
Zebra LP 2824 Plus™
デスクトップ・サーマル・プリンタ
ユーザー ・ ガイ ド

ii
©2009 ZIH Corp. このマニュアルおよびラベル・プ リ ンタ内のソフ ト ウェアおよび
フ ァーム ウ ェ ア の著作権は、 ZIH Corp. が所有し ています。 こ のマニ ュ アル ま たは
ラベル ・ プ リ ン タ内の ソ フ ト ウ ェ アお よびフ ァ ーム ウ ェ ア を不正に複製する と 、1
年以内の禁固刑ま たは 10,000 ドル以下の罰金が課せられるこ とがあり ます
(17U.S.C.506)。 著作権違反者は、 民事責任の対象にな り ま す。 すべての商標お よ
び登録商標はそれぞれの所有者に属 し ます。 無断複写、 転載を禁 じ ます。
この製品には、ZPL®、 ZPL II®、および ZebraLink™ の各プロ グ ラ ム、 Element
Energy Equalizer™ 回路、 E
3
®、および Monotype Imaging フォン トが使用されてい
ます。 Software ZIH corp. All rights reserved worldwide.
ZebraLink お よ びすべての製品名 と 製品番号は商標で あ り 、 Zebra、 Zebra のロゴ、
ZPL、 ZPL II、 Element Energy Equalizer 回路、 お よ び E3 回路は ZIH corp. の登録商
標です。 All rights reserved worldwide.Monotype®、 Intellifont® および UFST® は、
Monotype Imaging, Inc. の商標で、 米国の特許商標局では登録済みで、 特定の管轄
区域で も 登録可能です。
CG Triumvirate は Monotype Imaging, Inc. の商標で、 特定の管轄区域で も 登録可能
です。
TrueType® は Apple Computer, Inc. の商標で、 米国の特許商標局に登録済みで、 特
定の管轄区域で も 登録可能です。
所有権の宣言
このマニュアルには、 Zebra Technologies Corporation お よびその子会社 ( 「Zebra
Technologies」 ) が所有する 情報が含まれてい ます。 こ のマ ニ ュ アルの唯一の目的
は、 記載 さ れてい る 機器を操作お よ び保守す る ユーザーに情報 を提供する こ と で
す。 Zebra Technologies の書面によ る許可な し に、 その他の目的のためにこ の よ う
な独自の情報を使用、 複製、 ま たは他者に開示す る こ と は禁じ ら れています。
製品の改善
製品を継続的に改善し てい く こ と は、 Zebra Technologies のポ リ シーです。 すべて
の仕様や設計は、 通知な し に変更 さ れる 場合が あ り ま す。
責任の放棄
Zebra Technologies では、 公開 さ れて い る エ ン ジニ ア リ ン グ仕様お よびマニ ュ アル
に誤 り が含まれていないよ う 、 万全の対策を講じ ていますが、 誤 り が発生する こ
ともまれにあります。Zebra Technologies では、 誤り が発見された場合にそれを補
正し、 その誤り から生じ る責任を放棄する権利を有しています。
責任の制限
いかな る場合において も、 Zebra Technologies、または付属の製品 ( ハー ド ウ ェ ア
およびソフ ト ウ ェアを含む ) の作成、 製造、 ま たは配布にかかわ る その他の関係
者は、 本製品の使用、 使用 し た結果、 ま たは使用で き なか っ た結果か ら 生 じ る す
べての損害 ( 業務利益の損失、 業務の中断、 ま たは業務情報の損失を 含む派生的
損害を含むがそれに限定 さ れな い ) に対し、 Zebra Technologies がそのよ う な損害
の発生す る可能性を通告 さ れていた場合で も、 一切責任を負い ません。 管轄区域
に よ っ ては、 付随的ま たは派生的損害の除外 ま たは制限を認め ていない場合があ
る ため、 上記の制限ま たは除外はお客様に適用 さ れない こ と が あ り ま す。
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カナダの DOC 準拠に関する声明
This Class B digital apparatus complies with Canadian ICES-003. (このク ラス B デジタル
装置は、 カナダの ICES-003 に準拠し てい ます。)
Cet appareil numérique de la classe B est conforme à la norme NMB-003 du Canada.
