
停止表示板固定バンド P. 8 -1 3
ラゲッジフック
P.8-14
ロング(5 ドア車)
アクセサリーソケット
P. 8 -2
リヤウインドウ ウォッシャー液注入口
P. 11 - 2
スペアタイヤガーニッシュ 固定ボルト P. 1 3 - 1 6
サイドボックス
P. 8 -1 1
AC パワーサプライ P. 8 -3
ジャッキ
P.13-9
ラゲッジフック P. 8 - 1 4
ジャッキハンドル P.13-9
工具 P.13-9
装備仕様の違いやメーカーオプションなども含んでいます。
ラゲッジルーム
J00100601648
1-5 絵で見る目次

外まわり

1
サンルーフ P. 4 - 1 9
パワーウインドウ P.4-16
リヤサイド・クォーターウインドウ P. 4 - 18 アンテナ P.10-2
レインセンサー P.6-49
フロントワイパー P. 6 - 4 8
キーレスエントリー P. 4 -3
エンジンフード(ボンネット)
P.4-22
ドアミラー P. 7 - 4 アプローチランプ P. 4 - 9 13-31
ヘッドライト P.6-3813-3113-34
方向指示灯/非常点滅灯 P. 6 - 4 6 13-31
サイドアンダーミラー P. 7 -5
フロントフォグランプ P.6-4713-3113-36
ヘッドライトウォッシャー P.6-52
装備仕様の違いやオプションなども含んでいます。
車幅灯(除く,ディスチャージヘッドライト 付き車)P.6-38,13-31,13-35
方向指示灯/非常点滅灯 P.6-4613-3113-35
車幅灯(ディスチャージヘッドライト付き車) P.6-3813-31
オートマチックハイビーム (AHB) カメラ P.6-41
外まわり
J00100403536
絵で見る目次 1-6
外まわり
1
ハイマウントストップランプ P.13-3113-38
リヤワイパー P.6-52
スペアタイヤ P.13-16
バックドア P. 4 - 9
フューエルリッド(燃料補給口)
P.4-23
番号灯 P. 6 - 3 8 13-3113-38
タイヤ,ホイールのサイズ P.14-10 タイヤの空気圧 P.14-11 タイヤ交換 P.13-18 タイヤローテーション P. 11 - 3 タイヤチェーン P.12-5
リヤビューカメラ P. 7 - 4 1
リヤフォグランプ P.6-47,13-31,13-37
スペアタイヤガーニッシュ
(ライセンスプレート一体型)
P.13-16
ショート(3 ドア車) ロング(5 ドア車)
方向指示灯/非常点滅灯 P.6-4613-3113-37
方向指示灯/非常点滅灯 P.6-4613-3113-37
制動灯 P.13-3113-37 尾灯 P.6-3813-31
13-37
後退灯 P.13-3113-37
制動灯 P. 1 3 - 3 1 13-37 尾灯 P. 6 - 3 8 13-3113-37
後退灯
P.13-3113-37
装備仕様の違いやオプションなども含んでいます。
1-7 絵で見る目次

エンジンルーム

1
警告
3000 モデル
エンジンオイル注入キャップ
オートマチックトランスミッション オイルレベルゲージ
ブレーキ液タンク
バッテリー
P.13-21, 14-8
ヒューズボックス
P.13-26
コンデンスタンク
(冷却水)P.13-23
フロントウォッシャー タンク P. 1 1- 2
ラジエーターキャップ
P.13-23
エンジンオイルレベルゲージ
パワーステアリング オイルタンク
3200 モデル
エンジンオイル注入キャップ
ブレーキ液タンク
バッテリー P.13-21, 14-8
ヒューズボックス
P.13-26
コンデンスタンク
(冷却水)P.13-23
フロントウォッシャー タンク P. 1 1- 2
ラジエーターキャップ
P. 1 3 - 2 3
エンジンオイル レベルゲージ
パワーステアリング オイルタンク
エンジンルーム
J00100502686
点検や交換した後は,工具や布などをエンジンルームに置き忘れていないことを確認してください。
万一の場合,故障や火災になるおそれがあります。
絵で見る目次 1-8
2

安全なドライブのために

お車のご使用前に知っておいていただきたいこと,守っていただきたい「警告」「注意」をまとめて記載しています。 重要ですので,しっかりお読みください。
日常点検 ............................................................................... 2-2
出発前は ............................................................................... 2-3
お子さまを乗せるときは ...................................................... 2-5
走行するときは .................................................................... 2-8
走行中に異常に気づいたら ................................................ 2-10
オートマチック車の取り扱い ..............................................2-11
4WD 車の取り扱い ............................................................. 2-14
駐停車するときは ............................................................... 2-14
こんなことにも注意 ........................................................... 2-15
セルフ式ガソリンスタンドを利用するときは ................... 2-17

