Sony CCD-TRV11 User Manual [ja]

はじめに
ページ〜
2
ビデオカメラ レコーダー
取扱説明書
お買い上げいただきありがとうございます。
警告
この取扱説明書には、事故を防ぐための重要な注意事 項と製品の取り扱いかたを示しています。この取扱説 明書と別冊の「安全のために」をよくお読みのうえ、製 品を安全にお使いください。お読みになったあとは、 いつでも見られるところに必ず保管してください。
電気製品は安全のための注意事項を守ら ないと、火災や人身事故になることがあ ります。
撮る
ページ〜
12
見る
ページ〜
16
使いこなす
ページ〜
19
ご注意など
ページ〜
28
詳しい目次は7ペ ージにあります。
CCD-TRV11
©1996 by Sony Corporation

とにかく撮って見る

必要なもの
本体 
アクセサリーキット(別売り
パワーアダプター
AC
1 電源をつなぐ。
ミリビデオカセット(別売り
8
)
マークのついたスタン
h
ダード8ミリテープをお 使いください。
)
電源コードをコンセントにつな
1
ぐ。
2AC
パワーアダプターの接続プ レートをバッテリー取り付け面の 上部に入れ、しっかりと押して固 定する。
2 カセットを入れる。
取出しスイッチの青いボタンを押
1
しながら、矢印の方向へずらす。
カセット入れが自動的に上がって開く。
カセットを入れる。
2
テープ窓を外側に、ツマミを上にする。
押 マークを押して、カセット入れ
3
を閉める。
カセット入れは自動的に下がる。
1
2
取出しc スイッチ
ツマミ テープ窓
押 マーク
2
3 撮影する。
カメラ
切
ビデオ
電源スイッチの緑のボタンを押し
1
ながら「カメラ」にする。
レンズカバーが開く。
スタンバイスイッチを「スタンバ
2
イ」にする
ファインダーに画像が見える。
赤いボタンを押すと、撮影が始ま
3
る。
もう1度赤いボタンを押すと、
4
撮影が止まる。
4 撮影できたか、
ちょっと確認する。
液晶ロック解除ボタンを押しなが
1
ら、液晶画面を開ける。 エディットサーチŒボタンをポン
2
回押す。
1
最後に撮影した場面を数秒間、液晶画面 で見られる。
1
2
3
4
押しながら
液晶ロック 解除ボタン
ファインダー
この部分に目をあてて画 像を見ます。
どうしてもピントがぼや けてしまうときは視度調 節します。
ページ)
(11
エディットサーチ
は じ め に
屋外などで撮影す るときは充電した バッテリー(充電 池)を使います。
(8、9ページ)
2
1
●バッテリー(充電池) を充電する
●撮影内容を確認する→
●再生する
●液晶画面を見せながら 撮る
8 15 16
19
3

