Aprilia RSV 1000R FACTORY, RSV MILLE R User Manual [ja]

RSV 1000 R - RSV 1000 R FACTORY
8104693
© 2003 aprilia s.p.a. - Noale (VE)
初版 : 2003 6 月 再版 : 2003 9
発行と印刷 :
Via Risorgimento, 23/1 - Lugo (RA) - Italia Tel. +39 - 0545 35235 Fax +39 - 0545 32844 E-mail: deca@decaweb.it www.decaweb.it
監修 :
aprilia s.p.a.
via G. Galilei, 1 - 30033 Noale (VE) - Italia Tel. +39 - 041 58 29 111 Fax +39 - 041 44 10 54 www.aprilia.com
安全に関するお知らせ
本マニュアル中使用されている以下の メッセージ表示は、それぞれ次のようなこ とを表します:
安全に関する警告のマークです。この
マークが車体もしくはマニュアルに 記載されている場合には、傷害の危険があ りますので注意してください。このマーク のあとに記されている事項を遵守しない と、あなた自身の、他者のもしくは車体の 危険を招きます。
重大な傷害もしくは死亡の危険性がある ことを表します。
軽度の傷害もしくは車体への損傷の危険 性があることを表します。
重要: 本マニュアル中の 重要 とい
う用語は、大切なインフォメーションや使 用上の注意のはじめに記されています。
テクニカルインフォメーション
このマークの付いた操作は、車体の 反対側からも行われる必要があり
ます。 特に指示がない限り、パーツの組み付けは
取り外しの逆の手順で行なってください。 及びという用語は車体にライダー
が通常の位置で乗っていることを前提と したものです。
書類/工具入れカバーが ( パッセンジャー シートの代わりに ) 取り付けられている場 合は、パッセンジャーや荷物などの輸送は 禁止されています。
競技用走行のための調整は組織された競 技会やスポーツ大会においてのみ可能で あり、道路交通から隔離された場所で、管 轄当局の許可のもとでのみ実施できます。
競技用走行のための調整を行った車体を 道路および高速道路で走行することは、固 く禁止されています。
警告 - 注意 - 一般的注意事項
エンジンを起動させる前に本マニュアル をよく読み、特に 安全運転 の章をよく 読んでください。
ライダーおよび他の人々の安全は、ライ ダーの反応の素早さや機敏さだけでなく、 モーターサイクルについての理解、モー ターサイクルの整備状態、また安全運転の ための基本的知識などに負うところが大 きいのです。路上を安全に、そしてモー ターサイクルを適確に操作しながら走行 するために、車両を良く理解するようお薦 めします。
オーナーズマニュアル RSV 1000 R - RSV 1000 R FACTORY
2
重要: このマニュアルは車体構成の一
部分とみなされ、中古販売の際にも車体と ともに販売されます。
aprilia は情報の正確さ並びに新しさに関 して最大限の注意を払って、このマニュア ルを作成しました。しかしながら、aprilia 製品は常に開発改良の対象であることを 考えると、お手持ちの車体の特徴と本マ ニュアルの記述が多少違うことがあるか もしれません。本マニュアルに記載されて いる情報に関するどんな疑問点も、 aprilia 正規ディーラーにご相談くださ い。
このマニュアルでは詳しく記述していな い点検や修理、aprilia 純正パーツ、アク セサリーパーツ、その他の製品の購入に関 してはもちろん、技術的アドバイスについ ても aprilia 正規ディーラーにご相談くだ さい。適切で迅速なサービスをお約束しま す。
aprilia 製品をお選びいただいたことにお 礼を申し上げ、快適なライディングをなさ れるようお祈りいたします。
このマニュアルの電子記憶、複製、流用に 対しては、全面的・部分的に関わらず、ま たその媒体、国籍を問わず、当社が権利を 保有しています。
重要: 使用する国の現行の法律によっ
ては、公害防止及び防音規制にのっとり、 定期的検査を行う必要があります。
そのような国で車体を使用するユーザー は、以下のことを行って下さい:
- その国によって規定された部品との交換の
aprilia
際は、
わせ下さい。
正規ディーラーにお問い合
- 定期的検査を規定通り行って下さい。
重要: ご購入の際、スペアパーツ認識
ラベルに記載された車体識別データを下 表に記入してください。スペアパーツ認識 ラベルはフレームの左側にあります。読み 取る際はライダーシートを取り外してく ださい。77頁(ライダーシートの脱着)参照。
識別データは次のとおりです:
-
YEAR =
-
I.M. =
- 国別コード
A, ...)
スペアパーツやアクセサリーをお求めの 際は、ご使用のモデルに合うよう、これら のデータを aprilia 正規ディーラーにお知 らせください。
製造年
変更指標
=
(Y, 1, 2, ...) (A, B, C, ...)