日常点検

2
日常点検

点検,整備を忘れずに

日常点検整備と定期点検整備は,お客
様の責任において実施していただく ことが法律で義務付けられています。 事故や故障を未然に防ぐため必ず実 施してください。
日常点検整備は,長距離を走行すると
きや,洗車,給油時などにお客様自身 で行う点検整備です。
日常点検整備の項目および点検のし
かたについては,別冊の「メンテナン スノート」に記載してありますので必 ずお読みください。
J00200101921
サービスリマインダー
次回定期点検までの残り月数と残り 距離をお知らせする機能です。 定期点検時期に近づくと,エンジンス イッチを LOCK から ON にしたときに
メーター内のスパナマークが数秒間 表示され,定期点検時期であることを お知らせします。 「サービスリマインダー」P. 6 - 4
やけどをするおそれがありますので, 各部が十分冷えてから点検してくだ さい。
排気ガスなどが定められた基準に合
うように調整されていますので,アイ ドリング回転数などのエンジン調整 は三菱自動車販売会社で行ってくだ さい。

ラジエーターやコンデンスタ ンク(冷却水)が熱いときは

ラジエーターやコンデンスタンク(冷
却水)が熱いときは,ラジエーター キャップを外さないでください。 蒸気や熱湯が吹き出しやけどをする おそれがあります。
サービスリマインダーが点灯したら
三菱自動車販売会社で定期点検整備 を受けてください。
2-2 安全なドライブのために

エンジンルームを点検すると きは

エンジン回転中はエンジンルームに
手を入れないでください。 手や衣服がドライブベルトなどに巻 き込まれるおそれがあります。
エンジンルーム内の部品には高温に
なるものがあります。

燃料は指定されたものを補給

J00202001823
ガソリン車は必ず指定のガソリンを,
ディーゼル車は必ず指定の軽油を補 給してください。 ガソリン車は JIS または揮発油の品質
の確保に関する法律が定めたガソリ ン規格に適合している,「い い!ス リー」や「バイオ・ガソリン」などの バイオ燃料混合ガソリンを使用する こともできます。 「メンテナンスデータ:燃料の量と
種類」P. 1 4 - 2

出発前は

2
つぎのものは使用しないでください。
ガソリン車:
軽油,粗悪ガソリン,高濃度アルコー ル混合燃料,水分除去剤,三菱自動 車純正以外のガソリン添加剤
ディーゼル車:
ガソリン,粗悪軽油,混合率が 7%を 超えるバイオディーゼル燃料,アル
コール系燃料,水分除去剤,三菱自 動車純正以外の軽油添加剤
三菱自動車販売会社で点検を受けて ください。
いつもと違う音,臭い,振動がする
とき
ブレーキ液が不足しているとき
地面に油の漏れたあとが残っている
とき
出発前は
J00200201355

燃料の入った容器やスプレー 缶類を車の中に持ち込まない

燃料の入った容器やスプレー缶類を
車の中に持ち込まないでください。 容器が破裂したり,蒸発ガスに引火し 爆発するおそれがあります。
使用したり,水やその他の油脂類(薬 品類)が混入するとつぎのような状態 になるおそれがあります。
エンジンの始動性悪化
ノッキングの発生
エンジン出力の低下
排気制御システムの機能不良
燃料系部品の損傷による燃料漏れ
白煙の発生(ディーゼル車)
噴射系部品の損傷(ディーゼル車)

三菱自動車販売会社で点検を 受けて

J00202100175
つぎの場合は車が故障しているおそ
れがあります。 そのままにしておくと走行に悪影響 をおよぼしたり,思わぬ事故につなが るおそれがあります。

シートベルトは必ず着用

運転する前に必ずシートベルトを着
用してください。 「シートベルト」P.5-21
同乗者にもシートベルトを着用させ
てください。

窓越しにエンジンをかけない

正しい運転姿勢で運転席に座り,エン
ジンをかける習慣をつけましょう。
セレクターレバーが の位置にある
ことを確認します。 いずれの場合も思わぬ事故を避ける ため,ブレーキペダルを右足でしっか り踏んでエンジンをかける習慣をつ けてください。 「エンジンのかけ方」P. 7 - 7
安全なドライブのために 2-3
出発前は
2

運転席の足元付近を点検

ブレーキペダルの下に物がころがり
込むと,ブレーキ操作ができなくなる おそれがあります。 出発前に運転席の足元付近を点検し てください。
フロアマットはペダルに引っかから
ないよう,車にあったものを正しく敷 いてください。 「フロアマット」P.8-15
正しく敷かないと,ペダル操作の妨げ になり,重大な事故につながるおそれ がありますので,つぎのことをお守り ください。
ずれないよう固定クリップで確実に
固定する。
ペダルをおおわない。
重ねて敷かない。
アクセルペダルの下に敷かない。

