Epson EMP-S4 User Manual [ja]

取扱説明書

マニュアル中の表示の意味

取扱説明書および製品には、製品を安全に正しくお使いいただき、お客様や他の人への危害や財産への損害を未然に防止するために、 絵表示が使われています。 その表示と意味は次のとおりです。 内容をよくご理解いただいた上で本文をお読みください。
この表示を無視して誤った取り扱いをすると、人が死亡または重傷を負う可能性が想定される内容を 示しています。
この表示を無視して誤った取り扱いをすると、人が傷害を負う可能性が想定される内容および物的損 害のみの発生が想定される内容を示しています。
一般情報に関する表示
本機の故障や損傷の原因になるおそれがある内容を示しています。
関連する情報や知っておくと便利な情報を記載しています。
1
s
関連事項や、より詳しい説明を記載しているページを示しています。
マークの前のアンダーラインの引かれた用語は、用語解説で説明しています。 「付録 用語解説」をご覧 ください。 sp.64
操作方法や作業の順番を示しています。 番号順に操作して目的の作業を行ってください。
リモコン、またはプロジェクター本体の操作パネルのボタン名称を示しています。 例: [戻る]ボタン
環境設定メニューの項目を示しています。 例: 「画質調整」→「明るさ」
「本機」または「本プロジェクター」という表記について
本書の中に出てくる「本機」または「本プロジェクター」という表記には、プロジェクター本体のほかに同梱品や別売品も含まれる場合があります。
目次
2
本機の特長 ..................................................................... 4
各部の名称と働き........................................................... 5
前面/上面............................................................................................5
本体操作パネル.................................................................................6
背面.....................................................................................................7
底面.....................................................................................................8
リモコン.............................................................................................9
調整と映像の切り替え
画質を調整する ............................................................ 11
コンピュータ映像やRGBビデオ映像を調整する.......................11
映り具合を選ぶ(カラーモード)...................................................14
投写位置を調整する(デジタル ピクチャシフト)......... 15
音量を調整する ............................................................ 16
投写映像を切り替える(入力検出)............................... 17
入力信号を自動検出して切り替える(入力検出) ........................17
リモコンでダイレクトに切り替える...........................................17
便利な機能
投写を効果的にする機能 ............................................. 19
映像と音声を一時的に消す(A/Vミュート)................................19
映像を停止させる(静止)...............................................................19
アスペクト比を切り替える(リサイズ)........................................20
ポインタを表示する(ポインタ)...................................................20
映像を部分的に拡大する(Eズーム).............................................21
リモコンでマウスポインタを操作する(ワイヤレスマウス)...22
セキュリティ機能 ........................................................ 24
利用者を管理する(パスワードプロテクト)...............................24
操作ボタンをロックする(操作ボタンロック)...........................26
環境設定メニュー
環境設定メニューの操作 ............................................. 29
機能一覧....................................................................... 30
画質調整メニュー ...........................................................................30
映像メニュー ...................................................................................31
設定メニュー ...................................................................................32
拡張設定メニュー ...........................................................................33
情報メニュー ...................................................................................35
初期化メニュー ...............................................................................36
困ったときに
ヘルプの見方 ............................................................... 38
故障かなと思ったら..................................................... 39
インジケータの見方 .......................................................................39
インジケータを見てもわからないとき.......................................42
目次
付 録
本機の設置 ................................................................... 51
設置方法...........................................................................................51
お手入れの方法 ............................................................ 52
各部の掃除.......................................................................................52
消耗品の交換...................................................................................53
ユーザーロゴの登録 ..................................................... 59
外部モニタで投写映像を確認する(モニタ出力).......... 61
オプション品・消耗品一覧 ............................................ 62
スクリーンサイズと投写距離....................................... 63
用語解説 ....................................................................... 64
ESC/VP21コマンド一覧............................................... 66
コマンドリスト...............................................................................66
ケーブル配線...................................................................................66
USB通信の準備 ...............................................................................67
3
対応解像度一覧 ............................................................ 68
仕様一覧 ....................................................................... 69
外形寸法図 ................................................................... 71
索引 ..............................................................................72
お問い合わせ先 ............................................................ 75

