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目次
マルチパートエディターとは .............................................................................. 2
Studio Manager とは......................................................................................... 3
Total Recall ( トータルリコール ) とは............................................................... 3
マルチパートエディターのファイル構成............................................................. 4
Open Plug-in Technology について.................................................................. 5
マルチパートエディターの起動........................................................................... 6
マルチパートエディターの操作の流れ ................................................................7
リモートコントロール時のポート設定について ................................................ 11
メニューバー .................................................................................................... 17
ツールバー ........................................................................................................ 20
パートミキサーウィンドウ................................................................................ 21
ダイアログの詳細 ............................................................................................. 30
リモート機能 .................................................................................................... 34
トラブルシューティング ................................................................................... 37
・ 市販の音楽/サウンドデータは、私的使用のための複製など著作権法上問題にならない場合を除いて、権利者に
無断で複製または転用することを禁じられています。ご使用時には、著作権の専門家にご相談されるなどのご
配慮をお願いします。
・ このソフトウェアおよびマニュアルの著作権はすべてヤマハ株式会社が所有します。
・ このソフトウェアおよびマニュアルの一部または全部を無断で複製、改変することはできません。
・ このソフトウェアおよびマニュアルを運用した結果およびその影響については、一切責任を負いかねますので
ご了承ください。
・ このファイルに掲載されている画面は、すべて操作説明のためのもので、実際の画面と異なる場合があります。
・ 「MIDI」は社団法人音楽電子事業協会 (AMEI)の登録商標です。
・ その他、このファイルに掲載されている会社名および商品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
・ このマニュアルファイル内の「赤色 」の文字をクリックすると、関連する項目にジャンプします。
このマニュアルは、お客様がWindows/Macintoshの基本的な操作方法について十分おわかりいただい
ていることを前提に書かれています。Windows/Macintoshの操作方法については、Windows/Macintosh
に付属のマニュアルをご参照ください。
マルチパートエディターを使用するために必要なコンピューター環境、機器の接続、マルチパートエ
ディターのインストールについては、別冊のインストールガイドおよびご使用のMIDI機器に付属の取扱
説明書をご参照ください。
メニュー/ ボタン名の表記について
Windows とMacintosh でメニューやボタンの名称が異なる場合、この取扱説明書ではWindows での名
称(Macintosh での名称) という形で表記します。
© 2005 Yamaha Corporation. All rights reserved.
1
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マルチパートエディターとは
マルチパートエディターは、MOTIF-RACK ESをマルチ音源(マルチモード)として使用する場合に、パートパ
ラメーター (Volum e、Pan、EG、Cutoffな ど)やエフェクトなどさまざまなパラメーターを、コンピューター画面
を使って視覚的に確認しながらエディット(編集)できるユーティリティソフトウェアです。
エディットしたデータをMOTIF-RACK ESへバルク送信したり、MOTIF-RACK ES内のデータをバルクで読み込
んでエディットしたりできます。
さらに、MOTIF ESやヤマハデジタルミキシングスタジオ01Xなどのリモート機器を使えば、リモート機器側でエ
ディット内容を確認しながら、MOTIF-RACK ESのパラメーターのエディットを行なうことができます。
このマルチパートエディターは、
・ Studio Manager
・ OPT対応シーケンサー
のプラグインとして利用することができます。
ボイスの選択
パートミキサーウィンドウ
パラメーターの設定
パートディテールウィンドウ
コモンディテールウィンドウ
エフェクトの設定
コーラス リバーブ
データ保存
マスター
エフェクト
01X
MOTIF ES 6/7/8
リモート操作
表示情報
(パラメーター名 / 設定値)
MOTIF-RACK ES
2
バルク送信 / 受信
パラメーター送信
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Studio Manager とは
Studio Managerは、ヤマハのハードウェア製品をリモートコントロールする複数のエディターソフトウェアを起
動させたり、複数のエディター設定を保存したりする共通のプラットフォームです。
詳細はインストールガイドやStudio Manager取扱説明書(PDFマニュアル)をご参照ください。
Total Recall ( トータルリコール ) とは
各エディターの設定は、Studio Manager でまとめて保存/呼び出しできます。すなわち、複数の機器の設定をStudio
