デジタル一眼レフカメラ
使用説明書
カメラの正しい操作のため、ご使用前に
必ずこの使用説明書をご覧ください。
はじめに
このたびは、ペンタックス・デジタル一眼レフカメラx をお買い上げいただ
き誠にありがとうございます。本製品の機能を十分活用していただくために、ご使用
になる前に本書をよくお読みください。また本書をお読みになった後は必ず保管して
ください。使用方法がわからなくなったり、機能についてもっと詳しく知りたいとき
にお役に立ちます。
使用できるレンズについて
このカメラで使用できるレンズは、基本的にDA・D FA・FA Jまたは絞りs(オート)
位置のあるレンズです。それ以外のレンズやアクセサリーを使用するときは、本書の
p.45およびp.230をご覧ください。
著作権について
本製品を使用して撮影した画像は、個人で楽しむなどの他は、著作権法により、権利
者に無断で使用できません。なお、実演や興行、展示物の中には、個人として楽しむ
目的があっても、撮影を制限している場合がありますのでご注意ください。また著作
権の目的となっている画像は、著作権法の規定による範囲内で使用する以外は、ご利
用いただけませんのでご注意ください。
商標について
PENTAX
この製品はAdobe Systems Incorporated(アドビシステムズ社)の許可のもと、DNG
技術を取り入れています。
に他の国における商標または登録商標です。
その他、記載の商品名、会社名は各社の商標もしくは登録商標です。
本機を使用するにあたって
• 強い電波や磁気を発生する施設などの周囲では、カメラが誤動作を起こす場合があ
• 画像モニターに使用されている液晶パネルは、非常に高度な精密技術で作られてい
本製品はPRINT Image Matching IIIに対応しています。PRINT Image Matching対応プ
リンターでの出力及び対応ソフトウェアでの画像処理において、撮影時の状況や撮影
者の意図を忠実に反映させることが可能です。なお、PRINT Image Matching III より
前の対応プリンターでは、一部機能が反映されません。
PRINT Image Matching、PRINT Image Matching II、PRINT Image Matching IIIに関す
る著作権はセイコーエプソン株式会社が所有しています。
PictBridgeについて
PictBridge
ダイレクトプリントの統一規格で、カメラ側から簡単な操作で画像をプリントできます。
およびペンタックス、
SDロゴおよびSDHCロゴは商標です。
DNGロゴは、Adobe Systems Incorporated(アドビシステムズ社)の米国ならび
ります。
ます。99.99%以上の有効画素数がありますが、0.01%以下の画素で点灯しないもの
や常時点灯するものがありますので、あらかじめご了承ください。なお、記録され
る画像には影響ありません。
は、プリンターとデジタルカメラを直接接続して、画像をプリントアウトする
smc PENTAX
はペンタックス株式会社の登録商標です。
この装置は、情報処理装置等電波障害自主規制協議会(VCCI)の基準に基づくクラ
スB 情報技術装置です。この装置は、家庭環境で使用されることを目的としています
が、この装置がラジオやテレビジョン受信機に近接して使用されると、受信障害を
引き起こすことがあります。使用説明書に従って、正しい取り扱いをしてください。
本文中のイラストおよび画像モニターの表示画面は、実際の製品と異なる場合があり
ます。
ご注意ください
この製品の安全性については十分注意を払っておりますが、下記マーク
の内容については特に注意をしてお使いください。
このマークの内容を守らなかった場合、人が重大な傷害を受
警告
ける可能性があることを示すマークです。
このマークの内容を守らなかった場合、人が軽傷または中程
注意
度の傷害を受けたり、物的損害の可能性があることを示す
マークです。
本体について
警告
• カメラの分解・改造などをしないでください。カメラ内部に高電圧部があ
り、感電の危険があります。
• 落下などにより、カメラ内部が露出したときは、絶対に露出部分に手をふ
れないでください。感電の危険があります。
•
SD
メモリーカードは、乳幼児の手の届くところに置かないでください。誤っ
て飲み込む恐れがあります。万一、飲み込んだと思われる場合は、直ちに医
師にご相談ください。
• ストラップが首に巻き付くと危険です。小さなお子様がストラップを首に
掛けないようにご注意ください。
• 望遠レンズを付けた状態で、長時間太陽を見ないでください。目を痛める
ことがあります。特に、レンズ単体では、失明の原因になりますのでご注
意ください。
• 電池は幼児の手の届かない所に保管してください。特に、口に含むと感電
の恐れがありますのでご注意ください。
•ACアダプターは、必ず専用品を指定の電源・電圧でご使用ください。専用
品以外のAC アダプターをご使用になったり、専用のAC アダプターを指定
以外の電源・電圧でご使用になると、火災・感電・故障の原因になります。
• 使用中に煙が出ている・変なにおいがするなどの異常が発生した場合、す
ぐに使用を中止し、電池またはAC アダプターを取り外したうえ、サービス
窓口にご相談ください。そのまま使用すると、火災・感電の原因となります。
•ACアダプター使用時に雷が鳴り出したら、電源プラグをはずし、使用を中
止してください。機器の破損・火災・感電の原因となります。
1
2
注意
• 電池をショートさせたり、火の中に入れないでください。また、分解しな
いでください。破裂・発火の恐れがあります。
• このカメラで使用できる電池(単3形ニッケル水素充電池、単3形リチウム
電池、単3形アルカリ電池)のうち、充電式のニッケル水素充電池以外は充
電しないでください。破裂・発火の恐れがあります。
• 万一、カメラ内の電池が発熱・発煙を起こしたときは、速やかに電池を取
り出してください。その際は、やけどに十分ご注意ください。
• このカメラには、使用していると熱を持つ部分があります。その部分を長
時間持ちつづけると、低温やけどを起こす恐れがありますのでご注意くだ
さい。
• ストロボ発光部に手を密着させたり、衣服をかぶせたまま発光させないで
ください。火傷を負ったり、衣服が焦げる恐れがあります。
電池の取り扱いについての注意
• このカメラでは、決められた電池以外は使用しないでください。電池の破
裂、発火の原因となります。
• 電池を交換するときは、違うメーカー、違う種類の電池を混ぜて入れない
でください。また、新しい電池と古い電池を混ぜて入れないでください。電
池の破裂、発火の原因となります。
• 電池の「+」と「-」の向きを間違えて入れないでください。電池の破裂、
発火の原因となります。
• 電池は分解しないでください。また、このカメラで使用できる電池のうち
単3形ニッケル水素充電池以外は充電しないでください。無理に分解や充電
をすると、破裂や液漏れの原因となります。
取り扱い上の注意
• 海外旅行にお出かけの際は、国際保証書をお持ちください。また、旅行先
での問い合わせの際に役立ちますので、製品に同梱しておりますワールド
ワイド・サービス・ネットワークも一緒にお持ちください。
• 長時間使用しなかったときや、大切な撮影(結婚式、旅行など)の前には、
必ず試し撮りをしてカメラが正常に機能しているかを確認してください。
万一、カメラや記録媒体(SDメモリーカード)などの不具合により、撮影
や再生、パソコン等への転送がされなかった場合、画像の記録内容の保証
についてはご容赦ください。
• 汚れ落としに、シンナーやアルコール・ベンジンなどの有機溶剤は使用し
ないでください。
• 高温多湿の所は避けてください。特に車の中は高温になりますのでカメラ
を車内に放置しないでください。
• 防腐剤や有害薬品のある場所では保管しないでください。また、高温多湿
の場所での保管は、カビの原因となりますので、乾燥した風通しのよい場
