Denon DN-S5000 Owner's Manual [ja]

21 故障かな?と思ったら ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥50 22 主な仕様 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥51 23 アナログ(17cm)用
アダプター取り付けについて ‥‥‥‥‥‥‥‥52
24 プラッター駆動用ベルト交換について ‥‥‥‥53
09 メイントラックの基本操作と
ホットディスクの使いかた‥‥‥‥‥‥‥22、23 10 スクラッチ再生 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥24 11 αトラック再生の基本操作と
ホットディスクの使いかた‥‥‥‥‥‥‥25〜27 12 αモード(αトラック再生モニター)‥‥28、29 13 シームレスループ/ホットスタート/
スタッター/スプライス ‥‥‥‥‥‥‥‥30、31 14 A/Bトリム機能‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥32、33 15
サンプラー、4ホットスタート/シームレスループ、
αホットスタート/シームレスループ
‥‥‥‥34〜36 16 プラッターエフェクト‥‥‥‥‥‥‥‥‥37、38 17
メモ機能(カスタムセッティングメモリ)
‥‥
39、40 18 プリセット機能‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥41、42 19 プログラム再生/ランダム再生/
リレー再生/パワーオン再生 ‥‥‥‥‥‥43〜46
20 MP3再生 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥47〜49
目 次
は じ め に
01 安全上のご注意 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥2〜5 02 取り扱い上のご注意 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥6 03 主な特長 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥7〜9 04 付属品について ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥10 05 保証とサービスについて ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥10
接 続
06 設置、接続のしかた ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥11
そ の 他
準 備
07 各部の名前とはたらき‥‥‥‥‥‥‥‥‥12〜20 08 ディスクの取り扱いとご注意 ‥‥‥‥‥‥‥‥21
B
取扱説明書
DN-S5000
TABLE TOPSINGLECDPLAYER
卓上型シングルCDプレーヤー
安全にお使いいただくためにー必ずお守りください。
お買い上げいただき、ありがとうございます。
ご使用の前にこの取扱説明書をよくお読みのうえ、正し くご使用ください。
お読みになった後は、後日お役に立つこともありますの で、必ず保存してください。
正しく安全にお使いいただくため、ご使用の前に必ずよくお読みください。
この取扱説明書および製品への表示では、製品を安全に正しくお使いいただき、あ なたや他の人々への危害や財産への損害を未然に防止するために、いろいろな絵表 示をしています。その絵表示と意味は次のようになっています。 内容をよく理解してから本文をお読みください。
警告 注意
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が死亡または重傷を負う 危険が差し迫って生じることが想定される内容を示しています。
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が傷害を負う可能性が想 定される内容および物的損害のみの発生が想定される内容を示しています。
【絵表示の例】
記号は注意(危険・警告を含む)を促す内容があることを告げるものです。
図の中に具体的な注意内容(左図の場合は感電注意)が描かれています。
記号は禁止の行為であることを告げるものです。
図の中や近傍に具体的な禁止内容(左図の場合は分解禁止)が描かれています。
記号は行為を強制したり指示する内容を告げるものです。 図の中に具体的な指示内容(左図の場合は電源プラグをコンセントから抜け)が 描かれています。
安全上のご注意1
絵表示について
安全上お守りいただきたいこと
警告
内部に異物を入れない
通風孔などから内部に金属類や燃えやすいものなどを差し込んだり、落と し込んだりしないでください。火災・感電の原因となります。特にお子様 のいるご家庭ではご注意ください。 万一内部に異物が入った場合は、まず本体の電源を切り、電源プラグをコ ンセントから抜いて販売店にご連絡ください。
万一異常が発生したら、電源プラグをすぐに抜く
煙が出ている、変なにおいがする、異常な音がするなどの異常状態のまま 使用すると、火災・感電の原因となります。すぐに本体の電源を切り、電 源プラグをコンセントから抜いて、煙が出なくなるのを確認してから販売 店に修理をご依頼ください。 お客様による修理は危険ですので絶対におやめください。
電源プラグをコンセントから抜け
水が入ったり、濡らしたりしないように
雨天・降雪中・海岸・水辺での使用は特にご注意ください。火災・感電の 原因となります。
2
安全上のご注意(つづき)
安全上お守りいただきたいこと
