Yamaha DGX-630 User Manual [ja]

取扱説明書
キーボードスタンドの組み立て方
キーボードスタンドの組み立て方については、 この取扱説明書の10ページをご覧ください。
JA

安全上のご注意

ご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」をよくお読みください。
ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、お客様や他の方々への危害や財産への損害 を未然に防止するためのものです。必ずお守りください。
お子様がご使用になる場合は、保護者の方が以下の内容をお子様にご徹底くださいますようお願いいたしま す。 お読みになったあとは、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。
記号表示について
この製品や取扱説明書に表示されている記号には、次のような意味があります。
「ご注意ください」という注意喚起を示します。
 〜しない でくださいという「禁止」を示します。 
「必ず実行」してくださいという強制を示します。
「警告」と「注意」について
以下、誤った取り扱いをすると生じることが想定される内容を、危害や損害の大きさと切迫の程度を明示す るために、「警告」と「注意」に区分して掲載しています。
この表示の欄は、「死亡す る可能性または重傷を負
警告
う可能性が想定される」 内容です。
注意
この表示の欄は、「傷害を 負う可能性または物的損 害が発生する可能性が想 定される」内容です。
この製品の内部には、お客様が修理 / 交換できる部品はありません。点検や修理は、必ずお買い上げの楽器 店または巻末のヤマハ電気音響製品サービス拠点にご依頼ください。
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DGX-630 取扱説明書
警告
電源 / 電源アダプター
電源は必ず交流 100V を使用する。
エアコンの電源など交流 200V のものがあります。 誤って接続すると、感電や火災のおそれがあります。
必ず実行
電源アダプターは、必ず指定のもの (PA-5D または ヤマハ推奨の同等品 ) を使用する。
必ず実行
必ず実行
禁止
(異なった電源アダプターを使用すると ) 故障、発熱、 火災などの原因になります。
電源プラグにほこりが付着している場合は、ほこり をきれいに拭き取る。
感電やショートのおそれがあります。
電源アダプターコードをストーブなどの熱器具に近 づけたり、無理に曲げたり、傷つけたりしない。ま た、電源コードに重いものをのせない。
電源アダプターコードが破損し、感電や火災の原因に なります。
分解禁止
この製品の内部を開けたり、内部の部品を分解した り改造したりしない。
感電や火災、けが、または故障の原因になります。異
禁止
常を感じた場合など、点検や修理は、必ずお買い上げ の楽器店または 巻末のヤマハ電 気音響製品サ ービス 拠点にご依頼ください。
水に注意
本体の上に花瓶や薬品など液体の入ったものを置か ない。また、浴室や雨天時の屋外など湿気の多いと ころで使用しない。
禁止
禁止
内部に水などの液体が入ると、感電や火災、または故 障の原因 になりま す。入っ た場合は、すぐに 電源ス イッチを切り、電源プラグをコンセントから抜いた上 で、お買い上げの楽器店または巻末のヤマハ電気音響 製品サービス拠点に点検をご依頼ください。
濡れた手で電源プラグを抜き差ししない。
感電のおそれがあります。
火に注意
本体の上にろうそくなど火気のあるものを置かな い。
ろうそく などが倒れた りして、火災の原因 になりま
禁止
す。
異常に気づいたら
電源アダプターコード / プラグがいたんだ場合、ま たは、使用中に音が出なくなったり異常なにおいや 煙が出たりした場合は、すぐに電源スイッチを切り、
必ず実行
電源プラグをコンセントから抜く。
感電や火災、または故障のおそれがあります。至急、 お買い上げ の楽器店または 巻末のヤマハ 電気音響製 品サービス拠点に点検をご依頼ください。
電源 / 電源アダプター
電源プラグを抜くときは、電源アダプターコードを 持たずに、必ず電源プラグを持って引き抜く。
電源アダプターコードが破損して、感電や火災の原因
必ず実行
になることがあります。
注意
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DGX-630 取扱説明書
必ず実行
禁止
設置
禁止
禁止
禁止
必ず実行
必ず実行
必ず実行
長期間使用しないときや落雷のおそれがあるとき は、必ずコンセントから電源プラグを抜く。
感電や火災、故障の原因になることがあります。
たこ足配線をしない。
音質が劣化したり、コン セント 部が 異常発 熱し て火災 の原 因にな るこ とがあります。
直射日光のあたる場所 ( 日中の車内など ) やストー ブの近くなど極端に温度が高くなるところ、逆に温 度が極端に低いところ、また、ほこりや振動の多い ところで使用しない。
本体のパネルが変形したり、内部の部品が故障したり する原因になります。
テレビやラジオ、ステレオ、携帯電話など他の電気 製品の近くで使用しない。
楽器本体または テレビやラジオ などに雑音が生 じる場合があり ます。
不安定な場所に置かない。
本体が転倒して故障したり、お客様や他の方々がけが をしたりする原因になります。
本体を移動するときは、必ず電源アダプターコード などの接続ケーブルをすべて外した上で行なう。
コードをいためたり、お客様や他の方々が転倒したり するおそれがあります。
この機器を電源コンセントの近くに設置する。
電源プラグに容易に手の届く位置に設置し、異常を感 じた場合にはすぐに電源スイッチを切り、電源プラグ をコンセントから抜いてください。また、電源スイッ チを切った状態でも微電流が流れています。この製品 を長時間使用しないときは、必ず電源プラグをコンセ ントから抜いてください。
指定のスタンドを使用する。また、付属のネジがある 場合は必ずそれを使用する。
本体が転倒し破損したり、内部の部品を傷つけたりす る原因になります。
接続
他の機器と接続する場合は、すべての機器の電源を 切った上で行なう。また、電源を入れたり切ったり する前に、必ず機器のボリュームを最小にする。さ
必ず実行
らに、演奏を始める場合も必ず両機器のボリューム を最小にし、演奏しながら徐々にボリュームを上げ ていき適切な音量にする。
感電または機器の損傷の原因になることがあります。
手入れ
本体を手入れするときは、ベンジンやシンナー、洗 剤、化学ぞうきんなどは使用しない。
本体のパネルや鍵盤が変色 / 変質する原因になりま
禁止
す。お手入れには、乾いた柔らかい布をご使用くださ い。
使用時の注意
本体のすき間に手や指を入れない。
お客様がけがをするおそれがあります。
禁止
パネル、鍵盤のすき間から金属や紙片などの異物を 入れない。
感電、ショート、火災や故障の原因になることがあ
禁止
禁止
禁止
ります。入った場合は、すぐに電源スイッチを切り、 電源プラグをコンセントから抜いた上で、お買い上 げの楽器店または巻末のヤマハ電気音響製品サービ ス拠点に点検をご依頼ください。
本体上にビニール製品やプラスチック製品、ゴム製 品などを置かない。
本体のパネルや鍵盤が変色 / 変質する原因になりま す。
本体の上にのったり重い ものをのせたりしない。ま た、ボタンやスイッチ、入 出力端子などに無理な力 を加えない。
本体が破損したり、お客様 や他の方々がけがをした りする原因になります。
DGX-630 取扱説明書
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大きな音量で長時間ヘッ ドフォンを使用しない。
聴覚障 害の原 因にな りま
禁止
す。
データの保存
作成したデータの保存とバックアップ
パネル上で設定された一部のデータは電源を切ると 消えてしまいます。保存しておきたいデータはレジ ストレーションメモリー (90 ページ ) に保存してく
必ず実行
ださい。
また、保存したデータは故障や誤操作などのために 失われることがあります。大切なデータは、USB 記 憶装置 / コンピューターなどの外部機器に保存して ください。(99、100、109 ページ )
USB 記憶装置 / 外部メディアのバックアップ
保存したUSB 記憶装置 / 外部メディアの万一の事故 に備えて、大切なデータは予備の USB 記憶装置 / 外 部メディアにバックアップとして保存されることを
必ず実行
おすすめします。
● データが破損したり失われたりした場合の補償はいたしかねますので、ご了承ください。
● 不適切な使用や改造により故障した場合の保証はいたしかねます。
使用後は、必ず電源スイッチを切りましょう。 電源スイッチを切った状態 ( 電源スイッチが「STANDBY 」の状態 ) でも微電流が流れています。スタンバイ時の消費電力は、最小限の値で設計されてい
ます。この製品を長時間使用しないときは必ず電源アダプターのプラグをコンセントから抜いてください。
・ この取扱説明書に掲載されているイラストや画面は、すべて操作説明のためのものです。したがって実際の仕様と異なる場合があります。
・ 本製品には、株式会社リコーの Bitmap Font が使われています。 ・ Windows は、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標です。
・ その他、本書に記載されている会社名および商品名などは、各社の登録商標または商標です。 ・「MIDI」は社団法人音楽電子事業協会 (AMEI) の登録商標です。
音楽を楽しむエチケット
楽しい音楽も時と場所によっては、大変気になるものです。隣近所への配慮を充分にいたしましょう。 静かな夜間には小さな音でもよく通り、特に低音は床や壁などを伝わりやすく、思わぬところで迷惑を かけてしまうことがあります。夜間の演奏には特に気を配りましょう。窓を閉めたり、ヘッドフォンを ご使用になるのも一つの方法です。お互いに心を配り、快い生活環境を守りましょう。
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DGX-630 取扱説明書
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著作権について

