Yamaha PSR-280 User Manual [it]

ごあいさつ
このたびはヤマハポータトーンPSR-280 をお買いもとめいただき、
まことにありがとうございます。PSR-280 のさまざまな機能を十分に活用するために、
この取扱説明書をよくお読みになってからご使用ください。
なお、読み終わったあとも、保証書とともに大切に保管して、
操作のしかたがわからないときにお読みください。
ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、あなたや他の人々への危害や損害を未然に防止するためのも のです。 注意事項は、危害や損害の大きさと切迫の程度を明示するために、誤った取り扱いをすると生じることが想定される内容を
「警告」と「注意」に区分しています。いずれもお客様の安全や機器の保全に関する重要な内容ですので、必ずお守りください。
記号表示について
記号は、危険、警告または注意を示します。 記号は、禁止行為を示します。記号の中に具体的な内容が描かれているものもあります。 記号は、行為を強制したり指示したりすることを示します。記号の中に具体的な内容が描かれているものもあります。
*お読みになった後は、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。
警告 この表示内容を無視した取り扱いをすると、死亡や重傷を負う可能性が想定されます。
この機器の内部を開けたり、内部の部品を分解したり改造し たりしない。
感電や火災、または故障など の原因になります。異常を感
じた場合など、機器の点検修 理は必ずお買い上げの楽器
店または巻末のヤマハ電気 音響製品サービス拠点にご
依頼ください。
浴室や雨天時の屋外など湿気の多いところで使用しない。 また、本体の上に花瓶や薬品など液体の入ったものを置か
ない。
感電や火災、または故障の原因になります。
電源アダプターコード / プラグがいたんだ場合、または、使 用中に音が出なくなったり異常なにおいや煙が出た場合は、
すぐに電源スイッチを切り電源プラグをコンセントから抜 く。(乾電池を使用している場合は、乾電池を本体から抜く。)
感電や火災、または故障のおそれがあります。至急、お買い 上げの楽器店または巻末のヤマハ電気音響製品サービス拠
点に点検をご依頼ください。
電源は必ず交流 100V を使用する。
エアコンの電源など交流 200V のものがあります。誤って 接続すると、感電や火災のおそれがあります。
電源アダプターを使用する場合は、指定の電源アダプター (PA-3B)以外は使用しない。
(異なった電源アダプターを使用すると)故障、発熱、発火
などの原因になります。
手入れをするときは、必ず電源プラグをコンセントから抜 く。
また、濡れた手で電源プラグを抜き差ししない。
感電のおそれがあります。
電源プラグにほこりが付着している場合は、ほこりをきれい に拭き取る。
感電やショートのおそれがあります。
(4)-7
2
注意 この表示内容を無視した取り扱いをすると、傷害を負う可能性または物的損害が発生する可能性が想定されます。
電源アダプターコードをストーブなどの熱器具に近づけた り、無理に曲げたり、傷つけたりしない。また、電源アダプ
ターコードに重いものをのせない。
電源アダプターコードが破損し、感電や火災の原因になりま す。
電源プラグを抜くときは、電源ア ダプターコードを持たずに、必ず
電源プラグを持って引き抜く。
電源アダプターコードが破損し て、感電や火災が発生するおそれ
があります。
タコ足配線をしない。
音質が劣化したり、コンセント部 が異常発熱して発火したりするこ
とがあります。
使用しないときや落雷のおそれがあるときは、必ずコンセン トから電源プラグを抜く。
感電、ショート、発火などの原因になります。
乾電池はすべて+ / −の極性表示通りに正しく入れる。
正しく入れていない場合、発熱、発火、液漏れのするおそれ があります。
乾電池は一度に全部を交換する。乾電池は新しいものと古い ものを一緒に使用しない。また、種類の異なったもの ( アル
カリとマンガン、メーカーの異なるもの、メーカーは同じで も商品の異なるものなど ) を一緒に使用しない。
発熱、発火、液漏れの原因になります。
乾電池を分解したり、火の中に入れたりしない。
乾電池の中のものが目に入ると危険です。また、火の中に入 れると破裂するおそれがあります。
使い切りタイプの乾電池は、充電しない。
充電すると液漏れや破裂の原因になります。
長時間使用しない場合や乾電池を使い切った場合は、乾電池 を本体から抜いておく。
乾電池から液漏れが発生し、本体を損傷するおそれがありま す。
乾電池は子供の手の届くところに置かない。
お子様が誤って飲み込むおそれがあります。また、電池の液 漏れなどにより炎症を起こすおそれがあります。
乾電池が液漏れした場合は、漏れた液に触れない。万一液が 目や口に入ったり皮膚に付いたりした場合は、すぐに水で洗
い流し、医師に相談する。
失明や化学やけどなどのおそれがあります。
他の機器と接続する場合は、すべての機器の電源を切った上 で行う。また、電源を入れたり切ったりする前に、必ず機器
のボリュームを最小 (0) にする。さらに、演奏を始める場 合も必ず両機器のボリュームを最小 (0) にし、演奏しなが
ら徐々にボリュームを上げていき適切な音量にする。
感電または機器の損傷のおそれがあります。
直射日光のあたる場所(日中の車内など) やストーブの近く など極端に温度が高くなるところ、逆に温度が極端に低いと
ころ、またほこりや振動の多いところで使用しない。
本体のパネルが変形したり内部の部品が故障したりする原 因になります。
テレビやラジオ、スピーカーなど他の電気製品の近くで使用 しない。
デジタル回路を多用しているため、テレビやラジオなどに雑 音が生じる場合があります。
不安定な場所に置かない。
機器が転倒して故障したり、お客様がけがをしたりする原因 になります。
本体を移動するときは、必ず電源アダプターコードなどの接 続ケーブルをすべて外した上で行う。
コードをいためたり、お客様が転倒したりするおそれがあり ます。
本体を手入れするときは、ベンジンやシンナー、洗剤、化学 ぞうきんなどは絶対に使用しない。また、本体上にビニール
製品やプラスチック / ゴム製品などを置かない。
本体のパネルや鍵盤が変色 / 変質する原因になります。お手 入れは、柔らかい布で乾拭きしてください。
本体の上に乗ったり重いものをのせたりしない。また、ボタ ンやスイッチ、入出力端子などに無理な力を加えない。
本体が破損したり、お客様がけがをしたりする原因になりま す。
指定のスタンド以外は使用しない。また、取り付けには必ず 付属のネジを使用する。
本体が転倒し破損したり、内部の部品を傷つけたりする原因 になります。
大きな音量で長時間ヘッドフォン を使用しない。
聴覚障害の原因になります。
作成したデータの保存について
作成したデータはこまめにヤマハ MIDI データファイラー MDF3 などの外部機器に保存する。
作成したデータは、故障や誤操作などのために失われること があります。大切なデータは、必ずヤマハ MIDI データファ
イラーMDF3 などの外部機器に保存されることをおすすめ します。
不適切な使用や改造により故障した場合の保証はいたしかね ます。また、データが破損したり失われたりした場合の保証
はいたしかねますので、ご了承ください。
使用後は、必ず電源を切りましょう。 また、使用済みの乾電池は、各自治体で決められたルールに従って
廃棄しましょう。
(4)-7
3
PSR-280 の特長
■ 楽しいレッスン機能 (Yamaha Education Suite 2) 100 曲のソングを楽しみながら練習できる「レッスン」機能、コードがわかる「ディク
ショナリー」機能があります。
● レッスン.......................................................51 ページ
右手、左手それぞれ 3 ステップと、両手の練習方法があります。
● ディクショナリー.......................................39 ページ
和音の押さえ方を教えてくれます。
● 採点 ..............................................................56, 57 ページ
レッスン機能を使用したとき、あなたの演奏を 4 段階で採点してくれます。 また、音声ガイドにより、採点結果を音声でも知らせてくれます。
■ グランドピアノ............................................21 ページ
音色、ソング、自動伴奏のすべてを、ワンタッチでピアノ練習に適した設定に切り替える 機能です。
■ DJ.................................................................24 ページ
ダンスやハウス系の伴奏に合わせて、スクラッチなど、いろいろな効果音を出して遊ぶこ とができます。
微妙なニュアンスを表現できるタッチレスポンス付61 鍵キーボード。
高音質でバラエティ豊かな楽器118 音色+ 10ドラムキット+GM128 音色。最大発音数は32音。
いろいろな音楽ジャンルの演奏が楽しめる100 種類の伴奏機能。
最大16 種類のパネル設定( 楽器・伴奏などの設定 ) が記憶でき、演奏中もワンタッチで呼び出せる
レジストレーション機能。
演奏に効果的なデジタルエフェクト( リバーブ /DSP/ ハーモニー ) を内蔵。
弾いた演奏をテープレコーダーに録音するように記録できるソングメモリー機能。
ユーザーソング5 曲、6 トラック:5 トラック ( メロディ ) + 1 トラック ( 伴奏 )
パネルの設定状態、コード表示などを一目で確認できる大型液晶ディスプレイ。
音楽表現の可能性を広げるMIDI 機能 (GM システムレベル 1 対応 )。
自分の感覚でテンポの設定ができるタップテンポ機能。
人の声で機能や状態を教えてくれる音声ガイド機能。
音楽を楽しむエチケット
これは日本電子機械工業会
「音のエチケット」キャンペー
ンのシンボルマークです。
● ヘッドフォンをご使用になる場合には、耳をあまり刺激しないよう適度な音量でお楽しみください。
楽しい音楽も時と場所によってはたいへん気になるものです。隣近所への配慮 を充分にいたしましょう。静かな夜間には小さな音でもよく通り、特に低音は 床や壁などを伝わりやすく、思わぬところで迷惑をかけてしまうことがありま す。適度な音量を心がけ、窓を閉めたりヘッドフォンをご使用になるのも一つ の方法です。音楽はみんなで楽しむもの、お互いに心を配り快適な生活環境を 守りましょう。
4
もくじ
演奏の準備 6
電源の準備.....................................................................................6
ヘッドフォン /外部出力端子について......................................7
サステイン端子について..............................................................7
MIDI 端子について.......................................................................7
各部の名称 8
早見表
ステップ 1 楽器...................................................... 10
グランドピアノの音で弾いてみましょう................................10
いろいろな音色で弾いてみましょう........................................11
DJ で遊んでみましょう............................................................11
ステップ 2 ソング................................................... 12
ソングを鳴らしましょう...........................................................12
演奏を録音しましょう...............................................................13
ステップ 3 伴奏...................................................... 14
伴奏を使って演奏しましょう...................................................14
コードを調べよう ( ディクショナリー ) .................................15
ステップ 4 レッスン................................................ 16
レッスン機能を使ってみましょう ...........................................16
基本操作を覚えましょう ( ディスプレイの見かた ) 18
グランドピアノボタンを押して演奏しましょう 21
メトロノームを使用して練習する ...............................................21
テンポの設定..............................................................................21
