Fanuc AC SERVO Motor αis, AC SERVO Motor αi, SERVO AMPLIFIER αi, AC Spindle Motor αi User Manual

FANUC AC SERVO MOTOR @*s series
@
FANUC AC SERVO MOTOR @* series FANUC AC SPINDLE MOTOR FANUC SERVO AMPLIF
IER @* series
保 守
守 説
説 明
* series
明 書
B-65285JA/03
Ȧ ᝜ၱΫϩώ឵ፇᐾໜϲ೘θϞιȣ
Ȧ ᝜డώର௑ΪϨϓཅᡍϏ૾ᣉώοϡᛑูιϫγψά΢ϪϞιȣ
᝜ᇢៀၱχϏȢχέϫπαᄧȹϊྲྀᛁϲၱίϨΦϋᑘϡφΤϞιȣ ηΫηȢγΦΤΦྲྀϏϤσφϏΤαϊΤȢγΦΤΦྲྀϏχέϊΤψ ΤΦྲྀϏᗳჯϋ኿ίᇢៀၱάᝄዧϋϊϪȢၱέέϬϞλϳȣ ηοάσφȢ᝜ၱχᓃϋχέϫψၱΤφΤϊΤྲྀϏɖχέϊΤɗψ ૲࿡ηφ઼εΤȣ
B-65285JA/03 安全にご使用いただくために

安全にご使用いただくために

「安全にご使用いただくために」には、弊社のサーボモータ、スピンドルモー タおよびサーボアンプ(パワーサプライモジュール、サーボアンプモジュール、 スピンドルアンプモジュール)をより安全にご使用いただくための留意事項が 記載されています。モータおよびアンプをご使用になる前に「安全にご使用い ただくために」を十分にお読みください。 また、モータ又はアンプの各機能については、本編をお読みになり、十分に理 解された上で正しくご使用ください。 なお、「安全にご使用いただくために」に記載のない事項は、原則として禁止 と致します。これらの事項につきましては、作業前に予め弊社までご相談くだ さい。
目次
目次
目次目次
1.1 警告、注意、注について.................................................................................s-2
1.2 FANUC AC SERVO MOTOR αis/αi series,
FANUC AC SPINDLE MOTOR αi series, ........................................................s-3
1.2.1 警告...................................................................................................s-3
1.2.2 注意...................................................................................................s-5
1.2.3 .......................................................................................................s-6
1.3 FANUC SERVO AMPLIFIER αi series ............................................................s-8
1.3.1 据付け時における警告および注意 ...............................................s-8
1.3.1.1 警告 ............................................................................................s-8
1.3.1.2 注意 ............................................................................................s-9
1.3.1.3 ..............................................................................................s-11
1.3.2 試運転時における警告および注意 .............................................s-12
1.3.2.1 警告 ..........................................................................................s-12
1.3.2.2 注意 ..........................................................................................s-13
1.3.3 保守時における警告および注意.................................................s-14
1.3.3.1 警告 ..........................................................................................s-14
1.3.3.2 注意 ..........................................................................................s-16
1.3.3.3 ..............................................................................................s-17
s-1
安全にご使用いただくために B-65285JA/03

