同梱品の確認
下記のチェックリストをご覧になり、同梱品を確認してください。万一、不足や不良がございましたら、お手数
ですがお買い上げいただいた販売店にご連絡ください。
□本体 □リモコン □単3形マンガン乾電池
(2本)
□電源ケーブル
(日本国内専用3m)
□日本語シール □保証書
説明書中の表示の意味
本機の故障や損傷の原因となるおそれがある内容を示しています。
関連する情報や知っていると便利な情報を記載しています。
s
関連事項や、より詳しい説明を記載しているページを示しています。
操作方法や作業の順番を示しています。
番号順に操作して目的の作業を行ってください。
□収納用ケース
□取扱説明書(本書)
「(メニュー名)」
リモコン、または本機のボタンを示しています。
画面に表示されるメニューの項目名やメッセージを示しています。
例:「明るさ」
ディスクの種類によって、使える機能や実行できる操作が違う場合があります。
次のマークで対象となるディスクをお知らせします。
目次
安全にお使いいただくために ............................. 2
使用・保管上のお願い ........................................... 5
ディスクとUSBストレージについて ................. 7
各部の名称と働き................................................. 9
リモコンの準備..................................................... 13
すぐ
観たいとき
設置 ........................................................................ 15
スクリーンサイズとスクリーンまでの距離....................... 15
電源ケーブルの接続 ............................................................. 15
ディスクの再生..................................................... 16
ディスクを再生し投写する.................................................. 16
投写位置や音量の調節 ......................................................... 17
再生を止める......................................................................... 19
電源を切る............................................................................. 19
再生中の基本操作................................................. 20
静止する(一時停止)............................................................. 20
早戻し/早送り....................................................................... 20
頭出しする(スキップ)......................................................... 21
コマ送りする......................................................................... 21
スローモーション再生 ......................................................... 21
一時的に投写光を照明として使う(ブレイク)................... 22
お部屋の状況に合わせて画質を選ぶ(カラーモード)....... 22
音声を一時的に止める(消音).............................................. 22
もっと
使いこなそう
いろいろな再生機能 ............................................. 23
DVDのメニューから再生する............................................. 23
ビデオCDをメニューから再生する .................................... 24
JPEG・M P 3 / W M A・D i v X
チャプター/トラック番号を指定して
再生するところを選ぶ ......................................................... 29
繰り返し(リピート)再生と順不同(ランダム)再生 ........... 29
お好みの順番で再生する(プログラム再生)....................... 31
投写映像を拡大表示する(ズームイン).............................. 32
音声言語の切り替え ............................................................. 33