Manager からまとめて呼び出す(リコール)ことにより、システム全体の設定を簡単な操作で変更することができ
ます。この機能をトータルリコールと呼びます。
また、設定ファイルを保存したり機器と同期をとったりする場合、Studio Manager から操作すれば複数の機器を
まとめてリコール、各エディターで操作すればその機器だけをリコール、と使い分けることもできます。
トータルリコールする手順については、Studio Manager取扱説明書(PDFマニュアル)をご参照ください。
Studio Managerウィンドウの「MOTIF-RACK ES Multi Part Editor」アイコンを右クリック→
「Configure Total Recall」で、リコールするデータを選択できます。選択できるデータは、エディターに
よって異なります。
MOTIF-RACK ESでは、以下のとおりです。
・ All:Multi データ、Normal User 1 〜 3、Drum User Voice データのすべてをリコール
・ Multi:Multi データをリコール
・ Normal User 1 Voice:Normal User 1 Voice データをリコール
・ Normal User 2 Voice:Normal User 2 Voice データをリコール
・ Normal User 3 Voice:Normal User 3 Voice データをリコール
・ Drum User Voice:Drum User Voice データをリコール
(Multi、Normal User 1 〜 3、Drum User Voice は複数選択できます。)
n
Studio Managerの[Synchronize]メニュー→ [Total Recall]で「From Hardware」(本体の状態をStudio Manager(各エディ
ター )にコピー )を選択している場合、Solo/Muteの情報はリコールされません。
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マルチパートエディターのファイル構成
MOTIF-RACK ES本体では、すべてのマルチで一つのユーザーボイスを使用しているため、あるユーザーボイス
を変更すると、そのボイスを使っているすべてのマルチが変更されます。それに対し、マルチパートエディターで
は、1つのファイル内にマルチデータ(パンやボリューム、エフェクトなどのミキシングデータ)だけでなくユー
ザーボイスデータも含んでいるため、マルチを作成した時点のユーザーボイスを管理(保存/再現)することがで
きます。
たとえば、マルチパートエディターで作成したマルチを演奏したい場合に、MOTIF-RACK ES本体内のユーザー
ボイスがマルチ作成時の状態から変更されていても、マルチパートエディター内のユーザーボイスデータを
MOTIF-RACK ESに送信(P.32 )することによって、マルチを作成したときの状態が再現できます。
マルチパートエディターのユーザーボイスをMOTIF-RACK ESに送信すると、MOTIF-RACK ESに保存されているユー
n
ザーボイスは失われます。ご注意ください。
マルチパートエディターのファイル (.M3E) の構成
マルチデータ
ユーザーボイスデータ
・ユーザー 1 (128)
・ユーザー 2 (128)
・ユーザー 3 (128)
・ドラムユーザー (32)
MOTIF-RACK ES 本体のマルチの構成
ユーザーボイスデータ
・ユーザー 1 (128)
・ユーザー 2 (128)
・ユーザー 3 (128)
・ドラムユーザー (32)
各ファイルには、マルチデータだけでなく、そのマ
ルチで使用しているユーザーボイスのデータも含ま
れる。
マルチデータ 128
マルチデータ 1
すべてのマルチで1 つのユーザーボイスを共有(そ
れぞれのマルチに対応したユーザーボイスデータが
あるわけではない)
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Open Plug-in Technology について
Open Plug-in Technology( 以下OPT) は、DAW アプリケーションなどのソフトウェアからMIDI 機器をコント
ロールするための新しいソフトウェアプラグインフォーマットです。たとえば、シンセサイザー、プラグインボー
ドの音色エディターや、ミキサーをコントロールするエディターなどを、別々に起動させるのではなく、OPT に
対応したアプリケーションの中で動作させることができます。アプリケーションごとにMIDI ドライバーの設定な
どをする必要がなくなり、音楽制作をより快適でシームレスに行なう環境を実現します。
従来のOPT に加えて、トータルリコールを実現するためのOpen Plug-in Technology Version 2( 以下OPT2) があ
ります。Studio Manager は、OPT2 対応のホストアプリケーションです。
OPT のレベルと概要
OPT 対応のホストアプリケーションは、以下の3 つのレベルに分けられます。
レベル1(PANELS)のホストアプリケーション では、プラグインソフトウェアの基本的な
機能をサポ ートしており、代表的な例としては、コンピューター上でプラグインソフト
ウェア(エディターなど)のパネルを使って音色エディットができます。
レベル2(PROCESSORS)のホストアプリケーション では、プラグインソフトウェアから
MIDI データを受信するなど、レベル1 よりも一歩進んだエディットができます。プラグ
インソフトウェアの多くの機能をサポートしていますが、一部対応していない機能(イベ
ント挿入など) があります。
レベル3(VIEWS)のホストアプリケーション では、プラグインソフトウェアが持っている
すべての機能が動作します。ヤマハのシーケンスソフト「SOL」や「SQ01」はOPT レベル
3(VIEWS) に対応しています。
エディター
ホストアプリ
ケーション
MOTIF-RACK ES Multi Part Editor動作表
MOTIF-RACK ES Multi Part Editorは、以下のように動作します。
OPT
エディター
エディター
OPT 対応のプラグインソフトウェアは、OPT対応のホス
トアプリケーションに直接プラグインされます。
MOTIF-RACK ES Multi Part Editorの動作
ホストアプリケーション対応レベル
動作可否 機能制限の内容
VIEWS(レベル3) 動作する なし
PROCESSORS(レベル2) 動作する なし
PANELS(レベル1) 動作する バルク受信、リモートコントロールに未対応
MOTIF-RACK ES Multi Part Editorはレベル2(PROCESSORS)、レベル3(VIEWS)のホストアプリケーション
ではすべての機能が動作します(ホストアプリケーションによっては、リモートコントロールが機能しません)。
レベル1(PANELS)のホストアプリケーションではバルク受信およびリモート操作ができません。
n
ホストアプリケーション側に対応する機能がない場合は、期待どおりに動作しない場合があります。
対応レベルは、OPTのロゴで確認できます(ホストアプリケーションのバージョン情報などに表示されます)。
5
