Yamaha MOTIF XF6, MOTIF XF7, MOTIF XF8 operating instructions

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MOTIF XFエディターマニュアル

目次

MOTIF XFエディターとは 2
Studio Managerとは 2
Studio Connectionsとは 2
Open Plug-in Technologyについて 3
MOTIF XFエディターのデータ構成 4
MOTIF XFエディターの起動 5
MOTIF XFエディターの操作の流れ 7
各部の名称と機能 13
MOTIF XFエディターの基本操作 35
メニュー 37
トラブルシューティング 52

  • 市販の音楽/サウンドデータは、私的使用のための複製など著作権法上問題にならない場合を除いて、権利者に無断で複製または転用することを禁じられています。ご使用時には、著作権の専門家にご相談されるなどのご配慮をお願いします。
  • このソフトウェアおよびマニュアルの著作権はすべてヤマハ株式会社が所有します。
  • このソフトウェアおよびマニュアルの一部または全部を無断で複製、改変することはできません。
  • このソフトウェアおよびマニュアルを運用した結果およびその影響については、一切責任を負いかねますのでご了承ください。
  • このファイルに掲載されている画面は、すべて操作説明のためのもので、実際の画面と異なる場合があります。
  • •「MIDI」は社団法人音楽電子事業協会(AMEI)の登録商標です。
  • その他、このファイルに掲載されている会社名および商品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
  • このマニュアルファイル内の「赤色」の文字をクリックすると、関連する項目にジャンプします。

このマニュアルは、お客様がWindows/Macの基本的な操作方法について十分おわかりいただいていることを前提に書かれていま す。Windows/Macの操作方法については、Windows/Macに付属のマニュアルをご参照ください。 MOTIF XFエディターを使用するために必要なコンピューター環境、機器の接続、MOTIF XFエディターのインストールについて は、別冊のインストールガイドおよびご使用のMIDI機器に付属の取扱説明書をご参照ください。

© 2010 Yamaha Corporation. All rights reserved

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MOTIF XFエディターとは

MOTIF XFエディターは、MOTIF XF6/7/8のボイスまたはマルチ音源(ソング/パターンモード)の設定を、コンピュー ター画面を使って視覚的に確認しながら編集することができるソフトウェアです。MOTIF XF6/7/8本体のパラメー ターをコンピューターからリモートで編集したり、MOTIF XF6/7/8内のデータをコンピューターに保存したりできま す。

このMOTIF XFエディターは、

  • Studio Manager
  • Studio Connections対応DAWアプリケーション

のプラグインとして利用できます。

MOTIF XFエディターには、画面をお好みの色相に変えられる機能があります(6ページ)。このマニュアルでは、色覚の 個人差を問わず多くの方が見やすい色相の画面を使用しています。

Studio Managerとは

Studio Manager V2は、ヤマハのハードウェア製品をリモートコントロールする複数のエディターソフトウェアを起動させたり、複数のエディター設定を保存したりする共通のプラットフォームです。Studio Managerは、単独のアプリケーションとして、またCubaseやCubase AIのようなStudio Connections対応DAWアプリケーションのプラグインとして動作します。

詳細はStudio Manager取扱説明書(PDFマニュアル)をご参照ください。

Studio Connectionsとは

Studio Connectionsとは、Steinberg社とヤマハが先導する共同プロジェクトです。 コンピューターを中心とした音楽制作環境では、ソフトウェアとハードウェアを組み 合わせて使用する状況が一般的ですが、このような状況でハードウェアとソフトウェ アそれぞれの良い部分を活かしながら、さらに利便性の高い環境を提供するためのソ リューションです。以下のようなソリューションを実現しています。

Recall

各エディターの設定は、Studio Managerでまとめて保存/呼び出しできます。 すなわち、複数の機器の設定をStudio Managerからまとめて呼び出す(リコールする)ことにより、システム全体の設 定を簡単な操作で変更できます。この機能をRecall (リコール)と呼びます。

Studio ManagerからRecallが実行された場合、MOTIF XFエディターは、「エディター設定」のAuto Sync Setting (41ページ)で設定されたデータと転送方向に従って、MOTIF XF6/7/8本体とのデータ同期を行ないます。

さらに、Studio Connectionsに対応したDAWアプリケーションをお使いの場合は、各エディターのデータを、DAW アプリケーションのプロジェクトファイルの一部として保存できます。これにより、DAWアプリケーションのプロ ジェクトファイルを開くだけで、自動的に各機器の設定をリコールできます。

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Audio Integration

DAWアプリケーションにプラグインされたソフトウェアシンセサイザーやソフトウェアエフェクトを使う場合は、 DAWアプリケーションからの設定が非常に簡単です。しかし、ハードウェアを使用する場合は、オーディオ接続、 ドライバー設定、オーディオポートの設定など、さまざまな準備が必要です。

Studio Connections対応DAWアプリケーションを使えば、このような複雑な接続の組み合わせや設定をすることなく、ソフトウェアシンセサイザーやソフトウェアエフェクトと同じ感覚で、ハードウェア機器を扱えるようになります。 この機能をAudio Integrationと呼びます。

RecallやAudio Integrationの詳細は、ウェブサイトをご参照ください。

Studio Connectionsホームページ http://www.studioconnections.org/in

Open Plug-in Technologyについて

Open Plug-in Technology (以下OPT)は、DAWアプリケーションなどのソフトウェアからMIDI機器をコントロール するためのソフトウェアプラグインフォーマットです。たとえば、シンセサイザー、プラグインボードの音色エディ ターや、ミキサーをコントロールするエディターなどを、別々に起動させるのではなく、OPTに対応したアプリケー ションの中で動作させることができます。アプリケーションごとにMIDIドライバーの設定などをする必要がなくなり、 音楽制作をより快適でシームレスに行なう環境を実現します。

従来のOPTに加えて、Studio Connectionsを実現するためのOpen Plug-in Technology Version 2 (以下OPT2)が あります。Studio Managerは、OPT2対応のアプリケーションです。

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MOTIF XFエディターのデータ構成

MOTIF XFエディターでは、下記を1つのファイルとして保存できます。

  • グローバルのカレントデータ(エディットの最終状態)
  • ボイスモードのカレントデータ(エディットの最終状態)
  • ソングまたはパターンモードのカレントデータ(ミキシングデータ、各パートでのボイスエディットの最終状態、ミキシングボイス×16)
  • ユーザーボイスデータ(ノーマルユーザー×4、ドラムユーザー×1)

カレントデータとは、各パートのボイス設定やパン、ボリューム、エフェクトなどのミキシング設定だけでなく、各 パートで最後に選択されていたボイスの、コモンエディットやエレメントエディットの最終状態も含んでいます。また、 保存できるボイスバンクのうち、ミキシングボイスだけはカレントデータに属します。MOTIF XFエディターでは各 パートのノーマルボイスを、エレメントにまで踏み込んでエディットでき、またそのエディットした最終状態を、ユー ザーボイスやミキシングボイスとして本体にストア(保存)しなくても、そのままファイルとして保存できます。した がって、保存したファイルをあとで再度読み込めば、エディットの最終状態をすぐに再現することができ、便利です。

MUTIT MOTIF XFエディターでは、ミキリー部の「G」列に表示されているパラメーターの一部と、パラメーターカテコリー部の「Giobal Settings」のパラメーターを合わせて、「グローバルデータ」として扱っています。

MOTIF XFエディターによって作られるデータの構成、MOTIF XF6/7/8本体内部のメモリーでのデータ構成、および 両者の関係については下図をご覧ください。

*1 コンピューターとMOTIF XF6/7/8本体が適切に接続されていてオンラインの状態に設定されていれば、MOTIF XFエディター側でエディットしても本体側でエディットしても設定された状態は同期します。

*2 MOTIF XFエディター側でストア(保存)操作を行なうことで、実機側でもストアが行なわれます。

・ 3 グローバルデータとミキシングテータについては、MOTIF XFエディター側でのストア(保存)操作により、MOTIF XF6/7/8本体のメモリーにデータが保存されます。

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MOTIF XFエディターの起動

MOTIF XFTディターのインストールガイドに従って、MOTIF XFTディターやその他必要なソフトウェア、ドライ バーなどをインストールします。コンピューターとMOTIF XF6/7/8をUSBケーブルまたはIEEE1394ケーブルを用 いて接続し、MOTIF XF6/7/8のMIDIメッセージの入出力先を設定したあと、以下の操作でMOTIF XFエディターを 記動します。

MIGT MOTIE XE6/7/8とコンピューターとの接続について詳しくは、「MOTIE XE6/7/8本体の取扱説明書」の「コンピューターと接続し て使う」をご参照ください。

  • 1. 単独のアプリケーションとして、またはStudio Connections対応DAWアプリケーションのプラグインと してStudio Managerを起動します。
  • 2. MIDIポートを設定します。

■ 単独のアプリケーションとしてStudio Managerを起動した場合

以下の操作手順でMIDI Ports画面を表示し、Studio ManagerのMIDIポートを設定します。 Windowsの場合: [File] → [Setup] → [MIDI Settings]

Macの場合: [SM2] → [Preference] → [MIDI Settings]

USB接続の場合: Input Ports (入力ポート)/Output Ports (出力ポート)のどちらも、MOTIF XFのポート1と4の 両方にチェックを入れます。

IEEE1394接続の場合: Input Ports (入力ポート)/Output Ports (出力ポート)のどちらも、MOTIF XFのMainに チェックを入れます。

Preferences
MIDI Ports
Input Ports Part Samaha MOTIF XF6-1 Yamaha MOTIF XF6-2 Yamaha MOTIF XF6-3 Yamaha MOTIF XF6-4 MOTIF XF6 Main MOTIF XF6 Main MOTIF XF6 MIDI IN Output Ports Import Ports
Update Ports
MIDI Thru

■ Studio Connections対応DAWアプリケーションのプラグインとしてStudio Managerを起動した場合

DAWアプリケーション側でMIDIポートの設定をしてください。詳しくは、DAWアプリケーションの取扱説明書を ご覧ください。

USBケーブルで接続している場合、CubaseやCubase AlからStudio Managerを起動しただけでポート設定が自 動的に行なわれます。Extensions for Steinberg DAWをコンピューターにインストールしてあれば、

IEEE1394ケーブルで接続している場合でも、CubaseやCubase AlからStudio Managerを起動しただけでポー ト設定は自動的に行なわれます。

3. Studio ManagerウィンドウからMOTIF XFエディターを起動します。

詳細は、インストールガイドやStudio Manager取扱説明書(PDFマニュアル)をご参照ください。

さらに、MOTIE XEエディターはStudio Connections Audio Integrationに対応しているため、Studio Connections対応DAW上ではソフトウェアシンセサイザーと同じような手順で起動することもできます。 詳細は、ウェブサイトをご参照ください。 ittn://www.studioconnections.org/

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MOTIF XFエディターの操作の流れ

MOTIF XFエディターの使い方には、決まった操作手順はありません。次のような操作の流れを参考に、目的に合った エディット作業を行なってください。ここでは、ボイスモードでのボイスエディット、ソングモードでのミキシングエ ディットを順に行ない、エディットして作られたデータをMOTIF XF6/7/8本体の内部メモリーにストア(保存)したり、 エディットした最終状態をファイルとしてセーブ(保存)する流れを説明します。

ボイスモードでのボイスエディット

  • NOT Voice/Song/Pattern表示が「Song」または「Pattern」になっている場合は手順1から、Voice/Song/Pattern表示が「Voice」 になっている場合は手順2から操作してください。
    • 1. Voice/Song/Pattern (ボイス/ソング/パターン)表示の「Voice」をクリックし、ボイスモードに切り替えます。

モードを切り替える前にONLINE/OFFLINE (オンライン/オフライン)表示がONLINEになっている場合は、この手順1の操作でAuto Sync画面が自動的に現われますので、手順3に進んでください。

  • 2. ONLINE/OFFLINE (オンライン/オフライン)表示がOFFLINEになっている場合は、[OFFLINE]をクリック してAuto Sync (オートシンク)画面を表示させます。
  • Auto Sync (オートシンク)画面では、Data Port部でMOTIF XF6/7/8本体と通信するための入出力用 ポートやデバイスナンバー、Auto Sync Setting部でグローバルデータ、カレントデータ、ユーザーボイス データそれぞれの同期方向などを設定します。

データ同期の方向は、MOTIF XF6/7/8本体のデータを元に編集をしたい場合、MOTIF XF6/7/8本体から受信する方向に設定してください。コンピューター上に保存していたMOTIF XFエディターのファイルを元に編集をしたい場合は、MOTIF XF6/7/8本体に送信する方向に設定してください。設定の詳細は、「エディター設定」(40ページ)をご覧ください。

iuto Sync
Data Port
FW/1394 MIDI Device N о.
USB MOTIF XF6 🗘 1 💠
Detail Off
Auto Sync Setting
Global 🔤 💼 🔲 💷 🔲 🔲 🛄 🛄 MOTIF XF > PC
Auto Sta art
Current 📴 — 🔲 📃 💷 🌆 MOTIF XF > PC Off
Start

  • 注記 ・Auto Sync (オートシンク)画面のGlobal (グローバル)、Current (カレント)、Voice (ボイス)をOnにし、その横に あるMOTIF XF6/7/8本体のイラストの右横にあるボックスをオンにして[Start]ボタンをクリックすると、MOTIF XF エディター上の各データがMOTIF XF6/7/8本体に転送されます。これにより、MOTIF XF6/7/8本体の内部メモリー 上の各データが、上書きで消されることになるのでご注意ください。MOTIF XF6/7/8本体のデータを元に編集をした い場合は、必ずコンピューターイラスト側のボックスをオンにしてください。
    • ・データ同期の方向については、MOTIF XFエディター上記画面での設定が適用されます。誤ってデータを上書きして消してしまった場合、データを戻すことはできません。誤ってデータを失なうことがないよう、データ同期の方向についてはMOTIF XFエディター上で確実に行なってください。
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4. Auto Sync (オートシンク)画面で、[Start]ボタンをクリックします。

ポートが正しく設定されていれば、データ同期が始まります。完了すると自動的にAuto Sync画面が閉じ、MOTIF XFエディターはONLINE状態になっています。ONLINE (オンライン)の状態とは、MOTIF XFエディター上での設 定変更がそのままMOTIF XF6/7/8本体にも反映される、またはその逆にMOTIF XF6/7/8本体上での設定変更が そのままMOTIF XFエディター上にも反映される状態をいいます。