内蔵ソングの3曲については権利者から適正な許諾を得て使用しています。
曲名
作詞作曲者名:
Copyright © 1949 (Renewed 1976) by Famous Music Corporation International Copyright Secured All Rights Reserved
曲名 : 作曲者名
Copyright Owner’s Name
All Rights Reserved, Unauthorized copying, public performance and broadcasting are strictly prohibited.
この製品は、ヤマハ(株)が著作権を有する著作物やヤマハ(株)が第三者から使用許諾を受けている著作物を内蔵または付属しています。その著作物とは、 すべてのコンピュータープログラムや、伴奏スタイルデータ、MIDIデータ、WAVEデータ、音声記録データ、楽譜や楽譜データなどのコンテンツを含
みます。ヤマハ(株)の許諾を受けることなく、個人的な使用の範囲を越えて上記プログラムやコンテンツを使用することについては、著作権法等に基づ き、許されていません。
ヤマハ(株)および第三者から販売もしくは提供されている音楽/サウンドデータは、私的使用のための複製など著作権法上問題にならない場合を除いて、 権利者に無断で複製または転用することを禁じられています。ご使用時には、著作権の専門家にご相談されるなどのご配慮をお願いします。
Mona Lisa from the Paramount Picture CAPTAIN CAREY, U.S.A. Words and Music by Jay Livingston and Ray Evans
Against All Odds Collins 0007403
EMI MUSIC PUBLISHING LTD AND HIT & RUN MUSIC LT D
曲名
作詞作曲者名:
Copyright © 1961 ; Renewed 1989 Gladys Music (ASCAP) Worldwide Rights for Gladys Music Administered by Cherry Lane Music Publishing Company, Inc. International Copyright Secured All Rights Reserved
Can’t Help Falling In Love from the Paramount Picture BLUE HAWAII Words and Music by George David Weiss, Hugo Peretti and Luigi Creatore

パネルに印刷されているロゴ

GMシステムレベル1
「GMシステムレベル1」は、メーカーや機種が異なった音源でも、ほぼ同じ系統の音色で演奏が再現される
ことを目的に設けられた、音源の音色配列やMIDI機能に関する一定の基準のことです。
「GMシステムレベル1」に対応した音源やソングデータには、このGM マークがついています。
XGライト
「XGlite」はヤマハの高品位な音源フォーマットである「XG」の簡易( ライト)版です。「XG」のソングデー
タを「XGlite」マークの付い た音源を使って手軽に再生して楽しむことができます 。ただし、「XGlite」で はコントロールできるパラメーターやエフェクトなどに一部制限がありますので、「XG」のソングデータが
元のデータと異なって聞こえる場合があります。
XF
「スタンダードMIDI ファイル」をより拡張し、時代と共に複雑化、高度化していくコンピューター周辺機器
に対応させ、歌詞表示などを可能にしたヤマハ独自のMIDIファイルフォーマットです。
スタイルファイル
スタイルファイルフォーマットとは、ヤマハの自動伴奏機能のノウハウを集大成した統一フォーマットで す。
USB
USB とは、Universal Serial Bus (ユニバーサルシリアルバス)の略で、コンピューターと周辺機器を接続 するためのシリアルインターフェースです。また、コンピューターの電源を入れたまま周辺機器との接続が
できます。
DGX-630 取扱説明書
このたびはヤマハ DGX-630をお買いもとめいただき、
まことにありがとうございます。
DGX-630のさまざまな機能を十分に活用するために、
この取扱説明書をよくお読みになってからご使用ください。
なお、読み終わったあとも、不明な点が生じた場合に備えて、
保証書とともに大切に保管していただきますようお願いいたします。

付属品(お確かめください)

ごあいさつ
DGX-630 本体には、以下のものが付属しています。ご確認ください。
・取扱説明書(本書) ・電源アダプター (PA-5Dまたはヤマハ推奨の同等品) ・和文シート ・譜面立て ・CD-ROM ・保証書 ・キーボードスタンド ・フットスイッチ
DGX-630 取扱説明書

