© 1999 aprilia s.p.a. - Noale (VE)
安全に関するお知らせ
インフォメーション
初版 : 1999 年 9 月
再版 : 2001 年 6 月、2002 年 2 月
発行と印刷 :
editing division
Soave (VERONA) - Italy
Tel. +39 - 045 76 11 911
Fax +39 - 045 76 12 241
E-mail: customer@stp.it
www.stp.it
本マニュアル中使用されている以下の
メッセージ表示は、それぞれ次のようなこ
とを表します:
安全に関する警告のマークです。この
!
マークが車体もしくはマニュアルに
記載されている場合には、傷害の危険があ
りますので注意してください。このマーク
のあとに記されている事項を遵守しない
と、あなた自身の、他者のもしくは車体の
危険を招きます。
危険
!!!!
重大な傷害もしくは死亡の危険性がある
ことを表します。
注意
!!!!
軽度の傷害もしくは車体への損傷の危険
性があることを表します。
重要: 本マニュアル中の“重要”という
用語は、大切なインフォメーションや使用
上の注意のはじめに記されています。
このマークの付いた操作は、車体の
反対側からも行われる必要があり
ます。
特に指示がない限り、パーツの組み付けは
取り外しの逆の手順で行なってください。
"右" 及び"左 " という用語は車体にライダー
が通常の位置で乗っていることを前提と
したものです。
警告 - 注意 - 一般的注意事項
エンジンを起動させる前に本マニュアル
をよく読み、特に " 安全運転 " の章をよく
読んでください。
ライダーおよび他の人々の 安全は、ライ
ダーの反応の素早さや機敏さだけでなく、
モーターサイクルについて の理解、モー
ターサイクルの整備状態、また安全運転の
ための基本的知識などに負うところが大
きいのです。路上を安全に、そしてモー
ターサイクルを適確に操作しながら走行
するために、車両を良く理解するようお薦
めします。
監修 :
aprilia s.p.a.
via G. Galilei, 1 - 30033 Noale (VE) - Italy
Tel. +39 - 041 58 29 111
Fax +39 - 041 44 10 54
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2
オーナーズマニュアル
SL mille
重要: このマニュアルは車体構成の一部
分とみなされ、中古販売の際にも車体とと
もに販売されます。
aprilia は情報の正確さ並びに新しさに関
して最大限の注意を払って、このマニュア
ルを作成しました。しかしながら、aprilia
製品は常に開発改良の対象であることを考
えると、お手持ちの車体の特徴と本マニュ
アルの記述が多少違うことがあるかもしれ
ません。本マニュアルに記載されている情
報に関するどんな疑問点も、aprilia 正規
ディーラーにご相談ください。
このマニュアルでは詳しく記述していない
点検や修理、aprilia 純正パーツ、アクセサ
リーパーツ、その他の製品の購入に関して
はもちろん、技術的アドバイスについても
aprilia 正規ディーラーにご相談ください。
適切で迅速なサービスをお約束します。
aprilia 製品をお選びいただいたことにお礼
を申し上げ、快適なライディングをなされ
るようお祈りいたします。
このマニュアルの電子記憶、複製、流用に
対しては、全面的・部分的に関わらず、ま
たその媒体、国籍を問わず、当社が権利を
保有しています。
重要: 使用する国の現行の法律によって
は、公害防止及び防音規制にのっとり、定
期的検査を行う必要があります。
そのような国で車体を使用するユーザー
は、以下のことを行って下さい:
√ その国によって規定された部品との交換
の際は、aprilia 正規ディーラーにお問い
合わせ下さい。
√ 定期的検査を規定通り行って下さい。
重要: ご購入の際、スペアパーツ認識ラ
ベルに記載された車体識別データを下表に
記入してください。スペアパーツ認識ラベ
ルはライダーシートの下にあります。66 頁
( ライダーシートの脱着 ) 参照。
識別データは次のとおりです:
- YEAR = 製造年 (Y, 1, 2, ...)
- I.M. = 変更指標 (A, B, C, ...)
- 国別コード = 認定を受けている国 (I, UK,
A, ...)
スペアパーツやアクセサリーをお求めの際
は、ご使用のモデルに合うよう、これらの
データをaprilia正規ディーラーにお知らせ
ください。
説明文中に出てくるシンボルの意味を以下
に示します:
自動点灯装置仕様車
!
"
オプションパーツ
各国向け仕様:
#
イタリア
%
英国
'
オーストリア
)
ポルトガル
+
フィンランド
-
ベルギー
/
ドイツ
1
フランス
3
スペイン
5
ギリシャ
7
オランダ
9
スイス
;
デンマーク
=
日本
$
シンガポール
&
スロベニア
(
イスラエル
*
韓国
,
マレーシア
.