ONLINE/OFFLINE (オンライン/オフライン)について詳しくは(13ページ)を、ご覧ください。

  • 5. ボイスモードで、ボイスのエディットを行ないます。
    • 5-1 Voice (ボイス)欄にある「V」の列の、バンク名またはボイス名のボックスをクリックすると、 「VOICE LIBRARY (ボイスライブラリー)」が表示されます。
Vision OWENTION O 25 (IL(E) 復先(に) いしの(の) みしづ(い) @ VAMA
27-1100
🖸 Voice 🗉 Song Pattern ONLINE Pofesch
Category / Hame Sub 2nd Bank Cotegory / Hame Sub 2nd Bank Cotegory / Hame Sub 2nd Bank Cotegory / Hame Sub 2nd Bank Cotegory / Hame Sub 2nd Bank Cotegory / Hame Sub 2nd Bank Cotegory / Hame Sub 2nd Bank Cotegory / Hame Sub 2nd Bank Cotegory / Hame Sub 2nd Bank Cotegory / Hame Sub 2nd Bank Cotegory / Hame Sub 2nd Bank Cotegory / Hame Sub 2nd Bank Cotegory / Hame Sub 2nd Bank Cotegory / Hame Sub 2nd Bank Cotegory / Hame Sub 2nd Bank Cotegory / Hame Sub 2nd Bank Cotegory / Hame Sub 2nd Bank Cotegory / Hame Sub 2nd Bank Cotegory / Hame Sub 2nd Bank Cotegory / Hame Sub 2nd Bank Cotegory / Hame Sub 2nd Bank Cotegory / Hame Sub 2nd Bank Cotegory / Hame Sub 2nd Bank Cotegory / Hame Sub 2nd Bank Cotegory / Hame Sub 2nd Bank Cotegory / Hame Sub 2nd Bank Cotegory / Hame Sub 2nd Bank Cotegory / Hame Sub 2nd Bank Cotegory / Hame Sub 2nd Bank Cotegory / Hame Sub 2nd Bank Cotegory / Hame Sub 2nd Bank Cotegory / Hame Sub 2nd Bank Cotegory / Hame Sub 2nd Bank Cotegory / Hame Sub 2nd Bank Cotegory / Hame Sub 2nd Bank Cotegory / Hame Sub 2nd Bank Cotegory / Hame Sub 2nd Bank Cotegory / Hame Sub 2nd Bank Cotegory / Hame Sub 2nd Bank Cotegory / Hame Sub 2nd Bank Cotegory / Hame Sub 2nd Bank Cotegory / Hame Sub 2nd Bank Cotegory / Hame Sub 2nd Bank Cotegory / Hame Sub 2nd Bank Cotegory / Hame Sub 2nd Bank Cotegory / Hame Sub 2nd Bank Cotegory / Hame Sub 2nd Bank Cotegory / Hame Sub 2nd Bank Cotegory / Hame Sub 2nd Bank Cotegory / Hame Sub 2nd Bank Cotegory / Hame Sub 2nd Bank Cotegory / Hame Sub 2nd Bank Cotegory / Hame Sub 2nd Bank Cotegory / Hame Sub 2nd Bank Cotegory / Hame Sub 2nd Bank Cotegory / Hame Sub 2nd Bank Cotegory / Hame Sub 2nd Bank Cotegory / Hame Sub 2nd Bank Cotegory / Hame Sub 2nd Bank Cotegory / Hame Sub 2nd Bank Cotegory / Hame Sub 2nd Bank Cotegory / Hame Sub 2nd Bank Global Lo Lo-M Mid Hi-M Hi Uhorus Keverb Master VUILE LIBRAR I Renresi
Category Bank No. Voice Name ED Lo M Hold Correct Grand Category Bank Y SPn SPR13 0013 Full Concert Grand Concert C G REV-X Hall • == Category/Name Sub 2nd Bank No.
Voice Category Bank No. Voice Name EDLO M H V DFn > FRI 3 001 3 Full Concert Grand Image: Second - Accostic Piano
Voice Category Bank No. Voice Name EQ Lo Mi Hi Full Concert Grand Acoustic Normal Preset 1 1 (A-01)
V Drn. 3 PF1 3 001 3 Full Concert Grand Accustor Mellow Grand Piano 3 (A-03)
Romanus at small We Accustic Informal Preset I
Informal Preset I
Informal Preset I
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Informal Preset I
Inform
V >Pn >PR1 > 001 > Full Concert Gran E Glassow 4 (A-94)
Monumer Grand NW Accustic informal Presettion Intraliated Vice Accustic informal Presettion Concert Brand Have Lawer Kondul Vier 4 Normal Vier 4 Balaki Stack Lawer Kondul Vier 4 Normal Vier 4 Balaki Stack Lawer Kondul Vier 4 Normal Vier 4 Balaki Stack Lawer Kondul Vier 4 Normal Vier 4 Balaki Stack Lawer Kondul Vier 4 Normal Vier 4 Balaki Stack Lawer Normal Vier 4 Normal Vier 4 Balaki Stack Lawer Normal Vier 4 Normal Vier 4 Balaki Stack Lawer Normal Vier 4 Normal Presettion Balaki Stack Lawer Normal Presettion Normal Presettion Brand Balaki Stack Lawer Normal Presettion Normal Presettion Brand Balaki Stack Lawer Normal Presettion Normal Presettion Brand Balaki Stack Lawer Normal Presettion Normal Presettion Brand Billow Notami O Normal O Normal O Brand Billow Normal O Normal O 🔲 Romantic Piano Normal Preset 1 5 (A-05)
Monaural Grand MW 16 (A-16)
Full Concert Brand Acoustic Normal User 4 Balad Karp Lawer Normal User 4 Normal User 4 Balad Karp Lawer Lawer Normal User 4 Balad Karp Lawer Lawer Normal Dec 4 Balad Karp Lawer Lawer Normal Dec 4 Balad Karp Lawer Lawer Normal Preset 1 Primo Solo Lawer Normal Preset 1 Primo Solo Lawer Normal Preset 1 Primo Solo Lawer Normal Preset 1 Primo Solo Lawer Normal Preset 1 Primo Solo Nodern Normal Preset 1 Primo Solo Modern Normal Preset 1 Primo Solo Modern Normal Preset 1 Primo Solo Modern Normal Preset 1 Primo Solo Modern Normal Preset 1 Primo Solo Modern Normal Preset 1 Primo Solo Normal Preset 1 Initialized Voice Normal User 4 1 (A-01)
Concert France Tando Hanco Acoustic Concert France Attack Concert Proventies Concert France Tando Concert France Full Concert Grand 13 (A-13)
Balak Kev
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Balak Stak
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Concert Grand Piano 1 (A-01)
001 Laver Laver Navboard Infamil Preset Pailo Stack Laver Navboard Infamil Preset Pailo Stack Laver Navboard Infamil Preset Pailo Stack Laver Navboard Infamil Preset Pailo Stack Laver Navboard Infamil Preset Pailo Stack Laver Navboard Infamil Preset Pailo Stack Laver Navboard Infamil Preset Pailo Stack Laver Navboard Infamil Preset Pailo Stack Laver Navboard Infamil Preset Pailo Stack Laver Navboard Infamil Preset Pailo Stack Bask Modern Navboard Infamil Preset Pailo Stack Bask Bask Pailo Stack Nodern Norab Uker 3 Assersation Modern Norab Uker 3 Assersation Modern Norab Uker 3 Rock Brack Pailon Modern Norab Uker 3 🔲 Ballad Key Laver Normal Preset 1 10 (A-10)
Balad Stack Laver Kevboard Itema Presett Prace Back Laver Hornal Presett Hornal Presett Prace Back Laver Hornal Presett Hornal Presett Prace Back Laver Hornal Presett Hornal Presett Prace Back Laver Hornal Presett Hornal Presett Prace Back Gov Rhome Laver Hornal Presett Rock Brand Plance Modern Hornal Presett Hornal Presett Taske Modern Hornal Presett Hornal Presett Taske Modern Hornal Presett Hornal Presett House Prance Modern Hornal Presett Hornal Presett House Prance Modern Hornal Presett Hornal Presett House Prance Modern Hornal Presett Hornal Meret Hornal Presett BOs Laver _ Laver Normal Preset 1 11 (A-11)
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Ballad Stack Normal Preset 1 12 (A-12)
Frace 3 Schnberg Lover Piano Back Laver Normal Preset 1 13 (A-13)
Prida Sabi
France Sabi
Rook Gran Flaino
Hodern
Piano & Stringe Laver Normal Preset 1 14 (A-14)
Prace Book man Faind
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Ro
Piano & Uon Choir Layer Normal Preset 1 10 (A-10)
Processing Parks
Processing Parks
Processing
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Processing
Processing
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Processing
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Processing
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Processing
Processing
Processing
Processing
Processing
Processing
Processing
Processing
Processing
Processing
Processing Processing
Processing Procesing Processing
Piano Back Layer Normal User 3 73 (E-09)
Voice AD/EW Part Voice AP/EW Part Voice AD/EW Part Voice AD/EW Part Voice AP/EW Part Voice AD/EW Part Voice AP/EW Part ROOK Grand Plano modern Normal Preset 1 2 (A-02)
Voice AD/FW Part TONE Outoff Resource Attack Provy Outoff Resource Attack Provy Outoff Resource Attack On the second Resource Approx Image Resource Image R Aggressive Grand Modern Normal Preset 1 6 (A-06)
Prode AD/FW Part Voice AD/FW Part AD/FW Part Voice AD/FW Part Tacky Modern Normal Propot 1 9 (A-09)
Produ Branco P Banco P Ba House Plano Modern Normal Preset 1 8 LA-08J
Voice AD/FW Part E Plato Rock 30 Modern Manager Hornal User 0 1 (4 01)
Voice AD/FW Part Voice AP Rock brand Plano Rock brand Plano Modern Normal User 3 1 (A-01)
Voice AD/FW Part Part Personance AD/FW Part Part Pitonicor Filonicor AD/FW Part Part Pitonicor Filonicor AD/FW Part Part modern Hormal Car 2 (4-02)
Voice AD/EW Part Voice Vintado Normal Propot 1 10 (0-01)
Voice AD/FW Part AD/FW Part TONE 1 Out Cription Part Minitor APP APP Vincase Normal Preset 1 19 (B-02)
Voice AD/FW Part Overform CP 1979 Vintage Normal Procet 1 19 (0-02)
Voitee AD/FW Part Voitee AD/FW Part Pitonitor CP70 Chorue Vintage Normal Preset 1 20 (B-04)
Voice AD/FW Part Part MID1 Part MID1 Pit Minitor ARus ABP Vintage Normal Preset 1 21 (0.65)
Voice AD/FW P.art Part Min Voice AD/FW P.art Part Min Part Min Part Pitonitor ABP ABP Outor Seture Fillention ABP ABP Outor Seture Fillention ABP ABP Outor Seture Fillention ABP ABP Outor Seture Fillention ABP ABP Woody Piano S6 Vintage Normal User 1 3 (4-03)
Voice AD/FW Part TONE 1 Outoff Resonance Attack Decay Sustain Release Assign 1 Assign 2 APP I Car Part wei As1 AS2 RE APP Intimate S6 Vintage Normal User 1 4 (A-04)
Voice AD//FW Part Part Ministry Voice AD//FW Part Part Ministry Outcle Seture Ministry Aspendence Attack Outcle Seture Ministry Aspendence Attack Outcle Seture Ministry Aspendence Attack Outcle Seture Ministry Aspendence Attack Outcle Seture Ministry Aspendence Attack Outcle Seture Ministry Aspendence Attack Outcle Seture Ministry Aspendence Attack Outcle Seture Ministry 0 Id Blues Vintage Normal User 3 9 (A-09)
Voice AD/FW Part Outoff Regenance Attack Cercel Sustain Release Assign 1 Assign 2 APP I 3 4 Pirt wr Asign 1 Assign 1 Assign 2 I ASP I 2 I I 3 I 3 I CP 1979 Vintase Normal User 3 17 (B-01)
Voice AD/FIP Part PPt MS ASIA ASIA Outch Seture MS ASIA ASIA Outch Seture MS ASIA ASIA MID Fill Mentor ASIA ASIA Fill Mentor Fill Mentor Asia Asia ۰ Favorites ок ancel
Pert We ASI AS2 RE ASI AS2
OucceSetue MIDI Fill Molter
Internal Sci OpP C
v oice AD/FW Part
Internal SE0 to PC #OE Alons A.Funo Part k
1 Rulck
W ASI AS2 RB AFI AF2 TONE 1 Cutoff Resonance
TONE 2 +0
Attack Decay Sustain Release Assign 1 Ass
+8
ign 2 AF RP 4 5 4
Internal SEQ to PC Other Alone With PC Func |

5-2 エディットしたいボイスをVOICE LIBRARY (ボイスライブラリー)のリストから選択します。 エディットしたいボイスをクリックしたら、MOTIF XF6/7/8本体の鍵盤を弾くか、鍵盤イラストをクリック して音色を確認しましょう。

  • 5-3 エディットしたいボイスが決まったら、そのボイス名をダブルクリックするか、画面右下にある[OK]を クリックして、VOICE LIBRARY (ボイスライブラリー)画面を閉じてください。 ボイス選択をとりやめたい場合は、画面右下にある[Cancel](キャンセル)か[X](終了)ボタンをクリックしてく ださい。VOICE LIBRARYが閉じられ、エディットの対象となるボイスも元に戻ります。
  • 注記 エディットの対象となるボイスを別のボイスに変更すると、それまでエディットしていたボイスの状態は消去されます。 それまでにエディットしていたボイスを保存したい場合は、ストア(47ページ)を実行してからボイスを変更しましょう。
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5-4 各種パラメーターの設定を行ない、ボイスをエディットします。

Voice (ボイス)欄のVの列にあるEQ、コーラス、リバーブなどのパラメーターをクリックして値を変更してみましょう。

音がどのように変わるかについては、MOTIF XF6/7/8本体の鍵盤を弾くか、画面下部にある鍵盤イラストを クリックして聞いてみましょう。

画面右端にあるパラメーターカテゴリー部(21ページ)のオープン/クローズボタン( ▲ ボタン)をクリックすると、詳細パラメーター部が開きます。詳細パラメーター部では、現在エディット中のボイスに対して、さらに細かいパラメーター設定ができます

MIGT: ボイスエディットの各種パラメーターに関しては、リファレンスマニュアル「ノーマルボイスを作り変える(ボイスエディット)」、「ドラムボイスを作り変える(ボイスエディット)」をご参照ください。

