
オペレーションマニュアル
© 株式会社 ズーム
本マニュアルの一部または全部を無断で複製/転載
することを禁じます。

安全上のご注意/使用上のご注意
安全上のご注意
この取扱説明書で は、誤った取り扱いによる事故 を未然に防ぐための
注意事項を、マークを付けて表示しています。マ ークの意味は次の通
りです。
この表示を無視して誤った取り扱いをすると、使用者が死
亡または重傷 を負う可能性が想 定される内容を示 してい
ます。
この表示を無視して誤った取り扱いをすると、使用者が傷
害を負う可能性、または物的損害のみの発生が想定される
内容を示しています。
本製品を安全にご使用いただくために、つぎの事項にご注意ください。
電源について
本製品は、消費電流が大きいため、ACアダプターのご使用をお
薦めしますが、電池でお使い になる 場合は、 アルカリ電池をご
使用ください。
● ACアダプターによる駆動
・ACアダプターは、必ずDC9Vセンターマイナス300mA
(ズームAD-0006)をご使用ください。指定外のACアダ
プターをお使いになりますと、故障や誤動作の原因となり
危険です。
・ACアダプターの定格入力 AC電圧と接続するコンセント
のAC電圧は必ず一致させてください。
・ACアダプターをコンセントから抜く時は、必ず AC アダ
プター本体を持って行ってください。
・長期間ご使用にならない場合や雷がなっている場合は、
ACアダプターをコンセントから抜いてください。
●乾電池による駆動
・ 市販の1.5V 単三乾電池× 4をお使いください。
・ RT-223 は充電機能を持っていません。乾電池の注意表示
をよくみてご使用ください。
・ 長期間ご使用にならない場合は、乾電池を RT-223から取
り出してください。
・ 万一、乾電池の液もれが発生した場合は、電池ケース内や
電池端子に付いた液をよく拭き取ってください。
・ ご使用の際は、 必ず電池ブタを閉めてください。
使用環境について
RT-223を つぎのような場所でご使用になり ますと、故障の原
因となりますのでお避けください。
● 温度が極端に高くなるところや低くなるところ
● 暖房器具など熱源の近く
● 湿度が極端に高いところや、水滴のかかるところ
● 砂やほこりの多いところ
● 振動の多いところ
取り扱いについて
・ RT-223の上に、花瓶など液体の入ったものを置かないでく
ださい。感電などの原因となることがあります。
・ RT-223の上に、ロウソクなど火気のあるものを置かないで
ください。火災の原因となることがあります。
・ RT-223は精密機器ですので、スイッチ類には無理な力を加
えないようにしてください。必要以上に力を加えたり、落と
したりぶつけるなどの衝撃は故障の原因となります。
接続ケーブルと入出力ジャックについて
ケーブルを接続する際は、各 機器の 電源スイッチを必ずオフに
してから行なってください。本製品を移動す るときは、必ずす
べての接続ケーブルとACアダプターを抜いてから行なってく
ださい。
改造について
ケースを開けたり、改造を加えることは、故障の原因となりま
すので絶対におやめください。改造が原因で故障が発生しても
当社では責任を負い兼ねますのでご了承ください。
音量について
RT-223を 大音量で長時間使用しないでくだ さい。難聴の原因
となることがあります。
使用上のご注意
他の電気機器への影響について
RT-223 は、安全性を考慮して本体からの電 波放出および外部からの
電波干渉を極力抑 えております。しかし、電波干 渉を非常に受けやす
い機器や極端に強い電 波を放出する機器の周囲に 設置すると影響が出
る場合があります。そのよ うな場合は、RT-223 と影響する機器とを
十分に距離を置いて設置してください。
デジタル制御の電子機 器では、RT-223 も含めて、電波障害による誤
動作やデータの破 損、消失など思わぬ事故が発生 しかねません。ご注
意ください。
お手入れについて
パネルが汚れたと きは、柔らかい布で乾拭きして ください。それでも
汚れが落ちない場合は、湿らせた布をよくしぼって拭いてください。ク
レンザー、ワックスお よびアルコール、ベンジン 、シンナーなどの溶
剤は絶対に使用しないでください。
故障について
故障したり異常が発生した場合は、すぐにACアダプターを抜いて電源
を切り、他の接続ケーブル類もはずしてください。
「製品の型番」「製造番号」「故障、異常の具体的な症状 」「お客様のお
名前、ご住所、お電話番号 」をお買い上げの販売店ま たはズームサー
ビスまでご連絡ください。
保証書の手続きとサービスについて
保証期間は、お買い上げいただいた日から1年間です。ご購入された店
舗で必ず保証書の手続きをしてください。
保証期間内の製造上の不備による故 障は無償で修 理いたします ので、
保証書を提示して修理をご依頼ください。
ただし、つぎの場合の修理は有償となります。
1. 保証書のご提示がない場合。
2. 保証書にご購入の年月日、販売店名の記述がない場合。
3. お客様の取り扱いが不適当なため生じた故障の場合。
4. 当社指定業者以外での修理、改造された部分の処理が不適当で
あった場合。
5. 故障の原因が本製品以外の、他の機器にある場合。
6. お買い上げ後に製品を落としたり、ぶつけるなど、過度の衝撃に
よる故障の場合。
7. 火災、公害、ガス、異常電圧、および天災(地震、落雷、津波な
ど)によって生じた故障の場合。
8. 消耗品(電池など)を交換する場合。
9. 日本国外でご使用になる場合。
保証期間が切れま すと修理は有償となります が、引き続き責任を持っ
て製品の修理を行ないます。
このマニュアルは将来 必要となることがあります ので必ず参照しやす
いところに保管してください。
*MIDIは社団法人音楽電子事業協会 (AMEI)の登録商標です。
* 文中のその他の商標および登録商標は、各所有者に属します。文
中のすべての商標および登録商標は、それらの識別のみを目的と
して記載されており、各所有者の著作権を侵害する意図はありま
せん。
2
ZOOM RT-223

目次
安全上のご注意/使用上のご注意 . . ..... 2
はじめに . ........................ 4
各部の名称 . . . . . . ................. 5
フロントパネル . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5
リアパネル . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .. . 5
接続 . ............................ 6
電池で使用する場合 ................. 7
演奏前の準備 . . . . . ................. 7
クイックガイド . . . ................. 8
クイックガイド 1
デモ曲を聴いてみよう . .. . . . . . . . . . . . . . . . 8
クイックガイド 2
パッドを叩いて音を鳴らしてみよう . . . . . .10
クイックガイド 3
パターンを演奏しよう . .. . . . . . . . . . . . . . . 12
クイックガイド 4
パッドを叩いて曲を組み立てよう . . . . . . . .14
クイックガイド 5
グルーブプレイを楽しもう . . . . . . . . . . . . .16
パッドを使って音を鳴らす
(マニュアル演奏) . ................18
パッドを使って演奏する . .. . . . . . . . . . . . . . . 18
キット/プログラムを切り替える . . . . . . . . . .19
パターンを演奏する
(パターンモード). . ................20
パターンを再生する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .20
パターン再生時のテンポを変える . . . . . . . . . .21
パターンをリアルタイム入力する . . ....22
ドラムトラックをリアルタイム入力する . . . . .22
ベーストラックをリアルタイム入力する . . . . .25
パターンをステップ入力する . ........27
ステップ入力について . . . . . . . . . . . . . . . . . .27
ドラムトラックをステップ入力する . . . . . . . .28
ベーストラックをステップ入力する . . . . . . . .29
パターンを編集する ................32
パターンをコピーする/工場出荷時の
パターンに戻す . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .32
パターンを削除する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .33
パターンに名前を付ける . .. . . . . . . . . . . . . . . 33
ソングを作る(ソングモード)........34
ソングについて . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .34
ソングをステップ入力する . . . . . . . . . . . . . . .34
ソングをリアルタイム入力する . . . . . . . . . . .36
ソングを FAST 入力する . . . . . . . . . . . . . . . . 39
イベントを入力する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .42
ソングを再生する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .44
ソングを編集する . ................45
特定範囲の小節をコピーする. . . . . .. . . . . . . 45
ソングをコピーする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 46
ソングを削除する . . . . . . . . . . . .. . . . . . . . . 47
ソングに名前を付ける . . . . . . . . . . . . . . . . . . 47
パッドを使ってパターンを鳴らす
(グルーブプレイモード) . . .......... 48
ドラムキットの各種操作
(キットモード). ..................50
オリジナルのキットを作る . . . . . . . . . . . . . . . 50
ドラムキットをコピーする/
工場出荷時のドラムキットに戻す . . . . . . . . 52
ドラムキットに名前を付ける . . . . . . . . . . .. . 53
エフェクトを使う
(エフェクトモード). . ..............54
エフェクトについて . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 54
パッチについて . . . . . . .. . . . . . . . . . . . . . . . 54
COMP EQ エフェクトを使用する . . . . . . . . . 55
REVERB エフェクトを使用する . . . . . . . . . . 55
エフェクトのパッチを編集する . . . . . . . . . . . 57
エフェクトパッチの保存(入れ替え)/
初期化を行う . . . . . . .. . . . . . . . . . . . . . . . 58
エフェクトのパッチに名前を付ける . . . . . . . . 59
メトロノーム機能を使う
(メトロノームモード). . . . .......... 60
RT-223 の各種設定を変更する . ...... 63
ファンクションの基本操作 . . . . . . . . . . . . . . . 63
ファンクションの各項目 . . . . . . . . . . . . . . . . 64
その他の機能 . . . .................. 68
ジャム機能を利用する . . . . . . . . . . . . . . . . . . 68
外部 MIDI 機器と RT-223 を
同期させる . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 69
MIDI 機器から RT-223 の音を鳴らす . . . . . . 70
メモリーの残量を表示する . . . . . . . . . . . . . . . 71
バックライトを消灯する . . . . . . . . . . . . . . . . . 71
RT-223を工場出荷時の状態に戻す
(イニシャライズ) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 71
故障かな?と思われる前に . .......... 72
RT-223 資料 . . .................. 73
RT-223製品仕様 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 73
REVERB モジュール . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 74
COMP EQ モジュール . . . . . . . . . . . . . . . . . 75
パッチリスト . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 76
DRUM KIT リスト . . . . . . . . . . .. . . . . . . . . 77
BASS PROGRAM リスト . . . . . . . . . . . . . . 78
DRUM PAD NOTE# 対応表 . . . . . . . . . . . . 78
MIDI NOTE# 対応表 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 78
インストゥルメントリスト . . . . . . . . . . . . . . . 79
プリセットパターンリスト . . . . . . . . . . . . . . . 80
Preset Song PAD パラメーター . . . . . . .. . 85
MIDI インプリメンテーション. . . . . . . . . . . . . 86
MIDI インプリメンテーションチャート . . . . . . 87
ZOOM RT-223
3

はじめに
このたびは、ZOOMリズ ムト ラック RT-223(以下RT-223)をお買い 上げ いた だきまし て、あり が
とうござ いま す。RT-223は次のような特徴をそなえた製品です。
●コンパクトなサイズのドラム/ベースマシン
ギターケースのポ ケットに入るコ ンパクトなボ
ディながら、リアルなドラム/ベース音色を使っ
たリズム伴奏の再生が可能。電池駆動にも対応し
ており、個人練習 のメ トロ ノーム代 わり に、ある
いはライ ブ演奏や デモテープ制 作用のリ ズムセク
ションとして利用できます。
●シンプルな操作を徹底追求
ドラムマ シンやシ ーケンサーを 使った経 験のない
方でも、簡単 にお 使い いただけ ます。
●豊富なプリセットパターン
RT-223には合計511種 類の パターン(お客様ご
自身により作成されたパターンを含む)が保存可
能です。工場出荷 時に は、代表的な パタ ーンが多
数収録されていますので、すぐにご利用いただけ
ます。
●1曲分の伴奏をプログラム可能
複数のパターンを演奏順に並べて、1曲分のリズ
ム伴奏(ソ ン グ)を作成可能。ソングの入力には、
パターン 番号、音 量、テン ポなどの 要素 を1 つ 1
つ指定する ステップ入 力に加え、簡単 な数式を
使って1曲分のパターンを指定するZOOM独自の
FAST入力にも対応。
●DJ感覚でパターン演奏ができるグルーブプ
レイモードに対応
パネル 上の各 パッド にパ ターン を割り 当てて、
パッドを 叩いてパ ターンを切り 替えなが ら演奏す
るグルー ブプレイモードを搭載。ライブ演奏やDJ
プレイに最適です。
●オリジナルキットの作成が可能
さまざまなジャン ルに対応したド ラムキット/
ベースプログラムを搭載。内蔵されたドラム音色
を組み合わせて、オリジナルのドラムキットを作
成することも可能です。
●2系統のエフェクトを装備
ドラムキ ット /ベース プログラムの音色を2系統
のエフェクト(COMP EQエフェクトとREVERB
エフェクト)で加工することが可能。REVERB エ
フェクトでは、ドラム音色ごとの効果の深さを調
節できます。
●フットスイッチ操作でパターンを切り替える
ジャム機能を搭載
フットスイッチを使って、演奏の開始/停止やパ
ターンの切り替えを操作するジャム機能を搭載。
楽器を演奏しながらフィルイン やブレイ クの位置
を指定したり、任意の長さのインプロビゼーショ
ンが終わってから曲に戻ったりするなど、ジャム
セッションのような楽しみ方ができます。
●メトロノーム機能を搭載
スケール練習やリズム練習に便 利なメト ロノーム
機能を搭載。標準的な拍子に加え、5 拍子、7拍子
などの混合拍子も利用できます。
●外部音源を入力するライン入力端子を装備
ZOOM GFX-1などのマ ルチ エフ ェクター を通 し
た楽器音と、RT-223の演奏をミックスして出力
できます。
●フットスイッチによる各種操作の切り替えが
可能
フットスイッチを接続すれば、パターンのスター
ト/ストップやテンポ変更を足 元でコン トロール
できます。さらにフットスイッチを踏んだときに
バ スドラムの 音色を鳴ら したり、ハイハットの
オープン/クローズを切り替え たりする ことも可
能です。
●MIDIによる同期に対応
[MIDI IN] 端子 を装 備。MIDIキーボードなどの外
部機器からRT-223の音色を演奏できます。また、
外部MIDIシーケンサーからMIDIクロックを受信
し、同期 走行 が行 えます。
RT-223の機能を十分に理解し、末永くご愛用い
ただくために、このマニュアルをよくお読みくだ
さい。また、一通り読 み終 わっ た後も、保証 書と
共に大切に保管してください。
4
ZOOM RT-223

フロントパネル
[INSERT/COPY]キー
[DELETE/ERASE]キー
[BASSMUTE]キー
ディスプレイ
各部の名称
VALUE[+]/[−]キー
カーソルキー
[SONG]キー
[TEMPO]キー
[PATTERN]キー
[COMPEQ]キー
[REVERB]キー
[EXIT]キー
[METRONOME]キー
[EDIT]キー
REC[●]キー
PLAY[R]キー
STOP[■]キー
[BANK]キー
[BASS]キー
リアパネル
[VOLUME]コントロール
ZOOM RT-223
[KIT/PROG]キー
[DRUM]キー
[PHONES]端子
[REPEAT/STEP]キー
[ROUT]端子
[L/MONOOUT]端子
[LINEIN]端子
パッド
[DCIN]端子
[POWER]スイッチ
[FOOTSW]端子
[FUNCTION]キー
[MIDIIN]端子
5

モノラルで再 生 する場合は、
[L/MONO OUT]端子のみに
ケーブルを接続します。
接続
別売のFS01(フットスイッチ)を接続す
れば、足元の操作でバスドラムの音色を
鳴らしたり、ハイハットのオープン/クロ
ーズを切り替えたりできます。
ミキサ ー、オーディオシステム
などの再生装置
ヘッドフォン
[LINE IN]端子はステレオ入力となっており、
GFX-5などのステレオ出力のエフェクターを
介して 楽器を接続したり、CDプレーヤーなど
を接続すれば、RT-223本体の音とミックスし
た状態で[L/MONOOUT]端子/[ROUT]端
子から出力できます。
GFX-5などのエフェクター
ギター/ベースなど
FS01
ACアダプター
MIDIOUT
MIDIシーケンサー/コンピューターの
MIDIインターフェース
RT-223と外部シーケンサーなどを同
期させたり、外部MIDI機器からRT223の内蔵音色を鳴らしたりするには、
外部MIDI機器のMIDIOUT端子とRT223の[MIDIIN]端子を接続します。
6
ZOOM RT-223

電池で使用する場合
RT-223は、単3乾 電池 ×4本で駆動することも可能です。次の手順で電池を入れてください。
..
1111..
RT-223 を裏返しにして、電池ケースのフ
タを開けてください。
..
2222..
電池ケースに、新品の単 3 乾電池× 4 本を
入れてください。
ツメ
OPEN
BATTERY:R6(SUM-3)or"AA"SIZEx4
電池ケース
単3乾電池4本
乾電池の向きは、すべて同じ方向です。
演奏前の準備
接続が済んだら、次の要領で音量を調節します。
..
3333..
電池ケースのフタを閉めてください。
NOTE
RT-223を電池で駆動しているときに、ディスプ
レイ 上にBATTマークが点灯したら、乾電池
が消耗 してい ます。す ぐに乾 電池を 交換し てくだ
さい。
電池ブタ
RT-223裏面
..
1111..
オーディオシステムの電源を切り、音量を
完全に絞った状態で、各機器が正しく接続
されていることを確認してください。
..
2222..
ACアダプター (別売)でご使用になるとき
は、RT-223の[DC IN] 端子 にアダ プタ ー
を接続し、[VOLUME]コントロールを最小
レベルまで下げて下さい。
ZOOM RT-223
..
3333..
RT-223の [POWER]スイッチをオンにし
てから、オーディオシステムの電源を入れ
てください。
..
4444..
パッドを叩いて音を出しながら、RT-223
の[VOLUME] コントロールとオーディオ
システムの音量を適切な値に調節してくだ
さい。
7

クイックガイド
ここでは 、RT-223 をすぐに使ってみたいというお客様のために、RT-223 の 楽し み方 をいくつ か紹 介
します。また、RT-223 で使用する基本用語についても説明しておきます。
クイックガイド1 デモ曲を聴いてみよう
まずは、RT-223の内蔵音色を活かしたデモ曲を聴
いてみましょう。
RT-223をモニター用オーディ
q
オシステムに接続し、電源を入
れる
[FUNCTION]キーを押す
w
[FUNCTION]キーが点滅していることを
確認してください。
[SONG]キーを押す
e
デモ演奏が始まります。
まるで生の バンドを聴いているような、迫
力あるバッキング演奏ですね。さまざまな
ドラム音 色、パーカッション音色、ベース音
色が使われている点にも注目してください。
このようにドラム、パーカッション、ベース
によるリアルなバッキング演奏を1台でこ
なすマシン、これがRT-223です。
8
デモ演奏を止めたいときは
[PATTERN]キーまたは
r
[SONG]キーを押す
ZOOM RT-223

クイックガイド
ドラムキットと
ベースプログラム
について
RT-223のバッキング演奏は、ドラム キットとベー
スプログラムから構成さ れています。
ドラムキットとは、バスドラム、スネアドラム、タムなど
のド ラ ム セット、コンガ、ボンゴなどのパーカッション、
効果音などの音色を音楽ジャンルや用途に応じて組み
合わせたものです。RT-223には127種類のドラムキ
ット(うちプログラム済みは70種類)が内蔵されてい
ます(オリジナルのドラムキットを作成することも可能
です)。
また、ベースプログラムとは、エレクトリックベ ー ス、ア
コースティックベー ス 、シンセベー スなどのベース音色
のことで、12種類のベースプログラムのうちいずれか
1つを選択して演奏できます。
ベース
プログラム
[PATTERN]キーを押した場合
RT-223がパターンモード(パターンを
演奏したり記録したりするモード)になります。
ZOOM RT-223
ドラムキット
[SONG]キーを押した場合
RT-223がソングモード(パターンを並べて1曲
分のバッキング演奏を作るモード)になります。
9

クイックガイド
クイックガイド2 パッドを叩いて音を鳴らしてみよう
RT-223のフロントパネルにある13個のパッドを使って、ドラムキットやベースプログラムの
音を鳴らしてみましょう。
電源を入れる
q
[PATTERN]キーを押す
w
[PATTERN]キーが点灯し、RT-223がパター
ンモードとなります。
[DRUM]キーを押す
e
[DRUM]キーが点灯します。これでパッドを使
ってドラム キットを演奏できるようになります。
パッドを叩く
r
さあ、パッドを叩いてみましょう。パッドに応じて
異なるドラム音色が聞こえるはずです。RT223の13個のパッドには、現在選ばれているド
ラムキット/ベースプログラムに応じて、さまざ
まな音色が割り当てられています。例えば次の
図は、ドラムキットを選んだときに、各パッドに割
り当てられるドラム 音色の例です 。
10
Kick
Hi Tom
Snare
Mid Tom
Closed Hat
Low Tom
Open Hat
Crash Cymbal
Ride Cymbal
Extra Cymbal
SNARE
KICK
Cowbell
Rim Shot
試しにパッド0(KICK)とパッド2(SNARE)を上の図のように叩
けば、バスドラムとスネアドラムによるリズムが 演 奏 で きます。
Tambourine
ドン・タン・ド・ド・タン
ZOOM RT-223

クイックガイド
ベースプログラムをパッドで演奏したいときは
[BASS]キーを押す
t
[BASS]キーが点灯し、ベースプログラムをパッドで演奏できるようになります。パッドを
叩くと、パッドごとに音高(ピッチ)の異なるベース音が聞こえるはずです。
ベースプログラムは、同じベ ー ス音色 の 音 高の異なる音を
パッドに割り当てたもので、13個のパッドを鍵盤に見立てて
演奏できます。
次の図は、ベースプログラムを選んだときにパッドごとに割
り当てられた音高 の例です。
VALUE[+]/[−]キーの
u
いずれか一方を押す
VALUE[+]キー
VALUE[−]キー
ZOOM RT-223
ドラムキット/ベースプログラムを
変えたいときは
[DRUM]/[BASS]キーに続いて
y
[KIT/PROG]キーを押す
[KIT/PROG]キーを押すと、ディスプレ イに 現在選ばれ
ているドラムキット名またはベースプログラム名が表示
されます。
1つ上のキット/プログラム
番号が選ばれます。
1つ下のキット/プログラム
番号が選ばれます。
BASIC
[EXIT]キーを押す
i
変更したドラムキット/ベースプログラム
をパッドで演奏するには、[EXIT]キーを押
してパターンモードに戻ります。
0
11

クイックガイド
クイックガイド3 パターンを演奏しよう
RT-223には、ドラムキットとベースプログラムを使ったパターン(数小節単位のバッキング演奏)
が内蔵されています。ここではパターンの演奏を聴いてみましょう。
電源を入れる
q
[PATTERN]キーを押す
w
[PATTERN]キーが点灯し、RT-223がパター
ンモードになります。ディスプレイには、現在選
ばれているパターン名とそのパターン番号が表
示されます。
POPS1VA
パターン名 パターン番号
e
PLAY[R]キーを押す
現在選ばれているパターンの演奏が開始され
ます。
RT-223のパターンは、ドラムキットとベース
プログラムを使った演奏を記録したものです。
この演奏を記録する場所をトラック と呼び
ます。
RT-223のパターンにはド
ラムトラック、ベーストラッ
クという2本 のトラックがあ
り、ドラムトラックにはドラ
ムキットの演奏が、ベースト
ラックに ベ ースプログラ ム
の演奏が記録されています。
025
ドラム
トラック
ベース
トラック
パターン
パターンを変えたい
ときは
VALUE[+]/[−]キー
r
のいずれか一方を押す
12
ZOOM RT-223

テンポを変えたいときは
[TEMPO]キーを押しながら...
t
[TEMPO]キーを押している間、ディス プレ イに テ ン ポ
の値が表示されます。
VALUE[+]/[−]キーのいずれか一方を押す
VALUE[+]キー
テンポの値が
上がります。
VALUE[−]キー
テンポの値が下がります。
TEMPO
TEMPO
クイックガイド
120
テンポの値
125
VALUE[+]キー
1つ上のパターン番号が選ばれます。
VALUE[−]キー
1つ下のパターン番号が選ばれます。
HINT
希望するテンポに合わせて[TEMPO]キーを2
回以上叩き、テンポを指定することも可能です
(→P21)。
ベース音を消したいときは
[BASSMUTE]キーを押す
y
もう一度[BASS MUTE]キーを押すと、元の状態に
戻ります。
パターンの演奏を止めたいときは
STOP[■]キーを押す
u
POPS1VA
パターン名
026
パターン番号
ZOOM RT-223
13

