Yamaha CLP240, CLP230 User Manual [ja]

CLP-240/230
取扱説明書
JA
安全上のご注意
ご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」をよくお読みください。
ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、お客様や他の方々への危害や財産への損害 を未然に防止するためのものです。必ずお守りください。
お子様がご使用になる場合は、保護者の方が以下の内容をお子様にご徹底くださいますようお願いいたしま す。 お読みになったあとは、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。
■ 記号表示について
この製品や取扱説明書に表示されている記号には、次のような意味があります。
「ご注意ください」という注意喚起を示します。
 〜しない でくださいという「禁止」を示します。 
「必ず実行」してくださいという強制を示します。
■「警告」と「注意」について
以下、誤った取り扱いをすると生じることが想定される内容を、危害や損害の大きさと切迫の程度を明示す るために、「警告」と「注意」に区分して掲載しています。
この表示の欄は、「傷害を 負う可能性または物的損 害が発生する可能性が想 定される」内容です。
警告
この表示の欄は、「死亡す る可能性または重傷を負 う可能性が想定される」 内容です。
注意
■ 本体に表示されている注意マークについて
本体には、次の注意マークが付いています。
注意
感電の恐れあり
キャビネットをあけるな
これは、以下の内容の注意を喚起するものです。
「感電防止のため、パネルやキャビネットを外さないでください。この製品の内部には、お客様が修理/交換
できる部品はありません。点検や修理は、必ずお買い上げの楽器店または巻末のヤマハ電気音響製品サービ ス拠点にご依頼ください。」
2
CLP-240/230 取扱説明書
(1)B-16
1/4
警告
電源 / 電源コード
電源は必ず交流100Vを使用する。
エアコンの電源など交流200Vのものがあります。誤って接 続すると、感電や火災のおそれがあります。
必ず実行
電源プラグにほこりが付着している場合は、ほこりをきれい に拭き取る。
感電やショートのおそれがあります。
必ず実行
電源コード/プラグは、必ず付属のものを使用する。
他の電源コード/ プラグを使用すると、発熱や感電の原因に なります。
必ず実行
電源コードをストーブなどの熱器具に近づけたり、無理に曲 げたり、傷つけたりしない。また、電源コードに重いものを
のせない。
禁止
電源コードが破損し、感電や火災の原因になります。
分解禁止
この製品の内部を開けたり、内部の部品を分解したり改造し たりしない。
感電や火災、けが、または故障の原因になります。
禁止
水に注意
本体の上に花瓶や薬品など液体の入ったものを置かない。 また、浴室や雨天時の屋外など湿気の多いところで使用しな
い。
禁止
禁止
感電や火災、または故障の原因になります。
濡れた手で電源プラグを抜き差ししない。
感電のおそれがあります。
火に注意
本体の上にろうそくなど火気のあるものを置かない。
ろうそくなどが倒れたりして、火災の原因になります。
禁止
異常に気づいたら
電源コード /プラグがいたんだ場合、または、使用中に音が 出なくなったり異常なにおいや煙が出たりした場合は、すぐ
に電源スイッチを切り、電源プラグをコンセントから抜く。
必ず実行
感電や火災、または故障のおそれがあります。至急、お買い 上げの楽 器店または 巻末のヤ マハ電気音 響製品サー ビス拠
点に点検をご依頼ください。
電源 / 電源コード
電源プラグを抜くときは、電源コードを持たずに、必ず電源 プラグを持って引き抜く。
電源コードが破損して、感電や火災の原因になることがあります。
必ず実行
注意
必ず実行
禁止
(1)B-16
2/4
長期間使用しないときや落雷のおそれがあるときは、必ずコ ンセントから電源プラグを抜く。
感電や火災、故障の原因になることがあります。
たこ足配線をしない。
音質が劣化したり、コンセント部が異常発熱して火災の原因 になることがあります。
CLP-240/230 取扱説明書
3
組み立て
手入れ
必ず実行
設置
禁止
禁止
禁止
必ず実行
必ず実行
接続
必ず実行
組み立てる前に、必ず本書の組み立て方の説明をよくお読み ください。
手順どおりに正しく組み立てないと、楽器が破損したりお客 様がけがをしたりする原因になります。
直射日光のあたる場所(日中の車内など)やストーブの近く など極端に温度が高くなるところ、逆に温度が極端に低いと
ころ、また、ほこりや振動の多いところで使用しない。
本体のパネルが変形したり、内部の部品が故障したりする原 因になります。
テレビやラジオ、ステレオ、携帯電話など他の電気製品の近 くで使用しない。
楽器本体ま たはテレビ やラジオな どに雑音が 生じる場合 が あります。
不安定な場所に置かない。
本体が転倒して故障したり、お客様や他の方々がけがをした りする原因になります。
本体を移動するときは、必ず電源コードなどの接続ケーブル をすべて外した上で行なう。
コードをいためたり、お客様や他の方々が転倒したりするお それがあります。
この機器を電源コンセントの近くに設置する。
電源プラグに容易に手の届く位置に設置し、異常を感じた場 合にはすぐに電源スイッチを切り、電源プラグをコンセント
から抜いてください。
他の機器と接続する場合は、すべての機器の電源を切った上 で行なう。また、電源を入れたり切ったりする前に、必ず機
器のボリュームを最小にする。さらに、演奏を始める場合も 必ず両機器のボリュームを最小にし、演奏しながら徐々にボ
リュームを上げていき適切な音量にする。
感電または機器の損傷の原因になることがあります。
( 艶出し仕上げのモデルの場合)本体のほこりや汚れは、柔ら かい布で軽く拭き取る。
強く拭くと、ほこりの粒子で本体の表面に傷がつく場合が
必ず実行
禁止
あります。
本体を手入れするときは、ベンジンやシンナー、洗剤、化学 ぞうきんなどは使用しない。
本体のパネルや鍵盤が変色/ 変質する原因になります。お手 入れには、乾いた柔らかい布、もしくは水を固くしぼった柔
らかい布をご使用ください。
使用時の注意
キー カバー で指 などを はさ まない ように 注意 する。また、 キーカバーや本体のすき間に手や指を入れない。
お客様がけがをするおそれがあります。
禁止
キーカバーやパネル、鍵盤のすき間から金属や紙片などの 異物を入れない。
感電、ショート、火災や故障 の原因になることがあります。
禁止
禁止
禁止
禁止
入った場合は、すぐに電源スイッチを切り、電源プラグをコ ンセントから抜いた上で、お買い上げの楽器店または巻末の
ヤマハ電気音響製品サービス拠点に点検をご依頼ください。
本体上にビニール製品やプラスチック製品、ゴム製品など を置かない。
本体のパネルや鍵盤が変色/変質する原因になります。
( 艶出し仕上げのモデルの場合)本体の表面に金属、陶器、 その他硬い物を当てない。
表面にひびが入ったり、剥がれたりする場合があります。
本体の上にのったり重いものをのせたりしない。また、ボタ ンやスイッチ、入出力端子などに無理な力を加えない。
本体が破損したり、お客様や他の方々がけがをしたりする原 因になります。
4
CLP-240/230 取扱説明書
(1)B-16
大きな音量で長時間ヘッドフォンを使用しない。
聴覚障害の原因になります。
禁止
3/4
イス
禁止
禁止
禁止
禁止
必ず実行
不安定な場所に置かない。
イスが転倒して、お客様や他の方々がけがをする原因になります。
イスで遊んだり、イスを踏み台にしたりしない。
このイスは楽器演奏用です。イスを遊び道具や踏み台にする と、イスが転倒したりこわれたりして、お客様がけがをする
原因になります。
イスには二人以上ですわらない。
イスが転倒したりこわれたりして、お客様がけがをする原因 になります。
イスにすわったままでイスの高さを調節しない。
イスにすわったままイスの高さを調節すると、高低調節機構 に無理な力が加わり、高低調節機構がこわれたりお客様がけ
がをしたりする原因になります。
イスのネジを定期的に締め直す。
イスを長期間使用すると、イスのネジがゆるむことがあります。 ネジがゆるんだ場合は、付属のスパナで締め直してください。
イスの脚で床やたたみを傷つけないよう注意する。
イスの脚で フローリン グの床やた たみを傷つ けることが あ ります。イスの下にマットを敷くなどして、床やたたみを保
必ず実行
禁止
護されることをおすすめします。
イスを手入れするときは、ベンジンやシンナー、洗剤、化学 ぞうきんなどは使用しない。
変色/変質する原因になります。お手入れには、乾いた柔らか い布、または水を固くしぼった柔らかい布をご使用ください。
データの保存
作成したデータの保存とバックアップ
パネル設定など一部のデータは、保存しないで電源を切ると 消えてしま います。保存 しておきた いデータ は内部のメ モ
リーに保存してください(56ページ)。
必ず実行
データが破損したり失われたりした場合の補償はい たしかねますので、 ご了承ください。
● 不適切な使用や改造により故障した場合の保証はいたしかねます。
使用後は、必ず電源スイッチを切りましょう。
* この製品は、JIS C 61000-3-2 に適合しています。
また、保存したデータは故障や誤操作などのために失われる ことがあります。大切なデータはコンピューターに保存して
ください(63ページ)。
音楽を楽しむエチケット
楽しい音楽も時と 場所によっては、大変気に なるものです。隣近所 への配慮を充分にい たしましょう。静かな夜間 には小さな音でもよ
く通り、特に低音は床 や壁などを伝わりやす く、思わぬところで迷 惑をかけてしまうこ とがあります。夜間の演奏 には特に気を配りま
しょう。窓を閉めたり、ヘ ッドフォンをご使用に なるのも一つの方 法です。お互いに心を配り、快い生活環境を守りましょう。
(1)B-16
4/4
CLP-240/230 取扱説明書
5
準 備 編
準備編
このたびは、ヤマハクラビノーバCLP-240/230を
お買い求めいただきまして、誠にありがとうございました。
CLP-240/230の優れた機能を十分に生かして
演奏をお楽しみいただくため、本書をお読みください。
また、お読みになったあとも、いつでもご覧になれるところに
大切に保管してください。
準備編