6. 必要に応じて、エディットしたボイスを保存(ストア)します。

6-1 [編集]メニューの[ボイスのストア]を選択してストア画面(47ページ)を開きます。

6-2 以下のボイスバンクから保存するバンクを選択します。

  • Normal User 1 (ノーマルユーザー 1)
  • Normal User 2 (ノーマルユーザー 2)
  • Normal User 3 (ノーマルユーザー 3)
  • Normal User 4 (ノーマルユーザー 4)
  • Drum User (ドラムユーザー)
  • ICOT ノーマルボイスをエディットしていた場合はノーマルユーザー1~4がストア画面に、ドラムボイスをエディットしていた 場合はドラムユーザーバンクがストア画面に表示されます。
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6-3 選択したバンクを開き、保存したいナンバーを選択し、必要に応じてボイスネームを付けます。

6-4 [Store]ボタンをクリックして、エディットしたボイスを選択したバンクのナンバーに保存します。

ストアを実行することで、ボイスデータはMOTIF XFエディター内部のユーザーバンクに保存され、さらに同期してMOTIF XF6/7/8本体のメモリーにあるユーザーバンクにも同様に保存されます。

注記 ストアを実行することによりストア先のボイスデータが、MOTIF XFエディター内およびMOTIF XF6/7/8本体のメモ リーともに書き換えられます。大切なボイスデータを間違って消去することがないよう、注意してストア先を選びましょ う。また、あらかじめUSB記憶装置に保存(セーブ)しておくことを、おすすめします。

X Voice Name
Full Concert Grand
Store
⊞ Bank/Name Category Sub 2nd
Normal User 1
Natural Grand S6 1 (A-01) Acoustic Piano Acoustic
Piano Rock S6 2 (A-02) Acoustic Piano Modern
Woody Piano S6 3 (A-03) Acoustic Piano Vintase
Intimate S6 4 (A-04) Acoustic Piano Vintage
Clavi Bril Treble 5 (A-05) Keyboard Clavi
Clavi Amped 6 (A-06) Keyboard Clavi
Clavi Phaser 7 (A-07) Keyboard Clavi
Clavi Touch Wah 8 (A-08) Keyboard Clavi
Clavi PedalWahFC2&MW 9 (A-09) Keyboard Clavi
Natural Harpsichord 10 (A-10) Keyboard Clavi
Octave Harpsichord Keyboard Clavi
Vx Full Bars Organ Combo
Vx Dark Bars Organ Combo

MICTE [編集]メニューの[グローバルのストア]を選択すれば、Global (グローバル)欄のChorus (コーラス)タイプとReverb (リ バーブ)タイプを除くパラメーターでエディットした内容をMOTIF XF6/7/8本体に保存できます。

ソングまたはパターンモードでのミキシングエディット

ここでは、ソングモードを例にミキシングのエディットを説明します。

1. Voice/Song/Pattern (ボイス/ソング/パターン)表示の「Song」をクリックし、ソングモードに切り替えます。

オンラインの場合はAuto Sync画面が自動的に現れます。

2. Auto Sync (オートシンク)画面で、[Start]ボタンをクリックします。

ポートが正しく設定されていれば、データ同期が始まります。完了すると自動的にAuto Sync画面が閉じます。

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3. 各種パラメーターの設定を行ない、ミキシング設定や各パートに割り当てられているボイスをエディットします。

Global/Multi (グローバル/マルチ)欄のGの列やPart (パート)欄の各パートの列にある、EQやエフェクトなどのパラメーターをクリックして値を変更してみましょう。

音がどのように変わるかについては、MOTIF XF6/7/8本体の鍵盤を弾くか、画面下部にある鍵盤イラストをクリックして聞いてみましょう。

画面右端にあるパラメーターカテゴリー部(24ページ)のオープン/クローズボタン( 1 ボタン)をクリックすると、 詳細パラメーター部が開きます。詳細パラメーター部では、現在エディット中のミキシングに対してさらに細かい パラメーター設定をしたり、各パートに割り当てられたボイスのエディットができます。

MOTIF XFエディターでは、ボイスモードだけでなくソング/パターンモードでもボイスエディットを行なえます。ボイス モードでは選択したボイスだけをエディットするのに対して、ソング/パターンモードでは1~16パートの音量バランスな どミキシング設定をしながら、各パートに割り当てられたボイスのパラメーターを調節することになります。いずれの場 合でも、同じユーザーバンクにユーザーボイスとしてストア(保存)できます。

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  • 4. 必要に応じて、エディットしたミキシングやボイスをMOTIF XF6/7/8本体の内部メモリーにストア(保存) します。
    • 4-1 MOTIF XF6/7/8本体で、[STORE]ボタンを押してSong Store (ソングストア)画面を呼び出し、保存先ナンバーを選択したうえで[ENTER]ボタンを押し、エディットしたミキシングをソングデータとして設定を保存します。

詳細は、MOTIF XF6/7/8本体の取扱説明書をご参照ください。

  • MOTIF XFエディター上でも、[編集]メニューの[ミキシングのストア]を選択することでミキシング設定を保存でき ます。ただしこの場合、保存先は選択できず、MOTIF XF6/7/8本体で現在選択されているソングにデータが保存 されます。
  • 4-2 保存したいボイスが割り当てられているパートを選択し、[編集]メニューの[ボイスのストア]を選択し てストア画面(47ページ)を開き、手順6-1、6-2、6-3、6-4 (9ページ)と同じ操作でボイスを保存し ます。
  • 5. [ファイル]メニューから[名前を付けて保存]または[上書き保存]をクリックして、エディットしたデータを ファイル(*.X3E)に保存します。

エディットの最終状態およびユーザーバンクに保存(ストア)されたボイスデータを、まとめて1つのファイル (*.X3E)に保存します。次回、同じファイルをMOTIF XFエディターで開くと、Auto Sync画面が自動的に開き、 [Start]をクリックすることでMOTIF XF6/7/8本体と同期がとれます。

MOTIF XFエディターをStudio Managerから起動している場合は、Studio Managerのドキュメントファイルに MOTIF XFエディターのデータを保存できます。

Studio Connectionsに対応したDAWアプリケーションとStudio Managerを組み合わせてお使いの場合は、 MOTIF XFエディターのデータを、DAWアプリケーションのプロジェクトファイルの一部として保存できます。

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各部の名称と機能

全体設定部

● ファイル、編集、バルク、ヘルプ

37ページをご参照ください。

❷ Voice (ボイス)/Song (ソング)/Pattern (パターン)モード切替

MOTIF XF6/7/8本体のモードをボイス/ソング/パターンモードのいずれかに設定します。ここでモードを切り替えるとMOTIF XF6/7/8本体のモードが自動的に切り替わり、Auto Sync (オートシンク)画面が表示されます。 Auto Sync画面上で必要な設定を行なったあと、MOTIF XF6/7/8本体との同期をしてください。

ONLINE/OFFLINE (オンライン/オフライン)

ここをクリックすることにより、ONLINE (オンライン)とOFFLINE (オフライン)を切り替えます。ONLINEが表示 されている場合は、MOTIF XF6/7/8本体とMOTIF XFエディターが同期しており、どちらか一方で設定を変更し たらもう一方の設定も自動的に変更されます。OFFLINEが表示されている場合は、両者が同期していないことを示 しています。

MOTIF XFエディターとMOTIF XF6/7/8本体との通信状況により、自動的に切り替わる場合もあります。たとえば、ケーブルの接続が外れると自動的にOFFLINEに切り替わります。

MOTIF XFエディターとMOTIF XF6/7/8本体がオンライン状態にあることを示しています。クリックすることにより、オフラインに切り替わります。MIDIポートの設定が適切にできていない場合、またはケーブル接続が外れている場合などは、オンラインに設定することはできません。

MIDIポートの設定やケーブル接続が正しく行なわれているにもかかわらず、MOTIF XFエディターがオフライン 状態にあることを示しています。OFFLINE (オフライン)をクリックするとAuto Sync (オートシンク)画面が開 くので、必要な設定を行なったあと、[Start]をクリックすることによりデータ同期を行ないます。データ同期が 完了するとAuto Sync画面が自動的に閉じられ、MOTIF XFエディターはONLINE (オンライン)の状態になりま す。

MIOT Auto Sync (オートシンク)画面において、Global (グローバル)、Current (カレント)とVoice (ボイス)がOffに設定 されていて、Auto Start (オートスタート)がOnに設定されている場合にOFFLINE (オフライン)をクリックすると、 Auto Sync画面を開くことなく、MOTIF XFエディターの状態がオフラインからオンラインに切り替わります。

3 ■ OFFLINE

MIDIポートの設定やケーブル接続が正しく行なわれていないために、MOTIF XFエディターがオフライン状態 にあることを示しています。OFFLINE (オフライン)をクリックするとAuto Sync (オートシンク)画面が開くの で、接続を確認し、必要な設定を行なったあとに[Start]をクリックすることによりデータ同期を行ないます。 データ同期が完了するとAuto Sync画面が自動的に閉じられ、MOTIF XFエディターはONLINE (オンライン) の状態になります。

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ミキサー部 (Voice/Song/Pattern=Voiceの場合)

● Global (グローバル)

ボイスモードで、よく使われるエフェクトなどのパラメーターをエディットする部分です。「G」をクリックすることにより、グローバルパラメーター群がエディット対象として選択されます。

INDIT ここで説明するパラメーターをエディットすると、エディットの状態をファイルとして保存するまでの間、「G」の右上に 小さな四角のマークが表示されます。この表示は、詳細パラメーター部の[F]マーク表示(26ページ)と連動します。

Lo、Lo-M、Mid、Hi-M、Hi (マスター EQ)

マスターイコライザーの各パラメーターをエディットします。

Chorus (コーラス)

コーラスのエフェクトのタイプを選択します。

Reverb (リバーブ)

リバーブエフェクトのタイプを選択します。

Master Effect (マスターエフェクト)

マスターエフェクトのオン/オフを設定し、マスターエフェクトのタイプを選択します。

Volume (ボリューム) 全体のボリュームを調節します。

❷ [Voice]/[AD/FW Part]タブ

ボイスかAD/FWパートかを選ぶタブです。下図は、ボイスが選択されている状態です。

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🚯 Voice (ボイス)

[Voice]タブを選択した場合

「Voice]タブ(2)を選択している場合、ボイスのパラメーターを表示/編集します。

ICCT ここで説明するボイスパラメーターをエディットすると、エディットの状態をファイルとして保存するまでの間、または、 ボイスをストアするまでの間、「V」の右上に小さな四角のマークが表示されます。この表示は、詳細パラメーター部の[V] マーク表示(26ページ)と連動します。

INTET 「V」マークの左横にはMIDIモニターがあります。MIDIデータを受信すると、MIDIチャンネルに対応したボイスの列で小 さなマークが表示されます。

Category、Bank、No.、Voice Name (カテゴリー、バンク、ボイスナンバー、ボイスネーム)

現在選択されているボイス(音色)を表示します。クリックするとVOICE LIBRARY (ボイスライブラリー)が表示され、ボイスを選択できます。

VOICE LIBRARY (ボイスライブラリー)

① [×](終了)ボタン

ボイスの変更をすべてキャンセルし画面を閉じ、VOICE LIBRARY (ボイスライブラリー)が開く前のボイ スに戻ります。

② [Category](カテゴリー)/[Bank](バンク)チェックボックス ボイスを、カテゴリー別のフォルダーに分けるか、バンク別のフォルダーに分けるかを設定します。

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③ [+]/[-]ボタン

[+]をクリックすると全フォルダーが開き、中にある全ボイスが表示されます。[-]をクリックすると全フォルダーが閉じます。

④ フォルダー (カテゴリーまたはバンク)

クリックすることにより、フォルダーを開いたり閉じたりします。

⑤ ボイス

フォルダーの中にあるボイス群です。ボイスをクリックすると、そのボイスが一時的に選択されます。ボイスをダブルクリックすると、そのボイスが実質的に選択され、VOICE LIBRARY (ボイスライブラリー)が 閉じます。またユーザーバンク内では、ドラッグ&ドロップにより、ユーザーボイスの並び順を変えること ができます。

[Category](カテゴリー)チェックボックスにチェックを入れた場合、各ボイス名の左にチェックボックス が表示されます。お気に入りのボイスやよく使うボイスのチェックボックスをオンにしておけば、

[Favorites](フェーバリッツ)チェックボックス(⑦)をオンにすることにより、それらのボイスだけを表示させることができて便利です。

SINOT: ボイスの選択、コピー、貼り付け、ドラッグ、ドロップについては、コンピューターのOSと同じ方法でできます。

  • MICTE Windowsの場合は右クリック、Macの場合は<control>キー+クリックにより、下記の機能が使えます。
    • 全フォルダーを開く/全フォルダーを閉じる
    • ボイスをカテゴリー別のフォルダーに分けるか、バンク別のフォルダーに分けるかを設定する
    • コピー /貼り付け
    • ボイスネームの変更
    • Favoritesの全消去

⑥ 検索ボックス

ここにキーワードを入れることで、使いたいボイスを探し出せます。

⑦ [Favorites] (フェーバリッツ)チェックボックス

このチェックボックスをオンにすることにより、自分のお気に入りのボイスやよく使うボイスだけをVOICE LIBRARY上に表示できます。お気に入りのボイスやよく使うボイスについては、各ボイスの左側のチェッ クボックスにチェックを入れて指定します。左側のチェックボックスは[Category] (カテゴリー) チェック ボックスにチェックを入れた場合にのみ表示されます。

⑧ [OK]/[Cancel]ボタン

[OK]ボタンをクリックすると、ここでの設定が確定し、VOICE LIBRARY (ボイスライブラリー)が閉じま す。[Cancel] (キャンセル)ボタンをクリックすると、ここでのボイス選択を取り消し元に戻した上で VOICE LIBRARYが閉じます。

⑨ Refresh (リフレッシュ)

MOTIF XFエディターのVOICE LIBRARY (ボイスライブラリー)を開いた状態で、MOTIF XF6/7/8本体 側でボイスストアを行なうと、MOTIF XFエディターとMOTIF XF6/7/8本体のボイス名が一致しない状態 になります。その場合、このボタンをクリックすることでVOICE LIBRARYでのボイス名表示を最新状態に 更新します。

EQ Lo、Mi、Hi (パートEQ)

現在選択されているボイスのイコライザー調整をノブで行ないます。

Cho、Rev、Pan (コーラス、リバーブ、パン)