〜DGX-630のおすすめ機能〜

自然な弾き心地を実現したGHS(グレードハンマースタンダード)鍵盤
グランドピアノを探求して開発されたGH(グレードハンマー )鍵盤の基本理念をそのままに低音部と高音部とでは
微妙に違う鍵盤タッチを再現しました。豊かで自然な弾き心地をつくりだしています。
■パフォーマンスアシスタント  39ページ
この機能をオンにして、ソングを鳴らします。そして鍵盤を弾くと…? どの 鍵盤を弾いても外れた音が鳴りません! 両手をじゃんけんのパーの形にして 右手と左手で交互に鍵盤をおさえても、なんだかオリジナルの曲を演奏してい るように聞こえます。気をつけることといえば、ソングのリズムに合わせて弾 くことだけ。両手を使って、ピアニスト気分で演奏しましょう。
指一本でOK!
両手の演奏はちょっと…という方もご安心。なんとこの楽器には、指一本でメ ロディーが弾ける心強い機能が搭載されています。好きな鍵盤をポンポンと指 で押さえるだけで、ソングのメロディーが弾けます。
■いろいろな楽器音で弾く 19ページ
この楽器では、鍵盤を弾いたときに鳴る音を、バイオリン、フルート、ハープ など、さまざまな楽器の音に変えられます。ピアノのために作られた曲をバイ オリンの音で演奏すると、またちがった味わいを楽しめるように、楽器を変え ることで一つの曲からさまざまな表情を引き出せます。
■スタイル(伴奏)を鳴らしながら鍵盤を弾く 28ページ
賑やかに演奏したい、という人は、スタイル(自動伴奏)を使ってみてください。 スタイルとは、簡単に言うとバックバンドのようなものです。ワルツや8ビー ト、ユーロトランスなど、さまざまなジャンルのリズムを鳴らすことができる ので、それに合わせて弾いてみてください。演奏がぐっと華やかになります。
■譜面表示でラクラク演奏 37ページ
選んだソングを再生すると、その譜面を表示します。曲の進行に合わせて譜面 の表示も進むので、譜面を見ながらスムーズに演奏できます。譜面には歌詞や コード*も表示されます。
* ソングデータに歌詞やコード情報が含まれていない場合は、譜面を表示させても歌詞や
コードは表示されません。
DGX-630 取扱説明書
もくじ
著作権について............................................................................6
パネルに印刷されているロゴ..................................................... 6
付属品(お確かめください) .........................................................7
〜DGX-630のおすすめ機能〜 .................................................8
演奏の準備 10
キーボードスタンドの組み立て方.......................... 10
電源の準備................................................................................. 13
ヘッドフォン/外部出力端子について.................................... 13
フットスイッチの接続(SUSTAIN端子 ) ............................... 13
ペダルユニットの接続(PEDAL UNIT端子) ......................... 14
コンピューターとの接続(USB端子 ) ..................................... 15
電源を入れる............................................................................. 15
各部の名称 16
フロントパネル.........................................................................16
リアパネル................................................................................. 17
クイックガイド
表示言語(Language)を切り替える 18
いろいろな楽器音で弾いてみよう 19
楽器音(ボイス)を選んで弾いてみよう................................... 19
2つの楽器音(ボイス)を重ねて弾いてみよう........................ 20
右手と左手で違う楽器音(ボイス )を弾く ...............................21
グランドピアノの音で弾いてみよう...................................... 22
面白い音を鳴らそう 23
ドラムキット(打楽器音 )を鳴らそう ...................................... 23
おもしろい効果音(SFXキット)を鳴らそう ..........................23
メトロノームを使おう 24
メトロノームを鳴らす............................................................. 24
メトロノームのテンポを設定する..........................................24
拍子の数(分子 )と 1拍の音符(分母) を設定する.................... 25
ベル音を設定する..................................................................... 26
メトロノームの音量を設定する..............................................26
スタイル(自動伴奏)を鳴らしてみよう 27
スタイル(自動伴奏 )のリズムを選ぼう................................... 27
スタイルを鳴らして自分も演奏しよう.................................. 28
コードの押さえ方..................................................................... 32
ソングの使い方 33
ソングを選んで聞いてみよう.................................................. 33
ソングを早送り、巻戻し、一時停止するには....................... 34
ソングのテンポを変えたい場合は..........................................34
デモソングで試してみよう...................................................... 35
ソングの種類............................................................................. 36
ソングの譜面を表示させてみよう..........................................37
歌詞を表示させてみよう..........................................................38
ピアニスト気分を満喫しよう! 39
コード ― 両手で華やかに弾いてみよう................................40
コード/フリー ― 左手だけコードタイプを効かせる.......... 42
メロディー ― 指一本でメロディーを弾こう........................ 44
コード/メロディー ― 左手はコードタイプ、右手はメロディー
曲を選んでレッスンしてみよう 50
レッスン1:ウェイティング...................................................51
レッスン2:ユアテンポ ..........................................................54
レッスン3:マイナスワン ...................................................... 55
くり返し練習しよう................................................................. 56
弾きたい曲に合った設定にしよう−ミュージックデータベース
ソングの雰囲気を変えてみよう 58
イージーソングアレンジャー機能のデモ曲を聞く...............58
イージーソングアレンジャー機能を使う ..............................58
自分の演奏を録音しよう 60
録音の手順................................................................................. 61
ユーザーソングの消去(ソングクリア )................................... 63
ユーザーソングのトラック消去(トラッククリア ) ...............64
バックアップと初期化 65
バックアップ............................................................................. 65
初期化 ........................................................................................65
基本操作と画面表示 66
基本操作.....................................................................................66
画面について............................................................................. 68
MAIN画面の表示について ......................................................69
..46
57
リファレンス
効果をつけて演奏しましょう 70
ハーモニー効果をつける.........................................................70
リバーブ効果をかける............................................................. 71
コーラス効果をかける............................................................. 72
DSP効果をかける ................................................................... 73
パネルサステイン(余韻 )をつける ..........................................74
ピッチベンドを使ってみよう (PITCH BEND) ...................74
演奏するときの機能 75
タップスタート.........................................................................75
鍵盤を弾く強弱で音量を変える .............................................75
ワンタッチで最適な楽器音を設定(OTS) ..............................76
最適な音で聞く.........................................................................77
楽器のピッチ(音の高さ )を変える ..........................................78
スタイル(自動伴奏)に関する機能 79
スタイルのパターンに変化を付ける(セクション ) ...............79
スプリットポイントの設定..................................................... 82
リズムなしでコード音を鳴らす .............................................83
スタイル音量の設定................................................................. 83
コードについて.........................................................................84
鍵盤全域でスタイルを演奏する .............................................86
コード辞書でコードを調べる................................................. 87
ソングの再生に関する設定 88
ソング音量の設定..................................................................... 88
ソングの一部をくり返して聞く .............................................88
ソングの一部をミュート(消音 )する ...................................... 89
メロディー音色を変える.........................................................89
好みのパネル設定を記憶させよう 90
レジストレーションメモリーに記録する..............................90
記録したレジストレーションメモリーを呼び出す...............91
機能設定(FUNCTION画面) 92
項目を選んで値を変える.........................................................92
データの保存と読み込み 96
USBフラッシュメモリーを接続する .................................... 96
USBフラッシュメモリーのフォーマット............................. 98
ユーザーファイル(レジストレーションメモリー ) を
USBフラッシュメモリーに保存する .................................... 99
ユーザーソングをUSBフラッシュメモリーに保存する .. 100
USBフラッシュメモリーからファイルを読み込む(ロード)
USBフラッシュメモリー内のデータを削除する .............. 102
楽器内部のユーザーデータを削除する............................... 103
USBフラッシュメモリー内のファイルを再生する .......... 103
他の機器と接続する 104
端子について......................................................................... 104
コンピューターと接続する.................................................. 105
演奏情報を送受信する.......................................................... 105
楽器のパネル設定を送信する(イニシャルセンド ) ............ 107
楽器とコンピューターとのあいだでファイルを送受信する
CD-ROMインストールガイド 110
CD-ROMについて................................................................ 110
CD-ROMの内容....................................................................111
ソフトウェアの動作環境...................................................... 112
ソフトウェアのインストール.............................................. 112
資料
困ったときは......................................................................... 118
メッセージ一覧 ....................................................................120
楽譜......................................................................................... 122
楽器リスト............................................................................. 128
ドラムキットリスト.............................................................. 132
スタイルリスト......................................................................134
ミュージックデータベースリスト ..................................... 135
CD-ROM内のソング............................................................ 136
ハーモニータイプリスト...................................................... 137
エフェクトタイプリスト...................................................... 138
MIDIインプリメンテーション・チャート ......................... 144
MIDIデータフォーマット .................................................... 146
仕様一覧................................................................................. 147
さくいん................................................................................. 148
保証とアフターサービス...................................................... 151
DGX-630 取扱説明書
... 101
... 107

