Page 1
Page 2

このたびはホンダ車をお買い上げいただき、
ありがとうございます。
この本は の取り扱いについて
必要事項を説明しています。
安全で快適なドライブをお楽しみいただくために、
ご使用前に必ずお読みください。
運転はルールを守り、マナーよく。
シートベルトを着用しましょう。
・
法定速度を守りましょう。
・
子供やお年寄りをいたわりましょう。
・
駐停車は、ルールに従いましょう。
・
迷惑運転はやめましょう。
・
自然環境保護に気をくばりましょう。
・
保証や点検整備に関することはメンテナ
ンスノートに記載しておりますので、ご
使用前に必ずお読みください。
車の仕様などの変更により、この本の内容と実車が一致しない場合がありますのでご了
承ください。
取扱説明書はメンテナンスノートと共に、
いつもお車に保管してください。
お車をゆずられるときは、つぎに所有さ
れるかたのためにこの取扱説明書および
メンテナンスノートを車につけておいて
ください。
ご不明な点は、担当セールスマンにおた
ずねください。
1
Page 3

本書の読みかた
この本はドライバーの動作に沿って各部の取り扱いを説明しています。
また、装備、万一のときの応急処置、お車の手入れなど、必要な情報を説明しています。
「安全ドライブのための必読6ポイント」
重要ですので、しっかりお読みください。
安全に関する表示
「運転者や他の人が傷害を受ける可能性のあること」を回避方法と共に、下記の表示で記載し
ています。これらは重要ですので、しっかりお読みください。
指示に従わないと、死亡または重大な傷害に至るもの
指示に従わないと、死亡または重大な傷害に至る可能性があるもの
指示に従わないと、傷害を受ける可能性があるもの
その他の表示
お車に関することや、その他のアドバイスは下記の表示を使って記載しています。
お車のために守っていただきたいこと
(車が故障・破損するのを防ぐためのアドバイ
ス、異常事態の処置方法を記載しています)
2
知っておいていただきたいこと
知っておくと便利なこと
Page 4

タイトル
階層ごとにデザインを
変えてあります
ヘッダー
ページの内容を
示しています
ページ
インデックス
ページ)
(→
4
ハンドル・バックミラーの調節
ルームミラーチルトステアリング
ハンドルの高さを適切な位置に変えること
ができます。
レバーを押し下げ、ハンドルの高さを適切
な位置にして、レバーを元の位置まで確実
に引き上げて固定します。
レレババーー
走行中に調節するとハンドルが必要以
上に動くことがあり、思わぬ事故につ
ながるおそれがあります。調節は走行
する前に行い、ハンドルに上下方向の
力を加え固定されていることを確認し
てください。
走行中はミラーの調節を行わないでく
ださい。
●防眩式ルームミラー
夜間走行時、後続車のライトがまぶしいと
きにライトの反射を弱くできます。
ノブを動かして切り換えます。
角度調節はノブを昼間の位置にして行って
ください。
.
車との上手なつきあいかた
7
●長期間使わないで
屋外におくとき
塗装面の保護とドアまわりの凍結を防
ぐために、ボディカバーを使ってくだ
さい。
ノブ
夜間
昼間
積雪・寒冷時の取り扱い
格納するとき、エンジン部を毛
布で覆ったり、ラジエーターの
まわりに段ボールや新聞紙をは
さみ込んだりしないでください。
そのまま走行すると、火災のお
それがあります。
193
44
説明文
安全に関する表示
装置/機構について
解説
に分けて記載しています。
操作方法
※このページはサンプルページですので、記載されている内容と実車は異なります。
3
Page 5

本書の上手な使いかた
知りたい項目の説明がすぐ探せるように、いろいろな引きかたが用意されています。
タイトルから探すとき
P.5
目次()
ページインデックス:
目次と対応しているので、目的のページが
辞書を引くように探せます。
スイッチ類などの名称が
わからないとき
ビジュアル目次
P.6 9
(〜)
名称から探すとき
さくいん
P.244 253
(〜)
4
Page 6

目次
◆安全ドライブのための必読 ポイント
1.お出かけまえに
3.正しい知識で最適運転
5.駐車や停車はしっかりと
車を運転する前に
1.
・各部の開閉
・バックミラーの調節
・チャイルドシート固定装置
車を運転するときに
2.
・メーター
・スイッチの使いかた
安全装備
3.
・ エアバッグシステム
SRS
・
アンチロックブレーキシステム()
・その他の安全装備
ドライブを快適にする装備
4.
・エアコン
万一のとき
5.
・
工具・スペアタイヤ・発炎筒
・けん引
・電気系統が異常のとき
12
18
24
32
52
70
84
125
128
186
2.お子さまに思いやりを
4.オートマチック車の注意ポイント
6.こんなことにも注意をしよう
・シートの調節
・シートベルト
64
・表示灯
・運転のしかた
112
ABS
122
・オーディオ ・室内装備品
・故障したとき
180
・パンクしたとき
202
6
14
26
44
54
74
・シートベルトプリテンショナー
・四輪駆動機構()
142 160
・警告灯
92
・事故が起きたとき
182
・
オーバーヒートしたとき
190
4WD
78
124
20
120
184
200
11
31
69
111
127
179
車の手入れ
6.
・点検・整備について ・日常の手入れ ・
車との上手なつきあいかた
7.
・積雪・寒冷時の取り扱い ・こんなときは
212 214 222
224 234
・サービスデータ
・さくいん
車にあった部品の使用
211
223
238
244
・こんなことでお困りのとき 巻末
5
Page 7

ビジュアル目次
ライト/方向指示器(ウィンカー)スイッチ 、
ホーンスイッチ
メーター
表示灯
警告灯
ワイパー/ウォッシャースイッチ
非常点滅表示灯(ハザード)スイッチ
リヤデフロスタースイッチ
91
70
74
78
88
90
86
88
87
シガレットライター
灰皿
173
SRS
エアバッグシステム(運転席用)
エンジンスイッチ
ドライバーズボックス
ヒューズボックス
ボンネット解錠ノブ
6
172
112
84
176
204
36
Page 8

オートエアコン装備車
リヤデフロスタースイッチ
90
ヒーター・エアコン
オーディオ 、
パワーウィンドースイッチ
146 158
136
42
オートエアコン
オーディオ 、
※:ナビゲーションシステム装備車については、
別冊のナビゲーションシステム取扱説明書をご覧ください。
130
146 158
SRS
フューエルリッドオープナー
ドアミラー調節スイッチ
セレクトレバー 、
カップホルダー
エアバッグシステム(助手席用)
グローブボックス
96 99
発炎筒
41
53
177
112
176
180
7
Page 9

ビジュアル目次
カーゴルーム照明灯
シートベルト(チャイルドシート固定機構付き)
チャイルドシート固定専用バー
シートベルト
室内灯
170
サンバイザー
ルームミラー
170
66
54
173
52
64
セレクトレバー 、
パーキングブレーキ
フロントシート
シートバックテーブル
リヤシート
8
48
96 99
94
46
注文装備
174
Page 10

リヤワイパー
89
テールゲート
ボンネット
ワイパー
ドアミラー
燃料補給口
38
36
88
52
40
ドアの施錠・解錠
ヘッドライト 、
86 208
32
9
Page 11

10
Page 12

安全ドライブのための
必読 ポイント
ご使用の前に知っておいていただきたいこと、
守っていただきたいことをまとめてあります。
6
・・・・・・・・・・・・・・・・・・●お出かけまえに ・
・・・・・・・・・・・・●お子さまに思いやりを ・
・・・・・・・・・・・・●正しい知識で最適運転 ・
・・●オートマチック車の注意ポイント ・
・・・・・・・・・・●駐車や停車はしっかりと ・
・・・・・・●こんなことにも注意をしよう ・
12
14
18
20
24
26
Page 13

安全ドライブのための必読 ポイント
6
シートベルトを正しく着用。
<54ページ参照>
運転する人はもちろん、同乗する人
にも必ず着用させてください。
シートに深く腰かけ、背もたれは必
要以上に倒さないでください。
腰骨のできるだけ低い位置に着用し
お出かけまえに・・・
てください。
ベルトにねじれがないか確かめてく
ださい。
点検をわすれずに。
<メンテナンスノート参照>
道路運送車両法により、法定定期点
検と日常点検が義務づけられていま
す。
安全・快適にお使いいただくために、
ホンダの点検要領に従って必ず点検
してください。
日常点検は車の使用状況に応じて、
お客様の判断で適時行う点検で、お
客様自身で実施が可能な項目となっ
ています。
普段と違う点に気づいたら、ホンダ
販売店で点検を受けてください。
(音、におい、ブレーキ液の不足、
地面に油のあとが残っている時・・・)
走行中も車の状態に気を配り、いつ
もと違う音やにおい、運転感覚など
を感じたら早めに点検しましょう。
ベルトがくび、あご、顔などに当た
らないようにしてください。
一本のベルトを二人以上で使用しな
いでください。
12
Page 14

POINTS
6
燃料の入った容器やスプレー缶
などはのせないで。
引火、爆発のおそれがあります。
運転のさまたげになるものには
注意を。
運転者の足もとに、物を置かないで
ください。
フロアマットが、ペダルに引っかか
らないように注意してください。
ブレーキやアクセルのペダル操作が、
確実にできないおそれがあります。
排気ガスには十分に気をつけて。
排気ガスには無色・無臭で有害な一
酸化炭素が含まれているため、吸い
込むと一酸化炭素中毒のおそれがあ
ります。
車庫や屋内などの換気の悪いところ
では、エンジンをかけたままにしな
いでください。
車内や屋内などに排気ガスが侵入し
一酸化炭素中毒のおそれがあります。
排気管に穴や亀裂があったり、排気
音の異常に気づいたらホンダ販売店
で点検を受けてください。
車内に排気ガスが侵入するおそれが
あります。
手荷物はシートの高さを越えないよ
うにしましょう。
後方視界をさまたげたり、急ブレー
キのときなどに荷物がとび出すおそ
れがあります。
13
Page 15