現在選択されているボイスのコーラスセンド、リバーブセンド、パンをそれぞれのノブでエディットします。

Volume (ボリューム)

現在選択されているボイスの音量を設定します。

ARP (アルペジオ)

アルペジオ再生のオン/オフを切り替えます。

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[AD/FW Part]タブを選択した場合

[AD/FW Part]タブ(❷)を選択している場合、ボイスモードでのAD/FWパートのパラメーターを表示/編集します。

Cho、Rev、Pan (コーラス、リバーブ、パン)

AD/FWパートのコーラスセンド、リバーブセンド、パンをそれぞれのノブでエディットします。

Volume (ボリューム)

AD/FWパートの音量を設定します。

Output Select (アウトプットセレクト) AD/FWパートの出力先を設定します。

表示 出力される端子 ステレオ/モノラル
L&R OUTPUT LER ステレオ
asL&R ASSIGNABLE OUTPUT LER ステレオ
FW1&2 FW OUTPUT 1と2 ステレオ(1:L、2:R)
FW3&4 FW OUTPUT 3と4 ステレオ(3:L、4:R)
FW5&6 FW OUTPUT 5と6 ステレオ(5:L、6:R)
FW7&8 FW OUTPUT 7と8 ステレオ(7:L、8:R)
FW9&10 FW OUTPUT 9と10 ステレオ(9:L、10:R)
FW11&12 FW OUTPUT 11と12 ステレオ(11:L、12:R)
FW13&14 FW OUTPUT 13と14 ステレオ(13:L、14:R)
asL ASSIGNABLE OUTPUT L モノラル
asR ASSIGNABLE OUTPUT R モノラル
FW1 FW OUTPUT 1 モノラル
: : :
FW14 FW OUTPUT 14 モノラル
insL
(ADパートのみ)
ボイスパートのEffect L モノラル(Vocorderで使用します。)
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ミキサー部 (Voice/Song/Pattern=SongまたはPatternの場合)

● Global (グローバル)

ソングまたはパターンモードで、よく使われるエフェクトなどのパラメーターをエディットする部分です。「G」を クリックすることにより、グローバルパラメーター群がエディット対象として選択されます。

Cこで説明するパラメーターをエディットすると、エディットの状態をファイルとして保存するまでの間、「G」の右上に 小さな四角のマークが表示されます。この表示は、詳細パラメーター部の「FIマーク表示(29ページ)と連動します。

Lo、Lo-M、Mid、Hi-M、Hi (マスター EQ)

マスターイコライザーの各パラメーターをエディットします。

Chorus (コーラス) コーラスのエフェクトのタイプを選択します。

Reverb (リバーブ) リバーブエフェクトのタイプを選択します。

Master Effect (マスターエフェクト) マスターエフェクトのオン/オフを設定し、マスターエフェクトのタイプを選択します。

Volume (ボリューム) 全体のボリュームを調節します。

❷ [Part 1-16]/[AD/FW Part]タブ

パート1~16かAD/FWパートかを選ぶタブです。下図は、パート1~16が選択されている状態です。

Part 1-16 AD/FW Part

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Part (パート)

[Part1-16]タブを選択した場合

[Part1-16]タブ(❷)を選択している場合、パート1~16のパラメーターを表示/編集します。下図ではパート1が 選択されています。

■NOTE 各パートで選択されているボイスのパラメーター (エレメントパラメーターなど)をエディットすると、そのボイスをユー ザーボイスまたはミキシングボイスとしてストア(保存)するまでの間、またはエディットの状態をファイルとして保存する までの間、「1」~「16」の右上に小さな四角のマークが表示されます。この表示は、詳細パラメーター部の[V]マーク表 示(29ページ)と連動します。

Part М S Category Bank No. Voice Name EQ Lo Mi Hi Ins.FX Cho Rev Pan Volume Rov Cha annel ( Output Sele ot ARP
1 >Dr/Se > PD > 063 > Synthetic Kit Ø ( ) Ф Ø 0 Ф a 114 1 ¢ I L&R ¢ I
2 ≻Bs > PR3 >100 >Kompressor (†) - \bigcirc \bigcirc 8 75 2 ¢ L&R ¢ _
3 > Pn >PR1 > 001 > Full Concert Grand () \oplus - \bigcirc Ð ( ) 56 з ¢ L&R ÷ -
Part (パートナンバー)

パートナンバーを表示します。

MOTIF XFエディターがONLINE (オンライン)の状態では、MOTIF XFエディターでの設定とMOTIF XF6/7/8本体での 設定はお互い連動しますが、パートの選択については連動しない場合があります。MOTIF XFエディター側のパートナン バーとMOTIF XF6/7/8側のパートナンバーを合わせる必要がある場合は、それぞれの操作でパートナンバーを変更して ください。

Mute/Solo (ミュート/ソロ)

  • Mute (ミュート) 各パートのミュートのオン/オフを切り替えます。
  • ② Solo (ソロ) ソロパートを選びます。ソロは同時に1パートしかオンにできません。

Category、Bank、No.、Voice Name (カテゴリー、バンク、ボイスナンバー、ボイスネーム)

各パートのボイス(音色)を表示します。クリックするとVOICE LIBRARY (ボイスライブラリー)が表示され、ボイスを選択できます。VOICE LIBRARYについては、ボイスモードの場合と同じです。15ページをご参照ください。

EQ Lo、Mi、Hi (パートEQ)

各パートのイコライザーをノブでエディットします。

Ins.FX (インサーションエフェクトスイッチ)

インサーションエフェクトのオン/オフを切り替えます。

MNOTE インサーションエフェクトは、同時に8パートまでオンにできます。

Cho、Rev、Pan (コーラス、リバーブ、パン)

各パートのコーラスセンド、リバーブセンド、パンをそれぞれのノブでエディットします。

Volume (ボリューム) 各パートの音量を設定します。

Rcv Channel (レシーブチャンネル)

各パートのMIDI受信チャネルを設定します。

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Output Select (アウトプットセレクト)

各パートの出力先を設定します。

表示 出力される端子 ステレオ/モノラル
L&R OUTPUT LとR ステレオ
asL&R ASSIGNABLE OUTPUT LとR ステレオ
FW1&2 FW OUTPUT 1と2 ステレオ(1:L、2:R)
FW3&4 FW OUTPUT 3と4 ステレオ(3:L、4:R)
FW5&6 FW OUTPUT 5と6 ステレオ(5:L、6:R)
FW7&8 FW OUTPUT 7と8 ステレオ(7:L、8:R)
FW9&10 FW OUTPUT 9と10 ステレオ(9:L、10:R)
FW11&12 FW OUTPUT 11と12 ステレオ(11:L、12:R)
FW13&14 FW OUTPUT 13と14 ステレオ(13:L、14:R)
asL ASSIGNABLE OUTPUT L モノラル
asR ASSIGNABLE OUTPUT R モノラル
FW1 FW OUTPUT 1 モノラル
: : :
FW14 FW OUTPUT 14 モノラル
drum * *

* エディット中のパートにノーマルボイスが割り当てられている場合、ここの表示は「L&R (dr)」となり、出力される端子は OUTPUT LとRでステレオ出力になります。エディット中のパートにドラムボイスが割り当てられている場合、ここの表示は 「drum」となり、本体ボイスエディットモードのドラムキット各キーのOutput Selectで設定されている出力端子が有効になり ます。

ICOT L&R、FW1~14、FW1&2~FW13&14に設定されたパートの出力先は、Quick Setupでの設定により出力の仕方が 変わります。詳しくはQuick Setupの項目(33ページ)をご参照ください。

ARP (アルペジオ)

各パートでのアルペジオ再生のオン/オフを切り替えます。

MNOTE 同時にアルペジオオンにできるパートは、最大4つまでです。

[AD/FW Part]タブを選択した場合

[AD/FW Part]タブ(2)を選択している場合、ソングまたはパターンモードでのAD/FWパートのパラメーターを表示/編集します。

Ins.FX (インサーションエフェクト)

インサーションエフェクトのオン/オフを切り替えます。ADパートの場合のみ表示されます。

Cho、Rev、Pan (コーラス、リバーブ、パン)

AD/FWパートのコーラスセンド、リバーブセンド、パンをそれぞれのノブでエディットします。

Volume (ボリューム)

AD/FWパートの音量を設定します。

Output Select (アウトプットセレクト)

AD/FWパートの出力先を設定します。選択できる出力先は、ボイスモードでのAD/FWパートの場合と同じです

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パラメーターカテゴリー部 (Voice/Song/Pattern=Voiceの場合)

画面右上にある ▲ をクリックすることにより、現在選択されているパートの、さらに詳しい設定ができる詳細パラ メーター部を呼び出せます。詳細パラメーター部を呼び出すことで、パラメーターカテゴリー部は画面中央まで移動し ます。 パラメーターカテゴリー部

ierai
V >Pn :Full Concert ( 🔂 👘 100 = AR P Pitch Pitch Bend Portamento
= Cor ntrol Set Note Shift Switch Time Mode Time Legato Slope
= LFC ) + Lawar Linear rate1 ≑
= Eff ect -2seni +2seni fulltine
Element
Element РагтЕФ
0 1 • 0s oillator/Pitch +20
Filt 61. +10
Type/FEG 0
Scale -10
-20
- Am plitude 20 100 1k 10k 20k
Level/Pan/AEG Low Mid High
Scale Amplitude EG (Hz)
150 HTTack Decay Sustain Release
JTEU and +0.00 +0.00 + +0.00
•) (•)
Filter
BIL Attaok Decay Release 0.7
+0 - × - × *
1
Uutput
Lutott Kesonance Depth +8
(+) Volume
190
Cho Send Rev Send
Voice AD/FW Part (C)
Part MW AS1 AS2 RB AF1 AF2 E1 Cutoff lesonance Attack Decay Sustain Release Assign 1 / ssign 2 ARP MIDI
Ruick Setue P (†) *0 (+) ** (+) ** (+) +0 (+) +0 (+) +0 (+) +0 ( 3 4 5 6
MIDI FW Monitor
Internal SEQ to PC A.Fun 0
Recon PC ARPto PC PC Doot TITTI " T T I T T I T ' TTITTITTIT TITTITI TTITTITT
- Stret 2
- 10 ' エー π =¥4m u° — .
ハー フメーター -カテコリ・ 一部 | 計細ハフン メーター部
Page 22

ミキサー部で選択されたパートが、G、V、AD/FWパートのいずれかによって、パラメーターカテゴリー部で表示されるカテゴリーは下図のとおり、異なります。

「V」は[Voice]/[AD/FW Part]タブで[Voice]が選ばれている場合に、「AD/FW」は[Voice]/[AD/FW Part]タブで [AD/FW]が選ばれている場合にそれぞれ選択できます。「G」はタブ選択に関係なく、選択できます。

も オープン/クローズボタン

詳細パラメーター部の表示/非表示を行ないます。ボタンの左側が白色の場合 ▲ は、詳細パラメーター部が表示されていないことを示します。クリックすると、詳細パラメーター部を表示します。ボタンの右側が白色の場合 ▲ は、詳細パラメーター部が表示されていることを示します。クリックすると、詳細パラメーター部を隠します。 詳細パラメーター部の表示/非表示は、<Ctrl> + <+>、<Ctrl> + <→> (Macの場合はコマンドキー + <+>、 コマンドキー + <→>)でも切り替えられます。

❷ Global Settings (グローバル設定)

ミキサー部で「G」を選択しているときに表示されます。各カテゴリーをクリックすると、そのカテゴリーに属す るグローバルパラメーター群が詳細パラメーター部に表示されます。

Ovice Common (ボイスコモン)

ミキサー部で「V」を選択しているときに表示されます。各カテゴリーをクリックすると、そのカテゴリーに属するボイスコモンパラメーター群が、詳細パラメーター部に表示されます。

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Element (エレメント)またはDrum Key (ドラムキー)

ミキサー部で「V」を選択しているときに表示されます。ノーマルボイスが選択されている場合は Element (エレメント)が表示され、ドラムボイスが選択されている場合はDrum Key (ドラムキー)が表示されます。各カテゴリーをクリックすると、そのカテゴリーに属するボイスエレメントパラメーター群、またはドラムキーパラメーター群が詳細パラメーター部に表示されます。

  • エレメント用チェックボックス(ノーマルボイス選択時) 各エレメントをオン/オフします。
  • [1]~[8]、[All]ボタン(ノーマルボイス選択時)

エディットするエレメントを選択します。[All]をクリックすると、詳細パラメーター部に「Element Quick Setting」画面が表示され、全エレメントの主なパラメーターを1つの画面でまとめてエディットできるようになります。

  • エレメントパラメーターカテゴリー (ノーマルボイス選択時) エレメントパラメーターのカテゴリーが表示されます。各カテゴリーをクリックすると、そのカテゴリーに属す るボイスエレメントパラメーター群が、詳細パラメーター部に表示されます。
  • (4) ドラムキー用チェックボックス(ドラムボイス選択時) 各ドラムキーをオン/オフします。
  • 5 ドラムキー (ドラムボイス選択時) キー表示の下にある三角形表示をクリックすることにより、エディットするドラムキーを選択します。
  • ⑥ ドラムキーパラメーターカテゴリー(ドラムボイス選択時) ドラムキーパラメーターのカテゴリーが表示されます。各カテゴリーをクリックすると、そのカテゴリーに属するドラムキーパラメーター群が、詳細パラメーター部に表示されます。

G AD/FW

ミキサー部でAD/FW Partを選択しているときに表示されます。詳細パラメーター部にはエフェクト関連の パラメーターが表示されます。

❻ i (インフォメーション表示)

マウスが指し示しているパラメーターやスイッチなどの詳しい情報を表示します。「 i 」をクリックすることで、 インフォメーション表示のする/しないを切り替えられます。

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パラメーターカテゴリー部 (Voice/Song/Pattern=SongまたはPatternの場合) 画面右上にある ( をクリックすることにより、現在選択されているパートの、さらに詳しい設定ができる詳細パラ メーター部を呼び出せます。詳細パラメーター部を呼び出すことで、パラメーターカテゴリー部は画面中央まで移動し ます。

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ミキサー部で選択されたパートが、1~16、AD/FWパートのいずれかによって、パラメーターカテゴリー部で表示されるカテゴリーは下図のとおり、異なります。