所に、カメラケースから出して保管してください。
• 強い振動・ショック・圧力などを加えないでください。オートバイ・車・
船などの振動は、クッションなどを入れて保護してください。
• カメラの使用温度範囲は0℃~40℃です。
• 高温では液晶表示が黒くなることがありますが、常温に戻れば正常になり
ます。
• 低温下では、液晶の表示応答速度が遅くなることもありますが、これは液
晶の性質によるもので、故障ではありません。
• 高性能を保つため、1~2年ごとに定期点検にお出しいただくことをお勧め
します。
• 急激な温度変化を与えると、カメラの内外に結露し水滴が生じます。カメ
ラをバッグやビニール袋などに入れ、温度差を少なくしてから取り出して
ください。
• ゴミや泥・砂・ホコリ・水・有害ガス・塩分などがカメラの中に入らない
ようにご注意ください。故障の原因になります。雨や水滴などが付いたと
きは、よく拭いて乾かしてください。
•SDメモリーカードの取り扱いについては、「SDメモリーカード使用上の注
意」(p.42)をご覧ください。
• レンズ、ファインダー窓のホコリは、きれいなレンズブラシで取り去って
ください。スプレー式のブロワーは、レンズを破損させる恐れがあります
ので、使用しないでください。
• CCDの清掃につきましては、できるだけ当社のお客様相談センターまたは、
お客様窓口にご用命ください。(有料)
• 破損や故障の原因になりますので、画像モニターの表面を強く押さないで
ください。
• お客様の体質や体調によっては、かゆみ、かぶれ、湿疹などを生じること
があります。異常が生じた場合は、直ちに使用をやめ、医師の診察を受け
てください。
3
4
ユーザー登録のお願い
お客様へのサービス向上のため、お手数ですがユーザー登録にご協力いただきますよ
う、お願い申し上げます。
付属していますCD-ROMと弊社ホームページから登録が可能です。
同梱の「PENTAX PHOTO Browser 3 /PENTAX PHOTO Laboratory 3 使用説明書」
(Windowsをお使いの方:p.9、Mac OSをお使いの方:p.10)をご参照ください。
目次
ご注意ください.....................................................................................1
本体について ........................................................................................1
電池の取り扱いについての注意 ...........................................................2
取り扱い上の注意.................................................................................2
目次.......................................................................................................5
本書の構成..........................................................................................11
お使いになる前に 13
xカメラの特長 ................................................................ 14
主な同梱品の確認 .......................................................................... 16
各部の名称と機能 .......................................................................... 17
本体.....................................................................................................17
撮影時.................................................................................................18
再生時.................................................................................................20
撮影情報の表示ガイド ................................................................... 22
画像モニター ......................................................................................22
ファインダー ......................................................................................27
表示パネル..........................................................................................29
メニューの操作方法....................................................................... 30
モードダイヤルを使う ................................................................... 32
5
準備編 35
ストラップを取り付ける ............................................................... 36
電池を入れる ................................................................................. 37
電池容量の確認...................................................................................38
撮影可能枚数と再生時間(新品電池交換時).....................................39
ACアダプターを使用する(別売品)..................................................40
SDメモリーカードを入れる/取り出す ........................................ 41
画像の記録サイズと画質 ....................................................................43
レンズを取り付ける....................................................................... 45
ファインダーの視度を調整する..................................................... 47
電源を入れる ................................................................................. 48
6
初期設定をする .............................................................................. 49