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OPT2 の概要
OPT2 は、OPT のレベル1(PANELS) を発展させて、快適にトータルリ
コールするための機能を付加したソフトウェアプラグインフォーマッ
トです。Studio Manager をホストアプリケーションとしたトータルリ
コールだけでなく、トータルリコール対応のDAW アプリケーション上
でもStudio Manager を経由してトータルリコールを実現します。
OPT2 対応のプラグインソフトウェ
ホストアプリ
ケーション
Studio
Manager
エディター
OPT2
エディター
エディター
アは、OPT2対応のホストアプリケー
ション(Studio Managerなど) 経由
でトータルリコール対応DAW アプ
リケーションに間接的にプラグイン
されます。
マルチパートエディターの起動
マルチパートエディターのインストールと必要な接続を行なったあと、以下の操作でマルチパートエディターを起
動します。
● マルチパートエディターをStudio Managerから起動する
1. Tot al Recall対応DAWのプラグインとして、または単独のアプリケ ーシ ョン とし てStudio Managerを起動
します。
2. 次に、Studio ManagerウィンドウからMOTIF-RACK ES Multi Part Editorを起動します。
詳細は、インストールガイドやStudio Manager取扱説明書(PDFマニュアル)をご参照ください。
● マルチパートエディターをOPT対応シーケンスソフトのプラグインとして起動する
Open Plug-in Technology (OPT)対応 のホストアプリケーション(SOLやSQ01など)のプラグインとしてマル
チパートエディターを起動することができます。詳しくは、それぞれのホストアプリケーション(シーケンスソ
フトなど)の取扱説明書/電子マニュアルをご参照ください。以下はSOL/SQ01の例です。
1. ホストアプリケーションを起動します。
2. ホストアプリケーションの[プラグイン]メニューから、「MOTIF-RACK ES Multi Part Editor」を選択しま
す。
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マルチパートエディターの操作の流れ
さまざまなユニットから構成されるマルチパートエディターの使い方には、決まった操作手順はありません。どの
ユニットから操作しても構いませんが、次のような操作の流れを参考に、目的にあった設定を行なってください。
マルチパートエディターを起動すると最初に表示されるマルチパートウィンドウから説明を始めます。
MOTIF-RACK ESは、マルチモードに設定してください。
n
1. ツールバーの[エディター設定]をクリックして、エディター設定ダイアログを開きます。
ここで、マル チ パー トエ ディ タ ーで の操 作を 有効 に する ため に、入出 力用 ポ ート やデ バイ ス ナン バー を設 定
します。詳細は、「設定」ダイアログ(P.31 )をご参照ください。
n
OPTまたはTotal Recall非対応のDAWをお使いの場合
単独で起動したStudio Managerと、お使いのシーケンサーを同時に使用する場合は、USB-MIDI Driver画面でシーケ
ンスソフトのMIDIポートとマルチパートエディター MIDIポートをマージ(つなぎあわせ)する必要があります(P.9)。
2. マルチパートエディターで使用するユーザーボイスを、MO TI F-RAC K ES本体から (P.33 )、またはボイス
エディターのファイルから(P.17)、読み 込 み ます 。
一度読み込んだユーザーボイスは、マルチパートエディターのファイルの一部として保存できるので、次回マルチ
n
パートエディターを起動したときにも使用できます。MOTIF-RACK ES本体やボイスエディターで新しくユーザーボ
イスを作成したときには、再度ユーザーボイスをマルチパートエディターに読み込み、マルチパートエディター上の
ユーザーボイスデータを最新の状態にしてください。
いずれのパートにもユーザーボイスを使用しない場合には、ユーザーボイスデータを読み込む必要はありません。
n
3. MOTI F-RACK ESからマルチのデータを、マルチパートエディターに読み 込み ます。詳細 は、マルチデータの
バルク受信(P.18 )を参照ください。
n
初期状態のままマルチパートエディターをお使いになる場合は、この操作は必要ありません。その場合はマルチの
データを送信し(P.17 )、マルチパートエディターとMOTIF-RACK ESの設定を合わせてください。
(1) 読み込みたいマルチのデータをMOTIF-RACK ES側で設定します。
(2) ツールバーにある[Multiデータバルク受信]をクリックし、マルチのデータを受信します。
4. 各パートのボイスを選択します。
(1) 各パートのバンク名もしくはボイス名のボックスをクリックすると、「Voice List」ダイアログが表示さ
れます。
(2) パートにアサインしたいボイスをリストから選択します。
5. パートミキサーウィンドウで各種パラメーターの設定を行ないます。
また、パートセクションもしくはコモンセクションの[DETAIL]をク リッ クし 、それぞれのDETAIL画面でよ
り詳細な設定を行なうこともできます。
6. ツールバーにある[上書き保存]をクリックし、マルチパートエディターでエディットしたデータをファイ
ルに保存します。
ソングごとにマルチパートエディターのデータをファイル(M3E)に保存します。次回そのソングを演奏す
るときに、そのファイルをマルチパートエディターで開くだけで、自動 的に MOTIF-RACK ESにバルクが送
信され、設定が完了します。
また、SOL / SQ01のようなOPT対応のホストアプリケーションを利用することで、マルチパートエディ
ターのデータをホストアプリケーションのソングデータの一部として、保存することもできます。
・ マルチパートエディターを Studio Manager から起動している場合は、Studio Manager のセッショ
ンファイルにマルチパートエディターのデータを保存することができます。
・ Total Recall に対応した DAW と Studio Manager を組み合わせてお使いの場合は、マルチパートエ
ディターのデータは、DAW のプロジェクトファイル ( ソングファイル ) の一部として保存されます。
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Studio Managerを単独で起動する場合のご注意
Studio Managerを単独で起動した場合で、外部キーボードを使ってMulti Part Editor (Voice Editor)でエディット
したパートやボイスの音色を確認するためには、同時にシーケンサーを起動する必要があります。
以下の例のように、外部キーボードのMIDI入力が、シーケンサーのエコーバック(MIDIスルー)機能を使ってMOTIFRACK ESに入力されるようにシーケンサーを設定してください。
接続例
MIDIキーボード
USBMIDIINPort1-1
コンピューター
StudioManager シーケンサー
USBMIDI
OUTPort0-2