ルーフレールに直接荷物を積 まない

荷くずれを起こして思わぬ事故につ
ながるおそれがあります。走行安全 上,ルーフレールに直接荷物を積んだ り,不用意にロープをかけないでくだ さい。
ルーフに荷物を積むときは,専用の
ルーフキャリアを使用してください。 その際は,重心が片寄らないようにバ ランスよく積んでください。

荷物を積むときは

荷物はできるだけ低くし,シートの高
さ以上に積まないでください。 後方の確認ができなくなったり,急ブ レーキをかけたとき,荷物が前方に飛 び出してケガをするなど思わぬ事故 につながるおそれがあります。 また,コーナリングのとき,車の揺れ が大きくなり,思わぬ事故につながる おそれがあります。
重い荷物はできるだけ前の方に積ん
でください。 後ろの方が重くなるとハンドルが不 安定になります。
荷物は荷くずれしないようにしっか
りと固定してください。
2-4 安全なドライブのために

お子さまを乗せるときは

2
外気取り入れ口
周囲が囲まれた換気の悪い場 所でエンジンをかけたままに
そのままにしておくと,車内の換気が 十分にできずガラスが曇り,視界が悪 くなるおそれがあります。
しない
周囲が囲まれた換気の悪い場所でエ
ンジンをかけたままにしないでくだ さい。 排気ガスが車内や建物内などに充満 して,ガス中毒になるおそれがありま す。
やむを得ないときは,換気を十分に
行ってください。
お子さまがシートベルトやチャイル
ドシートを使用せずにインストルメ ントパネルの前に立っていたり,助手 席に正しい姿勢で座っていなかった りすると,SRS エアバッグが膨らむ
際,SRS エアバッグにより,命にかか わる重大な傷害を受けるおそれがあ
ります。

フロントガラス前部の雪,落ち 葉などは取り除く

フロントガラス前部の外気取り入れ
口に雪,落ち葉などが付いているとき は取り除いてください。
お子さまを乗せるときは
J00200302601

お子さまは後席に座らせる

助手席ではお子さまの動作が気にな
り運転の妨げになるだけでなく,お子 さまが運転装置にふれて,重大な事故 につながるおそれがあります。
やむを得ず助手席にお子さまを乗せ
るときでも,つぎのことをお守りくだ さい。
必ずシートベルトを着用する
シートをできるだけ後方に下げる
シートに深く腰かけて,背もたれに
背中がついた正しい姿勢で座らせる

お子さまにもシートベルトを 必ず着用させる

ひざの上にお子さまを抱かないでく
ださい。 急ブレーキをかけたときや衝突した ときなど,腕だけでは十分に支えるこ とができず,お子さまが重大な傷害を 受けるおそれがあります。
安全なドライブのために 2-5
お子さまを乗せるときは
2
後席でも必ずシートベルトを着用し
てください。

お子さまにはチャイルドシー トを使用する

シートベルトを着けたとき,肩部ベル
トが首,あご,顔などに当たる場合や, 腰部ベルトが腰骨にかからないよう な小さなお子さまには,体格に合った チャイルドシートを使用してくださ い。 「チャイルドシート」P.5-27
通常のシートベルトでは,衝突のとき 強い圧迫を受け,シートベルトにより 重大な傷害を受けるおそれがありま す。
6 才未満のお子さまはチャイルドシー
トの使用が法律で義務付けられてい ます。
2-6 安全なドライブのために

お子さまの安全のための装備

お子さまの安全のため,つぎのような
装備があります。 使い方を一度お読みになって,お子さ まの安全にお役立てください。
ISO*1FIX 対応チャイルドシート 固定専用バーおよびテザーアン カー
*1
ISO International Standardization Organization(国際標準化機構)の略
語です。
ISO FIX 規格に対応したチャイルド
*2
*2
シート バーおよびテザーアンカーです。 この固定専用バーおよびテザーアン カーを使用するときは,チャイルド シートを車両のシートベルトで固定 する必要はありません。 ISO FIX 対応チャイルドシート固
定専用バーおよびテザーアンカーで の取り付け方」P.5-35
お客様のお車用として認可を受けた チャイルドシートのみ使用できます。
を取り付けるための固定専用
セーフティー機構付パワーウイ ンドウ
万一,お子さまが手や首などをはさん
だとき,自動的にドアガラスが少し下 がります。 「セーフティー機構」P.4-18
セーフティー機構付サンルーフ
A
万一,お子さまが手や首などをはさん
だとき,自動的にサンルーフが少し開 きます。 「セーフティー機構」P.4-20
ロックスイッチ
ロックスイッチを ON にすると,助手
席,後席のパワーウインドウスイッチ を操作してもドアガラスは開閉でき なくなります。 「ロックスイッチ」P.4-18
チャイルドプロテクション
ロング(5 ドア車)
ドアにあるレバーを施錠側にしてお
くと,後席ドアが車内から開けられな くなります。
お子さまを乗せるときは
2
「チャイルドプロテクション(後席 ドア安全施錠装置)」P. 4 - 8