言語を設定する...................................................................................49
日時を設定する...................................................................................52
使ってみよう 55
撮影の基本操作 .............................................................................. 56
カメラの構え方...................................................................................56
カメラまかせで撮影する ....................................................................57
ズームレンズを使う....................................................................... 61
内蔵ストロボを使う....................................................................... 62
手ぶれ補正機能を使って撮影する ................................................. 67
手ぶれ補正機能を有効にする.............................................................68
手ぶれ補正機能を設定する.................................................................69
再生する......................................................................................... 70
撮影した画像を再生する ....................................................................70
画像を消去する .............................................................................. 72
1画像ずつ消去する .............................................................................72
いろいろな撮影 73
撮影関連メニューの操作方法 ........................................................ 74
「A撮影」メニューの設定項目 ..........................................................74
「Aカスタム」メニューの設定項目 ....................................................75
撮影Fnメニューの設定項目................................................................77
シーンに合わせて撮影モードを選ぶ ............................................. 78
撮影シーンを選ぶ...............................................................................79
露出を設定する .............................................................................. 81
絞りとシャッター速度の効果について ..............................................81
ISO感度を設定する ............................................................................83
露出モードを切り替える ....................................................................85
測光方式を選択する ...........................................................................98
露出を補正する.................................................................................100
ピントを合わせる ........................................................................ 102
オートフォーカスを利用する...........................................................102
AFモードを設定する ........................................................................104
ピント合わせ位置(測距点)を選択する.........................................105
ピントを固定する(フォーカスロック)...........................................107
マニュアルでピントを調整する(マニュアルフォーカス)..............109
キャッチインフォーカス撮影について ............................................111
撮影前に構図/露出/ピントを確認する .................................... 112
プレビュー方式を設定する...............................................................112
プレビューを表示する......................................................................113
連続撮影....................................................................................... 115
セルフタイマー撮影..................................................................... 117
リモコン撮影(リモコンF:別売品)........................................... 120
ミラーアップ機能を使ってカメラぶれを防ぐ ............................. 123
設定を自動で変えて撮る(オートブラケット)........................... 124
ストロボの活用 127
ストロボの光量を補正する .......................................................... 128
ストロボ充電中に撮影できるようにする .................................... 129