メトロノームの拍子の設定.......................................................22
メトロノーム音量の設定...........................................................22
楽器 ( 音色 ) を選んで演奏しましょう 23
楽器を選ぶ......................................................................................23
DJ で遊ぶには...............................................................................24
ソングや伴奏に最適な楽器を選ぶ (ワンタッチセッティング ) ...........26
スプリットポイントの変更 ...........................................................26
トランスポーズ ..............................................................................27
チューニング ..................................................................................28
タッチレスポンスの入 / 切 ...........................................................28
タッチ感度を設定する ..............................................................29
効果を付けて演奏しましょう 30
リバーブのタイプを選ぶ...............................................................30
DSP のタイプを選ぶ ....................................................................31
ハーモニーの入 / 切とタイプを選ぶ............................................32
いろいろな伴奏で演奏しましょう 33
伴奏を選ぶ......................................................................................33
伴奏のスタート ..............................................................................34
シンクロスタート......................................................................34
スタート......................................................................................34
タップスタート.......................................................................... 35
伴奏のストップ ..............................................................................35
テンポの調整 ..................................................................................36
タップ機能..................................................................................36
伴奏コードの押さえ方...................................................................37
シングルフィンガー..................................................................37
フィンガード..............................................................................37
ディクショナリーでコードを調べる............................................39
コード(和音)について...........................................................40
伴奏に合わせてメロディ演奏....................................................... 41
伴奏音量の設定.......................................................................... 41
伴奏パターンの切り替え...............................................................42
イントロ......................................................................................42
メインA, B ................................................................................42
エンディング..............................................................................43
パネルの設定を記憶させましょう ( レジストレーションメモリー ) 44
パネル設定を記録する...................................................................44
記録したパネル設定を呼び出す ...................................................45
ソングを鳴らしましょう 46
デモソングを聴くには…...............................................................46
好きなソングを 1 曲ずつ聴くには…...........................................46
ソングのメロディ音色を変更する ( メロディ音色の変更 ) ......47
テンポの調整 ..................................................................................48
タップ機能..................................................................................48
ソング音量......................................................................................49
くり返し練習 ..................................................................................50
ソングを弾いてみましょう ( ソングレッスン ) 51
レッスンを始めましょう...............................................................51
レッスン 1( タイミング)..............................................................53
レッスン 2( ウェイティング)......................................................54
レッスン 3( マイナスワン )..........................................................55
レッスン 4( ボースハンド )..........................................................55
採点機能..........................................................................................56
音声ガイドを使用する 57
ソングのトラック構成について覚えましょう 58
録音しましょう 59
演奏を録音する ..............................................................................59
ソングの消去 ..................................................................................61
ソングクリア..............................................................................61
トラッククリア..........................................................................62
MIDI 機器を接続して演奏しましょう 63
MIDIって何?.................................................................................63
パーソナルコンピューターと接続する........................................65
クロックを設定する.......................................................................66
バルクダンプを送信する...............................................................66
バルクダンプを受信する...............................................................67
PSR-280 のパネル設定を送信する ( イニシャルセンド ) ......67
バックアップデータと 初期化 ( イニシャライズ ) の方法 68
バックアップデータ..................................................................68
初期化( イニシャライズ) の方法 ............................................68
オプション(別売)商品のご紹介 68
楽器リスト...............................................................................................69
最大同時発音数について...........................................................69
伴奏リスト...............................................................................................73
ドラムキットリスト................................................................................74
エフェクトタイプリスト........................................................................ 76
MIDI インプリメンテーションチャート..............................................78
エフェクトマップ......................................................................80
故障かな ? と思ったら ...........................................................................81
仕様一覧...................................................................................................82
インデックス ...........................................................................................83
保証とアフターサービス........................................................................ 84
この取扱説明書に掲載されているイラストや画面は、すべて操作説明の ためのものです。したがって実際の仕様と異なる場合があります。
5
BATTERIES 1.5V x 6