本機の特長

電源コードをコンセントに差し込むだけで投写が開始されるダイ レクトパワーオン機能を搭載しました。 sp.34 また、電源を切ったあとすぐに電源コードを抜くことができ、片付 けがすばやく行えます。
■ 投写や収納が簡単なスライド式レンズカバー
シャッターを開閉して投写の中断・ 再開が簡単にできるため、メリハリ のあるプレゼンテーションが行えま す。
■ 開始・終了をわかりやすく音でお知らせ
電源をオンにすると「ピッ」、クールダウンが終了すると「ピッピッ」 と鳴ります。「ピッピッ」と鳴ったら電源コードを抜くことができま す。
■ 面倒な本体の水平調整が不要な単脚デザイン
片手で簡単に高さ調整ができま す。 s『セットアップガイド』
■ 大きなボタンで使いやすい操作パネル
投写機能と調整機能別にボタン を分類し、使いやすく配置しまし た。 sp.6
■ 投写映像を簡単に選択できる入力検出
「入力検出」ボタンを押すだけで、接続している映像信号を自動的に
検出して投写します。
■ 対話形式で問題解決ができるヘルプ
質問に答えていくと投写時のトラブ ルを解決することができます。
sp.38
「フォト」、「プレゼンテーション」、「ゲーム」など、使用シーンに合わ
せて登録されたモードを選択するだけで、最適な色調で映像を楽し むことができます。 sp.14
準備 投写中 困ったとき
4
■ 日本語でわかりやすい本体・リモコン表記
ボタンや端子名を日本語表記し、誰でも簡単に操作できるようにし ました。
■ 利用者を管理するパスワードプロテクト
パスワードを設定して、プロジェクターの使用を制限することがで きます。 sp.24
■ 電源ボタン以外の本体のボタン操作を無効にする操作ボタンロック
イベントや学校などで使用する場合に、いたずらや設定変更される のを防止できます。 sp.26

各部の名称と働き

前面/上面

5
本体操作パネル sp.6
ランプカバー sp.55
ランプの交換時にこのカバーを開 けて、中のランプを交換します。
排気口
投写中は、排気口の付近に、熱で 変形したり、悪影響を受けるもの を置いたり、手や顔を近づけたり しないでください。
フロントフット
s『セットアップガイド』
机上などに置いて使う場合に、投写 角度を調整するときに伸ばします。 上方向に最大10°まで傾けられま す。
盗難防止用ロック() sp.65
フットレバー
s『セットアップガイド』
フットレバーを引いて、フロン トフットを伸縮させます。
フォーカスリング
s『セットアップガイド』
投写映像のピントを合わせます。
リモコン受光部
s『セットアップガイド』
リモコン信号を受信します。
スライド式レンズカバー
s『セットアップガイド』
プロジェクターを使用しないときに、ス ライドさせて閉じ、レンズを保護します。 投写中に閉めると、映像と音声を消すこ とができます(A/Vミュート)。 A/Vミュー トになっても本機の電源は入ったままで す。 電源の切り忘れに注意してください。 スリープモードをオンに設定すると、A/V ミュートの状態で約30分経つと自動的に 電源が切れます。 お買い上げ時にはス リープモードはオフになっています。
各部の名称と働き

