

重要 - 安全のための注意事項
安全のための注意事項
1 注意事項を お読みください。
2 注意事項の 書類は手の届くところ に保管してください。
3 全ての警告 をお守りく ださい。
4 全ての指示 に従ってく ださい。
5 本装置を水 気の近くで 使用しない でください。
6 本装置の手 入れは、乾 いた布のみ を使用してください 。
7 換気に必要 となる本装 置の開口部 は塞がないでくださ い。
8 本装置の設 置は、製造 者の指示に 従ってください。
9 ラジエーター、ヒート・レジスター、ストーブ、アンプリファイア等、また
それに限定されないあらゆる熱を発する機器の近くに設置しないでください。
10 本装 置に 設置す るア クセサ リー や装着 器具は、製造者指 定のも のの みを
ご使用くだ さい。
11 本装 置の 点検・ 修理は、必 ず資格 を持 った技 術者 にご依 頼く ださ い。電
源ケーブル や電源プラ グが破損し た、液体を本体にこぼし た、本体シャー
シ内に 異物 が入っ てし まった 、雨や 過度 の湿度 にさ らした 、本装 置の 動
作異常 が生 じた、 本装置 を落 とした など、 原因 に関わ らず 本装置 に破 損
が生じた場 合はサービ スが必要で す。
警告!
• 感電や発火のリス クを軽減するため、 本体に水が垂れた りはねる環境での
保管・使用は避け、花瓶等液体の入った物を本体の上に置かないでください。
• 閉じられた空間に設置しないでください。
点検・修理について
本装置の点検・修理は、必ず資格を持った技術者にご依頼ください。
2
注意
本マニュアルに明示されていない本体の変更・改造を行った場合、保証が無効と
なることがあります。
EMC/EMI
本装置は FCC 基準 Part 15 に準ずる Class B デジタル機器の制限事項に適合する
ための試験に合格しています。
これらの制限事項は、居住地域での設置時に生じうる有害な電波障害を規制する
ために制定されたものです。本装置は無線周波エネルギーを生成・使用しており、
これを放射することがあります。指示に従った設置と使用を行わないと、無線通
信に障害を及ぼす可能性があります。しかしながら、特定の設置状況において電
波障害を起こさないという保証はありません。本装置がラジオやテレビの受信に
障害を与えていないかを判断するには、本装置の電源を落としてから再投入して
ください。障害を及ぼすことがわかった場合、次の方法で障害の解消を試みるこ
とを推奨します。
• 受信アンテナの方向、設置場所を変更する
• 本装置と受信機の距離を遠ざける
• 本装置を受信機とは別の系統の電源回路に接続する
• 必要に応じて、販売代理店、または経験のある無線/ TV の専門技術者に
問い合わせてください。
FOR THE CUSTOMERS IN CANADA
This Class B digital apparatus complies with Canadian ICES-003.
Cet appareil numérique de la classe B est conforme à la norme NMB-003 du Canada.
本 Class B デジタル機器は、カナダ ICES-003 に準拠しています。

目次
はじめに
1. 詳細マニュアルをダウンロードしてください
本製品には、「基本マニュアル」が付属しています。最新の「詳細マニュアル」
を入手するには、次の
保証内容は、同 URL の「Warranty」で確認できます。
URL から、ご使用の製品を選択してください。
www.tc-helicon.com/support
2. VoiceSupport をダウンロードしてください
最新ファームウェア、使用上のヒント、ビデオなどを入手または閲覧できます。
www.tc-helicon.com/ voicesupport からダウンロードできます。
3. VoiceSupport でユーザー登録をお済ませください
製品のユーザー登録を行なうには、ACCOUNT ボタンをクリックします。
TC Helicon Vocal Technologies Ltd.
www.tc-helicon.com
目次
イントロダクション .......................................................................................4
フロントパネル ..........................................................................................5-7
リアパネル ................................................................................................ 8-9
クイックスタート ........................................................................................11
接続 ........................................................................................................11
a.
インプット・レベルの設定 .....................................................................11
b.
音を出す .................................................................................................11
c.
ハーモニーとハードチューン・プリセット:
楽器または音楽トラックを使った場合
楽器または音楽トラックを使わない場合 ..................................................12
基本操作 .....................................................................................................13
プリセットの選択 .......................................................................................13
プリセットの検索 .......................................................................................13
プリセットの設定変更 ................................................................................13
グローバル・ミックスの変更 ......................................................................14
ギター用機能の設定 ....................................................................................14
(セットアップ)メニュー -
SETUP
ファンタム、モノラル、MIDI 等の設定 .......................................................14
トーン・セッティングの調節 .........................................................14
TONE -
ステップ機能によるプリセット・チェイン .....................................15
STEP -
本体のリセット ..........................................................................................15
個別のプリセットを工場出荷時の設定に戻す ..............................................15
MIC CONTROL
ユーザー・プロファイルの保存とリコール .................................................16
FAQ ...........................................................................................................17
シグナル・パス図 ........................................................................................18
とフットスイッチの割り当て ............................................15
Basics Manual revision 1.0 VoiceLive Rack
Japanese Version
.....................................................11