クイックガイド
クイックガイド4 パッドを叩いて曲を組み立てよう
ソングモ ードで は、あら かじめパッドに好きなパターンを割り当てておき 、パッドを叩いてパターンを
切り替えることが できます。この機能を利用すれば、フィル インやブレ イクを交えながら、1曲分のパ
ターンをリアルタイムに組み立てることが可能です。
電源を入れる
q
w
[SONG]キーを押す
[SONG]キーが点灯し、RT-223がソングモ
ード に なり ま す 。ディスプレイに は 、現在選ばれ
ているソング名とそのソング番号が表示され
ます。
RCK TMP
ソング名 ソング番号
VALUE[+]/[−]キーで
e
00
ソングを選ぶ
ここで は、ソング番号0〜9の中から選んでみ
ましょう
VALUE[+]キー
1つ上のソング番号が選ばれます。
VALUE[−]キー
1つ下のソング番号が選ばれます。
これらのソングは、工場出荷時に、それぞれの
パッドに対してパターンが割り当てられていま
す。
14
パッド0を押す
r
パッド0(INTRO)を叩くと、イント
ロ用のパターンが演奏された後で、
自動的にパッド2(VERSE A)の
パターンに切り替わります
ZOOM RT-223

クイックガイド
パッド1〜9、[+]、[×] を 押 す
t
それぞれのパッドに割り当てられたパターンが演奏されます。
パッド4(FILLA)、パッド8(FILLB)、パッド[+](BREAK)を押したときは、フィル イン や ブ
レイクを演奏してから、自動的に別のパッドのパターンに切り替わります。これらのパッドを
押したときは、たとえ直前のパターンが演奏中でも、拍の変わり目でパターンが切り替わり
ます(その他のパッドでは、現在のパターンを最後まで演奏してから切り替わります)。
小節番号
321
4/4
VERSEA
ソング番号 0〜9の ほとんどのソングでは、それぞれのパッ
ドに次のようなパターンが割り当てられています。
VERSEA
FILLA VERSEB
4
パッド[()]を押す
y
パッド[()](ENDING)を押すと、エ
ンディング用のパターンが演奏され
た後で、自動的に演奏が停止します。
ZOOM RT-223
VERSEB
VERSEA
INTRO ENDING
のバリエーション
VERSEA
FILLA
このようにソングモードでは、パッドを使って1
曲分のバッキング演奏をリアルタイムに組み立
てることができます。
HINT
のバリエーション
VERSEB
パッドの操作をソングとし て 記 録する
ことも可能 です(→P36)。
パターンの割り当てや切り替え方法は
お客様ご自身が指定できます(→P37)。
FILLB
BRIDGE
BREAK
15

クイックガイド
クイックガイド5 グルーブプレイを楽しもう
グルーブプレイとは、パッドを押すだけでさまざまなパターンを切り替えて演奏できる、RT-223
ならではの機 能です 。DJ気分でさまざまなパターンをつなげて演奏してみましょう。
電源を入れる
q
[SONG]キーと[PATTERN]キー
w
を同時に押す
[SONG]キーと[PATTERN]キーが点灯し、
RT-223がグルーブプレイモードになります。
e
パッドを押す
パッドを押している間、そのパッドに割り当て
られたパターンが演奏されます。各パッドに
どんなパターンが割り当てられているのか
を試してみましょう。
HINT
パッドに
割り当てられた
パターン
パッドに割り当てられたパターンは
変更できます(→P48)
パッド パッド
16
押し続 ける
放す
ZOOM RT-223

クイックガイド
複数のパターンを同時に鳴らしたいときは
複数のパッドを同時に押す
t
グルーブプレイモードでは、同時に4つまでのパターンを演奏できます。ベーシックなドラム
パターンを鳴らしながら別のパッドを 押さえ、ベースパターンやスネアのフィルインを重ね
てみましょう。
また、パッドを押すタイミングをずらせば、より複 雑 なリズムが作れま す 。
グルーブプレイを止めたいときは
[SONG]キーまたは[PATTERN]キー
y
を押す
RT-223がパターンモードになります。
RT-223がソングモードになります。
パッドに
割り当てられた
パターン
ZOOM RT-223
パッド
パッドを放してもパターン演奏を続けたい
ときは
[REPEAT/STEP]キーを押したままパッドを
r
押す
こうす れ ば、パッドを放してもパターンはそのまま演奏を続け
ます。例えば、ベーシックなドラムパターンを常に鳴らしてお
きたいときに便利なテクニックです。
パターン演奏を止めたいときには、
パッド
もう一度同じパッドを
押します 。
放す
パッド
17

パッドを使って音を鳴らす (マニュアル演奏)
RT-223 は、パターンやソングを再生するだけでなく、パッドを叩いて音を鳴らすマニュアル演奏も楽
しめます 。ここで はマ ニュアル演奏の方法について説明します。
パッドを使って演奏する
RT-223のパッドには、現在選ばれているドラム
キット/ベースプログラムに応じて、それぞれ 異
なる音色や音高が割り当てられます。パッドを 叩
いてRT-223のリアルな音色を演奏してみましょ
う。
..
1111..
[PATTERN]キーを押してください。
[PATTERN]キーが点灯して、RT-223 がパタ ー
ンモードになります。
..
2222..
[DRUM]キーを押してください。
[DRUM] キ ーが 点 灯 し、パッ ドを 使 っ てド ラム
キットを演奏できるようになります。
マニュアル演奏 を行うときは、[DRUM] キー/
[BASS]キーを使って、ドラムキットまたはベー
スプログ ラム を選 びます(選ば れた キー が点灯し
ます)。
..
3333..
お好きなパッドを叩いてください。
HINT
手順 2で[BASS] キーを 押した ときは、ベ ースプ
ログラ ムの音 色を演 奏で きます。ド ラムキ ットで
はパ ッド を すぐ 放し て も音 が最 後ま で 鳴り ます
が、ベース プロ グラム の場合 はパッ ドを放 したと
きに音 が止ま ります。
..
4444..
[BANK]キーを押してください。
[BANK] キーを押すたびに、パッドに割り当てら
れた音色の設定( パッドバンク)が切り替わ りま
す。RT-223は3 つのパ ッド バン クを切り 替え て
演奏できます。
HINT
ベースプログ ラムが選ばれて いるときは、[BANK]
キーで ベース 音色の 音域 を切り 替えら れます。
..
5555..
あるパッドの音色を連打したいときは、
[REPEAT/STEP] キーを押し なが らパッ
ドを押してください。
パッド
パッドを押している間、その音色が連打されます。
連打の速さはテンポに応じて変化します。
パッド
パッドを叩くと、そのパッドが短い時間点灯し、
割り当てられたドラム音色が発音します。このと
き、パッドを 叩く強弱 に応 じて音量 が変化し ます。
18
HINT
連打の 間隔は クオン タイ ズ(→P65)で調節でき
ます。
ZOOM RT-223

キット/プログラムを切り替える
RT-223では、127 種類 のドラム キッ ト(うち プ
ログラム済み70種類)と12種類のベースプログ
ラムが利用できます。これらの 音色 を切 り替えて
みましょう。
..
1111..
[PATTERN]キーを押してください。
[PATTERN]キーが点灯して、RT-223 がパタ ー
ンモードになります。
..
2222..
[DRUM]キー/[BASS]キーに続き、[KIT/
PROG]キ ーを 押して くだ さい。
パッドを使って音を鳴らす(マニュアル演奏)
..
3333..
VALUE [ +] / [ − ] キーを使ってドラム
キット/ベースプログラム番号を選んでく
ださい。
ディスプレイに表示されたキッ ト/プロ グラム番
号が1つずつ上下し、キット/プログラムが切り
替わります。
ディスプレイには、現在選ばれているドラムキッ
ト( ま た は ベースプログラム)の名前/番号が表
示されます。
HINT
選択 可能な ドラム キット の種類 は、パネ ル上に 印
字さ れてい ます。
BASIC
0
ZOOM RT-223
REZROCK
HINT
・VALUE [ +]/ [ −] キーの一方を押し続けると、
値 を連続 的に可 変でき ます。
・VALUE [ + ] / [ −] キーの一方を押しながらも
う 一方を 押せば、数 値を素 早く 増減で きます。
..
4444..
[PATTERN] キーを押してパターンモード
に戻ってください。
新しいキット/プログラムの音色が、パッドで演
奏できます。
1
19

パターンを演奏する (パターンモード)
ここでは RT-223のパターンを再生する方法を説明します。
奏されます。この とき [TEMPO] キーは、テンポ
パターンを再生する
RT-223には、511 種類の伴 奏パ ター ンが含ま れ
ています。初期状態では、パターン番号0〜439
にパターンがプログラムされています。
..
1111..
[PATTERN]キーを押してください。
[PATTERN] キーが点灯し、RT-223 がパター
ンモードとなります。ディスプ レイ には 現在選ば
れている パターン 名とパターン 番号が表 示されま
す。
POPS1VA
パターン名 パターン番号
025
に合わせて点滅します。
また、ディスプレ イは パターン の現 在位 置(小節
/拍)の表示になります。
001-04
小節
HINT
・パ ターン 再生中で もパッ ドを使 ったマ ニュアル
演 奏が行 えます。
・再 生中に パターン 番号を 切り替 えるこ とも可能
です。
..
4444..
ベーストラックのみをミュート(消音)し
たいときは、[BASS MUTE]キーを押して
ください。
拍
025
パターン番
..
2222..
VALUE [ +] /[ −] キーを使って再生した
いパターン番号を選んでください。
..
3333..
PLAY [R]キーを押してください。
PLAY [R]キーが点灯してパターンが繰り返し演
20
[BASS MUTE] キーが点灯してベーストラックが
ミュートされます(ドラム トラ ックのみの演奏と
なります)。元 に戻すには、もう一度 [BASS
MUTE]キーを押してください。
HINT
ベース トラッ クのミ ュー ト操作 は、パター ンが停
止して いると きでも 行え ます。
..
5555..
パターンの再生を停止するには、STOP
[■]キーを 押し てく ださい。
ZOOM RT-223

STOP [ ■]キーの代わりにPLAY [R]キーを押す
とポーズ(一時停 止)状態となり、PLAY [R]キー
が点滅します。この 状態 でも う一 度 PLAY [R]
キーを押 すと、止めた 位置 から再生 を再開し ます。
パターン再生時のテンポを変え
る
パターン モードで パターンを演 奏すると きのテン
ポは、40 〜 250BPM(BPM =テ ンポ を表す単
位。1 分間に演奏される4 分音符の数を表す)の
範囲で調節できます。
..
1111..
[TEMPO]キーを押してください。
ディスプ レイ に現在の テン ポが約2秒間表示され
ます。
パターンを演奏する(パターンモード)
..
3333..
マニュアル操作でテンポを設定するには、
前記のようにTEMPOと表示されてい
る間に、[TEMPO] キーを2回叩いてくだ
さい(タップテンポ機能)。
続けて2回叩く
パターンの停止中または再生中に、[TEMPO]キー
を押してTEMPOと表示させ、さ らに[TEMPO]
キーを2回叩けば、その間隔を4 分音符としたテ
ンポが設定されます。ある曲にパターンのテンポ
を合わせるときは、その曲に 合わ せて [TEMPO]
キーを叩 くだけで簡単にテンポの設定ができ ます。
NOTE
パター ンモー ドのテ ンポ は、すべて のパタ ーンに
共通で す。
TEMPO
..
2222..
VALUE [ +] /[ −] キーを使ってテンポを
設定してください。
TEMPO
[EXIT]キ ーを押す か、しばらく待つと、[TEMPO]
キーを押す前の状態に戻ります。
120
テンポ
125
テンポの値
ZOOM RT-223
21

パターンをリアルタイム入力する
RT-223 では、お客様ご自身で伴奏パターンを作成できます。パターンの作成方法には、実際にパッド
を叩いた 演奏 をそ のまま記 録す るリア ルタイム 入力と、演 奏を 止めた状 態で 1 音 1 音入力していく
ステッ プ入 力の2 種類があります。ここでは、ドラムトラックとベーストラックのリアルタイム入力
を説明し ます。
[DRUM] / [BASS]の 各キ ーは、そ れぞれド ラム
ドラムトラックをリアルタイム
入力する
パッドを 使ってド ラムトラック をリアル タイム入
力する方法を説明します。
..
1111..
[PATTERN]キーを押してください。
トラック /ベーストラックを選ぶのに使用し ます。
..
4444..
[KIT/PROG]キーを押してください。
ディスプレイには、現在選ばれているドラムキッ
ト名/ドラムキット番号が表示されます。
PUNCH
9
[PATTERN]キーが点灯し、RT-223 がパター ン
モードに なり ます。ディス プレイに は、現在選ば
れている パターン 名とパターン 番号が表 示されま
す。
..
2222..
VALUE [ + ] / [ − ] キーを使って空のパ
ターンを選んでください。
空のパターンが選ばれると、ディスプレイに
EMPTYと表示されます。
EMPT
HINT
空の パター ンがな いとき は、不要 なパタ ーンを 削
除し てくだ さい(→P33)。
..
3333..
[DRUM]キーを押してください。
500
ドラムキット名
..
5555..
VALUE [+]/ [−]キーを使ってドラムキ
ットを選んでください。
HINT
・VALUE [ +]/ [ −] キーの一方を押し続けると、
値 を連続 的に可 変でき ます。
・VALUE [+]/ [−]キーの一方を押しながらもう
一 方を押 すと、数値 を素早 く増 減でき ます。
・ト ラック ごとのド ラムキ ット/ ベース プログラ
ムは、パ ターン を記録 した後 でも変 更でき ます。
・パ ターン のドラム キット /ベー スプロ グラムを
変 更する と、自動的 に新し いドラ ムキッ ト/ベ
ース プログラムがそ のパターンに保存 されます。
..
6666..
[EXIT]キーを押してパターンモードに戻っ
てください。
新 しく選んだ ドラムキッ トの音色が、パターン
モードで演奏できるようになります。
ドラムキット番号
22
..
7777..
[F UNCTION] キー→パッド 5
ZOOM RT-223

パターンをリアルタイム入力する
(QUANTIZE)の順に 押して くだ さい。
ディスプ レイに現 在のクオンタ イズの値 が表示さ
れます。
QNTIZE
クオンタイズの値
クオン タ イ ズとは、記 録する音符の最小単位
を決める 要素 です。これに よって、入力 時に多少
タイミングがずれても、設定した最小単位の音符
に自動的 にそ ろえ られます 。なお、クオンタイズ
の値を一番細かくすれば、リアルタイム入力なら
ではの人間的なノリを残して記録できます。
16
HINT
[FUNCTION]キーはRT-223の各種設定を行う た
めの キーで す。詳しく はP63 をご参 照くだ さい。
..
8888..
VALUE [ +] /[ −] キーを使って、クオン
タイズの値(記録する最小単位の音符)を
次の中から選んでください。
アド ラム を 4 分音符 単位 で入 力し た後 で、ハイ
ハット を16分 音符単 位で入 力で きます。
..
11110000..
REC [● ]キーを押しながらPLAY [R]キ
ーを押してください。
001-04
REC [ ●]キーとPLAY [R]キーが点灯し、カッ・
カッ・カッ・カッとメト ロノ ーム 音が鳴り 始め
ます。このと き、[TEMPO] キーは現在設定され
ているテンポに従って点滅します。
500
拍数小節数
HINT
空のパ ターン を呼び 出す と、直前に 操作し ていた
パターン と同じ拍 子、同じ 小節数に 設定され ます。
空のパタ ーンの拍子 /小節数 を変更す る方法につ
いては、P64、65 をご参 照くだ さい。
4...........4分音符 24 ........16分3連音符
8...........8分音符 32 ........32分音符
12........ 8分3連音符 48 ........32分3連音符
16........ 16分音符 Hi..........1チック(4分音符
の1/96)
..
9999..
もう一度 [FUNCTION] キーを押してくだ
さい。
クオンタイズの値が確定し、パターンモードに戻
ります。
HINT
一度 リアル タイム 入力を 行った 後、クオ ンタイ ズ
の値を 変更して 再び同じト ラックに 重ねて入力 を
行う ことも 可能で す。例え ば、バ スドラ ムとス ネ
ZOOM RT-223
..
11111111..
メトロノームに合わせてパッドを叩いてく
ださい。
パッド
叩いたパッドの音色が鳴り、クオンタイズの値に
従って演奏が記録されます。パターンの最後まで
到達すると自動的に先頭に戻り、何度でも追加入
力が行えます。なお、パターンの現在位置はディ
スプレイで確認できます(小節/拍単位)。
HINT
・パターンの入力中に [BANK]キーを使えば、パッ
ド に割り 当てられ たドラ ム音色 を切り 替えなが
ら 入力で きます。
23

パターンをリアルタイム入力する
・ リアル タイ ム入 力中に REC [ ● ] キーを 押す
と、キーが 点滅に 変わり、パター ンの記 録が一 時
的に解 除され ます。この 状態で パッド を叩い て
も音は 鳴りま すが、何も記 録され ません。フレ ー
ズや音 色の確 認に便 利です。記 録可能 な状態 に
戻すに は、もう 一度REC [ ●] キ ー を押し ます。
..
11112222..
特定のパッドの演奏を消去するには、
[DELETE/ERASE]キーを押しながら該当
するパッドを押してください。
[DELETE/ERASE]キーとパッドを押している間、
そのパッドの演奏 がパターンから 消去されます
(下図1 参照)。
ドラム トラッ ク全体 の演 奏を消 去する 場合は、
[DELETE/ERASE] キー を押しな がら 、[DRUM]
キーを押してください。両方のキーを押している
間、ドラムト ラッ クの すべての演奏が消去されま
図1 特定のパッドの演奏を消去する場合
ドラムトラック
スネアドラム
バスドラム
す(下図 2 参照)。
..
11113333..
連打音を入力するには、[REPEAT/STEP]
キーを押しながらパッドを押してくださ
い。
リアルタイム入力中に[REPEAT/STEP]キ ーを押
しながらパッドを押すと、連打音を入力できます。
パッド
..
11114444..
ドラムトラックのリアルタイム入力が終わ
ったら、STOP [■]キーを押してください。
スネアドラム
バスドラム
図2 ドラムトラックの演奏をすべて消去する場合
ドラムトラック
スネアドラム
バスドラム
スネアドラム
バスドラム
24
ZOOM RT-223

パターンをリアルタイム入力する
パターンが停止します。
NOTE
・MIDI クロック の受信 がオ ンにな ってい るとき
は、リアル タイム 入力 ができ ませ ん。詳しく は
P67を ご参照 くださ い。
ベーストラックをリアルタイム
入力する
「ドラム トラ ックをリアルタイム入力する」で記
録したド ラムのパ ターンにベー スを重ね る手順を
説明します。
..
1111..
[BASS]キーを押してください。
ベーストラックが選択されます。
..
2222..
[KIT/PROG]キーを押し、 次に VALUE
[+]/[−]キーを使っ てベース プログラ ム
を選んでください。
..
3333..
[EXIT]キーを押してパターンモードに戻っ
てください。
新しく選んだベースプログラムの音色が、パター
ンモードで演奏できるようになります。
..
4444..
[FUN CTION]キー→パッド0(BASS
KEY)の順に押 して くださ い。
BASSKE
ベーストラックが選ばれているとき、それぞれの
パッドは、例え ばC、C ♯、D、D ♯、…B、C の
ように、音高が半音ずつ高くなる配置になってい
ます。必要ならば、使用する音域に合わせて、一
番下のパッド(パッド 0)に割り当てる音名を変
更できます(下図参照)。
HINT
ここで最後に選択した音名が、そのパターン固有の
ルートとして記憶されます。ソングモードでルート
情報を指 定すると、ここで 選択した 音名を基 準に、
ベース トラッ クの演 奏が 上下に 移調さ れます。
E
BASSKEYを
Eにした場合の例
ZOOM RT-223
..
5555..
VALUE [+] /[ −] キーでパッド 0に割り
当てる音名を選んでください。
HINT
BASSKEY の設 定は パタ ーン ごと に保 存さ れま
す。
25

パターンをリアルタイム入力する
..
6666..
設定が終わったら、もう一度[FUNCTION]
キーを押してください。
[FUNCTION]キーが消灯 してパターン モードに戻
ります。
..
7777..
REC [●]キーを押したままPLAY [R]キ
ーを押してください。
REC [●] キーとPLAY [R] キーが点灯し、カッ・
カッ・カ ッ・カ ッ とメトロノーム音が鳴り始めま
す。すでにド ラム トラ ックに演奏が入力されてい
れば、繰り返 し再 生されます。このとき、[TEMPO]
キーが現在のテンポに従って点滅します。
..
8888..
メトロノーム音に合わせて、入力したいフ
レーズの音高に相当するパッドを押してく
ださい。
ドラムトラックとは異なり、ベ ーストラックにはパ
ッドを押さえている長さも記録されます。例えば
次の譜例を記録するには、A2の パッドとE2のパ
ッドをそれぞ れ4分音符の長さだけ押し続けます。
A2のパッド E2のパッド
そのパッドの演奏がパターンから消去されます。
ベーストラック全体の演奏を消去 する場 合は、
[DELETE/ERASE] キー を押 しながら [BASS]キ
ーを押してください。両方のキ ーを押し ている間 、
ベーストラックのすべての演奏が消去されます。
● 特定のパッドの演奏を消去する場合
B2のパッド
● ベーストラックの演奏をすべて消去する場合
押さえ続ける 押さえ続ける
HINT
・ パターンの入力中に[BANK]キーを使えば、パッ
ドに割 り当てら れたベ ースの 音域を切 り替え な
がら入 力でき ます。
・リアルタイム入力中にREC [●]キーを押す
と、キ ーが点 滅に変 わり、パタ ーンの 記録が 一
時的に 解除さ れます。こ の状態 でパッ ドを叩 く
と、音 は鳴り ますが 何も記 録され ません。フレ ー
ズや音 色の確 認に便 利です。記 録可能 な状態 に
戻すに は、もう一 度REC [ ●] キーを 押しま す。
..
9999..
特定のパッドの演奏を消去したい場合は、
[DELETE/ERASE]キーを押しながら該当
するパッドを押してください。
[DELETE/ERASE]キーとパッドを押している間、
26
..
11110000..
ベーストラックのリアルタイム入力が終わ
ったらSTOP [■ ]キーを押してください。
パターンが停止します。
HINT
必要な らば、入 力した ベース フレー ズに応 じてパ
ターン のルー トを指 定し てくだ さい。パタ ーンの
ルー ト 情報 は、BASS KEY(P64)で設定 しま
す。ただ し、ソン グで 利用し ないパ ターン や、ベー
ストラ ックが 空のパ ター ンでは、設 定を行 わなく
てもか まいま せん。
ZOOM RT-223

パターンをステップ入力する
ここでは 、パター ンを 入力する もう 1つの方法として、ステップ入力を説明します。
パターンの最後まで進んだら自 動的に先 頭に戻り
ステップ入力について
ステップ入力とは、RT-223を停止させた状態で
1音1音の演奏情 報を入力 していく 方法です 。パッ
ドを叩くのが苦手という方でも、ステップ入力を
使えば複 雑なドラ ムパターンや ベースパ ターンが
簡単に入力できます。
ドラムトラックのステップ入力では、まず最小 単
位となる音符(1 ステップの長さ)を選びます。
次に、パッドを叩いて入力するドラム楽器を指定
し、[REPEAT/STEP] キーを 押す と、音符が入力
されて1 ステップ進みます。また、パッドを押さ
ずに[REPEAT/STEP] キーを 押し た場 合は、休符
となります。
例えば次 のような パターンのバ スドラム をステッ
プ入力す る場 合は、最小単 位として 8 分音符を選
び、
[KICK]→[STEP]→[STEP]→[STEP]→[KICK]→
→[STEP] → [STEP] → [STEP] → [STEP] →
[KICK]→[STEP]
という順番で入力します。(下図1参照)。
ますので、同じよう にス ネア、ハイハット と個 別
に入力し、1 つのパターンを完成させます。また、
同時に2つのパッドを叩けば、2つの音色を同じ
位置に入力できます。
ベーストラックのステップ入力には、ドラムトラ
ックにはない音 高と音 の 長さという 要素 が
加わります。ドラムトラックではパッドごとに異
な る楽器が割 り当てられ ていますが、ベースト
ラックの場合はどのパッドを押 すかでベ ース音の
音高が決まります。
パッ ドを押したときに 最小単位の音符 が入力さ
れ、[REPEAT/STEP]キ ーを押し たと きに 1ステ
ップ進むのはドラムトラックと同じですが、音符
を入力するときにデュレーシ ョン と 呼ば れる
パラメーターを使って、実際に音が鳴る長さを指
定できる点が異なります。このパラメーターを使
え ば、ス テッ プ の長さ は同じで も、実際に音が
鳴っている長さを1音1音細かく指定できます。
例えば下図2のようなベースのフレーズを入力す
るときは、最小単位として8分音符を選び、デュ
レーションを切り替えながら下図2のように入力
します。
図1
図2
ZOOM RT-223
バスドラム
デュレー ション
[STEP] [STEP] [STEP] [STEP] [STEP]
[KICK]
[STEP]
1ステップ
8分音符 16分音符 4分音符
[STEP] [STEP] [STEP] [STEP] [STEP]
[A2]
[STEP]
[KICK]
[E2]
[STEP]
[STEP]
[E2]
[STEP]
[KICK]
[STEP]
27