認定を受けている国
(I, UK,
説明文中に出てくるシンボルの意味を以 下に示します:
RSV 1000 R RSV 1000 R
オプションパーツ
L
触媒コンバーター仕様
各国向け仕様:
+
イタリア
4
英国
>
オーストリア
M
ポルトガル
(
フィンランド
$
ベルギー
A
ドイツ
C
フランス
'
スペイン
)
ギリシャ
/
オランダ
6
スイス
&
デンマーク
,
日本
オーナーズマニュアル RSV 1000 R - RSV 1000 R FACTORY
ファクトリー
2
シンガポール
P
スロベニア
F
イスラエル
e
韓国
-
マレーシア
@
チリ
*
クロアツィア
#
オーストラリア
R
米国
g
ブラジル
1
南アフリカ共和国
K
ニュージーランド
%
カナダ
3
目次
安全に関するお知らせ ......................... 2
テクニカルインフォメーション ................. 2
警告 - 注意 - 一般的注意事項.................... 2
安全のための基本的ルール ................... 6
服装 ....................................... 9
アクセサリー .............................. 10
荷物 ...................................... 10
主要部品の配置
各部名称 .................................. 12
各部名称 .................................. 13
主要部品の配置 ........................ 14
各部名称 .................................. 14
各部名称 .................................. 15
操作装置とメーター類の配置 .................. 16
各部名称 .................................. 16
メーターパネル .............................. 17
各部名称 .................................. 17
メーターおよびインジケーター類
多機能コンピューター ...................... 20
主要操作装置 ................................ 27
右側ハンドルグリップ ...................... 27
左側ハンドルグリップ ...................... 27
イグニッションスイッチ .................... 28
ステアリングロック ........................ 29
補助装備 .................................... 30
パッセンジャーシートのロック/ロック解除.. 30 書類 / 工具キット入れカバーの取り外し /
り付け .................................... 31
書類/工具入れ ............................ 32
荷物固定用フック .......................... 32
特殊工具
アクセサリー .............................. 33
主要構成要素 ................................ 34
燃料 ...................................... 34
ブレーキオイル - 注意事項 .................. 35
ディスクブレーキ .......................... 36
フロントブレーキ .......................... 37
リアブレーキ .............................. 39
クラッチオイル - 注意事項 .................. 40
クラッチ .................................. 41
冷却液 .................................... 42
タイヤ .................................... 45
エンジンオイル ............................ 46
フロントブレーキレバーおよびクラッチレ
バーの調整 ................................ 47
リアブレーキペダルの遊びの調整 ............ 47
リアブレーキペダルおよびシフトペダルの調整 48
......................... 12
T
( ) ....... 18
............................. 33
J
/ 排気マフラー ................... 48
マフラー
モーターサイクル使用上の注意 ................ 49
車両への乗り降り ......................... 49
走行前の点検 ............................. 51
走行前の点検 ............................. 52
エンジンの始動 ........................... 53
発進と走行 ............................... 55
慣らし運転 ............................... 58
停止 ..................................... 59
パーキング ............................... 59
スタンドの立て方 ......................... 60
盗難防止のために ......................... 60
メンテナンス ................................ 61
定期点検整備表 ........................... 63
車体認識番号 ............................. 65
クリック固定輪と管締め用ネジによるジョ
イント ................................... 65
エンジンオイル量の点検と補充 ............. 65
エンジンオイルおよびエンジンオイルフィ
ルターの交換 ............................. 67
エアクリーナー ........................... 69
作業用リアスタンド付属ピンの装着 作業用リアスタンド使用法 J 作業用フロントスタンド使用法 J
フロントホイール ......................... 71
フロントブレーキキャリパー フロントブレーキキャリパー
リアホイール ............................. 76
ドライブチェーン ......................... 79
ライダーシートの脱着 ..................... 81
燃料タンクの起こし方 ..................... 81
サイドフェアリングの取り外し ............. 82
サイドパネルの取り外し ................... 82
フェアリング上部フロントカバーの取り外し . 83
バックミラーの取り外し ................... 83
フロントフェアリングの取り外し ........... 84
サイドスタンドの取り外し ................. 85
サスペンションの点検 ..................... 87
フロントサスペンション ................... 87
ハンドル用ショック・アブソーバー ......... 90
リアサスペンション ....................... 91
ブレーキパッドの摩耗の点検 ............... 93
スロットルケーブルの調整 ................. 94
スパークプラグ ........................... 95
サイドスタンドの点検 ..................... 97
バッテリー ............................... 98
