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目次
ボイスエディターとは? ..............................................2
ボイスエディターの起動 ..............................................3
メニューバー ..............................................................3
ライブラリーウィンドウ ..............................................6
ツールバー.........................................................................8
エディットウィンドウ............................................... 14
ボイスエディターの操作の流れ.................................. 28
OMS の設定 (Macintoshをお使いのお客様へ ).......30
トラブルシューティング ........................................... 32
・ 市販の音楽/ サウンドデータは、私的使用のための複製など著作権法上問題にならない場合を除いて、権利者
に無断で複製または転用することを禁じられています。ご使用時には、著作権の専門家にご相談されるなどの
ご配慮をお願いします。
・ このソフトウェアおよびマニュアルの著作権はすべてヤマハ株式会社が所有します。
・ このソフトウェアおよびマニュアルの一部または全部を無断で複製、改変することはできません。
・ このソフトウェアおよびマニュアルを運用した結果およびその影響については、一切責任を負いかねますので
ご了承ください。
・ このファイルに掲載されている画面は、すべて操作説明のためのもので、実際の画面と異なる場合があります。
・ このマニュアルファイル内の「赤色」の文字をクリックすると、関連する項目にジャンプします。
・ 「MIDI」は社団法人音楽電子事業協会 (AMEI) の登録商標です。
・ OMS
・ その他、このファイルに掲載されている会社名および商品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
®
および は Opcode Systems, Inc. の商標および登録商標です。
このマニュアルは、お客様が Windows/Macintoshの基本的な操作方法について十分おわかりいただい
ていることを前提に書かれています。Windows/Macintosh の操作方法については、Windows/
Macintosh に付属のマニュアルをご参照ください。
ボイスエディターを使用するために必要なコンピュータ環境、機器の接続、ボイスエディターのインス
トールについては、別冊の「インストールガイド」およびご使用の MIDI 機器に付属の取扱説明書をご参
照ください。
操作の説明には、Windows 版の画面を使用していますが、異なる機能はそのつど説明してあります。お
買い求めになった機種をご確認のうえ、お読みください。
© 2001 Yamaha Corporation. All rights reserved.
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ボイスエディターとは?
Voice Editor for MOTIF6/MOTIF7/MOTIF8 ( 以下ボイスエディター ) は、MOTIF6/MOTIF7/MOTIF8 の
音色やエフェクトに関するさまざまなパラメーターを、視覚的に捉えながら設定することができるソフトウェア
です。エディットしたデータは、まとめて MOTIF6/MOTIF7/MOTIF8 上に送信したり、MOTIF6/MOTIF7/
MOTIF8 上のボイスデータをコンピュータに保存したりすることができます。また、コンピュータでメモリー
カード( スマートメディア ) などに保存したデータは、MOTIF6/MOTIF7/MOTIF8 で直接 (Load Type=
Voice Editor)、読み込むことができます。
ライブラリーウィンドウ ライブラリーの保存
ボイス
ボイスのインポート
エディットウィ ンドウ
エフェクトパラメーターの設定
エレメン トダイアログ
ライブラ リーファ イル
バルク送信/受信
SEQ
SET LOCATE
MOTIFシリーズ
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ボイスエディターの起動
ボイスエディターのインストールと必要な接続を行なったあと、以下の操作でボイスエディターを起動します。
Windows の場合
スタートメニューのプログラムのYAMAHA Tools の Voice Editor for MOTIF6 を選択します。
n
ボイスエディターでの操作をMOTIF6/MOTIF7/MOTIF8 に対して有効にするためには、USB MIDI ドライバなどの設
定が必要です (P.10 )。
Macintosh の場合
n
Macintoshでボイスエディターをご使用になる場合は、アップルメニューのセレクタでAppleTalk を[不使用]の状態に
してお使いください。
インストール先の「YAMAHA Tools」フォルダを開き、「Voice Editor for MOTIF6」フォルダの中の
「VoiceEditorforMOTIF6」アイコンをダブルクリックします。
メニューバー
メニューバーには、さまざまな編集機能や設定機能が用意されています。各メニュー名をクリックするとプルダウ
ンメニューが表示され、その中から必要な機能やコマンドを選択できます。選択できない機能はグレー表示され
ます。
n
各メニューの中からよく使うメニューはツールバーに、アイコンボタン化されています。
ファイル
Windows Macintosh
新規作成 ( 新規作成 )
新たにライブラリーウィンドウを開きます。
ライブラリーファイルを開く ... ( ファイルを開く ...)
ツールバーの開くボタンと同じ機能です (P.8 )。
ライブラリーファイルを上書き保存 ( 保存 )
ツールバーの上書き保存ボタンと同じ機能です (P.9 )。
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ライブラリーファイルに名前をつけて保存 ... ( 別名で保存...)
ファイルに名前を付けて保存します。既存のファイルを別名で保存することもできます。
閉じる (Macintosh のみ )
ウィンドウを閉じます。タイトルバーのクローズボックスと同じ機能です。
アプリケーションの終了 ( 終了 )
Voice Editor for MOTIF6/MOTIF7/MOTIF8 アプリケーションを終了します。
編集
Windows Macintosh
コピー ( コピー )
選択したボイスをクリップボードにコピーします。何も選択していないときはグレー表示になります。
貼り付け ( ペースト )
クリップボードのボイスを指定した位置に貼り付けます。
エディット ( エディット )
ツールバーのエディットボタンと同じ機能です (P.13 )。
ライブラリー ( ライブラリー )
ツールバーのライブラリーボタンと同じ機能です (P.15 )。
ストア ... ( ストア ...)
ツールバーのストアボタンと同じ機能です (P.27 )。
インポート ... ( インポート ...)
ツールバーのインポートボタンと同じ機能です (P.13 )。
コンペア ( コンペア )
ツールバーのコンペアボタンと同じ機能です (P.28 )。
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設定 (Windows)/MIDI(Macintosh)
Windows Macintosh
エディター設定 ... ( エディター設定 ...)
ツールバーのエディター設定ボタンと同じ機能です (P.10 )。
バルク送信 ... ( バルク送信 ...)
ツールバーのバルク送信ボタンと同じ機能です (P.11 )。
バルク受信 ... ( バルク受信 ...)