MOTIF-RACKES
エコーバック
(MIDIスルー)=オン
USBMIDI
INPort0-1
MultiPartEditor
(VoiceEditor)
USBMIDIOUTPort0-1
Port0-1とPort0-2の
マージが必要
(P.9 )
8
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MIDI入力/出力ポートのマージ (OPTまたはTotal Recall非対応のDAWを
お使いの場合)
単独で起動したStudio Managerと、お使いのシーケンサーを同時に使用する場合は、USB-MIDI Driver画面でシー
ケンスソフトのMIDIポートとマルチパートエディター MIDIポートをマージ(つなぎあわせ)する必要があります。
(1)「YAMAHA USB-MIDI Driver」ダイアログを表示します。
Windows XPの場合
「スタート」メニュー→「コントロールパネル」から「MIDI-USB Driver」アイコンをダブルクリック
OS Xの場合
「アップル」メニュー →「システム環境設定」から「YAMAHA USB-MIDI」アイコンをクリック
n
MOTIF-RACK ESとコンピューターがUSBで正しく接続され、かつMOTIF-RACKESの電源がオンになってい
ないと「MIDI-USB Driver」アイコンは表示されません。
n
0-1 や 0-2 などポート名の「0」は、コンピューターに USB で接続されている MIDI 機器の数を表しています。
「YAMAHA USB-MIDI Driver」ダイアログ内の「Device Name」を、この数字と合わせて設定してください。
9
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(2) 出力ポートをつなぎあわせします。
・OUT
シーケンサーと Multi Part Editor で使用している 2 つの出力ポートを、MOTIF-RACK ES の入力ポー
ト1に入力されるように変更してください。
以下は、Studio Manager (Muliti Part Editor)とシーケンサーで出力ポート 1、2を使用している例です。
OUT
(3) [OK]をクリックし、「YAMAHA USB-MIDI Driver」ダイアログを閉じます。
10
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リモートコントロール時のポート設定について
ここでは、マルチパートエディターやお使いのDAW/シーケンサーを、01XやMOTIF ESを使ってリモートコント
ロールする方法を説明します。
以下のイラストに従って、各アプリケーションソフトウェアや各機器のMIDIポートを設定してください。
・ マルチパートエディターでバルク受信する時は、シーケンスソフト側でMIDIスルーの設定をオフにしてください。
n
・ マルチパートエディターのポート設定は、「エディター設定ダイアログ(P.31 )」 で 行ってください。
OPTまたはTotal Recall非対応のDAWをお使いの場合
n
単独で起動したStudio Managerと、お使いのシーケンサーを同時に使用する場合は、USB-MIDI Driver画面でシーケン
スソフトのMIDIポートとマルチパートエディター MIDIポートをマージ(つなぎあわせ)する必要があります(P.9 )。
1 MOTIF ESを使ってリモートコントロールをする場合
1.1. MOTIF ES + OPT対応シーケンサー(SOL/SQ01など) + Multi Part Editor + MOTIF-RACK ESの場合合
Portナンバーは自由に変更できます。
MOTIFES6/7/8
合合
SOL/SQ01など
AudioMixer
TrackView
USBMIDIIN/OUTPort0-1
MOTIF-RACKES
リモート用(ModeAGeneral)
USBMIDIIN/OUTPort1-4
MultiPartEditor
11
Page 12
1.2. MMMMOOOOTTTTIIIIFFFFEEEESSSS++++TTTToooottttaaaallllRRRReeeeccccaaaallllllll対対対対応応応応シシシシーーーーケケケケンンンンササササ((((CCCCuuuubbbbaaaasssseeeeSSSSXXXX3333ななななどどどど))))++++MMMMuuuullllttttiiiiPPPPaaaarrrrttttEEEEddddiiiittttoooorrrr++++MMMMOOOOTTTTIIIIFFFF----RRRRAAAACCCCKKKKEEEESSSSのののの場場
合合
合合
場場
Portナンバーは自由に変更できます。
MOTIFES6/7/8
リモート用(ModeACubase)
USBMIDIIN/OUTPort1-4
CubaseSX3など
リモート用(ModeBGeneral)
USBMIDIIN/OUTPort1-3
AudioMixer
TrackView
MOTIF-RACKES
StudioManager
MultiPartEditor
USBMIDI
IN/OUTPort0-1
12
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1.3. MMMMOOOOTTTTIIIIFFFFEEEESSSS++++OOOOPPPPTTTT、、、、TTTToooottttaaaallllRRRReeeeccccaaaallllllll非非非非対対対対応応応応DDDDAAAAWWWW++++MMMMuuuullllttttiiiiPPPPaaaarrrrttttEEEEddddiiiittttoooorrrr++++MMMMOOOOTTTTIIIIFFFF----RRRRAAAACCCCKKKKEEEESSSSのののの場場場場合合
合合
Portナンバーは自由に変更できます。
MOTIFES6/7/8
リモート用(ModeALogic)
USBMIDIIN/OUTPort1-4
リモート用(ModeBGeneral)
DAW
AudioMixer
StudioManager
USBMIDIIN/OUTPort1-3
TrackView
USBMIDI
IN/OUTPort0-2
MOTIF-RACKES
USBMIDI
IN/OUTPort0-1
MultiPartEditor
Port0-1とPort0-2の
マージが必要
USBMIDI
IN/OUTPort0-1
(P.9 )
13
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2 01Xを使ってリモートコントロールをする場合
2.1. 00 001111XXXX++++OOOOPPPPTTTT対対対対応応応応シシシシーーーーケケケケンンンンササササーーーー((((SSSSOOOOLLLL////SSSSQQQQ00001111))))++++MMMMuuuullllttttiiiiPPPPaaaarrrrttttEEEEddddiiiittttoooorrrr++++MMMMOOOOTTTTIIIIFFFF----RRRRAAAACCCCKKKKEEEESSSSのののの場場場場合合
01Xのリモート用Port以外のPortナンバーは、自由に変更できます。
リモート機器01X
リモート用