FCC 準拠に関する声明
このデバイスは Part 15 規則に準拠 し てい ま す。 動作は以下の 2 条件に従っ てい な け
ればな り ません。
1. 当該デバ イ ス に よ って有害な干渉が発生する こ と はない。
2. 当該デバ イ ス は、 予想外の動作を引き 起 こ す可能性の あ る干渉 も 含め、 すべての
干渉を受け入れなければな ら ない。
この機器は、 FCC 規則第 15 条に従っ た、 ク ラ ス B デジ タ ル ・ デバ イ ス の制限に準拠
し てい る こ と が、 検査に よ り 確認 さ れて い ます。 これ ら の制限は、 機器 を 居住環境内
で操作 し た場合に、 有害な干渉に対し て妥当な保護 を 提供す る目的で、 設定さ れてい
る も のです。 こ の機器は、 無線周波数エネルギーを生成およ び使用し 、 それ ら を 放射
する 可能性があ り ま す。 し たが っ て、 製品のマニ ュ アルに従っ て設置お よび使用 し な
かっ た場合、 無線通信に有害な干渉 を 引 き起 こ す こ と が あ り ます。 ただ し、 干渉が特
定の設置で発生 し ない と い う 保証はあ り ま せん。 こ の機器が無線ま たは テ レ ビ の受信
に有害な干渉を引き起 こ す場合は、 次の 1 つ以上の対策を講 じ る こ と をお勧め し ま
す。
iii
• 受信ア ン テナの向 き または場所を変え ます。
• 機器 と 受信機の距離 を開け ます。
• 受信機が接続 さ れてい る 回路 と は別の回路の コ ンセン ト に機器を接続 し ま す。
• ご不明点があ る 場合は、 販売業者、 ま たは経験豊富な RF サー ビ ス技術者にご相
談ください。
Zebra Technologies に よ り 明示的に承認 さ れていない変更や改造を行 う と 、装置を操作
する 権限 を失 う 可能性があ る ので、 注意 し て く だ さ い。 仕様に準拠する ため、 こ のプ
リ ン タ には完全に遮蔽 さ れた通信ケ ーブル を 使用す る必要があ り ま す。
環境管理
こ の製品は地方自治体の廃棄物処理に従っ て処分 し て く だ さ い。 こ れは リ サ イ ク ル可
能製品ですので、 その地区の基準に従っ て リ サ イ ク ルを行っ て く だ さ い。
詳細につ き ま し ては、 下記の当社 We b サイ トをご覧ください。
Web アドレス: www.zebra.com/environment
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メモ • ____________________________________________________________________
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本書について
こ のセ ク シ ョ ンには、 連絡先、 文書の構造 と 組織、 お よ び他の参考文献が含 ま れてい
ます。
目次
対象読者. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . vi
本書の構成 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . vi
文書の表記規則 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . viii
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本書について
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対象読者
対象読者
本書の構成
本書ユーザー ・ ガ イ ド は、 printer の操作 ま たは問題の解決を行 う 必要が あ る読者を対
象に書かれています。
本書ユーザー ・ ガ イ ド は以下の よ う に構成 さ れてい ま す。
項説明
「はじ めに」 (1 ページ) こ のセ ク シ ョ ンでは、 製品ボ ッ ク スの
内容 と プ リ ン タ機能の概要について
説明し ます。 ま た、 プ リ ン タ の開閉方
法と ト ラブルが発生したと きの処理
手続き について解説 し ます。
「プ リ ン タ を使用する 前に」 (11 ページ) こ のセ ク シ ョ ンでは、 最初にプ リ ン タ
を設定し 、 用紙を 装着する 最 も 一般的
な操作手順につい て説明 し ま す。
「印刷操作」 (27 ページ) こ のセ ク シ ョ ンでは、 用紙 と 印刷の処
理、 フ ォ ン ト と 言語のサ ポー ト 、 それ
ほど一般的ではないプ リ ン タ設定の
セ ッ ト ア ッ プについて説明し ます。
「プ リ ン タ ・ オプシ ョ ン」 (41 ページ) こ のセ ク シ ョ ンでは、 一般的な プ リ ン
タ ・ オプシ ョ ンやア ク セサ リ に関する
簡単な説明 と 、 使用方法や設定方法に
ついて説明し ます。
「メンテナンス」 (57 ページ) こ のセ ク シ ョ ンでは、 定期的な ク リ ー
ニングおよびメ ンテナンスの手順に
ついて説明し ます。
「ト ラブルシューティング」 (69 ページ) このセクショ ンでは、 ト ラブルシュー
ティングが必要なプリンタのエラー
報告について説明 し ます。各種診断テ
ストも含まれています。
「付録」 (83 ページ) こ のセ ク シ ョ ンでは、 追加の イ ン ター
フ ェ イ ス 情報や配線図に よ っ て、 プ リ
ンタとホス ト ・ システム ( 通常は PC)
の統合をサポー ト し ます。
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連絡先
本書につい て
連絡先
イ ン ターネ ッ ト を利用 し た技術サポー ト は、 年中無休、 24 時間受け付け可能です。
Web サイ ト : www.zebra.com
電子 メ ールバ ッ ク 技術 ラ イ ブ ラ リ :
• 電子 メ ールア ド レス : emb@zebra.com
• サブジ ェ ク ト ・ ライン : Emaillist
セルフサービ スナ レ ッ ジベース : www.zebra.com/knowledgebase
オンラ インケース登録 : www.zebra.com/techrequest
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連絡先の部門 南ア メ リ カ / 北ア メ リ カ
地域本部
技術サポー ト
Zebra 機器および ソ フ ト ウ ェ アの
操作の質問について は、 流通業
者にお問い合わせ く だ さ い。 さ
ら に援助が必要な場合は、 弊社
までご連絡ください。
モデル番号と シ リ アル番号をご
用意 く だ さ い。
修理サービス部門
バ ッ ク ツーベー ス サービ ス と 修
理について。
技術 ト レーニ ン グ部門
Zebra 製品 ト レーニ ン グ ・ コ ー ス
について。
照会部門
製品文献、 流通業者および販売
会社に関す る 情報について。
カスタマ ・ サービス部門 (米国)
社内販売部門 (英国)
プ リ ン タ 本体、 パーツ 、 用紙、
リ ボ ン に関す る お問い合わせは、
最寄の販売代理店ま たは弊社ま
でご連絡く だ さい。
キー :
T: 電話
F: ファクシミ リ
E: 電子 メ ール
Zebra Technologies International, LLC
333 Corporate Woods Parkway
Vernon Hills, IL 60061-3109
U.S.A.