ターミナルおよび電極の点検と清掃 ......... 98
バッテリーの取り外し ..................... 99
バッテリー液量の点検 .................... 100
T
......... 75
.... 70
J
............ 70
........ 71
.......... 74
バッテリーの充電 ........................ 100
バッテリーの取り付け .................... 101
バッテリーを長期間使用しない時 .......... 102
マイクロスイッチ類の点検 ................ 102
ヒューズの交換 .......................... 103
ヘッドライトの光軸調整 .................. 105
バルブ .................................. 106
メーターパネルのバルブの交換 ............ 106
ヘッドライトバルブの交換 ................ 107
ウィンカーライトバルブの交換 ............ 108
ナンバープレートランプバルブの交換 ...... 109
輸送の際の注意事項 .......................... 110
清掃 ........................................ 110
長期間の保管 ............................ 112
テクニカルデータ ............................ 113
指定油脂類表 ............................ 117
正規ディーラーおよびサービスセンター .... 118
正規輸入元 .............................. 119
正規輸入元 .............................. 121
正規輸入元 .............................. 122
- RSV 1000 R - RSV 1000 R
電装図
FACTORY
電装図索引
FACTORY
配線ケーブルの色分け .................... 124
.............................. 123
- RSV 1000 R – RSV 1000 R
.............................. 124
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4
安全のための基本的ルール
モーターサイクルを運転するには法律で 定められたすべての条件を備えているこ と ( 運転免許証、有資格年令、精神的・身 体的能力、保険、納税、車両の登録、ナン バープレート等 ) が不可欠です。
実際の運転によってモーターサイクルの 特性を知り、操作に慣れるために最初は交 通量の少ない地区か私有地で運転するよ うにお薦めします。
オーナーズマニュアル RSV 1000 R - RSV 1000 R FACTORY
6
医薬品、アルコール、麻薬、精神安定剤な どの服用は事故の危険を増大させます。 イダーは常に運転に相応しい健全な精神 的・身体的状態を維持するよう、特に肉体 的疲労や睡眠に充分な注意を払う必要が あります。
路上事故の多くはライダーの経験不足に 起因するものです。
モーターサイクルを初心者に貸したりし ないでください。いずれにしても、ライ ダーが運転に必要な資格と条件を備えて いることを確認してください。
国や自治体が定めた道路交通法、交通標識 を遵守してください。
ライダー自身および第三者のために、急な ハンドル操作や危険な運転 ( 前輪を浮かせ て走る、速度制限を守らない、など ) は避 けてください。また、常に路面や視界の状 態などに注意を払ってください。
障害物を避けて走行してください。モー ターサイクルに損傷を与え、コントロール を失わせる危険があります。
空気抵抗を減らす目的で先行車のすぐ後 ろを走行するようなことはやめてくださ い。
運転中は常に両手でハンドルを握り、両足
をフットレストに乗せて正しい運転姿勢
を保ってください。
運転中は絶対にシートから腰を上げたり、
足を伸ばしたりしないでください。
オーナーズマニュアル RSV 1000 R - RSV 1000 R FACTORY
7
OIL
COOLER
運転中に周囲の人や事物に気を取られた り、他の行為 ( 喫煙、飲食、読書など ) を することはやめてください。
オーナーズマニュアル RSV 1000 R - RSV 1000 R FACTORY
8
燃料やオイルは指定油脂類表に示された もののみを使用してください。また、燃料、 オイル、冷却液のレベルを定期的に点検し てください。
万一モーターサイクルが事故に遭ったり 衝突、転倒した際は、操作レバー、パイプ、 ケーブル、ブレーキ系統、重要部品などに 損傷がないことを確認してください。
必要ならば aprilia 正規ディーラーに検査 を依頼してください。フレーム、ハンドル、 サスペンション、安全装置、ユーザーでは 正常な状態か判断しにくい部分などを念 入りに点検します。
テクニカルサービスの調整、修理作業を万 全に行なうために、どのような不具合も漏 らさずお知らせください。
安全走行に支障をきたすような損傷を受 けたモーターサイクルは絶対に運転しな いでください。
A12
345
ONLY ORIGINALS
次のような部品の取り付け位置、傾き、色 などを絶対に変更しないでください:ナン バープレート、ウィンカーライト、ヘッド ライト、警告ホーンなど。
車両を改ざんした場合は正規保証外の扱 いになります。
改造されたり、オリジナルパーツを取り外 されたモーターサイクルは本来の性能を 失うだけでなく、安全性を損ない、法律に 触れることがあります。
国や自治体が定めた車両規定に従うよう お薦めします。
モーターサイクル本来の仕様を変更した り、性能を向上させるための改造は絶対に しないでください。
他の車両との競争をしないでください。 道路外での走行を避けてください。
服装
走行前にヘルメットをしっかりと着用し
てください。なお、ヘルメットは保安基準
認定品で、損傷などがなく、形やサイズが
適したものであり、バイザーに汚れのない
ことを確認してください。
服装は身体を保護する服を着用してくだ
さい。他の運転者から良く見える様に明る
い色か反射素材のものをお薦めします。衝
突される危険が減るだけでなく、転倒した
際にも身体を保護します。
服装は身体にぴったりするもので、手首、
足首の部分が締まる形のものをお薦めし
ます。紐、ベルト、ネクタイなどが緩んで
走行中に可動部分に巻き込まれ、運転に支
障を及ぼすことのないよう注意してくだ
さい。
オーナーズマニュアル RSV 1000 R - RSV 1000 R FACTORY
9
転倒の際に危険となるようなものをポ ケットに入れないでください。例えば: キー、ペン、ガラス瓶など、先の尖ったも の。( パッセンジャーについても同様です。)
オーナーズマニュアル RSV 1000 R - RSV 1000 R FACTORY
10
アクセサリー
モーターサイクルのオーナーはアクセサ リーの選択、取り付け、使用について責任 があります。
取り付けの際には、ライト、警告ホーンを 覆ったり、機能を損なわせたり、サスペン ション・ストロークやステアリングの角度 を制限したり、操作系の動作を妨げたり、 車高を下げたり、カーブでの傾斜角を小さ くさせるようなことのないよう注意して ください。
運転操作の邪魔になるようなアクセサ リーの使用は避けてください。緊急操作の 際の反応時間を遅らせ、事故の原因になり ます。
大型のフェアリングやウィンドスクリー ンを取り付けると、空気抵抗が増し走行中 に車体の安定を失う危険があります。
全てのアクセサリーが車体にしっかりと 固定され、走行に危険がないことを確認し
てください。電流容量を超えるような電装 パーツの追加、電気系統の改造はしないで ください。電気的負荷が過重になり、モー ターサイクルが突然停止したり、ライト類 や警告ホーンの動作に必要な電流が不足 する危険な事態を招きます。aprilia 純正 アクセサリーをお使いくださるようお薦 めします。
荷物
荷物は大きさと重量に注意して適切に搭 載してください。積荷は車両の重心に近 く、また左右の重量配分が等しくなるよう にします。そして積荷が車体にしっかりと 固定されていることを確認します。長距離 ツーリングの際は特に注意してください。
KG!