ドア,ウインドウ,サンルー フ,シートの操作は大人が行う

手や顔などをはさまないよう注意し
て操作してください。
お子さまが誤って操作しないよう,パ
ワーウインドウにはロックスイッチ をお使いください。

窓やサンルーフから手や顔を 出させない

窓やサンルーフから手や顔を出して
いると,車外の物などに当たったり, 急ブレーキをかけたとき,重大な傷害 を受けるおそれがあります。

お子さまをシートベルトで遊 ばせない

お子さまをシートベルトで遊ばせな
いでください。 ベルトを身体に巻き付けたりして遊 んでいると,窒息などの重大な傷害を 受けるおそれがあります。 万一,シートベルトが外せなくなった ときは,はさみなどでベルトを切断し てください。

車から離れるときはキーを抜 いてお子さまも一緒に

お子さまだけを車内に残さないでく
ださい。 炎天下での車内は高温となり,熱中症 になるおそれがあります。
キーを差したままにしておくと,お子
さまのいたずらにより,パワーウイン ドウなど電装品の誤った操作,車の発 進,火災など,重大な事故につながる おそれがあります。
安全なドライブのために 2-7

走行するときは

2
車をバックさせるときは目で後方を
確認してください。 バックミラーでは確認できない死角 があります。

お子さまを荷室で遊ばせない

荷室は人が乗る構造になっておりま
せん。 お子さまを乗せたり,遊ばせたりしな いでください。 万一の場合,重大な事故につながるお それがあります。
走行するときは
J00200401751

発進するときは

駐車後や信号待ちなどで停車したあ
とは,子どもや障害物など,車のまわ りの安全を十分確認してから発進し てください。
2-8 安全なドライブのために

同乗者はシートを倒して寝こ ろばない

走行中,同乗者はシートを倒して寝こ
ろばないでください。 シートを倒して寝ころんでいると,急 ブレーキをかけたときや衝突したと きなど,身体がシートベルトの下にも ぐり込み,重大な傷害を受けるおそれ があります。

走行中はエンジンを止めない

走行中にエンジンを止めると,ブレー
キの効きが悪くなったり,ハンドルが 非常に重くなるため,思わぬ事故につ ながるおそれがあります。
走行するときは
2

急発進,急加速,急ブレーキ, 急ハンドルは避けて

急ブレーキや急ハンドルは車両のコ
ントロールができなくなり,思わぬ事 故につながるおそれがあります。 スピードを控えめにし,ハンドルやブ レーキ操作を慎重に行い安全運転に 心がけてください。
タイヤがすり減っていたり,空気圧が
適正でないと,スリップしたり,ハイ ドロプレーニング現象を起こしやす くなります。

雨天時や水たまりを走行する ときは

J00202200277
雨天時やぬれた道路ではスピードを
控えめにし,ハンドルやブレーキ操作 を慎重に行い安全運転に心がけてく ださい。 特に雨の降りはじめは路面が滑りや すいため注意してください。
水たまり走行後や洗車後,ブレーキに
水がかかると一時的にブレーキの効 きが悪くなることがあります。 ブレーキの効きが悪いときは,前後の 車や道路状況に十分注意して低速で 走行しながらブレーキの効きが回復 するまで数回ブレーキペダルを軽く 踏み,ブレーキを乾かしてください。
わだちなど水のたまっている場所を
高速で走行すると,ハイドロプレーニ ング現象を起こしやすくなります。
ハイドロプレーニング現象とは
水のたまっている道路を高速で走行
するとき,あるスピード以上になると タイヤが路面の水を排除できず,水上 を滑走する状態になり,車のコント ロールが効かなくなる現象。

冠水路などはできるだけ走行 しない

J00204801098
水深 70cm 以上の冠水した道路や深い
水たまりなどは走行しないでくださ い。エンスト,電装品のショート,エ ンジン破損などの原因になります。
やむをえず冠水路などを走行し,水に 浸かったときは,必ず三菱自動車販売 会社で点検を受けてください。

下り坂ではエンジンブレーキ を併用

J00202300803
ぬれた道路や凍結した道路での急激
なエンジンブレーキは避けてくださ い。 スリップして重大な事故につながる おそれがあります。
長い下り坂でフットブレーキのみを
多く使用すると,ベーパロックや フェード現象を起こし,ブレーキの効 きが悪くなることがあります。 坂の勾配に応じて必ずエンジンブ レーキを併用してください。
安全なドライブのために 2-9