字幕表示の切り替え ............................................................. 33
アングルを切り替える ......................................................... 34
再生情報画面を使って操作する .......................................... 34
スリープタイマの設定 ......................................................... 36
アスペクト比を切り替える.................................................. 37
他の機器を接続して再生する ............................. 39
USBストレージの接続......................................................... 39
他のビデオ機器やテレビ・コンピュータと接続する ......... 40
外部ビデオ機器やコンピュータの映像を投写する ........... 42
音声や音響の設定................................................. 44
ヘッドホンで聞く ................................................................. 44
同軸デジタル音声入力端子付きの音響機器を接続する ... 45
サラウンドサウンドを選ぶ.................................................. 45
デジタル音響効果を選ぶ...................................................... 46
®
再生.......................................... 26
設定と調整
設定メニューの操作と機能 .................................. 47
設定メニューの操作 ............................................................. 47
設定メニュー一覧................................................................. 48
言語コード一覧..................................................................... 50
「デジタル出力」の設定と出力信号の関係 .......................... 51
映像設定メニューの操作と機能 .......................... 52
映像設定メニューの操作 .....................................................52
映像設定メニュー一覧 ......................................................... 52
付録
困ったときに ......................................................... 54
インジケータの見方 ............................................................. 54
インジケータを見てもわからないとき .............................. 56
お手入れの方法 ..................................................... 58
各部の掃除 ............................................................................ 58
消耗品の交換時期................................................................. 59
オプション品・消耗品一覧 ................................................... 59
消耗品の交換方法................................................................. 60
投写距離とスクリーンサイズ .............................. 62
対応解像度一覧 ..................................................... 63
仕様一覧 ................................................................. 64
用語解説 ................................................................. 65
索引......................................................................... 66
サポート・サービスのご案内 ................................ 68