1~16は[Part 1-16]/[AD/FW Part]タブで[Part 1-16]が選ばれている場合に、「AD/FW」は[Part 1-16]/[AD/ FW Part]タブで[AD/FW]が選ばれている場合にそれぞれ選択できます。「G」はタブ選択に関係なく、選択できます。

オープン/クローズボタン

Voice/Song/Pattern=Voiceの場合(22ページ)と同じです。

❷ Global Settings (グローバル設定)

ミキサー部で「G」を選択しているときに表示されます。各カテゴリーをクリックすると、そのカテゴリーに属す るグローバルパラメーター群が詳細パラメーター部に表示されます。

Multi Common (マルチコモン)

ミキサー部で「G」列を選択しているときに表示されます。各カテゴリーをクリックすると、そのカテゴリーに属するコモンパラメーター群が、詳細パラメーター部に表示されます。

④ Part Common (パートコモン)

ミキサー部でパート1~16のいずれかを選択しているときに表示されます。各カテゴリーをクリックすると、そのカ テゴリーに属するコモンパラメーター群およびボイスコモンパラメーターが、詳細パラメーター部に表示されます。

G Element (エレメント)またはDrum Key (ドラムキー)

ミキサー部でパート1~16のいずれかを選択しているときに表示されます。各カテゴリーをクリックすると、そのカ テゴリーに属するボイスエレメントパラメーター群またはドラムキーパラメーター群が、詳細パラメーター部に表示 されます。各部の名称と機能については、[Voice]/[Song]/[Pattern]=[Voice]の場合(23ページ)と同じです。

6 AD/FW

ミキサー部でAD/FW Partを選択しているときに表示されます。詳細パラメーター部にはエフェクト関連のパラ メーターが表示されます。

i (インフォメーション表示)

マウスが指し示しているパラメーターやスイッチなどの詳しい情報を表示します。「 i 」をクリックすることで、 インフォメーション表示のする/しないを切り替えられます。

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詳細パラメーター部 (Voice/Song/Pattern=Voiceの場合)

ミキサー部で選択されたボイスまたはグローバル設定の、詳細なパラメーター群を表示します。ここでは、パラメー ターカテゴリー部に表示される各パラメーターに、どのようなパラメーター群が属するかを説明します。各パラメー ターの説明については、MOTIF XF6/7/8本体に付属する取扱説明書をご参照ください。

エディット中の状態を示す3つのマーク

パラメーターをエディットすると画面右上に下記3種類のマークが表示されます。

₩ ボイスエディットの状態がユーザーボイスまたはミキシングボイスとしてストア(保存)されていないことを示して います。ボイスのストア(47ページ)を実行することで表示が消えます。

「の グローバル設定に関するエディットの状態がストア(保存)されていないことを示しています。グローバルのストア (47ページ)を実行することで表示が消えます。

■ パラメーターの種類に関係なく、エディットの状態がファイルとしてセーブ(保存)されていないことを示しています。

MIGT これら、V. G. Fのマークは、ミキサー部の「VI、「1」~「16」、「G」の右上に表示される小さな四角のマークと連動して表示され ます。V. Gマークはストア(保存)を実行することで表示が消えます。Fマークとミキサー部の「G」の右上に表示される小さな四角の マークは、ファイルへのセーブ(保存)を実行することで表示が消えます。V、G、Fマーク、ミキサー部の「V」の右上に表示される小 さな四角のマーク、パート「1」~「16」の右上に表示される小さな四角のマーク、「G」の右上に表示される小さな四角のマーク、 これらすべてのマークはファイルへのセーブ(保存)を実行することで表示が消えます。

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Global Settings (グローバルセッティング)

ミキサー部で「G」を選択すると表示されるパラメーターカテゴリーで、下記のサブカテゴリーから構成されます。

Master FX/EQ (マスターエフェクト/EQ)

パラメーターカテゴリー部でこれを選択すると、詳細パラメーター部にボイスモードでのマスターエフェクト/EQ に関するパラメーター群が表示されます。MOTIF XF6/7/8本体では、[VOICE] → [UTILITY] → [F3] → [SF1]/ [SF2]で呼び出される画面上の、「Master FX」/「Master EQ」のパラメーター群に該当します。

Controller Assign (コントローラーアサイン)

パラメーターカテゴリー部でこれを選択すると、詳細パラメーター部にコントローラーアサインに関するパラメー ター群が表示されます。MOTIF XF6/7/8本体では、[VOICE] → [UTILITY] → [F5] → [SF3]で呼び出される画 面上の、「Control」のパラメーター群に該当します。

Micro Tuning (マイクロチューニング)

パラメーターカテゴリー部でこれを選択すると、詳細パラメーター部にマイクロチューニングに関するパラメー ター群が表示されます。MOTIF XF6/7/8本体では、[VOICE] → [UTILITY] → [F3] → [SF4]で呼び出される画 面上の、「Tuning」のパラメーター群に該当します。

Voice Common (ボイスコモン)

ミキサー部で「V」を選択すると表示されるパラメーターカテゴリーです。このカテゴリーに属するパラメーターでは、 ボイスを構成する全エレメント/全ドラムキーに共通の設定を行ないます。Voice Common (ボイスコモン)は、下記の サブカテゴリーから構成されます。

General (ジェネラル)

パラメーターカテゴリー部でこれを選択すると、詳細パラメーター部にボイスネームやボイスのピッチに関するパ ラメーターなど、さまざまなパラメーター群が表示されます。MOTIF XF6/7/8本体では、[VOICE] → [F3]で呼 び出される画面上の、「EG/EQ」のパラメーター群や、[VOICE] → [EDIT] → [F1] → [SF1]/[SF2]で呼び出され る画面上の、「Name] / 「Play Mode」のパラメーター群に該当します。

ARP (アルペジオ)

パラメーターカテゴリー部でこれを選択すると、詳細パラメーター部にアルペジオに関するパラメーター群が表示 されます。MOTIF XF6/7/8本体では、[VOICE] → [EDIT] → [F2]/[F3]で呼び出される画面上の、「ARP Main」 /「ARP Other」のパラメーター群に該当します。なお、画面中央の「Individual ARP Parameters」にある、 Bank/Category/Sub/Number/Nameと表記されているボックスをクリックすると、ARP LIBRARY (アルペジ オライブラリー)画面が現われます。VOICE LIBRARY (ボイスライブラリー)画面(15ページ)と同様の使い方で、 アルペジオタイプを選択できます。

Controller Set (コントローラーセット)

パラメーターカテゴリー部でこれを選択すると、詳細パラメーター部にコントローラーセットに関するパラメー ター群が表示されます。MOTIF XF6/7/8本体では、[VOICE] → [EDIT] → [F4]で呼び出される画面上の、 「Control Set」のパラメーター群に該当します。

LFO (ローフリケンシーオシレーター)

パラメーターカテゴリー部でこれを選択すると、詳細パラメーター部にLFOに関するパラメーター群が表示されま す。MOTIF XF6/7/8本体では、[VOICE] → [EDIT] → [F5]で呼び出される画面上の、「Com LFO」のパラメー ター群に該当します。ドラムボイスには、このパラメーターはありません。

Effect (エフェクト)

パラメーターカテゴリー部でこれを選択すると、詳細パラメーター部にエフェクトに関するパラメーター群が表示 されます。MOTIF XF6/7/8本体では、[VOICE] → [EDIT] → [F6]で呼び出される画面上の、「Effect」のパラ メーター群に該当します。

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Element (エレメント)またはDrum Key (ドラムキー)

ミキサー部で「V」を選択すると表示されるパラメーターカテゴリーです。ノーマルボイスが選択されている場合は Elementが、ドラムボイスが選択されている場合はDrum Keyが表示されます。このカテゴリーに属するパラメーター では、ボイスを構成する各エレメントまたはドラムキーに固有の設定を行ないます。下記のサブカテゴリーから構成さ れます。

11090
Element (エレメント)表示の下に表示されているチェックボックス(1~8)、およびAllについては、23ページをご参照ください。Drum Key (ドラムキー)表示の下に表示されているチェックボックス、およびドラムキー表示については、23ページをご参照ください。
Oscillator/Pitch (オシレーター /ピッチ)

パラメーターカテゴリー部でこれを選択すると、詳細パラメーター部にオシレーター /ピッチに関するパラメーター群が表示されます。

Filter (フィルター)

パラメーターカテゴリー部でこれを選択すると、詳細パラメーター部にフィルターに関するパラメーター群が表示 されます。

Amplitude (アンプリチュード)

パラメーターカテゴリー部でこれを選択すると、詳細パラメーター部にアンプリチュードに関するパラメーター群が表示されます。

LFO/EQ (ローフリケンシーオシレーター /イコライザー)

パラメーターカテゴリー部でこれを選択すると、詳細パラメーター部にLFO/EQに関するパラメーター群が表示されます。

AD/FW

ミキサー部で「AD/FW」を選択すると表示されるパラメーターカテゴリーです。このカテゴリーに属するパラメー ターでは、ボイスモードでのAD/FWパートに関する設定を行ないます。下記のサブカテゴリーから構成されます。

Effect (エフェクト)

パラメーターカテゴリー部でこれを選択すると、詳細パラメーター部にボイスモードでのAD/FWパートにかかる エフェクト関連のパラメーター群が表示されます。

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詳細パラメーター部 (Voice/Song/Pattern=SongまたはPatternの場合)

ミキサー部で選択されたパートおよびパートに割り当てられているボイスの詳細なパラメーター群を表示します。ここ では、パラメーターカテゴリー部に表示される各パラメーターに、どのようなパラメーター群が属するかを説明します。 各パラメーターの説明については、MOTIF XF6/7/8本体に付属する取扱説明書をご参照ください。

エディット中の状態を示す4つのマーク

パラメーターをエディットすると画面右上に下記4種類のマークが表示されます。

🔟 ボイスエディットの状態がユーザーボイスまたはミキシングボイスとしてストア(保存)されていないことを示して います。ボイスのストア(<mark>47ページ</mark>)を実行することで表示が消えます。

M マルチエディットの状態がストア(保存)されていないことを示しています。ミキシングのストア(48ページ)を実行 することで表示が消えます。

「同 グローバル設定に関するエディットの状態がストア(保存)されていないことを示しています。グローバルのストア (47ページ)を実行することで表示が消えます。

■ パラメーターの種類に関係なく、エディットの状態がファイルとしてセーブ(保存)されていないことを示しています。

MIGIE これら、V、M、G、Fのマークは、ミキサー部の「1」~「16」、「G」の右上に表示される小さな四角のマークと連動して表示されま す。V. M. Gマークはストア(保存)を実行することで表示が消えます。Fマークとミキサー部の「G」の右上に表示される小さな四角 のマークは、ファイルへのセーブ(保存)を実行することで表示が消えます。V. G. M. Fマーク、パート「1」~ [16]の右上に表示 される小さな四角のマーク、「G」の右上に表示される小さな四角のマーク、これらすべてのマークはファイルへのセーブ(保存)を実行 することで表示が消えます。

Global Settings (グローバルセッティング)

ミキサー部で「G」を選択すると表示されるパラメーターカテゴリーで、下記のサブカテゴリーから構成されます。

Controller Assign (コントローラーアサイン)

パラメーターカテゴリー部でこれを選択すると、詳細パラメーター部にコントローラーアサインに関するパラメー ター群が表示されます。MOTIF XF6/7/8本体では、[SONG]または[PATTFBN] → [MIXING] → [FDIT] → [F5]で呼び出される画面上の、「Ctrl Asgn」のパラメーター群に該当します。

Micro Tuning (マイクロチューニング)

パラメーターカテゴリー部でこれを選択すると、詳細パラメーター部にマイクロチューニングに関するパラメー ター群が表示されます。MOTIF XF6/7/8本体では、「VOICE1 → [UTILITY] → [F3] → [SF4]で呼び出される画 面上の、「Tuning」のパラメーター群に該当します。

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Multi Common (マルチコモン)

ミキサー部で「G」列を選択すると表示されるパラメーターカテゴリーで、下記のサブカテゴリーから構成されます。

Effect (エフェクト)

パラメーターカテゴリー部でこれを選択すると、詳細パラメーター部にソングまたはパターンモードでのエフェクトに関するパラメーター群が表示されます。MOTIF XF6/7/8本体では、[SONG]または[PATTERN] → [MIXING] → [EDIT] → [F5] → [SF3]/[SF4]で呼び出される画面上の、「Reverb」/「Chorus」のパラメーター 群に該当します。

Master FX/EQ (マスターエフェクト/EQ)

パラメーターカテゴリー部でこれを選択すると、詳細パラメーター部にソングまたはパターンモードでのマスター エフェクト/EQに関するパラメーター群が表示されます。マスターエフェクト/EQについては、MOTIF XF6/7/8 本体の[SONG]または[PATTERN] → [MIXING] → [EDIT] → [F2] → [SF2]/[SF3]で呼び出される画面上の、 [Master FX] / [Master EQ] のパラメーター群に該当します。

Part Common (パートコモン)

ミキサー部で「1」~「16」のいずれかを選択すると表示されるパラメーターカテゴリーで、下記のサブカテゴリーから構成されます。

General (ジェネラル)

パラメーターカテゴリー部でこれを選択すると、現在選択されているパートに関するパラメーター (エディットする ことで画面右上に「M」マークが表示されるもの)や、パートに割り当てられているボイスに関するパラメーター (エディットすることで画面右上に「V」マークが表示されるもの)など、さまざまなパラメーター群が詳細パラメー ター部に表示されます。

ARP (アルペジオ)

パラメーターカテゴリー部でこれを選択すると、現在選択されているパートに割り当てられているアルペジオに関 するパラメーター群が詳細パラメーター部に表示されます。MOTIF XF6/7/8本体では、[SONG]または [PATTERN] → [MIXING] → [EDIT] → エディットしたいパートのナンバー [1]~[16]ボタン → [F2]/[F3]で呼 び出される画面上の、「ARP Main」/「ARP Other」のパラメーター群に該当します。なお、画面中央の [Individual ARP Parameters」にある、Bank/Category/Sub/Number/Nameと表記されているボックスをク リックすると、ARP LIBRARY (アルペジオライブラリー)画面が現われます。VOICE LIBRARY (ボイスライブラ リー)画面(15ページ)と同様の使い方で、アルペジオタイプを選択できます。

RCV/Control Set (レシーブ/コントロールセット)