取扱説明書(本書)について

取扱説明書(本書)は、「準備編」、「本編」、「付録」の3部構成になっています。
準備編
最初にお読みください。 9ページの「目的別目次」、10ページの「各部の名前と機能」では、ご自身に合ったクラビノーバの使い 方と、その説明ページを見つけることができます。
本編
クラビノーバの機能の使い方と操作を詳しく説明しています。 実際にクラビノーバの操作をしながらご覧ください。
付録
音色一覧などの資料を掲載しています。
表記上の決まり
[].....パネル上にあるボタン類を示します。たとえば、マスターボリュームのスライダーは、文章中で
.....操作するときにご注意いただく内容、必ず実行していただきたい内容を説明しています。
.....操作するときにご注意いただく内容、してはいけない事項を説明しています。
*パネルのイラストは、CLP-240を使用します。 *この取扱説明書に掲載されているイラストや画面は、すべて操作説明のためのものです。したがって、実際の仕様と
異なる場合があります。
*本文中では、CLP-240/230を「クラビノーバ」または「CLP」と表記することがあります。
この製品は、ヤマハ(株)が著作権を有する著作物やヤマハ(株)が第三者から使用許諾を受けている著作物を内蔵または同梱していま す。その著作物とは、すべてのコンピュータープログラムや、MIDIデータなどのコンテンツを含みます。ヤマハ(株)の許諾を受ける ことなく、個人的な使用の範囲を越えて上記プログラムやコンテンツを使用することについては、著作権法等に基づき、許されてい ません。
● ヤマハ(株)および第三者から販売もしくは提供されている音楽/サウンドデータは、私的使用のための複製など著作権法上問題にな らない場合を除いて、権利者に無断で複製または転用することは禁じられています。ご使用時には、著作権の専門家にご相談される などのご配慮をお願いします。
● Macintoshは、米国および他の国々で登録されたApple Computer, Inc.の商標です。
● Windowsは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。
● スマートメディアは株式会社東芝の商標です。
● 「MIDI」は社団法人音楽電子事業協会(AMEI)の登録商標です。
● その他、本書に記載されている会社名および商品名等は、各社の登録商標または商標です。
マスターボリューム
[MASTER VOLUME
]スライダーと表記します。
6
CLP-240/230 取扱説明書

付属品(お確かめください)

□ 保証書 □ 取扱説明書(本書) □ ピアノで弾く名曲50選(楽譜集) □ アクセサリー CD-ROM □ アクセサリー CD-ROMインストールガイド □ ヘッドフォン □ 高低自在イス
調律について
クラビノーバでは、調律は必要ありません。
お引っ越しの際は
通常の荷物と一緒にお運びいただけます。組み立てた状態でも、組み立てる前の部品に分解した状態でも問題あり ませんが、本体は立てかけたりせず、必ず水平に置いてお運びください。また、大きな振動、衝撃を与えないでく ださい。組み立てた状態でお運びいただいた場合は、設置の際、各部のネジのゆるみを確認し、ゆるんでいる場合 は締め直してください。
準 備 編
CLP-240/230 取扱説明書
7
目次
準 備 編
準備編
取扱説明書(本書)について................................................. 6
付属品(お確かめください)................................................. 7
目的別目次.......................................................................... 9
各部の名前と機能 ........................................................... 10
ご使用前の準備............................................................... 12
キーカバーについて ........................................................ 12
譜面立てについて............................................................ 12
譜面止めについて(CLP-240) ....................................... 12
電源を入れる.................................................................... 13
音量(ボリューム)を調節する .......................................... 13
ヘッドフォンを使う ........................................................ 14
スピーカーのオン/オフを切り替える ........................... 14
本編
デモ曲を聞く................................................................... 16
ピアノ50曲(プリセットソング)を聞く ....................... 17
ピアノ50曲の片手練習をする....................................... 18
ピアノ50曲の部分練習をする....................................... 19
音色を楽しむ................................................................... 20
音色を選ぶ........................................................................ 20
ペダルを使う.................................................................... 20
音に変化を付ける[VARIATION](CLP-240)/ [BRILLIANCE]/[REVERB]/[EFFECT]/
[DDE](CLP-240) .......................................................... 21
タッチ感を変える[TOUCH] .......................................... 23
キー (調)を変える[TRANSPOSE] ............................... 24
2つの音色を混ぜる(デュアル)....................................... 25
鍵域を左右に分けて別々の2つの音色で弾く[SPLIT]
(CLP-240) ...................................................................... 26
メトロノームを使う(METRONOME).......................... 28
演奏を録音(記録)する.................................................... 29
演奏を簡単に録音する..................................................... 29
録音し直す........................................................................ 30
RIGHT/LEFTパートに録音する ................................... 31
初期値(曲の先頭に記録されたデータ)を変更する ....... 33
曲をUSB記憶装置に保存するなどの
ファイル操作をする(CLP-240) ................................. 34
保存(Save)とエクスポート(Export)について ............ 34
録音した曲を3曲まとめて保存(Save)する ................. 36
録音した曲を1曲ずつSMF形式でエクスポート(Export)
する ................................................................................... 37
USB記憶装置に入っている曲を削除する .................... 38
USB記憶装置をフォーマットする................................ 39
曲を再生する................................................................... 40
ユーザーソング/楽器本体にある外部ソングを再生する
........................................................................................... 41
USB記憶装置に保存されているユーザーファイルを再生
する(CLP-240) .............................................................. 42
USB記憶装置に保存されているSMFソング/外部ソング
を再生する(CLP-240)................................................... 43
再生に関する便利な機能................................................. 44
各種の便利な設定をする[FUNCTION] .......................45
ファンクションでの基本操作 ......................................... 46
各ファンクション項目の説明 ......................................... 48
他の機器と接続する ........................................................58
端子について .................................................................... 58
USB記憶装置を接続する(CLP-240) .......................... 60
コンピューターと接続する............................................. 62
データのバックアップ ....................................................63
困ったときは....................................................................64
付録
音色一覧 ........................................................................... 66
デモ曲一覧........................................................................68
基本設定一覧....................................................................68
メッセージ一覧................................................................70
MIDIデータフォーマット ...............................................71
MIDIインプリメンテーションチャート........................74
CLP-240/230の組み立て方 ......................................75
別売品のご紹介................................................................79
フロッピーディスクの取り扱いについて .....................80
フロッピーディスクドライブ(別売)の取り付け方 ......81
CLP-240/230仕様......................................................82
索引 ...................................................................................83
8
CLP-240/230 取扱説明書

目的別目次

目的に応じた説明ページを見つけるのにご利用ください
聞く
● 音色ごとのデモ曲が聞きたい....................................................................................................「デモ曲を聞く」(16ページ)
●「ピアノで弾く名曲50選」の曲が聞きたい..................................「ピアノ50曲(プリセットソング)を聞く」(17ページ)
● 録音した演奏が聞きたい...........................................「録音した曲や市販のミュージックデータを再生する」(40ページ)
● USB記憶装置に入っている曲が聞きたい ......................................「USB記憶装置を接続する(CLP-240)」(60ページ)
.....................................................................................「録音した曲や市販のミュージックデータを再生する」(40ページ)
弾く
● ペダルを使いたい .......................................................................................................................「ペダルを使う」(20ページ)
● グランドピアノのダンパーペダルを踏んだときのような共鳴効果を再現したい.......「DDE (CLP-240)」(22ページ)
● 一人一人のキーに合った伴奏をしたい ..............................................「キー (調)を変える [TRANSPOSE]」(24ページ)
● 音の強弱の付き方を変えたい..........................................................................「タッチ感を変える [TOUCH]」(23ページ)
● 他の楽器やCDの音楽に合わせて演奏したい ...................................................................「音の高さの微調整」(48ページ)
音を変える
● どんな音に変えられるのか知りたい ................................................................................................「音色一覧」(66ページ)
● 2つの音色を組み合わせたい .................................................................「2つの音色を混ぜて弾く(デュアル)」(25ページ)
● 右手と左手を違う音で弾きたい......「鍵域を左右に分けて別々の2つの音色で弾く[SPLIT] ( CLP-240)」(26ページ)
● 明るく鋭い音や柔らかくまろやかな音にしたい.................................「音に変化を付ける [BRILLIANCE]」(21ページ)
● コンサートホールで弾いているような音にしたい .....................................「音に変化を付ける [REVERB]」(21ページ)
● 広がり感を付けた音や揺れるような音にしたい..........................................「音に変化を付ける [EFFECT]」(22ページ)
● 違った表情の音にしたい...................................................「音に変化を付ける [VARIATION] (CLP-240)」(21ページ)
準 備 編
練習する
● 右手または左手パートの音を消して練習したい........................................「ピアノ50曲の片手練習をする」(18ページ)
● 同じところを繰り返し練習したい ...............................................................「ピアノ50曲の部分練習をする」(19ページ)
● 正確なテンポで練習したい.............................................................................................「メトロノームを使う」(28ページ)
● 自分で録音した曲を使って練習したい ......................................................................「演奏を録音(記録)する」(29ページ)
......................................................................................................................「各パートの再生をオン/オフする」(44ページ)
録音する
● 演奏を録音したい .........................................................................................................「演奏を録音(記録)する」(29ページ)
設定する
● いろいろな機能をもっと細かく設定したい................................「各種の便利な設定をする [FUNCTION]」(45ページ)
他の機器と接続して使う
● MIDIって何?.............................................................................................................................「MIDIについて」(59ページ)
● MIDIの設定をしたい ..........................................................................................................「MIDI機能の諸設定」(53ページ)
● 演奏を録音したい ...............................................................................「端子について」AUX OUT [L][R]端子 (58ページ)
● もっと大きな音を出したい................................................................「端子について」AUX OUT [L][R]端子 (58ページ)
● 他の機器の音をクラビノーバから流したい................................「端子について」AUX IN [L/L+R][R]端子 (59ページ)
● USB記憶装置を接続したい .............................................................「USB記憶装置を接続する(CLP-240)」(60ページ)
● パソコンとつなぎたい ........................................................................................「コンピューターと接続する」(62ページ)
組み立てる
● クラビノーバの組み立て・解体をしたい....................................................「CLP-240/230の組み立て方」(75ページ)
CLP-240/230 取扱説明書
9
USB TO DEVICE
SELECT
備 編

