3-810-780-02 (1)
はじめに
ページ〜
2
ビデオカメラ
レコーダー
取扱説明書
お買い上げいただきありがとうございます。
警告
この取扱説明書には、事故を防ぐための重要な注意事
項と製品の取り扱いかたを示しています。この取扱説
明書と別冊の「安全のために」をよくお読みのうえ、製
品を安全にお使いください。お読みになったあとは、
いつでも見られるところに必ず保管してください。
電気製品は安全のための注意事項を守ら
ないと、火災や人身事故になることがあ
ります。
撮る
ページ〜
12
見る
ページ〜
16
使いこなす
ページ〜
19
ご注意など
ページ〜
28
詳しい目次は7ペ
ージにあります。
CCD-TRV11
©1996 by Sony Corporation
とにかく撮って見る
必要なもの
本体
アクセサリーキット(別売り
パワーアダプター
AC
1 電源をつなぐ。
ミリビデオカセット(別売り
8
)
マークのついたスタン
h
ダード8ミリテープをお
使いください。
)
電源コードをコンセントにつな
1
ぐ。
2AC
パワーアダプターの接続プ
レートをバッテリー取り付け面の
上部に入れ、しっかりと押して固
定する。
2 カセットを入れる。
取出しスイッチの青いボタンを押
1
しながら、矢印の方向へずらす。
カセット入れが自動的に上がって開く。
カセットを入れる。
2
テープ窓を外側に、ツマミを上にする。
押 マークを押して、カセット入れ
3
を閉める。
カセット入れは自動的に下がる。
1
2
取出しc
スイッチ
ツマミ
テープ窓
押 マーク
2
3 撮影する。
電源スイッチの緑のボタンを押し
1
ながら「カメラ」にする。
レンズカバーが開く。
スタンバイスイッチを「スタンバ
2
イ」にする
ファインダーに画像が見える。
赤いボタンを押すと、撮影が始ま
3
る。
もう1度赤いボタンを押すと、
4
撮影が止まる。
4 撮影できたか、
ちょっと確認する。
液晶ロック解除ボタンを押しなが
1
ら、液晶画面を開ける。
エディットサーチŒボタンをポン
2
回押す。
と
1
最後に撮影した場面を数秒間、液晶画面
で見られる。
1
2
3
4
押しながら
液晶ロック
解除ボタン
ファインダー
この部分に目をあてて画
像を見ます。
どうしてもピントがぼや
けてしまうときは視度調
節します。
ページ)
(11
エディットサーチ
は
じ
め
に
屋外などで撮影す
るときは充電した
バッテリー(充電
池)を使います。
(8、9ページ)
2
1
●バッテリー(充電池)
を充電する →
●撮影内容を確認する→
●再生する →
●液晶画面を見せながら
撮る →
8
15
16
19
3
うまく撮る姿勢
見やすい画像にするコツは、ハン
ディカムを動かしすぎないことと、
ふらつかないような安定した姿勢
で撮影することです。
ビューファインダーをのぞいて撮るとき
• アイカップを目に
しっかりあてる。
• ビューファインダー
の角度を調節する。
グリップベルトを
しっかりしめる。
1
3
2
右わきをしめる。
液晶画面を見ながら撮るとき
マイクに手が触れ
ないようにする。
液晶画面を開く
21
低い位置で撮る姿勢
(ローアングル)
ビューファインダーを持ち
上げる。
左手はハンディ
カムの下にそえ
て安定させる。
低い位置で撮る姿勢 (ローアングル)
液晶画面の角度を調節する。
液晶画面の角度
を調節する。
左手はハンディ
カムの下にそえ
て安定させる。
4
体がふらつかな
いように、少し
足を開く。
高い位置で撮る姿勢 (ハイアングル)
液晶画面を下向
きに調節する。
撮影の基本
ハンディカムをふり回さない。
写真のつもりで固定して撮ります。左右
にハンディカムを動かすとき(パンニン
グ)は、つま先を撮り終わりの方に向け、
ゆっくり動かします。撮り始めと終わり
は、しっかり止めます。
ピタッ
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
ズームは多用せず、広角で撮る。
広角にすると、ブレの少ない画像になり
ます。ピントも合いやすくなります。
被写体を大きく撮りたいときは、近づいて
撮影すると音もよく入ります。
は
じ
め
に
安定した見やすい画面にするコツ
•
壁によりかかるなど安定した姿勢をと
る。
•
水平、垂直の線をビューファインダー
の枠に合わせる。
•
三脚を使う。ネジの長さが
のものをお使いください。
M ビューファインダーや液晶画
面をつかんで、本機を持ち上