安全ドライブのための必読 ポイント
6
お子さまにもシートベルトを。
お子さまにも必ずシートベルトを着
用させるか、チャイルドシート を
お使いください。
お子さまを抱いていても、衝突した
ときなどに支えることができず危険
です。
お子さまに思いやりを
乳児用シート、幼児用シート、学
※:
童用シートをまとめた総称として
お子さまは、うしろの席に。
助手席にのせるのは避けましょう。
不意の動作が気になったり、スイ
・
ッチ・レバー類のいたずらなど運
転のさまたげになるおそれがあり
ます。また、事故が起きた場合、
後席のほうが安全といわれていま
す。
インストルメントパネルに手をつ
・
いたり、顔や胸を近づけた状態で
の乗車は、 エアバッグが膨ら
む際、強い衝撃を受けるおそれが
あり危険です。
お子さまを後席に乗せることがで
・
きなく、やむをえず助手席に乗せ
るときは、一番大きなお子さまを
乗せてください。
チャイルドプルーフをお使いくださ
い。<35ページ参照>
SRS
「チャイルドシート」と呼んでいま
す。
※
14
Page 16

POINTS
6
お子さまのくびやあごにシートベル
トがあたる場合や腰骨にかからない
場合は、幼児用シートや学童用シー
トを使用してください。
シートベルトをそのまま使うと衝
・
突のときに腹部などに強い圧迫を
受けるおそれがあります。
また、ひとりですわることのでき
ない小さなお子さまは乳児用シー
トを使用してください。
チャイルドシートは安全装備です。
・
運輸大臣が型式を指定または認定
したマークが付いているもの、も
しくはアメリカやヨーロッパなど
の安全基準に合格しているものを
必ず選んでください。
シート形状などにより、チャイル
・
ドシートを正しく取り付けできな
い席があります。このようなとき
は、他の席で試してください。ま
たは、この車に合ったチャイルド
シートを使用してください。
この車には、 対応のチャ
・
ISO FIX
イルドシートを固定するための専
用バーが装備されています。
この車用に認可を取得したチャイ
ルドシートのみ、このバーを用い
て固定することができます。
チャイルドシート固定専用バー
→66ページ
ホンダ純正品をご用意しています。
・
ご購入、ご使用に際してはホンダ
販売店にご相談ください。
《選択の目安》
詳しくはチャイルドシートメーカーの
取扱説明書をご覧ください。
ISO FIX
(ベビー)
(チャイル
ド)シート
(ジュニア)
ISO FIX
(ベビー)
(チャイル
ド)シート
※:
タイプを除く
cmkg
乳児用
シート
幼児用
学童用
シート
乳児用
シート
幼児用※
〜10
7〜18
15〜32100〜135
タイプ
体重()身長( ) 参考年令
kg cm
9〜2575〜115
〜75
65〜100
〜75〜9
4か月〜4才
4才〜10才
9か月〜6才
幼児用(チャイルド)シートは学童
参考年令身長()体重()
〜12か 月
〜9か月
用(ジュニア)シートとしても使用
できます。
15
Page 17

安全ドライブのための必読 ポイント
6
チャイルドシートは確実に取り付け
てください。
お子さまを乗せるときは、チャイル
ドシートが車に確実に取り付けられ
ていることを確認してください。
また、お子さまの体をチャイルドシ
ートにきちんと固定してください。
ISO FIX
ートは、シートベルトの種類やチ
ャイルドシートの種類と取り付け
の向きによっては、固定金具(ロ
ッキングクリップ)が必要になる
ことがあります。
ISO FIX
・
は、専用バーを用いて固定します。
チャイルドシートをシートベルト
で固定する必要はありません。
詳しくはチャイルドシートメーカ
・
ーの取扱説明書をご覧ください。
対応以外のチャイルドシ
シートベルトの種類 →56ページ
チャイルドシート固定機構付き
シートベルト →64ページ
対応のチャイルドシート
チャイルドシート固定専用バー
→66ページ
助手席には乳児用シートを取り付け
ないでください。また、幼児用シー
トを後ろ向きに取り付けないでくだ
さい。
SRS
・
エアバッグが膨らむ際、乳児
用シートや、幼児用シートの背面
に強い衝撃を受け危険です。
やむをえず幼児用シートを前向き
・・
に取り付ける場合は、 エアバ
ッグから遠ざけるため、シートを
一番後ろに下げてください。
チャイルドシートを取り外したまま
車内に放置しないでください。
ブレーキや衝突のときなどにチャイ
ルドシートがとび出し傷害を受ける
おそれがあります。
お子さまを乗せないときでも確実に
取り付けるか、家などに保管してく
ださい。
SRS
16
Page 18

POINTS
6
ドア、ウィンドー、シートの操
作は必ず大人が。
手、足、くびなどをはさまないよう、
気をつけてください。
パワーウィンドーのメインスイッチ
は、にしておきましょう。
OFF
<42ページ参照>
走行中、一時停止のときなど、窓か
ら手や頭、物などを出さないよう、
注意してください。
思わぬ障害物で事故のおそれがあり
ます。
車から離れるときは、お子さま
も一緒に連れて。
お子さまだけを車内に残さないでく
ださい。
炎天下の車内は、高温になり危険
・
です。
お子さまのいたずらにより車の発
・
進、火災などの思わぬ事故につな
がるおそれがあります。
17
Page 19

安全ドライブのための必読 ポイント
6
長い下り坂ではエンジンブレー
キを。
ブレーキペダルを踏み続けて走行す
るとブレーキが過熱して、ききが悪
くなることがあります。
長い下り坂では、走行速度に合わせ、
エンジンブレーキを併用してくださ
正しい知識で最適運転
走行中ハンドルの中に手を入れて、
スイッチを操作しないでください。
ハンドル操作のさまたげになり大変
危険です。
走行中はエンジンを止めないでくだ
さい。
ブレーキ倍力装置が作用しないた
・
め、ブレーキのききが悪くなりま
す。
パワーステアリングのパワー装置
・
がはたらかなくなり、ハンドル操
作が重くなります。
い。
4速オートマチック車は□または□
を使ってください。ホンダマルチマ
チック車は、Sモードにするか□を
使ってください。
エンジンブレーキ:
走行中アクセルペダルを戻したとき
にかかるブレーキ力のことで、低速
ギヤほどよくききます。
霧が出たときは。
霧が出たときは、視界が悪くなりま
す。昼間でもヘッドライトを下向き
で点灯し、中央線、ガードレールや
前の車の尾灯などをめやすにして、
速度を落として運転してください。
D3
2
L
18
Page 20

POINTS
6
横風の強い日は。 水たまりに入ったあとはブレー
横風を受け、車が横に流されるよう
なときは、ハンドルをしっかり握り、
スピードを徐々に下げて進路を立て
直してください。
トンネルの出口、橋・土手の上、山
を削った切り通し、大型トラックを
追い越したり、追い越されたりする
ときなどには、特に横風の影響を受
けやすいので十分注意してください。
キのきき具合を確認。
水たまり走行後や洗車後は、低速で
走行しながらブレーキペダルを軽く
踏んできき具合を確認してください。
ぬれたブレーキはききが悪かったり、
ぬれていない片側だけがきいてハン
ドルをとられることがあります。
ブレーキのききが悪いときは、前後
の車に十分注意しながら低速で走行
し、ブレーキのききが回復するまで、
繰り返しブレーキペダルを踏んでく
ださい。
走行中異常があったら。
警告灯が点灯したら、ただちに安全
な場所に停車し処置をしてください。
雨天時の走行には注意を。
雨天時やぬれた道路では、路面が滑
りやすくなっておりタイヤのグリッ
プ力が低下するため、通常より注意
深い運転が必要です。
急加速、急ブレーキや急ハンドルを
避け、スピードを落として安全運転
に心がけてください。
わだちなどの水のたまりやすい場所
では、ハイドロプレーニング現象を
起こしやすくなります。
ハイドロプレーニング現象とは
→234ページ
<78ページ参照>
点灯したまま走行を続けると、思わ
ぬ事故のもとになったり、エンジン
などを損傷するおそれがあります。
走行中にタイヤがパンクやバースト
(破裂)してもあわてずに、ハンドル
をしっかり握り、徐々にブレーキを
かけてスピードを落とし、安全な場
所に停車してください。
急ブレーキや急ハンドルは車のコン
トロールを失うことがあり危険です。
床下に強い衝撃を受けたときは、た
だちに車を止めて、ブレーキ液や燃
料の漏れ、各部に損傷がないかを確
認してください。
ブレーキ液や燃料の漏れ、損傷など
により思わぬ事故につながるおそれ
があります。
19
Page 21

安全ドライブのための必読 ポイント
6
オートマチック車の特性を正し
く理解。
クリープ現象とは
エンジンがかかっているとき、セレ
クトレバーが□□以外に入っている
オートマチック車の
注意ポイント
オートマチック車は、その特性や操作
上の注意をよく理解することが大切で
す。
「オートマチック車の運転のしかた」も
あわせてお読みください。
<102ページ参照> □または□(ホンダマルチマチック
オートマチックについて
のオートマチックには、ホンダ
CAPA
マルチマチックと4速オートマチック
の2種類があります。
ホンダマルチマチックは、2つの可変
プーリーに金属ベルトを組み合わせ、
低速から高速まで無段階に変速するオ
ートマチックトランスミッションです。
と、動力がつながった状態になり、
アクセルペダルを踏まなくても車が
ゆっくりと動き出します。
これをクリープ現象といいます。
ホンダマルチマチック車は、燃費向
上や停車時の振動およびブレーキ踏
力の低減のため、ブレーキペダルを
踏んでいるときのクリープ力を弱く
設定しています。また、後退時のク
リープ力も弱く設定していますので
アクセルペダル操作は慎重に行って
ください。
キックダウンとは
D4D3
DL
車は□または□)で走行中にアクセ
ルペダルをいっぱいに踏み込むと、
自動的に変速比が変わり、エンジン
の回転数が上がって、力強い加速を
得ることができます。
これをキックダウンといいます。
PN
20
Page 22

POINTS
6
1
ブレーキは右足で。
■
ブレーキペダルは右足で踏む習慣を
つけましょう。
不慣れな左足では、適切なブレーキ
操作ができません。
2
エンジンをかけるまえに。
■
ペダルの踏みまちがいのないよう、
右足でペダルの位置を確認しておき
ましょう。
3
エンジンをかけるとき。
■
安全のため、セレクトレバーは駆動
輪が固定される□でエンジンをかけ
ましょう。
P
4
スタートするとき。
■
思いちがいを防ぐため、セレクトレ
バーの位置を目で確認しましょう。
発進時のセレクトレバーの操作は、
右足でブレーキペダルをしっかり踏
み、車が動かないようにして行いま
しょう。
アクセルペダルを踏んだまま、セレ
クトレバーを操作しないでください。
急発進して思わぬ事故のもとになり
ます。
エンジン始動直後は、自動的にエン
ジンの回転が上がり、クリープ現象
が強くなりますので、ブレーキペダ
ルはしっかり踏んでいてください。
エアコン作動時も同じです。
坂道での発進は車が後退しないよう
に必ずパーキングブレーキを併用し、
先にブレーキペダルを離してアクセ
ルペダルに踏みかえてから、パーキ
ングブレーキをもどしてください。
21
Page 23