ツールバーのバルク受信ボタンと同じ機能です (P.12 )。
試聴 ( 試聴 )
ツールバーの試聴ボタンと同じ機能です (P.13 )。
OMS ポート設定 ...(Macintosh のみ )
ボイスエディターのOMS ポート設定画面を開きます。詳細は「OMSポートの設定 (P.31 )」をご参照ください。
OMS MIDI セットアップ ...(Macintosh のみ )
OMS MIDIセットアップ画面を開きます。詳細は OMS に付属のマニュアルをご参照ください。
OMS スタジオセットアップ ...(Macintosh のみ )
OMS Setup を起動して、設定画面を開きます。詳細は OMS に付属のマニュアルをご参照ください。
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ライブラリーウィンドウ
ボイスエディターを起動すると、次のようなライブラリーウィンドウが表示されます。
ライブラリーウィンドウは、ボイスを一覧表示します。メモリータブをクリックすることによって、リストに表示
させる各ボイスの内容を切り替えることができます。音源のメモリー構成と同じイメージで表示されます。
いずれかのボイス名をダブルクリックするか、一度クリックして選んだあと、ツールバーのエディットボタンをク
リックすることで、選んだボイスのエディットウィンドウを開くことができます。
ライブラリーは、ファイル ( 拡張子 .W2E) として保存しておくことができ、必要に応じてこのライブラリーウィンドウで
n
開くことができます。
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1
ツールバー
各機能を実行するためのボタンが置かれています (P.8 )。
メモリー切り替えタブ
2
ボイスリストに表示されるボイスのメモリーバンクを切り替えます。
3
ボイスリスト
各ボイス ( ボイス名 / ボイスナンバー / カテゴリー名 ) が一行ずつ表示されます。スクロールバーを使ってリ
ストをスクロールすることにより、現在リストに表示されていないボイスを表示させることができます。
Windows 版では、選択したボイスのボイス名を一度クリックすることにより、コンピュータのキーボードか
ら、好きなボイス名を設定することができます。Macintosh版では、Control+ マウスクリックで表示される
プルダウンメニューから、「Voice Name 編集」を選択すると、ダイアログが開き、ボイス名を変更すること
ができます。
また、ボイスナンバーをドラッグ&ドロップすることにより、各ボイスを並べ替えることができます。
n
このリスト上で、Shift キーを押しながら、選択したいボイスの初めと終わりをクリックすると、連続した複数のボ
イスを選択することができます。
n
ボイスネームは10 文字以内、半角英数字で入力してください。
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リスト表示幅の変更 (Windows のみ )
リストの最上段にある表示名 (VoiceName/No/Category)の境界部分にマウスポインタを移動すると、
ポインタがスプリットツールの形に変わります。このスプリットツールで各表示名の境界線を左右にド
ラッグすることにより、表示幅を変更することができます。
スプリットツールの状態でダブルクリックすると、それぞれの表示幅を最小限に縮めることができます。
n
ボイス名のみの表示 (Windows のみ )
リスト上をマウス右ボタンでクリックし、[ 一覧表示 ] を選ぶと、現在の表示がボイス名のみの一覧表示
に変わります。
選択したボイスのボイス名を一度クリックすることにより、コンピュータのキーボードから、好きなボイ
ス名を設定することができます。各バンク内のすべてのボイス名を一度に表示させることができるので、
ボイス名の編集や検索時に便利です。
このリスト上をマウス右ボタンでクリックし、[詳細表示] を選ぶと、ボイス名 /ボイスナンバー/カテゴリー名の
n
一覧表示に戻ります。
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ツールバー
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開くボタン
[ ファイルを開く ] ダイアログを開きます。ボイス名の一覧表であるライブラリーファイルを開くことができ
ます。
[ ファイルを開く ] ダイアログ
開きたいライブラリーファイル ( 拡張子 .W2E)を選択し、[ 開く ] をクリックします。選んだファイルが
ライブラリーウィンドウ上に展開されます。
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Macintosh をお使いの場合、一般的な Macintoshのファイルを開くダイアログが表示されます。
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ファイルの場所......................クリックすると開くドロップダウンリストの中から開きたいファイルのあるフォ
ルダを選択します。
リスト.....................................[ ファイルの場所 ] で選ばれているフォルダ内のファイルを一覧表示します。
2
ファイル名 .............................リスト上で現在選択されているファイル名を表示します。
3
ファイルの種類......................クリックすると開くドロップダウンリストの中から、リスト上に表示させるファ
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イルの種類を選択します。
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開く.........................................リスト上で選択されているファイルを開きます。
6
キャンセル .............................作業を中止し、ダイアログを閉じます。
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上書き保存ボタン
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現在開いているファイルを上書き保存します。新規作成ファイルの場合は、[ 名前を付けて保存 ( 別名で保存 )]
ダイアログを開きます。
[ 名前を付けて保存 ] ダイアログ
編集したボイスの一覧表を、ライブラリーファイル ( 拡張子 .W2E) として保存することができます。保
存する場所を指定し、ファイル名を入力したら、[ 保存 ]をクリックします。ダイアログが閉じ、新しい
ライブラリーファイルが保存されます。
n
ライブラリーファイルの名前は、8 文字以内+拡張子 (W2E)、半角英数字で指定してください。
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Macintosh をお使いの場合、一般的な別名で保存ダイアログが開きます。
1
保存する場所 .........................クリックすると開くドロップダウンリストの中から保存先のフォルダを選択
します。
リスト.....................................[ 保存する場所 ] で選ばれているフォルダ内のファイルを一覧表示します。
2
ファイル名 .............................保存するファイルの名前をタイプ入力します。
3
ファイルの種類......................クリックすると開くドロップダウンリストの中から、保存するファイルの種類を
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選択します。この場合、ライブラリーファイル ( 拡張子 .W2E)のみ選択できます。
5
保存.........................................名前を付けたファイルを保存します。
6
キャンセル .............................作業を中止し、ダイアログを閉じます。
n
.W2E ファイルを保存すると、自動的に .W3E の拡張子のファイルが作成されます。スマートメディアでMOTIF6/
MOTIF7/MOTIF8 に直接ライブラリーファイルをロードする際に必要になります。
n
Macintoshの場合、拡張子 .W2E は、付加されません。スマートメディアで実機に直接ライブラリーファイルをロードす
る場合は、拡張子 .W2E を付けてください。
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エディター設定ボタン
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[ エディター設定 ] ダイアログを開きます。
[ エディター設定 ] ダイアログ
MOTIF6/MOTIF7/MOTIF8 に対してデータ送受信できるようにセットアップします。クリック / タイ
プ操作で各項目を設定し、[OK] をクリックするとダイアログが閉じ、設定が有効となります。操作を中
止する場合には [ キャンセル ] をクリックすると、もとの設定のままでダイアログを閉じます。
Windows Macintosh
1
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5
1
入力ポート ..........................................ボックスをクリックすると表示されるドロップダウンリストの中から入
力用ポートを選択します。ここで設定したポートに対応した MIDI 音源か
らのデータが受信できます。
2
出力ポート ..........................................ボックスをクリックすると表示されるドロップダウンリストの中から出
力用ポートを選択します。ここで設定したポートに対応した MIDI 音源に
対して、ボイスエディターでのコントロールが有効になります。
n
Macintoshをお使いの場合、MIDI Outの設定はOMSポート設定で行ないます。後述のOMSの設定 (P.30 )を
ご参照ください。
3
MIDI Ch(MIDI チャンネル )...........Common(コモン)ウィンドウのキーボード(鍵盤)をクリックしたときの
ノートオンのチャンネルを設定します。
4
Device No( デバイスナンバー )...システムエクスクルーシブデータの送受信 ( バルク送受信 )を行なうため
に設定するナンバーです。このナンバーを MOTIF6/MOTIF7/MOTIF8
のデバイスナンバーと同じものに合わせます。
5
ダンプインターバル ( ダンプ間隔 ).バルク送信を行なう際のデータとデータの間隔を設定します。
n
ここでの設定を短くしすぎると、データ送信中にエラーが生じる場合があります。
