Zoom PFX-9003 User Manual [ja]

オペレーションマニュアル
目次
安全上のご注意. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .2
はじめに . . . . . . . . . . .. ... .. .. ... .. .. .. ... .. .. ... .. .. .. ... ..3
マニュアルで使用する用語について . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .4
電池を入れる . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .5
各部の名称 . . . . . . . . . . ... .. .. ... .. .. .. ... .. .. ... .. .. .. ... ..6
接続しましょう . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .8
クイックガイド (1) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 10
クイックガイド (2) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 12
プレイモードのディスプレイ .......................................14
パッチを選ぶ ...................................................14
パッチの音色を調節する . . ........................................15
内蔵マイクを利用する ............................................17
リズム機能を使う ...............................................17
リズムパターン一覧 ..............................................19
チューナーを利用する(チューナーモード) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 20
クロマチックチューナーを使う .....................................20
その他のチューニングタイプを使う ..................................21
チューナーの基準ピッチを変える ...................................22
サンプラー機能を使う . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 24
パッチの音色を作り替える(エディットモード) . . . . . . . . . . . . . . . . . 28
パッチの構成について ............................................28
エディットモードの基本操作 .......................................28
パッチ名を変更する ..............................................31
パッチの保存/入れ替えを行う(ストアモード) . . . . . . . . . . . . . . . . . 33
ARRM 機能を利用する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 35
その他の機能 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 40
工場出荷時の状態に戻す . . ........................................40
バックライトをオフにする . ........................................41
エフェクトタイプとパラメーター . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 42
COMP モジュール ..............................................42
DRIVE モジュール ..............................................42
ZNR モジュール . . . .............................................44
EQ モジュール .................................................44
MOD モジュール . . .............................................44
REV モジュール . . . .............................................47
ARRM モジュール ..............................................49
TOTAL モジュール . .............................................49
パッチリスト ..................................................50
故障かな?と思う前に . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 53
仕様 . . . . .. ... .. ....................................... 54
使用上のご注意 .................................................55
©
株式会社 ズーム
本マニュアルの一部または全部を無断で複製/転載することを禁じます。
安全上のご注意
この取り扱い説明書では、誤った取り扱いに よる事 故を 未然に 防ぐ ための 注意 事項を、 マークを付けて表示しています。 マークの意味はつぎの通りです。
こ の表示を 無視し て誤っ た取り 扱いをすると、使用者が死亡また
は 重傷を負 う可能 性が想 定され る内容を示しています。
こ の表示を 無視し て誤っ た取り 扱いをすると、使用者が傷害を負
う可能性、または物的損傷のみの 発 生が想定 される 内容を 示して
います。
本製品を安全にご使用いただくために、つぎ の事項にご注意ください。
電源について
本製品は、消 費電流が大 きいため、 AC アダプターのご使 用をお薦めし ます が、電池 でお使 いに なる 場合 は、アル カリ 電池を ご使 用く ださ い。
●ACアダプターによる駆動
・ ACアダプターは、必ずDC9Vセンター
マイナス300mA(ズームAD-0006) をご使用ください。指定外のACアダプ
ターをお使いになりますと、故障や誤動 作の原因となり危険です。
・ ACアダプターの定格入力AC電圧と接続
するコンセントのAC電圧は必ず一致さ せてください。
・ ACアダプターをコンセントから抜く時
は、必ずACアダプター本体を持って 行ってください。
・ 長期間ご使用にならない場合は、ACア
ダプターをコンセントから抜いてくださ い。
● 乾電池による駆動
・ 市販の1.5V 単 4乾電池×4をお使いく
ださい。
・ PFX-9003は充電機能を持っていませ
ん。
2
乾電池の注意表示をよくみてご使用くだ さい。
・ 長期間ご使用にならない場合は、乾電池
をPFX-9003から取り出してください。
・ 万一、乾電池の液もれが発生した場合
は、電池ケース内や電池端子に付いた液 をよく拭き取ってください。
・ ご使用の際は、必ず電池ブタを閉めてく
ださい。
使用環境について
PFX-9003を つぎのよう な場所で ご使用になりますと、故障の原因と なりますのでお避けください。
●温度 が極 端に高 くな るとこ ろや 低くなるところ
●湿度が極端に高いところ
●砂やほこりの多いところ
●振動の多いところ
取り扱いについて
PFX-9003は精密機器 ですの で、 スイッ チ類 は足で 踏む など無 理な 力を加えないようにしてください。 必要以上に力を加えたり、落とした りぶつ ける などの 衝撃 は故障 の原 因となります。
接続ケーブルと入出力ジャック について
ケーブルを接続する際は、各機器の 電源ス イッ チを必 ずオ フにし てか ら行なってください。本製品を移動 するときは、必ずすべての接続ケー ブルとAC アダプ ターを抜いてから 行なってください。
改造について
ケースを開けたり、改造を加えるこ とは、故障の原因となりますので絶 対におやめください。改造が原因で 故障が 発生 しても 当社 では責 任を 負い兼ねますのでご了承ください。
ZOOM PFX-9003
はじめに
このたびは、ZOOM PFX-9003 Palm Top Effects Processor(以下
PFX-9003と呼びます)をお買いあげいただきまして、ありがとうござい
ます。PFX-9003は、次のような特長を備えたエフェクトプロセッサーです。
● パームトップサイズのマルチエフェクター
重 量わずか130g(本体のみ)のコンパクトなボディに、マルチエフェクター、 チューナー、リズムマシン、サンプラー、内蔵マイクなど、プレイヤー/クリエ
イターの自宅 練習や自宅録音に欠かせない機能を満載。60種類のエフェクトタ イプを搭載し、最大 10種類の単体エフェクトを同時に使用できます。
● VAMSによるビンテージアンプのモデリング
目 的のサウンドに応じてエフェクトの内部構成を変化させてモデリングを行う、 ズーム独自の技術 VAMS(Variable Architecture Modeling System)を搭
載。ビンテージアンプやコンパクトエフェクターのモデリング以外に、マイクプ リアンプやアコースティックシミュレーターとしても利用できます。
● 最長30秒の録音/再生が可能なサンプリング機能
ギターや CDプレーヤーなどの音源を、最長30 秒まで録音/再生できるサンプリ ング機能を搭載。ピッチを変えずに速度を落として再生することも可能です。
● リズム音源を内蔵
PCM音源によるリアルな60種類のリズムパターンを内蔵。個人練習や簡易セッ ションに威力を発揮します。
● 新感覚エフェクトが利用できるARRM 機能
内蔵されたコントロール波形を使ってエフェクトを周期的に変化させる、 ARRM(Auto-Repeat Real-time Modulation)機能を搭載。音色がリズミッ
クに変化する新感覚サウンドを利用できます。
● センターキャンセル機能
[AUX IN] 端子に入力されたステレオ信号から、中央に定位するボーカルやリー ドギターのみを聞こえにくくするセンターキャンセル機能を搭載。簡易カラオケ
やマイナスワンシステムとして利用できます。
● 多彩なチューナー機能
標準的なクロマチックチューニング以外に、7 弦ギターや変則チューニングにも 対応するチューナー機能を搭載しています。
ZOOM PFX-9003
3
マニュアルで使用する用語について
ここでは、マニュアルで使用する用語について説明します。
■エフェクトモジュール
ディストーションやディレイなどのコ ンパクトエフェクターのように、音を加 工したり、特定の効果を加えたりする単 体エフェクトをエフェクトモジュー
ルと呼びま す。PFX-9003では、下図 のように複 数の単体エ フェクト(エ フェクトモジュール)から構成されています。
INPUT OUTPUT
DRIVECOMP EQZNR REVMOD
電池を入れる
ド、サンプラー機能を利用するサンプラーモードなどが利用できます。
■ARRM(Auto-Repeat Real-time Modulation)
ARRMとは、レベルが周期的に変化 す るコントロール波形を使って、エ
フ ェクトパラメーターをリアルタイ ム で繰り 返し変化 させる 機能です。
例えば、ワウの周波数をARRM機能 で コントロールすれば、ワウの周波
数 がワウワウワウと上下する効 果が得られます。ARRMによる変化
の 周期はリズムパターンのテンポと 同期します。
ワウの周波数
ワワワ
ウウウ
時間
■エフェクトタイプ/パラメーター
エフェクト モジュール内で 切り替え可能 な効果の種類 をエフェクトタ イプ と呼びます。ほとんどのモジュールでは、複 数のエフェクトタイプからいずれ
か1つを選択して使用します。また、モジュールごとに効果の効き具合を決定 する要素をパラメーターと呼びます。
■パッチ/バンク
BANK F
BANK E
BANK d
BANK C
BANK b
BANK A
PATCH 0 PATCH 1
PATCH 8 PATCH 9
USER BANK
■モード
PFX-9003の働きを、目的ごとに分類したものをモードと呼びます。PFX­9003では、パッチを選んで演奏するプレイモード、パッチをエディット(編
集)するエディットモード、内蔵のチューナ ー機能を利用するチューナーモー
BANK 5
BANK 4
BANK 3
BANK 2
BANK 1
BANK 0
PATCH 0 PATCH 1
PATCH 8 PATCH 9
PRESET BANK
4
PFX -9003 では、エ フェク トモ ジュールの組み合わせやモジュール
ごとのパラメーターの設定を、パッ チと呼ばれる単位でメモリーに保
存したり、メモリーから読み出すこ とができます。パッチの保存場所と
しては、読み書き可能なユーザーバ ンク(バンクA 〜F)と、読み出し専
用のプリセットバンク(バン ク0〜 5)があり、バンクごとに10パッチ
(パッチナンバー 0〜9)、合計では
120のパッチが利用できます。
ZOOM PFX-9003
電池を入れる
PFX-9003を乾電池でご使用になる場合は、次の手順で電池を入れてください。
1.
PFX-9003を裏返して、電池ブタを開けてください。
単4乾電池4本
2.
電池ケ ースに 単四乾電 池(アルカリ電池をお勧 めします)×4 本を入れ てください。
乾電池の向きは、電池ケース内 に表記されています。
3.