パターンをステップ入力する
ドラムトラックをステップ入力
する
ここでは、ドラムトラックにステップ入力する方
法を説明します。
..
1111..
パターンモードで空のパターンを選び、必
要に応じてドラムキットを選択してくださ
い。
パターン/ドラムキットの選択方法は、リアルタ
イム入力 と同 じで す(→P22)。
空のパターンが選ばれると、ディスプレイに
EMPTYと表示されます。
HINT
空の パター ンがな いとき は、不要 なパタ ーンを 削
除し てくだ さい(→P33)。
..
2222..
[FUN CTI ON] キー→パッド5
(QUANTIZE)の順に 押して くだ さい。
現在のクオンタイズの設定値が表示されます。ス
テップ入力時の最小単位となる音符は、この値で
決定され ます。
4........... 4分音符 24........ 16分3連音符
8........... 8分音符 32........ 32分音符
12........ 8分3連音符 48........32分3連音符
16........ 16分音符 Hi..........1チック(4分音符
の1/96)
..
4444..
もう一度 [FUNCTION] キーを押してくだ
さい。
クオンタイズの値が確定し、パターンモードに戻
ります。
..
5555..
REC [● ]キーを押してください。
REC [ ● ] キーが点 灯し 、パター ンのステ ップ 入
力が可能になります。
..
6666..
音符を入力するには、その音色に相当する
パッドを押し、続いて[REPEAT/STEP]キ
ーを押してください。
QNTIZE
クオンタイズの値
..
3333..
VALUE [ +] /[ −] キーを使ってクオンタ
イズの値(1ステップの長さ)を次の中か
ら選んでください。
16
28
パッド
音符が入力され、1ステップ先へ進みます。
HINT
パターンの現在位置は、ディスプレイで確認できま
す(小節/ 拍/チ ック単 位)。
..
7777..
休符を入力したいときは、[REPEAT/
STEP]キー のみ を押し てく ださ い。
パッドを押さずに [REPEAT/STEP] キ ーを 押し
ZOOM RT-223

た場合は 、音符が入力されずに1ステップ進みま
す。
パターンの最後まで進むと自動的に先頭に戻り、
引き続き入力が行えます。
..
8888..
特定のパッドの音を消去したい場合は、
[REPEAT/STEP] キーを使 って目 的の 位
置まで進み、[DELETE/ERASE]キーを押
しながら該当するパッドを押してくださ
い。
パターンをステップ入力する
REC [ ● ] キーが消 灯し 、ステッ プ入力が 終了 し
ます。
ベーストラックをステップ入力
する
パッド
[REPEAT/STEP]キ ーで位置 を進 めて いくと、現
在位置に 入力され ている音に対 応するパ ッドが点
灯します 。[DELETE/ERASE]キ ーを 押しなが ら
パッドを押して音符を消去すると、そのパッドが
消灯します。
スネア
ドラム
バス
ドラム
スネア
ドラム
バス
ドラム
ドラムトラック
NOTE
ステ ップ入 力では、トラック全体 の演奏 を一度 に
消去 するこ とはで きませ ん。
..
9999..
ドラムトラックのステップ入力が終わった
ら、STOP [■] キー を押し てく ださい。
「ドラム トラックをステップ入力する」で記録し
たドラムのパターンに、ベーストラックをステッ
プ入力で重ねてみましょう。ベーストラックには
音高と音の長さという 要素があ るた め、ド
ラムトラックとは若干操作が異なります。
..
1111..
パターンモードで [BASS] キーを押してく
ださい。
ベーストラックが選択されます。ベースプログラ
ム の選択方法 は、リアルタイム入力と同 じです
(→P25)。
..
2222..
[FUNC TIO N] キー→パッド5
(QUANTIZE)の順に押 して くださ い。
QNTIZE
クオンタイズの値
クオンタイズの値を設定できるようになります。
16
ZOOM RT-223
29

パターンをステップ入力する
..
3333..
VALUE [ +] /[ −] キーを使ってクオンタ
イズの値(1ステップの長さ)を選んでく
ださい。
クオンタイズの値については P23 をご参照くだ
さい。
..
4444..
もう一度 [FUNCTION] キーを押してくだ
さい。
クオンタイズの値が確定し、パターンモードに戻
ります。
..
5555..
REC [●]キーを押してください。
表示が次のように変わり、ステップ入力が可能な
状態となります。
001-01
..
6666..
左右のカーソルキーのうちどちらか一方を
押してください。
表示が次のように変わります。ここではデュレー
ションの値が変更できます。
00
..
7777..
カーソルキーを使ってデュレーションの値
を選んでください。
一定の時間が過ぎると、手順5の画面に戻ります。
..
8888..
音符を入力するには、その音高に相当する
パッドを押し、[REPEAT/STEP] キーを
押してください。
パッド
音符が入力され、1ステップ先に進みます。入力
された音は、デュレーションで指定した長さとな
ります。パターン内の現在位 置はディス プレイ
(小節/ 拍/チッ ク単 位)で確 認できま す。
NOTE
入力した 音符のデュ レーショ ンがパタ ーンの長さ
を越え た場合、パター ンの終 わりま での長 さが有
効とな ります。
D=1/2
選択でき る値と対 応する音符の 長さは次 の通りで
す。
1〜8......... 4分音符×1〜8に相当する長さ
3/2......... 付点4分音符
3/4......... 付点8分音符
1/2......... 8分音符
1/3......... 8分3連音符
1/4......... 16分音符
1/6......... 16分3連音符
1/8......... 32分音符
30
..
9999..
ステップを進めるには [REPEAT/STEP]
キーを押してください。
パッドを押さずに [REPEAT/STEP] キ ーを 押し
た場合は、音符が入力されずに1ステップ進みま
す。
..
11110000..
特定のパッドの音を消去したい場合は、
[REPEAT/STEP] キーを使っ て目 的の位
置まで進み、[DELETE/ERASE]キーを押
しながら該当するパッドを押してくださ
い。
ZOOM RT-223

[REPEAT/STEP] キ ーで ステ ップ を進 めて いく
と、現在位置 に入 力さ れている音に対応するパッ
ドが点灯 しま す。[DELETE/ERASE] キーを押 し
ながらパッ ドを押して 音符を消去 すると、その
パッドは消灯します。
BASSトラック
..
11111111..
クオンタイズやデュレーションの値を変更
しながら手順8〜 10を繰り返し、パター
ンの最後まで入力してください。
パターンの最後まで到達すると、自動的に先頭の
小節に戻ります。
パターンをステップ入力する
..
11112222..
ベーストラックのステップ入力が終わった
ら、STOP [■] キー を押し てく ださい。
REC [ ● ] キーが消灯し、ステップ入力が終了し
ます。
HINT
必要 ならば、入 力した ベー スフレ ーズに 応じて パ
ター ンのル ートを 指定し てくだ さい。パ ターン の
ルート情報は、BASS KEY(P64)で設定 し ま
す。た だし、ソ ングで 利用し ない パター ンや、ベー
スト ラック が空の パター ンでは、設定を 行わな く
ても かまい ません。
ZOOM RT-223
31

パターンを編集する
ここでは 、パター ンの 編集方法について説明します。
パターンをコピーする/工場出
荷時のパターンに戻す
現在選択しているパターンを、別の位置にコピー
します。既存のパ ター ンを 利用し、ドラ ムトラッ
クの演奏 はそのま までベースト ラックの みフレー
ズを変えるときなどに便利です。
また、工場出荷時にプログラムされているパター
ン(パターン 番号 0〜439)については、以下で
説明するコピー操作を使って、工場出荷時の状態
に戻すことができます。
[INSERT/COPY]キーが点滅し、現在のパターン
がコピー元として選ばれます。
..
4444..
VALUE [+]/ [−]キーでコピー先のパタ
ーン番号を選んでください。
NOTE
コピ ーを実 行する と、コピ ー先の パター ン番号 に
登録 されて いたパ ターン は失わ れま す。この操 作
は慎 重に行 ってく ださい。
..
1111..
[PATTERN]キーを押してください。
RT-223がパターンモードになり、パターンの選
択画面が表示されます。
..
2222..
VALUE [ +] /[ −] キーを使ってコピー元
となるパターンを選んでください。
..
3333..
[INSERT/COPY]キーを押してください。
TO 500E
コピー 先のパターン 番号
HINT
空のパ ターン を選ぶ と、パター ン番号 の右にE
が表示 されま す。
工場出荷時にプログラムされて いるパタ ーン番号
(0〜439)を元のパターンに戻したいときは、コ
ピー元と コピー先のパターン番号を一致 させ(ディ
スプレイにCOPYと表示されます)、手順5 に
進みます。
..
5555..
コピーを実行するには、[INSERT/COPY]
キーを押してください。
● コピー先として空のパターンを選んだ場合
[INSERT/COPY] キーを押す と、コピ ーが 実
行されま す。
● コピー先として既存のパターンを選んだ場合
[INSERT/COPY]キーを押すと、REPLACE
と表示されます。コピーを 実行するには、も
う一度[INSERT/COPY]キーを押します。
● コピー元とコピー先に、同じパターン番号
(0〜439)を選んだ場合
[INSERT/COPY]キーを押すと、FACTORY
32
ZOOM RT-223

とREVERTが交 互に 表 示 され ます 。現在
操作しているパターンを工場出荷時の状態に
戻すには、もう一度 [INSERT/COPY] キーを
押します。
コピー/ 工場出荷 時のパターン への復帰 が実行さ
れるとDONEと表 示され、パタ ーン モードに
戻ります 。なお、[INSERT/COPY]キーの代わり
に[EXIT] キーを押 せば 、操作を中止してパターン
モードに戻ります。
パターンを編集する
パターンに名前を付ける
空のパターンを選んで新しいパ ターンを 作成した
ときは、P AT xxx(xxx に はパ ターン番 号が 入
ります)という名前が自動的に付けられます。こ
の名前は必要に応じて変更できます。
..
1111..
パターンモードで名前を変更したいパター
ンを選んでください。
パターンを削除する
記録され たパター ンの内容をす べて削除 して空の
状態にし ます。メモリーの空き容量を確保したい
ときに利用します。
NOTE
削除 したパ ターン は二度 と復活 でき ません。この
操作 は慎重 に行っ てくだ さい。
..
1111..
パターンモードで削除したいパターンを選
んでください。
..
2222..
[DELETE/ERASE]キーを押してくださ
い。
[DELETE/ERASE]キー が点 滅し、現在のパタ ー
ン名/パ ター ン番 号とDELETEの文字が 交
互に表示されます。
POPS1VA
パターン名 パターン番号
..
2222..
[EDIT]キーを押してください。
パターン名の選択中の文字が点滅します。
..
3333..
左右のカーソルキーを使ってカーソル位置
を移動し、VALUE [+]/ [−] キー を使っ
て文字を選んでください。
利用可能な文字は次の通りです。
数字:0〜9
英字:A〜Z
記号:(スペ ース )、()*+ −/
..
4444..
手順 3 を繰り返して、希望する名前を付け
てください。
025
POPS1VA
025
..
3333..
削除を実行するには[DELETE/ERASE]キ
ーを押してください。
削除 が実行されるとDONEと 表示 され 、パ
ターンモ ードに 戻ります。な お、[DELETE/
ERASE]キーの代わりに[EXIT]キー押せば、操作
を中止してパターンモードに戻ります。
ZOOM RT-223
..
5555..
名前の入力が終わったら、[EXIT]キーを押
してください。
入力した名前が確定し、パターンモードに戻りま
す。
33

ソングを作る (ソングモード)
ここでは 、ソング の仕 組みと作成方法について説明します。
・ソ ング には、パ ターン 情報 以外 に、テンポ、拍
ソングについて
ソングと は、パタ ーン(ドラム トラ ック とベース
トラックから構成される数小節の演奏)を演奏順
に並べた1曲分のバッキング演奏です(下図参照)。
RT-223では、100曲の ソン グが 作成でき ます。
ソングをステップ入力する
子、音 量な どの 各種情 報(イベ ント)が 含まれ
て います(→ P42)。これ らのイ ベント を入力
す るには、ス テップ 入力を 使い ます。
ソングを 入力 する には、次の3種類の方法があり
ます。
● ステップ入力
演奏する パタ ーンとそ の小節数 を指定し て、曲
の先頭から 1 つずつパターンを並べていく方
法です。ソングを細かく作り込みたいときに
向いています。
● リアルタイム入力
パッドに 任意 のパター ンを割り 当てて、パター
ンの演奏順をリアルタイムに記録していく方
法です。直感的で素早くソングを作成したい
ときに向いています。
● FAST入力
簡単な数式を使って、1 曲分のパターンの演
奏順を一括して書き出す方法です。パターン
の繰り返しが多いときや、あらかじめ曲の構
成が決まっているときに向いてい ます。
HINT
・ どの入 力方法で も作成 される ソングの 内容は 変
わりま せん。FAST 入力 やリア ルタイ ム入力 で
ソング を作成 した後 に、ステッ プ入力 で細か い
部分を 作り込 むこと も可能 です。
パターンA
パターンB
パターンC
パターンD
パターンE
ソング
パターンA
ドラムトラック
ベーストラック
ここでは、パターンを1つずつ並べてソングを作
るステップ入力の方法を説明します。
..
1111..
[SONG]キーを押してください。
[SONG] キーが点灯し、RT-223が ソングモ ード
になります。ディスプ レイには 、現在選ばれ てい
るソング名とソング番号が表示されます。
RCK TMP
ソング名 ソング番 号
..
2222..
VALUE [+]/ [−]キーを使いEMPTY
と表示されるソングを選んでください。
HINT
・空 のソン グがな いとき は、不要な ソング を削除
し てくだ さい(→P47)。
・VALUE [ +]/ [ −] キーの一方を押し続けると、
値 を連続 的に変 化でき ます。
・VALUE [ + ] / [ −] キーの一方を押しながらも
う 一方を 押すと、数 値を素 早く 増減で きます。
パターンB
ドラムトラック
ベーストラック
パターンC
ドラムトラック
ベーストラック
00
34
ZOOM RT-223

ソングを作る(ソングモード)
..
3333..
REC [●]キーを押してください。
REC [ ● ] キーが点灯し、表示が次のように変わ
ります。この 画面 でス テップ入 力が 行え ます。
001-01
小節 拍 チック またはEnd
Endの表示は、ソングの終了位 置を表してい
ます。空のソングはまだ何も入力されていないの
で、先頭にEndがあります。
現在位置
(小節番号)
1
空のソング End
..
4444..
[INSERT/COPY]キーを押してください。
表示が次のように変わり、パターンの入力が可能
になります。
POPS1VA
END
4
小節数
設定した小節数だけパターンが入力され、ディス
プレイにはソングの終了位置が表示されます。ま
た、終了 位置 を示 すEndは最後の小節へ移動
します。
005-01
(小節番号)
12345
入力したパターン End
なお、ソングのステップ入力中は、次の操作で入
力位置を移動できます。
● イベント単位で移動するには
VALUE [+]/ [ −]キー を操 作します 。キーを
押すたびに、現在位置の前後にあるイベント
に移動し ます 。
● 小節単位で移動するには
左右のカーソルキーを操作します。キーを押
すたびに、現在位置の前後にある小節の先頭
へ移動し ます 。
● 16分音符単位で移動するには
[REPEAT/STEP] キ ーを 操作しま す。キー を
押すたびに16分音符単位ずつ先に進みます。
END
現在位置
..
5555..
VALUE [ +] /[ −] キーを使って入力した
いパターンを選んでください。
選んだパターン名がディスプレイに 表示されます。
..
6666..
左右のカーソルキーを使って入力するパ
ターンの小節数を設定してください。
パターン 本来の小 節数よりも大 きい値を 選んだ場
合は、同じパター ンが 繰り 返されま す。本来の小
節数よりも小さい値を選んだ場合は、パターン の
途中で次のパターンに切り替わります。
..
7777..
設定が終わったら [INSERT/COPY] キー
を押してください。
ZOOM RT-223
..
8888..
手順4 〜 7 を繰り返して、パターンを最後
まで入力してください。
なお、入力したパターンを修正するには、次のよ
うに操作します。
● パターンを選び直すには
左右のカーソルキーを使って目的のパターン
情報が入 力されている 位置まで 移動し、[EDIT]
キーを押します(イベントの編集画面に切り
替わります)。次に、左右のカーソ ルキーで
PTNを選び、VALUE [+] /[ −]キーを使っ
てパターン番号を選び直します。ステップ入
力の画面 に戻 るに は、[EXIT]キ ーを 押します 。
イベントの入 力/編集につ いての詳細は 、P42
をご参照ください。
35

ソングを作る(ソングモード)
小節の途中でパターンを切り替えた場合、通
常はその位置で新しいパターンが先頭から始
まります。しかし、必要ならば、パターンが
切り替わるときに、新しいパターンを途中か
ら始めることも可能です。例えば、1小節の3
拍目から新しいパターンのフィルを入れたい
ときなどに便利です。
消去
PATTERN A PATTERN B PATTERN C
PATTERN A PATTERN C
これを行うには、新しいパターン番号が表示
されているとき に [REPEAT] キーを押 し、パ
ターン番号の横に、.(ドッ ト)を表 示さ せ
ます。
ROCK1FA
[REPEAT] キーを もう 一度 押 す と.(ド ッ
ト)が消え、パタ ーン が先頭か ら始 まり ます。
● ソングの途中に新規のパターンを挿入するに
は
パターンを挿入したい位置まで移動し、手順
4〜7 を実行します。現在位置にパターンが挿
入され、それ以降 のパターンが後ろにずれます。
PATTERN A PATTERN B PATTERN C
PATTERN A PATTERN B
● 入力したパターン情報を消去するには
左右のカーソルキーを 使って消去したいパター
ン情報が入力されている位置まで移動し、
[EDIT] キー を押 してイベ ント の編 集画面に 切
り替えます。次に、左右のカーソルキーで
PTNを選 び、[DELETE/ERASE] キーを押
します。パターン情報が消去されると 、PTN
の表示が← PTNに 変 わり ます。この表 示
は、直前 のパ ターン情報が引き続き有効であ
ることを表します。イベン トについ ては P42
をご参照ください。
65
ドット
挿入
PATTERN D
PATTERN D PATTERN C
● 特定の小節を削除するには
削除したい小 節の先頭に移動 し、[DELETE/
ERASE] キーを押し てく ださ い。その 小節 が
削除され 、それ以 降の イベント が 1 小節ず つ
手前にず れま す。
1小節削除
PATTERN A PATTERN B PATTERN D PATTERN C
PATTERN A PATTERN B PATTERN C
..
9999..
ソングのステップ入力を終えるには、
STOP [ ■]キーを押してください。
REC [ ● ] キーが消 灯し 、ソング のステッ プ入 力
が終了します。
ソングをリアルタイム入力する
ソングモードでは、13 個のパッ ドに異な るパター
ンを割り当てて、パッドを 使っ てパターンを演奏
できます。パッドを叩いてパターンを切り替えな
がら、1曲分のバッキング演奏を行うことも可能
です。ここでは、この機能を利用してソングをリ
アルタイム入力する方法について説明します。
HINT
ソング モード のパッ ドの 動作は、グ ルーブ プレイ
モード(P48)とよく 似てい ます。しかし、ソン
36
ZOOM RT-223

グモー ドでは複 数のパター ンを同時 に演奏する こ
とは できま せん。ま た、パ ターン の切り 替えを 小
節ま たは拍 単位で しかで きない 点も、グ ルーブ プ
レイ モード とは異 なりま す。
パッド
ソングを作る(ソングモード)
INTRO01
400
■ パターンをパッドに割り当てる
ここでは、ソングに使用するパターンをパッドに
割り当てる方法を説明します。
NOTE
ソングモードで行 う パタ ー ンの 割 り当 て と、グ
ルー ブプレ イモー ド(→P48)で行 うパタ ーン
の割 り当て は、独 立して います。これ らの設 定は、
お互 いに影 響しま せん。
..
1111..
[SONG] キーを押してソングモードに切り
替え、VALUE [ + ] /[ − ] キーを 使っ て
EMPTYと表示されるソン グを選 んで く
ださい。
HINT
・ 工場出荷時のソング番号0〜9では、それぞれの
パッド に、あ らかじ めパ ターン が割り 当てら れ
ていま す。
・ 工場出荷時のソング番号 10 〜 99(EMPTY
と表示 されま す)では、そ れぞれ のパ ッドに 最
後に選 択したソ ングと 同じパ ターンが 自動的 に
割り当 てられ ます。
..
2222..
[BANK]キーを押してください。
パッドの各種設定を行う画面が呼び出されます。
..
4444..
VALUE [+]/ [−]キーを使ってパッドに
割り当てるパターンを選んでください。
..
5555..
手順3 〜 4 を繰り返して、他のパッドも同
じようにパターンを割り当ててください。
..
6666..
設定が終わったら [BANK] キー、または
[EXIT]キー を押 してく ださ い。
手順1の画面に戻ります。
HINT
パッド に割り 当てた パタ ーンの 情報は、ソ ングご
とに保 存され ます。
■ パッドごとにパターンの演奏方法を変
更する
必要ならば、ソングモードでパッドに割り当てた
パターンのベーストラックを移調したり、パター
ン切り替え時の動作を指定できます。
PADFUNC
..
3333..
パターン割り当てたいパッドを押してくだ
さい。
パッドが点灯し、パターンを割り当て可能な状態
となります。
ZOOM RT-223
..
1111..
ソングモードでパッドの設定を行いたいソ
ングを選び、[BANK]キーを押してくださ
い。
パッドの各種設定を行う画面が呼び出されます。
PADFUNC
..
2222..
設定を行いたいパッドを押してください。
37

ソングを作る(ソングモード)
パッド
パッドが点灯し、そのパッドが操作の対象として
選ばれます。
..
3333..
左右のカーソルキーを使ってパラメーター
を選んでください。
パッドご とに設定 できるパラメ ーターの 種類と設
定範囲は次の通りです。
・ F00〜F12
拍の変わ り目でパ ターンが 切り 替わり、パター
ン終了後は指定したパッドのパターンに移行
します。
・ StP
パターン終了後に演奏を停止します。
..
4444..
VALUE [+]/ [−]キーを使って設定値を
変更してください。
手順2〜4を繰り返して、同じように各パッドの
設定を行ってください。
..
5555..
設定が終わったら [BANK] キー、または
[EXIT]キー を押 してく ださ い。
ソングモードに戻ります。
パラメーターの
種類
PATTERN
ROOT
NEXT
BASS KEY(P64)で 設定 した パタ ーン 固有 の
ルートと、ソングで指定したルートが異なる場合
は、ソングに 入力 され たルートに合わせてベース
のフレーズ が移調され ます。例えばパ ターンの
ルートを C に設定したフレーズソ→ラ→シは、
ソングのルートをDに設定するとラ→シ →ド#
となります。
NEXTパラメーターは、パッドを押してパターンが
切り替わるときの動作や、パターン終了後の動作
を指定するパラメーターです。
・ P00〜P12
パターンの演奏終了後に、指定したパッ ド(00
〜09:パッド0 〜9、10:パッド[ +]、11:
パッド[×]、12:パッド [()])のパタ ーンに移
行します。
内容 設定範囲
パッドに割り当てる
パターン番号と名前
ベーストラックの
ルート
パターン切り替え時
の動作
000 〜 511
E〜D♯
P00 〜 P12
F00 〜 F12
StP
■ パッドを使ってソングをリアルタイム
入力する
ここでは、パターンが割り当てられたパッドを叩
いて、ソングをリアルタイム入力する方法を説明
します。
..
1111..
ソングモードでリアルタイム入力を行いた
いソングを選んでください。
HINT
・ソング番号 0〜9には、あらかじめパッドにパタ
ー ンが割 り当て られて いま す。
・お 客様ご 自身でパ ッドに パター ンを割 り当てる
こ とも可 能です。詳 しくは P37を ご参照 くださ
い。
..
2222..
REC [● ]キーを押しながらPLAY [R]キ
ーを押してください。
REC [ ●]キーとPLAY [R] キーが点灯して、ソン
グのリアルタイム入力の待機画面になります。
38
ZOOM RT-223

