CITIZEN CT-412 Instruction Manual [ja]

電子体温計
取扱説明書
CT-412
このたびは、シチズン電子体温計をお買い上げいただきまして誠
に有難うございます。ご使用前にこの「取扱説明書」をよくお読 み
になり、正しくお使 いください。また、お読みになった後も、いつで
も見られるところに 保管ください。
ご使用方法
各部の名称
電池交換の方法
体温表示は、読みやすい大きなデジタル表示です。
検温精度は、±
0.1℃の高精度です。
測温部に、ガラスや水銀を使っておりませんので、破損によるけがなどの
心配がありません。
重さ約
10g、長さ129mmと、軽量・小型です。
電池
1個で約3年使えます。(但し、110分・13回ご使用の場合)
電源を切り忘れても、
30分後に自動的に電源が切れる省エネ設計です。
検温が正しく行われていることをお知らせする検温ブザーがついてい
ます。
前回の測定値を自動記憶し、ご使用前に表示する前回値記憶機能
を備えています。
ご使用前に動作を自動チェックする自己診断機能を備えています。
本体ケースには、安全性の高い抗菌樹脂を使用しています。抗菌樹脂の
使用により、本体に付着した雑菌の増殖を抑 制します。
ハードケース
測温部 本体ケース 電池ケース
電源スイッチ表示部
保証規定
1. 有効保証期間は、お買い上げ日から1年間 です。
2. ご使用中、故障が発生した場合は、お買い上げの販売店または弊社お客 様相談室へ、本証に現品を添えてお申し出くださるかまたはお送りくだ さい。
3. ただし、下記の場合は保証期間中でも有料修理になります。
q ご使 用上で取り扱いの過誤(落としたり、強いショックを与えるなど )に
より発生した 故 障 。
w 製品の改造、あるいは不当 な修 理により発 生した故 障。 e 火災、地震、水害等天災地変などの不可抗力による故障および損傷。 r 故障の原因が本製品以外に起因する場合。 t 保証書のご提示がない場合および必要事項(お買い上げ日、販売店名
など)の記入がない場合。
4. 本保証書は、日本国内においてのみ有効です。 ThiswarrantyisvalidonlyinJapan.
5. 本保証書は再発行いたしません。大切に保管してください 。
製造販売元
保証書
本書は、取扱説明書による正しい 使用状態で、万一故障した場合に、本保証書規定に 従ってお買い上げ後1年間は無料修理を行うことをお約 束するものです。お客様にご記 入いただきました本保証書は、保証期間内のサービス活動およびその後 の安全点検の ために記載内容を利用させていただく場合がございますので、ご了承ください。
お買い上げ日 月 
□□□-□□□□
TEL ( )
住所
店名
製造販売元
ご 芳 名
ご 住 所
お 買 い 上 げ 店
ハードケースから体温計を取り出し、電源スイッチを 約 1秒間押します。ピッとブザ ーが鳴り と表示され、ブザーと表示 が正 常に動作していることを示して います。(前回値記憶機能によって前回の検温値を呼び出すことが出来ます。 <注>
を参照ください。)
続いて の表示に続き と表示され、自己診断機能が正確 に動作したことをお知らせします。
続いて が表示され、マークが点滅します。この表示が検温開始の合 図です。
測温部を舌下またはわきの下に密着させ安静に保ちます。(体温の正しいはかり 方を参照ください。)
検温ブザーがピピピ、ピピピと鳴り、正しく検温されていることをお 知らせします。
3分以上待ってから体 温 の 表 示 を確認してください。ブザーは検温時に1回だけ動
作します。
検温が終わりましたら電源スイッチを押してください。ピーとブザーが 鳴り表示が 消えます。(電源スイッチを押し忘 れても、約
30分で自動的に電源が切れます。)
乾いた布などで水気をふきとってハードケースに戻してください。
電源スイッチを ONにして の表示が点灯したら、下記の手順に従っ
て、新しい電池と交換してください。電池は電気店・時計店で
LR41相当を
お買い求めください。
なお最初から入っている電池はモニター用ですので、
3年にならないうちに切
れることがあります。
電池交換の手順
体温計本体ケース裏面のフック部 を小さなマイナスドライバーなど で押しながら電池ケースを引きぬ いてください。
電池を取りはずしてください。(ピ ンセット等の金属類は使わないでください。)
電池ケースの○側に電池の○側を合わせて下さい。電池の○、○に気を つけてセットしてください。
電池ケースの上下に注意して、押し込んでください。
※電池ケースを押し込 んだ時に、ブザーが鳴ったり、誤表示することがありま
すが、電源スイッチを押し直せば正しい表示になります。
フック 止め 穴 フック 
+
+
+
お子様が電池ケース部分をなめたり、いじったりしないように注意してください。
本機には、ボタン型電池を使用していますので、お子様などが飲み込まないよう に充分注意してください。万一飲み込んだ場合、ただちに医師に相談してください。
ご使用済みの電池は、環境保護のために正しく処 分してください 。
長時間使用しない場合、電池は取り外して保管してください。
1.