イントロダクション
この度は、VoiceLi ve Rack プログラマブ ル・マイク・チャン ネル/ヴォーカ ル・
エフェクト・プロ セッサーをお買 い上げいただき、 誠にありがとう ございます。
本製品は、
VoiceLive 2 の充実した機能を19" ラックの形体で使用したいというユー
ザーからの要望に応えて開発されたものです。
主な機能
• 高品質ヴォーカル・チャンネル/エフェクト・プロセッサー
• 8 つのエフェクト・ ブロックを コンパクト・ エフェクト のように個 別コント
ロール可能
• ユーザー・プロファイル:マイク・プリアンプと SETUP メニュー内のパラメー
ター設定を
• ユニークなタッチ・インターフェイスを採用
• 明るく見やすい大型 LCD スクリーン
• ウィザード機能によるプリセット検索
• 最大 4 声の NaturalPlay ハーモニー生成
• ギター/ MIDI / MP3 プレイヤ ー等によるハーモニーの 外部コントロ ールに
• グロー バル・アダプティ ブ・トーンならび に自動クロマチック・ピッチ補正
• 400 のユーザー・プリセット
• オーディオ・ストリーミング、アップデート、バックアップ用の USB 端子
• ギターをメイン・アウトにミックス可能、ギター系統専用のエフェクト搭載
4
10 まで保存してトータル・リコールが可能
対応
エフェクトを搭載
TC-Helicon について
TC-Helicon は、シンガーのクリエイティビティーとコントロールに特化した製品
を専門としたプロオーディオ業界唯一の会社です。本拠地であるカナダ・ビクト
リア州には、シンガーやボイス・プロダクションに携わる人たちと密に情報交換
をしている多数のエンジニアや研究員、そしてプロダクト・スペシャリストが集
結しています。
TC-Helicon は、ボーカリストが必要としているもの、そしてパフォーマンスのク
リエイティビティを刺激するような製品は何なのかを常に考え、それを形にして
います。
MP-75 Mic

フロントパネル
タッ チ でイ ン プッ ト・ゲ
イン 調 節画 面 に、ホ ール
ドで 自 動イ ン プッ ト・ゲ
イン 機能 の設 定 画面 に移
動します。
電源をオン/オフします。
ヘッドホンを接続して、メ
イン・アウトプット・ミッ
クス をモ ニタ リ ング でき
ます。
セッ ト アッ プ・メ ニ ュー
とパ ラメ ータ ー にア クセ
スします。
HOME をタ ッ
チすると終了します。
タッチす ると、タグ 別のプ リセッ ト
閲覧画面 に移動 します。プ リセッ ト
選択の際 に、呼び出 しのタ イミン グ
を指定する用途にも使用できます。
プリセットの保存と管理機
能の設定に使用します。
操作 中の 現行 メ ニュ ーか
ら、メ イン の プリ セ ット
表示 画面 であ る ホー ム画
面に戻ります。
エデ ィ ット・ メニ ュ ーと
パラ メー ター に アク セス
します。
HOME をタ ッ チ
すると終了します。
5