ソングを作る(ソングモード)
..
3333..
最初のパターンが割り当てられたパッドを
叩いてください。
パッドを叩くと同 時にリアルタイ ム入力が始ま
り、パタ ーンの再 生が 行わ れます。ディ スプレイ
には現在の小節と拍、現在のソ ング 番号 が表示さ
れます。
005-04
現在の小節
..
4444..
パターンを切り替えるときは、直前の小節
内で、別のパターンが割り当てられたパッ
ドを叩いてください。
パッドに 割り当て られたパター ンが待機 状態とな
り、次の 小節の先 頭か ら切 り替わり ます 。こ のと
き、待機状態 のパ ッド は点滅し ます。
(小節番号)
記録される
12345678
ソングに
パターンAパターンAパターンBパターン
パターン
パッド
パターンAを割り当てた
パッドを叩く
00
現在の拍
ソング番 号
B
パッド
パターンBを
割り当て たパッドを叩く
NOTE
NEXTパ ラメー ター(→ P38)がF00 〜F 12
に設 定され ている パッド を叩け ば、小節 の変わ り
目では なく、拍 の変わ り目で パター ンが切 り替わ
ります。
..
5555..
手順 4 と同じ要領で、パターンを最後まで
入力してください。
..
6666..
ソングのリアルタイム入力を終えるには、
STOP [ ■]キーを押してください。
REC [ ●]キーとPLAY [R] キーが消灯し、ソング
のリアルタイム入力が終了します。
HINT
・エ ンディ ング用パ ターン をパッ ドに割 り当てる
と きは、NEXT パ ラメ ーター をStPにして
おき、自動的にリア ルタイ ム入力 を停止 させる
と 便利で す。
・リ アルタ イム入 力で作 成した ソング は、後から
ス テップ 入力を 使って 細か く編集 できま す。
ソングをFAST 入力する
ZOOM 独自の FAST(Formula Assisted Song
Translator)入力を使えば、簡単な数式を使って
1曲分のパターンの並び順を指定し、ソングとし
て書き出すことができます。
数式 の入力には、13 個 のパ ッ ド を利 用し ます 。
FAST入力を行うときは、各パッドの機能が下図
のように変化します。
パッド0〜9
各パッドは0〜9の数字に
対応し、パターン番号や繰り返し回数を
入力できます。
複数のパターンを順番に並べるときに
ZOOM RT-223
パッド[+]
使用する+(加算記号)を
入力します。
パッド[×]
パターンの繰り返しを 指 定
する×(乗算記号)を入力
します。
パッド[()]
複数パターンの連結を指定する
((開きカッコ)や)(閉じカッコ)記号を
入力します。パッドを1回押すと(、
2回押すと)が入力されます。
39

ソングを作る(ソングモード)
FAST入力でパターンを演奏順に並べるための基
本的なルールは次の通りです。
● パターンを並べる
+(加 算 記号)を 使っ てパタ ーン同士を結
びます。例えば、0 +1 +2という数式を入
力すると、次の順 番でパターンが演奏されます。
PATTERN0 PATTERN1 PATTERN2
● パターンを繰り返す
×(乗 算 記号)を 使っ てパタ ーンを繰り返
します。通常の数式と同じように×は+
よりも優先されます。例え ば、0 +1 × 2 +
2とい う数式を入 力すると、次の順番でパ
ターンが演奏されます。
PATTERN0 PATTERN1 PATTERN1 PATTERN2
●()(開 き カッコ/ 閉じ カッ コ)を使って繰り
返した いパタ ーンの 組み 合わせ を指定 します。
カッコでくくられた数式は、他の数式よりも優先
されます 。例えば、0 +(1+2)× 2 +3とい
う数式を入力すると、次の順番 でパ ター ンが演奏
されます。
例えば、0+(1+2)×3という数式を入力する
には、次のように操作します。
0_
0+_
0+(
0+(1_
0+(1+_
0+(1+2_
2回押す
0+(1+2)
40
PATTERN1PATTERN0 PATTERN2
(1+2)X_
PATTERN1 PATTERN2 PATTERN3
1+2)X3_
HINT
表示が 7桁を越える場合、先に入力した数字/記
号はス クロー ルしま す。スク ロール して見 えなく
なった 部分は、左右の カーソ ルキー を使っ て再び
表示で きます。
ZOOM RT-223

NOTE
・ FAST入力では、必ずソングの先頭から最後まで
を一括 して書 き出し ます。FAST 入力 を使っ て
ソング の途中か らパタ ーンを 作成する ことは で
きませ ん。
・FAST 入力で 作成したソング の一部分のみを 修
正した いとき は、数 式を 修正し てもう 一度ソ ン
グを書 き出す か、ス テッ プ入力 を使っ て修正 し
ます。
..
1111..
[SONG] キーを押してソングモードに切り
替え、VALUE [ + ] /[ − ] キーを 使っ て
EMPTYと表示されるソン グを選 んで く
ださい。
NOTE
既存 のソン グを選 んだ場 合は、FAST入 力を使 っ
てソ ングを 書き出 したと きに、以 前に入 力され て
いた パター ンがす べて消 去され ます ので、ご注 意
くだ さい。
..
2222..
[FUNCTION]キーを押し、続いてREC
[●]キーを押してください。
ソングを作る(ソングモード)
..
3333..
各パッドを使って数式を入力してくださ
い。
入力方法についてはP40をご参照ください。
112+(2_
入力をミスしたときは次の方法 で数式を 修正でき
ます。
● 数字/記号を削除するには
左右のカーソルキーを使って削除したい数字
/記 号に下線を合わせ、[DELETE/ERASE]
キーを押してください。
● 数字/記号を挿入するには
左右のカーソルキーを使って数字/記号を挿
入したい位置に下線を合わせ、新しい数字/
記号を入 力し てく ださい。
..
4444..
数式の入力が終わったら、[FUNCTION]
キーを押してください。
ソングの書き出しが実 行さ れ、FAST入力が終了
します。
FASTとしばらくの間表示された後、ディス
プレイの 1 文字目に下線が表示されて、FAST入
力が可能となります。
FAST
_
下線
ZOOM RT-223
NOTE
入力し た数式 に誤り があ ると、[FUNCTION]キー
を押し たとき にSYTXERRと表示され、ソン
グの書 き出し ができ ませ ん。しばら くする と数式
の入力 画面に 戻るの で、間違 ってい る部分 を修正
して、もう 一度書 き出し 操作 を行っ てくだ さい。
41

ソングを作る(ソングモード)
イベントを入力する
ソングにはパターン情報以外にも、テンポ、拍子、
音量などの各種情報(イベント)を入力できます。
例えば、音量を徐々に下げてソングをフェードア
ウトさせた り、ソングの途 中でドラム キット/
ベースプ ログラム の音色を切り 替えたり すること
も可能です。既にパターン情報が入力されたソン
グにイベントを入力するには、ステップ入力を使
います。
..
1111..
ソングモードでイベントを入力したいソン
グを選んでください。
..
2222..
REC [●]キーを押してください。
REC [ ● ] キーが点灯し、ソングのステップ入力
が可能な状態となります。
..
3333..
イベントを入力したい位置まで移動してく
ださい。
現在位置の移動方法 につ いて は、P35 をご参 照
ください。
パターン情報を含め、何らかの イベ ント が入力さ
れた位置まで移動すると、EVENTのマークが
表示され ます(下 図参 照)。
012-01
48
EVENTマーク
HINT
ソングのステップ 入力中にVALUE [+]/[−]キー
を操作 すると、前後に あるイ ベント の位置 に直接
移動で きます。
..
4444..
[EDIT]キーを押してください。
入力/修正するイベントの種類 を選択可 能になり
ます。
DR VOL
現在選ばれている
イベント名
15
イベントの
設定値
42
パターン番号
拍子
ベーストラックのルート
テンポ
ドラムトラックの音量
ベーストラックの音量
ドラムキット番号
ベースプログラム番号
EVENTマーク EVENTマーク EVENTマーク
000 001
4/4
E
120
15
15
10
0
0
2
135
ZOOM RT-223

..
5555..
左右のカーソルキーを使って、入力したい
イベントの種類を選んでください。
ソングを作る(ソングモード)
TEMPO
イベント名
---
入力可能なイベントの種類は次の通りです。
イベント の
種類
PTN
TIMSIG
ROOT
TEMPO
DR VOL
BS VOL
DR KIT
BS PRG
既に現在 位置に入 力されている イベント を選んだ
場合、イベント 名とその設 定値が表示 されます
(この状 態で VALUE [+ ]/[ −]キーを押せば、設
定値を変更できます)。
DR VOL
内容 設定範囲
パターン番号 000 〜 511
拍子
ベーストラックの
ルート
テンポ 40 〜 2 50
ドラムトラックの
音量
ベーストラックの
音量
ドラムキット 0 〜 126
ベースプログラム 0 〜 11
1〜8
(1 / 4 〜 8 /4)
E〜D♯
0〜15
0〜15
15
HINT
・ソ ング の先 頭に テン ポ情 報を 入力 して おけ ば、
現 在のテ ンポ設 定とは 無関 係に、毎回同 じテン
ポ で演奏 が行え ます。
・BASS KEY(P64)で設定したパターン固有の
ル ートと、ソ ングで 指定し たルー トが異 なる場
合は、ソングに入力されたルートに合わせて
ベースのフレーズが移調されます。例えばパ
タ ーンの ルート を Cに設定したフレーズソ→
ラ →シは、ソン グのル ートを D に設定 すると
ラ→ シ→ド #となり ます。
..
6666..
VALUE [+]/ [−]キーを使って設定値を
入力してください。
VALUE [ +] / [ −] キーで設定値を指定すると、
←xxx(xxxに はイ ベン ト名が入 りま す)の表示
が、イベント名の みの 表示 に変わり ます。これは、
現在位置に新規のイベントが入 力された ことを表
します。
TEMPO
イベント名 入力された値
125
イベント名
現在位置 に入力さ れていないイ ベントを 選んだ場
合は、←xxx(xxx に はイベン ト名 が入 ります)
と表示さ れま す。これは、直前に入 力さ れている
同種のイ ベントが 引き続き有効 であるこ とを表し
ています 。例えば 次の 図は、TEMPO イベントを
選んだ場合のディスプレイです。
イベントの設定値
ZOOM RT-223
..
7777..
現在位置にイベントが入力できたら、
[EXIT] キー を押 して ソン グの ステッ プ入
力の画面に戻ってください。
必要ならば、手順3〜7を繰り返してイベントの
入力を行います。
43

ソングを作る(ソングモード)
なお、既に入力されているイベントを修正するに
は、次のよう に操 作し ます。
ソングを再生する
● イベントを消去するには
消去したい イベントを表示 させ、[DELETE/
ERASE]キーを押します。
● イベントの設定値を変更するには
変更したいイベントを表示させ、VALUE [ +]
/[−]キーを押します。
..
8888..
イベントの入力を終えるには、STOP [■]
キーを押してください。
REC [ ● ] キーが消灯し、ソングのステップ入力
が終了し ます。
作成したソングの中から1つを選び、再 生します 。
..
1111..
[SONG]キーを押してください。
[SONG] キーが点灯し、RT-223が ソングモ ード
になります。ディスプ レイには 、現在選ばれ てい
るソング名とソング番号が表示されます。
JGLEMAN
ソング名 ソング番号
..
2222..
VALUE [+]/ [−]キーを使って演奏した
いソングを選び、PLAY [R]キーを押して
ください。
01
44
選択したソングが再生されます。
..
3333..
ソングを停止させるには STOP [ ■ ] キー
を押してください。
HINT
ソング が停止 してい る間 は、左右の カーソ ルキー
を使っ て、小節単 位の移 動が 行えま す。
ZOOM RT-223

ソングを編集する
ここでは 、作成し たソ ングを編集する方法について説明します。
..
3333..
特定範囲の小節をコピーする
小節単位 で範囲指 定したソング の一部分 をコピー
し、他の 部分に挿 入で きま す。ソングの 一部分を
繰り返し演奏したいときに便利です。
REC [● ]キーを押してください。
コピー
1234 6 785
PATTERN A PATTERN B
1234 6 789105
PATTERN A PATTERN B PATTERN B
1234
PATTERN A PATTERN B
1234 6 78
PATTERN A PATTERN B PATTERN A PATTERN B
..
1111..
RT-223がソングモードになり、ソングの選択画
面が表示されます。
..
2222..
PATTERN A PATTERN A
PATTERN A PATTERN A
コピー
5
[SONG]キーを押してください。
VALUE [ +] /[ −] キーを使って編集した
いソングを選んでください。
キーが点灯し、ソングのステップ入力が可能な状
態になります。
..
4444..
[I NSER T/CO PY] キーを押しながら
[EDIT]キーを押してください。
ディスプレイに次のように表示されます。この画
面では、コピー元の開始位置となる小節を指定で
きます。
123-01
コピー元の開始位置となる小節
..
5555..
VALUE [+]/[−]キーを使って、コピー元
の開始位置となる小節を選び、[INSERT/
COPY]キー を押 して くださ い。
ディスプレイに次のように表示されます。この画
面では、コピー元の終了位置となる小節を指定で
きます。
STR
ZOOM RT-223
124-01
コピー元の終了位置となる小節
END
45

ソングを編集する
..
6666..
VALUE [+]/[−]キーを使って、コピー元
の終了位置となる小節を選び、[INSERT/
COPY]キ ーを 押して くだ さい。
ディスプレイに次のように表示されます。この画
面では、コピーした範囲を挿入する位置が指定で
きます。
125-01
コピーした範囲を挿入する小節
..
7777..
VALUE [+]/[−]キーを使って、コピーし
た範囲を挿入する位置を選んでください。
..
8888..
コピーを実行するには、[INSERT/COPY]
キーを押してください。
DONEと表示され、コ ピーした小節数だけEnd
が後ろに移動します。な お、[INSERT/COPY]
キーの代 わり に[EXIT] キー を押せば 、操 作を中止
して1 つずつ手前の手順に戻せます。
..
9999..
編集を終えるにはSTOP [■]キーを押して
ください。
TO
ます。この 操作は 慎重に 行っ てくだ さい。
..
1111..
ソングモードでコピー元となるソングを選
んでください。
..
2222..
[INSERT/COPY]キーを押してください。
[INSERT/COPY]キーが点滅し、現在のソングが
コピー元として選ばれます。
..
3333..
VALUE [+]/ [−]キーでコピー先のソン
グ番号を選んでください。
TO 50E
コピー 先のソング番 号
HINT
空の ソン グを選 ぶと、ソ ング 番号 の右 にEが
表示さ れます。
ソングのステップ入力が終わり、ソングモードに
戻ります。
ソングをコピーする
現在選択されているソングを、別の番号のソング
にコピーします。あるソングのバリエーションを
作りたいときに便利です。
NOTE
コピ ーを実 行する と、コピ ー先の ソング は失わ れ
46
NOTE
現在操作 しているソ ング番号 にコピー することは
できま せん。
..
4444..
コピーを実行するには [INSERT/COPY]
キーを押してください。
● コピー先として空のソングを選んだ場合
[INSERT/COPY] キーを押す と、コピ ーが 実
行されま す。
● コピー先として既存のソングを選んだ場合
[INSERT/COPY]キーを押すと、REPLACE
と表示さ れま す。コピーを実行するには、もう
ZOOM RT-223

一度[INSERT/COPY] キーを押します。
コピーが実行されるとDONEと 表示され 、ソン
グモード に戻りま す。なお、[INSERT/COPY]キー
の代わり に[EXIT]キー を押 せば、操作を中止し て
ソングモードに戻ります。
ソングを編集する
ソングに名前を付ける
空のソングを選んで新しいソン グを作成 したとき
は、SONGxxx(xxx にはソング 番号が入りま
す)という名 前が 自動 的に付け られ ます。この名
前は必要に応じて変更できます。
ソングを削除する
現在選択 されてい るソングの内 容をすべ て削除し
て、空の状態 に戻 しま す。
NOTE
削除 したソ ングは 二度と 復活で きま せん。この 操
作は 慎重に 行って くださ い。
..
1111..
ソングモードで削除したいソングを選んで
ください。
..
2222..
[DELETE/ERASE]キーを押してください。
[DELETE/ERASE]キー が点 滅し、ソ ング名/ ソ
ング番号 とDELETEの 文字 が交 互に表示 さ
れます。
..
3333..
削除を実行するには[DELETE/ERASE]キ
ーを押してください。
削除が実 行さ れる とDONEと表 示さ れ、ソン
グモードに戻ります。なお、[DELETE/ERASE]
キーの代 わり に[EXIT] キー 押すと、操作を中止し
てソングモードに戻ります。
..
1111..
ソングモードで名前を変更したいソングを
選んでください。
JGLEMAN
ソング名 ソング番 号
..
2222..
[EDIT]キーを押してください。
ソング名の選択中の文字が点滅します。
JGLEMAN
..
3333..
左右のカーソルキーを使ってカーソル位置
を移動し、VALUE [+]/[−]キーを使って
文字を選んでください。
入力可能な文字については P33 をご参照くださ
い。
..
4444..
手順 3 を繰り返して、希望する名前を付け
てください。
..
5555..
名前の入力が終わったら、[EXIT]キーを押
してください。
1
1
ZOOM RT-223
入力した名前が確定し、ソングモードに戻ります。
47

パッドを使ってパターンを鳴らす
ここでは グル ーブ プレイモ ード の操 作につい て説 明し ます。グルーブプ レイ モードで は、13個 のパ ッド
に任意の パタ ーン を割り当 てて 、パッド を使って パタ ーン を切り替 えな がら 演奏でき ます 。最大 4 つの
パターンを同時に再生でき、拍子の異なる2つのパターンを鳴らしたり、同じ拍子のパターンを1拍ずら
して鳴ら した りし て、複雑なリ ズム を作 成できま す。
(グルーブプレイモード)
..
1111..
[SONG]キーと [PATTERN] キーを同時に
押してください。
RT-223がグルーブプレイモードになり、[SONG]
キーと[PATTERN]キーの両方が点灯します。ディ
スプレイ には、現在選ばれているソング名とソン
グ番号が表示されます。
NOTE
グルー ブプレイ モードで は、すべ てのパタ ーンが、
現在選 ばれてい るソングの テンポに 合わせて演 奏
され ます。必要 ならば ソン グの先 頭に希 望する テ
ンポ 情報を 入力し てくだ さい(→P42)。
..
2222..
お好きなパッドを押してください。
パッド
RT-223が初期状態のとき、あらかじめ13 個の
パッドにパターンが割り当てられています。パッ
ドを押し続けると、そのパターンが繰り返し再生
されます 。このとき、パッドを 叩く 強さ に応じて
パターン全体の音量が変化します。またパッドを
押している間は、そのパッドに割り当てられたパ
ターン名 /パター ン番号がディ スプレイ に表示さ
れます。
..
3333..
パッドに割り当てるパターンを変えたいと
きは、パッドを押さえたままVALUE [+]
/[−]キーでパターンを選択してください。
パッド
ま た、パ タ ー ン 番 号0が表 示さ れた とき に
VALUE [ −]キ ーを 押す と(あるいは 510が
表示されたときに VALUE [ + ] キー を押すと )、
ディスプレイの表示がPADに変 わり ます 。
PADを選択 した パッ ドは、パター ンの 代わ り
にそのパッド本来の音色(キックやスネアなど単
発の音色)を演奏できます。
NOTE
・グ ルーブ プレイモ ードで 行うパ ターン の割り当
てと、ソングモード で行う パター ンの割 り当て
(→ P37)は、独立 して いま す。これ らの 設定
は、お 互いに 影響し ません。
・パ ッドごとのパターンの割り当ては、電源を
切 っても 記憶さ れます。
..
4444..
パッドを放した後もパターンを繰り返し再
生したい場合は、[REPEAT/STEP] キー
を押しながらパッドを押してください。
パッド
POPS1VA
パッドに割り当てられたパターン
025
48
パターン番号
パッドを放した後も、そのパターンがループ再生
されます。再度同じパッドを押せばループ再生が
解除されます。
ZOOM RT-223

パッドを使ってパターンを鳴らす(グルーブプレイモード)
..
5555..
複数のパターンを同時に鳴らしたいとき
は、複数のパッドを押さえてください。
パッド
最大4 つのパターンを同時に演奏できます。それ
ぞれのパターンは、同じテンポで再生されます。
パッドを 押すタイ ミングをずら して演奏 させるこ
とも可能 です。
パッド
NOTE
5つ以上のパ ッドを 押した 場合は、後か ら押し た
パッ ドが優 先され ます。
..
6666..
グルーブプレイのバックでソングを再生し
たいときはVALUE [+]/[−]キーを使っ
てソングを選び、PLAY [R] キーを 押し て
ください。
ターンを同時に演奏できます。
HINT
パター ンの再 生中に は、同時 に鳴ら す他の パター
ンやソ ングと タイミ ング が合う ように、ク オンタ
イズで 設定さ れた間 隔(最 小単位 の音符)でパッ
ド操作(押す/ 放す)を検出して います(下図参照)。
このた め、速い テン ポで演 奏する ときは、クオン
タイズ の値(最 小単 位の音 符)を大 きめに 設定す
ると、タ イミ ング が合 いや すく なり ます。ま た、
微妙なタ イミングの ズレを楽 しむには 最小単位の
音符を 小さく 設定す ると いいで しょう。
NOTE
グルー ブプレ イモー ドで は、ソング の編集 はでき
ません。
..
7777..
グルーブプレイモードを終えるには、
[SONG]キーまた は[PATTERN]キーを押
してください。
または
RT-223がソングモードまたはパターンモードに
なります。
グルーブプレ イモードで は、PLAY [R]キー/
STOP [■ ]キーを使って現在選ばれているソング
の再生/停止が行えます。ソングを再生している
ときでも 、最大4つのパッドに割り当てられたパ
押す
クオンタイズで設定
されている最小単位
ソングを再生
パッド
再生
ZOOM RT-223
放す
パッド
停止
49

ドラムキットの各種操作 (キットモード)
RT-223では、70種類のドラムキットが利用できます。ここでは、お客様ご自身のドラムキットを作成
する方法 や、既存 のド ラムキットを編集する方法について説明します。
パッドごとの各種設定を行うメ ニューが 表示され
オリジナルのキットを作る
ドラムキ ット で使 用するパ ッド(13 個のパッド
×3パッドバンク)ごとに、ドラム/パーカッショ
ン音色やパンなどの要素を設定して、オリジナ ル
のドラムキットを作成します。
..
1111..
[PATTERN]キーを押してください。
[PATTERN]キーが点灯し、RT-223 がパター ン
モードとなります。
..
2222..
[DRUM]キーを押し、続いて[KIT/PROG]
キーを押してください。
ドラムキットを選ぶ画面が表示されます。
BASIC
ドラムキット名 ドラムキット番号
..
3333..
VALUE [ +] /[ −] キーでドラムキットを
選び、[EDIT]キーを押してください。
0
ます。
STD-BD3
選択されている項目(この例では音色名)
..
4444..
[BANK] キーと 13 個のパッドを使って、
パッドを選んでください。
選択されたパッドが点灯し、設定が可能な状態に
なります。
..
5555..
左右のカーソルキーを使って、次の中から
設定したい項目を選んでください。
● 音色名
RT-223 音色番号に内蔵されている単体のド
ラム/パーカッション音色の中から、パッド
に割り当てる音色を選択します。選択可能な
音色については、巻末の資 料をご参照ください。
● PITCH(ピッチ)
パッドごとにドラム音色のピッチを微調節し
ます。−7.9〜0(基準ピ ッチ)〜7.9の範囲を
0.1(半音の1 /10)単位で 調節 します。
● INSTLVL(音量)
パッドごとの音量を0〜15の範囲で調節しま
す。
B0
設定値
50
● PAN(パン)
パッドごとにステレオで鳴らし たときの左右の
位置(パン)を調 節し ます。設定範囲は 、L63
(左端)〜0(中央)〜R63(右 端)です。
ZOOM RT-223