チリ
0
クロアツィア
2
オーストラリア
4
米国
6
ブラジル
8
南アフリカ共和国
:
ニュージーランド
<
カナダ
オーナーズマニュアル
SL mille
3
目 次
安全運転のために............................................. 5
安全のための基本的ルール........................6
服装............................................................ 9
アクセサリー ........................................... 10
荷物.......................................................... 10
主要部品の配置.............................................. 12
操作装置とメーター類の配置 ....................... 14
メーターパネル.............................................. 15
メーターおよびインジケーター一覧 ...... 16
デジタルディスプレイ............................. 18
主要操作装置.................................................. 24
左側ハンドルグリップ ............................ 24
右側ハンドルグリップ ............................. 25
イグニッションスイッチ ......................... 26
ステアリングロック ............................... 26
補助装備 ......................................................... 27
パッセンジャーシー
トのロック/ロック解除 ......................... 27
書類/工具入れ........................................ 28
荷物固定用フック .................................... 28
特殊工具
延長リアフェンダー
主要構成要素.................................................. 30
燃料.......................................................... 30
ブレーキオイル - 注意事項 ...................... 31
ディスクブレーキ .................................... 31
フロントブレーキ .................................... 32
リアブレーキ ........................................... 33
クラッチオイル - 注意事項 ...................... 34
クラッチ................................................... 35
冷却液 ...................................................... 36
タイヤ ...................................................... 38
エンジンオイル........................................ 39
!........................................... 29
!......................... 29
フロントブレーキレバー
およびクラッチレバーの調整.........................40
リアブレーキペダルの遊びの調整 .................40
自動点灯装置仕様車
排気マフラー.................................................. 41
モーターサイクル使用上の注意 .................... 42
走行前の点検 .......................................... 42
エンジンの始動 .......................................43
発進と走行 ..............................................46
慣らし運転 ..............................................49
停止 ......................................................... 49
パーキング .............................................. 50
盗難防止のために ....................................50
メンテナンス.................................................. 51
定期点検整備表 .......................................52
車体認識番号 ..........................................54
クリック固定輪と管締め用ネジによるジョ
イント ..................................................... 54
エンジンオイル量の点検と補充 .............55
エンジンオイルおよびエンジンオイルフィ
ルターの交換 .......................................... 56
作業用リアスタンド
付属ピンの装着
作業用リアスタンド使用法
作業用フロントスタンド使用法
エアクリーナー .......................................59
フロントホイール ................................... 60
リアホイール .......................................... 62
ドライブチェーン ....................................64
ライダーシートの脱着 ............................ 66
燃料タンクの起こし方 ............................ 66
ブレーキパッドの摩耗の点検 .................67
サスペンションの点検 ............................ 68
フロントサスペンション ........................ 68
リアサスペンション ...............................70
" ............................... 41
!#.............................58
!#........... 58
!#.... 58
アイドリングの調整 ................................ 72
スロットルケーブルの調整 ..................... 72
チョークレバーの調整 (
サイドスタンドの点検 ............................73
スパークプラグ ....................................... 74
バッテリー ..............................................74