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バルク送信ボタン
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[ バルク送信 ] ダイアログを開きます。
[ バルク送信 ] ダイアログ
ライブラリーウィンドウ上のインターナルボイスのデータをまとめて MOTIF6/MOTIF7/MOTIF8 の音
源部に送信することができます。[ スタート ] をクリックするとバルク送信が始まります。バルク送信中
は、バー表示でデータの送信状態を確認することができます。バー表示が終わるとバルク送信は終了しま
す。[ 終了 ] をクリックするとダイアログが閉じ、バルク送信操作を終了します。
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4
1
バルク設定............................送信するバルクダンプデータの種類を表示します。
User Normal ..................すべての User Normal ボイス
User Drum......................すべての User Drum ボイス
User Normal+Drum.....すべての User Normal ボイスと Drum ボイス
Plug in 1.........................すべての User Plug-in 1 ボイス
Plug in 2.........................すべての User Plug-in 2 ボイス
Plug in 3.........................すべての User Plug-in 3 ボイス
Plug in 1+2+3..............すべての User Plug-in 1、2、3 ボイス
All ......................................すべての User Normal ボイスと Drum ボイスと Plug-in 1、2、3 ボイス
2
バー表示................................データの送信中にバー表示が行なわれます。データの送信状態を確認することが
できます。
3
スタート................................バルク送信を開始します。送信開始後は、このボタンが [ ストップ ] ボタンに変わ
り、送信中にクリックするとその時点でバルク送信を中止します。
4
終了........................................ダイアログを閉じます。
n
バルク送信を行なうためには、デバイスナンバーが正しく設定されている必要があります。詳しくは前述(P.10 )を
ご参照ください。
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バルク受信ボタン
5
[ バルク受信 ] ダイアログを開きます。
[ バルク受信 ] ダイアログ
MOTIF6/MOTIF7/MOTIF8 上のボイスデータをまとめてバルク受信し、ボイスエディター上に読み込む
ことができます。まず、[ バルク設定] のボックスで受信するバルクダンプデータを指定します。続けて
[ スタート] をクリックすると、( バルクダンプリクエストが MOTIF6/MOTIF7/MOTIF8 に送信され、こ
れによって ) バルク受信が始まります。バルク受信中は、バー表示でデータの受信状態を確認することが
できます。バー表示が終わるとバルク受信は終了します。[終了 ] をクリックするとダイアログが閉じ、バ
ルク受信操作を終了します。
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バルク設定............................受信するバルクダンプデータの種類を指定します。
1
User Normal ..................すべての User Normal ボイス
User Drum......................すべての User Drum ボイス
User Normal+Drum.....すべての User Normal ボイスと Drum ボイス
Plug in 1.........................すべての User Plug-in 1 ボイス
Plug in 2.........................すべての User Plug-in 2 ボイス
Plug in 3.........................すべての User Plug-in 3 ボイス
Plug in 1+2+3..............すべての User Plug-in 1、2、3 ボイス
All ......................................すべての User Normal ボイスと Drum ボイスと Plug-in 1、2、3 ボイス
バー表示................................データの受信中にバー表示が行なわれます。データの受信状態を確認することが
2
できます。
スタート................................バルクダンプリクエストが接続先のMOTIF6/MOTIF7/MOTIF8 に送信され、これ
3
をきっかけにバルク受信が開始されます。受信開始後は、このボタンが [ ストップ]
ボタンに変わり、受信中にクリックするとその時点でバルク受信を中止します。
終了........................................ダイアログを閉じます。
4
n
バルク受信を行なうためには、デバイスナンバーが正しく設定されている必要があります。詳しくは前述(P.10 )を
ご参照ください。
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エディットボタン
6
リスト上で選ばれているボイスのエディットウィンドウ (Common) を開きます。
7
試聴ボタン
オンにしておくと、ボイスが切り替わ るたびに、選択されたボイスのバルクデータがコンピュータから
MOTIF6/MOTIF7/MOTIF8へ送信されます。MOTIF6/MOTIF7/MOTIF8 のキーボードを弾くことにより、
試聴することができます。
n
試聴を行なうためには、MIDI 出力ポートなどのシステム設定が正しく行なわれている必要があります。詳しくは前述
(P.10 ) をご参照ください。
8
インポート ( 読み込み ) ボタン
[ インポート ] ダイアログを開きます。
[ インポート ] ダイアログ
既存のライブラリーファイルの中から特定のボイスを指定して、現在開かれているライブラリー上にイン
ポートする( 読み込む ) ことができます。
インポートしたいボイスが含まれているライブラリーファイルを開き、このダイアログ上のボイスリスト
に展開します。ボイスリストの中からインポートしたいボイス ( 複数ボイスも可能 ) を選び、ドラッグ &
ドロップ操作でライブラリーウィンドウ上の特定のボイスにインポート ( 上書き) することができます。
n
インポートダイアログは、複数開くことができます。
1
ファイル名............................現在、このダイアログ上に開かれている、インポート元のライブラリーファイル
名が表示されます。
2
ファイルを開く ....................[ ファイルを開く ] ダイアログを開きます。インポートしたいボイスが含まれてい
るライブラリーファイル ( 拡張子 .W2E) を選択し、インポートダイアログ上に表
示させます。
3
Memory(
メモリー )........ボイスリストに表示されるボイスのメモリーバンクを切り替えます。
1
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4
ボイスリスト........................各ボイス(ボイスナンバー/ボイス名)が一行ずつ表示されます。スクロールバーを
使ってリストを下方向にスクロールすることにより、現在リストに表示されてい
ないボイスを表示させることができます。このリスト上で特定のボイス名をク
リックして選んだあと、そのままライブラリーウィンドウのボイス上にドラッグ
& ドロップすることにより、インポートする ( 上書きする ) ことができます ( 複
数のボイスを選択して同時にインポートすることもできます )。またWindows版
では、インポートダイアログ上のボイスをコピー (Ctrl+C) して、ライブラリー
ウィンドウのボイスにペースト (Ctrl+V) することで、インポートすることもでき
ます。
このダイアログ上で、Shiftキーを押しながら、選択したいボイスの初めと終わりをクリックすると、連続した
n
複数のボイスを選択することができます。
ノーマルボイスをドラムボイスやプラグインボイスに、ドラムボイスをノーマルボイスやプラグインボイスにイ
n
ンポートすることはできません。
5
試聴.........................................このボックスをチェックしておくと、ボイスが切り替わるたびに、選択されたボ
イスのバルクデータがコンピュータから MOTIF6/MOTIF7/MOTIF8 へ送信さ
れます。MOTIF6/MOTIF7/MOTIF8 のキーボードを弾くことにより、試聴する
ことができます。
試聴をするためには、MIDI 出力ポートなどの設定が正しく行なわれている必要があります。詳しくは前述
n
(P.10 ) をご参照ください。
6
閉じる.....................................インポートダイアログを閉じます。
エディットウィンドウ
MOTIF6/MOTIF7/MOTIF8 の各パラメーターを視覚的に配置したユニークなインターフェースを持ったウィン
ドウです。MOTIF6/MOTIF7/MOTIF8 の音色やエフェクトに関するさまざまなパラメーターを簡単に設定する
ことができます。エディットウィンドウには、ノーマルボイスをエディットする「ノーマルボイスエディットウィ
ンドウ」と、ドラムボイスをエディットする「ドラムボイスエディットウィンドウ」プラグインボイスをエディッ
トする「プラグインボイスエディットウィンドウ」があります。
エディットウィンドウでの設定は、MIDI を通じてリアルタイムでMOTIF6/MOTIF7/MOTIF8 に送信され
•
ます。
エディットウィンドウでの設定は、ライブラリーファイルにストアすることができます。
•
各パラメーターについての詳細は、MOTIF6/MOTIF7/MOTIF8 の取扱説明書および別冊のデータリストを
•
ご参照ください。
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ボイスエディットウィンドウ
エディター設定ボタン
ライブラリーウインドウボタン
ストアボタン
コンペアボタン
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!