走行中に異常に気づいたら

2
エンジンブレーキとは
走行中,アクセルペダルから足を離し
たときにかかるブレーキ力のことで, 低速ギヤほどよく効きます。 スポーツモード走行中に 3 速,2 速ま
たは 1 速に入れてください。
ベーパロックとは
ブレーキ液がブレーキの摩擦熱によ
り過熱されて沸騰することにより気 泡が発生し,ブレーキペダルを踏んで も気泡を圧縮するだけでブレーキが 効かなくなる現象。
フェード現象とは
ブレーキパッドの摩擦面が過熱され
ることにより摩擦力が低下し,ブレー キの効きが悪くなる現象。

ブレーキペダルをフットレス トがわりにしない

ブレーキペダルに常に足をのせ,フッ
トレストがわりにすることは避けて ください。
J00202400022
ブレーキ部品が早く摩耗したり,ブ レーキが過熱して,効きが悪くなるお それがあります。

スタック(立ち往生)したとき は

J00202601281
スタックしたときは,必要以上にアク
セルペダルを踏み込んだり,むやみに タイヤを空転させないでください。 駆動系部品およびタイヤの損傷につ ながるおそれがあります。また,車両 の飛び出しによる思わぬ事故につな がるおそれがあります。 「タイヤがスリップして発進できな
い」P.13-5

寒冷時にブレーキの効きが悪 くなったときは

J00202700139
寒冷時や雪道走行ではブレーキ装置
に付着した雪や水が凍結し,ブレーキ の効きが悪くなることがあります。 ブレーキの効きが悪いときは,前後の 車や道路状況に十分注意して低速で 走行しながらブレーキの効きが回復 するまで数回ブレーキペダルを軽く 踏み,ブレーキを乾かしてください。

段差などを通過するときは

J00203300015
段差などを通過するときは,できるだけ ゆっくり走行してください。 段差や凹凸のある路面を通過するときの 衝撃によりタイヤおよびホイールを損傷 するおそれがあります。
走行中に異常に気づいたら
J00200500856

万一,走行中にエンストしたと きは

走行中にエンストしたときは,運転操
作に変化がおきますので,つぎの点に 注意して車を安全な場所に止めてく ださい。
ブレーキ倍力装置が働かなくなるた
め,ブレーキの効きが非常に悪くな ります。 通常よりブレーキペダルを強く踏み 続けてください。 ブレーキペダルから足を離し,再び 踏み直すと,ブレーキの効きがさら に悪くなります。
万一,スピードが落ちないときは,駐
車ブレーキを慎重にかけてくださ い。 このときも,ブレーキペダルは強く 踏み続けてください。
2-10 安全なドライブのために

オートマチック車の取り扱い

2
パワーステアリング装置が働かなく
なるため,ハンドルが非常に重くな ります。

走行中にタイヤがパンクまた はバースト(破裂)したときは

走行中にタイヤがパンクまたはバー
ストすると,車両のコントロールがで きなくなるおそれがあります。 ハンドルをしっかり持ち,徐々にブ レーキをかけてスピードを落として ください。
つぎのようなときは,パンクやバース
トが考えられます。
ハンドルがとられるとき
異常な振動があるとき
車両が異常に傾いたとき

車体床下に強い衝撃を受けた ときは

車体床下に強い衝撃を受けたときは,
すぐに安全な場所に車を止めて下ま わりを点検してください。 ブレーキ液や燃料の漏れ,損傷などが あると,思わぬ事故につながるおそれ があります。 漏れや損傷などが見つかったときは, そのまま使用せず三菱自動車販売会 社にご連絡ください。
オートマチック車の取り扱 い
J00200600554

オートマチック車の特性

キックダウンとは
走行中にアクセルペダルを深く踏み
込むと,自動的に低速ギヤに切り換わ り急加速ができます。これをキックダ ウンといいます。

ブレーキペダルは右足で

左足でのブレーキ操作は,緊急時の反
応が遅れるなど適切な操作ができず, 重大な事故につながるおそれがあり ます。

警告灯が点灯または点滅した ときは

警告灯が点灯または点滅したときは,
安全な場所に停車し,適切な処置をし てください。 「警告灯が点灯または点滅したとき
は!」P.13-2 点灯または点滅したまま走行すると,
思わぬ事故を引き起こしたり,エンジ ンなどを損傷するおそれがあります。
クリープ現象とは
セレクターレバーを , 以外に入れ
ると動力がつながった状態となり,ア クセルペダルを踏まなくても車が ゆっくりと動き出すオートマチック 車特有の現象。