警告つづき
電源コードは大切に
電源コードを傷つけたり、破損したり、加工したりしないでください。ま た重いものをのせたり、加熱したり、引っ張ったりすると電源コードが破 損し、火災・感電の原因となります。 電源コードが傷んだら、すぐに販売店に交換をご依頼ください。
キャビネット(天板・裏ぶた)を外したり、改造したりしない
内部には電圧の高い部分がありますので、触ると感電の原因となります。 内部の点検・調整・修理は販売店にご依頼ください。 この機器を改造しないでください。火災・感電の原因となります。
ご使用は正しい電源電圧で
表示された電源電圧以外の電圧で使用しないでください。火災・感電の原 因となります。
落としたり、キャビネットを破損した場合は
まず本体の電源を切り、電源プラグをコンセントから抜いて販売店にご連 絡ください。そのまま使用すると火災・感電の原因となります。
雷が鳴り出したら
電源プラグには触れないでください。感電の原因となります。
取り扱いについて
この機器の上に花瓶・植木鉢・コップ・化粧品・薬品や水な どが入った容器を置かない
こぼれたり、中に入った場合、火災・感電の原因となります。
風呂・シャワー室では使用しない
火災・感電の原因となります。
水場での使用禁止
3
この機器の上に小さな金属物を置かない
万一内部に異物が入った場合は、まず本体の電源を切り、電源プラグをコ ンセントから抜いて販売店にご連絡ください。そのまま使用すると、火 災・感電の原因となります。
安全上のご注意(つづき)
安全上お守りいただきたいこと
電源コードを熱器具に近づけない
コードの被ふくが溶けて、火災・感電の原因となることがあります。
電源プラグを抜くときは
電源プラグを抜くときは電源コードを引っ張らずに必ずプラグを持って抜 いてください。コードが傷つき、火災・感電の原因となることがあります。 また、濡れた手で電源プラグを抜き差ししないでください。感電の原因と なることがあります。
濡れた手で電源プラグを抜き差ししない
感電の原因となることがあります。
注意
機器の接続は説明書をよく読んでから接続する
テレビ・オーディオ機器・ビデオ機器・スピーカーなどの機器を接続する 場合は、電源を切り、各々の機器の取扱説明書に従って接続してください。 また接続は指定のコードを使用してください。指定以外のコードを使用し たり、コードを延長したりすると発熱し、やけどの原因となることがあり ます。
電源を入れる前には音量を最小にする
突然大きな音が出て聴力障害などの原因となることがあります。
置き場所について
レーザー光源をのぞき込まない
レーザー光が目に当たると視力障害を起こすことがあります。
次のような場所には置かない
火災・感電の原因となることがあります。
調理台や加湿器のそばなど油煙や湯気が当たるようなところ
湿気やほこりの多いところ
直射日光の当たるところや暖房器具の近くなど高温になるところ
4
不安定な場所に置かない
ぐらついた台の上や傾いたところなど不安定な場所に置かないでくださ い。落ちたり倒れたりして、けがの原因となることがあります。
壁や他の機器から少し離して設置する
壁から少し離して据え付けてください。また放熱をよくするために、他の 機器との間は少し離して置いてください。ラックなどに入れるときは、機 器の天面や背面から少し隙間をあけてください。内部に熱がこもり、火災 の原因となることがあります。
取り扱いについて
注意つづき
安全上のご注意(つづき)
この機器に乗ったり、ぶら下がったりしない
特に幼いお子様のいるご家庭では、ご注意ください。倒れたり、壊れたり して、けがの原因となることがあります。
重いものをのせない
機器の上に重いものや外枠からはみ出るような大きなものを置かないでく ださい。バランスがくずれて倒れたり、落下して、けがの原因となること があります。
移動させる場合は
まず電源を切り、必ず電源プラグをコンセントから抜き、機器間の接続コ ードなど外部の接続コードを外してからおこなってください。コードが傷 つき、火災・感電の原因となることがあります。 この機器の上にテレビなどを載せたまま移動しないでください。倒れたり、 落下して、けがの原因となることがあります。
使わないときは
長時間の外出・旅行の場合は
安全のため必ず電源プラグをコンセントから抜いてください。火災の原因 となることがあります。
お手入れについて
お手入れの際は
安全のため電源プラグをコンセントから抜いておこなってください。感電 の原因となることがあります。
5年に一度は内部の掃除を
販売店などにご相談ください。内部にほこりがたまったまま、長い間掃除 をしないと火災や故障の原因となることがあります。特に、湿気の多くな る梅雨期の前におこなうと、より効果的です。 なお、内部の掃除費用については販売店などにご相談ください。
5
通風孔をふさがない
内部の温度上昇を防ぐため、ケースの上部や底部などに通風孔が開けてあ ります。次のような使いかたはしないでください。内部に熱がこもり、火 災の原因となることがあります。
あお向けや横倒し、逆さまにする
押し入れ、専用のラック以外の本箱など風通しの悪い狭い場所に押し込む
テーブルクロスをかけたり、じゅうたん・布団の上に置いて使用する
取り扱い上のご注意2
結露現象について
結露とは
冬期に暖房をした部屋の窓ガラスに水滴がつく ような現象をいいます。
結露後の処置は
結露が起こった場合は、電源を入れてしばら く放置しておいてください。周囲の状況によ って異なりますが、1〜2時間で使用できるよ うになります。
ディスクに露がついている場合がありますの で、きれいに拭き取ってください。
結露が起こる条件は
冬期などに本機を戸外から暖房中の室内に持ち 込んだり、部屋の温度を暖房などで急に上げた りすると本機内部の動作部に露がつき、正常に 動作しなくなることがあります。 結露は、夏にエアコンの風が直接当たるところ でも起こることがあります。その場合には本機 の設置場所を変えてください。