%
1
ツールバー
各機能を実行するためのボタンが置かれています。左から順に、エディター設定 (P.10 )、ライブラリーウィ
ンドウへの切り替え、ライブラリーへのストア( クリックしてストアダイアログを開き、ストア先 を指定した
上でストア実行 )、コンペア機能 (クリックするたびにエディット前と エディット中のサウンドを切り替えが
できる) の 4 種類があります。
2
VOICE(ボイス )
エディット中のボイス名、カテゴリー、カテゴリーアイコン、サブカテゴリーが表示されます。ボイス名をク
リックすることにより、コンピュータのキーボードから、好きなボイス名を設定することができます。
$
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)
9
@
#
ボイスネームは、10 文字以内、半角英数字で指定してください。
n
3
QUICK EDIT( クイックエディット)
クイックエディットの設定をします。
n
ノーマル、ドラム、プラグインで設定できるパラメーターは異なります。ノブの表示されているパラメーターが設定
可能なパラメーターです。
PITCH BEND( ピッチベンド)
4
ピッチベンドコントロールの変化幅を設定します。
PORTAMENTO( ポルタメント ) ユニット
5
ポルタメントに関する設定をします ( ノーマルボイス、プラグインボイスのみ )。
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ARPEGGIO( アルペジオ ) ユニット
6
アルペジオのオン / オフ、タイプバンク、テンポ、ホールドのオン / オフを設定します。DETAIL( ディテー
ル:詳細)をクリックするとArpeggioダイアログを開きます。より細かいエディットができるようになります。
7
CTRL(コントロール )
CtrlSet(コントローラーセット )/ComLFO( コモンLFO) ダイアログを開きます。(ComLFO はノーマルボイ
スのみ)
コントローラーセット / コモン LFO ダイアログ
1
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)
$
CONTROLLER SET( コントローラーセット )
ピッチベンドホイールを始めとする、パネル上の各種コントローラーに、いろいろな機能を割り当てて使
用することができます。たとえば、ノーマルボイスではモジュレーションホイール 1 を使ってレゾナンス
をかけたり、アフタータッチを使ってビブラートをかけたりなど、演奏する音楽のタイプや目的に応じて
自由にコントロール機能を変更することができます。これらのコントローラーの割り当てをコントロー
ラーセットと呼びます。1 つのボイスに対して最大 6 種類のコントローラーセットを設定しておくことが
できます。コントローラーのことをソースと呼び、そのコントローラーでコントロールされる機能のこと
をDESTINATION( デスティネーション ) と呼んでいます。
ソース.................................................FS( フットスイッチ )、FC1( フットコントローラー1)、FC2( フットコン
1
トローラー 2)、BC( ブレスコントローラー )、AT( アフタータッチ )、PB
( ピッチベンドホイール )、MW(モジュレーションホイール )、KN1
( アサイナブルノブ 1)、KN2( アサイナブルノブ 2) の中から選択します。
2
DEPTH( デプス ).............................コントローラの効き具合を設定します。
!%
@#
16
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3
DESTINATION( デスティネーション )
4
エレメントオン / オフ.......................コントローラーセットを特定のエレメントに対して有効にすることがで
現在エディット中のボイスに設定されているデスティネーションが表示
されます。ボックスをクリックするとデスティネーションリストが表示さ
れ、使用したいデスティネーションタイプを選択することができます。
きます (ノーマルボイスのみ )。
コモンLFO( ローフリケンシーオシレーター )( ノーマルボイスのみ)
5
LFO WAVE(LFO ウェーブ ).........LFO の波形を選択します。ここで選んだウェーブを使って変調を行ない、
さまざまな音の揺れ方を作り出すことができます。
6
LFO SPEED(LFO スピード )...... LFO の周波数を設定します。値が大きいほどスピードが上がります。
7
LFO PHASE(LFO フェイズ )...... ノートオン時にリセットされる LFOウェーブの位相を設定します。
8
KEY ON RESET( キーオンリセット ).
9
TEMPO SYNC ...............................LFO の波形の変化の速さを、アルペジオやシーケンサー( ソング/ パター
)
TEMPO SPEED.............................LFO の波形の変化の速さを設定します。ここで設定した値が、上の
!
DEPTH..............................................LFO のかかり具合を設定します。
@
DESTINATION ..............................コントローラーセットと共通です。
#
エレメントオン / オフ.......................コントローラーセットと共通です。
$
コモン LFO グラフ............................コモンLFOのフェードに関する設定をします。1番左の■は鍵盤を弾いて
%
ユーザー LFO..................................... クリックすると、USER LFO ダイアログを開きます。
ノートオン時に LFO ウェーブにリセットがかかります。
ン ) のテンポと同期させるかどうかを設定します。
TEMPO SYNC = ON の時に有効となります。
から LFO の効果が始まるまでの時間 (LFO Delay Time)、左から 2 番目
の■は LFO の効果がフェードインしていく時間 (LFO Fade In Time)、
左から 3 番目の■はLFOの効果をホールドする時間 (LFO Hold Time)、
1番右の■はLFOの効果がフェードアウトしていく時間(LFO Fade Out
Time) の設定です。それぞれの■を左右にドラッグすると、LFO の効果
が変化するまでの時間を設定できます。
ユーザー LFO ダイアログ
最大 16 ステップ ( 段階 ) で、LFO 波形を作成することができます。
1
2
4
3
1
TOTAL STEP( トータルステップ)
2
SLOPE(スロープ)...................... 現在表示されている波形グラフの傾斜を変更/設定します。
現在表示されている波形グラフのステップ数が表示されます。
OFF(傾斜なし)、UP(上昇の傾斜)、DOWN(下降の傾斜)、UP &
DOWN(上昇して下降する傾斜)の中から選ぶことができます。
5
6
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3
TEMPLATE( テンプレート ) ...あらかじめ用意されたテンプレートの中から使用したいものを選びます。
選んだ基本波形が波形グラフ上に表示されます。以下のテンプレートが
用意されてます。
random.........選ぶたびに異なる波形が表示されます。
all0 ................すべてのステップのバリューが 0 になります。
all64 .............すべてのステップのバリューが 64になります。
all127...........すべてのステップのバリューが 127 になります。
saw up..........バリューが 0 から 127 へアップしていくノコギリ波にな
ります。
saw down....バリューが 127から 0 にダウンしていくノコギリ波にな
ります。
even step....偶数ステップのバリューが 127、奇数ステップのバリュー
が 0 の波形になります。
odd step ......奇数ステップのバリューが 127、偶数ステップのバリュー
が 0 の波形になります。
4
波形グラフ.....................................現在設定中の LFO 波形のグラフが表示されます。
5
RESET( リセット ) ....................すべてのバリューが 64 にリセットされます。
6
VALUE( バリュー )..................... それぞれののノブを動かすか、直接数値を入力して 16 ステップのバリュー
をそれぞれ変更 / 設定する事ができます。
CONTROLLER( プラグインボイスのみ )
各コントローラーのピッチ、カットオフ、ピッチモジュレーション、カットオフモジュレーション、アン
プリチュードモジュレーションの効き具合を設定します。
ELEMENT( エレメント ) ユニット
8
エレメントに関する設定をします (P.20 )。
INSERTION EFFECT( インサーションエフェクト ) ユニット
9
インサーションエフェクトに関する設定をします (P.25 )。
)
SYSTEM EFFECT(システムエフェクト )
システムエフェクトに関する設定をします (P.25 )。
鍵盤ボタン
!