電話 : +1 847 793 2600
フリーダイヤル: +1 800 423 0422
F: +1 847 913 8766
電話 :+1 877 ASK ZEBRA (275 9327)
F: +1 847 913 2578
ハード ウ ェ ア : ts1@zebra.com
ソフトウェア: ts3@zebra.com
電話 :+1 877 ASK ZEBRA (275 9327)
F: +1 847 821 1797
電子 メ ール : repair@zebra.com
米国で修理 を 依頼す る には、
www.zebra.com/repair
ださい。
電話 : +1 847 793 6868
電話 : +1 847 793 6864
F: +1 847 913 2578
電子 メ ール : ttamerica@zebra.com
電話 :+1 877 ASK ZEBRA (275 9327)
電子 メ ール : inquiry4@zebra.com
電話 :+1 877 ASK ZEBRA (275 9327)
電子 メ ール : clientcare@zebra.com
を参照して く
ヨーロッパ、 アフリカ、
中東、 イ ン ド
Zebra Technologies Europe Limited
Dukes Meadow
Millboard Road
Bourne End
Buckinghamshire, SL8 5XF
英国
電話 : +44 (0) 1628 556000
F: +44 (0) 1628 556001
電話 : +44 (0) 1628 556039
F: +44 (0) 1628 556003
電子 メ ール :
Tseurope@zebra.com
電話 : +44 (0) 1772 693069
F: +44 (0) 1772 693046
新しい要求 : ukrma@zebra.com
ステータス更新:
repairupdate@zebra.com
電話 : +44 (0) 1628 556000
F: +44 (0) 1628 556001
電子 メ ール :
Eurtraining@zebra.com
電話 : +44 (0) 1628 556037
F: +44 (0) 1628 556005
電子 メ ール :
mseurope@zebra.com
電話 : +44 (0) 1628 556032
F: +44 (0) 1628 556001
電子 メ ール :
cseurope@zebra.com
アジア太平洋
Zebra Technologies Asia
Pacific Pte. Ltd.
120 Robinson Road
#06-01 Parakou Building
Singapore 068913
電話 : + 65 6858 0722
F: +65 6885 0838
電話 : +65 6858 0722
F: +65 6885 0838
中国
:
中国
:
中国
:
中国
:
中国
:
:
:
:
:
: order-
電子 メ ール :
tschina@zebra.com
その他の地域
tsasiapacific@zebra.com
電話 : +65 6858 0722
F: +65 6885 0838
電子 メ ール :
tschina@zebra.com
その他の地域
tsasiapacific@zebra.com
電話 : + 65 6858 0722
F: +65 6885 0838
電子 メ ール :
tschina@zebra.com
その他の地域
tsasiapacific@zebra.com
電子 メ ール :
GCmarketing@zebra.com
その他の地域
APACChannelmarketing@zebra.com
電話 : +65 6858 0722
F: +65 6885 0836
電子 メ ール :
csr@zebra.com
その他の地域
csasiapacific@zebra.com
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本書について
viii
文書の表記規則
文書の表記規則
本書では、 特定の情報を提供す る に あ た っ て次の表記規則が使用 さ れま す。
代替色( オン ラ イ ンのみ ) 相互参照には、 こ の ガ イ ド の別の項にジ ャ ン プする た めの
ホッ ト ・ リンクが含まれています。 このガイ ドを .pdf 形式で オ ン ラ イ ン表示 し てい る
場合に、相互参照 ( 青いテキ ス ト ) を ク リ ッ ク す る と 、参照先に直接ジ ャ ンプ し ます。
コマンド ラインの例コマンド ラインの例は Courier New フォン トで表示されます。
たとえば、
には、
bin ディレク ト リに含まれるインス トール後のスク リプトにアクセスする
ZTools を入力し ます。
ファイルとディレクト リファイル名とディレク ト リは Courier New フォントで表
示されます。 たとえば、
Zebra<version number>.tar ファイルや /root ディ
レ ク ト リ な どの よ う に表示 さ れ ます。
絵記号の意味
注意 • 静電気放電の危険がある こ と を警告し ます。
注意 • 電気シ ョ ッ ク を受け る危険がある こ と を警告 し ま す。
注意 • 過剰な温度の上昇によ っ て火傷を 負 う 危険があ る こ と を 警告 し ます。
注意 • 切断が起こ る状況ま たは領域があ る こ と を 警告 し ます。
注意 • 特定の操作を実行 し なか っ た場合、 ま たは特定の操作を避けなか っ た場合、 身体に
負傷を及ぼす危険がある こ と を 警告 し ます。
注意 • ( 絵記号な し ) 特定の操作を実行 し なかっ た場合、 または特定の操作 を避け られな
かっ た場合、 ハー ド ウ ェ アに損傷を及ぼす危険がある こ と を 警告 し ま す。
重要 • タ ス ク を完了する た めに重要な情報を通知 し ます。
注記 • 本文の要点を強調 ま たは補足す る中立的情報 ま たは肯定的情報 を 示 し ます。
例 • テ キ ス ト の内容を明確にする ための例やシナ リ オ を提供 し ます。
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目次
本書について . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . v
対象読者 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . vi
本書の構成 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . vi
連絡先 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .vii
文書の表記規則. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . viii
1 • はじめに . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 1
LP 2824 Plus™ サーマル ・ プ リ ン タ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 2
製品ボ ッ ク スの内容 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 3
プリンタ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4
プ リ ン タ の機能. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5
操作方法 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 7
プ リ ン タ ・ ス ト レージ と 長期の休止 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 10
2 • プリンタを使用する前に . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 11
電源の取 り 付け. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 12
ロール紙の装着. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 13