各部の名前と機能

ヤマハクラビノーバCLP-240/230は、ヤマハ独自のサンプリング音源システム「AWMダイナミックステレオサンプ リング(CLP-240)/AWMステレオサンプリング(CLP-230)」による豊かな音色と、鍵域により鍵盤の重さを変えてグ ランドピアノのタッチ感に近付けた「グレードハンマー鍵盤」による自然な弾き心地を備えた電子ピアノです。
グランドピアノ
GRAND PIANO CLP-240のGRAND PIANO 1の音色では、鍵盤を弾く強さに応じて複数の波形をサンプリングしており(ダイナミッ クサンプリング)、さらに、サステインペダルを踏んだときの響板や弦の共鳴音をサンプリングした「サステインサンプ リング」、鍵盤を離したときの微妙な発音をサンプリングした「キーオフサンプリング」を採用し、ぜいたくな音作りを 行なっています。
●パネルのイラストはCLP-240のものです。
1/2の音色は、フルコンサートグランドピアノからサンプリングしました。
2 3
MIN
MASTER VOLUME
(
MAX
DEMOONTRANSPOSE
4
REC
5
+
/
YES
/NO
6
LEFT RIGHT
SYNC START
SONG
GRAND PI ANO 1
CHURCH ORGAN
USB USER
PLAY/PAUS ESTOP
PRESET
SONG SELECT
8 )
7 @
GRAND
E.PIAN
PIAN
O
2
JAZ Z
STRI NGS
O
RGAN
# %$
!
TEMPO / OTHER VALU E
SAVE/EXP. L
O
AD
F
O
RMAT/DEL.
FILE
TEMP
O
FUNCTION#
TEMPO / FUNCTION#
ON/OFF
METRONOME
9
*
-
E.PIAN
O
1
CH
-
O
E.CLAVI
HARPSI
2
O
IR
VOICE
CHORD
GUITAR
C
W BASS
HORD
-
VI BRA
VAR I AT ION
PH
O
NE
OO
D
E.BASS
SPLIT
BRIGHT N
O
RMAL
MELL
BRILLIANCE
ROOM
CHORUS
HALL 1
PHASER
HARD
OLO
TREM
HALL 2 STAGE
O
W
REVERB
^
R
O
EFFECT
MEDIUM
O
S
TOUCH
ON
FT
DDE
-
CLP
240
TAR Y
SP
&
1
OFF
ON
NORMAL
HP. SW
SPEAKER
PHONES
10
CLP-240/230 取扱説明書
¢
(
º
(LEVEL FIXED)
R
AUX OUT
TO DEVICE
L
USB
TO HOST
¡
R
AUX IN
(LEVEL FIXED)
R
AUX OUT
º
CLP-240
L/L+R
OUT
IN
L
THRU
MIDI
£
MIDI
THRU
L/L+R
R
AUX IN
¡
£
IN
OUT
CLP-230
TO HOST
USB
各部の名前と機能
パワー
[POWER
1
2
[MASTER VOLUME
]スイッチ ..............................13ページ
マスターボリューム
]スライダー ........13ページ
音量を調節できます。
デモ
3
[DEMO
]ボタン....................................16ページ
音色ごとのデモ曲を聞くことができます。
トランスポーズ
[TRANSPOSE
4
]ボタン........................24ページ
弾く鍵盤を変えずに、他の楽器や歌う人の声の高さに合 わせて、キー (調)を簡単に変えることができます。
レコード
5
]ボタン........................................29ページ
[REC
ご自身の演奏を録音できます。
[RIGHT
6
ライト
レフト
]、[LEFT
]ボタン ....................44ページ
曲の特定のパートを再生オフにし、再生オフにしたパー トをご自身で練習できます。
7
プレイ/ ポーズ
[PLAY/PAUSE
ストップ
]、[STOP
]ボタン
.................................................. 17、40ページ
楽器本体に入っているピアノ50曲やご自身の演奏を録 音したものなどを再生できます
ソングセレクト
[SONG SELECT
8
]ボタン............ 17、40ページ
再生や録音する曲を選べます。
ファイル
[FILE
9
]ボタン(CLP-240) ........... 34、42ページ
録音した曲をUSB記憶装置に保存するなどのファイル 操作ができます。USB記憶装置のフォーマットもでき ます。
)
テンポ / フ ァンクションナンバー
[TEMPO/FUNCTION#
]ボタン.. 28、46ページ
テンポを調節したり、各種の便利な機能を利用したりで きます。
メトロノーム
[METRONOME
!
]ボタン.......................28ページ
メトロノームの機能を利用できます。
画面 .....................................................13ページ
@
画面に「---」が順番に表示されているとき(データアクセス中)は、 電源を切らないでください。データが壊れるおそれがあります。
#
[−/NO]、[+/YES]ボタン
数値を設定したり曲や項目を選んだりできます。テンポ やトランスポーズなどの値を設定しているときにボタン を2つ同時に押すと、元の値(基本設定値)に戻すことが できます。
$
音色ボタン............................................20ページ
グランドピアノをはじめとした14種類の音色をお楽し
みいただけます。CLP-240には[VARIATION
バリエーション
]ボタン
があります。
スプリット
%
[SPLIT
]ボタン(CLP-240) .................26ページ
鍵盤を左右の領域に分けて、別々の音色で演奏できます。
ブリリアンス
[
BRILLIANCE
^
リバーブ
]、[REVERB
エフェクト
]、[EFFECT
]ボタン
...........................................................21ページ
音の明るさを調節したり(ブリリアンス)、音に残響(リ バーブ)や、効果(エフェクト )をかけたりすることができ ます。
&
タッチ
[TOUCH
]ボタン..................................23ページ
弾く強さに対する音の強弱の付き方(タッチ感)を調節す ることができます。
*
ディーディーイー
[DDE]
ボタン(CLP-240) ..................22ページ
DDE(ダイナミックダンパーエフェクト)をかけることが できます。DDEをオンにすると、ダンパーペダルを踏 んだときに、グランドピアノのダンパーペダルを踏んだ ときのような共鳴効果を得られます。
(
ユーエスビー
USB
トゥー デバイス
[TO DEVICE
]端子(CLP-240)
...........................................................60ページ
USB記憶装置を接続して、録音した曲を保存したり、 記憶装置に入っているデータを楽器本体で再生したりで きます。USB [TO DEVICE]端子は、AとBの2つがあ ります。A端子の右に付いている[SELECT]スイッチで、 使う端子を切り替えます。
エーユーエックス アウト
º
AUX OUT
[L、R](LEVEL FIXED
レベルフィックスト
)端子
...........................................................58ページ
クラビノーバの音を外部オーディオから出したり、カ セットテープレコーダーなどを接続してご自身の演奏を 録音したりできます。
エーユーエックス イン
¡
AUX IN
[L/L+R][R]端子 ..................59ページ
外部機器の音をクラビノーバから出すことができます。
ユーエスビー
USB
トゥー ホスト
[TO HOST
]端子.......................62ページ
コンピューターと接続して、コンピューターとクラビ ノーバの間でMIDIデータをやり取りできます。
£
ミディ
MIDI
アウト
[INイン][OUT
スルー
][THRU
]端子 .............59ページ
MIDI機器を接続して、MIDIを活用できます。
¢
[PHONES
フォーンズ
]端子、[SPEAKER
スピーカー
]スイッチ
...........................................................14ページ
[PHONES]端子にヘッドフォンを接続できます。 [SPEAKER]スイッチで、スピーカーのオン/オフを切 り替えることができます。
ペダル..................................................20ページ
主にピアノ演奏で使います。左ペダルに機能を割り当て て使うこともできます。
準 備 編
CLP-240/230 取扱説明書
11
準 備 編