mLANMIDIIN/OUTPort1
合合
SOL/SQ01など
AudioMixer
TrackView
MOTIF-RACKES
MultiPartEditor
USBMIDIIN/OUTPort0-1
14
Page 15
2.2. 00001111XXXX++++TTTToooottttaaaallllRRRReeeeccccaaaallllllll対対対対応応応応DDDDAAAAWWWW((((CCCCuuuubbbbaaaasssseeeeSSSSXXXX3333ななななどどどど))))++++MMMMuuuullllttttiiiiPPPPaaaarrrrttttEEEEddddiiiittttoooorrrr++++MMMMOOOOTTTTIIIIFFFF----RRRRAAAACCCCKKKKEEEESSSSのののの場場場場合合
合合
01Xのリモート用Port以外のPortナンバーは、自由に変更できます。
リモート機器01X
リモート用
mLANMIDIIN/OUTPort1
CubaseSX3など
AudioMixer
TrackView
MOTIF-RACKES
StudioManager
リモート用
mLANMIDIIN/OUTPort5
MultiPart
Editor
USBMIDIIN/OUTPort0-1
15
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2.3. 00 001111XXXX++++OOOOPPPPTTTT、、、、TTTToooottttaaaallllRRRReeeeccccaaaallllllll非非非非対対対対応応応応DDDDAAAAWWWW++++MMMMuuuullllttttiiiiPPPPaaaarrrrttttEEEEddddiiiittttoooorrrr++++MMMMOOOOTTTTIIIIFFFF----RRRRAAAACCCCKKKKEEEESSSSのののの場場場場合合
01Xのリモート用Port以外のPortナンバーは、自由に変更できます。
合合
リモート機器01X
リモート用
mLANMIDIIN/OUTPort1
DAW
AudioMixer
TrackView
USBMIDIIN/OUTPort0-2
MOTIF-RACKES
リモート用
mLANMIDIIN/OUTPort5
StudioManager
MultiPart
Editor
USBMIDIIN/OUTPort0-1
Port0-1とPort0-2の
マージが必要
USBMIDIIN/OUTPort0-1
(P.9 )
16
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メニューバー
メニューバーの各メニュー名をクリックするとプルダウンメニューが表示され、その中から必要な機能やコマンド
を選択できます。選択できない機能はグレー表示されます。
ファイル
新規作成
新たに曲を作成する場合などに、マルチパートエディターの設定を初期状態に戻します。
ユーザーボイスの設定は初期化されません。
n
開く
マルチパートエディターのファイルを開きます(P.30 )。
Voiceデータのインポート
ボイスデータのファイル(*.W9E)をインポートします。
上書き保存
マルチパートエディターのファイルを上書き保存します。
名前をつけて保存...
ファイルに名前をつけて保存します。既存のファイルを別名で保存することもできます(P.30 )。
設定
エディター設定...
MIDIのポートの設定、デバイスナンバーなどの設定を行なうダイアログを表示します(P.31 )。
Multiデータのバルク送信
マルチの設定をMOTIF-RACK ESへバルク送信します(P.18 )。
Multiデータのバルク受信
マルチの設定をMOTIF-RACK ESからバルク受信します(P.18 )。
17
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Voiceデータのバルク送信
ボイスデータをMOTIF-RACK ESへバルク送信します(P.32 )。
Voiceデータのバルク受信
ボイスデータをMOTIF-RACK ESからバルク受信します(P.33 )。
Multiデータのバルク送信中の表示
マルチパートエディター内のマルチのデータをまとめてMOTIF-RACK ESに送信します。バルク送信中
は、バー表示でデータの送信状態を確認できます。
Multiデータのバルク受信中の表示
MOTIF-RACK ESからマルチのデータをまとめてマルチパートエディターに受信します。バルク受信中
は、バー表示でデータの送信状態を確認できます。
バルク受信ができない場合は、タイムアウトエラーメッセージが表示されます (P.37 )。
n
18
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ウィンドウ
閉じる
エディター内で選択しているウィンドウを閉じます。
すべてを閉じる
エディター内のすべてのウィンドウを閉じます。
Part Mixer
パートミキサーウィンドウを開きます(P.21 )。
Common Detail
コモンディテールウィンドウを開きます(P.23 )。
Part Detail
パートディテールウィンドウを開きます(P.27 )。
19
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ツールバー
123456
開く
1
マルチパートエディターのファイルを開きます(P.30 )。
上書き保存
2
マルチパートエディターのファイルを保存します。
エディター設定
3
MIDIのポートの設定、デバイスナンバーなどの設定を行なうダイアログを表示します(P.31 )。
Multiデータバルク送信
4
マルチの設定をMOTIF-RACK ESへバルク送信します(P.18 )。
Multiデータバルク受信
5
マルチの設定をMOTIF-RACK ESからバルク受信します(P.18 )。
Part Mixer画面表示
6
パートミキサーウィンドウをアクティブにします。
20
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パートミキサーウィンドウ
マルチパートエディターを起動すると、次のようなパートミキサーウィンドウが表示されます。パートミキサー
ウィンドウは、コモンセクションとパートセクションから構成されています。このウィンドウで、マルチパートエ
ディターの主なパラメーターをエディットします。
各パラメーターの詳細については、MOTIF-RACK ES取扱説明書リファレンス編をご覧ください。
n
n
・シーケンサーのエコーバック(MIDIスルー )機能を使っている場合、キーボードからコンピューターをスルーして本体に
送信されるMIDIチャンネルは、通常、シーケンサー側で選択しているトラックの設定に従います。
•
・したがって、キーボードを使ってエディット中のパートの音を鳴らすには、シーケンサー側で対応するトラックを選択
しておく必要があります。
8
9
0
A
B
C
D
E
F
G
1
2
3
4
5
6
H
パートセクション コモンセクション
コモンセクション
MASTER EQ
1
マスターイコライザーの各パラメーターをエディットします。
REVERB
2
リバーブエフェクトのタイプを選択します。
クリックすると、エフェクトタイプが一覧表示されます。
CHORUS