す
ぐ
観
た
い
と
き
も
っ
と
使
い
こ
な
そ
う
設
定
と
調
整
付
録
1
安全にお使いいただくために
安全に関する表示
本書および製品には、製品を安全に正しくお使い
いただき、お客様や他の人への危害や財産への損
害を未然に防止するために、絵表示が使われてい
ます。その表示と意味は次のとおりです。内容をよ
くご理解いただいた上で本文をお読みください。
この表示を無視して誤った取り扱い
をすると、人が死亡または重傷を負う
可能性が想定される内容を示してい
ます。
この表示を無視して誤った取り扱いを
すると、人が傷害を負う可能性が想定
される内容および物的損害のみの発生
が想定される内容を示しています。
異常・故障時
次のような場合は、すぐに電源を切り、
電源プラグをコンセントから抜いてお
買い上げの販売店、またはエプソンの
各修理センターにご相談ください。
• 煙が出ている、変な臭い、変な音がする。
• 本機内部に水や異物が入った。
• 本機を落としたり、ケースを破損した。
そのまま使い続けると、火災・感電の原因となります。
お客様による修理は危険ですから、絶対にしないで
ください。
異常が生じたとき、すぐにコンセントから電源プラ
グを抜けるように容易に手が届くコンセントに接
続してください。
絵表示の説明
行為を禁止する記号
行為を指示する記号
サービスマン以外の方は、本書で指示
している場合を除き、本機のケースを
開けないでください。また、本機の分
解・改造は、絶対にしないでください。
内部には電圧の高い部分が数多くあり、火 災・感 電・
事故の原因となります。
設置時
電源ケーブルを使用・取り扱う際
は、次の点を守ってください。
誤って使用・取り扱うと、火災・感 電・漏
電事故の原因となります。
• 添付の電源ケーブル以外のものは使用しない。
• 破損した電源ケーブルは、使用しない。
電源ケーブルが破損したら(芯線の露出、断線な
ど)、販売店またはプロジェクターインフォメー
ションセンターにご相談ください。
• 電源ケーブルを加工しない。
• 電源ケーブルの上に重いものを載せない。
• 無理に曲げたり、ねじったり、引っ張ったりしない。
• 電熱器の近くに配線しない。
2
電源プラグを取り扱う際は、次の点
を守ってください。
誤って取り扱うと、火災・感電の原因と
なります。
• たこ足配線はしない。
• 電源プラグの刃や刃の付近のホコリを定期的に
清掃する。清掃するときは、電源プラグをコンセ
ントから抜き、乾いた布でふき取ります。
• 電源プラグは根元まで確実に差し込む。
• 濡れた手で電源プラグの抜き差しをしない。
• 電源プラグを抜くときは、電源ケーブルを引っ張
らない。
必ず、プラグ本体を持って抜く。
表示されている電源電圧(交 流
100V)以外の電圧で使用しないで
ください。
指定以外の電圧を使うと、火 災・感 電 の
原因となります。
屋外や風呂、シャワー室など、水や
雨のかかるおそれのある場所、湿度
の高い場所で使用・設置しないでく
ださい。
火災・感電の原因となります。
ぐらついた台の上・傾いたところな
ど、不安定な場所に置かないでくだ
さい。
落ちたり、倒れたりして、けがの原因と
なることがあります。
本機の吸気口・排気口をふさがない
でください。
吸気口・排気口をふさぐと、内部に熱がこ
もり、火災の原因となることがあります。
次のような場所には設置しないでください。
• 押し入れ・本箱の中など、風通しの悪い狭いところ。
排気口と壁などの間は、20cm以上開けてください。
吸気口と壁などの間は、10cm以上開けてください。
• 布団・毛布・毛足の長いじゅうたんなどの上。
• 毛布・カーテン・テーブルクロスのような布をか
けない。
使用時
本機の上に乗ったり、重いものを置
かないでください。
倒れたり、壊れたりして、けがの原因と
なることがあります。
小さなお子様のいるご家庭では、特に注意してくだ
さい。
ケーブル類は、足などが引っかから
ないように配線してください。
電源ケーブルやAVケーブルをケーブ
ルの長さがぎりぎりのところなどに配
線すると、足などを引っかけて機器の落下や転倒な
どにより、けがの原因となることがあります。
湿気やホコリの多い場所・調理台や
加湿器のそばなど、油煙・湯気が当
たる場所で使用・設置しないでくだ
さい。
火災・感電の原因となることがあります。
本機の上に花瓶・水の入った容器・
薬品などを置かないでください。
こぼれて中に入ると、火災・感電の原因
となります。
本機の光源には、内部圧力の高い水
銀ランプを使用しています。次のこ
とを守って安全にお使いください。
以下の点を守らないと、けがや中毒を起
こす原因となります。
• ランプに衝撃や傷を与えない。
• ランプが破裂した際は、破裂時に生じたガスを吸
い込んだり、目や口に入れないように注意すると
ともに、すみやかに部屋の換気を行う。
水銀ランプ内部のガスには水銀が含まれていま
す。万一、ランプ破裂時にガスを吸い込んだり、目
や口にガスが入った場合は、直ちに医師の診察を
受けてください。
• ランプが破裂した際に生じたガスを吸い込んだ
り、目や口に入れないようにするために、本機を
使用中は、絶対に本機に顔を近づけない。
電源投入後は、絶対にレンズをのぞ
かないでください。
強い光で、視力障害などの原因となりま
す。小さなお子様のいるご家庭では、
チャイルドロックを行うなど特に注意してくださ
い。
本機の吸気口・排 気 口・ディスクス