用紙の準備 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 13
用紙セ ッ ト 部におけ る ロール紙の装着. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 14
テス ト ( プリンタ設定) ・ ラ ベルの印刷 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 18
プ リ ン タ のコ ンピ ュ ー タ への接続 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 19
イ ン タ フ ェ イ ス ケー ブルの必要要件 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 19
プ リ ン タ に プ リ ン タ ・ ド ラ イ バーおよび通信 を イ ン ス ト ール. . . . . . . . . . . . . . . . . . 24
3 • 印刷操作 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 27
プ リ ン タ 設定の特定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 28
サーマル印刷 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 28
印刷モー ド . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 28
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印刷用紙のタ イ プ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 29
感熱性の用紙のタ イ プの特定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 31
消耗品の取替え . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 31
印刷幅の調整 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 31
印字品質の調整. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 32
用紙の検知 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 32
折 り 畳み用紙の印刷 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 34
外部に取 り 付け ら れた ロ ール紙の印刷. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 35
印刷 メ ー タ ー . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 35
フォント とプリンタ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 36
ご使用のプ リ ン タの フ ォ ン ト の識別 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 36
コードページを使用したプリ ンタのローカライズ. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 37
アジ ア系 フ ォ ン ト と その他の大型のフ ォ ン ト . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 37
アジア系フォン トの取得 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 38
スタンドアロン印刷 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 39
プ リ ン タ へのフ ァ イル送信. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 40
EPL ライン ・ モード. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 40
4 • プリンタ ・オプション . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 41
ラベル・ ディスペンサ・ オプショ ン . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 42
カッター・オプション . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 45
カ ッ タ ー ・ オ プシ ョ ン での用紙のセ ッ ト . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 46
ZebraNet® 10/100 内部 ( 有線 ) プリント ・サーバ・ オプショ ン . . . . . . . . . . . . . . . . . . 50
プリンタ ・ ネッ トワーク設定ステータス ・ ラベル. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 51
RTC ( リアル・ タイム・ クロック ) とフル・ フラッシュ ・ メモリ . . . . . . . . . . . . . . . . . 52
アジア系フォン ト - プリンタ ・アクセサリ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 53
KDU プリンタ ・アクセサリ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 54
KDU Plus プリンタ ・アクセサリ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 55
5 • メンテナンス . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 57
クリーニング . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 58
印字ヘ ッ ド のク リ ーニ ン グ. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 59
用紙経路に関する考慮事項. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 60
プラテンのクリーニングと交換. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 62
プ リ ン タ のその他の メ ンテ ナ ン ス . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 63
印字ヘ ッ ド の取替え . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 64
6 • トラブルシューティング . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 69
ステー タ ス ・ ラ ン プの説明. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 70
ステー タ ス ・ ラ ン プのエ ラー解決方法. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 71
印字品質の問題. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 73
マニュアル・ キャ リ ブレー ト . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 76
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トラブルシュート ・テスト. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 77
設定ラ ベルの印刷 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 77