1.1 警告、注意、注について

警告、注意、注について
警告、注意、注について警告、注意、注について
「安全にご使用いただくために」では、使用者の安全および機械の破損防止の ために、安全に関する注意事項の程度に応じて、本文中に『警告』および『注 意』の表記をしています。 また、補足的な説明を記述するために『注』の表記をしています。 使用する前に、『警告』、『注意』、『注』に記載されている事項をよく読ん で下さい。
警告
警告
警告警告 取扱いを誤った場合に、使用者が死亡又は重傷を負う危険の状態が生 じることが想定される場合に用いられます。
注意
注意
注意注意 取扱いを誤った場合に、使用者が軽傷を負うか又は物的損害のみが発 生する危険の状態が生じることが想定される場合に用いられます。
注注注注
警告又は注意以外のことで、補足的な説明を記述する場合に用いられ ます。
※ 本説明書を熟読し、大切に保管して下さい。
s-2
B-65285JA/03 安全にご使用いただくために
1.2 FANUC AC SERVO MOTOR α
αis/ααααi series,
αα
FANUC AC SPINDLE MOTOR ααααi series
1.2.1 警告
警告
警告警告
- モータ取り扱い時には安全な服装で作業にあたってください。
モータ取り扱い時には安全な服装で作業にあたってください。
モータ取り扱い時には安全な服装で作業にあたってください。モータ取り扱い時には安全な服装で作業にあたってください。 エッジ・突起部による怪我や、感電の恐れがあります。安全確保ため、手 袋や安全靴等を着用ください。
- モータの移動にはクレーン等の機器をご利用ください
モータの移動にはクレーン等の機器をご利用ください
モータの移動にはクレーン等の機器をご利用くださいモータの移動にはクレーン等の機器をご利用ください モータは重量物ですので、人手で持ち上げると腰を痛める、モータが落下 して重傷を負う等の危険があります。必要に応じてクレーン等の機器を使 用して下さい。(モータの重量につきましては、仕様説明書を参照くださ い)。 クレーン等の機器による移動の場合、吊りボルト用タップが設けられてい るモータでは必ず吊りボルトを、それ以外のモータでは布製ロープ等を使 用してください。機械などにモータが取り付けられている場合にモータの 吊りボルトを使用して移動させないでください。吊りボルトやモータが破 損する恐れがあります。
- 結線作業時は、電源が遮断されていることをご確認ください。
結線作業時は、電源が遮断されていることをご確認ください。
結線作業時は、電源が遮断されていることをご確認ください。結線作業時は、電源が遮断されていることをご確認ください。 感電の恐れがあり大変危険です。
- 動力線が緩まないように確実に結線してください。
動力線が緩まないように確実に結線してください。
動力線が緩まないように確実に結線してください。動力線が緩まないように確実に結線してください。 端子が緩んだ状態で運転すると、端子台が異常発熱し、火災が発生する可 能性があります。また、端子が外れて地絡や短絡、感電につながる恐れが あります。なお、動力線、ショートバーを端子台に取り付ける際の締付ト ルクは、本説明書に記載してありますので、参照下さい。
- モータは確実に接地してください。
モータは確実に接地してください。
モータは確実に接地してください。モータは確実に接地してください。 感電事故を防ぐために、端子箱内のアース端子と機械のアースを確実に接 続してください。
- モータの動力線の端子を地絡させたり、互いに短絡させたりしないでく
モータの動力線の端子を地絡させたり、互いに短絡させたりしないでく
モータの動力線の端子を地絡させたり、互いに短絡させたりしないでくモータの動力線の端子を地絡させたり、互いに短絡させたりしないでく ださい。
ださい。
ださい。ださい。 感電又は巻線を焼損するおそれがあります。 ※ 一部のモータには、巻線切換など、特殊な結合を必要とする物もあり
ます。詳細については各モータの仕様説明書を参照ください。
- モータに通電する際には、端子が露出しない状態にしてください。
モータに通電する際には、端子が露出しない状態にしてください。
モータに通電する際には、端子が露出しない状態にしてください。モータに通電する際には、端子が露出しない状態にしてください。 手が触れたり導通物が接触したりすると感電する恐れがあり危険です。
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安全にご使用いただくために B-65285JA/03
- 危険物をモータに近づけないでください。
危険物をモータに近づけないでください。
危険物をモータに近づけないでください。危険物をモータに近づけないでください。 モータは強電回路に接続されています。また、モータは発熱します。可燃 物等が側にあると、発火・引火・爆発の恐れがあり大変危険です。
- モータ回転中は回転部分に近寄ったり触れたりしないでください。
モータ回転中は回転部分に近寄ったり触れたりしないでください。
モータ回転中は回転部分に近寄ったり触れたりしないでください。モータ回転中は回転部分に近寄ったり触れたりしないでください。 モータ回転中には、衣類や指などを巻き込まれて怪我をする恐れがありま す。また、回転させる前に、回転により飛散する物(キーなど)がないこと をご確認ください。
- 濡れた手でモータに触れないでください。
濡れた手でモータに触れないでください。
濡れた手でモータに触れないでください。濡れた手でモータに触れないでください。 感電の恐れがあり大変危険です。
- モータに触れる場合は、電源を遮断してください。
モータに触れる場合は、電源を遮断してください。
モータに触れる場合は、電源を遮断してください。モータに触れる場合は、電源を遮断してください。 モータが動いていない場合でも端子間に電圧が印可されている場合があ り危険です。 特に電源接続部を触れる時には感電の恐れがありますので、十分な予防措 置をとってください。
- 電源遮断後しばらくの間
電源遮断後しばらくの間(5分以上
電源遮断後しばらくの間電源遮断後しばらくの間 電源遮断後もしばらくの間は動力端子間には高電圧が印可されています ので、触れたり他の機器に接続したりしないでください。感電又は破損の 恐れがあります。
- モータは、指定のアンプ及びパラメータで駆動してください。
モータは、指定のアンプ及びパラメータで駆動してください。
モータは、指定のアンプ及びパラメータで駆動してください。モータは、指定のアンプ及びパラメータで駆動してください。 誤った組合わせで駆動すると、モータが暴走する、過大なトルクが出るな どの異常な動作をして、モータや機械を破損させる恐れがあります。また、 過度の回転によりワーク、工具等の物が飛散して、使用者が怪我をする可 能性があり危険です。
- 電源遮断後しばらくの間
電源遮断後しばらくの間((((30 分以上)は回生放電ユニットに触れないで
電源遮断後しばらくの間電源遮断後しばらくの間 下さい。
下さい。
下さい。下さい。 稼動時の発熱により回生放電ユニットが高温になる場合があります。 火傷の恐れがありますので、十分に冷めるまでは回生放電ユニットに触れ ないで下さい。
- 機械の設計、組立てにあたっては、
機械の設計、組立てにあたっては、EN60204-1 に適合させて下さい。
機械の設計、組立てにあたっては、機械の設計、組立てにあたっては、 機械の安全性確保および欧州規格への対応のため、EN60204-1 に適合する ように機械の設計および機械の組立てを行ってください。機械の詳細につ きましては、規格書をご覧ください。
5分以上)は、端子に触れないでください。
5分以上5分以上
は、端子に触れないでください。
は、端子に触れないでください。は、端子に触れないでください。
分以上)は回生放電ユニットに触れないで
分以上)は回生放電ユニットに触れないで分以上)は回生放電ユニットに触れないで
に適合させて下さい。
に適合させて下さい。に適合させて下さい。
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B-65285JA/03 安全にご使用いただくために
1.2.2 注意
注意
注意注意
- 稼働中又は停止直後のモータには触れないでください。
稼働中又は停止直後のモータには触れないでください。
稼働中又は停止直後のモータには触れないでください。稼働中又は停止直後のモータには触れないでください。 稼働時の発熱により、モータが高温になる場合があります。火傷の恐れが ありますので、十分に冷めるまではモータに触れないでください。
- ファンモータに頭髪や衣類等が吸い込まれないようにご注意ください。
ファンモータに頭髪や衣類等が吸い込まれないようにご注意ください。
ファンモータに頭髪や衣類等が吸い込まれないようにご注意ください。ファンモータに頭髪や衣類等が吸い込まれないようにご注意ください。 ファンモータ搭載モデルで、ファンが吸気を行っている場合は特にご注意 ください。 また、モータが停止していてもアンプに通電中はファンモータが回ってい ますのでご注意ください。
- 弊社のモータは機械用です。他の目的でのご使用はお避けください。
弊社のモータは機械用です。他の目的でのご使用はお避けください。
弊社のモータは機械用です。他の目的でのご使用はお避けください。弊社のモータは機械用です。他の目的でのご使用はお避けください。 他の目的でご使用になると、予期しない現象やトラブルを招く恐れがあり ます。他の目的でご使用の場合は、予め弊社までご相談ください。
- モータ取り付け部分の強度を十分に確保してください。
モータ取り付け部分の強度を十分に確保してください。
モータ取り付け部分の強度を十分に確保してください。モータ取り付け部分の強度を十分に確保してください。 モータは重量物ですので、強度が不足すると精度が出ない等の不具合の原 因となります。
- モータおよび周辺部品の取り付けは確実に行ってください。
モータおよび周辺部品の取り付けは確実に行ってください。
モータおよび周辺部品の取り付けは確実に行ってください。モータおよび周辺部品の取り付けは確実に行ってください。 モータ運転中にモータや部品がずれたり外れたりすると危険です。
- ケーブルは正しく接続してください。
ケーブルは正しく接続してください。
ケーブルは正しく接続してください。ケーブルは正しく接続してください。 誤接続は異常発熱や誤動作、故障の原因となります。また、適切な容量(太 さ)のケーブルをご使用ください。接続方法等詳細については仕様説明書 を参照ください。
- 強制冷却が必要なモータでは、冷却を確実に行ってください。
強制冷却が必要なモータでは、冷却を確実に行ってください。
強制冷却が必要なモータでは、冷却を確実に行ってください。強制冷却が必要なモータでは、冷却を確実に行ってください。 冷却がうまく行われない場合、故障や不具合の原因となります。ファンモ ータ冷却の場合は、ゴミやチリによる詰まりにご注意ください。液冷の場 合は、液量や管路の詰まりにご注意ください。いずれの場合も、定期的な 清掃・点検をお願い致します。
- シャフトにプーリ等のイナーシャを取り付ける場合は、アンバランス量
シャフトにプーリ等のイナーシャを取り付ける場合は、アンバランス量
シャフトにプーリ等のイナーシャを取り付ける場合は、アンバランス量シャフトにプーリ等のイナーシャを取り付ける場合は、アンバランス量 を十分に小さくしてください。
を十分に小さくしてください。
を十分に小さくしてください。を十分に小さくしてください。 アンバランス量が大きいと異常振動が発生し、モータが破損することがあ ります。
- キー付シャフトのモータでは、必ずキーをご使用ください。
キー付シャフトのモータでは、必ずキーをご使用ください。
キー付シャフトのモータでは、必ずキーをご使用ください。キー付シャフトのモータでは、必ずキーをご使用ください。 キー付きシャフトのモータをキー無しで運転すると、トルク伝達強度が不 十分になったり、アンバランスの原因となりモータが故障する恐れがあり ます。
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安全にご使用いただくために B-65285JA/03
1.2.3
- モータに乗ったり、腰掛けたりしないでください。
モータに乗ったり、腰掛けたりしないでください。
モータに乗ったり、腰掛けたりしないでください。モータに乗ったり、腰掛けたりしないでください。 モータが変形したり壊れたりする恐れがあります。また、梱包を解いた状 態で積み重ねたりしないでください。
- 常温
常温(0〜〜〜〜40℃℃℃℃)で、乾燥した
常温常温 モータ部品が損傷を受けたり、劣化したりします。また、保管の際は、シ ャフトを水平にし、端子箱を上にしてください。
- 銘板をはがさないでください。
銘板をはがさないでください。
銘板をはがさないでください。銘板をはがさないでください。 はがれた場合は紛失しないようにご注意ください。モータの機種がわから なくなり、保守できなくなる恐れがあります。ビルトインスピンドルモー タの場合は、必ず主軸に添付してください。
- モータに衝撃を与えたり、傷をつけたりしないでください。
モータに衝撃を与えたり、傷をつけたりしないでください。
モータに衝撃を与えたり、傷をつけたりしないでください。モータに衝撃を与えたり、傷をつけたりしないでください。 モータ部品に悪影響を及ぼし、正常な運転が出来なくなることがあります。 また、プラスチック部分やセンサ・巻線は破損しやすいので、取り扱いに は十分にご注意ください。特に、プラスチック部分や巻線・動力線を利用 してモータを持ち上げるのはお避けください。
で、乾燥した(結露しない
で、乾燥したで、乾燥した
結露しない)場所に保管してください。
結露しない結露しない
場所に保管してください。
場所に保管してください。場所に保管してください。
- 検出器に対して、耐圧試験や絶縁試験
検出器に対して、耐圧試験や絶縁試験(メガテスト
検出器に対して、耐圧試験や絶縁試験検出器に対して、耐圧試験や絶縁試験 素子を破壊する恐れがあります。
- モータの試験
モータの試験(巻線抵抗、絶縁抵抗等
モータの試験モータの試験 れている条件以下で行ってください。
れている条件以下で行ってください。
れている条件以下で行ってください。れている条件以下で行ってください。 これを越える過酷な条件で試験を行うと、モータを損傷する恐れがありま す。
- モータを分解しないでください。
モータを分解しないでください。
モータを分解しないでください。モータを分解しないでください。 故障や不具合の原因となることがあります。 保守等で分解が必要な場合は、弊社の担当サービスまでご連絡ください。
- モータを加工しないでください。
モータを加工しないでください。
モータを加工しないでください。モータを加工しないでください。 弊社が指定した場合以外は、モータを加工しないでください。故障や不具 合の原因となります。
- モータは、適切な環境
モータは、適切な環境・条件でご使用ください。
モータは、適切な環境モータは、適切な環境 適切でない環境・条件でのご使用は、故障や事故の原因となります。使用 環境、使用条件等詳細につきましては、仕様説明書を参照ください。
巻線抵抗、絶縁抵抗等)を行う場合は、
巻線抵抗、絶縁抵抗等巻線抵抗、絶縁抵抗等
・条件でご使用ください。
・条件でご使用ください。・条件でご使用ください。
メガテスト)を行わないでください。
メガテストメガテスト
を行う場合は、IEC60034 に記載さ
を行う場合は、を行う場合は、
を行わないでください。
を行わないでください。を行わないでください。
に記載さ
に記載さに記載さ
- モータに直接商用電源を印加しないでください。
モータに直接商用電源を印加しないでください。
モータに直接商用電源を印加しないでください。モータに直接商用電源を印加しないでください。 直接商用電源を印可すると、モータの巻線が焼損する恐れがあります。必 ず指定のアンプから接続してください。
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B-65285JA/03 安全にご使用いただくために
- 端子箱付きモデルのコンジット穴は、指定の場所に設けてください。
端子箱付きモデルのコンジット穴は、指定の場所に設けてください。
端子箱付きモデルのコンジット穴は、指定の場所に設けてください。端子箱付きモデルのコンジット穴は、指定の場所に設けてください。 穴開け作業が必要なモデルでは、他の部分を割ったり、傷つけたりしない ようにご注意ください。詳細については仕様説明書を参照ください。
- モータ使用前に、巻線抵抗、絶縁抵抗等を測定し、正常であるかどうか
モータ使用前に、巻線抵抗、絶縁抵抗等を測定し、正常であるかどうか
モータ使用前に、巻線抵抗、絶縁抵抗等を測定し、正常であるかどうかモータ使用前に、巻線抵抗、絶縁抵抗等を測定し、正常であるかどうか ご確認ください。
ご確認ください。
ご確認ください。ご確認ください。 特に長期間保管したモータに対しては、必ずチェックを行ってください。 保存状態や保存期間によっては、モータの劣化が進んでいる恐れがありま す。巻線抵抗値に関しては、仕様説明書を参照いただくか、又は弊社まで お問い合わせください。絶縁抵抗値は下記別表を参照ください。
- モータを長く安全にお使いいただくために、定期的に保守
モータを長く安全にお使いいただくために、定期的に保守・点検
モータを長く安全にお使いいただくために、定期的に保守モータを長く安全にお使いいただくために、定期的に保守 抗、絶縁抵抗等の測定
抗、絶縁抵抗等の測定)を行ってください。
抗、絶縁抵抗等の測定抗、絶縁抵抗等の測定 ただし、過度の検査(耐圧試験など)は巻線を傷めることがありますのでご 注意ください。巻線抵抗値に関しては、仕様説明書を参照いただくか、又 は弊社までお問い合わせください。絶縁抵抗値は下記別表を参照ください。
を行ってください。
を行ってください。を行ってください。
・点検(巻線抵
・点検・点検
巻線抵
巻線抵巻線抵
モータの絶縁抵抗の測定
モータの絶縁抵抗の測定
モータの絶縁抵抗の測定モータの絶縁抵抗の測定
メガオーム計(DC500V)を用いて、巻線〜フレーム間の絶縁抵抗を測定 し、以下の判定に従ってください。
絶縁抵抗値
絶縁抵抗値 判定
絶縁抵抗値絶縁抵抗値
100MΩ以上 良好。 10100MΩ 劣化が始まっています。性能上の問題はありません
が、定期的に点検を行ってください。
110MΩ 劣化が進んでおり、特に注意が必要です。定期的に
点検を行ってください。
1MΩ未満 不良。モータを交換してください。
判定
判定判定
s-7
安全にご使用いただくために B-65285JA/03
1.3 FANUC SERVO AMPLIFIER α
1.3.1 据付け時における警告および注意
1.3.1.1 警告
据付け時における警告および注意
据付け時における警告および注意据付け時における警告および注意
警告
警告警告
- アンプの仕様を確認して下さい。
アンプの仕様を確認して下さい。
アンプの仕様を確認して下さい。アンプの仕様を確認して下さい。 ご指定通りのアンプが納入されているかご確認下さい。
- 漏電ブレーカを設置して下さい。
漏電ブレーカを設置して下さい。
漏電ブレーカを設置して下さい。漏電ブレーカを設置して下さい。 火災防止および人体への感電事故を防ぐために、工場側電源又は機械には 必ず漏電ブレーカ(インバータ対応)を設置して下さい。
- 接地を確実に行って下さい。
接地を確実に行って下さい。
接地を確実に行って下さい。接地を確実に行って下さい。 アンプおよびモータのアース端子および金属フレームを強電盤の共通ア ース板に確実に接続して下さい。
- アンプ類の重量に注意して下さい。
アンプ類の重量に注意して下さい。
アンプ類の重量に注意して下さい。アンプ類の重量に注意して下さい。 アンプおよび AC リアクトルの中には、重量物が存在します。輸送、盤へ の取り付け時には、ご注意下さい。また、盤とアンプの間で指を挟まない ように注意して下さい。
αi series
αα
- 電源線、動力線の地絡、短絡がないようにして下さい。
電源線、動力線の地絡、短絡がないようにして下さい。
電源線、動力線の地絡、短絡がないようにして下さい。電源線、動力線の地絡、短絡がないようにして下さい。 線材に屈曲等のストレスがかからないようにして下さい。また、端末処理 は確実に行って下さい。
- 電源線、動力線および信号線の接続を確認して下さい。
電源線、動力線および信号線の接続を確認して下さい。
電源線、動力線および信号線の接続を確認して下さい。電源線、動力線および信号線の接続を確認して下さい。 ネジの緩み、コネクタの挿入不良等がありますと、モータの誤動作や発熱、 地絡短絡事故の原因になります。特に、大きい電流が流れる電源線,モー タ動力線および DC リンク接続につきましては、ネジの緩み(コネクタの 場合には接触不良やコネクタ端子とケーブルの接続不良)がありますと、 火災につながる可能性がありますので、十分に注意して下さい。
- 露出充電部分は必ず、絶縁処理を施して下さい。
露出充電部分は必ず、絶縁処理を施して下さい。
露出充電部分は必ず、絶縁処理を施して下さい。露出充電部分は必ず、絶縁処理を施して下さい。
- 回生放電ユニットおよび放熱器に直接手が触れないようにして下さい。
回生放電ユニットおよび放熱器に直接手が触れないようにして下さい。
回生放電ユニットおよび放熱器に直接手が触れないようにして下さい。回生放電ユニットおよび放熱器に直接手が触れないようにして下さい。 回生放電ユニット れないようにして下さい。また、構造面からも配慮下さい。
- 配線終了後、アンプのカバーは必ず閉じて下さい。
配線終了後、アンプのカバーは必ず閉じて下さい。
配線終了後、アンプのカバーは必ず閉じて下さい。配線終了後、アンプのカバーは必ず閉じて下さい。 感電事故につながる可能性があります。
ユニットおよび放熱器の表面は、高温になります。直接、手を触
ユニットユニット
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B-65285JA/03 安全にご使用いただくために
1.3.1.2 注意
注意
注意注意
- アンプに乗ったり、腰掛けたりしないで下さい。 また、梱包を解いた状態で積み重ねたりしないで下さい。
- アンプの使用環境に配慮して下さい。
アンプの使用環境に配慮して下さい。
アンプの使用環境に配慮して下さい。アンプの使用環境に配慮して下さい。 周囲温度等詳細につきましては、仕様説明書をご参照下さい。
- 腐食性、導電性のミスト、水滴が直接アンプに付着しないようにして下
腐食性、導電性のミスト、水滴が直接アンプに付着しないようにして下
腐食性、導電性のミスト、水滴が直接アンプに付着しないようにして下腐食性、導電性のミスト、水滴が直接アンプに付着しないようにして下 さい。
さい。
さい。さい。 必要に応じて、フィルタをご使用下さい。
- アンプに衝撃を与えたりしないで下さい。
アンプに衝撃を与えたりしないで下さい。
アンプに衝撃を与えたりしないで下さい。アンプに衝撃を与えたりしないで下さい。 アンプの上に物を載せたりしないで下さい。
- アンプを分解しないで下さい。
アンプを分解しないで下さい。
アンプを分解しないで下さい。アンプを分解しないで下さい。
- 放熱器への通風を塞がないようにして下さい。
放熱器への通風を塞がないようにして下さい。
放熱器への通風を塞がないようにして下さい。放熱器への通風を塞がないようにして下さい。 切削液、オイルミスト、切削屑等が付着しますと、冷却効率が低下し、仕 様を満足できなくなる場合があります。また、半導体の寿命低下にもつな がります。特に、外気導入での使用の場合には、吸入口、排気口にフィル タの設置をお願いします。フィルタは定期的に交換が必要です。交換しや すい構造にして下さい。
- 電源線、動力線の接続は正しい端子
電源線、動力線の接続は正しい端子, コネクタに接続して下さい。
電源線、動力線の接続は正しい端子電源線、動力線の接続は正しい端子
- 信号線の接続は正しいコネクタに接続して下さい。
信号線の接続は正しいコネクタに接続して下さい。
信号線の接続は正しいコネクタに接続して下さい。信号線の接続は正しいコネクタに接続して下さい。
- 電源線、動力線の線材は、適切な線径、許容温度であることを確認して
電源線、動力線の線材は、適切な線径、許容温度であることを確認して
電源線、動力線の線材は、適切な線径、許容温度であることを確認して電源線、動力線の線材は、適切な線径、許容温度であることを確認して 下さい。
下さい。
下さい。下さい。
- プラスチック部分に不要な力をかけないで下さい。
プラスチック部分に不要な力をかけないで下さい。
プラスチック部分に不要な力をかけないで下さい。プラスチック部分に不要な力をかけないで下さい。 プラスチック部が割れて、内部の部品に損傷を与え、正常な運転ができな くなる可能性があります。また、割れた部分で負傷することもありますの でご注意下さい。
- 電源接続の前に、電源電圧を確認して下さい。
電源接続の前に、電源電圧を確認して下さい。
電源接続の前に、電源電圧を確認して下さい。電源接続の前に、電源電圧を確認して下さい。 仕様書に記載の電圧範囲であることを確認の上、接続して下さい。
- モータとアンプの組合せが正しいか確認して下さい。
モータとアンプの組合せが正しいか確認して下さい。
モータとアンプの組合せが正しいか確認して下さい。モータとアンプの組合せが正しいか確認して下さい。
- パラメータが正しく入力されているか確認して下さい。
パラメータが正しく入力されているか確認して下さい。
パラメータが正しく入力されているか確認して下さい。パラメータが正しく入力されているか確認して下さい。 モータとアンプの組合せにあったパラメータ以外では、モータが正常に動 作しないだけでなく、アンプを破損させる可能性があります。
コネクタに接続して下さい。
コネクタに接続して下さい。コネクタに接続して下さい。
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安全にご使用いただくために B-65285JA/03
- アンプ周辺機器の接続を確認して下さい。
アンプ周辺機器の接続を確認して下さい。
アンプ周辺機器の接続を確認して下さい。アンプ周辺機器の接続を確認して下さい。 電磁接触器、ブレーカ等アンプ外部に設置される機器間およびそれらの機 器とアンプ間の接続を確実に行って下さい。
- 強電盤へのアンプの取り付けが確実に行われているか確認して下さい。
強電盤へのアンプの取り付けが確実に行われているか確認して下さい。
強電盤へのアンプの取り付けが確実に行われているか確認して下さい。強電盤へのアンプの取り付けが確実に行われているか確認して下さい。 強電盤とアンプ取り付け面に隙間があると外部からの粉塵の浸入等によ り、アンプの正常な動作を妨げる可能性があります。
- ノイズ対策
ノイズ対策
ノイズ対策ノイズ対策 アンプが正常動作を行うために、ノイズ対策には十分配慮して下さい。 例えば、信号線と電源線、動力線は必ず分離して配線して下さい。
s-10
B-65285JA/03 安全にご使用いただくために
1.3.1.3
- 銘板が確認し易いように配慮して下さい。
銘板が確認し易いように配慮して下さい。
銘板が確認し易いように配慮して下さい。銘板が確認し易いように配慮して下さい。
- 銘板の文字を消さないように注意して下さい。
銘板の文字を消さないように注意して下さい。
銘板の文字を消さないように注意して下さい。銘板の文字を消さないように注意して下さい。
- 開梱後、アンプの外観上異常がないか確認して下さい。
開梱後、アンプの外観上異常がないか確認して下さい。
開梱後、アンプの外観上異常がないか確認して下さい。開梱後、アンプの外観上異常がないか確認して下さい。
- 定期点検、日常保守がし易い位置への取り付けに配慮して下さい。
定期点検、日常保守がし易い位置への取り付けに配慮して下さい。
定期点検、日常保守がし易い位置への取り付けに配慮して下さい。定期点検、日常保守がし易い位置への取り付けに配慮して下さい。
- 機械
機械・装置の扉付近は、保守上十分なスペースを確保して下さい。
・装置の扉付近は、保守上十分なスペースを確保して下さい。
機械機械
・装置の扉付近は、保守上十分なスペースを確保して下さい。・装置の扉付近は、保守上十分なスペースを確保して下さい。
扉の開閉を妨げる重量物は極力置かないようにして下さい。
- パラメータ表、予備品類は判りやすい場所に置いて下さい。
パラメータ表、予備品類は判りやすい場所に置いて下さい。
パラメータ表、予備品類は判りやすい場所に置いて下さい。パラメータ表、予備品類は判りやすい場所に置いて下さい。 また、仕様書類についても同様です。いつでも即座に参照できるようにし て下さい。
- シールド線の処理を確実に行って下さい。
シールド線の処理を確実に行って下さい。
シールド線の処理を確実に行って下さい。シールド線の処理を確実に行って下さい。 シールド処理が必要なケーブルは、ケーブルクランプ等にて確実にアース 板に接続されるようにして下さい。
s-11
安全にご使用いただくために B-65285JA/03
1.3.2 試運転時における警告および注意
1.3.2.1 警告
試運転時における警告および注意
試運転時における警告および注意試運転時における警告および注意
警告
警告警告
- 電源投入前に強電盤、アンプに接続されているケーブルのコネクタ、動
電源投入前に強電盤、アンプに接続されているケーブルのコネクタ、動
電源投入前に強電盤、アンプに接続されているケーブルのコネクタ、動電源投入前に強電盤、アンプに接続されているケーブルのコネクタ、動 力線や電源線が確実に接続されているか、また、ゆるみはないか確認下
力線や電源線が確実に接続されているか、また、ゆるみはないか確認下
力線や電源線が確実に接続されているか、また、ゆるみはないか確認下力線や電源線が確実に接続されているか、また、ゆるみはないか確認下 さい。
さい。
さい。さい。 ネジの緩み、コネクタの挿入不良等がありますと、モータの誤動作や発熱、 地絡短絡事故の原因になります。 特に、大きい電流が流れる電源線,モータ動力線および DC リンク接続に つきましては、ネジの緩み(コネクタの場合には接触不良やコネクタ端子 とケーブルの接続不良)がありますと、火災につながる可能性があります ので、十分に注意して下さい。
- 電源投入前に強電盤は確実に接地されているか確認下さい。
電源投入前に強電盤は確実に接地されているか確認下さい。
電源投入前に強電盤は確実に接地されているか確認下さい。電源投入前に強電盤は確実に接地されているか確認下さい。
- 電源投入前に強電盤などの扉を確認下さい。
電源投入前に強電盤などの扉を確認下さい。
電源投入前に強電盤などの扉を確認下さい。電源投入前に強電盤などの扉を確認下さい。 アンプが収納されている強電盤などの扉が確実に閉じていることを確認 下さい。強電盤などの扉は運転中においても必ず閉じて施錠して下さい。
- 強電盤などの扉を開く必要が生じた時に注意して下さい。
強電盤などの扉を開く必要が生じた時に注意して下さい。
強電盤などの扉を開く必要が生じた時に注意して下さい。強電盤などの扉を開く必要が生じた時に注意して下さい。 その機械、装置の保守に関する教育を受けた人が、強電盤の入力ブレーカ と強電盤へ供給する工場側の開閉器の両方をしゃ断してから扉を開いて 下さい。また、機械調整等で扉を開けたまま運転する場合には、電圧が印 加されている所に手や工具が触れないように注意して下さい。この場合、 その機械、装置の保守に関する教育を受けた人が行って下さい。
- 初めて機械を運転する場合には指令通りに動作するか確認下さい。
初めて機械を運転する場合には指令通りに動作するか確認下さい。
初めて機械を運転する場合には指令通りに動作するか確認下さい。初めて機械を運転する場合には指令通りに動作するか確認下さい。 モータへの指令は最初は小さい値から徐々に立ち上げて指令通りに動作 するか確認下さい。正常に回らない時には直ちに非常停止して下さい。
- 電源投入時非常停止回路の動作を確認下さい。
電源投入時非常停止回路の動作を確認下さい。
電源投入時非常停止回路の動作を確認下さい。電源投入時非常停止回路の動作を確認下さい。 非常停止ボタンを操作した場合、モータは速やかに停止してアンプ入力部 の電磁接触器がしゃ断することを確認下さい。
- 機械調整中に機械の扉や保護カバーを開けて作業を行う場合には、必ず
機械調整中に機械の扉や保護カバーを開けて作業を行う場合には、必ず
機械調整中に機械の扉や保護カバーを開けて作業を行う場合には、必ず機械調整中に機械の扉や保護カバーを開けて作業を行う場合には、必ず 非常停止状態にしてモータが停止していることを確認して行って下さい。
非常停止状態にしてモータが停止していることを確認して行って下さい。
非常停止状態にしてモータが停止していることを確認して行って下さい。非常停止状態にしてモータが停止していることを確認して行って下さい。
s-12
B-65285JA/03 安全にご使用いただくために
1.3.2.2 注意
注意
注意注意
- 電源投入時や運転中にアンプに関係するアラーム表示等がないか確認下
電源投入時や運転中にアンプに関係するアラーム表示等がないか確認下
電源投入時や運転中にアンプに関係するアラーム表示等がないか確認下電源投入時や運転中にアンプに関係するアラーム表示等がないか確認下 さい。
さい。
さい。さい。 アラームの内容により保守説明書に従い適切な処置を実施ください。強電 盤の扉を開けての作業が生じる場合は、その機械、装置の保守に関する教 育を受けた人が、行って下さい。また、アラームによっては強制的にリセ ットして使用した場合には、アンプを破損させる可能性がありますので、 適切な処置後使用下さい。
- 初めてモータを運転する場合には位置
初めてモータを運転する場合には位置・速度検出器の取付け調整を実施
初めてモータを運転する場合には位置初めてモータを運転する場合には位置 下さい。
下さい。
下さい。下さい。 主軸用の位置・速度検出器については、保守説明書に従い必ず適切な波形 になるように調整下さい。未調整の場合、モータが正常に回転しない、ま た、主軸が正しい位置に停止しない可能性があります。
- 運転中にモータから異常音や振動が生じた場合には、直ちに停止させて
運転中にモータから異常音や振動が生じた場合には、直ちに停止させて
運転中にモータから異常音や振動が生じた場合には、直ちに停止させて運転中にモータから異常音や振動が生じた場合には、直ちに停止させて 下さい。
下さい。
下さい。下さい。 異常音や振動が発生したまま使用しますと、アンプの故障が発生する場合 があります。適切な処置を実施した後運転を再開して下さい。
・速度検出器の取付け調整を実施
・速度検出器の取付け調整を実施・速度検出器の取付け調整を実施
- 周囲温度に注意してアンプの定格出力以下で使用下さい。
周囲温度に注意してアンプの定格出力以下で使用下さい。
周囲温度に注意してアンプの定格出力以下で使用下さい。周囲温度に注意してアンプの定格出力以下で使用下さい。 周囲温度によりアンプの連続定格出力や連続使用時間を低減しているも のがありますので注意して下さい。過負荷状態で連続に使用した場合には アンプが故障する可能性があります。
- 特に記載のない限り、電源が入った状態でコネクタの抜き差しは行わな
特に記載のない限り、電源が入った状態でコネクタの抜き差しは行わな
特に記載のない限り、電源が入った状態でコネクタの抜き差しは行わな特に記載のない限り、電源が入った状態でコネクタの抜き差しは行わな いで下さい。アンプの故障が発生する場合があります。
いで下さい。アンプの故障が発生する場合があります。
いで下さい。アンプの故障が発生する場合があります。いで下さい。アンプの故障が発生する場合があります。
s-13
安全にご使用いただくために B-65285JA/03
1.3.3 保守時における警告および注意
1.3.3.1 警告
保守時における警告および注意
保守時における警告および注意保守時における警告および注意
警告
警告警告
- 保守説明書を熟読し、内容を理解して下さい。
保守説明書を熟読し、内容を理解して下さい。
保守説明書を熟読し、内容を理解して下さい。保守説明書を熟読し、内容を理解して下さい。 日常保守時、アラーム発生時の処置等が保守説明書に記載されています。 内容を理解して作業して下さい。
- ヒューズ、プリント板交換時の注意
ヒューズ、プリント板交換時の注意
ヒューズ、プリント板交換時の注意ヒューズ、プリント板交換時の注意
1) 必ず強電盤のブレーカが遮断されていることを確認した上で作業し
て下さい。
2) 充電中表示 LED(赤)が消灯していることを確認してください。各アン
プの充電中表示LED の位置は仕様説明書を参照して下さい。このLED が点灯中は危険電圧が残っており、感電をする可能性がありますので 注意して下さい。
3) プリント板上には高温になる部品があります。火傷には十分ご注意下
さい。
4) ヒューズの定格を確認して、定格が違うヒューズを使用しないように
して下さい。
5) プリント板の仕様を確認して下さい。特に改造図番が施してある場合
には、交換する前にファナックにお問い合わせ下さい。また、交換前 後での設定ピンを確認して下さい。
6) ヒューズ交換後は、ネジが確実に締められていることを確認して下さ
い。ソケットタイプについては、ヒューズが根元まで挿入されている ことを確認して下さい。
7) プリント板交換後は、コネクタへの挿入を確認して下さい。
8) 動力線、電源線、コネクタ類の接続を確認して下さい。
- ネジの紛失に注意して下さい。
ネジの紛失に注意して下さい。
ネジの紛失に注意して下さい。ネジの紛失に注意して下さい。 ケースやプリント基板を外す際には、外したネジを紛失しないよう気をつ けて下さい。紛失したネジがユニット内部に残っていたりしたまま電源を 投入すると機械を破損する可能性があります。
- アブソリュートパルスコーダ用のバッテリの交換
アブソリュートパルスコーダ用のバッテリの交換
アブソリュートパルスコーダ用のバッテリの交換アブソリュートパルスコーダ用のバッテリの交換 バッテリの交換は電源を ON した状態で行います。電源を OFF した状態で バッテリを交換すると、記憶されている機械の絶対位置が失われますので、 ご注意下さい。αi シリーズサーボアンプモジュールにはバッテリがサーボ アンプに搭載されている機種があります。この機種をご使用の場合には、 強電盤の扉を開き、パワーサプライモジュールの制御電源を遮断せずに、 かつ、非常停止状態としてアンプの動力系統の入力を遮断した上で、バッ テリの交換を行う必要があります。このため、保守および安全に関して十 分教育を受けた人以外は、作業をしてはいけません。アンプが設置されて いる強電盤内には高電圧部があり、感電をする可能性があります。
s-14
B-65285JA/03 安全にご使用いただくために
- アラーム番号を確認して下さい。
アラーム番号を確認して下さい。
アラーム番号を確認して下さい。アラーム番号を確認して下さい。 アラーム発生にて機械が停止した場合には、必ずアラーム番号を確認して 下さい。アラームによっては、部品の交換無しに電源再投入されると、別 の部品を破損させてしまい、真の原因究明が困難になります。
- アラームリセットは、障害要因を確実に取り除いた上で行って下さい。
アラームリセットは、障害要因を確実に取り除いた上で行って下さい。
アラームリセットは、障害要因を確実に取り除いた上で行って下さい。アラームリセットは、障害要因を確実に取り除いた上で行って下さい。
- 保守上における疑問点については、早急にファナックまでご連絡下さい。
保守上における疑問点については、早急にファナックまでご連絡下さい。
保守上における疑問点については、早急にファナックまでご連絡下さい。保守上における疑問点については、早急にファナックまでご連絡下さい。
s-15
安全にご使用いただくために B-65285JA/03
1.3.3.2 注意
注意
注意注意
- 部品の未実装に注意して下さい。
部品の未実装に注意して下さい。
部品の未実装に注意して下さい。部品の未実装に注意して下さい。 部品およびプリント板の交換を行い、再度組付ける際にはスナバコンデン サ等の部品実装を確認して下さい。たとえば、スナバコンデンサがないと IPM が破損します。
- ネジ締めは確実に行って下さい。
ネジ締めは確実に行って下さい。
ネジ締めは確実に行って下さい。ネジ締めは確実に行って下さい。
- ヒューズ、プリント板等の部品仕様を確認して下さい。
ヒューズ、プリント板等の部品仕様を確認して下さい。
ヒューズ、プリント板等の部品仕様を確認して下さい。ヒューズ、プリント板等の部品仕様を確認して下さい。 ヒューズ、プリント板を交換する際はそれらの仕様が正しいことを確認し、 正しい位置に組み付けてください。誤った仕様のものを組み付けたり、誤 った位置に組み付けると正常に動作しません。
- カバーの組付け違いに注意して下さい。
カバーの組付け違いに注意して下さい。
カバーの組付け違いに注意して下さい。カバーの組付け違いに注意して下さい。 アンプ正面のカバーには仕様を示すラベルが貼られています。正面カバー を外した場合には、必ず同じユニットに組み付けて頂くようお願いします。
- ヒートシンク、ファンモータの清掃
ヒートシンク、ファンモータの清掃
ヒートシンク、ファンモータの清掃ヒートシンク、ファンモータの清掃
1) ヒートシンク、ファンモータが汚れていると、半導体冷却性能が落ち、
その結果、信頼性を低下させることになります。定期的に清掃して下 さい。
2) エアによって清掃される場合、塵埃の散乱に注意して下さい。もし、
アンプや周辺機器に導電性の塵埃が付着した場合には、故障の原因に なります。
3) ヒートシンクの清掃をするときは電源を遮断し、ヒートシンクの温度
が室温程度に冷えていることを確認したあとで行ってください。運転 中及び電源遮断直後はヒートシンクの温度が非常に高いため火傷す る可能性がありますので、ヒ−トシンクに触れる場合には注意して下 さい。
- アンプを外す場合
アンプを外す場合
アンプを外す場合アンプを外す場合 電源が遮断されていることを確認の上、行って下さい。また、アンプと強 電盤に指を挟まないように注意して下さい。
s-16
B-65285JA/03 安全にご使用いただくために
1.3.3.3
- バッテリのコネクタは正しい位置に確実に挿入してください。
バッテリのコネクタは正しい位置に確実に挿入してください。
バッテリのコネクタは正しい位置に確実に挿入してください。バッテリのコネクタは正しい位置に確実に挿入してください。 組付けを誤まったまま電源を遮断すると、機械の絶対位置の内容が失われ ます。
- マニュアル類は、大切に保管して下さい。
マニュアル類は、大切に保管して下さい。
マニュアル類は、大切に保管して下さい。マニュアル類は、大切に保管して下さい。 保守時には、即座に参照できるようにして下さい。
- ファナックにご連絡される場合
ファナックにご連絡される場合
ファナックにご連絡される場合ファナックにご連絡される場合 保守部品等の手配をスムーズに行うため、アラーム内容およびアンプの仕 様を確認して、ご連絡下さい。
s-17
B-65285JA/03 はじめに