演奏の準備

キーボードスタンドの組み立て方

安全上のご注意
組立作業、およびご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」をお読みください。
ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、お客様や他の方々への危害や財産への損害を未然に防止するためのもので す。必ずお守りください。
記号表示について この説明書に表示されている記号には、次のような意味があります。
「ご注意ください」という注意喚起を示します。
〜しないでくださいという「禁止」を示します。
「必ず実行」してくださいという強制を示します。
注意 以下の内容を無視した取り扱いをすると、障害を負う可能性、または、物的損害が発生する可能性が想定されます。
部品をまちがえたり、向きをまちがえないように注意して、手 順どおりに組み立てる。
組み立ては、必ず 2人以上で行なう。
部品の取り付けは、必ず付属のネジを使用する。
付属のネジ以外のネジを使用すると、他の部品を傷つけたり、 スタンドとしての機能を果たさなかったりします。
スタンド /キーボードは、組み立てが完了した状態で使用する。
未完成の状態で使用すると、キーボードが落ちたり、スタンド が転倒して危険です。
傾斜地や不安定な場所に設置しない。
スタンドが転倒してキーボードが故障したり、お客様がけがを したりする原因になります。
● ネジのサイズにあった、プラス(+ )のドライバーを用意します。
すべての部品を取り出し、下記イラストの部品がそろっているかどうかを確認します。
z
組み立て手順に従って必要な部品を使用します。
指定のキーボード以外の目的に使用しない。
指定のキーボード以外のものは取り付けられません。また、指定 のキーボード以外のものをのせたり、スタンドにのったり、スタ ンドにもたれ掛かったりすると、のせているものが落ちたり、ス タンドが転倒して危険です。
スタンドの上のキーボードに必要以上の力を加えない。
スタンドが転倒したりして危険です。
使用前に安全点検をする。
使用する前に、ネジが確実にしまっているか、必ず確認してくだ さい。ネジがゆるんでいると、スタンドが転倒してキーボードが 故障したり、お客様がけがをしたりする原因になります。
スタンドを分解するときは、組み立てと逆の手順で行なう。
■組み立て部品
1
裏板
側板
足板
床や楽器を保護するため、組 み立て時は シートをご使用ください。
* 楽器を包んでいる袋
q
ジョイントコネクター× 4 e
6×70 mmネジ(頭丸) × 4
w
6×30 mmネジ(頭丸 )× 4
r
補強レール
4×45 mm 平たいネジ×6
t
y
5×16 mmネジ(頭丸) × 4
10
DGX-630 取扱説明書
2
・ 差し込んだジョイントコネクターを取り出したい場合は、穴の周
囲を軽く叩きます。
NOTE
・ ペダルユニット(別売) をご利用の場合は、次の手順に進む前に、
ペダルユニットを取り付けてください。組立方法は、ペダルユ ニットに付属の組立説明書をご覧ください。
NOTE
3
6×70 m mネジ(頭丸 )
w
6×30 m mネジ( 頭丸)
e
q
ジョイントコネクター
演奏の準備
左右の足板を側板に固定します。
x
のジョイントコネクターを左右の側板に差し込みます。ジョイ
q
ントコネクターはネジ頭が外から見える方向に差し込みます。
足板を wのネジで固定します。左右の足板は同形です。また、前 後をどちらに付けてもかまいません。ジョイントコネクターにネ ジがうまく入らない場合は、ドライバーを使用してジョイントコ ネクターを回転させ、ジョイントコネクターにある穴の向きを、ネ ジの入る向きに合わせます。
裏板を固定します。
c
裏板を eのネジで固定します。化粧なしのほうを下側に向け、側 板の前後の向きを確認してから取り付けてください。
4
t
4×45 mm 平たいネジ
・ 裏板を落としたり、金具部分に触れてけがをしないように注意してく
ださい。
v
補強レールを取り付けます。
補強レール
r
シートを床に広げます。リアパネル側を下にして、楽器をシート の上に置きます。 rの補強レールを本体底面の溝に合わせ、 tの ネジで固定します
・ シートがない場合は、床や楽器を保護するために、厚めの毛布などの
柔らかい布をご使用ください。
DGX-630 取扱説明書
11
演奏の準備
56
y
5×16 m mネジ( 頭丸)
注意して楽器をスタンドにのせます。
b
スタンドの前後の向きを確認して、金具の穴と楽器の下側の穴が 合うように、ゆっくりと楽器の位置を調節してください。
・ 指をはさんだり、楽器を落としたりしないよう、十分ご注意ください。
n
楽器をスタンドに固定します。
のネジで楽器を固定します。
y
■ 組み立てチェックリスト
組み立て後、必ず以下の点をチェックしてください。
・ 部品が余っていませんか?
→組み立て手順を再確認してください。
・ 部屋のドアなどにあたりませんか?
→あたらない位置に移動してください。
・楽器/スタンドがゆれませんか?
→ネジを確実に締めてください。
・ 使用中に楽器がきしむ、横ゆれする、グラつくなどの
症状がでたら、組み立て図に従って各部のネジを締め 直してください。
12
DGX-630 取扱説明書
電源を入れる前に必要な準備について説明します。
電源
アダプター
家庭用 コンセント
・ フットスイッチを使用するときは、SUSTAIN端子にフットスイッ
チを接続してから電源を入れてください。
・ フットスイッチを踏みながら電源を入れないでください。
踏みながら電源を入れると、オン/ オフが逆になります。
NOTE

