Canon XL-2260 User guide [ja]

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XLC2260設置ガイド
このたびは、ページプリンタXL‑C2260 をご購入いただ き、まことにありがとうございます。 本書は、ご購入されたプリンタを梱包箱から取り出し、 設置して動作確認を行う方法について説明しています。 詳しくは、『XL‑C2260取扱説明書』「第 1 章お使いにな る前に」〜「第 2 章 プリンタ本体の設置」をご覧くださ い。
2010 年10 月 3 版発行
富士通株式会社
製品を確認する
本製品は、添付品とともに梱包材で保護し、梱包してあります。梱包箱から取り出して、製 品が揃っていることを確認してください。 万一、不良品や不足品がありましたら、ご購入元にご連絡ください。
Copyright
FUJITSULIMITED2006‑2010
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・本製品には、パソコンとの接続ケーブル(プリンタUSB ケーブル、プリンタLAN
ケーブル)は添付されていません。パソコンに添付されているケーブルか別売 ケーブルをお使いください。
・プリンタを移送する場合は、設置時に取り外した保護具が必要になります。梱
包箱や緩衝剤、ストッパリリース(8 ページ)は、捨てずに保管しておいてく ださい。
本製品は、他の XLシリーズ・プリンタと比べた場合に、装置や機能の名称が一 部異なりますのでご了承ください。
商標について
Microsoft、Windows、WindowsNT、WindowsVista、WindowsServerは、米国Microsoft Corporationおよび / またはその関連会社の商標です。 その他の製品名、会社名は各社の登録商標または商標です。
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設置上のお願い
安全に快適にプリンタをご利用いただくために、安全上のご注意とともに、次 の点に注意して設置してください。
◆設置に適した場所
いつも良い状態でご使用いただける環境範囲は、次のとおりです。
印刷最適領域を超えて使用した場合には、印刷品質が低下することがあります。 冷えきった部屋を暖房器具などで急激に暖めると、製品の内部に水滴が付着し、 部分的に印刷できない場合があります。室温になじませてから使用してくださ い。また、周囲湿度が 30 %以下の場所に設置する場合は、加湿器または静電気 防止マットなどを使用してください。
◆電源コンセント、アースについて
電源コンセントは本製品専用にお使いください。 1 つの電源コンセントを本製品専用にしてください。複写機やエアコンなど消費 電力の大きな機器や、電気的ノイズを発生する機器と同じコンセントから電源を 取ると、電圧降下によるパソコンの誤動作、データ消失のおそれがあります。
警告 感電 ・ 電源プラグは、定格電圧100Vで、定格電流15A以上のコンセント
火災 に単独で差し込んでください。また、タコ足配線をしないでくだ 転倒 さい。
発熱による火災や感電のおそれがあります。なお、本製品の定格 電源は、100V、8.5Aです。
・ プリンタや他の機器の、電源コードの上にプリンタを載せないで
ください。 電源コードが傷付き、感電、火災、故障の原因となります。
・ プリンタを10°以上傾けないでください。
転倒などによりけがの原因となることがあります。
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◆電波障害や磁界障害が発生する場合
本製品を設置し、ラジオの雑音、テレビ画面のチラツキやゆがみなど電波障害 や磁界障害が発生する場合は、本製品の電源を切ってこれらの障害がなくなる かどうか確認してください。電源を切ると障害がなくなるようであれば、次の 方法を組み合わせて障害を防止してください。
・本製品とラジオやテレビ双方の距離を離してみる。
(特に磁界障害が発生した場合は、プリンタから 20cm 以上離すようにして
ください。) ・本製品とラジオやテレビ双方の位置や向きを変えてみる。 ・本製品とラジオやテレビ双方の電源を別系統のものに変えてみる。 ・受信アンテナやアンテナ線の配置を変えてみる。(アンテナが屋外にある場
合は電気店にご相談ください。) ・ラジオやテレビのアンテナ線を同軸ケーブルに変えてみる。
◆超音波加湿器の使用について
超音波加湿器をご使用の際に、水道水や井戸水をご使用になりますと、水中の 不純物が大気中に放出され、プリンタの内部に付着して画像不良の原因となり ます。ご使用の際には、純水のご使用をお勧めします。
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◆設置スペースについて
警告 火 災 プリンタの側面および背面には通気口があります。プリンタは壁か
ら600mm以上離して設置してください。通気口をふさぐと内部に熱が こもり、火災の原因となることがあります。 また、プリンタの操作および消耗品類の交換、日常の点検など、本 製品を正しく使用し、機械の性能を維持するために、下図の設置ス ペースを確保してください。 プリンタの上部には日常の操作に必要な700mm以上のスペースを確保 してください。
*:オプションは含みません。