パラメーターカテゴリー部でこれを選択すると、現在選択されているパートでのMIDIメッセージの受信に関するパ ラメーター群、およびコントロールセットに関するパラメーター群が、詳細パラメーター部に表示されます。 MOTIF XF6/7/8本体では、[SONG]または[PATTERN] → [MIXING] → [EDIT] → エディットしたいパートの ナンバー[1]~[16]ボタン → [F6]で呼び出される画面上の、「RcvSwitch」のパラメーター群、および、[SONG] または[PATTERN] → [MIXING] → [F6] Vce Edit → [F4]で呼び出される画面上の、「Ctrl Set」のパラメーター 群に該当します。

LFO (ローフリケンシーオシレーター)

パラメーターカテゴリー部でこれを選択すると、現在選択されているパートに割り当てられているボイスのLFOに 関するパラメーター群が、詳細パラメーター部に表示されます。現在選択されているパートにドラムボイスが割り 当てられている場合は、このパラメーターは無効です。

Effect (エフェクト)

パラメーターカテゴリー部でこれを選択すると、現在選択されているパートでのインサーションエフェクトに関す るパラメーター群や、全パートに共通にかかるシステムエフェクトに関するパラメーター群が、詳細パラメーター 部に表示されます。

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Element (エレメント)またはDrum Key (ドラムキー)

ミキサー部で「1」~「16」のいずれかを選択すると表示されるパラメーターカテゴリーです。現在選択されている パートにノーマルボイスが割り当てられている場合はElementが、ドラムボイスが割り当てられている場合はDrum Keyが表示されます。このカテゴリーに属するパラメーターでは、ボイスを構成する各エレメントまたはドラムキーに 固有の設定を行ないます。

詳細は、[Voice]/[Song]/[Pattern]=[Voice]の場合と同じです(28ページ)。

AD/FW

ミキサー部で「AD/FW」を選択すると表示されるパラメーターカテゴリーです。このカテゴリーに属するパラメー ターでは、ソングまたはパターンモードでのAD/FWパートに関する設定を行ないます。下記のサブカテゴリーから構 成されます。

Effect (エフェクト)

パラメーターカテゴリー部でこれを選択すると、詳細パラメーター部にソングまたはパターンモードでのAD/FW パートにかかるエフェクト関連のパラメーター群が表示されます。

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● コントローラー表示

下部

MOTIF XF6/7/8に装備されているコントローラーうち、どれがRCV/CONTROLLER SET ASSIGN画面にある コントローラーセットのControl Source (コントロールソース)として設定されているかを表示しています。

① Part (パート)

現在どのパートのコントローラーセットの設定が表示されているかを示します。

② Control Source (コントロールソース)

左から順に、現在選択されているパート(①)のコントローラーセット 1~6のコントロールソース(コントロー ラー)を表示します。

表示名 コントロールソース名
PB ピッチベンドホイール
MW モジュレーションホイール
AT 鍵盤のアフタータッチ
FC フットコントローラー
FS フットスイッチ
RB リボンコントローラー
BC ブレスコントローラー
AS1 ASSIGN 1ノブ
AS2 ASSIGN 2ノブ
FC2 フットコントローラー 2
AF1 ASSIGNABLE FUNCTION 1ボタン
AF2 ASSIGNABLE FUNCTION 2ボタン

③ オン/オフ表示

ここのランプがオンの場合、該当するコントローラー (Control Source)に任意の機能(Control Destination) が割り当てられていることを示しています。オフの場合は機能が割り当てられていないことを示しています。

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❷ Quick Setup (クイックセットアップ)

MOTIF XF6/7/8がソング/パターンモードのときの、外部接続に関するパラメーターの設定を、プリセットの中から選ぶことができます。①~④は本体のMIDIおよびシーケンサーの設定、⑤~⑦はIEEE1394ケーブルで接続している場合の本体のオーディオ出力の設定を変更します。

Quick Setupでは、MOTIF XF6/7/8本体の設定の表示や変更ができますが、設定をMOTIF XFエディター側では保存できません。

MIDI

下記の設定①~④は、MOTIF XF6/7/8本体ユーティリティーモードのQuick Setup (クイックセットアップ)での 設定と同じものです。

① Internal (インターナル)

MOTIF XF6/7/8単独でシーケンサー機能(ソング/パターン)を使う場合の設定です。

2 SEQ to PC

MOTIF XF6/7/8本体のソング/パターンの再生データをコンピューターに送って、DAWアプリケーションに 記録するための設定です。

③ Rec on PC

コンピューターのDAWアプリケーションに、MOTIF XF6/7/8本体での鍵盤演奏を記録するための設定です。

(4) ARP to PC

MOTIF XF6/7/8本体のアルペジオ再生データをコンピューターに送って、DAWアプリケーションに記録するための設定です。

■ FW Monitor (FWモニター)

⑤ St-Alone (スタンドアローン)

MOTIF XF6/7/8本体とコンピューターをIEEE1394ケーブルで接続していない場合、またはIEEE1394ケーブルで接続していてもDAWを使用していない場合の設定です。本体の音を、直接OUTPUT L/MONO、Rに出力するように内部結線が設定されます。

6 With PC

MOTIF XF6/7/8本体を、DAWアプリケーションのオーディオデバイスとして使用する場合の設定です。本体の音を直接OUTPUT L/MONO、Rに出力せず、DAWアプリケーション、IEEE1394端子から出力するように内部結線が設定されます。この設定にすると、本体の音にコンピューター上のVST Effectをかけることもできます。

⑦ PC Drct (PCダイレクト)

MOTIF XF6/7/8本体の音をコンピューター上のDAWアプリケーションに録音する場合の設定です。MOTIF XF6/7/8の音はDAWアプリケーションに送られると同時に、レイテンシーなしでモニターできるよう、直接 OUTPUT L/MONO、Rに出力されます。また、DAWアプリケーションの音はIEEE1394端子から出力する ように内部結線が設定されます。このとき、モニターする本体の演奏音が2重にならないように、DAWアプリ ケーション側のRecモニターをオフに設定してください。

FW Audio (FW オーディオ)での設定は、MOTIF XFエディターを終了した後も本体に保存されています。「With PC」に 設定した場合は、MOTIF XFエディターを終了したり、IEEE1394 (FireWire)ケーブルを外した後も、本体の音は OUTPUT L/MONO、Rに出力しません。MOTIF XFエディター使用後に本体のみで使用するときはMOTIF XF6/7/8本 体の設定をご確認ください。

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Quick Edit Knob (クイックエディット ノブ)

MOTIF XF6/7/8本体にあるノブと同じ働きをします。

  • [TONE 1] / [TONE 2] / [ARP]ボタン Knob1~8(②)に、割り当てる機能を切り替えます。それぞれに割り当てられる機能はMOTIF XF6/7/8本体 パネルをご覧ください。
  • Knob1~8 割り当てられた機能の設定値を編集します。

④ ARP (アルペジオ)

アルペジオの設定(オン/オフおよび1~5の切替)をします。

MIDIモニター機能をオン/オフします。このMIDI端子アイコンをオンすることにより、MOTIF XF6/7/ 8本体に入力されるMIDIノートオン/オフが、MOTIF XFエディター下部にある鍵盤イラストに反映されま す。コンピューターに接続されたMIDIキーボードまたは、MOTIF XF6/7/8本体を演奏しながらMOTIF XFエディターでの設定結果を確認したい場合に、このMIDIモニター機能を使います。

[A.Func] (アサイナブルファンクション)ボタン

ノーマルボイスエレメントのOscillator/Pitch (オシレーター /ピッチ)画面にあるXA Controlパラメーターの設定 値「All AF off」「AF1 on」「AF2 on」に関連するボタンです。詳細は、MOTIF XF6/7/8本体付属の取扱説明書 をご参照ください。

∂ 鍵盤イラスト

クリックまたはドラッグされた鍵盤に該当するノートオン/オフのMIDIメッセージは、エディター設定画面(40ペー ジ)のMIDI OUTで設定されたポート経由で、コンピューター外部に送られます。

  • 第1017 鍵盤をクリックしたときのベロシティーは、ファイルメニューの「エディター設定」で呼び出されるSetup (セットアップ) 画面のKeyboard Velocity (42ページ)で設定します。
  • INCER ドラムボイスをエディットしている場合、Windowsの場合は右クリック、Macの場合は<control>キー+クリックすると ドラムキーの初期化ができます。「キーの初期化」をクリックすると、ウェーブフォーム以外のドラムキーの設定が初期化 され、「キーの初期化(with Wave)」をクリックすると、ウェーブフォームも含めたドラムキーの設定が初期化されます。

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MOTIF XFエディターの基本操作

MOTIF XFエディターの基本的な操作について説明します。

ボイス名を編集する

VOICE LIBRARY (ボイスライブラリー)、GENERAL (ジェネラル)画面、Store (ストア)画面でボイス名の編集ができます。

VOICE LIBRARY (15ページ)では、ユーザーボイスまたはミキシングボイスを選んでクリックすると、ボイス名が編集できるようになります。編集後は、<Enter>キー (Macの場合は<return>キー)を押すかカーソルを別のパラメーターに移して編集結果を確定します。<Esc>キーを押せば編集結果をキャンセルできます。

Natural Grand S6 Acoustic 1 Normal User 1 1
Full Concert Grand Acoustic Normal User 4 13
Concert Grand Piano Acoustic Normal GM
🔳 Ballad Key Layer Keyboard Normal Preset 1 10
🔲 80s Layer Layer Keyboard Normal Preset 1 11

GENERAL画面(下図)とStore画面(47ページ)では、「Voice Name」と表示されているテキスト入力ボックスにカー ソルを置くことで、自由にボイス名を編集できます。編集後は、<Enter>キーを押すかカーソルを別のパラメーターに 移して編集結果を確定します。

GENER RHL
Voice Name E: Full Concer rt Grand
Categor Sub Category
1 Acoust io Piano Acoustic .

ボイスを探す/アルペジオタイプを探す

VOICE LIBRARY画面(15ページ)、ARP LIBRARY画面の下にある検索ボックスにキーワードを入れることにより、 それぞれボイス、アルペジオタイプを探し出すことができます。また、インポート画面(38ページ)の下にある検索ボッ クスも、インポートしたいボイスを探すために使えます。

数値を入れる

127

上図のような数値ボックスをダブルクリックすると、数値入力が可能になります。数値編集後は、<Enter>キーを押す かカーソルを別のパラメーターに移して編集結果を確定します。<Esc>キーを押せば編集結果をキャンセルできます。 また数値ボックスをクリックしたあと、カーソルキーまたは<Page Up>/<Page Down>キーを押すことで数値変更 することもできます。

Windowsでは、<Ctrl>キーを押した状態で数値ボックスをクリックすることにより、数値を初期値に戻せます。 Macでは、コマンドキーを押した状態で数値ボックスをクリックすることにより、数値を初期値に戻せます。

MNDTE パラメーターによっては、マウスによる数値編集だけ可能で、数値ボックスをダブルクリックしても数値入力ができない場合があります。

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パラメーターの設定値を選ぶ

REV-X Hall

パラメーターのボックスをクリックするとリストボックスが表示されるので、その中から設定値を選びます。 また、[▲]/[▼]ボタンをクリックすると前の値/次の値に変わります。

ノブで数値を変更する

( )

図のようなノブでは、ドラッグしたりクリックすることでパラメーター値を編集できます。クリックしたあと、カーソルキーまたは<Page Up>/<Page Down>キーを押すことで数値変更することもできます。細かい設定をするには、<Shift>キーを押しながらドラッグします。

Setup (セットアップ)画面(40ページ)のKnob GuideパラメーターやKnob Mouse Controlパラメーターを設定する ことで、ノブの操作方法を変更できます。Windowsでは、<Ctrl>キーを押した状態で数値ボックスをクリックするこ とにより、数値を初期値に戻せます。Macでは、コマンドキーを押した状態で数値ボックスをクリックすることによ り、数値を初期値に戻せます。

スライダーで数値を変更する

図のようなスライダーでは、ドラッグしたりクリックしたりすることでパラメーター値を編集できます。クリックした あと、カーソルキーまたは<Page Up>/<Page Down>キーを押すことで数値変更することもできます。細かい設定 をするには、<Shift>キーを押しながらドラッグします。

Setup (セットアップ)画面(40ページ)のSlider Mouse Controlパラメーターを設定することで、スライダーの操作方法を変更できます。Windowsでは、<Ctrl>キーを押した状態でスライダーをクリックすることにより、数値を初期値に戻せます。Macでは、コマンドキーを押した状態でスライダーをクリックすることにより、数値を初期値に戻せます。

グラフ上で数値を変更する

図のようなグラフでは、「□」をドラッグすることでパラメーター値を編集できます。

Windowsでは、<Ctrl>キーを押した状態で「□」をクリックすると、クリックされた「□」の値が初期値に戻りま す。<Ctrl>キーを押した状態でグラフ内の「□」以外の部分をクリックした場合は、グラフ全体が初期化されます。 Macでは、コマンドキーを押した状態で「□」をクリックすると、クリックされた「□」の値が初期値に戻ります。 コマンドキーを押した状態でグラフ内の「□」以外の部分をクリックした場合は、グラフ全体が初期化されます。

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メニュー

[ファイル]メニュー

新規作成

現在開いているファイルを閉じ、ミキシングやボイスの設定が初期状態の新しいファイルを開きます。

開く…

既存のファイルを開きます。選択できるファイル形式は、以下のとおりです。

  • MOTIF XF Editor Files (.X3E)
  • MOTIF XF All Files (.X3A)
  • MOTIF XS Editor Files (.XOE)
  • MOTIF-RACK XS Editor Files (.X1E)
  • M06/M08 Multi Part Editor Files (.M4E)
  • MOTIF ES6/7/8 Multi Part Editor Files (.M4E)
  • MOTIF-RACK ES Multi Part Editor Files (.M3E)
  • 注記 MOTIF XFエディター上で編集できるのは、1ファイルだけです。そのため、「新規作成」やファイルの「開く」を実行すると、現在編集中のミキシングデータやボイスデータは消えてしまいます。大切なデータは、ファイルとして保存しておいてください。

上書き保存

開いているファイルを上書き保存します。

名前をつけて保存…

ファイルに名前をつけて保存します。既存のファイルを別名で保存することができます。選択できるファイルの種類は、 MOTIF XF Editor (.X3E)だけです。

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インポート

他のファイルからボイスデータをインポートします。 まずファイル選択ボタン(③)をクリックし、インポートするボイスデータを含んだファイルを呼び出します。インポー ト元のファイル内容表示(③)上で、インポートするデータを選択します。そのあと、インポート先のファイル内容表示 (④)上で、インポート先となるMOTIF XFエディターのボイスナンバー /ボイスバンクを選択します。