安全ドライブのための必読 ポイント
56
走行しているとき。 停車しているとき。
■■
走行中は、セレクトレバーを□にし
ないでください。
エンジンブレーキが全くきかず、思
わぬ事故のもとになります。
上り坂で、速度を保とうとしてアク
セルペダルを踏み込んだとき、キッ
クダウンにより、急にエンジン回転
が上がり、思ったより速度が出てし
まうことがあります。
アクセルペダルは、慎重に操作して
ください。
また、すべりやすい路面やカーブで
は、急激なアクセルペダル操作は避
けてください。
下り坂では、エンジンブレーキも使
いましょう。
フットブレーキを使いすぎると、ブ
レーキが過熱して、ブレーキのきき
が悪くなるおそれがあります。
エンジンブレーキ →18ページ
N
7
■
6
車が動かないようにブレーキペダル
をしっかりと踏み、必要に応じてパ
ーキングブレーキをかけましょう。
停車中の空ぶかしは、やめましょう。
万一、セレクトレバーが□□以外の
とき、思わぬ急発進のもとになりま
す。
駐車するとき。
駐車するときは、パーキングブレー
キをかけてセレクトレバーを□に入
れ、エンジンを止めましょう。
万一、セレクトレバーが□□以外に
入っていると、クリープ現象で車が
動き出したり、乗り込むときに、誤
ってアクセルペダルを踏み込んで急
発進したりするおそれがあります。
PN
P
PN
22
Page 24

POINTS
6
ほかに気をつけたいこと。 シフトロック装置の正しい理解
後退したあとは、すぐ□から□にも
どす習慣をつけましょう。
ちょっと後退したときなど、□に入
れたことを忘れてしまうことがあり
ます。
前進から後退、後退から前進すると
きは車を完全に止め、ブレーキペダ
ルを踏んだままセレクトレバーを操
作してください。
車が完全に止まらないうちにレバー
を操作すると、トランスミッション
破損のおそれがあります。
車が完全に止まらないうちに、□に
入れないでください。
急停止して危険であるばかりでなく、
トランスミッション破損のもとにな
ります。
RN
R
P
を。
ブレーキペダルを踏んでいないと、
P
□からのセレクトレバー操作はでき
ません。
エンジンスイッチが、Iまたは
・
0のときには、ブレーキペダル
を踏んでも、レバーは操作できま
せん。
セレクトレバーボタンを押したま
・
まブレーキペダルを踏んだ場合、
レバーの操作ができないことがあ
ります。先にブレーキペダルを踏
んでください。
P
□以外では、エンジンスイッチから
キーは抜けません。
P
□以外では、キーがIから0に
回りません。
R
□に入れるとブザーが鳴ります。
セレクトレバーが□のときにブザ
・
ーが鳴り、□に入っていることを
運転者に知らせます。
車外の人には音が聞こえませんの
・
で、ご注意ください。
P
万一、□からセレクトレバーが操作
できないときは:
エンジンスイッチからキーを抜き、
・
キーをシフトロック解除穴に差し
・
込み、
キーを押しながら、セレクトレバ
・
ーを操作します。
R
R
シフトロック
解除穴
23
Page 25

安全ドライブのための必読 ポイント
可燃物には注意を。
6
枯草や紙、油、木材など燃えやすい
ものがあるところには、駐停車しな
いでください。
排気管や排気ガスの熱により、着火
するおそれがあります。
駐車や停車は
しっかりと
植込みなどにも注意して。
植込みなどの近くに駐停車するとき
には、排気ガスが当たらないように、
車の向きを決めましょう。
24
Page 26

POINTS
6
仮眠するときはエンジンを止め
る。
エンジンを必ず止めてください。
無意識にセレクトレバーを動かした
り、アクセルペダルを踏み込んだり
して、思わぬ事故を起こすおそれが
あります。
また、無意識にアクセルペダルを踏
み続けたりした場合、オーバーヒー
トなどを起こしたり、エンジンや排
気管などの異常過熱による火災事故
が発生するおそれがあります。
さらに風向や周囲の状況等によって
は、車内に排気ガスが侵入し一酸化
炭素中毒のおそれもあります。
車から離れるときには施錠を。
必ずパーキングブレーキをかけ、エ
ンジンを止め、ドアを施錠してくだ
さい。
車内の見えるところに、貴重品など
を置かないようにしましょう。
お子さまも連れていきましょう。
車の移動はエンジンをかけて。
車を移動するときは、必ずエンジン
をかけてください。
下り坂を利用しての移動などは、思
わぬ事故を招くことがあります。
坂道での駐車は。
パーキングブレーキをかけ、セレク
トレバーを□に入れてください。
さらに、タイヤに輪止めをすると効
果があります。
P
25
Page 27

安全ドライブのための必読 ポイント
アクセサリーの取り付けには注
意を。
6
ガラス面にアクセサリーなどを取り
付けないでください。
視界をさまたげたり、吸盤がレンズ
のはたらきをして火災を起こしたり、
思わぬ事故のもとになります。
こんなことにも
注意をしよう
車内にライターや炭酸飲料缶な
どを放置しないで。
タバコの吸いがらは火を消して。
タバコ、マッチなどは、確実に火を
消してから灰皿に捨て、灰皿は必ず
閉めてください。
灰皿の中に吸いがらをため過ぎたり、
燃えやすいものを入れたりしないで
ください。
炎天下での駐車などで車内温度が上
昇すると、ライターなどの可燃物は
自然発火したり、缶などは破裂した
りするおそれがあります。
26
Page 28

POINTS
6
ラジエーターキャップに気をつ
けて。
ラジエーターキャップが熱いときは、
外さないでください。
蒸気や熱湯が吹き出し危険です。 適正な性能や機能を発揮しなかっ
ハンドルをいっぱいに回した状
態をつづけない。
ハンドルをいっぱいに回した状態か
ら、さらに回そうとする力をかけつ
づけないでください。
パワーステアリングポンプがオイル
潤滑不良をおこし、損傷することが
あります。
改造はしない。
ホンダ純正部品以外の、車の性能や
機能に適さない部品を、使用しない
でください。
・
たり、思わぬ事故のもとになった
りすることがあります。
ホンダが運輸省に届け出をした部
・
品以外のものを装着すると、違反
になることがあります。
ホイールは、 専用品をご使用
ください。
専用品以外のホイールを使うと、走
行装置やブレーキ装置に支障をきた
すことがあります。
ホンダ販売店にご相談ください。
無線装置や自動車電話などの取り付
けの際には、必ずホンダ販売店にご
相談ください。
装置や取り付け方法が適切でない場
合、電子機器部品に悪影響をおよぼ
すことがあります。
CAPA
動物を乗せるときは、動きまわ
らないように注意して。
運転のさまたげになったり、急ブレ
ーキのときなどに思わぬ事故につな
がるおそれがあります。
携帯電話の使用は停車中に。
運転者は、携帯電話を走行中に使用
しないでください。
運転中の使用により周囲の状況に対
する注意が不十分になると、思わぬ
事故につながるおそれがあります。
27
Page 29

安全ドライブのための必読 ポイント
6
運転席および助手席に、 エアバ
ッグシステムが装備されています。
ハンドルを交換したり、パッドにス
テッカー類を貼ったりしないでくだ
さい。
インストルメントパネル上面には、
ステッカー類を貼ったり、アクセサ
リーや芳香剤など物を置かないでく
ださい。
また、フロントガラスにアクセサリ
ーなどを取り付けたり、ルームミラ
ーにワイドミラーを取り付けたりし
ないでください。
エアバッグが正常に機能しな
SRS
・
くなります。
作動時にこれらの物がとぶことが
・
あり危険です。
次の場合は、必ず、ホンダ販売店
・
にご相談ください。
ハンドルまわりの修理
センターコンソール付近の修理
カーステレオ等用品の取り付け
ダッシュボード周辺の板金塗装
および修理
インストルメントパネルまわり
の修理
SRS
ステッカー
芳香剤
28
ステッカー
Page 30

POINTS
6
発進するときは、まわりの状況
に十分注意して。
車のまわりには運転席から見えないと
ころ(死角)があります。発進するとき
は子供や障害物など車のまわりの状況
に十分注意してください。
駐車後に発進するときは、車のまわ
りの安全確認を十分に行ってくださ
い。
後退するときに十分な視界が得られ
ない場合は、車から降りて後方を確
認してください。
バックミラーでは確認しきれない死
角(車の直後など)があります。
信号待ちなどの停車後に発進すると
きは、つねにまわりの状況に目を配
り、安全確認を十分に行ってくださ
い。
29
Page 31

30
Page 32

車を運転する前に
●各部の開閉
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・キー ・
・・・・・・・・・・・・ドアの施錠・解錠 ・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・ボンネット ・
・・・・・・・・・・・・・・・・テールゲート ・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・燃料補給口 ・
・・・・・・・・・・・・パワーウィンドー ・
●シートの調節
・・・・・・・・・・・・・・正しい運転姿勢 ・
・・・・・・・・・・・・・・フロントシート ・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・リヤシート ・
●バックミラーの調節
・・・・・・・・・・・・・・・・ルームミラー ・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・ドアミラー ・
●シートベルト
・・・・・・・・・・・・・・・・シートベルト ・
・・・・・・・・・・・・・・・・着用のしかた ・
32
32
36
38
40
42
44
46
48
52
52
54
60
●チャイルドシート固定装置
チャイルドシート固定機構付き
・・・・・・・・・・・・・・シートベルト ・
チャイルドシート
・・・・・・・・・・・・・・固定専用バー ・
64
66
Page 33