クリックまたはドラッグすることで、エディットの結果を聴くことができます。
KEY ASSIGN( モード / アサイン )( ドラムボイス以外 )
@
発音方式 (MONO/POLY) とキーアサインの方式 (SINGLE/MULTI) を設定します。
#
MICRO TUNE( マイクロチューニング)( ノーマルボイスのみ )
ボイスで使用するマイクロチューニング ( 音律 ) を設定します。平均律をはじめ、さまざまな音律が用意され
ています。
アサイナブルノブ
$
アサイナブルノブの値を設定します。
MEQ GAIN CONTROL(MEQ ゲインコントロール )
%
4 Band のEQ GAIN の値を設定します。
18
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ELEMENT(エレメント ) ユニット
EL( エレメント )1 〜 4
1
エレメントダイアログを開きます。
n
ドラムボイスの場合、以下のような画面が表示されます。[Key CO...C6] ボタンをクリックすると、DrumKey
( ドラムキー) ダイアログが開きます (P.23 )。
213 4
n
プラグインボイスの場合、以下のような画面が表示されます。DETAIL ボタンをクリックするとプラグインボイス
ディテールダイアログが開きます。
1
3
VOICE BANK......... プラグインボイスバンクを設定します。
1
2
VOICE NUMBER .. プラグインボイス番号を設定します。
3
LFO.............................LFO のSPEED、PMOD、DELAY を設定します。
NOTE SHIFT.......... NOTE SHIFT を設定します。
4
NATIVE PARAM ボタンをクリックすると対象プラグインボードの NATIVE Parameter ダイアログが開きます。
対象プラグインボードは鍵盤左上で選択します。
2
4
19
Page 20

ON/OFF
2
エレメントのオン / オフを設定します。
3
エレメントレベル
各エレメントの出力レベルを設定します。
4
EF( エフェクト )1/EF( エフェクト )2/THRU( スルー )
各エレメントをインサーションエフェクト 1 に接続するか、インサーションエフェクト 2 に接続するか、接
続しない (THRU) かを選択します。
●エレメント 1 〜4 ダイアログ
5
1
2
3
4
67 8
1
LFO WAVE
LFO の波形を選択します。ここで選んだウェーブを使って変調を行ない、さまざまな音の揺れ方を作り出すこ
とができます。
LFO SPEED
2
LFO の周波数を設定します。値が大きいほどスピードが上がります。
3
KEY SYNC( キーシンク )
Onにするとノートオン時に LFO ウェーブにリセットがかかります。
4
KEY ON DELAY( キーオンディレイ )
鍵盤を弾いてから LFO の効果が始まるまでの時間を設定します。
20
Page 21

LFO PITCH( ピッチモジュレーションデプス )
5
LFO で音程を周期的に変化させます。
6
LFO FILTER( フィルターモジュレーションデプス )
LFO でフィルターのカットオフ周波数を周期的に変化させます。
7
LFO AMPLITUDE( アンプリチュードモジュレーションデプス)
LFO で音量を周期的に変化させます。
DETAIL
8
クリックすると EL Detail( エレメントディテール ) ダイアログを開きます。EL Detail ダイアログでは、エレ
メントに関するパラメーターを、直接数値を入力して設定することができます。ここでの設定値は、エレメン
トダイアログのグラフと連動しています。
エディットの方法
グラフ上でのパラメーターの設定は、表示画面内の四角いマーカー( ■ ) を、表示される矢印の方向にドラッグし
て行ないます。マウスポインタをマーカー ( ■ ) に重ねると、設定中のパラメーターの設定値を表示します。
n
■は重なっている場合があります。詳細は、DETAILボタンをクリックすると開く EL Detail( エレメントディテール ) ダ
イアログで確認することができます。
OSCILLATOR(オシレーター )
ボイスを構成するエレメントの波形の選択、VEL LIMIT( ベロシティリミット )、NOTE LIMIT( ノートリミット )
の設定をします。一方の■はVEL LIMIT LOW と NOTE LIMIT LOW の設定です。■を左右にドラッグすると発
音鍵域の最低音を、上下にドラッグすると、鍵盤を弾いたときに音が出る最低のベロシティを設定できます。もう
一方の■はVEL LIMIT HIGH と NOTE LIMIT HIGH の設定です。■を左右にドラッグすると発音鍵域の最高音
を、上下にドラッグすると鍵盤を弾いたときに音が出る最高のベロシティを設定できます。発音する領域が緑色で
表示されます。
n
グラフ上での NOTE LIMIT の設定値は、ノートナンバーで表示されます。EL Detail ダイアログを開くことにより、ノー
ト名を確認することができます。
21
Page 22

FILTER( フィルター)
フィルターの設定をします。目的に応じて使用したいフィルターのタイプを選択します。
選択したフィルタータイプにより、■に割り当てられるパラメーターは異なります。フィルタータイプに応じて、Gain
n
( フィルターゲイン)、Cutoff Frequency(ローパスフィルターカットオフフリケンシー)、Resonance ( レゾナンス)、
HPF Cutoff Frequency ハイパスフィルターカットオフフリケンシー ) のいずれかが、自動的にアサインされます。
一例として、LPF では、左の■を上下にドラッグすると Gain を設定できます。右の■を左右にドラッグすると、
カットオフ周波数の値が変化して、音の明るさを設定できます。上にドラッグするとカットオフ周波数付近の音量
を持ち上げて倍音を加えますので(Resonance)、アナログシンセの「ビョーン」といった効果が出せます。
n
■にマウスポインタを持っていくと設定値が表示されますので、EL Detailダイアログの FILTER EG シートを選択し、各
設定値と比較することで、パラメーターを確認することができます。
n
EL Detail ダイアログの FILTER EG シートで、設定値を直接入力することもできます。
EQ( イコライザー)
音質を設定します。一例として EQ タイプに EQ L/H を選択した場合、左の■で低音 (Bass)、右の■で高音
(Treble)の設定をします。それぞれの■を左右にドラッグすると、周波数 (Frequency) を設定できます。上下に
ドラッグすると、指定した周波数のゲイン (Gain) を設定できます。
EL Detail ダイアログの OSCILLATORシートで、設定値を直接入力することができます。
n
PITCH EG( ピッチエンベロープジェネレーター )
音の立ち上がりから、減衰までの音程の時間的な変化のしかたを 5 つの Time( タイム:変化の速さ ) と 5 つの
Level( レベル:変化の量 )を用いて設定します。
■を左右にドラッグすることによりタイムを、■を上下にドラッグすることによりレベルを設定できます。1番左
の■は Hold Time/Level( ホールドタイム / レベル )、左から 2 番目の■は Attack Time/Level、左から 3 番
目の■は Decay1Time/Level、左から 4 番目の■は Decay2Time/Sustain Level、1 番右の■は Release
Time/Levelの設定です。
n
EL Detail ダイアログの PITCHシートで、設定値を直接入力することができます。
FILTER EG( フィルターエンベロープジェネレーター )
鍵盤を弾いた瞬間から、離すまでの音色の時間的な変化のしかたを 5 つのTime( タイム:変化の速さ) と 5 つの
Level( レベル:変化の量 )を用いて設定します。
■を左右にドラッグすることによりタイムを、■を上下にドラッグすることによりレベルを設定できます。1番左
の■は Hold Time/Level( ホールドタイム / レベル )、左から 2 番目の■は Attack Time/Level、左から 3 番
目の■は Decay1Time/Level、左から 4 番目の■は Decay2Time/Sustain Level、1 番右の■は Release
Time/Levelの設定です。
n
EL Detail ダイアログの FILTER EG シートで、設定値を直接入力することもできます。