再キャ リ ブ レー ト . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 77
工場出荷時のデ フ ォ ル ト 値に リ セ ッ ト . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 78
通信診断 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 78
フィード ・ ボタン ・ モード. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 80
プ リ ン タ の リ セ ッ ト ・ ボ タ ンの使用 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 82
A • 付録 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 83
USB ( ユニバーサル ・ シ リ アル ・ バス ) インターフェイス. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 84
パラレル ・ インターフ ェ イス . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 85
イーサネッ ト ・ インターフ ェ イス . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 86
シリアル・ ポート ・ インターフェイス. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 87
xi
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xii
メモ • ____________________________________________________________________
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1
はじめに
こ のセ ク シ ョ ン では、 製品ボ ッ ク ス の内容 と プ リ ン タ機能の概要について説明 し ま
す。 ま た、 プ リ ン タ の開閉方法 と ト ラ ブルが発生し た と き の処理手続 き について解説
します。
目次
LP 2824 Plus™ サーマル ・ プ リ ン タ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 2
製品ボ ッ ク スの内容. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 3
梱包から取 り 出 し て プ リ ン タ を点検する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 3
プリンタ. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4
プリンタの機能 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5
操作方法. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 7
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はじめに
2
LP 2824 Plus™ サーマル ・ プ リ ン タ
LP 2824 Plus™ サーマル ・ プ リ ン タ
Zebra LP 2824 Plus™ モデルは豊富な 機能を 備えた ク ラ ス 最高のデス ク ト ッ プ・ サーマ
ル・ プ リ ン タ で す 。 LP 2824 Plus™ プリ ン タ のダ イ レ ク ト ・ サーマル印刷の速度は、 2.03
dpi ( インチ当たり のドット 数 ) の印刷密度で最大 4ips (1 秒当たり のイ ン チ数 ) です。
当プリ ン タ は、 ZPL と EPL の両方の Zebra プリ ンタ・ プログラミ ング言語と 各種のイ
ン タ ーフ ェ イ ス や機能オプショ ン に対応し て いま す。 LP 2824 Plus™ プリ ンタ の機能 :
• プ リ ン タ言語の自動検出、 ZPL と EPL プ ロ グ ラ ミ ン グの自動切 り 替え、 およ びラ
ベル ・ フ ォーマ ッ ト
• OpenAccess™ 設計で用紙のセ ッ ト が容易
• 極めて コ ンパ ク ト なプ リ ン タ フ ッ ト プ リ ン ト
• カ ラ ー ・ コ ー ド に よ る操作方法 と 用紙ガ イ ド
• 常駐ス ケー ラ ブル ・ フ ォ ン ト 、 フ ォ ン ト のダ ウ ン ロー ド 、 Unicode フォン ト と常
駐ビ ッ ト マ ッ プ ・ フォン ト のサポート
•true 4 ips (インチ/秒 ) 印刷速度お よ び 32 ビッ トプロセッサでプリンタのパフォー
マン ス を改善。
• プ ラ グ&プレ イ統合を実現す る適応性の高い自動シ リ アルポー ト ケーブル検出 と
構成。
• 印字ヘ ッ ド ・ テ ス ト と メ ン テナン ス の通知。
• 顧客パ ラ メ ー タ を 保持す る 一方でプ リ ン タ を出荷時設定値に設定す る リ セ ッ ト ボ
タン。
• レガシー Zebra 2824 プ リ ン タ ・ モデル と 後方互換。
• 2824 Plus ダ イ レ ク ト ・ サーマル ・ プ リ ン タ ・ モデルには、 ラ イ ン ・ モー ド 印刷の
サポート も含まれているので、 EPL1 レガシー・ プログラ ミ ング ・ベースの印刷
アプ リ ケーシ ョ ンに対応す る こ と がで き ま す。
LP 2824 Plus™ プリンタには次のような幅広いプリンタ・オプションが用意されてい
ます。
• ラベル・ ディ スペンス ( 剥離 )
• 内部 10/100 プ リ ン ト ・ サーバおよびイーサネッ ト ・ イ ンターフェイ ス
• 汎用用紙カ ッ タ ー
• 搭載 RTC ( リアル・タイム・ クロック) とフル・フラッシュ ・ メモリ
• 中国語 ( 簡体字 と 繁体字 )、 日本語、 韓国語の大型の文字セ ッ ト 用のプ リ ン タ設定
オプ シ ョ ン を含むアジ ア系言語のサ ポー ト
• Zebra ZBI 2 (Zebra BASIC Interpreter) プログラ ミング言語 ZBI では
ネ ッ ト ワ ー ク に取 り 付け る こ と な く 、プ ロ セ ス の自動化、周辺機器の使用 ( スキャ
ナ、 ス ケール、 キーボー ド 、 Zebra KDU、 KDU Plus など ) を行える、 カ ス タ ム ・
プ リ ン タ 操作を作成で き ます。
こ のユーザー・ ガイ ド では、 プリ ン タ を日常的に操作する 上で必要と なる 情報を 網羅し
ていま す。 ラ ベル ・ フ ォ ーマ ッ ト の作成は、 お手元のプ ロ グ ラ ミ ン グ ・ ガ イ ド 、 ま た
は Zebra Designer な ど の ラ ベル・デザ イ ン用の アプ リ ケーシ ョ ン を参照し て く だ さ い。
こ のプ リ ン タ は、 ホ ス ト ・ コ ン ピ ュー タ に接続 さ れ る と 、 ラ ベル と タ グ を印刷す る完
全なシ ステム と し て機能し ます。
注記 • プ リ ン タ 設定の多 く は、 プ リ ン タ ・ ド ラ イ バか ラ ベル設計 ソ フ ト ウ ェ ア に よ っ
て コ ン ト ロール さ れてい ま す。詳細は ド ラ イバ ま たは ソ フ ト ウ ェ アのマニ ュ アルを参
照して く ださい。
、 すべて PC や
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製品ボ ッ ク スの内容
電源コ ー ド
地方や地域によ っ て異な り ます
マニュアルと
ソフトウェア
電源供給装置清浄ペン
プリンタ
後でプ リ ン タ を輸送し た り 保管する必要が あ る 場合のために、 カー ト ン と すべての梱
包資材を保管し て く だ さ い。 梱包を解いた ら 、 部品がすべて揃 ってい る こ と を確認 し
て く だ さ い。 次に述べ る プ リ ン タ 検査の手続 き に従っ て プ リ ン タ の部品に習熟 し、 こ
の本に記載されてい る 指示に従 う こ と ができ る よ う にし て く だ さ い。