うまく撮る姿勢

見やすい画像にするコツは、ハン ディカムを動かしすぎないことと、 ふらつかないような安定した姿勢 で撮影することです。
ビューファインダーをのぞいて撮るとき
アイカップを目に しっかりあてる。
ビューファインダー の角度を調節する。
グリップベルトを しっかりしめる。
1
3
2
右わきをしめる。
液晶画面を見ながら撮るとき
マイクに手が触れ ないようにする。
液晶画面を開く
21
低い位置で撮る姿勢
(ローアングル)
ビューファインダーを持ち 上げる。
左手はハンディ カムの下にそえ て安定させる。
低い位置で撮る姿勢 (ローアングル)
液晶画面の角度を調節する。
液晶画面の角度 を調節する。
左手はハンディ カムの下にそえ て安定させる。
4
体がふらつかな いように、少し 足を開く。
高い位置で撮る姿勢 (ハイアングル)
液晶画面を下向 きに調節する。
撮影の基本
ハンディカムをふり回さない。
写真のつもりで固定して撮ります。左右 にハンディカムを動かすとき(パンニン グ)は、つま先を撮り終わりの方に向け、 ゆっくり動かします。撮り始めと終わり は、しっかり止めます。
ピタッ
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
ズームは多用せず、広角で撮る。
広角にすると、ブレの少ない画像になり ます。ピントも合いやすくなります。 被写体を大きく撮りたいときは、近づいて 撮影すると音もよく入ります。
は じ め に
安定した見やすい画面にするコツ
壁によりかかるなど安定した姿勢をと る。
水平、垂直の線をビューファインダー の枠に合わせる。
三脚を使う。ネジの長さが のものをお使いください。
M ビューファインダーや液晶画
面をつかんで、本機を持ち上 げないでください。
6.5mm
未満
きれいな映像にするために
太陽を背に、被写体の正面に光があた るようにして、逆光を避けましょう。
暗いところではライトを使いましょう。
M ファインダーや液晶画面を太
陽に向けたままにしないでく ださい。
故障の原因になります。 ビューファインダー内部や液 晶画面を傷めてしまいます。 窓際や屋外に置くときはご注 意ください。
5
本書で使われているマークについて
:正しくお使いいただくためのご注意です。
M
:知っていると便利な操作や解説です。
Â
必ずお読みください
別売りのアクセサリーキットについて
本機をお使いになるには、別売りのアクセサリー キットが必要です。お持ちでない場合は、お買い求 めください。詳しい内容については、アクセサリー キットの取扱説明書をご覧ください。
ためし撮り
必ず事前にためし撮りをし、正常に録画・録音され ていることを確認してください。 録画内容の補償はできません。 万一、ビデオカメラレコーダーやテープなどの不具 合により録画や再生されなかった場合、記録内容の 補償については、ご容赦ください。
著作権について
あなたがビデオで録画・録音したものは、個人とし て楽しむなどのほかは、著作権法上、権利者に無断 で使用できません。なお、実演や興行、展示物など のうちには、個人として楽しむなどの目的であって も、撮影を制限している場合がありますのでご注意 ください。
本書内の写真について
液晶画面およびビューファインダー内の映像を説明 するのに、スチルカメラによる写真を使っていま す。実際に見えるものとは異なります。
6
このマークは、ニカド電池のリサイ クルマークです。
この製品には、ニカド電池を使用しています。 ニカド電池は、リサイクルできる貴重な資源です。 ニカド電池の交換および、ご使用済みの製品の廃棄 に際しては、ニカド電池を取りはずし、金属部にセ ロハンテープなどの絶緑テープを貼ってニカド電池 リサイクル協力店へご持参ください。 本機に対応しているバッテリーでリサイクル可能な もの
NP-55、NP-55H、NP-S55A、NP-65、NP-C65
NP-77H、NP-77HD、NP-90、NP-90D、NP-S88A NP-S1
目次
はじめに
とにかく撮って見る ……………… うまく撮る姿勢 ……………………
2 4
準備1 バッテリーを充電する…… 準備2 バッテリーを取り付ける… 準備3 カセットを入れる………… 準備4 ファインダーを調節する…
撮る
撮影する …………………………… 撮影内容を確認する ………………
見る
再生する …………………………… テレビで見る ………………………
使いこなす
液晶画面を見せながら撮る−対面撮影… 撮影モードを選ぶ ……………………… 逆光を補正する ………………………… 目的に合わせて撮る−プログラムAE… タイトルを入れる ……………………… 撮影中に日時を記録する ……………… 他のビデオへ録画する ………………… 設定を変える …………………………… バッテリー以外の電源で使う …………
ご注意など
ボタン型リチウム電池を交換する ……
19
日付・時刻を合わせ直す ………………
20
お手入れについて ………………………
21
故障かな?と思ったら …………………
22
保証書とアフターサービス/
23
 海外で使うとき ………………………
24
主な仕様 …………………………………
25
各部のなまえ ……………………………
26
用語解説 …………………………………
27
警告表示 ………………………………… 索引 ………………………………………
10 11
12 15
16 18
8 9
28 29 31 32
34 35 36 40 41 42
7
準備
