Canon iPF700 User guide [ja]

JPN
1 安全にお使いいただくために
安全にお使いいただくために ................................2
2 基本的な使い方
電源をオン / オフにする ........................................6
ロール紙をセットする ............................................ 8
カット紙をセットする ............................................12
Windows から印刷する ......................................14
Mac OS X から印刷する .................................... 16
Mac OS 9 から印刷する .................................... 19
3 メンテナンス
インクタンクを交換する .......................................21
プリンタを清掃する .............................................27
ノズルのつまりをチェックする .............................. 31
プリントヘッドをクリーニングする .........................32
プリントヘッドの位置を自動で調整する ................33
用紙の送り量を調整する ....................................34
4 困ったときは
メッセージが表示されたときは ............................35
印刷できないときは ............................................42
思うように印刷できないときは ............................. 46
ロール紙のつまりを取り除く ................................51
カット紙のつまりを取り除く ..................................54
5 消耗品について
AB7-5378-V2Printed in JAPAN©CANON INC. 2006
消耗品 ...............................................................56
索引 ..................................................................58
安全にお使いいただくために
安全にお使いいただくために、以下の注意事項を必ずお守りください。また、本書に 記載されていること以外は行わないでください。思わぬ事故を起こしたり、火災や 感電の原因になります。
設置場所について
アルコール・シンナーなどの引火性溶剤の近くに設置しないでください。引火性溶剤が内部の電気
部品に触れると火災や感電の原因になります。
電源について
濡れた手で電源コードを抜き差ししないでください。感電の原因になります。
電源コードは確実にコンセントの奥まで差し込んでください。差し込みが不十分だと
電の原因になります。
同梱されている電源コード以外は使用しないでください。火災や感電の原因になります。また、同
梱されている電源コードを他の製品に使用しないでください。
電源コードを傷つける、加工する、引っ張る、無理に曲げるなどのことはしないでください。また電源
コードに重い物をのせないでください。傷ついた部分から漏電して、火災や感電の原因になります。
ふたまたソケットなどを使ったタコ足配線は行わないでください。火災や
電源コードを束ねたり、結んだりして使用しないでください。火災や
電源プラグを定期的に抜き、その周辺およびコンセントに溜まったほこりや汚れを、乾いた布で拭き
取ってください。ほこり、湿気、油煙の多いところで、電源プラグを長期間差したままにすると、その 周辺に溜まったほこりが湿気を吸って絶縁不良となり、火災の原因になります。
万一異常が起きたら
万一、煙が出たり変な臭いがするなどの異常が起こった場合、そのまま使用を続けると火災や感
電の原因になります。すぐに電源スイッチを切り、その後必ず電源コードをコンセントから抜いてくだ さい。そしてお近くの販売店までご連絡ください。
、火災や感
感電の原因になります。
感電の原因になります。
2
清掃のときは
清掃のときは、水で湿した布を使用してください。アルコール・ベンジン・シンナーなどの引火性溶剤
は使用しないでください。プリンタ内部の電気部品に接触すると火災や感電の原因になります。
心臓ペースメーカをご使用の方へ
本製品から微弱な磁気が出ています。心臓ペースメーカをご使用の方は、異常を感じたら本製品
から離れてください。そして、医師にご相談ください。
設置場所について
不安定な場所や振動のある場所に設置しないでください。プリンタが落ちたり倒れたりして、