げないでください。
6.5mm
未満
きれいな映像にするために
•
太陽を背に、被写体の正面に光があた
るようにして、逆光を避けましょう。
•
暗いところではライトを使いましょう。
M ファインダーや液晶画面を太
陽に向けたままにしないでく
ださい。
故障の原因になります。
ビューファインダー内部や液
晶画面を傷めてしまいます。
窓際や屋外に置くときはご注
意ください。
5
本書で使われているマークについて
:正しくお使いいただくためのご注意です。
M
:知っていると便利な操作や解説です。
Â
必ずお読みください
別売りのアクセサリーキットについて
本機をお使いになるには、別売りのアクセサリー
キットが必要です。お持ちでない場合は、お買い求
めください。詳しい内容については、アクセサリー
キットの取扱説明書をご覧ください。
ためし撮り
必ず事前にためし撮りをし、正常に録画・録音され
ていることを確認してください。
録画内容の補償はできません。
万一、ビデオカメラレコーダーやテープなどの不具
合により録画や再生されなかった場合、記録内容の
補償については、ご容赦ください。
著作権について
あなたがビデオで録画・録音したものは、個人とし
て楽しむなどのほかは、著作権法上、権利者に無断
で使用できません。なお、実演や興行、展示物など
のうちには、個人として楽しむなどの目的であって
も、撮影を制限している場合がありますのでご注意
ください。
本書内の写真について
液晶画面およびビューファインダー内の映像を説明
するのに、スチルカメラによる写真を使っていま
す。実際に見えるものとは異なります。
6
このマークは、ニカド電池のリサイ
クルマークです。
この製品には、ニカド電池を使用しています。
ニカド電池は、リサイクルできる貴重な資源です。
ニカド電池の交換および、ご使用済みの製品の廃棄
に際しては、ニカド電池を取りはずし、金属部にセ
ロハンテープなどの絶緑テープを貼ってニカド電池
リサイクル協力店へご持参ください。
本機に対応しているバッテリーでリサイクル可能な
もの
NP-55、NP-55H、NP-S55A、NP-65、NP-C65
、
NP-77H、NP-77HD、NP-90、NP-90D、NP-S88A
NP-S1
、
目次
■はじめに
とにかく撮って見る ………………
うまく撮る姿勢 ……………………
2
4
準備1 バッテリーを充電する……
準備2 バッテリーを取り付ける…
準備3 カセットを入れる…………
準備4 ファインダーを調節する…
■撮る
撮影する ……………………………
撮影内容を確認する ………………
■見る
再生する ……………………………
テレビで見る ………………………
■使いこなす
液晶画面を見せながら撮る−対面撮影…
撮影モードを選ぶ ………………………
逆光を補正する …………………………
目的に合わせて撮る−プログラムAE…
タイトルを入れる ………………………
撮影中に日時を記録する ………………
他のビデオへ録画する …………………
設定を変える ……………………………
バッテリー以外の電源で使う …………
■ご注意など
ボタン型リチウム電池を交換する ……
19
日付・時刻を合わせ直す ………………
20
お手入れについて ………………………
21
故障かな?と思ったら …………………
22
保証書とアフターサービス/
23
海外で使うとき ………………………
24
主な仕様 …………………………………
25
各部のなまえ ……………………………
26
用語解説 …………………………………
27
警告表示 …………………………………
索引 ………………………………………
10
11
12
15
16
18
8
9
28
29
31
32
34
35
36
40
41
42
は
じ
め
に
7
準備
バッテリーを充電する
1
バッテリーは充電して使います。
パワーアダプター
AC
AC-S15
例に説明します。
バッテリー
ACパワー
アダプター
AC-S15
リフレッシュ時間と充電時間に
ついて
リフレッシュ時間*充電時間
NP-55
NP-55H
NP-S55A
NP-77H/77HD約8時間10
NP-65/C65
NP-90/90D
NP-S88A
NP-S1
リフレッシュ(放電)時間は最大値です。
*
リフレッシュしてから
**
約3時間30分約
約3時間50分約
約5時間15分約
分約
約4時間50分約
約10時間15分約3時間15分
約10時間30分約3時間15分