露出モードによるストロボ撮影の特徴 ........................................ 130
内蔵ストロボ撮影時の距離と絞り ............................................... 132
DA・D FA・FA J・FA・Fレンズの内蔵ストロボ適合表 ........... 133
外付けストロボ(別売品)を使って撮影する ............................. 134
撮影のための設定 143
7
撮影時の画像処理方法を設定する(カスタムイメージ)............. 144
画像の保存形式を設定する .......................................................... 146
JPEG記録サイズを設定する ............................................................146
JPEG画質を設定する .......................................................................147
記録形式を設定する .........................................................................148
RAWボタンの機能を設定する..........................................................149
ホワイトバランスを調整する...........................................................150
色空間を設定する.............................................................................155
いろいろな再生 157
再生関連メニューの操作方法 ...................................................... 158
「Q再生」メニューの設定項目 .......................................................158
「Aカスタム」メニューの設定項目 ..................................................158
再生Fnメニューの設定項目..............................................................159
画像を回転する ............................................................................ 160
再生した画像を拡大表示する ...................................................... 161
複数の画像を表示する ................................................................. 163
8
フォルダを表示する..................................................................... 165
画像を比較する ............................................................................ 166
スライドショウで連続再生する................................................... 167
スライドショウの表示間隔を設定する ............................................169
再生時の表示方法を切り替える................................................... 170
複数画像を消去する..................................................................... 173
まとめて消去する.............................................................................173
選択して消去する(マルチ画面表示で消去)...................................174
フォルダを消去する .........................................................................176
消去できないようにする(プロテクト)...................................... 177
AV機器と接続する....................................................................... 179
画像を加工する 181
デジタルフィルタで加工する ...................................................... 182
RAW展開する.............................................................................. 185
画像をRAW展開する........................................................................185
パラメータを指定する......................................................................186
カメラから印刷する 189
プリントサービスの設定をする(DPOF)................................... 190
1画像ずつ設定する ...........................................................................190
全画像を設定する.............................................................................191
カメラとプリンターをつないでプリントする(PictBridge)...... 193
転送モードを設定する......................................................................194
カメラをプリンターに接続する .......................................................195
1画像ずつプリントする....................................................................196
全画像をプリントする......................................................................198
プリントサービスの設定(DPOF)内容でプリントする ................199
USBケーブルを取り外す ..................................................................199
カメラの設定をする 201
「R詳細設定」メニューの操作方法 ............................................. 202
「R詳細設定」メニューの設定項目..................................................202