演奏の準備

電源の準備・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
PSR-280 は、電源として、電源アダプターか乾電池をご 使用になれますが、基本的には付属の電源アダプターをご 使用になることをおすすめします。
家庭用コンセントから電源をとるときは
q
リアパネルのDC IN 10-12V[電源アダプター]端子へ さし込みます。
w
家庭用 (AC100V) コンセントにさし込みます。
q
・電源アダプターをご使用になる場合は、必ず付属の専用アダプ
ターPA-3B をご使用ください。他の電源アダプターの使用は、故 障、発熱、発火などの原因になります。このような場合は、保証
期間内でも保証いたしかねる場合がございますので、充分にご注 意ください。
・使用しないときや落雷の恐れがあるときは、必ずコンセントから
電源プラグを抜いてください。
w
コンセン
PA-3B
乾電池を使うときは
q
柔らかい布などの上で裏返します。電池ブタをはずしま す。
w
市販の乾電池(単1乾電池)を6本入れます。イラストに 合わせて、向きを間違えないように入れてください。
e
電池ブタを閉めます。
乾電池はお早めにお取りかえいただくことをおすすめします。電 池が少なくなると、音量が小さくなったり、音質が劣化したり、 ディスプレイの表示が消えたり、記憶させている内容が消えたり します。このようなときは、以下のことに注意して乾電池を交換 してください。
・乾電池はすべて+/−の極性表示どおりに正しく入れてください。
正しく入れていない場合、発熱、発火、液漏れのおそれがあります。
・乾電池は一度に全部を交換してください。乾電池は新しいものと
古いものを一緒に使用しないでください。また、種類の異なった もの( アルカリとマンガン、メーカーの異なるもの、メーカーは
同じでも商品が異なるものなど) を一緒に使用しないでくださ い。発熱、発火、液漏れの原因になります。
・長時間使用しない場合は、乾電池を本体から抜いてください。乾
電池が消耗し、乾電池から液漏れが発生し、本体を損傷するおそ れがあります。
・乾電池が入っていても、電源アダプターが接続されると、自動的に電
源アダプターから電源が供給されるようになります。
● 同梱品について
PSR-280 の同梱品を確認してください。
・本体 ・ 電源アダプター PA-3B ・ 譜面立て ・ 和文シート
・ 取扱説明書 ・ ソングブック ・ 保証書
6
演奏の準備
● 譜面立ての取り付け方
スロットに差し 込んでください。
● 和文シート
付属の和文シートをパネルにのせてご利用ください。和文 シートは粘着式になっていますので、パネル面に貼り付ける こともできます。

ヘッドフォン /外部出力端子について

・・・
接続すると自動的に PSR-280 のスピーカーから音が出 なくなります。
PHONES/OUTPUT 端子は外部出力端子にもなります。 PHONES/OUTPUT端子とキーボードアンプ、ステレオ、 ミキシングコンソール、テープレコーダーなどの入力端子 を接続すれば、PSR-280 の演奏を外部機器で鳴らすこと ができます。
・大きな音量で長時間ヘッドフォンを使用しないでください。聴覚
障害の原因になります。
・PSR-280 を外部機器と接続する場合は、すべての機器の電源を
切った上で接続してください。感電、または機器損傷のおそれが あります。また、再生するスピーカーなどの損傷を防ぐため、外
部機器の音量を最小にしてから接続してください。
MIDI 端子について・・・・・・・・・・・・・・・・・・
MIDI IN端子は外部の MIDI 機器からMIDI 信号を受信し ます。MIDI OUT 端子は PSR-280からMIDI 信号 (PSR­280 で演奏した音符やキーを叩いた強さなど ) を他の機 器に送ります。
・MIDIケーブルは楽器店などでお買い求めください。 ・MIDIケーブルは 15m が限度とされています。これ以上長いケー
ブルをご使用になりますと、誤動作などトラブルの原因になりま すのでご注意ください。
サステイン端子について・・・・・・・・・・・・・・
別売のフットスイッチ (FC4 またはFC5) をこの端子に接 続すると、スイッチ操作でサステインの入/切ができます。
・フットスイッチを使用するときは、SUSUTAIN端子にフットスイッ
チを接続してから電源を入れてください。
・フットスイッチを踏みながら電源を入れないでください。
踏みながら電源を入れると、入 / 切が逆になります。
『「MIDI」は社団法人音楽電子事業協会 (AMEI) の登録商標です。』
7