電池ブ タをカ チッと音 がする まで閉 めてくだ さい。
OTE
N
・ 長期間ご使用にならないときは、液漏れを防ぐために乾電池を取り出しておいてくださ
い。
・ ディスプレイに と表示されるときは、電池が消耗しています。新品の電池に
交換してください。
ZOOM PFX-9003
電池カバー
PFX-9003裏
電池ケース
5
各部の名称
トップパネル
内蔵マイク
[MIC]キー
[RHYTHM]キー
[SAMPLER]キー
[TUNER/
BYPASS]キー
[STORE/EXECUTE]キー
CURSOR[▲]/[▼]/
[E]/[R]キー
各部の名称
スライダー1〜3
ディスプレイ
フロントパネル
左サイドパネル
[DC9V]端子
右サイドパネル
[OUTPUT]端子
[PHONES]端子 [AUXIN]端子
[POWER]スイッチ
[INPUT]端子
[VOLUME]コントロール
PATCH[▲]/[▼]キー
[EDIT/CANCEL]キー
[AUXCENTERCANCEL]スイッチ
6
ZOOM PFX-9003
ZOOM PFX-9003
7
接続しましょう
接続しましょう
CD/MDプレイヤーの出力端子を[AUX IN]端子に接続すれば、CD/ MDの信号と楽器音がミックスされた状態で、[OUTPUT]端子から出力 されます([AUX IN]端子からの信号にはエフェクトがかかりません)。 CD/MDからの信号は、サンプリングの素材としても利用できます。
CDプレイヤー
フロントパネル
オーディオシステムなどの再生装置と [OUTPUT]端子を接続します。
[OUTPUT]端子
再生装置
左サイドパネル
[DC9V]端子
別売のACアダプター(ズーム AD-0006)を接続します。
[AUX CENTER CANCEL]スイッチをオンにすれば、 [AUX IN]端子に入力されたステレオ信号から、中央に 定位する信号(ボーカル、リードギター、ベース、キック など)を打ち消して聞こえにくくすることが可能です。
右サイドパネル
[AUXIN]端子
[INPUT]端子
[PHONES]端子
ヘッドフォン
ギター/ベースの出力 端子と[INPUT]端子を 接続します。
ギター
ベース
8
ZOOM PFX-9003
ZOOM PFX-9003
9
クイックガイド(1)
ここでは、PFX-9003の基本操作について説明します。
電源を入れる
左サイドパネルの[POWER]スイッ チをONに切り替え、続いて再生装置 の電源を入れてください。
クイックガイド(1)
パッチを調節する
プレイモードでは、スライダー1〜3を 使ってパッチの音色を調節できます。
DRIVEモジュールの歪みの量を調節します。
MODモジュールの主要パラメー ターを調節します。
PFX-9003の電源を入れた直後は、パッチを切り替え て演奏するプレイモードが選ばれます。
【プレイモードのディスプレイ】
※電源を切るときは、上記と逆の順で操作してください。
パッチ名
9003DR
バンク
パッチナンバー
A0
音量を調節する
楽器を演奏しながら、適切な音量が 得られるように、[VOLUME]コン トロールを調節してください。
パッチを選ぶ
使用するパッチを切り替えるには、PATCH [▲]/[▼]キーのいずれか 一方を押してください。
A0〜A9、b0〜b9、以下同様の順番でバンク/パッチが切り替わります。
※CURSOR[▲]/[▼]キーを使って、バンクのみを直接切り替えることも可 能です。
10
ZOOM PFX-9003
REVモジュールの主要 パラメーターを調節し ます。
※変更した内容は、他のパッチに切り替 えたときに失われます。残しておきたい パッチは、必ず保存してください。
パッチを保存する
音色や音量を調節したパッチを保存したい ときは、[STORE/EXECUTE]キーを押して ください。
保存待機状態になります。
保存操作を実行するには、必要に応じて保存先のユーザーパッチを選び、 もう一度[STORE/EXECUTE]キーを押します。
保存操作を取り消すには、[EDIT/CANCEL]キーを押します。
※プリセットバンク(0〜5)は読み取り専用なので、保存先としては指 定できません。
ZOOM PFX-9003
保存先のバンク/パッチナンバー
STORE?
A0
11
クイックガイド(2) チューナー機能/リズム機能を利用する
クイックガイド(2)
ここでは、PFX-9003のチューナー機能やリズム機能の利用方法について説明し ます。
チューナー機能/リズム機能を利用する
チューナー機能を使う
チューナー機能を利用するには、プレイモードで [TUNER/BYPASS]キーを押してください。
[TUNER/BYPASS]キーを押してすぐ放すと、 PFX-9003がバイパス状態(パッチの効果が一時 的にオフ)となり、クロマチックのチューナー機能 が利用できます。 この状態で開放弦を弾くと、最寄りの音名がディス プレイに表示されます。
最寄りの音名
A
また、ディスプレイ下部に表示されるドットで、ピ ッチの高低を確認できます。希望する音名と合うよ うに調弦してください。
ピッチが低い
正確なピッチ
プレイモードに戻るには [EDIT/CANCEL]キーを押 してください。
ピッチが高い
※チューナー機能のより高 度な利用方法は→P.20
CR
リズム機能を使う
リズムパターンを演奏するには、 [RHYTHM]キーを押してください。
リズムの演奏が始まります。プレイモード時は、 ディスプレイに次の情報が表示されます。
パターン名
8BEAT
プレイモード時のリズムの演奏中には、次の 操作子を使ってリズムパターンの種類、テンポ、 音量を調節できます。
リズムパターンを切り替えます。
リズムのテンポ(BPM)を 調節します。
リズムのレベルを調節します。
リズムの演奏を止めるには、もう一度 [RHYTHM]キーを押します。
※リズムパターンのリストは→P.19 ※リズム機能の詳細は→P.17
3
12
ZOOM PFX-9003
ZOOM PFX-9003
13
パッチを聴いてみよう(プレイモード)
15
パッチを聴いてみよう(プレイモード)
パッチを選んで演奏できる状態をプレイモードと呼びます。 PFX-9003の電源を入れたときは、常にプレイモードになっています。ここで
は、プレイモードの各種操作について説明します。
プレイモードのディスプレイ
プレイモードでは、ディスプレイに次の情報が表示されます。
パッチ名
9003DR
現在選ばれているパッチでオンになっているエフェクトモジュールを、
●のマークで表します。
パッチを選ぶ
1.
パッチを切り替えるには、プレイモードでPATCH [ ▲]/[▼]キーを 押してください。
例えばPATCH [ ▲]キーを繰り返し押すと、次の順でバンク/パッチナンバーが 切り替わります。
PATCH[▲]キー
14
プリセット
バンク(A〜F、0〜5)
ユーザー グループ
グループ
パッチナンバー(0〜9)
A0
ユーザーバンクが選ばれているとき に、このマークが表示されます。 現在選ばれているバンクの種類に応 じて、USERまたはPRESETのマー クが表示されます。
A0 A1 A9 B0 F9
00 01 09 10 59
ZOOM PFX-9003
H
INT
PATCH [ ▲] /[▼]キーの片方を押しながらもう一方を押すと、切り替わる速度が速くな ります。
2.
バンクを直接切り替えたいときは、CURSOR [▲ ]/[▼]キーを押し てください。
CURSOR [ ▲]キーでは1 つ上、CURSOR [ ▼ ]キーでは1 つ下のバンクに切り 替わります。
OTE
N
リズムパターンの演奏中には、バンクを直接切り替えることはできません。
パッチの音色を調節する
PFX-9003 がプレイモードのときは、スライダーや CURSOR [E]/[R]キー を使って、パッチの音色やレベルを調節できます。
1.
プレイモードでパッチ の音色を調節するには 、楽器を弾きながらスラ イダー 1〜3を 操作してください。
それぞれのスライダーで操作可能なパラメーターは、次の通りです。 N
スライダー1
主にDRIVEモジュール の歪みの量(GAINパラ メーター)を調節します。
スライダー2
MODモジュールの主要パラメーターを調節します。
OTE
・ DRIVEモジュールで選ばれているエフェクトタイプによっては、スライダー 1にGAIN
以外のパラメーターが割り当てられることがあります。
・ スライダー 2/3 で操作可能なパラメーターの種類は、該当するモジュールで選ばれて
いるエフェクトタイプに応じて異なります。
ZOOM PFX-9003
スライダー3
REVモジュールの主要 パラメーターを調節し ます。
パッチを聴いてみよう(プレイモード)
スライダーを操作すると、ディスプレイに該当するパラメーター名とその値がし ばらくの間表示されます。スライダー 1 〜3の大まかな値は、画面下のバーグラ
フで確認できます。
パラメーター名
スライダー1〜3の 大まかな値
また、パラメーターが変更されたことを示すEDのマークが表示されます(パ ラメーターを元の値に戻すと、このマークは消えます)。
2.
パッチレベルを調節するには、CURSOR [E]/[R]キーを押してく ださい。
パッ チレ ベル とは、パ ッチ ごと の音 量レ ベル を調節するパラメーターです。 CURSOR [ れます
3.
保存せずに別のパッチを呼び出したり電源を入れ直したりすると、エディットし た内容が失われますので、十分ご注意ください。
N
リズムパターンの演奏中には、パッチレベルを直接変更することはできません。
E
CURSOR
[E]/[R]キー
エディットしたパ ッチを保存したいとき は、保存操作を行ってくだ さ い(→P.33)。
OTE
GAIN
]/[R]キーを押すと、パラメーター名と値がしばらくの間表示さ
16
PATLVL
25
パラメーターの値
20
ZOOM PFX-9003
パッチを聴いてみよう(プレイモード)
内蔵マイクを利用する
PFX-9003には、高感度なマイクが内蔵されています。[INPUT] 端子からの入 力信号の代わりに、マイクで拾ったアコースティックギターやボーカルの信号を
内蔵エフェクトで加工できます。 次 に挙げるいずれかの条件が満たされていれば、内蔵マイクが利用可能となり、
ディスプレイにマイクのアイコンが表示されます。
マイクアイコ
① DRIVEモジュールがオンで、MIC PREまたは CABIエフェクトタイプが選ば
れているとき
② DRIVEモジュールがオフのとき ③ チューナーモードのとき
1.
内蔵マイクを利用する には、ディスプレイにマイ クのアイコンが表示 されているときに、[MIC]キーを押してください。
[MIC]キーが点滅し、[ INPUT]端子からの入力信号は無効となります。なお、マ イクアイコンが表示されていないきに [MIC]キーを押しても、効果はありません。
2.