はじめに

本説明書
本説明書の構成
本説明書本説明書
の構成
の構成の構成
本説明書は FANUC サーボアンプαi シリーズ(パワーサプライモジュール, サーボアンプモジュール,スピンドルアンプモジュール)、FANUC サーボモ ータαis/αi シリーズおよびFANUC スピンドルモータαi シリーズの保守に必 要な事項を記述しています。 第Ⅰ編には、立上げ手順を記述し、第Ⅱ編では、障害が発生した時の処理手順 を記述しています。 第Ⅲ編にはサーボモータ,スピンドルモータの保守について記述しています。
*本説明書では本文中、下記の略称を使用することがあります。
機種名
機種名 略称
機種名機種名
略称
略称略称
FANUC Series 15i FS15i
FANUC Series 16i FS16i
FANUC Series 18i FS18i
FANUC Series 21i FS21i
FANUC Series 0i FS0i
FANUC Power Mate i–D
PMi
FANUC Power Mate i–H
パワーサプライモジュール サーボアンプモジュール スピンドルアンプモジュール
PSM
SVM
SPM
Series 16i, 18i, 21i, 0i, PM
* 本説明書では、サーボパラメータのパラメータ番号を CNC の機種名を省
略して次の形式で記載する場合があります。
i
No. 1877 (FS15i)
No. 2062 (FS16i)
Series 15
i
過負荷保護係数
過負荷保護係数
過負荷保護係数過負荷保護係数
サーボパラメータの機能名 またはビット
(OVC1)
* 本書に関連する内容の説明書として下記が用意されています。
本書からこれらの仕様書および説明書を参照先として指定する場合があ ります。
1) FANUC SERVO AMPLFIER αi series 仕様説明書 B-65282JA
2) FANUC AC SERVO MOTOR αis/αi series 仕様説明書 B-65262JA
3) FANUC AC SPINDLE MOTOR αi series 仕様説明書 B-65272JA
4) FANUC AC SERVO MOTOR αis/αi series パラメータ説明書 B-65270JA
5) FANUC AC SPINDLE MOTOR αi series パラメータ説明書 B-65280JA
p-1
B-65285JA/03 目次
目次
目次
目次目次
安全にご使用いただくために
安全にご使用いただくために................................
安全にご使用いただくために安全にご使用いただくために
はじめに
はじめに................................
はじめにはじめに
I.
I. 立ち上げ手順
I. I.
1
1 概要
11
2
2 構成
22
2.1 構成..................................................................................................................................................... 5
2.2 主な構成要素 ...................................................................................................................................... 7
................................................................
................................................................
概要................................
................................................................
概要概要
................................................................
構成................................
................................................................
構成構成
................................................................
................................................................
................................................................
................................................................
................................................................
................................................................
................................................................
................................................................
................................................................
................................................................
................................................................
................................................................
................................................................
................................................................
................................................................
................................................................
................................................................
....................................................
................................................................
...................................................
................................................................
......................................................
................................................................
......................................................
................................................................
.................... s-
........................................
................... p-
......................................
...................... 3333
............................................
...................... 4444
............................................
s-1111
s-s-
p-1111
p-p-
2.2.1 パワーサプライモジュール......................................................................................................... 7
2.2.2 サーボアンプモジュール............................................................................................................. 8
2.2.3 スピンドルアンプモジュール.................................................................................................... 10
3
3 立上げ手順
立上げ手順 ................................
33
立上げ手順立上げ手順
3.1 立上げ時の手順
3.2 電源の接続........................................................................................................................................ 14
................................................................
................................................................
(概要)...................................................................................................................... 13
................................................................
................................................................
................................................................
................................................................
.........................................
................................................................
......... 12
..................
3.2.1 電源電圧と容量の確認.............................................................................................................. 14
3.2.2 保護アースの接続...................................................................................................................... 15
3.2.3 漏洩電流と漏電しゃ断器の選定................................................................................................ 15
3.3 パラメータの初期設定...................................................................................................................... 16
4
4 動作確認方法
動作確認方法................................
44
動作確認方法動作確認方法
4.1 パワーサプライモジュール............................................................................................................... 18
................................................................
................................................................
................................................................
................................................................
................................................................
................................................................
......................................
................................................................
...... 17
............
4.1.1 STATUS 表示の確認................................................................................................................. 19
4.1.2 プリント板のチェック端子....................................................................................................... 20
4.1.3 電源ON 表示 LED“PIL”が点灯していない場合の確認............................................................ 22
4.1.4 電磁接触器がON しない場合の確認 ........................................................................................ 23
4.2 サーボアンプモジュール .................................................................................................................. 24
4.2.1 STATUS 表示の確認................................................................................................................. 25
4.2.2 NC 画面に VRDY オフアラームが表示される場合 .................................................................. 26
12
1212
17
1717
4.2.3 モータ電流値を観測する方法.................................................................................................... 27
4.3 スピンドルアンプモジュール ........................................................................................................... 30
4.3.1 STATUS 表示について............................................................................................................. 31
4.3.2 立上げ時のトラブルシューティング......................................................................................... 32
4.3.2.1 電源 ON 表示 LED ”PIL”が点灯していません.................................................................................32
c-1
目次 B-65285JA/03
4.3.2.2 STATUS 表示が−−の点滅のままです....................................................................................32
4.3.2.3 モータが回転しない場合.................................................................................................................. 33
4.3.2.4 指令通りの回転数にならない場合 ...................................................................................................33
4.3.2.5 非切削時に主軸が振動し騒音が発生する場合..................................................................................34
4.3.2.6 オーバシュートまたはハンチングする場合.....................................................................................34
4.3.2.7 切削力が低下する・加減速時間が長い場合.....................................................................................35
4.3.3 状態エラー表示機能.................................................................................................................. 36
4.3.4 フィードバック信号波形の確認................................................................................................ 38
4.3.4.1 Mi センサ、MZi センサ、BZi センサ ..............................................................................................39
4.3.4.2 αポジションコーダ S .......................................................................................................................40
4.3.5 スピンドルチェックボード....................................................................................................... 41
4.3.5.1 スピンドルチェックボード仕様図番................................................................................................41
4.3.5.2 チェックボードの接続 .....................................................................................................................41
4.3.5.3 チェック端子出力信号 .....................................................................................................................43
4.3.6 スピンドルチェックボードによるデータ観測方法................................................................... 45
4.3.6.1 概要..................................................................................................................................................45
4.3.6.2 主要特性...........................................................................................................................................45
4.3.6.3 観測方法...........................................................................................................................................45
4.3.6.4 観測データの設定方法 .....................................................................................................................46
4.3.6.5 各アドレスの内容と初期値について (SPM)....................................................................................47
4.3.6.6 スピンドル内部データ出力方式動作原理説明..................................................................................48
4.3.6.7 データ番号一覧表 ............................................................................................................................52
4.3.6.8 データ観測例....................................................................................................................................55
4.3.7 スピンドルチェックボードによるパラメータ確認方法............................................................ 56
4.3.7.1 概要..................................................................................................................................................56
4.3.7.2 パラメータの確認方法 .....................................................................................................................56
4.3.8 サーボガイドによるデータ観測................................................................................................ 57
4.3.8.1 概要..................................................................................................................................................57
4.3.8.2 適用可能系列版数 ............................................................................................................................57
4.3.8.3 サーボガイドで観測できるスピンドルデータ一覧 ..........................................................................57
4.3.8.4 主軸制御信号、主軸状態信号について ............................................................................................58
4.3.8.5 データ観測例....................................................................................................................................59
5
5 サーボアンプの定期保守
サーボアンプの定期保守 ................................
55
サーボアンプの定期保守サーボアンプの定期保守
................................................................
................................................................
................................................................
................................................................
....................................................
................................................................
.................... 60
........................................
5.1 アブソリュートパルスコーダ用バッテリ ......................................................................................... 61
5.2 サーボアンプの定期点検について.................................................................................................... 67
c-2
60
6060
B-65285JA/03 目次
II.
II. 障害追跡および処置
障害追跡および処置
II. II.
障害追跡および処置障害追跡および処置
1
1 概要
概要................................
11
2
2 アラーム表示とその内容
22
2.1 Series 15i の場合.............................................................................................................................. 75
................................................................
概要概要
................................................................
アラーム表示とその内容 ................................
アラーム表示とその内容アラーム表示とその内容
................................................................
................................................................
................................................................
................................................................
................................................................
................................................................
................................................................
................................................................
....................................................
................................................................
....................................................
................................................................
.................... 73
........................................
.................... 74
........................................
73
7373
74
7474
2.1.1 サーボアラーム......................................................................................................................... 75
2.1.2 スピンドルアラーム.................................................................................................................. 77
2.2 Series 16i, 18i, 20i, 21i, 0i, Power Mate i の場合............................................................................ 80
2.2.1 サーボアラーム......................................................................................................................... 80
2.2.2 スピンドルアラーム.................................................................................................................. 82
3
3 追跡および処置
追跡および処置 ................................
33
追跡および処置追跡および処置
................................................................
................................................................
................................................................
................................................................
................................................................
................................................................
..................................
................................................................
.. 84
84
....
8484
3.1 パワーサプライモジュール
(PSM, PSMR) ...................................................................................... 85
3.1.1 アラームコード 1 (PSM) .......................................................................................................... 85
3.1.2 アラームコード 2 (PSM, PSMR) ............................................................................................. 86
3.1.3 アラームコード 3 (PSM) .......................................................................................................... 86
3.1.4 アラームコード 4 (PSM, PSMR) ............................................................................................. 86
3.1.5 アラームコード 5 (PSM, PSMR) ............................................................................................. 87
3.1.6 アラームコード 6 (PSM, PSMR) ............................................................................................. 87
3.1.7 アラームコード 7 (PSM, PSMR) ............................................................................................. 87
3.1.8 アラームコード 8 (PSMR) ....................................................................................................... 88
3.1.9 アラームコード A (PSM) ......................................................................................................... 88
3.1.10 アラームコード E (PSM, PSMR) ......................................................................................... 88
3.1.11 アラームコード H (PSMR) ...................................................................................................... 89
3.2 サーボアンプモジュール .................................................................................................................. 90
3.2.1 アラームコード 1 ..................................................................................................................... 92
3.2.2 アラームコード 2 ..................................................................................................................... 92
3.2.3 アラームコード 5 ..................................................................................................................... 92
3.2.4 アラームコード 6 ..................................................................................................................... 93
3.2.5 アラームコード F..................................................................................................................... 93
3.2.6 アラームコード P..................................................................................................................... 93
3.2.7 アラームコード 8 ..................................................................................................................... 94
3.2.8 アラームコード 8. , 9. , A. ........................................................................................................ 95
3.2.9 アラームコード 8. , 9. , A. ........................................................................................................ 95
3.2.10 アラームコード b , c , d ........................................................................................................ 96
3.2.11 アラームコード『−』点滅....................................................................................................... 97
3.2.12 アラームコード U................................................................................................................. 98
c-3
目次 B-65285JA/03
3.2.13 アラームコード L ................................................................................................................. 99
3.3 サーボソフト .................................................................................................................................. 100
3.3.1 サーボ調整画面....................................................................................................................... 100
3.3.2 診断画面.................................................................................................................................. 102
3.3.3 過負荷アラーム(ソフトサーマル、OVC)........................................................................... 103
3.3.4 フィードバック断線アラーム.................................................................................................. 104
3.3.5 オーバヒートアラーム............................................................................................................ 105
3.3.6 サーボパラメータ設定不正アラーム....................................................................................... 105
3.3.7 パルスコーダ、別置シリアル検出器関係のアラーム............................................................. 106
3.3.8 その他のアラーム.................................................................................................................... 109
3.4 スピンドルアンプモジュール ......................................................................................................... 111
3.4.1 アラームコード 01 ................................................................................................................. 111
3.4.2 アラームコード 02 ................................................................................................................. 112
3.4.3 アラームコード 03 ................................................................................................................. 113
3.4.4 アラームコード 06 ................................................................................................................. 113
3.4.5 アラームコード 07 ................................................................................................................. 114
3.4.6 アラームコード 09 ................................................................................................................. 115
3.4.7 アラームコード 12 ................................................................................................................. 116
3.4.8 アラームコード 15 ................................................................................................................. 117
3.4.9 アラームコード 18 ................................................................................................................. 117
3.4.10 アラームコード 19, 20........................................................................................................ 117
3.4.11 アラームコード 21 ................................................................................................................. 117
3.4.12 アラームコード 24.............................................................................................................. 118
3.4.13 アラームコード 27.............................................................................................................. 119
3.4.14 アラームコード 29.............................................................................................................. 120
3.4.15 アラームコード 31.............................................................................................................. 121
3.4.16 アラームコード 32.............................................................................................................. 121
3.4.17 アラームコード 34.............................................................................................................. 122
3.4.18 アラームコード 36.............................................................................................................. 122
3.4.19 アラームコード 37.............................................................................................................. 123
3.4.20 アラームコード 41.............................................................................................................. 123
3.4.21 アラームコード 42.............................................................................................................. 124
3.4.22 アラームコード 46.............................................................................................................. 124
3.4.23 アラームコード 47.............................................................................................................. 125
3.4.24 アラームコード 50.............................................................................................................. 126
3.4.25 アラームコード 52, 53........................................................................................................ 126
3.4.26 アラームコード 54.............................................................................................................. 126
c-4
B-65285JA/03 目次
3.4.27 アラームコード 55.............................................................................................................. 127
3.4.28 アラームコード 56.............................................................................................................. 127
3.4.29 アラームコード 66.............................................................................................................. 127
3.4.30 アラームコード 69.............................................................................................................. 128
3.4.31 アラームコード 70.............................................................................................................. 128
3.4.32 アラームコード 71.............................................................................................................. 128
3.4.33 アラームコード 72.............................................................................................................. 128
3.4.34 アラームコード 73.............................................................................................................. 129
3.4.35 アラームコード 74.............................................................................................................. 129
3.4.36 アラームコード 75.............................................................................................................. 129
3.4.37 アラームコード 76.............................................................................................................. 130
3.4.38 アラームコード 77.............................................................................................................. 130
3.4.39 アラームコード 78.............................................................................................................. 130
3.4.40 アラームコード 79.............................................................................................................. 130
3.4.41 アラームコード 81.............................................................................................................. 131
3.4.42 アラームコード 82.............................................................................................................. 132
3.4.43 アラームコード 83.............................................................................................................. 132
3.4.44 アラームコード 84.............................................................................................................. 133
3.4.45 アラームコード 85.............................................................................................................. 133
3.4.46 アラームコード 86.............................................................................................................. 133
3.4.47 アラームコード 87.............................................................................................................. 133
3.4.48 アラームコード 88.............................................................................................................. 133
3.4.49 アラームコード A, A1,A2................................................................................................... 133
3.4.50 アラームコード b0.............................................................................................................. 134
3.4.51 アラームコード C0,C1,C2.................................................................................................. 134
3.4.52 アラームコード C3 ............................................................................................................. 134
3.4.53 その他のアラーム................................................................................................................ 135
4.1 αCi シリーズスピンドルアンプモジュール.................................................................................... 136
3.5.1 アラームコード 12 ................................................................................................................. 136
3.5.2 アラームコード 35 ................................................................................................................. 137
4
4 ヒューズ、プリント板等の交換方法
ヒューズ、プリント板等の交換方法................................
44
ヒューズ、プリント板等の交換方法ヒューズ、プリント板等の交換方法
................................................................
................................................................
................................................................
................................................................
.................................... 138
................................................................
138
138138
4.1 ヒューズ,プリント板の交換方法.................................................................................................. 139
4.1.1 プリント板図番....................................................................................................................... 140
4.1.2 ヒューズ実装位置.................................................................................................................... 141
4.1.2.1 PSM ...............................................................................................................................................141
4.1.2.2 SVM...............................................................................................................................................142
c-5
目次 B-65285JA/03
4.1.2.3 SPM ...............................................................................................................................................143
4.2 ファンモータの交換方法 ................................................................................................................ 144
4.2.1 内部ファンモータの場合60mm 幅ユニット,90mm 幅ユニット,
150mm 幅ユニット 共通........................................................................................................ 144
4.2.2 外部ファンモータ 60mm 幅ユニット,90mm 幅ユニットの場合......................................... 145
4.2.3 外部ファンモータ 150mm 幅ユニットの場合........................................................................ 146
4.2.4 外部ファンモータ300mm 幅ユニットの場合......................................................................... 147
III.
III. モータの保守
モータの保守
III. III.
モータの保守モータの保守
1
1 サーボモータの保守
サーボモータの保守 ................................
11
サーボモータの保守サーボモータの保守
1.1 サーボモータの受け入れと保管...................................................................................................... 152
1.2 サーボモータの日常点検 ................................................................................................................ 153
1.3 サーボモータの定期点検 ................................................................................................................ 155
1.4 パルスコーダの交換........................................................................................................................ 158
................................................................
................................................................
................................................................
................................................................
.........................................................
................................................................
......................... 151
..................................................
151
151151
1.5 交換部品の仕様番号........................................................................................................................ 160
2
2 スピンドルモータの保守
スピンドルモータの保守 ................................
22
スピンドルモータの保守スピンドルモータの保守
2.1 保守点検.......................................................................................................................................... 162
2.2 保守部品.......................................................................................................................................... 165
2.3 許容ラジアル荷重 ........................................................................................................................... 169
................................................................
................................................................
................................................................
................................................................
..................................................
................................................................
.................. 161
....................................
161
161161
c-6

I. 立ち上げ手順

B-65285JA/03 立ち上げ手順 1.概要
概要
概要概要

1 概要

本編では、構成要素の確認、サーボモータのアンプの立上げに必要な各種事項 として
構成
立ち上げ手順
動作確認方法
サーボアンプの定期保守
について述べています
- 3 -
2.構成
構成 立ち上げ手順 B-65285JA/03
構成構成

2 構成

- 4 -
B-65285JA/03 立ち上げ手順 2.構成
構成
構成構成

2.1 構成

構成
構成構成
FANUC サーボアンプαi シリーズは、次のユニットおよび部品から構成 されます。
(1) パワーサプライモジュール(PSM) (ベイシック) (2) サーボアンプモジュール(SVM) (ベイシック) (3) スピンドルアンプモジュール(SPM) (ベイシック) (4) ACリアクトル (ベイシック) (5) コネクタ類(接続ケーブル用)(ベイシック) (6) ヒューズ (オプション) (7) 電源トランス (オプション)
- 5 -
2.構成
構成 立ち上げ手順 B-65285JA/03
構成構成
構成要素(例)
AC200240V
3φ
ブレーカ
2
ブレーカ
1
電磁
接触器
雷サージ
保護器
1φ
AC
リアクトル
雷サージ
保護器
パワーサプライ
モジュール
PSM
200R,200S
3φ
ファンモータ
3φ
スピンドルアンプ
モジュール
SPM
スピンドルモータ
サーボアンプ
モジュール
SVM2
DC リンク
(DC300V)
サーボモータ
ユーザ殿で準備頂く機器
注注注注 1 パワーサプライモジュールとサーボアンプモジュール、スピンドルア
ンプモジュールの組合わせ方法については、4 章「選定方法」を参照 して下さい。
2 ブレーカ、電磁接触器、AC リアクトルは必ず設置して下さい。 3 強電盤の電源取入口には、落雷によるサージ電圧からの装置保護のた
めに、ライン-ライン間、ライン-アース間に雷サージ保護器を設置し て下さい。詳細は付録A「雷サージ保護器の設置について」を参照し て下さい。
- 6 -
B-65285JA/03 立ち上げ手順 2.構成
構成
構成構成