AMPLITUDE EG( アンプリチュードエンベロープジェネレーター)
音の出かた ( 立ち上がりから減衰までの変化のしかた ) を設定します。1番左の■を上下にドラッグすると、ア
タックタイムに対するベロシティの感度 (Init Level) を設定できます。左から 2 番目の■を左右にドラッグする
と、音の立ち上がり (EG Attack Time) を設定できます。左から 3 番目と 4番目の■を左右にドラッグすると、
( 鍵盤を押している間の ) 音の持続のしかた (EG Decay Time1、2) を設定できます。上下にドラッグすると、
EG Decay1 Level/Sustain Level を設定できます。1番右の■を左右にドラッグすると、鍵盤を離したあとの
音の減衰のしかた (EG Release Time) を設定できます。
n
EL Detail ダイアログの AMP EG シートで、設定値を直接入力することができます。
22
Page 23

DrumKey( ドラムキー ) ダイアログ
エレメント/ ボイスを割り当てたいキー ( 音名 ) を選択し、各鍵盤ごとの設定を行ないます。
)
9
8
76
1
2
!@
3
4
5
$
%
^
&
º¡™£ ¢ ∞ § ¶
キー............................................................. エディットの対象となっているノートが表示されます。
1
鍵盤............................................................. 各鍵盤をクリックすると、クリックした鍵盤に割り当てられている
2
ウェーブ / ボイスがエディットの対象として選ばれます。
TYPE( タイプ )........................................PRESETウェーブか USER ウェーブか VOICE かを設定します。
3
WAVE( オシレーターウェーブ ) ...........WAVE/VOICEを切り替えます。WAVEを割り当てた場合は種類を選
4
択します。
VOICE....................................................... WAVE/VOICEを切り替えます。VOICEを割り当てた場合は種類を選
5
択します。
6
COARSE( チューンコース )................. 半音単位で音程を設定します。
7
VELOCITY
( ピッチベロシティセンシティビティ ) . ピッチに対するベロシティの感度を設定します。
8
FINE( チューンファイン ) ...................... チューンコースで設定した音程を微調整します。
9
CUTOFF(LPF カットオフフリケンシー )
)
VELOCITY(LPF カットオフ
ベロシティセンシティビティ )................ LPF のカットオフ周波数に対するベロシティの感度を設定します。
!
RESO(LPF レゾナンス )....................... レゾナンス効果の強さを設定します。
@
HPF( ハイパスフィルター
カットオフフリケンシー ) ....................... HPFのカットオフ周波数を設定します。
#
AMPLITUDE VELOCITY
(AMP ベロシティセンシティビティ )... 音量に対するベロシティの感度を設定します。
$
RECEIVE NOTE( レシーブノートオフ )
.. LPF のカットオフ周波数を設定します。
.. 各ウェーブ/ボイスでMIDIノートオフを受けるか、受けないかを設定
します。
#
*
•
(
23
Page 24

%
KEY ASSIGN( アサイン )....................キーアサインの方式を選択します。
^
ALTERNATE GROUP
( オルタネートグループ ).........................本来ドラムキットの中で同時に発音すると不自然になってしまうも
のを、同時に発音させないようにするための設定です。
&
FILTER .....................................................音の明るさやキャラクターを設定します。グラフの使い方は、エレメ
ントダイアログの各パラメーターと同様です。
DrumKey Detail ダイアログの OSCILLATOR シートで、設定値を直接入力することができます。
n
*
AMPLITUDE EG .................................. 音の出かた(立ち上がりから減衰までの変化のしかた)を設定します。
グラフの使い方は、エレメントエディットウィンドウの各パラメー
ターと同様です。
n
DrumKey Detail ダイアログの PARAMETER シートで、設定値を直接入力することができます。
EQ .............................................................. 音質を設定します。グラフの使い方は、エレメントエディットウィン
(
ドウの各パラメーターと同様です。
n
DrumKey Detail ダイアログの OSCILLATOR シートで、設定値を直接入力することができます。
LEVEL ......................................................各ウェーブ / ボイスの出力レベルを設定します。
º
PAN........................................................... 各ウェーブ / ボイスのパンを設定します。
¡
™
RNDM PAN( ランダムパンデプス ).... 左右の音の定位をランダムに変化させる深さを設定します。
£
ALTER PAN(オルタネートパンデプス )
¢
アウトプットセレクト.............................. ウェーブ / ボイスの出力を設定します。
∞
EF( エフェクト )1/EF( エフェクト )2
/THRU( スルー ) スイッチ.....................各ウェーブ / ボイスをインサーションエフェクト 1 に接続するか、イ
§
REVERB( リバーブセンド ).................. インサーションエフェクト1/2で処理された信号(またはバイパス信
¶
CHORUS( コーラスセンド )................. インサーションエフェクト1/2で処理された信号(またはバイパス信
•
DETAIL( ディテール:詳細 ) ボタン ...DrumKeyディテールダイアログを開きます。より細かい設定をする
n
信号は、右上段の EQ を通過したあと、左下段の LEVEL へ流れます。
n
OSCILLATORに VOICEを選択した場合、7、9 〜14、16 〜 19、22、23 は無効となります。
.. ノートオンのたびに定位を左右交互に変化させる深さを設定します。
ンサーションエフェクト 2 に接続するか、接続しない (THRU) かを
選択します。
号 ) のリバーブエフェクトヘのセンドレベルを設定します。
号 ) のコーラスエフェクトヘのセンドレベルを設定します。
ことができます。
24
Page 25

INSERTION EFFECT( インサーションエフェクト )
● インサーションエフェクト 1 ユニット
1
3
2
CONNECT(コネクト )
1
2つのユニットの接続方法 ( 直列 /並列) を選ぶことができます。
インディケーター
2
点灯している場合、エフェクトが各エレメント ( 上から 1 〜 4) に割り当てられていることを示しています
( ノーマルボイスのみ )。
3
DETAIL(ディテール:詳細 ) ボタン
Insertion EF( インサーションエフェクト ) ダイアログを開きます、より細かい設定ができるようになります。
4
3
4
4
エフェクトタイプ
現在エディット中のボイスに設定されているインサーションエフェクトが表示されます。ボックスをクリック
するとエフェクトタイプリストが表示され、使用したいエフェクトタイプを選択することができます。
● インサーションエフェクト 2 ユニット
インサーションエフェクト 2 に関する設定をします。インサーションエフェクト 2 の機能や操作は、インサー
ションエフェクト 1 と同様です。前述をご参照ください。
SYSTEM EFFECT(システムエフェクト )
リバーブ / コーラスエフェクトのタイプを選択したり、リバーブ / コーラスエフェクトのさまざまなパラメーター
の設定をします。
● リバーブユニット
25
1