エンジンをかける前に

J00201100455
アクセルペダルとブレーキペダルの
踏み間違いを防ぐため,各ペダルの位 置を右足で確認してください。
安全なドライブのために 2-11
オートマチック車の取り扱い
2
ブレーキペダル
アクセルペダルをブレーキペダルと 間違えて踏んだり,両方のペダルを同 時に踏んでしまうと,車が急発進し, 重大な事故につながるおそれがあり ます。

エンジンをかけるときは

J00201200283
ブレーキペダルを右足で踏んだまま
エンジンをかけます。 アクセルペダルを踏まないとエンジ ンがかかりにくいときは,エンジンを かけてから足をブレーキペダルに踏 みかえます。 「エンジンのかけ方」P. 7 - 7
セレクターレバーが の位置にある
ことを確認してください。
2-12 安全なドライブのために

エンジン始動後

J00201300024
エンジン始動直後は,自動的にエンジ
ン回転数が高くなり,クリープ現象が 強くなります。 ブレーキペダルをしっかり踏んでく ださい。

セレクターレバーを操作する ときは

J00201400230
ブレーキペダルを右足で踏んだまま
セレクターレバーを操作します。
アクセルペダルを踏み込みながらセ
レクターレバーを操作しないでくだ さい。 急発進し,重大な事故につながるおそ れがあります。 また,トランスミッションの故障の原 因になります。
に入れるとブザーが鳴ります。
ブザーは車の外には聞こえませんの で注意してください。

発進するときは

J00201500039
発進するときは,ブレーキペダルから
徐々に足を離し,アクセルペダルを ゆっくり踏み込んでください。
2
停車中は,むやみに空ぶかしをしない
でください。 万一,セレクターレバーが , 以外 に入っていた場合,思わぬ急発進の原 因になります。
オートマチック車の取り扱い

走行中は

J00201600421
走行中は,セレクターレバーを に入
れないでください。 エンジンブレーキがまったく効かな くなり,思わぬ事故につながるおそれ があります。 また,誤って , に入れてしまった 場合,トランスミッションの故障の原 因になります。

停車中は

J00201700031
エアコン作動時などは,自動的にエン
ジン回転数が高くなり,クリープ現象 が強くなります。 ブレーキペダルをしっかり踏んでく ださい。

駐車するときは

J00201800579
駐車するときは,ブレーキペダルを踏
んだまま駐車ブレーキを確実にかけ, セレクターレバーを に入れます。
車が完全に止まらないうちに に入
れると,急停止してけがをするおそれ があります。 また,トランスミッションの故障の原 因になります。
車から離れるときは,必ずエンジンを
止め,キーを抜いてください。 エンジンをかけたままにしておくと, 万一,セレクターレバーが , 以外 に入っていた場合,クリープ現象で車 がひとりでに動き出したり,乗り込む ときに誤ってアクセルペダルを踏み, 急発進するおそれがあります。

その他に気をつけること

J00201900118
車を少し移動させるときでも,正しい
運転姿勢をとり,ブレーキペダルとア クセルペダルが確実に踏めるように してください。
少しだけ後退したときなどは,セレク
ターレバーが に入っていることを 忘れてしまうことがあります。 後退した後は,すぐに から または
に戻す習慣をつけましょう。
車を後退させるときは,身体を後ろに
ひねった姿勢になり,ペダルの操作が しにくくなります。 ブレーキペダルが確実に踏めるよう に注意してください。
安全なドライブのために 2-13

4WD 車の取り扱い

2
切り返しなどで から , から
と何度もレバーを操作するときは, そのつどブレーキペダルをしっかり と踏み,車を完全に止めてから行って ください。 車が動いているうちに や に入れ ると,トランスミッションの故障の原 因になります。
乾いた舗装道路を「4HLc」ま た は
4LLc」で走行すると燃料の消費量が
多くなったり,騒音,タイヤの早期摩 耗を発生することがあります。 また,駆動系部品に無理がかかり,オ イル漏れや焼き付きなど重大な故障 の原因となるおそれがあります。必ず
4H」または「2H」で走行してくださ
い。

長時間のアイドリングは避け る

長く停車するときは,エンジンを止め
てください。 燃料の無駄使いであると同時に,騒音 や排気ガスにより周辺への迷惑とな ります。
4WD 車の取り扱い
J00200800064

4LLc」で走行するときは

オートマチック車は,「4LLc」では約
70km/h を超えないようにしてくださ
い。 オートマチックトランスミッション 保護のため,エンジン制御が働くこと があります。

乾いた舗装道路および高速道 路は「4H」または「2H」で

乾いた舗装道路は「4H」または「2H
で走行してください。特に乾いた高速 道路は絶対に「4HLc」または「4LLc
で走行しないでください。
2-14 安全なドライブのために