2.2 主な構成要素

2.2.1 パワーサプライモジュール
(1) パワーサプライ
パワーサプライモジュール
パワーサプライパワーサプライ
名称
名称 ご注文仕様図番
名称名称
PSM-5.5i
PSM-11i
PSM-15i
PSM-26i
PSM-30i
PSM-37i
PSM-55i
(2) パワーサプライ
パワーサプライモジュール
パワーサプライパワーサプライ
名称
名称 ご注文仕様図番
名称名称
PSM-11HVi
PSM-18HVi
PSM-30HVi
PSM-45HVi
PSM-75HVi
PSM-100HVi
主な構成要素
主な構成要素主な構成要素
パワーサプライモジュール
パワーサプライモジュールパワーサプライモジュール
モジュール (PSM,AC200V 入力
モジュールモジュール
ご注文仕様図番 ユニット図番
ご注文仕様図番ご注文仕様図番
A06B-6110-H006 A06B-6110-C006 A16B-2203-0640 A20B-2100-0760
A06B-6110-H011 A06B-6110-C011 A16B-2203-0641 A20B-2100-0760
A06B-6110-H015 A06B-6110-C015 A16B-2203-0642 A20B-2100-0760
A06B-6110-H026 A06B-6110-C026 A16B-2203-0630 A20B-2100-0761
A06B-6110-H030 A06B-6110-C030 A16B-2203-0631 A20B-2100-0761
A06B-6110-H037 A06B-6110-C037 A16B-2203-0632 A20B-2100-0761
A06B-6110-H055 A06B-6110-C055
モジュール (PSM, AC400V 入力
モジュールモジュール
ご注文仕様図番 ユニット図番
ご注文仕様図番ご注文仕様図番
A06B-6120-H011 A06B-6120-C011 A16B-2203-0647 A20B-2100-0760
A06B-6120-H018 A06B-6120-C018 A16B-2203-0648 A20B-2100-0760
A06B-6120-H030 A06B-6120-C030 A16B-2203-0636 A20B-2100-0761
A06B-6120-H045 A06B-6120-C045 A16B-2203-0637 A20B-2100-0761
A06B-6120-H75 A06B-6120-C75
A06B-6120-H100 A06B-6120-C100
ユニット図番 パワープリント
ユニット図番ユニット図番
ユニット図番 パワープリント
ユニット図番ユニット図番
入力,電源回生タイプ
電源回生タイプ)
入力入力
電源回生タイプ電源回生タイプ
パワープリント板図番
パワープリントパワープリント
A20B-1008-0081
(ドライバ PCB) A20B-2003-0420
入力,電源回生タイプ
入力入力
パワープリント板図番
パワープリントパワープリント
A20B-1008-0086
(ドライバ PCB) A20B-2003-0420
A20B-1008-0087
(ドライバ PCB) A20B-2003-0420
板図番 制御
板図番板図番
電源回生タイプ)
電源回生タイプ電源回生タイプ
板図番 制御
板図番板図番
制御プリント板図番
プリント板図番
制御制御
プリント板図番プリント板図番
A20B-2100-0761
制御プリント板図番
プリント板図番
制御制御
プリント板図番プリント板図番
A20B-2100-0761
A20B-2100-0761
(3) パワーサプライ
パワーサプライモジュール
パワーサプライパワーサプライ
名称
名称 ご注文仕様図番
名称名称
PSMR-3i
PSMR-5.5i
ご注文仕様図番 ユニット図番
ご注文仕様図番ご注文仕様図番
A06B-6115-H003 A06B-6115-C003 A16B-2203-0781
A06B-6115-H006 A06B-6115-C006 A16B-2203-0782
モジュール (PSMR, AC200V 入力
モジュールモジュール
入力,抵抗回生タイプ
入力入力
ユニット図番 プリント
ユニット図番ユニット図番
プリント板図番
プリントプリント
- 7 -
抵抗回生タイプ)
抵抗回生タイプ抵抗回生タイプ
板図番
板図番板図番
2.構成
構成 立ち上げ手順 B-65285JA/03
構成構成
2.2.2 サーボアンプモジュール
(1) 1 軸サーボアンプモジュール
軸サーボアンプモジュール (SVM1, AC200V 入力
軸サーボアンプモジュール軸サーボアンプモジュール
名称
名称 ご注文仕様図番
名称名称
SVM1-20i
SVM1-40i
SVM1-80i
SVM1-160i
SVM1-360i
(2) 2 軸サーボアンプモジュール
軸サーボアンプモジュール (SVM2, AC200V 入力
軸サーボアンプモジュール軸サーボアンプモジュール
名称
名称 ご注文仕様図番
名称名称
SVM2-4/4i
SVM2-20/20i
SVM2-20/40i
SVM2-40/40i
SVM2-40/80i
SVM2-80/80i
SVM2-80/160i
SVM2-160/160i
サーボアンプモジュール
サーボアンプモジュールサーボアンプモジュール
ご注文仕様図番 ユニット図番
ご注文仕様図番ご注文仕様図番
A06B-6114-H103 A06B-6114-C103 A16B-2203-0691
A06B-6114-H104 A06B-6114-C104 A16B-2203-0660
A06B-6114-H105 A06B-6114-C105 A16B-2203-0661
A06B-6114-H106 A06B-6114-C106 A16B-2203-0662
A06B-6114-H109 A06B-6114-C109 A16B-2203-0625 A20B-2100-0830
ご注文仕様図番 ユニット図番
ご注文仕様図番ご注文仕様図番
A06B-6114-H201 A06B-6114-C201 A16B-2203-0692
A06B-6114-H205 A06B-6114-C205 A16B-2203-0695
A06B-6114-H206 A06B-6114-C206 A16B-2203-0670
A06B-6114-H207 A06B-6114-C207 A16B-2203-0671
A06B-6114-H208 A06B-6114-C208 A16B-2203-0672
A06B-6114-H209 A06B-6114-C209 A16B-2203-0673
A06B-6114-H210 A06B-6114-C210 A16B-2203-0674
A06B-6114-H211 A06B-6114-C211 A16B-2203-0675
ユニット図番 パワープリント
ユニット図番ユニット図番
ユニット図番 パワープリント
ユニット図番ユニット図番
入力)
入力入力
パワープリント板図番
パワープリントパワープリント
入力)
入力入力
パワープリント板図番
パワープリントパワープリント
板図番 制御
板図番板図番
板図番 制御
板図番板図番
制御プリント板図番
制御制御
A20B-2100-0740
制御プリント板図番
制御制御
A20B-2100-0741
プリント板図番
プリント板図番プリント板図番
プリント板図番
プリント板図番プリント板図番
(3) 3 軸サーボアンプモジュール
軸サーボアンプモジュール (SVM3, AC200V 入力
軸サーボアンプモジュール軸サーボアンプモジュール
名称
名称 ご注文仕様図番
名称名称
SVM3-4/4/4i
SVM3-20/20/20i
SVM3-20/20/40i
(4) 1 軸サーボアンプモジュール
軸サーボアンプモジュール (SVM1, AC400V 入力
軸サーボアンプモジュール軸サーボアンプモジュール
名称
名称 ご注文仕様図番
名称名称
SVM1-10HVi
SVM1-20HVi
SVM1-40HVi
SVM1-80HVi
SVM1-180HVi
SVM1-360HVi
ご注文仕様図番 ユニット図番
ご注文仕様図番ご注文仕様図番
A06B-6124-H102 A06B-6124-C102 A16B-2203-0803
A06B-6124-H103 A06B-6124-C103 A16B-2203-0800
A06B-6124-H104 A06B-6124-C104 A16B-2203-0801
A06B-6124-H105 A06B-6124-C105 A16B-2203-0802
A06B-6124-H106 A06B-6124-C106 A16B-2203-0629 A20B-2100-0831
A06B-6124-H109 A06B-6124-C109
ご注文仕様図番 ユニット図番
ご注文仕様図番ご注文仕様図番
A06B-6114-H301 A06B-6114-C301 A16B-2203-0696
A06B-6114-H303 A06B-6114-C303 A16B-2203-0698
A06B-6114-H304 A06B-6114-C304 A16B-2203-0680
ユニット図番 パワープリント
ユニット図番ユニット図番
ユニット図番 パワープリント
ユニット図番ユニット図番
入力)
入力入力
パワープリント板図番
パワープリントパワープリント
入力)
入力入力
パワープリント板図番
パワープリントパワープリント
A20B-1008-0099
(ドライバ PCB) A20B-2003-0420
板図番 制御
板図番板図番
板図番 制御
板図番板図番
制御プリント板図番
プリント板図番
制御制御
プリント板図番プリント板図番
A20B-2100-0742
制御プリント板図番
プリント板図番
制御制御
プリント板図番プリント板図番
A20B-2100-0740
A20B-2100-0830
- 8 -
B-65285JA/03 立ち上げ手順 2.構成
(5) 2 軸サーボアンプモジュール
軸サーボアンプモジュール (SVM2, AC400V 入力
軸サーボアンプモジュール軸サーボアンプモジュール
名称
名称 ご注文仕様図番
名称名称
SVM2-10/10HVi
SVM2-20/20HVi
SVM2-20/40HVi
SVM2-40/40HVi
SVM2-40/80HVi
SVM2-80/80HVi
ご注文仕様図番 ユニット図番
ご注文仕様図番ご注文仕様図番
A06B-6124-H202 A06B-6124-C202 A16B-2203-0815
A06B-6124-H205 A06B-6124-C205 A16B-2203-0810
A06B-6124-H206 A06B-6124-C206 A16B-2203-0811
A06B-6124-H207 A06B-6124-C207 A16B-2203-0812
A06B-6124-H208 A06B-6124-C208 A16B-2203-0813
A06B-6124-H209 A06B-6124-C209 A16B-2203-0814
ユニット図番 パワープリント
ユニット図番ユニット図番
入力)
入力入力
パワープリント板図番
パワープリントパワープリント
板図番 制御
板図番板図番
制御プリント板図番
制御制御
A20B-2100-0741
プリント板図番
プリント板図番プリント板図番
構成
構成構成
- 9 -
2.構成
構成 立ち上げ手順 B-65285JA/03
構成構成
2.2.3 スピンドルアンプモジュール
(1) ααααi シリーズ
シリーズ スピンドルアンプモジュール
シリーズシリーズ
スピンドルアンプモジュール
スピンドルアンプモジュールスピンドルアンプモジュール
適用される検出器(機能)によりご注文仕様図番が異なります。
スピンドルアンプモジュール (SPM, AC200V 入力
スピンドルアンプモジュールスピンドルアンプモジュール
TYPE A
名称
名称 ご注文仕様図番
名称名称
SPM-2.2i
SPM-5.5i
SPM-11i
SPM-15i
SPM-22i
SPM-26i
SPM-30i
SPM-45i
SPM-55i
ご注文仕様図番 ユニット図番
ご注文仕様図番ご注文仕様図番
A06B-6111-H002 A06B-6111-C002 A16B-2203-0650 A20B-2100-0800
A06B-6111-H006 A06B-6111-C006 A16B-2203-0651 A20B-2100-0800
A06B-6111-H011 A06B-6111-C011 A16B-2203-0652 A20B-2100-0800
A06B-6111-H015 A06B-6111-C015 A16B-2203-0653 A20B-2100-0800
A06B-6111-H022 A06B-6111-C022 A16B-2203-0620 A20B-2100-0800
A06B-6111-H026 A06B-6111-C026 A16B-2203-0621 A20B-2100-0800
A06B-6111-H030 A06B-6111-C030 A16B-2203-0622 A20B-2100-0800
A06B-6111-H045 A06B-6111-C045
A06B-6111-H055 A06B-6111-C055
ユニット図番 パワープリント
ユニット図番ユニット図番
入力)
入力入力
パワープリント板図番
パワープリントパワープリント
A20B-1008-0090
(ドライバ PCB) A20B-2003-0420
A20B-1008-0091
(ドライバ PCB) A20B-2003-0420
板図番 制御
板図番板図番
制御プリント板図番
プリント板図番
制御制御
プリント板図番プリント板図番
A20B-2100-0800
A20B-2100-0800
TYPE B
名称
名称 ご注文仕様図番
名称名称
SPM-2.2i
SPM-5.5i
SPM-11i
SPM-15i
SPM-22i
SPM-26i
SPM-30i
SPM-45i
SPM-55i
ご注文仕様図番 ユニット図番
ご注文仕様図番ご注文仕様図番
A06B-6112-H002 A06B-6111-C002 A16B-2203-0650 A20B-2100-0801
A06B-6112-H006 A06B-6111-C006 A16B-2203-0651 A20B-2100-0801
A06B-6112-H011 A06B-6111-C011 A16B-2203-0652 A20B-2100-0801
A06B-6112-H015 A06B-6111-C015 A16B-2203-0653 A20B-2100-0801
A06B-6112-H022 A06B-6111-C022 A16B-2203-0620 A20B-2100-0801
A06B-6112-H026 A06B-6111-C026 A16B-2203-0621 A20B-2100-0801
A06B-6112-H030 A06B-6111-C030 A16B-2203-0622 A20B-2100-0801
A06B-6112-H045 A06B-6111-C045
A06B-6112-H055 A06B-6111-C055
ユニット図番 パワープリント
ユニット図番ユニット図番
(ドライバ PCB) A20B-2003-0420
(ドライバ PCB) A20B-2003-0420
パワープリント板図番
パワープリントパワープリント
A20B-1008-0090
A20B-1008-0091
板図番 制御
板図番板図番
制御プリント板図番
制御制御
A20B-2100-0801
A20B-2100-0801
プリント板図番
プリント板図番プリント板図番
- 10 -
B-65285JA/03 立ち上げ手順 2.構成
構成
構成構成
(2) ααααi シリーズ
シリーズ スピンドルアンプモジュール
シリーズシリーズ
TYPE A
名称
名称 ご注文仕様図番
名称名称
SPM-5.5HVi
SPM-11HVi
SPM-15HVi
SPM-30HVi
SPM-45HVi
SPM-75HVi
SPM-100HVi
ご注文仕様図番 ユニット図番
ご注文仕様図番ご注文仕様図番
A06B-6121-H006 A06B-6121-C006 A16B-2203-0820 A20B-2100-0800
A06B-6121-H011 A06B-6121-C011 A16B-2203-0821 A20B-2100-0800
A06B-6121-H015 A06B-6121-C015 A16B-2203-0822 A20B-2100-0800
A06B-6121-H030 A06B-6121-C030 A16B-2203-0627 A20B-2100-0800
A06B-6121-H045 A06B-6121-C045 A16B-2203-0628 A20B-2100-0800
A06B-6121-H075 A06B-6121-C075
A06B-6121-H100 A06B-6121-C100
TYPE B
名称
名称 ご注文仕様図番
名称名称
SPM-5.5HVi
SPM-11HVi
SPM-15HVi
SPM-30HVi
SPM-45HVi
SPM-75HVi
SPM-100HVi
ご注文仕様図番 ユニット図番
ご注文仕様図番ご注文仕様図番
A06B-6122-H006 A06B-6121-C006 A16B-2203-0820 A20B-2100-0801
A06B-6122-H011 A06B-6121-C011 A16B-2203-0821 A20B-2100-0801
A06B-6122-H015 A06B-6121-C015 A16B-2203-0822 A20B-2100-0801
A06B-6122-H030 A06B-6121-C030 A16B-2203-0627 A20B-2100-0801
A06B-6122-H045 A06B-6121-C045 A16B-2203-0628 A20B-2100-0801
A06B-6122-H075 A06B-6121-C075
A06B-6122-H100 A06B-6121-C100
スピンドルアンプモジュール (SPM, AC400V 入力
スピンドルアンプモジュールスピンドルアンプモジュール
ユニット図番 パワープリント
ユニット図番ユニット図番
(ドライバ PCB) A20B-2003-0420
(ドライバ PCB) A20B-2003-0420
ユニット図番 パワープリント
ユニット図番ユニット図番
(ドライバ PCB) A20B-2003-0420
(ドライバ PCB) A20B-2003-0420
パワープリント板図番
パワープリントパワープリント
A20B-1008-0096
A20B-1008-0097
パワープリント板図番
パワープリントパワープリント
A20B-1008-0096
A20B-1008-0097
板図番 制御
板図番板図番
板図番 制御
板図番板図番
入力)
入力入力
制御プリント板図番
プリント板図番
制御制御
プリント板図番プリント板図番
A20B-2100-0800
A20B-2100-0800
制御プリント板図番
プリント板図番
制御制御
プリント板図番プリント板図番
A20B-2100-0801
A20B-2100-0801
(3) ααααCi シリーズ
名称
名称 ご注文仕様図番
名称名称
SPMC-2.2i
SPMC-5.5i
SPMC-11i
SPMC-15i
SPMC-22i
シリーズ スピンドルアンプモジュール
シリーズシリーズ
ご注文仕様図番 ユニット図番
ご注文仕様図番ご注文仕様図番
A06B-6116-H002 A06B-6111-C002 A16B-2203-0650 A20B-2100-0802
A06B-6116-H006 A06B-6111-C006 A16B-2203-0651 A20B-2100-0802
A06B-6116-H011 A06B-6111-C011 A16B-2203-0652 A20B-2100-0802
A06B-6116-H015 A06B-6111-C015 A16B-2203-0653 A20B-2100-0802
A06B-6116-H022 A06B-6111-C022 A16B-2203-0620 A20B-2100-0802
スピンドルアンプモジュール (SPMC, AC200V 入力
スピンドルアンプモジュールスピンドルアンプモジュール
ユニット図番 パワープリント
ユニット図番ユニット図番
パワープリント板図番
パワープリントパワープリント
板図番 制御
板図番板図番
入力)
入力入力
- 11 -
制御プリント板図番
プリント板図番
制御制御
プリント板図番プリント板図番
3.立上げ手順
立上げ手順 立ち上げ手順 B-65285JA/03
立上げ手順立上げ手順

3 立上げ手順

- 12 -
B-65285JA/03 立ち上げ手順 3.立上げ手順
立上げ手順
立上げ手順立上げ手順
3.1 立上げ時の手順
立上げ時の手順 (概要
立上げ時の手順立上げ時の手順
概要)
概要概要
CNC, サーボモータ, サーボアンプ等の仕様の確認, 接続および結合の確認を 行なった後、電源を投入して下さい。
(1) ブレーカを投入する前に接続される電源電圧を確認して下さい
3.2 項を参照して下さい
(2) PSM, SVM, SPM の種類によっては使用時に設定が必要なものがあります
ので確認して下さい
3.3 項を参照して下さい
(3) 電源を投入し、NC 上で初期パラメータの設定を行なって下さい。
サーボパラメータの初期設定については、下記の仕様書を参照ください。
FANUC AC SERVO MOTOR αis/αi series パラメータ説明書
B-65270JA
スピンドルパラメータの初期設定については、下記の仕様書を参照くださ い。
FANUC AC SPINDLE MOTOR αi series パラメータ説明書
B-65280JA
(4) 初動時の調整やトラブルシューティングについては 4章に記載されてい
ます。
PSM, SVM,SPM 用の調整用オプションプリント板の使用方法
スピンドルセンサの調整値
- 13 -
3.立上げ手順
立上げ手順 立ち上げ手順 B-65285JA/03
立上げ手順立上げ手順

3.2 電源の接続

3.2.1 電源電圧と容量の確認
電源の接続
電源の接続電源の接続
電源電圧と容量の確認
電源電圧と容量の確認電源電圧と容量の確認
電源を接続する前に AC 電源電圧を測定し、電源電圧に応じて次の処置を行っ て下さい。
AC 電源電圧
電源電圧 公称値
電源電圧電源電圧
170V~
264V
264V 以上
AC 電源電圧
電源電圧 公称値
電源電圧電源電圧
340V~
528V
表表表表 3.2.1(a) AC 電源電圧に対する処置
公称値 処置
公称値公称値
200V
240V
380V
550V
表表表表 3.2.1(b) AC 電源電圧に対する処置
公称値 処置
公称値公称値
400V
480V
電源電圧に対する処置(200V 入力タイプ
電源電圧に対する処置電源電圧に対する処置
そのまま接続できます。 注) 但し、電圧が定格入力電圧に満たない場
合、定格出力が出ない場合があります。 絶縁トランスを使用して、入力電圧を 200V にする事が必要です。
電源電圧に対する処置(400V 入力タイプ
電源電圧に対する処置電源電圧に対する処置
そのまま接続できます。 注) 但し、電圧が定格入力電圧に満たない場
合、定格出力が出ない場合があります。
処置
処置処置
処置
処置処置
入力タイプ)
入力タイプ入力タイプ
入力タイプ)
入力タイプ入力タイプ
モデル
モデル
モデルモデル
公称定格電圧
電源周波数 50/60Hz ±1Hz
電源設備容量(主回路用)[kVA]
電源設備容量(制御回路用)[kVA]
モデル
モデル
モデルモデル
公称定格電圧(主回路)
公称定格電圧(制御電源)
電源周波数 50/60Hz ±1Hz
電源設備容量(主回路用)[kVA]
電源設備容量(制御回路用)[kVA]
パワーサプライモジュールの入力電源仕様は表 3.2.1(c),(d)の通りです。電源容 量は最大負荷時にでも電圧低下による不具合が発生しない様に十分余裕のあ る電源を使用して下さい。
表表表表 3.2.1(c) AC 電源電圧仕様
PSM
-5.5i
9 172237445379
表表表表 3.2.1(d) AC 電源電圧仕様
PSM
-11HVi
17 26 44 64 107 143
電源電圧仕様(200V 入力タイプ
電源電圧仕様電源電圧仕様
PSM
-11i
電源電圧仕様(400V 入力タイプ
電源電圧仕様電源電圧仕様
PSM
-18HVi
PSM
-15i
AC200V240V -15%,+10%
PSM
-30HVi
AC400V480V -15%,+10%
AC200V240V -15%,+10%
入力タイプ)
入力タイプ入力タイプ
PSM
-26i
入力タイプ)
入力タイプ入力タイプ
PSM
-45HVi
0.7
0.7
PSM
-30i
PSM
-75HVi
PSM
-37i
PSM
-100HVi
PSM
-55i
- 14 -
B-65285JA/03 立ち上げ手順 3.立上げ手順
立上げ手順
立上げ手順立上げ手順
3.2.2 保護アースの接続
3.2.3 漏洩電流と漏電しゃ断器の選定
保護アースの接続
保護アースの接続保護アースの接続
FANUC SERVO AMPLIFIER αi series 仕様説明書 B-65282JA 5 設置
の各項目を参照して保護アースが正しく接続されている事を確認して下さい
漏洩電流と漏電しゃ断器の選定
漏洩電流と漏電しゃ断器の選定漏洩電流と漏電しゃ断器の選定
FANUC SERVO AMPLIFIER αi series 仕様説明書 B-65282JA 5 設置
の各項目を参照して漏電ブレーカの選定が正しく行なわれている事を確認し て下さい
- 15 -
3.立上げ手順
立上げ手順 立ち上げ手順 B-65285JA/03
立上げ手順立上げ手順

3.3 パラメータの初期設定

パラメータの初期設定
パラメータの初期設定パラメータの初期設定
(1) サーボアンプモジュール
サーボパラメータの初期設定については、下記の仕様書を参照ください。
FANUC AC SERVO MOTOR αis/αi series パラメータ説明書 B-65270JA
(2) スピンドルアンプモジュール
スピンドルパラメータの初期設定については、下記の仕様書を参照くださ い。 FANUC AC SPINDLE MOTOR αi series パラメータ説明書 B-65280JA
- 16 -
B-65285JA/03 立ち上げ手順 4.動作確認方法
動作確認方法
動作確認方法動作確認方法