FMやAM放送を受信している場合
■ FMやAM放送を受信しているとき、本機の電源 が入っているとFMやAM放送の受信音に雑音が 入る場合があります。本機を使用しないときは 電源を切ってください。
テレビ放送の画面にしま模様が入る場合
■ テレビ放送の電波状態により、本機の電源を入 れたままテレビ放送を見ると、しま模様が出る 場合がありますが、本機やテレビの故障ではあ りません。テレビ放送を見る場合には本機の電 源を切ってご覧ください。
お手入れについて
■ キャビネットや操作パネル部分の汚れを拭き取 るときは、柔らかい布を使用して軽く拭き取っ てください。
化学ぞうきんをご使用の際は、その注意書に 従ってください。
■ ベンジン・シンナーなどの有機溶剤および殺虫 剤などが本機に付着すると変質したり変色する ことがありますので使用しないでください。
使わないときは
ふだん使わないとき
必ずディスクを取り出し、電源 を切ってください。
外出やご旅行の場合は、必ず電 源プラグをコンセントから抜い てください。
移動させるとき
衝撃を与えないでください。
必ずディスクを取り出し、接続コードを外し たことを確認してからおこなってください。
6
主な特長3
DN-S5000は先進的な数多くの機能を備えたテーブルトップ型のDJ用シングルCDプレーヤーです。
構造について
01.アクティブモータープラッター
再生を開始すると、アナログターンテーブルと同じようにプラッター(ターンテーブル)が回転し ます。モーター駆動プラッターとスリップマット、スクラッチディスクから構成されたアクティブ モータープラッターは、再生開始ポイントの頭出しや曲のビート合わせ、そしてスクラッチ再生と アナログターンテーブルと同じ感覚で操作することができます。
02.コントロールインターフェース
190mm大型プラッター、スクラッチソース選択ノブ、スクラッチ再生方向選択ノブ、FAST SEARCHノブ、TRACK/PARAMETERSノブ、100mmピッチスライダー、自照式ソフトラバーボ タン、大型ディスプレイなどによって操作性、視認性が高く、より快適な演奏を楽しむことができ ます。
機能について
DN-S5000は、高速DSPと大容量メモリを搭載することにより、数多くの機能を搭載しています。 以下に主な機能を簡単に解説します。
01.スクラッチ再生
アクティブモータープラッターにより、アナログターンテーブルと同じ感覚でスクラッチ再生する ことができます。 それに加え、スクラッチソースとしてメイントラック、αトラック、サンプラー(3ウェイスクラ ッチ)およびスクラッチ再生方向選択(両方向、フォワード方向)もワンタッチで選択可能です。 これらの機能により、アナログターンテーブルにはないバラエティーにとんだスクラッチ再生をお こなうことができます。
02.αトラック(アルファトラック)
通常再生(メイントラック)に加え、同一ディスクの他のトラック(αトラック)を同時に再生で きます。αトラックは、メイントラックとは別に、再生ピッチ、再生レベルを設定できます。 αトラックの再生出力はメイントラックと同一の出力端子から出力するか、専用の出力端子から出 力するかを選択できます。
03.αモード(アルファモード)
αモードを選択するとαトラックの再生出力は、αトラック専用の出力端子から出力され、トラッ ク選択ノブやマニュアルサーチなどの動作がαトラック用に切り替わるため、メイントラックが再 生中でもαトラックの選曲やマニュアルサーチなどをおこない、次に再生する曲の頭出しを容易に おこなうことができます。また、それらにより選択した曲をメイントラックの再生を止めることな く、メイントラックとαトラックの再生をワンタッチで入れ替えることができます。これをプレー チェンジ(Playchange)と呼びます。
04.ホットスタート、スタッター
ホットスタートとは、あらかじめ設定したAポイントから瞬時に再生を開始する機能です。ホ ットスタートポイントはαトラックにも設定が可能で、最大4ポイントまで設定することができま す。 設定したホットスタートポイントをスタッターとして使うこともできます。スタッターとは、 ホットスタートで設定したポイントからボタンを押し続けている間だけ再生する機能です。また、 CUE(メイントラックスタンバイ位置)、αCUE(αトラックスタンバイ位置)ポイントからもス タッター再生することができますので、最大6ポイントでスタッター再生することができます。
05.シームレスループ
再生中に設定したAポイントとBポイントの間で、音途切れ無しのループ再生をおこなうことができ ます。シームレスループはαトラックにも設定が可能で、最大4ループまで設定することができま す。
06.サンプラー
CDから直接デジタル録音される15秒の2個のオンボードサンプラーが装備されています。これらの サンプラーはシームレスループ、リバース再生が可能な上、個々に再生ピッチ、再生レベルを設定 することも可能です。
7
8
主な特長(つづき)
07.スプライス
スプライスとは、あらかじめ設定したA、Bポイントの間をジャンプして再生する機能です。曲 の不要な部分をカットして再生することができます。 メイントラックに最大2ポイントまで設定することができます。
08.A-Bトリム、A/Bムーブ
シームレスループのA、Bポイント、サンプラーループのA、Bポイント、スプライスのA、Bポイン トの位置をスクラッチディスクで調整することができます。
A-Bトリム:再生を継続したままA、Bポイントの微調整がおこなえます。 A/Bムーブ:再生を停止しマニュアルサーチなどを用いてA、Bポイントの調整をおこないます。
09.ホットディスク