ご使用前の準備

キーカバーについて

開けるとき
少し持ち上げて、奥へ押し込みます。
閉めるとき
手前に引いて、静かに降ろします。
手や指をはさまないように注意
キーカバーを開閉するときは、両手で静かに行ない、途中で手を離さないでください。 また、ご自分や周りの方、特にお子様などが、キーカバーの縁と本体の間に手や指をはさまないようご注意ください。
キーカバーを開けるとき、キーカバーの上に金属や紙片などを置かないでください。本体の内部に落ちて取り出せなくなり、感電、ショート、 発火や故障などの原因になります。
USB [TO DEVICE]端子Aに別売のUSB記憶装置を接続している場合は、キーカバーを閉める前に外してください。USB記憶装置を接続した ままキーカバーを閉じると、記憶装置がキーカバーに当たって破損するおそれがあります。

譜面立てについて

立てるとき
譜面立てを、止まるまで手前に起こします。
1.
譜面立て裏にある左右2つの金具を下ろします。
2.
金具が固定される位置まで、譜面立てを戻します。
3.
倒すとき
譜面立てを、止まるまで手前に起こします。
1.
譜面立て裏にある左右2つの金具を上げます。
2.
譜面立てに手を添えて、ゆっくり戻します。
3.
譜面立ては、金具が固定されない位置で使用または放置しないでください。 また、譜面立てを倒すときは、途中で手を離さないでください。

譜面止めについて(CLP-240)

譜面立てに置いた楽譜のページを止めることができます。
上げるとき 下げるとき
12
CLP-240/230 取扱説明書

電源を入れる

電源コードを接続する
1.
最初に本体側のプラグを差し込み、次にコンセント側(家庭用AC100V)のプラグを差し込みます。
1-1
(底面)
電源を入れる
2.
本体パネル右の[POWER 本体パネル中央の画面に表示が現れます。また、クラビノーバ前面左の電源ランプが点灯します。
パワー
]スイッチを押すと、電源が入ります。
[POWER]スイッチ
電源ランプ
1-2
ご使用前の準備
準 備 編
画面
通常はテンポが表示されます。
POWER(パワー )=電源
電源ランプについて
クラビノーバのご使用後、電源を切り忘れてキーカバーを閉めてしまった場合、電源ランプの点灯が、電源が入ったままであることを知らせて くれます。
電源を切るときは、もう一度[POWER]スイッチを押します。 画面の表示が消え、クラビノーバ前面左の電源ランプも消灯します。

音量(ボリューム)を調節する

本体パネル左の[MASTER VOLUME ください。
マスターボリューム
]スライダーで調節します。実際に鍵盤を弾いて音を出しながら、音量を調節して
MIN MAX
MASTER VOLUME
小さくなる
MASTER VOLUME (マスターボリューム)=全体の音量
[MASTER VOLUME]スライダーで[PHONES] (フォーンズ)端子の出力レベルやAUX IN端子からの入力音の出力レベルも調節できます。
大きな音量で長時間使用しないでください。聴覚障害の原因になります。
大きくなる
CLP-240/230 取扱説明書
13
ご使用前の準備

ヘッドフォンを使う

準 備 編
ヘッドフォンを[PHONES [PHONES]端子は2つありますので、ヘッドフォン を2本接続して2人で演奏を楽しむこともできます。 1本だけ接続する場合は、どちらの端子をご使用いた だいても構いません。
大きな音量で長時間ヘッドフォンを使用しないでください。 聴覚障害の原因になります。
別売ヘッドフォン
YAMAHAヘッドフォン HPE-160
フォーンズ
]端子に接続して使います。
NORMAL
HP. SW
SPEAKER
PHONES
底面
OFF
ON
ステレオ フォーンプラグ
(標準)
ヘッドフォンハンガー
CLP-240/230には、取り付け式のヘッドフォンハンガーが同梱されています。 ヘッドフォンハンガーを取り付けると、クラビノーバにヘッドフォンを掛ける ことができます。 付属のネジ(4×10mm) 2本で、図のように取り付けてください。
ヘッドフォンハンガーにヘッドフォン以外のものを掛けないでください。 本体またはヘッドフォンハンガーが破損する場合があります。

スピーカーのオン/オフを切り替える

スピーカーのオン/オフを切り替えることができます。
ノーマル
NORMAL
ON ................................... 常にスピーカーが鳴ります。
OFF ................................. スピーカーは鳴りません。
(HP. SW).... ヘッドフォンが接続されていないときだけスピーカーが
鳴ります。
NORMAL
HP. SW
SPEAKER
PHONES
OFF
ON
CLP-240/230 取扱説明書
14
本編
デモ曲を聞く................................................................................................................................ 16
ピアノ50曲(プリセットソング)を聞く ....................................................................................17
音色を楽しむ................................................................................................................................ 20
演奏を録音(記録)する.................................................................................................................. 29
曲をUSB記憶装置に保存するなどの ファイル操作をする(CLP-240)............................... 34
曲を再生する................................................................................................................................ 40
各種の便利な設定をする[FUNCTION] .................................................................................... 45
他の機器と接続する .................................................................................................................... 58
データのバックアップ................................................................................................................. 63
困ったときは................................................................................................................................ 64
CLP-240/230 取扱説明書
15

デモ曲を聞く

CLP-240/230には、音色ごとに1曲ずつデモ曲が入っています。聞いてみましょう。
本 編
1
24
MAX
MIN
MASTER VOLUME
1
電源を入れる
DEMOONTRANSPOSE
(まだ電源を入れていない場合)[POWER
43
LEFT RIGHT
USB
REC
USER
PLAY/PAUSESTOP
PRESET
SYNC START
SONG
SONG SELECT
TEMP
O
FUNCTION#
TEMPO / FUNCTION#
ON/OFF
METRONOME
SAVE/EXP. L F
パワー
O
AD
O
RMAT/DEL.
FILE
]スイッチを押します。
TEMPO / OTHER VALUE
+
/
YES
/NO
→電源が入ります。
音量はデモ曲を再生しながらでも調節できますが、[MASTER VOLUME を中程まで上げておいてください。
2
デモ曲モードに入る
マスターボリューム
[DEMOデモ]ボタンを押します。
音色ボタンのランプが流れるように点滅します。
3
選曲と再生スタート
聞きたいデモ曲の音色ボタンを押します。(音色ボタンを押さずにSONG
プレイ/ ポーズ
[PLAY/PAUSE
]ボタンを押すと、GRAND PIANO
グランドピアノ
デモ曲の再生がスタートします。その後、ストップするまで順番に別の音色のデモ曲 が連続して再生されます。
ソング
1の曲が再生されます。)
GRAND
O
E.PIAN
GRAND
PIAN
O
2
1
PIANO 1
JAZZ
CHURCH
STRINGS
O
RGAN
ORGAN
]スライダー
3
E.PIAN
O
2
CH
O
IR
VOICE
-
-
-
E.CLAVI
HARPSI
VIBRA
VARI AT ION
C
HORD
CHORD
PH
O
NE
W
OO
D
GUITAR
E.BASS
BASS
SPLIT
BRIGHT
O
N MELL
BRILLIANCE
ROOM
CHORUS
HALL 1
PHASER
RMAL
TREM
HALL 2
R
O
W
O
STAGE
REVERB
EFFECT
デモ曲の曲名については、「デモ曲 一覧」(68ページ)をご参照くださ い。
デモ曲の再生データはMIDI ( ミディ ) 送信されません。また、デモ曲モー ド中はMIDI受信を行ないません。
録音モード(47ページ)のとき、 ファイル操作中(34ページ)は
デモ曲モードには入れません。
モードとは
ある機能を実行できる状態を意味 します。ここでは、デモ曲を再生 できる状態のことを「デモ曲モー ド」と呼んでいます。
デモ曲では、テンポの調節や
(
「片手練習」
18ページ)、「部分
練習」(19ページ)はできません。
HARD
OLO
MEDIUM
ON
TARY
SP
O
FT
S
DDE
TOUCH
-
CLP
240
4
再生をストップしてデモ曲モードを抜ける
ソング
[DEMO]ボタンかSONG
ストップ
[STOP
]ボタンを押します。
CLP-240では、[VARIATION (バリエーション)]ボタンを押して から音色ボタンを押すとピアノ音 色説明デモを聞くことができま す。各デモの割り当ては、「ピア ノ音色説明デモ一覧」(68ページ) を参照してください。
16
CLP-240/230 取扱説明書