ドラムキットの各種操作(キットモード)
● VGROUP(ボイスグループ)
同じパッドを 連続して叩いたと きの鳴り方(PL
/MN)と、パッドが所属するグループ(0〜
7)を設定します。設定範囲は、PL0 〜PL7、
MN0 〜MN7です。
同じパッドを連続して叩いたとき、PLが選ば
れているパッドでは、前の音が消えずに新し
い音が鳴ります。MN が選ばれているパッドで
は、前の音が 消音 され て新しい 音が 鳴り ます。
GROUP=PL GROUP=MN
0〜7の数値は、パッドグループ(0 =所属グ
ループな し、1〜7=指 定した番 号のグループ
に所属)を表しま す。1〜7の同じ番号のグルー
プに設定 したパッ ド同士は、同時に発音 しませ
ん。オープンハイハッ トとクロ ーズハイ ハット
を割り当 てた2つのパッドを同じグループに所
属させて おけば、クローズハイハットを鳴らし
たときにオープンハイ ハットの音色が消音され
るため、より リアルな 演奏とな ります。
なお、グループを表す0〜7の番号はPL/MN
の両方に共通し ます。例えば、PL1とMN1を
設定したパッド同士は同時に鳴りません。
NOTE
REVERB エフ ェク トの現 在選 ばれて いる パッチ
でKICKDRYパラ メータ ーが オンの とき、キッ
クの音 色が割 り当て られ たパッ ド(パッド バンク
1/2 のパッド0)の センド レベル を変え ても効
果は変 わりま せん。KICKDRYパラメー ターの
オン/ オフは、エ フェ クトの パッチ を編集 する
で説明 する手 順で切 り替 えます。
● KITNAME(ドラムキット名)
ドラムキ ット の名 前を変更 しま す(→P53)。
..
6666..
VALUE [+]/ [−]キーを使って、値を調
節してください。
..
7777..
手順4 〜 6 を繰り返して他のパッドも同じ
ように設定してください。
..
8888..
設定が終わったら [EXIT] キーを押してく
ださい。
● SENDLVL(センドレベル)
パッドごとに、REVERB エフ ェク トに送ら れ
る信号の量(センドレベル)を設 定し ます。設
定範囲は0〜127 です。
なお、パッドごとのセ ンドレベルは、エフェ
クトモードで設定するドラムキット全体のセ
ンドレベル(P56)とは独立しています。パッ
ドごとに エフェク トの 深さを変 えたい場 合は、
エフェクトモードのセンドレベルは 0 に設定
しておき、パッドごとにセンドレベルを調節
するといいでしょう。
ZOOM RT-223
設定内容が自動的に保存され、ドラムキットを選
ぶ画面に戻ります。パターンモードに戻るには、
[PATTERN]キーを押して下さい。
51

ドラムキットの各種操作(キットモード)
ドラムキットをコピーする/工場
出荷時のドラムキットに戻す
TO 50
現在選ん でいるド ラムキットを 他のドラ ムキット
番号にコピ ーします。プロ グラム済み のドラム
キットを 別の番号 にコピーして 必要な部 分だけを
編集すれば、簡単にオリジナルのドラムキットを
作成でき ます。
また、コピー元とコピー先に同じドラムキット番
号を指定すれば、その番号のドラムキットを工場
出荷時の状態に戻すことができます。
NOTE
コピ ーを実 行する と、コピ ー先に 登録さ れてい た
ドラムキットは失 わ れま す。こ の操 作 は慎 重 に
行っ てくだ さい。
..
1111..
[PATTERN]キーを押してください。
[PATTERN]キーが点灯し、RT-223 がパター ン
モードとなります。
..
2222..
[DRUM]キーを押し、続いて[KIT/PROG]
キーを押してください。
ドラムキットを選ぶ画面が表示されます。
..
3333..
VALUE [ +] /[ −] キーでコピー元となる
ドラムキットを選んでください。
..
4444..
[INSERT/COPY]キーを押してください。
コピー 先のドラム キット番号
なお、特定のドラムキットを工場出荷時の状態に
戻 したいとき は、コピー元とコピー先の ドラム
キット番号を一致させ(デ ィスプレ イにCOPY
と表示されます)、手順 6 に進みます。
..
6666..
コピーを実行するには、[INSERT/COPY]
キーを押してください。
● コピー元とコピー先に、異なるドラムキット
番号を選んだ場合
[INSERT/COPY] キーを押す と、コピ ーが 実
行されま す。
● コピー元とコピー先に、同じドラムキット番
号を選ん だ場 合
[INSERT/COPY]キーを押すと、FACTORY
とREVERTが交 互に 表示 さ れ ます。現 在
選ばれているドラムキットを工場出荷時の状
態に戻す には、も う一度[INSERT/COPY]キー
を押しま す。
コピーが実行されるとDONEが 表示され 、ド
ラムキットを選ぶ画面に戻ります。
なお、[INSERT/COPY] キー の代 わり に [EXIT]
キーを押せば、操作を中止してドラムキットを選
ぶ画面に戻ります。
[INSERT/COPY] キーが 点 滅 し、現在 の ド ラム
キットがコピー元として選ばれます。
..
5555..
VALUE [ +] /[ −] キーでコピー先のドラ
ムキット番号を選んでください。
52
ZOOM RT-223

ドラムキットに名前を付ける
ドラムキットの各種操作(キットモード)
選択可能な文字については P33 をご参照くださ
い。
ドラムキットに任意の名前を付けます。
..
1111..
[PATTERN]キーを押してください。
[PATTERN]キーが点灯し、RT-223 がパター ン
モードとなります。
..
2222..
[DRUM]キーを押し、続いて[KIT/PROG]
キーを押してください。
ドラムキットを選ぶ画面が表示されます。
BASIC
..
3333..
VALUE [ +] /[ −] キーで名前を変更した
いドラムキットを選び、[EDIT] キーを 押
してください。
パッドご との各種 設定を行うメ ニューが 表示され
ます。
..
4444..
左右のカーソルキーを使って、ディスプレ
イにKITNAMEと表示させてください。
KITNAMEがしばらく表示された後、現在のド
ラムキット名が表示されます。ドラムキット名の
選択中の文字が点滅します。
0
..
6666..
手順 5 を繰り返して希望する名前を付けて
ください。
..
7777..
名前の入力が終わったら、[EXIT] キーを押
してください。
変更した名前が確定し、ドラムキットを選ぶ画面
に戻ります。
パターンモードに戻る には、[PATTERN] キーを
押して下さい。
BASIC
HINT
KITNAMEはすべ ての パッド に共通 します。
..
5555..
左右のカーソルキーを使ってカーソル位置
を移動し、VALUE [ +]/ [−]キー を使 っ
て文字を選んでください。
ZOOM RT-223
0
53

エフェクトを使う(エフェクトモード)
ここでは 、ドラム キッ ト/ベースプログラムに使用するエフェクトについて説明します。
エフェクトについて
RT-223には、ドラムキット/ベースプログラム
全体の音 色を 直接 加工するCOMP EQエフェク
トと、ドラ ムキ ット /ベース プロ グラ ムの原音
にエフェクト音をミックスするREVERBエフェ
クトという2 種類のエフェクトが搭載されてい
ます。これら2 系統のエフェクトは同時に使用す
ることも、個別にオン/オフを切り替えることも
可能です 。それぞれの エフ ェクトの 特徴 は、次の
通りです。
■ COMP EQエフェクト
COMP EQ エフェクトは、ドラムキット/ベース
プログラ ムの信号 の出力位置に 挿入され るタイプ
のエフェクトで、コンプレッサーやローファイエ
フェクトなどが利用できます。
[L/MONOOUT]/
[ROUT]端子
ベース
プログラム
ドラムキット
■ REVERBエフェクト
RT-223のREVERBエフェクトでは、ドラムキッ
トとベー スプログ ラムからエフ ェクトへ 送る信号
の量(センド レベ ル)を設定す るこ とで、効果の
深さを個別に調節で きま す。REVERB エフェ ク
トで加工された信号は、最終的なステレオ信号に
加えられ ます。ま た、ドラムキ ット に限り、楽器
音ごと(パッドご と)にセンド レベ ルを 変えるこ
とができ ます。
COMPEQ
エフェクト
センド
センドレベルを調節
[L/MONOOUT]/
REVERB
エフェクト
ドラム
キット
ベース
プログラム
リターン
[ROUT]端子
HINT
エフェ クトモ ードで は、ドラ ムキッ ト/ベ ースプ
ログラ ム全体 のセン ドレ ベルを 調節し ます。ドラ
ムキット の楽器音ご とにセン ドレベル を変えたい
ときは、キットモード でパッ ドごと のセン ドレベ
ルを調 節しま す。(→ P51)。
パッチについて
COMP EQ エフェクトとREVERB エフ ェクトは 、
効果の種類を決める要素(エフェ クトタイプ)と、
効果のかかり具合を決める要素(エ フェクト パラ
メ ーター)から構成さ れていま す。使用するエ
フェクトタイプを選び、エフェクトパラメーター
を調節することで、さまざ まな 効果 が作れま す。
こうして編集したエフェクトの設定は、パッチ
として保存されます。パッチを 切り替え ることで 、
異なるエフェクトの設定を即座に呼び出せます。
RT-223 では COMP EQ エフェクトとREVERB
エフェクトのパッチを、それぞれ40種類ずつ利
用できます。
54
ZOOM RT-223

COMP EQエフェクトを使用す
る
ここではCOMP EQ エフェクトの使用方法を説明
します。
..
1111..
パターン、ソング、グルーブプレイのいず
れかのモードで、[COMP EQ]キーを何度
か押して点灯させてください。
RT-223 がエフェクトモードに切り替わり、
COMP EQ エフェクトがオンになります。ディスプ
レイは、次の よう に変 わります 。
エフェクトを使う(エフェクトモード)
(オフ)にするには、[COMP EQ] キーを
押してキーを消灯させてください。
COMP EQエフェクトがバイパスされます。このと
きディスプレイにはBYPASSが表示されます。
COMP EQ エフ ェ クト を再 びオ ン に する には 、
[COMP EQ] キ ーをもう 一度 押し て点灯さ せて く
ださい。
..
4444..
COMP EQエフェクトのパッチ選択が終わ
ったら、[EXIT] キー を押し てく ださ い。
エフェクトモードを抜け出て以 前のモー ドに戻り
ます。
BOTTOM
COMPEQエフェクトのパッチ名
..
2222..
VALUE [ +] /[ −] キーを使って、利用し
たいパッチを選んでください。
即座に新しいパッチが呼び出されます。
HINT
・空のパッ チが選ば れると、ディ スプレイ に
EMPTYと表示 されま す。こ れを選 んでも 効
果はか かりま せん。
・ パター ンモード やソン グモー ドで再生 可能な パ
ターン /ソン グが 選ばれ てい れば、PLAY [R]
キーを押してパ ターンやソングを 再生し、エフェ
クトの 効果を 確認で きます。
..
3333..
COMP EQ エフェクトを一時的にバイパス
1
COMPEQ
エフェクト の
パッチ番号
REVERBエフェクトを使用する
ここでは、REVERB エ フェ クト の使 用法 につ い
て説明します。REVERB エフェク トで は、パッチ
を選択してから、ドラムキ ット とベースプログラ
ムのセンドレベルを個別に調節します。
..
1111..
パターン、ソング、グルーブプレイのいず
れかのモードで、[REVERB]キ ーを 何度か
押して点灯させてください。
RT-223 がエフェクトモードに切り替わり、
REVERB エフェ クト がオ ンと なり ます。デ ィス
プレイは、次のような表示に変わります。
STUDIO
REVERBエフェクトのパッチ名
..
2222..
VALUE [+]/ [−]キーを使って、利用し
たいパッチを選んでください。
25
REVERB
エフェクト の
パッチ番号
ZOOM RT-223
55

エフェクトを使う(エフェクトモード)
即座に新しいパッチが呼び出されます。
HINT
空のパッチが選ばれると、ディスプレイに
EMPTYと表示され ます。これ を選ん でも効 果
はか かりま せん。
..
3333..
[EDIT]キーを押してください。
[REVERB]キーが点滅し、パッチ編集画面に切り
替わります
EFFECT
..
4444..
左右のカーソルキーを使ってディスプレイ
にDR SENDと表示させてください。
この画面 では、ドラムキット全体のセンドレベル
が調節できます。
DR SEND
ドラムキット全体のセンドレベル
HINT
ドラ ムキッ トは、ドラ ム/ パーカ ッショ ン音色 ご
とに センド レベル を変え ること も可 能です。これ
を行 うには、キ ットモ ード でパッ ドごと のセン ド
レベ ルを調 節しま す(→P51)。
..
5555..
VALUE [+]/ [−]キーを使ってドラムキ
ットのセンドレベルを調節してください。
センドレベルは0〜100の範囲で調節できます。
HINT
REVERB エ フェ クト には、ドラ ムキ ット のキ ッ
クの音色のみをエフェクトから除外する
KICKDRYパ ラメー ターが ありま す。このパ ラ
メー ターが オンに 設定さ れてい ると きは、セン ド
レベ ルを上 げても パッド バンク 1 /2 のパッ ド0
には エフェ クトが かかり ません(キット モード で
パッド ごとにセ ンドレベル を調節し た場合も同 じ
ON
5
です)。KICKDRY の オン/ オフにつ いては、次
の項目エフェ クト のパッ チを編 集するをご参
照くだ さい。
..
6666..
左右のカーソルキーを使ってディスプレイ
にBS SENDと表 示さ せてく ださ い。
ここでは、ベースプログラムのセンドレベルが調
節できます。
..
7777..
VALUE [+]/ [−]キーを使ってベースプ
ログラムのセンドレベルを調節してくださ
い。
..
8888..
センドレベルの調節が終わったら、[EXIT]
キーを押してください。
手順1の画面に戻ります。
..
9999..
現在操作しているパッチを保存してくださ
い。
エフェクトパッチの保存については、P58 をご
参照ください。
NOTE
ドラムキ ット/ベー スプログ ラムのセ ンドレベル
は、パッ チの一 部と して保 存され ます。セ ンドレ
ベルを調 節したパッ チを保存 せずに他 のパッチに
切り替 えると、編集内 容が失 われま すので ご注意
くださ い。
..
9999..
REVE RB エフェ クトを 一時的 にバイ パス
(オフ)にするには、[REVERB] キ ーを押
してキーを消灯させてください。
REVERB エフェ クト がバ イパ スさ れ、ディ スプ
レイにBYPASSと表示されます。REVERB
エ フェク トを再びオンにする には、[REVERB]
キーをもう一度押して点灯させてください。
..
11110000..
REVE RB エフェ クトの 操作が 終わっ たら
[EXIT]キー を押 してく ださ い。
エフェクトモードを抜け出て以 前のモー ドに戻り
ます。
56
ZOOM RT-223

エフェクトを使う(エフェクトモード)
エフェクトのパッチを編集する
エフェクトのパッチを編集する には、まず効果の種
類を決定するエフェクトタイプを選び、次にエフ
ェクトパ ラメータ ーを使って効 果のかか り具合を
調節します。それぞれのエフェクトタイプには固
有のエフェクトパラメーターがあり、エフェク ト
タイプを 切り替え るとそれに応 じてパラ メーター
の内容も変化します。例えばCOMP EQエフェク
トを使用する場合、エフェクトタイプに応じてエ
フェクトパラメーターが次のように変わります。
エフェクトタイプ
MLT COMP
XOVER L
XOVER H
SENS H
SENS M
ここでは 、COMP EQ エフェクトと REVERB エ
フェクトのパッチを編集する方法を説明します。
..
1111..
[COMP EQ]キー(COMP EQエフェクト
を編集する場合)または [REVERB] キ ー
(REVERBエフェクトを編集する場合)を何
度か押して、点灯させてください。
RT-223がエフェクトモードに切り替わり、パッ
チ選択画面が表示されます。
..
2222..
VALUE [+]/[−]キーを使って、編集した
いパッチを選んでください。
HINT
REVERB エ フェク トの 効果の 深さ を変更 した い
ときは、左右のカーソルキ ーを使ってDR SEND
を表 示させ、セ ンドレ ベルを 調節し ます。
LO-FI
CHARA
COLOR
DIST
TONE
エフェクトパラメーター
RESONNC
DEPTH
FREQ
RATE
TYPE
し、パッ チ編集画面に切り替わります。
EFFECT
ON
HINT
ディス プレイにEFFECTが表 示され ていると
きは、VALUE [+]/[−]キーを使 ってエフェクト
のオン/オフ を切り替えられま す。
..
4444..
右のカーソルキーを 1 回押して、ディスプ
レイにエフェクトタイプを表示させてくだ
さい。
MLTCOMP
エフェクトタイプ名
..
5555..
VALUE [+]/[−]キーを使って、使用した
いエフェクトタイプを選んでください。
HINT
パタ ーン モ ード やソ ン グモ ード で再 生 可能 なパ
ター ン / ソン グ が 選ば れ て いれ ば、PLAY [
キーを押 して、エ フェクト の効果を 確認でき ます。
66
66
左右のカーソルキーを使って変更したいエ
フェクトパラメーターを選んでください。
表示されるエフェクトパラメーターは、選択され
ているエフェクトタイプによって異なります。
次の図は、COMP EQ エフェクトのエフェクトタ
イプとして MLTCOMP を 選び、XOVER Hパ
ラメーターを表示させた場合の例です。
XOVER H
125
R
]
..
3333..
[EDIT]キーを押してください。
[COMP EQ] キ ーま たは [REVERB]キ ーが 点滅
ZOOM RT-223
エフェクト パラメータ ー名 設定値
57

エフェクトを使う(エフェクトモード)
..
7777..
VALUE [ +] /[ −] キーを使って設定値を
変更してください。
エフェク トタイプ やエフェクト パラメー ターの内
容につい ては、巻 末の 資料をご参照ください。
..
8888..
必要に応じて手順6〜7を繰り返し、他のエ
フェクトパラメーターも調節してくださ
い。
HINT
・COMP EQエフェ クトを 編集 してい るとき は、
LEVELと表 示さ せれ ば、パッ チ の最 終的 な
音量が 調節で きます。
・ REVERBエフェクトを使用している場合、EFX
LVLを表示させれば、エフェクト音のミック
ス量が 調節で きます。
・REVERBエフェクトを使用している場合、
KICKDRYを表 示させ れば、パッド バンク 1/
2のパッド0(通常 キック の音色 が割り 当てら れ
ていま す)にか かるエ フェク トのオ ン/オ フを、
個別に 切り替 えでき ます。
..
9999..
パッチの編集が終わったら、[EXIT]キーを
押して下さい。
パッチ選択画面に戻ります。もう一度 [EXIT]キ ー
を押すと 、エフェ クト モードが終了します。
NOTE
編集し たパッチ を保存せず に他のパ ッチに切り 替
える と、編集内 容が失 われ ますの でご注 意くだ さ
い。パッ チの 保存 方法 につ いて は、次 の 項 目 を
ご参照くださ い。
態に初期化することもできます。
..
1111..
COMP EQ エフェクト、または REVERB
エフェクトのパッチ選択画面で、保存や入
れ替えを行いたいパッチを選んでくださ
い。
HINT
・こ れらの 操作は、パ ッチ編 集画面 からも 行えま
す。この とき 編集中 のパッ チが操 作の対 象とな
り ます。
・パ ッチを 初期化 すると きは、工場 出荷時 の状態
に 初期化 したい パッチ を選 びます。
..
2222..
[INSERT/COPY]キーを押して下さい。
[INSERT/COPY]キーが点滅し、保存先のパッ
チ 名/パッチ番 号とSTORE >の文 字が交
互に表示されます。
STORE )
..
3333..
左右のカーソルキーを使ってSTORE >
(保存)、SWAP >(入 れ替 え)、
FACTORY(工場出荷時のパッチに初期
化)のいずれかの操作を選んでください。
SWAP >を選んだ場合は、入れ替え先のパッ
チ名/パッチ番号とSWAP >の文字が交互
に表示されます。
エフェクトパッチの保存(入れ替
え)/初期化を行う
ここでは 、COMP EQ エフェクトと REVERB エ
フェクトのパッチを保存する方法を説明します。
すでに保 存されて いるパッチを 別の位置 に保存し
直せば、パッチの コピ ーを 作成でき ます 。必 要な
らば、パッチ 同士 を入 れ替える こと も可 能です。
また、同じ手順を使ってパッチを工場出荷時の状
58
SWAP )
またFACTORYを選んだ場合は、FACTORY
とREVERTが交 互に 表示され ます。初期化 を
行う場合は、そのまま手順5へお進みください。
..
4444..
STORE >またはSWAP >を選んだ
ときは、VALUE [+] /[ −]キーを使って
ZOOM RT-223

保存/入れ替え先のパッチ番号を選んでく
ださい。
保存を行う場合、ここで選んだパッチ番号に現在
のパッチの内容が保存されます。
入れ替えを行う場合は、現在選ばれているパッチ
とここで選択したパッチの内容が入 れ替わります。
..
5555..
操作を実行するには[INSERT/COPY]キ
ーを押してください。
保存(入れ替 え)/初期化 が実 行さ れ、パッチ選
択画面に 戻り ます。なお、[INSERT/COPY]キー
の代わり に [EXIT] キーを押 せば 保存(入 れ替え)
/初期化を中止できます。
エフェクトのパッチに名前を付け
る
エフェクトを使う(エフェクトモード)
パッチ編集画面に切り替わります。ディスプ レイ
には、エフェクトタイプが表示されます。
..
3333..
左右のカーソルキーを使ってディスプレイ
にPATNAMEと表示させてください。
PATNAMEとしば らく 表示 され た後、現 在の
パッチ名が表示されます。パッチ名の選択中の文
字が点滅します。
MIDHALL
..
4444..
左右のカーソルキーを使ってカーソル位置
を移動し、VALUE [+]/ [−] キー を使っ
て文字を選んでください。
選択可能な文字については P33 をご参照くださ
い。
現在選ばれて いる COMP EQ エフェ クト また は
REVERB エフ ェク トの パッ チに 新しい名 前を 付
けます。
..
1111..
COMP EQ エフェクト、またはREVERB エ
フェクトのパッチ選択画面で、名前を変更
したいパッチを選んでください。
パッチ名/パッチ番号が表示されます。
MIDHALL
..
2222..
[EDIT]キーを押してください。
ZOOM RT-223
..
5555..
手順 4 を繰り返して希望する名前を付けて
ください。
..
6666..
名前の入力が終わったら、[EXIT]キーを押
して下さい。
パッチ選択画面に戻ります。もう一度[EXIT]キー
を押すと、エフェクトモードが終了します。
NOTE
保存操 作を行 わずに パッ チを切 り替え ると、変更
したパ ッチ名 が無効 とな ります ので、ご注 意くだ
さい。パッ チの保 存方法 につ いては、1つ手前の
項目を ご参照 くださ い。
59

メト ロノーム機能を使う(メトロノームモード)
RT-223には、練習用のガイドリズムに最適なメトロノームが搭載されています。3+ 2拍子や4+3 拍
子といっ た、混合 拍子(種 類の異な る拍 子を 組み合わ せた 拍子)も 利用でき ます。
■ 拍子の種類について
RT-223のメトロノームは、4分 音符また は8 分
音符を分 母(単位音符 )に した 拍子 に対 応してお
り、それぞれ 次の 分子(拍 数)が選択で きま す。
分母 (単位音符) 分子(拍数)
4分音符
8分音符
4分音符を分母とする拍子では、さらに強弱の組
み合わせ やカ ウントの 細か さを最大 5種類の英数
字(C1、C2、C3、C4、C5)の中か ら選択で き
ます。例 えば 4/4拍子を選んだとき、C1〜C5の
強弱の組 み合 わせ は、次のよう に変 化し ます。
●C1
●C2
1、2、3、4、2 + 3、3 + 2、
3+3、3 + 4、4 + 3
6/8、7/8、12/8
●C5
NOTE
・拍 子の種 類によ っては、利 用でき ない強 弱の組
み 合わせ もあり ます。
・8分音符を分母とする拍子(6/8、7/8、12/8)
で は、強弱の 組み合 わせは 変更 できま せん。
■ 混合拍子について
メトロノームを5/4拍子で利用したい場合、分子
(拍数)とし て2+3ま たは 3+2 の混合拍子を選
ぶ方法があります。
●2+3C1
●3+2C1
●C3
●C4
60
同じように、メトロノームを7/4 拍子で利用した
い場合は、拍数として3+4、4+3 が選択でき、
それぞれ1小節の数え方が異なります。
ZOOM RT-223

●3+4C1
7/76/75/74/73/72/71/7
●4+3C1
7/76/75/74/73/72/71/7
メトロノーム機能の利用方法は、次の通りです。
メトロノーム機能を使う(メトロノームモード)
..
2222..
VALUE [+]/ [−]キーで使用したいメト
ロノームのパターンを選んでください。
..
3333..
メトロノームの音色を変えたいときは
[KIT/PROG]キー を押し、左右 のカ ーソル
キーを使って音色を選んでください。
メトロノームの音色は次の中から選択できます。
..
1111..
パターン、ソング、グルーブプレイのいず
れかのモードで、[METRONOME]キーを
押してください。
[METRONOME]キーが点灯し、RT-223がメトロ
ノームモ ードにな ります。ディスプ レイには 、メト
ロノーム のパター ン名とパター ン番号が 表示され
ます。
パターン名は、拍子の種類を表す数字/記号と、
強弱の組み合わせを表す英数字で表されます。利
用できる拍子 や強弱の組み合わ せについては P60
をご参照ください。
2+3/4C1
パターン名(拍子の種類+強弱の 組み 合わせ)
23
パターン番号
HINT
・ RT-223がメトロノームモードのとき、すべての
エフェ クトは バイパ スされ、無 効とな りま す。
ディスプレイ表示 音色の説明
M-BELL
M-CLICK
STICK
COWBELL
HIGH-Q
メトロノームの音色
メトロノームの音色
(クリック音のみ)
スティックを叩く音色
カウベルの音色
シンセのクリック音色
COWBELL
..
4444..
音色の変更が終わったら[EXIT]キーを押し
てください。
手順1の画面に戻ります。
..
5555..
テンポを設定するには、[TEMPO]キーを押
し、続いてVALUE [+]/ [−] キー を使っ
て調節してください。
ZOOM RT-223
61