各部の名称

q
w
!6!5!4!3 !7 !8
e r
y
t
ソングリスト 伴奏リスト
■ フロントパネル
[ 電源 入 / 切 ](STANDBY/ON)
q
[ 全体音量 ](MASTER VOLUME)
w
[ タッチレスポンス 入 / 切 ](TOUCH)
e
[ ハーモニー 入 / 切 ](HARMONY)
r
( ディクショナリー ).....................................................39 ページ
[Dict.]
t
レッスン
y
メニュー
u
[ デモ ](DEMO)
i
[ グランドピアノ ](Piano)
o
[ メトロノーム ](METRONOME)
!0
[DJ]
!1
数字ボタン
!2
伴奏のとき
[ 伴奏 入 / 切 ](ACMP ON/OFF)
!3
[ シンクロストップ ](SYNC STOP)
!4
[ シンクロスタート ](SYNC START)
!5
[ スタート / ストップ ](START/STOP)
!6
[ イントロ / エンディング ](INTRO/ENDING)
!7
[ メイン / フィルイン ](MAIN/AUTO FILL)
!8
[L],[R] [L],[R]
ボタン...........................................................46 ページ
ボタン................................................................................24 ページ
[0] 〜 [9],[+],[−]
スイッチ ......................18ページ
コントロール.............18ページ
ボタン................28 ページ
ボタン.....................32 ページ
ボタン..........................................................51 ページ
ボタン .........................................................18 ページ
ボタン........................................21 ページ
ボタン ..........................21 ページ
......................................19ページ
ボタン.........................34 ページ
ボタン.....................34 ページ
ボタン..................34 ページ
ボタン..............34ページ
ボタン..42 ページ
ボタン......42 ページ
ソングのとき
!3
[ くり返し練習 ](A-B REPEAT)
!5
[ 一時停止 ]( PAUSE)
!6
[ スタート / ストップ ](START/STOP)
!7
[ 巻き戻し ]( REW)
!8
[ 早送り ]( FF)
[ テンポ / タップ ](TEMPO/TAP)
!9
[ ソング ](SONG)
@0
[ 伴奏 ](STYLE)
@1
[ 楽器 ](VOICE)
@2
[ 録音 ](RECORD)
@3
ソングメモリー(SONG MEMORY)
@4
[1] 〜 [5],[A]
レジストレーションメモリー(REGISTRATION MEMORY)
@5
[1],[2],[ バンク ](BANK)
ボタン................................................47 ページ
ボタン.........................................................47 ページ
ボタン.......................................................46 ページ
ボタン..........................................................33 ページ
ボタン..........................................................23 ページ
ボタン.....................................................60 ページ
ボタン.............................................................60 ページ
ボタン.............................50ページ
ボタン .........................................47 ページ
ボタン..............47ページ
ボタン........................48 ページ
ボタン ......................................44 ページ
■ リアパネル
MIDI IN/OUT
@6
SUSTAIN(サステイン )
@7
PHONES/OUTPUT(ヘッドフォン /外部出力 )
@8
DC IN 10-12V( 電源アダプター )
@9
端子.................................................................... 7 ページ
端子................................................. 7ページ
端子 .............................. 6ページ
端子..... 7ページ
8
楽器リスト
各部の名称
u u
000
GrandPno
@0 @1 @2
@3
!9
i
o !1
!0
@4 @5
000
GrandPno
!2
@6 @7 @8 @9
9
早見表

ステップ 1 楽器

001
GrandPno
zwzqq

グランドピアノの音で弾いてみましょう

[グランドピアノ](Piano) ボタンを押すと、すべての設定がピアノ演奏用に切り替わります。
[グランドピアノ ](Piano) ボタンを押します。
z
演奏しましょう。
x
[ 楽器リスト ]
楽器
No.
001 グランドピアノ 002 ブライトピアノ 003 ホンキートンクピアノ
004 MIDI グランドピアノ 005 CP 80
006 ハープシコード
007
ファンキーエレクトリックピアノ
008 DXエレクトリックピアノ 009
ハイパーエレクトリックピアノ
010 ベルエレクトリックピアノ 011 クラビ
楽器 名
ピアノ
エレクトリックピアノ
10
000
GrandPno
※ 詳しくは 21 ページをご覧ください。
楽器
No.
012 ジャズオルガン1 013 ジャズオルガン2
014 ジャズオルガン3 015 フルオルガン
016 ロックオルガン1 017 ロックオルガン2 018 チャーチオルガン
019 リードオルガン
020
トラディショナルアコーディオン 021 ミュゼットアコーディオン 022 バンドネオン
023 ハーモニカ
楽器 名
オルガン
アコーディオン
楽器
No.
024 クラシックギター 025 フォークギター
026 12 弦ギター 027 ジャズギター
028 オクターブギター 029 クリーンギター 030 ミュートギター
031 オーバードライブギター 032 ディストーションギター
033 アコースティックベース 034 フィンガーベース
035 ピックベース 036 フレットレスベース
037 スラップベース
楽器名
ギター
ベース
メトロノームを鳴らしながら練習しましょう
[メトロノーム](METRONOME) ボタンを押します。
z
楽器 No.
038 シンセベース 039 テクノベース 040 ダンスベース
041 ストリングス 042 チェンバーストリングス
043 シンセストリングス 044 スローストリングス
045 トレモロストリングス 046 ピチカートストリングス
047 オーケストラヒット 048 バイオリン 049 チェロ
050 コントラバス 051 バンジョー
052 ハープ
※ 詳しくは 21 ページをご覧ください。
楽器名
ストリングス
楽器 No.
053 クワイア 054 クワイア アー
055 クワイア ウー 056 シンセクワイア
057 ソプラノサックス 058 アルトサックス
059 テナーサックス 060 バリトンサックス
061 オーボエ 062 イングリッシュホルン 063 バスーン
064 クラリネット
楽器名
コーラス
サックス

いろいろな音色で弾いてみましょう

PSR-280 には 256 種類の楽器 ( 音色 ) が入っています。好みの楽器を選んで弾いてみましょう。
ステップ 1 楽器
[楽器 ](VOICE) ボタンを押します。
q
000
GrandPno