ターミナルおよび電極の点検と清掃 ...... 75
バッテリーの取り外し ............................ 76
バッテリーの充電 ................................... 77
バッテリーの取り付け ............................ 77
バッテリーを長期間使用しない時 .......... 78
マイクロスイッチ類の点検 ..................... 78
ヒューズの交換 .......................................79
ヘッドライトの水平光軸の調整 ..............80
ヘッドライトの光軸調整 ........................81
バルブ ..................................................... 81
ヘッドライトバルブの交換 ..................... 82
ウィンカーライトバルブの交換 .............. 83
テールライトバルブの交換 ..................... 84
ナンバープレートライトのバルブの交換 84
清掃 ...............................................................85
長期間の保管 .......................................... 86
輸送の際の注意事項 ...................................... 86
テクニカルデータ ..........................................87
指定油脂類表 ..........................................90
正規輸入元 .........................................92-93
電装図 - SL mille ......................................94
電装図索引 - SL mille ............................... 95
$) ....................72
オーナーズマニュアル
4
SL mille
安全のための基本的ルール
モーターサイクルを運転するには法律で
定められたすべての条件を備えているこ
と ( 運転免許証、有資格年令、精神的・身
体的能力、保険、納税、車両の 登録、ナ ン
バープレート等 ) が不可欠です。
実際の運転によってモーターサイクルの
特性を知り、操作に慣れるために最初は交
通量の少ない地区か私有地で運転するよ
うにお薦めします。
医薬品、アルコール、麻薬、精神安定剤な
どの服用は事故の危険を増大させます。 ラ
イダーは常に運転に相応しい健全な精神
的・身体的状態を維持するよう、特に肉体
的疲労や睡眠に充分な注意を払う必要が
あります。
路上事故の多くはライダーの経験不足に
起因するものです。
モーターサイクルを初心者に貸したりし
ないでください。いずれにしても、ライ
ダーが運転に必要な資格と条件を備えて
いることを確認してください。
オーナーズマニュアル
6
SL mille
国や自治体が定めた道路交通法、交通標識
を遵守してください。
ライダー自身および第三者のために、急な
ハンドル操作や危険な運転 ( 前輪を浮かせ
て走る、速度制限を守らない、など ) は避
けてください。また、常に路面や視界の状
態などに注意を払ってください。
障害物を避けて走行してください。モー
ターサイクルに損傷を与え、コントロール
を失わせる危険があります。
空気抵抗を減らす目的で先 行車のすぐ後
ろを走行するようなことはやめてくださ
い。
運転中は常に両手でハンドルを握り、両足
をフットレストに乗せて正しい運転姿勢
を保ってください。
運転中は絶対にシートから腰を上げたり、
足を伸ばしたりしないでください。
オーナーズマニュアル
SL mille
7
OIL
COOLER
運転中に周囲の人や事物に気を取られた
り、他の行為 ( 喫煙、飲食、読書など ) を
することはやめてください。
オーナーズマニュアル
8
SL mille
燃料やオイルは指定油脂類表に示された
もののみを使用してください。また、燃料、
オイル、冷却液のレベルを定期的に点検し
てください。
万一モーターサイクルが事故に遭ったり
衝突、転 倒した際は、操作レバー、パイプ、
ケーブル、ブレーキ系統、重要部品などに
損傷がないことを確認してください。
必要ならば aprilia 正規ディーラーに検査
を依頼してください。フレーム、ハンドル、
サスペンション、安全装置、ユーザーでは
正常な状態か判断しにくい部分などを念
入りに点検します。
テクニカルサービスの調整、修理作業を万
全に行なうために、どのような不具合も漏
らさずお知らせください。
安全走行に支障をきたすような損傷を受
けたモーターサイクルは絶対に運転しな
いでください。
A12
345
ONLY ORIGINALS
次のような部品の取り付け位置、傾き、色
などを絶対に変更しないでください:ナン
バープレート、ウィンカーライト、ヘッド
ライト、警告ホーンなど。
車両を改ざんした場合は正規保証外の扱
いになります。
改造されたり、オリジナルパーツを取り外
されたモーターサイクルは本来の性能を
失うだけでなく、安全性を損ない、法律に
触れることがあります。
国や自治体が定めた車両規定 に従うよう
お薦めします。
モーターサイクル本来の仕様を変更した
り、性能を向上させるための改造は絶対に
しないでください。
他の車両との競争をしないでください。
道路外での走行を避けてください。
服装
走行前にヘルメットをしっかりと着用し
てください。なお、ヘルメットは保安基準
認定品で、損傷などがなく、形やサイズが
適したものであり、バイザーに汚れのない
ことを確認してください。
服装は身体を保護する服を着用してくだ
さい。他の運転者から良く見える様に明る
い色か反射素材のものをお薦めします。衝
突される危険が減るだけでなく、転倒した
際にも身体を保護します。
服装は身体にぴったりするもので、手首、
足首の部分が締まる形のものをお薦めし
ます。紐、ベルト、ネクタイなどが緩んで
走行中に可動部分に巻き込まれ、運転に支
障を及ぼすことのないよう注意してくだ
さい。
オーナーズマニュアル
SL mille
9
転 倒 の際に危険となるようなものをポ
ケットに入れないでください。例えば:
キー、ペン、ガラス瓶など、先の尖ったも
の。( パッセンジャーについても同様です。)
アクセサリー
モーターサイクルのオーナーはアクセサ
リーの選択、取り付け、使用について責任
があります。
取り付けの際には、ライト、警告ホーンを
覆ったり、機能を損なわせたり、サスペン
ション・ストロークやステアリングの角度
を制限したり、操作系の動作を妨げたり、
車高を下げたり、カーブでの傾斜角を小さ
くさせるようなことのないよう注意して
ください。
運転操作の邪魔になるようなアクセサ
リーの使用は避けてください。緊急操作の
際の反応時間を遅らせ、事故の原因になり
ます。
大型のフェアリングやウィンドスクリー
ンを取り付けると、空気抵抗が増し走行中
に車体の安定を失う危険があります。
全てのアクセサリーが車体にしっかりと固
定され、走行に危険がないことを確認して
ください。電流容量を超えるような電装
パーツの追加、電気系統の改造はしないで
ください。電気的負荷が過重になり、モー
ターサイクルが突然停止したり、ライト類
や警告ホーンの動作に必要な電流が不足す
る危険な事態を招きます。aprilia 純正アク
セサリーをお使いくださるようお薦めしま
す。
荷物
荷物は大きさと重量に注意して適切に搭載
してください。積荷は車両の重心に近く、
また左右の重量配分が等しくなるようにし