ロットから、金属類・燃えやすい物・
異物などを差し込んだり、落とした
りしないでください。
火災・感電の原因となります。小さなお子様のいる
ご家庭では、特に注意してください。
本機または電池の入ったリモコン
を、窓を閉め切った自動車の中や、
直射日光が当たる場所、エアコン・
ヒーターの吹き出し口など、異常に
温度が高くなる場所に放置しないでください。
熱による変形や、本機内部の部品に悪影響を与え、
火災の原因となることがあります。
雷が鳴り出したら、電源プラグに触
らないでください。
感電の原因となります。
3
リモコンの電池を小さなお子様の
手の届く場所に放置しないでくだ
さい。
飲み込んだり、ノドに詰まらせることが
あります。万一、飲み込んだ場合は、直ちに医師にご
相談ください。
初めから音量を上げすぎないでく
ださい。
突然大きな音が出て、聴力障害の原因や
スピーカーを破損することがあります。
電源を切る前に音量(ボリューム)を下げておき、電
源を入れた後で徐々に上げてください。
ひび割れ、変形、または接着剤など
で補修したディスクは使用しない
でください。
ディスクは本機内で高速回転しますの
で、飛び散ってけがや故障の原因となります。
本機を移動させる場合は、必ず電源
プラグをコンセントから抜き、すべ
ての配線を外したことを確認して
から行ってください。
火災・感電の原因となることがありま
す。
電池の使い方を誤ると、電池の破
裂・液もれにより、火 災・け が・製 品
が腐食する原因となることがあり
ます。次のことを守り、安全にお使
いください。
• 種類の違う電池・新しい電池と古い電池を混ぜて
使用しない。
• 本書指定の電池以外は使用しない。
• 電池から液がもれた場合は、もれた液を布などで拭
き取り、新しい電池と交換する。もれた液が手などに
付着した場合は、すぐに水で洗い流してください。
• 交換時期がきたら、電池をすぐに取り出す。
• 長期間使用しないときは、電池を取り出す。
• 電池は加熱・分解・ショートしたり、火や水の中に
投げ込んだりしない。
• 極性(+、−)を正しく入れる。
• 電池を廃棄するときは、地域の回収ルールに従う。
ヘッドホンを使用するときは、音量
を上げすぎないでください。
耳を刺激するような大きな音量で長時
間続けて聞くと、聴力に悪い影響を与え
ることがあります。
本機をご使用にならないときは、安
全のため必ず電源プラグをコンセ
ントから抜いてください。
絶縁劣化により、火災の原因となること
があります。
投写中は、排気口の付近に熱で変形
したり悪影響を受けるものを置い
たり、手や顔を近づけたりしないで
ください。
排気口から温風が出るため、やけど・変形・事故の原
因となります。
使用直後は、絶対にランプを取り
出さないでください。電源を切っ
て本書指定の時間が経過して、ラ
ンプが十分冷えるまでお待ちくだ
さい。
熱で、やけど・けがの原因となることがあります。
お手入れ
お手入れの際には、電源プラグをコ
ンセントから抜いて行ってくださ
い。
感電の原因となることがあります。
お手入れの際は濡れた布やアル
コール、ベンジン、シンナーなどの
溶剤を使用しないでください。
水が中に入ったり、ケースが劣化し割れ
るなどして感電の原因となります。
4
1年に1度は、内部の掃除を依頼す
ることをお勧めします。
長期間、内部の掃除を行わないと、ホコ
リがたまり火災や感電の原因となりま
す。1年に1度は、お買い上げの販売店またはエプ
ソンの各修理センターに内部の掃除を依頼してく
ださい(その場合は有料となりますのでご了承くだ
さい)。特に、梅雨の前に掃除を行うことをお勧めし
ます。
使用・保管上のお願い
故障や誤動作、破損の原因となりますので、次の注意事項を必ず守ってください。
• 本機は側面に保管用フットがあるので、棚など
取り扱い・保管上の留意点
• 本書指定の使用温度範囲、保管温度範囲を守っ
て使用・保管してください。
• 振動や衝撃が伝わる場所には設置しないでくだ
さい。
• テレビやラジオ・ビデオなど磁気を発生するも
のの近くには設置しないでください。
本機で再生中の画像や音声に悪い影響を与えた
り、正しく動作しない場合があります。万一、こ
のような症状が発生したときは、テレビやラジ
オ・ビデオから離してください。
• 以下の状態で投写しないでください。故障や事
故の原因となります。
にコンパクトに縦置き収納できます。縦置き収
納する際は、保管用フットを下側にして置いて
ください。また、吸気口にホコリが入らないよう
に、必ず同梱の収納用ケースに入れてください。
結露について
寒いところから暖かい部屋に本機を持ち込む、ま
たは本機を設置している部屋を急激に暖房したと
きなどは、レンズの表面や内部に水滴が付着(結
露)することがあります。結露すると、映像がぼや
けるなど正常に動作しないばかりでなく、ディス
クや部品を傷める原因となります。結露を防ぐに
は、ご使用になる1 時間くらい前に使用する部屋
に本機を設置するようにします。万一、結露したと
きは、電源ケーブルをコンセントから抜いて、1〜
2時間待ってからお使いください。
立てて投写しない。 上に向けて投写しない。
下に向けて投写しない。 左右に傾けて投写しない。
• 再生中は本機を動かさないでください。
ディスクに傷がついたり、故障の原因となります。
• たばこなどの煙が当たる場所、寝室などホコリ
の多い部屋での使用・保管はできるだけ避けて
ください。
投写映像の品質が劣化することがあります。