ー度にインポートできるデータは、1ボイス(バンク/カテゴリー)、複数ボイス(バンクの場合のみ)、1フォルダー(バン クの場合のみ)です。1ボイスをインポートする場合は、インポート先も1ボイスナンバーを選択します。複数ボイスを インポートする場合は、インポート先で選択した1ボイスナンバーを先頭に、複数ボイスがインポートされます。フォ ルダーごとインポートする場合は、インポート先も1フォルダー(バンクの場合のみ)を選択する必要があります。 最後に[Import]ボタン(⑤)をクリックすると、インポートが実行されます。 選択できるファイル形式は以下のとおりです。

  • MOTIF XF Editor Files (.X3E)
  • MOTIF XF All Files (.X3A)
  • MOTIF XF All Voice Files (.X3V)
  • MOTIF XS Editor Files (.XOE)
  • MOTIF-RACK XS Editor Files (.X1E)
  • MO6/MO8 Voice EditorおよびMOTIF ES6/7/8 Voice Editor Files (.W7E)
  • M06/M08 Multi Part Editor Files (.M4E)
  • MOTIF-RACK ES Multi Part Editor Files (.M3E)
  • MOTIF ES6/7/8 Multi Part Editor Files (.M4E、.M2E)
  • MOTIF-RACK ES Voice Editor Files (.W9E)
  • MOTIF XS ALL Files (.XOA)
  • MOTIF XS ALL Voice Files (.XOV)
  • S90 XS/S70 XS Editor Files (.X2E)
  • S90 XS/S70 XS All (.X2A)
  • S90 XS/S70 XS All Voice (.X2V)

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❶ [×](終了)ボタン

この画面から抜けてインポートを終了します。

Pile Name (ファイルネーム)

現在開いているファイルの名前を表示します。

❸ ファイル選択ボタン

クリックするとファイルを選択するダイアログボックスを表示します。

Category1(カテゴリー)/[Bank](バンク)チェックボックス

ファイル内容表示(③)でカテゴリー別に表示するかバンク別に表示するか選択します。

⑤ [Import](インポート)ボタン

ファイル内容表示(3)で選択したデータを、MOTIF XFエディター内容表示(9)で選択した場所にインポートします。

  • [Import]ボタンを使わなくても、インポート元のファイル(③)をドラッグして、インポート先(④)にドラッグすることで も、インポートできます。
  • INITI ノーマルボイスをユーザードラムボイスバンクにインポートすることはできません。同様に、ドラムボイスをユーザー ノーマルボイスバンクにインポートすることはできません。また、インポート先としてプリセットボイスバンクを設定す ることはできません。

❻ [+]/[−]ボタン

[+]ボタンをクリックすると、ファイル内容表示(③)、MOTIF XFエディター内容表示(④)で、カテゴリーやバンクの内容をすべて表示します。

[-]ボタンをクリックすると、ファイル内容表示(❸)、MOTIF XFエディター内容表示(④)で、カテゴリーやバンクの内容をすべて隠します。

🖸 フォルダー

クリックすると、ファイル内容表示(③)、MOTIF XFエディター内容表示(④)で、カテゴリーやバンクの内容を表示したり隠したりします。

③ インポート元のファイル内容表示

ファイル選択ボタン(③)をクリックして選択したファイル内にあるボイスまたはフォルダー (バンク/カテゴリー)を 表示します。ここで、インポートするボイス/フォルダーを選択します。 Windowsの場合は右クリック、Macの場合は<control>キー+クリックするとメニューを表示して、全フォル ダーを開く、全フォルダーを閉じる、カテゴリー表示にする、バンク表示にするなどの操作ができます。

④ インポート先(MOTIF XFエディター)のファイル内容表示

現在編集中のMOTIF XFエディターファイル内にあるボイス/バンクを表示します。ここで、インポート先のボイス/バンクを選択します。

Windowsの場合は右クリック、Macの場合は<control>キー+クリックするとメニューを表示して、全フォル ダーを開く、全フォルダーを閉じるなどの操作ができます。

🛈 検索ボックス

インポート元のデータを名前で検索します。

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エディター設定

MOTIF XFエディターの設定を行ないます。画面上のすべての設定が済んだら、[OK]ボタンをクリックします。

❶ [×](終了)ボタン

設定を反映せずに終了します。[Cancel]ボタン(4)と同じです。

❷ [FW/1394]/[USB]チェックボックス

MOTIF XF6/7/8本体と通信するMIDIポートの種類を選択します。

🕄 [Detail] (ディテール)ボタン

[FW/1394]/[USB]チェックボックス(❷)でUSB接続を選択した場合、[Detail]ボタンをOnにすることにより、 MOTIF XFエディターが使用するMIDI入出力ポートを個別に設定できます。ポート名をコンピューター上やDAW アプリケーション上などで変更した場合は、この設定を行なう必要があります。ポート名を変更していない場合は、 [Detail]ボタンはOffのままで構いません。

MOTIF XF6/7/8本体と通信するMIDIポートを選択します。

USB接続の場合で[Detail]ボタン(③)をOffに設定している場合、左上の欄で「Yamaha USB O」や「MOTIF XF6 (MOTIF XF7、MOTIF XF8)」などと表示されたMOTIF XF6/7/8のポートを設定してください。USB接続の場合で[Detail]ボタン(④)をOnIC設定している場合、MIDI In、MIDI Outは共にMOTIF XF6/7/8のポート1と ポート4を選びます。IEEE1394ケーブルで接続している場合、上側の欄はMIDIポートの設定、下側の欄はFW Deviceの設定になります。FW Deviceの設定では、設定したMOTIF XF6/7/8の機種名を選択し、MIDIポートの 設定では、IEEE1394ケーブルで接続しているときに設定したMOTIF XF6/7/8のMIDIポートを選択してください。

  • INITI ポート名の先頭に「!」マークが表示される場合があります。これはMOTIF XFエディターで前回使用したポートが見つからない、またはMOTIF XFエディターで必要となるポートが一部しか設定されていないことを示しています。ホストアプリケーションでのMIDIポート設定を確認してください。
  • IEEE1394ケーブルで接続している場合、MIDIポートはノートオン/オフのデータのみを扱います。FW Deviceの設定 は、ノートオン/オフ以外のデータを送受信するための設定になります。ここで設定したデバイス(MOTIF XF6/7/8)に対 して、MIDIポートを介さずに、高速にデータを送受信できます。
  • SINOTEI ここでの設定とは別に、あらかじめホストアプリケーション側のポート設定をする必要があります。単独のアプリケー ションとしてStudio Managerを起動した場合は、「MOTIF XFエディターの起動」(5ページ)をご参照ください。Studio Connections対応DAWアプリケーションのプラグインとしてStudio Managerを起動した場合は、DAWアプリケーショ ンの取扱説明書をご参照ください。
  • CCでのポートの設定とは別に、MOTIF XF6/7/8本体側もMIDIメッセージの入出力の設定をUSB接続にするか、 IEEE1394ケーブルを使った接続にするか、MOTIF XFエディターと合わせる必要があります。MOTIF XF6/7/8のユー ティリティーモードのMIDIに関する設定をする画面で設定してください。詳しくはMOTIF XF6/7/8本体の取扱説明書をご 参照ください。
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Device No. (デバイスナンバー)

MOTIF XF6/7/8本体のユーティリティーモードで設定したDevice No.と同じ番号を設定します。 本体のDevice No.の設定が「AII」のときは、「1」を設定してください。

Auto Sync Setting (オートシンク セッティング)

MOTIF XFエディターをOFFLINE (オフライン)状態からONLINE (オンライン)状態に切り替えるときの、MOTIF XF6/7/8本体とのデータ同期の方法を設定します。実際の同期は、[OFFLINE]ボタンをクリックしたときや MOTIF XFエディターを起動したとき、新しいファイルを開いたときなどに自動的に表示されるAuto Sync (オートシンク)画面上で行なわれます。

Global (グローバル)

グローバルデータ(4ページ)を同期させるかどうか、および同期の方向(どちらの状態に合わせるか)を設定します。 Current (カレント)

カレントデータ(4ページ)を同期させるかどうか、および同期の方向(どちらの状態に合わせるか)を設定します。

Voice (ボイス)

ユーザーボイスデータ(4ページ)を同期させるかどうか、および同期の方向(どちらの状態に合わせるか)を設定します。

Auto Start (オートスタート)

Onに設定すると、下記条件でAuto Sync (オートシンク)画面が開いたときに、データ同期が自動的に開始されます。

  • MOTIF XF6/7/8本体ユーティリティーモードでのMIDI IN/OUT設定やコンピューター上でのポート設定、 ケーブルによる接続が正しく行なわれている状態で、MOTIF XFエディター画面上の[OFFLINE]ボタンをクリッ クしたとき
  • ケーブル接続が正しく行なわれている状態で、MOTIF XF6/7/8本体やコンピューター上での設定が、正しくない状態から正しい状態に変更されたとき
  • MOTIF XF6/7/8本体やコンピューター上での設定が正しく行なわれている状態で、ケーブル接続が正しくない 状態から正しい状態に変更されたとき
  • MOTIF XF6/7/8本体やコンピューター上での設定が正しく行なわれている状態で、MOTIF XFエディターを起動したとき
  • MICT Auto Sync画面(51ページ)でも、Auto Sync Setting (オートシンクセッティング)の設定ができます。ここでのAuto Sync Settingの設定と連動しています。
  • 注記 Auto Startをオンにすると、決められたタイミング(51ページ)でデータ同期が自動的に開始されるため、受信する側で 選択中のデータは、上書きされて消えてしまいます。大切なデータは、コンピューター上でファイルとして保存するか、 MOTIF XF6/7/8本体に保存しておきましょう。

🕢 Knob Guide (ノブガイド)

ノブを操作中にガイドを表示するかどうかを設定します。

Knob Guide: Off

Strob Mouse Control (ノブマウス コントロール)

右図のようなノブの操作方法を設定します。

Circular (サーキュラー)

ノブ操作エリア内のどこをクリックしても、数値がクリックした場所にジャンプします。また、そこからノブの形にそって円を描くようにドラッグすることにより、数値をコントロールします。

Relative Circular (リレーティブ サーキュラー)

クリックしてもジャンプせず、現在の値からノブの形にそって円を描くようにドラッグすることにより、数値をコントロールします。

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Linear (リニア)

ノブ操作エリアでドラッグするとマウスカーソルが消え、上、または右に移動すると値が増え、下または左に移動 すると値が減ります。

Slider Mouse Control (スライダーマウス コントロール)

右図のようなスライダーの操作方法を設定します。

Jump (ジャンプ)

つまみ以外のスライダーバー上をクリックすると、クリックした 位置につまみがジャンプします。

Touch (タッチ)

つまみをドラッグすることによりスライダーを動かします。つまみ以外のスライダーバー上をクリックしてもつま みは移動しません。

Ramp (ランプ)

つまみ以外のスライダーバー上をクリックすると、クリックしている間だけつまみが移動します。

Relative (リレーティブ)

つまみ以外のスライダーバー上をドラッグするとマウスカーソルが消え、左右に動かすことにより数値をコントロールします。現在の値から相対的に移動します。

① Keybord Velocity (キーボードベロシティー)

鍵盤イラスト(34ページ)をクリックしたときに出力される、MIDIノートのベロシティーを設定します。[Fix]をオンにした場合、ベロシティーは一定の値に固定されます。固定されるベロシティー値は、[Fix]の横の数値ボックスで設定できます。また、[Free]をオンにした場合、クリックする鍵盤の上下の位置によって、ベロシティーの値は変更されます。下の位置をクリックするほど値は大きくなります。

① Inc/Dec Action (インク/デックアクション)

下図のようなパラメーターボックスにある[▲]/[▼]/[Λ]/[V]ボタンの動作を設定します。

Inc/Inc:

[▲]は数値の1つ増加、[Λ]は1つ下の項目への移動、としてそれぞれ動作します。 Inc/Dec:

[▲]は数値の1つ増加、[Λ]は1つ上の項目への移動、としてそれぞれ動作します。 Dec/Inc:

[▲]は数値の1つ減少、[Λ]は1つ下の項目への移動、としてそれぞれ動作します。 Dec/Dec:

[▲]は数値の1つ減少、[A]は1つ上の項目への移動、としてそれぞれ動作します。

⑦ Startup Mode (スタートアップモード)

MOTIF XFエディターを新規で起動したときのモードを設定します。

Voice (ボイス) MOTIF XFエディターがボイスモードで起動します。

Pattern (パターン) MOTIF XFエディターがパターンモードで起動します。 Song (ソング) MOTIF XFエディターがソングモードで起動します。

🚯 [OK]ボタン

設定を反映して終了します。

Cancel](キャンセル)ボタン

設定を反映せずに終了します。[×](終了)ボタン(●)と同じです。

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本体ユーティリティー設定

このメニューを選んで呼び出されるHARDWARE UTILITY (ハードウェアユーティリティー)画面上で、MOTIF XF6/ 7/8本体のユーティリティーモードにおける設定を行ないます。画面上に表示されている各パラメーターをエディット することで、MOTIF XF6/7/8本体の該当パラメーターも同期して値が変更されます。画面下の[Store]をクリックす ることで、変更された値がグローバルデータとしてストア(保存)されます。

MOTIF XFエディ: ター(上記画面) MOTIF XF6/7/8本体
Tone Note Shift [UTILITY] → [F1] General → [SF1] Play
Tune [UTILITY] → [F1] General → [SF1] Play
Auto Load Setup Power On Mode [UTILITY] → [F1] General → [SF4] AutoLoad
MIDI Channel Basic Receive Ch [UTILITY] → [F5] Control → [SF2] MIDI
Basic Transmit Ch [UTILITY] → [F5] Control → [SF2] MIDI
MIDI Sync MIDI Sync [UTILITY] → [F5] Control → [SF2] MIDI
Clock Out [UTILITY] → [F5] Control → [SF2] MIDI
MIDI Switch Bank Select [UTILITY] → [F5] Control → [SF2] MIDI
Program Change [UTILITY] → [F5] Control → [SF2] MIDI
Local Control [UTILITY] → [F5] Control → [SF2] MIDI
MIDI Other Controller Reset [UTILITY] → [F5] Control → [SF2] MIDI
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[編集]メニュー