3
コーラスのエフェクトタイプを選択します。
クリックすると、エフェクトタイプが一覧表示されます。
Master Effect
4
マスターエフェクトタイプを選択します。
クリックすると、エフェクトタイプが一覧表示されます。
7
21
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Master Effect SW
5
マスターエフェクトのオン/オフを切り替えます。
Master Volume
6
全体のボリュームをコントロールします。
DETAIL
7
[DETAIL]をクリックすると、コモンディテールウィンドウが表示されます。ウィンドウ内の各タブで、パラ
メーターのエディットを行ないます(P.23 )。
パートセクション(Part1〜Part16)
8
Part Number
パートナンバーを表示します。
9
Voice
各パートのボイス(音色)を表示します。
クリックするとボイスリストが表示され、ボイスを選択できます。
ボイスの一覧は、別冊ボイスリストを参照ください。
0
PART EQ
各パートの イコライザーをチャンネルノブでエディットします。
A
Insertion Effect Switch
インサーションエフェクトのオン/オフを切り替えます。
n
全パートで最大8パートを、同時にオンすることができます。
Reverb Send
B
各パートのリバーブエフェクトのセンド量を調整します。
C
Chorus Send
各パートのコーラスエフェクトのセンド量を調整します。
D
Mute
各パートのミュートのオン/オフを切り替えます。
E
Solo
各パートのソロのオン/オフを切り替えます。
F
Pan
各パートのパンの調整を行ないます。
G
Part Volume
各パートのボリュームをコントロールします。
H
DETAIL
[DETAIL]をクリックすると、パートディテールウィンドウが表示されます。
ウィンドウ内の各タブで、パラメーターのエディットを行ないます(P.27 )。
22
Page 23
コモンディテールウィンドウ
ARPEGGIO タブ
アルペジオに関するパラメーターのエディットを行ないます。
REVERB タブ
リバーブに関するパラメーターのエディットを行ないます。
23
Page 24
CHORUS タブ
コーラスに関するパラメーターのエディットを行ないます。
MEQ タブ
マスターイコライザー (5バンド)に関するパラメーターのエディットを行ないます。
24
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MASTER EFF タブ
マスターエフェクトに関するパラメーターのエディットを行ないます。
INS EFF SW タブ
各パートのインサーションエフェクトのオン/オフを切り替えます。
n
全パートで最大8パートを、同時にオンすることができます。
25
Page 26
CTRL NUM タブ
コントローラーに関するパラメーターのエディットを行ないます。
NAME タブ
マルチ設定に名前を付けます。
26
Page 27
パートディテールウィンドウ
GENERAL タブ
ジェネラルに関するパラメーターのエディットを行ないます。
NOTE/VEL タブ
ノートリミットとベロシティに関するパラメーターのエディットを行ないます。
PITCH タブ
各パートのピッチに関するパラメーターのエディットを行ないます。
27
Page 28
AEG タブ
アンプリチュードEGに関するパラメーターのエディットを行ないます。
FEG タブ
フィルター EGに関するパラメーターのエディットを行ないます。
PART EQ タブ
各パートのイコライザー (3バンド)に関するパラメーターのエディットを行ないます。
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Page 29
RECEIVE SW タブ
各パートのレシーブスイッチに関するパラメーターのエディットを行ないます。
29
Page 30
ダイアログの詳細
「ファイルを開く」ダイアログ
マルチパートエディターのファイルを開きます(P.17 )。
Macintosh をお使いの場合、一般的なMacintosh の[ ファイルを開く] ダイアログが表示されます。
n
1
2
3
4
1
ファイルの場所
2
リスト
................................ファイルの場所で選択されているフォルダー内のファイルを一覧表示します。
3
ファイル名
ファイルの種類
4
開く
5
6
....................................リストで選択されているファイルを開きます。
キャンセル
................... プルダウンメニューの中から開きたいファイルのあるフォルダーを選択します。
.........................リスト上で現在選択されているファイル名を表示します。
..................プルダ ウンメニュー の中からリスト 上に表示させ るファイルの種 類を選択し
ます。
*.M3E: MOTIF-RACK ES マルチパートエディターのファイル
*.M2E/*.M4E: MOTIF ES マルチパートエディターのファイル
.........................作業を中止して、ダイアログを閉じます。
「名前をつけて保存」ダイアログ
マルチパートエディターのファイル(*.M3E)に名前をつけて保存します(P.17 )。
n
マルチパートエディターのファイル(*.M3E)は、マルチのデータ(マルチパラメーター )とユーザーボイスデータで
構成されています。
n
Macintosh をお使いの場合、一般的なMacintosh の[ 別名で保存] ダイアログが表示されます。
1
5
6
1
保存する場所
リスト
2
3
4
5
6
................................保存する場所で選択されているフォルダー内のファイルを一覧表示します。
ファイル名
ファイルの種類
保存
....................................名前を付けたファイルを保存します。
キャンセル
2
3
4
.....................プルダウンメニューの中から保存先のフォルダーを選択します。
.........................保存するファイル名を入力します。
..................プルダウンメニューの中から保存するファイルの種類を選択します。
.........................作業を中止して、ダイアログを閉じます。
5
6
30
Page 31
「エディター設定ダイアログ」
MOTIF-RACK ESや01Xなどとデータを送受信できるように設定します (P.17 )。
1
2
3
4
5
6
7
8
リモート入力ポート
1
n
マルチパートエディターをSOL / SQ01のプラグインとして使用している場合は、SOL / SQ01側で設定し
ているリモート用入力ポート名が表示されます。
2
リモート出力ポート
n
マルチパートエディターをSOL / SQ01のプラグインとして使用している場合は、SOL / SQ01側で設定し
ているリモート用出力ポート名が表示されます。
3
入力ポート
4
出力ポート
Device No.( デバイスナンバー )
5
ダンプインターバル ( ダンプ間隔 )
6
ノブ操作方法