4 動作確認方法

- 17 -
4.動作確認方法
動作確認方法 立ち上げ手順 B-65285JA/03
動作確認方法動作確認方法

4.1 パワーサプライモジュール

パワーサプライモジュール
パワーサプライモジュールパワーサプライモジュール
下記下記手順に従い各項目を確認します。
1. 非常停止にてパワーサプライモジュールに制御電源(AC200V)を供給します。
2. STATUS 表示を確認します。4.1.1 項を参照下さい。
OK
.3.1 を参照下さい。
3. 非常停止を解除します。
4. 電磁接触器が ON することを確認します。
OK NG
アラーム発生
アラーム発生
4.1.4 項を参照下さい。
5. サーボモータ、スピンドルモータの動作を確認します。
- 18 -
B-65285JA/03 立ち上げ手順 4.動作確認方法
動作確認方法
動作確認方法動作確認方法
4.1.1 STATUS 表示の確認
項項項項 STATUS 表示
1
表示の確認
表示の確認表示の確認
表示 内容
表示表示
STATUS
STATUS 表示LED が点灯していません。 御電源未投入 御電源回路不良。4.1.3 項を参照下さい。
表示の位置
内容
内容内容
ノットレディ状態
2
3
4
5
主回路に電源が供給されていません。(電磁接触器OFF) 非常停止状態
レディ状態
主回路電源供給(電磁接触器ON PSM が運転できる状態です。
ワーニング状態(右下の点が点灯)
PSM に故障が発生しています。運転は継続できますが一定時間後 アラーム状態となります。 Ⅱ章3.1 項を参照下さい。
アラーム状態
PSM が運転できない状態にあります。 Ⅱ章3.1 項を参照下さい。
- 19 -
4.動作確認方法
動作確認方法 立ち上げ手順 B-65285JA/03
動作確認方法動作確認方法
4.1.2 プリント板のチェック端子
プリント板のチェック端子
プリント板のチェック端子プリント板のチェック端子
パワーサプライモジュールのコネクタJX1B に入力電流のチェック信号が出力 されています。 観測の際は、サーボチェックピンボード A06B-6071-K290(下記参照)を使用 して下さい。
チェック
チェック
チェックチェック
箇所
箇所
箇所箇所
IR
IS
0V
モデル
モデル 電流換算
モデルモデル
PSM-5.5i
PSM-11i
PSM-15i
PSM-26i
PSM-30i
PSM-37i
PSM-55i
PSM-11HVi
PSM-18HVi
PSM-30HVi
PSM-45HVi
PSM-75HVi
PSM-100HVi
表表表表 4.1.2(a) チェック端子
内容
内容 観測場所
内容内容
L1 (R 相)電流 L2 (S 相)電流
観測基準点
表表表表 4.1.2(b) IR,IS の電流換算値
チェック端子
チェック端子チェック端子
観測場所 備考
観測場所観測場所
JX1B-pin1
JX1B-pin2
JX1B-
pin12,14,16
アンプ入力方向にて+”符 号。L1,L2 相の電流が過電流 アラームレベルを越えると PSM はアラーム状態になり ます(アラームコード 01)
の電流換算値
の電流換算値の電流換算値
電流換算
電流換算電流換算
133A/1V(センタ 2.5V) 133A/1V(センタ 2.5V) 200A/1V(センタ 2.5V) 266A/1V(センタ 2.5V) 333A/1V(センタ 2.5V) 400A/1V(センタ 2.5V) 666A/1V(センタ 2.5V) 100A/1V(センタ 2.5V) 133A/1V(センタ 2.5V) 200A/1V(センタ 2.5V) 266A/1V(センタ 2.5V) 400A/1V(センタ 2.5V) 466A/1V(センタ 2.5V)
備考
備考備考
サーボチェックピンボード
サーボチェックピンボード A06B-6071-K290 について
サーボチェックピンボードサーボチェックピンボード サーボチェックピンボードを使用することにより、PSM 内部の信号を観測す ることが出来ます。
(1) 仕様
手配仕様
手配仕様 内訳
手配仕様手配仕様
プリント板
A06B-6071-K290
A20B-1005-0340
ケーブル
A660-2042-T031#L200R0
内訳 備考
内訳内訳
について
についてについて
備考
備考備考 チェックピンが実装された プリント板 20 芯の1 1 のケーブル 長さ:200mm
- 20 -
B-65285JA/03 立ち上げ手順 4.動作確認方法
動作確認方法
動作確認方法動作確認方法
プリント板:A20B-1005-0340
A20B-1005-0340
●⑤ ●④ ●③ ●② ●①
●⑩ ●⑨ ●⑧ ●⑦ ●⑥
●⑮ ●⑭ ●⑬ ●⑫ ●⑪
●⑳ ●⑲ ●⑱ ●⑰ ●⑯
CN1 CN2
100mm
34mm
ケーブル :A660-2042-T031#L200R0
200mm
CN1 CN2 1 1 に配線されています。 コネクタのピン番号とチェックピンの番号とは対応しています。
(2) 接続
PSM の前面にあるコネクタJX1B にケーブルを接続します。
PSM
A20B-1005-0340
JX1B
CN1
CN2
- 21 -
4.動作確認方法
動作確認方法 立ち上げ手順 B-65285JA/03
動作確認方法動作確認方法
4.1.3 電源
項項項項 障害要因
制御回路用 AC 電源が供給されて
1
いません。
制御回路上のヒューズが切れてい
2
ます。
配線に誤りがあります。
3
プリント板上の電源回路が故障し
4
ています。
電源 ON 表示
電源電源
障害要因 確認方法
障害要因障害要因
表示 LEDPILが点灯していない場合の確認
表示表示
コネクタ CX1A への電源、接続を確 認します。
F1F2 が溶断していないか確認しま す。 Ⅱ章 4 項を参照下さい。
24V 電源出力が短絡もしくは、定格 を超えた負荷を接続していないか確 認します。
電源 ON 表示 LED "PIL" +5V 電源 を用いて点灯しています。制御電源 電圧を確認して下さい。
が点灯していない場合の確認
が点灯していない場合の確認が点灯していない場合の確認
表表表表 4.1.3 確認方法と処置
確認方法と処置
確認方法と処置確認方法と処置
確認方法 処置
確認方法確認方法
(1) F2(FU2)が溶断している場合制御電源
AC 電源入力をコネクタCX1B に誤っ て接続しいていることがあります。
CX1A に正しく接続下さい。
(2) ヒューズを交換します。ヒューズを交換
しても再度ヒューズが溶断する場合、制 御プリント板を交換します
プリント板(制御プリント板もしくは、ドラ イバープリント板、もしくはパワー配線板) を交換します。
処置
処置処置
- 22 -
B-65285JA/03 立ち上げ手順 4.動作確認方法
動作確認方法
動作確認方法動作確認方法
4.1.4 電磁接触器が
電磁接触器が ON しない場合の確認
電磁接触器が電磁接触器が
しない場合の確認
しない場合の確認しない場合の確認
(1) 非常停止が解除されていません。
→接続を確認して下さい。
(2) コネクタ接続に関する不具合があります。
(a) コネクタ接続箇所を確認して下さい
→下図の様に PSM CXA2A SPM/SVM CXA2B が接続されてい るか確認して下さい。
PSM
CXA2A
SPM/SVM
CXA2B
CXA2A
SPM/SVM
CXA2B
CXA2A
パルスコーダ用
(
バッテリーボックス
)
(b) パワーサプライモジュールの CXA2A SVM または SPM CXA2B
間のインタフェースケーブルの不良です。 →インターフェースケーブルに不具合がないか確認して下さい。
(3) 電磁接触器駆動用電源が供給されていません。
→電磁接触器のコイル両端電圧接続を確認して下さい。
(4) 電磁接触器駆動用リレー不良です。
→コネクタ CX3-1 ピンと 3 ピン間が ONOFF するか確認して下さい。
PSM
CX3-1
電磁接触器 駆動用リレー
CX3-3
(5) PSM,SVM 又は SPM が不良です
モジュールを交換して下さい。
- 23 -
4.動作確認方法
動作確認方法 立ち上げ手順 B-65285JA/03
動作確認方法動作確認方法

4.2 サーボアンプモジュール

サーボアンプモジュール
サーボアンプモジュールサーボアンプモジュール
下記手順に従い各項目を確認します。
1. 接続を確認し、パワーサプライモジュールに制御電源(AC200V)を供給します。
2. STATUS 表示を確認します。4.2.1 項を参照下さい
3. CNC のパラメータ(サーボパラメータも含む)確認後、非常停止を 解除して下さい
アラーム発生
.3.2 項を参照下さい
アラーム発生
.3.2 項を参照下さい
4. サーボモータの動作の確認をして下さい。
FANUC AC SERVO MOTOR αi series
パラメータ説明書 B-65270JA
動作がおかしい
- 24 -
B-65285JA/03 立ち上げ手順 4.動作確認方法
動作確認方法
動作確認方法動作確認方法
4.2.1 STATUS 表示の確認
STATUS 表示
表示 内容
表示表示
表示の確認
表示の確認表示の確認
SVM の前面の STATUS 表示(7 セグメントのLED)により、SVM の動作状態が 分かります。
STATUS
内容
内容内容
表示の位置
点滅
l STATUS 表示の LED が点灯していない場合
①電源が投入されていない ②ケーブルの接続不良 → ケーブルを確認して下さい。 ③サーボアンプの不良 → ヒューズ(F1)、またはサーボアンプを交換下さい。
l 制御電源がショートしていますので、ケーブルを確認して下さい。
l NC からの READY 信号待ち
l サーボアンプ READY 状態
サーボモータは励磁されています。
l アラーム状態
サーボアンプにアラームが発生した場合、STATUS 表示のLED に0または-以外 が表示されます。Ⅱ編 3.2 章 を参照下さい。
- 25 -
4.動作確認方法
動作確認方法 立ち上げ手順 B-65285JA/03
動作確認方法動作確認方法
4.2.2 NC 画面に
画面に VRDY オフアラームが表示される場合
画面に画面に
オフアラームが表示される場合
オフアラームが表示される場合オフアラームが表示される場合
NC VRDY-OFF アラームが表示されてる場合、以下の項目を確認下さい。 なお、VRDY-OFF の原因としては、下記以外の原因もありますので、以下の 項目を確認後問題がない場合には、診断画面でNo.358 V レディオフ情報を ご確認の上弊社サービスに連絡下さい。
(1) アンプモジュール間通信インタフェース
アンプモジュール間通信インタフェース(CXA2A/B)のケーブルが正しく 接続されているか。
(2) 非常停止信号(ESP)
PSM に入力されている非常停止信号(コネクタ;CX4)が解除されているか、
または、正しく接続されているか。
(3) MCON 信号
NC から SVM への準備指令信号 MCON が、軸のデタッチ機能の設定によ
り送出されていないことはないか。
(4) SVM 制御基板
SVM 制御基板の装着不良又は故障が考えられます。フェースプレートを
確実に押し込んでください。改善されない場合は、制御基板を交換して下 さい。
診断
358
Series 16i /18i /21i/0i/PMi の場合、診断情報(DGN)の No.358 を確認することで VRDY オフアラームが発生する原因を解析することができます。 (適用可能サーボソフト 90B0 系列/D(04)版以降)
Vレディオフ情報
Vレディオフ情報
Vレディオフ情報Vレディオフ情報
表示される値を2進数に変換し、そのビット 5〜ビット 14 を確認します。 サーボアンプの励磁をオンすると、下位のビット 5 から順番に 1 となり、正常 に立ち上がる場合には、ビット 5〜ビット 14 がすべて 1 になります。 下位のビットから順番に確認し、最初に 0 となるビットの処理が完了できない ことがVレディオフアラームの要因を示しています。
#15 #14 #13 #12 #11 #10 #9 #8
SRDY DRDY INTL RLY CRDY MCOFF MCONA
#7 #6 #5 #4 #3 #2 #1 #0
MCONS *ESP HRDY
#06(*ESP) : 非常停止信号 #07,#08,#09 : MCON信号(NC→アンプ→コンバータ) #10(CRDY) : コンバータ準備完了信号 #11(RLY) : リレー信号(DBリレー駆動) #12(INTL) : インタロック信号(DBリレー解除状態) #13(DRDY) : アンプ準備完了信号
- 26 -
B-65285JA/03 立ち上げ手順 4.動作確認方法
動作確認方法
動作確認方法動作確認方法
4.2.3 モータ電流値を観測する方法
(1) サーボガイド
サーボガイドを使用する方法
サーボガイドサーボガイド
適用可能CNCシステム
適用可能CNCシステム
適用可能CNCシステム適用可能CNCシステム
設定
設定
設定設定
モータ電流値を観測する方法
モータ電流値を観測する方法モータ電流値を観測する方法
サーボモータに流れる電流値を観測する方法について説明します。
を使用する方法
を使用する方法を使用する方法
サーボ調整ツール サーボガイドの接続および使用方法については、オンライ ンヘルプを参照下さい。
Series 16i / 18i / 21i / 0i – MODEL B
αi シリーズ対応のサーボソフトウェア 90B0/L(12)以降, 9096/C(03)以降
グラフウィンドウのチャンネル設定で、測定対象の軸を選択し、種類(Kind)に IR、ISを選択します。換算係数(Coef)は、使用しているアンプの最大電流 値(Ap)を設定します。
表示
表示
表示表示
注注注注
1 サーボソフト系列90B0 では、モータ電流のサンプリング周期は
125µsec まで設定可能です。
2 サーボソフト系列9096 では、モータ電流のサンプリング周期は
1msec のみ設定可能です。
グラフウィンドウのモード(M)メニューからXTYT モードを選択して波形を表 示します。
- 27 -
4.動作確認方法
動作確認方法 立ち上げ手順 B-65285JA/03
動作確認方法動作確認方法
(2) サーボチェックボードを使用する方法
サーボチェックボードを使用する方法
サーボチェックボードを使用する方法サーボチェックボードを使用する方法
サーボチェックボードの接続および使用方法については、FANUC AC SERVO MOTOR αi series パラメータ説明書 B-65270JA 4.18 項を参照下さい。
必要な装置
必要な装置
必要な装置必要な装置
サーボチェックボード A06B−6057−H630
オシロスコープ
設定
設定
設定設定
- CNC の設定
の設定
の設定の設定
サーボソフトが90B0系列の場合のパラメータ設定
データ番号
データ番号
データ番号 5555
出力チャンネル
出力チャンネル
出力チャンネル出力チャンネル
FS15i
FS16i /18i /21i /0i/PMi
測定
測定軸軸軸軸 / 電流相
測定測定
サーボソフトが9096系列の場合のパラメータ設定
出力チャンネル
出力チャンネル
出力チャンネル出力チャンネル
FS16i /18i /21i /0i/PMi
測定軸
測定軸 / 電流相
測定軸測定軸
9096系列の場合、測定軸と対になる軸(注 2)が存在しない場合は、IR,IS を同時に観測することはできません。
電流相
電流相電流相
L (1)
M (1)
電流相
電流相電流相
L (1)
M (1)
データ番号データ番号
No.1726 No.1774 No.1775 No.1776
No.2115 No.2151 No.2152 No.2153
IR IS
370 0 402 0
2418 0 2450 0
測定軸の
測定軸の
測定軸の測定軸の
データ番号
データ番号 5555
データ番号データ番号
No.2115 No.2115
IR IS
370 402
1010 1042
データ番号 6666
データ番号データ番号
対となる軸
対となる軸(注注注注 2)のののの
対となる軸対となる軸
データ番号
データ番号 5555
データ番号データ番号
注注注注
1 L軸とは、No.1023 に奇数を設定した軸で、M軸とは、No.1023 に偶
数を設定した軸です。
2 No.1023 の値が 2n-1 の軸と 2n の軸が対になります。
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B-65285JA/03 立ち上げ手順 4.動作確認方法
モータ電流のデータの出力周期の設定(90B0 系列のみ)
出力周期
出力周期
- チェックボードの設定
チェックボードの設定
チェックボードの設定チェックボードの設定
出力周期出力周期 速度ループの周期 0 (デフォルト) 電流ループの周期 1 (3)
注注注注
3 出力周期を電流ループの周期に設定した場合、データ番号に0
,4を設定してもCH(チャンネル)に、信号(速度指令等)が
2 出力されなくなります。モータ電流とその他の信号(速度指令等)を 同時に観測する場合には、出力周期を 1msec に設定して下さい。
4 サーボソフト系列9096 では、モータ電流の出力周期は 1msec のみ
で、電流ループ周期での出力は出来ません。
LED AXIS の桁に、No.1023 の軸番号の1〜8を設定して下さい。 ・LED DATA の桁に、データ番号の5
No.1746 / No.2206#7
または6を設定して下さい。
動作確認方法
動作確認方法動作確認方法
,1,
モータ電流値の観測方法
モータ電流値の観測方法
モータ電流値の観測方法モータ電流値の観測方法
サーボチェックボードのデータ番号を、5または6と設定したCH(チャン ネル)に、モータ電流に相当する電圧が出力されます。 その電圧をオシロスコープ等で測定することにより、モータの電流波形が観測 されます。 観測された電圧とモータ電流の関係を下表に示します。
アンプ最大電流
アンプ最大電流 SVM タイプ
アンプ最大電流アンプ最大電流
10A
20A
40A
80A
160A
180A
360A
例えば、SVM1-20i の場合、観測電圧が1V の場合、モータ電流は 5A(実効値 ではなく実電流値)となります。
SVM1-10HVi
SVM1-160i
SVM1-180HVi
SVM1-360i
タイプ モータ電流/観測電圧
タイプタイプ
SVM1-20i SVM1-40i SVM1-80i
モータ電流/観測電圧 [A/V]
モータ電流/観測電圧モータ電流/観測電圧
2.5
5
10
20
40
45
90
- 29 -
4.動作確認方法
動作確認方法 立ち上げ手順 B-65285JA/03
動作確認方法動作確認方法