内蔵マイクのゲインが低いときは、もう一度 [MIC] キーを押してくだ さい。
[MIC] キーが点灯に変わります。内蔵マイクには、ハイ/ロー 2 段階のゲインが 設定できます。最初に [MIC]キーを押した直後はローゲイン([MIC]キーが点滅)、
もう一度 [MIC]キーを押すとハイゲイン([MIC]キーが点灯)となります。
3.
内蔵マイクを無効にするには、ハイゲインが選ばれて いるときに、 [MIC]キーを押してください。
[MIC] キーが消灯し、内蔵マイクが無効となります。
リズム機能を使う
プレイモード では、60種類のリズムパターンを選んで再生するリズム機能が利 用できます。個人練習や簡単なセッションに便利です。
1.
プレイモードで[RHYTHM]キーを押してください。
ZOOM PFX-9003
17
パッチを聴いてみよう(プレイモード)
リズムパター ンの演奏が始ま ります。ディスプレ イには、現在選ば れているパ ターン名が、しば らくの間表示 されます。また、パタ ーンのテンポに 合わせて
[RHYTHM]キーのLEDが点滅します。
パターン名
8BEAT
3
[RHYTHM]キー
2.
リズム関連のパラメーターを調節するには、CURSOR [E]/[R]/ [▲]/[▼]キ ー、およびスライダー 1〜3を操作してください。
パターンが鳴っている間、次の操作子にリズム関連のパラメーターが割り当てら れます。
H
3.
リズムパターンを選択します。
リズムパターンのテンポを 1BPM単位で調節します。
リズムパターンのテンポを 5BPM単位で調節します。
リズムパターンの レベルを調節します。
INT
・ 画面下部のバーグラフで、スライダー 1 〜3に割り当てられたリズムパラメーターの大
まかな値を確認できます。
・ リズムの演奏中でも、パッチの切り替えは可能です。ただし、パラメーターを調整した
りバンクを直接切り替えることはできません。
リズムパターンの演奏を止めるには、[RHYTHM] キーをもう一度押し てください。
リズムパターン一覧
リズムパターン 表示
8 BEAT 1
8 BEAT 2
8 BEAT 3
8 BEAT 4
8 BEAT 5
8 BEAT SHUFFLE 1
8 BEAT SHUFFLE 2
16 BEAT 1
16 BEAT 2
16 BEAT 3
16 BEAT 4
16 BEAT SHUFFLE
3/4
6/8 ROCK
5/4
5/4 ROCK
ROCK'n ROLL 1
ROCK'n ROLL 2
ROCK 1
ROCK 2
1970s ROCK
HARD ROCK 1
HARD ROCK 2
HARD ROCK 3
METAL 1
METAL 2
THRASH
PUNK
POP 1
POP 2
8BEAT
8SHUFL
16BEAT
16SHFL
3/4 6/8
5/4
ROCK
70ROCK
HARD
METAL
THRASH
PUNK
POP
パッチを聴いてみよう(プレイモード)
リズムパターン 表示
DANCE 1
1 2 3 4 5 1 2 1 2 3 4
1 2 1 2 1 2
1 2 3 1 2
1 2
DANCE 2
DANCE 3
FUNK 1
FUNK 2
BALLAD 1
BALLAD 2
BLUES 1
BLUES 2
COUNTRY
BOSSA NOVA
JAZZ 1
JAZZ 2
REGGAE
SKA
LATIN 1
LATIN 2
SAMBA 1
SAMBA 2
AFRO
MOTOWN
EUROBEAT
FUSION
OLDIES
METRO (3 拍子 )
METRO (4 拍子 )
METRO (5 拍子 )
METRO (6 拍子 )
METRO (7 拍子 )
METRO
DANCE
FUNK
BALLAD
BLUES
CONTRY
BOSSA
JAZZ
REGGAE
SKA
LATIN
SAMBA
AFRO
MOTOWN
EURO FUSION OLDIES
METRO
METRO
1 2 3 1 2 1 2 1 2
1 2
1 2 1 2
3 4 5 6 7
18
ZOOM PFX-9003
ZOOM PFX-9003
19
チューナーを利用する(チューナーモード)
PFX-9003には、7 弦ギターや変則チューニン グにも対応可能な多機能チュー ナーが内蔵さ れています。本機を バイパス(エフェク ト音のみをオ フにした状
態)またはミュート(原音+エフェクト音を消音した状態)にすることで、チュー ナー機能を使用できます。
クロマチックチューナーを使う
1.
PFX-9003をチューナーモードに切り替えるには、プレイモードで [TUNER/BYPASS]キーを押してください。
[TUNER/BYPASS]キ ーを押してすぐ 放したときは、PFX-9003 がバイパス
(エフェクトがオフ)状態となります。ディスプレイにしばらくの間CHRMTC
と表示され、クロマチックチューナーが利用可能となります。
[TUNER/ BYPASS]キー
[TUNER/BYPASS]キーを1秒間以上押し続けたときは、PFX-9003 がミュー ト(原音とエフェクト音がオフ)状態となります。ディスプレイにはしばらくの
間CHRMTCと表示された後で、ミュートを表すMの文字が表示され、クロ マチックチューナーが利用可能となります。
【バイパス】
押してすぐ放す
【ミュート】
1秒間以上 押し続ける
チューニングタイプ(クロマチック)
CR
ミュート状態を表すマーク
CR
チューナーを利用する(チューナーモード)
音名
ピッチの高低
ピッチが低い
希望する音名と合うように、調弦してください。
3.
同じ要領で、他の弦も調弦してください。
4.
プレイモードに戻るには、[EDIT/CANCEL]キーを押してください。
A
CR
ピッチが高い正確なピッチ
その他のチューニングタイプを使う
PFX-9003 では、クロマチック以外にもさまざまなチューニングタイプが利用 できます。これらのチューニングタイプでは、まず弦番号を選び、表示された音
名に、該当する弦のチューニングを合わせます。
1.
チューナーモードで [TUNER/BYPASS] キーを繰り返し押して、 チューニングタイプを選んでください。
キーを押すたびに、次ページの表のチューニングタイプが順番に切り替わります
(新しく選んだチューニングタイプ名が、しばらくの間表示されます)。
2.
チューニングを合わせたい弦を開放弦で弾いてください。
ピッチが 自動検 出され、ディ スプレ イに最寄 りの音名 が表示 されます。ま た、 ディスプレイ下部に表示される●のマークで、その音名に対するピッチの高低を
確認できます。
20
ZOOM PFX-9003
ZOOM PFX-9003
21
チューナーを利用する(チューナーモード)
チューニング
タイプ
弦/音名
例えば、チューニングタ イプとして GUITARを選んだ場合、デ ィスプレイには 弦番号と目的の音名が表示されます。
GUITAR BASS OPEN-A OPEN-D OPEN-E OPEN-G
6E 4E 6E 6D 6E 6D 6D 5A 3A 5A 5A 5B 5G 5A 4D 2D 4E 4D 4E 4D 4D
3G 1G 3A
2B 5B
1E 1E 1D 1E 1D 1D 7B
2C
3F
#
3G
#
2A 2B 2B 2A
#
DADGAD
(D modal)
3G 3G
チューナーを利用する(チューナーモード)
1.
チューナーモードでCURSOR [E]/[R]キーを押してください。
デ ィスプレイに、現在設定されている基準ピッチがしばらくの間表示されます。 電源を入れた直後は中央 A=440Hzに設定されています。
440HZ
2.
基準ピッチが表示されている間に続いてCURSOR [E]/[R]キーを 押して、基準ピッチを変更してください。
基準ピッチは、中央 A=435Hz〜445Hzの範囲を 1Hz単位で変更できます。
弦番号 音名
チューニングタイ
6E
2.
表示された弦を開放弦で弾き、チューニングを合わせてください。
3.
CURSOR [▲]/[▼]キーを押して、弦番号を切り替えてください。
例えばチューニングタイプとしてGUITARが選ばれているときは、CURSOR [▼]キーを押すごとに、次の順番で弦番号が切り替わります。
6E → 5A → 4D → 3G → 2B → 1E → 7B → 6E...
4.
同じ要領で、他の弦もチューニングを調節してください。
GT
チューナーの基準ピッチを変える
内蔵チューナーの基準ピッチは、電源を入れた直後は中央A=440Hzに設定さ れていますが、中央 A=435〜445Hzの範囲を 1Hz 単位で調節できます。ま
た、全体のピッ チを通常よ り1半 音下げる半音 下げチュー ニングや、全音
(2半音)下げる全音下げチューニングにも対応できます。
22
ZOOM PFX-9003
435HZ
3.
全体のピッチを半音(また は全音)下げたいときは、435Hzと表 示させてから、続いてCURSOR [ ください。
435Hzと表示されているときに、CURSOR [E]キーを 1回押すと♭の
マ ークが1 つ、2 回押すと♭のマークが 2 つ表示 されます。このマークは、 全体のピッチが基準(中央 A=440Hz)から半音(♭マークが 1つ)または
全音(♭マークが2つ)下がったことを示しています。
半音下げチューニング
H
INT
・ 基準ピッチの変更は、すべてのチューニングタイプに対して有効です。 ・基準ピッチは、電源を入れ直したときにリセットされ、440Hzに戻ります。
ZOOM PFX-9003
E
]キーを1回(または2回)押して
全音下げチューニング
23
サンプラー機能を使う
25
サンプラー機能を使う
PFX-9003には、[INPUT]端子や[AUX IN] 端子からの入力信号を最長30秒間 まで録音(サンプリング)し、簡単な操作で再生するサンプラー機能が搭載され
ています。ピッチは変えずにテンポだけを落として再生することも 可能なので、 CDから速弾きのフレーズをコピーしたいときにも便利です。
1.
サンプリングしたい楽器/再生機器を[INPUT] 端子または[AUX IN] 端子に接続してください(P8〜9 参照)。
2.
PFX-9003 の電源を入れ、プレイモードで[SAMPLER] キーを押し てください
PFX-9003がサンプラーモードに切り替わります。ディスプレイには入力ソー スの種類(通常はGT MIC)が表示されます。
[SAMPLER]キー
サンプラーモードでは、各操作子に次の機能が割り当てられます。
PATCH[W]キー
録音された信号の再生/停止を行います。
スライダー1 録音する入力ソースの種類を選択します。
GT MIC
PATCH[Q]キー
録音を行います。
スライダー2 再生モードを選択します。
N
OTE
サンプラーモードでは、PATCH[▲] /[▼] キーに録音や再生/停止などの機能が割り当 てられます。このため、プレイモードに戻るまでパッチの切り替えは行えません。
3.