フロントパネル
プ リ セ ッ ト の ス テ ッ プ が 指 定
さ れ て い る 場 合 に は そ の 情 報
(
COUNT)を、ホーム・モードで
は現行ステップを表示します。
ホーム・モードではプリ
セット名と番号を表示し
ます。エディット・モー
ドではパラメーターを表
示します。
MIX(ミックス)ノブ:ホーム画面からノ
ブを
1 クリック回すと、4 つのグローバル・
ミックス・パ ラメー ターの値 が一時 的に
表示され、調節が行えるようになります。
6
エディット・モードでは、パラ
メーターの値を変更します。
MP-75 マ イ ク( 別 売 ) の
MIC CONTROL ボタンに割
り当てられているパラメー
ターを表示します。
メイン・ホイール:ホーム・
モードではプ リセットを変
更します。エディット・モー
ドでは列を移動します。
NAVIGATE(ナビゲート)
矢印ボタン:ホーム・モー
ドではプリセット番号を
一つ 増 減 さ せ ま す。 エ
ディット・モードでは列
を移動します。
TAB/STEP(タブ/ステップ)矢印ボタン:ホー
ム・モードでは、プリセット・ステップの管理と、
プリセット・ステップの切り替えに使用します。
エディット・モードでは、タブを選択します。

フロントパネル
タッ チで 個別 の エフ ェク
ト を オ ン / オ フ し ま す。
ホー ルド でエ フ ェク トの
エデ ィッ ト画 面 に移 動し
ます。
MP-75 マイクのス イッ チと同 じ機
能を持ち、割り当てたパラメーター
のスイッチングを行います。
タッチでアダプティブ
レッサ ー/デ ィエッ サー/ ゲート
をオン /オフ しま す。ホー ルドで
エディット画面に移動します。
EQ /コンプ
HOME モードから楽曲 のテンポ に
合わせて タップす ることで ディレ
イ・タイムを設定します。
タッ チで 自動 ク ロマ チッ
ク・ピッチ補正をオン/オ
フします。ホールドでピッ
チ補 正の エデ ィ ット 画面
に移動します。
TONE を 除 く 全 て の プ ロ
セッ シン グを ミ ュー トし
ます。
7

リアパネル
ダイ ナ ミ ック ま た はコ ン デ ン
サー・マイク用の入力です。イ
ンプット・ゲインの調節とファ
ンタム・パワーのオン/オフは
SETUP メニューで行います。
®
Kensington
ロッ
ク用ポート
ライ ン入 力で す。
ンスま たは アン バラ ンス・
ケーブルを接続します。
8
TRS バラ
ギター信号 をドライ のまま
アン プ また は
す。この端子 を使用 すると
ギター信 号がメイ ン・ミッ
クスから外されます。
ギ タ ー を 接 続 し て、 ハ ー モ ニ ー と
HardTune エフェクトのガイドとして使
用できます。
合は、ギターにエフェクトを加えてメ
イン・ミックスから出力できます。
PA に送れ ま
THRU 端子が未接続の場
MP3 プレイヤーから の信号
をメイン・ミ ックス にミッ
クスでき ます。ハー モニー
と
HardTune のガイドとして
使用できます。
PA からグラウンド・バズ・ノ
イズが聴こえる場合 にスイッ
チをオンにしま す。通常はオ
フの状態でご使用ください。
バランス仕様のメイン・アウト端子です。
デフォル トの出力 設定は ステレオ です
SETUP メニューからモノラルまたはデュ
アル・モノに変更できます。
。

S/PDIF 出力は常に 有効です。フ
ルミックス、またはボーカルと
ギターを左右チャンネルに分離
した出力のいずれかを
ニューで指定できます。
SETUP メ
外部
MIDI キーボード 等から ハーモ ニー
の外部コントロールやプリセット選択等
が行なえます。この入力を使用するには、
SETUP メニ ュ ー の USB CONTROL パラ
メーターをオフにしてください。
コンピューター接続用の
子です。オーディオの入出力と、
バージョン・アップ
リセットのバックアップ等のシ
ステム管理に使用できます。
USB 端
デートやプ
リアパネル
ケー ブル・キ ャッチ
は、
AC アダプター・
ケーブ ルが 不意 に抜
けてし まう こと を防
ぎます。
S/PDIF 入力をドラ イの まま ア
ナロ グ・ ミッ ク ス に 送る か、
エフェク ト処理 用にヴォ ーカ
ル(
L)/楽 器(R)用入 力と
して使用するかを選べます。
別売 オプ ショ ンの
トスイッ チを接続 するため の端
子です。プ リセッ ト単位、 また
はグロー バルなコ ントロー ルが
行えます。
Switch 3 フ ッ
付属の
AC アダプターを ここ
に接続します。
9