駐停車するときは

J00200701220

燃えやすいものの近くには車 を止めない

枯草や紙など燃えやすいものの近く
には車を止めないでください。 走行後の排気管は高温になっている ため,火災になるおそれがあります。

車から離れるときは

車が無人で動き出したり,盗難にあう
おそれがありますので,車から離れる ときは必ずつぎのことをお守りくだ さい。
駐車ブレーキをかける。
セレクターレバーを に入れる。
エンジンを止める。
キーを抜き,ドアを施錠する。
また,施錠していても車内に貴重品を 置いたままにしないでください。

車を移動するときは必ずエン ジンを始動する

エンジンがかかっていないと,ブレー
キの効きが非常に悪くなったり,ハン ドルが非常に重くなるため,思わぬ事 故につながるおそれがあります。

こんなことにも注意

2
坂道で車を移動させるときも,必ずエ ンジンをかけてください。

仮眠するときは必ずエンジン を止める

排気ガスが車内に侵入して,ガス中毒
になるおそれがあります。
無意識にシフトレバーやセレクター
レバーを動かしたり,アクセルペダル の踏み込みにより,不用意な発進など 重大な事故につながるおそれがあり ます。
無意識にアクセルペダルを踏み続け
たときに,オーバーヒートを起こした り,エンジンや排気管などの異常過熱 により,火災事故が発生するおそれが あります。

坂道に駐車するときは

坂道に駐車するときは,駐車ブレーキ
を確実にかけ,セレクターレバーを
に入れてください。さらに輪止めを すると効果があります。 輪止めは三菱自動車販売会社でお買 い求めください。 輪止めがないときは,タイヤを固定で きる大きさの石などで代用できます。
急な坂道での駐車は避けてください。
無人で車が動き出すなど,思わぬ事故 につながるおそれがあります。

雪が積もった場所や降雪時に 駐車するときは必ずエンジン を止める

エンジンがかかった状態で,車のまわ
りに雪が積もると排気ガスが車内に 侵入して,ガス中毒になるおそれがあ ります。
こんなことにも注意
J00200902506

運転中にハンズフリー以外の 携帯電話を使用しない

運転中,運転者はハンズフリー以外の
携帯電話を使用しないでください。使 用すると,周囲の状況に対する注意が おろそかになり,思わぬ事故につなが るおそれがあります。運転中,運転者 がハンズフリー以外の携帯電話を使 用することは法律で禁止されていま す。

オーディオなどの操作は停車 してから

走行中にオーディオまたは,カーナビ
ゲーションなどの操作をしないでく ださい。 操作に気をとられて思わぬ事故につ ながるおそれがあります。

ハンドルをいっぱいにまわし た状態を長く続けない

パワーステアリング装置が損傷する
おそれがあります。

喫煙しながらの運転は控える

喫煙しながらの運転は控えてくださ
い。 注意がおろそかになり,思わぬ事故を 招くことがあります。
安全なドライブのために 2-15
こんなことにも注意
2

車内にライター・炭酸飲料缶・ メガネなどを放置しない

強い直射日光にさらされると車内が
高温になるため,ライターなどの可燃 物は自然発火したり,炭酸飲料やビー ルなどの缶は破裂するおそれがあり ます。また,プラスチックレンズまた はプラスチック素材のメガネは変形, ひび割れをおこすおそれがあります。

灰皿を使用したあとは

灰皿を使用したあとは,マッチやタバ
コの火は確実に消し,必ず閉めてくだ さい。 万一の場合,火災になるおそれがあり ます。
アクセサリー取り付け時の注意 ウインドウフィルム装着時の
注意
ウインドウガラスなどにアクセサ
リーをつけたり,インストルメントパ ネルの上に芳香剤などを置かないで ください。 運転の妨げになったり,吸盤や芳香剤 の容器がレンズの働きをして火災な ど,思わぬ事故の原因となります。
塗装が施されている部分にはアクセ
サリーなどをつけないでください。 吸盤に含まれる特殊な成分により,塗 装面がはがれたり,変色したりするお それがあります。
市販の鏡面タイプのフィルムは使用しな いでください。 万一の場合バックドアのガラスに太陽光 線が反射し,火災など思わぬ事故の原因 となります。

タイヤ,ホイールは指定サイズ を使用

タイヤ,ホイールのサイズなどは三菱
自動車工業が国土交通省に届け出を しています。
2-16 安全なドライブのために

セルフ式ガソリンスタンドを利用するときは

2
指定サイズ以外のタイヤを使用した
り,種類の異なったタイヤを混ぜて使 用することは,安全走行に悪影響をお よぼしますので,避けてください。 「タイヤ,ホイールのサイズ」
P.14-10
4WD車は4つのタイヤに駆動力がかか
るため,必ず同一指定サイズ,同一種 類,同一銘柄および摩耗差のないタイ ヤを使用してください。サイズ,種類, 銘柄や摩耗度合の異なるタイヤを使 用すると,駆動系部品に悪影響をおよ ぼしたり,故障など思わぬ事故につな がるおそれがあります。
ホイールは,リムサイズやオフセット
(インセット)量が同じでも,車体に
干渉するため使えないときがありま す。 お手持ちのものを使われるときは,三 菱自動車販売会社にご相談ください。