SEND( リバーブセンド)
1
インサーションエフェクト 1/2で処理された信号 ( またはバイパス信号) のリバーブエフェクトヘのセンドレ
ベルを設定します。
34
リバーブエフェクトタイプ
2
リバーブエフェクトで使用するリバーブエフェクトタイプを選択します。
25
Page 26

PAN( リバーブパン )
3
リバーブエフェクトで処理された信号の左右のアウトプットヘのパンニングを設定します。
4
RTN( リバーブリターン )
リバーブエフェクトで処理された信号のリターンレベルを設定します。
5
DETAIL(ディテール詳細 )
リバーブダイアログを開きます。より細かい設定をすることができます。
● コーラスユニット
2
1
1
SEND( コーラスセンド)
インサーションエフェクト 1/2で処理された信号 ( またはバイパス信号) のコーラスエフェクトヘのセンドレ
ベルを設定します。
コーラスエフェクトタイプ
2
コーラスエフェクトで使用するコーラスエフェクトタイプを選択します。
6534
3
PAN( コーラスパン )
コーラスエフェクトで処理された信号の左右のアウトプットヘのパンニングを設定します。
4
RTN( コーラスリターン )
コーラスエフェクトで処理された信号のリターンレベルを設定します。
DETAIL(ディテール:詳細 )
5
コーラスダイアログを開きます。より細かい設定をすることができます。
6
コーラス→リバーブ
コーラスエフェクトで処理された信号のリバーブエフェクトヘのセンドレベルを設定します。
26
Page 27

ツールバー
1 2 3 4
エディター設定ボタン
1
[ エディター設定 ] ダイアログを開きます。[ エディター設定 ] ダイアログについては前述 (P.10 ) をご参照く
ださい。
ライブラリーボタン
2
ライブラリーウィンドウを表示します。ライブラリーウィンドウについては前述 (P.15 ) をご参照ください。
3
ストアボタン
[ ストア ] ダイアログを開きます。
ストアダイアログ
エディットしたボイスをライブラリーファイルにストアすることができます。
1. Voice Name のボックスをクリックします。
カーソルが点滅して、文字が入力できる状態になります。
2. コンピュータのキーボードから、ボイスネームを入力します。
n
ボイスネームは、10 文字以内、半角英数字で指定してください。
3. Memory のボックスで、ストア先のメモリーバンクを設定します。
27
Page 28

4. リストの中からストア先のボイスをクリックして選択します。
ライブラリーファイルにストアしたあと、ライブラリーファイルを上書き保存することで、ストア先の
ボイスは失われてしまいます。大切なデータはあらかじめバックアップされることをおすすめします。
5. [Store] をクリックすると、ストアを実行してエディットウィンドウに戻ります。
ボイスストアは、ライブラリーファイルに一時的にストアされるものです。ストアを行なったあとは、
必ずライブラリーファイルを保存してください。また、ストアを行なわずにライブラリーファイルを保
存しても、エディットの内容は保存されませんのでご注意ください。
コンペアボタン
4
オンにするとエディットする前のボイスのバルクデータを送信します。オフにするとエディット中のボイスの
バルクデータを送信します。ボイスエディットの最中に、エディット前の設定とエディット中の設定とを聞き
比べることができます。
ボイスエディターの操作の流れ
さまざまなユニットから構成されるボイスエディターの使い方には、絶対的な操作手順というものはありません。
どのユニットから操作しても構いませんが、つぎのような操作の流れを参考に、目的にあった設定を行なってくだ
さい。ここでの説明は、ボイスエディターを起動すると開くライブラリーウィンドウから始めます。
必要に応じて、エディットの対象となるボイスを含む既存のライブラリーファイルをライブラリーウィンドウ上に読み込
n
んだり、特定のボイスをライブラリーウィンドウ上にインポートすることができます。
1. ライブラリーウィンドウのツールバーにあるエディター設定ボタンをクリックして、エディター設定ダイアロ
グを開きます。ここでボイスエディターでの操作を MOTIF6/MOTIF7/MOTIF8 に対して有効にするために、
出力用ポートやデバイスナンバーを設定します ( 前述のエディター設定ダイアログ参照 )。
Macintosh をお使いの場合、このほかにOMS の設定が必要です。OMS については P.30 をご参照ください。
n
n
Windowsをお使いの場合、MIDI SETUP TOOL BARの設定が必要です。詳しくは、インストールガイドをご参照
ください。
2. ライブラリーファイルを開き、ライブラリーウィンドウのボイスリストの中からエディットしたいボイスをダ
ブルクリックで選択します。選ばれたボイスのエディットウィンドウが開きます。
3. エディットウィンドウにはさまざまなユニットが配置されています。まずはエレメントユニットで、ボイスを
構成するエレメント 1〜 4に関する設定を行ないましょう。エレメントダイアログ 1 〜4 を開き、波形を選
び、フィルターやイコライザーで音色や音質を調節します。エレメントダイアログ 1 〜 4 ではグラフを使っ
て視覚的にエディットすることができます。
n
エレメントダイアログからディテールダイアログを開き、数値設定で細かくエディットすることもできます。エレメ
ントダイアログとディテールダイアログは連動しており、各ダイアログでのエディット結果は、すぐにそれぞれのダ
イアログに反映されるようになっています。両方のダイアログを並べて表示させ、グラフと数値を同時に見ながらエ
ディットすることができます。
n
その他、エレメントユニットでは各エレメントの出力レベルやインサーションエフェクト1/2への接続に関する設定
をすることができます。
4. クイックエディットを使って、ボイス全体の音量 / 音色をコントロールします。
n
ウィンドウ下の鍵盤ボタンをクリックまたはドラッグすることで、エディット中のボイスを聴くことができます。
ツールバーのコンペアボタンを使って、エディット前のボイスと現在エディット中のボイスを聴き比べることもでき
n
ます。
28
Page 29

5. インサーション 1/2 ユニットでインサーションエフェクトのタイプを選び、その他の設定を行ないます。
6. リバーブ / コーラスユニットでシステムエフェクトのタイプを選び、その他の設定を行ないます。
7. 必要に応じて、アルペジオやポルタメントの設定を行ないます。
8. エディットウィンドウのツールバーにあるストアボタンをクリックして、ストアダイアログを開きます。エ
ディットしたボイスを現在開かれているライブラリーファイルにストアします。
ここでのボイスのストアはライブラリーファイルに一時的に保存するものです。つぎの手順でライブラリーファイル
n
そのものを保存しない限り、エディットの内容は完全には保存されませんのでご注意ください。
9. ライブラリーウィンドウに戻り、ツールバーにある保存ボタンをクリックして、ライブラリーファイルを上書
き保存します。これで先ほどエディットしたボイスがライブラリーファイルのストア先のボイスに上書きされ
ます。
保存したライブラリーファイルはいつでもこのライブラリーウィンドウ上に読み込むことができます。また、ライブ
n
ラリーウィンドウ上のボイスはまとめて MOTIF6/MOTIF7/MOTIF8 に送信することができます。
さまざまなライブラリーファイルを作成しておけば、ライブ用、レコーディング用など、目的別にボイスを管理した
n
り、必要に応じてボイスを用意できるので、たいへん便利です。
29
Page 30

OMS の設定 (Macintosh をお使いのお客様へ )
ボイスエディターは、OMS(Open Music System) によりデータの送受信を行ないます。ボイスエディターをお
使いになるには、あらかじめOMS をインストールし、正しくセットアップする必要があります。
OMS のインストールについては、別冊のインストールガイドをご参照ください。
n
OMS について
OMS(Open Music System) とは、MIDI アプリケーションと MIDI ハードウェアやソフトウェアどうしの MIDI
データの送受信を総括的に管理する Macintosh の機能拡張です。現在、数多くのミュージックソフトメーカーが
OMS を採用しており、Macintosh のミュージック環境構築の基本システムとなっています。OMS には次のよ
うな機能があります。
•
OMS対応のアプリケーションは、OMSを介してさまざまなハードウェア(MIDIデバイス)とコミュニケーショ