メトロノーム機能を使う(メトロノームモード)
HINT
[TEMPO]キー を続け て2 回叩 けば、その間 隔を4
分音 符とし たテン ポが設 定でき ます(タ ップテ ン
ポ機 能)。
..
6666..
メトロノームを再生するにはPLAY [R]キ
ーを押してください。
メトロノームが動作します。このときディスプレ
イでは、現在の拍がリアルタイムに 表示され ます。
..
8888..
メトロノームモードを終了するには、
[PATTERN]キーまた は[SONG]キーを押
してください。
または
パターンモード、またはソングモードに戻 ります。
メトロノームモードを終了すると、エフェク トの
バイパスが解除され、フットスイッチの設定も元
に戻ります。
また、この手順 で[EXIT]キー を押 した場合 は以 前
のモードに戻ります。
4/8 BPM
現在の拍 テンポの値
NOTE
RT-223にフットスイッチが接続されているとき
にメ トロノ ームモ ードに 切り替 える と、フット ス
イッチの機能がTAPに 設定 さ れ てい る 場 合
を除 き、自動的 にメト ロノ ームの 再生/ 停止を 行
う機 能が割 り当て られま す。
HINT
メトロ ノームの 再生中でも メトロノ ームの音色 や
テン ポの変 更が行 えます。
..
7777..
メトロノームを止めるには、STOP [■]キ
ーを押して下さい。
120
62
ZOOM RT-223

RT-223の各種設定を変更する
[FUNCTION]キ ーは 、RT-223 の各種設定を行うためのキーです。ここでは、[FUNCTION]キーの基本
操作や、設定 可能 な項 目につい て説 明し ます。
● パッド3(TIME SIG)
ファンクションの基本操作
[FUNCTION]キ ーの操作 方法 は、どの項目でもあ
る程度共 通し てい ます。基本的な操 作方 法は、次
の通りです。
..
1111..
[FUNCTION]キーを押してください。
[FUNCTION]キ ーが点滅 し、設定する項目を選択
可能な状態となります。
NOTE
項目 によっ ては、[FUNCTION]キーを押す前に対
象となるパターンを選んでおく必要があるもの
や、再生 を停止 してお く必 要があ るもの があり ま
す。詳し くは、各項 目の説 明をご 参照く ださ い。
..
2222..
設定したい要素に応じて、[PATTERN]キ
ー、または13個のパッドから1つを選ん
で押してください。
項目を選 択するに は、パッドやキー を使用し ます。
フロント パネ ルの 13 個 のパ ッドと [PATTERN]
キーには、それぞれ次の項目が割り当てられてい
ます(カッコ の中 はパ ッドの下部に印字された文
字を表し ます)。
● パッド0(BASS KEY)
ベースプログラムの基 準となる音高と、パター
ンのルートを同時に設定します。
● パッド1(MIX)
ドラムトラック/ベー ストラックの音量を設定
します。
● パッド2(BASS TUNE)
ベースプログラムのチューニングを設定しま
す。
パターンの拍子を設定します。
● パッド4(PRE COUNT)
前カウントのオン/オフや拍数を設定します。
● パッド5(QUANTIZE)
クオンタイズの値を設定します。
● パッド6(CLICK VOL)
リアルタイム入力時のクリック の音量を設定し
ます。
● パッド7(BAR LENGTH)
パターンの小節数を設定します。
● パッド8(FOOT SW)
フットスイッチの機能を設定します。
● パッド9(SWING)
再生時のスイング量を設定します。
● パッド[+](PAD SENS)
パッドの感度を設定します。
● パッド[×](SHIFT)
再生タイミングを前後にずらす量を設定しま
す。
● パッド[()](MIDI)
同期用 MIDI メッセージの受信のオン/オフを
切り替えたり、トラックごとの MIDIチャンネル
を設定したりします。
●[PATTERN]キー
メモリー残量を表示するのに使用します。
NOTE
項目に よって は、パッ ドを押 して項 目を選 んだ後
で、操作の 対象 となる 音色や トラッ クなど を選択
するも のもあ ります。
..
3333..
VALUE [+]/ [−]キーを使って設定値を
変更してください。
HINT
・VALUE [ +]/ [ −] キーの一方を押し続けると、
値 を連続 的に可 変でき ます。
ZOOM RT-223
63

RT-223の各種設定を変更する
・ VALUE [ +] / [ − ] キーの一方を押しながらも
う一方 を押す と、値を素 早く増 減でき ます。
・ ファン クショ ンの設 定中は、変 更した 設定値 が
即座に 有効に なりま す。設定値 を元に 戻した い
ときは、再 度設定 し直し てくだ さい。
..
4444..
[FU NCT IO N] キーをもう一度押すか、
[EXIT]キ ーを押 して くだ さい。
RT-223のファンクション設定が終了します。
HINT
[FUNCTION] キー は、この 他 にデ モ 演 奏(P8)
や、FAST入 力(P39)などに も使用 しま す。
ファンクションの各項目
ここでは、各ファンクションの設定範囲と機能に
ついて説明します。
■ ベースプログラムの基準となる音高を設
定する(BASS KEY)
設定範囲 C〜B
パッド0 に割り当てる音高をC〜B の範囲で設定
します。また、ここで 選択した 音名 はパ ターンの
ルートを表します。
VALUE [+] / [ −] キーを使 って パッ ド0の音高
を変更す ると、そ れに伴っ てパ ッド1〜9、[+]、
[×]、[()]の音高も平行移動します。
なお、♯(シ ャー プ)の付 いた音名は
(oは♯を表します)のように表示されます。
HINT
この 項目は パター ンごと に記憶 され ます。
■ ドラムトラック/ベーストラックの音量
を設定する(MIX)
設定範囲 0〜15
HINT
この項 目はパ ターン ごと に記憶 されま す。
■ ベースプログラムのチューニングを設定
する(BASS TUNE)
設定範囲 435〜445(初期設定値:440)
ベースプログラム のチュー ニン グをA=435Hz〜
A=445Hz の範囲で調節します。
■ パターンの拍子を設定する(TIME SIG)
設定範囲 1、2、3、4、5、6、7、8
パターンの拍子を1〜8(1/4 〜8/4拍子)の
中から選択します。
すでに記録されたパターン(ディス プレイに*
マークが表示されます)の拍子は変更できません。
HINT
この項 目はパ ターン ごと に記憶 されま す。
■ 前カウントのオン/オフや拍数を設定す
る(PRE COUNT)
設定範囲 oFF、1〜 8、SP(初期設定値:4)
パターンのリアルタイム入力時の前カウント(入
力開始前のクリック音)のオン/オフや、小節数
などを設定します。この設定はすべてのパターン
に共通です。各設定値の内容は次の通りです。
● oFF
前カウントがオフになります。
●1〜8
数字に対応する拍数が鳴ってか らリアルタイム
入力が始まります。
●SP
次のような特殊な前カウントが 鳴ってから入力
が始まります。
パターンのトラックごとの音量を0〜15の範囲
で調節し ます。
この項目 を選 んだ ときは、[DRUM]、[BASS] の
各キーで トラ ック を選択し てか ら、VALUE [ +]
/[−]キ ーで設定値を変更してください。
64
ZOOM RT-223

RT-223の各種設定を変更する
■ クオンタイズの値を設定する
(QUANTIZE)
設定範囲 4、8、12、16、24、32、48、Hi
パターンのクオンタイズの値(最小単位となる音
符)を設定し ます。ク オン タイズの 値は、次 の 4
つの機能に影響します。
● リアルタイム入力で最小単位となる音符
● ステップ入力で最小単位となる音符
●[REPEAT/STEP]キーを押しながらパッドを
● グルーブプレイでパッド操作を検出するタイミ
クオンタイズの値は、次の8種類の中から選択で
きます。
(初期設定値:16)
押さえたときの連打音の間隔
ング
4 ................ 4分音符
8 ................ 8分音符
12 ............. 8分3連音符
16 ............. 16分音符
24 ............. 16分3連音符
32 ............. 32分音符
48 ............. 32分3連音符
Hi............... 1チック(4分音符の1/96)
NOTE
・クオン タイ ズを H i に設 定した 場合 でも、
[REPEAT/STEP] キーによ る 連打 音 の間 隔 は
32分3 連 音符と なりま す。
・ファンクションの 基本操作の手順 4で、
[FUNCTION]キーの代わりにREC [●]キーを 押
すと、現在選 択されているパ ターンに記録さ れて
いる音 符が、ク オンタ イズの 値に揃 えられ ます。
■ リアルタイム入力時のクリックの音量を
設定する(CLICK VOL)
設定範囲 0〜15(初期設定値:15)
リアルタ イム入力 時に鳴るクリ ック音の 音量を調
節します。
この設定はすべてのパターンに共通です。
■ パターンの小節数を設定する
(BAR LENGTH)
設定範囲 1〜99
パターンの長さを1〜99 小節の範囲で設定しま
す。パタ ーン の長さを 決め たら、[FUNCTION]キ
ーを押して設定を確定してください。空パターン
の初期状態の小節数が変更されます。
また、入 力済みパターンの小節数を 変更することも
可能です。これを行うには、小節数を変更したい
パターン を選び、ファンクションの基本 操作の手
順4で、[FUNCTION] キーの代わりに REC [ ● ]
キーを押します。この場合、演奏内容は次のよう
に変化します。
● 現在の小節数よりも長くする場合
現在のパターンの後ろに、空白 の小節が追加さ
れます。
● 現在の小節数よりも短くする場合
指定した小節数を越える部分は削除されます。
HINT
この項 目はパ ターン ごと に記憶 されま す。
■ フットスイッチの機能を設定する
(FOOT SW)
設定値 PAD00〜PAD38、TAP、COUNT、
START、MUTE、REPEAT、JAM
(初期設定値:JAM)
リアパネルの[FOOT SW] 端子に接続したフット
スイッチ(FS01)の機能を設定します。
[FUNCTION] キ ー→パッ ド8(FOOT SW)の順
に押すと、ディス プレ イにFOOT SWと しば
ら く表示され た後、現在選ばれているフ ットス
イッチの機能が表示されます。この状態でフット
スイッチの機能が設定可能となります。
選択可能なフットスイッチの機能と、その設定方
法は次の通りです。
● FS01でパッドのドラム音色を鳴らす
選択したパッドに割り当てられ たドラム音色を
FS01 で演奏します。例えばバスドラムを足元
で演奏したいときに便利で す。この機能を利用
するには、[FUNCTION]キー→パッド 8(FOOT
SW)を押した後で、13個のパッド×3パッド
バンクのうち 1 つを押します(叩いた強さも記
ZOOM RT-223
65

RT-223の各種設定を変更する
録されます)。叩いたパッドに応じて、PAD00
〜PAD38の値が表示されます。
● FS01でパッドのドラム音色を切り替える
パッドに割り当てられたドラム音色をFS01 で
切り替えます。この機能を利用するには、
[FUNCTION]キー→パッド8(FOOT SW)を押
した後で、FS01 を踏みながら最初の音色に相
当するパッドを押し、次に FS01 を放して 2番
目の音色に相当するパ ッドを押します。このよ
うに設定すれば、最初に押 したパッドの音色を
FS01 で切り替えることができるようになりま
す。FS01を踏んでいるときは最初に選んだパ
ッドの音色、フットスイッチを放すと 2 番目に
選んだパッドの音色が 演奏されます。ディスプ
レイの左3桁には最初に押したパッド番号、右3
桁には次に押したパッド番号が表示されます。
例えば、フットスイッチを 踏んでいるときにク
ローズハイハット、放した ときにオープンハイ
ハットを鳴らしたいときは、FS01 を踏みなが
らパッド4(CLOSED HAT)を押し、FS01を
放してからパッド6(OPEN HAT)を押します。
● FS01でテンポを設定する
FS01 を踏 んで テンポ を指 定する 機能 です
(タップテンポ機能)。この機能を利用するには、
[FUNCTION]キー→パッド8(FOOT SW)を
押した後で、[TEMPO]キーを押します(ディス
プレイにTAPと表示されます)。
● FS01でスタート/ポーズをコントロールする
FS01を踏むたびに、PLAY [R] キーを押した
ときと同じよう に再生 開始→一 時停止
→停止 位置から 再生 開始を繰り 返し ます。
この機能を利用するには、[FUNCTION]キー→
パッド 8(FOOT SW)を押した後で、PLAY
[R] キーを押してください(ディスプレイに
COUNTと表示されます)。
● FS01でスタート/ストップをコントロール
する
FS01を踏むたびに、PLAY [R]とSTOP [■]
キーを交互に押したと きと同じように再生開
始→停止→先頭から再 生開始を繰り
返します。こ の機能を利 用するには、
[FUNCTION]キー→パッド8(FOOT SW)を
押した後で、STOP [■ ]キーを押してください
(ディスプレイにSTARTと表示されます)。
● FS01で任意のトラックをミュートする
FS01 を 踏 ん で い る 間、現 在 [DRUM] /
[BASS] キーで選ばれているトラックがミュー
トさ れま す。この機 能を 利用 する には、
[FUNCTION]キー→パッド8(FOOT SW)を
押した後で、VALUE[−]キーを押してください
(ディスプレイにMUTEと表示されます)。
● FS01で連打音をコントロールする
FS01 を踏みながらパッドを押すことで、連打
音が演奏 できます 。この機 能を利用 するには 、
[FUNCTION]キー→パッド8(FOOT SW)を
押した後で、[REPEAT/STEP]キーを押してく
ださい(ディスプレイにREPEATと表示さ
れます)。
● FS01でジャム機能を利用する(ソングモード
のみ)
RT-223がソングモードのときに、FS01を踏
むだけで複数のパターンを切り 替えながら演奏
できるジャム機能が利用で きます。この機能を
利用する には、[FUNCTION] キー→パッド 8
(FOOT SW)を押した後で、[SONG]キーを
押してください(ディスプレイにJAMと表
示されます)。ジャム機能については、P68 を
ご参照ください。
■ 再生時のスイング量を設定する
(SWING)
設定範囲 8th、16th/50〜75
(初期設定値:8th/50)
パターンを再生するときのスイング量(リズムの
跳ね具合)を設定します。
[FUNCTION] キ ー→ パッ ド 9(SWING)の 順に
押すと、しばらくの間ディスプレ イにSWING
と表示されます。画面が切り替わったら、左右の
カーソルキーを使って8th(8分音符単位で跳
ねる)または16th(16分音符単位で跳ねる)
を選び、VALUE [ +] /[−] キ ーを 使って数 値を
変更します。数値は50で変化な し、値が 大き
くなるほど跳ね具合が大きくなります(数値の単
位はパーセント)。なお、この項目 はパター ンの
再生時のタイミングを変えるだけで、入力された
演奏データには影響しません。
66
ZOOM RT-223

RT-223の各種設定を変更する
■ パッドの感度を設定する(PAD SENS)
設定範囲 SOFT、MEDIUM、LOUD、LIGHT、
NORMAL、HARD、EX HARD(初期
設定値:NORMAL)
パッドを叩く強さに対する感度を設定します。
各設定値 の内 容は 次の7 種類です。
● SOFT
叩く強さに関係なく、小さな音量となります。
● MEDIUM
叩く強さに関係なく、中程度の音量となります。
● LOUD
叩く強さに関係なく、大きな音量となります。
● LIGHT
最も感度の高い設定で す。弱く叩いても大きな
音量となります。
● NORMAL
中程度の感度の設定です。
● HARD
感度の低い設定です。強く 叩かないと大きな音
量が得られません。
●EXHARD
最も感度の低い設定で す。かなり強く叩かない
と大きな音量が得られません。
■ 再生タイミングを前後にずらす量を設定
する(SHIFT)
設定範囲 −192〜+192(初期設定値:0)
現在選択されているパターンに入力された、特定
トラックの再生タイミングを1チック(4分音符
の1/96)単位で前後にずらします(最大±2拍)。
NOTE
・ 設定を確定してしまうと、やり直しはできません
のでご 注意く ださい。
・ トラックの再生タイミングをずらしたとき、前後
にずれ た音符 は削除 されま す。
■ 同期用MIDIメッセージの受信をオン/
オフする(MIDI)
設定範囲 int、Ext(初期設定値:int)
この項目を Ext に設定 すると、RT-223 が 外部
MIDI機器から次のメッセージを受信できます。
● MIDIクロック
● スタート/ストップ/コンティニュー
● ソングセレクト
NOTE
この 項目 がExtのとき、リ アル タイ ム入 力は
行えま せん。
■ トラックごとのMIDIチャンネルを設定
する(MIDI)
設定範囲 oFF、1〜 16、AUt(ベーストラック
各トラックの受信MIDIチャンネルを設定します。
ドラムトラックは oFF(受信しない)、1 〜 1 6
(チャン ネル 1〜16)の中から選択できます。ま
た、ベーストラックはoFF(受信しない)、1 〜 1 6
(チャン ネル1 〜16)、AUt(自動受信)の中から
選択できます。
AUtは市販の演奏データ(GM 音源対応のスタ
ンダードMIDIファイル)でRT-223 を演奏す ると
きに、ベース トラ ックの MIDI チャ ンネルを 自動
的に演奏データに合わせる特殊な設定です。GM
音源のベース音色を選ぶメッセ ージを受 信したと
きに、自動的 にベ ーストラ ック がそ の MIDI チャ
ンネルに切り替わります。
[FUNCTION] キ ー→パッ ド[()](MIDI)の順に押
すと、同期用 MIDI メ ッセ ージ の受 信をオン /オ
フ する画面が 表示されま す。ドラム/ベースト
ラック の受信 MIDI チャ ン ネル を変 更す るに は、
[DRUM] キー また は [BASS] キー を押 しな がら
(ディス プレイに押したトラックの現在の設定値
が表示されます)VALUE [+] / [ −]キー を使 っ
て設定値を変更してください。
のみ)(初期 設定値:ドラ ムトラック=
10/ ベーストラッ ク=9)
■ メモリ残量を表示する([PATTERN]
キー)
[FUNCTION]キ ー→[PATTERN]キーの順に押す
と、使用可能なメモリの残量がパーセント単位で
表示されます。この数値は表示のみで、変更はで
きません。
ZOOM RT-223
67

その他の機能
ここでは RT-223をオプションや外部機器と組み合わせた場合の応用例を紹介します。
ド4のパターンとパッド8のパターンが交互に切
ジャム機能を利用する
ジャム機能とは、ソングモードで各パッドに割り
当てられた複数のパターンを、フットスイッチで
切り替えながら演奏する機能です。この機能が有
効のときは、楽器演奏で手がふさがっていても、
フットス イッチを 使ってパター ンの演奏 を開始し
たり、好きな位置でパターンを切り替えたりでき
ます。
り替わります。また、演奏中にフットスイッチを
踏み続けると、パッド [()] のパターンに切り替わ
ります(下図1参照)。
さらに、上 記の4つのパッドのNEXTパラメーター
(P38)を指定することで、それ以外のパッドの
パ ターンを組 み合わせて 鳴らしたり、特定のパ
ターンを鳴らしたところで演奏 を停止さ せたりで
きます。
NOTE
ジャ ム機能 は、RT-223がソングモードのときに
のみ 利用で きます。
ジャム機能を使って直接操作できるのは、パッド
0、パッド4、パッ ド8、パッド[()]の 4 つのパ ッ
ドに割り当てられたパターンです。
RT-223が停止しているときにフットスイッチを
踏むと、パッド0のパターンの演奏が開始します。
それ以降は、フットスイッチを踏むたびに、パッ
図1
図2
図3
踏む
フットスイッチ
パッド0の
パターン
踏む
フットスイッチ
パッド0のパターン
NEXT=P02
(INTRO)
パッド0の
パターン
踏む 踏む 踏む 踏み続ける
パッド4の
パターン
パッド8の
パターン
パッド2のパターン
NEXT=P02
(VERSEA) (VERSEA)
例えば、パッド 0 に INTRO、パッド 2 にVERSE
Aのパターンを割り当てて、パッド0 のNEXT パ
ラメーターをP02に設定しておけば、フット
スイッチを踏んで、INTROを 鳴らした後にVERSE
Aに移行できます(下図2参照)。同じように、パッ
ド4にFILL A、パッド 6に VERSE Bのパターン
を割り当てて、パッド4 のNEXT パラメーターを
F06に設定しておけば、フットスイッチを踏んだ
直後の拍からフィルイ ンを 演奏 し、VERSE B に
移行できます(下図3参照)。
パッド4の
パターン
パッド2のパターン
踏む
フットスイッチ
パッド4の
パターン
NEXT=P02
パッド[()]の
パターン
68
パッド2のパターン
NEXT=P02
(VERSEA) (VERSEA) (FILLA) (VERSEB)
パッド2の
パターン
NEXT=P02
パッド4の
パターン
NEXT=F06
パッド6のパターン
NEXT=P06
ZOOM RT-223

その他の機能
また、パッド [()]に ENDINGのパターンを割り当
てて、NEXT パラメーターをStPに設定して
おけば、フットスイッチを踏み続けることでパッ
ド[()]のパターンを演奏してから停止させるといっ
た使い方ができます。
HINT
あらか じめ各パ ッドにパタ ーンが割 り当てられ て
いる ソング(ソ ング番 号 0 〜9)では、パッド ご
とのNEXTパラ メータ ーが次の 表のよ うに設定 さ
れて います。
パッド NEXTパラメーター
0
2
4
6
8
[()]
..
1111..
FS01 をリアパネルの[FOOT SW] 端子に
接続してください。
..
2222..
[SONG]キーを押してRT-223をソングモ
ードに切り替えてください。
P02
P02
F06
P06
F02
STP
..
4444..
[SONG]キーを押してください。
ディスプレイにJAMと表示さ れま す。
JAM
NOTE
フットス イッチにジ ャム機能 が割り当 てられてい
るとき、ソングモ ード以 外のモー ドでは、フットス
イッチの 機能はソン グ/パタ ーンの再 生/停止に
切り替 わりま す。
..
5555..
[FUNCTION]キーを押してください。
フットスイッチの設定が確定します。この状態で
ジャム機能が利用できます。
..
6666..
必要ならば、パッドごとの NEXT パラメー
ターを指定してください(→P38)。
..
7777..
フットスイッチを踏んでください。
パッド 0に割り当てられたパターンの演奏が開始
します。それ 以降は、フッ トスイッ チを 踏むたび
に、パッドのNEXTパラメーターに従ってパターン
が切り替わります。また、演奏中にフ ットスイッチ
を踏み続けると、パッド[()]のパターンに切り替わ
ります(パッド[()]のNEXT パラメーターがStp
に設定されてい れば、パター ン終了後 に停止し ま
す)。
..
3333..
[FUNCTION]キー→パッド8(FOOT SW)
の順に押してください。
ディスプ レイ にFOOT SWとしばらく表示さ
れた後、現在選ばれているフットスイッチの機能
が表示されます。
この状態 でフット スイッチの機 能が設定 可能とな
ります。
ZOOM RT-223
外部MIDI機器とRT-223を同期
させる
RT-223 は、MIDI ク ロックを受信 して、MTR、
シーケンサー、リズムマシンなどの外部機器と同
期走行させることが可能です。同期走行中は、外
部機器側で設定 されたテ ンポ に合わせ てRT-223
のパターンやソングが再生されます。
..
1111..
MTRやリズムマシンなどの外部 MIDI 機器
のMIDI OUT端子 と、RT-223 の[MIDI IN]
端子をMIDIケーブルで接続してください。
69