ピアノ50曲(プリセットソング)を聞く

CLP-240/230には、ピアノ50曲の演奏データが入っています。付属の『ピアノで弾く名曲50選』の楽譜集には、 ピアノ50曲の楽譜が掲載されていますので、ご活用ください。
1
2-23
LEFT RIGHT
REC
MAX
MIN
MASTER VOLUME
ピアノ曲(プリセットソング)モードに入る
1
[SONG SELECT
2
選曲と再生スタート
DEMOONTRANSPOSE
ソングセレクト
]ボタンを押して、「PRESET
2-1 [−/NOノー][+/YES
1〜50.............聞く曲番号を指定して1曲だけ再生するモードです。
オール
ALL
.................ピアノ50曲を順番に、ストップするまで連続再生するモードです。
ランダム
rnd
..................ピアノ50曲を順不同に、ストップするまで連続再生するモードです。
2-2 SONG
ソング
[PLAY/PAUSE
音量の調節
ピアノ曲を聞きながら[MASTER VOLUME
テンポの調節
ピアノ曲ごとに固有のテンポが設定されていますが[ TEMPO/FUNCTION ボタン押してテンポを変更できます。
[▼][▲]ボタンを同時に押すと曲固有のテンポに戻ります。
PLAY/PAUSESTOP
SYNC START
SONG
イエス
]ボタンを押して、聞くピアノ曲を選びます。
プレイ / ポ ーズ
42-1
USB
SAVE/EXP.
O
AD
USER
L
O
RMAT/DEL.
F
PRESET
SONG SELECT
FILE
]ボタンを押すと再生がスタートします。
マスターボリューム
ON/OFF
TEMP
O
METRONOME
FUNCTION#
TEMPO / FUNCTION#
プリセット
」のランプを点灯させます。
]スライダーで音量を調節します。
TEMPO / OTHER VALUE
+
/
YES
/NO
テンポ / ファンクション
GRAND PIANO 1
CHURCH ORGAN
E.PIAN
GRAND
O
E.PIAN
PIAN
O
2
1
JAZZ
STRINGS
O
RGAN
#▼ ▲]を
-
-
O
HARPSI
2
CHORD
GUITAR
CH
O
IR
VOICE
-
E.CLAVI
VIBRA
VARI AT ION
C
HORD
PH
O
NE
W
OO
D
E.BASS
BASS
SPLIT
BRIGHT N
O
MELL
BRILLIANCE
ROOM
CHORUS
HALL 1
PHASER HALL 2 STAGE
REVERB
EFFECT
HARD
OLO
TREM
MEDIUM
ON
O
TARY
SP
O
FT
R
S
DDE
TOUCH
RMAL
O
W
デモ曲モード(16ページ)のと き、録音モード(29ページ)の
とき、曲の再生中(52ページ) ファイル操作中(34ページ)は
ピアノ曲モードには入れません。
ソングとは
CLP-240/230では、演奏デー タを総称して「ソング(SONG)」 と呼んでいます。デモ曲やピアノ 曲も演奏データです。
再生に合わせて、ご自身で鍵盤を 弾くこともできます。音色も変え られます。
手弾き音と再生音用に [BRILLIANCE (ブリリアンス)] (21ページ)、[REVERB (リバー ブ)] (21ページ)を、手弾き音用に [EFFECT (エフェクト)] (22ペー ジ)、[TOUCH (タッチ)] (23ペー ジ)を切り替えることもできます。
-
CLP
240
本 編
操作時、曲固有のテンポに対してのプラスマ イナス の値(-50〜50)で表示されます。(曲 によって 増減幅は異なります。)曲固有のテン ポのときは「―――」と表示されます。
3
再生ストップ
ピアノ曲の再生が終了すると、自動的に再生前の状態に戻ります。再生途中に(または
連続再生中に)ストップする場合は、SONG
ソング
ストップ
[STOP
]ボタンを押します。 続いて他の曲を再生する場合は、操作2に戻ります。 再生途中にSONG [ PLAY/PAUSE]ボタンを押すと、曲が一時停止します。
4
ピアノ曲モードを抜ける
ソングセレクト
[SONG SELECT
]ボタンを押します。
[SONG SELECT]のランプが消灯します。
次に、ピアノ50曲の、右手または左手パートの再生をオフにしてご自分で練習する方法 (片手練習)と、曲中のフレーズを指定して繰り返し練習する方法(部分練習)を説明します。
テンポのリセット(再設定)
新しい曲を選ぶと(または、連続再 生で新しい曲がスタートすると)テ ンポは自動的にその曲の固有のテ ンポにリセットされます。
[REVERB]、[EFFECT]は新しい 曲を選ぶと(または、連続再生で新 しい曲がスタートすると)その曲に 合ったリバーブ/エフェクトの種類 になります。
CLP-240/230 取扱説明書
17
ピアノ50曲(プリセットソング)を聞く

ピアノ50曲の片手練習をする

本 編
ピアノ50曲では、右手パートと左手パートに分かれています。それぞれの再生をオン/オフし、再生をオフにしたパー
ON/OFF
ライト
]に、左手パートが[LEFT
TEMPO / OTHER VALUE
+
/
YES
/NO
トをご自分で練習することができます。右手パートが[RIGHT
1
23
LEFT RIGHT
USB
SAVE/EXP.
TEMP
L
O
F
FILE
AD
O
RMAT/DEL.
O
FUNCTION#
TEMPO / FUNCTION#
METRONOME
MAX
MIN
MASTER VOLUME
1
練習するパートの再生をオフにする
DEMOONTRANSPOSE
REC
USER
PLAY/PAUSESTOP
PRESET
SYNC START
SONG
SONG SELECT
選曲したあと、[RIGHT][LEFT]ボタンのうち再生をオフにしたい方を押します。(選曲 した時点では[RIGHT][LEFT]共ランプが点灯しています。)
押した方のボタンのランプが消灯します。
・それぞれのボタンは、押すごとに再生のオン/オフが切り替わります。
2
再生スタート/演奏
ソング
SONG
プレイ / ポーズ
[PLAY/PAUSE
]ボタンを押して再生をスタートします。再生をオフにした
パートをご自身で演奏してください。
GRAND PIANO 1
CHURCH ORGAN
レフト
]に入っています。
-
-
E.PIAN
O
E.PIAN
STRINGS
HARPSI
O
2
CH
1
GUITAR
CH
O
IR
VOICE
GRAND
O
2
PIAN
JAZZ O
RGAN
-
E.CLAVI
VIBRA
VARI AT ION
C
HORD
O
RD
PH
O
NE
W
OO
D
E.BASS
BASS
SPLIT
BRIGHT N
O
MELL
BRILLIANCE
ROOM
CHORUS
HALL 1
PHASER
RMAL
TREM
HALL 2
O
W
O
TARY
R
STAGE
REVERB
EFFECT
この楽器では、[RIGHT(ライト)]、 [LEFT(レフト)]に対して曲中の適 切なチャンネルが自動的に割り当 てられます。したがって、 [RIGHT]にチャンネル1以外、 [LEFT]にチャンネル2以外が割り 当てられることがあります。
ピアノ50曲をALL (オール)とrnd (ランダム)(17ページ)で再生して いるときは、パートの再生をオフ にすることはできません。
HARD
OLO
MEDIUM
ON
S
SP
O
FT
DDE
TOUCH
CLP
-
240
弾くと同時に再生をスタートする(シンクロスタート)
鍵盤を弾くと同時に再生をスタート(シンクロスタート)することができます。
ソング
SONG
ストップ
[STOP
]ボタンを押したまま[PLAY/PAUSE]ボタンを押すとシンクロスター
ト待機状態になります。 (もう一度同じ操作をすると、シンクロスタートは解除されます。) このあと鍵盤を弾くと、同時に再生もスタートします。
左のペダルで再生/一時停止する
左のペダルで再生/一時停止することができます。 ファンクション(52ページ)で左のペダルの機能を再生/一時停止(パネルのSONG
[PLAY/PAUSE]と同じ機能)に切り替えます。
3
再生ストップ
ピアノ曲の再生が終了すると、自動的に再生前の状態に戻ります。再生途中でストッ プする場合は、SONG [STOP]ボタンを押します。
再生途中でSONG [ PLAY/PAUSE]ボタンを押すと、曲が一時停止します。
再生中の、パートごとの再生 オン/オフ
再生中でも、パートごとの再生オ ン/オフを切り替えることができ ます。
再生をオフにしたパートの音量 調節
再生をオフにしたパートは演奏タ イミングのガイドのために、完全 に音を消すのではなく、少しだけ
音を出しています。この音量加減 の調節や、完全に音を消す設定 が、ファンクション (53ページ) でできます。
シンクロ=同時の、同時に起こる
パート再生のリセット(再設定)
新しい曲を選ぶと自動的に両パー
トとも再生オンにリセットされま す。
18
CLP-240/230 取扱説明書
ピアノ50曲(プリセットソング)を聞く