スライダー 1 を使って、入力ソースを次の 2 つの中から選択してくだ さい。
●GTMIC
[INPUT]端 子([MIC] キーが消 灯してい るとき)また は内蔵マ イク([MIC] キーが点灯または点滅しているとき)からの入力信号
● AUX
[AUX IN] 端子からの入力信号
スライダー 1を動かすと、上記の選択肢のうちいずれか一方が、ディスプレイに しばらく表示されます。
AUX
N
OTE
AUXにエフェクトをかける事はできません。
4.
録音を開始するには、PATCH [▲ ]キーを押して、フレーズを演奏し てください(または外部機器の再生を開始してください)。
録 音中は、ディスプレイ の表示がRECに変わり、右上に秒単位の 経過時間 が表示されます。
経過時間
REC
6
CURSOR[E]/[R]キー
録音された信号の 巻き戻し/早送りを行います。
24
スライダー3
サンプラーの再生レベルを 調節します。
ZOOM PFX-9003
5.
サンプリングを終了するには、PATCH [W]キーを押してください。
サ ンプリング開 始後、何も操作を行 わなかった場合 は、最長サンプリン グ時間
(30秒)に到達したところで自動的にサンプリングを終了します。
ZOOM PFX-9003
サンプラー機能を使う
6.
スライダー 2 を使って、録音したサンプルの再生モードを次の中から 選択してください。
●n1
通常の速度で再生します。
●n2
テンポもピッチも半分に落として再生します。
●P2
ピッチは変えずにテンポのみを半分に落として再生します。
●n4
テンポとピッチを 1/4に落として再生します。
●P4
ピッチは変えずにテンポのみを 1/4に落として再生します。
7.
PATCH [▼] キー、CURSOR [E]/[R]キーを使って、再生/停止、 巻き戻し/早送りを操作してください。
最初にサンプラーモードに入ったときは、PATCH [ ▼]キーを押すと録音内容が 1回だけ再生されます(ワンショット 再生)。再生中はデ ィスプレイ の表示が
PLAYに変わり、右上に秒単位の経過時間が表示されます。
SPMODE
PLAY
N1
5
サンプラー機能を使う
N
OTE
サンプルの再生中は、スライダー 1/2 は無効です。
9.
サンプルをリピート再生したいときは、再生音を聞きながら [SAMPLER]キーを使って、リピート再生の開始位置と終了位置を指 定してください。
サンプルの再生中に [SAMPLER]キーを1回押すと、その位置がスタートポイン トとして設定されます。もう 1回 [SAMPLER]キーを押すと、その位置がエンド
ポイントとして設定され、スタートポイント/エンドポイント間をリピート再生 します。リピート再生している間は、ARRMモジュールの ●マークが点灯しま
す。
PLAY
ワンショット再生に戻るには、もう一度 [SAMPLER]キーを押します。
..
11110000..
プレイモードに戻るには、サンプラーが停止しているときに [EDIT/ CANCEL]キーを押してください。
N
OTE
・ プレイモードに戻ると、録音内容は失われます。 ・ サンプラー機能はリズム機能と同時に使用することはできません。
・サンプラーモードでは、MODモジュール、REVモジュール、およびARRMモジュール
は使用できません(強制的にオフとなります)。
4
27
8.
再生音量を調節したいときは、スライダー 3を操作してください。
再生音量は0〜30の範囲で設定できます。
SP LVL
26
30
ZOOM PFX-9003
ZOOM PFX-9003
パッチの音色を作り替える(エディットモード)
パッチの音色の作り替え(エディット)ができる状態をエディットモードと 呼びます。ここでは、エディットモードでパッチをエディットする方法について
説明します。
パッチの構成について
PFX-9003は、次の図のように複数の単体エフェクト(エフェクトモジュール) から構成されています。これらのモジュールの組み合わせや、モジュールごとの
設定内容を保存したものがパッチです。
INPUT OUTPUT
DRIVECOMP EQZNR REVMOD
パッチの音色を作り替える(エディットモード)
電 源投入後 に初めて エディット モードに 入ったと きは、TOTAL モジュー ルの PATLVL(パッチレベル)パラメーターが操作対象として選ばれています。
3.
CURSOR [E]/[R]キーを使って、エディットしたいモジュールを 選んでください。
エディット対象となるモジュールが、次の順番で切り替わります。なお、モジュー ルの中には、パラメーターが多いために複数のページに分けて設定を行うものも
あります(DRIVE、EQ、ARRMモジュールなど)。このようなモジュールでは、 CURSOR [
モジュール
ページ
E
]/[R]キーを使ってページを切り替えます。
DRIVECOMP EQZNR REV ARRM TOTALMOD
COMP
DRIVE
CABI ZNR EQ1 EQ2 MOD REV
ARRM1 ARRM2
PATC H
LVL
PATC H NAME
エディットモードの基本操作
ここでは、エディットモードでパッチをエディットするときの代表的な手順を説 明します。モジュールごとのエフェクトタイプやパラメーターについての詳しい
説明は、P42以降の「エフェクトタイプとパラメーター」をご参照ください。
1.
プレイモードでエディットしたいパッチを選択してください。
ユーザーバンク(バンク A〜F)またはプリセットバンク(バンク 0 〜 5)のど ちらのパッチでも同じようにエディットできます。ただし、プリセットバンクの
パッチは読み出し専用なので、エディットしたプリセットパッチは、ユーザーバ ンクのみに保 存できます(保存 操作を行うと、自 動的にバンク Aのパ ッチナン
バー 0が保存先の初期設定値として選ばれます)。
2.
エディットモードに入るには、[EDIT/CANCEL]キーを押してくださ い。
ディスプレイにEDITのマークが表示されます。
PATLVL
[EDIT/CANCEL]キー
28
25
ZOOM PFX-9003
デ ィスプレイ下部では、選ばれたモジュール に対応する ●マ ークが点滅します
(TOTALモジュールは除きます)。また、ほとんどのモジュールでは、ディスプ
レイ上部に、現在選ばれているエフェクトタイプ名が表示されます。
エフェクトタイプ
H
INT
・ ARRMモジュールとTOTAL モジュールは、独立したエフェクトモジュールではありま
せん。ARRM モジュールではARRM機能に関する設定、TOTALモジュールではパッチ レベルやパッチ名の設定を行います。
・ TOTALモジュールの PATCH NAMEページが選ばれているときは、CURSOR [E]/
[R] キーを使って、6文字のパッチ名の中から変更する文字を選びます。
4.
選択したモジュールの オン/オフを切り替え るには、そのモジュール のエフェクトタイプが表示されている間に、[TUNER/BYPASS]キー を押してください。
エフェクトタイプの表示が-OFF-に変わります。エフェクトモジュールをオ ンに戻すには、もう一度同じキーを押します。
ROOM
ZOOM PFX-9003
選ばれている モジュール
29
パッチの音色を作り替える(エディットモード)
5.
選択したモジュー ルのエフェクトタイプ を変更したいときは、エフ ェ クトタイプが表示されている間に、CURSOR [▲ ]/[▼] キーのいず
れか一方を押してください。
HALL
6.
パラメーターの値を変更したいときは、スライダー 1 〜 3 を操作して ください。
エディットモードでは、スライダー 1〜3にパラメーターが 割り当てられます。 いずれかのスライダーを操作すると、対応するパラメーター名とその値がディス
プレイに表示されます。
パッチの音色を作り替える(エディットモード)
INT
H
PATCH [ ▲] / [▼]キーのどちらか 一方を押したときは、現在表示され ているパラメー ターの設定値が上下します。値を細かく調節したいときは、この方法が便利です。
8.
手順3〜7を繰り返して、その他のモジュールも同様にエディットして ください。
9.
エディットが終わったら、[EDIT/CANCEL]キーを押してください。
プ レイモ ードに 戻りま す。このと き、パッチ が1ヵ所で も変更 されて いれば、
EDのマークが表示されます。
OTE
N
パッチを残しておきたい ときは、必ず保存操作(→ P33)を行ってください。保存せず にパッチを切り替えると、エディット内容が永久に失われます。
10
20
(3回目)
MIX
ZOOM PFX-9003
TIME
N
OTE
スライダー 1〜3 に割り当てられるパラメーターの種類は、そのモジュールで選ばれてい るエフェクトタイプに応じて 異なります。詳しくはP42 以降の「エフェクトタイプとパ ラメーター」をご参照ください。
7.
スライダーは動か さずに、パラメーターごと の設定値を確認したい と きは、PATCH [ ▲]/[▼]キーを両方同時に押してください。
両方のキーを押すたびに、スライダー 1〜3に対応するパラメーター名と設定値 が順番に表示されます。
PATCH[▲]/[▼]キー
(1回目)
TIME
30
両方同時に押す
20
TONE
(2回目)
パッチ名を変更する
エディットしたパッチの名前は必要に応じて変更できます。ここでは、パッチの 名前を変更する方法を説明します。
1.
エディットモードで、CURSOR [E]/[R]キーを使ってパッチ名を 表示させてください。
パッチ名を表示させるには、COMPモジュールが選ばれているときにCURSOR [
]キーを押す か、ARRM モジュールのページ 2 が選ばれているときに
E
CURSOR [ す。
7
2.
ZOOM PFX-9003
]キーを2 回押します。パッチ名の中で変更可能な文字が点滅しま
R
9003DR
CURSOR [E]/[R]キーを使ってパッチ名の6文 字の中から変更す る文字を指定し、スライダー 1〜3を 使って文字を選んでください。
A0
31
パッチの音色を作り替える(エディットモード)
スライダー 1〜3は、次の文字に対応しています。 H
スライダー1 スライダー2 スライダー3
AZ0〜9
INT
PATCH [▲] /[▼]キーのどちらか一方を押して、1文字ずつ変更することも可能です。
3.
手順2を繰り返してパッチ名を変更したら、[EDIT/CANCEL]キーを 押してプレイモードに戻ってください。
OTE
N
変更したパッチ名 を有効にするには、必ず保存操作(→ P33)を行ってください。保存 せずにパッチを切り替えると、変更した名前が無効になります。
(スペース)+-
パッチの保存/入れ替えを行う(ストアモード)
ここでは、エディットしたパッチを本体メモリーに保存したり、ユーザーバンク のパッチ同士を入れ替えたりする方法を説明します。
1.
