1 安全にお使いいただくために
安全にお使いいただくために .............................2
2 取扱説明書の使い方
取扱説明書の種類と使い方 .................................6
imagePROGRAF サポート情報について ..............8
3 基本的な使い方
電源をオン / オフにする ........................................9
ロール紙をセットする .......................................... 12
ロール紙を取り外す ...........................................18
カット紙をセットする ............................................22
カット紙を取り外す ..............................................31
4 メンテナンス
インクタンクを交換する .......................................34
プリンタを清掃する .............................................41
ノズルのつまりをチェックする .............................. 46
プリントヘッドをクリーニングする ......................... 47
プリントヘッドの位置を自動で調整する ................48
用紙の送り量を自動で調整する ..........................50
ご使用前に必ず本書をお読みください
将来いつでも使用できるように大切に保管してください
5 困ったときは
メッセージが表示されたときは ............................51
印刷できないときには .........................................68
思うように印刷できないときには .........................73
ロール紙のつまりを取り除く ................................84
手差しのカット紙のつまりを取り除く ....................89
6 消耗品について
消耗品 ...............................................................93
7 索引
索引 ..................................................................95
安全にお使いいただくために
安全にお使いいただくために、以下の注意事項を必ずお守りください。また、本書に
記載されていること以外は行わないでください。思わぬ事故を起こしたり、火災や
感電の原因になります。
█ 設置場所について
アルコール・シンナーなどの引火性溶剤の近くに設置しないでください。引火性溶剤が内部の電気
•
部品に触れると火災や感電の原因になります。
█ 電源について
濡れた手で電源コードを抜き差ししないでください。感電の原因になります。
•
電源コードは確実にコンセントの奥まで差し込んでください。差し込みが不十分だと、火災や感
•
電の原因になります。
同梱されている電源コード以外は使用しないでください。火災や感電の原因になります。また、同
•
梱されている電源コードを他の製品に使用しないでください。
電源コードを傷つける、加工する、引っ張る、無理に曲げるなどのことはしないでください。また電源
•
コードに重い物をのせないでください。傷ついた部分から漏電して、火災や感電の原因になります。
ふたまたソケットなどを使ったタコ足配線は行わないでください。火災や感電の原因になります。
•
電源コードを束ねたり、結んだりして使用しないでください。火災や感電の原因になります。
•
電源プラグを定期的に抜き、その周辺およびコンセントに溜まったほこりや汚れを、乾いた布で拭き
•
取ってください。ほこり、湿気、油煙の多いところで、電源プラグを長期間差したままにすると、その
周辺に溜まったほこりが湿気を吸って絶縁不良となり、火災の原因になります。