電源スイッチを押し続 けると(2秒以上)、「ピッ」とブザーが鳴り、 の表示に続き前回使用した時の検温値が のように表示 されます。
2. 電源スイッチをはなすと、ご使用方法
の動作となり、検温の準備がされます。
3. 前回値記憶は測定開始前1度だけ表示されます。
注>前回値記憶の呼び出し方
注 意
抗菌樹脂使用
2007年2月(新様式第1版)
持込修理
0702
検査証 :本品は弊社の定められた検査に合格しております。
CITIZENはシチズンホールディングス株式会社の登録商標です。
注 意
体温の正しいはかり方
修理サービスを依頼する前に
人の体温以外の温度測定には使用しないでくださ い。風呂のお湯や冷蔵庫の温度測定に使用します と、故障の原因となります。
落としたり強 いショックを与えないでください。故障の 原因となります。
修理・改 造・分解は絶対行わないでください。事故や 故障の原因となります。
舌下でご使用の時は、測温部などを噛まないでくださ い。事故や故障の原因となります。
この電子体温計の電池ケースは防水構造ではありま せん。水滴や唾液などがはいると故障の原因となり ます。
高温や直射日光の当たるところ、氷点下、湿気の多い ところなどに保管しないでください。故障の原因とな ります。
汚れは、消毒用アルコールまたは中性洗剤をしみこ ませた布以 外 では拭 かないでください。シンナーやベ ンジンなどの使用は、変質や故障の原因となります。
1. 体温測定の前に
体温を測るときは、いつも同一の部位で、一定時間検温してください。
舌下や腋下の皮膚温が真の体温まで上昇するには時間がかかります。より 正確に体温を測定される時は、充分に(約
10分程度)時間をかけてください。
本機は測定した温度の最高値を表示するようになっています。測定前の周 囲温度が
3242℃の場合、その温度が表示されることがあります。もし、
この様な場所で検温するときは、予め測温部を水で冷やしてから測定し、周 囲温度の影響を受ける前にすばやく表示をお読みください。
スポーツ、運動、入浴、食事のあとは、体温が高くなっていますので、約30分間 は検温を避けてください。
体温は、時間帯、気温、睡眠などの状態により常に変動しています。また、個 人差、性別、年令によっても違いますので、あらかじめ自分の平熱 を検 温し、記録 しておくことをおすすめします。
2. 体温の測り方
舌下検温の場合 測温部を舌の裏側のつけ根に入れ、舌で密着させ、口を閉じてください。検 温 中は、口を開いたり、測温部を動かさないでください。口を開いたり、測温部 を動かすと正しい測定が出来ません。
腋下検温の場合 検温前にわきの下の汗をよくふき、わきの下の中心部に測温部を押し当て、 図の様に腕を組み、しっかりと密着させてください。
より正確に体温 を測 定するときは、病院 などでは、舌下検温に6 以上、腋下検温に
10分以上かける必要があると言われています。
ご使用中に不具合が生じた場合は、まず次の点 をお調 べください。
こんなとき 点検するところ 直しかた
電源スイッチを押し 電池が正しく 電池を正しく入れ直 てもなにも 表 示し はいっていますか。 してください。 ない。
電池が消耗して 新しい電池に
いませんか。 入れ直してください。
体温が正しく検 温 ブザーが鳴った直後に ブザーが 鳴って
3分以
できない。(検温表示 表示を見ましたか。
上経過してから表示
が低めにでる)
確認してください。
測温部がわきの下、 電源スイッチを入れ直
舌下からはずれて し、
再度検温してくだ
いませんか。
さい。
低温で保管していませ 常温においてから
んか。
再度検温してください。
体温とはあきらか 体温計を温度の高い 電源スイッチを切っ に違う値が表示さ
3242℃)場所で
て、
先端の測温部
れる。 保管されていません
を2〜3秒間冷水に
でしたか。 つけてから、水気を
拭き取り、すぐ 検 温 してください。
種類 電子体温計 実測式 一般用 一部防浸形 定格及び電源
DC1.5V (:直流)、LR41192)タイプ相当 1
消費電力
0.09mW
電池寿命 3年(但し110分・13回ご使用の場合) 体温表示 数字
3桁・、表示単位0.1℃
検温精度 ±0.1℃(標準室温24℃にて) 測定温度範囲
32℃〜42℃
質量 10g(電池含む) 寸法
17(幅)×129(長さ)×8(厚さ)mm
機能 ブザー付き、前回値記憶付き 電撃保護 内部電源機器  ( :
B形装着部)
使用環境 温度:
10〜40℃、湿度: 30〜85%
保管条件 温度: −20〜60℃、湿度: 95%以下 付属品 ハードケース、保証書付き取扱説明書
★本製品はEMC規格IEC60601-1-2:2001に適合しています。 EMC適合 ★本製品はJIST1140:2005に適合しています。 ◎ シチズン電子体温計の主要部品(IC,サーミスタ 等)は、日本製を使用しています。 ◎ 本製品、及び 取り出した古い電池を廃棄する場合は、お住まいの市区町村の方法に
従って処理してください。
◎ 取扱説明書に記載した以外の使用方法及び製造業者以外によって行われた修理、改
造、再調整などについて、当社はその責任を負いません。
製造販売元
医療機器認証番号 219ADBZX00029000
(管理医療機器)
3. 検温終了予告ブザーにつ いて
検温中、測定温度が
30秒の間に0.1以上上昇しなくなると、ピピピ・・・・ー
とブザーが約3秒間に3回鳴ってお知らせします。このブザーは検温値が体温 に近くなったことをお知らせするもので、検温の終了をお知らせするもので
はありません。ブザーが鳴ってもすぐ に取 り出 さずにそのままの状態で、3分 以上待ってから検温値を確認してください。
ブザーが鳴り止んだあとでも、皮膚の温度はゆるやかなカーブで上昇しま す。従 って、より正確に体温を測定されるときは、充分に時間をかけて検温し てください。
測温部が測定部位から外れたり、ずれたりして、測温部の温度が下がった 場合には、ブザーが鳴りません。再度、測定部位を確かめて、正しく検温し てください。
4. 検温場所で差があります
舌下温は腋下温より0.2℃〜0.5℃高いと言われています。
医師に検温結果を伝える時には、[腋下(あるいは舌下)で検温しました]と、 お話しください 。
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