プレイモード、エディットモードのいずれかの状態で、[STORE]キー を押してください。
PFX-90 03 が保存 待機状 態とな ります。デ ィス プレイ には、パッ チ名と、
STORE(保存)またはSWAP(入れ替え)の文字が交互に表示されます。
ディスプレイ右上には、保存先となるユーザーバンクとパッチナンバーが表示さ れます。
H
2.
STORE を選択したときは、現在のパッチを任意のユーザーパッチに保存できま す。
SWAP を選択したと きは、現在のパッチを任意のユーザーパ ッチと入れ替えで きます。例えば、演奏順に合わせてパッチの配列を変えたいときに使うと便利で
す。
交互に表示
9003DR
INT
パッチの名前を変えて保存したいときは→ P31。
CURSOR [E]/[R]キーを使って、STOREまたはSWAPの いずれかの操作を選んでください。
B2 B2
STORE?
32
ZOOM PFX-9003
バンクb
パッチ パッチ
バンクA
パッチ
ZOOM PFX-9003
現在選ばれているパッチ
パッチ
入れ替え
入れ替え先として指定したパッチ
パッチ
パッチ
33
パッチの保存/入れ替えを行う(ストアモード)
34
N
OTE
プリセットバンクのパッチが選ばれているとき、SWAPは選択できません。
3.
CURSOR [▲]/[▼]キー、PATCH [ ▲]/[▼]キーを使って保存/ 入れ替え先となるバンク/パッチナンバーを選んでください。
OTE
N
プリセットバンクは、保存先として選べません。プリセットのパッチが選ばれているとき に [STORE]キーを押すと、自動的にA0(バンク Aのパッチナンバー 0)が保存先の 初期設定値として選ばれます。
4.
もう一度[STORE]キーを押してください。
保存/入れ替えが実行され、元のモードに戻ります。手順1でパッチがエディッ ト中だったときは、エディット内容が保存され、EDのマークは消灯します。
[STORE] キーの代わりに[EDIT/CANCEL] キーを 押すと、保存 /入れ 替えが キャンセルされ、以前のモードに戻ります。
ARRM機能を利用する
ARRM 機能とは、PFX-9003 に内 蔵されたコントロール 波形の種類(ノコギ リ 波、サイン波、三角波、矩形波など)や周期を設定 し、その波形に沿ってエ
フ ェクトパラメーターを周期的に変化させる効 果です。コントロール先となる 要素は、ボリューム、DRIVE モジュール、MODモジュール、REVモジュール
が選択できます。
DRIVE、MOD、REV の各モジュールが選ばれた場合、操作可能なエフェクト パ ラメーターは、現在選ばれているエフェクト タイプに応じて異なります。例
え ば、コントロール波形 として三角波を選び、コ ントロール先とし てMOD モ ジ ュールのエフェクトタイプ F-WAHを選ん だ場合、ワウの周波数(FREQ パ
ラメーター)がワウワウワウと周期的に変化する効果が得られます。
ワウの周波数
INT
H
コントロール波形の周期は、常にリズムのテンポと連動しています。ARRM 機能が有効 なときにリズムパターンを鳴らせば、リズムパターンに同期してエフェクトが変化する、 ユニークな効果が得られます。
ARRM機能を使って、エフェクトパラメーターをリアルタイムに変化させるに は、以下のように操作します。
1.
プレイモードで使用するパッチを選んでください。
ワワワ
ウウ ウ
波形=三角波 コントロール先=MODモジュール         (F-WAH)
時間
ZOOM PFX-9003
2.
[EDIT/CANCEL]キーを押してエディットモードに入り、CURSOR
E
[
]/[R]キーを使って、ARRMモジュールのページ 1を呼び出して
ください。
ARRM モジュールがオフの ときは、[TUNER/BYPASS]キー を押してオンに 切り替えてください。
ZOOM PFX-9003
35
ARRM機能を利用する
ASSIGN
ARRMモジュールのページ1 が選ばれているときは、スライダー1 〜3に次のパ ラメーターが割り当てられます。
スライダー1・・・ASSIGNパラメーター(コントロール先となる要素)
スライダー3 MODEパラメーター(コントロール先 が変化する方向と変化幅)
スライダー2 MINVOLパラメーター(コントロール先としてボリュームが選ばれて いて、MODEパラメーターがHiかLoのときに有効なボリュームの設定値)
3.
スライダー 1 を使って、コントロール先となる要素を次の中から選ん でください。
● vL(ボリューム)
パッチ全体のボリュームを ARRM機能で操作できます。
● GA(ゲイン)
DRIVE モジュールのGAINパラメーター(エフェクトタイプによってはTOP パラメーター)を ARRM機能で操作できます(歪みの量が変化します)。
● Md(モジュレーション)
MOD モジュールで現 在選ばれているエフェクト タイプをARRM 機能で操作 できます。操 作可能なパラメータ ーの種類は、エフェクトタ イプに応じて異
なります。
● rv(リバーブ)
REVモ ジュールで 現在選ばれて いるエフェク トタイプを ARRM 機 能で操作 できます。変 化するパラメーター の種類は、エフェクトタイ プに応じて異な
ります。
ARRM機能を利用する
4.
コントロール先としてvLを選んだときは、必要に応じてスライダー 2を使ってMINVOL パラメーターの値を調節してください。
5.
スライダー 3 を使って、コントロール先が変化する方向と変化幅を次 の中から選んでください。
●UP
コントロール 波形のレベル変化に沿 って、最小値から最大値まで の範囲でパ ラメーターが変化します。
●dn
最小値 から最大値ま での範囲でパ ラメーターが 変化する点 は、UPと 同じで す。ただし、コントロール波形が最小レベルのときにパラメーターが最大値、
コントロール 波形が最大レベルのときに パラメーターが最小値と なる点が異 なります。
●Hi
コントロール波形の レベ ル 変化 に沿 っ て、パッ チ 本来 の設 定 値(また は MINVOLパラメーターの値)から最 大値までの範囲で、パラメーターが変化
します。
●Lo
コントロール波形のレベル変化に沿って、最小値からパッチ本来の設定値(ま たはMINVOLパラメーターの値)までの範囲で、パラメーターが変化します。
例 えば、コントロール波形と して上昇ノコギリ波が選 ばれている場合、MODE パラメーターの設定に応じて、パラメーターの変化する方向や変化幅が次のよう
に変わります。
最大値
最小値
最大値
パッチ内部の
設定値
UP dn
時間 時間
Hi Lo
時間 時間
最大値
最小値
パッチ内部の
設定値
最小値
36
ZOOM PFX-9003
ZOOM PFX-9003
37
ARRM機能を利用する
6.
CURSOR [R]キーを1 回押して、ARRMモジュールのページ 2を呼 び出してください。
ARRMモジュールのページ2 では、スライダー1 /2に次のパラメーターが割り 当てられます。
WAVEパラメーター
(コントロール波形の種類)
7.
スライダー 1 を使って、次の中からコントロール波形の種類を選択し てください。
スライダー1
スライダー2 SYNCパラメーター(コントロール波形の周期)
ARRM機能を利用する
9.
必要に応じて、コント ロール先となるモジュ ールを呼び出し、エフェ クトタイプやパラメーターを調節してください。
DRIVE、MOD、REV の各モジュールが選ばれたときに、ARRM 機能で操作可 能 なエフェクトパラメーターについて は、P42以降の「エフェ クトタイプとパ
ラメーター」をご参照ください。
00
111100
.
設定が終わったら[EDIT/CANCEL]キーを押してプレイモードに 戻ってください。
な お、ARRM機能 に関する設 定はパッチ ごとに記 憶されます。必 要に応じて、 パッチを保存してください。
11
111111
.
楽器を演奏して効果を確認してください。
選択したコントロール波形に沿って、エフェクトパラメーターの値が周期的に変 化します。
1
2
3
4
8.
スライダー 2を使って、コントロール波形の周期を設定してください。
コントロール波形の周期は、リズム機能のテンポを基準に、音符/小節単位で指 定します。選択可能な値は次の通りです。
05: 8分音符 b1: 1小節 1: 4分音符 b2: 2小節
2: 2分音符 b3: 3小節 3: 付点2 分音符 b4: 4小節
上昇ノコギリ波
上昇フィン波
下降ノコギリ波
下降フィン波
5
6
7
8
38
三角波
2乗三角波
サイン波
矩形波
ZOOM PFX-9003
ZOOM PFX-9003
39
その他の機能
その他の機能
工場出荷時の状態に戻す
ユーザーバンクのパッチは、他のパッチを上書きした後でも、いつでも工場出荷 時の状態に戻すことができます。
ユーザーバンクのすべてのパッチを工場出荷時の状態に戻すオールイニシャラ イズ、任意のパッチのみを戻すファクトリーリコールという 2種類の方法 が利用できます。
1.
[STORE/EXECUTE] キーを押しながら PFX-9003 の電源を入れて ください。
ディスプレイにALINITと表示されます。
[STORE/EXECUTE]キー
ALINIT
● オールイニシャライズを実行するときは、操作 2に進んでください。
● ファクトリーリコールを実行するときは、CURSOR [ ▲ ]/[▼]キーや PATCH[ ▲]/[▼]キーを使って、工場出荷時の状態に戻したいユーザー パッチを選択してください。
2.
もう一度[STORE/EXECUTE]キーを押してください。
オールイニシャライズまたはファクトリーリコールが実行されます。オールイニ シャライズ実行時は自動的にプレイモードに戻ります。このとき、それまで保存
されていたパッチは消去されます。
バックライトをオフにする
PFX-9003 を電池で使用するときは、バックライトを切ることで電池を長持ち させることができます。バックライトをオフにする方法は、次の通りです。
1.
CURSOR [ ▼]キーを押しながら電源PFX-9003 の電源を入れてく ださい。
CURSOR[▼]キー
PFX-9003のバックライトを切った状態で操作できます。
2.