SDメモリーカードをフォーマットする ...................................... 203
音/日時/言語を設定する .......................................................... 204
電子音をオン/オフする ..................................................................204
日時とその表示スタイルを変更する ................................................205
ワールドタイムを設定する...............................................................206
表示言語を設定する .........................................................................209
画像モニター/メニュー表示を設定する .................................... 210
文字サイズを設定する......................................................................210
ガイド表示時間を設定する...............................................................210
画像モニターの明るさを設定する....................................................211
クイックビューとデジタルプレビューの表示を設定する................211
画像フォルダ名の命名規則を設定する ........................................ 213
フォルダ名の付け方を選択する .......................................................213
ファイルNo.の付け方を選択する .....................................................213
ビデオ出力方式/電源を設定する ............................................... 214
ビデオ出力方式を選択する...............................................................214
オートパワーオフを設定する...........................................................214
電池を選択する.................................................................................215
ピクセルマッピングを行う .......................................................... 216
カメラに保存する撮影モードの設定を選択する ......................... 217
9
設定をリセットする 219
撮影/再生/詳細設定メニューのリセット................................. 220
カスタムファンクションメニューのリセット ............................. 221
10
付録 223
初期設定一覧 ............................................................................... 224
各種レンズを組み合わせたときの機能 ........................................ 228
「23. 絞りリングの使用」設定時の注意 ....................................... 230
CCDのクリーニングについて...................................................... 231
CCDを振動させてほこりを落とす ...................................................231
CCDに付着したほこりを検知する(ダストアラート)....................231
ブロアーでほこりを落とす...............................................................233
別売アクセサリー ........................................................................ 235
エラーメッセージ ........................................................................ 240
困ったときは ............................................................................... 243
主な仕様....................................................................................... 246
用語解説....................................................................................... 250
索引.............................................................................................. 255
アフターサービスについて .......................................................... 260
ペンタックスピックアップリペアサービス................................. 261
本書の構成
本書は、次の章で構成されています。
11
1 お使いになる前に
カメラの特長や付属品、各部の名称や機能について説明しています。
2 準備編
お買い上げ後、画像を撮るまでの準備操作について説明しています。必
ずお読みになり、撮影をはじめる前に、操作を行ってください。
3 使ってみよう
基本の撮影方法と再生方法を説明しています。
4 いろいろな撮影
撮影に関する様々な機能を説明しています。
5 ストロボの活用
内蔵ストロボや外付けストロボの使用方法を説明しています。
6 撮影のための設定
画像処理、保存形式の設定方法を説明しています。
7 いろいろな再生
様々な再生のしかた、消去、プロテクト方法について説明しています。
8 画像を加工する
画像のフィルター加工、RAW画像の現像方法を説明しています。
9 カメラから印刷する
印刷設定やカメラと直接プリンターをつないでの印刷方法を説明していま
す。
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
10カメラの設定をする
画面表示やファイル命名規則など、カメラの設定変更のしかたを説明し
ています。
11設定をリセットする
変更した設定を初期状態に戻す方法を説明しています。
12付録
困ったときの対処のしかたや別売品のご紹介、各種資料を記載しています。
11
12
12
操作説明中で使用されている表記の意味は次のようになっています。
1
関連する操作の説明が記述されているページを記載しています。
知っておくと便利な情報などを記載しています。