ます。そして積荷が車体にしっかりと固定
されていることを確認します。長距離ツー
リングの際は特に注意してください。
オーナーズマニュアル
10
SL mille
KG!
大きいもの、重いもの、危険なものをハン
ドル、フェンダー、フロントフォークなど
に吊り下げないでください。カーブ での
モーターサイクルの反応が鈍くなる他、操
縦性が損なわれます。
車体のサイドに大きすぎる荷物を取り付
けたりヘルメットをぶら下げたりしない
でください。他人の身体や障害物にぶ つ
かったり、それによって車両のコントロー
ルを失ったりする危険があります。
車体にしっかりと固定できない積荷は運
ばないでください。
後部の荷物ラックから大きくはみ出たり、
またライト類、ホーンなどを覆うような積
荷は運ばないでください。
荷物ラックや小物入れに子供 や動物を載
せて運ばないでください。
各荷物ラックの許容重量を超えないよう
にしてください。
過荷重になった車両は安定を失い、操縦性
も悪くなります。
オーナーズマニュアル
SL mille
11
主要部品の配置
各部名称
1) ヘッドライト
2) 左バックミラー
3) クラッチオイルタンク
4) 燃料タンク
5) エンジンオイルタンクキャップ
6) バッテリー
7) ライダーシート
8) 書類、工具セット入れロックキー
9) パッセンジャーフットレスト・左
側 ( 開/閉、2 ポジション )
10) 同乗者用把手
11) ドライブチェーン
12) スイングアーム
13) ライダーフットレスト・左側 ( ス
プリング式、常時開いた状態 )
14) サイドスタンド
15) シフトペダル
16) エンジンオイルフィルター
17) エンジンオイルタンク
18) エンジンオイル量点検窓
19) 警告ホーン
オーナーズマニュアル
12
SL mille
各部名称
1) テールライト
2) 書類/工具入れ
3) パッセンジャーシート(または:書
類 / 工具キット入れカバー )
4) コンピューターボックス
5) メインヒューズケース (30A)
6) リアブレーキオイルタンク
7) 燃料タンクキャップ
8) 冷却液エキスパンションタンク
キャップ
9) エアクリーナー
10) フロントブレーキオイルタンク
11) 右バックミラー
12) 二次ヒューズケース (15A)
13) 冷却液レベル
14) エキスパンションタンク
15) リアブレーキポンプ
16) リアブレーキペダル
17) ライダーフットレスト・右側 ( ス
プリング式、常時開いた状態 )
18) リアショックアブソーバー
19) パッセンジャーフットレスト・右
側 ( 開/閉、2 ポジション )
オーナーズマニュアル
SL mille
13
操作装置とメーター類の配置
各部名称
1) イグニッションスイッチ/ステアリングロック ( % - & - ' )
2) チョークレバー ($)
3) ディマースイッチ (
4) ウィンカーライトスイッチ (
5) 警告ホーンボタン ( + )
6) ライトスイッチ (
7) パッシングライト (
( - ) )
* )
, - - - ・ ) (" 仕様車にはありません )
) ) / LAP ボタン ( 多目的 )
8) クラッチレバー
9) メーターパネル
10) フロントブレーキレバー
11) スロットルグリップ
12) スターターボタン (
13) エンジンキルスイッチ (
. )
% - &)
オーナーズマニュアル
14
SL mille
メーターパネル
各部名称
1) ウィンカーライト・インジケーター (
2) ハイビーム・インジケーター ( ) ) ブルー
3) タコメーター
4) レッドゾーン・インジケーター (
5) 燃料警告灯 ( / ) オレンジ
6) サイドスタンド・インジケーター ( " ) オレンジ
* ) グリーン
max
max
) レッド
maxmax
7) デジタルディスプレイ・右側 ( 冷却液温度、デジタルクロッ
ク、バッテリー電圧、ストップウォッチ、自動診断 )
8) エンジンオイル警告灯 (
9) ニュートラルポジション・インジケーター (
10) プログラムボタン
11) デジタルディスプレイ・左側
( スピードメーター、キロ走行距離計、マイル走行距離計 )
0 ) レッド
1) グリーン
オーナーズマニュアル
SL mille
15
メーターおよびインジケーター一覧
名称 機能
ウィンカーライト・インジケーター
ハイビーム・インジケーター
タコメーター ( 回転/分 -
レッドゾーン・インジケーター
燃料警告灯
サイドスタンド・インジケーター
/
rpm
)
* ウィンカーライトが作動中に点滅します。
) ヘッドライトがハイビームの時やパッシングライト点灯の時に点灯します。
一分間あたりのエンジン回転数を表示します。
エンジンの回転数が設定されたレッドゾーンに到達した時に点灯しま す。回 転数のカスタム設
定の方法は 20 頁 ( レッドゾーンの設定 ( エンジン停止中に行なってください )) 参照。
max
max
maxmax
レッドゾーン回転数の設定が完了した時に点灯します。20 頁 ( レッドゾーンの設定 ( エンジン
停止中に行なってください )) 参照。またイグニッションキーを“
秒間点灯します。18 頁 ( デジタルディスプレイ ) 参照。
燃料タンク内のガソリン残量が約 4.5 ± 1 リットル になったときに点灯します。
この場合はできるだけ速やかに燃料を補充してください。30 頁 ( 燃料 ) 参照。
サイドスタンドが降りている時に点灯します。
"
イグニッションキーを“%” の位置に回した時点灯し、LED の点検をします。
この段階で点灯しない場合は
!!!!
注意
許容回転数を超えてエンジンを回さないでください。
49 頁 ( 慣らし運転 ) 参照。
%” の位置に回した時にも約 3
aprilia 正規ディーラーにご連絡ください。
エンジンオイル警告灯
ニュートラルポジション
・インジケーター
オーナーズマニュアル
16
SL mille
0
1
!!!!
注意
この場合は直ちにエンジンを停止し、
ギアがニュートラルポジションにある時に点灯します。
エンジン稼働中にエンジンオイル警告灯“0” が点灯した場合
は、エンジンオイルが不足していることを示しています。
aprilia
正規ディーラーにご相談ください。
名称 機能
デジタル
ディスプレイ
( 左側 )
デジタル
ディスプレイ
( 右側 )
スピードメーター
(km/h - MPH)
走行距離計・キロメー
ター/マイル (km - mi)
冷却液温度計
(°C /
/ °F )
/ /
デジタルクロック
バッテリー電圧
(V BATT
V BATT)
V BATTV BATT
ストップウォッチ
自動診断
走行中の現在速度、平均速度、最高速度記録を ( キロメーターまたはマイル単
位で ) 選択表示できます。18 頁 ( デジタルディスプレイ ) 参照。
キロメーターまたはマイル単位で積算走行距離、区間走行距離を表示します。
エンジン冷却液の温度を表示します。
18 頁 ( デジタルディスプレイ ) 参照。冷却液温度が 115 ℃~ 120 ℃ (239 ~
248 。 F ) を示した場合には、直ちにエンジンを停止し冷却液の量を点検してく
ださい。 36 頁 ( 冷却液 ) 参照。
が停止してしまい、さらに温度が上がることになります
ディスプレイに“
2
ジンを 3000 回転/分 (rpm) に保ち冷却液を循環させます。その後エンジンキ
ルスイッチを“
) 参照。冷却液の点検後も“
ラーにご相談ください。
ることがあります。
設定に従い、時刻を表示します。
18 頁 ( デジタルディスプレイ ) 参照。
バッテリー電圧をボルトで表示します。
18 頁 ( デジタルディスプレイ ) 参照。
設定により、様々な時間計測が可能です。
18 頁 ( デジタルディスプレイ ) 参照。
イグニッションスイッチを“
場合エンジンは動作し続けますが性能は制限されます。直ちに
ご相談ください。
!!!!