DJ で遊んでみましょう

リズムをバックに効果音を出して遊ぶことができます。
q
[DJ] ボタンを押します。
楽器を選びます。
w
002
BritePno
演奏しましょう。
e
※ 詳しくは 23 ページをご覧ください。
w
鍵盤を叩くように演奏すると、さまざまな効果音が鳴り ます。
楽器
No.
065 トランペット 066 ミュートトラペット
067 トロンボーン 068 トロンボーンセクション
069 フレンチホルン 070 チューバ
071 ブラスセクション 072 シンセブラス
073 ジャンプブラス 074 テクノブラス
075 フルート 076 ピッコロ
楽器 名
トランペット
ブラス
フルート
000
DJgame 1
楽器
No.
077 パンフルート 078 リコーダー 079 オカリナ
080 矩形波リード 081 ノコギリ波リード
082 ボイスリード 083 クリスタル
084 ブライトネス 085 アナログリード
086 ファンタジア 087 ベルパッド
088 ゼノンパッド 089 エンジェルス
090 ダークムーン
楽器 名
シンセリード
シンセパッド
楽器
No.
091 ビブラフォン 092 マリンバ
093 シロフォン 094 スチールドラム
095 チェレスタ 096 チューブラーベル 097 ティンパニ
098 ミュージックボックス
099 ストリングス/ グランドピアノ 100 グランドピアノ/ バイオリン 101 DX エレピ / ハーモニカ
102
グランドピアノ/テナーサックス
103 クワイア ウー/ オカリナ 104 ビブラフォン/ ジャズギター
楽器名
パーカッション
スプリット
※ 詳しくは 24 ページをご覧ください。
楽器 No.
105 クラシックギター / フルート 106 フレンチホルン / トランペット
チャーチオルガン /
107
クワイア アー グランドピアノ /
108
ミュゼットアコーディン
109 DJ ゲーム 1 110 DJ ゲーム 2 111 DJ ゲーム 3
112 DJ ゲーム 4 113 DJ ゲーム 5
114 DJ ゲーム 6 115 DJ ゲーム 7 116 DJ ゲーム 8
117 DJ ゲーム 9 118 DJ ゲーム 10
楽器名
DJ
楽器 No.
119 スタンダードキット 1 120 スタンダードキット 2
121 ルームキット 122 ロックキット
123 エレクトロニックキット 124 アナログキット 125 ダンスキット
126 ジャズキット 127 ブラッシュキット
128 シンフォニーキット
楽器名
ドラムキット
11
早見表
)

ステップ 2 ソング

001
GrandPno
zxcr w
xqzx

ソングを鳴らしましょう

PSR-280 には、デモソングが 10 曲入っています。
デモソングを鳴らしましょう
ソング番号 001 〜 010 番には、PSR-280 の機能をフル に活用したデモソングが入っています。
z
[デモ ](DEMO) ボタンを押します。
001 番のデモソングがスタートします。001 番が終了す ると、002 番→ 003 番…と続けてデモソングが鳴ります。
001
Carmel
x
ソングを止めます。
または
1 曲ずつ鳴らしましょう
好みの曲 (ソング番号001 〜100) を選んで聴くことがで きます。
z
x
[ソング](SONG) ボタンを押します。
001
Carmel
ソングを選びます。
002
Virtual
12
※ 詳しくは 46 ページをご覧ください。
・[デモ](DEMO)ボタンを押しながら電源を入れると、[デモ](DEMO
ボタンを押してもデモソングが鳴らないようにすることができま す。電源を入れ直すと通常の状態に戻ります。
c
ソングをスタート / ストップします。
※ 詳しくは 46 ページをご覧ください。

演奏を録音しましょう

テープレコーダーに録音するように、自分の演奏を録音することができます。
ステップ 2 ソング
録音したいユーザーソング(101〜105)を選びます。 
q
102
User 2
[ 録音 ](RECORD) ボタンを押しながら、録音したいト
w
ラックを選びます。
102
User 2
録音しましょう。
e
演奏を始めると自動的に録音が開始されます。
r
録音をストップします。
[ スタート / ストップ ](START/STOP) ボタンを押して、 録音をストップします。
※ 詳しくは 59 ページをご覧ください。
[ ソングリスト ]
ソング
No.
001 カーメル 002 バーチャル・インサニティー
003 ロッキン 004 ★DX エレピ
005 ★アラベスク 006 ファンキーエレピ
007 ジャズオルガン 008 ★愛のロマンス
009 ★アイネ・クライネ・ナハトムジーク 010 ホンキートンクピアノ
011 茶色の小瓶 012 ロッホ・ローモンド
013 おお、スザンナ 014 真珠採りの歌
015 小鳥ならば 016 ローレライ
017 フニクリ・フニクラ 018 わらの中の七面鳥
019 故郷の人々 020 きよしこの夜 021 ジングル・ベル
022 別れ 023 バンジョーをかき鳴らせ
024 主よ、人の望みの喜びよ 025 ゴセックのガボット 026 ハイドンのセレナーデ
027 バッハのメヌエット 028 パッヘルベルのカノン 029 ドナウ川のさざ波
030 歌劇「魔笛]より 031 月光の曲
ソング名
楽器紹介and 著作権曲
両手弾き練習
★印の付いたソングは、フリーテンポのソングで、ディスプレイは
ソング
No.
032 びっくりシンフォニー 033 野ばらに寄す 034 闘牛士の歌
私のお父さん
035
(ジャンニ・スキッキより )
036 きらきら星 037 夢見る君
038 リパブリック讃歌 039 埴生の宿
040 041 アロハ・オエ
042 線路は続くよどこまでも 043 愛しのクレメンタイン
044 蛍の光 045 大きな古時計
046 アメージング・グレース 047 マイ・ボニー
048 アルプス一万尺 049 もろびとこぞりて
050 かわいいオーガスティン
051 ★ヘ調のメロディ 052 ★グリーンスリーブス
053 ★モスクワの思い出 054 ★ボッケリーニのメヌエット 055 ★天使のセレナーデ
056 オーラ・リー 057 ★ロンドンデリーの歌
058 ★夜想曲第 2 番 059 ★愛の夢第3番 060 ★タンゴ( スペインより)
伴奏練習
花のワルツ
(くるみ割り人形より)
ピアニスト
ソング名
Ft
を表示します。(48 ページ参照 )
ソング
No.
061 ★別れの曲 062 ★ロンド 063 ★月の光
064 ★楽興の時第3番 065 ★エンターティナー
066 ★トロイメライ 067 ★歌の翼に
★平均律第1巻第1 番 
068
プレリュード
069 ★すみれ 070 ★エリーゼのために
071 円舞曲「春の声」
葦笛の踊り
072
(くるみ割り人形より)
073 春の歌 074 「天国と地獄」序曲
075 スラヴ舞曲第10 番 076 アメリカン・パトロール
077 草競馬 078 四季より「春」
079 タイスの瞑想曲 080 ハンガリ- 舞曲第 5 番
081 ロック・ティック 082 ラブ・ユー
083 エレクトリック・パス 084 レイドバック
085 トワイライト 086 ビーチ・パーティー
087 サムタイム 088 ロック・メロン・バンプ 089 スランキー
090 オルウェイズ
ソング名
オーケストラ
バンドマン
ソング
No.
091 DJゲーム 092 ラガ
093 デジタルロック 094 ヒップハウス
095 オールザット 096 ポップレゲエ
097 アシッドハウス 098 スパバッド
099 アシッドテクノ 100 フレア
DJ ゲーム
ソング名
13
早見表