大きいもの、重いもの、危険なものをハン ドル、フェンダー、フロントフォークなど に吊り下げないでください。カーブでの モーターサイクルの反応が鈍くなる他、操 縦性が損なわれます。
車体の両脇に重い荷物やヘルメットを掛 けないで下さい。歩行者や障害物にあたっ て、車体のバランスを失う危険がありま す。
車体にしっかりと固定できない積荷は運 ばないでください。
後部の荷物ラックから大きくはみ出たり、 またライト類、ホーンなどを覆うような積 荷は運ばないでください。
荷物ラックや小物入れに子供や動物を載 せて運ばないでください。
オーナーズマニュアル RSV 1000 R - RSV 1000 R FACTORY
各荷物ラックの許容重量を超えないよう
にしてください。
過荷重になった車両は安定を失い、操縦性
も悪くなります。
11
主要部品の配置
RSV R
8 97 10 116
5
4
3
2
1
各部名称
1) サイドフェアリング・左側
2) ステアリングショックアブ
ソーバー、調整不可 ( ステア
6) クラッチオイルタンク
7) エンジンオイルフィルター
8) タンク下サイドカウル・左
リングショックアブソー バー、調整可能 J)
RSV R
3) ヘッドライト
4) フロントフェアリング
9) ライダーシート
10) バッテリー
11) メインヒューズケース
5) 左バックミラー
オーナーズマニュアル RSV 1000 R - RSV 1000 R FACTORY
12
(30A)
12
13
14
19
2021
12) パッセンジャーシート
ロック - 書類/工具入れカ バー
13) パッセンジャーフットレ
スト・左側 ( 開/閉、2 ポジ ション )
14) ドライブチェーン
15) スイングアーム
15161718
16) ライダーフットレスト・左 側
17) サイドスタンド
18) シフトペダル
19) エンジンオイルタンク
20) エンジンオイル量点検窓
21) エンジンオイルタンク キャップ
1398654 11 12107
3
14
2
1
各部名称
1) リアショックアブソーバー
2) パッセンジャーフットレス
ト・右 側 ( 開/閉、2 ポジショ ン )
3) テールライト
4) 書類/工具入れ
5) パッセンジャーシート ( 書類 /工具入れカバー )
21 1722
6) パッセンジャーベルト
7) コンピューターボックス
8) タンク下サイドカウル・右側
9) 燃料タンク
10) 冷却液エキスパンションタ ンクキャップ
11) 燃料タンクキャップ
12) エアクリーナー
181920
13) 右バックミラー
14) フロントブレーキオイルタ ンク
15) 二次ヒューズケース (15A)
16) 警告ホーン
17) サイドフェアリング・右側
18) エキスパンションタンク
19) リアブレーキオイルタンク
オーナーズマニュアル RSV 1000 R - RSV 1000 R FACTORY
15
16
20) リアブレーキポンプ
21) リアブレーキペダル
22) ライダーフットレスト・右 側
13
主要部品の配置
RFACT
8 97 10 116
5
4
3
2
1
各部名称
1) サイドフェアリング・左側
2) ステアリングショックアブ ソーバー、調整可能
3) ヘッドライト
4) フロントフェアリング
5) 左バックミラー
7) エンジンオイルフィルター
8) タンク下サイドカウル・左側
9) ライダーシート
10) バッテリー
11) メインヒューズケース(30A)
12) パッセンジャーシートロッ
6) クラッチオイルタンク
オーナーズマニュアル RSV 1000 R - RSV 1000 R FACTORY
14
19
2021
ク - 書類/工具入れカバー
15161718
13) パッセンジャーフットレス ト
14) ドライブチェーン
15) スイングアーム
16) ライダーフットレスト・左側
17) サイドスタンド
18) シフトペダル
12
13
14
19) エンジンオイルタンク
20) エンジンオイル量点検窓
21) エンジンオイルタンク キャップ
1398654 11 12107
3
14
2
1
各部名称
1) リアショックアブソーバー
2) パッセンジャーフットレス
ト・右 側 ( 開/閉、2 ポジショ ン )
3) テールライト
4) 書類/工具入れ
5) パッセンジャーシート ( 書類 /工具入れカバー )
21 1722
6) パッセンジャーベルト
7) コンピューターボックス
8) タンク下サイドカウル・右側
9) 燃料タンク
10) 冷却液エキスパンションタ ンクキャップ
11) 燃料タンクキャップ
12) エアクリーナー
181920
13) 右バックミラー
14) フロントブレーキオイルタ ンク
15) 二次ヒューズケース (15A)
16) 警告ホーン
17) サイドフェアリング・右側
18) 冷却液エキスパンションタ ンク
オーナーズマニュアル RSV 1000 R - RSV 1000 R FACTORY
15
16
19) リアブレーキオイルタンク
20) リアブレーキポンプ
21) リアブレーキペダル
22) ライダーフットレスト・右 側
15
操作装置とメーター類の配置
1
2
6
8
9
7
各部名称
1) クラッチレバー
2) イグニッションスイッチ/ステアリングロック ( -  -  )
3) メーターパネル
4) フロントブレーキレバー
5) スロットルグリップ
6) パッシングライト ( ) / LAP ボタン ( 多目的 )
7) ライトスイッチ ( - )
3
4
5
10 11
8) ウィンカーライトスイッチ (  )
9) 警告ホーンボタン ()
10) スターターボタン (  )
11) エンジンキルスイッチ ( - )
オーナーズマニュアル RSV 1000 R - RSV 1000 R FACTORY
16
メーターパネル
1 2
11
各部名称
1) タコメーター
2) レッドゾーン・インジケーター ( max ) レッド
3) ウィンカーライト・インジケーター () グリーン