本体操作パネル

6
[メニュー]ボタン sp.29
環境設定メニューを表示/終了し ます。
[電源]ボタン
s『セットアップガイド』
電源をオン/オフします。
状態インジケータ
sp.39
本機の状態を色や点灯・点滅で示 します。
[入力検出]ボタン
sp.17
入力ソースを自動的に次の順番で検索し、信号が入力 されている機器の映像を投写します。
コンピュータ端子
S-ビデオ端子
ビデオ端子
[決定]ボタン sp.11, 29
コンピュータのアナログRGB映像やRGBビデオ映像 を自動調整し、最適化します。 環境設定メニューやヘルプが表示されているときは、 項目を決定したり、1つ下の階層に進みます。
[][]ボタン
s『セットアップガイド』, p.29
台形補正するときに押します。 環境設定メニューやヘルプが表示されて いるときは、メニュー項目や設定値を選択 します。
[戻る]ボタン sp.29
実行中の機能を終了します。 境設定メニュー表示時には 1つ上の階層に戻ります。
[ヘルプ]ボタン sp.38
トラブルが起こった場合の対 処方法を示すヘルプを表示/終 了します。
[ワイド][テレ]ボタン
s『セットアップガイド』, p.29
投写映像のサイズを調整します。 環境設 定メニューやヘルプが表示されている ときは、メニュー項目や設定値を選択し ます。
各部の名称と働き
背面
7
モニタ出力端子 sp.61
コンピュータ端子に接続して投写してい るコンピュータのアナログRGB映像や RGBビデオ映像の信号を外部モニタに出 力します。 ビデオ機器の信号には対応し ていません。
電源端子
s『セットアップガイド』
電源ケーブルを接続します。
リアフット
S-ビデオ端子
s『セットアップガイド』
ビデオ機器のS-ビデオg信号を入 力します。
コンピュータ端子
s『セットアップガイド』
コンピュータのアナログRGB映像信号やビ デオ機器のRGBビデオ信号、コンポーネント
ビデオg信号を入力します。
ビデオ端子
s『セットアップガイド』
ビデオ機器のコンポジットビ
デオg信号を入力します。
USB端子 sp.22, 66
ワイヤレスマウス機能時に、USBgケー ブルでコンピュータと接続します。
USBケーブルでコンピュータと接続し ても、コンピュータの映像を投写する ことはできません。
リモコン受光部
s『セットアップガイド』
リモコン信号を受信します。
スピーカ
音声入力端子
s『セットアップガイド』
接続した機器の音声信号を入力します。コン ピュータとビデオ共通の入力端子のため、複数 の機器を接続する場合は、ケーブルを抜き差し するか、音声セレクタをお使いください
各部の名称と働き
底面
吸気口 sp.52
定期的に掃除してください。
天吊固定部(3箇所) sp.51, 62
天井から吊り下げて使うとき、オプ ションの天吊り金具を取り付けます。
8
フットレバー フロントフット
エアーフィルタ(吸気口)
sp.52, 58
吸気時に、本機内部にホコリやゴ ミが入るのを防ぎます。 定期的に 掃除、交換してください。
各部の名称と働き

リモコン

ボタン名またはボタンアイコンに を重ねるとボタンの説明が表示されます。
9
[ページ送り][ページ戻し]ボタン sp.23
Eズーム]ボタン()() sp.21
[決定]ボタン sp.23, 29
[戻る]ボタン sp.23, 29
[ポインタ]ボタン sp.20
A/Vミュート]ボタン sp.19
[コンピュータ]ボタン sp.17
S-ビデオ]ボタン sp.17
リモコン発光部 s『セットアップガイド』
[電源]ボタン s『セットアップガイド』
[]ボタン sp.23,29
[静止]ボタン sp.19
[数字]ボタン sp.24
[カラーモード]ボタン sp.14
[メニュー]ボタン sp.29
[リサイズ]ボタン sp.20
[ヘルプ]ボタン sp.38
[ビデオ]ボタン sp.17
[自動調整]ボタン sp.11
[音量]ボタン sp.16
[入力検出]ボタン sp.17
テンキーボタン sp.24