編集(E) バルク(B) ヘルプ Э
元口 見す(山) Ctrl+Z
や地 L(B) Ctrl+Y
3Ľ- -(0) Ctrl+C
貼牙 tit(B) Otri+V
2#3 ハングの初期化(1)… Ctrl+Del
25-1 ∽ボイスの初期化(№… Del
グロ- -バルのストア
≳‡3 ハングのストア
ボイン スのストア(ら)
□ ≳‡≎ ハングコンペア( M ) Ctrl+M
□ ボイ: オコントアへび Ctrl+P

ヽノヽノグまたけパターンエードの埋今

元に戻す

1つ前の操作を取り消します。取り消しできない場合は、メニュー項目は選択できません。

やり直し

[元に戻す]を実行する前の状態に戻します。[元に戻す]を実行した数だけ[やり直し]できます。[やり直し]できないとき は、メニュー項目は選択できません。

コピー

選択している文字列、ボイスデータ、パラメーターをコピーします。コピーできないときは、メニュー項目は選択できません。

貼り付け

コピーした文字列、ボイスデータ、パラメーターを貼り付けます。貼り付けできないときは、メニュー項目は選択できません。

ボイスの初期化(ボイスモード)/パートボイスの初期化(ソングまたはパターンモード)

現在エディット中のボイスの初期化を行ないます。画面上のすべての設定をしたあと、[Start]ボタンをクリックすることで、初期化を実行します。

エディット中のボイスがノーマルボイスの場合

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エディット中のボイスがドラムボイスの場合

❶ [×](終了)ボタン

初期化を行なわずに画面を閉じます。

❷ [All](オール)/[Clear](クリア)ボタン

All: すべてのパラメーターを初期化対象とします。 Clear: すべてのパラメーターを初期化対象から外します。

[Common](コモン)チェックボックス

オンに設定すると、現在選択されているボイスの全コモンパラメーター (ボイスモードの場合はVoice Common、 ソングまたはパターンモードの場合はPart Common)を初期化します。

With Wave Assignment

オンに設定すると、選択したエレメントに割り当てられていたウェーブフォームの設定を初期化します。

⑤ Element (エレメント) [1]~[8] または Drum Key (ドラムキー) CO~C6

エディット中のボイスがノーマルボイスの場合、ここでオンに設定したエレメントの全パラメーターを初期化しま す。エディット中のボイスがドラムボイスの場合、ここでオンに設定したドラムキーの全パラメーターを初期化し ます。

6 [Start] (スタート)ボタン

設定したパラメーターを初期化して終了します。

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ミキシングの初期化(ソングまたはパターンモードのみ)

ミキシングの初期化を行ないます。画面上のすべての設定をしたあと、[Start]ボタンをクリックすることで、初期化を 実行します。

Initialize Euccent Mixing
Multi Common Initialize Template Output Template
3 Normal Cart
8 Start

❶ [×](終了)ボタン

初期化を行なわずに画面を閉じます。

❷ [All](オール)/[Clear](クリア)ボタン

All: すべてのパラメーターを初期化対象とします。 Clear: すべてのパラメーターを初期化対象から外します。

● [Multi Common](マルチコモン)チェックボックス

オンに設定すると、Multi Common (マルチコモン)のすべてのパラメーターを初期化します。

Initialize Template (イニシャライズ テンプレート)

初期化のテンプレートを選択します。 Normal: 通常の初期化を行ないます。 GM: GM(ジェネラルMIDI)対応の音源として初期化を行ないます。 Contemporary R&B ~ TurkishPop: 各タイトルの目的に沿った設定を行ないます。

Output Template (アウトプット テンプレート)

ソングまたはパターンモードでの各パートの出力先を、「L&R」か「FW」のどちらかに設定します。

⑦ Part [1]~[16] (パート[1]~[16])チェックボックス

オンに設定したパートのすべてのパラメーターを初期化します。

⑦ [AD]/[FW]チェックボックス

コモンエディットのAD/FWパートに関する設定を初期化します。

③ [Start]ボタン

設定したパラメーターを初期化して終了します。

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グローバルのストア

グローバルデータのストア(保存)を行ないます。このメニューを選択しただけで、グローバルのストアは実行されます。 グローバルデータは、MOTIF XFエディター内ではなくMOTIF XF6/7/8本体内部のメモリーにのみストア(保存)され ます。

ボイスのストア

このメニューを選択することで呼び出される画面上で、現在エディット中のボイスをストア(保存)します。ボイスモードでは現在エディット中のボイスを、ソングまたはパターンモードでは現在選択されているパートに割り当てられているボイスを、それぞれストア(保存)します。

保存したいバンクフォルダー(⑤)と、そのバンク内のボイスナンバーを選択し、保存するボイス名を入力します。最後 に[Store]ボタンをクリックし、編集したボイスをユーザーボイス(ボイス/ソング/パターンモード)またはミキシングボ イス(ソングまたはパターンモードのみ)として保存します。

❶ [×](終了)ボタン

ストアを実行せずにこの画面を閉じます。

🕑 Voice Name (ボイスネーム)

保存するボイスの名前を表示/入力します。

③ [Store](ストア)ボタン

クリックすると選択した場所にボイスを保存します。

注記 他のパラメーターと同じように、MOTIF XFエディターがONLINE (オンライン)の状態であれば、ボイスデータもMOTIF XF6/7/8本体とMOTIF XFエディターとで同期しています。したがって、ここでストアを実行することにより、MOTIF XF6/7/8本体のユーザーボイスバンクまたはミキシングボイスバンク内の保存先に該当するボイスも同様に変更されることになります。大切なボイスデータが消去されることがないようご注意ください。

❹ [+]/[−]ボタン

[+]ボタンをクリックすると、バンクフォルダー (⑤)の内容をすべて表示します。[−]ボタンをクリックすると、 バンクフォルダー (⑤)の内容をすべて隠します。

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⑤ バンクフォルダー

ここでは、ボイスの保存先となる以下のボイスバンクを表示します。

  • Normal User 1 (ノーマルユーザー 1)
  • Normal User 2 (ノーマルユーザー 2)
  • Normal User 3 (ノーマルユーザー 3)
  • Normal User 4 (ノーマルユーザー 4)
  • Drum User (ドラムユーザー)
  • Mixing (ミキシング)

これらのバンクをクリックすると、上図のようにそのバンク内のボイスリストを表示したり隠したりします。 なお、現在選択されているモードやエディット中のボイスの種類により、表示されるバンクが違います。Mixing (ミキシング)バンクはソングまたはパターンモードの場合のみ表示されます。また現在エディット中のボイスが ノーマルボイスの場合はDrum User (ドラムユーザー)バンクが表示されません。同様に、現在エディット中のボ イスがドラムボイスの場合はNormal User 1~4バンクおよびMixingバンクは表示されません。

ボイスリスト

選択しているバンクのボイスリストを表示します。ここで、保存したいボイスナンバーを選択します。ここで Windowsの場合は右クリック、Macの場合は<control>キー+クリックすると、「全フォルダーを開く」、「全フォ ルダーを閉じる」というメニューを選択できます。

ミキシングのストア(ソングまたはパターンモードのみ)

ソングまたはパターンモードのミキシング設定のストア(保存)を行ないます。このメニューを選択しただけで、ミキシ ングのストアは実行され、MOTIF XF6/7/8本体で現在選択されているSong/Patternのミキシングに、設定が上書保 存されます。

ボイスコンペア

エディット中のボイスを、一時的にエディット前のボイスに戻します。エディット前後の音を聞き比べることができます。この状態では、パラメーターはエディットできなくなります。もう一度選択すると元の状態に戻ります。 MIGTE MOTIF XF6/7/8本体のコンペア機能とは連動していません。

ミキシングコンペア(ソングまたはパターンモードのみ)

エディット中のミキシングを、一時的にエディット前のミキシングに戻します。エディット前後の音を聞き比べることができます。この状態では、パラメーターはエディットできなくなります。もう一度選択すると元の状態に戻ります。 MOTIF XF6/7/8本体のコンペア機能とは連動していません。

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[バルク]メニュー

データ同期

MOTIF XF6/7/8本体とバルクデータの送受信を行ないます。

X Data Sunc
2 3
🔳 Transmit 🛛 🔚 🏣
Current — Global
(Favorites) 1 2 3 4
5 Start 6

❶ [×](終了)ボタン

データ同期を行なわずに画面を閉じます。

❷ [Transmit](トランスミット)/[Receive](レシーブ)チェックボックス

データ送受信の方向を設定します。

[Transmit]チェックボックス: MOTIF XFエディターからMOTIF XF6/7/8本体へバルクデータを送信します。 [Receive]チェックボックス: MOTIF XF6/7/8本体からMOTIF XFエディターへ送られてくるバルクデータを受信します。

❸ 送受信するデータの種類

送受信するデータをタイプ別に設定します。[All]ボタンをクリックすると全タイプをオンにし、[Clear]ボタンを クリックすると全タイプをオフにします。

Current

カレントデータ(現在のエディット状態)を送受信します。

Global

グローバルデータを送受信します。

Preset (Favorites)

プリセットボイスのFavorites (フェーバリッツ)チェックに関する情報を送受信します。

Normal User 1~4

Normal User Bank 1~4のボイスデータを送受信します。

Drum User

Drum Userのボイスデータを送受信します。

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⑦ プログレスバー

バルクデータの送受信状態を確認できます。

[Start](スタート)ボタン

バルクデータの送受信を開始します。

❻ [Stop](ストップ)ボタン

バルクデータの送受信中にのみ表示されます。クリックすると、その時点でバルク送受信をストップします。

[ヘルプ]メニュー

マニュアル

本書を開きます。Adobe® ReaderなどのPDFファイル対応アプリケーションが起動します。

バージョン情報

MOTIF XFエディターのバージョン情報が表示されます。

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Auto Sync (オートシンク)画面

この画面は、MOTIF XFエディターをOFFLINE (オフライン=MOTIF XFエディターとMOTIF XF6/7/8本体の設定が 連動しない状態)からONLINE (オンライン=MOTIF XFエディターとMOTIF XF6/7/8本体の設定が互いに連動する状 態)に切り替えるための画面です。

MOTIF XFエディターがOFFLINE (オフライン)の状態のときは、画面上の[OFFLINE]ボタンをクリックすることで呼び出せます。その他にも、下記操作をした場合に自動的に呼び出されます。

  • MOTIF XFエディター上でファイルを開いたとき
  • MOTIF XFエディター上のファイルメニューの「新規作成」で新しいファイルを作ったとき
  • ONLINE (オンライン)の状態で、モードを切り替えたとき
  • ONLINEの状態で、MOTIF XF6/7/8本体のモードを切り替えたとき
  • ケーブル接続が正しく行なわれている状態で、MOTIF XF6/7/8本体やコンピューター上での設定が、正しくない状態から正しい状態に変更されたとき
  • MOTIF XF6/7/8本体やコンピューター上での設定が正しく行なわれている状態で、ケーブル接続が正しくない状態 から正しい状態に変更されたとき
  • Auto Sync (オートシンク)画面内にあるAuto Start (オートスタート)をOnに設定してあると、Auto Sync画面が開いただけでデー 夕同期が始まる場合があります。詳細は、41ページをご参照ください。

Auto Sync (オートシンク)画面では、Data Port (データポート)設定を正しく行なったあと、[Start](スタート)をク リックすることで、MOTIF XFエディターとMOTIF XF6/7/8本体のデータ同期を行ないます。データ同期が終了する と自動的に画面が閉じられ、MOTIF XFエディターはONLINE (オンライン)の状態になります。

❶ [×](終了)ボタン

ONLINE状態への切り替えを行なわずに終了します。

  • ❷ [FW/1394]/[USB]チェックボックス
  • O [Detail]ボタン
  • Ø Port
  • 6 Device No.
  • Auto Sync Setting

2~6は、エディター設定画面の同名の設定と同じ機能です。詳しくは40~41ページの2~6をご覧ください。

  • 🖸 プログレスバー
  • [Start]ボタン
  • [Stop]ボタン

⑦~9はデータ同期画面の同名の設定と同じ機能です。詳しくは50ページの4~6をご覧ください。

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トラブルシューティング

「音が出ない」、「正常に動作しない」などといった場合には、まずMOTIF XFとコンピューターとの接続を確認したあと、以下の項目をチェックしてください。

コントロールスライダーやチャンネルノブを操作しても音色(音の聞こえ方)が変わらない。

  • MOTIF XFエディターはONLINEになっていますか?
  • [ONLINE]ボタンの左側のインジケーターは点灯していますか? 点灯していない場合、通信設定に問題があるかもしれません。MOTIF XFエディターまたはStudio Manager のMIDIポート設定(40ページ)や、MOTIF XF6/7/8本体側のMIDI通信設定(ユーティリティーモードのMIDI 画面の設定)、またはケーブルの接続が正しく行なわれているかを確認してください。
  • エディター設定のMIDIポート設定やDevice No.が正しく設定されていますか? (41ページ)

バルクデータの送受信ができない。

• 上記と同じ点(ONLINE表示、MIDIポート設定など)を確認してください。

MOTIF XFエディターの画面で選択したいポート名が表示されない。

  • エディター設定画面のMIDIポートは、ホストアプリケーションで設定されているMIDIポートの中から選択できます。ホストアプリケーションでのMIDIポート設定を確認してください。
  • ポート名の先頭に「!」マークが表示される場合があります。これはMOTIF XFエディターで前回使用したポートが見つからない、またはMOTIF XFエディターで必要となるポートが一部しか設定されていないことを示しています。ホストアプリケーションでのMIDIポート設定を確認してください。

ONLINEにならない、またはPort Open Errorメッセージが表示される

  • MOTIF XF6/7/8本体が接続されているか、または電源はオンになっているかを確認してください。
  • Windows環境の場合は、他のアプリケーションでMOTIF XF6/7/8のポートを使用している可能性がありま すので、他のアプリケーションを終了してください。またMIDIポートを使用しているアプリケーションが不正 終了した可能性がある場合は、コンピューターを再起動してください。

Time Out ErrorまたはCommunication Time Out Errorメッセージが表示される

• MOTIF XF6/7/8本体からの応答が無いなどのエラー発生時に表示されるメッセージです。MOTIF XF6/7/8 本体のユーティリティーモード → [F5]→ [SF2] Recieve Bulk パラメーターの設定やMIDI In/Out パラメー ターの設定を確認してください。

MOTIF XFエディターは、改良のため予告なしにバージョンアップや変更をすることがあります。詳細および最新情報 については、下記URL をご確認ください。 http://www.yamahasynth.com/ip/downloads/

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