電源の準備

演奏の準備
本体の電源スイッチが切れている(スタンバイになって いる)ことを確認してください。
・ 電源アダプターをご使用になる場合は、付属のアダプター (PA-
5Dまたはヤマハ推奨の同等品)をご使用ください。他の電源アダ プターの使用は故障、発熱、発火などの原因になります。このよ うな場合は、保証期間内でも保証いたしかねる場合がございます ので、充分にご注意ください。
アダプターのDCプラグをリアパネルのDC IN 12V (電源アダプター接続)端子にさし込みます。
以下の接続は必要に応じて、電源を入れる前に行ないます。

ヘッドフォン/外部出力端子について

アダプターのACプラグを家庭用 (AC100V)コンセン トにさし込みます。
・ 長時間使用しないときや落雷のおそれがあるときは、必ずコンセ
ントから電源プラグを抜いてください。感電や火災、故障の原因 になることがあります。
接続すると自動的にDGX-630のスピーカーから音が出な くなります。
PHONES/OUTPUT端子は外部出力端子にもなります。 PHONES/OUTPUT端子とキーボードアンプ、ステレ オ、ミキシングコンソール、テープレコーダーなどの入力 端子を接続すれば、DGX-630 の演奏を外部機器で鳴らす ことができます。

フットスイッチの接続(SUSTAIN端子)

・ 大きな音量で長時間ヘッドフォンを使用しないでください。聴覚障害
の原因になります。
・ DGX-630を外部機器と接続する場合は、すべての機器の電源を切っ
たあとで接続してください。感電、または機器損傷のおそれがありま す。また、再生するスピーカーなどの損傷を防ぐため、外部機器の音 量を最小にしてから接続してください。
フットスイッチ(FC5またはFC4)をこの端子に接続する と、スイッチ操作でサステインのオン/オフができます。
DGX-630 取扱説明書
13
演奏の準備
・ ペダルユニットをご使用の場合は、必ず付属スタンドに取り
付けてお使いください。

ペダルユニットの接続(PEDAL UNIT端子)

付属スタンド
LP-7(別売)
ペダルユニットの機能
ペダルユニット(別売) には、右のペダル(ダンパーペダル)とまん中の ペダル(ソステヌートペダル)、左のペダル (ソフトペダル)があります。 これらはピアノ演奏で使われます。ペダルユニットの効果は、スプ リット鍵域にはかかりません。
別売の3 本ペダルユニットLP-7を接続できます。
ペダルユニットの抜き差しは、電源を切った状態で 行ってください。
右のペダル(ダンパーペダル)
このペダルを踏んでいる間、弾いた音を、鍵盤から指を離して も長く響かせることができます。 ペダルを踏み込むほど音が長く伸びます(ハーフペダル対応)。
* フットスイッチとダンパーペダルとの併用時、楽器動作(効果)は後着
優先になります。
ここでダンパーペダルを踏むと、 このとき押さえていた鍵盤とその
あと弾いた音すべてが長く響く
まん中のペダル(ソステヌートペダル)
このペダルを踏んだときに押さえていた鍵盤の音だけを、鍵盤 から指を離しても長く響かせることができます。ペダルを踏ん だあとに弾いた音には効果はかかりません。
ここでソステ ヌートペダルを踏 むと、 このとき押さえていた鍵盤の音だけ が長く響く
左のペダル(ソフトペダル)
このペダルを踏んでいる間、ペダルを踏んだあとに弾いた音量をわずかに下げ、音の響きを柔らかくす ることができます。(ペダルを踏んだときに押さえていた鍵盤の音には効果はかかりませんので、効果を かけたい音を弾く直前に踏みます。)
14
DGX-630 取扱説明書

コンピューターとの接続(USB端子)

この楽器のUSB TO HOST端子を使うと、お使いのコン ピューターとこの楽器のあいだで演奏情報やソングファイ ルのやりとりができます(105ページ )。そのためには以 下の操作が必要です。
・ MIDI 機器の電源が切れていることを確認した上で、
コンピューターのUSB端子と楽器のUSB端子を、AB タイプのUSBケーブルを使って接続する
・ コンピューターに「USB-MIDIドライバー」をインス
トールする
「USB-MIDIドライバー」のインストール方法は112ペー
ジをご参照ください。
NOTE
・ USBケーブルは楽器店、電気店などでお買い求めください。
演奏の準備

電源を入れる

[全体音量](MASTER VOLUME)を左に回し、音量を最 小にしておいてから、[電源切/入](STANDBY/ON)ス イッチを押して電源を入れます。 もう一度押すと電源が切れます。
この楽器では電源を入れた際、フラッシュメモリーにバッ クアップデータ(65ページ)があれば、そのデータを読み
● 譜面立ての取り付け方
スロットに差し 込んでください。
込みます。電源を入れた際、フラッシュメモリーにバック アップデータがなければ各バックアップ項目は初期値にな ります。
・[電源 切/入](STANDBY/ON)スイッチが切れている状態でも微電流
が流れています。この楽器を長時間使用しないときや落雷のおそれが あるときは必ずコンセントから電源プラグを抜いてください。
・ 書き込み中や USBフラッシュメモリーへのアクセス中は、電源を切ら
ないでください。本体内や USBフラッシュメモリー内のデータが失わ れるおそれがあります。
● 和文シート
付属の和文シートをパネルにのせてご利用ください。和文 シートは粘着式になっていますので、パネル面に貼り付け ることもできます。
DGX-630 取扱説明書
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各部の名称