10

クイックスタート
a. 接続
1. PA のメイン・ボリュームまたはミキサーの入力を絞ります。
2. ミキサーからマイクまたはライン・レ ベルの出力を Voi ceLive Rack の入力に
接続します。
3. VoiceLive Touch の XLR または TRS ステレオ出力をミキサーまたは PA に接続
します。
4. 付属の AC アダプターを製品に接続して、POWER(パワー)ボタンを押します。
b. インプット・レベルの設定
1. BYPASS(バイパス)ボタンをタッチします。ボタンが点滅します。
2. INPUT GAIN(インプット・ゲイン)ボタンをタッチします。
3. ディスプレイの I N(イン)メーター を見ながら歌い始めるまたはボー カル・
トラックを再生します。
4. IN メーターを確認しながら、CLIP(クリップ)メッセージが表 示されない範
囲で
IN GAIN(イン・ゲイン)の設定を調整します。
5. HOME(ホーム)をタッチしてインプット・ゲインの設定画面を終了します。
c. 音を出す
1. ホイールまたは上下矢印ボタンでプリセット6: BRIGHT DOUBLEを選択します。
2. 歌い始めるかドライのボーカル・トラックの再生を開始して、VoiceLive Rack
の出力が良好な音量で聴こえるようにモニター/ PA のレベルを調節します。
3. BYPASS ボタンをタッチして、プリセットの効果を確認します。
4. 様々なプリセットを試聴するか、エフェクト・ブロ ック・ボタン(µMOD /
DELAY / REVERB 等)をタッチしてプリセット内の個別のエフェクトをオン
/オフします。
ハーモニーとハードチューン・プリセット
(楽器または音楽トラックを使った場合)
HARMONY(ハーモニー)または HARDTU NE(ハードチューン)ボタンが点灯
しているプリセットで楽曲に合ったエフェクトを得るには、音程に関連した情報
を与える必要があります。
参照)、自動的にその機器から情報を得る設定に切り替わります。
1. 伴奏用の楽器または音楽プレイヤー を VoiceLive Rack に接続します。接続す
る機器によって使用する端子は次の通りです。
ギター:GUITAR IN 端子に接続します。
-
MIDI キーボード(チャンネル 1):MIDI IN に接続します。
-
MP3 プレイヤー:AUX IN に接続します。
-
2. 1: SIXTH ENCORE 等のハーモニー・プリセットを選択します。
3. 伴奏の楽器を演奏またはトラッ クを再生させな がら歌い始め、マイ クの信号
を
VoiceLive Rack に送ります。音楽のコード・チェンジに合わせてハーモニー
の音程が変わるのが確認できるはずです。
デフォルトの状態では、
の出力にルーティングされます。ミュートまたはレベルを変更するには、
(セットアップ)メニューの GUITAR または I/O タブで設定を行います。
VoiceLive Rac k は接続されている機器を検知し(下記
GUITAR と AUX インプットの信号はメイン・ミックス
SETUP
11

クイックスタート
ハーモニーとハードチューン・プリセット
(楽器または音楽トラックを使わない場合)
固定のキーとスケールでハーモニ ーを生成させる ことができます。 この方式は、
多くの楽曲で良好 な結果が得られ るものの、
はありません。本番でこのモードを使用する場合は、リハーサル時における事前
の実験と確認が必須となります。
1. 特定のキーとスケールで歌える ように、伴奏が必 要です。楽器は特に問いま
せん。
2. SETUP ボタンをタッ チして、TAB/ STEP 矢印ボ タンで SYS TEM タブに移動し
ます。
3. GLOBAL NATURALPLAY を SCALE に、GLOBAL KEY/SCALE を ON に設定し
ます。
4. EDIT ボタンをタッチして、HARMONY タブに移動します。
5. KEY と SCALE パラメーターを、伴 奏に合うキ ーとスケー ル * に合わせま す。
多くの場合、これは最初または最後のコード
6. 伴奏に合わせて歌います。
* 3 種類のメジャー・スケールと 3 種類のマイナー・スケールが用意されていま
す。通常最も汎用性が高いのは
アルをご参照ください。
HOME をタッチ して設定 を終了し ます。ここか らは、様々 なプリセ ットをお試
しください。上記
3. で設定したキーは全てのプリセットに反映されます。
MAJOR 2 と MINOR 2 です。詳しくは、詳細マニュ
12
100% 全ての楽曲に対応 できる訳で
となります。