4.3 スピンドルアンプモジュール

スピンドルアンプモジュール
スピンドルアンプモジュールスピンドルアンプモジュール
下記手順に従い各項目を確認します。
1. パワーサプライモジュールに制御電源(AC200V)を供給します。
2. STATUS 表示を確認します。(4.3.1 項を参照して下さい。)
OK
.障害追跡
3. 使用実績がある機種?
ない ある
4. PMC ラダーの準備・確認(仕様説明書が必要)
5. スピンドル関係のパラメータの設定・確認
アラーム発生
(パラメータ説明書が必要)
6. 検出器の波形を確認 4.3.4 項参照下さい
7. 非常停止を解除します
8. PSM入力の電磁接触器がオンする事を確認 4.1 項参照
9. 通常運転モード(S指令)にて運転します。
10. オプション機能動作の確認を行います。
- 30 -
B-65285JA/03 立ち上げ手順 4.動作確認方法
動作確認方法
動作確認方法動作確認方法
4.3.1 STATUS 表示について
項項項項
ALM ERR STATUS
1
2
3
4
5
6
点灯 表示 01
7
8
点灯 表示 01
表示について
表示について表示について
表示なし
50
04
−− 点滅
−− 点灯 00 モータは励磁されています。
制御電源未投入 電源回路不良 3.1.2 項参照下さい。 制御電源投入後 約 1sec 間スピンドルソフト系列表示。
ソフト系列の下2桁を表示します。 例) “50” :ソフト系列 9D50 スピンドルソフト版数表示 約 1sec 01,02,03,・・・が、A,B,C,・・・に対応します。 例)“04”:ソフト版数 D CNC 電源未投入 シリアル通信およびパラメータローディング終了待ち
パラメータローディング終了。モータは励磁されていません。
アラーム状態
SPM が運転できない状態にあります。 Ⅱ.1 アラーム表示とその内容を参照下さい。
エラー状態
シーケンスが不適切又はパラメータ設定に誤りがあります
ALM
ERR
内容
内容
内容内容
STATUS
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4.動作確認方法
動作確認方法 立ち上げ手順 B-65285JA/03
動作確認方法動作確認方法
4.3.2 立上げ時のトラブルシューティング
4.3.2.1 電源
項項項項 障害要因
制御電源の 200V が供給されてい
1
ません
ケーブルに不良があります PSM PIL ランプが点灯している
2
電源が外部で 0V,GND 等に短絡
3
しています
制御プリント板内部のヒューズ
4
が切れています
プリント板に不良があります
5
立上げ時のトラブルシューティング
立上げ時のトラブルシューティング立上げ時のトラブルシューティング
電源 ON 表示
電源電源
障害要因 確認方法
障害要因障害要因
表示 LED ”PIL”が点灯していません
表示表示
(1) メインブレーカを投入後もスピンドルアンプモジュールの表示が点灯し
PSM PIL ランプが消灯している
コネクタを外した場合 PIL ランプが点灯するケーブルを交換または修正して下さ
コネクタ CXA2A/B を除く全てのケーブ ルを外しても PIL ランプが点灯しない
コネクタ CXA2A/B を除く全てのケーブ ルを外しても PIL ランプが点灯しない
が点灯していません
が点灯していませんが点灯していません
ない場合
確認方法 処置
確認方法確認方法
処置
処置処置 PSM CX1A に繋がる配線を確認し て下さい コネクタ CXA2A/B に繋がる配線を 確認して下さい
い 本ヒューズが切れる場合は制御PC Bが故障している可能性が高いため ユニットを交換して下さい。
ユニットを交換して下さい
4.3.2.2 STATUS 表示が
項項項項 障害要因
ケーブルに誤りがあります
1
ケーブルに不良があります コネクタハウジング部の確認等 ケーブルを修理・交換してください
2
プリント板に不良があります ユニットを交換して下さい
3
障害要因 確認方法
障害要因障害要因
CNC
表示が−−の点滅のままです
表示が表示が
JA41 JA7B JA7A
−−の点滅のままです
−−の点滅のままです−−の点滅のままです
(1) CNC 上にスピンドル関係の通信アラームのメッセージの表示がない場合
CNC のソフトウェアオプションまたは設定ビットが正しく設定されてい
るか確認して下さい。
(2) CNC 上に通信アラームのメッセージが表示されている場合
確認方法 処置
確認方法確認方法 電気/光アダプタを接続するケーブルと NCに直接接続するケーブルの仕様は異 なりますので配線を確認して下さい
(3) Dual Check Safety を使用しており、CNC(FS16i)上に 756,766 番が発生
下記の K76 が第2スピンドルに取り付けられている事を確認して下さい。 K76 Dual Check Safety を使用していない場合、又は第 1 主軸のみの場合 不要です。
SPM (第1主軸)
JA7B
SPM (第2主軸)
JA7A
処置
処置処置
正しいケーブルに交換します
の詳細
K76
K76
- 32 -
K76
X2NDSP0V(15)
20
コネクタ
(13)
ピンハーフピッチ
B-65285JA/03 立ち上げ手順 4.動作確認方法
動作確認方法
動作確認方法動作確認方法
4.3.2.3 モータが回転しない場合
FS15i FS16i
G227 G070 MRDYA SFRA SRVA
G226 G071 *ESPA
モータが回転しない場合
モータが回転しない場合モータが回転しない場合
(1) SPM 上のステータス表示が” - -“になっている場合
主軸制御用入力信号が入力されているか確認して下さい (本例は第1主軸用の信号です)
#7 #6 #5 #4 #3 #2 #1 #0
G029 *SSTP
G030 SOV7 SOV6 SOV5 SOV4 SOV3 SOV2 SOV1 SOV0
(2) SPM 上のステータス表示が”00”になっている場合
主軸速度指令が入力されていません。 FANUC AC SPINDLE MOTOR αi series パラメータ説明書の1章を参照し て関係するパラメータをチェックして下さい。
(3) SPM 上にアラーム番号が表示される場合
Ⅱ編の該当するアラーム番号の項目を参照して下さい
4.3.2.4 指令通りの回転数にならない場合
指令通りの回転数にならない場合
指令通りの回転数にならない場合指令通りの回転数にならない場合
(1) 常に指令と異なった回転数となる場合
パラメータを確認して下さい FANUC AC SPINDLE MOTOR αi series パラメータ説明書の1項を参照し て関係するパラメータをチェックして下さい。
(2) SPM 上にアラーム番号が表示される場合
Ⅱ編の該当するアラーム番号の項目を参照して下さい
- 33 -
4.動作確認方法
動作確認方法 立ち上げ手順 B-65285JA/03
動作確認方法動作確認方法
4.3.2.5 非切削時に主軸が振動し騒音が発生する場合
非切削時に主軸が振動し騒音が発生する場合
非切削時に主軸が振動し騒音が発生する場合非切削時に主軸が振動し騒音が発生する場合
(1) 特定の回転数に達した時、又は特定の回転数のみで振動が発生する場合
モータ惰走時にも振動が発生するか確認して下さい。 騒音が変わらない場合は機械的な振動の発生源を調査して下さい。 スピンドルを惰走させる方法は下記の幾つかがありますが、機械側のシー ケンスが関係するため機械メーカと相談して行なって下さい。 A. 入力信号 MPOF(FS16i:G73#2, FS15i:G228#2)’1’とすると無条件に
惰走します
B. パラメータALSP(FS16i:4009#2, FS15i:3009#2)’1’とするとスピンド
ル回転中に CNC の電源をオフするとスピンドルは惰走する様になり ます。(スピンドルアンプ上にはアラーム 24 が表示されます)
(2) モータ停止時又は常に騒音が発生する場合
A. 本編の 4.3.4 項を参照してスピンドルセンサの波形を確認して調整を
行なって下さい。
B. モータの型格と固有パラメータが一致している事を確認して下さい
詳細は FANUC AC SPINDLE MOTOR αi series パラメータ説明書の固 有パラメータ一覧表を参照して下さい。
C. 速度ループゲイン等の調整を行なって下さい。
詳細は FANUC AC SPINDLE MOTOR αi series パラメータ説明書の1 章を参照して下さい。
4.3.2.6 オーバシュートまたはハンチングする場合
オーバシュートまたはハンチングする場合
オーバシュートまたはハンチングする場合オーバシュートまたはハンチングする場合
FANUC AC SPINDLE MOTOR αi series パラメータ説明書の1章を参照してパ ラメータの調整を行なって下さい。
- 34 -
B-65285JA/03 立ち上げ手順 4.動作確認方法
動作確認方法
動作確認方法動作確認方法
4.3.2.7 切削力が低下する
FS15i FS16i
G227 G070 TLMHA TLMLA
切削力が低下する・加減速時間が長い場合
切削力が低下する切削力が低下する
#7 #6 #5 #4 #3 #2 #1 #0
・加減速時間が長い場合
・加減速時間が長い場合・加減速時間が長い場合
(1) ロードメータが最大出力を示していない
A. ベルトの滑り等の機械的な要因が考えられます
(2) ロードメータが最大出力を示している場合
A. トルク制限信号が誤って入力されていない事を確認して下さい
B. BZi センサを御使用の場合、センサギアが主軸との間で滑っている(加
速時)可能性があります。
C. モータの型格と固有パラメータが一致している事を確認して下さい
詳細は FANUC AC SPINDLE MOTOR αi series パラメータ説明書の固 有パラメータ一覧表を参照して下さい。
D. 出力制限パターンが誤って設定されていないか確認して下さい。
詳細は FANUC AC SPINDLE MOTOR αi series パラメータ説明書の1 章を参照して下さい。
- 35 -
4.動作確認方法
動作確認方法 立ち上げ手順 B-65285JA/03
動作確認方法動作確認方法
4.3.3 状態エラー表示機能
表示
表示 状態エラー内容
表示表示
01
03
04
05
06
07
08
09
10
状態エラー表示機能
状態エラー表示機能状態エラー表示機能
機械立上げ時のトラブルシューティングを容易にするため、パラメータ誤設定 やシーケンスが不適正の場合、スピンドルアンプモジュール(SPM) の表示部 にエラーLED(黄)が点灯してエラー番号が表示されます。
エラーLED(黄)が 点灯します。
特定の機能でスピンドルアンプが動作しない場合、SPM の表示部にて状態エ ラーが表示されていないか確認して下さい。
状態エラー内容 処置
状態エラー内容状態エラー内容 *ESP(非常停止信号、入力信号と接点信号の 2 種類あり ます)と MRDY(機械準備完了信号)が入力されていない のに、SFR(正回転指令)/SRV(逆回転指令)/ORCM(オリエ ンテーション指令)が入力されています。 位置センサなし(位置制御を行わない)のパラメータ設 定(No.4002#3,2,1,0=0,0,0,0)なのに, Cs 輪郭制御指令が 入力されています。 この場合、モータは励磁されません。 位置センサなし(位置制御を行わない)のパラメータ設 定(No.4002#3,2,1,0=0,0,0,0)なのに, サーボモード(リ ジッドタップ、Cs 軸制御等)、主軸同期制御の指令が入 力されています。 この場合、モータは励磁されません。 オリエンテーション機能のオプションパラメータが設定 されていないのに、ORCM(オリエンテーション指令) が入力されています。 出力切換制御機能のオプションパラメータが設定されて いないのに、低速特性巻線が選択されています
(RCH=1) Cs 輪郭制御指令が入力されたのに、SFR(正回転指
令)/SRV(逆回転指令)が入力されていません。 サーボモード(リジッドタップ、Cs 軸制御等)制御指令 が入力されたのに、SFR(正回転指令)/SRV(逆回転指令) が入力されていません。 主軸同期制御指令が入力されたのに、SFR(正回転指 令)/SRV(逆回転指令)が入力されていません。 Cs 輪郭制御指令が入力されたのに、他のモード(サーボ モード、主軸同期制御、オリエンテーション)が指令さ れています。
status
エラーコードが表示されます。(01)
*ESPMRDY のシーケンスを確認して下さい。 MRDY については、MRDY 信号の使用/不使用の
パラメータ設定(NO.4001#0)に注意して下さい。
パラメータ設定を確認して下さい。
パラメータ設定を確認して下さい。
オリエンテーション機能のパラメータ設定を確認 して下さい。
出力切換制御機能のパラメータ設定と動力線状態 確認信号(RCH)を確認して下さい。
シーケンスを確認して下さい。
シーケンスを確認して下さい。
シーケンスを確認して下さい。
Cs 輪郭制御指令中は他のモードにしないで下さ い。 他のモードに移る時は Cs 輪郭制御指令を解除し てから行って下さい。
処置
処置処置
- 36 -
B-65285JA/03 立ち上げ手順 4.動作確認方法
表示
表示 状態エラー内容
表示表示
サーボモード(リジッドタップ、主軸位置決め等)指令
11
が入力されたのに、他のモード(Cs 輪郭制御、主軸同期 制御、オリエンテーション)が指令されています。
主軸同期制御指令が入力されたのに、他のモード(Cs
12
輪郭制御、サーボモード、オリエンテーション)が指令 されています。
オリエンテーション指令が入力されたのに、他のモード
13
Cs 輪郭制御、サーボモード、主軸同期制御)が指令さ れています。
SFR(正回転指令)と SRV(逆回転指令)が同時に入力され
14
ています。 差速制御機能なしのパラメータ設定(NO.4000#5=0)がさ
16
れているのに、DEFMD(差速モード指令)が入力されてい ます。 速度検出器のパラメータ設定(NO.4011#2,1,0)が不適当
17
です。該当する速度検出器はありません。 位置センサなし(位置制御を行わない)のパラメータ設
18
(No.4002#3,2,1,0=0,0,0,0)なのに, ポジションコーダ 方式オリエンテーションが指令されています。 磁気センサ方式オリエンテーション指令が入力されたの
19
に、他のモード(Cs 輪郭制御、サーボモード、主軸同期 制御)が指令されています。
ポジションコーダ方式オリエンテーションにおいて連続
24
して割り出しを行う場合に、最初にインクリメンタル動 作(INCMD=1)を行った後で、次に絶対位置指令 (INCMD=0)が入力されています。 最短時間オリエンテーション機能を使用するパラメータ
29
設定(No.4018#6=0, No.432043230)になっている
スピンドル FAD 機能が使用できないハードウェア構成
31
です。 この場合モータは励磁されません。 スピンドル EGB 機能が使用できないハードウェア構成
33
です。 この場合モータは励磁されません。 スピンドル FAD 機能とスピンドルEGB 機能の双方が有
34
効になっています。 この場合モータは励磁されません。
状態エラー内容 処置
状態エラー内容状態エラー内容
サーボモード指令中は他のモードにしないで下さ い。 他のモードに移る時はサーボモード指令を解除し てから行って下さい。 主軸同期制御指令中は他のモードにしないで下さ い。 他のモードに移る時は主軸同期制御指令を解除し てから行って下さい。 オリエンテーション指令中は他のモードにしない で下さい。 他のモードに移る時はオリエンテーショ指令を解 除してから行って下さい。 どちらか一方を指令して下さい。
パラメータ設定と差速モード指令を確認して下さ い。
パラメータ設定を確認して下さい。
パラメータ設定と入力信号を確認して下さい。
オリエンテーション指令中は他のモードにしない で下さい。 他のモードに移る時はオリエンテーション指令を 解除してから行って下さい。 INCMD(インクリメンタル指令)を確認して下さ い。 絶対位置指令を続けて行う場合は、必ず絶対位置 指令オリエンテーションを最初に行って下さい。 αi シリーズスピンドルアンプにおいては最短時 間オリエンテーション機能は使用できません。他 方式のオリエンテーションを御使用下さい。
CNC の機種をご確認下さい。
CNC の機種をご確認下さい。
両機能は同時には使用できません。どちらかの機 能のみ有効にして下さい。
処置
処置処置
動作確認方法
動作確認方法動作確認方法
- 37 -
4.動作確認方法
動作確認方法 立ち上げ手順 B-65285JA/03
動作確認方法動作確認方法
4.3.4 フィードバック信号波形の確認
チェック
チェック
チェックチェック
端子名
端子名
端子名端子名
PA1
PB1
PA2
PB2
PS1
PS2
EXTSC1
フィードバック信号波形の確認
フィードバック信号波形の確認フィードバック信号波形の確認
検出器構成により、測定箇所、コネクタ接続が異なります。表 1 を参照して波 形をご確認下さい。チェック端子はチェックボード上にあります。
表表表表 1.3.4(a) チェックボード上のチェック端子とSPMへの入力信号の対応の一覧
SPM入力信号
SPM入力信号
SPM入力信号SPM入力信号
(コネクタ名
コネクタ名-ピン番号
コネクタ名コネクタ名
JYA2-pin5,6
JYA2-pin7,8
JYA4-pin5,6
JYA4-pin7,8
JYA2-pin1,2
JYA4-pin1,2
JYA3-pin15
ピン番号)
ピン番号ピン番号
チェックボード上のチェック端子とSPMへの入力信号の対応の一覧
チェックボード上のチェック端子とSPMへの入力信号の対応の一覧チェックボード上のチェック端子とSPMへの入力信号の対応の一覧
主なセンサ名
主なセンサ名 備考
主なセンサ名主なセンサ名
Mi, MZi, BZi センサ
Mi, MZi, BZi センサ αポジションコーダS(1024λ) MZi, BZi センサ(1回転信号) MZi, BZi センサ(1回転信号) TYPE B のみ
近接スイッチ(外部1回転信号)
αポジションコーダおよびαポジションコーダS(1回転信号)についてはサ ーボチェックピンボード A06B-6071-K290 を使用して SPM への入力信号を直 接観測して下さい。
TYPE B のみ
備考
備考備考
- 38 -
B-65285JA/03 立ち上げ手順 4.動作確認方法
モータ
W
動作確認方法
動作確認方法動作確認方法
4.3.4.1 Mi センサ、
測定箇所
測定箇所 測定条件
測定箇所測定箇所
PA1,PB1
回転数 1500min
センサ、MZi センサ、
センサ、センサ、
測定条件 波形例
測定条件測定条件
-1
以下
別置センサ
PA2,PB2
回転方向 CW
検出ギア
C
センサ、BZi センサ
センサ、センサ、
A,B相波形
A,B相リップル
センサ
センサセンサ
波形例
波形例波形例
PA1(PA2)
Voffs
PB1(PB2)
0V
PA1,PB1(PA2,PB2)
MZi,BZi センサのみ
Vpp
Vphase
Vrip
測定項目
測定項目 規格値
測定項目測定項目
規格値 測定方法
規格値規格値
Vpp 0.5 1.2V p-p
Voffs,Voffsz 2.5V ± 100mV
Vphase 90±3°
Vrip < 70mV
Vpz > 0.5V
Z相波形
0V
測定方法 調整方法
測定方法測定方法
デジタルボルトメータの DC レンジを使用
(Z - *Z)
Voffz
Vpz
調整方法
調整方法調整方法
Mi,MZi センサは通常、調整の必要はありませ ん。 Voffs,Voffz はレベルチェックのみ可能で 調整はできません。
- 39 -
4.動作確認方法
動作確認方法 立ち上げ手順 B-65285JA/03
動作確認方法動作確認方法
4.3.4.2 α
測定箇所
測定箇所 測定条件
測定箇所測定箇所
PA2,PB2
αポジションコーダ
ポジションコーダ S
αα
ポジションコーダポジションコーダ
測定条件 波形例
測定条件測定条件 フランジ面から見て 回転方向 CW
A,B相波形
Z相波形
PA1(PA2)
Voffs
0V
(Z - *Z)
波形例
波形例波形例
PB1(PB2)
Vpp
Vphase
測定項目
測定項目 規格値
測定項目測定項目
Vpp 0.8 1.2V p-p
Voffs,Voffsz 2.5V ± 100mV
Vphase 90±5°
規格値 測定方法
規格値規格値
0V
測定方法 調整方法
測定方法測定方法
デジタルボルトメータの DC レンジを使用
調整方法
調整方法調整方法
レベル調整はできません。チェックのみ可能 です。
- 40 -
B-65285JA/03 立ち上げ手順 4.動作確認方法
動作確認方法
動作確認方法動作確認方法
4.3.5 スピンドルチェックボード
4.3.5.1 スピンドルチェックボード仕様図番
仕様図番
仕様図番 プリント板図番
仕様図番仕様図番
A06B-6078-H001 A20B-2001-0830
4.3.5.2 チェックボードの接続
スピンドルチェックボード
スピンドルチェックボードスピンドルチェックボード
チェックボードを接続することにより、 ① 各種信号波形を観測することができます。 ② 内部データを観測することができます。 ③ スピンドルパラメータの値を確認することができます。
スピンドルチェックボード仕様図番
スピンドルチェックボード仕様図番スピンドルチェックボード仕様図番
スピンドルチェックボードの仕様図番です。
表表表表 3.3.5.1 スピンドルチェックボード仕様図番
プリント板図番 適用ユニット
プリント板図番プリント板図番
チェックボードの接続
チェックボードの接続チェックボードの接続
スピンドルチェックボード仕様図番
スピンドルチェックボード仕様図番スピンドルチェックボード仕様図番
αi シリーズ、αCi シリーズ (αシリーズと同仕様図番)
(1) αi シリーズ
適用ユニット
適用ユニット適用ユニット
SPM
JX4
JY1
JY1A JX4A
A20B-2001-0830
JY1B JX4B
スピンドル チェックボード
相当出力
JX4
相当出力
JY1
- 41 -
4.動作確認方法
動作確認方法 立ち上げ手順 B-65285JA/03
動作確認方法動作確認方法
(2) αCi シリーズ
SPMC
JY1
JY1A JX4A
A20B-2001-0830
JY1B JX4B
スピンドル チェックボード
相当出力
JY1
- 42 -
B-65285JA/03 立ち上げ手順 4.動作確認方法
動作確認方法
動作確認方法動作確認方法
4.3.5.3 チェック端子出力信号
チェック端子
チェック端子 信号名
チェック端子チェック端子
LM
SM
CH1
CH2
CH1D
CH2D
VRM
LSA1
EXTSC1
LSA2
EXTSC2
PAD
PBD
PSD
チェック端子出力信号
チェック端子出力信号チェック端子出力信号
(1) αi シリーズ
信号名 チェック端子
信号名信号名 ロードメータ信号 スピードメータ信号 内部データ観測用アナログ出力 (U 相電流: IU ) 内部データ観測用アナログ出力 (モータ速度 TSA:1638min 内部データビット観測用出力 内部データビット観測用出力 不使用 不使用 外部一回転信号(MAIN) 不使用 不使用 ポジションコーダ信号出力 A (TYPE
B)
ポジションコーダ信号出力B相(TYPE
B)
ポジションコーダ信号出力Z相(TYPE
B)
チェック端子 信号名
チェック端子チェック端子
PA1
PB1
PS1
-1
/V)
PA2
PB2
PS2
PA3
PB3
PA4
PB4
OVR2
15V
5V
-15V
GND 0V
A相正弦波信号1 B相正弦波信号1
Z相正弦波信号1
A相正弦波信号2(TYPE B)
B相正弦波信号2(TYPE B) Z相正弦波信号2(TYPE B) 不使用 不使用 不使用 不使用 アナログオーバライド指令
不使用
DC+5V 電源チェック
不使用
信号名
信号名信号名
チェック端子
チェック端子 信号名
チェック端子チェック端子
スピードメータ信号(パラメータ設定に
LM
SM
CH1
CH2
CH1D
CH2D
VRM
LSA1
EXTSC1
LSA2
てロードメータ信号に切り換えること ができます。) 不使用 内部データ観測用アナログ出力 (U 相電流: IU ) 内部データ観測用アナログ出力 (モータ速度推定値:1638min 内部データビット観測用出力 内部データビット観測用出力 不使用 不使用 不使用 不使用
信号名 チェック端子
信号名信号名
(2) αCi シリーズ
-1
/V)
- 43 -
チェック端子 信号名
チェック端子チェック端子
PA1
PB1
PS1
PA2
PB2
PS2
PA3
PB3
PA4
PB4
不使用
不使用
不使用
不使用
不使用 不使用 不使用 不使用 不使用 不使用
信号名
信号名信号名
4.動作確認方法
動作確認方法 立ち上げ手順 B-65285JA/03
動作確認方法動作確認方法
チェック端子
チェック端子 信号名
チェック端子チェック端子
EXTSC2
PAD
PBD
PSD
不使用 不使用 不使用 不使用
信号名 チェック端子
信号名信号名
チェック端子 信号名
チェック端子チェック端子
OVR2
15V
5V
-15V
信号名
信号名信号名 アナログオーバライド指令 不使用 DC+5V 電源チェック 不使用