ホットディスクとは、再生を継続したまま(最大35秒間)ディスク交換がおこなえる機能です。 35秒間の間でシームレスループが可能なので、ループ再生をおこなえば、ディスク交換時間を心配 する必要はありません。勿論、αトラック再生からもホットディスクをおこなえます。 新たにセットしたディスクの再生出力は、ホットディスク再生とは別の出力端子から出力されます ので、出力をモニターしながら次の曲を選択することができます。
10.ミラーミックス
ミラーミックスとはメイントラック再生とメイントラックを指定時間分(1/8、1/4、1/2、 3/4、1/1、2/1BPM)遅らせたαトラック再生をミックス再生するエフェクト機能です。再生出 力をメイントラック、αトラックを別々の出力端子から出力することにより、ビートジャグル再生 が簡単に実現できます。 また、スクラッチ再生、RVS、DUMP再生などにも対応しています。
11.プラッターエフェクト(プラッターモード)
主にアナログターンテーブルの再生をシュミレートするエフェクト機能です。 動作させるトラック(メイントラック再生、αトラック再生、両トラック)を選択し動作させるこ とができます。
DRAG-START(ドラッグスタート):
ターンテーブルが停止状態からゆっくり再生を開始する状態をシュミレートします。立ち上がり 時間の調整が可能で、調整した時間を不揮発性メモリに記憶することもできます。
BRAKE(ブレーキ):
ターンテーブルが再生状態からゆっくり再生を停止する状態をシュミレートします。停止時間の 調整が可能で、調整した時間を不揮発性メモリに記憶することもできます。
TAILECHO(テールエコー):
ポーズするとエコーが掛かり、ソフトな状態で再生を停止することができます。エコーのパラメ ータ(回数/時間)が選択可能で、選択したパラメータを不揮発性メモリに記憶することもできま す。
DUMP(ダンプ):
リバース再生とフォワード(通常)再生を組み合わせたエフェクト再生です。 リバース再生からフォワード再生に切り換えると、フォワード再生開始位置がリバース再生を開 始した時間からリバース再生で戻った時間と同じ時間進んだ位置から再生を開始するので、リバ ース再生とフォワード再生を繰り返しても、ビートを保ったままリバース再生をエフェクトとし て挿入することができます。
RVS(リバース):
リバース再生おこなうことができます。
12.メモ機能
メモとは、あらかじめ好みのホットスタートポイントやシームレスループのA、Bポイントなど を記憶し、ライブなどで呼び出し自動セッティングしてくれる機能です。 メモは1トラックにキューポイント、ホットスタート、シームレスループのA、Bポイント、スプラ イスポイント、再生スピード(ピッチ)データ、キーアジャストデータなどを1メモリとして、最 大5000メモリまで不揮発性メモリに記憶できます。
9
主な特長(つづき)
13.オートBPM
曲のBPMを自動的に検出することができます。 更にオートBPMに加え、TAPボタンをたたいて入力したり、パラメータノブでBPMを直接数値で 入力することも可能です。
14.再生スピード(ピッチ)/キーアジャスト
ピッチ:
ピッチスライダーで再生スピードを変えることができます。 ピッチのレンジは±4、±10、±16、±24、±50、±100%から選択することができます。
キーアジャスト:
ピッチスライダーで再生スピードを変えても、曲のオリジナルの音程を保ちながら再生すること ができます。
15.デジタルアウト
メイントラックとαトラックに個々のデジタルアウトが装備されています。デジタルアウトは、モ ードや再生スピードなどで制限されることなく、常時44.1kHzで出力されます。
16.FADERSTART端子/XEFFECTIN/OUT端子
FADERSTART端子:
フェーダースタート出力を備えたミキサーと接続して、フェーダースタート再生をおこなうこと ができます。 メイントラック、αトラック個々に専用の端子が装備されています。
XEFFECTIN/OUT端子:
メモデータは、2台のDN-S5000をエックスエフェクト接続することにより、お互いのメモデー タを参照したり、コピーして使用することができます。メモデータを参照することにより、最大 10000メモリまでの記憶が可能になります。
17.プログラム再生/ランダム再生/リレー再生
BGMモードとして、プログラム再生、ランダム再生、2台のDN-S5000を交互に再生するリレー再 生をおこなうことができます。 プログラム再生
1プログラム当たり25曲まで入力可能です。更に、最大6プログラム/ディスクを不揮発性メモリ に記憶することができます。
18.プリセット
DN-S5000の電源投入時の状態、モードなどを不揮発性メモリに記憶し、ユーザー個々に機器をカ スタマイズできます。記憶できる項目は41ページの『プリセット機能』を参照ください。
19.CDTEXT(CDテキスト)
テキストデータを表示することができます。
20.MP3再生
DN-S5000は、規定のフォーマットで作製したMP3ディスクを再生することができます。 スクラッチ、ホットスタート、スタッター、シームレスループ、プラッターエフェクト、ファスト サーチ、マニュアルサーチなどにも対応し、通常CDと同様の再生を行うことができます。また、 多彩なファイルサーチ(ファイルサーチ、ファイル/フォルダーサーチ、アーティストネームサー チ、タイトルネームサーチ、ファイルネームサーチ)、ネクストトラック機能により、容易にファイ ルサーチすることができます。 ネクストトラック機能
再生を継続したまま、次に再生するファイルの先頭にスタンバイし、再生が途切れることなく、 次のファイルの再生を開始させることができます。
10
付属品について4
★ 梱包箱の中には、本体とは別に下記の付属品が入っています。
ご使用の前にご確認ください。