各部の開閉
キー ドアの施錠・解錠
キーは、エンジンの始動、停止のほかに、
ドア、テールゲートの施錠・解錠に使え
ます。
キキーーレレススエエンントトリリーー用用発発信信器器
タタイイププ別別装装備備
キキーーナナンンババーー
キーレスエントリー用発信器はドアとテ
ールゲートの施錠・解錠がキーを使わず
にできます。
キーレスエントリー →34ページ
キーレステールゲートオープナー
→38ページ
キーナンバーを控えておいてくだ
さい。キーを紛失したときは、キ
ーナンバーをホンダ販売店へご連
絡いただければ、購入することが
できます。
キーレスエントリー用発信器を紛
失したときは、ホンダ販売店へご
連絡ください。
ドアは確実に閉めてください。半
ドアでは、走行中にドアが開き思
わぬ事故の原因になるおそれがあ
ります。
ドアは不用意に開けると後続車な
どがぶつかることがあるので周囲
の安全を確かめてから開けてくだ
さい。
強風時にドアを開閉するときは、
風にあおられないよう注意してく
ださい。
車から離れるときは、エンジンを
止めドアを必ず施錠してください。
また、車内の見えるところに、貴
重品などを置かないようにしまし
ょう。
運転席ドアの解錠・施錠に連動し
て、室内灯が点灯・消灯します。
室内灯 →170ページ
パワードアロック
運転席ドアを施錠(解錠)すると、他のす
べてのドアとテールゲートも同時に施錠
(解錠)します。
32
Page 34

.車を運転する前に
1
各部の開閉
●車外から行う場合
キーを確実に差し込んで回します。
施施錠錠
解解錠錠
●車内から行う場合
ノブを矢印の方向に動かします。
解解錠錠
施施錠錠
ノノブブ
●キーを使わないで施錠する場合
キー閉じ込み防止のため、キーを
持っていることを確認してから施
錠しましょう。
運転席ドア
ドアのハンドルを引いたままノブを施
錠の方向に動かします。
ノノブブ
ハハンンドドルル
ドアを閉めます。
その他のドア
ノブを施錠の方向に動かしてドアを閉め
ます。
33
Page 35

●キーレスエントリー
タイプ別装備
ドアとテールゲートの施錠・解錠がキー
を使わずにできます。
発信器のボタンを押すとすべてのドアと
テールゲートが施錠(解錠)され、もう一
度押すと解錠(施錠)されます。
ボボタタンン
発発信信器器
発信器には、精密な電子部品が組
み込まれています。発信器の故障
を防ぐため、次のことをお守りく
ださい。
直射日光が当たるところやイン
・
ストルメントパネルの上など、
高温になるところに置かないで
ください。
衝撃を与えないでください。
・
水にぬらさないでください。
・
微弱電波を使用しているため、周
囲の状況により作動範囲が変化す
ることがあります。
キーレスエントリー用発信器で解
錠してから約30秒以内にドア、テ
ールゲートを開けなかった場合は、
自動的に再度施錠されます。
エンジンスイッチにキーが差し込
まれているときやドア、テールゲ
ートが開いているときは、キーレ
スエントリーは作動しません。
車を離れるときは、ドアハンドル
を引いて施錠されていることを確
認してください。
34
Page 36

.車を運転する前に
1
各部の開閉
発信器のボタンを押しても作動距離が不
安定になった場合は、電池の消耗が考え
られますので早めに電池を交換してくだ
さい。
・・・・・・・・使用電池 ・ボタン電池 1616
CR
カバーに傷を付けないようにコイン等に
布を巻いてカバーを外し、電池を交換し
ます。
カカババーー
電電池池
液漏れなどを防ぐため、電池の◯
−
極と◯極は正しく取り付けてくだ
+
さい。
電池はホンダ販売店または時計店、
カメラ店などでお求めください。
●チャイルドプルーフ
ノブの位置に関係なく、後席ドアが車内
から開かなくなります。お子さまを乗せ
るときなどにお使いください。
ツマミを施錠の位置にしてドアを閉めま
す。
解解錠錠
施施錠錠
ツツママミミ
ドアを開く場合は、外側のドアハンドル
で開けます。
車内から開けたい場合は、ノブを
解錠状態にして後席ウィンドーを
下げ窓から手を出して外側のドア
ハンドルを引いてください。
35
Page 37

ボンネット
必ずステーを確実にかけ、固定します。
●開けかた
運転席足元のノブを引きます。
ノノブブ
ボンネット前部が少し浮き上がるので、
レバーを左へ押しながら開けます。
レレババーー
スステテーー
ククラランンププ
●閉めかた
ステーを外し、クランプに納めます。
ボンネットを静かに下げ、手を離します。
ボンネットが完全に閉まっていることを
確認します。
36
ワイパーアームを起こした状態で
ボンネットを開けないでください。
ボンネットがワイパーに当たり、
ボンネットやワイパーが損傷しま
す。
Page 38

1
ボンネットを閉めるときは、手な
どをはさまないように注意してく
ださい。
ボンネットを開けているときに、
風にあおられてステーが外れるこ
とがあります。特に風の強いとき
は、ご注意ください。
ボンネットが完全に閉まっていな
いままで走行すると開くことがあ
ります。走行前に必ず確認してく
ださい。
.車を運転する前に
各部の開閉
37
Page 39

テールゲート
●施錠・解錠
車外から行う場合
キーを確実に差し込んで矢印の方向に回
します。
解解錠錠
施施錠錠
キキーー
キーレステールゲートオープナー
タイプ別装備
キーレスエントリー用発信器を使ってテ
ールゲートの施錠・解錠ができます。
発信器のボタンを押すとすべてのドアと
テールゲートが施錠(解錠)され、もう一
度押すと解錠(施錠)されます。
ボボタタンン
発発信信器器
車内から行う場合
運転席ドア部のノブを操作すればすべて
のドアとテールゲートの施錠(解錠)がで
きます。
解解錠錠
施施錠錠
38
キーレスエントリー →34ページ
ノノブブ
Page 40

.車を運転する前に
1
●開閉
テールゲートを解錠してから、ハンドル
を引き静かに引き上げて開けます。
ハハンンドドルル
閉めるときはプルハンドルを利用すると
便利です。
ププルルハハンンドドルル
各部の開閉
テールゲートを閉めるときは手な
どをはさまないように注意してく
ださい。
エンジンをかけた状態で手荷物を
出し入れするときは、排気管の後
方に立たないでください。
やけどなど思わぬけがをすること
があります。
カーゴスペース内には人を乗せな
いでください。
ブレーキや加速、衝突のときなど
にけがをするおそれがあります。
テールゲートを開けたまま走行し
ないでください。車内に排気ガス
が侵入するおそれがあります。
39
Page 41

燃料補給口
燃料補給口は車の左側後方にあります。 燃料補給時は火気厳禁です。
燃料は引火しやすいため火災や爆
無鉛ガソリン使用燃料:
タンク容量:
40
発のおそれがあります。
エンジンは必ず止めてください。
・
タバコなどの火気を近づけない
・
でください。
有鉛ガソリンを使うと、触媒装置
などを損ないます。また、粗悪ガ
ソリンや不適切な燃料添加剤を使
うと、エンジンなどに悪影響を与
えます。
40
Page 42

.車を運転する前に
1
●開けかた ●閉めかた
運転席右下にあるフューエルリッドオ
ープナーを引き上げてリッドを開けま
す。
フフュューーエエルルリリッッドドオオーーププナナーー
キャップをゆっくり回して開けます。
キャップをカチッという音が2回以上
するまで締め付けます。フューエルリッ
ドは手で押さえつければ閉まります。
キャップが確実に閉まっているこ
とを確認してください。
確実に閉まっていないと走行中に
燃料がもれ、火災になるおそれが
あります。
各部の開閉
フフュューーエエルルリリッッドド
ゆゆっっくくりり開開けけるる
キャップはゆっくり開けてくださ
い。
急激に開けると燃料補給口より吹
き返しが発生し、火災になるおそ
れがあります。
キキャャッッププ
41
Page 43

パワーウィンドー
エンジンスイッチがのとき、ウィン
ドーの開閉ができます。
II
●運転席以外のウィンドーの開閉
メインスイッチをにしてから、ス
イッチを操作します。
スイッチを操作している間、作動します。
ON
開閉は、それぞれのドアにあるスイッチ
で操作します。
運転席スイッチは、助手席および後席
・
ウィンドーも操作できます。
●運転席ウィンドーの開閉
スイッチを軽く操作している間、作動し
ます。
強く操作すると、自動で全開(全閉)しま
す。
開けるとき・・・スイッチを押します。
閉めるとき・・・スイッチを引き上げます。
閉閉
AAUUTTOO
ススイイッッチチ
開開
自動開閉中にウィンドーを停止させると
きは、スイッチを作動方向とは逆へ軽く
操作します。
・運転席ドアスイッチ
開けるとき・・・スイッチを押します。
閉めるとき・・・スイッチを引き上げます。
メメイインンススイイッッチチ
・その他のドアスイッチ
閉閉
開開
開開
閉閉
閉閉
開開
開けるとき・・・スイッチを下に押します。
閉めるとき・・・スイッチを上に押します。
閉閉
開開
42
Page 44

.車を運転する前に
1
運転席以外のウィンドーを動かなくした
いとき(メインスイッチ)
メインスイッチをにしておけば、
運転席以外のウィンドーは作動しません。
OFF
各部の開閉
パワーウィンドーを閉めるときは、
手やくびなどをはさまないように
してください。
ドアガラスにはさまれて重大な傷
害を受けるおそれがあります。
特にお子さまには気をつけてくだ
さい。
車から離れるときはキーを抜き、
お子さまも一緒に連れて行ってく
ださい。
いたずらなど誤った操作をして思
わぬ事故につながるおそれがあり
ます。
ウィンドーの開閉はお子さまでは
なく大人が操作するようにしてく
ださい。
小さなお子さまが同乗していると
きは、お子さまが誤って操作しな
いよう、メインスイッチを
にしておきましょう。
後席(左、右)のウィンドーは、全
開しません。
OFF
43
Page 45

シートの調節
正しい運転姿勢
運転者は正しい運転姿勢がとれるようにシートを調節します。
正しい運転姿勢とは、シートに深く腰かけた状態で、背もたれから背を離すことなくペ
ダルを十分に踏み込め、ハンドルが楽に操作できる姿勢をいいます。
背背すすじじををののばばしし背背ももたたれれににかかるるくくつつけけるる
ひひじじががわわずずかかにに
曲曲ががるる
シシーートトにに深深くく
腰腰かかけけるる
ブブレレーーキキペペダダルルをを右右足足ででいいっっぱぱいいにに踏踏みみ込込んんだだととききににひひざざががわわずずかかにに曲曲ががるる
同乗者も、シートに深く腰かけ、背もたれから背を離さないようにしてください。
助手席同乗者はインストルメントパネルに顔や胸が必要以上に近づかないように、シー
トを後ろに下げます。
44
Page 46