その他の機能
NOTE
外部 MIDI機 器で、同 期用MIDI メッ セー ジ(MIDI ク
ロッ ク、スタ ート、スト ップ、コ ンティ ニュー)の
送信が可能になってい ることを確認してください。
..
2222..
[FUNCTION]キー→パッド[()](MIDI)の
順に押してください。
同期用 MIDI メッセージの受信をオン/オフする
画面が表示されます。
..
3333..
VALUE [ +] /[ −] キーを使って、ディス
プレイにExtと表示させてください。
MIDI
..
4444..
[FUNCTION]キーを押してください。
この状態で、外部MIDI機器とRT-223 の同期走 行
が可能となります。
..
5555..
同期演奏したいパターンまたはソングを選
んでください。
ET
MIDI機器から RT-223の音を鳴
らす
MIDIキーボードやシーケンサーなどの外部MIDI機
器を使って、RT-223の内蔵音源を演奏できます。
..
1111..
MIDIキーボードなど外部MIDI機器のMIDI
OUT端子 と、RT-223 の [MIDI IN] 端子を
MIDIケーブルで接続してください。
..
2222..
[FUNCTION]キー→パッド[()](MIDI)の
順に押してください。
同期用 MIDI メッセージ の受 信を オン/オ フす る
画面が表示されます。
..
3333..
[DRUM]キー(または [BASS]キー)を押
してください。
ディスプレイには、選んだトラックの現在の設定
値が表示されます。
..
4444..
手順3で選んだキーを押したまま、VALUE
[+]/[−]キーを使ってトラックごとの受
信MIDIチャンネルを、外部MIDI機器の送
信MIDIチャンネルに合わせてください。
..
6666..
外部機器をスタートさせてください。
外部機 器で設定され たテン ポに追従して、RT223 のパターンまたはソングの演奏が始まりま
す。
70
MIDIチャンネルの設定値についてはP67をご参
照ください。
..
5555..
[FUNCTION]キーを押してください。
トラックごとの受信 MIDI チャンネルの設定が確
ZOOM RT-223

定します 。この状 態で 外部 MIDI 機器を 演奏すれ
ば、受信したノート ナン バー に応じて RT-223の
音が鳴り ます。
また、プ ログ ラムチェ ンジ を使 ってRT-223のド
ラムキッ トやベー スプログラム を切り替 えること
も可能です。プログラムチェンジナンバーとドラ
ムキット /ベース プログラムの 割り当て について
は、巻末の資 料を ご参 照くださ い。
メモリーの残量を表示する
その他の機能
RT-223を工場出荷時の状態に
戻す(イニシャライズ)
RT-223に記録されているすべてのデータを初期
化し、工場出荷時の状態に戻します。
NOTE
イニシ ャライ ズを実 行す ると、新た に記録 したパ
ター ンやソ ング は永久 に復 帰でき なく なり ます。
この操 作は慎 重に行 って くださ い。
RT-223のメモリー残量を表示します。
..
1111..
[FUNCTION] キー→ [PATTERN] キーの
順に押してください。
使用可能な メモリーの 残量が表示 されます(単
位:パーセン ト)。この項 目は 表示 のみで、変更
できません。
HINT
メモ リー残 量を増 やすに は、不要 なパタ ーンや ソ
ング を削除 してく ださい。
..
2222..
以前のモードに戻るには[FUNCTION]キ
ー、または[EXIT] キー を押 してく ださ い。
バックライトを消灯する
RT-223をバックライトが消灯した状態で使用し
ます。
..
1111..
VALUE[− ] キーを押したまま RT-223 の
電源を入れてください。
バックラ イトを消 灯させた まま でRT-223を使用
でき、電池の消耗 を抑 える ことが可 能で 、電 池残
量が少な いと きに は、特に効果 的で す。
..
1111..
REC [ ● ] キーを押したまま RT-223 の電
源を入れてください。
ディスプレイにALLINITという文字が点滅した
状態で表示されます。
ALLINIT
..
2222..
イニシャライズを実行する場合はもう一度
REC [ ●]キーを、取り消す場合は [EXIT]
キーを押してください。
イニシャライズを実行した場合には、内部のデー
タが工場出荷時の状態に戻り、RT-223が再起動
します。
取り消した場合には、通常電源を入れたときと同
じ状態でRT-223が起動します。
HINT
必要な らば、単 体のパ ターン(→P32)や単体の
ドラム キット(→ P52)、エフ ェクト パッチ(→
P58)を工場 出荷時の状態 に戻すことも可 能です。
ZOOM RT-223
71

故障かな?と思われる前に
RT-223の動作がおかしいと思われたときは、まず次の項目をご確認ください。
症状 確認 対策
音 が出ない、 もしくは非常
に小さい
パ ッドを叩い ても音が 鳴ら
な い、もしくは非 常に小さ
い
音 が歪む、割 れる
ソング/パターンが記 録で
きな い
FS01の 効果がない
MIDI 機器と同期走行 でき
ない
適切 なACアダプターが正 し
く接 続されています か?
RT-223の[R OUT]端子、
[L/MONO OUT]端子と、
再生 装置が正しく接 続され
てい ますか?
ご使 用のケーブルは 正常で
すか?
接続 している再生装 置は正
常に 動作しています か?
RT-223の音量は適切ですか?[VOLUME] コントロールを 適切な音量に調 節し
パッ ドの設定は適切 です
か?
RT-223の出力信号が大き
すぎ ませんか?
COMP EQエフェクトの出
力信 号が大きすぎま せん
か?
メモ リーを使い切っ ていま
せん か?
FS01が[ FOOT SW]端子に
正し く接続されてい ます
か?
フッ トスイッチの設 定は適
切で すか?
MIDI受 信がオンになっ てい
ます か?
適 切なACアダプ ターと電池が使 用されているこ
と を確認してくだ さい。
正 しい接続を行っ てください。接続に ついては
P6 をご参照くださ い。
他 のケーブルに交 換してください。
各 装置の動作を確 認して、適切な音量 に調節して
く ださい。
て ください。
[FUNCTION]キーとパッド[+ ](PAD SENS)
を 使って設定を行 ってください(→ P67)。
RT-223の[VOLUME]コントロール を適切な音
量 に調節してくだ さい。
COMP EQエフェクトの エフェクトパラ メー
タ ーLEVELを適切な値に調節し てください。
不 要なパターンや ソングを削除し てください。
正 しい接続を行っ てください。接続に ついては
P6 をご参照くださ い。
[FUNCTION]キーとパッド8(FOOT SW)を
使 って設定を行っ てください(→P65)。
[FUNCTION]キーとパッド[()](MIDI)を使って
Int(MIDIクロックを受信しない)からExt
(MIDIクロ ックを受信する)に 切り替えてくだ さ
い。
72
ZOOM RT-223

RT-223資料
RT-223製品仕様
サンプリング周波数 44.1kHz
D/A変換 24 ビット8倍オーバーサンプリング
同時発音数 18
分解能 96クロック/4 分音符
テンポ 40〜 250
録音可能ノート・イベント数 32,000音
ドラム音色 213
ベース音色 12
ドラムキット 127
リズムパターン 511
ソング 100
PAD 13PAD(ベロシティーセンサ付)
表示
ディスプレイ 128セグメントカスタムLCD
外部端子
外部コントロール端子 FS01入力
MIDI IN
入出力
LINE IN ステレオ標準フォーンジャック
(入力インピーダンス:10kΩ)
(定格入力レベル :-10dBm)
OUTPUT
ラインアウト(L/MONO) 標準フォーンジャック
ラインアウト(R) 標準フォーンジャック
(出力インピーダンス:1kΩ 以下)
(定格出力レベル:-10dBm)
ヘッドフォーン ミニステレオフォーンジャック
50mW(32Ω負 荷時)
外形寸法 217.9(W)x182.6(D)x35.5(H)
重量 680g(電池含まず)
電源 DC9V300mA ACアダプター AD-0006
電池 :単3x4 電池連続使用8 時間以上
付属品 取扱説明書
ZOOM RT-223
73

RT-223資料
REVERB モジュール
EFFECT
ON/OFF
EFFECT
ON/OFF
EFFECT
ON/OFF
EFFECT
ON/OFF
EFFECT
ON/OFF
EFFECT
ON/OFF
EFFECT
ON/OFF
HALL
ROOM
SPRING
PLATE
DELAY
CHORUS
FLANGER
PRE DLY DECAY EQ H EQ L DAMP E/R MIX KICKDRY DR SEND BS SEND EFX LVL
パラメーター
コンサートホール風の残響音が得られます。
PRE DLY DECAY EQ H EQ L DAMP E/R MIX KICKDRY DR SEND BS SEND EFX LVL
室内の残響音が得られます。
PRE DLY DECAY EQ H EQ L DAMP KICKDRY DR SEND BS SEND EFX LVL
スプリングリバーブのシミュレーションです。
PRE DLY DECAY EQ H EQ L DAMP KICKDRY DR SEND BS SEND EFX LVL
プレートリバーブのシミュレーションです。
TIME FB DAMP PAN KICKDRY DR SEND BS SEND EFX LVL
最大700msのディレイタイムを得られるディレイです。
LFO TYP DEPTH RATE PRE DLY KICKDRY DR SEND BS SEND EFX LVL
揺れと広がり感を加えます。
DEPTH RATE FB LFO SFT KICKDRY DR SEND BS SEND EFX LVL
強烈なクセとうねりを加えます。
パラメータ説明
パラメータ名 設定範囲 パラメータ説明
EFFECT ON/OFF
TYPE
LFO TYP
LFO SFT
DEPTH
RATE
PRE DLY
TIME
FB
DAMP
PAN
DECAY
EQ H
EQ L
E/R MIX
KICKDRY
DR SEND
BS SEND
EFX LVL
ON, OFF 各パッチにおけるエフェクトのON/OFFを設定します。
HALL, ROOM , SPRING,
PL ATE, D ELAY , CH ORUS ,
FLANGER
Mn, St LFOの位相をMn (モノラル), St (ステレオ)から選択します。
0〜180 左右の位相差を設定します。
0〜10 効果の深さを設定します。
CHORUS : 1〜30
FLANGER : 1〜30,
t0 〜t9, M1〜M4
CHORUS : 1〜30
HALL, ROOM, SPRING,
PLATE : 1〜100
1〜700, t0 〜t7
DELAY : 0 〜10
FLANGER : −10 〜10
0〜10 リバーブの残響音及びディレイ音の高域の減衰量を設定します。
L10〜 L1, 0, r1 〜 r10 ディレイ音の定位を設定します。
1〜30 リバーブタイムを設定します。
−12 〜6 エフェクト音の高域の音量を設定します。
−12 〜6 エフェクト音の低域の音量を設定します。
0〜30 初期反射の音量を設定します。
ON, OFF KICK ( BassDrum ) のエフェクト音のON/OFFを設定します。
0〜100 ドラムのエフェクト音のセンド量を設定します。
0〜100 ベースのエフェクト音のセンド量を設定します。
0〜30 エフェクト音のミックス量を設定します。
7タイプの中から使用するものを設定します。
効果の速さを設定します。"tx", "Mx"にするとリズムのテンポと同期します(次
ページ別表参照)。
プリディレイタイムを設定します。
ディレイタイムを1ms単位で設定します。"tx"にするとリズムのテンポと同期し
ます(次ページ別表参照)。
フィードバック量を設定します。
74
ZOOM RT-223

COMP EQモジュール
RT-223資料
EFFECT
ON/OFF
EFFECT
ON/OFF
EFFECT
ON/OFF
MLT CMP
LO-FI
RESONN
C
XOVER LXOVER HSENS HSENS MSENS LMIX HMIX MMIX LEQ HEQ MEQ
パラメーター
3つの周波帯域に分割してそれぞれにコンプリッサーとミックス量を設定できます。+3バンドイコライザー
CHARA COLOR DIST TONE
音質を意図的にローファイ化します。+3バンドイコライザー
DEPTH FREQ RATE TYPE RESO
LFO付きのレゾナンスフィルター。+3バンドイコライザー
EFX
LVL
DRY
EQ H EQ M EQ L
LVL
DRY
EFX
LVL
LVL
EQ H EQ M EQ L
パラメーター説明
パラメーター名 設定範囲 パラメータ説明
EFFECT ON/OFF
TYPE
XOVER L
XOVER H
SENS H
SENS M
SENS L
MIX H
MIX M
MIX L
CHARA
COLOR
DIST
TONE
DEPTH
FREQ
RATE
TYPE
RESO
EFX LVL
DRY LVL
EQ H
EQ M
EQ L
BASS ON/OFF
LEVEL
ON, OFF 各パッチにおけるエフェクトのON/OFFの設定をします。
MLT CMP, LO-FI,
RESONNC
50 〜1 6000 低域と中域を分ける周波数を設定します。
50 〜1 6000 中域と高域を分ける周波数を設定します。
0〜24 高域にかかるコンプレッサーの感度を設定します。
0〜24 中域にかかるコンプレッサーの感度を設定します。
0〜24 低域にかかるコンプレッサーの感度を設定します。
0FF, −24 〜6 高域のMIX音量を設定します。
0FF, −24 〜6 中域のMIX音量を設定します。
0FF, −24 〜6 低域のMIX音量を設定します。
0〜10 フィルターの特性を設定します。
1〜10 音色を設定します。
0〜10 歪み具合を設定します。
0〜10 音質を調整します。
0〜10 効果の深さを設定します。
1〜30 LFOのオフセットを設定します。
1〜30, t0 〜t9, M1 〜M4
HPF, LPF, bPF フィルターのタイプを設定します。
1〜30 効果にクセを付けます。
0〜30 エフェクト音のミックス量を設定します。
0〜30 原音のミックス量を設定します。
−12〜12 高音域をブースト/カットします。
−12〜12 中音域をブースト/カットします。
−12〜12 低音域をブースト/カットします。
ON, OFF ベースのエフェクト ON/OFFを設定します
1〜30 パッチの出力レベルを設定します。
3タイプの中から使用するものを設定します。
効果の速さを設定します。"tx","Mx"にするとリズムのテンポと同期します(別表
参照)。
【別表 TIME、RATEパラメータの同期設定】
設定値 周期 設定値 周期 設定値 周期 設定値 周期
t0 32分音符 t4 8分音符 t8 付点4分音符 M3 全音符×3
t1 16分音符 t5 2分3連音符 t9 2分音符 M4 全音符×4
t2 4分3連音符 t6 付点8分音符 M1 全音符
t3 付点16分音符 t7 4分音符 M2 全音符×2
BASS
ON/OFF
LEVEL
LEVEL
L
BASS
LEVEL
ON/OFF
BASS
ON/OFF
ZOOM RT-223
75

RT-223資料
パッチリスト
■ COMP EQ ■ REVERB
NO. SECTION パッチ名 コメント
0
1 BOTTOM
2 FULLRG
3 CRUSH
4 POWER
5 EQBOOST
COMP
6 EQHIBST
7 EQHICUT
8 EQLIGHT
9 EQTIGHT
10 LO&HI
11 NATURAL
12
13 LO-FI
14 RETRO
15 8-Bit
16 ANGRY
17
RESONNC
18 HiPASS
19 RAY-GUN
LO-FI
STANDRD
FATDRUM
RAVEREZ
スタンダードなコンプ
低域を強調したコンプ
フルレンジに対し強いコンプ
レッションをかける
中域を強烈にコンプレッション
する
全体的にパワー感が付加される
コンプ
ミッドレンジを強調したEQ的
なコンプ
高域に強調したEQ的なコンプ
高域をカットするイコライジン
グ
サウンド体重を軽くするイコラ
イジング
全体的に引き締まったサウンド
をクリエイト
低域&高域を強調したEQ的な
コンプ
幅広い用途を持つEQ的なコン
プ
深胴ドラムの鳴りをシミュレー
トしたエフェクト
ローファイ・サウンド
1930年代風サウンドにリメ
イクするレトロサウンド
初期のドラムマシン風の音をシ
ミュレート
全体にざらついた雰囲気を付加
する
強力なフィルターをスイープさ
せる
レゾナンスの効いたハイパス
フィルター
レーザーガン風FXサウンド
NO. SECTION パッチ名 コメント
0
1 BRIGHT
ROOM
2 DARK
3 TUNNEL
4
GATE
5GATE 2
6
7 MIDHALL
8 BIGHALL
HALL
9 CLEAR
10 SOFT
11 BUDOKAN
12
PLATE
13 SHARPPL
14 SHORTPL
15
16 SHORT
17 REPEAT
18 TRIPLET
DELAY
19 JAMMING
20 SYNCHRO
21 ACCENT
22 RHYTHM
23 CHORUS AIR-CHO
24 FLANGER FLANGER
25
DEMO
26 MINVERB
STUDIO
GATE 1
SM HALL
PLATE
SLAP
BIGVERB
リハーサルスタジオの残響シ
ミュレーション
硬めの音質のルームリバーブ
やわらかめの音質のルームリ
バー
トンネルの残響をシミュレート
ゲートリバーブ
ディープ・フィールなゲートリ
バーブ
小ホールの残響シミュレーショ
ン
ミッドサイズのホールシミュ
レーション
大ホールの残響シミュレーショ
ン
明るい残響のコンサートホール
シミュレーション
やわらかめの音質のホールリ
バーブ
武道館の響きのシミュレーショ
ン
プレートリバーブのシミュレー
ション
まとわりつかない歯切れの良い
リバーブ
短いリリースをつけるリバーブ
タイムの短い汎用ショートディ
レイ
テンポに同期する16分音符
ディレイ
テンポに同期する8分音符ディ
レイ
テンポに同期する付点16分音
符ディレイ
テンポに同期する付点8分音符
ディレイ
テンポに同期する付点8分音符
ディレイ
テンポに同期する4分3連ディ
レイ
テンポに同期する2分3連ディ
レイ
空気感があるコーラスサウンド
ドラム用のオーソドックスなフ
ランジャー
デモソングに使われている
ディープなリバーブ
デモソングに使われているかか
りの浅いリバーブ
76
ZOOM RT-223

RT-223資料
DRUM KIT リスト
Category NAME No.
BASIC 0
REZROCK 1
Rock
R&B
Voice
Funk
ZOOM Classic
HipHop
Dance
LIVE 2
MODERN 3
ROCKET 4
SNAPPY 5
ROOM 6
ACUSTIK 7
STUDIO 8
PUNCH 9
AMBIENT 10
BEATBX1 11
BEATBX2 12
BEATBX3 13
BEATBX4 14
BEATBX5 15
SUPRFLY 16
FUNKY 17
DRYFUNK 18
FUNKSTR 19
FUNKIFY 20
BIGFUNK 21
CRACKER 22
LIVE ZM 23
EPIC ZM 24
REAL ZM 25
SNAP ZM 26
MOD ZM 27
FUNK ZM 28
HIPHOP 29
STREET 30
HOMIE 31
RAPPER 32
SYNTECH 33
POWER 34
ELECTRO 35
KICKER 36
REZNANZ 37
Category NAME No.
BRUSH1 38
BRUSH2 39
Jazz
Pop
Hard Rock
Fusion
World
BRUSH3 40
BRUSH4 41
BRUSH5 42
POPROCK 43
LITEPOP 44
DRY POP 45
HIT POP 46
AMBIPOP 47
SUPRPOP 48
HARDROK 49
RESOROK 50
BIGBEAT 51
HARD RM 52
HEAVY 53
B-FUSON 54
L-FUSON 55
X-FUSON 56
S-FUSON 57
T-FUSON 58
D-FUSON 59
LATIN 1 60
LATIN 2 61
METAL 62
REGGAE 63
AFRICAN 64
TURKISH 65
INIDAN 66
ASIAN 67
SFX 1 68
SFX 2 69
ZOOM RT-223
77

RT-223資料
BASS PROGRAM リスト MIDI NOTE # 対応表
No. PC# 表示
0,12,24,34,41,53,65,77,
0
89,101,113,125
1,13,25,35,42,54,66,78,
1
90,102,114,126
2,14,26,37,43,55,67,79,
2
91,103,115,127
3,15,27,33,44,56,68,80,
3
92,104,116
4,16,28,38,45,57,69,83,
4
93,105,117
5,17,29,36,46,58,70,84,
5
94,106,118
6,18,30,39,47,59,71,85,
6
95,107,119
7,19,31,40,48,60,72,86,
7
96,108,120
8,20,32,49,61,73,87,97,
8
109,121
9,21,50,62,74,88,98,11
9
0,122
10,22,51,63,75,81,99,1
10
11,123
11,23,52,64,76,82,100,
11
112,124
FINGER
BRIGHT
SLAP
ACUSTIK
MUTE
DARK
SYNTH1
SYNTH2
HARMONX
LO-SINE
SQUARE
SAW
DRUM PAD NOTE # 対応表
PAD No PAD NAME
PAD1 KICK
PAD2 TOM1
PAD3 SNARE
PAD4 TOM2
PAD5 CLOSED HAT
PAD6 TOM3
PAD7 OPEN HAT
PAD8 CRASH
PAD9 EXTRA 1
PAD10 RIDE
PAD11 EXTRA 2
PAD12 EXTRA CYMBAL
PAD13 EXTRA 3
BANK1BANK2BANK
36 35 61
50 48 64
38 40 60
47 45 62
42 44 68
43 41 63
46 54 67
49 57 66
37 70 71
51 59 65
39 52 72
53 55 69
56 58 73
3
ベースプログラムはプログラムによって発音上限Note#が変わります。
PADBANK1〜3のINSTNo,INSTNAMEはKITの 内容によって 変 わります 。
本体のパッドで 発音可能なベースノートNoはNote#12〜63です。
Note No INST No INST NAME
39
66
DRUM KIT
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
67
68
69
70
71
72
73
74
75
76
77
78
79
80
81
82
83
84
85
86
87
88
HighQ
349
Slap
290
Scratch1
358
Scratch2
359
ShortStk
275
SquarClk
318
MetroClk
321
MtrBell
329
PADBANK1
PADBANK3
GuiroL1
74
Claves1
75
WoodBlkH
76
WoodBlkL
77
CuicaHi
78
CuicaLo
79
MtTrangl
80
OpTrangl
81
Shaker1
82
JBell1
83
Belltre1
84
Castnet1
85
MtSurdo
86
OpSurdo
87
BASS
Programs
Note0から
BASS発音域
78
ZOOM RT-223

RT-223資料
インストゥルメントリスト
Category AbsNo No.
TIGHT
ACO-BD1 1
ACO-BD2 2
CLASSC1 3
CLASSC2 4
STD-BD1 5
STD-BD2 6
STD-BD3 7
PUNCH
ATTK-BD 9
ANALOG1 10
ANALOG2 11
DIGALG1 12
Kick
DIGALG2 13
LIVE-BD 14
STDO-BD 15
RESO-BD 16
HUGE
STAGE
DEEP-BD 19
HARD-BD 20
BEND-BD 21
BD-DRY1 22
BD-DRY2 23
VO-BD1 24
VO-BD2 25
VO-BD3 26
LIVE-SD 0
HIGHSD1 1
TIGHT
ANALOGM 3
ANALOGS 4
DIGALGM 5
DIGALGS 6
POWER 7
ROOM
SNAP1
SNAP2
FUNK
STD-SD 12
Snare
REGAE 13
ATTK-SD 14
DRY-SD 15
DRY-SDH 16
RESO-SD 17
DEEP-SD 18
BASIC
BRSTAP 20
BRSSWIP 21
BRSSWEP 22
BRSSMT 23
BRSSSLP 24
SD-DRY1 25
SD-DRY2 26
Category AbsNo No.
Snare
Toms
HiHat
0
8
ROLL1
ROLL2
VO-SD1 29
VO-SD2 30
VO-SD3 31
VO-SD4 32
VO-SD5 33
LIVETM1 0
LIVETM2 1
LIVETM3 2
DRY-TM1 3
DRY-TM2 4
DRY-TM3 5
808_1
808_2
808_3
ACO-TM1 9
ACO-TM2 10
ACO-TM3 11
SYNTH 12
POPHI1 13
POPHI2 14
POPMID 15
POPLO 16
STDOTM1 17
STDOTM2 18
STDOTM3 19
AMBI1
AMBI2
AMBI3
HARDTM1 23
HARDTM2 24
HARDTM3 25
BENDTM1 26
BENDTM2 27
BENDTM3 28
GATE1
GATE2
GATE3
ELECTO1
ELECTO2
ELECTO3
BRSHTMH
BRSHTMM
BRSHTML
CLS14'
CLS14'2
CLSLIVE
OPLIVE
CLCLEAR
OPCLEAR
CLSANLG
CLSDGAN
OPDGAN
17
18
Category AbsNo No.
HiHat
Cymbal
Extra
30
31
32
33
34
35
36
37
0
1
2
3
4
Global
5
6
7
8
2
8
9
10
OPANLG1
OPANLG2
CLSSTDO
CLSBEND
OPBEND
PEDACO
CLSHMN 15
OPHMN 16
LIVECYM 0
CRSH'17 1
CRSH'20 2
CRSH3 3
SPLASH1 4
SPLASH2 5
RIDE1 6
RIDE2 7
CUP1 8
CUP2 9
CRSH-B 10
RIDE-B 11
CHINA 12
VO-CYM 13
EXRIM1 0
EXRIM2 1
EXRIM3 2
EXCWBL1 3
EXCWBL2 4
EXCLAP1 5
EXCLAP2 6
EXSN909 7
EXTMBRB 8
EXCLAPB 9
C'MON 10
SCRATCH 11
H RIM01 12
DJEMBE1 13
DJEMBE2 14
DJEMBE3 15
DUMBEK1 16
DUMBEK2 17
DUMBEK3 18
TABLA1 19
TABLA2 20
TABLA3 21
TABLA4 22
HIGH Q 0
SLAP 1
SCRCH1 2
SCRCH2 3
STICKS 4
SQRCLK 5
MTRCLK 6
MTRBELL 7
TAMBRIN 8
11
19
27
28
6
7
8
20
21
22
29
Category AbsNo No.
Global
SFX
VIBSLAP 9
HIBONGO 10
LOBONGO 11
MTHICNG 12
HICNG1 13
HICNG2 14
LOCNG 15
HITIMBA 16
LOTIMBA 17
HIAGOGO 18
LOAGOGO 19
CABASA 20
MARACAS 21
WHISL1 22
WHISL2 23
GUIROS 24
GUIROL 25
CLAVES 26
WDBLKH 27
WDBLKL 28
MTCUICA 29
OPCUICA 30
MTTRAGL 31
OPTRAGL 32
SHAKER 33
JGBELL 34
BELLTR 35
CSTNET 36
MTSRDO 37
OPSRDO 38
FLITSWP 0
GAMELAN 1
BASSSLD 2
BELL 3
OODAIKO 4
CUDAIKO 5
OEDO 6
TEMPLE 7
MOKUGYO 8
CLOCK 9
UFO 10
D-CLOSE 11
D-OPEN 12
KISHIMI 13
SLIDING 14
ENGINE 15
SONAR 16
SPACE 17
SQENCE 18
MAJOR7 19
MINOR7 20
9
10
11
12
13
14
ZOOM RT-223
79