• 投写レンズを素手で触らないでください。
レンズ面に指紋や皮脂が付くときれいに投写で
きません。本機を使用しないときはレンズカ
バーを閉めてください。
• 本機の故障、およびランプ不点灯により発生し
た損害について、定められたサービス範囲以外
は免責とさせていただきます。
ランプについて
本機は光源に、内部圧力の高い水銀ランプを使って
います。水銀ランプには次の特徴があります。
• 使用時間の経過に伴って、ランプの明るさが低下
します。
• 衝撃や傷、使用時間の経過による劣化などで、大
きな音を伴って破裂したり、不点灯状態になった
りして、寿命にいたります。
• ランプの個体差や使用条件によって寿命にいた
るまでの時間に、かなり大きな差があります。
万一に備えて、あらかじめ交換用ランプをご用意
ください。
• ランプの交換時期を超えると、破裂する可能性が
一段と高まります。
ランプ交換のメッセージが表示されたら、すみや
かに新しいランプと交換してください。
• ランプには水銀が含まれています。使用済みのラ
ンプは、地域の蛍光管の破棄ルールに従って廃棄
してください。
5
液晶パネルについて
輸送時のご注意
• 液晶パネルは非常に精密な高い技術で作られて
いますが、黒い点が見えたり、赤や青、緑などの
点が常時点灯することがあります。また、すじ状
に色むらや明るさむらが見えることもありま
す。
これは、液晶パネルの特性で起きるもので、故障
ではありません。あらかじめ、ご了承ください。
• 白黒がはっきり分かれている静止画を15分以上
投写していると投写映像に残像が残ることがあ
ります。万一、残像が残ってしまったときは、残
像が消えるまで(残像の程度によって異なりま
すが目安で30 〜 60 分)明るい画面(コンピュー
タ:白画面、ビデオ:なるべく明るい動画)を投写
してください。それでも消えないときはエプソ
ンの各修理センターにご相談ください。
本機を持ち運ぶ際のご注意
• レンズカバーを閉めてください。
• ディスクを取り出してください。
• フットを伸ばしているときは、フットを収納し
てください。
• 下図のようにハンドルを持って、本機を移動し
てください。
• 本機内部には、ガラス部品や精密部品を数多く
使用しています。輸送の際は、衝撃による故障防
止のため、お買い上げいただいたときの梱包箱
と緩衝材を利用してください。
梱包箱がない場合は、本機に衝撃が伝わらない
ように本機の周囲を緩衝材などで保護し、堅固
なダンボール箱に入れて精密機器と指定の上、
輸送してください。
• レンズカバーを閉じた状態で梱包してくださ
い。
• 輸送は、精密機器輸送が可能な宅配業者に精密
機器であることを告げ、依頼してください。
※お客様が、輸送の際に発生した故障に関する保証
はいっさいできかねますので、ご了承ください。
著作権について
ディスクを著作権者に無断で複製・放送・上映・公
開演奏・レンタル(有償、無償にかかわらず)するこ
とは、法律により禁止されています。
ステレオを聞くときの
エチケット
楽しい音楽や映画の音も、ときには周囲の迷惑に
なります。隣近所に迷惑がかからないような音量
でお聞きください。特に、夜は小さな音でも周囲に
良く通るものです。窓を閉めたりヘッドホンをご
使用になるなどお互いに気を配り、快い生活環境
を守りましょう。このマークは音のエチケットの
シンボルマークです。
6
ディスクとUSBストレージについて
ディスクについて
再生できるディスク
次のディスクを再生できます。
ディスクの種類本書中の
表示
DVDビデオ 映画などが高画質で記録され
ている市販のソフト。
本機では、以下のようにリー
ジョン番号「2」または「ALL」
と表示されているディスクを
再生できます。
例)
DVD+RW
DVD+R
DVD+RDL
DVD-RW
DVD-R
DVD-RDL
ビデオCD 映像や音楽が記録されている
CD
他のDVDレコーダーで録画し
た左記のDVD。
• ビデオフォーマット記録さ
れたDVDを再生できます。
• VRフォーマットで記録さ
れたDVDを再生できます。
• 録画を行ったDVDレコー
ダーで「ファイナライズ」を
行ったディスクに限り再生
できます。
• ISO9660/UDFで記録した
以下のファイルも再生でき
ます。
MP3/WMA/JPEG/
MPEG1/2/4/DivX
5/6/Divx®Ultra
• マルチセッションに対応し
ていますが、再生できるの
は最初のセッションだけで
す。
市販のソフト。
• PBC(プレイバックコント
ロール)付きビデオCD(バー
ジョン2.0)に対応していま
す。
• スーパービデオCD(SVCD)
も再生できます。
音楽や音声が記録されている
市販のソフト。
特徴
®
3/4/
CD-R/RW
CD+R/RW
CDレコーダーやコンピュー
タで作成したCD。
• ISO9660 level1と level2/
UDFで記録した以下のファ
イルを再生できます。
MP3/WMA/JPEG/
KodakPictureCD/フジカ
ラーCD/MPEG1/2/4/
®
3/4/5/6/Divx®
DivX
Ultra
• 拡張フォーマット(Joliet)
に対応しています。
• マルチセッションに対応し
ています。
• パケットライト方式で記録
されたディスクも再生でき
ます。
• コンパクトディスク(CD)規格に準拠していな
いコピーコントロールCD等のディスクは、本機
では動作や音質を保証できません。
CD規格に準拠したCDには、以下のコンパクト