!!!!
!!!!
注意
イグニッションスイッチを“
でください。冷却液温度にかかわらず冷却ファン
&” の位置に回さない
LLL” と表示された場合には、走行を中止し、約 2 分間エン
&” 側に押し、冷却液の量を点検してください。 36 頁 ( 冷却液
LLL” の表示が消灯しない場合はaprilia 正規ディー
注意
冷却液温が許容値 (120 ℃ - 248°F) を超えて上
昇した場合には、エンジンに重大な損傷を与え
%” の位置に回したとき約 3 秒間“EFI” と表示されます。
注意
それ以外の時に“EFI” と表示された場合は、コンピューターボッ
クスが何らかの異常を発見したことを示しています。たいていの
aprilia
表示内容の切り
換え手順につい
ては、18 頁 ( デ
ジタルディスプ
レイ ) 参照。
正規ディーラーに
オーナーズマニュアル
SL mille
17
デジタルディスプレイ
イグニッションキー (1) を“
回すと以下の表示が点灯します:
√ レッドゾーン・インジケーター( レッド )
“
max
max
” (2)。
maxmax
√ エンジンオイル警告灯(レッド) (0) (3)。
この表示はエンジンがかかるまで点灯し
続けます。
タコメーターの針 (4) が設定したレッド
ゾーン開始値 (rpm) まで上昇します。
約 3 秒後にレッドゾーン・インジケーター
max
max
( レッド )“
ターの針 (4) が初期位置に戻ります。
以上により各装置の動作チェックがなさ
れます。
最初は 1000 km (625 mi)、その後は 7500
km (4687 mi) ごとに、 右側ディスプレイに
“SERVICE” (5) と表示されます。その際は
定められた定期点検を aprilia
ラーにご依頼ください。52 - 53 頁 ( 定期点
” (2) が消灯し、タコメー
maxmax
注意
!!!!
%” の位置に
aprilia 正規ディー
apriliaaprilia
検整備表 ) 参照。
“SERVICE” 表示 をディスプレイか ら消去
するには “LAP” ボタン (6) を押しながら
ボタンを約 5 秒間押し続けてください。
#
イグニッションキー (1) を“% ” の位置に
回したときのメーターパネル上の標準設
定は以下の通りです:
右側ディスプレイ:デジタルクロック (7)、
℃単位の冷却液温度 (8)。
左側ディスプレイ:現在速度 km/h (9)、ト
リップメーター 1 ( キロ単位 ) (10)、積算
走行距離計 (11)。
バッテリーや 30A メインヒューズを新た
に接続したときには:
√ タコメーターの針 (4) が時計回りに 12 ス
テップ刻み、動作チェックをします。
√ 走行中の現在速度、平均速度、最高速度
記録の単位は“km/h” に設定されます。
√ 冷却液温度の単位は ℃ に設定され ます 。
√ デジタルクロック はゼロにリセットさ
れます。
√ レッドゾーン開始値は 6000 rpm ( 回転
/分 ) に設定され、レッドゾーン・イン
ジケーター ( レッド )“
します。
max
max
” (2) が点灯
maxmax
重要:必要に応じてセットしてください。
セグメントの表示確認テスト
◆
$ ボタンと % ボタンを同時に押します。
◆
イグニッションキー(1) を“&” から“%”
の位置に回します。
$ ボタンと % ボタンを離すまで全てのセ
グメントが点灯します。
km、mi (km/h、MPH) 表示の切り替え ( 左
側ディスプレイ )
◆
$ ボタンを約 5 秒間押し続けると、左側
デジタルディスプレイの表示(12)全体が
点滅します。
◆
$ ボタンを離します。
オーナーズマニュアル
18
SL mille
◆
% ボタンを押すと距離単位が“km”から
“mi” (“km/h” から“MPH”) 、または
その反対に変わります。
◆
選択した距離単位を設定するには $ ボ
タンを約 5 秒間押してください。
現在速度、最高速度記録、平均速度の表
示切り替え ( 左側ディスプレイ )
重要:現在速度以外の表示になっている
場合でも、走行を開始すると 2 秒後には現
在速度の表示に戻ります。
イグニッションキーを“
と、ディスプレイ上に現在速度 (13) と、キ
ロ/マイル単位の区間走行距離計 ( トリッ
プメーター 1)(10) が表示されます。
“トリップメーター 1” (10) をリセットす
るには:現在速度表示画面から
を約 2 秒間押します。
%” の位置に回す
# ボタン
◆
最高速度記録 (14) および“トリップメー
ター 1” (10) を表示するには、
を約1秒間押します。
ディスプレイ上に“V max
最高速度記録 (14)、“トリップメーター
1” (10) が表示されます。
最高速度記録 (14) をリセットするには:
“Vmax
Vmax” 表示画面から
VmaxVmax
間押します。
V max” マーク (15)、
V maxV max
# ボタンを約 2 秒
% ボタン
重要:最高速度記録は最後にリセットし
た時以降の記録です。ディスプレイ上に表
示される“トリップメーター 1” (10) は最
後にリセットされてからの走行距離を表
しています。
◆
平均速度 (16) と“トリップメーター 2”
(17) を表示するには再度 % ボタンを約
1 秒間押してください。
ディスプレイ上に“AVS
均速度 (16)、“トリップメーター 2” (17) が
表示されます。
平均速度 (16)、“トリップメーター 2” (17)
をリセットするには:“ AVS
AVS” マーク (18)、平
AVSAVS
AVS” 表示画面から
AVSAVS
# ボタンを約1秒間押します。
重要:平均速度の測定は“トリップメー