ステップ 3 伴奏

zb
n
001
x
GrandPno
zc v m

伴奏を使って演奏しましょう

伴奏機能は、左手でコード ( 和音 ) を押さえるだけで、そのコードに合った伴奏 が鳴る機能です。 伴奏をバックにメロディを演奏しましょう。
・コードの押さえ方は「伴奏のコードの押さえ方」(37 ページ ) や
「コードを調べる」(39 ページ ) をご覧ください。
[伴奏 ](STYLE) ボタンを押します。
z
001
8BtPop1
伴奏リストを見て、好みの伴奏を選びます。
x
( 伴奏リストは、73ページ )
伴奏鍵域
手+右
コード演奏   ↓
伴奏
002
8BtPop2
メロディ演奏
14
伴奏を「入」にします。
c
ステップ 3 伴奏

コードを調べよう ( ディクショナリー )

コード (和音 )名がわかっていて、コードの弾き方がわからないとき、「ディクショナリー機能」が役立ちます。
コード検出域
(C1 〜 B2)
コードタイプ用鍵盤
(C3 〜 B4)
コードの押さえ方を勉強しましょう
コード例
[Dict.]( ディクショナリー ) ボタンを押します。
z
G M
7
ルート音 コードタイプ
Dict.
x
知りたいコードのルート音 ( 根音 ) を押します。
ルート用鍵盤
(C5 〜B5)
c
知りたいコードのコードタイプを押します。
ディスプレイの鍵盤ガイドにしたがって、鍵盤(コード検
v
出域 )を押さえます。
正しく押さえると、ディスプレイのコード名が点滅します。
伴奏鍵域
b
[Dict.](ディクショナリー) ボタンを押して、ディクショ ナリー機能を終了します。
シンクロスタートを「入」にします。
v
コード ( 左手 ) を演奏します。
b
伴奏がスタートします。
「コードを調べる」(39 ページ )を活用します。
伴奏鍵域
※ 詳しくは 39 ページをご覧ください。
好みの伴奏パターンに切り替えます。
n
m
伴奏をストップします。
※ 詳しくは 33 ページをご覧ください。
15
早見表

ステップ 4 レッスン

001
GrandPno
z zv
xx

レッスン機能を使ってみましょう

ソング番号 001 〜 100 番のソングは、レッスン機能付きです。この機能を使ってソングを弾けるようになりましょう。 右手を練習するときは [R] ボタン、左手を練習するときは [L] ボタンを押します。 右手・左手ともに以下のレッスン機能で練習ができます。
レッスン 1「タイミング」.................鍵盤を弾くタイミングを練習します。
レッスン 2「ウェイティング」.........ディスプレイの音符どおりに正しく鍵盤を弾く練習をします。
レッスン 3「マイナスワン」............. カラオケのように伴奏に合わせて弾く練習をします。
レッスン 4「ボースハンド」............. レッスン 3 で右手と左手が弾けるようになったら、両手で弾く練習をします。
レッスン曲を選びます。
z
ソングの選び方は 19 ページをご覧ください。
レッスン方法を選びます。
x
右手の練習には [R] ボタン、左手の練習には [L] ボタンを 押します。両手で練習するとき ( レッスン 4) は、[R], [L]
ボタンを同時に押します。
音符どおりの鍵盤が弾かれるまで、伴奏は進まず待っていてくれます。
鍵盤を弾きます。
c
レッスンを終了します。
v
16
r1
Timing
・[L] または[R] ボタンを押したとき、レッスン 1→レッスン2 →レッ
スン 3 →「切」( ソング ) →レッスン 1…の順番で変わります。
ステップ 4 レッスン
レッスン 1:タイミング
鍵盤を弾くタイミングを練習します。 レッスン 1 では、どの鍵盤を弾いてもかまいません。 メロディに合わせて鍵盤を弾きます。
r1
Timing
※ 詳しくは 53 ページをご覧ください。
レッスン 2:ウェイティング
鍵盤を弾く練習をします。 正しい鍵盤が押されるまで、伴奏は進まず待ってくれます。
r2
Waiting
採点機能
レッスンが終わると、その演奏を PSR-280 が採点し、ディ スプレイに、「OK」「Good」「VeryGood」「Excellent」と、 4 段階で表示します。
※ 詳しくは 56 ページをご覧ください。
音声ガイド
機能名、レッスン名や採点の結果を、音声で教えてくれます。
※ 詳しくは 57 ページをご覧ください。
テンポ( 速さ )を変えてみましょう
z
[テンポ/ タップ ](TEMPO/TAP) ボタンを押します。
120
TEMPO
※ 詳しくは 54 ページをご覧ください。
レッスン 3:マイナスワン
伴奏に合わせて弾きます。 伴奏はカラオケのようにテンポどおりに進んでいきます。
r3
MinusOne
※ 詳しくは 55 ページをご覧ください。
レッスン 4:ボースハンド
両手で弾く練習をします。
Lr4
BrownJug
x
数字ボタン[0]〜[9], [+], [−]を押して、テンポを変更 します。
・ボタンを押すタイミングでテンポを設定できるタップ機能があり
ます。 詳しくは 48ページをご覧ください。
※ 詳しくは 55 ページをご覧ください。
レッスン 1 から 4 まで、レベルに応じてチャレンジして ください。
17
設定値
(トランスポーズ)表示
設定項目
(トランスポーズ)表示 メニューアイコン

基本操作を覚えましょう(ディスプレイの見かた)