バックライトをオンに戻すには、PFX-9003の電源を入れ直してくだ さい。
オールイニシャライズ/ファクトリーリコールをキャンセルしたい場合は、操作 2の前に[EDIT/CANCEL]キーを押してください。
40
ZOOM PFX-9003
ZOOM PFX-9003
41
エフェクトタイプとパラメーター
ここではPFX-9003の各エフェクトモジュールで選択できるエフェクトタイプ とその設定値について説明します。各モジュールで利用可能なエフェクトタイプ
とパラメーターは次の通りです。
[A]
マークの付いたパラメーターはARRM に割り当て可能です。
黒く塗りつぶしたパラメーターはプレイモードでスライダーによる操作が可能です。
◆ COMPモジュール
COMP
LIMIT
【パラメーター説明】
パラメーター名 設定範囲 解説
SENS
ATTACK
LEVEL
THRESH
音のばらつきを抑えるコンプレッサーです。
Parameter 1: SENS Parameter 2: ATTACK Parameter 3: LEVEL
信号のピークを抑えるリミッターです。
Parameter 1: THRESH Parameter 2: ATTACK Parameter 3: LEVEL
0〜10
0〜10
1〜8
0〜10
◆ DRIVEモジュール
※タイプ J-CLN 〜タイプ FDR B までパラメーターは共通です。
J-CLN US-CLN US-DRV TWEED CLASSA
UK-CRU
UK-DRV
CMB335 MTLPNL BLKBTM SLDN FZ-STK TE B FDR B
トランジスタコンボアンプをモデリングしたクリーンサウンドです。
ビルトイン型真空管コンボアンプをモデリングしたクリーンサウンドです。 ビルトイン型真空管コンボアンプをモデリングしたドライブサウンドです。
枯れた歪みが特徴の小型真空管コンボアンプのモデリングです。 ブリティッシュ系コンボアンプをモデリングした独特のクランチサウンドです。 ブリティッシュ系真空管スタックアンプをモデリングしたクランチサウンドで
す。 ブリティッシュ系真空管スタックアンプをモデリングしたドライブサウンドで
す。 ロングサステインが特徴の真空管コンボアンプのモデリングです。 真空管スタックアンプをモデリングしたハイゲインのドライブサウンドです。
太い低音と細かい歪みが特徴の真空管スタックアンプのモデリングです。 リード向けのハイゲインアンプをモデリングしたドライブサウンドです。
ファズで音を歪ませてスタックアンプで鳴らしたような60 年代風サウンドです。 クリーンな中低域が特徴のベースアンプのモデリングです。
ビンテージドライブ風のベースアンプのモデリングです。
Parameter 1: GAIN
42
コンプレッションの入力感度を設定します。
エフェクトのかかる速さを設定します。
モジュールの出力レベルを設定します。
リミッターのかかり始める感度を設定します。
[A]
Parameter 2: TONE Parameter 3: LEVEL
ZOOM PFX-9003
※タイプ SANS B 〜タイプ 9002 までパラメーターは共通です。
SANS B CR TS GV MTZONE 9002
ベース用のトレブリーなドライブサウンドです。
ビンテージクランチをモデリングしたサウンドです。 ビンテージオーバードライブをモデリングしたサウンドです。
ビンテージディストーションをモデリングしたサウンドです。 サステインの豊かなハイゲインディストーションです。
ズーム 9002 のディストーションのモデリングです。
Parameter 1: GAIN
[A]
Parameter 2: TONE Parameter 3: LEVEL
エフェクトタイプとパラメーター
Parameter 4: CABI Parameter 5: SPEAKR Parameter 6: DEPTH
AC SIM
エレクトリックギターの音をアコースティックギター風に変化させます。
Parameter 1: TOP
[A]
Parameter 2: BODY Parameter 3: LEVEL
Parameter 4: CABI Parameter 5: SPEAKR Parameter 6: DEPTH
CABI
MICPRE
キャビネットの箱鳴りのシミュレーションです。
Parameter 1: CABI Parameter 2: SPEAKR
マイクを使用する際のプリアンプです。
Parameter 1: COLOR Parameter 2: HPF
Parameter 3: LEVEL
Parameter 3: DEPTH
[A]
[A]
Parameter 4: CABI Parameter 5: SPEAKR Parameter 6:DEPTH
【パラメーター説明】
パラメーター名 設定範囲 解説
GAIN
TONE
LEVEL
CABI
SPEAKR
DEPTH
TOP
BODY
COLOR
HPF
【別表 1: CABI】
CM
br Ft
St
bC bS
1〜30
0〜10
1〜8
別表 1
別表 2
0〜10
1〜30
0〜10
別表 3
0〜10
Combo:コンボタイプのキャビネットです。 Bright Combo:Combo よりも明るめの音色です。
Flat:フラットな特性のキャビネットです。 Stack:スタックタイプのキャビネットです。 BassCombo:ベース用のコンボタイプキャビネットです。 BassStack:ベース用のスタックキャビネットです。
歪みの量を設定します。
音質を調整します。
モジュールの出力レベルを設定します。
キャビネットを選びます。
スピーカを選びます。
スピーカーの箱鳴りを設定します。
弦の響きを調整します。
胴鳴りの響きを調整します。
マイクプリアンプの特性を選択します。
ハイパスフィルターの周波数を設定します。
ZOOM PFX-9003
43
エフェクトタイプとパラメーター
【別表 2: SPEAKR】
C1
Combo 1:12 インチスピーカー x 1 の コンボ型ギターアンプです。
C2
Combo 2:12 インチスピーカー x 2 の コンボ型ギターアンプです。
C3
Combo 3:10 インチスピーカー x 1 の コンボ型ギターアンプです。
GS
Gt Stack : 10 インチスピーカー x 4 のスタック型ギターアンプです。
GW
Gt Wall : スタック型を複数積み上げたサウンドです。
bC
Bs Combo:15 インチスピーカー x 1 のコンボ型ベースアンプです。
bS
【別表 3: COLOR】
Bs Combo:6.5 インチスピーカー x 4 の スタック型ベースアンプです。
Ft
フラットな特性です。
vo
ボーカル向けの特性です。
Gt
アコースティックギター向けの特性です。
d1
軽く歪む特性です。
d2
d1 よりもゲインの高い特性です。
◆ZNRモジュール
無演奏時のノイズを抑えるズーム独自のノイズリダクションです。
Parameter 1: ZNR
【パラメーター説明】
パラメーター名 設定範囲 解説
ZNR
0〜15
ZNR の感度を設定します。音の立ち上がりや切れ際が不自然に ならない範囲で大きく設定すると最適な効果が得られます。
◆EQモジュール
3バンドのイコライザーです。
Parameter 1: HIGH Parameter 2: MID Parameter 3: LOW Parameter 4: LEVEL
【パラメーター説明】
パラメーター名 設定範囲 解説
HIGH
MID
LOW
LEVEL
−12〜12
−12〜12
−12〜12
1〜8
高音域をブースト/カットします。
中音域をブースト/カットします。
低音域をブースト/カットします。
モジュールの出力レベルを設定します。
◆MOD モジュール
CHORUS
V-CHO
FLANGE
PHASE
音に揺れと拡がり感を加えます。
Parameter 1: DEPTH Parameter 2: RATE
オールドエフェクタ―のような暖かみのあるコーラスです。
Parameter 1: DEPTH
音に揺れと強力なうねりを加えます。
Parameter 1: DEPTH
音にシュワシュワした揺らぎを与えます。
Parameter 1: POSI
Parameter 2: RATE
Parameter 2: RATE
Parameter 2: RATE
Parameter 3: MIX
[A]
[A]
[A]
Parameter 3: MIX
Parameter 3: FB
Parameter 3: COLOR
[A]
TREMOL
A-PAN
A-WAH
F-WAH
STEP
PITCH
RING-M
SLOW-A
FILTER
DELAY
ECHO
T-TRIP
TRMCHO
RINVIB
VIBE
EXCIT
AIR
WIDE
エフェクトタイプとパラメーター
音量を周期的に変化させます。
Parameter 1: DEPTH
2 台のアンプで鳴らすと音像が左右に揺れます。1 台 のアンプで鳴らすとトレモ ロ効果となります。
Parameter 1: WIDTH
ピッキングの強弱に応じてワウ効果がかかります。
Parameter 1: POSI Parameter 2: RESO
ARRM と組み合わせてワウ効果をコントロールします。
Parameter 1: POSI
音色が階段状に変化します。
Parameter 1: DEPTH
下1オクターブから上 2 オクターブの範囲でピッチを上下させます。
Parameter 1: SHIFT Parameter 2: TONE
金属的なサウンドを作ります。
Parameter 1: POSI
ゆるやかな立ち上がりを加えます。
Parameter 1: POSI
ピッキングに追従してフィルターが開きます。
Parameter 1: POSI
最長 1000ms のディレイタイムを設定できるディレイです。
Parameter 1: TIME Parameter 2: FB
最長 1000ms のディレイタイムを設定できる、暖かみのあるディレイです。
Parameter 1: TIME
ピッキングの強弱に応じてディレイタイムが変化します。
Parameter 1: SENS
トレモロとコーラスの組合せです。
Parameter 1: TRMRAT
リングモジュレーターとビブラートの組合せです。
Parameter 1: RINRAT
自動的にビブラートがかかります。
[A]
[A]
[A]
[A]
Parameter 1: DEPTH
音の輪郭をはっきりさせ、音像を際立たせます。
Parameter 1: FREQ
部屋鳴りの空気感を再現し、音に空間的な奥行きを与えます。
Parameter 1: SIZE Parameter 2: TONE
マイク 2 本を使ってステレオ録音したようなサウンドにします。
Parameter 1: TIME
[A]
[A]
Parameter 3: CLIP
Parameter 3: CLIP
Parameter 2: RATE
Parameter 2: RATE
Parameter 3: SENS
[A]
Parameter 2: FREQ
Parameter 2: RATE
Parameter 3: DIRMIX
[A]
Parameter 3: RESO
Parameter 3: BAL
Parameter 2: RATE
Parameter 2: TIME
Parameter 2: TIME
[A]
Parameter 3: BAL