フロントパネル

ソングカテゴリーリスト
(35ページ)
スタイルカテゴリーリスト
(134ページ)
q
w
q
[電源 切/入](STANDBY/ON) スイッチ..... 15ページ
w
[全体音量](MASTER VOLUME)
コントロール........................................... 15、66ページ
e
ファイルコントロール[メニュー ](MENU)、
[実行](EXECUTE)ボタン ................96〜102ページ
r
[歌詞](LYRICS)ボタン..................................38ページ
t
[譜面](SCORE)ボタン .................................. 37ページ
y
[パフォーマンスアシスタント オン/オフ]
(P.A.T. ON/OFF)ボタン ...............................40ページ
u
[DSP オン/オフ ](DSP ON/OFF)ボタン .. 73ページ
i
[ミュージックデータベース]
(MUSIC DATABASE)ボタン......................57ページ
o
[機能](FUNCTION)ボタン ................. 68、92ページ
!0
レッスン[左手](L)、[右手 ](R)、
[スタート](START)ボタン........................... 51ページ
!1
[メトロノーム オン/オフ]
(METRONOME ON/OFF)ボタン................24ページ
!2
[テンポ/タップ](TEMPO/TAP) ボタン
.................................................................. 34、75ページ
!3
ソングメモリー [録音](REC)
[1][5][A]ボタン.....................................61ページ
!4
[くり返し練習](REPEAT & LEARN)/ [スタイル オン/オフ](ACMP ON/OFF)
ボタン
.......................................................56、28ページ
!5
[A-Bリピート](A-B REPEAT)/ [イントロ/エンディング/rit.]
(INTRO/ENDING/rit.)ボタン ............ 88、79ページ
!6
[巻戻し](REW)/ [メイン/フィルイン](MAIN/AUTO FILL)
ボタン ......................................................34、79ページ
!7
[早送り](FF)/ [シンクロストップ](SYNC STOP)
ボタン ......................................................34、81ページ
e
r t
フロントパネル
!8
!9
@0 @1
@2 @3 @4 @5 @6
@7 @8 @9
#0
#1
#2
#3
#4 #5
u
y
!1 !2
[一時停止](PAUSE)/ [シンクロスタート](SYNC START)
ボタン.......................................................34、80ページ
[スタート/ストップ]
(START/STOP)ボタン .............27、34、67ページ
[ソング](SONG)ボタン .................................33ページ
[イージー ソング アレンジャー ]
(EASY SONG ARRANGER)ボタン ..........58ページ
[スタイル](STYLE)ボタン ............................27ページ
[楽器](VOICE)ボタン ....................................19ページ
ダイアル...................................................67、92ページ
カテゴリーボタン[][]................67、92ページ
[0]〜[9] [+]
[デモ](DEMO)ボタン.....................................35ページ
[画面 戻る](EXIT)ボタン...............................68ページ
レジストレーションメモリー
[メモリー /バンク](MEMORY/BANK)
[1][2]ボタン ................................................90ページ
[グランドピアノ]
(PORTABLE GRAND)ボタン .....................22ページ
[スプリット オン/オフ]
(SPLIT ON/OFF)ボタン...............................21ページ
[デュアル オン/オフ]
(DUAL ON/OFF)ボタン................................20ページ
[ハーモニー オン/オフ]
(HARMONY ON/OFF) ボタン .....................70ページ
[ピッチベンド](PITCH BEND)ホイール....74ページ
ドラムキット.....................................................23ページ
スタンダードキット1を選んだときに、各鍵盤に割り 当てられる打楽器のイラストが印刷してあります。
ボタン、
ボタン、
[−]
io
!4 !5 !6 !7 !8 !9
f
r
ボタン
........................67、92ページ
!0
!3
16
DGX-630 取扱説明書
各部の名称
画面
(68、69ページ)
ミュージックデータベースリスト
(135ページ)
@0 @1
@2
@3
@8
@9
楽器カテゴリーリスト
@4
@5
#0 #1 #2 #3
(128ページ)
@7
@6
#4
#5

リアパネル

#6 #7 #8 #9 $0 $1
#6
CONTRASTツマミ ........................................ 69ページ
#7
USB TO DEVICE 端子................................... 97ページ
USB TO HOST 端子....................................104ページ
#8
SUSTAIN端子 .................................................13ページ
リアパネル
#9 $0 $1
PEDAL UNIT端子 ..........................................14ページ
PHONES/OUTPUT端子............................... 13ページ
DC IN 12V端子 .............................................. 13ページ
DGX-630 取扱説明書
17

表示言語(Language)を切り替える

クイックガイド

表示言語を日本語に切り替えておくと、歌詞表示、ファイル名、デモ画面およびメッ セージ(一部)が日本語表示になります。次の手順に従って操作し、日本語に切り替 えておきましょう(それ以外の部分は日本語に切り替えても英語表示のままです)。
[機能](FUNCTION)ボタンを押して、FUNCTION画面を表
示させます
1
カテゴリーボタン[ ]、[ ]を何度か押して、表示言語の項目
「Language」を表示させます
2
Language項目の下に、現在選ばれている表示言語が反転表示されます。 反転表示された欄は、[+][−]ボタンを使って別の表示言語を選べる状
態にあります。
[−]ボタンを押します
3
表示言語の設定が、English(英語)からJapanese(日本語)に切り替わり ます。 [+]ボタンを押すと英語表示になります。
表示言語の設定はフラッシュメモリーに記憶され、電源を切ってもこの設
定は保存されます。
f
Languageという項目を表 示させます
現在選ばれている表示言語 です
[画面 戻る](EXIT)ボタンを押してMAIN画面に戻ります
4
18
DGX-630 取扱説明書

いろいろな楽器音で弾いてみよう

この楽器では、鍵盤の音をピアノ以外の楽器の音に変えられます。 ギターやトランペット、フルートなど、好きな楽器の音に変えて弾いて みましょう。
メイン

楽器音(ボイス)を選んで弾いてみよう

鍵盤を押したときに鳴る基本の楽器音を選びます。ここで選ぶ楽器音のことをDGX-630ではメインボイスと
呼びます。
[楽器](VOICE)ボタンを押します
1
ボイス(楽器 )リストが表示されます。
現在選ばれているボイスが反転表示されます。
MAIN
表示されているのは、現在 選ばれている楽器音の番号 と楽器名です
鳴らしたい楽器音を選びます
2
画面の反転表示の欄を見ながら、ダイアルを回してみてください。 番号と楽器音が次々に表示されます。この欄に表示させた楽器音がメイン ボイスになります。
ここでは「105 Flute(フルート)」を選んでみましょう。
鍵盤を弾いてみましょう
3
ここに105 Fluteを表示 させます
いろいろ音を変えて楽しみましょう。 [画面 戻る](EXIT)ボタンを押してメイン画面に戻ります。
音量調節をする
DGX-630 取扱説明書
19
いろいろな楽器音で弾いてみよう
デュアル

2つの楽器音(ボイス)を重ねて弾いてみよう

鍵盤を弾いたときに、メインボイスに加えてもう1つ別の楽器音を重ねて鳴らすことができます。DGX-630
では、メインボイスに加えて鳴らすこの楽器音をデュアルボイスと呼びます。
[デュアル オン/ オフ](DUAL ON/OFF)ボタンを押します
1
[デュアル オン/ オフ](DUAL ON/OFF)ボタンでデュアルボイスのオン / オフを切り替えます。 オンにすると画面にデュアルボイスアイコンが表示されます。鍵盤を弾く
と、現在選択されているデュアルボイスが鳴ります。
DUAL
デュアルボイス
アイコン
[デュアル オン/ オフ](DUAL ON/OFF)ボタンを1秒以上押 します
2
デュアルボイスを選ぶ画面が表示されます。
1秒以上押す
重ねたい楽器音(デュアルボイス )を選びます
3
画面の反転表示の欄を見ながら、ダイアルを回してみてください。 番号と楽器音が次々に表示されます。この欄に表示させた楽器音がデュア ルボイスになります。ここでは「123 Vibraphone(ビブラフォン)」を 選んでみましょう。
デュアルボイスを選択する画面
現在選ばれているデュアルボイス が反転表示します。
20
DGX-630 取扱説明書
いろいろな楽器音で弾いてみよう
鍵盤を弾いてみましょう
4
同時に2つの楽器音が鳴る
いろいろ音を変えて楽しみましょう。
[画面 戻る](EXIT)ボタンを押してMAIN 画面に戻ります。
スプリット