梱包か ら 取 り 出し てプ リ ン タ を点検す る
はじめに
製品ボ ッ クスの内容
3
プ リ ン タ を受け取った ら 、 ただちに梱包か ら 取 り 出し 、 輸送中の損傷がないか を点検
してください。
• 梱包材はすべて保管 し ておいて く だ さ い。
• すべて の外装表面に損傷がないか を確認 し ます。
• プリンタを開梱し、用紙セット部のコンポーネントに損傷がないか確認しま
す。
点検に よ っ て、 輸送中に発生 し た損傷が見つかっ た場合には、 次の手順に従っ て く だ
さい。
• ただちに運送会社に通知し 、損害報告を 提出し ま す。 Zebra Technologies Corporation
はプリ ン タ の出荷中に発生し た損害に対し ては責任を 負いま せん。ま た 品質保証
では、 こ の種の損害の修理は補償さ れま せん。
• 運送会社の点検に備えて、 梱包材料はすべて保管 し てお き ます。
• 最寄の正規 Zebra 販売代理店にお知 らせ く だ さ い。
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はじめに
インターフェイス
コネクタ
フィード
ボタン
ステータス ・ ランプ
リング
ラッチ
解除ボ タ ン
ラッチ解除
ボタン
DC 電源
コンセン ト
電源
スイッチ
リセッ ト ・ ボタン
アクセス・ ピンホール
4
製品ボ ッ クスの内容
プリンタ
プリンタを開く
用紙セ ッ ト 部にア ク セス す る ためには、 プ リ ン タ を開かな ければな り ま せん。 ラ ッ チ
解除レバー を手前に引 き 、 カバーを上げて く だ さ い。 用紙セ ッ ト 部に緩んでい る部品
や損傷し た部品が な いか を点検し ます。
注意 • 人体の表面や他の表面で蓄積する静電エネルギーの放電によ り 、 こ の装置で使用さ
れる印字ヘ ッ ド や電子部品が破損、 ま たは破壊 さ れ る こ と があ り ま す。 ト ッ プ カ バーの下
の印字ヘ ッ ド や電子部品を取 り 扱 う 場合は、 静電気安全手順を守る必要があ り ます。
980644-071 改訂 A LP 2824 Plus™ ユーザー ・ ガイ ド 2009/4/29

プリンタの機能
センサー
剥離バー
プラテン
ローラー
黒線
センサー
用紙ガ イ ド
ヘッドアップ ・
センサー
( 内側 )
ピンチ ・
ローラー
ディスペンサ・
ドア
( 開いた状態 )
ディスペンサ・ オプション
Web (GAP)
センサー
印字ヘ ッ ド
ロール・ ホルダ
はじめに
製品ボ ッ クスの内容
5
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6
はじめに
製品ボ ッ クスの内容
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操作方法
電源ス イ ッ チ ・ オ フ
電源ス イ ッ チ ・ オ ン
電源ス イ ッ チ
電源ス イ ッ チ
はじめに
製品ボ ッ クスの内容
7
スイッチの
してプリンタの電源を OFF ( オフ ) にします。
注意 • 通信ケーブル と 電力ケー ブルを接続するか切断する前に、 プ リ ン タ の電源を オ フ に
してください。
後ろ
を押してプ リ ンタの電源を ON ( オン ) に、 ま たは ス イ ッ チの前を押
リセッ トボタン ( 隠し )
電源ス イ ッ チの下にあ る 隠れた リ セ ッ ト ・ ボ タ ン を 押す際の探 り と し てペーパー ・ ク
リップを開いて使用します。
注意 • デフラグ ( ステータス・ランプが赤・琥珀色・緑の点滅) 中はプ リ ン タの電源を絶対
リセ ッ ト しないで く だ さい。 実行中に電源を切ると、 プ リ ン タが破損するこ とがあり ます。
2009/4/29 LP 2824 Plus™ ユーザー ・ ガイ ド 980644-071 改訂 A

はじめに
フィード ・ボタン
ステータス ・ ランプ
リング
8
製品ボ ッ クスの内容
フィード ・ボタン
ステータス ・ ランプ
• フィード ・ボタンを 1 回押す と 、 プ リ ン タ が空白ラ ベルを 1 つフ ィ ード し ます。
• フ ィ ー ド ・ ボ タ ン を 押す と 、 プ リ ン タ は 「一時停止」 状態でな く な り ます。 プ リ
ン タ は、 プ ロ グ ラ ミ ン グ ・ コ マ ン ド ま たはエ ラ ー状態に よ り 「一時停止」 に な り
ます。 「ト ラブルシューティング」 の章の 「 ス テー タ ス ・ ラ ンプの見方」 (70 ペー
ジ) を参照して く ださい。
• フィード ・ボタンは、プリ ンタの設定とステータス確認のために使用します (「ト
ラブルシューティング」 章の 「フ ィ ー ド ・ ボタ ン ・ モード」 (80 ページ) を参照)。
ステー タ ス ・ ラ ンプは ト ッ プ カバー上のフ ィ ー ド ・ ボタ ンのすぐ横に位置し 、 プ リ ン
タ の操作状態を表示 し ます ( 「ス テー タ ス ・ ラ ンプの説明」 (70 ページ) を参照 )。
980644-071 改訂 A LP 2824 Plus™ ユーザー ・ ガイ ド 2009/4/29

プリンタを閉じる
1. ト ッ プカバー を ゆっ く り と 回 し て プ リ ン タ ・ ベー スに合わせ ま す。 両側を押 し下
げる とカバーがパチンとなって、 閉じ ます。
はじめに
製品ボ ッ クスの内容
9
2009/4/29 LP 2824 Plus™ ユーザー ・ ガイ ド 980644-071 改訂 A

はじめに
10
製品ボ ッ クスの内容
プ リ ン タ ・ ス ト レージ と 長期の休止
• プ リ ン タ をすぐ に使用 し ない場合には、 元の梱包材料を使用し て プ リ ン タ を梱包
し直します。
• 保管温度の範囲 : -40° ~ 60°C (-40° ~ 140°F)
• 保管湿度の範囲 :5 ~ 95% ( 非結露 )
• プ リ ン タの保管時、 ま たはプ リ ン タ を 1 日以上ア ク テ ィ ブに し ない場合、 プ リ ン
タ を終了す る前にプ ラ テ ン ( ドライブ ) ローラーにラベルを貼ってください。 ラ
ベルを貼 る と 、 プ リ ン ト ヘ ッ ド がプ ラ テン ロ ー ラーに張 り 付 き ません。
• プ リ ン タ を ス ト レ ージ か ら 移動 し た り 、 プ リ ン タ を輸送し た後は、 周囲環境の温
度およ び湿度状態に合わせてプ リ ン タ の調整が必要です。
• 運転温度の範囲 : -5° ~ 40°C (23° ~ 104°F)
• 運転湿度の範囲 : 10 ~ 90% ( 非結露 )
980644-071 改訂 A LP 2824 Plus™ ユーザー ・ ガイ ド 2009/4/29

2
プリンタを使用する前に
こ のセ ク シ ョ ンでは、 最初にプ リ ン タ を設定 し 、 用紙を装着する 最も 一般的な操作手
順について説明し ます。
目次
電源の取 り 付け . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 12
ロール紙の装着 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 13
テスト ( プリンタ設定) ・ ラ ベルの印刷 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 18
プ リ ン タの コ ン ピ ュ ー タへの接続 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 19
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プリンタを使用する前に
電源
コネクタ
電源ス イ ッ チ
プ ラ グの形は国に よ っ て
異な り ます。
アクティブ電源ランプ
電源差込
AC
電源
コード
プリンタ
電源
供給装置
IEC 60320
C-5
12
電源の取 り 付け
電源の取 り 付け
重要 • プ リ ン タ を設置する 際は、 電源コ ー ド を扱 う 場合に作業 し やすい よ う に設置
し て く ださ い。プ リ ン タに電流が流れない よ う に、電源 コー ド は電源供給装置や AC
電源の ソ ケ ッ ト か ら 離 し ておい て く だ さ い。
注意 • 濡れる 恐れのあ る エ リ ア では、 絶対に プ リ ン タ と 電源供給装置を稼動 し ないで く だ
さ い。 重大な身体傷害の原因にな り ます!