[A]
Parameter 3: CURVE
[A]
Parameter 3: RANGE
Parameter 3: MIX
Parameter 2: FB Parameter 3: MIX
Parameter 2: FB Parameter 3: BAL
Parameter 2: CHORAT Parameter 3: CHOMIX
Parameter 2: VIBRAT Parameter 3: VIBDEP
[A]
Parameter 2: RATE
Parameter 2: DEPTH
Parameter 3: BAL
[A]
Parameter 3: LOWBST
Parameter 3: MIX
Parameter 2: WETLVL
[A]
Parameter 3: DRYLVL
[A]
[A]
[A]
[A]
44
ZOOM PFX-9003
ZOOM PFX-9003
45
エフェクトタイプとパラメーター
ARRM-P
【パラメーター説明】
パラメーター名 設定範囲 解説
DEPTH
ARRM と組み合わせてピッチを上下させます。
Parameter 1: TYPE Parameter 3: TONE
0〜 10 (EXCIT 以外 )
0〜 30 (EXCIT)
RATE
MIX
FB
(FLANGE, T-TRIP)
0〜 10 (DELAY, ECHO)
POSI
COLOR
CLIP
WIDTH
RESO
SENS
FREQ
1〜 10 (A-WAH)
0〜 10 (STEP)
−10〜-1, 1 〜 10
1〜50 (T-TRIP) 1〜10 (F-WAH)
1〜 5(EXCIT)
DIRMIX
SHIFT
−12 〜 -1, dt, 1 〜 12,
TONE
BAL
TIME
(SLOW-A, FILTER)
(DELAY, ECHO) 0〜 63 (WIDE)
CURVE
RANGE
TRMRAT
CHORAT
CHOMIX
RINRAT
1〜 30
0〜 30
−10 〜 10
AF/bF
1〜4
0〜 10
0〜 10
(A-WAH)
0〜 10
24
0〜 10
0〜 30 1〜 30
1〜 100
1〜 10
1〜 10
1〜 30
1〜 30
0〜 30
1〜 30
効果の深さを設定します。
効果の速さを設定します。
原音とエフェクト音の音量バランスを調節します。
フィードバック量を設定します。
MOD モジュールの接続位置を選択します。 AF: EQ モジュールの後
bF: DRIVE モジュールの前
音色のタイプを選択します。
変調感を強調します。
揺れの幅を設定します。
クセの強さを調整します。
効果の感度を設定します。
周波数を設定します。
原音のミックス量を設定します。 ピッチシフト量を設定します。"dt" に設定したときは
デチューン効果が得られます。 音質を調整します。
原音とエフェクト音の音量バランスを調節します。
音の立ち上がりの速さを設定します。
ディレイタイムを 10ms 単位で設定します。
マイクの距離を調節します。
音の立ち上がり方を設定します。
フィルターの可変範囲を設定します。
トレモロの揺れの速さを設定します。
コーラスの揺れの速さを設定します。
コーラス音の音量レベルを設定します。
リングモジュレーターの周波数を設定します。
エフェクトタイプとパラメーター
VIBRAT
VIBDEP
LOWBST
SIZE
WETLVL
DRYLVL
TYPE
【別表 4: TYPE】
設定 出力されるピッチ
1 2
3 4
5 6
7 8
9
10 11
12 13
14 15
16
1〜30
0〜10
0〜10
1〜10
0〜30
0〜30
1〜16
半音下 → 原音 原音 → 半音下 ダブリング → デチューン + 原音 デチューン + 原音 → ダブリング
原音 → 1 オクターブ上 1 オクターブ上 → 原音
原音 → 2 オクターブ下 2 オクターブ下 → 原音 1 オクターブ下 + 原音 → 1 オクターブ上 + 原音 1 オクターブ上 + 原音 → 1 オクターブ下 + 原音
完全 5 度下 + 原音 → 完全 4 度 上 + 原音 完全 4 度上 + 原音 → 完全 5 度 下 + 原音
0Hz+原音 → 1 オクターブ上 1 オクターブ上 → 0 Hz + 原音 0Hz+原音 → 1 オクターブ上 + 原音 1 オクターブ上 + 原音 → 0 Hz + 原音
ビブラートの揺れの速さを設定します。
ビブラートの揺れの深さを設定します。
低音域を強調します。
空間の広さを設定します。
エフェクト音のミックス量を設定します。
原音のミックス量を設定します。
ARRM によるピッチ変化のタイプを選択します。 (別表4)
◆REVモジュール
HALL
ROOM
SPRING
MN-DLY
PP-DLY
コンサートホールの残響をシミュレートしたリバーブです。
Parameter 1: TIME Parameter 2: TONE
部屋の残響をシミュレートしたリバーブです。
Parameter 1: TIME Parameter 2: TONE
スプリングを使って残響を得るマシンをシミュレートしたリバーブです。
Parameter 1: TIME Parameter 2: TONE
最長 1.9 秒のディレイタイムを設定できるモノラルディレイです。
Parameter 1: TIME Parameter 2: FB
2台のアンプで鳴らしたときに、左右交互にディレイ音が鳴るピンポンディレイ です。アンプが 1 台のときはモノラルディレイになります。
Parameter 1: TIME Parameter 2: FB
Parameter 3: MIX
Parameter 3: MIX
Parameter 3: MIX
Parameter 3: MIX
Parameter 3: MIX
[A]
[A]
[A]
[A]
[A]
46
ZOOM PFX-9003
ZOOM PFX-9003
47
エフェクトタイプとパラメーター
LNGDLY
DLYHAL
DLYROM
AIR
WIDE
【パラメーター説明】
パラメーター名 設定範囲 解説
TIME
最長 7 秒のディレイタイムを設定できるモノラルディレイです。
Parameter 1: TIME Parameter 2: FB
ディレイとホールリバーブの組合せです。
Parameter 1: DLYTIM
ディレイとルームリバーブの組合せです。
Parameter 1: DLYTIM
部屋鳴りの空気感を再現し、音に空間的な奥行きを与えます。
Parameter 1: SIZE Parameter 2: TONE
マイク 2 本を使ってステレオ録音したようなサウンドにします。
Parameter 3: TIME
1〜30 (HALL, ROOM,
1〜 190, M1 〜 t9
(MN-DLY, PP-DLY) 1〜 70 (LNGDLY)
0〜 63 (WIDE)
TONE
MIX
FB
DLYTIM
1〜 190, M1 〜 t9
DLYMIX
REVMIX
SIZE
WETLVL
DRYLVL
【別表 5: TIME】
設定 長さ 設定 長さ
M1 M2
M3 M4
t1 t2
t3
SPRING)
0〜 10
0〜 30
0〜 10
0〜 15
0〜 15
1〜 10
0〜 30
0〜 30
全音符 x 4 全音符 x 3
全音符 x 2 全音符
2分音符 付点 4 分音符 4分音符
Parameter 2: DLYMIX
Parameter 2: DLYMIX
Parameter 1: WETLVL
残響の長さを設定します。
ディレイタイムを 10ms 単位で設定します。 (M1 〜 t9 は別表 5 を参照)
ディレイタイムを 100ms 単位で設定します。 マイクの距離を調節します。
音質を調整します。
原音とエフェクト音の音量バランスを調節します。
フィードバック量を設定します。 ディレイタイムを 10ms 単位で設定します。
(M1 〜 t9 は別表 5 を参照) ディレイのミックス量を設定します。
リバーブ成分のミックス量を設定します。
空間の広さを設定します。
エフェクト音のミックス量を設定します。
原音のミックス量を設定します。
t4 t5
t6 t7
t8 t9
[A]
[A]
[A]
付点 8 分音符 2分3連符
8 分音符 付点 16 分音符
4分3連符 16 分音符
Parameter 3: MIX
[A]
Parameter 3: REVMIX
Parameter 3: REVMIX
Parameter 3: MIX
[A]
Parameter 3: DRYLVL
エフェクトタイプとパラメーター
◆ARRM モジュール
内蔵波形を使ってパラメーターを周期的に変化させます。
Parameter 1: ASSIGN Parameter 2: MINVOL Parameter 3: MODE
Parameter 4: WAVE Parameter 5: SYNC
【パラメーター説明】
パラメータ名 設定範囲 パラメータ説明
ASSIGN
MINVOL
MODE
WAVE
SYNC
別表 6: ASSIGN
設定 コントロール先 設定 コントロール先
vL
パッチのボリューム DRIVE モジュール の GAIN パラメー
GA
ター
別表 7: SYNC
設定 周期 設定 周期
05
8分音符
1
4分音符
2
2分音符
3
付点 2 分音符
vL, GA, Md, rv
0〜10
UP, dn, Hi, Lo
1〜8
0.5 〜 3, b1 〜 b4
コントロール先モジュールを設定します。(別表6)
ASSIGN パラメーターを VOL に設定したときの 最小ボリュームを設定します。
変化幅を設定します。
コントロール波形を選択します。
コントロール波形の周期を設定します。( 別表 7)
Md
MOD モジュールのパラメーター
rv
REV モジュールのパラメーター
b1
1小節
b2
2小節
b3
3小節
b4
4小節
◆TOTALモジュール
パッチ全体に関する設定を行います。
Parameter 1: PATLVL
Parameter 6:
【パラメーター説明】
パッチ名 ( 記 号 )
パラメータ名 設定範囲 パラメータ説明
PATLVL
パッチ名 (A-Z) パッチ名 (0-9)
パッチ名 ( 記号 )
Parameter 4:
1〜30
A〜Z
0〜9
+-@(space)
パッチ名 (A-Z)
パッチの音量レベルを設定します。値が 25 のと き入力信号と出力信号のレベルが同じになりま
す。 アルファベットを入力します。
数字を入力します。
記号を入力します。
Parameter 5:
パッチ名 (0-9)
48
ZOOM PFX-9003
ZOOM PFX-9003
49
エフェクトタイプとパラメーター
エフェクトタイプとパラメーター
パッチリスト
Bank A  " Modeling 1 "
No Name
0 9003DR
1 RCT-BG
2 9002LD
3 STNDRD
4 F-TWED
5 J-CHO
6 ARMWAH
7 BEATON
8 ARPEG
9 JIMVIB
Bank B  " Modeling 2 "
No Name
0 BLACK
1 BALLAD
2 P-ARRM
3 TWIN
4 ARMPIT
5 CLN-CH
6MATCRU
7 SNAKE
8 NYFSN
9 WDFUZZ
歪み
バッキング向き
リード可
クリーン
クランチ
クリーン
エフェクト
クランチ
クリーン
クランチ
バッキング向き
歪み
エフェクト
バッキング向き
エフェクト
クリーン
クランチ
歪み