バッテリーを充電する
1
バッテリーは充電して使います。
パワーアダプター
AC
AC-S15
例に説明します。
バッテリー
ACパワー アダプター AC-S15
リフレッシュ時間と充電時間に ついて
リフレッシュ時間*充電時間
NP-55 NP-55H NP-S55A NP-77H/77HD約8時間10 NP-65/C65 NP-90/90D NP-S88A NP-S1
リフレッシュ(放電)時間は最大値です。
*
リフレッシュしてから
**
約3時間30分約 約3時間50分約 約5時間15分約
分約 約4時間50分約 約10時間15分約3時間15分 約10時間30分約3時間15分 約11時間20分約3時間25分
で充電に要する時間。
AC-S15
1時間5 1時間15 1時間35 2時間35 1時間35
別売りのACパワーアダプターな
どの充電器が必要です。
パワーアダプターの取扱説明
AC
書もあわせてご覧ください。
つなぐ。
1
電源ランプ(緑色)が点灯する。
押しながら右へずらす。
2
**
分 分 分 分
自動的に充電が始まり、充電ランプ
オレンジ色)が点灯する。充電が終わ
(
ると消える。
充電器から取りはずすとき
左へずらす。
M バッテリーを使い切らずに充
電をすると、容量低下の原因 になります。
なるべく、リフレッシュ(放 電)してから充電しましょう。
8
 リフレッシュするときは
でリフレッシュスイッ
手順
2
チを矢印の方向へ押します。 リフレッシュが終わると、自 動的に充電が始まります。
電源 充電
リフレッシュランプ
リフレッシュ
準備
2
屋外の撮影などでは、充電した
バッテリーを電源に使います。
バッテリーを取り付ける
使用時間について
ビューファインダーを使っての撮影時間
実撮影時間*連続使用時間
NP-55 NP-55H NP-S55A NP-77H/77HD NP-65/C65 NP-90/90D NP-S88A NP-S1
液晶画面を使っての撮影時間
NP-55 NP-55H NP-S55A NP-77H/77HD NP-65/C65 NP-90/90D NP-S88A NP-S1
録画、スタンバイ、電源入/切、ズームなどを繰り返した
*
ときの撮影時間の目安。実際にはこれより短くなることが ある。
常温で連続撮影したときの時間。
**
約55分約 約60分約 約1時間30分約2時間40分 約2時間10分約3時間55分 約1時間25分約2時間35分 約2時間50分約5時間5分 約2時間55分約5時間10分 約3時間5分約5時間30分
実撮影時間*連続使用時間
約40分約75分 約45分約85分 約60分約 約1時間40分約3時間5分 約1時間5分約2時間 約2時間 約3時間45分 約2時間10分約3時間55分 約2時間15分約4時間10分
1時間35 1時間50
1時間55
バッテリー取り付け面
1
の上部にバッテリーの 上部を入れる。
は じ め に
バッテリーを押し付け
2
てしっかり固定する。
**
分 分
本体から取りはずすとき
バッテリー取りはずしボタンを 右にずらしながら、バッテリー の下部を手前に引く。
**
 充電器の種類
コンセントにつなぐタイプ
パワーアダプター
•AC
など。
S15
えません。)
車のシガレットライターソ ケットにつなぐタイプ
カーバッテリーチャー
ジャー
(AC-S25
DC-S10
など
AC-
は使
 液晶画面とビューファイン
ダーの両方を使って撮影する とき(19ページ)のバッテリー の使用時間は
液晶画面を使っての撮影時間 より若干短くなります。
 液晶画面バックライトスイッチ
を「明るい」側にしたときのバッ テリーの使用時間は
液晶画面を使っての撮影時間 より約1割程度短くなります。
 充電確認マークについて
充電確認マークのついたバッ テリー(別売り)を使うとき、 充電済みなら「無印」側に、使 い切ったら「r」側にすると、 見分けがつき便利です。
充電確認 マーク
9
準備
カセットを入れる
3
本機はスタンダード8ミリh方式 で記録します。H(ハイエイ ト)テープを使っても、8ミリh テープを使っても、H方式で
取出しスイッチの青い
1
ボタンを押しながら、 矢印の方向へずらす。
カセット入れが自動的に上がって開 く。
カセットを入れる。
2
テープ窓を外側に、ツマミを上側にし て入れる。
ツマミ
取出しc スイッチ
なく、スタンダード8ミリh方式 で記録します。(
ミリhテープをおすすめしま
8
す。
マークを押してカ
3
セット入れを閉める。
カセット入れが自動的に下がる。
ページ)
40
マーク
取り出すとき
「カセットを入れる」と同じ様に
行い、手順 出す。
でカセットを取り
2
M カセット入れを無理に下げな
いでください。
故障の原因になります。
M カセット入れに指をはさまな
いようにご注意ください。
はさまれたときは、約 に自動的にカセット入れが開 きます。
10
2
秒後
テープ窓
M 間違って消さないために
カセットの背にある誤消去防 止ツマミを横にずらして「赤」 にします。
録画できない
(誤消去防止状態)
録画できる
準備
ファインダーを調節する
4
自分の視力に合わせて、ファイ ンダー内の画像がはっきり見え るように調節します。
ファインダーの画像がはっきり 見えないときや、はじめて撮影 するとき、撮影する人が変わっ たときなど。
「カメラ」にする。
1
カメラ
切
ビデオ
押しながら
レンズカバーが開く。
「スタンバイ」にする。
2
回す。
3
ファインダーの文 字がはっきり見え るようにする。
は じ め に
11