RT-223資料
プリセットパターンリスト
DemoPattern
No. Name DrKit BassPG BPM
0 ROCK 0 0 120
1 HARDROK 23 1 120
2 RnB 26 5 138
3 POP 44 0 120
4 FUNK 19 2 112
5 HIP 32 7 98
6 BEATBOX 11 9 84
7 HOUSE 36 7 120
8 FUSION 48 4 124
9 DnB 33 1 150
10 BLUS 25 4 120
11 BRUSH 42 3 120
12 JAZZ 41 3 120
13 AFRO 64 5 123
14 MIDEAST 65 5 122
15 8BEAT01 0 1 --
16 8BEAT02 0 5 --
17 8BEAT03 0 1 --
18 8BEAT04 1 0 --
19 8BEAT05 1 0 --
20 8BEAT06 1 0 --
21 8BEAT07 1 0 --
22 8BEAT08 2 1 --
23 8BEAT09 2 1 --
24 8BEAT10 2 1 --
25 8BEAT11 2 1 --
26 8BEAT12 57 0 --
27 16BEAT1 54 0 --
28 16BEAT2 54 0 --
29 16BEAT3 54 0 --
30 16BEAT4 54 0 --
31 16BEAT5 55 0 --
32 16BEAT6 55 1 --
33 16BEAT7 55 1 --
34 16BEAT8 57 0 --
35 16BEAT9 57 0 --
36 ROCK01 4 1 120
37 ROCK02 4 1 140
38 ROCK03 4 1 107
39 ROCK04 19 1 136
40 ROCK05 19 1 120
41 ROCK06 19 1 115
SONG
SONG
SONG
SONG
No. Name DrKit BassPG BPM
42 ROCK07 19 1 117
43 ROCK08 5 1 117
44 ROCK09 50 1 120
45 ROCK10 28 1 136
46 ROCK11 28 1 112
47 ROCK12 28 1 140
48 ROCK13 7 1 120
49 ROCK14 10 1 120
50 ROCK15 1 1 120
51 ROCK16 2 1 120
52 ROCK17 53 0 116
53 ROCK18 4 1 92
54 ROCK19 53 0 96
55 ROCK20 53 0 96
56 ROCK21 27 1 137
57 ROCK22 27 1 112
58 ROCK23 27 1 103
59 ROCK24 27 1 120
60 ROCK25 26 1 99
61 ROCK26 26 1 96
62 ROCK27 26 1 132
63 ROCK28T 2 1 120
64 ROCK1VA 0 0 120
65 ROCK1FA 0 0 120
66 ROCK1VB 0 0 120
67 ROCK1FB 0 0 120
68 ROCK2VA 49 1 110
69 ROCK2FA 49 1 110
70 ROCK2VB 49 1 110
71 ROCK2FB 49 1 110
72 ROCK3VA 25 4 124
73 ROCK3FA 25 4 124
74 ROCK3VB 25 4 124
75 ROCK3FB 25 4 124
76 ROCK4VA 0 0 130
77 ROCK4FA 0 0 130
78 ROCK4VB 0 0 130
79 ROCK4FB 0 0 130
80 ROCK4BR 0 0 130
81 HRK 01 49 1 130
82 HRK 02 49 1 113
83 HRK 03 10 1 96
80
ZOOM RT-223

RT-223資料
SONG
SONG
SONG
SONG
SONG
No. Name DrKit BassPG BPM
84 HRK 04 4 1 120
85 HRK 05 52 1 121
86 HRK 06 24 1 136
87 HRK 07 59 1 120
88 HRK 1VA 49 1 120
89 HRK 1FA 49 1 120
90 HRK 1VB 49 1 120
91 HRK 1FB 49 1 120
92 HRK 2VA 53 1 115
93 HRK 2FA 53 1 115
94 HRK 2VB 53 1 115
95 HRK 2FB 53 1 115
96 MTL 01 24 1 98
97 MTL 02 24 1 103
98 MTL 03 24 1 112
99 MTL 04 59 1 150
100 MTL 1VA 23 5 128
101 MTL 1FA 23 5 128
102 MTL 1VB 23 5 128
103 MTL 1FB 23 5 128
104 THRS01 21 1 135
105 THRS02 21 1 186
106 PUNK01 7 1 160
107 PUNK02 7 0 128
108 TP 1VA 21 1 129
109 TP 1FA 21 1 129
110 TP 1VB 21 1 129
111 TP 1FB 21 1 129
112 POP 01 48 0 142
113 POP 02 0 0 108
114 POP 03 44 0 120
115 POP 04 48 0 112
116 POP 05T 35 5 80
117 POP 06 26 0 100
118 POP 07 43 4 117
119 POP 08 7 4 120
120 POP 09 18 0 120
121 POP 10 18 0 120
122 POP 11T 55 0 140
123 POP 1VA 44 1 126
124 POP 1FA 44 1 126
125 POP 1VB 44 1 126
126 POP 1FB 44 1 126
127 POP 2VA 48 4 134
128 POP 2FA 48 4 134
129 POP 2VB 48 4 134
No. Name DrKit BassPG BPM
SONG 130 POP 2FB 48 4 134
131 POP 3VA 44 1 120
SONG
SONG
SONG
SONG
132 POP 3FA 44 1 120
133 POP 3VB 44 1 120
134 POP 3FB 44 1 120
135 RnB 01 49 5 138
136 RnB 02 9 0 100
137 RnB 03 7 1 120
138 RnB 04 6 0 168
139 RnB 05 9 2 100
140 RnB 06 17 0 120
141 RnB 07 9 0 92
142 RnB 08 9 0 116
143 RnB 09 20 2 104
144 RnB 1VA 9 7 130
145 RnB 1FA 9 7 130
146 RnB 1VB 9 7 130
147 RnB 1FB 9 7 130
148 FUNK01 16 2 112
149 FUNK02 19 2 120
150 FUNK03 16 2 112
151 FUNK04 18 4 98
152 FUNK05 20 0 94
153 FUNK06 16 0 92
154 FUNK07 18 0 99
155 FUNK08 19 5 112
156 FUNK09 20 5 125
157 FUNK10 16 0 92
158 FUNK11 16 0 110
159 FUNK1VA 16 2 120
160 FUNK1FA 16 2 120
161 FUNK1VB 16 2 120
162 FUNK1FB 16 2 120
163 FUNK2VA 19 0 118
164 FUNK2FA 19 0 118
165 FUNK2VB 19 0 118
166 FUNK2FB 19 0 118
167 HIP 01 36 7 98
168 HIP 02 36 5 91
169 HIP 03 35 3 88
170 HIP 04 32 5 96
171 HIP 05 36 9 112
172 HIP 06 36 5 112
173 HIP 07 31 7 103
174 HIP 08 29 0 92
175 HIP 09 34 5 99
ZOOM RT-223
81

RT-223資料
SONG
SONG
SONG
SONG
SONG
No. Name DrKit BassPG BPM
176 HIP 10 33 9 85
177 HIP 11 36 7 96
178 HIP 12 36 7 116
179 HIP 13 31 5 148
180 HIP 14 36 5 107
181 HIP 15 32 3 120
182 HIP 16 31 7 98
183 HIP 17 31 7 102
184 HIP 18 20 5 99
185 HIP 19 34 7 91
186 HIP 20 34 6 88
187 HIP 21 30 7 88
188 HIP 22 30 4 136
189 HIP 1VA 33 7 96
190 HIP 1FA 33 7 96
191 HIP 1VB 33 7 96
192 HIP 1FB 33 7 96
193 HIP 1VC 33 7 96
194 HIP 1VD 33 7 96
195 HIP 2VA 29 4 110
196 HIP 2VB 29 4 110
197 HIP 2FB 29 4 110
198 HIP 2VC 29 4 110
199 HIP 2VD 29 4 110
200 HIP 3VA 29 5 112
201 HIP 3VB 29 5 112
202 BEATBX1 12 9 88
203 BEATBX2 13 9 99
204 BEATBX3 14 9 102
205 BEATBX4 15 9 112
206 DANCE1 35 5 -
207 DANCE2 34 0 111
208 DANCE3 29 7 102
209 DANCE4 34 5 120
210 DANCE5 29 6 180
211 DANCE6 35 7 103
212 DANCE7 34 7 120
213 DANC1VA 29 7 110
214 DANC1FA 29 7 110
215 DANC1VB 29 7 110
216 DANC1FB 29 7 120
217 DANC2VA 35 7 120
218 DANC2FA 35 7 120
219 DANC2VB 35 7 120
220 DANC2FB 35 7 120
SONG
SONG
SONG
SONG
SONG
SONG
No. Name DrKit BassPG BPM
221 HOUSE1 35 9 126
222 HOUSE2 35 7 120
223 HOUSE3 35 5 120
224 HOUS1VA 35 7 120
225 HOUS1FA 35 7 120
226 HOUS1VB 35 7 120
227 HOUS1FB 35 7 120
228 TECH01 33 9 148
229 TECH02 33 10 125
230 TECH03 33 7 125
231 TECH04 33 4 160
232 TECH05 33 3 164
233 TECH06 35 6 118
234 TECH07 56 7 140
235 TECH08 31 7 136
236 TECH09 33 7 119
237 TECH10 29 6 127
238 TECH1VA 33 7 135
239 TECH1FA 33 7 135
240 TECH1VB 33 7 135
241 TECH1FB 33 7 135
242 FUS 01 58 2 120
243 FUS 02 47 0 113
244 FUS 03 59 1 105
245 FUS 04 55 1 120
246 FUS 05 58 5 120
247 FUS 06 16 0 120
248 FUS 07 58 0 94
249 FUS 1VA 55 2 110
250 FUS 1FA 55 2 110
251 FUS 1VB 55 2 110
252 FUS 1FB 55 2 110
253 FUS 2VA 54 0 124
254 FUS 2FA 54 0 124
255 FUS 2VB 54 0 124
256 FUS 2FB 54 0 124
257 FUS 3VA 57 4 118
258 FUS 3FA 57 4 118
259 FUS 3VB 57 4 118
260 FUS 3FB 57 4 118
261 INDT1VA 24 6 134
262 INDT1FA 24 6 134
263 INDT1VB 24 6 134
264 INDT1FB 24 6 134
265 DnB 01 38 0 150
82
ZOOM RT-223

RT-223資料
SONG
SONG
SONG
SONG
No. Name DrKit BassPG BPM
266 DnB 02 56 9 150
267 DnB 03 29 9 144
268 DnB 04 31 9 154
269 DnB 05 36 9 154
270 DnB 1VA 56 7 150
271 DnB 1FA 56 7 150
272 DnB 1VB 56 7 150
273 DnB 1FB 56 7 150
274 TRIP01 45 9 120
275 TRIP02 45 5 75
276 TRIP03 45 9 97
277 TRIP04 48 7 101
278 AMB 01 35 5 106
279 AMB 02 33 5 98
280 AMB 03 45 5 157
281 AMB 04 9 3 89
282 AMB 1VA 9 5 114
283 AMB 1FA 9 5 114
284 AMB 1VB 9 5 114
285 AMB 1FB 9 5 114
286 BALD01 57 5 76
287 BALD02 58 5 75
288 BALD03 58 5 65
289 BALD04 25 5 65
290 BALD05 25 5 108
291 BALD06 25 5 99
292 BALD07 4 5 80
293 BALD08 25 0 75
294 BALD09 58 0 110
295 BALD10 25 5 105
296 BALD11T 26 0 112
297 BALD1VA 25 5 96
298 BALD1FA 25 5 96
299 BALD1VB 25 5 96
300 BALD1FB 25 5 96
301 BLUSE01 7 0 72
302 BLUSE02 17 0 120
303 BLUSE03 25 0 111
304 BLUSE04 0 0 91
305 BLUSE05 25 4 105
306 BLUS1VA 7 5 136
307 BLUS1FA 7 5 136
308 BLUS1VB 7 5 136
309 BLUS1FB 7 5 136
310 CNTRY01 57 0 -
311 CNTRY02 48 0 120
SONG
SONG
SONG
SONG
No. Name DrKit BassPG BPM
312 CNTRY03 56 0 120
313 CNTRY04 0 4 95
314 CNTRY05 51 0 115
315 CNTR1VA 51 0 118
316 CNTR1FA 51 0 118
317 CNTR1VB 51 0 118
318 CNTR1FB 51 0 118
319 BRUSH1 39 3 120
320 BRUSH2 39 3 120
321 BRUSH3 40 3 120
322 BRUSH4 41 3 120
323 JAZZ01 39 3 102
324 JAZZ02 7 3 72
325 JAZZ03 38 3 111
326 JAZZ04 39 3 92
327 JAZZ05 40 3 105
328 JAZZ06 0 0 136
329 JAZZ1VA 41 3 136
330 JAZZ1FA 41 3 136
331 JAZZ1VB 41 3 136
332 JAZZ1FB 41 3 136
333 SHFL01 7 4 125
334 SHFL02 51 4 120
335 SHFL03 51 1 122
336 SHFL04 23 0 120
337 SHFL05 54 1 120
338 SHFL1VA 7 4 115
339 SHFL1FA 7 4 115
340 SHFL1VB 7 4 115
341 SHFL1FB 7 4 115
342 SKA 01 44 4 160
343 SKA 02 44 5 1441
344 SKA 03 44 4 160
345 SKA 04 44 4 144
346 REGGAE1 63 5 132
347 REGGAE2 63 2 161
348 REGGAE3 63 5 129
349 REGGAE4 63 5 150
350 REGG1VA 63 5 132
351 REGG1VB 63 5 132
352 REGG1FA 63 5 132
353 REGG1FB 63 5 132
354 AFRO01 18 0 123
355 AFRO02 60 4 98
356 AFRO03 60 1 115
357 AFRO04 18 0 11
ZOOM RT-223
83

RT-223資料
SONG
SONG
SONG
SONG
No. Name DrKit BassPG BPM
358 AFRO05 64 0 106
359 AFRO06 64 0 92
360 AFRO07 64 0 116
361 AFRO1VA 60 0 107
362 AFRO1FA 60 0 107
363 AFRO1VB 60 0 107
364 AFRO1FB 60 0 107
365 LATIN01 60 0 116
366 LATIN02 61 0 130
367 LATIN03 62 5 118
368 LATIN04 61 0 88
369 LATIN05 60 4 109
370 LATIN06 7 0 150
371 LATIN07 61 7 141
372 LATIN08 61 3 104
373 LATIN09 60 0 100
374 LATIN10 60 0 78
375 LATIN11 7 5 109
376 LATN1VA 7 5 126
377 LATN1FA 7 5 126
378 LATN1VB 7 5 126
379 LATN1FB 7 5 126
380 LATN2VA 61 0 112
381 LATN2FA 61 0 112
382 LATN2VB 61 0 112
383 LATN2FB 61 0 112
384 MIDEST1 65 5 122
385 MIDEST2 65 5 122
386 MIDEST3 65 5 112
387 MIDE1VA 65 5 118
388 MIDE1FA 65 5 118
389 MIDE1VB 65 5 118
390 MIDE1FB 65 5 118
391 TURKSH1 65 0 100
392 TURKSH2 65 0 100
393 AFRICA1 64 0 89
394 AFRICA2 64 0 95
395 AFRICA3 64 0 108
396 AFRICA4 64 0 120
397 INDIAN1 66 0 120
398 INDIAN2 66 0 100
399 COUNT 46 0 --
400 INTRO01 44 1 --
No. Name DrKit BassPG BPM
401 INTRO02 1 0 --
402 INTRO03 49 1 --
403 INTRO04 2 0 --
404 INTRO05 3 0 --
405 INTRO06 0 0 --
406 INTRO07 0 0 --
407 INTRO08 7 4 --
408 INTRO09 16 2 --
409 INTRO10 1 0 --
410 INTRO11 9 7 --
411 INTRO12 41 3 --
412 INTRO13 39 0 --
413 INTRO14 7 5 --
414 INTRO15 61 5 --
415 INTRO16 53 7 --
416 ENDING1 0 0 --
417 ENDING2 16 2 --
418 ENDING3 10 2 --
419 ENDING4 7 4 --
420 ENDING5 33 7 --
421 ENDING6 43 1 --
422 ENDING7 61 5 --
423 ENDING8 43 3 --
424 ENDING9 7 5 --
425 ENDNG10 9 7 --
No. Name DrKit BassPG PAD#
426 GRVARP1 - 8 PAD2
427 GRVARP2 - 8 PAD4
428 GRVBAS1 - 0 PAD13
429 GRVBAS2 - 1 PAD9
430 GRVBAS3 - 4 PAD12
431 GRVBAS4 - 2 PAD11
432 GRVPRC1 60 - PAD6
433 GRVPRC2 64 - PAD10
434 GRVDRM1 22 - PAD1
435 GRVDRM2 18 - PAD5
436 GRVDRM3 35 - PAD7
437 GRVDRM4 0 - PAD8
438 GRVSNFL 0 - PAD3
439 ALLMUTE - - --
84
ZOOM RT-223

RT-223資料
Preset Song PAD パラメーター
No.0 RCK TMP
Pattern ROOT Next
407 E P02
64 A P01
64 E P02
64 B P03
65 E F06
66 A P05
66 E P06
66 B P07
67 E F02
0EP09
80 G F02
0FP11
416 E Stp
No.1 FNK TMP
Pattern ROOT Next
408 D P02
159 G P01
159 D P02
159 A P03
160 D F06
161 G P05
161 D P06
161 A P07
162 D F02
148 D P11
417 D P02
148 G P09
417 D stp
No.3 HRK TMP
Pattern ROOT Next
403 A P02
88 D P01
88 A P02
88 E P03
89 A F06
90 D P05
90 A P06
90 E P07
91 A F02
70 E P09
418 G P02
70 F P11
418 A stp
No.4 LTN TMP
Pattern ROOT Next
414 G P02
376 A# P01
376 G P02
376 C P03
377 G F06
379 A# P05
378 G P06
379 C P07
379 G F02
375 F P09
377 G F12
375 G P11
422 G stp
No.6 JZZ TMP
Pattern ROOT Next
411 F# P02
329 D# P01
329 F# P02
329 F P03
330 F# F06
331 D# P05
331 F# P06
331 F P07
332 F# F02
322 D# P09
322 F# P10
322 E F11
423 F# stp
No.7 RnB TMP
Pattern ROOT Next
410 F# P02
144 A P01
144 F# P02
144 B P03
145 F# F06
146 A P05
146 F# P06
146 B P07
147 F# F02
144 E P09
145 B F11
419 F# P00
419 F# stp
No.9 RLL TMP
Pattern ROOT Next
400 A P02
131 D P01
131 A P02
131 E P03
132 A F06
133 D P05
133 A P06
133 E P07
134 A F02
123 D P09
124 A F02
123 E P11
421 A stp
No.2 HIP TMP
Pattern ROOT Next
415 E P02
189 E P01
189 E P02
189 E P03
190 E F06
191 E P05
191 E P06
191 E P07
192 E F02
193 E P09
190 E F02
194 E P11
420 E stp
ZOOM RT-223
No.5 SHL TMP
Pattern ROOT Next
405 C P02
338 D P01
338 C P02
338 D# P03
339 C F06
340 D# P05
340 C P06
340 F P07
341 D F02
333 C P09
333 F P10
333 D# P11
419 C stp
No.8 BLS TMP
Pattern ROOT Next
413 E P02
306 A P01
306 E P02
306 B P03
307 E F06
308 A P05
308 E P06
308 B P07
309 E F02
306 D P11
307 D F02
306 G P09
424 E stp
85

RT-223資料
MIDI インプリメンテーション
ZOOM Corporation TOKYO, JAPAN
1. Recognized Messages
Status 1st 2nd Description
---------------------------------------------------------------------------------- 8nH kk vv Note Off kk: note number
vv: velocity will be ignored
9nH kk 00H Note Off kk: note number
9nH kk vv Note On kk: note number
vv: velocity
BnH 07H vv Channel Volume vv: volume value
BnH 0BH vv Channel Expression vv: expression value
BnH 78H xx All Sounds Off
BnH 7BH xx All Notes Off
CnH pp Program Change pp: program number (See Note 1)
EnH ll hh Pitch Bend Change hhll: pitch bend value
F2H sl sh Song Position Pointer shsl: song position (See Note 2)
F3H ss Song Select ss: song number 0-99
F8H Timing Clock
FAH Start
FBH Continue
FCH Stop
NOTE: n = MIDI Channel Number ( 0000 - 1111 )
1. Relationship between Program Numbers and Kit Numbers are assigned as
"Kits and Program List" attached.
2. SongPositionPointer for a pattern , new location is wrapped around
the bar length of the pattern.
3. Note On messages can be recorded into a pattern.
2. Transmitted Messages
NONE.
3. System Exclusive Messages
No SysEx messages are recognized/transmitted.
86
ZOOM RT-223

RT-223資料
MIDI インプリメンテーションチャート
[MultiTrack Rhythm Machine ] Date : 30.Nov.,2004
Model RhythmTrak RT-223 MIDI Implementation Chart Version :1.00
+---------------------+--------------------+--------------------+---------------------+
| | Transmitted | Recognized | Remarks |
| Function ... | | | |
+---------------------+--------------------+--------------------+---------------------+
|Basic Default | | 1-16 | Memorized |
|Channel Changed | | 1-16 | |
+---------------------+--------------------+--------------------+---------------------+
| Default | | 3 | |
|Mode Messages | | | |
| Altered | ****************** | | |
+---------------------+--------------------+--------------------+---------------------+
|Note | | 0-127 | |
|Number | True voice | ****************** | | |
+---------------------+--------------------+--------------------+---------------------+
|Velocity Note ON | | o | |
| Note OFF | | x | |
+---------------------+--------------------+--------------------+---------------------+
|After Key's | | x | |
|Touch Ch's | | x | |
+---------------------+--------------------+--------------------+---------------------+
|Pitch Bend | | o | |
+---------------------+--------------------+--------------------+---------------------+
| | | 7 | Volume |
| | | 11 | Expression |
|Control | | | |
|Change | | | |
| | | | |
| | | | |
| | |120 | All Sounds Off |
| | | | |
+---------------------+--------------------+--------------------+---------------------+
|Prog | | o 0-127 | |
|Change | True # | ****************** | | |
+---------------------+--------------------+--------------------+---------------------+
|System Exclusive | | x | |
+---------------------+--------------------+--------------------+---------------------+
|System | Song Pos | | o | |
| | Song Sel | | o | |
|Common | Tune | | x | |
+---------------------+--------------------+--------------------+---------------------+
|System | Clock | | o | |
|Real Time | Commands | | o | |
+---------------------+--------------------+--------------------+---------------------+
|Aux | Local ON/OFF | | x | |
| | All Notes OFF| | o | |
|Mes- | Active Sense | | x | |
|sages | Reset | | x | |
+---------------------+--------------------+--------------------+---------------------+
|Notes No messages will be transmitted. |
| |
| |
| |
+-------------------------------------------------------------------------------------+
Mode 1 : OMNI ON, POLY Mode 2 : OMNI ON, MONO o : Yes
Mode 3 : OMNI OFF, POLY Mode 4 : OMNI OFF, MONO x : No
ZOOM RT-223
87

株式会社ズーム
〒101-0032
東京都千代田区岩本町2-11-2 イトーピア岩本町二丁目ビル2階
ホームページ http://www.zoom.co.jp
RT-223-5010-4