█ 万一異常が起きたら
万一、煙が出たり変な臭いがするなどの異常が起こった場合、そのまま使用を続けると火災や感
•
電の原因になります。すぐに電源スイッチを切り、
ださい。そしてお近くの販売店までご連絡ください。
その後必ず電源コードをコンセントから抜いてく
2
█ 清掃のときは
清掃のときは、水で湿した布を使用してください。アルコール・ベンジン・シンナーなどの引火性溶
•
剤は使用しないでください。プリンタ内部の電気部品に接触すると火災や感電の原因になります。
█ 心臓ペースメーカをご使用の方へ
本製品から微弱な磁気が出ています。心臓ペースメーカをご使用の方は、異常を感じたら本製品
•
から離れてください。そして、医師にご相談ください。
█ 設置場所について
不安定な場所や振動のある場所に設置しないでください。プリンタが落ちたり倒れたりして、
•
けがの原因になることがあります。
湿気やほこりの多い場所、直射日光の当たる場所、高温や火気の近くには設置しないでくださ
•
い。火災や感電の原因になることがあります。周囲の温度が15~30℃、湿度が10~80%(結露
しないこと)の範囲の場所でお使いください。
毛足の長いジュータンやカーペットなどの上に設置しないでください。プリンタ内部に入り込んで
•
火災の原因になることがあります。
安全にお使いいただくために
いつでも電源コードが抜けるように、コンセントの回りには物を置かないでください。万一プリンタに
•
異常が起きたとき、すぐに電源コードが抜けないため、火災や感電の原因になることがあります。
強い磁気を発生する機器の近くや磁界のある場所には設置しないでください。誤動作や故障の
•
原因となることがあります。
█ プリンタを持ち運ぶときは
プリンタ本体の重量は次のとおりです。
•
iPF6200/iPF6000S :約51㎏
•
プリンタを持ち運ぶときは、必ず3人以上で左右から持ち、腰などを痛めないように注意してください。
プリンタを持ち運ぶときは、左右底面の[運搬用取っ手]をしっかりと持ってください。
•
つと不安定になり、落としてけがをする場合があります。
他の場所を持
3
安全にお使いいただくために
█ 電源について
電源コードを抜くときは、必ずプラグを持って抜いてください。コードを引っぱると電源コードが傷つ
•
き、火災や感電の原因になることがあります。
延長コードは使用しないでください。火災や感電の原因になることがあります。
•
AC100V以外の電源電圧で使用しないでください。火災や感電の原因になることがあります。なお
•
プリンタの動作条件は次のとおりです。この条件にあった電源でお使いください。
電源電圧: AC100V
電源周波数: 50/60Hz
█ 清掃のときは
清掃のときは、電源コードをコンセントから抜いてください。誤って電源スイッチを押
•
動した内部の部品に触れてけがの原因になることがあります。
█[プリントヘッド]、[インクタンク]、[メンテナンスカートリッジ]について
安全のため子供の手の届かないところへ保管してください。誤ってインクをな
•
場合には、ただちに医師にご相談ください。
[プリントヘッド]、[インクタンク]、[メンテナンスカートリッジ]を落としたり振ったりしないでください。イ
•
ンクが漏れて衣服などを汚すことがあります。
してしまうと、作
めたり飲んだりした
印刷後、[プリントヘッド]の金属部分には触れないでください。熱くなっている場合があり、や
•
けどの原因になることがあります。
█ その他
プリンタを分解・改造しないでください。内部には電圧の高い部分があり、火災や感電の原因に
•
なります。
プリンタの近くでは可燃性のスプレーなどは使用しないでく
•
分に触れて、火災や感電の原因になります。
印刷中はプリンタの中に手を入れないでください。内部で部品が動いているため、けがの原因に
•
なることがあります。
プリンタの上にクリップやホチキス針などの金属物や液体・引火性溶剤(アルコール・シンナー
•
など)の入った容器を置かないでください。プリンタ内部に落ちたりこぼれたりすると、火災や
感電の原因になることがあります。
ださい。スプレーのガスが内部の電気部
4
安全にお使いいただくために
[カッターユニット]の刃の部分に触れないでください。けがの原因になります。
•
万一、異物(金属片・液体など)がプリンタ内部に入った場合は、プリンタの電源スイッチを切り、