操作上の注意事項などを記載しています。
1 お使いになる前に
お使いになる前に、同梱品とカメラ各部の名称や機能を確
認してください。
xカメラの特長 .........................................14
主な同梱品の確認 ...................................................16
各部の名称と機能 ...................................................17
撮影情報の表示ガイド ...........................................22
メニューの操作方法 ...............................................30
モードダイヤルを使う ...........................................32
メニュー画面やFn メニュー画面の操作時にカメラの設定状況により
設定変更できない項目は、グレー表示になり、選択できません。
14
お
使
い
に
な
る
前
に
xカメラの特長
• 23.5×15.7mm、有効画素数約1020万画素のCCDを採用し、高精細、高
ダイナミックレンジの撮影ができます。
1
• イメージセンサーシフト方式の手ぶれ補正機構SR(Shake Reduction)
を搭載。レンズの種類を問わずに手ぶれを防いで美しく撮影できます。
•11点測距 AFセンサー(中央部9点はワイドクロスエリアAF)を搭載し
ています。
• 倍率約0.85倍で視野率約96%の従来の35ミリ判カメラと違和感のない
ファインダーで、マニュアルによるピント合わせが簡単にできます。ま
た、ファインダーには測距点が赤く光るスーパーインポーズ機能を搭
載しています。
• 画像モニターには、2.7 型の大型液晶を採用。約23万ドットの高精細・
広視野角タイプ、明るさ調整機能付きで見やすさを向上させています。
• 単3形リチウム電池、単3形ニッケル水素充電池、単3形アルカリ電池が
使用できます。
• ユニバーサルデザインの考え方を随所に導入し、大きな文字とハイコ
ントラストで見やすい大型画像モニター、わかりやすいメニューによ
り、さらに操作しやすくなりました。
• カメラ本体の各ダイヤルやボタン部、ボディの接合部、開閉部などに
は防滴・防塵処理が施されています。
• CCDにはゴミがつきにくいSPコーティングが施されています。さらに
ダストリムーバル機能で付着したゴミを落とすことができます。
• 縦位置レリーズボタンを備えたバッテリーグリップ D-BG3(別売)が
装着可能。また本体側、グリップ側の両方に電池を装填すれば、容量
の多い方を優先的に使うので、電源を効率よく使用できます。メニュー
操作で、どちらか片方を優先使用するように設定し、無くなり次第容
量の残っている方に切り替わるように設定することも可能です。
• 画像の仕上がり具合をプレビューしながら調整・設定ができるカスタ
ムイメージを搭載し、より豊かな表現力を備えています。
• 画像の記録形式は汎用性の高いJPEG形式と、高品質で撮影後の画質調
整が自在なRAW形式が選べるほか、JPEG+RAWの同時記録が可能。ま
たRAWで撮影した画像は、カメラ内部でも簡易的な現像ができます。
• 意図する露出にフレキシブルに対応する、ハイパープログラム・ハイ
パーマニュアルを採用。デジタルカメラならではの露出コントロール
の手段として、任意に設定したISO感度に応じて絞り値・シャッター速
度が自動調整される感度優先モードKが搭載されています。
35ミリ判一眼レフカメラとxでは、35ミリ判フィルムとCCDのフォー
マットサイズが異なるために、同じレンズを使用しても写る範囲(画角)は同
じにはなりません。
35ミリ判フィルムとCCDの大きさ
35ミリ判フィルム :36×24mm
xのCCD :23.5×15.7mm
xと 35 ミリ判カメラでほぼ同じ範囲(画角)を撮影するには、35ミリ
判カメラのレンズの焦点距離を約1.5 で割った焦点距離のレンズを使用してく
ださい。
例)35ミリ判カメラで150mmのレンズを使う場合と同じ画角にするには、
150÷1.5=100
xでは、100mmのレンズを使用すればいいことになります。
逆に、xで使用しているレンズの焦点距離を35 ミリ判カメラの焦点距
離に換算するには、約1.5 倍してください。
例)xに300mmレンズを使用した場合、
300×1.5=450
35ミリ判カメラで450mmレンズ相当を使用したのと同じになります。
手ぶれ補正機構SRについて
xの手ぶれ補正機構SRは、ペンタックス独自の方式でイメージ
センサーを磁力により高速で移動させ、ぶれを補正する機構になってい
ます。
構図の変更などでカメラを振ると音がしますが、故障ではありませんの
でご安心ください。
15
1
お
使
い
に
な
る
前
に
16
主な同梱品の確認
このカメラには以下の付属品が同梱されています。
カメラをお使いになる前に、付属品に不足がないかお確かめください。
1
お
使
い
に
な
る
前
に
ホットシューカバー FK
(カメラ装着)
アイカップFP
(カメラ装着)
MEファインダーキャップ
ボディマウントカバー
(カメラ装着)
ソフトウェア(CD-ROM)
S-SW74
使用説明書(本書) 簡単ガイド
USBケーブル
I-USB17
ストラップ
O-ST53
PENTAX PHOTO Browser 3
/
PHOTO Laboratory 3
ビデオケーブル
I-VC28
単3形リチウム電池4 本
(2本パック)
保証書
使用説明書
各部の名称と機能
17
本体
セルフタイマーランプ
/リモコン受光部
カードカバー
マウント指標
(赤点)
レンズ取り外し
ボタン
視度調整レバー
内蔵ストロボ
ケーブル
スイッチ端子
USB/ VIDEO端子
DC入力端子
ホットシュー
ミラー
吊り金具
AFカプラー
レンズ情報接点
表示パネル
ファインダー
カードアクセス
ランプ
画像モニター
1
お
使
い
に
な
る
前
に
端子カバー
電池ぶた開放
三脚ねじ穴
バッテリーグリップ
接続端子
レバー
電池ぶた
※ 背面と底面の図はアイカップFPを外した状態のイラストです。
18
撮影時
撮影時に使用するボタンやダイヤル、レバーの機能を示します。
お
使
い
に
な
る
前
に
1
ここでは出荷時の状態での機能を説明します。ボタンやダイヤルによっては
「Aカスタム」メニュー(p.75)の設定により、機能を変更することができます。
1
5
2
3
6
7
4
8
c
d
9
0
a
b
e
f
g
h
1 グリーンボタン
露出を自動露出にしたり
(p.88、p.96)、設定値をリセッ
ト(p.100、p.128、p.154)し
ます。
2 シャッターボタン
画像を撮影します。(p.59)
3 電源レバー
電源のオン/オフ(p.48)と
プレビュー(p.113)をします。
4 レンズ取り外しボタン
レンズを取り外すときに押し
ます。(p.46)
5 mcボタン
露出補正値や絞り値を設定し
ます。(p.87、p.94、p.100)
19
b Qボタン
再生モードに切り替えます。
(p.70、p.158)
6 |ボタン
一時的に記録形式を変更しま
す。ボタンを押すと、RAW+
(JPEGとRAWの同時記録)に
切り替わります。(p.149)
7 フォーカスモードレバー
オートフォーカス(
マニュアルフォーカス(
を切り替えます。
p.102
p.109
)と
8 モードダイヤル
撮影モードを切り替えます。
(p.32、p.78)
9 Kボタン
内蔵ストロボをポップアップ
します。(p.62)
0 3ボタン
「A撮影」メニュー(p.74)を
表示します。続いて、十字キー
(5)を押すと、「Q再生」メ
ニュー(p.158)、「R 詳細設
定」メニュー(p.202)、「Aカ
ス タ ム」メ ニ ュ ー(p.75、
p.158)に切り替わります。
a M ボタン
