
®
TBP12 Transmitter
取扱説明書
See www.line6.com/manuals for Advance Guide
Advanced Users Guide available @ www.line6.com/manuals

安全上のご注意
注 意
感電の恐れあり
キャビネットをあけるな
警告:火災や感電の原因になりますので分解・改造は厳禁。修理・調整は販売店にご依頼ください。
警告:火災や感電の原因になりますので本機を雨や水がかかるところには設置しないでください。
この機器の使用周波数帯では、電子レンジ等の産業・科学・医療用機器のほか工場の製造ライン等で使用されている移動体識別用の構内無線
局(免許を要する無線局)及び特定小電力無
線局(免許を要しない無線局)並びにアマチュア無線局(免許を要する無線局)が運用されています。
1 この機器を使用する前に、近くで移動体識別用の構内無線局及び特定小電力無線局並びにアマチュア無線局が運用されていないことを確
認して下さい。
2 万一、この機器から移動体識別用の構内無線局に対して有害な電波干渉の事例が発生した場合には、速やかに使用周波数を変更するか又
は電波の発射を停止した上、下記連絡先にご連絡頂き、混信回避のための処置等(例えば、パーティションの設置など)についてご相談して下さ
い。
3 その他、この機器から移動体識別用の特定小電力無線局あるいはアマチュア無線局に対して有害な電波干渉の事例が発生した場合など何
かお困りのことが起きたときは、次の連絡先へお問い合わせ下さい。連絡先:
2.4 XX 8
ティアック株式会社
東京都多摩市落合1-47
〒206-8530
TEL: 042-356-9137

これらの安全上の注意事項を良くお読みください。 これらの取扱説明書は大切に保管してください。
XD-V70を使用する前に、以下に記載される操作に関する指示、及び安全上の注意事項で該当する項目をよく読んでください。
1. XD-V70の取扱説明書に記載されている警告は全て守ってください。
2. トランスミッターには充電式でないAA乾電池のみを2個使用してください。
3. XD-V70の取扱説明書に書かれている以外の点検、修理、部品交換等はしないでください。 本機が次のような状態で損傷した場合には修理
が必要です:
• 本機の内部に液体が入ったり、異物が入ったとき
• 本機を雨天や湿度の高い場所で使用したとき
• 本機が正常に作動しなかったり、性能が著しく劣化したとき
• 本機が落下したり、外装が損傷したとき
4. 暖房器機や発熱する器機の近くに設置しないでください。
5. 本機に異物や液体が入らないように充分に注意してください。 水に濡れる恐れのある場所、湿度の高い場所での使用や設置はしないでくだ
さい。
6. 器機のケーブルを踏まないでください。 ケーブルが挟まれたり曲がると損傷する恐れがありますので、ケーブルの上に物を置かないでくだ
さい。 特にケーブルの差し込み部分と本機に接続する先端部の取り扱いには、細心の注意を払ってください。
7. 電池の消耗を押さえるためにも、長時間使用しない場合はトランスミッターのスイッチをオフに切ってください。
8. 汚れがひどい時には、水気を堅く絞った布で拭いてください。
9. 弊社により指定された付属品/アクセサリーのみを使ってください。
10. 大音量で長時間使用すると、難聴や聴力障害を起こすことがあります。 常に安全な音量で使用することを心がけてください。

基本操作
4
BATT AUDIO
OFF/ON
MUTE
3. MUTE – オーディオ信号をミュートさせるとき、またはキャンセルするとき
はこのボタンを押します。
13
4. BATT LED – 青 LED点灯= 高レベル, 赤 LED点灯= 低レベル, 赤
LED点滅= 残量わずか/乾電池を交換してください!.
AUDIO LED – 緑 LED点灯= オーディオ信号入力あり
BATT AUDIO
N222
5. LCD 画面 – どれかボタンを一つ押せば、LCD バックライトが直ちに点灯
します。 メイン・モードでは、以下のイラストのようなディスプレイが表示され
ます。
6
5
2
008WWA090153
IC: 6768A-916TBP12
FCC ID: UOB916TBP12
Pat. Pending
Made in China
Designed in U.S.A.
1. OFF/ONスイッチ – スイッチをスライドさせてトランスミッターの電源をオ
ン/オフします。
2. ミニ-XLR入力 – ここにマイクロフォンから付属のミニXLRコネクターを接
続します。 一般的なワイヤレス・マイク用として、ミニ-XLRが備わっているマ
イクロフォンであれば、代わりに使用することもできます。
マイクの装着と位置: ラバリエ・マイクを衣服に付けるときは、音源にマイク
ロフォンが向くように注意しながら、マイク・クリップを使って装着します。 フ
ァスナー、ポケットの中等、機械音が発生する恐れのある箇所にマイクを装
着しないでください。
XD-V70の送信をどのチャンネルに設定してあるかによって、CHAN 1
〜CHAN 12が上部に表示されます。 トランスミッターがミュートされてい
る場合にのみ、MUTEメッセージが表示されます。 POWER SAVEは、パ
ワー・モードがLOに設定されている場合にのみ点灯します。 ロックアイコン
は、トランスミッターがロックされている場合にのみ点灯します。 ロックされ
ている場合、電源をオフに切ることはできず、またエディットすることもでき
ません。 LCD の下部に表示される時計の数字は、現在使用している電池の
パワーレベルで作動可能な残り時間を、時間と分で表しています。 残り時間
は20分単位で更新されます。 注意: 操作開始直後の数分間は、正しい電池
のデータが表示されないことがあります。 電池の寿命が1時間以上ある場
合は、電池アイコンがより明るく点灯します。 電池の寿命が1時間を切ると、
アイコンは点滅し始めます。