•
電源コードをコンセントから抜いて、お近くの販売店までご連絡ください。そのまま使用を続ける
と火災や感電の原因になることがあります。
インタフェースケーブル類は正しく接続してください。コネクタの向きを間違えて接続すると、故
•
障の原因になります。
電源が入っているときは、本製品の上面および右側面の通気口をふさがないでください。
•
本製品右側面の通気口付近には紙などの軽いものを置かないでください。
•
•
カラープリンタの使用に関する法律について
紙幣、有価証券などをプリンタで印刷すると、その印刷物の使用如何に拘わらず、
法律に違反し、罰せられます。
関連法律:刑法 第148条、第149条、第162条 通貨及証券模造取締法第1条、第2条等
5
取扱説明書の種類と使い方
取扱説明書の構成
クイックスタートガイド
リファレンスガイド(本書)
メニュールートマップ プリンタのディスプレイに表示されるメニューの一覧と操作方
製品マニュアル
(電子マニュアル)
用紙リファレンスガイド
(電子マニュアル)
マークについて
本書では、安全のためにお守りいただきたいことや取り扱い上の制限、注意などの
説明に、以下のマークを付けています。
重要
操作上、必ず守っていただきたい重要事項を記載
誤った操作を防ぐために、必ずお読みください。
プリンタの開梱から設置、ドライバのインストールの手順を記
載しています。
プリンタの基本的な使い方や日常のお手入れ、困ったときの対
処法などについて記載しています。
法を記載しています。
さまざまな目的に合わせた印刷方法、プリンタドライバや付属ソ
フトウェアの操作方法、困ったときの対処方法など、プリンタを操
作するうえでの詳しい操作方法が記載されています。
製品マニュアルは「imagePROGRAF サポート情報について」か
ら表示することができます。「imagePROGRAF サポート情報に
ついて」について詳しくは P. 8を参照してください。
本機で使用できる用紙を紹介しています。
用紙リファレンスガイドは「imagePROGRAF サポート情報につ
いて」から表示することができます。「imagePROGRAF サポート
情報について」について詳しくは P. 8を参照してください。
しています。製品の故障・損傷や
注意
取り扱いを誤った場合に、傷害を負う恐れや物的損害が発生する恐れのある注意
事項を記載しています。 安全に使用していただくために、必ずこの注意事項をお
守りください。
メモ
操作の参考となる情報や、特定のテーマに
関する補足情報を記載しています。
参照先について
この[リファレンスガイド]では、参照先を以下のように記載しています。
リファレンスガイド内の場合
製品マニュアルの場合
(→P.xx)
(→電子マニュアル「xx」)
6
取扱説明書の種類と使い方
表記について
•
ボタン名や画面上の表示項目について
本書では、操作パネル上のキーやボタンの名称、ソフトウェアの画面上の項目(メ
ニューやボタンなど)などを以下のように表しています。
操作パネル上のキー (例)[OK]キーを押します。
操作パネルのディスプレイの表示
ソフトウェアの画面上の項目
(メニューやボタンなど)
キーボード上のキー
•
各部名称について
本書では、プリンタ本体の各部の名称などを以下のように表しています。
プリンタ本体の各部の名称
•
イラストやソフトウェアの画面について
本書で使われている機種のイラストは、iPF6200のイラストを使用しております。ご
•
使用の機種とイラストが異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。基
本的な操作手順は同じです。
本書で使われているプリンタドライバやアプリケーションソフトの画面は、ソフトウェア
•
のバージョンアップなどにより、実際と異なる場合があります。
本書では、Windowsでの操作説明にWindows XPの画面が使われています。
•
(例)[ヘッドクリーニング]と表示されます。
(例)[OK]をクリックします。
(例) <Tab>を押します。
(例)[上カバー]を開きます。
商標について
Canon、Canonロゴ、imagePROG RAFは、キヤノン株式会社の商標または登録商標です。