GND 0V
チェック端子配置
PIL
LM
SM
VRM
0V
PA2
PB2
PS2
0V
LSA2
EXTSC2
PAD
PBD
PSD
5V
15V
-15V
DATA
SET
表示部
操作
ボタン
UPMODE
DOWN
CH1
LSA1
CH1D
EXTSC1
CH2
CH2D
0V
PA3
PA1
PB3
PB1
PA4
PS1
PB4
0V
0VR2
- 44 -
B-65285JA/03 立ち上げ手順 4.動作確認方法
動作確認方法
動作確認方法動作確認方法
4.3.6 スピンドルチェックボードによるデータ観測方法
4.3.6.1 概要
4.3.6.2 主要特性
スピンドルチェックボードによるデータ観測方法
スピンドルチェックボードによるデータ観測方法スピンドルチェックボードによるデータ観測方法
概要
概要概要
チェックボードを使用することにより、スピンドルアンプモジュール内部で制 御に使用されているディジタル値をアナログ電圧に変換して、オシロスコープ 等で観測することができます。内部データ観測用として、2チャンネルのアナ ログ出力(CH1,CH2、出力:-5V+5V)およびビットデータなど特定のビット をみるための出力(CH1D,CH2D)があります。また5桁の表示器にも内部デー タの表示を行うことができます。
主要特性
主要特性主要特性
項目
項目
項目項目
観測箇所
出力電圧範囲 -5V+5V
分解能
外部測定器入力インピーダンス 10kΩmin 10kΩmin
CH1,CH2 CH1D,CH2D
39mV
(10V/256)
H:2Vmin
L:0.8Vmax
4.3.6.3 観測方法
観測方法
観測方法観測方法
チェックボード上の4つの設定スィッチを使用してデータを設定することに より、5桁の表示器,アナログ電圧出力回路,チャンネル1,チャンネル2 (LM,SM 又は CH1,CH2)に内部データを出力することができます。 チャンネル1,2は、8ビットD/Aコンバータにより出力されています。 チャンネル1,2とチェック端子との対応は下表の通りです。
観測箇所
チャンネル 1
チャンネル 2
観測箇所 チェック端子
観測箇所観測箇所
CH1
CH1D,データのビット 0
CH2
CH2D、データのビット 0
チェック端子
チェック端子チェック端子
- 45 -
4.動作確認方法
動作確認方法 立ち上げ手順 B-65285JA/03
動作確認方法動作確認方法
4.3.6.4 観測データの設定方法
観測データの設定方法
観測データの設定方法観測データの設定方法
① 設定スィッチ4個全部を同時に1秒以上押すと、表示器に[FFFFF]が表示
② スィッチをOFFし、[MODE]スィッチを押すと、表示器に[d-00]が表示さ
③ このモードになっても、モータの運転は通常通り行うことができます。
④ スピンドル内部データを出力するところと、アドレス d-01d-12 の関係は
⑤ データを設定する方法としては、(3)項の方法でアドレス[d-xx]を選択しま
[MODE]スィッチをOFFすると、0.5 秒後に[d-xx]の表示が消えて1秒間
⑦ スィッチを押さないままで1秒以上経過するとデータ設定変更ができな
されます。
れ、内部データ観測モードになります。
[MODE]スィッチを押した状態で、[UP]または[DOWN]スィッチを押すと、 表示が[d-00][d-12]の範囲で変わります。
以下のようになります。 d-0104:表示器に出力するデータの番号とデータシフト量と表示形式
(10進又は16進)を指定します。
d-0508:チャンネル 1 に出力するデータの番号とデータシフト量とオフ
セットの有無を指定します。
d-09d-12:チャンネル 2 に出力するデータの番号とデータシフト量とオ
フセットの有無を指定します。
す。
データが表示されます。この1秒の間に[UP]または[DOWN]スィッチにて データを設定変更します。
くなります。 この場合は[MODE]スィッチをON/OFFすることにより、⑥項の最初 から始めることができます。
- 46 -
B-65285JA/03 立ち上げ手順 4.動作確認方法
動作確認方法
動作確認方法動作確認方法
4.3.6.5 各アドレスの内容と初期値について
各アドレスの内容と初期値について (SPM)
各アドレスの内容と初期値について各アドレスの内容と初期値について
[表示器への出力]
アドレス
アドレス 内容
アドレスアドレス
d-01
d-02
d-03
d-04
[チャンネル1への出力]
アドレス
アドレス 内容
アドレスアドレス
d-05
d-06
d-07
d-08
データ番号を設定 データ出力時シフト量(0 から31 ビット) データシフト方向
0:右シフト 1:左シフト
表示形式
0:10 進表示 1:16 進表示(0〜F)
データ番号を設定 218U 相電流) データ出力時シフト量 (031 ビット) データシフト方向
0:右シフト 1:左シフト
オフセットの有無
0:オフセットなし 1:オフセット有り
内容 初期値
内容内容
内容 初期値
内容内容
初期値
初期値初期値
8
0
1
初期値
初期値初期値
0
0
0
0
[チャンネル2への出力]
アドレス
アドレス 内容
アドレスアドレス
d-09
d-10
d-11
d-12
データ番号を設定 19(モータ速度) データ出力時シフト量 (031 ビット) データシフト方向
0:右シフト 1:左シフト
オフセットの有無
0:オフセットなし 1:オフセット有り
内容 初期値
内容内容
初期値
初期値初期値
18
0
1
- 47 -
4.動作確認方法
動作確認方法 立ち上げ手順 B-65285JA/03
動作確認方法動作確認方法
4.3.6.6 スピンドル内部データ出力方式動作原理説明
スピンドル内部データ出力方式動作原理説明
スピンドル内部データ出力方式動作原理説明スピンドル内部データ出力方式動作原理説明
データ長は16ビットと断らない限り、32ビット(BIT31BIT00)として説明 します。
BIT31 BIT00BIT01BIT02BIT03・・・・・
(1) 表示器への出力例
表示器への出力例
表示器への出力例表示器への出力例
例1.10進表示の例
データシフト量(d-02)=0,10進表示(d-04=0)の場合は、データの下16ビ ット(BIT15BIT00)が10進に変換され(0〜最大65535)表示されます。
BIT15 BIT00BIT01・・・・・
16BIT
10 進に変換して表示
表示器
X X X X X
例2.16進表示の例
データシフト量(d-02)=0,16進表示(d-04=1)の場合は、データの下16ビ ット(BIT15BIT00)が16進に変換され(0〜最大FFFF)表示されます。
BIT15 BIT00BIT01
・・・・・
16BIT
進に変換して表示
16
表示器
X X X X
(5 桁めはブランク)
例3.データ左シフトの例
データシフト量(d-02)=3,シフト方向が左(d-03=1),16進表示(d-04=1)の場 合は、データの BIT12BIT00+(下3ビット=0)が16進に変換され (0〜最大 FFFF)表示されます。
表示器
・・・・・
16BIT
16 進に変換して表示
X X X X
000BIT00BIT01
(5 桁めはブランク)
BIT12
- 48 -
B-65285JA/03 立ち上げ手順 4.動作確認方法
動作確認方法
動作確認方法動作確認方法
例4.データ右シフトの例
データシフト量(d-02)=5,シフト方向が右(d-03=0),10進表示(d-04=0)の場 合は、データの BIT20BIT05 が10進に変換され(0〜最大 65535)表示さ れます。
BIT20 BIT05BIT06・・・・・
16BIT
10 進に変換して表示
表示器
X X X X X
例5.データ長が16ビットでデータ右シフトの例
データ長が16ビットの場合で、データシフト量(d-02)=5,シフト方向が右 (d-03=0),10進表示(d-04=0)の場合は、データの(上5ビット=0)+BIT15BIT05 が10進に変換され表示されます。
000 BIT050 0
表示器
BIT15 ・・・・・
16BIT
10 進に変換して表示
X X X X X
- 49 -
4.動作確認方法
動作確認方法 立ち上げ手順 B-65285JA/03
動作確認方法動作確認方法
(2) チャンネル1への出力例
チャンネル1への出力例
チャンネル1への出力例チャンネル1への出力例
内部データのチャンネル1への出力は、データを8ビットD/Aコンバータに セットすることで行われます。 D/Aコンバータの出力範囲は、セットされる内部データの値により、-5V+5V(となります。下表を参照下さい。
内部データの値
内部データの値
内部データの値内部データの値
2 進進進((((10 進)
進)
進)進)
d-08 の設定
の設定
の設定の設定
(オフセットの有無
オフセットの有無)
オフセットの有無オフセットの有無
チャンネル1出力
チャンネル1出力
チャンネル1出力チャンネル1出力
00000000( 0) 0 -5V
11111111( 255) 0 +4.96V
10000000(-128) 1 -5V
00000000( 0) 1 0V
01111111( 127) 1 +4.96V
例1.データセット例
データシフト量(d-06)=0,オフセット無(d-08=0)の場合は、データの下8ビ ット(BIT07BIT00)がD/Aコンバータにセットされます。
BIT07 BIT00BIT01
BIT06 BIT05 BIT04 BIT03 BIT02
チャンネル1出力用
コンバータにセット
D/A
例2.データ左シフトの例
データシフト量(d-06)=3,シフト方向が左(d-07=1),オフセット無(d-08=0)の 場合は、データの BIT14BIT00+(下3ビット=0)がD/Aコンバー タにセットされます。
BIT04 00
BIT03 BIT02 BIT01 BIT00 0
チャンネル1 出力用 D/A コンバータにセット
例3.データ右シフトの例
データシフト量(d-06)=10,シフト方向が右(d-07=0),オフセット無(d-08=0) の場合は、データの BIT17BIT10 がD/Aコンバータにセットされます。
BIT17 BIT10BIT11
BIT16 BIT15 BIT14 BIT13 BIT12
チャンネル1 出力用 D/A コンバータにセット
例4.データ長が16ビットでデータ右シフトの例
データ長が16ビットの場合で、データシフト量(d-06)=10, シフト方向が(d-07=0),オフセット無(d-08=0)の場合は、(データの上2ビット=0) +BIT15BIT10 がD/Aコンバータにセットされます。
0 BIT10BIT11
0 BIT15 BIT14 BIT13 BIT12
チャンネル1 出力用 D/A コンバータにセット
- 50 -
B-65285JA/03 立ち上げ手順 4.動作確認方法
動作確認方法
動作確認方法動作確認方法
例5.オフセット有の例
データシフト量(d-06)=10,シフト方向が右(d-07=0),オフセット有(d-08=1) の場合は、データのBIT17BIT10 の最上位ビット BIT17 に1を加算した 結果のデータがD/Aコンバータにセットされます。
のデータ
BIT17
+1 BIT10BIT11BIT16 BIT15 BIT14 BIT13 BIT12
(3) チャンネル2への出力例
チャンネル2への出力例
チャンネル2への出力例チャンネル2への出力例
チャンネル1出力用
コンバータにセット
D/A
例6.ビットデータ観測の例
データシフト量(d-06)=0, オフセット無(d-08=0)の場合は、データの最下位 ビット(BIT00)をチェック端子 CH1D にて H/L レベルにより観測すること ができます。
BIT07
BIT06 BIT05 BIT04 BIT03 BIT02
BIT01
BIT00
チェック端子CH1D に出力
チャンネル1への出力と同じ内容になります。データをセットするアドレス (d-09d-12)が異なるだけです。 チャンネル1にモータの速度情報をセットして、チャンネル2にエラー量をセ ットすることにより2チャンネルでそれぞれの変化を同時に観測することも できます。
- 51 -
4.動作確認方法
動作確認方法 立ち上げ手順 B-65285JA/03
動作確認方法動作確認方法
4.3.6.7 データ番号一覧表
データ番号
データ番号 内容
データ番号データ番号
主要データ
16
19
25
4
9
90
131
132
136
スピンドル/CNC 間データ
5
6
10
11
12
66
182
その他のデータ
218
219
162
データ番号一覧表
データ番号一覧表データ番号一覧表
内容 データ長
内容内容
モータ速度指令
モータ速度
モータ速度偏差 移動指令 ポジションエラー トルク指令 スピードメータデータ ロードメータデータ ポジションエラー
速度指令データ 主軸制御信号 1 ロードメータデータ モータ速度データ 主軸状態信号 1 主軸制御信号 2 主軸状態信号 2
U 相電流(A/D 変換データ) V 相電流(A/D 変換データ) DC リンク部電圧
(1) データ番号一覧
データ長 備考
データ長データ長
32
32
32
32
32
16
16
16
32
16
16
16
16
16
16
16
16
16
16
12 ビット目(BIT12)min-1の単位 12 ビット目(BIT12)min
値になります。) (速度指令−モータ速度)12 ビット目(BIT12)min ITP 間(通常8msec)の指令パルス数 エラーパルス数 (主軸同期制御、Cs 輪郭制御、リジッドタップ)
0〜±16384 SM 端子 LM 端子
エラーパルス数(ポジションコーダ方式オリエンテーション)
最高速度指令にて±16384 PMC→スピンドルへの指令信号 (3)を参照して下さい。 最大出力にて+32767 最高速度にて±16384 スピンドル→PMC への状態信号 (3)を参照して下さい。 PMC→スピンドルへの指令信号 (3)を参照して下さい。 スピンドル→PMC への状態信号 (3)を参照して下さい。
8 ビット左シフトにて 10V/FS
8 ビット左シフトにて 1000V/FS
-1
備考
備考備考
の単位(αCi シリーズの場合、推定
-1
の単位
- 52 -
B-65285JA/03 立ち上げ手順 4.動作確認方法
(2) 内部データ換算値
データ番号
データ番号 信号名称
データ番号データ番号
218 IU
219 IV
162 VDC
*1
チャンネル 218,219 での電流変換値
SPM-2.2i
SPM-5.5i
SPM-5.5HVi
SPM-11HVi
SPM-15HVi
SPM-30HVi
SPM-45HVi
SPM-75HVi
SPM-100HVi
信号名称 内容
信号名称信号名称
U相電流 アンプ入力方向にて+符号になります。 V相電流
モデル
モデル 変換値
モデルモデル
SPM-11i
SPM-15i
SPM-22i
SPM-26i
SPM-30i
SPM-45i
SPM-55i
変換値
変換値変換値
16.7A/1V
33.3A/1V
50.0A/1V
66.7A/1V
100A/1V
133A/1V
150A/1V
233A/1V
16.7A/1V
33.3A/1V
50.0A/1V
66.7A/1V
133A/1V
150A/1V
内容 (シフト量の設定が
シフト量の設定が 8 の時
内容内容
シフト量の設定がシフト量の設定が
DCリンク電圧信号
100V/1V(200V 系)
200V/1V(400V 系)
動作確認方法
動作確認方法動作確認方法
の時)
の時の時
*1
- 53 -
4.動作確認方法
動作確認方法 立ち上げ手順 B-65285JA/03
動作確認方法動作確認方法
(3) 主軸制御信号、主軸状態信号について
以下にスピンドルが使用する PMC 信号のデータ番号と各データの構成を 示します。各信号の内容につきましては、「FANUC AC SPINDLE MOTOR
αi series パラメータ説明書(B-65280JA/023 PMC 信号(CNC PMC)」をご参照下さい。
(a) データ番号 6:主軸制御信号 1
#15 #14 #13 #12 #11 #10 #9 #8
RCH RSL INTG SOCN MCFN SPSL *ESP ARST
#7 #6 #5 #4 #3 #2 #1 #0
MRDY ORCM SFR SRV CTH1 CTH2 TLMH TLML
(b) データ番号 66:主軸制御信号 2
#15 #14 #13 #12 #11 #10 #9 #8
DSCN SORSL MPOF
#7 #6 #5 #4 #3 #2 #1 #0
RCHHG MFNHG INCMD OVR NRRO ROTA INDX
(c) データ番号 12:主軸状態信号 1
#15 #14 #13 #12 #11 #10 #9 #8
RCFN RCHP CFIN CHP
#7 #6 #5 #4 #3 #2 #1 #0
ORAR TL M LDT2 LD T1 SAR SDT SST ALM
(d) データ番号 182:主軸状態信号 2
#15 #14 #13 #12 #11 #10 #9 #8
#7 #6 #5 #4 #3 #2 #1 #0
EXOF SOREN INCST PC1DT
- 54 -
B-65285JA/03 立ち上げ手順 4.動作確認方法
動作確認方法
動作確認方法動作確認方法
4.3.6.8 データ観測例
データ観測例
データ観測例データ観測例
(1) チャンネル1にてポジションエラーを観測する例
アドレス
アドレス 内容
アドレスアドレス
d-05
d-06
d-07
d-08
データ単位(注)
内容 データ設定例
内容内容
データ番号
データシフト量 データシフト方向 オフセットの有無
9999
0112
0111
1111
256p/FS 512p/FS 128p/FS 64p/FS
データ設定例
データ設定例データ設定例
注注注注
FS=10V(-5V+5V)
(2) チャンネル2にてモータ速度を観測する例
アドレス
アドレス 内容
アドレスアドレス
d-09
d-10
d-11
d-12
データ単位(注)
内容 データ設定例
内容内容
データ番号
データシフト量
データシフト方向 オフセットの有無
19 19 19
12 13 11
000
000
256min-1/FS 512min-1/FS 128min-1/FS
データ設定例
データ設定例データ設定例
注注注注
FS=10V(-5V+5V)
(3) SPM-11i U 相電流観測
観測データの設定
データ番号 218 シフト量 8 シフト方向 0 オフセット 1
+5V
0V
-5V
100A
33.3A/1V
- 55 -
4.動作確認方法
動作確認方法 立ち上げ手順 B-65285JA/03
動作確認方法動作確認方法
4.3.7 スピンドルチェックボードによるパラメータ確認方法
4.3.7.1 概要
4.3.7.2 パラメータの確認方法
スピンドルチェックボードによるパラメータ確認方法
スピンドルチェックボードによるパラメータ確認方法スピンドルチェックボードによるパラメータ確認方法
概要
概要概要
チェックボードを使用することにより、スピンドルアンプモジュールに転送さ れたパラメータの値を確認することができます。 チェックボード上の4つの設定スィッチを使用してパラメータ番号を指定し、 5桁の表示器にてパラメータの値を確認します。
パラメータの確認方法
パラメータの確認方法パラメータの確認方法
① 設定スィッチ4個全部を同時に1秒以上押すと、表示器に[FFFFF]が表示
されます。
② スィッチをOFFし、[MODE]スィッチを押すと、表示器に[d-00]が表示さ
れ、内部データ観測モードになります。
③ [d-00]”0”を設定した状態で[MODE]スイッチと[DATA SET]スイッチを
同時に 1 秒以上押すと、表示器に[CCCCC]が表示されます。
④ スイッチをOFFし、[MODE]スイッチを押すと、表示器に[F-xxx]が表示
され、スピンドルパラメータ確認モード(F-モード)になります。(この モードになっても、モータの運転は通常通り行うことができます。)
⑤ [MODE]スイッチを押した状態で([F-xxx]が表示された状態で)、[UP]ま
たは[DOWN]スイッチを押すと[F-xxx]の数字が増減しますので、確認した いパラメータの内部番号を設定します。パラメータの内部番号とNC のパ ラメータ番号との対応についてはパラメータ説明書付録のパラメータ一 覧表をご参照ください。
⑥ スイッチをOFFすると、設定した内部番号に対応するパラメータの値が
1 秒間表示されます。(ビットパラメータについては 16 進数で表示さ れます。)
- 56 -
B-65285JA/03 立ち上げ手順 4.動作確認方法
動作確認方法
動作確認方法動作確認方法
4.3.8 サーボガイド
4.3.8.1 概要
4.3.8.2 適用可能系列版数
4.3.8.3 サーボガイドで観測できるスピンドルデータ一覧
サーボガイドによるデータ観測
サーボガイドサーボガイド
概要
概要概要
適用可能系列版数
適用可能系列版数適用可能系列版数
サーボガイドで観測できるスピンドルデータ一覧
サーボガイドで観測できるスピンドルデータ一覧サーボガイドで観測できるスピンドルデータ一覧
によるデータ観測
によるデータ観測によるデータ観測
サーボ調整ツール サーボガイドを使用することで、スピンドルの内部データ を観測することができます。 本項では、サーボガイドで観測できるスピンドルデータとデータ観測例を示し ます。サーボガイドの使用方法等の詳細につきましては、サーボガイドのオン ラインマニュアルをご参照下さい。
9D50 系列 B 版(02 版)以降
下表にサーボガイドにて観測できるスピンドルデータを示します。
データ種類
データ種類 データ内容
データ種類データ種類
SPEED
INORM
TCMD
VCMD
VERR
WMDAT
PERR1
ORERR
PCPOS
MCMD
PERR2
CSPOS
SPCMD
SPCT1
SPCT2
SPST1
SPST2
ORSEQ
モータ速度 モータ電流の振幅 トルク指令 モータ速度指令 速度偏差 位置ループ毎の移動指令 ポジションエラー1 オリエンテーション時のポジションエラー 位置フィードバック積算値 通信周期毎の移動指令 ポジションエラー2 位置フィードバック積算値 CNC からの速度指令データ 主軸制御信号 1 主軸制御信号 2 主軸状態信号 1 主軸状態信号 2 オリエンテーションシーケンスデータ
データ内容
データ内容データ内容
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4.動作確認方法
動作確認方法 立ち上げ手順 B-65285JA/03
動作確認方法動作確認方法
4.3.8.4 主軸制御信号、主軸状態信号について
主軸制御信号、主軸状態信号について
主軸制御信号、主軸状態信号について主軸制御信号、主軸状態信号について
前項に示すように、サーボガイドではスピンドルが使用する PMC 信号(主軸 制御信号 12 および主軸状態信号 12)を観測することができます。 以下に主軸制御信号 12 および主軸状態信号 1、2 のデータ構成を示します。 各信号の内容につきましては、「FANUC AC SPINDLE MOTOR αi series パラ メータ説明書(B-65280JA/02) 第3 PMC 信号(CNCPMC)」をご参照 下さい。
(a) 主軸制御信号 1(SPCT1)
#15 #14 #13 #12 #11 #10 #9 #8
RCH RSL INTG SOCN MCFN SPSL *ESP ARST
#7 #6 #5 #4 #3 #2 #1 #0
MRDY ORCM SFR SRV CTH1 CTH2 TLMH TLML
(b) 主軸制御信号 2(SPCT2)
#15 #14 #13 #12 #11 #10 #9 #8
#7 #6 #5 #4 #3 #2 #1 #0
RCHHG MFNHG INCMD OVR NRRO ROTA INDX
DSCN SORSL MPOF
(c) 主軸状態信号 1(SPST1)
#15 #14 #13 #12 #11 #10 #9 #8
RCFN RCHP CFIN CHP
#7 #6 #5 #4 #3 #2 #1 #0
ORAR TL M LDT2 LD T1 SAR SDT SST ALM
(d) 主軸状態信号 2(SPST2)
#15 #14 #13 #12 #11 #10 #9 #8
#7 #6 #5 #4 #3 #2 #1 #0
EXOF SOREN INCST PC1DT
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B-65285JA/03 立ち上げ手順 4.動作確認方法
動作確認方法
動作確認方法動作確認方法
4.3.8.5 データ観測例
データ観測例
データ観測例データ観測例
下図にサーボガイドによるデータ観測例(リジッドタップ時の同期誤差とモー タ速度)を示します。
DRAW1SYNC
DRAW2SPEED
DRAW1SYNC(同期誤差)※1 DRAW2SPEED(モータ速度)
1 同期誤差はサーボ軸の出力データです
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5.サーボアンプの定期保守
サーボアンプの定期保守 立ち上げ手順 B-65285JA/03
サーボアンプの定期保守サーボアンプの定期保守