ター 2” ( キロ/マイル単位 ) に基づいてい
ます。
ディスプレイ上に表示される“トリップ
メーター 2” (17) は最後にリセットされて
からの走行距離を表しています。“トリップ
メーター 2” がリセットされてからの走行
距離が 1000 km (625 mi) を超えると、平
均速度は正しく計算されません。
◆
現在速度 (13) および“トリップメーター
1” (10) の表示画面に戻るには、再度
ボタンを押します。
%
オーナーズマニュアル
SL mille
19
レッドゾーンの設定 ( エンジン停止中に行
なってください )
エンジン回転数がこの設定値を超えると、
メーターパネル上のレッドゾーン・インジ
max
max
ケーター( レッド ) “
す。
” (2) が点滅しま
maxmax
& ボタンを 1 秒間以下押すと、タコメー
ターの針 (4) が 3 秒間だけ設定値を示した
後、元の位置に戻ります。
設定方法 :
◆
& ボタンを押した後すぐ離し、3 秒以内
に再び
& ボタンを押します。
& ボタンを押している間、タコメーター
の針 (4) が 1000 rpm ( 回転/分 ) を 1 ス
テップ として回 転していきます。メー
ターの最高値に達した後は再びゼロか
らステップを開始します。
◆
希望の設定値に達するまで & ボタンを
押し続けてください。
◆
& ボタンを離し、3 秒以内に再び断続的
に押すことで、今度はタコメーターの針
(4) が 100 rpm( 回転/分 ) を 1 ステップ
として回転していきます。メーターの最
高値に達した後は再びゼロからステッ
プを開始します。
重要:レッド ゾーン開始値は 2000 rpm
未満や 12000 rpm 以上には設定できませ
ん。
注意
!!!!
慣らし運転期間はエンジン回転数を推奨
値以上に上げないでください。 49 頁 ( 慣ら
し運転 ) 参照。
◆
希望する設定値に達したら & ボタンを
離します。
そのままにしておくと 3 秒後に設定値が
自動的にメモリーされます。
重要:設定値がメ モリーされたことは、
レッドゾーン・インジケーター ( レッド )
max
max
” (2) が点灯することで示されます。
“
maxmax
オーナーズマニュアル
20
SL mille
デジタルディスプレイ ( 右側 )
右側デジタルディスプレイ ( 多機能 ) には
標準設定として、冷却液温度℃ (°F)(8) お
よびデジタルクロック(7)が表示されます。
重要:エンジンが暖機されていない状態
3” 表示が点滅します。
では“
' ボタンを押す度に下図のように表示内
容が切り替わります:
標準表示 :
冷却液温度 ℃、デジタルクロック
'
バッテリー電圧 (V BATT
V BATT)
V BATTV BATT
'
クロック設定 時
'
クロック設定 秒
'
温度単位設定 ℃ または °F
標準設定 :
冷却液温度、デジタルクロック
冷却液温度 (8) は、右側ディスプレイ上部
に表示されます。表示単位は ℃ または 。 F
が選択できます。 22 頁 ( 温度単位 ℃ また
は 。 F の設定 ) 参照。
√ 冷却液温度が 35 ℃ (95 。 F) 以下の時は右
側ディスプレイに“
滅します。
√ 右側ディスプレイが他の表示モードに
なっている場合でも、冷却液温度が 115
℃ (239 °F) を超えると冷却液温度 (8) が
点滅します。
√ 冷却液温度が 130 ℃ (266 。 F) を超えると
右側ディスプレイに“LLL” (8) と表示さ
れます。
130 ℃ (266
表示される場合は電気系統の故障の可能性
があります。
ラーにご相談ください。
。 F
この場合は aprilia 正規ディー
3” (8) 表示が点
注意
!!!!
) よりも低い温度で“
LLL
LLL
LLLLLL
” と
温度測定範囲 : 35 ~ 130 ℃ (95 ~ 266 °F)。
デジタルクロック (7) は右側ディスプレイ
の下部に表示されます。時刻の設定方法は
22 頁 ( クロックの設定 時間 ) および ( ク
ロックの設定 分 ) 参照。
バッテリー電圧 - V BATT
◆
' ボタンを 1 回押すと、右側ディスプレ
イ下部にバッテリー電圧(19)がボルト単
位で表示されます。ディスプレイ上部に
は冷却液温度 (8) が表示されます。
ディスプレイに“V BATT
されます。
バッテリーに正しく充電するためには、
エンジンが 4000 回転/分 (rpm)、ヘッド
ライトがロービーム点灯の状態で、13 ~
15 V でなければいけません。
V BATT
V BATTV BATT
V BATT” (20) と表示
V BATTV BATT
オーナーズマニュアル
SL mille
21
クロックの設定 時間
◆
2 度めの ' ボタンを押すと、右側ディス
プレイ下部 ( デジタルクロック ) の“ 時”
表示セグメント (21) が点滅します。
◆
“時”を変更するには、左側ハンドルグ
リップの“LAP” ボタン (6) を押します。
◆
“時” をセットするには ' ボタンを押し
ます。
クロックの設定 分
◆
3 度めの ' ボタンを押すと、右側ディス
プレイ下部 ( デジタルクロック ) の“分”
表示セグメント (22) が点滅します。
◆
“分”を変更するには、左側ハンドルグ
リップの“LAP” ボタン (6) を押します。
◆
“分” をセットするには ' ボタンを押し
ます。
温度単位 ℃ または °F の設定
◆
4度めの ' ボタンを押すと、右側ディス
プレイ上部に ℃ または 。 F で示された
冷却液温度表示 (8) が点滅します。
◆
温度単位を ℃ から °F へ、またはその逆
に変更するには、左側ハンドルグリップ
の“LAP” ボタン (6) を押します。