右手と左手で違う楽器音(ボイス)を弾く

鍵盤のスプリットポイントを境に、右側の鍵盤と左側の鍵盤で別の楽器音を鳴らします。 右側の鍵盤で鳴る楽器音をメインボイスとデュアルボイスといい、左側の鍵盤で鳴る楽器音をDGX-630では
スプリットボイスと呼びます。スプリットポイントの設定は変更できます(82ページ)。
スプリット
ポイント
SPLIT
スプリットボイス が鳴る
メインボイスとデュアル ボイスが鳴る
[スプリット オン/ オフ](SPLIT ON/OFF)ボタンを押します
1
[スプリット オン/ オフ](SPLIT ON/OFF)ボタンでスプリットボイスの オン/オフを切り替えます。 オンにすると画面にスプリットボイスアイコンが表示されます。スプリッ トポイントより左側の鍵盤を弾くと、現在選択されているスプリットボイ
スが鳴ります。
[スプリット オン/ オフ](SPLIT ON/OFF)ボタンを1秒以上 押します
2
スプリットボイスを選ぶ画面が表示されます。
スプリットボイス
アイコン
1秒以上押す
スプリットボイスを選択する 画面
現在選ばれているスプリット ボイスが反転表示されます
DGX-630 取扱説明書
21
いろいろな楽器音で弾いてみよう
左側の鍵盤で鳴らしたい音(スプリットボイス )を選びます
3
画面の反転表示の欄を見ながら、ダイアルを回してみてください。 番号と楽器音が次々に表示されます。この欄に表示させた楽器音が左側の 鍵盤の音になります。ここでは「041 Folk Guitar(フォークギター )」を
選んでみましょう。
鍵盤を弾いてみましょう
4
いろいろ音を変えて楽しみましょう。
[画面 戻る](EXIT)ボタンを押してMAIN 画面に戻ります。

グランドピアノの音で弾いてみよう

「とにかくピアノの音で弾きたい」というときに便利なボタンです。
PORTABLE GRAND
[グランドピアノ](PORTABLE GRAND)ボタンを押します
楽器音が001 グランドピアノの音色になります。
グランド ピアノ
NOTE
・[グランドピアノ]
(PORTABLE GRAND)ボタン を押すと、タッチレスポンス 以外はすべてオフになりま す。デュアルやスプリットも オフになるので、どの鍵盤を 弾いてもピアノの音になりま す。
22
DGX-630 取扱説明書

面白い音を鳴らそう

この楽器には、ドラムキット(打楽器音)や、パーティや余興で使えるユニーク な効果音が満載されています。笑い声、小川のせせらぎ、ジェット機の轟音、 お化け屋敷のような不気味な扉のきしみ音…。楽しい効果音を使って、パー ティを盛り上げましょう!

ドラムキット(打楽器音)を鳴らそう

ドラムキットとはさまざまな打楽器音の集合体です。メインボイスにバイオリンなど通常の楽器 音を選択した場合は、各鍵盤はバイオリンの音しか鳴りませんが、メインボイスにドラムキット を選ぶと、各鍵盤を押したときにそれぞれ異なった打楽器の音が鳴ります。
◆ドラムキットを選ぶ手順(19ページ手順1、2参照)
1 MAIN画面で[楽器](VOICE)ボタンを押します
2 ダイアルを回して「131 Standard Kit 1」を選びます
3 打楽器音を鳴らしましょう
黒鍵も含めて順に弾いていくと、トライアン グルやマラカス、ボンゴやドラムなど、さま ざまな打楽器の音が鳴ります。ドラムキット (楽器番号 131〜 142)の詳細については132 ページの「ドラムキットリスト」をご覧くだ さい。

おもしろい効果音(SFXキット)を鳴らそう

効果音(楽器番号141、142) はドラムキットの一部です。楽器音に141 や142を選ぶと、各鍵 盤を押したとき、さまざまな効果音が鳴ります。
◆おもしろい効果音を選ぶ手順(19ページ手順1、2参照)
1 MAIN画面で[楽器](VOICE)ボタンを押します
2 ダイアルを回して「142 SFX Kit 2」を選びます
3 効果音を鳴らしましょう
黒鍵も含めていろいろな鍵盤を押さえてみてください。海 底を潜行する潜水艦の音、電話の呼び出し音、扉のきしむ 音など、さまざまな音が鳴ります。「141 SFX Kit1」を 選ぶと、雷雨や水のせせらぎ、嵐、犬の鳴き声などが楽し めます。(効果音が割り当てられていないので、鳴らない鍵
盤もあります。) SFXキット( 楽器番号141、142)の詳細については133 ページの「ドラムキットリスト」のSFXキット 1、2 の欄を ご覧ください。
DGX-630 取扱説明書
23

メトロノームを使おう

メトロノームの拍子やテンポを設定できます。 じっさいに弾いてみて、自分にあった早さに設定しましょう。

メトロノームを鳴らす

[メトロノーム オン/ オフ](METRONOME ON/OFF)ボタン を押してメトロノームをオンにすると、メトロノームの音が 鳴ります
メトロノームを止めたいときは、もう一度同じボタンを押してオフにしま す。

メトロノームのテンポを設定する

カチカチ鳴るテンポを調節できます。
[テンポ/タップ](TEMPO/TAP) ボタンを押すと、画面にテ
ンポが表示されます
1
4/4
現在の設定
表示のテンポ
ダイアルを回してテンポを設定します
2
5〜280まで設定できます。
24
DGX-630 取扱説明書

拍子の数(分子)と1拍の音符(分母)を設定する

ここでは5/8を設定してみましょう。
[メトロノーム オン/ オフ](METRONOME ON/OFF)ボタン
1
を1秒以上押します
画面に拍子の項目「Time Signature-Numerator」が表示され、現在設
定されているメトロノームの拍子と1拍の音符が表示されます。
メトロノームを使おう
1秒以上押す
ダイアルを回して拍子を設定します
2
60拍子まで設定できます。ここでは5を選びます。1拍目にベルが
「チーン」となり、それ以外の拍では「カチ」と鳴ります。
カテゴリーボタン[ ]、[ ]を何度かを押して、画面に音符の
項目「Time Signature Denominator」を表示させます
3
ダイアルを回して音符を選びます
4
2、4、8、16分音符の中から選びます。ここでは8を選びます。
f
1拍の音符拍子
NOTE
・ メトロノームの拍子はスタイ
ルやソングに同期するので、 スタイルやソングの再生中は 拍子を設定できません。
[メトロノーム オン/ オフ](METRONOME ON/OFF)ボタンを押して確 認します。
DGX-630 取扱説明書
25
メトロノームを使おう