けがの原因になることがあります。
湿気やほこりの多い場所、直射日光の当たる場所、高温や火気の近くには設置しないでくださ
い。火災や感電の原因になることがあります。周囲の温度が5~35℃、湿度が10~90%(結露 しないこと)の範囲の場所でお使いください。
毛足の長いジュータンやカーペットなどの上に設置しないでください。プリンタ内部に入り込んで
火災の原因になることがあります。
いつでも電源コードが抜けるように、コンセントの回りには物を置かないでください。万一プリンタに
異常が起きたとき、すぐに電源コードが抜けないため、火災や感電の原因になることがあります。
安全にお使いいただくために
強い磁気を発生する機器の近くや磁界のある場所には設置しないでください。誤動作や故障の
原因となることがあります。
プリンタを持ち運ぶときは
プリンタ本体の重量は次のとおりです。
本体:50.9kg ([スタンド] 装着時:62.4kg)
プリンタを持ち運ぶときは、必ず[スタンド]を外し、3人以上で左右から持ち、腰などを痛めな いように注意してください。 プリンタを持ち運ぶときは、左右底面の[運搬用取っ手]をしっかりと持ってください。他の場
つと不安定になり、落としてけがをする場合があります。
所を持
3
安全にお使いいただくために
電源について
電源コードを抜くときは、必ずプラグを持って抜いてください。コードを引っぱると電源コードが傷つ
き、火災や感電の原因になることがあります。
延長コードは使用しないでください。火災や感電の原因になることがあります。
100240 V以外の電源電圧で使用しないでください。火災や感電の原因になることがあります。な
おプリンタの動作条件は次のとおりです。この条件にあった電源でお使いください。 電源電圧: 100240V 電源周波数: 50/60Hz
清掃のときは
清掃のときは、電源コードをコンセントから抜いてください。誤って電源スイッチを押し
動した内部の部品に触れてけがの原因になることがあります。
[プリントヘッド ] [インクタンク ] [メンテナンスカートリッジ ]について
安全のため子供の手の届かないところへ保管してください。誤ってインクをなめたり飲んだりした
場合には、ただちに医師にご相談ください。
[プリントヘッド][インクタンク ][メンテナンスカートリッジ]を落としたり振ったりしな
いでください。インクが漏れて衣服などを汚すことがあります。
てしまうと、作
印刷後、[プリントヘッド]の金属部分には触れないでください。熱くなっている場合があり、や
けどの原因になることがあります。
その他
プリンタを分解・改造しないでください。内部には電圧の高い部分があり、火災や感電の原因に
なります。
プリンタの近くでは可燃性のスプレーなどは使用しないでください。スプレーのガスが内部の電気部
分に触れて、火災や感電の原因になります。
印刷中はプリンタの中に手を入れないでください。内部で部品が動いているため、けがの原因に
なることがあります。
プリンタの上にクリップやホチキス針などの金属物や液体・引火性溶剤(アルコール・シンナー
など)の入った容器を置かないでください。プリンタ内部に落ちたりこぼれたりすると、火災や 感電の原因になることがあります。
[カッターユニット]の刃の部分に触れないでください。けがの原因になります。
4
安全にお使いいただくために
万一、異物(金属片・液体など)がプリンタ内部に入った場合は、プリンタの電源スイッチを切り、
電源コードをコンセントから抜いて、お近くの販売店までご連絡ください。そのまま使用を続ける と火災や感電の原因になることがあります。
インタフェースケーブル類は正しく接続してください。コネクタの向きを間違えて接続すると、故
障の原因になります。 電源が入っているときは、本製品の上面および右側面の通気口をふさがないでください。
本製品右側面の通気口付近には紙などの軽いものを置かないでください。
商標について
CanonCanonロゴ、imagePROGRAF imagePROGRAFロゴは、キヤノン株式会社
の登録商標または商標です。
AppleAppleロゴ、Macintoshは、米国アップルコンピュータ社の登録商標または商
標です。
Microsoft®、 Win dow s®は、米国 Microso ft C orp oratio nの米国およびその他の国におけ
る登録商標または商標です。
その他、この[リファレンスガイド]に記載されている会社名、製品名は、それぞれ各社
の商標または登録商標です。
5
電源をオン/オフにする
電源をオンにする
[電源]キーを押して、プリンタの電源をオンにします。
1
プリンタが起動します。 [ディスプレイ]にキヤノンのロゴが表示され、続いて[起動中です。しばらくお待ち
ください。]と表示されます。
起動が完了すると、[オンラインランプ]と給紙選択部のランプが点灯し、印刷可
2
能な状態(オンラインモード)になります。
6
電源をオフにする
重要
プリンタの動作中は、絶対に電源をオフにしたり、電源コードを抜かないでく
ださい。プリンタの故障や破損の原因になります。