.車を運転する前に
1
シートの調節
シートに深く腰かけてください。
また、背もたれは必要以上に倒さ
ないでください。
寝そべった姿勢では、衝突したと
きなどにシートベルトの下に滑り
込んだりして、重大な傷害を受け
るおそれがあります。
エアバッグに必要以上に近づ
SRS
くと、 エアバッグが膨らむ際、
SRS
強い衝撃を受け、重大な傷害を受
けるおそれがあります。
運転者は正しい運転姿勢がとれ
・
る範囲で、シートを後ろに下げ
てください。
助手席同乗者はインストルメン
・
トパネルに近づかないように、
シートを後ろに下げてください。
走行中に調節するとシートが必要
以上に動くことがあり、思わぬ事
故につながるおそれがあります。
調節は走行する前に行い、シート
を前後にゆすって確実に固定され
ていることを確認してください。
背もたれと背中の間にクッション
などをいれないでください。
正しい運転姿勢がとれないばかり
か、シートベルトなどの効果が十
分に発揮されないおそれがありま
す。
シートを操作するときは、操作す
る人やまわりの人の手や足などを
はさまないように十分注意してく
ださい。
シートアンダーボックス(注文装
備)以外のシートの下に物を置か
ないでください。
物がはさまってシートが固定され
ず思わぬ事故につながるおそれが
あります。
45
Page 47

フロントシート
●背もたれの調節
●前後位置の調節
レレババーー
レレババーーをを引引きき上上げげ
ななががらら調調節節
シートバックテーブル装備車
助手席シートの前後の調節は、シ
ート後方からも調節できます。
助手席に同乗者がいないときに調
節してください。
レレババーー((後後方方))
レレババーーをを引引きき上上げげ
ななががらら調調節節
レレババーー
●高さの調節(運転席のみ)
ダダイイヤヤルルをを
回回ししてて調調節節
ダダイイヤヤルル
46
Page 48

.車を運転する前に
1
●ヘッドレストの調節
走行する前に耳とヘッドレストの中心が
同じ高さになるように調節し、確実に固
定します。
背が高い人は、固定できる範囲で一番高
い位置にしてお使いください。
高くするときは、ヘッドレストを持ち上
げます。
低くするときはノブを押しながらヘッド
レストを下げます。
押押すす
ノノブブ
シートの調節
ヘッドレストを外した状態で走行
しないでください。また、固定で
きる高さを越えて使わないでくだ
さい。
衝突のときなどに重大な傷害を受
けるおそれがあります。
走行前に必ず正しい位置に調節し
てください。
47
Page 49

リヤシート
●前後位置の調節
レレババーーをを引引きき上上げげ
ななががらら調調節節
レレババーー
タイプ別装備
●背もたれの調節
ノブを引き上げながら、背もたれの角度
を調節します。
片側ずつ独立して行えます。
ノノブブをを引引きき上上げげ
ななががらら調調節節
ノノブブ
前後位置の調節は、シート後方か
らもできます。後席に同乗者がい
ないときに調節してください。
レレババーーをを水水平平にに手手前前にに
引引いいてて、、そそののまままま
上上にに持持ちち上上げげ
ななががらら調調節節
レレババーー
持持ちち
上上げげるる
引引くく
●背もたれの倒しかた
ノブを引き上げながら、背もたれを前に
倒します。
片側ずつ独立して行えます。
ノノブブをを引引きき上上げげるる
ノノブブ
レバーの上に乗ったり大きな力を
加えないでください。レバーが破
●起こしかた
損するおそれがあります。 後ろへ押しつけて固定します。
48
Page 50

1
倒した背もたれの上やカーゴルー
ム内には人を乗せて走行しないで
ください。
ブレーキや加速、衝突のときなど
にけがをするおそれがあります。
背もたれを起こすときは、シート
ベルトを背もたれではさみ込まな
いようにしましょう。はさまれる
と正しく着用できません。
背もたれを起こしたときは、背も
たれを前後にゆすって確実に固定
されていることを確認してくださ
い。
.車を運転する前に
シートの調節
49
Page 51

前席フルフラットシート
レバーを引き上げながらフロントシー
トを前方いっぱいに動かします。
ツイッテル、L
前席シートをフルフラットにできます。
レバーを引き上げながらリヤシートを
後方いっぱいに動かします。
片側ずつ独立して行えます。 背もたれを後ろに倒して固定します。
ノブを押して、フロントシートのヘッ
ドレストを外します。
ノノブブ
押押すす
レレババーー
元に戻すときは逆の手順で行います。
50
Page 52

.車を運転する前に
1
シートの調節
フルフラット状態で、人や荷物な
どを乗せたまま走行しないでくだ
さい。
ブレーキをかけたときなどに、思
わぬ事故につながるおそれがあり
ます。
フルフラット状態で、シートの上
を走り回らないでください。
また、シートの上を移動するとき
は、シートの中央を踏んでゆっく
りと移動してください。
シートの端を踏むと足を踏み外す
おそれがあります。
操作するときは、手や足などをは
さまないように十分注意してくだ
さい。
背もたれを起こすときは、シート
ベルトを背もたれではさみ込まな
いようにしましょう。はさまれる
と正しく着用できません。
フルフラットにしたときや元に戻
したときは、シートを前後にゆす
って確実に固定されていることを
確認してください。
フロントシートの背もたれを起こ
すときは、背もたれが急に戻るの
で必ず手を添えて操作してくださ
い。
51
Page 53

バックミラーの調節
ルームミラー ドアミラー
走行中はミラーの調節を行わない
でください。
●防眩式ルームミラー
タイプ別装備
夜間走行時、後続車のライトがまぶしい
ときにライトの反射を弱くできます。
ノブを動かして切り換えます。
ノノブブ
夜夜間間
角度調節はノブを昼間の位置にして行っ
てください。
昼昼間間
ミラーを格納したまま走行しない
でください。また、走行中はミラ
ーの調節を行わないでください。
ミラーを格納するときは、周囲の
人の手などをはさまないようにし
てください。
●格納のしかた
ミラーを折りたたむことができます。狭
い所へ駐車をするときに便利です。
走行するときは、必ず元に戻してくださ
い。
手動格納式
52
Page 54

.車を運転する前に
1
バックミラーの調節
電動格納式
エンジンスイッチがのとき、スイッ
タイプ別装備
II
チで左右のミラーをたたむことができま
す。
格納スイッチを押すごとに
OFF
が切り換わります。
格納スイッチの状態 ミラーの状態
ON
OFF
押押すす
ON
●角度調節のしかた
エンジンスイッチがのときスイッチ
を操作すると、ミラーの角度調節ができ
ます。
左右切り換えスイッチを調節したい方
に動かします。
調節スイッチで角度を調節します。
調調節節ススイイッッチチ 左左右右切切りり換換ええススイイッッチチ
直接手で鏡面を動かして角度を調節する
こともできます。
II
格格納納ススイイッッチチ
エンジンスイッチが0またはIのと
きは手動で操作ができます。
次の場合は手動で操作しても、ミ
ラーは自動的に格納スイッチの状
態に戻ります。
エンジンスイッチがのとき
・
手動で操作したあとにエンジン
・
スイッチをにしたとき
II
II
53
Page 55

シートベルト
シートベルト
シートベルトは、車を運転するまえに運転者は正しい運転姿勢で着用し、同乗者にも必
ず着用させてください。
ベベルルトトががねねじじれれてていいなないいこことと
ベベルルトトががくくびび、、ああごご、、顔顔ななどどにに
当当たたららなないいこことと
ベベルルトトににたたるるみみががなないいこことと
54
ベベルルトトをを腰腰骨骨ののででききるるだだけけ低低いい位位置置ににかかけけるる
Page 56

.車を運転する前に
1
シートベルト
シートベルトは全員が着用してく
ださい。
着用しないと、衝突したときなど
に重大な傷害を受けたり死亡する
ことがあります。
シートに深く腰かけてください。
また、背もたれは必要以上に倒さ
ないでください。
寝そべった姿勢では、衝突したと
きなどにシートベルトの下に滑り
込んだりして、重大な傷害を受け
るおそれがあります。
お子さまにもシートベルトを着用
させるか、チャイルドシートをお
使いください。
お子さまを抱いていても、衝突し
たときなどに支えることができず、
お子さまが重大な傷害を受けたり
死亡するおそれがあります。
シートベルトを正しく着用してい
ないと本来の機能をはたさず、衝
突のときなどにけがをするおそれ
があります。
ベルトは必ず腰骨のできるだけ
・
低い位置にぴったり着用してく
ださい。
ベルトが腰骨からずれていると
腹部などに強い圧迫を受けます。
ベルトはねじれがないように着
・
用してください。
ねじれがあるとベルトの幅が狭
くなり、局部的に強い力がかか
ります。
ベルトがくび、あご、顔などに
・
当たらないように着用してくだ
さい。
一本のベルトを二人以上で使用
・
しないでください。
三点式シートベルトは腕の下に
・
通して着用しないでください。
ベルトが肩に十分かかっていな
いと前方に投げ出されるおそれ
があります。
ベルトにはクリップや洗たくば
・
さみなどでたるみをつけないで
ください。
妊娠中の女性や疾患のあるかたの
ベルトの着用は、万一のとき腹部、
胸部、肩部などに圧迫を受けるこ
とがありますので、医師にご相談
ください。
55
Page 57

●シートベルトの種類
シート
フロントシート
リヤシート
ELR
付三点式シートベルト:
体の動きにあわせて伸縮し、強い衝撃を受けるとベルトが自動的にロックします。
・ 付三点式シートベルト:
ELR ALR
通常は シートベルトとして機能します。
ELR
はチャイルドシートを固定する機構です。
ALR
左右
中央
付三点式シートベルト
ELR
・ 付三点式シートベルト
ELR ALR
マニュアル二点式シートベルト
チャイルドシート固定機構付きシートベルト →64ページ
シートベルトの種類
56
Page 58

.車を運転する前に
1
シートベルト
●三点式シートベルト
シートベルト警告灯
エンジンスイッチをにすると、運転
席シートベルトを着用するまでメーター
内のシートベルト警告灯が点灯し続けま
す。
チャイルドシート固定機構
(後席外側2座席)
後席シートベルトを着用した状態
で上体を大きく動かしたときに、
シートベルトがすべて引き出され
てチャイルドシート固定機構が作
動することがあります。
このときは、チャイルドシート固
定機構を解除してから再度シート
ベルトを着用してください。
解除のしかた →65ページ
II
→64ページ
シートベルトガイド
後席のシートベルトを使用するときは、
ベルトをガイドの上に通して使用します。
ガガイイドド
●二点式シートベルト
体にあわせてベルトの長さを調節します。
シートベルトプリテンショナー
(前席のみ)
→120ページ
57
Page 59