ピアノ50曲の部分練習をする

曲中のフレーズを指定して繰り返し練習(部分練習)することができます。前ページの「ピアノ50曲の片手練習」も一緒 にお使いいただけます。
MAX
MIN
MASTER VOLUME
フレーズの始まり(A点)と終わり(B点)の指定と練習スタート
1
DEMOONTRANSPOSE
選曲し、再生をスタートします。聞きながら、始まり(A点)に
したいところで[TEMPO/FUNCTION
始まり(A点)が設定され、画面に と表示されます。
LEFT RIGHT
REC
PLAY/PAUSESTOP
SYNC START
SONG
テンポ/ ファンクション
USB USER PRESET
SONG SELECT
12
SAVE/EXP. L
O
AD
F
O
RMAT/DEL.
FILE
ON/OFF
TEMP
O
METRONOME
FUNCTION#
TEMPO / FUNCTION#
#]ボタンを押します。
TEMPO / OTHER VALUE
-
-
E.PIAN
GRAND
GRAND
PIAN
PIANO 1
JAZZ
CHURCH
+
/
YES
/NO
ORGAN
O
O
HARPSI
O
E.PIAN
2
STRINGS
CHORD
1
GUITAR
CH
O
IR
VOICE
O
2
RGAN
-
E.CLAVI
VIBRA
VARI AT ION
C
HORD
PH
O
NE
W
OO
D
E.BASS
BASS
SPLIT
BRIGHT N
O
MELL
BRILLIANCE
ROOM
CHORUS
HALL 1
PHASER HALL 2 STAGE
REVERB
EFFECT
HARD
OLO
TREM
MEDIUM
ON
O
TARY
SP
O
FT
R
S
DDE
TOUCH
-
CLP
RMAL
O
W
ピアノ50曲をALL (オール)とrnd (ランダム)(17ページ)で再生して いるときは、繰り返し練習はでき ません。
240
本 編
続いて、終わり(B点)にしたいところでもう一度[TEMPO/FUNCTION#]ボタンを押し ます。
終わり(B点)が設定され、画面に と表示されます。
同時に、A点に戻って繰り返し再生が自動的にスタートしま す。練習してください。
2
練習ストップ
A点、B点の設定を保ったまま一時練習をストップするときはSONG
押します。(この場合、SONG
ソング
[PLAY/PAUSE
プレイ / ポーズ
ソング
ストップ
[STOP
]ボタンを押すと、再びA点〜B点の繰
り返し再生がスタートします。)
A点、B点の設定を解除するときはもう一度[TEMPO/FUNCTION#]ボタンを押しま す。
曲の先頭から繰り返しを始めた いときは
再生をスタートする前に [TEMPO (テンポ)/FUNCTION (ファンクション) #]ボタンを押し て始まり(A点)を設定します。
曲の終わりをB点に設定したい ときは
A点を設定したあとで曲の終わり まで再生すると、曲の終わりが自 動的にB点に設定されます。
再生の出だしでタイミングをとる ためのタクト音が鳴ります。
]ボタンを
新しい曲を選ぶと
A点、B点は自動的に解除されま す。
CLP-240/230 取扱説明書
19

音色を楽しむ

音色を選ぶ

LEFT RIGHT
REC
MIN
MASTER VOLUME
MAX
DEMOONTRANSPOSE
PLAY/PAUSESTOP
SYNC START
SONG
USB USER PRESET
SONG SELECT
SAVE/EXP.
O
AD
L
O
RMAT/DEL.
F
FILE
TEMP
O
FUNCTION#
TEMPO / FUNCTION#
ON/OFF
METRONOME
TEMPO / OTHER VALUE
音色ボタン
-
-
E.PIAN
GRAND
GRAND
PIAN
PIANO 1
JAZZ
CHURCH
+
/
YES
/NO
ORGAN
O
O
HARPSI
O
E.PIAN
2
STRINGS
CHORD
1
GUITAR
O
IR
CH
VOICE
O
2
RGAN
-
E.CLAVI
VIBRA
VARI AT ION
C
HORD
PH
O
NE
W
OO
D
E.BASS
BASS
SPLIT
BRIGHT N
O
MELL
BRILLIANCE
ROOM
CHORUS HALL 1
PHASER
HARD
TREM
RMAL
OLO
HALL 2
MEDIUM
STAGE
O
W
REVERB
EFFECT
ON
O
TARY
SP
O
FT
R
S
DDE
TOUCH
-
CLP
240
本 編
使いたい音色ボタンを押します。 ランプが点灯します。
マスターボリューム
[MASTER VOLUME
]スライダーで音量を調節しながら演奏してください。