電源 入
[ 電源 入 / 切 ](STANDBY/ON) スイッチを押すと、
電源が入ります。もう一度押すと電源が切れます。
・スイッチが「切」の状態でも微
電流が流れています。PSR-280 を長時間使用しないときは必
ず電源アダプターを抜いてく ださい。また、乾電池を使用し
ている場合は、乾電池を本体か ら抜いてください。
音量の調節
[ 全体音量 ](MASTER VOLUME)コントロールを
回します。
左に回すと、音量が 小さくなります。
000
GrandPno
右に回すと、音量が 大きくなります。
メニュー [L], [R] では、PSR-280 のさまざまな設定が行なえ ます。
メニュー L
・リバーブ....................30ページ
・DSP...........................31ページ
・ハーモニー.................32ページ
・採点 入 / 切 ...............56ページ
・音声 入 / 切 ...............57ページ
18
メニュー [L], [R] 表示
メニュー R
・トランスポーズ.........27ページ
・チューニング.............28ページ
・伴奏 / ソング音量.....49ページ
・メトロノーム音量.....22ページ
・MIDI...........................63ページ
メニュー[L]または[R] ボタン ( ディスプレイの左右にある )を 押すと、メニューアイコン ( , ) が移動し、ディスプレイ上段
には現在選ばれている「設定項目」と「設定値」が表示されま す。さらにメニュー[L] または [R] ボタンを押すと、設定項目
が変わります。
例)トランスポーズの場合
00
TRANSPOS
名前&番号表示(ソング / 伴奏 / 楽器)
基本操作を覚えましょう ( ディスプレイの見かた )
ディスプレイ上段には、現在選ばれている機能の
「名前と番号」が表示されます。
例)ソングの場合
ソング番号表示 ソング名表示
003
Rockin'
基本的な機能の選びかた
[ ソング ], [伴奏], [楽器]ボタンを押すと、PSR-280 の基本的 な機能を選ぶことができます。(選ばれている機能のアイコンが表
示されます。)
ソング
聴き たいソングや練 習し たいソングを選 ぶとき
伴 奏
伴奏を選ぶとき
楽 器
鍵盤 で演奏する楽器
(音色)を選ぶとき
● ソングや伴奏を選んだあとに楽器を選ぶと、次のような表示にな ります。
ソング → 楽器
数字ボタンで楽器を選びます。
伴奏 → 楽器
数字ボタンで楽器を選びます。
プレスアンドホールド( 長く押す )
このマークの付いたボタンを 1 秒以上押 し続けると、そこに書かれている別機能と
して働きます。
設定値の変えかた
設定値の変更は、数字ボタン[0]〜[9],[+],
[−]を使用します。
[ スタート / ストップ ](START/ STOP)ボタンでソングがスタート
[ スタート / ストップ ](START/ STOP)ボタンで伴奏がスタート
番号の選びかた
● 番号をひとつずつ変えるには、数字ボタン[+], [−]を使用し ます。
一度押すと、ひとつ 小さな番号に
押し続けると、番号が連続で変わります。
一度押すと、ひとつ 大きな番号に
● 直接番号で選ぶには、数字ボタン[0]〜[9]を使用します。
例)「003:HnkyTonk」を選ぶ場合  
数字ボタンの[0],[0],[3]を 押します。
003
HnkyTonk
一度押すと、 ひとつ小さな 値に
押し続けると、値が連続で変わります。
一度押すと、 ひとつ大きな 値に
・「100 の位」が[0]の場合、0 を省略できます。同様に「100 の位」と「10 の
位」が[0]の場合も[00]を省略して入力できます。
19
基本操作を覚えましょう ( ディスプレイの見かた )
音符表示
レッスン機能のときは、ソングのメロディ符やコード符 を、ディクショナリー機能のときは、コードの構成音を 表示します。通常は押した鍵盤を表示します。  
・1 音でもオクターブ上の音が存在する場合は五線譜の上に
「8va」が、オクターブ下の音が存在する場合は五線譜の下に 「8va」が表示されます。
・表示の制約により、和音の一部が表示されない場合があります。
001
GrandPno
小節(MEASURE)表示
ソングの小節番号や、伴奏の小 節番号を表示します。 フリーテン ポのソングが選ば
れると「
」と表示します。
Ft
コード表示
現在鳴っているコード名や、鍵 盤で押さえ たコード名などを
表示します。
ビート表示
伴奏やソングのビート(拍)を、 矢印で点滅表示します。
20
タッチレスポンス 入/ 切 (TOUCH)表示
タッチレスポンスの入/切を表 示します。
ハーモニー 入/ 切 (HARMONY)表示
ハーモニーの入/切を表示しま す。
シンクロストップ (SYNC STOP) 表示
シンクロストップの入/切を表 示します。
ソングトラック表示
ソングトラックに関する情報を表示します。
伴奏「入」(ACMP ON)表示
伴奏機能の入 / 切を表示しま す。

グランドピアノボタンを押して演奏しましょう

PSR-280 はさまざまな機能を持っていますが、「とにかくピアノの練習をしたい」とい うときには、[ グランドピアノ ](Piano) ボタンを押します。
[ グランドピアノ ](Piano) ボタンを押すと、PSR-280 のすべての設定がピアノ演奏用 にワンタッチで切り替わります。
● [ グランドピアノ ] ボタンを押して設定される内容
・楽器...........................................グランドピアノ
・伴奏...........................................ストライド
・ソング.......................................ヘ長のメロディ
・タッチレスポンス 入 / 切.......入
・ワンタッチセッティング........入
・メトロノーム ...........................切
・ハーモニー 入 / 切.................. 切
・スプリットポイント................ 54 「F #2」
この設定で自動的に選択される伴奏カテゴリー「ピアニスト ( 伴奏番号 086 〜 100)」に は、ピアノ演奏に適した伴奏が入っています。

メトロノームを使用して練習する

[ メトロノーム ](METRONOME) ボタンを押すと、ソングや伴奏のテンポに合わせてメ トロノームの音が鳴ります。ピアノの練習に活用しましょう。 メトロノームは、1 拍目に「チーン」という音が鳴ります。
拍番号を表示します。
もう一度 [ メトロノーム ](METRONOME) ボタンを押すとメトロノームの音がストップ します。
・カテゴリー「ピアニスト」の伴
奏は、スタートしてもリズム音 は鳴りません。
テンポの設定・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
テンポを変更する場合は、[ テンポ / タップ ](TEMPO/TAP) ボタンを押し、数字ボタン [0] 〜 [9], [+], [−]を使って変更します。(19 ページ参照 )
・数字ボタン[ + ], [ −] を同時に
押すと、初期設定値に戻りま す。
21
グランドピアノボタンを押して演奏しましょう
メトロノームの拍子の設定・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
リズム停止時に、拍子を設定することができます。 [ メトロノーム ](METRONOME) ボタンを 1 秒以上押すと、メトロノームの拍子設定に
なります。 数字ボタン [0] 〜 [9], [+ ], [−]を押して拍子を設定します。
2
TIME SIG
現在の拍子 ( 例:2 拍子の場合 )を表示
数字
ボタン
1拍子(すべての拍でチー
1
22子 33
44子 55子 66子 77子 88子 99
− ( チーンという音が鳴ら
0
拍 子
ンという音が鳴りま す。)
ない状態 )
・伴奏やソングを変更すると、自
動的に伴奏やソングに合った 拍子に切り替わります。
メトロノーム音量の設定・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
q
メニュー[R] ボタンを押して、「メトロノーム音量」(METRONOME VOLUME)を選 びます。
w
数字ボタン[0]〜[9], [+], [−]を押して、メトロノームの音量を000〜127の範囲 で変更します。
現在の音量設定値
100
MTR VOL
・数字ボタン[ + ], [ −] を同時に
押すと、初期設定値の「100」に 戻ります。
22