調整と映像の切り替え

ここでは、カラーモード選択など、画質や音量の調整方法と映像を切り替える方法について説明しています。
画質を調整する ......................................................... 11
コンピュータ映像やRGBビデオ映像を調整する ........ 11
自動調整機能 .......................................................................... 11
トラッキングの調整 .............................................................. 11
同期の調整 .............................................................................. 12
映り具合を選ぶ(カラーモード)..................................... 14
投写位置を調整する(デジタル ピクチャシフト)...... 15
音量を調整する ......................................................... 16
投写映像を切り替える(入力検出)............................ 17
入力信号を自動検出して切り替える(入力検出) .......... 17
リモコンでダイレクトに切り替える............................. 17

画質を調整する

11

コンピュータ映像やRGBビデオ映像を調整する

自動調整機能
接続されたコンピュータのアナログRGB映像やRGBビデオ映像の 信号を判断し、映像を最適な状態に自動的に調整します。 自動調整で調整されるのは、トラッキングg、表示位置、
同期(Sync.gの3項目です。
環境設定メニューの「映像」→「自動調整」を「オフ」に設定している 場合は、自動調整機能は働きません。 この場合は、コンピュータや RGBビデオの映像を投写中に、リモコンの[自動調整]ボタン、また は本体の[決定]ボタンを押して、調整を行います。
リモコンの場合
本体の場合
トラッキングの調整
自動調整を行っても、コンピュータやRGB ビデオの映像に縦の縞模様が出て調整し きれない場合は、次のように個別にトラッ
キングgの調整を行います。
A
環境設定メニューから「 選びます。
映像
」→「
操作の詳細は、「環境設定メニューの操作」をご覧くださ い。 sp.29 使えるボタンと操作は画面下に表示されるガイドでご確 認ください。
リモコンの場合
トラッキング
本体の場合
」を
Eズーム機能や静止機能などを実行しているときにリモ
コンの[自動調整]ボタン、または本体の[決定]ボタンを押 すと、実行している機能を解除してから調整します。
コンピュータや RGB ビデオが出力している信号によって
は、うまく調整できない場合があります。 そのような場合 は、環境設定メニューで、トラッキングと同期をそれぞれ 調整してください。 sp.12
画質を調整する
12
B
C
映像の縦の縞模様が消えるようにトラッキングの値を設 定します。
リモコンの場合
ボタンを押すたびに、トラッキングの値が増減します。
[メニュー]ボタンを押して環境設定メニューを終了
します。
本体の場合
同期の調整
自動調整を行っても、コンピュータやRGB ビデオの映像にちらつき、ぼやけ、横ノイ ズが出て調整しきれない場合は、次のよう に個別に同期g調整を行います。
A
環境設定メニューから
操作の詳細は、「環境設定メニューの操作」をご覧くださ い。 sp.29 使えるボタンと操作は画面下に表示されるガイドでご確 認ください。
リモコンの場合
「映像」→「同期」を選びます。
本体の場合
連続してトラッキングを調整すると、投写映像が点滅しま すが、故障ではありません。
画質を調整する
13
B
C
映像のちらつき、ぼやけ、横ノイズが消えるように同期の 値を設定します。
リモコンの場合
ボタンを押すたびに、同期の値が増減します。
[メニュー]ボタンを押して環境設定メニューを終了
します。
本体の場合
トラッキング g を合わせてから同期を調整しないと、完全
には調整できません。 トラッキングのずれは、表示してい る画面によっては目立たない場合があります。 縦線や網 点の多い画面では目立ちやすくなりますので、トラッキン グのずれを確認してください。
ちらつき、ぼやけは、明るさやコントラスト g、シャープネ
ス、台形補正、ズームの調整で起こることもあります。
画質を調整する

映り具合を選ぶ(カラーモード)