違法改造はしない

法律で認められている改造以外は行
わないでください。 また,三菱自動車純正以外の部品を装 着すると,車の性能や機能に影響し, 思いがけない事故が発生するおそれ があります。
電装品などを取り付けるとき

ジャッキアップしたままエン ジンをかけない

ジャッキアップしたままエンジンを
かけると,ジャッキから車体が外れ, 重大な事故につながるおそれがあり ます。
電装品などを取り付けるときは,三菱
自動車販売会社にご相談ください。 配線が車体に干渉したり,保護ヒュー ズがないなど取付け方法が適切でな い場合,電子機器部品に悪影響をおよ ぼしたり,火災など思わぬ事故につな がるおそれがあります。
お客様のお車には,電子制御システム
の点検整備をするための故障診断コ ネクターが装備されています。 そのコネクターに,点検整備用の故障 診断機以外の機器を取り付けると,補 機用バッテリーが上がったり,車両の 電子機器に悪影響をおよぼすなど思 わぬトラブルの原因となりますので, 取り付けないでください。 また,故障診断機以外の取り付けによ る故障は,保証の対象外となることが あります。

無線機を取り付けるときは

無線機を取り付けるときは,必要な情
報(周波数,送信出力,取り付け条件) について三菱自動車販売会社にお問 い合わせください。 周波数,送信出力,取り付け条件など が適切でない場合,電子機器に悪影響 をおよぼしたり,思わぬ事故につなが るおそれがあります。
セルフ式ガソリンスタンド を利用するときは
J00201000409

燃料の取り扱いに注意

燃料を補給するときは火気厳禁です。
安全なドライブのために 2-17
セルフ式ガソリンスタンドを利用するときは
2
燃料は引火しやすいため火災や爆発 のおそれがあります。
必ずエンジンを止めてください。
たばこ,ライター,携帯電話などは
使用しないでください。
気化した燃料を吸わないように注意
してください。燃料には有毒な成分を 含んでいるものもあります。
給油中はドアおよびドアガラスを閉
めてください。車内に気化した燃料が 侵入するおそれがあります。
燃料をこぼさないように注意してく
ださい。塗装の変色,シミ,ひび割れ の原因になります。付着したときは, 柔らかい布などでふき取ってくださ い。

静電気は確実に除去する

フューエルキャップを外す前に車体
や給油機の金属部分に触れて,必ず身 体の静電気を除去してください。 静電気を帯びていると,放電による火 花で気化した燃料に引火するおそれ があります。
リッド(補給口)の開口,フューエル
キャップの取り外しなど,給油操作は 必ず一人で行い,補給口に他の人を近 づけないでください。 複数で行うと他の人が帯電していた 場合,気化した燃料に引火するおそれ があります。
2-18 安全なドライブのために
給油が終わるまで補給口から離れな
いでください。途中,シートに座るな どすると,再帯電するおそれがありま す。

フューエルキャップの取り扱 いに注意

フューエルキャップを開けるときは,
急激に回さないでください。燃料タン ク内の圧力により,補給口から燃料が 吹き返すおそれがあります。
フューエルキャップをゆるめたとき
にシューッという音がしたときは,音 がしなくなるまで待ってから,フュー エルキャップをゆっくり回してくだ さい。
フューエルキャップを閉めたときは,
確実に閉まっていることを確認して ください。確実に閉まっていないと燃 料が漏れ,火災になるおそれがありま す。
三菱自動車純正以外のフューエル
キャップは使用しないでください。

ガソリンスタンドの注意事項 を守る

ガソリンスタンドに掲示されている
注意事項を守ってください。
補給口に給油ノズルを確実に差し込
んでください。 給油ノズルが正しく差し込まれてい ないと,燃料がこぼれるおそれがあり ます。
給油ノズルが自動的に停止したら給
油を終了してください。 つぎ足しを繰り返すと燃料があふれ 出るおそれがあります。
給油方法についてご不明な点は,ガソ
リンスタンドの係員にご相談くださ い。
3

環境にやさしく快適なドライブのために

経済的な運転をするために .................................................. 3-2
機能を上手く使うために ...................................................... 3-2
環境保護のために守っていただきたいこと ......................... 3-3
Loading...
+ 300 hidden pages