Microsoft、Windows は、アメリカ合衆国およびその他の国で登録されているMicrosoft
Corporationの商標です。
Macintoshは、アメリカ合衆国およびその他の国で登録されているApple Inc.の商標です。
その他、この[リファレンスガイド]に記載されている会社名、製品名は、それぞれ各社
の商標または登録商標です。
7
imagePROGRAF サポート情報について
imagePROGRAFサポート情報は、プリンタドライバをインストールした際にコンピュータへ
自動的にインストールされます。
[imagePROGRAF サポート情報]は、
OSに合わせて、操作してください。
•
Windowsの場合
デスクトップの[iPFxxxx サポート]アイコンをダブルクリックします。(iPFxxxxは機種名)
•
Mac OS Xの場合
Dock内の[iPFサポート]アイコンをクリックします。
imagePROGRAFサポート情報から、プリンタをご使用になる際に参考となる以下の情
報をご覧いただけます。
•
[製品マニュアル]
[製品マニュアル]には、プリンタの詳しい操作方法や印刷中のトラブルの解決方法など
が記載されています。
•
[用紙リファレンスガイド]
[用紙リファレンスガイド]には、プリンタで使用できる用紙の種類や仕様が記載されて
います。
•
最新情報について
imagePROGRAFの専用ホームページにアクセスして、各種最新情報や活用方法
などをご覧になれます。
以下の手順で参照することができます。ご使用の
8
電源をオン/オフにする
電源をオンにする
[電源]キーを押して、プリンタの電源をオンにします。
1
プリンタが起動します。
[ディスプレイ]にキヤノンのロゴが表示され、続いて[起動中です。しばらくお待ち
ください。]と表示されます。
起動が完了すると、[オンラインランプ]と給紙選択部のランプが点灯し、印刷可
2
能な状態(オンラインモード)になります。
以下の場合は、オンラインモードになりません。必要な処置を行ってください。
[上カバー]が開いている場合
•
[上カバー] を閉じてください。
[インクタンクカバー]が開いている場合
•
[インクタンクカバー]を閉じてください。
[プリントヘッド]がセットされていない場合
•
(→電子マニュアル「プリントヘッドを交換する」)
9
電源をオン/オフにする
[インクタンク]がセットされていない場合
•
(→P. 34)
[ディスプレイ]に「!エラー」が表示された場合
•
電源をオフにして、お買い上げの販売店にお問い合わせください。
[オンラインランプ]や[メッセージランプ]が一度も点灯しなかったり、[ディ
•
スプレイ]に何も表示されない場合
電源コードやコンセントの接続を確認してください。
用紙がセットされていない場合
•
(→P. 12)(→P. 22)
重要
プリンタとMacintoshをUSBケーブルで接続している場合、プリンタの電源をオンにす
•
ると、シャットダウンしていたMacintoshも同時に起動することがあります。同時に起動
させたくない場合は、USBケーブルを取り外してからプリンタの電源をオンにしてく
ださい。なお、USBハブを使用してプリンタとMacintoshを接続すると、この問題が
解決される場合があります。
10
電源をオフにする
重要
プリンタの動作中は、絶対に電源をオフにしたり、電源コードを抜かないでく
•
ださい。プリンタの故障や破損の原因になります。
プリンタが動作中でないことを確認します。
1
[メッセージランプ]が点滅している場合は、[ディスプレイ]のメッセージを確認して
必要な処置を行ってください。(→電子マニュアル「エラーメッセージ一覧」)
[データランプ]が点滅している場合は、印刷ジョブを受信中です。印刷が終了
してから電源をオフにしてください。
電源をオン/オフにする
[電源]キーを1秒以上押し続けます。
2
[ディスプレイ]に[終了します。 しばらくお待ちください。]と表示され、電源が
オフになります。
11
ロール紙をセットする
ロール紙を使用する際は、ロール紙を[ロールホルダー]にセットし、プリンタに取り付
けてください。
A1、A2のサイズのロール紙で[フチなし印刷]する場合と、3インチ紙管のロール紙を
使用する場合は、[ロールホルダー]にそれぞれ付属品を取り付ける必要がありま
すのでご用意ください。