14
映像の特徴に合わせた次の7種類の設定があらかじめ記録されてい ます。 投写映像に応じて選択するだけで、簡単に最適な画質で投写 できます。 モードによって投写の明るさが異なります。
モード名 使い方
フォト (コンピュータ、RGBビデオ映像入力時のみ)
鮮やかで、コントラストのある映像になり ます。明るい部屋で、写真などの静止画像を 投写するのに最適です。
スポーツ (コンポーネントビデオ、S-ビデオ、コンポ
ジットビデオ映像入力時のみ) 鮮やかで、臨場感のある映像になります。明 るい部屋で、テレビ番組などを楽しむのに 最適です。
プレゼンテーション 明るい部屋で、プレゼンテーションを行う
のに最適です。
シアター 自然な色合いの映像になります。暗い部屋
で、映画を楽しむのに最適です。
ゲーム 暗部の階調表現に優れています。明るい部
屋で、テレビゲームを楽しむのに最適です。
sRGBg
sRGBに準拠した映像になります。
黒板 黒板(緑色)に投写しても、スクリーンに投写
したときのような自然な色合いの映像にな ります。 環境設定メニューの「画質調整」→「カラーモード」からも設
リモコン
ボタンを押すたびに画面上にカラーモード名が表示され、モー ドが切り替わります。
画面上にカラーモード名が表示されている間にボタンを押す と、次のカラーモードに切り替わります。
定できます。 sp.30

投写位置を調整する(デジタル ピクチャシフト)

15
スクリーンの真正面に本機を設置できない場合も、本機を動かさずに 投写位置を微調整できます。
A
B
本体のボタンでズーム調整または台形補正を行います。
s『セットアップガイド』
調整終了後にデジタル ピクチャシフト調整画面が表示さ れます。
投写位置を調整します。
C
リモコンの場合 本体の場合
[戻る]ボタンを押して調整画面を終了します。
何も操作しないと、約10秒後に自動的に調整画面が消え ます。
ズームを「ワイド」側に最大にしているときは投写位置を
調整できません。
デジタル ピクチャシフトの設定は電源を切っても記憶さ
れています。投写位置や本機の角度を変えたときは調整し 直すか、次の操作を行います。
本体
[ワイド]ボタンを押したま
ま[テレ]ボタンを1秒以上 押します。
環境設定メニューでも調整できます。sp.32

音量を調整する

本機の内蔵スピーカの音量を調整します。
リモコン
側を押すと音量が上がり、 側を押すと下がります。
調整中は音量ゲージが表示されます。
音量調整を行っているときに、画面に表示されているゲー
ジの値が変化しなくなったら、音量調整の限界に達したこ とを示しています。
音量は環境設定メニューでも調整できます。 sp.32
16

投写映像を切り替える(入力検出)

入力信号を自動検出して切り替える(入力検出)

信号が入力されている機器の映像信号を自動検出して投写します。
コンピュータ ビデオS-ビデオ
飛び越し
17
ビデオ機器を接続している場合は再生状態にしてくださ
い。
現在投写されている映像信号しか入力されていない場合、
または映像信号がまったく入力されていない場合は、次の 画面が表示されます。この画面から目的の入力ソースを選 択することができます。
A
B
入力検出を行います。
リモコンの場合 本体の場合
検出中画面が表示され、映像が投写されます。
複数の機器を接続している場合は、目的の映像が投写さ れるまで[入力検出]ボタンを繰り返し押してください。

リモコンでダイレクトに切り替える

リモコンのボタンを使って、目的の入力ソースに直接切り替えるこ とができます。
リモコン
コンピュータ端子からの 映像に切り替えます。
ビデオ端子からの映
S-ビデオ端子からの映像 に切り替えます。
像に切り替えます。

便利な機能

ここでは、プレゼンテーションなどに効果的な機能と、セキュリティ機能について説明しています。
投写を効果的にする機能........................................... 19
映像と音声を一時的に消す(A/Vミュート).................. 19
映像を停止させる(静止)................................................. 19
アスペクト比を切り替える(リサイズ)......................... 20
ポインタを表示する(ポインタ)..................................... 20
映像を部分的に拡大する(Eズーム).............................. 21
リモコンでマウスポインタを操作する
(ワイヤレスマウス)......................................................... 22
セキュリティ機能...................................................... 24
利用者を管理する(パスワードプロテクト)................. 24
パスワードプロテクトを有効にしていると ...................... 24
パスワードプロテクトの設定方法 ...................................... 25
操作ボタンをロックする(操作ボタンロック)............. 26