プリンタが動作中でないことを確認します。
1
[メッセージランプ]が点滅している場合は、[ディスプレイ]のメッセージを確認
して必要な処置を行ってください。
[データランプ]が点滅している場合は、印刷ジョブを受信中です。印刷が終了
してから電源をオフにしてください。
電源をオン/オフにする
[電源]キーを1秒以上押し続けます。
2
[ディスプレイ][終了します。 しばらくお待ちください。]と表示され、電源が
オフになります。
7
ロール紙をセットする
[ホルダーストッパ]のレバー(a)を軸側から起こしてロックを解除し、図の位置(b
1
を持って[ホルダーストッパ]を[ロールホルダー]から取り外します。
図のように、ロール紙の先端を奥側に向けて、ロール紙を右側から[ロールホ
2
ルダー]に差し込みます。ロール紙は、[ロールホルダー]のフランジ(a)に突き 当たるまでしっかりと差し込みます。
重要
ロール紙と[ロールホルダー]のフランジの間にすきまができないように、しっかり
と差し込んでください。すきまがあると、給紙不良の原因になります。
8
ロール紙をセットする
図のように、[ホルダーストッパ]を右側から[ロールホルダー]に差
3
置(b)を持って[ホルダーストッパ]のフランジ(a)がロール紙に突き当たるまでしっ かりと押し込みます。[ホルダーストッパ]のレバー(c)を軸側に倒してロックします。
し込み、図の位
重要
ロール紙と[ホルダーストッパ]のフランジの間にすきまができないように、しっかり
と差し込んでください。すきまがあると、給紙不良の原因になります。
メモ
使用しない用紙がセットされている場合は、取り外しておきます。
[プラテン]が汚れている場合は、[上カバー]内部を清掃しておきます。
ロール紙の先端をプリンタ側に向け、[ロールホルダー]の軸(a)を[ロールホル
4
ダースロット]の左右のガイド溝(b)に合わせてセットします。
注意
セットするときに、ロール紙を落としてけがをしないように注意してください。
セットするときに、[ロールホルダー]の軸(a)とガイド溝(b)の間に指が挟まれな
いように注意してください。
9
ロール紙をセットする
[リリースレバー]を後ろ側に押して、ロール紙を左右均等に引き出して[給紙口]
5
a)に差し込み、吸引音がするまで用紙を送り込みます。
ロール紙を[プラテン]上まで送り込むと、自動的にロール紙の吸引が始まり、
吸引音がします。
重要
ロール紙を引き出すときは、印刷面を汚さないように注意してください。印刷品
質が低下する場合があります。
ロール紙にしわやカールがある場合は、しわやカールを取ってからセットし
てください。
ロール紙を[給紙口]に差し込みにくい場合は、用紙先端の左角または右角から
斜めに差し込んだ後、用紙が平行になるように送り込んでください。
用紙の右端と[ロールホルダー]の間に、すきまが開かないようにセットしてく
ださい。
メモ
[リリースレバー]を開いているときは、[プラテン]の用紙吸着力を調整することが
できます。用紙をセットしにくいときは、[操作パネル]の[▲]キー、[▼]キーを押し て、吸着力を調整してください。吸着力の調整は3段階で、[▲]キーを押すと強 く、[▼]キーを押すと弱くなります。
[上カバー]を開きます。
6
10
ロール紙をセットする
重要
リニアスケール(a)、[キャリッジシャフト](b)には触れないでください。
ロール紙の先端を持って軽く引きながら、ロール紙の右端を[紙合わせライン]
7
a)に合わせて、[リリースレバー]を前側に引きます。
重要
ロール紙を無理に引っ張って[紙合わせライン](a)に合わせないでください。
ロール紙がまっすぐ送られない場合があります。
[上カバー]を閉じます。
8
ロール紙をセットすると、[ディスプレイ]に用紙の種類を選択するメニューが自動的 に表示されます。
引き続き、用紙の種類を選択してください。
11
カット紙をセットする
メモ
[プラテン]が汚れている場合は、[上カバー]内部を清掃しておきます。
[用紙セット/排紙]キーを押すと、[ディスプレイ]でガイダンスを確認しながら用紙
をセットできます。
[ロールホルダー]をプリンタから取り外し、[バスケット固定部材A]a)を[スタンド
1
ステー](b)から取り外します。
メモ
用紙の長さが914 mm36インチ)以上のカット紙の場合、用紙の後端が床に触
れて印刷面が汚れる可能性があります。長いカット紙をセットするときは、あらか じめ[ロールホルダー]を取り外し、床にきれいな布または紙を敷いてください。
[上カバー]を開き、[リリースレバー]を後ろ側に押します。
2
12
重要
リニアスケール(a)、[キャリッジシャフト](b)には触れないでください。
印刷面を上にして縦長になる向きで、カット紙を左右均等に[プラテン]と[用
3
紙押さえ]の間に差し込み、右側の[紙合わせライン](a)と奥側の[紙合わせ ライン](b)に合わせてセットします。
カット紙をセットする
カット紙を差し込むと、自動的にカット紙が吸引されて[プラテン]上に保持さ
れます。
重要
カット紙は右側の[紙合わせライン](a)と平行になるようにセットしてください。斜