① ピンプラグコード ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥2 ② アナログレコード(17cm)用アダプター ‥‥‥1 ③ ベルト ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥1 ④ 六角レンチ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥1 ⑤ 取扱説明書(本書) ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥1 ⑥ 製品のご相談と修理・サービス窓口一覧表 ‥‥‥1 ⑦ 保証書 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥1
保証とサービスについて5
ステレオ音のエチケット
楽しい音楽も、時と場所によっては気に なるものです。
隣り近所への配慮(おもいやり)を十分 にいたしましょう。
ステレオの音量は、あなたの心がけ次第 で小さくも大きくもなります。
特に静かな夜間は、小さな音でも通りや すいものです。夜間の音楽鑑賞には、特 に気を配りましょう。
窓を閉めたり、ヘッドホンをご使用にな るのも一つの方法です。
お互いに心を配り、快い生活環境を守り ましょう。
z この商品には保証書が添付されております。
保証書は所定事項をお買い上げの販売店で記入 してお渡し致しますので、記載内容をご確認の うえ大切に保存してください。
x 保証期間は、お買い上げ日より1年間です。
万一故障した場合には、保証書の記載内容によ り、お買い上げの販売店またはお近くの修理相 談窓口が修理を申し受けます。 但し、保証期間内でも保証書が添付されない場 合は、有料修理となりますので、ご注意くださ い。 詳しくは、保証書をご覧ください。
修理相談窓口については、付属品『製品のご相 談と修理・サービス窓口一覧表』をご参照くだ さい。
c 保証期間後の修理については、お買い上げの販
売店またはお近くの修理相談窓口にご相談くだ さい。 修理によって機能が維持できる場合は、お客様 のご要望により有料修理致します。
v 本機の補修用性能部品の保有期間は、製造打ち
切り後8年です。
b 保証および修理についてご不明の場合は、お買
い上げの販売店またはお近くの修理相談窓口に ご相談ください。
当社製品のお問い合わせについては、お客様
相談窓口にご連絡ください。 詳しくは、付属品『製品のご相談と修理・サー ビス窓口一覧表』をご参照ください。
11
設置、接続のしかた
6
(1)設置
DN-S5000は、傾きを20度以内に設置して下さい。過度に傾けて設置すると、ディスクが正常にローデ ィングできない場合があります。
お願い
輸送などでDN-S5000に振動が加わると、スクラッ チディスクが浮き上がることが有ります。その場合、 正常に再生できないことが有りますので、スクラッ チディスクの中心部を軽く押し込んで下さい。
(2)接続の仕方
① POWERスイッチで電源を切ります。 ② DN-S5000のRCA出力とミキサーの入力を接続します。
MAINOUTからはメイントラック再生が出力され、ALPHAOUTからはαトラック再生が出力され ます。αトラックの再生出力は『プリセット(3)αTrackPlayOutput』でMAINOUT(デフォル ト)、ALPHAOUTから選択できます。41ページの『プリセット機能』を参照ください。
③ ミキサーにフェーダー出力端子がある場合は、DN-S5000のフェーダー入力端子と3.5mmステレオ
ミニコードで接続します。
MAINFADER端子に接続するとメイントラックをフェーダコントロールすることができます。また、 ALPHAFADER端子に接続するとαトラックをフェーダコントロールすることができます。
④ 2台のDN-S5000を使用する場合は、1台のDN-S5000のXEFFECTINともう1台のXEFFECTOUT
を3.5mmステレオミニコードで接続します。
CH1 CH2 CH3 CH4
FADE Rch1
FADE Rch2
DN-X400
MAIN ALPHA
FADER
MAIN
FADER ALPHA
DN-S5000
X'EFFECTINX'EFFECT
OUT
【フェーダースタート接続例1】 【XEFFECT接続例1】
CH1 CH2 CH3 CH4
FADE Rch3
FADE Rch4
X'EFFECT
DN-X800
MAIN ALPHA
FADER MAIN
FADER ALPHA
DN-S5000
X'EFFECTINX'EFFECT
OUT
CH1 CH2 CH3 CH4
FADE
Rch1
FADE
Rch2
DN-X400
MAIN ALPHA
FADER
MAIN
FADER ALPHA
DN-S5000
CD1
X'EFFECTINX'EFFECT
OUT
MAIN ALPHA
FADER
MAIN
FADER ALPHA
DN-S5000
CD2
X'EFFECTINX'EFFECT
OUT
【フェーダースタート接続例2】 【XEFFECT接続例2】
CH1 CH2 CH3 CH4
FADE
Rch3
FADE Rch4
X'EFFECT
DN-X800
MAIN ALPHA
FADER
MAIN
FADER ALPHA
DN-S5000
CD1
X'EFFECTINX'EFFECT
OUT
MAIN ALPHA
FADER
MAIN
FADER ALPHA
DN-S5000
CD2
X'EFFECTINX'EFFECT
OUT
RCAコード
3.5mmステレオコード
フロント
最大20°
12
(1)フロントパネル
各部の名前とはたらき7
xz
ディスクローディングスロット
CDを挿入します。スロット部にディスクをゆっく り入れて、ディスクが引き込まれ始めたらディスク から手を離してください。
1
CDドライブ