基本操作
プリセットの選択
VoiceLive Rack には 200 を超えるファクトリー・プリセットが用意されています。
プリセットは
プリセット選択の手順は次の通りです。
1. HOME ボタンの LED が点灯していることを確認します。
2a. エンコーダー・ホ イールを回しま す。クリック毎にプ リセットが 1 つ変わ り
2b. 上下矢印ボタンでプリセット番号をひとつずつ変えられます。
LCD ウィンドウに表示されるのと同時にロードされます。
ます。別の操作方法として、
プリセットの検索
WIZARD(ウィザー ド)機能を使うと、 プリセットをアルファベット順に 表示、
または分類を示す「タグ」検索の該当項目を表示させることができます。プリセッ
トをロードすることなく閲覧する用途にも使用できます。
プリセット検索の手順は次の通りです。
1. WIZARD ボタンをタッチします。
2. MIX ノブで S ORT(ソー ト)機能 を選択 するか、3 つま でのタ グ検索 条件を
選択します。
3. エンコーダー・ホイールを回して、検索またはソート結果を閲覧します。
4. WIZARD ボタンを押して、ハイライトされているプリセットをロードします。
プリセットの設定変更
タブ形式のメニューから、エフェクト・ブロック・ボタンと矢印ボタンを使って
現行プリセットの内容を素早く変更できます。
エフェクト・ブロックのオン/オフでプリセットの設定を変更する手順は次の通
りです。
1. エフェクト・ブロック・ボタンをタッチすると、オン/オフが切り替わります。
ボタンの
LED が状態を示します。
エフェクト・ブロックのパラメーター(プリセット・ミックスを含む)をエディッ
トする手順は次の通りです。
1. いずれかの方法でエフェクト・エディット・メニューに入ります。
a. エフェクト・ブロッ ク・ボタン を 1 秒ホー ルド(タ ッチして 離さない状態)
します。
b. EDIT(エディット) ボタンを タッチし て、TAB/STEP 矢印 ボタンで エディッ
トしたいエフェクトのタブを選択します。
2. MIX ノブで、ハイライトされている行のパラメータ値を調節します。
3. ホイールまたは NAVIGATE 上下矢印ボタンで別の行に移動できます。
4. 設定が完了したら、STORE(ストア)ボ タンを 2 回タッチすることで変更内
容を保存できます。
リセット選択画面に戻ります。
HOME ボタンをタッチすると、 変更内容を保存せずにプ
13