撮影する

ピント合わせも自動で、簡単に 撮影が楽しめます。
ズームレバー
バッテリーなどの電源を付け、 カセットを入れておきます。 液晶画面の内側のスタート/ス トップモードスイッチが「 なっているか確認します。
「カメラ」にする。
1
緑のボタンを押しながらずらす。
カメラ
切
ビデオ
押しながら
レンズカバーが開く。
「スタンバイ」にする。
2
撮影スタンバイ中
押す。
3
撮 影 中
」に
 テープの最初から撮影すると
きは
秒ほど撮影してから、本番
15
の撮影をします。他の再生機 で再生する場合に始めが欠け るのを防ぎます。
Â
種類の撮影モードが選べま
3
ページ)。
す(
20
12
Â
回、撮影のはじめの10秒
1日1
間に撮影日が自動的に記録さ れます。(オートデート機能)
記録が終わると「
」表示は消えます。
DATE
次のときはオートデート機能 が1日に2回以上働きます。
秒以内に撮影を止めた
10
とき
AUTO
撮影中に 点灯する。
カセットを入れ換えたとき
日時を合わせ直したとき
 タイトルを入れて撮影中はオー
トデート機能は働きません。
撮影中の表示
これらの表示はテープに記録されません。
ズームする
ズームレバーを回す。
テープカウンター
バッテリー残量表示
(41ページ)
録画/バッテリーランプ
撮影を一時止める
押す。
再び撮影するときは、もう1度押す。
撮影を止める
「ロック」にする。
画面が消える。
被写体が大きくなる
テレフォト
Telephoto
T
W
被写体が小さくなる
ワイド
Wide
少し回すとゆっくりズームし、さらに回すと 速くズームする。 ズームを多用すると見づらい作品になります。
:望遠)
:広角)
撮影が終わったら
カセットを取り出す。
1
電源スイッチを「切」にする。
2
バッテリーをはずす。
3
撮 る
 きれいなつなぎ撮りのために
カセットを取り出さない限 り、電源を切っても、スタン バイスイッチを「ロック」にし ても、場面がきれいにつなが ります。ただし、バッテリー の交換は電源スイッチを「切」 にしてから行ってください。
 近くのものにピントがうまく
合わない場合、ズームボタン をW側に動かして広角にしま す。
ピントが合うのに必要な被写 体との距離は、
以上、T側では約
1cm
以上です。
側では約
W
80cm
 テープカウンターについて
ファインダー内にテープ走行 時間が「
0 (時):00 (分):00(秒)
のように出ます。
 テープカウンターを
0:00:00
」にするときはカウ
ンターリセットボタンを押し ます。
13
撮影する (つづき)
液晶画面を見ながら撮影する
液晶ロック解除ボタンを押しながら液晶画面 を開き、角度を調節する。
前方向に 転します。
押しながら開く。
明るさ ダイヤル
ローアングルで撮るときは、上面のスタート/ス トップボタンやフロントズームボタンを使う と便利です。 ただし、フロントズームボタンではズーム速 度は変えられません。
スタート/ストップボタン
まで手前に
210°
まで開きます。
90°
まで回
90°
録画ランプ
液晶画面の明るさを調節する
明るさダイヤルを回して調節する。
画面が明るくなる
明るさ
画面が暗くなる
液晶画面を閉じるとき
液晶画面をカチッというまで垂直にしてから 本体に戻す。
カチッ
フロント ズームボタン
液晶画面を見せながら撮ることもできます
対面撮影)。
(
 液晶画面を開いているときは
ファインダーには画像が映り ません。
ただし対面撮影のときには ファインダーに画像が映りま す。(
19
(19
ページ)
ページ
)
14
 液晶画面について
液晶画面は非常に精密度の高い 技術で作られておりますが、黒 い点が現れたり、赤や青、緑の 点が消えないことがあります。 故障ではありません。
(有効画素
これらの点は、テープに記録さ れません。
99.99
%以上)
 液晶画面は屋外では日差しの
加減で見えにくい場合があり ます。
ビューファインダーでのご使 用をおすすめします。
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