約11時間20分約3時間25分
で充電に要する時間。
AC-S15
1時間5
1時間15
1時間35
2時間35
1時間35
分
別売りのACパワーアダプターな
を
どの充電器が必要です。
パワーアダプターの取扱説明
AC
書もあわせてご覧ください。
つなぐ。
1
電源ランプ(緑色)が点灯する。
押しながら右へずらす。
2
**
分
分
分
分
自動的に充電が始まり、充電ランプ
オレンジ色)が点灯する。充電が終わ
(
ると消える。
充電器から取りはずすとき
左へずらす。
M バッテリーを使い切らずに充
電をすると、容量低下の原因
になります。
なるべく、リフレッシュ(放
電)してから充電しましょう。
8
 リフレッシュするときは
でリフレッシュスイッ
手順
2
チを矢印の方向へ押します。
リフレッシュが終わると、自
動的に充電が始まります。
電源 充電
リフレッシュランプ
リフレッシュ
準備
2
説
屋外の撮影などでは、充電した
明
バッテリーを電源に使います。
バッテリーを取り付ける
使用時間について
ビューファインダーを使っての撮影時間
実撮影時間*連続使用時間
NP-55
NP-55H
NP-S55A
NP-77H/77HD
NP-65/C65
NP-90/90D
NP-S88A
NP-S1
液晶画面を使っての撮影時間
NP-55
NP-55H
NP-S55A
NP-77H/77HD
NP-65/C65
NP-90/90D
NP-S88A
NP-S1
録画、スタンバイ、電源入/切、ズームなどを繰り返した
*
ときの撮影時間の目安。実際にはこれより短くなることが
ある。
常温で連続撮影したときの時間。
**
約55分約
約60分約
約1時間30分約2時間40分
約2時間10分約3時間55分
約1時間25分約2時間35分
約2時間50分約5時間5分
約2時間55分約5時間10分
約3時間5分約5時間30分
実撮影時間*連続使用時間
約40分約75分
約45分約85分
約60分約
約1時間40分約3時間5分
約1時間5分約2時間
約2時間 約3時間45分
約2時間10分約3時間55分
約2時間15分約4時間10分
1時間35
1時間50
1時間55
バッテリー取り付け面
1
の上部にバッテリーの
上部を入れる。
は
じ
め
に
バッテリーを押し付け
2
てしっかり固定する。
**
分
分
本体から取りはずすとき
バッテリー取りはずしボタンを
右にずらしながら、バッテリー
の下部を手前に引く。
**
分
 充電器の種類
コンセントにつなぐタイプ
パワーアダプター
•AC
など。
S15
えません。)
車のシガレットライターソ
ケットにつなぐタイプ
カーバッテリーチャー
•
ジャー
(AC-S25
DC-S10
など
AC-
は使
 液晶画面とビューファイン
ダーの両方を使って撮影する
とき(19ページ)のバッテリー
の使用時間は
液晶画面を使っての撮影時間
より若干短くなります。
 液晶画面バックライトスイッチ
を「明るい」側にしたときのバッ
テリーの使用時間は
液晶画面を使っての撮影時間
より約1割程度短くなります。
 充電確認マークについて
充電確認マークのついたバッ
テリー(別売り)を使うとき、
充電済みなら「無印」側に、使
い切ったら「r」側にすると、
見分けがつき便利です。
充電確認
マーク
9
準備
カセットを入れる
3
本機はスタンダード8ミリh方式
で記録します。H(ハイエイ
ト)テープを使っても、8ミリh
テープを使っても、H方式で
取出しスイッチの青い
1
ボタンを押しながら、
矢印の方向へずらす。
カセット入れが自動的に上がって開
く。
カセットを入れる。
2
テープ窓を外側に、ツマミを上側にし
て入れる。
ツマミ
取出しc
スイッチ
なく、スタンダード8ミリh方式
で記録します。(
ミリhテープをおすすめしま
8
す。
マークを押してカ
押
3
セット入れを閉める。
カセット入れが自動的に下がる。
ページ)
40
押
マーク
取り出すとき
「カセットを入れる」と同じ様に
行い、手順
出す。
でカセットを取り
2
M カセット入れを無理に下げな
いでください。
故障の原因になります。
M カセット入れに指をはさまな
いようにご注意ください。
はさまれたときは、約
に自動的にカセット入れが開
きます。
10
2
秒後
テープ窓
M 間違って消さないために
カセットの背にある誤消去防
止ツマミを横にずらして「赤」
にします。
録画できない
(誤消去防止状態)
録画できる
準備
ファインダーを調節する