●お子さまを乗せるときは
お子さまは、後席に乗せシートベルトを
着用させてください。
ただし、装備されているシートベルトは
大人用ですので、ベルトがくびやあごに
当たる場合や腰骨にかからない場合は、
幼児用シートや学童用シートを使用して
ください。シートベルトをそのまま使う
と、衝突のときに腹部などに強い圧迫を
受けるおそれがあります。
また、ひとりですわることのできない小
さなお子さまは乳児用シートを使用して
ください。
お子さまを後席に乗せることができなく、
やむをえず助手席に乗せるときは、一番
大きなお子さまを乗せてください。
助手席には乳児用シートを取り付
けないでください。また、幼児用
シートを後ろ向きに取り付けない
でください。 エアバッグが膨
らむ際、乳児用シートや、幼児用
シートの背面に強い衝撃を受け、
重大な傷害を受けたり、死亡する
おそれがあります。
また、やむをえず幼児用シートを
前向きに取り付ける場合は、
エアバッグから遠ざけるため、シ
ートを一番後ろに下げてください。
SRS
SRS
58
Page 60

.車を運転する前に
1
シートベルト
乳児用シート、幼児用シート、学童用シートは、お子さまの体重や身長によりお
使いになれるタイプや取り付け方法が異なります。
ISO FIX
対応以外のチャイルドシートは、シート形状などにより、チャイルドシ
ートを正しく取り付けできない席があります。このようなときは、他の席で試し
てください。または、この車に合ったチャイルドシートを使用してください。
ISO FIX
対応のチャイルドシートは、専用バーを用いて固定します。チャイルド
シートをシートベルトで固定する必要はありません。
ホンダ純正品をご用意しています。ご購入、ご使用に際してはホンダ販売店にご
相談ください。
《選択の目安》
詳しくはチャイルドシートメーカーの取扱説明書をご覧ください。
ISO FIX ISO FIX
タイプを除く タイプ
乳児用
(ベビー)
シート
幼児用
(チャイルド)
シート
学童用
(ジュニア)
シート
kg cm kg cm
体重()
7〜18
15〜32
〜10
身長()
〜75
65〜100
100〜135
4か月〜4才 9か月〜6才
参考年令
〜12か 月
4才〜10才
乳児用
(ベビー)
シート
幼児用※
(チャイルド)
シート
※:
体重()身長()
〜9
9〜2575〜115
幼児用(チャイルド)シートは学
童用(ジュニア)シートとしても
使用できます。
〜75
参考年令
〜9か月
59
Page 61

●シートベルトの取り扱い、手入れ
ベルトを着用した状態で万一、事故に
・
あった場合は機能を損なっている可能
性があるため、ベルト一式を交換して
ください。
前席シートベルトは、前席に乗員がい
なくても、 エアバッグが作動する
ような事故にあった場合は、プリテン
ショナーも作動するため、ベルト一式
を交換してください。
また、ベルトにほつれ、すりきれ、破
れなどができたときも交換してくださ
い。
シートベルトを十分に機能させるため
・
に、バックルおよび自動巻き取り装置
の内部に異物を入れないようにしてく
ださい。
ベルトが汚れた場合は、中性洗剤を溶
・
かしたぬるま湯に布をひたしてふき取
り乾かしてください。薬剤を使ったり
漂白や染色は絶対しないでください。
ベルトを弱めます。
SRS
着用のしかた
●三点式シートベルト
正しい運転姿勢でシートにすわります。
(→44ページ)
タングプレートをつかみ、ゆっくり引
き出します。
ゆっくり引く
ねじれのないことを確認します
ベルトにねじれがないようにし、タン
グプレートをバックルの中へカチリ
と音がするまで差し込みます。
バックル
60
タングプレート
ベルトがねじれたり、引っかかったり
していないかを確認します。
Page 62

.車を運転する前に
1
シートベルト
ベルトを腰骨のできるだけ低い位置に
かかるように引き、たるみがないよう
に身体に密着させます。
ででききるるだだけけ低低いい位位置置
外すときはバックルのボタ
PRESS
ンを押します。
ベルトが自動的に収納されますので、
ひっかかったり、ねじれたりしていな
いかを確認します。
PPRREESSSS
ボボタタンン
ショルダーアンカーの高さ調節
(前席のみ)
座高に合わせて、ショルダーアンカーの
高さを調節できます。
通常はベルトが肩から外れないように最
上段で使いますが、ベルトがくびに当た
るときは、一段ずつ下げて調節してくだ
さい。
シショョルルダダーーアアンンカカーー
押押すす
調節後は、ショルダーアンカーが
確実に固定されていることを確認
してください。
61
Page 63

●二点式シートベルト
タングプレートは差し込む相手を間違え
ないようにしてください。タングプレー
トとバックルに(センター)の
表示があります。
CENTER
ババッッククルル
アジャスターを図のようにし、ベルト
を引いて必要な長さより少し長めにし
ます。
アアジジャャススタターー
引引いいててベベルルトトをを
伸伸ばばししまますす
90°
タタンンググププレレーートト
ベルトにねじれがないようにし、タン
グプレートをバックルの中へカチリ
と音がするまで差し込みます。
タタンンググププレレーートト
ババッッククルル
62
Page 64

.車を運転する前に
1
腰骨にかかるようにベルトを図のよう
に引き、腰部に密着させます。
引引くく
シートベルト
シートベルトを使わないときは、
シートベルトとバックルを図のよ
うに収納できます。
外すときはバックルのボタ
ンを押します。
外したベルトはタングプレートとバッ
クルを結合しておきます。
PRESS
63
Page 65

チャイルドシート固定装置
チャイルドシート固定機構
付きシートベルト
(後席外側2座席)
後席外側の三点式シートベルトには、チ
ャイルドシート固定機構がついています。
シートベルトを引き出し方向に動かない
ようにできるため、チャイルドシートを
固定することができます。
取り付けかたは、チャイルドシートの形
状、取り付け方法によって異なります。
チャイルドシートメーカーの取扱説明書
にしたがって取り付けてください。
ISO FIX
を取り付けるとき
対応のチャイルドシート
チャイルドシート固定専用バー
→66ページ
●チャイルドシートを取り付けると
き
チャイルドシートをリヤシートに置き
ます。
ベルトにねじれがないことを確認し、
タングプレートをバックルの中へカ
チリと音がするまで差し込みます。
タングプレート
バックル
ベルトをゆっくりと引き出します。す
べて引き出すと、チャイルドシート固
定機構が作動します。
64
Page 66

.車を運転する前に
1
ベルトを少し巻き取らせます。カチ
カチと音がしますが、これはチャイ
ルドシート固定機構の作動音です。こ
のとき、ベルトが引き出し方向に動か
ないことを確認します。ベルトが引き
出し方向に動く場合は、再度ベルトを
すべて引き出してください。
必ずベルトが引き出し方向に動か
ないことを確認してください。
ベルトが引き出し方向に動く状態
では、チャイルドシート固定機構
が作動していないので、ブレーキ
や衝突のときなどにチャイルドシ
ートがとび出し傷害を受けるおそ
れがあります。
チャイルドシート固定装置
チャイルドシートを前後左右にゆ
すって確実に固定されていること
を確認してください。
確実に固定されていないとブレー
キや衝突のときなどにチャイルド
シートがとび出し傷害を受けるお
それがあります。
●解除のしかた
チャイルドシートからベルトを外しま
す。
ベルトガイドからベルトを外し、いっ
ぱいまで巻き取らせると、チャイルド
シート固定機構は解除されます。
ガガイイドド
チャイルドシートに体重をかけてリヤ
シートに押しつけながら、ベルトを巻
き取らせ、しっかりと固定します。
シートベルトがベルトガイドにか
かっていると、シートベルトがい
っぱいまで巻き取れずチャイルド
シート固定機構を解除できないこ
とがあります。
65
Page 67

チャイルドシート固定専用
バー(後席外側2座席)
ISO FIX後席外側の2座席には、 対応の
チャイルドシートを固定するための専用
バーが装備されています。
この車用に認可を取得したチャイルドシ
ートのみ、このバーを用いて固定するこ
とができます。
この場合、チャイルドシートをシートベ
ルトで固定する必要はありません。
ホンダ純正品をご用意しています。
ご購入、ご使用に際してはホンダ販売店
にご相談ください。
チャイルドシート固定機構付きシ
ートベルトを使って取り付けると
き
→64ページ
66
Page 68

1
●チャイルドシートを取り付けると
き
シート地の切れ目から、チャイルドシ
ート装着用専用バーの位置を確認しま
す。
固固定定専専用用ババーー
チャイルドシートをシートメーカーの
取扱説明書にしたがって取り付けます。
.車を運転する前に
チャイルドシートを取り付けると
きは、専用バー周辺に異物がない
こと、シートベルトなどのかみ込
みがないことを確認してください。
異物やシートベルトなどをかみ込
むとチャイルドシートが確実に固
定されず、ブレーキや衝突のとき
などにチャイルドシートがとび出
し傷害を受けるおそれがあります。
チャイルドシートを前後左右にゆ
すって確実に固定されていること
を確認してください。
確実に固定されていないとブレー
キや衝突のときなどにチャイルド
シートがとび出し傷害を受けるお
それがあります。
チャイルドシート固定装置
後席右側にチャイルドシートを取
り付けるときは、二点式シートベ
ルトを結合してください。また、
後席シートベルトのバックルを収
納するときは、最後まで確実に押
し込んでください。
固固定定専専用用ババーー
ババッッククルル
ババッッククルル
結結合合すするる
●取り外すとき
シートメーカーの取扱説明書にしたがっ
て取り外します。
67
Page 69

68
Page 70

車を運転するときに
●メーター
●表示灯
●警告灯
・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・警告灯の電球切れの点検 ・
●スイッチの使いかた
・・・・・・・・・・・・エンジンスイッチ ・
・・・・・・・・・・・・・・ライトスイッチ ・
方向指示器(ウィンカー)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・スイッチ ・
非常点滅表示灯(ハザード)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・スイッチ ・
ワイパー/ウォッシャー
・・・・・・・・・・・・・・・・・・スイッチ ・
・・・・・・・・・・・・・・ホーンスイッチ ・
・・・・リヤデフロスタースイッチ ・
70
74
78
83
84
86
87
88
88
90
91
●運転のしかた
・・・・・・・・・・エンジンのかけかた ・
・・・・・・・・・・パーキングブレーキ ・
・・・セレクトレバーの操作 ・
オートマチック車の運転の
・・・・・・・・・・・・・・・・・・しかた ・
92
94
、
96 99
102
Page 71