ディスクロゴマークが表示されています。音楽
ディスクパッケージの表示をご確認ください。
• 本機は NTSC ・ PAL テレビ方式のどちらも再生
できます。
• DVD ビデオ、SVCD、ビデオCDは、ソフト制作者
の意図により再生状態が決められていることが
あります。本機は、ソフト制作者が意図したディ
スク内容に従って再生しますので、操作したとお
りに機能が働かない場合があります。再生する
ディスクに付属の説明書を必ずご覧ください。
• DVD-R/R DL/RW、DVD+R/R DL/RW、CDR/RW、CD+R/RW は、ディスクの傷・汚れ・反
り・記録状態・記録条件が原因で再生できないこ
とがあります。また、読み取りに時間がかかるこ
とがあります。
• 次のディスクは、音声だけ再生できます。
・MIX-MODECD ・CD-G ・CD-EXTRA
・CDTEXT
7
再生できないディスク
• 次のディスクは再生できません。
・DVD-ROM ・CD-ROM ・PHOTOCD
・DVDオーディオ ・SACD ・DACD
・DVD-RAM
• 直径12cm、または8cm以外の円形ディスク
• 円形以外の特殊な形状(ハート型や多角形など)
をしたディスク
ディスクの取り扱い方
• 再生面を手で触れないでください。
• 保管時は、必ずケースに入れてください。
• 保管場所は、直射日光の当たる場所や湿度の高
い場所を避けてください。
• ディスクの再生面が指紋やホコリで汚れている
と、映像の乱れや音質低下の原因となります。再
生面の汚れは、乾いた柔らかい布でディスクの
中心から外側に向けて軽く拭いてください。
• アナログレコード用のクリーナやベンジン、静
電気防止剤などは使用しないでください。
• ディスクに紙やシールを貼らないでください。
再生できるUSBストレージ
• USB1.1 に準拠した以下のような記憶装置を接
続して再生できます。
・USBメモリ(セキュリティ機能が付いていな
い機種のみ)
・マルチカードリーダ
・デジタルカメラ(USBマスストレージクラス対
応の機種のみ)
• SDメモリカードなどのメディアはマルチカー
ドリーダを介して本機と接続してください。
• ファイルシステム「FAT16/32」に対応していま
す。
• 一部のシステムファイルに対応できないことが
あります。その場合は、Windows でフォーマッ
トしたメディアをお使いください。
• マルチカードリーダに複数のメモリカードを
セットしていても、再生されるのはそのうちの1
枚に限ります。
再生したいカードだけをセットしてください。
再生できるファイルの仕様
ファイル
形式
MP3 「.mp3」または
WMA 「.wma」または
®
DivX
DivX®
Ultra
JPEG 「.jpg」または
※ファイル名が全角文字の場合は、正しく表示さ
れません。
ファイルサイズ 4GB
1フォルダ内のファ
イル総数
フォルダ総数
※設定メニューの「MP3/JPEGナビ」を「メニュー
なし」に設定しているときは数の制限はありま
せん。
ファイル名
拡張子
「.MP3」
「.WMA」
「.divx」または
「.DIVX」、
「.avi」、「.AVI」
「.JPG」
※
※
※
ビットレート:
16〜320kbps
サンプリング周波数:
11kHz、16kHz、
22.05kHz、32kHz、
44.1kHz、48kHz
ビットレート:
64〜192kbps
サンプリング周波数:
44.1kHz、48kHz
最高3Mbps
最大画素数:720 ×576
ピクセル
最高フレームレート:
30fps
「.avi」「.AVI」という拡
張子でもDivX
ルでないことがありま
す。この場合は再生でき
ないことがあります。
総画素数:3072x2048
ピクセルまで
MotionJPEGには対応
していません。
DCF(Design rule for
Camera File system)
規格準拠のデジタルス
チルカメラで撮影した
JPEG データに対応し
ています。デジタルスチ
ルカメラの自動回転機
能などを使用したとき
やコンピュータの画像
編集ソフトなどで加工、
編集、再保存したデータ
は再生できないことが
あります。
648ファイル(フォルダを含む)
+2デフォルトフォルダ
最大300フォルダ
仕様
®
ファイ
8
各部の名称と働き
前面
A
B
C
D
E
F
名称 働き
スライド式レンズカバー 本機を使わないときはレンズ保護のためにレンズカバーを閉めてください。
A
投写中にレンズカバーを閉めると投写光を完全に遮断できます。この状態で約30分経過
すると自動的に投写ランプが消灯します。
sp.15
K
J
I
H
G
Discインジケータ ディスクスロットにディスクを挿入すると緑色に点灯します。sp.16
B
イジェクトボタン ディスクスロットからディスクを取り出すときに押します。sp.19
C
リモコン受光部 リモコン信号を受光します。sp.13
D
ディスクスロット 再生するディスクを挿入します。sp.16
E
フット 投写レンズ側のフットは回すと伸縮します。最大まで伸ばすと、本機を約5°まで傾ける
F
ことができます。
ヘッドホン端子 ヘッドホンを接続します。sp.44
G
スピーカー 左右側面にありバーチャルサラウンドに対応しています。sp.45
H
吸気口 本機内部を空冷するための空気を取り込みます。ここにホコリがたまると内部の温度が
I
上昇し故障や光学部品の早期劣化の原因となります。定期的に清掃をしてください。