1. プ リ ンタ の電源ス イ ッ チがオフの位置 (0) にあるのを確かめて く ださい。
2. AC 電源 コ ー ド を電源供給装置に差 し 込みま す。
3. AC 電源 コ ー ド の も う 一方の端を 、 適切な AC 電源の コ ン セン ト に差 し 込みま す。
注記 : AC コンセン ト から電源が入る と、 アクテ ィブ電源ラ ンプがオンになり ま
す。
4. 電源供給装置の電源 コ ネ ク タ を 、 プ リ ン タの電源差込に挿入 し ます。
注記 • 必ず、 三極プ ラ グ と IEC 60320-C5 コネク タを備えた適切な電源コー ド を使用
し て く だ さ い。 こ う し た電源コード は、 使用する 国の認証マー ク が付いている もの
を必ず使用し て く だ さ い。
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ロール紙の装着
用紙をセ ッ ト する と き は、 ロ ールを用紙ハン ガーの上において く ださ い。
印刷方法に応 じ て正 し い メ デ ィ ア ( 用紙 と リ ボ ン の有無 ) を使 う 必要があ り ます。
用紙の準備
ロール紙が内巻 き で も 外巻 き で も、 プ リ ン タ への装着方法は同 じ です。
• 露出し た部分の ロ ール紙を取 り 除いて く だ さ い。 出荷や操作、 ま たは保管中に汚
れた り ほ こ り が溜まっている こ と があ り ます。 露出した部分のロール紙を取 り 除
く こ と に よ って、 粘着物や汚れた用紙が印字ヘ ッ ド と プ ラ テ ンの間に引 き 込ま れ
るのを回避できます。
プリンタを使用する前に
ロール紙の装着
13
2009/4/29 LP 2824 Plus™ ユーザー ・ ガイ ド 980644-071 改訂 A

プリンタを使用する前に
1 インチ
(25.4 mm)
直径
1.5 インチ
(38.1 mm)
直径
14
ロール紙の装着
用紙セ ッ ト 部における ロール紙の装着
1. プ リ ン タ を開き ます。 ラ ッ チ解除 レ バーをプ リ ン タ の前面方向に引 く こ と を忘れ
ないでく ださい。
2. 用紙ロールのコ アを調べて、 必要な場合はホルダを調整し て く だ さい。
980644-071 改訂 A LP 2824 Plus™ ユーザー ・ ガイ ド 2009/4/29

プリンタを使用する前に
ロール紙の装着
3. 用紙 ロ ール ・ ホルダ を開き ます。 空いてい る方の手で用紙ガ イ ド を引いて開 き 、
用紙ロ ールを用紙ホルダ に載せて、 ガ イ ド か ら 手を離 し ま す。 ロール紙の印刷面
がプラ テン ( ドライブ ) ロ ー ラーを通 る と き 上向 き にな る よ う に用紙の向 き を定
めます。
15
2009/4/29 LP 2824 Plus™ ユーザー ・ ガイ ド 980644-071 改訂 A

プリンタを使用する前に
16
ロール紙の装着
4. 用紙 を 引 っ 張 っ て、 プ リ ン タ の前面か ら 出 る よ う に し ます。
ロールが滞り な く 回転する こ とを確認します。 ロールが用紙セッ ト部の底部に
あってはいけません。 用紙の印刷面が上を向いてい る こ と を確認し ます。
用紙を両側の用紙ガ イ ド の下に押 し 入れ ます。
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プリンタを使用する前に
ロール紙の装着
5. プ リ ン タ を閉じ ます。 ト ッ プカ バーを下ろす場合は、 まず、 ト ッ プカ バーの ラ ッ
チ ・ ス タ ン ド をプ リ ン タ中央部の方向へ押 し ます。 ト ッ プ カバーをゆ っ く り と 回
してプリンタ ・ベースに合わせます。 両側を押し下げるとカバーがパチンとなっ
て、 閉じ ます。
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2009/4/29 LP 2824 Plus™ ユーザー ・ ガイ ド 980644-071 改訂 A

プリンタを使用する前に
18
テスト ( プリンタ設定) ・ ラ ベルの印刷
テス ト ( プリンタ設定) ・ ラベルの印刷
プリ ン タ を コ ンピュータに接続する前に、プ リ ンタが正常に作動し ている こ と を確か
めます。
こ れは設定 ラ ベル を印刷する こ と で確認で き ます。
1. 用紙が正常に セ ッ ト さ れて、 プ リ ン タの ト ッ プカ バーが閉 じ てい る こ と を確かめ
て く ださい。 プ リ ンタがオンになっていない場合は、 オンにして く だ さ い。 プ リ