ンを行ないます。これらのアプリケーションは、従来のように各アプリケーションごとのドライバを必要とし
ません。
OMSにMIDIスタジオの構成(スタジオセットアップ)を記憶させておくだけで、OMS対応のアプリケーション
•
はそのスタジオセットアップの設定を自動的に認識します。スタジオセットアップの設定を変更するだけで各
OMS対応アプリケーションの設定は自動的に更新されます。
OMSを使用することでユーザー独自のスタジオセットアップをより簡単に構成でき、オリジナルスタジオ
•
セットアップとして保存しておくだけで、いつでもすばやく MIDIデバイスとアプリケーションソフトにアク
セスすることができます。
OMSのスタジオセットアップアプリケーションを起動すると、接続されている各 MIDIデバイスが自動的に認
•
識され、画面上にイメージアイコンで表示されます。各デバイスのアイコンは名前、チャンネルと共に系統的
にパッチングされます。一度OMS でセットアップされたデバイスは、チャンネルアサインやポートナンバー
を意識することなく簡単にアクセスすることができます。
OMSはスタンダードMIDIインターフェースおよびマルチポートインターフェースを含め、さまざまなMIDIイ
•
ンターフェースに対応しています。マルチポートインターフェースを使用すると、接続されている MIDI デバ
イスの数に応じて多数の MIDIチャンネルを使用することが可能になります。
n
OMS について、さらに詳しくは OMSに付属のマニュアルおよび README ファイルなどをご参照ください。
OMS のセットアップ
ボイスエディターではMOTIF6/MOTIF7/MOTIF8の標準的なセットアップファイルをあらかじめ用意しており
ますので、お使いのシンセサイザーに合ったファイルをお使いください。以下にセットアップ例を示します。
1. MOTIF6/MOTIF7/MOTIF8 の USB端子と Macintosh の USB ポートを接続します。
2.「OMS アプリケーション」フォルダ内にある OMS Setupアイコンをダブルクリックして起動します。
3.[ファイル]メニューの[開く]で、「OMS Setup for YAMAHA」フォルダ内にある「Motif-USB」を
開きます。
4.[ファイル]メニューの[セットアップを有効にする]を選びます。
これでMOTIF 用のセットアップが、現在のスタジオセットアップとして登録されます。
5.[ファイル]メニューの[終了]で OMS Setup を終了します。
n
ボイスエディターは、OMS の 2.0より古いバージョン (1.X) には対応しておりません。
30
Page 31

OMS ポートの設定
OMSが正しくセットアップされたら、ボイスエディターを起動し、OMS ポートを設定します。
1. ボイスエディターのアプリケーションアイコンをダブルクリックして、ボイスエディターを起動します。
AppleTalk がオンの場合は、ボイスエディターの起動時にアラートが出ます。その場合「オフにする」をクリックし
n
てください。AppleTalk の切り替えには時間がかかります。
2. ボイスエディターの [MIDI] メニューから [OMS ポート設定 ] を選びます。
[OMSポート設定 ] ダイアログが表示されます。
以下は MIDI 機器に MOTIF6/MOTIF7/MOTIF8 を使用し、OMS のセットアップに MOTIF6/MOTIF7/
MOTIF8 用セットアップを使用した場合の例です。
キーボードスルー.......................外部キーボードを音源に接続してモニターする場合、チェックします。
MIDI In .......................................「MOTIF」を選択します。
MIDI Out ...................................「MOTIF」を選択します。
3. [OK] をクリックして、設定を終了します。
31
Page 32

トラブルシューティング
「音が出ない」、「正常に動作しない」などといった場合には、まず MOTIF6/MOTIF7/MOTIF8 との接続を確認
したあと、以下の項目をチェックしてください。
<Windows/Macintosh共通 >
スライダーやノブを操作しても音色 ( 音の聞こえ方 ) が変わらない。
•
エディター設定(OMS ポート設定 ) の出力ポート (MIDI Out) や Device No. が正しく設定されていますか?
(P.10 , 31 )
Bulk データの送信ができない。
エディター設定(OMS ポート設定 ) の出力ポート (MIDI Out) や Device No. が正しく設定されていますか?
•
(P.10 , 31 )
エディター設定のダン プインターバルの設定を短くしすぎていませんか。ダンプインターバルの 設定を
•
「10ms」以上に調節してください。
鍵盤を押すと 2 種類の音が同時に鳴ってしまう。
MOTIF6/MOTIF7/MOTIF8 側の設定で、ローカル (Local) を off にしてください。
•
エディットウインドウ上のキーボードをクリックしても発音しない。
エディター設定の MIDI Ch が正しく設定されていますか? (P.10 )
•
試聴ボタンを押していても音色が切り替わらない。
エディター設定(OMS ポート設定 ) の出力ポート (MIDI Out) や Device No. が正しく設定されていますか?
•
(P.10 , 31 )
ボイスエディターで作成したライブラリーファイルを MOTIF6/MOTIF7/MOTIF8 で直接読み込めない。
ボイスエディターのライブラリーファイルを MOTIF6/MOTIF7/MOTIF8 で、直接読み込む場合は、ファイル
•
名の拡張子を「.W2E」にしてください。また、拡張子「.W3E」のファイルも一緒に、「.W2E」ファイルと
同じ場所にコピーしてください。
<Windows>
Bulk データの受信ができない
エディター設定の Device No.が正しく設定されていますか? (P.10 )
•
エディター設定の出力ポートで選択したいポート名が表示されない。
エディター設定の出力ポートは、MIDI SETUP TOOL BARのMIDIセットアップのMIDI Outで設定されてい
•
るポートの中から選択できます。MIDI SETUP TOOL BAR の MIDI セットアップで MIDI Outの設定を確認
してください。
<Macintosh>
USB ポートが認識できない。
USBドライバが正しくインストールされているかご確認ください。詳細はインストールマニュアルをご参照く
•
ださい。
32
Page 33

モデムポート / プリンターポートが認識できない。
•
MIDIインターフェースの接続、設定をご確認ください。
•
Performa シリーズなど、一部の Macintosh ではモデムポートが使用できず、プリンターポートのみ使用可能
となります。
•
AppleTalk がオンになっていると、プリンターポートは使用できません。Macintosh の機種によっては起動
時に自動的に AppleTalk をオンにするものもありますので注意してください。
•
OMS MIDI セットアップ画面で、「Modem」あるいは「Printer」がチェックされているか、ご確認ください。
MIDI IN/OUTできない。
MOTIF6/MOTIF7/MOTIF8のMIDI IN/OUTの設定が使用しているケーブル (USBかMIDI) に合っているか
•
確認してください。MOTIF6/MOTIF7/MOTIF8 の取扱説明書に従って、正しく設定してください。
OMSポート設定で、出力先が unknown になっていませんか?OMS のポート変更や、セットアップを変更し
•
たあとは、ボイスエディターの OMS ポート設定画面で、OMS の入力 / 出力ポートを選択しなおす必要があ
ります。適切な出力先を選択してください (P.31 )。
頻繁にポートやセットアップを変更すると、OMS がポートをうまく認識できないことがあります。
•
Macintosh を再起動して、OMS を正しく設定したのち、ボイスエディターを起動してください。
Bulk データの受信ができない。
OMSポート設定の MIDI Inは正しく設定されていますか? (P.31 )
•
エディター設定の Device No.は正しく設定されていますか? (P.10 )
•
ライブラリーファイル ( 拡張子.W2E) のアイコンをダブルクリックしてもボイスエディターが起動しない。
ライブラリーファイルのタイプ / クリエータを以下のように変換してから、あらためて操作してください。
•
タイプ:W2E
クリエータ:YMTF
33