7
n
OK
8
キャンセル
9
........................................... プルダウンメニューの中から入力用ポートを選択します。
........................................... プルダウンメニューの中から出力用ポートを選択します。
この変更は、すべてのノブに有効になります。
........................................................ 設定を完了して、ダイアログを閉じます。
........................................... 作業を中止して、ダイアログを閉じます。
............................ プルダウンメニューの中からリモート用MIDI入力ポートを選択し
ます。
............................ プルダウンメニューの中からリモート用MIDI出力ポートを選択し
ます。
設定したポートに対応した
きます。
設定したポートに対応した
トエディターでコントロールできます。
......... システムエクスクルーシブデータの送受信 ( バルク送受信 ) を行な
うために設定するナンバーです。このナンバーを MOTIF-RACK
ES のデバイスナンバーと同じものに合わせます。
..... バルク送信を行なうときのデータとデータの間隔を設定します。
....................................... マウスでノブを操作する方法を選択できます。
[ マウスを回転 ] を選択すると、操作したいノブをクリックしたま
まカーソルでノブを回転させて、ノブを動かすことができます。
[ マウスを上下ま たは左右 ] を選択す ると、操作したいノブをク
リックしたままカーソルを上下、左右に移動させて、ノブを動か
すことができます。
9
MOTIF-RACK ES
MOTIF-RACK ES
からデータが受信で
に対してマルチパー
31
Page 32
Voiceデータの「バルク送信ダイアログ」
マルチパートエディター内のボイスのデータをまとめてMOTIF-RACK ESに送信します。バルク送信中
は、バー表示でデータの送信状態を確認できます。
MOTIF-RACK ESでは、ユーザーボイスバンクの音色をユーザーメモリー内の複数のマルチデータで使用して
n
います。マルチパートエディターからユーザーボイスをバルク送信すると、MOTIF-RACK ES 内のユーザー
ボイスデータが差し替えられ、他のマルチデータで選択しているユーザーボイスも差し替わってしまう可能性
があります。
いずれかのパートでユーザーボイスをすでに選択している場合は、ボイスデータのバルク送信をした後にマル
n
チデータのバルク送信を行なってください。マルチデータのバルク送信を行なうことで最新のボイスデータの
発音準備が整います。
「エディター設定ダイアログ」の「ダンプインターバル」の設定で、送信時間を設定できます(P.31 )。
n
1
2
3
4
バルク設定
1
.........................プルダ ウンメニュー の中から送信す るバルクダン プデータの種類 を選択しま
す。
Normal User 1+2+3+Drum.......すべてのNormal User 1〜3ボイスとDrumボイス
Normal User 1..........................すべての Normal User 1ボイス
Normal User 2..........................すべての Normal User 2ボイス
Normal User 3..........................すべてのNormal User 3ボイス
Normal User 1+2+3 .................すべてのNormal User 1〜3ボイス
Drum User................................すべての Drum Userボイス
n
プラグインボイスデータの送信は行ないません。
バー表示
2
3
スタート
4
閉じる
n
.............................データの送信状態を確認できます。
.............................バルク送信を開始します。送信開始後は、このボタンが [ ストップ ] に変わり、
送信中にクリックするとその時点でバルク送信を中止します。
................................ダイアログを閉じます。
「エディター設定ダイアログ」(P.31 )の「デバイスナンバー」の設定で、デバイスナンバーが正しく設定さ
れている必要があります。
32
Page 33
Voiceデータの「バルク受信ダイアログ」
MOTIF-RACK ESからボイスデータをまとめて受信して、マルチパートエディターに読み込みます。受
信中は、バー表示でデータの受信状態を確認できます。
ユーザーボイスのエディットは、MOTIF-RACK ESもしくはボイスエディターで行なってください。
n
マルチパートエディターでは、ユーザーボイスのエディットはできません。
1
2
3
4
バルク設定
1
Normal User 1+2+3+Drum.......すべてのNormal User 1〜3ボイスとDrumボイス
Normal User 1..........................すべての Normal User 1ボイス
Normal User 2..........................すべての Normal User 2ボイス
Normal User 3..........................すべてのNormal User 3ボイス
Normal User 1+2+3 .................すべてのNormal User 1〜3ボイス
Drum User................................すべての Drum Userボイス
Preset Voice ............................すべてのPresetボイス
n
2
バー表示
3
スタート
4
閉じる
.........................プルダ ウンメニュー の中から受信す るバルクダン プデータの種類 を選択しま
す。
プラグインボイスデータの受信は行ないません。
.............................データの受信状態を確認できます。
.............................バルク受信を開始します。受信開始後は、このボタンが [ ストップ ] に変わり、
受信中にクリックするとその時点でバルク受信を中止します。
................................ダイアログを閉じます。
33
Page 34
リモート機能
01XやMOTIF ESなどからマルチパートエディターをリモート操作できます。
SOL/SQ01のプラグインとして使用する場合
[REMOTE]ボタンを押したあとで[MIDI]ボタンを押すと、マルチパートエディターのリモート操作ができるように
なります。
Studio Managerから使用する場合
[SHIFT]ボタンを押しながら[REMOTE]ボタンを押すと、マルチパートエディターのリモート操作ができるように
なります。
n