基本操作
グローバル・ミックスの変更
フロントパ ネルの MIX ノブ から 4 種類の グローバル・ ミックス・レベルを調 整
できます。
HOME からこれ らのコン トロール を調整す ると、ミッ クス画面 がこ
れらの値を
MIC/LINE インプット/ギター・インプット/メイン・アウトプット・
レベルと共に表示します。
• VOICES(ヴォイス) - ハーモニーとダブリング・ヴォイスのレベルを調整し
ます。
• DELAY/REVERB(ディレイ/リバーブ) - ディレイとリバーブ・エフェクトの
レベルを調整します。
• GUITAR(ギター) - ギター・インプットを使っていて GUITAR THRU 端子が
未使用の場合、こ こでメイン・アウ トプット・ミック スのギター・レベ ルを
調整します。
• OUTPUT(アウトプット) - メイン・アウトプットとヘッドホン・アウトの全
体的なアウトプット・レベルを調整します。
ギター用機能の設定
ギター・インプット には、専用のリバ ーブ/ µMod プロセッ サー/ 3 バンド EQ
/コンプレッサーが用意されています。ギター・インプットに入力された信号は、
GUITAR THRU
れた状態でメイン・アウトプット・ミックスから出力されます。
ギター・エフェクトの設定を調節する手順は次の通りです。
1. SETUP ボタンをタッチします。
2. TAB/STEP 矢印ボタンで GUITAR タブに移動します。
3. NAVIGATE 矢印ボタンと MIX ノブで GUITAR タブ内のパラメーターの選択と
調整を行います。
14
端子にジャックが挿されている場合を除いて、エフェクトが施さ
変更した設定は電源をオフにしても保持され、次回電源を投入した際には以前の
設定で立ち上がります。
SETUP(セットアップ)メニュー - ファンタム、
モノラル、
SETUP メニュ ーでは、本 体全体の 動作に関 わるグロ ーバル・パ ラメータ ーを調
節します。
ていきます。
等一部のパラメーターは、設定によって予期せず音がとぎれたりすることがあり
ますので、操作の前に詳細マニュアルをご確認いただくことをお勧めいたします。
グローバル・セットアップ・パラメーターを調節する手順は次の通りです。
1. SETUP ボタンをタッチして、SETUP メニューに入ります。
2. TAB/STEP と NAV IGATE 矢印ボタン でパラメータ ーの選択、MIX ノブで 設定
値の調整を行います。
3. 設定が終了したら、HOME をタッチします。
MIDI 等の設定
SETUP メニュ ーでは、設 定を変更 すると同 時にその 内容が保存され
DIGITAL IN(デジタル・イン)や LEAD MUTE(リード・ミュート)
TONE - トーン・セッティングの調節
TONE 機能は、アダプティブ・シェイプ EQ /コンプレッション /ディエッサー
/ゲートの組み合わせで、設定の調整が自動的に行われることを特徴としていま
す。設定を手動で変更することも可能です。
トーン機能の設定を変更する手順は次の通りです。
1. TONE ボタンをホールド(タッチして指を離さない状態)して TONE メニュー
に移動します。
2. 最初の TONE タブで、 サウ ンドの ブライ トネ スとベ ース・ロ ール オフを コ

ント ロー ルす る SHAP E コン トロ ール や コン プレ ッショ ンの 量を 調 節す る
COMPRESS コントロール等の一般的な調整を行います。
3. TAB/STEP 矢 印 ボ タ ン で 個 別 の エ フ ェ ク ト に 移 動 し て、 必 要 に 応 じ て
ADAPTIVE(アダプ ティブ )パ ラメー ター をオフ にし ます。オ フに すると、
手動で設定可能な追加のパラメーターが表示されます。
STEP - ステップ機能によるプリセット・チェイン
ステップ機能は、特定のプリセットにエフェクトの状態の変化を上限 10 個まで記
憶させて、
TAB/STEP 矢印ボタンまたはフットスイッチで順番に切り替えられる機
能です。各ステップには、始点となるプリセットの設定を一部変更したもの、ま
たは別のプリセットの設定を含めることができます。設定の手順は次の通りです。
1. 始点となるプリセットを選択して、右 STEP 矢印ボタンをホールドします。
2. 画面に表示される指示に従ってステップの挿入と削除を行います。
インサートしたステップの内容は自動的に保存されます。プリセットを元の状態
に戻す手順については、「個別のプリセットを工場出荷時の設定に戻す」セクショ
ンをご参照ください。
本体のリセット
グローバル・リセットを行うと、全てのプリセットとシステム・パラメーターの
設定が工場出荷時のデフォルトに戻ります。
操作の手順は次の通りです。
1. 本体をオンにします。
2. LCD 画面に 最初の 文字 が 表示 さ れた ら、 リセ ッ ト画 面 に切 り 替わ る まで
µMOD / DELAY / REVERB / TONE の 4 つのボタンをホールドします。
基本操作
リセットには、2 分程度かかることがあります。
個別のプリセットを工場出荷時の設定に戻す
個別のプリセットを工場出荷時の設定にリセットする手順は次の通りです。
1. STORE メニューの MANAGE PRESET(プリセット管理)タブに移動します。
2. ERASE USER PRESET(ユーザー・プリセット消去)を選択します。プリセッ
トを指定して、
3. STORE をタッチします。
MIC CONTROL とフットスイッチの割り当て
MP-75 マイクまたは Switch 3 フットスイッチから外部コントロールするパラメー
ターの指定は、プリセット単位またはグローバルで設定できます。
MIC CONTROL とフットスイッチ割り当ての設定手順は次の通りです。
1. 設定をプリセット 単位で行 う場合は E DIT メニュー、 グローバ ルに行う 場合
は
SETUP メニューの MIC CONTROL または SWITCH3 タブに移動します。
2. 必要な割り当てを行います。
3. プリセット単位の指定を行った 場合、設定内容を 保存します。グローバルな
設定を行った場合、保存の操作をする必要はありません。
CONFIRM(コンファーム - 確認)を YES に設定します。
15