•
A1、A2サイズのロール紙で[フチなし印刷]する場合に必要な付属品
[フチなし印刷用スペーサー]
•
3インチ紙管のロール紙をセットする場合に必要な付属品
[3インチ紙管アタッチメント]
[3インチ紙管用ホルダーストッパ]
メモ
セットできるロール紙のサイズと種類については、[用紙リファレンスガイド]を参
•
照してください。
ロール紙の端面は、巻き揃えておいてください。
•
ロール紙が折れ曲がっている場合は、ハサミなどでカットしてからプリンタにセットし
•
てください。
使用しない用紙がセットされている場合は、用紙を事前に取り外します。
1
ロール紙またはカット紙を取り外します。(→P. 18)
(→P. 31)
12
[給紙選択]キーを押して、[ロール紙ランプ](a)を点灯させます。
2
[ロール紙ユニットカバー]を開きます。
3
[ロールホルダー]から[ホルダーストッパ]を取り外します。
4
ロール紙をセットする
A1、A2サイズのロール紙で[フチなし印刷]する場合
•
付属の[フチなし印刷用スペーサー]を取り付けます。[フチなし印刷用スペー
サー](a)の突起(b)を[ロールホルダー]の穴(c)に差し込みます。
13
ロール紙をセットする
3インチ紙管のロール紙をセットする場合
•
付属の[3インチ紙管アタッチメント]を[ロールホルダー]に取り付けます。
[3インチ紙管アタッチメント](a)の三角の部分(b)と[ロールホルダー]の三角の部
分(c)を合わせ、[3インチ紙管アタッチメント]を[ロールホルダー]に差し込みます。
図のように[ロールホルダー]を横に置いて、ロール紙の先端を手前に向けて、ロー
5
ル紙を左側から[ロールホルダー]に差し込みます。[フチなし印刷用スペーサー]
を取り付けていない場合は、ロール紙を[ロールホルダー]のフランジ(a)に突き
当たるまでしっかりと差し込みます。[フチなし印刷用スペーサー]を取り付けた場
合は、[フチなし印刷用スペーサー]に突き当たるまでしっかりと差し込みます。
重要
ロール紙を取り扱うときは、印刷面を汚さないように注意してください。印刷品
•
質が低下する場合があります。ロール紙は印刷面を保護するために、清潔な
布手袋を着用して取り扱うことをおすすめします。
用紙にしわやカールがある場合は、しわやカールを取ってからセットしてください。
•
[ロールホルダー]は必ず横に置いてロール紙をセットしてください。[ロールホ
•
ルダー]を立てた状態でロール紙をセットすると、[ロールホルダー]が破損
することがあります。
14
ロール紙をセットする
注意
ロール紙は、転がり落ちないように、机の上など平面に横置きにしてセットしてく
•
ださい。ロール紙を落とすと、けがをする場合があります。
図のように、[ホルダーストッパ]を左側から[ロールホルダー]に差し込み、[ホル
6
ダーストッパ]のフランジ(a)がロール紙に突き当たるまでしっかりと押し込みます。
重要
用紙が斜めにならないようにセットしてください。
•
15
ロール紙をセットする
ロール紙の先端を上手前側に向け、[ロールホルダー]の軸を[ロールホルダース
7
ロット]の左右のガイド溝(a)に合わせてセットします。このとき、ガイド溝の色と
[ロールホルダー]の軸(b)の色が同じになるようにセットします。
注意
セットするときに、ガイド溝(a)と[ ロールホルダー]の軸(b)の間に指が挟まれな
•
いように注意してください。
メモ
プリンタの前面からセットしにくい場合は、プリンタの背面からセットしてください。
•
ロール紙の先端を[ 給紙口](a)に差し込み、自動的に用紙が吸い込まれるま
8
で差し込みます。
給紙動作が開始されます。
ロール紙にバーコードが印刷されていない場合またはロール紙残量検知機
能がオフの場合は、ロール紙をセットすると[ディスプレイ]に用紙の種類を選
択するメニューが表示されます。[ディスプレイ]表示に従って用紙の種類を選
択してください。
16
ロール紙をセットする
[ロール紙ユニットカバー]を閉じます。
9
メモ
ロール紙の先端に折れがあり、ハサミなどでカットした場合や、汚れがある場合は、
•
ロール紙の先端をカットします。
1.
[オンライン]キーを押して、オフラインモードにします。
2.
[▲]キー、[▼]キーを押して、カットしたい位置までロール紙を送ります。
3.