sp.58
ハンドル 本機を持ち運ぶときは、このハンドルを持って移動します。sp.6
J
投写レンズ 映像を投写します。
K
sp.18
9
背面
A
B
C
D
E
F
名称 働き
L
K
J
I
H
G
PC入力端子 コンピュータのRGB出力端子と接続します。sp.41
A
Component入力端子 ビデオ機器のコンポーネント(YCbCrやYPbPr)出力端子と接続します。sp.41
B
Video入力端子 ビデオ機器の一般的な映像出力端子と接続します。sp.40
C
Audio入力端子 接続したビデオ機器やコンピュータの音声出力端子と接続します。sp.40,41
D
電源端子 電源ケーブルを接続します。sp.15
E
Digital Coaxial Audio-
F
Out端子
USB端子 USB1.1に対応したUSB メモリやマルチカードリーダなどを接続し、MP3/WMAや
G
セキュリティスロット
H
(j)
リモコン受光部 リモコン信号を受信します。sp.13
I
スピーカー 左右側面にありバーチャルサラウンドに対応しています。sp.45
J
排気口 本機内部を空冷した空気の吐き出し口です。
K
同軸デジタル音声入力端子付きの音響機器を接続します。sp.45
JPEG、DivX
Kensington社製のマイクロセーバーセキュリティシステムに対応したセキュリティス
ロットです。マイクロセーバーセキュリティシステムの詳細は、Kensingtonのホーム
ページhttp://www.kensington.com/でご確認ください。
®
の再生ができます。sp.39
10
投写中は、排気口の付近に熱で変形したり、悪影響を受けるものを置いたり、手や顔を近
づけたりしないでください。
保管用フット 本機を縦置きにするときの脚となります。縦置き収納する際は、保管用フットを下側にし
L
て置いてください。また、吸気口にホコリが入らないように、必ず同梱の収納用ケースに
入れてください。
天面
本製品には、「日本語シール」が同梱されています。本書でのボタン名称は、シールが貼られていることを前提
に記載しています。
日本語シールの貼り方
A
D
B
v電源ボタン
sp.19
v音量調節ボタン
sp.17
v再生/一時
停止ボタン
sp.20
Tw
Cd
vズームボタンsp.17
Tw
v決定ボタン
sp.26p
vリターンボタン
sp.27
vw/vボタン
sp.18
v入力切替ボタン
sp.42
名称 働き
フォーカスリング 左右に動かして投写映像のピントを合わせます。sp.17
A
状態インジケータ 本機に異常が発生したときに点灯・点滅して異常の内容を示します。sp.54
B
ランプカバー ランプの交換時にこのカバーを開けて、中のランプを交換します。sp.60
C
レンズカバー開閉つまみ ツマミをスライドしてレンズカバーを開閉します。sp.15
D
v停止ボタン
sp.19
11
リモコン
A
B
便利な機能
sp.34 sp.29
sp.31 sp.36
sp.45 sp.46
sp.32 sp.37
再生時に使うボタン
sp.19 sp.20,21
sp.20,21 sp.20,21
sp.21 sp.21
sp.19
sp.23 sp.23,25,
28,28
F
E
アドバンスト機能
sp.42
sp.22
sp.22
音の調節時に使うボタン
sp.17 sp.22
DVDビデオの設定に使うボタン
sp.33
sp.47 sp.24
sp.23,25,26,28
sp.23,25,26,
C
D
名称 働き
A
リモコン発光部 リモコン信号を発信します。sp.13
B
C
sp.33
sp.34
28
本機の電源をオン/オフします。sp.19
映像が台形にゆがんでいるときに押して四角くなるように補正します。sp.18
12
D
E
機能/数字切替スイッチ 数字と機能が併記されたボタンの働きを切り替えます。機能を実行したいときは機能側
F
投写状態の調節や確認を行うメニューを表示/終了します。sp.52
ディスクスロットからディスクを取り出すときに押します。sp.19
にスイッチを設定します。
sp.23
リモコンの準備
乾電池のセット
お買い上げ時は、リモコンに電池はセットされていません。
同梱の乾電池をセットしてからお使いください。
A
B
C
電池ホルダ内の表示を確認し、(+)
(−)を正しく入れてください。
リモコンの使用範囲
裏ブタのタブを押したまま、持ち上げます。
乾電池を正しい向きで入れます。
フタを閉めます。
使い続けているうちにリモコンの反応が遅くなったり、操作ができ
なくなった場合は、電池の寿命が考えられます。新しい電池と交換し
てください。交換用の電池は単 3 形のアルカリ(マンガン)乾電池を2
本用意してください。
操作可能範囲(左右)
約30°
約30°
操作可能範囲(上下)
約15°
約15°
約30°
約30°
6m6m
約15°
約15°
6m6m
本機のリモコン受光部に直射日光や蛍光灯の光が直接あたらないよ
うにしてください。リモコンからの信号を受信できないことがあり
ます。
13
すぐ
観たいとき
14
再生の手順
面倒な配線作業は不要です。テレビの種類選択や、入力切替などの操作も不要です。
次の4ステップで簡単に大画面でDVDを鑑賞できます。
標準装備のスピーカーはバーチャルサラウンドに対応しているので、左右 2 つのスピーカーでマルチスピー
カーから得られる臨場感や立体感のある音響が楽しめます。
スクリーンの前に