ペダルを使う

ペダルには、右のペダル(ダンパーペダル)とまん中のペダ ル(ソステヌートペダル)、左のペダル(ソフトペダル)があり ます。これらはピアノ演奏で使われます。
右のペダル(ダンパーペダル)
このペダルを踏んでいる間、弾いた音を、鍵盤から指を離し ても長く響かせることができます。
ペダルを踏み込むほど音が長く伸びます(ハーフペダル対応)。
CLP-240では[GRAND PIANO ルを踏むと、ダンパーペダルを踏んだときの響板や弦の共鳴 効果(サステインサンプリング)が加わります。
グランドピアノ
1]の音色で、ダンパーペダ
ここでダンパーペダルを踏むと、 このとき押さえていた鍵盤とその あと弾いた音すべてが長く響く
音色の特徴をつかむには
音色ごとのデモ曲を聞いてみてく ださい。(16ページ)
「音色一覧」(66ページ)もご参照
ください。
音色ボタンの下に印刷されている 「VOICE (ボイス)」は、「声」や 「音」などの意味があります。
タッチにより音の強弱を付けるこ
とができますが、音色によっては
音の強弱が付かないものがありま
す。「音色一覧」(66ページ)をご
参照ください。
ダンパーペダルが効かない
ペダルコードのプラグが[PEDAL
(ペダル)]端子に差し込まれていな
いと思われます。確実に差し込ん
でください。(77ページ)
DDE (ダイナミックダンパーエ
フェクト)がオンになっていると、
ダンパーペダルを踏んだときに、
グランドピアノのダンパーペダル
を踏んだときのような共鳴効果を
得られます。
ファンクションでダンパーペダル
の共鳴効果の深さを調節できま
す。(52ページ)
まん中のペダル(ソステヌートペダル)
このペダルを踏んだときに押さえていた鍵盤の音だけを、 鍵盤から指を離しても長く響かせることができます。ペダ ルを踏んだあとに弾いた音には効果はかかりません。
左のペダル(ソフトペダル)
このペダルを踏んでいる間、ペダルを踏んだあとに弾いた 音量をわずかに下げ、音の響きを柔らかくすることができ ます。(ペダルを踏んだときに押さえていた鍵盤の音には効 果はかかりませんので、効果をかけたい音を弾く直前に踏 みます。)
20
CLP-240/230 取扱説明書
ここでソステヌートペダルを踏む と、このとき押さえていた鍵盤の 音だけが長く響く
オルガンやストリングス、クワ
イアの音色では
ソステヌートペダルを踏むと、音
が減衰せず、踏んでいる間鳴り続
けます。
左のペダルの機能切り替え
ファンクション(52ページ)で左の
ペダルをパネルのSONG [PLAY/
PAUSE (プレイ/ポーズ)]や
[VARIATION (バリエーション)]
(CLP-240)と同じ機能に切り替
えることができます。
音色を楽しむ
バリエーション
音に変化を付ける[VARIATION
リバーブ
[REVERB
MAX
MIN
MASTER VOLUME
バリエーション
[VARIATION
DEMOONTRANSPOSE
]/[EFFECT
](CLP-240)
エフェクト
LEFT RIGHT
REC
PLAY/PAUSESTOP
SYNC START
SONG
]/[ DDE
USB
SAVE/EXP.
O
AD
USER
L
O
RMAT/DEL.
F
PRESET
SONG SELECT
FILE
ディーディーイー
TEMP
O
FUNCTION#
TEMPO / FUNCTION#
](CLP-240)/[BRILLIANCE
](CLP-240)
[−/NO][+/YES]ボタン [VARIATION]ボタン
E.PIAN
GRAND
E.PIAN
ON/OFF
METRONOME
TEMPO / OTHER VALUE
GRAND PIANO 1
CHURCH
+
/
YES
/NO
ORGAN
O
O
2
PIAN
1
JAZZ
STRINGS
O
RGAN
CH
違った表情の音にします。音色ごとのバリエーションの特徴については、「音色一覧」 (66ページ)をご参照ください。
操作
[VARIATION]ボタンまたは選ばれている音色ボタンを押すごとにオン/オフが切り替 わります。ランプが点灯したときがオンです。
ブリリアンス
[REVERB]ボタン
-
-
O
HARPSI
2
CH
GUITAR
O
IR
VOICE
-
E.CLAVI
VIBRA
VARI AT ION
C
HORD
O
RD
PH
O
NE
BRIGHT N
O
W
OO
D
E.BASS
BASS
RMAL
SPLIT
O
W
MELL
BRILLIANCE
[BRILLIANCE]ボタン
基本設定
オフ
基本設定とは
本書では、初めて電源を入れたと きの設定のことを「基本設定」と 呼んでいます。
ペダルでバリエーションのオン/オ フを切り替えるように設定するこ ともできます。(52ページ)
]/
ROOM
CHORUS
HALL 1
PHASER
HARD
OLO
TREM
HALL 2
MEDIUM
ON
O
TARY
SP
O
FT
R
STAGE
S
EFFECT
TOUCH
DDE
CLP
REVERB
[EFFECT]ボタン
-
240
本 編
ブリリアンス
[BRILLIANCE
音質を調節します。BRIGHT ど柔らかくまろやかな音になります。
]
ブライト
にするほど明るく鋭い音になり、MELLOW
ブリリアンスの設定は、楽器全体にかかります。
メロ ー
にするほ
操作
[BRILLIANCE]ボタンを押すごとに音質が切り替わります。 選ばれている種類のランプが点灯します。ブリリアンスは、5種類の音質が選べます。
2つのランプが点灯している場合は、2つの音質の中間の設定になっています。たとえ
ノーマル
ば、NORMAL 中間の音質が選ばれていることになります。
リバーブ
[REVERB
]
音に残響を付けます。種類により、その場所で演奏しているような臨場感を味わえま す。その深さ(かかり具合)を変えることもできます。
オフ ........................................リバーブはかかりません。
ルーム
ROOM
HALL
HALL
STAGE
...................................部屋の中にいるような響きになります。
ホール
1 ..................................小さいコンサートホールにいるような響きになります。
ホール
2 ..................................大きいコンサートホールにいるような響きになります。
ステージ
..................................ステージにいるような響きになります。
メロー
とMELLOW
のランプが両方点灯していたら、NORMALとMELLOWの
基本設定
NORMAL (ノーマル)
[BRIGHT (ブライト)]にすると、 音量が少し大きくなりますので、 [MASTER VOLUME (マスターボ リューム)]が上がっていると、音が ひずむことがあります。この場合、 [MASTER VOLUME]を少し下げ てご使用ください。
基本設定
音色ごとにリバーブの種類(オフも 含む)が設定されています。
リバーブの種類は[REVERB ( リ バーブ)]ボタンを押して離したと きに切り替わります。[REVERB] ボタンを押したまま深さを変更し たときは、[REVERB]ボタンを離 しても種類は切り替わりません。
操作
[REVERB]ボタンを押すごとに種類が切り替わります。 選ばれている種類のランプが点灯します。オフの場合はどのランプも点灯しません。
CLP-240/230 取扱説明書
21
音色を楽しむ
本 編
深さ(かかり具合)を変える
[REVERB]ボタンを押している間は画面にリバーブの深さの値が表示されます。 [REVERB]ボタンを押したまま[−/NO]または[+/YES]ボタンを押すと、深さの値(0
〜20)が変わります。
エフェクト
[EFFECT
]
音に効果を付け加えます。 その深さ(かかり具合)を変えることもできます。
オフ ........................................エフェクトはかかりません。
コーラス
CHORUS
フェーザー
PHASER
TREMOLO
ロータリースピーカー
ROTARY SP
..............................広がり感を付けます。
...............................うねりを持たせます。
トレモロ
............................音量を揺らします。
.......................ロータリースピーカー (回転スピーカー )を使っているよう
なビブラート感が得られる効果です。
操作
[EFFECT]ボタンを押すごとに種類が切り替わります。 選ばれている種類のランプが点灯します。オフの場合はどのランプも点灯しません。
深さ(かかり具合)を変える
[EFFECT]ボタンを押している間は画面にエフェクトの深さの値が表示されます。 [EFFECT]ボタンを押したまま[−/NO]または[+/YES]ボタンを押すと、深さの値(0
〜20)が変わります。
ディーディーイー
[ DDE
](Dynamic Damper Effect
ダイナミック ダンパー エフェクト
) (CLP-240)
CLP-240のダンパーペダルを踏んだときに、グランドピアノのダンパーペダルを踏ん だときのような共鳴効果を得られます。 DDEの設定は、楽器全体にかかります。
操作
[DDE]ボタンを押すごとにオン/オフが切り替わります。 ランプが点灯したときがオンです。
深さ0 :効果なし〜 深さ20 :深さ最大
基本設定
音色ごとに標準の深さが設定され ています。
基本設定
音色ごとにエフェクトの種類(オフ も含む)が設定されています。
エフェクトの種類は[EFFECT (エ
フェクト)]ボタンを押して離したと
きに切り替わります。[EFFECT]
ボタンを押したまま深さを変更し
たときは、[EFFECT]ボタンを離
しても種類は切り替わりません。
深さ0 :効果なし〜
深さ20 :深さ最大
基本設定
音色ごとに標準の深さが設定され
ています。
基本設定
オン
深さ 0: 効果なし〜
深さ20: 深さ最大
深さ(かかり具合)を変える
[DDE]ボタンを押している間は画面にDDEの深さの値が表示されます。 [DDE]ボタンをを押したまま[−/NO]または[+/YES]ボタンを押すと、深さの値(0〜
20)が変わります。
22
CLP-240/230 取扱説明書
音色を楽しむ
タッチ
タッチ感を変える[TOUCH
]
弾く強さに対する音の強弱の付き方(タッチ感)を4種類から選びます。使う音色や演奏する曲、好みによって使い分けて ください。
ハード
HARD
....................... 強いタッチで弾かないと大きい音が出にくい設定です。ピアニッ
シモからフォルティッシモまで表現豊かな演奏ができます。
ミディアム
MEDIUM
.................. 標準的なタッチです。
ソフト
SOFT
........................ 軽いタッチで大きい音を出すことができます。比較的音のつぶが
そろいやすいタッチです。
フィックスト
FIXED
....................... タッチによる音の強弱は付かず、一定の音量が出ます。その場合
の音量を任意に設定することもできます。
鍵盤の重さ自体は変わりません。
HARD=「強い」
MEDIUM=「中間の、中位の」
SOFT=「やさしい、楽な」
FIXED=「固定された」
基本設定
MEDIUM
タッチの種類は全音色に共通の設
定となります。ただし、音色に
よっては、ここでの設定にかかわ
らず、タッチによる音の強弱がつ
かないものもあります。「音色一
覧」(66ページ)をご参照ください。
本 編
[−/NO][+/YES]ボタン [TOUCH]ボタン
GRAND
GRAND
PIAN
O
2
PIANO 1
JAZZ
CHURCH
+
/
YES
/NO
ORGAN
O
RGAN
MIN
MASTER VOLUME
MAX
DEMOONTRANSPOSE
LEFT RIGHT
USB
SAVE/EXP.
O
AD
USER
REC
PLAY/PAUSESTOP
SYNC START
SONG
PRESET
SONG SELECT
L F
FILE
O
RMAT/DEL.
TEMP
O
FUNCTION#
TEMPO / FUNCTION#
ON/OFF
METRONOME
TEMPO / OTHER VALUE
操作
[TOUCH]ボタンを押すごとに種類が切り替わります。 選ばれている種類のランプが点灯します。FIXEDのときは、どのランプも点灯しませ
ん。
FIXEDの場合の音量を変える
FIXEDを選んでいるとき(どのランプも点灯していないとき)、 [TOUCH]ボタンを押している間は画面に音量を示す値が表 示されます。
[TOUCH]ボタンを押したまま[−/NO]または[+/YES]ボタ ンを押すと、音量を示す値(1〜127、基本設定=64)が変わ ります。
音量
E.PIAN
STRINGS
-
-
E.PIAN
O
HARPSI
O
2
CHORD
1
GUITAR
CH
O
IR
VOICE
-
E.CLAVI
VIBRA
VARI AT ION
C
HORD
PH
O
NE
W
OO
D
E.BASS
BASS
SPLIT
BRIGHT N
O
MELL
BRILLIANCE
ROOM
CHORUS
HALL 1
PHASER HALL 2 STAGE
REVERB
EFFECT
HARD
OLO
TREM
MEDIUM
ON
S
O
TARY
SP
O
FT
R
DDE
TOUCH
-
CLP
240
RMAL
O
W
1 :最小音量 〜 127 : 最大音量
FIXEDの場合の音量も全音色に共 通の設定となります。
タッチの種類は[TOUCH]ボタン を押して離したときに切り替わり ます。[TOUCH]ボタンを押した ままFIXEDの場合の音量を変更し たときは、[TOUCH]ボタンを離 しても種類は切り替わりません (FIXEDのままとなります)。
CLP-240/230 取扱説明書
23
音色を楽しむ
トランスポーズ
キー (調)を変える[TRANSPOSE
]
弾く鍵盤を変えずに、ほかの楽器や歌う人の声の高さにキー (調)を合わせたり、演奏する曲を移調したりすることがで きます。半音単位でトランスポーズ量を設定できます。 たとえばトランスポーズ量を「5」に設定すると、「ド」の鍵盤を弾いたときに「ファ」の音が出ることになり、「ハ長 調」の弾きかたで「ヘ長調」の演奏になります。
[−/NO][+/YES]ボタン[TRANSPOSE]ボタン
本 編
GRAND
E.PIAN
GRAND
PIAN
O
2
1
PIANO 1
JAZZ
CHURCH
+
/
YES
/NO
ORGAN
STRINGS
O
RGAN
MIN
MASTER VOLUME
MAX
DEMOONTRANSPOSE
LEFT RIGHT
USB
SAVE/EXP.
USER
L
O
REC
PLAY/PAUSESTOP
SYNC START
SONG
PRESET
SONG SELECT
F
FILE
AD
O
RMAT/DEL.
TEMP
O
FUNCTION#
TEMPO / FUNCTION#
ON/OFF
METRONOME
TEMPO / OTHER VALUE
操作
[TRANSPOSE]ボタンを押している間は画面にトランスポー ズ量の半音単位の値が表示されます。
[TRANSPOSE]ボタンを押したまま[−/NO]または[+/ YES]を押すと、トランスポーズ量の半音単位の値(−12〜0 〜12、基本設定=0)が変わります。
[TRANSPOSE]ボタンのランプは、[TRANSPOSE]ボタンを押している間点灯しま すが、トランスポーズ量を0 (ゼロ) 以外に設定したときは、操作後も引き続き、点灯し 続けます。
0以外に設定したあとは、[TRANSPOSE]ボタンを押すごとに、トランスポーズのオ ン/オフを切り替えることができます。
トランスポーズ量
-
-
O
E.PIAN
HARPSI
O
2
CHORD
GUITAR
CH
O
IR
VOICE
-
E.CLAVI
VIBRA
VARI AT ION
C
HORD
PH
O
NE
W
OO
D
E.BASS
BASS
SPLIT
BRIGHT N
O
MELL
BRILLIANCE
ROOM
CHORUS HALL 1
PHASER HALL 2 STAGE
REVERB
EFFECT
HARD
OLO
TREM
MEDIUM
ON
S
O
TARY
SP
O
FT
R
DDE
TOUCH
-
CLP
240
RMAL
O
W
TRANSPOSE:移調する
移調:曲全体の音の高さを上げた り下げたりしてキー (調)を変える こと。
トランスポーズ量
−12: −12半音(−1オクターブ) 0: 標準の音の高さ 12: 12半音(+1オクターブ)
24
CLP-240/230 取扱説明書
音色を楽しむ