楽器 ( 音色 ) を選んで演奏しましょう

楽器を選ぶ

PSR-280 には、先進の AWM( アドバンスト・ウェーブ・メモリー) 音源を利用した高 品質な 256種類の音色が入っています。
楽器................................1 〜 118(118音色 )、119〜128( ドラムキット )
GM ......................129 〜 256(128音色)
GM システムレベル 1(64 ページ参照 ) に準拠した音色配列です。
[ 楽器 ](VOICE) ボタンを押します。
1
楽器番号
001
GrandPno
数字ボタン [0] 〜 [9], [+ ], [ − ] で楽器番号を選びます。
2
番号の選びかた。(19 ページ参照 )
演奏してみましょう。
3
いろいろな楽器を選んで演奏してみましょう。
楽器名
楽器表示
・ワンタッチセッティング (000)
とは、伴奏やソングを選んだと き、自動的に最適な楽器が選ば
れる機能です。(26 ページ参照 )
・楽器 ( 楽器番号 1 〜 118) を選択
すると、その楽器に最適な DSP タイプやハーモニータイプが
自動的に選ばれます。
23
楽器 ( 音色 ) を選んで演奏しましょう

DJ で遊ぶには

伴奏をバックにさまざまな効果音を鳴らして、DJ のような演奏を楽しむことができます。 また、レッスン機能を使って DJ 演奏を楽しむこともできます。
[DJ] ボタンを押します。
1
ソングには DJ ソングが、楽器には DJ が自動的に選ばれます。
000
DJgame 1
[L] または [R] ボタンを押してレッスンをスタートします。
2
レッスンのステップ (1 〜 3)を選びます。 DJ レッスンでは、右手 / 左手の区別がありません。レッスン 4は、レッスン 3 と 同じ機能になります。
レッスン 1 では、どの鍵盤を叩いてもかまいません。 レッスン 2, 3では、ディスプレイに表示されるブロック内の鍵盤を叩いてください。
ブロック#1 ブロック#2 ブロック#3 ブロック#4
ディスプレイには、鍵盤を叩くタイミングが表示されます。 音声入 / 切が「入」になっている場合、レッスン 2ではブロック番号を声でも教え てくれます。
ブロック番号
r1
132 33
31
同じ位置にブロック番号が2 回 表示された場合は、その数字の
ブロックを表示された順番に 叩いてください。
(16 分音符で、ブロック 3 → 1 と叩く。)
3=
同じ位置に=( イコール )が 表示された場合は、=の前に
表示したブロックを続けて叩 いてください。
24
楽器 ( 音色 ) を選んで演奏しましょう
ト
[START/STOP](スタート/ストップ)ボタンを押してレッス
3
ンを終了します。
● DJの音を鍵盤で鳴らす (DJ セット)
例 ) 109 DJ game1(DJ ゲーム 1)
リズム
(C1-B1)
スクラッチ
(C2-B2)
C3
・DJソングを変えたり( ソング番
号 091 〜 100)、楽器を変えて ( 楽器番号109 〜 118) 演奏してみ
ましょう。
DJ
2
1
2
FX
TB
FM
● ドラムの音を鍵盤で鳴らす( ドラムキット )
ドラムキット ( 楽器番号 119 〜 128)を選び、鍵盤を押すとさまざまなパーカッション ( 打楽器音色 ) を鳴らすことができます。
[ ドラムキットリスト ]
119 スタンダードキット1(Standard Kit1) 124 アナログキット (Analog Kit) 120 スタンダードキット2(Standard Kit2) 125 ダンスキット (Dance Kit)
121 ルームキット(Room Kit) 126 ジャズキット (Jazz Kit) 122 ロックキット(Rock Kit) 127 ブラッシュキット (Brush Kit) 123 エレクトロニックキット(Electronic Kit) 128 シンフォニーキット (Symph Kit)
例 ) 119 Std.Kit1( スタンダードキット 1)
ライドシンバル1
タンバリン
カウベル
ビブラスラップ
ブラッシュタップ
カスタネット
ブラッシュスラップ
オープンリムショット
スティック
サイドスティック
ハンドクラップ
ハイハットクローズ
ハイハットオープン
ハイハットペダル
クラッシュシンバル1
ボンゴL
コンガHオープン
ティンバレスL
L
B
TB
FM
アゴゴL
1
2
・各キットの具体的な内容は、
74 ページの「ドラムキットリス ト」を参照してください
マラカス
ギロショート
クラベス
クイーカミュート
トライアングルミュー
1
)
(L)
(H
シェイカー
バスドラムL
スネアロール
シーククリックH
ブラッシュスワール
ブラッシュスワールアタック付き
スネアHソフト
バスドラムH
バスドラムM
スネアL
フロアタムL
フロアタムH
スネアHハード
ロータム
ミッドタムL
ミッドタムH
C3
ハイタム
チャイニーズシンバル
スプラッシュシンバル
ライドシンバルカップ
クラッシュシンバル2
ボンゴH
ライドシンバル2
コンガHミュート
コンガL
アゴゴH
ティンバレスH
カバサ
サンバホイッスルH
ギロロング
サンバホイッスルL
クイーカオープン
ウッドブロックL
ウッドブロックH
トライアングルオープン
ジングルベル
ベルツリー
25
楽器 ( 音色 ) を選んで演奏しましょう

ソングや伴奏に最適な楽器を選ぶ ( ワンタッチセッティング )

ワンタッチセッティングは、ソングや伴奏を選んだときに自動的に最適な楽器を設定する 機能です。
1
2
[ 楽器 ](VOICE)ボタンを押します。 現在選ばれている楽器名が表示されます。
数字ボタン [0], [+], [−]で、楽器番号「000」を選びます。 これで、ワンタッチセッティングが「入」になります。
・楽器番号「000」が選 ばれて い
る状態で、ソングや伴奏を選ぶ と、最適の音色が自動的に選ば
れます。
000
GrandPno

スプリットポイントの変更

[ 伴奏 入 / 切 ](ACMP ON/OFF) ボタンを 1 秒以上押すと、スプリットポイント設定に なります。このとき、スプリットポイントを境に、右側のキーボードではメロディを、左 側のキーボードでは伴奏を演奏します。
現在のスプリットポイント設定値
054
S–POINT
・スプリットの楽器が選ばれて
いる場合は、キーボードの右側 と左側で、異なる2 つの楽器が
演奏できます。
・数字ボタン[ + ], [ −] を同時に
押すと、初期設定の「54F #2」に 戻ります。
26
スプリットポイント
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