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プリンタを設置する
プリンタは、次の手順で設置してください。
◆梱包品を確認する
製品がすべて揃っていることを確認してください。 梱包されている製品は、「製品を確認する」(1 ページ)に記載してあります。
◆オプション品について
オプション品を購入した場合は、梱包箱に印刷された取り付け手順、または
『XL‑C2260取扱説明書』「第 3 章 オプションの装着」をご覧になり、取り付け
を行ってください。
◆プリンタを設置する
プリンタを設置場所に移動します。設置場所については、「設置上のお願い」(3 ページ)を参照してください。
プリンタを移送する場合は、設置時に取り外した保護具が必要になります。梱 包箱や緩衝剤、ストッパリリース(8 ページ)は、捨てずに保管しておいてく ださい。
◆固定テープ、保護シートを取り外す
1 プリンタ前面の固定テープ(5ヶ所)と紙を、マルチパーパストレイを開け
ながらはがす
注意 故 障 固定テープを付けたままプリンタを使用すると、故障の原因になります。
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2 プリンタ背面の固定テープ(2ヶ所)をはがす
3 給紙カセットを完全に引き抜く
4 ①保護シートを手前に引き抜いてから、②給紙カセットを元の位置に
戻す
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5 オープンボタンを押し、トップカバーを開く
トップカバーは、手を離しても戻らない位置まで完全に開いてください。
プリンタ内部の部品には、手を触れないでください。
6 定着器のレバー(青色)を矢印①の方向へ押し下げながら、ストッパリ
リース(オレンジ色)の上部を左側に押しながら取り外す(②)
・ストッパリリースを左側に押す場合は、指を挟んだり、指に強く当たったり
するおそれがあるため、充分に注意してください。
・ストッパリリースはプリンタを輸送するときに使います。必ず保管してくだ
さい。
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◆カートリッジを取り付ける
本製品は、本体内部に未使用のトナー付きドラムカートリッジが取り付けられ ています。 本製品をお使いいただくには、ドラムカートリッジをいったん取り出し、ドラ ムカートリッジに取り付けられている保護シートを引き抜く必要があります。
1 トナーカートリッジの青色のレバー(4ヶ所)を矢印の方向にいっぱい
まで回す
2 トナーカートリッジを付けたまま、ドラムカートリッジ(4 個)を静か
に上に取り出す
・イメージドラム(緑の筒の部分)は、非常に傷付きやすいため、取り扱いには
充分注意してください。
・ドラムカートリッジは、直射日光や強い光(約 1500ルクス以上)に当てない
でください。室内の照明の下でも 5 分間以上は放置しないでください。
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3 紙を敷いた、平らなテーブルの上にドラムカートリッジを置き、保護シート
1 を留めているテープをはがし、矢印の方向に引き抜く
4 保護シート 2を矢印の方向に引き抜く
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5 同様に、他のドラムカートリッジからも保護シート 1、2を取り除く
注意 故 障
電源を入れる前に、必ずドラムカートリッジの保護シートを取り外し てください。故障の原因となります。
6 ドラムカートリッジのラベルの色とプリンタのラベルの色を合わせ、
ドラムカートリッジ(4 個)を静かに戻す
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7 ディンプルマークを押して、トップカバーを閉じる
・製品購入時に添付されているトナーカートリッジの印刷可能枚数は、A4 サイズ
に印字率 5% 原稿を印刷した場合、約 1,500枚です。
・オペレータパネルに「***:* トナーカートリッジ ナシ カートリッジ
/レバー カクニン」が表示されるときは、トナーカートリッジのレバーが矢 印の方向にいっぱいまで動かされているか確認してください。
・通常のトナーカートリッジを使用した後は、製品購入時に添付されているト
ナーカートリッジは使用できなくなります。製品添付のトナーカートリッジを 使用し、「マモナクトナーギレ」または「トナーコウカン」になってから、通 常のトナーカートリッジをご使用ください。
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◆用紙をセットする
給紙カセットや手差しトレイに用紙をセットする方法や使用できる用紙について、詳しく は『XL‑C2260取扱説明書』「第 6 章用紙について」をご覧ください。 ここでは、標準装備の給紙カセットに A4 用紙をセットする方法を説明します。
1 給紙カセットを引き抜く
※プレートに付いているゴムは、はがさないでください。
2 用紙ストッパを用紙サイズに合わせ、確実に固定する
3 用紙をよくさばき、上下左右を揃える
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4 印刷面を下に向けて、用紙をセットする