スロットインタイプのCDドライブです。
2
お願い
ディスクローディング中およびイジェクト中は、 電源を切らないでください。
ディスクローディングを開始したら、ディスク を無理に引き出さないでください。
スロット部に複数のディスクを挿入したり、デ
ィスク以外のものを入れないでください。 CDメカニズムにダメージを与え、故障の原因にな る恐れがあります。
13
(2)リアパネル
POWER
ON OFF
DIGITAL OUT
X-EFFECT
ALPHA
IN
OUT
MAIN
LL
LINE OUT
RR
FADER
MAIN
ALPHA
c ,vbn m
各部の名前とはたらき(つづき)
POWERボタン
電源をON/OFFします。
3
メインアナログ出力端子
(LINEOUTMAIN)
アンバランスタイプのRCA出力端子です。 メイントラックのアナログ信号が出力されます。
6
お願い
ディスクローディング中およびイジェクト中は、 電源を切らないでください。 CDメカニズムにダメージを与え、故障の原因にな る恐れがあります。
エックスエフェクト入出力端子
(XEFFECTIN/OUT)
もう一台のDN-S5000と接続する入出力端子です。
3.5mmステレオミニプラグのコードを使用します。
4
アルファアナログ出力端子
(LINEOUTALPHA)
アンバランスタイプのRCA出力端子です。 αトラックのアナログ信号が出力されます。
5
フェーダーメイン、アルファ端子
(FADERMAIN、ALPHA)
フェーダー出力を備えたミキサーと接続する入力端 子です。
3.5mmステレオミニプラグのコードを使用します。
7
メインデジタル出力端子、 アルファデジタル出力端子
(DIGITALOUTMAIN、ALPHA)
メイントラック、αトラックのデジタル出力です。
接続には75Ωのピンコードを使用ください。
プリセットで出力レベルが選択できます。41ペー ジの『プリセット(8)DigitalOutputLevel』を参 照ください。
8
14
(3)トップパネル
.
⁄1
⁄3
⁄4
‹1
‹2 ‹3
‹4
‹5
›1
‹7 ‹8
‹6
›0
‹9
⁄7⁄5
⁄9⁄8¤0¤1¤2
›2›4 ›3›5
¤5¤3
¤4 ¤6⁄6
⁄2
⁄0
‹0¤9¤8¤7
各部の名前とはたらき(つづき)
お知らせ
DN-S5000では、短く押す場合と長く押す場合(1秒 以上)で2通りの違った働きをするボタンがありま す。 マークは短く押す場合のボタンの機能名、 マークは長く押す場合のボタンの機能名が記載されて います。
プレイ/ポーズボタン(13
ボタンを押すとメイントラックの再生、ポーズを選 択します。
スタンバイ、ポーズ中にボタンを押すと再生を開始 し、再生中にボタンを押すとポーズします。
9
15
CUEボタン
CUE(バックキュー):
メイントラック再生中またはポーズ中にこのボタン を押すと、メイントラックが再生を開始した位置
(CUEポイント)に戻りスタンバイします。この機
能をバックキューと呼びます。
スタッター:
スタンバイ中にこのボタンを押すと、ボタンを押し ている間、CUEポイントからの再生をおこないます。
11
各部の名前とはたらき(つづき)
DISCEJECTボタン、 HOTDISCボタン
DISCEJECT:
ボタンを押すと、ディスクがイジェクトされます。 再生中は、イジェクトロックされます。イジェクト ロックされると、ボタンが消灯します。
HOTDISC:
イジェクトロック中、ボタンを1秒以上押し続ける と、ホットディスクモードになり、再生を継続した ままディスクをイジェクトします。
10
プラッター/スクラッチディスク
マニュアルサーチ、ピッチベンド、スクラッチ再生 に使用します。
プラッター:
スクラッチソースで選択したソースの再生を開始す るとプラッターが回転します。 お知らせ:スクラッチソースがSEARCHのとき、
プラッターは回転しません。また、『プ リセット(4)Platter』でTurn Stop
(回転停止)を選択すると、スクラッチ
ソースに関わらず、プラッターは回転し ません。
スクラッチディスク:
スクラッチディスクを回すと、SCRATCHMODE で選択したソース、方向でのスクラッチ再生がおこ なえます。 お願い:プラッターが回転中、無理にプラッターの
回転を止めないでください。プラッター回 転メカニズムの故障の原因になる恐れがあ ります。また、プラッターの回転を無理に 停止させると、回転を停止し、ポーズモー ドになります。
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スクラッチ再生方向選択ノブ
スクラッチ再生の再生方向を選択します。
BOTH(ボース):
スクラッチディスクを回転させると、スクラッチ再 生音がリバース、フォワードの両方向から出力され ます。
FWD(フォワード):
スクラッチディスクを回転させると、スクラッチ再 生音がフォワード方向(プラッター回転方向)から のみ出力されます。
13
スクラッチソース選択ノブ
スクラッチディスクでスクラッチ再生をおこなうソ ースと、マニュアルサーチ動作をおこなうモードを 選択します。
MAIN(メイン):
メイントラックをスクラッチ再生します。
αTRACK(アルファトラック):
αトラックをスクラッチ再生します。
SAMP.(サンプラー):
サンプラーをスクラッチ再生します。
SEARCH(サーチ):
マニュアルサーチ:
スタンバイ中、ポーズ中にスクラッチディスク を回すと、マニュアルサーチとして動作します。 マニュアルサーチはフレーム単位(1/75秒)で サーチすることができます。
ベンド:
再生中、スクラッチディスクを回すと、ピッチ ベンドとして動作します。スクラッチディスク を回すと再生スピードが変わります。