投写を効果的にする機能

19

映像と音声を一時的に消す(A/Vミュート)

ちょっと投写を止めて話しに集中させたいときや、投写するファイ ルの切り替えなど、操作内容を見せたくないときに使います。
リモコンの場合本体の場合
レンズカバーを開閉または[A/Vミュート]ボタンを押すと、A/V ミュートを実行/解除します。 レンズカバーを閉めると映像は投写されませんが、[A/Vミュート] ボタンを押した場合は、環境設定メニューの「A/Vミュート」で設定 した表示状態になります。 sp.33

映像を停止させる(静止)

静止を実行したときの画面が投写されたままになります。ファイル の切り替えなどが投写されずに行えます。
リモコン
ボタンを押すたびに静止を実行/解除します。
音声は停止しません。
動画の場合は、停止している間も映像は進んでいますの
で、消したときの場面からは再開できません。
[静 止]ボタンを押すと、環境設定メニュー、ヘルプメ
ニューは消去されます。
Eズーム実行時も、静止機能で停止できます。
動画の場合は、A/Vミュート中も映像と音声は進んでいます ので、消したときの場面からは再開できません。
投写を効果的にする機能
20

アスペクト比を切り替える(リサイズ)

コンポーネントビデオgS-ビデオgコンポジットビデオg投写時
は、アスペクト比g4:3と16:9を切り替えることができます。 デジタルビデオで録画した映像やDVD映像を16:9のワイド画面で 投写できます。
スクイーズモード を4:3で投写した場合
リモコン
gの映像
スクイーズモードの映像を 169で投写した場合

ポインタを表示する(ポインタ)

ポインタで投写映像を指し示し、どこを説明しているかを明確にし たり、注目させるときに使います。
A
ポインタを表示します。
リモコン
ボタンを押すたびに表示を切り替えます。
環境設定メニューの「映像」→「リサイズ」からも設定 できます。
ボタンを押すたびに表示/非表示を切り替えます。
投写を効果的にする機能
21
B
ポインタアイコンを移動します。
リモコン
ポインタアイコン
環境設定メニューの「設定」→「ポインタ形状」でポインタア イコンの形状を3種類から設定できます。 sp.32

映像を部分的に拡大する(Eズーム)

グラフや表の細目などの見たい部分だけ大きく見たいときに便利 です。
A
Eズームを開始します。
リモコン
B
拡大/縮小表示したい部分にターゲットスコープを移動 させます。
ターゲットスコープ
投写を効果的にする機能
22
C
拡大します。
[-]ボタンを押すと拡大した結果を縮小します。
解除するには[戻る]ボタンを押します。
画面上に倍率が表示されます。
[ ]を傾けることによって、画面のスクロールができま
す。
1~4倍まで、25段階で拡大できます。

リモコンでマウスポインタを操作する(ワイヤレスマウス)

コンピュータのUSBg端子と、本機背面のUSB端子を市販のUSB ケーブルで接続すると、ワイヤレスマウスのように、同梱のリモコ ンでコンピュータのマウスポインタを操作できます。
対応コンピュータ
Windows 98/2000/Me/XP Home Edition/XP Professional Macintosh(OS 8.6~9.2/10.0~10.4)
USB端子へ
USBケーブル
(市販品)
USB端子へ
USBケーブルでの接続は、USB標準搭載モデルにのみ対応
しています。 Windowsの場合は、Windows98/2000/Me/XP Home Edition/XP Professionalプリインストールモデルだ けに対応しています。 アップグレードしたWindows98/ 2000/Me/XP Home Edition/XP Professional環境下では動 作を保証いたしません。
Windows/MacintoshともにOSのバージョンによりワイヤ
レスマウス機能を使用できない場合があります。
マウスを使用するために、コンピュータ側の設定が必要な
場合があります。 詳しくはコンピュータの取扱説明書を ご覧ください。
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