用紙は給紙ガイドの手前に寄せて置き、用紙ガイドの「▽」マークを越えないよう にセットします。
5 用紙ガイドを用紙サイズに合わせ、固定する
6 給紙カセットをプリンタに戻す
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ケーブルを接続する
ローカルプリンタで使用する場合は、プリンタ USB ケーブルを使用して、プリ ンタとパソコンを直接接続します。 ネットワークプリンタとして使用する場合は、プリンタ LAN ケーブルを使用し て、プリンタをネットワークに接続します。
なお、本製品にはケーブルは添付されていません。パソコン本体に添付のケー ブルか、別売ケーブルをお使いください。
お使いの OS が Windows7、またはMicrosoftWindowsServer2008R2で、プリ ンタ USB ケーブルで接続する場合は、接続を行なう前に、プリンタドライバを インストールしておく必要があります。『XL‑C2260オンラインマニュアル』「ソ フトウェア編」「第2章 ネットワークを利用しないプリンタの接続」「USB に よる接続時のインストール」をご覧ください。
◆ローカルプリンタとして使用する
プリンタUS Bケーブル
本製品は USB インターフェース(ハイスピードモード:480Mbps/ フルスピード モード:12Mbps)を標準装備しています。
接続ケーブルについては、次の制約があります。
・ WindowsNT4.0 では動作しません。 ・ Windows95 から Windows98/Me へアップグレードインストールした環境で
の動作は保証できません。 ・ USB2.0 に準拠した USB ケーブルを用意してください。 ・パソコンとプリンタの接続に使用する USB ケーブルは、5m 以下のシールド
ケーブルをお使いください。 ・ 印刷中に USB ケーブルを抜き差ししないでください。 ・ USB ハブを使用する場合は、パソコンと直接接続された USB ハブに接続して
ください。 ・ 本製品と接続した USB ケーブルのもう一方は、パソコン本体の USB コネク
タ、またはセルフパワータイプの USB ハブ(電源コードや AC アダプタによ
り電源が供給されるタイプのハブ)のコネクタに接続してください。上記以
外の USB コネクタに接続すると、正常に動作しない場合があります。
次ページの手順に従って、プリンタに USB ケーブルを接続してください。
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1 USB ケーブルを、プリンタ背面にある USB ケーブルコネクタに差し込む
2 パソコンに USB ケーブルを接続する
パソコン側への接続は、パソコンの取扱説明書をご覧ください。 この後は、『オンラインマニュアル』「ソフトウェア編」で、USB 接続時のプリン タドライバのインストール方法に関する説明をご覧ください。
◆ネットワークプリンタとして使用する
本製品が対応している LAN インターフェースは、次のとおりです。
・100BASE‑TX(FULL:全二重モード /HALF:半二重モード)に対応 ・10BASE‑T(FULL:全二重モード /HALF:半二重モード)に対応
本製品をネットワークプリンタとして使用する場合は、オペレータ パネルを使用してネットワーク情報(IP アドレス /HUBLINK のモー ドなど)を設定する必要があります。 詳しくは、『XL‑C2260 取扱説明書』「第 5 章オペレータパネルの操 作」「IP アドレスの設定」をご覧ください。
プリンタ LAN ケーブルは、使用しているネットワークの接続形態に合ったツイ ストペアケーブルを用意してください。
100BASE‑TXの場合は、カテゴリー 5、またはエンハンスドカテゴリー 5 のケー ブルが必要です。
警告 感 電 作業の前に、電源スイッチを切り、必ず電源プラグをコンセントから
抜いてください。電源スイッチを切らずに作業を行うと、感電の原因 となるおそれがあります。
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1 プリンタ本体背面のプリンタ LAN ケーブルコネクタに挿入されている誤挿入
防止カバーを外す
誤挿入防止カバーは捨てずに保管し、ネットワーク接続しない場合に挿入して ください。
2 プリンタ LAN ケーブルをプリンタのプリンタ LAN ケーブルコネクタに差し
込む
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電源を入れる
警告 感 電 ・ 電源プラグは、定格電圧100V、定格電流15A以上のコンセントに単
次の手順に従って、電源を入れてください。
色ズレが発生する場合があるため、電源を入れた後はプリンタを揺らさないで ください。色ズレが発生した場合は、『XL‑C2260取扱説明書』「第 7 章 こんな ときには」の「印刷品質が低下したとき」をご覧ください。
独で差し込んでください。また、タコ足配線をしないでください。 発熱による火災や感電のおそれがあります。なお、本製品の定格電 源は、100V、8.5Aとなっています。
・ 万一漏電した場合の感電や火災事故を防ぐため、電源プラグから
出ている緑色のアース線を、必ず次のいずれかに取り付けてくだ さい。 ‑ 電源コンセントのアース端子 ‑ 銅片などを650mm以上地中に埋めたもの ‑ 接地工事(D種)を行っている接地端子