ベル音を設定する

ベル音のオン/オフを設定します。
[機能](FUNCTION)ボタンを押します
1
画面に「Bell」が表示されるまで、カテゴリーボタン[ ]、
[]を何度か押します
2
[+]、[−]ボタンを使って、オン/オフを選択します
3

メトロノームの音量を設定する

[機能](FUNCTION)ボタンを押します
1
f
画面にメトロノーム音量の項目「Metronome Volume」が 表示されるまで、カテゴリーボタン[ ]、[ ]を何度か押し
2
ます
ダイアルを回してメトロノームの音量を設定します
f
3
26
DGX-630 取扱説明書
メトロノームの音量

スタイル(自動伴奏)を鳴らしてみよう

この楽器には、左手でコードを押さえるだけで、自動的にそのコードにあった スタイル(リズム+ベース音+コード音)を鳴らす、自動伴奏機能があります。 リズムや拍子、アレンジが異なるスタイルが160種類も用意されています。 (134ページのスタイルリストをご覧ください)。 ここでは、この自動伴奏機能を使って演奏してみましょう。

スタイル(自動伴奏)のリズムを選ぼう

スタイルとは、リズムを含んだ自動伴奏です。 この楽器はロックやブルース、ユーロトランスなど、さまざまなリズムの伴奏を鳴らすことができます。 まずスタイルの基本となるリズムだけを聞きましょう。
リズムは打楽器音だけで演奏されます。
[スタイル](STYLE)ボタンを押します
1
画面にスタイルの番号と名前が表示されます。
スタイルを選びます
2
ダイアルを回して好きなスタイルを選びます。
スタイルは、スタイルリスト(134ページ )にのっています。
STYLE欄が反転表示されま す。表示されているのは、現 在選ばれているスタイル番号 とスタイル名です
NOTE
・ コンピューターから楽器内
部に転送したスタイルや、 楽器に接続したUSB フラッ シュメモリー内のスタイル も、内蔵スタイルと同様に 選べます(スタイル番号161 〜)。ファイルの転送につい ては107ページをご覧くださ い。
[スタート/ストップ](START/STOP) ボタンを押します
3
スタイルのリズムだけがスタートします。 ストップさせたいときは、もう一度[スタート /ストップ ] (START/ STOP)ボタンを押します。
NOTE
・ 131、143〜160のスタイルは
リズムパートがないためリズ ムは鳴りません。これらのス タイルは、スタイルをオン (28ページ) にした状態で [ス タート/ストップ] (START/ STOP)ボタンを押し、スプ リットポイントより左側の鍵 盤を弾くと、リズム以外の ベース音やコード音を含むス タイルが鳴ります。
DGX-630 取扱説明書
27
スタイル ( 自動伴奏 ) を鳴らしてみよう

スタイルを鳴らして自分も演奏しよう

前ページでは、好きなスタイルのリズムの選び方を覚えました。 ここでは、選んだリズムにベース音やコード音を加えた、華やかなスタイルの鳴らしかたを覚えましょう。
それを伴奏に、自分も一緒に演奏します。
[スタイル](STYLE)ボタンを押して、好きなスタイルを選び
1
ます
スタイルをオンにします
2
[スタイル オン/ オフ](ACMP ON/OFF)ボタンを押します。 もう一度ボタンを押すとスタイルはオフになります。
●スタイルがオンになると…?
スプリットポイント(54:F #2)より左側の鍵盤が、和音(コード)だけ を鳴らす特殊な状態になります。これを自動伴奏鍵域といいます。
スプリットポイント(54:F #2)
自動伴奏鍵域
シンクロスタートをオンにします
3
[シンクロスタート](SYNC START)ボタンを押します。
スタイルがオンのとき 表示されます
NOTE
・ スプリットポイントは変更で
きます。変更方法は82 ページ にあります。
シンクロスタートオンで 点滅します
28
DGX-630 取扱説明書
シンクロスタートをオンにすると、スプリットポイントより左側の鍵盤を 押さえると同時に、ベース音やコード音を含んだスタイルが鳴ります。も
う一度ボタンを押すと、シンクロスタートはオフになります。
左手でコードを弾くと、スタイルがスタートします
4
コードを知らない? 大丈夫です。この楽器は、鍵盤を1つ押さえただけ で、コードが押さえられた、と認識してくれます。左側の鍵盤を1〜 3 つ、自由に押さえてみましょう。
ちがう鍵盤を押さえるたびに、スタイルの感じもどんどん変わります。
おすすめ!
30ページに「コード進行」の楽譜をご用意しました。どのコードをど んな順番で弾けばスタイルがきれいに鳴るかわかります。ぜひご覧く ださい。
スプリットポイント
スタイル ( 自動伴奏 ) を鳴らしてみよう
自動伴奏鍵域
左手でいろいろなコードを弾き、右手でメロディーを弾いて
みましょう
5
スプリットポイント
自動伴奏鍵域
[スタート/ストップ](START/STOP)ボタンを押すとスタイ ルがストップします
6
スタイルは、セクションを切り替えて演奏に変化をつけられます。79 ページ「スタイルのパターンに変化を付ける(セクション )」をご参照くだ さい。
DGX-630 取扱説明書
29
スタイル ( 自動伴奏 ) を鳴らしてみよう
コードが分かるとスタイルはもっと楽しい!
コードとは、複数の鍵盤を押さえて鳴らす「和音」のことです。このページでご紹介するのは、コードを いくつか連続して押さえていく「コード進行」です。コードは1つ 1つ音の響きがちがうため、どのコード をどんな順番で押さえるかによって、生み出される音の印象はまったく変わります。
28ページでは、スタイルを華やかに鳴らす方法を覚えましたが、じつはスタイルをうまく使いこなすため に不可欠なのがこの「コード進行」です。 このページでは、使いやすいコード進行を3つご用意しましたので、ぜひ、スタイルを伴奏として鳴らしな がら演奏してみてください。あなたの押さえるコードでスタイルが制御され、1つの曲のようになります。 これは電子楽器特有の大きな楽しみです。
■演奏の仕方
● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●
譜面はすべて左手で弾きます。 譜面を弾く前に28ページ「スタイルを鳴らして自分も演奏しよう」の手順1〜3を行なってください。
* このページに掲載されている譜面は、通常の楽曲の譜面ではなく、スタイル使用時にどの鍵盤を押さえるかを示すためのものです。
スプリットポイント
スプリットポイントより左側を弾きます
おすすめスタイル 041 ユーロトランス
〜基本コードでダンスを弾く〜
[イントロ/エンディング/rit.]ボタンを押す
F
ファラド
C
ドミソ
G
ソシレ
Am
ラドミ
簡単で、効果的なコード進行です。最後まで弾いたら、また最初に戻って演奏しましょう。終わりたいと きは[イントロ/ エンディング/rit.](INTRO/ENDING/rit.) ボタンを押します。エンディングが流れてきれ いに終了します。
30
DGX-630 取扱説明書
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