クリーン
エフェクト
パワフルで音抜けが良いサウンド
整流器というシリーズ名をもつアメリカ製のハイゲイン
アンプサウンド これぞ元祖 9002 サウンド
録音に適したシェイプアップされた基本クリーン
アメリカ製の小型のビンテージチューブアンプサウンド
JC クリーンサウンド
足で踏まなくても良いカッティング用ワウサウンド(ARRM)
クラス A 方式のマージービートサウンド
アルペジオ向けクリーンサウンド
著名なバイヴトーンを再現
ヘビーメタル向きのアメリカ製スタックアンプ5100 系 サウンド
温かみのあるリードサウンド
2小節ごとに現れるウエーブが変化をもたらすユニークな サウンド(ARRM)
アメリカ製のビンテージチューブドライブチャンネルサウンド
重ねて楽しい ARRM とピッチシフターの共演( ARRM)
アメリカ製のビンテージチューブクリーンチャンネルサウンド
モダンなクラス A ア ンプのクランチサウンド
しっかりとしたボトムを持つヘビーメタルサウンド
ライン録音向きのクリーンサウンド
ビンテージファズボックスサウンド
Bank C  " Acustic "
No Name
0 AG-CHO
1 AG-REV
2 AG-LIV
3 AG-BRT
4 AG-SOL
5 VO-ECH
6 VO-ROK
7 VO-BLD
8 VO-JAM
9 VO-LOF
Bank D  " Bass "
On Board Mic
On Board Mic
On Board Mic
On Board Mic
On Board Mic
On Board Mic
On Board Mic
On Board Mic
エレアコ用コーラスサウンド。ストローク、アルペジオから ソロまで。
フィンガー奏法向きサウンド
ライブ感のあるマイク 録り用サウンド。ギター以外に も幅広く 使える。
ブライトで音抜けの良いマイク録り用サウンド
ゴージャスなソロ用サウンド
ロングディレイ+リバーブで広がりのあるボーカルエフェクト
ルームリバーブの効いたロックボーカルエフェクト デチューンコーラスで厚みを出したバラードボーカルエフェ
クト エフェクティブなスペーシーサウンド
ローファイ・サウンドをシミュレート
No Name
0 B-PICK
1 B-OD
2 B-DRV
3 B-FNGR
4 B-SLAP
5 B-FLNG
6 B-ROCK
7 B-BIG
8 B-WAH
9 B-COMP
bass
bass
bass
bass
bass
bass
bass
bass
bass
bass
タイトなピック弾き用サウンド
レトロな歪み感のロックサウンド
ハードな歪みベースサウンド
万人向けお助けフィンガー奏法用サウンド
メリハリのあるスラップサウンド
フランジャーを効かせたエフェクティブサウンド
70年代に主流の暖かいトーンを持たせたパッチ
大型アンプのテイストをシミュレート 音色を引き立てるダブリングがポイントのオートワウ・サウ
ンド 気持ち良くかかるコンプサウンド
50
ZOOM PFX-9003
ZOOM PFX-9003
51
エフェクトタイプとパラメーター
Bank E  " Guitar Variation 1 "
No Name
0 CMPCLN
1 FUNKCT
2 FD-CLN
3 RCKBLY
4 ELEACO
5 AG-KeyD
6 AG-KeyG
7 BOTTLE
8MATDRV
9 PS-DRV
Bank F  " Guitar Variation 2 "
クリーン
クリーン
クリーン
クリーン
クリーン
変則
変則
変則
歪み
歪み
No Name
0 CMB-BG
1 MIDDRV
2LATNRK
3 BR-DRV
4CRY-LD
5 PITSFT
6 50SRNB
7 SE-SFX
8 SL-ATK
9 ZAKWAH
歪み
歪み
歪み
歪み
エフェクト
エフェクト
エフェクト
エフェクト
エフェクト
エフェクト
ナチュラルなコンプサウンド
ファンキーカッティング向きサウンド
アメリカ製のビンテージチューブクリーンサウンド
ショートディレイを活かしたロカビリーサウンド
アコースティックシミュレーションサウンド
エレアコに適したパッチ。ストローク〜スライドに対応
(Dチューニング)
エレアコに適したパッチ。フィンガー〜スライドに対応
(Gチューニング)
主にエレキギター用のスライドバーに適したサウンド
モダンなクラス A ア ンプのドライブサウンド
スムースで弾き易いゴージャスなドライブ
キメの細かいオーバードライブとロングサスティーンが特徴 のサウンド
ピーキーな特性を持ったサウンド
中音域のクセをもつラテンロックサウンド
イギリス製スタックアンプ900 系の王道サウンド
ズームオリジナルのクライサウンド
ピッチシフターを使用したサウンド
トレモロを使用したリズム&ブルース向きサウンド
リングモジュレータ−で効果音を演出
ボリューム奏法をオートで再現してくれるスローアタック サウンド
オートワウを使用したリードサウンド
故障かな?と思う前に
■ 音が出ない、非常に小さい
・ 電源スイッチがオンになっていますか?
適切な電池が装着されているか、または AC アダプターが接続されているかを確 認し、電源をオンにしてください。
・ [INPUT]端子と楽器、[OUTPUT]端子とアンプが正しく接続されていま
すか?
「接続しまし ょう」のページに従って、正しく接続してく ださい。また、楽器や
アンプの電源/ボリュームも確認してください。
・ ご使用のシールドケーブルは正常ですか?
シールドケーブルを取り替えてみてください。
・ 本機がミュート状態になっていませんか?
ミュート状態を解除してください。
・ [MIC] キーがオンになっていませんか?
内蔵マイクがオ ンの時、[INPUT]端子からの入 力はミュ ートされ ます。[MIC] キーを押して内蔵マイクをオフにしてください。
■[AUX IN]端子から録音できない、録音した音がおかしい
・ 入力ソースを GT MICのままにしていませんか?
AUX に切り替えてください。
・ [AUX CENTER CANCEL]スイッチがオンになっていませんか?
[AUX CENTER CANCEL] スイッチがオンのときは、[AUX IN]端 子の信号か ら、中央 に定位する楽器音がキャンセルされます。[AUX CENTER CANCEL]
スイッチをオフに戻してください。
■ 音が変に歪む
各エフェクトモジュールのレベルやGAINパラメーターを調節してみてください。
■ ノイズが大きい
ZNR を調節してみてください。それでも改善されない場合、GAIN を上げすぎて いないか確認してください。
■ リズムパターンが再生できない、非常に小さい
・ リズムの音量が下がっていませんか?
適切な音量になるように、LVL パラメーターを調節してください。
■ 内蔵マイクをオンにできない
・ DRIVE モジュールがオンになっていて、MIC PRE、CABI以外のタイプ
が選択されていませんか?
DRIVEモジュールをオフにするか、タイプを MIC PREかCABIにしてください。
52
ZOOM PFX-9003
ZOOM PFX-9003
53
仕様
エフェクトプログラム エフェクトモジュール パッチメモリ
サンプリング周波数 A/D変換 D/A変換
ディスプレイ
インプット
 ギター/ベースインプット
 AUXインプット ステレオミニジャック
アウトプット
 ラインアウトプット 標準ステレオフォーンジャック
 ヘッドフォンアウトプット
電源
60 タイプ 7 モジュール ユーザー 6バンクx10 パッチ=60パッチ プリセット 6バンクx10パッチ=60 パッチ 合計 120パッチ
31.25kHz 20 ビット 64倍オーバーサンプリング 20 ビット 8倍オーバーサンプリング
オリジナルLCD
標準モノラルフォーンジャック 定格入力レベル -20dBm
入力インピーダンス470kΩ
定格入力レベル −20 dBm 入力インピーダンス 20 kΩ
最大出力レベル3dBm 出力負荷インピーダンス10kΩ以上時
ステレオミニジャック 50 mW 32 Ω 負荷時
ACアダプターDC9V300mA ズームAD-0006
使用上のご注意
他の電気機器への影響について
PFX-9003 は、安全性を考慮して本体か ら の電波放出お よび外部からの 電波干渉 を 極力抑えて おります。しか し、電波干 渉 を非常に受け やすい機器や極 端に強い 電 波を放出する 機器の周囲に設 置すると 影 響が出る場合 があります。そ のような 場合は、PFX-9003と影響する機器とを 十分に距離を置いて設置してください。 デジタル制御の電子機器では、PFX­9003 も 含めて、電波障害による誤動作 や データの破損、消 失など思わ ぬ事故が 発生しかねません。ご注意ください。
お手入れについて
パ ネルが汚れた ときは、柔らか い布で乾 拭 きしてくださ い。それでも汚 れが落ち な い場合は、湿らせ た布をよく しぼって 拭いてください。 クレンザー、ワックスおよびアルコール、 ベ ンジン、シンナー などの溶剤 は絶対に 使用しないでください。
故障について
故 障したり異常 が発生した 場合は、すぐ にACアダプターを抜いて電源を切り、他 の接続ケーブル類もはずしてください。
「製品の型番」「製造番号」「故障、異常の
具体的な症状」「お客様のお名前、ご住所、 お 電話番号」をお買 い上げの販 売店また はズームサービスまでご連絡ください。
仕様
保証書の手続きとサービスについて
保 証期間は、お買い 上げいただい た日か ら1年間です。 ご 購入された店舗 で必ず保証書の 手続き をしてください。 万 一、保証期間内 に、製造上の不 備によ る 故障が生じた 場合は、無償で修 理いた し ますので、お買い 上げの販売店 に保証 書を提示して修理をご依頼ください。
た だし、つぎの場合 の修理は有償 となり ます。
1. 保証書のご提示がない場合。
2. 保証書にご購入の年月日、販売店名の 記述がない場合。
3. お客様の取り扱いが不適当なため生じ た故障の場合。
4. 当社指定業者以外での修理、改造され た部分の処理が 不適当であった場合。
5. 故障の原因が本製品以外の、他の機器 にある場合。
6. お買い上げ後に製品を落としたり、ぶ つけるなど、過度の衝撃による故障の 場合。
7. 火災、公害、ガス、異常電圧、および 天災(地震、落雷、津波など)によっ て生じた故障の場合。
8. 消耗品(電池など)を交換する場合。
9. 日本国外でご使用になる場合。
保 証期間が切れま すと修理は有償 となり ま すが、引き続き責 任を持って製 品の修 理を行ないます。
このマニュアルは将来必要となるこ とがありますので必ず参照しやすい
ところに保管してください。
電池 単4乾電池4本    連続使用約6時間(アルカリ電池使用時)
外形寸法 重量
*0 dBm = 0.775 Vrms *製品の仕様及び外観は、改良のため予告なく変更することがあります。
54
73 (W) x105(D) x 30(H) mm 130g(電池含まず)
ZOOM PFX-9003
ZOOM PFX-9003
55
株式会社ズーム
〒183-0022 東京都府中市 宮西町2-10-2ノ アビル1 階 TEL: 042-369-7111 FAX: 042-369-7115 ホームページ http://www.zoom.co.jp
PFX-9003 - 5010-1
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