めになっていると斜行エラーになります。
用紙に反りがある場合、用紙と[プリントヘッド]プリントヘッドがこすれる可能性が
あります。反りを直してから用紙をセットしてください。
[リリースレバー]を前側に引き、[上カバー]を閉じます。
4
カット紙をセットすると、[ディスプレイ]に用紙の種類を選択するメニューが自
動的に表示されます。
引き続き、用紙の種類を選択してください。
13
Windows から印刷する
印刷する
アプリケーションソフトのメニューから印刷します。
アプリケーションソフトの[ファイル]メニューから[印刷](プリント)を選択し、印
1
刷条件を設定するダイアログボックスを開きます。
表示されるダイアログボックスで、プリンタが選択されていることを確認し、[印刷]
2
[OK]をクリックして印刷を開始します。
メモ
表示されるダイアログボックスはアプリケーションソフトによって異なります。
多くのアプリケーションソフトでは、このダイアログボックスで、印刷に使用す るプリンタを選択したり、印刷するページや印刷部数などの基本的な印刷 条件を設定できます。
アプリケーションソフトから表示される[印刷]ダイアログボックスの例
メモ
他のプリンタが選択されている場合は、[プリンタの選択]の一覧や[プリンタ設
]をクリックして表示されるダイアログボックスで、印刷に使用するプリンタを 選択します。
14
中止する
印刷を中止する場合は、プリンタのウィンドウで行います。
タスクバーに表示されているプリンタのアイコンをクリックし、プリンタのウィン
1
ドウを開きます。
メモ
Windowsの[スタート]メニューの[プリンタとFAX](または[プリンタ])から、プリンタ
のアイコンをダブルクリックして開くこともできます。
[プリンタ]メニューから[すべてのドキュメントの取り消し]を選択し、印刷の処
2
理を中止します。
[操作パネル][ディスプレイ]に処理中のメッセージが表示され、[データランプ]
3
が点滅している場合は、[ストップ]キーを1秒以上押し続けて、印刷を中止します。
Windowsから印刷する
プリンタの[データランプ]が消灯し、印刷を中止できない場合は、以下の操作を行 います。
タスクバーのアイコンをダブルクリックし、[GARO Status Monitor]を開きます。
1
[プリンタ状態]シートの[印刷中止]をクリックします。
15
Mac OS Xから印刷する
印刷する
コンピュータでプリンタを登録し、アプリケーションソフトのメニューから印刷します。 印刷する前に、[プリンタ設定ユーティリティ](または[プリントセンター])でプリンタを
登録しておく必要があります。 プリンタを登録する方法については、[User Manuals CD-ROM]を参照してください。
アプリケーションソフトの[ファイル]メニューから[プリント]を選択し、印刷条件を設
1
定するダイアログボックスを開きます。
メモ
このダイアログボックスで、印刷に使用するプリンタを選択したり、印刷するペー
ジや印刷部数などの基本的な印刷条件を設定できます。
[プリンタ]の一覧からプリンタを選択します。
2
[プリント]をクリックして印刷を開始します。
3
拡大/縮小印刷やフチなし印刷など、さまざまな印刷の設定は、図のように、ダ
イアログボックスのパネルを切り替えて行います。
16
中止する
印刷を中止する場合は、[GARO Printmonitor]で行います。
デスクトップの[Dock]に表示されているプリンタのアイコンをクリックし、プリ
1
ンタのウィンドウを開きます。
[ジョブを停止]をクリックし、印刷を停止します。
2
プリンタに送信中のジョブは、このウィンドウで中止できます。
メモ
プリンタのウィンドウにジョブが表示されるのは、コンピュータからプリンタに印
刷データが送信されている間です。プリンタへの印刷データの送信が終了し た場合は、印刷中でもジョブは表示されません。
Mac OS Xから印刷する
[ユーティリティ]をクリックし、[GARO Printmonitor]を開きます。
3
印刷を中止するジョブを選択して[印刷中止]用のボタンをクリックし、ジョブを
4
削除します。
プリンタに送信されたジョブが中止されます。
17
Mac OS Xから印刷する
メモ
[GARO Printmo nitor] のウィンドウにジョブが表示されるのは、プリンタがコン
ピュータからの印刷データを受信してから印刷が終了するまでの間です。コン ピュータで印刷データを作成中でも、プリンタへの送信が開始されていなけれ ば、ジョブは表示されません。
[GARO Printmonitor]を閉じ、プリンタのウィンドウで[ジョブを開始]をクリック
5
します。
重要
印刷を中止した場合は、必ずこの手順を行ってください。ジョブを開始しな
いと、次のジョブを印刷できません。
[操作パネル][ディスプレイ]に処理中のメッセージが表示され、[データランプ]
6
が点滅している場合は、[ストップ]キーを1秒以上押し続けて、印刷を中止します。
18
Loading...
+ 42 hidden pages