メーター
イラストは代表例を掲載しています。
タタココメメーータターー
水水温温計計
ススピピーードドメメーータターー
燃燃料料計計 オオドド//トトリリッッププメメーータターー
セセレレククトト//リリセセッットトノノブブ
70
Page 72

.車を運転するときに
2
スピードメーター 燃料計
走行速度を で示します。
km/h
タコメーター
す。
エンジンスイッチがのとき、燃料の
残量を示します。
Eに近づいたら早めに補給してくださ
い。1分間あたりのエンジン回転数を示しま
メーター
II
燃料補給について →40ページ
エンジン故障の原因となりますの
で、限界回転数以上(レッドゾー
ン)に入らないように運転してく
ださい。特に高速走行時、変速
(シフトダウン)するときには注意
してください。
・・・・・・・・限界回転数 ・6,900
rpm
燃料補給後、エンジンスイッチを
にしてから正しい量を示すま
II
で、しばらく時間がかかります。
71
Page 73

エンジン冷却水の温度を示します。
走行中はの目盛より下側をさすのが
正常です。
H
針がの目盛に入った場合はオ
H
ーバーヒートのおそれがあります。
ただちに安全な場所に停めてエン
ジンを冷やしてください。
そのまま走行を続けるとエンジン
故障の原因となります。
オーバーヒートしたとき
→200ページ
オド/トリップメーター水温計
エンジンスイッチをにするとオドメ
ーターまたはトリップメーターが表示さ
れます。
表示の切り換え
セレクト/リセットノブを短く押すごと
に
・・・オドメーター→トリップメータ
ー→オドメーター・・・
ります。
オドメーター
走行距離の累計を で示します。
トリップメーター
リセットしてからの走行距離を で示
します。リセットはセレクト/リセット
ノブを約1秒押します。
II
の順に切り換わ
km
km
72
Page 74

.車を運転するときに
2
メーター
73
Page 75

表示灯
ヘヘッッドドラライイトト上上向向きき表表示示灯灯 方方向向指指示示器器表表示示灯灯
イラストは代表例を掲載しています。
74
セセレレククトトポポジジシショョンン表表示示灯灯
ホンダマルチマチック車 4速オートマチック車
SSモモーードド表表示示灯灯
Page 76

.車を運転するときに
2
表示灯はタイプ等により、装備の有無があります。下表の装備一覧をご覧ください。
表示灯
4速オートマチック車
表示灯
ホンダマルチマチック車
方向指示器表示灯
ヘッドライト上向き
(ハイビーム)表示灯
セレクトポジション表示灯
Sモード表示灯
○
○
○
○
○
○
○
○:標準装備
75
Page 77

方向指示器表示灯 ヘッドライトの上向き(ハイビーム)
方向指示器のランプの点滅状態を表示し
ます。
電球が切れたときや、ワット(W)
数の違ったものを使ったときは、
表示灯の点滅周期が異常になりま
す。
電球(バルブ)の交換 →206ページ
電球(バルブ)のワット数
→240ページ
表示灯
ヘッドライトが上向きのときに点灯しま
す。
76
Page 78

.車を運転するときに
2
表示灯
(4速オート
マチック車)
(ホンダマルチ
マチック車)
セレクトポジション表示灯
使用中のセレクトレバー位置が表示され
ます。
ホンダマルチマチック車
トランスミッションが異常のときには、
D
□が点滅します。
トランスミッション警告灯 →82ページ
Sモード表示灯
ホンダマルチマチック車
Sモードのときに点灯します。
エンジンスイッチをにしたときに点
灯し、数秒後に消灯するのが正常です。
モード切り換えスイッチ →98ページ
II
77
Page 79

警告灯
イラストは代表例を掲載しています。
PPGGMM--FFII
油油圧圧警警告告灯灯
警警告告灯灯
トトラランンススミミッッシショョンン警警告告灯灯
燃燃料料残残量量警警告告灯灯
AABBSS
警警告告灯灯充充電電警警告告灯灯
ブブレレーーキキ警警告告灯灯
SSRRSS
エエアアババッッググシシスステテムム警警告告灯灯
ドドアア//テテーールルゲゲーートト開開閉閉警警告告灯灯
シシーートトベベルルトト警警告告灯灯
78
Page 80

.車を運転するときに
2
警告灯はタイプ等により、装備の有無があります。下表の装備一覧をご覧ください。
警告灯
4速オートマチック車
警告灯
ホンダマルチマチック車
油圧警告灯
ブレーキ警告灯
充電警告灯
PGM-FI
トランスミッション警告灯
(セレクトポジション
シートベルト警告灯
ドア/テールゲート
開閉警告灯
燃料残量警告灯
SRS
警告灯
アンチロックブレーキ
システム()警告灯
警告灯
表示灯兼用)
エアバッグシステム
ABS
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○:標準装備
79
Page 81

油圧警告灯 ブレーキ警告灯
エンジン回転中、エンジン内部を潤滑し
ているオイルの圧力が低下すると点灯し
ます。
点灯したときは 点灯したときは
エンジン回転中に点灯した場合は、ただ
ちに安全な場所に停車してエンジンを止
め、エンジンオイル量を点検してくださ
い。
エンジンオイルが減っていないのに点灯
しているときや、エンジンオイルを補給
しても点灯するときは、ただちにホンダ
販売店へご連絡ください。
点灯したまま走行しないでくださ
い。エンジンが破損するおそれが
あります。
パーキングブレーキレバーが完全に戻っ
ていないときやブレーキ液量がいちじる
しく減少しているときに点灯します。
走行中点灯したときやパーキングブレー
キを解除しても消灯しないときは、
ブレーキ液量を点検します。
下限より下がっていたらただちにホン
ダ販売店へご連絡ください。
ブレーキ液量が下限以下になっていな
いのに点灯するときや、パーキングブ
レーキをかけても点灯しないときは、
お早めにホンダ販売店で点検を受けて
ください。
80
Page 82

.車を運転するときに
2
警告灯
充電警告灯 警告灯
充電系統が異常のときに点灯します。
点灯したときは
運転中に点灯した場合は、電気の消費を
減らすため、ヒーター・エアコンスイッ
チ、リヤデフロスタースイッチを
にして、ただちにホンダ販売店で点検を
受けてください。
OFF
PGM-FI
エンジン制御システムが異常のときに点
灯します。
点灯したときは
運転中に点灯した場合は、高速走行を避
けて、ただちにホンダ販売店で点検を受
けてください。
81
Page 83

トランスミッション警告灯
(セレクトポジション表示灯兼用)
ホンダマルチマチック車
トランスミッションが異常のときに点滅
します。
点滅したときは
運転中に点滅した場合は、急発進、急加
速を避けて、ただちにホンダ販売店で点
検を受けてください。
シートベルト警告灯
エンジンスイッチをにすると、運転
席シートベルトを着用するまで点灯し続
けます。
II
ドア/テールゲート開閉警告灯
ドア、テールゲートが完全に閉まってい
ないときに点灯します。
ドア、テールゲートを完全に閉めてくだ
さい。
警警告告灯灯
燃料残量警告灯
燃料タンク内のガソリン残量が7
になったときに点灯します。
燃料の補給 →40ページ
前後
82
Page 84

.車を運転するときに
2
警告灯の電球切れの点検
警告灯
SRS
エアバッグシステム警告灯
(シートベルトプリテンショナー
警告灯兼用)
SRS
ユニットがシステムの異常を検出す
ると点灯します。
SRS
エアバッグシステム警告灯
→119ページ
シートベルトプリテンショナー警告灯
→121ページ
アンチロックブレーキシステム
ABS
()警告灯
ABS
が異常のときに点灯します。
→123ページ
エンジンスイッチをにしたとき、下
記の警告灯類が点灯するのが正常です。
点灯しないときは、ホンダ販売店へご連
絡ください。
油圧警告灯
(エンジン始動後消灯)
ブレーキ警告灯
(パーキングブレーキレバーを完全に
戻すと消灯)
充電警告灯
(エンジン始動後消灯)
トランスミッション警告灯
(数秒後消灯)
PGM-FI
警告灯
II
(数秒後消灯)
エアバッグシステム警告灯
SRS
(約6秒後消灯)
アンチロックブレーキシステム
()警告灯
ABS
(数秒後消灯)
83
Page 85

スイッチの使いかた
エンジンスイッチ
キーを抜き差しする位置で
す。
0
エンジンをかけずにラジオ
などのアクセサリーを使用
I
するときの位置です。
キーを抜くとき
・
セレクトレバーを□に入れます。
・
Iでキーを押し込んで0まで回し
てキーを抜きます。
キーを抜くとハンドルがロックさ
れます。
セレクトレバーが□以外のときは、
エンジンスイッチが0まで回ら
ないので、キーを抜くことができ
ません。
P
P
84
II
III
運転するときの位置です。
エンジン始動位置です。
始動したら、キーから手を
離してください。自動的に
II
に戻ります。
0からIにキーが回らないとき
ハンドルを左右に回しながらキーを回せ
ば容易に回ります。
Page 86

.車を運転するときに
2
エンジンを止めた状態でのま
ま、長時間放置しないでください。
バッテリー容量が低下し、エンジ
ンがかからなくなることがありま
す。
車から離れるときは、バッテリー
保護のため必ず0にしてくださ
い。
II
スイッチの使いかた
●キー抜き忘れ警告ブザー
エンジンスイッチがIまたは0でキ
ーを差し込んだまま車を離れようとした
とき(運転席ドアを開けたとき)、ブザー
が鳴りキーの抜き忘れを知らせます。
85
Page 87

ライトスイッチ
●ライトの点灯・消灯
エンジンスイッチの位置に関係なく次の
ように点灯、消灯します。
スイッチの位置
●ライト消し忘れ警告ブザー
エンジンスイッチがIまたは0で、
ライトを消し忘れたまま車を離れようと
したとき(運転席ドアを開けたとき)、ブ
ザーが鳴りライトの消し忘れを知らせま
す。
86
ヘッドライト
計器類照明灯
車幅灯・尾灯
番号灯
エンジンが止まっている状態で、
ライト類を点灯したままにしない
でください。バッテリーあがりの
原因となります。
−
点灯
点灯
点灯
Page 88