プリンタのメニューの[用紙カット]で[する]を選択し、[OK]キーを押します。
17
ロール紙を取り外す
プリンタにセットされているロール紙を取り外します。
メモ
ロール紙残量検知機能を有効にしているときは、バーコードが印刷される前にロー
•
ル紙を取り出さないでください。ロール紙にバーコードが印刷される前にロール紙を
取り外すと、ロール紙の残量を管理できなくなります。
[用紙セット/排紙]キーを押します。
1
ロール紙の取り外しを確認するメッセージが表示されます。
[OK]キーを押します。
2
ロール紙が巻き戻されます。
メモ
印刷済みのロール紙をカットする必要がある場合は、プリンタのメニューで[用
•
紙カット ]を選択し、任意の位置で用紙をカットします。(→電子マニュアル
「ロール紙のカット方法を設定する」)
プリンタのメニューで[用紙メニュー]の[ロール紙残量検知]で[オン]を設定し、印刷
•
物が排紙済みの場合は、ロール紙の先端に残量バーコードとテキストが印
刷されます。
印刷物をカットせずに保持している場合、または8インチのロール紙やクリアフィ
ルムを使用している場合は、テキストのみ印刷されます。
18
[ロール紙ユニットカバー]を開きます。
3
両手で[ロールホルダー]を後方に回してロール紙を巻き取ります。
4
ロール紙を取り外す
[ロールホルダー]を[ロールホルダースロット]から取り外します。
5
19
ロール紙を取り外す
[ロール紙ユニットカバー]を閉じます。
6
[ホルダーストッパ]を[ロールホルダー]から取り外します。
7
ロール紙を[ロールホルダー]から取り外します。
8
[フチなし印刷用スペーサー]を取り付けている場合
•
図のように[フチなし印刷用スペーサー]を[ロールホルダー]から取り外します。
20
ロール紙を取り外す
[3インチ紙管アタッチメント]を取り付けている場合
•
図のように[ロールホルダー]の三角のラベル(a)部にある、外側に突き出た[3インチ
紙管アタッチメント]のツメ(b)を広げ、[3インチ紙管アタッチメント]を取り外します。
重要
取り外したロール紙は入っていた袋または箱に戻し、高温、多湿、直射日光を
•
避けて保管してください。正しく保管しておかないと、印刷時に、印刷面がこ
すれたり、印刷品質が低下する場合があります。
メモ
ロール紙残量検知機能がオンの場合、用紙の先端にバーコードが印刷され
•
ます。保管する際はバーコードが印刷されている先端部分を折り曲げないよ
うご注意ください。用紙をセットした際にバーコードを読み取ることができなく
なる場合があります。
新しくロール紙を取り付ける場合は、引き続き「ロール紙をセットする」(→P. 12)
•
を参照してください。
21
カット紙をセットする
カット紙のセット場所は[手差し上面給紙口]と[手差し前面給紙口]の2箇所になります。
•
[手差し上面給紙口]
厚紙以外の用紙(0.07m m~ 0.8mm)は [手差し上面給紙口]にセットします。(→P. 22)
•
[手差し前面給紙口]
厚紙(0.8mm~1.5mm)は、プリンタドライバの[用紙の種類] で[POPボード] を選択して、
[手差し前面給紙口]にセットします。(→P. 26)
用紙を[手差し上面給紙口]にセットする
メモ
[手差し上面給紙口]にセットできる用紙は1枚です。2枚以上セットしないでく
•
ださい。紙づまりの原因になります。
使用しない用紙は入っていた袋に戻し、高温、多湿、直射日光を避けて保
•
管してください。
給紙前や印刷前に、用紙が[手差しカバー]に沿っていることを確認してくだ
•
さい。用紙が手前に倒れた状態で給紙および印刷をすると、紙づまりの原因
になります。
22
使用しない用紙がセットされている場合は、用紙を事前に取り外します。
1
ロール紙またはカット紙を取り外します。(→P. 18)
プリンタドライバで用紙の種類やサイズ、給紙方法などを選択して、印刷ジョ
2
ブを送信します。
[ディスプレイ]に印刷する用紙の種類とサイズが表示されます。
(→P. 31)
メモ
プリンタドライバでの設定について詳しくは、製品マニュアルをご覧ください。
•
(→電子マニュアル「ソフトウェア」)
印刷ジョブを送信する前に用紙をセットする場合は、プリンタ側で用紙の設定を
•
する必要があります。
以下の手順で設定を行います。
1.
[給紙選択]キーを押して[カット紙ランプ]を点灯させます。
2.
[用紙セット/排紙]キーを押します。
3.
[ディスプレイ]で[▲]キー、[▼]キーを押して用紙の種類を選択し、[OK]
キーを押します。
4.