画像モニターに撮影情報を表
示します。(p.23)
c 電子ダイヤル
シャッター速度、絞り値、ISO
感度、露出補正値を設定しま
す。
d Lボタン
撮影前の露出を記憶させま
す。(p.96、p.101)
)
e 十字キー(2345)
メニュー画面やFnメニュー画
面でカーソルの位置変更、項
目の変更をします。
f 4ボタン
メニュー画面で選択した設定
を決定します。
メニュー画面が表示されてい
ないときに押すと、表示パネ
ルとファインダーに、ISO感度
が表示されます。
g 手ぶれ補正スイッチ
手ぶれ補正機能をオン/オフ
にします。(p.68)
h { ボタン
Fn
メニュー画面を表示します。
(
p.77、p.159
1
お
使
い
に
な
る
前
に
)
20
再生時
再生時に使用するボタンやダイヤル、レバーの機能を示します。
お
使
い
に
な
る
前
に
1
3
1
2
8
9
0
4
a
5
6
7
b
1 シャッターボタン
半押しすると撮影モードに切
り替わります。
2 電源レバー
電源のオン/オフをします。
(p.48)| の位置に合わせる
と、撮影モードに切り替わり、
プレビューが行われます。
3 mcボタン
拡大表示時に表示倍率を上げ
ます。(p.162)
7 Qボタン
撮影モードに切り替えます。
8 Zボタン
画像を誤って消去しないよう
にプロテクトします。(p.177)
拡大表示時に表示倍率を下げ
ます。(p.162)
9 電子ダイヤル
再生した画像を拡大表示
(p.162)、またはマルチ画面表
示(p.163)します。
21
1
お
使
い
に
な
る
前
に
4 3ボタン
「Q 再生」メニュー(p.158)
を表示します。続いて、十字
キー(5)を押すと、「R詳細
設定」メニュー(p.202)、「A
カスタム」メニュー(p.75)、
「A撮影」メニュー(p.74)に
切り替わります。
5 iボタン
画像を消去します。(p.72)
6 M ボタン
画像モニターに撮影情報を表
示します。(p.25)
0 十字キー(2345)
メニュー画面やFnメニュー画
面、再生画面でカーソルの位
置変更、項目の変更をします。
a 4ボタン
メニュー画面や再生画面で選
択した設定を決定します。
b { ボタン
Fn
メニュー画面を表示します。
(
p.159
)
22
撮影情報の表示ガイド
画像モニター
1
画像モニターに表示される内
容は、カメラの状態ごとに次の
お
使
ようになります。
い
に
な
る
前
に
電源オン時またはモードダイヤル操作時
電源オン時、またはモードダイヤルを回したときに、画像モニターに3秒
間(初期設定)ガイドが表示されます。
「R 詳細設定」メニューの「ガイド表示」をオフにすると、表示されません。
(p.202)
1234567
PP
RAW
RAW+
RAW+
OK
ISO
ISO
2008/
画像モニター
AF.C
AF.C
ίυΈρθ
ίυΈρθ
ু൲Ⴚ
ু൲Ⴚ
ۜഽږ
ۜഽږ
020202
02 02/2008
1010: 3939AM
//10:39
1600
1600
P LINE
P LINE
P SHIFT
P SHIFT
AM
8
9
10
13 12 11
1
ストロボモード
(有効なモードを表示)(p.63)
2
ドライブモード(p.77)
3
測光方式(p.98)
4
フォーカスモード(p.102)
5
6
※ 3、5、6、7は標準設定以外にセットしたときだけ、8は手ぶれ補正機能がオ
フになっているときだけ、13はワールドタイム設定をオンにしているとき
だけアイコンが表示されます。
測距点位置(p.105)
ホワイトバランス(p.150)
7
ISO感度(p.83)
8
手ぶれ補正(p.68)
9
撮影モード、シーンモード(p.78)
10
ボタン・ダイヤルガイド
11
電池残量(p.38)
12
現在の日時(p.52)
13
ワールドタイム(p.206)
撮影時
撮影時にM ボタンを押すと、画像モニターに撮影機能の設定内容が
30秒間表示されます。
表示中に十字キー(23)を押すと設定されている撮影モードの説明画
面に切り替えができます。
詳細情報表示
SCN
SCN
1/2000
1/2000
F2.8
F2.8
ISO
ISO
AUTO
AUTO
10
RAW+
RAW+
AF.C
AF.C
-
1.0
-
+1.3
+1.3
200-1600
200-1600 ±0±0
G2G2A1
G2 A1
020202
02 022008
1.0
AdobeRGB
AdobeRGB
// 1010: 39
/2008 / 10 : 39
400
400
AMAMAM
mm
mm
± 0±0
+1
+1
+1
+1
1
10
11
14 15
16 18
20 21
29 30 31
3
5
2
17 26
4
67
12 13
19
2322
8
9
24
25
27
28
23
1
お
使
い
に
な
る
前
に
1
撮影モード(p.32)
2
シーンモード(p.79)
3
測光方式(p.98)
4
ストロボモード(p.63)
5
ドライブモード(p.77)
6
露出ブラケット(p.124)
7
フォーカスモード(p.102)
8
測距点位置(p.105)
9
レンズ焦点距離(p.69)
10
シャッター速度(p.81)
11
絞り値(p.82)
12
露出補正値(p.100)
13
ストロボ光量補正値(p.128)
14
ISO感度(p.83)
15
ISO AUTO時の調整範囲(p.83)
16
ホワイトバランス(p.150)
17
GM補正値(ホワイトバランス微
18
BA 補正値(ホワイトバランス微
調整(p.154)
19
色空間(p.155)
20
記録形式(p.148)
21
JPEG記録サイズ(p.146)
22
JPEG画質(p.147)
23
手ぶれ補正(p.68)
24
画像仕上(p.144)
25
彩度/フィルタ効果(p.144)
26
色相/調色(p.144)
27
コントラスト(p.144)
28
シャープネス/ファインシャー
プネス(p.144)
29
ワールドタイム(p.206)
30
現在の日時(p.52)
31
電池残量(p.38)
調整)(p.154)
※ 説明のためにすべてを表示したイラストを使用しています。撮影モードに
よっては、表示されない情報もあります。
24
撮影モード説明
1
お
使
い
に
な
る
前
に
1
撮影モード(p.32)
2
撮影モード説明文
3
ボタン・ダイヤルガイド
1
βΛΠ
βΛΠ
Fn
SCN
൲ٝβΛΠ
൲ٝβΛΠ
גഐ
גഐ
RAW
RAW+
RAW+
OK
ISO
ۜഽږ
ISO
ۜഽږ
SCN
------
--
--
2
3
再生時
画像再生時にMボタンを押すごとに、通常表示、ヒストグラム表示、
詳細情報表示、情報表示なし(画面のみ)の順で画面表示が切り替わり
ます。
Qボタンを押したときにはじめに表示する情報は、前回表示した画面表示で
す。
詳細情報表示
1/2000
1/2000
F2.8
F2.8
ISO
200
200
ISO
JPEG
JPEG
10
+1.5
+1.5
// 1010: 39
020202
02 022008
/2008 / 10 : 39
100-0001
100-0001
PP
AF.S
AF.S
-
0.5
-
0.5
G2G2A1
A1
G2
AdobeRGB
AdobeRGB
AMAMAM
24
24
mmmmmm
± 0±0
± 0±0
± 0±0
± 0±0
13
2
78
11
23 24 25 26 20
27 28 29 30 21
4
5
910
31
14
15 16
617
18
1912 13
22
25
1
お
使
い
に
な
る
前
に
1
回転情報
2
撮影画像
3
プロテクト
4
撮影モード
5
測光方式
6
ストロボモード
7
シャッター速度
8
手ぶれ補正
9
ドライブモード
10
露出ブラケット
11
絞り値
12
露出補正値
13
ストロボ光量補正値
14
フォルダNo.・ファイルNo.