4) ハイビーム・インジケーター () ブルー
5) サイドスタンド・インジケーター (h) オレンジ
6) 燃料警告灯 () オレンジ
7) モビライザー・インジケーター ( ) レッド ( イモビライザー搭載車両の場合 )
10
3 4 5 6 7
8
9
8) ニュートラルポジション・インジケーター (  ) グリーン
9) デジタルディスプレイ ( 冷却液温度、デジタルクロック、バッ テリー電圧、ストップウォッチ、自動診断 エンジンオイル警告 灯 ()
10) 警告ランプ・() レッド
11) マルチディスプレイ・プログラムボタン (+, Trip V, -)
オーナーズマニュアル RSV 1000 R - RSV 1000 R FACTORY
17
メーターおよびインジケーター類 ( )
エンジンを停止させたままイグニッションキーを「」に回すと、すべての警告灯は LED の作動点検のため点灯し、3 秒後に消灯しま す。このときいずれかの警告灯が点灯しない場合、aprilia 正規ディーラーにお問い合わせください。
名称 機能
分あたりの回転数を表示します。
rpm
タコメーター(
レッドゾーン・インジケーター
ウィンカーライト・インジケーター
ハイビーム・インジケーター
サイドスタンド・インジケーター
燃料警告灯
盗難防止装置
(
イモビライザーシステム搭載車両の場合
ニュートラルポジション・インジケーター
エラーランプ
(
イモビライザー)警告灯
エンジンの
エンジンの回転数が設定されたレッドゾーンに到達した時に点灯します。回転数の カスタム設定の方法は さい レッドゾーン回転数の設定が完了した時に の設定
“”
ウィンカーライトが作動中に点滅します。
ヘッドライトがハイビームの時やパッシングライト点灯の時に点灯します。
h
サイドスタンドが降りている時に点灯します。 燃料タンク内のガソリン残量が約
この場合はできるだけ速やかに燃料を補充してください。
盗難防止策としてエンジン停止中に点滅します。盗難防止システムが作動中である ことを表します。
)
ネ機能
ギアがニュートラルポジションにある時に点灯します。 エンジンを停止したままイグニッションキーを「」に回したとき、エラーランプ
は作動点検のため点灯します。 このときエラーランプが点灯しない場合、 ください。
ままの場合、以下のいずれかを意味します。「 ションシステムのエラーが検出された、「
h
」」マークは冷却液温度が高すぎることをそれぞれ示します。この場合、エンジ
ンを直ちに停止させ、
1
エンジン最大回転数を超えてはいけません( し運転」参照)。
レッドゾーンの設定(エンジン停止中に行なってくだ
参照。
)]
エンジン停止中に行なってください)]参照。またイグニッションキーを
(
の位置に回した時にも約3秒間点灯します。20頁(デジタルディスプレイ)参照。
25頁[
秒間点灯します。25頁[レッドゾーン
3
リットル になったときに点灯します。
4.5±1 34頁(
エンジンが連続 しますが、イモビライザーシステムは作動中です。
10
日間始動されない場合、警告灯は消灯
58
頁「慣ら
燃料)参照。
(
省エ
)
aprilia
エンジン点火後、
h
」」のうちいずれかが表示されエラーランプが点灯した
3
aprilia
正規ディーラーにお問い合わせください。
正規ディーラーにお問い合わせ
つのマーク「
efi
」マークはフューエルインジェク
」マークはエンジン油圧が低すぎる、
efi
」、「」、および
オーナーズマニュアル RSV 1000 R - RSV 1000 R FACTORY
18
名称 機能
走行中の現在速度、平均速度、最高速度記録を(キロメーターまたは マイル単位で 照。
キロメーターまたはマイル単位で積算走行距離、区間走行距離を表示 します。
エンジン冷却液の温度を表示します。20頁(デジタルディスプレイ 参照。
冷却液とは関係なく停止し、液温をさらに上昇させる原因となります。 冷却液温度が危険値まで上昇した場合には、エンジンを停止し、イグ
ニッションキーを 待ちます。その後、イグニッションキーを 液のレベルを点検します。
aprilia
を与えることがあります。
選択した設定に合わせて時間および分を表示します。 ディスプレイ
バッテリー電圧をボルトで表示します。20頁(デジタルディスプレイ 参照。
イグニッションスイッチを 約
いていの場合エンジンは動作し続けますが性能は制限されます。直ちに ディーラーにご相談ください。
デジタルディ スプレイ
スピードメーター
オドメーター・キロメーター/マ イル
(km - mi)
冷却液温度計
デジタルクロック
バッテリー電圧
ストップウォッチ 設定により、様々な時間計測が可能です。
自動診断
(km/h - MPH)
(ºC / ºF )
(V BATT)
選択表示できます。20頁(デジタルディスプレイ)参
)
イグニッションスイッチを せたままにしないで下さい。冷却ファンが、
の位置まで回して、冷却ファンが停止するまで
“”
42頁(
正規ディーラーにご相談ください。
参照。
)
冷却液温が許容値 て上昇した場合には、エンジンに重大な損傷
“”
efi
3
秒間
という文字が現れます。
それ以外の時に ボックスが何らかの異常を発見したことを示しています。た
)
“”
の位置にあわ
表示内容の切 り換え手順に ついては、
冷却液)参照。
””
(115 ºC-239 ºF)
の位置まで回して冷却
を超え
デジタル
20頁(
頁(デジタル ディスプレイ 参照。
)
の位置にあわせる度に、多機能ディスプレイ右側に、
efi
と表示された場合は、コンピューター
aprilia
正規
20
)
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19
2
1
多機能コンピューター
イグニッションキーを「」にすると、以 下のメーターパネルランプが 3 秒間点灯し ます:
- 多機能画面各部
- 全警告灯
- バックライト