5 サーボアンプの定期保守

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B-65285JA/03 立ち上げ手順 5.サーボアンプの定期保守
サーボアンプの定期保守
サーボアンプの定期保守サーボアンプの定期保守

5.1 アブソリュートパルスコーダ用バッテリ

[接続方式
接続方式 1] 1 台のバッテリから複数台の
接続方式接続方式
アブソリュートパルスコーダ用バッテリ
アブソリュートパルスコーダ用バッテリアブソリュートパルスコーダ用バッテリ
アブソリュートパルスコーダ用バッテリには、以下の[接続方式 1] [接続方2]の2種類の接続方法があります。詳細については、FANUC SERVO AMPLIFIER αi series 仕様説明書 B-63282JA 9.3.2.6 項バッテリの接続を参照 下さい。
台のバッテリから複数台の SVM へバッテリ電源を供給する方法
台のバッテリから複数台の台のバッテリから複数台の
PSM
CXA2A
l APC(アブソリュートパルスコーダ)アラームのバッテリ低下、または、
バッテリ電圧 0 になった場合、バッテリを交換して下さい。 なお、バッテリ電圧0となった場合、原点復帰作業が必要となります。
l αis/αi シリーズサーボモータは、標準でアブソリュートパルスコーダ内
部にバックアップキャパシタを内蔵しています。それにより、10分程 度の絶対位置検出動作が可能であるため、その時間内であれば、サーボ アンプの電源を切ってバッテリを交換しても、原点復帰作業は不要です。 一方、標準のαシリーズサーボモータの場合には、パルスコーダ内部にバ ックアップキャパシタを内蔵していませんので、注意が必要です。詳細 については、項末の[バッテリ交換時の注意事項 NO.1]をご覧下さい。
l バッテリの寿命は、サーボモータ 6 軸接続時で、is/αi シリーズサーボ
モータの場合は約 2 年、αシリーズサーボモータの場合は約1 年が目安で す。 したがって、バッテリの寿命に応じて定期的にバッテリを交換をされる ことをお勧めします。
l バッテリは、単1アルカリ乾電池(4 本)です。バッテリは、市販品を
使用することが可能です。A06B-6050-K061 はファナックからオプション として供給しているバッテリです。
へバッテリ電源を供給する方法
へバッテリ電源を供給する方法へバッテリ電源を供給する方法
SVM SVM
CXA2B CXA2B
CXA2A CXA2A
バッテリケース
バッテリケース
バッテリケースバッテリケース
A06B-6050-K060
バッテリ
バッテリ
バッテリバッテリ
A06B-6050-K061
コネクタ
コネクタ
コネクタコネクタ
A06B-6110-K211
警告
警告
警告警告
1 複数のバッテリを、同一の BATL(B3)のラインに接続しないで下さい。
異なるバッテリの出力電圧同士がショートし、バッテリが高温になる 可能性があり危険です。
2 バッテリ接続の際には、プラス・マイナスの極性にご注意下さい。極
性を逆に接続した場合、バッテリの発熱、破裂、発火の原因となりま す。
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5.サーボアンプの定期保守
サーボアンプの定期保守 立ち上げ手順 B-65285JA/03
サーボアンプの定期保守サーボアンプの定期保守
[接続方式
接続方式 2] 内蔵バッテリを各
接続方式接続方式
内蔵バッテリを各 SVM に内蔵する方法
内蔵バッテリを各内蔵バッテリを各
に内蔵する方法
に内蔵する方法に内蔵する方法
SVM
バッテリ
バッテリケース
ケース
バッテリバッテリ
ケースケース
A06B-6114-K500
バッテリ
バッテリ
バッテリバッテリ
A06B-6073-K001
SVM
バッテリ
バッテリケース
ケース
バッテリバッテリ
ケースケース
A06B-6114-K500
バッテリ
バッテリ
バッテリバッテリ
A06B-6073-K001
CX5X CX5X
l APC(アブソリュートパルスコーダ)アラームのバッテリ低下、または、
バッテリ電圧 0 になった場合、バッテリ(A06B-6073-K001)を交換して下 さい。 なお、バッテリ電圧0となった場合、原点復帰作業が必要となります。
l αi
S/αi シリーズサーボモータは、標準でアブソリュートパルスコーダ内
部にバックアップキャパシタを内蔵しています。それにより、10分程 度の絶対位置検出動作が可能であるため、その時間内であれば、サーボ アンプの電源を切ってバッテリを交換しても、原点復帰作業は不要です。 一方、標準のαシリーズサーボモータの場合には、パルスコーダ内部にバ ックアップキャパシタを内蔵していませんので、注意が必要です。詳細 については、項末の[バッテリ交換時の注意事項 NO.1]をご覧下さい。
l バッテリの寿命は、αi
S/αi シリーズサーボモータの場合は約 2 年、αシリ
ーズサーボモータの場合は約 1 年が目安です。 したがって、バッテリの寿命に応じて定期的にバッテリを交換をされる ことをお勧めします。
l 内蔵バッテリは、市販品ではありませんので、必ず、弊社から購入頂く
必要があります。したがいまして、予備の内蔵バッテリをあらかじめ準 備頂くことを推奨致します。
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B-65285JA/03 立ち上げ手順 5.サーボアンプの定期保守
警告
警告
警告警告
サーボアンプの定期保守
サーボアンプの定期保守サーボアンプの定期保守
1 内蔵バッテリ(A06B-6073-K001)を使用する場合、コネクタ
CXA2A/CXA2B BATL(B3)は絶対に接続しないで下さい。
異なる SVM のバッテリの出力電圧同士がショートし、バッテリが高温 になる可能性があり危険です。
2 複数のバッテリを、同一の BATL(B3)のラインに接続しないで下さい。
異なるバッテリの出力電圧同士がショートし、バッテリが高温になる 可能性があり危険です。
3 バッテリ接続の際には、プラス・マイナスの極性にご注意下さい。極
性を逆に接続した場合、バッテリの発熱、破裂、発火の原因となりま す。
【バッテリの取り付け方法】
1SVM付属のバッテリ用カバーを外す。 2 バッテリを下図のように SVM に取り付ける。 3 バッテリケースを取り付ける。 4 バッテリのコネクタを、SVM CX5X に取り付ける。
CX5X
SVM
挿入方向
ケーブル側
赤:
+6V
黒: 0V
+6V
0V
注意
注意
注意注意
コネクタ
バッテリ
バッテリケース
1 SVM にバッテリを取り付ける際に、ケーブルの引き出し口の方からバ
ッテリを取り付けると、ケーブルが張った状態となることがあります ので、ケーブルの余長が出来る方向から取り付けて下さい。バッテリ ケーブルが張った状態でバッテリを取り付けると、接触不良などを起 こす可能性があります。
2 コネクタの取扱については、注意が必要です。詳細については、項末
[バッテリ交換時の注意事項 NO.2]をご覧下さい。
- 63 -
5.サーボアンプの定期保守
サーボアンプの定期保守 立ち上げ手順 B-65285JA/03
サーボアンプの定期保守サーボアンプの定期保守
【バッテリ交換時の注意事項
【バッテリ交換時の注意事項 NO.1】】】】
【バッテリ交換時の注意事項【バッテリ交換時の注意事項
αシリーズサーボモータの場合、パルスコーダ内部にバックアップキャパシタ を標準搭載していません。したがいまして、アブソリュートパルスコーダの絶 対位置情報を失わないためには、制御用の電源が投入された状態でバッテリの 交換を行う必要があります。交換手順は以下の通りです。
[交換作業手順]
1SVMの電源が入っている(SVM 正面の 7 セグメントが点灯している)
ことを確認する。
2 システムの非常停止ボタンが押されていることを確認する。 3 モータが励磁状態でないことを確認する。 4SVMの DC リンク充電用の LED が消灯していることを確認する。 5 古いバッテリを取り外し、新しいバッテリを取り付ける。 6 交換完了。システムの電源を落としても大丈夫です。
警告
警告
警告警告
1 バッテリ交換時には、盤内の裸体の金属部分に触れないようにして下
さい。特に、高圧部に触れると感電の恐れがありますのでご注意下さ い。
2 サーボアンプ正面の DC リンク充電確認用の LED が消灯していること
を確認してからバッテリの交換を行って下さい。LED が消灯していな い場合、感電の恐れがありますのでご注意下さい。
3 バッテリ接続の際には、プラス・マイナスの極性にご注意下さい。極
性を逆に接続した場合、バッテリの発熱、破裂、発火の原因となりま す。
4 バッテリやケーブルの’+6V’’0V’とをショートさせないよう、注意し
て下さい。バッテリをショートすると、バッテリの発熱、破裂、発火 の原因となります。
- 64 -
B-65285JA/03 立ち上げ手順 5.サーボアンプの定期保守
【バッテリ交換時の注意事項
【バッテリ交換時の注意事項 NO.2】】】】
【バッテリ交換時の注意事項【バッテリ交換時の注意事項
コネクタ挿抜時に、過剰なストレスが加えられると、接触不良などを起こす可 能性があります。以下にしたがい、バッテリコネクタを挿抜するときには、過 大なねじり力がコネクタに加わらないよう注意して下さい。
(1) コネクタの取り付け
取り付け位置を確認する。
サーボアンプの定期保守
サーボアンプの定期保守サーボアンプの定期保守
10
度以下
5
度以下
取り付け完了
ケーブル側を少し持ち上げ 気味に挿入する。
この際、水平方向について は 5 度以下とする。
ロックのダボを越えたら、 後は真っ直ぐに押し込んで 下さい。
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5.サーボアンプの定期保守
サーボアンプの定期保守 立ち上げ手順 B-65285JA/03
サーボアンプの定期保守サーボアンプの定期保守
(2) コネクタの取り外し
ケーブル側のインシュレー
タの横とケーブル両方を持 ち、水平に引っ張り離脱し て下さい。
10
度以下
5
度以下
ケーブル側を少し持ち上げ 気味に引き抜く。
この際、水平方向について は 5 度以下とする。
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B-65285JA/03 立ち上げ手順 5.サーボアンプの定期保守
サーボアンプの定期保守
サーボアンプの定期保守サーボアンプの定期保守

5.2 サーボアンプの定期点検について

サーボアンプの定期点検について
サーボアンプの定期点検についてサーボアンプの定期点検について
サーボアンプを長期に渡って使用していただくために,また高性能,高信頼性 を確保するために日常的な保守,点検をお願い致します。
点検
点検周期
周期
点検点検
点検箇所
点検箇所 点検項目
点検箇所点検箇所
環境 周囲温度
環境
環境
環境 冷却風通路
環境 異常振動,音
環境
アンプ 全般 異常音,異臭はないか
アンプ 全般
アンプ ネジ ネジの緩みがないこと
アンプ ファンモータ
アンプ コネクタ 緩みはないか
アンプ ケーブル
外部機器 電磁接触器 ビビリ音,チャタリングがないこと 外部機器 漏電ブレーカ 漏電トリップが動作すること 外部機器 ACリアクトル 唸り音等がないこと
点検項目
点検項目点検項目
湿度 90%RH 以下(結露していないこと)
塵埃
オイルミスト
電源電圧
周期周期
日常
日常 定期
定期
日常日常
定期定期
強電盤周囲 045℃ 強電盤内 0~55
サーボアンプ近傍に 付着していないこと。 風の流れが妨げられていないか 冷却ファンモータは動作しているか
(1) 過去に無かった異常音,振動が無いこと。 (2) アンプ近傍の振動が 0.5G 以下であること
αi シリーズ:200~240V 内にあること αHVi シリーズ:400~480V 内にあること
塵埃,オイルミストが付着していないか。 異常音,異臭はないか
(1) 正常に回転しているか (2) 異常振動,音がないこと (3) 塵埃,オイルミストが付着していないこと
(1) 発熱痕跡はないか (2) 被覆の劣化(変色,ヒビ割れ)はないか。
判定基準
判定基準 備考
判定基準判定基準
備考
備考備考
(*1)
(*1) 一般にファンモータは定期保守部品です。
サーボアンプではファンモータが停止しても即座にアンプが破損するこ とはありませんが、日常的な点検を実施いただき,予防的に交換すること をお勧めします。
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5.サーボアンプの定期保守
サーボアンプの定期保守 立ち上げ手順 B-65285JA/03
サーボアンプの定期保守サーボアンプの定期保守
ファンユニット図番
ファンユニット図番
ファンユニット図番ファンユニット図番
- PSM
PSM 名称
名称
名称名称
PSM-5.5i
PSM-11i
PSM-15i
PSM-11HVi
PSM-18HVi
PSM-26i
PSM-30i
PSM-37i
PSM-30HVi
PSM-45HVi
PSM-55i
PSM-75HVi
PSM-100HVi
内部攪拌用 外部放熱フィン冷却用
内部攪拌用内部攪拌用
ファンユニット
ファンユニット(*1) ファンモータ
ファンユニットファンユニット
- A90L-0001-0441/39 - -
- A90L-0001-0441/39 A06B-6110-C603 A90L-0001-0508
- A90L-0001-0441/39 (A06B-6110-C604) A90L-0001-0509
A06B-6110-C607 A90L-0001-0441/39
A06B-6110-C607
2 個使用
ファンモータ ファンユニット
ファンモータファンモータ
A90L-0001-0511(*2)
A90L-0001-0441/39
A90L-0001-0511(*2)
ファンユニット(*1) ファンモータ
ファンユニットファンユニット
(A06B-6110-C604) A90L-0001-0509
(A06B-6110-C604)
外部放熱フィン冷却用
外部放熱フィン冷却用外部放熱フィン冷却用
2 個使用
ファンモータ
ファンモータファンモータ
A90L-0001-0509
2 個使用
内部攪拌用
- SVM
     (1) 1 軸軸軸軸((((SVM1))))
SVM 名称
名称
名称名称
SVM1-20i
SVM1-40i
SVM1-80i
SVM1-160i
SVM1-360i
内部攪拌用 外部放熱フィン冷却用
内部攪拌用内部攪拌用
ファンユニット
ファンユニット(*1) ファンモータ
ファンユニットファンユニット
A06B-6110-C605 A90L-0001-0510 - -
A06B-6110-C605 A90L-0001-0510 - -
A06B-6110-C605 A90L-0001-0510 - -
A06B-6110-C605 A90L-0001-0510 A06B-6110-C602 A90L-0001-0507/B
A06B-6110-C607 A90L-0001-0511 (A06B-6110-C604) A90L-0001-0509
ファンモータ ファンユニット
ファンモータファンモータ
ファンユニット(*1) ファンモータ
ファンユニットファンユニット
外部放熱フィン冷却用
外部放熱フィン冷却用外部放熱フィン冷却用
ファンモータ
ファンモータファンモータ
内部攪拌用
     (2) 2 軸軸軸((((SVM2))))
内部攪拌用
SVM 名称
名称
名称名称
SVM2-4/4i
SVM2-20/20i
SVM2-20/40i
SVM2-40/40i
SVM2-40/80i
SVM2-80/80i
SVM2-80/160i
SVM2-160/160i
内部攪拌用 外部放熱フィン冷却用
内部攪拌用内部攪拌用
ファンユニット
ファンユニット(*1) ファンモータ
ファンユニットファンユニット
A06B-6110-C605 A90L-0001-0510 - -
A06B-6110-C605 A90L-0001-0510 - -
A06B-6110-C605 A90L-0001-0510 - -
A06B-6110-C605 A90L-0001-0510 A06B-6110-C601 A90L-0001-0507/A
A06B-6110-C605 A90L-0001-0510 A06B-6110-C601 A90L-0001-0507/A
A06B-6110-C605 A90L-0001-0510 A06B-6110-C601 A90L-0001-0507/A
A06B-6110-C606 A90L-0001-0510 A06B-6110-C603 A90L-0001-0508
A06B-6110-C606 A90L-0001-0510 A06B-6110-C603 A90L-0001-0508
(*1) ファンユニットはファンモータとファンモータ取付用カバーがセットに
(*2) A06B-6110-C607
ファンモータ ファンユニット
ファンモータファンモータ
なったものです。()付で記載している A06B-6110-C604 についてはファン ユニットが外部から取り外せない構造のため、外部から取り外し可能なフ ァンモータのみ交換して下さい。 (4.2 ファンモータの交換方法を参照し てください)
ファンユニット(*1) ファンモータ
ファンユニットファンユニット
外部放熱フィン冷却用
外部放熱フィン冷却用外部放熱フィン冷却用
ファンモータ
ファンモータファンモータ
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B-65285JA/03 立ち上げ手順 5.サーボアンプの定期保守
サーボアンプの定期保守
サーボアンプの定期保守サーボアンプの定期保守
     (3) 3 軸軸軸((((SVM3))))
内部攪拌用
SVM 名称
名称
名称名称
SVM3-4/4/4i
SVM3-20/20/20i
SVM3-20/20/40i
(4) 1 軸軸((((SVM1-HVi))))
SVM 名称
名称
名称名称
SVM1-10HVi
SVM1-20HVi
SVM1-40HVi
SVM1-80HVi
SVM1-180HVi
SVM1-360HVi
内部攪拌用 内部
内部攪拌用内部攪拌用
ファンユニット
ファンユニット(*1) ファンモータ
ファンユニットファンユニット
A06B-6110-C605 A90L-0001-0510 - -
A06B-6110-C605 A90L-0001-0510 - A90L-0001-0385/T(*2)
A06B-6110-C605 A90L-0001-0510 - -
内部攪拌用
内部攪拌用 外部放熱フィン冷却用
内部攪拌用内部攪拌用
ファンユニット
ファンユニット(*1) ファンモータ
ファンユニットファンユニット
A06B-6110-C605 A90L-0001-0510 - -
A06B-6110-C605 A90L-0001-0510 - -
A06B-6110-C605 A90L-0001-0510 - -
A06B-6110-C605 A90L-0001-0510 A06B-6110-C602 A90L-0001-0507/B
A06B-6110-C607 A90L-0001-0511 (A06B-6110-C604) A90L-0001-0509
A06B-6110-C607
2 個使用
ファンモータ ファンユニット
ファンモータファンモータ
ファンモータ ファンユニット
ファンモータファンモータ
A90L-0001-0511
2 個使用
ファンユニット ファンモータ
ファンユニットファンユニット
ファンユニット(*1) ファンモータ
ファンユニットファンユニット
(A06B-6110-C604)
内部放熱フィン冷却用
放熱フィン冷却用
内部内部
放熱フィン冷却用放熱フィン冷却用
外部放熱フィン冷却用
外部放熱フィン冷却用外部放熱フィン冷却用
2 個使用
ファンモータ
ファンモータファンモータ
ファンモータ
ファンモータファンモータ
A90L-0001-0509
2 個使用
     (5) 2 軸軸軸軸((((SVM2-HVi))))
SVM 名称
名称
名称名称
SVM2-10/10HVi
SVM2-20/20HVi
SVM2-20/40HVi
SVM2-40/40HVi
SVM2-40/80HVi
SVM2-80/80HVi
ファンユニット
ファンユニット(*1) ファンモータ
ファンユニットファンユニット
A06B-6110-C605 A90L-0001-0510 - -
A06B-6110-C605 A90L-0001-0510 - -
A06B-6110-C606 A90L-0001-0510 A06B-6110-C603 A90L-0001-0508
A06B-6110-C606 A90L-0001-0510 A06B-6110-C603 A90L-0001-0508
A06B-6110-C606 A90L-0001-0510 A06B-6110-C603 A90L-0001-0508
A06B-6110-C606 A90L-0001-0510 A06B-6110-C603 A90L-0001-0508
内部攪拌用
内部攪拌用 外部放熱フィン冷却用
内部攪拌用内部攪拌用
ファンモータ ファンユニット
ファンモータファンモータ
(*1) ファンユニットはファンモータとファンモータ取付用カバーがセットに
なったものです。()付で記載している A06B-6110-C604 についてはファン ユニットが外部から取り外せない構造のため、外部から取り外し可能なフ ァンモータのみ交換して下さい。(4.2 ファンモータの交換方法を参照して ください)
(*2) SVM3-20/20/20i はケース内部にパワートランジスタの放熱フィンを冷却
するためのファンモータを持っています。
ファンユニット(*1) ファンモータ
ファンユニットファンユニット
外部放熱フィン冷却用
外部放熱フィン冷却用外部放熱フィン冷却用
ファンモータ
ファンモータファンモータ
- 69 -
5.サーボアンプの定期保守
サーボアンプの定期保守 立ち上げ手順 B-65285JA/03
サーボアンプの定期保守サーボアンプの定期保守
- SPM
内部攪拌用
SPM 名称
名称
名称名称
SPM-2.2i
SPM-5.5i
SPM-5.5HVi
SPM-11i
SPM-15i
SPM-11HVi
SPM-15HVi
SPM-22i
SPM-26i
SPM-30i
SPM-30HVi
SPM-45HVi
SPM-45i
SPM-55i
SPM-75HVi
SPM-100HVi
内部攪拌用 外部放熱フィン冷却用
内部攪拌用内部攪拌用
ファンユニット
ファンユニット(*1) ファンモータ
ファンユニットファンユニット
A06B-6110-C605 A90L-0001-0510 - -
A06B-6110-C605 A90L-0001-0510 A06B-6110-C601 A90L-0001-0507/A
A06B-6110-C605 A90L-0001-0510 A06B-6110-C602 A90L-0001-0507/B
A06B-6110-C606 A90L-0001-0510 A06B-6110-C603 A90L-0001-0508
A06B-6110-C607 A90L-0001-0511 (A06B-6110-C604) A90L-0001-0509
A06B-6110-C607
2 個使用
ファンモータ ファンユニット
ファンモータファンモータ
A90L-0001-0511
2 個使用
ファンユニット(*1) ファンモータ
ファンユニットファンユニット
(A06B-6110-C604)
外部放熱フィン冷却用
外部放熱フィン冷却用外部放熱フィン冷却用
2 個使用
ファンモータ
ファンモータファンモータ
A90L-0001-0509
2 個使用
(*1) ファンユニットはファンモータとファンモータ取付用カバーがセットに
なったものです。()付で記載している A06B-6110-C604 についてはファン ユニットが外部から取り外せない構造のため、外部から取り外し可能なフ ァンモータのみ交換して下さい。(4.2 ファンモータの交換方法を参照して ください)
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II. 障害追跡および処置

障害追跡および処置
障害追跡および処置障害追跡および処置
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