15
フォーカスモード
16
測距点位置
17
※ 6と13はストロボが発光した画像のみ表示されます。
レンズ焦点距離
18
画像仕上
19
彩度/フィルタ効果
20
色相/調色
21
コントラスト
22
シャープネス/ファインシャー
プネス
23
ISO感度
24
ホワイトバランス
25
GM補正値(ホワイトバランス微
調整)
26
BA 補正値(ホワイトバランス微
調整)
27
記録形式
28
JPEG記録サイズ
29
JPEG画質
30
色空間
31
撮影日時
26
ヒストグラム表示
xでは、画像の明るさの分布を表した「輝度ヒストグラム」と、
色の強度の分布を表した「RGB ヒストグラム」の2 種類のヒストグラム
を表示させることができます。「輝度ヒストグラム」と「RGBヒストグラ
ム」の表示は十字キー(23)で切り替えます。
1
お
使
い
に
な
る
前
に
12
100-0001
100-0001
RGB
RGB
6
124 3
100-0001
23
3
100-0001
4
6
23
7
8
9
5
輝度ヒストグラム RGBヒストグラム
1
記録形式
2
フォルダ No.・フ ァ イ ル No.
(p.213)
3
プロテクト(p.177)
4
DPOF設定(p.190)
5
ヒストグラム(輝度)(p.170)
※ 3 はプロテクトが設定されている画像のみ、4 は DPOF が設定されている画
像のみ表示されます。
「Q 再生」メニューの「再生時の表示方法」で「白とび黒つぶれ警告」をP
(オン)にすると、白とび黒つぶれ部分が点滅表示されます。(p.171)
6
7
8
9
5
輝度ヒストグラム/RGB ヒスト
グラム切り替え
ヒストグラム(R)
ヒストグラム(G)
ヒストグラム(B)
ファインダー
ファインダー内には次のような情報が表示されます。
27
23
1
4
5 6
1
7101112
8 9
13
1
AFフレーム(p.47)
2
スポット測光フレーム(p.98)
3
測距点(p.105)
4
ストロボ発光(p.62)
点灯:ストロボ発光可能なとき
点滅:ストロボがお勧めなのに発光する設定になっていないとき
5
フォーカスモード(p.102)
AFモードがk(コンティニュアスモード)または\ のときに点灯
6
ピクチャーモード/シーンアイコン(p.78)
ピクチャーモードまたはシーンモードで撮影する場合、撮影時のモードど
れか1種類が点灯
\(動体)、q(マクロ)、=(人物)、U(Iの標準モード)、
.(夜景人物)、s(風景)、H(シーン)
7
シャッター速度(p.81)
撮影時および調整時のシャッター速度
電子ダイヤルでシャッター速度調整が可能なときはアンダーラインが点
灯
8
絞り値(p.82)
撮影時および調整時の絞り値
電子ダイヤルで絞り調整が可能なときはアンダーラインが点灯
1
お
使
い
に
な
る
前
に
28
お
使
い
に
な
る
前
に
9
合焦マーク(p.58)
点灯:合焦したとき(ピントが合ったとき)
点滅:非合焦のとき(ピントが合わなかったとき)
10
AEロック(p.101)
AEロック中に点灯
11
1
撮影可能枚数/露出補正値/ISO感度
現在の画質、記録サイズ設定であと何枚撮影できるかを表示
露出モードがa のときは、適正露出値との差を表示(p.95)
m点灯: 露出補正値を表示(p.100)
mcボタンを押している間は、電子ダイヤルで露出補正値が調
整可能となり、アンダーラインが点灯
o点灯:ISO感度を表示
電子ダイヤルでISO感度が調整可能なときはアンダーラインが
点灯
12
手ぶれ補正(p.68)
手ぶれ補正機能が有効なときに点灯
13
記録形式(p.148)
RAW/RAW+のときに画像保存形式を表示
JPEGの時は消灯
• シャッターボタンを半押しにすると、オートフォーカスに使われた測距点
が赤くスーパーインポーズされます。(p.105)
•「Aカスタム」メニューの「12. 撮影時の OK ボタン」が「感度/枚数確認」
に設定されている場合、感度優先モードでは4 ボタンを押している間、11
に撮影可能枚数が表示されます。それ以外では4 ボタンを押している間、
11にISO感度が表示されます。(p.84)
• 撮影可能枚数の最大表示は「999」です。撮影可能枚数が1000枚以上の場合
も「999」と表示されます。