タコメーターの針(1)はユーザーが設定 した最大回転数 (rpm) を指します。約 3 秒 後にレッドゾーン・インジケーター ( レッ ド )“max” (2) が消灯し、タコメーターの針 (1) が初期位置に戻ります。
初期点検の間、すべてのメーター類はそれ ぞれ現在の読み取り値を少しの間表示し ます。
水温の代わりに「ERR」メッセージがメー ターパネルに表示され、スタンドランプお よびレッドゾーン・インジケーターが点灯 し続けた場合、メーターパネルとエンジン コントロールユニット間の CAN ラインに
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20
通信障害があることを意味します。ディー ラーにお問い合わせください。
最初の 1,000 km を走行後、“SERVICE” と多機能画面に表示されます。その後は 10,000 km ごとに表示されます。
その際は定められた定期点検を aprilia 正 規ディーラーにご依頼ください。63 頁(定 期点検整備表 ) 参照。aprilia 正規ディー ラーに問い合わせ、63 頁(定期点検表)を 参照し定期点検表に記載されている車両 点検を受けてください。"SERVICE" 表示 をディスプレイから消去するには、キーオ ン時に 15 秒以上「+」および「-」ボタン を押し続けてください。
イグニッションキーが「」の位置にある とき、画面には以下のスタンダード値が表 示されます:
- 現在速度
-時計
- 冷却液温度
- オドメーター
測定単位の切り替え(km- マイル、km/h­MPHºC-ºF
TRIP/V」ボタンおよび「-」ボタンを同
時に 15 秒以上押し続けて、km とマイル および km/h MPH を切り替えてくださ い。
同様に、「TRIP/V」ボタンおよび「+」ボ タンを同時に 15 秒以上押し続けて、ºCºF を切り替えてください。
現在速度、最高速度、平均速度、および バッテリー電圧の表示
重要: 平均速度、最高速度およびバッ
テリー電圧は、車両停止中にのみ表示する ことができます。走行中は現在速度のみ表 示します。
イグニッションキーを「」の位置に回す と、現在速度が画面に表示されます。最高 速度(V max)、平均速度(AVS)、および バッテリー電圧を表示させるには、「+」ボ タンを押します。
+
現在速度
+
最高速度
+
平均速度
+
バッテリー電圧
+
最高速度(V max)および平均速度(AVS) をリセットするには、リセットする速度表 示を選択して「-」ボタンを 3 秒以上押し続 けます。
重要: 最高速度および平均速度は、最
終リセット時からの走行距離に基づいて 計算されます。
バッテリー電圧表示(ボルト表示)を変更 することはできず、バッテリー電圧はバッ テリーの作動状態を表示しています。
エンジン回転が 4,000 rpm でロービーム点 灯中にバッテリー電圧が 13 15V のとき、 充電システムは正常に作動しています。
メーターのバックライトの設定: メーターのバックライトの明るさは、予 め決められた 3 つのレベル(30%、70 %、100%)から 1 つを選んで設定する ことができます。バックライトの設定 は、イグニッションキーを「」にして 5 秒以内に「-」ボタンを押して行います。
-
明るさ 30
-
明るさ 70
-
明るさ 100
-
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オドメーターおよびトリップメーター(ト リップメーター1 およびトリップメーター 2)の表示
イグニッションキーを「」に回してオド メーターを表示させます。トリップメー ター(km /マイル)(トリップメーター 1 およびトリップメーター 2)に切り替える には、Trip/V ボタンを押します。
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TRIP/V
オドメーター
TRIP/V
トリップメーター 1
TRIP/V
トリップメーター 2
TRIP/V
トリップメーター 1 をリセットするには、 トリップメーター 1 を表示させ、「Trip/V」 ボタンを 3 秒以上押し続けます。
トリップメーター 2 をリセットするには、 トリップメーター 2 を表示させ、「Trip/V」 ボタンを 3 秒以上押し続けます。
重要: トリップメーターは最終リセッ
ト時からの走行距離を表示します。
トリップメーター 1 およびトリップメー ター 2 の値は、バッテリーを取り外すと 消去されます。
冷却液温度表示
- センサーが 度を検出するとき、「
- センサーが
)の冷却液温度を検出するとき、実際の
ºF
温度が表示されます。
- 冷却液温度が
のとき、点滅表示します。さらに、警告
ºF)
灯( )が点灯し、危険な状態を示します。
- 冷却液温度が 点滅表示します(この場合も警告灯が点灯 します)。
34 ºC(93 ºF
35 ºC(95 ºF)~114 ºC(237
115 ºC (239 ºF)~135 ºC (275
135 ºC (275 ºF)
)以下の冷却液温
」が表示されます。
---
以上のとき、
メーターパネルのエラーランプ( )が点 灯するとき、冷却液温度センサーが損傷し ているまたは切断されていることを表し、 温度表示ができません。この場合、aprilia 正規ディーラーにお問い合わせください。
温度測定範囲:35 ~ 135 ºC(95 275 ºF
デジタル時計の設定: デジタル時計は、画面の一番上に表示され
ます。 時計は、キーが「」に設定されていると
きのみ表示されます。
重要: 時計の設定は、キーが「」に 設
定されており車両停止中にのみ行うこと ができます。
時間設定
時間表示が点滅し始めるまで「+」およ び「-」ボタンを 3 秒以上押し続けます。
+」および「-」ボタンを使って希望の時
間に設定します。
いずれかのボタンを押し続けると、現在 の設定が毎秒 1 単位増加/減少します。
TRIP/V」ボタンを 3 秒以上押し続けて、