基本操作
ユーザー・プロファイルの保存とリコール
SETUP メニューの全ての設定を複数保存して、任意に切り替えることができます。
この領域は「プロ ファイル」と呼 ばれ、保存できる 上限数は
使用するライブ時とデジタル入力を使うスタジオ・ユースの間で設定を素早く切
り替える、といった用途に使用できます。
ユーザー・プロファイルを保存する手順は次の通りです。
1. SETUP メニューのパラメーター設定を行います。
2. STORE ボタンを 1 回タッチします。
3. STORE SETUP タブに移動します。
4. プロファイルの名称を入力して、保存場所の番号を指定します。
5. STORE ボタンを押して、操作を確定します。
ユーザー・プロファイルをリコールする手順は次の通りです。
1. STORE ボタンをタッチします。
2. LOAD SETUP タブに移動します。
3. LOAD FROM パラメーターの下に表示される数字を調節して、様々なセット
アップの名称を確認します。
4. STORE ボタンを押して、プロファイルを呼び出します。
16
10 です。マイクを

サポートを受けるにはどうすればいいのでしょうか
TC-Helicon は、充実した製品サポートの体制を整え ております。www.tc-h elicon.
com/support
ださい。
プリセットによってタップ・テンポが見えません
ディレイ・タイムが、テンポではなく実時間で設定されています。タップ可能に
するに は、
ラメーターを
音が歪みます
TRANSDUCER エフェクトの一 部のスタイルは意図的に音を歪ませます。エフェ
クトがオフでも音が歪む場合は、歌いながら
インプットの段階でクリップが生じていないことをご確認ください。
フィードバックが生じてしまいます
TONE メ ニ ュー か ら、 リ ー ド とハー モ ニ ー そ れ ぞれ の ゲ ー ト の アッ テ ネ ー
シ ョ ン 量 を 上 げ
THRESHOLD を上げてみてくださ い。ヴォーカル・モニターがマイクのデッド・
エリアに向けて鳴るようにしてください。最終手段としては、
るか、モニター・レベルまたはステージ・レベルを下げます。
エフェクト・ブロックを全てオフにしてもコーラス効果がかかって聴こえます
ピッチ・エフェクトがオンになっている可能性があります。ピッチ補正を掛けた
際にヴォーカリスト本人に聴こえる音のうねりは、自分の声と補正された声の音
程差により生じます。
から製品別のサポートまたは FAQ 項目を参照するか、直接ご連絡く
EDIT メニュ ーの DEL AY エディ ット・タ ブに移 動して、SO URCE パ
TAP に設定します。必要に応じて変更内容を保存します。
て み て く だ さ い。GATE パ ラ メ ー タ ー を MANU AL に し て、
?
INPUT GAIN ボタンをホールドして、
TONE をオフにす
FAQ
歌うと
MIC CONTROL
一部の機材でこの現象が生じることがあります。別のマイ クに変えるか、SETUP
メニューから MIC CONTROL 機能をオフにします。
MIDI In
にキーボードを接続して
SETUP メニューの MIDI タブ内にある USB CONTROL パラメーターがオフになっ
ていることを確認します。
インプットとア ウトプットをPAに接続しました が、
うまくいきません
アウトプッ ト・ミックス のレベル が上がって いること をご確認く ださい。0 dB
は「オフ」では なく、「フルレベル 」を示します。SETUP メニュー内 I/O タブの
DIGITAL IN パラメーターの設定をご確認ください(USB STEREO または S/PDIF
)。
STEREO
機能が勝手に作動してしまいます
MIDI
チャンネルを合わせても、作動しません
VoiceLive Rack
の入出力が
17

シグナル・パス図
Adaptiveor Manual
18
MicPreamp
Pitch
Correction
Compression
Harmony&
Doubling
3 Band EQ
Distortion &
Megaphone
De-ess Gate
µMod
Delay
Reverb