1 電源コードをプリンタ本体背面にある電源コードコネクタに差し込む
電源が切れていることを確認してから作業してください。
2 電源プラグをコンセントに差し込む
コンセントのアース線をアース端子に接続します。
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3 プリンタ本体右側面にある電源スイッチの〔I〕側を押す
電源が入ります。
4 オペレータパネルの液晶ディスプレイに、〔イニシャルチュウ〕と表示さ
れる。この表示が〔オンライン〕に変わることを確認する
オンライン表示後は、しばらくの間「ウォーミングアップ」「カラーチョウセ イチュウ」が交互に表示されます。
液晶ディスプレイにエラーメッセージが表示された場合は、メッセージの内容 を確認して対処してください。また、オンライン表示にならないときや対処方 法がわからない場合は、『XL‑C2260取扱説明書』「第 7 章こんなときには」
「メッセージが表示されるとき」をご覧ください。
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プリンタの設定内容を確認する
プリンタの設置後は設定内容の一覧を印刷し、オプション品が正しく取り付け られているか、またプリンタが正しく設置され、動作しているかどうかを確認 してください。
設定内容を印刷するときは、必ず A4 の用紙を使用してください。A4 以外の用紙 でメニュー印刷を行うと、すべての設定内容が印刷できないことがあります。
1 給紙カセットに A4 用紙をセットする
2 〔オンライン〕スイッチを押し、〔オフライン〕とする
3 〔メニュー+〕スイッチを 1 回押し、〔インフォメーションメニュー〕と表
示する
4 〔設定〕スイッチを 1 回押し、〔セッテイナイヨウインサツ〕と表示する
5 〔設定〕スイッチをもう 1 回押す
設定内容一覧の印刷が開始されます。
6 印刷終了後、〔オンライン〕スイッチを押し、〔オンライン〕とする
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クイックガイドを収納する
クイックガイド専用袋をプリンタに貼り付け、クイックガイドをしまいます。
1 クイックガイド専用袋を裏側にして、シール(2ヶ所)をはがす
2 クイックガイド専用袋をプリンタに貼り付ける
プリンタの通気口をふさがないように貼り付けてください。
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プリンタの環境を設定する
『XL‑C2260 オンラインマニュアル』の「セットアップ編(第 1 章〜第 4 章)」をご
覧になり、各パソコンにプリンタドライバをインストールしてください。
プリンタドライバで設定する
オプション品を取り付けた場合は、プリンタを使用するパソコンで、プリンタ ドライバの設定をしてください。
・プリンタドライバのインストールが済んでいない場合は、まずプリンタドライ
バをインストールしてください。
・パソコンの OS によって、手順が異なる場合があります。各プリンタドライバ
での設定手順は、『XL‑C2260オンラインマニュアル』をご覧ください。
・WindowsNT4.0/2000/XP/Vista/7/WindowsServer2003/2008 の場合、オプ
ション品の設定をするときには、管理者権限でログオンしてください。
(例)WindowsMe 用プリンタドライバの場合
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〔プリンタ〕ウィンドウを開いて、XL‑C2260のプリンタアイコンを選択する
2 〔ファイル〕メニューの〔プロパティ〕をクリックし、表示されたダイアロ
グボックスの〔デバイスオプション〕タブをクリックする
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3 取り付けたオプション品の設定を有効にする
拡張給紙ユニットを装着している場合は、〔トレイ数〕を 2 にします。 なお、プリンタ RA M モジュールの追加に関する設定は、ここでは不要です。
4 〔OK〕をクリックする
これで、プリンタドライバで行うオプション品の設定は終了です。
この作業が終了すると、本製品を使用できる状態になります。
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お問い合わせ先
不明な点がある場合や、故障かなと思った場合は、まず、本紙および添付マニュアルをご覧 ください。 それでも解決しない場合は、下記へお問い合わせください。
技術的なご相談などの連絡先  製品のご購入元、または弊社の担当営業/ SE にお問い合わせください。
プリンタ故障時の連絡先  「富士通ハードウェア修理相談センター」  通話料無料:0120‑422‑297  受付時間:平日 9:00 〜 17:00(土曜・日曜・祝日および当社指定の休日を除く)
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メモ
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このマニュアルはリサイクルに配慮して印刷されています。 B5WY‑A027‑03‑00
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