◆
温度単位をセットするには ' ボタンを
押します。
オーナーズマニュアル
22
SL mille
ストップウォッチ ( 右側ディスプレイ )
ストップウォッチはサーキットでの周回
タイム計測などに利用できます。データは
メモリーされるので後で確認することが
できます。
“ストップウォッチ” モードでは以下の機
能は使用できません:
- 最高速度“V max
- 平均速度“AVS
- 区間走行距離“トリップメーター 2”
◆
ス ト ッ プウォッチ モードにするには
“LAP” ボタン (6) を押した後 7 秒以内に
V max”
V maxV max
AVS”
AVSAVS
' ボタンを押してください。
◆
計測を始めるには“LAP” ボタン (6) を押
して直ぐに離します。
◆
計測したタイムをメモリーするには
“LAP” ボタン (6) を押します。
10 秒間は“LAP” ボタン (6) は機能しませ
ん。この間ディスプレイにはメモリーされ
た最新タイム (23) が表示されます。
この 10 秒が経過した後、引き続き計測中
のタイム (24) の表示に戻ります。
◆
1番めにメモリーされたタイム (25) を見
るには、計測モードから
します。
◆
“LAP” ボタン (6) を押すごとに順番にメ
モリーされたタイム が表示されま す。
ディスプレイには
のように表示されます。
◆
計測モードに戻るには % ボタンを押し
ます。
% ボタンを押
L1, L2, L3, L4, (26)
重要:最大 40 件までのタイムがメモリー
できますが、それを超えると “LAP” ボタ
ン (6) は機能しません。
◆
メモリーをクリアするには $ ボタンと
“LAP” ボタン (6) を同時に 2 秒間押し続
けます。
◆
スト ップウォッチモードを終了するに
は“LAP” ボタン (6) と
ます。
右側ディスプレイ ( 多機能 ) には冷却液温
度 (8) とデジタルクロック (7) が表示され
ます。
' ボタンを押し
重要:エンジンが暖機されていない状態
Ì ” 表示が点滅します。
では“
自動診断
イグニッションスイッチを“
回したとき、約 3 秒間“
ます。
注意
!!!!
それ以外の時に“EFI” と表示された場合
は、コンピューターボックスが何らかの異
常を発見したことを示しています。たいて
いの場合エンジンは動作し続けますが性
能は制限されます。直ちに aprilia 正規
ディーラーにご相談ください。
%” の位置に
EFI” と表示され
オーナーズマニュアル
SL mille
23
主要操作装置
( -
3)
3) ディマースイッチ (
3)3)
ライトスイッチが“
イッチが“ )” の位置にある時はハイビームライトが、“ (”
の位置にある時はロービームライトが点灯します。
- ) )
- -
,” の位置にある時:このディマース
左側ハンドルグリップ
重要:インジケーター、ライト等の電装パーツはイグニッショ
ンキーが“%” の位置にないと機能しません。
1) 警告ホーンボタン
1) 警告ホーンボタン (
1) 警告ホーンボタン1) 警告ホーンボタン
このボタンを押すと警告ホーンが鳴ります。
2)
2) ウィンカーライトスイッチ (
2)2)
左側にターンする時は左へスイッチします。右側にターンす
る時は右へスイッチします。ウィンカーを停止するにはこの
スイッチを押します。
+ )
* )
3)
3) ディマースイッチ (
3)3)
(” の位置にある時は常にパーキングライト、メーターパ
“
ネルライト、ロービームライトが点灯しています。
)” の位置にある時はハイビームライトが点灯します。
“
4)
4) ライトスイッチ ( , - - - ・ ) ( "仕様車にはありません )
4)4)
このスイッチが “
えています。“
メーターパネルライトが点灯します。“ , ” の位置にある時
はパーキングライト、メーターパネルライト、ロービームラ
イトが点灯します。ディマースイッチによりハイビームに切
り替えが可能です。
5)
5) パッシングライト (
5)5)
( - ) )
・” の位置にある時はすべてのライトが消
- ” の位置にある時はパーキングライトと
) ) / LAP ボタン ( 多目的 )
"
。
。。
重要:機能設定に関して は 18 頁 ( デジタルディスプレイ )
参照。
緊急時や合図が必要な時にこのボタンを押すとハイビーム
ライトが点滅します。もしくは右側デジタルディスプレイの
機能を切り替えるのに使用します:
√ デジタルクロックの時刻設定。
√ 冷却液温度の単位設定 ( ℃ または 。 F)。
√ ストップウォッチ。
オーナーズマニュアル
24
SL mille
ライトスイッチ(, - - - ・)の位置に関わらず、ボタンを押す
とハイビームが点灯します。
重要:ボタンを放すと、ハイビームが消灯します。
6)
6) チョークレバー (
6)6)
寒冷時のエンジン始動には、このチョークレバー“
き下げてスターターを作動させます。
エンジンが始動したらチョークレバー“
してください。
右側ハンドルグリップ
$$$$)
$” を引
$” を元の位置に戻
重要:インジケーター、ライト等の電装パーツはイグニッショ
ンキーが“%” の位置にないと機能しません。
7)
7) エンジンキルスイッチ (
7)7)
走行中には絶対にこのエンジンキルスイッチ“%- &” を操作し
ないでください。
このスイッチは安全のため、または緊急時に使用します。
このスイッチが“
できます。“m” 側に押すとエンジンが停止します。
エンジンが停止していてもイグニッションスイッチが“%” の位
置にあるとバッテリーが放電します。
エンジン停止後はイグニッションスイッチを“
てください。
% - &)
危険
!!!!
