FORCE™トローリングモータ
ーフットペダル
インストールガイド
はじめに
警告
プロペラが水中から出ているときは、モーターを作動させないで
ください。 回転するプロペラに触れると、重傷を負うおそれが
あります。
ご自身や水中の他の人が回転するプロペラに接触する可能性の
あるエリアではモーターを使用しないでください。
怪我をしないようするために、プロペラのクリーニングまたは整
備を行う前に、必ずバッテリーからモーターを取り外してくださ
い。
注意
モーターを収納または設置するときは、可動部への巻き込みや挟
み込みによって負傷するおそれがあるので注意してください。
モーターを収納または設置するときは、モーターの周囲の滑らか
な面に注意してください。 モーターを収納または設置するとき
に滑ると、怪我をする可能性があります。
掘削、切断、または研磨を行っている間は、保護ゴーグル、防音
保護具、および防塵マスクを忘れずに着用してください。
取り付け手順
電源を接続する
フットペダルをボートのバッテリーに接続すると、ペダルに電力
を供給できます。 完全にワイヤレスで設置する場合は、単三電
池を使用してフットペダルに電力を供給できます。
注記
フットペダルをボートのバッテリーに接続する場合は、単三電池
を取り付けないでください。 フットペダルに長時間電池を入れ
たままにすると、腐食して破損するおそれがあります。
付属の電源ケーブルをボートのバッテリーまたはサーキット
1
ブレーカーに配線してから、フットペダルを取り付ける場所
または使用する場所に配線します。
必要に応じて、18 AWG(0.82 mm2)ケーブルを使用して電
源ケーブルを延長できます。
注: 電源ケーブルを延長する場合は、まずヒューズを取り外
し、ボートのバッテリーまたはサーキットブレーカーとケー
ブルエクステンションの間に再度取り付ける必要がありま
す。
バッテリーまたはブレーカーの正極(+)の端子に赤いケーブ
2
ルを接続し、負極(-)の端子に黒いケーブルを接続します。
電源ケーブルのコネクタをフットペダルの底部にあるポート
3
に押し込み、ロックリングを時計回りに回して固定します。
電源ケーブルをフットペダルの底部にあるチャンネルを通し
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て配線します。
注記
ドリルで穴を開けたり、のこぎりで切断したりする場合は、表面
の反対側に何があるか常に確認してください。
ボートの破損を防ぐために、このデバイスは、製品の認定技術者
が取り付ける必要があります。 適切に取り付けるには、船舶の
電気系統に関する特別な知識が必要になります。
必要な工具
• 単三アルカリ電池、NiMH 電池、またはリチウム電池 2 本(電
池を使用して電力を供給する場合)
• 5 mm(#10)ステンレススチール製セルフタッピングねじ 4
本(ペダルをボートデッキに固定するため)
• ドリルと 3 mm(1/8 in.)ドリルビット(ペダルをボートデッ
キに固定するため)
• 耐海水性のシーリング剤(ペダルをボートデッキに固定する
際にねじをシーリングするため)
取り付けおよび電源に関する考慮事項
フットペダルの位置を選択する際は、以下の点に注意してくださ
い。
• フットペダルはトローリングモーターとワイヤレスで通信す
るので、ケーブルを使用してモーターに接続する必要はあり
ません。
• 付属のケーブルを使用してフットペダルを電源に接続する
か、単三電池を 2 本使用して電力を供給することができます。
• 必要に応じて、フットペダルをボートデッキに取り付けるこ
とができます。 取り付け金具は付属していません。
• 船舶に内蔵または市販のフットペダルウェルがある場合は、
ペダルをウェルに取り付けることができます。 取り付け金具
は付属していません。
電池の取り付け
フットペダルは、単三アルカリ電池、NiMH 電池、またはリチウ
ム電池(別売)2 本を使用して操作できます。 最良の結果を得る
には、リチウム電池を使用してください。
フットペダルの前部をできるだけ持ち上げます。
1
電池カバー の端をつまんで、引き上げて取り外します。
2
極性に注意しながら単三電池を 2 本挿入します。
3
電池カバーを電池の上に置き、両側が所定の位置にカチッと
4
収まるまで押し下げます。
2019 年 7 月月
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ボートデッキへのフットペダルの取り付け
注記
フットペダルをデッキに取り付ける必要はありませんが、特に電
池を使用して動作させる場合は、取り付けることを強くお勧めし
ます。 固定されていないフットペダルがデッキ上を滑って、ボ
ートから落下することがあります。
ボートのデッキに適した取り付け金具を特定します。
1
5 mm(#10)のステンレススチール製セルフタッピングねじ
を使用してください。このねじの長さは、ボートデッキの材
料によって決まります。
選択した場所に、付属の取り付けテンプレートを設置します。
2
3 mm(1/8in.)ビットを使用して、テンプレートに示されてい
3
るパイロット穴を開け、テンプレートを取り外します。
以下のようにして、アクションを選択します。
4
• 電池を使用してフットペダルに電力を供給する場合は、フ
ットペダルの底部にある電源コネクタのウェザーキャッ
プを確認して、しっかりと固定されていることを確認して
ください。
• 付属のケーブルを使用してフットペダルに電力を供給す
る場合は、フットペダルの底部にケーブルを接続します
(まだ接続していない場合)。
パイロット穴に耐海水性のシーリング材を塗布して、ボート
5
デッキに水が入らないようにします(オプション)。
取り付け金具を使用して、フットペダルをボートデッキに固
6
定します。
フットペダルのフットペダルトレイへの取り付け
フットペダルをトレイに取り付ける前に、トレイに付属の説明書
に従って、ボートのデッキにトレイを取り付ける必要がありま
す。
トレイ内部にフットペダルを固定する場合は、トレイ素材に適し
た取り付け金具を購入する必要があります。
注: 使用しているくさびおよびトレイ素材を通過するのに十分
な長さのステンレススチールセルフタッピングねじ 5 mm(#10)
を使用する必要があります。
フットペダルをトレイに入れ、ペダルの高さをテストします。
1
必要に応じて、目的の高さになるまでペダルの下に仮のくさ
2
びを入れます。
高さを決定したら、フットペダルのトレイに取り付ける恒久
的なくさびを作製する必要があります(恒久的なくさびの作
製, 3 ページ)。
以下のようにして、アクションを選択します。
3
• 付属のケーブルを使用してフットペダルに電力を供給す
る場合は、フットペダルの底部にケーブルを接続します
(まだ接続していない場合)。
• 電池を使用してフットペダルに電力を供給する場合は、フ
ットペダルの底部にある電源コネクタのウェザーキャッ
プを確認して、しっかりと固定されていることを確認して
ください。
ペダルの高さを上げるためにくさびを使用する場合は、フッ
4
トペダルの底部にくさびを固定します(オプション)。
フットペダルをトレイの底部に固定しない場合は、ペダルを
5
トレイに入れて取り付けを完了します。
フットペダルをトレイの底部に固定する場合は、付属の取り
6
付けテンプレートをカットしてトレイに置きます。
トレイの材質と取り付け金具に適したドリルビットを使用し
7
て、テンプレートに示されているパイロット穴を開け、テン
プレートを取り外します。
パイロット穴に耐海水性のシーリング材を塗布して、ボート
8
デッキに水が入らないようにします。
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