LCD セットアップ・ページ
セットアップ・ページ 1 – チャンネルの選択
XD-V70 からレシーバーへの送信を正しく行うためには、両方の器機を同じチ
ャンネルに設定しなければなりません。 XD-V70から送信するチャンネルを変
更する場合は、SELECTボタンを2秒間押してセットアップ・ページ1に入りま
す。 VALUE ボタンを短く押して、CHAN 1〜12の中から選択します。 選択
したチャンネル番号が、1 から 12までの数字で画面右側に表示されます。 変
更した送信チャンネルは、SELECTボタンを2秒間押したままにしたり(セットア
ップ・モードを抜ける)、15秒間どのボタンも操作しないでいると(セットアップ・
ページの時間切れとなり)変更が無効になります。変更した後メイン・ページに戻
って初めて実際の変更が有効となります。
セットアップ・ページ 3 – ネーム表示
セットアップ・ページ2から、SELECTボタンを一回押してセットアップ・ページ4
へアクセスします。 ディスプレイの右側に示されるネームの表示を、Onで表示
させるか、OFFで表示させないかは、VALUE ボタンを短く押して切り替えま
す。 このパラメーターでメイン・ページにチャンネル番号(NAME OFF)を表示
する、またはカスタム・ネーム(NAME On)を表示するかを決定します。 初期設
定は、OFFです。
セットアップ・ページ 4 – セット・ネーム
セットアップ・ページ 2 – POWER セッティング
XD-V70は、Hi (最大限のパフォーマンスを得るため)または Lo(電池寿命を
延長させるため)とした2つのパワー・モードで操作することができます。 Hiは、
最高域や、不利な RF 環境での使用に最適です。 電池の寿命を引き延ばした
い場合や、信号域を範囲内に制限したい場合には、Loで使用してください。 セ
ットアップ・ページ1から、SELECTボタンを一回押してセットアップ・ページ2へ
アクセスします。 パワー・モードの Hiと Lo を切り替える場合は、VALUEボタ
ンを押します。 初期設定は、Hiに設定されています。
セットアップ・ページ3が NAME On に設定されている場合、LCD メイン・ペー
ジには TBP12と表示されます。 このネームを最大6文字(アルファベット、数
字、スペースまたはハイフン)でどんなネームにも変更できます。
セットアップ・ページ4は、 NAME がOnに設定されている場合にのみ表示され
ます。 セットアップ・ページ3から、SELECTボタンを一回押してセットアップ・ペ
ージ4へアクセスします。 NameがOFFに設定されている場合、セットアップ・ペ
ージ 4でSELECTボタンを押すと、画面はメイン・モードの表示に戻ります。
VALUEボタンを押すと、現在点滅している文字桁の表示が次々と替わりま
す。 SELECTを押して文字を決定し、6つの文字スペース範囲内の次のスペ
ースへ移動します。 この手順を繰り返して自分のXD-V70のネームをカスタマ
イズします。 最後の桁を選択し終えましたら、SELECTボタンを押してメイン・
ページに戻ります。

電池の装着/取り外し
本体の横にある乾電池カバーを開けます。 乾電池カバーの内側に正しい乾電
池の向きが表示されています。
ロックアウト・モード
XD-V70 のロックスイッチは、ロックされていない状態で工場から出荷されて
います。 これは最初のセットアップに必要な調整を、ユーザー自身で行えるよう
にするためです。
セッティングが終わりましたら、VALUE ボタンと SELECT ボタンを2 秒間
同時に長押しします。 これにより本機はロックアウト・モードに入るため、偶然に
ミュートさせてしまったり、設定を変更したり、XD-V70を切ってしまう等の事故
からフロントパネルのコントロールを守ることができます。 これにより、LCDの
左下の角にロック・アイコン が表示されます。 ロック・モードでPOWERスイッ
チ、またはSETUPボタンのどちらかを押すと、 LCDにLOCKED が点滅表示
されます。
本機がロックアウト・モードに設定されているときに XD-V70の電源を切る場
合は、 VALUE ボタンとSELECT ボタンを2秒間同時に長押しします。 ロッ
クを解除してから、POWERスイッチを2秒間長押しします。
トラブルシューティング
問題点 原因 解決策
音が出ない システムの電源が入っていない, 元
音が途切れる、また
は音が歪む
範囲不足 アンテナの接続が正しく行われて
となるソース器機の故障, チャンネ
ルの選択に誤りがある、電池切れ
元となるソース器機の故障, 接続
に誤りがある, 複数のトランスミッ
ターが1つの同じチャンネルに設定
されている, トランスミッターが範
囲を外れた, 送信の間に金属の壁
がある, 現場に正体不明のRF源が
ある, チャンネル変更を行うために
Lock モードを解除すると、レシー
バー側で一時的なシグナル・ミュー
トが発生します
いない、または不足している, 複
数のトランスミッターが1つの同
じチャンネルに設定されている,
POWER セッティングが「Lo」に設
定されている, 現場に正体不明の
RF源がある
電源
XD-V70とレシーバーが充分な動力を得ているかどうか確認してください。 ト
ランスミッター側の電池の残量表示を確認し、必要であれば電池を交換してく
ださい。 電池の寿命を示すインジケーターは、アルカリ乾電池用に較正されて
いますが、 AAタイプであればどれでも使用する事ができます。但し、電池の寿
命は異なります。
ケーブル
接続やケーブル配線全てが、作動順序で行われているかどうかを確認してくだ
さい。
電源 信号の送信源
(XD-V70が使用中である
ことをレシーバーが示して
いるか確認してください),
ケーブルまたは RF
信号の送信源 (XD-V70が
使用中であることをレシー
バーが示しているか確認し
てください), ケーブルまた
は RF, Lockモード
RF, POWER セッティング
を「Hi」に設定する, アンテ
ナの位置を変える