%” 側に押された状態ではエンジンが始動
注意
!!!!
&” の位置に戻し
8)
8) スターターボタン ( . )
8)8)
このスターターボタン“
作動しエンジンを始動させます。 エンジン始動の手順につい
ては 43 頁 ( エンジンの始動 ) 参照。
.” を押すと、スターターモータが
オーナーズマニュアル
SL mille
25
イグニッションスイッチ
イグニッションスイッチ (1) は両ハンドル
バーの中央部に位置しています。
重要:イグ ニッションキーはイグニッ
ションスイッチ/ステ アリングロックの
他に、燃料タンクキャップ、書類/工具入
れのキーも兼ねています。
納車時には計 2 本のキー(1 本はスペアキー
) がついています。
重要:スペアキーは車両と別の場所に保
管してください。
ステアリングロック
!!!! 危険
走行中は絶対にキーを
いでください。車体のコントロールを失う
危険があります。
機能
ステアリングロックは次の手順で行なっ
てください :
◆
ハンドルを左側いっぱいに切ります。
◆
キーを“&” の位置に回します。
◆
キーを押しながら“'” の位置に回します。
◆
キーを引き抜きます。
“
'” の位置に回さな
キー位置 機能 キーの抜取り
'
ステアリン
グロック
&
%
ステアリン
グがロック
され、エン
ジン、ライ
ト共機能し
ない。
エンジン、
ライト共機
能しない。
エンジン、
ライト共機
能できる。
抜取り可能。
抜取り可能。
抜取り不可
能。
オーナーズマニュアル
26
SL mille
補助装備
パッセンジャーシートのロック/ロック
解除
◆
車体をサイドスタンドを使って、安定し
た平らな地面に立てます。
◆
キー (1) をシートロックの鍵穴に挿し込
みます。
◆
キー(1)を反時計回りに回し、シート
(2)を持ち上げて後方に向けて 外しま
す。
重要:パッセンジャーシート (2) を下げ
てロックする前に、書類/工具入れの中に
キーを置き忘れていないか確認してくだ
さい。
パッセンジャーシート (2) をロックするに
は:
◆
後方突起部(3)を、バックシート台の
下に差し込みます。
◆
シートを 所定の位置に置いて上から押
して、突起部にあわせてはめ込みます。
!!!! 危険
運転を始める前にパッセンジャーシート
(2) が確実にロックされているか確認して
ください。
重要:本体には、パッセンジャーシート
の代わりに使えるように、書類 / 工具キッ
ト入れカバー(4)が装備されています。
取り付けおよび取り外し方は 27 頁 ( パッ
センジャーシートのロック/ロック解除 )
参照。
書類 / 工具キット入れカバーの下に、便利
な小物入れケースが付いています。蓋(5)
を取り外すだけで、使用できます。
オーナーズマニュアル
SL mille
27
書類/工具入れ
書類/工具入れはパッセンジャーシート
の下にあります。使用するには:
◆
パッセンジャーシートを取り外します。
27 頁 ( パッセンジャーシートのロック/
ロック解除 ) 参照。
工具キット(1)の内容は以下のとおりです:
√ 六角レンチ 3, 4, 5, 6 mm (2)
√ スパナ 8-10 mm (3)
√ スパナ 11-13 mm (4)
√ メガネレンチ 22 mm (5)
√ メガネレンチ 32 mm (6)
√ メガネレンチ用継ぎ手 (7)
√ ソケットレンチ 6-7 mm (8)
√ ソケットレンチ 8-10 mm (9)
√ スパークプラグ用 16 mm ソケットレンチ
(10)
√ +/-ドライバー (11)
√ ツールバッグ (12)
許容重量:1.5 kg
荷物固定用フック
ゴムバンドなどをこの 2 本のフック (13) に
取り付けて、パッセンジャーシートの上に
小さな荷物を固定することができます。
許容重量:9 kg
!!!! 危険
荷物はかさばり過ぎず、また、しっかりと
固定されなければなりません。
オーナーズマニュアル
28
SL mille
特殊工具 "
いくつかのメンテナンス項目には以下の
特殊工具 が必要です (aprilia 正規ディー
ラーにてお求めください ):
工具 作業項目
作業用リアスタンド付属ピ
ン(1)。58 頁 ( 作業用リ
アスタンド付属ピンの装着
")。
作業用リアスタンド (2)。
58 頁 ( 作業用リアスタン
ド使用法 ")。
作業用フロントスタンド
(3)。58 頁 ( 作業用フロン
トスタンド使用法 ")。
燃料タンク保持用ポール
(4) "。66 頁 ( 燃料タン
クの起こし方 )。
クリック固定輪取り付け用
ペンチ (5)、54 頁 ( クリッ
ク固定輪 ) 参照。
作業用リアスタ
ンド上に車体を
固定するために
使用。
エンジンオイル
およびエンジン
オイルフィル
ターの交換。
リアホイールの
取り外し。
チェーンテン
ションの調整。
フロントホイー
ルの取り外し。
燃料タンクの起
こし方。
クリック固定輪
取り付け。
延長リアフェンダー "
延長リアフェンダー (6) は濡れた路面を走
行する際に後輪から跳ね上がる水しぶき
を軽減します。
重要:延長リアフェンダー (6) の使用が
定められている国向けには標準装備され
ています。
オーナーズマニュアル
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