置く。
sp.15
電源ケーブルを接
続する。
sp.15
ディスクを再生
する。
sp.16
投写位置やサイズ、
音量を調節する。
sp.17
設置
スクリーンサイズとスクリーンまでの距離
スクリーンに映像が最適な大きさで映
A
るように設置します。
例えば、16:9 の80型スクリーンに投写する
ときはスクリーンから約237cm離して設置
します。
※値は目安です。
本機をスクリーンから離すほど、投写画面は
大きくなります。
投写距離の詳細値sp.62
本機をスクリーンに対して平行になる
B
ように設置してください。
スクリーン
スクリーンに対して本機が斜めになってい
ると、投写画面が台形状にゆがみます。
す
ぐ
観
た
い
と
き
電源ケーブルの接続
電源ケーブルを接続します。 レンズカバーを開けます。
オレンジ色に点灯
SourcePower
Volume
Tw
Return
15
ディスクの再生
ディスクを再生し投写する
ディスクのラベル面を上に向けてディス
A
クスロットに挿入します。
両面ディスクは再生する面を上にして挿入し
ます。
8cmディスクはディスクスロットの中央に挿
入します。
「ピッ」と鳴り、電源が入ります。
ディスクを挿入するとDiscインジケータが緑
色に点灯します。
再生を開始します。
B
自動的に投写ランプが点灯し、投写が始まり
ます。ランプが点灯してから映像がしっかり
映るまでには、約30秒かかります。
メニューが表示されたときは
s
p.23
sp.24
sp.26
標高が約1500m以上の地域で使うときは、「高
地モード」を「オ ン」に設定してください。
sp.53
• 電源投入後は、絶対にレンズをのぞかないでくだ
さい。
• レンズカバーを閉じてからディスクの挿抜を行っ
てください。
16
投写位置や音量の調節
投写された映像や音量を調節します。
投写サイズの微調整
(ズームボタン)
「W」側に押すと
大きくなります。
「T」側に押すと
Tw
小さくなります。
す
ぐ
観
た
い
と
き
ピント調整
(フォーカスリング)
音量の調節(ボリューム)
本体の場合 リモコンの場合
Tw
"投写位置や音量の調節"つづく
17
映像の台形ゆがみを補正する
(台形補正)
投写映像を上方向に投写したいときは本機
のフットを回して伸ばします。
フットを伸ばすときは、本機が左右水平になるよ
うにフットを調整してください。
伸縮できるのは投写レンズ側のフットだけです。
フットを伸ばして本機を傾けると、投写映像が台形状にゆがみます。
台形ゆがみは次の操作で補正できます。
上辺が広いとき 底辺が広いとき
リモコンの場合本体の場合 リモコンの場合本体の場合
Tw Tw
本機の傾斜角度が上下方向に最大約15°までであれば補正できます。
傾斜角度が大きくなるにつれてピントが合いにくくなります。
18
電源を切る
再生を停止後、 を押してディスクを
A
ディスクスロットから取り出します。
• を押して、一旦ディスクスロットから出
た状態のディスクをもう一度見たいとき
は、ディスクを手で押してもディスクス
ロットに挿入できません。 を押してくだ
さい。
再生を止める
を押します。
は停止した
後、 を押すと停止した場面から再生を再
開します(リジューム再生)。
リジューム再生時の留意点
• スクリーンに「ロード中」と表示されている間
に を押すと「リジューム再生」と表示さ
れ、前回再生を停止した続きが再生されます。
•
を2回押すとリジュームは解除されます。
• でファイルリストが表示
されるディスクとVRフォーマットで記録さ
れた はリジューム再生できません。
• ディスクを入れ替えても最近再生したディ
スク10枚まではリジューム再生できます。
• 再生を再開する位置が、停止した位置と少し
異なることがあります。
• 停止位置と一緒に音声言語、字幕言語、アン
グルの設定も記憶されます。
• ディスクのメニューを表示中に停止すると、
リジューム再生できないことがあります。
B
C
D
E
クールダウン中は、電源ケーブルを抜かないでくだ
さい。ランプの早期劣化の原因となります。
を押します。
ランプが点灯していた場合は、ランプが
消え、本体の電源インジケータがオレン
ジ点滅します(クールダウン中)。
「ピッ、ピッ」とブザーが鳴ったらクール
ダウンは終了です。電源プラグをコンセ
ントから外します。
を押して電源を切っただけでは、電力を
消費しています。
レンズカバーを閉めます。
レンズにホコリや汚れがつかないように、使
わないときはレンズカバーを閉めてくださ
い。
電源インジケータがオレンジ点滅している
間は、内部でランプを冷やす作業(クールダ
ウン)をしています。クールダウン中(約 5
秒間)は、リモコンや本体のボタン操作は無
効となります。
す
ぐ
観
た
い
と
き
19
再生中の基本操作
以降は、おもにリモコンのボタンを使って説明します。操作パネルに同じマークのボタンがあれば、操作パネ
ルからも同様に操作できます。
操作を開始する前に[機能]側にセットします
静止する(一時停止)
再生中に、 を押します。
• 操作パネルでは を押します。
は、押すたびに一時停止/再生を繰り返
します。
• 再生に戻るには を押します。
早戻し/早送り
再生中に 、または を押します。
• 戻し / 送りスピードは 5 段階あり、ボタンを
押すたびに変わります。
• 通常の再生に戻るには を押します。
ディスクによっては、早送り/ 早戻し中は音
声が途切れたり、出ないものがあります。
20