あらかじめリモートに必要なポート設定を行なってください(P.11 、P.31 )。
エディットモード& NAME 表示 ミキシングモード& NAME 表示
パートディテール
コモンディテール
ウィンドウ
リモート
エディットしているパート パラメーターのカテゴリー
Part EQ SEL<Part3>
EQL-F EQL-G EQH-F EQH-G EQM-F EQM-G EQM-Q
パラメーター名
エディット
モード&
VALUE 表示
パラメーター名
ウィンドウ
パートミキサー
ウィンドウ
パート名
Part1 Part2 Part3 Part4 Part5 Part6 Part7 Part8
Pan Pan Pan Pan Pan Pan Pan Pan
パラメーター名
パラメーター名
リモート
ミキシング
モード&
VALUE 表示
EQL-F EQL-G EQH-F EQH-G EQM-F EQM-G EQM-Q
125 0.0 10.0 0.0 1.1 0.0 PEAK
パラメーター値
パートディテール
コモンディテール
ウィンドウ
リモート
ウィンドウ
34
Pan
L63 R63 L63 R63 CTR CTR CTR CTR
パラメーター値
リモート
パートミキサー
ウィンドウ
Page 35
01X側からMOTIF-RACK ESへのリモート操作一覧
下記01Xのボタン、フェーダーに対応したMOTIF ESの操作子についてはMOTIF ES取扱説明書をご参照ください。
n
01X画面上のCH(チャンネル)は、マルチパートエディターのPART(パート)に相当します。
基本操作 ( モード共通 )
01X の操作 ( ボタン名など ) リモート操作内容
[REMOTE]
➜
[MIDI]
[SHIFT] + [REMOTE]
[NAME/VALUE] 01X上の画面で、NAME表示/VALUE表示を切り替えます。
BANK CH1〜8に対応するパートを、パート1〜8にします。
BANK CH1〜8に対応するパートを、パート9〜16にします。
[SELECTED CHANNEL] ミキシングモードとエディットモードを切り替えます。
ノブを回転 選択されたパラメーターの値を変更します。
ノブを押す オン/オフするパラメーターの場合に、パラメーターのオン/オフを切り替えます。
[SHIFT]+ノブを回転 通常の10倍の変化量で、パラメーターの値を変更します。
[SHIFT]+ノブを押す 選択されたパラメーターを初期値に設定します。
SOL/SQ01のプラグインとしてご使用時、リモート操作ができるようになります。
Studio Managerからご使用時、リモート操作ができるようになります。
ミキシングモードの操作
フェーダー
各パートのボリュームやマスターボリュームをコントロールします。
[ON]
ノブでコントロールするパラメーターの選択方法
DISPLAY エディットするパラメーターを1つずつ切り替えます。
[PAGE SHIFT]+DISPLAY エディットするパラメーターをブロックごとに切り替えます。
[PAN] パンを選択します。
[SEND] リバーブセンドを選択します。
[GROUP] ボイスセレクトを選択します。
[EFFECT] インサーションエフェクトのオン/オフを選択します。
[SEL] (マスター ) マスター EQを選択します。
EQ [LOW] EQ LOWを選択します。
EQ [LOW-MID] / [HIGH-MID] EQ MIDを選択します。
EQ [HIGH] EQ HIGHを選択します。
SOLOボタンが点灯しているときには、各パートのSOLOオン/オフ を切り 替え、
SOLOボタンが消灯しているときには、各パートのオン/オフを切り替えます。
35
Page 36
エディットモードの操作
[SEL]
CH1 〜 16
(
[SEL]
( マスター ) コモンディテールウィンドウを表示します。
ノブでコントロールするパラメーターの選択方法
[PAGE SHIFT]+DISPLAY タブを切り替えます。
DISPLAY エディットするパラメーターの段を選択します。
ノブ (CH1〜8) 選択したパラメーターの左からCH1ノブ、CH2ノブ・・・の順で割り当てられます。
)
対応したパートの パートディテールウィンドウを表示します。
たとえば、画面上の左から3つ目のパラメーターを変更したいときは、CH3ノブで
調整します。
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トラブルシューティング
「音が出ない」、「正常に動作しない」などといった場合には、まずMOTIF-RACK ESとの接続を確認したあと、以
下の項目をチェックしてください。
スライダーやチャンネルノブを操作しても音色(音の聞こえ方)が変わらない。
「設定」ダイアログの出力ポート(MIDI Out)やDevice No.が正しく設定されていますか? (P.31 )
•
バルクデータの送信ができない。
「設定」ダイアログの出力ポート(MIDI Out)やDevice No.が正しく設定されていますか? (P.31 )
•
「設定」ダイアログのダンプインターバルの設定を短くしすぎていませんか。ダンプインターバルの設定を調
•
節してください。
バルクデータの受信ができない(タイムアウトエラーメッセージが表示される)。
「設定」ダイアログの入出力ポート(MIDI IN/OUT)やDevice No.が正しく設定されていますか? (P.31 )
•
お使いのホストアプリケーションによっては、ホストアプリケーションで設定されているMIDI スルーポート
•
をオフにする必要があります。
マルチパートエディターを SOL/SQ01 のプラグインとしてご使用の場合は、SOL/SQ01 の [ 設定 ] メニュー→
•
[MIDI]→[システムエクスクルーシブ]を開き、受信バッファサイズを小さくしてみてください。
エディター設定の入出力ポートで選択したいポート名が表示されない。
「設定」ダイアログの入出力ポートは、ホストアプリケーションのMIDIセットアップのMIDI Out/Inで設定され
•
ているポートの中から選択できます。ホストアプリケーション のMIDIセットアップでMIDI Out/Inの設定を確
認してください。
リモート操作ができない。
「設定」ダイアログのリモート入出力用ポートが正しく設定されていますか? (P.31 )
•
MOTIF ESや01Xなどのリモート機器側で正しい設定がされていますか? MOTIF ESや01Xをリモート機器とし
•
てご使用の場合、REMOTEボタンとMIDI ボタ ンがオ ン(点灯)されて いるか 確認 してく ださ い。
ユーザーボイスを選択しているパートが適切な音色で発音されない。
ユーザーボイスのデータをMOTIF-RACK ESと合わせていますか? (P.32 )
•
ユーザーボイスのバルク送信をしたあとに、マルチデータのバルク送信を行なうことで最新のボイスデータの
発音準備が整います。
リモートコントロール時にオーディオにノイズがのる。
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・ コンピューターのBIOSから、Hyper-Threadingを有効にすることで解決できることがあります。詳細は、お使
いのコンピューターの取扱説明書をご参照ください。
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