4
自分の視力に合わせて、ファイ
ンダー内の画像がはっきり見え
るように調節します。
ファインダーの画像がはっきり
見えないときや、はじめて撮影
するとき、撮影する人が変わっ
たときなど。
「カメラ」にする。
1
カメラ
切
ビデオ
押しながら
レンズカバーが開く。
「スタンバイ」にする。
2
回す。
3
ファインダーの文
字がはっきり見え
るようにする。
は
じ
め
に
11
撮影する
ピント合わせも自動で、簡単に
撮影が楽しめます。
ズームレバー
バッテリーなどの電源を付け、
カセットを入れておきます。
液晶画面の内側のスタート/ス
トップモードスイッチが「
なっているか確認します。
「カメラ」にする。
1
緑のボタンを押しながらずらす。
カメラ
切
ビデオ
押しながら
レンズカバーが開く。
「スタンバイ」にする。
2
撮影スタンバイ中
押す。
3
撮 影 中
」に
 テープの最初から撮影すると
きは
秒ほど撮影してから、本番
15
の撮影をします。他の再生機
で再生する場合に始めが欠け
るのを防ぎます。
Â
種類の撮影モードが選べま
3
ページ)。
す(
20
12
Â
回、撮影のはじめの10秒
1日1
間に撮影日が自動的に記録さ
れます。(オートデート機能)
記録が終わると「
」表示は消えます。
DATE
次のときはオートデート機能
が1日に2回以上働きます。
秒以内に撮影を止めた
• 10
とき
AUTO
撮影中に
点灯する。
カセットを入れ換えたとき
•
日時を合わせ直したとき
•
 タイトルを入れて撮影中はオー
トデート機能は働きません。
撮影中の表示
これらの表示はテープに記録されません。
ズームする
ズームレバーを回す。
テープカウンター
バッテリー残量表示
(41ページ)
録画/バッテリーランプ
撮影を一時止める
押す。
再び撮影するときは、もう1度押す。
撮影を止める
「ロック」にする。
画面が消える。
被写体が大きくなる
テレフォト
(
Telephoto
T
W
被写体が小さくなる
ワイド
(
Wide
少し回すとゆっくりズームし、さらに回すと
速くズームする。
ズームを多用すると見づらい作品になります。
:望遠)
:広角)
撮影が終わったら
カセットを取り出す。
1
電源スイッチを「切」にする。
2
バッテリーをはずす。
3
撮
る
 きれいなつなぎ撮りのために
カセットを取り出さない限
り、電源を切っても、スタン
バイスイッチを「ロック」にし
ても、場面がきれいにつなが
ります。ただし、バッテリー
の交換は電源スイッチを「切」
にしてから行ってください。
 近くのものにピントがうまく
合わない場合、ズームボタン
をW側に動かして広角にしま
す。
ピントが合うのに必要な被写
体との距離は、
以上、T側では約
1cm
以上です。
側では約
W
80cm
 テープカウンターについて
ファインダー内にテープ走行
時間が「
0 (時):00 (分):00(秒)
のように出ます。
 テープカウンターを
0:00:00
」にするときはカウ
「
ンターリセットボタンを押し
ます。
」
13
撮影する (つづき)
液晶画面を見ながら撮影する
液晶ロック解除ボタンを押しながら液晶画面
を開き、角度を調節する。
前方向に
転します。
押しながら開く。
明るさ
ダイヤル
ローアングルで撮るときは、上面のスタート/ス
トップボタンやフロントズームボタンを使う
と便利です。
ただし、フロントズームボタンではズーム速
度は変えられません。
スタート/ストップボタン
まで手前に
210°
まで開きます。
90°
まで回
90°
録画ランプ
液晶画面の明るさを調節する
明るさダイヤルを回して調節する。
画面が明るくなる
明るさ
画面が暗くなる
液晶画面を閉じるとき
液晶画面をカチッというまで垂直にしてから
本体に戻す。
カチッ
フロント
ズームボタン
液晶画面を見せながら撮ることもできます
対面撮影)。
(
 液晶画面を開いているときは
ファインダーには画像が映り
ません。
ただし対面撮影のときには
ファインダーに画像が映りま
す。(
19
(19
ページ)
ページ
)
14
 液晶画面について
液晶画面は非常に精密度の高い
技術で作られておりますが、黒
い点が現れたり、赤や青、緑の
点が消えないことがあります。
故障ではありません。
(有効画素
これらの点は、テープに記録さ
れません。
99.99
%以上)
 液晶画面は屋外では日差しの
加減で見えにくい場合があり
ます。
ビューファインダーでのご使
用をおすすめします。