時間を確定します。時計は分設定モード に自動的に切り替わります。
分設定
+」および「-」ボタンを押して、現在の
設定を 1 分ずつ増加/減少させます。 いずれかのボタンを押し続けると、現在 の設定が毎秒 1 単位増加/減少します。
分表示が点滅を止めるまで「TRIP/V」ボ タンを 3 秒以上押し続けて、新しい設定 を確定します。
時計設定はバッテリーを取り外すと消 去されます。
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6
ストップウォッチ ストップウォッチはサーキットでの周回
タイム計測などに利用できます。データは メモリーされるので後で確認することが できます。
ストップウォッチモードでは時刻の機 能は使用できません:
ストップウォッチの表示:
LAP」ボタンを押しながら「TRIP/V」ボ
タンを 3 秒以上押し続けます。時計表示 部に「01 す。
ストップウォッチの非表示:
LAP」ボタンを押しながら「TRIP/V」ボ
タンを 3 秒以上押し続けます。表示が時 計表示に戻ります。
ストップウォッチの開始:
LAP」ボタン(1)を押してすぐに放し
ます。ボタンを一回押すと、ラップタイ ムの計測が開始します。 ラップタイムの計測が始まって 10 秒以
LAP
00’00”00”」が表示されま
内に再度「LAP」ボタンを押すと、計測 がリセットされ、再び計測を開始しま す。 もう一回「LAP」ボタンを押すと、新た にラップタイムの計測が始まります。前 のラップタイムは記録され、ラップ番号 と共に(左上角に)10 秒間表示されます。 10 秒後、ストップウォッチは 2 番目の ラップタイムおよびラップ番号表示に 切り替わります。
重要: 最大 40 件までのタイムがメモ
リーできますが、それを超えてメモリーが 一杯になったら、「LAP」ボタン(1)を押 しても新たな計算は開始されず、記録され た 40 件のラップタイムが自動的に表示さ れます。 以下の手順で記録された 40 件のラップタ イムを消去すると、ストップウォッチはリ セットされます。 ストップウォッチ機能に入り、「LAP」ボ タ ン(1)を押しながら 3 秒以上「-」ボタン を押し続けます。
メモリーが消去されると、ストップウォッ チは初期表示「 ます。
記録されたラップタイムは、バッテリーを 取り外すと消去されます。
記録されたラップタイムの照会:
ストップウォッチ機能に入り、「TRIP/V」 ボタンを 3 秒以上押し続けます。「+」ボ タン(前進スクロール)および「-」ボタ ン(後退スクロール)を押して、ラップ タイムをスクロールします。 ストップウォッチ機能に戻るには、
TRIP/V」ボタンを 3 秒以上押し続けま
す。
01
LAP
00’00”00”」に戻り
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1
2
自動診断
1) イグニッションスイッチを の位置
に回したとき、約 3 秒間 れます。
それ以外の時に "efi" と表示され同時に警 告灯 ( ) が点灯した場合は、コンピュー ターボックスが何らかの異常を発見した ことを示しています。たいていの場合エン ジンは動作し続けますが性能は制限され ます。直ちに aprilia 正規ディーラーにご 相談ください。
と表示さ
efi
エンジンオイル警告灯
イグニッションキーを「」の位置にあわ せる度に、エンジン油圧警告灯が約 3 秒間 点灯します。
エンジン始動後エンジンオイル油圧警告 灯 LED "" と警告灯 ( ) が点灯し続け る場合、または通常運転の間に点灯する場 合は、エンジンオイル系統の油圧が適当な 値でないことを示しています。エンジンを 直ちに停止させ、aprilia 正規ディーラー にお問い合わせください。
レッドゾーンの設定 ( エンジン停止中に行 なってください )
エンジン回転数がこの設定値を超えると、 メーターパネル上のレッドゾーン・インジ ケーター ( レッド ) (1) が点滅します。
重要: レッドゾーン・インジケーター
の作動基準となるレッドゾーンは、エンジ ンが停止中で、オドメーターが表示されて いるときにのみ設定可能です。レッドゾー ンの設定範囲は、2,000~ 12,000 rpmです。
工場出荷時の設定は、6,000 rpm です。 設定されているレッドゾーンを確認する
場合は、「TRIP/V」ボタンを 3 秒以上押し 続けます。タコメーターの針(2)が、設 定されている値を 3 秒間指します。
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1
設定方法 :
イグニッションキーを「」に回します。
しばらくの間、メーターパネルの点検が 行われます。
TRIP/V」ボタンを 3 秒以上押し続ける
と、タコメーターの針(2)がレッドゾー ンの現在の設定値を指します。
タコメーターの針(2)がレッドゾーン の現在の設定値を指している 3 秒以内 に、希望の設定値に変更してください。
設定の変更には「+」ボタンを押してく ださい。軽くボタンを押すと、回転数が 100 rpm ずつ増えます。少し長く押すと、 回転数は 1,000 rpm ずつ増えます。
針は最大値(12,000 rpm)に到達すると、 自動的に 0 に戻ります。
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最後に「+」ボタンを押して 3 秒経過する と、新しいレッドゾーンが記録されま す。針(2)が 0 に戻ると同時にレッド ゾーン警告灯(1)が 3 秒間点灯し、設 定が完了したことを確認することがで きます。
設定中にエンジンを始動させると、最後 に記録されたレッドゾーンが保持され ます。また、設定中にバッテリーを取り 外してしまっても新しい設定値は記録 されず、最後に記録された値が保持され ます。
主要操作装置
右側ハンドルグリップ
重要: インジケーター、ライト等の電装