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FLIP/CLRボタン
FLIP:
A1、A2ボタンの動作モードをホットスタートモー ド、スタッターモードから選択します。 ホットスタートモードを選択すると、FLIPLEDが 点灯します。
A1、A2CLR:
このボタンを押しながらA1またはA2ボタンを押す と、選択したポイントを消去します。また、このボ タンを1秒以上押し続けると、A1、A2ポイントを 一度に消去します。
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(SAMP)RVS/FLIP/CLRボタン
(SAMP)RVS:
A3、A4ボタンがサンプラーモードのとき、サンプ ラー再生方向をフォワード、リバース方向から選択 します。 リバース方向を選択すると、RVSLEDが点灯しま す。
FLIP:
A3、A4ボタンが4ホットスタートモードまたはα トラックホットスタートモードのときにA3、A4ボ タンの動作モードを、ホットスタートモード、スタ ッターモードから選択します。 ホットスタートモードを選択すると、FLIPLEDが 点灯します。
A3、A4CLR:
このボタンを押しながらA3またはA4ボタンを押す と、選択したポイントを消去します。また、このボ タンを1秒以上押し続けると、A3、A4ポイントを 一度に消去します。
16
16
各部の名前とはたらき(つづき)
A1ボタン
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A2ボタン
これらのボタンは、ホットスタート、シームレスル ープ、スタッター、スプライス再生で使用します。
これらのボタンの動作モードは、αMODEボタン、 SPLICEボタンで選択できます。
これらのボタンは動作するモードでボタンの色が変 わります。
ホットスタートモード ‥‥‥‥‥‥‥オレンジ メイントラックのホットスタート、シームレス ループ、スタッターとして動作します。 αトラックホットスタートモード ‥‥グリーン αトラックのホットスタート、シームレスルー プ、スタッター機能として動作します。 スプライス ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥イエロー スプライス機能として動作します。
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SAMP1/A3ボタン
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SAMP2/A4ボタン
A3/A4
A3、A4ボタンが4ホットスタートモードまたはα トラックホットスタートモードのとき、これらのボ タンは、ホットスタート、シームレスループ、スタ ッター再生で使用します。 これらのボタンの動作モードは、A3/4ボタン、α MODEボタンで選択できます。 これらのボタンは動作させるモードでボタンの色が 変わります。
4ホットスタートモード ‥‥‥‥‥‥‥オレンジ メイントラックのホットスタート、シームレス ループ、スタッターとして動作します。 αトラックホットスタートモード ‥‥グリーン αトラックのホットスタート、シームレスルー プ、スタッター機能として動作します。 サンプラーモード ‥‥‥‥‥‥‥‥‥グリーン サンプラーのSAMP1/SAMP2ボタンとして機能 します。
SAMP1/SAMP2
A3、A4ボタンがサンプラーモードのとき、これら のボタンを押すとサンプラーの録音または再生を開 始します。
20
Bボタン
A1、A2のシームレスループ、スプライスの終了点 Bポイントを設定します。
21
(SAMP)B、Bボタン
(SAMP)B:
A3、A4ボタンサンプラーモードのとき、サンプラ ーループの終了点Bポイントを設定します。
B:
A3、A4ボタンが4ホットスタートモードまたはαト ラックホットスタートモードのとき、A3、A4のシ ームレスループの終了点Bポイントを設定します。
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A/BTRIMボタン、 SPLICEボタン
A/BTRIM:
再生中、スタンバイ中にボタンを短く押すと、ルー プポイントのA、B、スプライスポイントのA、B位 置を調整するトリムモードになります。
SPLICE:
ボタンを1秒以上押し続けると、A1、A2ポイント のスプライス開始位置設定モードになります。
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(SAMP)EXIT/RELOOPボタン、
EXIT/RELOOPボタン
(SAMP)EXIT/RELOOP:
A3、A4ボタンがサンプラーモードのとき、サンプ ラーループモードのオン、オフを選択します。 また、ループ再生中は、ループを一時的にオフし通 常再生に戻るイグジット、イグジットからループ再 生に戻るリループ機能を選択します。
EXIT/RELOOP:
A3、A4ボタンが4ホットスタートモードまたはα トラックホットスタートモードのとき、シームレス ループ再生中は、ループを一時的にオフし通常再生 に戻るイグジット、イグジットからループ再生に戻 るリループ機能を選択します。
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EXIT/RELOOPボタン
A1、A2ボタンがホットスタートモードのとき、シ ームレスループ再生中は、ループを一時的にオフし 通常再生に戻るイグジット、イグジットからループ 再生に戻るリループ機能を選択します。
リピート
プログラム再生モード、ランダム再生モードでは、 リピート再生のオン、オフを選択します。
25
A3/4ボタン、 PITCHVOLボタン
A3/4:
ボタンを短く押すとPARAMETERSノブでA3、A4 ボタンの動作モードをサンプラー、4ホットスター ト、αトラックホットスタートモードから選択でき ます。
PITCHVOL:
ボタンを1秒以上押し続けると、PARAMETERSノ ブでサンプラー、αトラックの再生スピードの調整 が可能になります。 再度ボタンを押すと、再生レベルの調整が可能にな ります。
26
DISPLAYMAIN/αボタン、
TITLEボタン
DISPLAYMAIN/α:
ボタンを短く押すと、メイントラック表示とαトラ ック表示から表示するトラックを選択します。
TITLE:
CDテキストデータがあるとき、ボタンを1秒以上押 し続けると、CDテキストデータが表示されます。 表示終了後、元の表示に戻ります。
27
17
各部の名前とはたらき(つづき)
28
TIMEボタン、 T.TIMEボタン
TIME:
ボタンを短く押すと、ELAPSED(トラック経過時 間)とREMAIN(トラック残量時間)から時間表示 モードを選択します。
T.TIME:
ボタンを1秒以上押し続けると、トータル時間表示 モードのオン、オフを選択します。 トータル時間表示モードがオンのとき、ボタンを短 く押すと、ELAPSED(トラック経過時間)と REMAIN(トラック残量時間)、TOTAL ELAPSED
(トータル経過時間)とTOTALREMAIN(トータ
ル残量時間)から時間表示モードを選択します。
29
MEMOボタン、 PRESET
(/PROGRAM/RANDOM)ボタン
MEMO:
スタンバイ中にボタンを短く押すとメモモードにな り、PARAMETERSノブでメモの記憶、呼び出しな どを選択します。
PRESET:
ポーズ、スタンバイ、ノーディスク状態でボタンを 1秒以上押し続けると、プリセットモードになり、 PARAMETERSノブでプリセットの項目選択、デー タ設定が可能になります。
プログラム:
プリセットモードを選択後、再度ボタンを短く押す とプログラムモードになり、PARAMETERSノブで プログラムの入力などの設定が可能になります。
ランダム:
プログラムモードを選択後、再度ボタンを短く押す とランダムモードになり、PARAMETERSノブでラ ンダム再生のオン、オフの選択が可能になります。
30
FASTSEARCHノブ(67)
7方向にノブを倒し続けると、再生方向に早送り
を開始し、6方向にノブを倒し続けると、再生方 向とは逆方向に早送りを開始します。
1分サーチ:
7方向にノブを一瞬倒すと、1分間先にジャンプ
します。6方向にノブを一瞬倒すと、1分間後ろ ジャンプして戻ります。
31
αMODEボタン、 MIRRORMIXボタン
αMODE:
αモードのオン、オフを選択します。
MIRRORMIX:
ボタンを1秒以上押し続けると、ミラーミックスモ ードのオン、オフを選択します。 ミラーミックスモードのとき、ボタンを短く押すと、 ミラーミックスのディレー時間をPARAMETERSノ ブで選択できます。
ネクストトラックリザーブ:
MP3ディスクのとき、ネクストトラックモードの オン、オフを選択します。 ネクストトラックモードのとき、パラメータノブで 次に再生するファイルを選択できます。
32
αCUE/SAMP.STOPボタン
αCUE(バックキュー):
スタンバイ中にこのボタンを押すと、ボタンを押し ている間、αトラックが再生を開始した位置(α CUEポイント)に戻りスタンバイします。
スタッター:
スタンバイ中にこのボタンを押すと、ボタンを押し ている間、CUEポイントからの再生をおこないます。
SAMP.STOP:
サンプラー再生中にこのボタンを押すと、サンプラ ー再生が停止します。
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TRACK/PARAMETERSノブ
TRACK:
PARAMETERSLEDが点灯しているとき、ノブを 回すとトラック選択をおこないます。 ノブを押しながら回すと、10トラック飛びでトラ ック選択をおこないます。
PARAMETERS(PM):
PARAMETERSLEDが点滅しているときにノブを 回すと、プラッターエフェクト、プログラム、メモ、 プリセットなどのパラメータやデータ選択をおこな います。
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αトラックプレイ/ポーズボタン(13
このボタンでαトラックの再生、ポーズを選択しま す。
スタンバイ中、ポーズ中にボタンを押すと再生を開 始し、再生中にボタンを押すとポーズします。
αトラックを再生する前に、αCUEポイントを設定 する必要があります。
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CONT./SINGLEボタン、 RELAYボタン
CONT./SINGLE:
ボタンを短く押すと、連続再生モードとシングル再 生モードから再生モードを選択します。
CONT.(連続再生モード):
再生を開始すると、最終トラックのエンドまで再生 を継続して再生を終了します。
SINGLE(シングル再生モード):
再生を開始すると、再生を開始したトラックのエン ドまで再生を継続して再生を終了します。
Singleplaylock (シングル再生&プレイロック):
電源投入時の再生モードを選択します。シングル再 生&プレイロックを選択すると、再生モードはシン グル再生モードですが、再生中、トラック選択が禁 止されますので、誤ってトラック選択を行い、再生 を停止させることを防止できます。
RELAY:
ボタンを1秒以上押し続けると、リレーモードのオ ン、オフを選択します。
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