2つの音色を混ぜる(デュアル)

2種類の音色を混ぜて使うことができます。2つの音色でメロディをデュエットさせたり、同系統の音色を混ぜて厚みの ある音を作り出したりすることができます。
LEFT RIGHT
USB
MAX
MIN
MASTER VOLUME
デュアルモードに入る
1
DEMOONTRANSPOSE
REC
USER
PLAY/PAUSESTOP
PRESET
SYNC START
SONG
SONG SELECT
2つの音色ボタンを同時に押します。(または1つの音色ボタンを押したままもう1つの 音色ボタンを押します。)
2つの音色ボタンのランプが点灯します。
SAVE/EXP.
O
AD
L F
O
RMAT/DEL.
FILE
TEMP
O
FUNCTION#
TEMPO / FUNCTION#
ON/OFF
METRONOME
TEMPO / OTHER VALUE
1
2
-
-
GRAND
GRAND
PIAN
O
2
PIANO 1
JAZZ
CHURCH
+
/
YES
/NO
ORGAN
O
RGAN
E.PIAN
STRINGS
HARPSI
O
2
CHORD
1
GUITAR
CH
O
IR
VOICE
O
E.PIAN
-
E.CLAVI
VIBRA
VARI AT ION
C
HORD
PH
O
NE
W
OO
D
E.BASS
BASS
SPLIT
BRIGHT N
O
MELL
BRILLIANCE
ROOM
CHORUS HALL 1
PHASER HALL 2 STAGE
REVERB
EFFECT
HARD
OLO
TREM
MEDIUM
ON
R
O
TARY
SP
O
FT
S
DDE
TOUCH
-
CLP
240
RMAL
O
W
デュアル=2つ
デュアルとスプリット (CLP-240)
デュアルとスプリット(26ページ) を同時に使うことはできません。
本 編
※ 右記の優先順位で2つの音色のうち番号の
若い方の音色が第1音色になります(もう一 方は第2音色)。
優先順位
12
GRAND PI ANO 1
CHURCH ORGAN
34567
GRAND
E.PIAN
PIAN
O
2
1
JAZ Z
STRI NGS
O
RGAN
891011
E.PIAN
O
CH
-
O
HARPSI
2
CHORD
GUITAR
O
IR
VOICE
12 13 14
デュアルでの音量バランスやオクターブ設定をはじめとした、いろいろな設定が
「ファンクションF3」(50ページ )でできます。(特に設定しなくても基本の設定が音色
ごとに自動的に選ばれます。)
デュアルモードを抜ける
2
新たに1つの音色ボタンを押すとデュアルモードを抜け、通常の演奏状態に戻ります。
E.CLAVI C
HORD
WOOD BASS
デュアルのときの [VARIATION(バリエーショ
ン)](CLP-240)
-
-
VI BRA PH
E.BASS
O
両方または片方の音色の
NE
[VARIATION]がオンになってい るときにランプが点灯します。両 音色ともオフの場合には消灯しま す。 その後[VARIATION]ボタンを押 すごとに両音色ともオン、両音色 ともオフを切り替えることができ ます。片方だけオン/オフを切り 替えたい場合は、他方の音色ボタ ンを押したまま、バリエーション のオン/オフの切り替えたい音色 ボタンを押します。
デュアルのときの[REVERB (リバーブ)]
第1音色のリバーブの種類が、優 先されます。(オフの場合は第2音 色のものになります。)
デュアルのときの[EFFECT (エフェクト)]
状況に応じて1つのエフェクトの 種類が優先されます。 深さは、音色の組み合わせごとに 基本設定を持っていますが、
「ファンクションF3」(50ページ)
で音色ごとに任意に設定すること もできます。
CLP-240/230 取扱説明書
25
音色を楽しむ
鍵域を左右に分けて別々の2つの音色で弾く
スプリット
[SPLIT
](CLP-240)
本 編
鍵盤全体を左右の領域に分け、別々の音色で演奏することができます。左の領域で「WOOD BASS
ウッドベース
などの音色でベースパートを、右の領域でメロディパートを演奏したりすることができます。
音色ボタン
O
E.PIAN
GRAND
O
E.PIAN
GRAND PIANO 1
CHURCH
+
/
YES
/NO
ORGAN
2
O
2
PIAN
1
JAZZ
STRINGS
O
RGAN
CH
O
IR
VOICE
MAX
MIN
MASTER VOLUME
1
スプリットモードに入る
DEMOONTRANSPOSE
LEFT RIGHT
USB
SAVE/EXP.
USER
L
O
REC
PLAY/PAUSESTOP
SYNC START
SONG
PRESET
SONG SELECT
F
FILE
AD
O
RMAT/DEL.
TEMP
O
FUNCTION#
TEMPO / FUNCTION#
ON/OFF
METRONOME
TEMPO / OTHER VALUE
[SPLIT]ボタンを押します。 ランプが点灯します。
[SPLIT]ボタン
-
-
HARPSI CH
GUITAR
-
E.CLAVI
VIBRA
VARI AT ION
C
HORD
O
RD
PH
O
NE
W
OO
D
E.BASS
BASS
SPLIT
スプリットとデュアル
スプリットとデュアル(25ページ) を同時に使うことはできません。
この時点で、左側音色に基本設定の音色[WOOD BASS]が選ばれます。
スプリットでの音量バランスやオクターブ設定をはじめとした、いろいろな設定が
「ファンクションF4」(51ページ )でできます。(特に設定しなくても基本の設定が音色
ごとに自動的に選ばれます。)
スプリットポイント(2音色の境め)を決める
2
スプリットポイントの鍵盤は左側 に含まれます。
エレクトリックベース
」や「 E.BASS
ROOM
CHORUS HALL 1
BRIGHT
PHASER HALL 2 STAGE
REVERB
EFFECT
HARD
OLO
TREM
MEDIUM
O
TARY
SP
O
FT
R
S
TOUCH
N
O
MELL
BRILLIANCE
RMAL
O
W
ON
DDE
-
CLP
240
スプリットポイントの基本設定は「F♯2」です。変える必要がない場合はこの操作 は必要ありません。
[SPLIT]ボタンを押している間は画面にスプリットポイントの鍵盤名が表示されます。 [SPLIT]ボタンを押したまま、スプリットポイントにしたい鍵盤を押します。
スプリットポイントの鍵盤名の表示の例
2)
(F
シャープのとき
上に「−」
(G2) (A♭2)
フラットのとき
下に「−」
スプリットポイントは「ファンク ションF4」(51ページ)でも設定 できます。
26
CLP-240/230 取扱説明書
3
右側の音色を決める
演奏したい音色ボタンを押します。
4
左側の音色を決める
スプリット
[SPLIT
]ボタンを押したまま、演奏したい音色ボタンを押します。([SPLIT]ボタンを
押している間は左側の音色ボタンのランプが点灯します。)
[SPLIT]ボタンを押したまま、[VARIATION 押すと、バリエーションのオン/オフが切り替わります。
5
スプリットモードを抜ける
[SPLIT]ボタンを押します。 ランプが消灯します。
バリエーション
]ボタンまたは選ばれている音色ボタンを
音色を楽しむ
スプリットのときの [VARIATION]
音色ごとに[VARIATION]のオン/ オフが設定できます。 通常の状態では、パネルの音色ボ タンは右側の音色の状態を示しま す。(右側の音色に選ばれている音 色ボタンのランプが点灯し、 [VARIATION]がオンのとき、そ のランプが点灯します。) [SPLIT]ボタンを押している間は、 パネルの音色ボタンは左側の音色 の状態を示します。(左側の音色に 選ばれている音色ボタンのランプ が点灯し、[VARIATION]がオン のとき、そのランプが点灯しま す。)
スプリットのときの [REVERB(リバーブ)]
右側の音色のリバーブの種類が、 優先されます。(オフの場合は左側 の音色のものになります。)深さの 調節([REVERB]ボタンを押した まま[−/NO][+/YES]ボタンを押 す)は、右側の音色にだけ影響しま す。
本 編
スプリットのときの [EFFECT(エフェクト)]
状況に応じて1つのエフェクトの 種類が優先されます。 深さは、音色の組み合わせごとに 基本設定を持っていますが、
「ファンクションF4」(51ページ)
で音色ごとに任意に設定すること もできます。 パネルでの深さの調節([EFFECT] ボタンを押したまま[−/NO][+/ YES]ボタンを押す)は、右側の音 色にだけ影響します。
CLP-240/230 取扱説明書
27
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