パーツはイグニッションキーが の位置 にないと機能しません。
1) エンジンキルスイッチ ( - )
走行中には絶対にこのエンジンキルス イッチ  - を操作しないでくだ さい。
このスイッチは安全のため、または緊 急時に使用します。
このスイッチが の位置にあると きはエンジンを始動できます。 の位置に押すとエンジンが停止しま す。

1
2
エンジンが停止していてもイグニッショ
ンスイッチが の位置にあるとバッ テリーが放電します。
エンジン停止後はイグニッションスイッ チを の位置に戻してください。
2) スターターボタン ()
このスターターボタン“” を押すと、ス ターターモーターが作動しエンジンを 始動させます。 エンジン始動の手順に ついては 53 頁( エンジンの始動) 参照。
左側ハンドルグリップ
重要: インジケーター、ライト等の電装
パーツはイグニッションキーが の位置 にないと機能しません。
3) 警告ホーンボタン (  ) このボタンを押すと警告ホーンが鳴り ます。
4) ウィンカーライトスイッチ () 左側にターンする時は左へスイッチし ます。右側にターンする時は右へス イッチします。
ウィンカーを停止するにはこのスイッチ を押します。
5) ディマースイッチ ( - ) "" の位置にある時は常にパーキ ングライト、メーターパネルライト、 ロービームライトが点灯しています。
"" の位置にある時はハイビーム ライトが点灯します。
エンジンを始動させる前に、ディマー スイッチが「」の位置にあること を確認します。
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3 4 5
6
6) パッシングライト () / LAP ボタン ( 多目的 )
重要: 機能設定に関しては 20 頁 ( デジ
タルディスプレイ ) 参照。
緊急時や合図が必要な時にこのボタン を押すとハイビームライトが点滅しま す。このボタンと「TRIP/V」ボタンを 同時に押すと、ストップウォッチを作 動させます。
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重要: パッシングを停止するにはボタ
ンを放します。
イグニッションスイッチ
イグニッションスイッチ (1) は両ハンドル バーの中央部に位置しています。
重要: イグニッションキーはイグニッ
ションスイッチ/ステアリングロックの 他に、燃料タンクキャップ、書類/工具入 れのキーも兼ねています。
納車時には計 2 本のキー (1 本はスペア キー ) がついています。
重要: スペアキーは車両と別の場所に
保管してください。
重要: イグニッションスイッチを
の位置にするとライト類が自動的に点灯 します。 ライト類を消灯するには、イグニッション スイッチを の位置に戻します。
ステアリングロック
走行中は絶対にキーを の位置に回さな いでください。車体のコントロールを失う 危険があります。
機能 ステアリングロックは次の手順で行なっ
てください :
ハンドルを左側いっぱいに切ります。
キーを ” の位置に回します。
キーを押しながらの位置に回します。
キーを引き抜きます。
キー位置 機能 キーの抜取り
抜取り可能。 キーを抜き 取った後、イ モビライザー システムが作 動。( 搭載車両 の場合 )
抜取り可能。 キーを抜き 取った後、イ モビライザー システムが作 動。( 搭載車両 の場合 )
抜取り不可 能。
抜き取り可 能。キーを抜 き取った後、 イモビライ ザーシステム が作動。( 搭載 車両の場合 )
ステアリン
グロック
ステアリン グがロック され、エンジ ン、ライト共 機能しない。
エンジン、ラ イト共機能 しない。
エンジン、ラ イト共機能 できる。
ステアリン グがロック した状態。エ ンジンは機 能しない。フ ロントとリ アのパーキ ングライト が点灯。
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補助装備
3 2
1
パッセンジャーシート (2) をロックするに は:
パッセンジャーシート後部のフック (4) をリアフェアリングのバー (5) に差し込 みます。
パッセンジャーベルト(3) を前にずらし、 パッセンジャーシートの後部をベルト が正しい位置にあるか確かめながら下 ろします。
シートの前方をカチッという音がする まで押して閉めます。
2
5
3
4
パッセンジャーシートのロック/ロック 解除
スタンドを使って車体を立てます。60 ( スタンドの立て方 ) 参照。
キー (1) をシートロックの鍵穴に挿し込 みます。
パッセンジャーシート (2) のパッセン ジャーベルト (3) 外します。
キー (1) を反時計回りに回します。
パッセンジャーシート (2) の後部を持ち 上げます。
パッセンジャーシートを取り外します。
重要: パッセンジャーシート (2) を下げ
てロックする前に、書類/工具入れの中に キーを置き忘れていないか確認してくだ さい。
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運転を始める前にパッセンジャーシート (2) が確実にロックされているか確認して ください。
重要:
R 市場では、 バージョンは シングルシートにのみ使用できます。した がって、車両装備にはパッセンジャーシー トは含まれていません。
車両後部の内側に便利な書類 / 工具キット 入れが付いています。カバーを取り外すだ けで使用できます。
重要: 書類 / 工具キット入れカバーは、
パッセンジャーシート (2) として使用でき ます。
書類 / 工具キット入れカバー付きの車両を 使用する場合は、前述のようにパッセン ジャーシートを取り外す必要があります。
組み立て要領に関しては 31 頁 ( 書類 / 工具 キット入れカバーの取り外し / 取り付け ) を参照してください。
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