[ディスプレイ]で[▲]キー、[▼]キーを押して用紙のサイズを選択し、[OK]
キーを押します。
手順4へ進んでください。
[用紙セット/排紙]キーを押します。
3
カット紙をセットする
[手差しカバー](a)を開き、さらに[用紙サポート](b)を開きます。
4
23
カット紙をセットする
[幅ガイド](a)をつまんでスライドし、セットする用紙のサイズの刻印に合わせます。
5
印刷面を上にし、[手差し上面給紙口]に用紙をセットします。
6
その際、用紙の先端が軽く突き当たる所まで、差し込んでください。
注意
A2サイズよりも大きな用紙をセットする場合、用紙の重みで用紙がプリンタ
•
背面に落ちる場合があります。給紙されるまでは、用紙に手を添え、用紙が
落ちないようにしてください。
24
メモ
用紙が波打っていたり、たわんでいる場合、紙づまりの原因になります。用紙は
•
平らな状態に直してからセットしてください。
用紙はまっすぐにセットしてください。斜めにセットすると斜行エラーになります。
•
[幅ガイド](a)の位置をセットした用紙のサイズに合わせて調整します。
7
セットした用紙が傾いたりしわにならないように、[幅ガイド]を用紙にぴった
り合わせてください。
カット紙をセットする
[OK]キーを押すと、給紙が開始されます。
8
給紙が完了するとオンラインモードになり、自動的に印刷を開始します。
事前に印刷ジョブを受信していない場合は、印刷待機の状態になります。
25
カット紙をセットする
厚紙を[手差し前面給紙口]にセットする
メモ
用紙は1枚だけセットできます。
•
使用しない用紙は入っていた袋に戻し、高温、多湿、直射日光を避けて保
•
管してください。
使用しない用紙がセットされている場合は、用紙を事前に取り外します。
1
ロール紙またはカット紙を取り外します。(→P. 18)
プリンタドライバで用紙の種類やサイズ、給紙方法などを選択します。
2
[ディスプレイ]に印刷する用紙の種類とサイズが表示されます。
重要
厚紙をセットする前に、プリンタドライバで用紙の種類を[POPボード]に変更してく
•
ださい。用紙の種類で[POPボード]を選択すると、給紙口に[手差し前面給紙
口] が選択されます。
プリンタドライバでの設定について詳しくは、電子マニュアルをご覧ください。
(→電子マニュアル「ソフトウェア」)
メモ
印刷ジョブを送信する前に用紙をセットする場合は、プリンタ側で用紙の設定を
•
する必要があります。
以下の手順で設定を行います。
1.
[給紙選択]キーを押して[カット紙ランプ]を点灯させます。
2.
[用紙セット/排紙]キーを押します。
3.
[ディスプレイ]で[▲]キー、[▼] キーを押して用紙の種類として[POP ボー
ド]を選択し、[OK]キーを押します。
4.
[ディスプレイ]で[▲]キー、[▼]キーを押して用紙のサイズを選択し、[OK]
キーを押します。
手順4へ進んでください。
(→P. 31)
26
カット紙をセットする
[用紙セット/排紙]キーを押します。
3
[プリンタ背面に70cm/28"の空間を確保してください。]と表示されたらプリンタ背面
4
のスペースを確認し、[排紙ガイド]上の4つの[前面給紙ガイド]を引き上げて
立て、[OK]キーを押します。
[上カバーを開けてください。]と表示されたら、[上カバー]を開きます。
5
27
カット紙をセットする
印刷面を上にして用紙の先端を[前面給紙ガイド]の上に載せ、[手差
6
紙口]に水平に差し込みます。
メモ
用紙に反りがある場合、用紙の反りを直してからセットしてください。
•
用紙は水平にセットしてください。斜めにセットすると斜行エラーになります。
•
一度セットすると、用紙は横にずらすことができません。用紙はまっすぐセット
•
しておいてください。
し前面給
28
カット紙をセットする
[上カバー]内部を見ながら、用紙の先端を[用紙押さえ](a)に対して平行にし
7
て[プラテン]と[用紙押さえ](a)の間に差し込み、[前面給紙ガイド]の[紙合わ
せライン](b)に合わせます。
29
カット紙をセットする
重要
[リニアスケール](a)、[キャリッジシャフト](b)には触れないでください。手が汚れ
•
たり、プリンタの故障の原因になります。
[上カバーを閉じてください。]と表示されたら、[上カバー]を閉じ、[OK]キーを押
8
します。
[プラテン]と[背面カバー]の間に固定され、給紙されます。
給紙が完了すると、オンラインモードになり、自動的に印刷を開始します。
事前にコンピュータから印刷ジョブを受信していない場合は
になります。
、印刷待機の状態
30