.車を運転するときに
2
スイッチの使いかた
●ヘッドライトの上向き(ハイビー
ム)と下向き(ロービーム)の切り
換え
レバーを
きの切り換えができます。
上向きのときは、メーター内の表示灯が
点灯します。
ヘッドライトの上向き(ハイビーム)
表示灯 →76ページ
の位置まで引くと上向き下向
対向車のあるときや市街地走行な
ど、上向きが不適切なときは下向
きにします。
方向指示器(ウィンカー)
スイッチ
エンジンスイッチがのとき使えます。
ふだんは
この位置ではハンドルの切り角が小さい
ときには戻らない場合もあります。戻ら
ないときは手で戻してください。
車線変更などでは
さえながら使います。
の位置で使います。
II
の位置に軽く手で押
左左折折
右右折折
●追越合図(パッシング)
レバーを軽く
上向きが点灯します。
の位置まで引いている間、
87
Page 89

非常点滅表示灯(ハザード)
スイッチ
ワイパー/ウォッシャー
スイッチ
スイッチを押すとすべての方向指示器の
ランプが点滅します。
故障でやむをえず路上駐車するとき使い
ます。
押押すす
非常時にのみお使いください。
完全充電の新しいバッテリーでも
約2時間以上使うとバッテリー容
量が低下し、エンジンの始動がで
きなくなります。
エンジンスイッチがのとき使えます。
II
●フロントガラス
ワイパースイッチ
OFF
・・・・・・・・・・・・・・・
INT
・・・・・・・・(間欠) ・
・・・・・・・・・・−(低速) ・
・・・・・・・・・・=(高速) ・
停止
雨量の少ないとき
普通雨量のとき
雨量の多いとき
88
押押しし下下げげるる
レバーを押し下げている間、高速で作動
します。
霧や小雨のときなどに使うと便利です。
Page 90

.車を運転するときに
2
ウォッシャースイッチ
レバーを手前に引くとウォッシャー液が
噴射します。
手前に引く
●リヤガラス
・・・・・・・・・・・
OFF
・・・・・・・・・・・
ON
・・・・・・・・・・・
停止
ワイパーが作動します。
スイッチを回している
間、ウォッシャー液が
噴射します。
スイッチの使いかた
寒冷時はフロントガラスが暖まる
までウォッシャー液を噴射しない
でください。
ウォッシャー液が凍りついて視界
のさまたげとなり、思わぬ事故に
つながるおそれがあります。
空ぶきをしないでください。ガラ
ス面に傷をつけたり、ブレード
(ゴム部)を傷めたりします。
ウォッシャー液が出ないときはウ
ォッシャースイッチを切ってくだ
さい。
ウォッシャー液がないままで動か
すとポンプの故障の原因となりま
す。
寒冷時、ブレード(ゴム部)がガラ
ス面に張りつくことがありますの
でヒーターでフロントガラスを暖
めてください。
凍りついたまま動かすとブレード
(ゴム部)を傷めたり、ワイパーモ
ーターの故障の原因となります。
デフロスター →133、139ページ
ワイパーアームを起こすときは、
運転席側を先に起こしてください。
また、倒すときは、助手席側を先
に倒してください。
→235ページ
89
Page 91

リヤデフロスタースイッチ
リヤガラスを暖め、曇りを取ることがで
きます。
エンジンスイッチがのときスイッチ
を押すとになり、同時に作動表示
灯が点灯します。もう一度スイッチを押
すとになり、作動表示灯は消灯し
ます。
オートエアコン装備車
マニュアルエアコン装備車
ON
OFF
押押すす
II
表表示示灯灯
表表示示灯灯
この装置は消費電力が大きいので
曇りが取れたらにしてくだ
さい。また、エンジンの回転が低
いとき長時間使わないでください。
バッテリー容量が低下し、エンジ
ン始動に影響することがあります。
リヤガラスの内側に電熱線が装着
されています。電熱線は傷つきや
すいので清掃のときは電熱線に沿
ってやわらかい布でふいてくださ
い。また、手荷物などで傷つけな
いようにしてください。
OFF
90
押押すす
Page 92

.車を運転するときに
2
ホーンスイッチ
ハンドルにあるスイッチまたはパッドを
押すとホーンが鳴ります。
ホホーーンンススイイッッチチ
スイッチの使いかた
パパッッドド
91
Page 93

運転のしかた
エンジンのかけかた
バッテリー液が不足しているとき
は、エンジンの始動をしないでく
ださい。
バッテリーが破裂するおそれがあ
ります。
車庫や屋内などの換気の悪いとこ
ろではエンジンをかけたままにし
ないでください。
車内や屋内などに排気ガスが侵入
し、一酸化炭素中毒のおそれがあ
ります。
エンジンを始動するときは、ブレ
ーキペダルをしっかりと踏んでく
ださい。
パーキングブレーキがかかっているこ
とを確認します。
パーキングブレーキの操作 →94ページ
パパーーキキンンググブブレレーーキキ
セレクトレバーが□の位置にあること
を確認してください。
セレクトレバーの操作 →96、99ページ
セセレレククトトレレババーー
P
92
排気音が変わったり、車内でガソ
リンや排気ガスのにおいが消えな
い場合は、排気系や燃料系の異常
が考えられますので、必ずホンダ
販売店で点検を受けてください。
Page 94

.車を運転するときに
2
ブレーキペダルをしっかりと踏みます。
アクセルペダルを踏まずに、エンジン
が始動するまでスターターを回してく
ださい。
アアククセセルルペペダダルル
運転のしかた
消費電力の大きいライト類、エア
コン、リヤデフロスターのスイッ
チはにした方が始動は容易
OFF
になります。
バッテリーあがりを防ぐため、ス
ターターは連続して15秒以上回さ
ないでください。15秒回してもエ
ンジンが始動しなかったときは、
一度キーをIに戻して10秒以上
待ってから再始動してください。
エンジンがあたたまっていると始
動に時間がかかることがあります。
アクセルペダルを半分程度踏み込
んだまま、スターターを回してく
ださい。エンジンが始動したらア
クセルペダルを徐々に戻してくだ
さい。
エンジン始動後は、エンジン制御
システムの働きによりエンジン回
転が高くなりますが、自動的に適
正回転に下がります。
93
Page 95

パーキングブレーキ
かけるとき
ボタンを押さずにレバーをいっぱいに引
きます。
引引くく
ボボタタンン
解除するとき
レバーを軽く引き上げながら、ボタン
を押します。
押押すす
軽軽くく引引きき上上げげるる
レレババーー
後輪ブレーキがききます。
ボタンを押したまま、レバーを下に完
全におろします。
完完全全ににおおろろすす
94
Page 96

2
パーキングブレーキをかけたまま
走行しないでください。
ブレーキが過熱し効きが悪くなる
おそれがあります。
駐車するときは、車が動き出さな
いように必ずパーキングブレーキ
をかけてください。
寒冷時のパーキングブレーキの取
り扱い →230ページ
.車を運転するときに
運転のしかた
95
Page 97

セレクトレバーの操作
●それぞれの位置のはたらき
ホンダマルチマチック車
P
R
N
D
パーキング
リバース
ニュートラル
ドライブ
ロー
駐車およびエンジンを始動する位置。
キーを抜く位置。
セレクトレバーが□以外のときは、エンジンスイ
ッチが0まで回らないので、キーを抜くことが
できません。
車を後退(バック)させる位置。
ブザーが鳴り、セレクトレバーが□に入っていることを
運転者に知らせます。
中立位置。
(エンジン始動できますが、安全のため□で行ってくだ
さい。)
通常の走行をする位置。
エンジンブレーキが必要なときに使う位置。
P
R
P
96
L
Page 98

●セレクトレバーの動かしかた
.車を運転するときに
2
ブレーキペダルを踏んだまま、ボタンを押
してレバーを操作します。
運転のしかた
ボボタタンン
ボタンを押さずにレバーを操作します。
ボタンを押してレバーを操作します。
セレクトレバーの操作は誤操作防止のため各位置ごとに節度をつけ、確実に行っ
てください。
P
□のときは、ボタンを押したままブレーキペダルを踏んだ場合、レバーの操作が
できないことがあります。先にブレーキペダルを踏んでください。
エンジンスイッチがIまたは0のときは、ブレーキペダルを踏んでも□から
P
他の位置に切り換えられません。
いつもボタンを押して操作すると意に反して□□□に入れてしまうおそれがあり
PRL
ます。
の操作は、ボタンを押さずに動かす習慣をつけてください。
97
Page 99

●モードの切り換え
セレクトレバーが□のときに、ハンドル
のモード切り換えスイッチを押すとモー
ドの切り換えができます。
モモーー ドド切切 りり換換ええ
ススイイッッチチ
D
滑りやすい路面では、急激なエン
ジンブレーキがタイヤのスリップ
を招くことがあります。
シフトダウンする際の車速には十
分注意してください。
SSモモーードド
DDモモーードド
各モードは、それぞれ次のようなときに
使用します。
S()モード
SPORT
・
・・・・上り坂、下り坂に使う位置
D()モード
DRIVE
・
・・・・通常の走行をする位置
Sモードにすると高回転領域を有効に使
用できます。
同時に、メーター内のSモード表示灯が
点灯します。
Sモード表示灯 →77ページ
Sモードのときにエンジンスイッ
チをIにすると、自動的にDモ
ードになります。
法定速度を守って走行してくださ
い。
1,000 走行するまではエンジン
km
や駆動系の保護のため急発進、急
加速を避け控えめな運転をしてく
ださい。
98
Page 100

セレクトレバーの操作
●それぞれの位置のはたらき
.車を運転するときに
2
運転のしかた
4速オートマチック車
P
R
N
D4
D3
パーキング
リバース
ニュートラル
ドライブ
駐車およびエンジンを始動する位置。
キーを抜く位置。
セレクトレバーが□以外のときは、エンジンスイ
ッチが0まで回らないので、キーを抜くことが
できません。
車を後退(バック)させる位置。
ブザーが鳴り、セレクトレバーが□に入っていることを
運転者に知らせます。
中立位置。
(エンジン始動できますが、安全のため□で行ってくだ
さい。)
通常の走行をする位置。
(1速から4速まで自動的に変速されます。)
上り坂、下り坂に使う位置。
(1速から3速まで自動的に変速されます。)
P
R
P
2
セカンド
エンジンブレーキが必要なときや、雪道などの滑りやす
い路面での発進に使う位置。
(2速のままで変速されません。)
99