ン タの ス テー タ ス ・ ラ ンプが緑に点滅し てい る場合 ( 一時停止モー ド ) は、フ ィ ー
ド・ボタンを 1 回押 し て、 プ リ ン タ を レデ ィ (印刷可能) モー ド に設定し ま す。
プ リ ン タ の ス テー タ ス ・ ラ ンプが緑色の持続点灯 ( レデ ィ ) 状態に な ら ない場合
は、 「ト ラブルシューティング」 (69 ページ ) を参照して く ださい。
2. フィード ・ボタンを 2 ~ 3 回押 し て、 プ リ ン タ で イ ン ス ト ール さ れてい る用紙の
キ ャ リ ブ レ ー ト を行い ま す。 こ の プ ロ セ ス の間、 プ リ ン タ は何枚かの ラ ベル を
フィードすることがあります。
3. ス テー タ ス ・ ラ ン プが緑色に持続点灯 し てい る 場合は、 ス テー タ ス ・ ラ ンプが 1
回点滅する まで フ ィ ー ド ・ ボ タ ン を 押 し た ま ま に し て く だ さ い。
4. フィード ・ボタンを離してください。 設定ラベルが印刷されます。
こ の ラ ベルを印刷で き ない場合は、 「プ リ ン タ を使用す る前に」 (11 ページ ) を参
照して く ださい。
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プ リ ン タの コ ン ピ ュー タへの接続
Zebra 2824 Plus プリ ン タ は多様なイ ン タ ーフ ェ イ ス ・ オプショ ン と 設定を サポート し
ていま す。 こ れには次のも のが含ま れま す。 USB ( ユニバーサル・ シリ アル・ バス ) イ
ンターフェイ ス、RS232 シリ アル、パラレル (IEEE 1284.4) およ び 10/100 イーサネット 。
注意 • イ ン タ フ ェ イ ス ・ ケーブル を 取 り 付け る と きは、 プ リ ン タ の電源ス イ ッ チ をオ フ に
し て く だ さ い。 通信ケー ブルの接続ま たは切断を行 う と き は、 その前に電源 コ ー ド が電源
供給装置 と プ リ ン タ後部の電源差込に挿入 されていなければな り ません。
プリンタを使用する前に
プ リ ン タ のコ ン ピ ュー タへの接続
19
重要 • こ のプ リ ン タは、 完全にシール ド さ れたデー タ ・ ケーブルを使用す る と 、 FCC
の 「規則 と 規制」 パー ト 15 のク ラス B 装置に準拠 し てい ます。 シール ド さ れてい
ないケーブルを使用する と 、 Class B の限度を超え る 不要輻射 ノ イ ズが放射 さ れ るお
それがあ り ます。
イ ン タ フ ェ イ スケーブルの必要要件
データ ケーブルは、 完全シール ド 構造に なっ ていて、 金属 ま たは金属化 さ れた コ ネ ク
タシェルが付いていなければな り ません。 シールド ・ ケーブルおよびコネ ク タには、
電気 ノ イ ズの輻射およ び受信を防止する こ と が要求 され ます。
ケーブルにおけ る電気 ノ イ ズの影響 を 最小にす る には :
• ケーブルはでき るだけ短 く する こ と (1.83m (6 フィート ) を推奨 )。
• データ ・ ケーブル と 電源コ ー ド を束ね る 際、 き つ く 束ねない こ と
• データ ・ ケーブルを電源ワ イ ヤ導線に結び付けない こ と 。
USB イ ン タ フ ェ イ ス必要要件
USB (ユニバーサル ・ シ リ アル ・ バス) (バージ ョ ン 2.0 準拠) は、 既存の PC ハー ド
ウ ェ ア と 互換性の あ る 高速 イ ン ターフ ェ イ ス を提供 し ます。 USB の「プラグアンドプ
レ イ 」 設計に よ り 、 取 り 付けは簡単です。 複数のプ リ ン タ が、 単一の USB ポー ト / ハ
ブを共有す る こ と がで き ま す。
.
USB ケーブル ( プリンタに付属ではないもの ) を使用する と きは、 ケーブルまたは
ケーブル・ パ ッ ケージに USB 2.0 への準拠 を保証する 「認定 USB」のマーク ( 下図参
照 ) が付いてい る こ と を確認し て く ださ い。
2009/4/29 LP 2824 Plus™ ユーザー ・ ガイ ド 980644-071 改訂 A
.

プリンタを使用する前に
20
プ リ ン タ のコ ン ピ ュー タへの接続
シ リ アル通信
使用ケーブルは、 一方の端に 9 本ピン 「D」タイプ・オス・コネクタを装備している
必要があ り ま す。 こ の コ ネ ク タ をプ リ ン タ 後部の メ ス (DB-9S) シリアル・ポートに差
し込み ま す。信号 イ ン タ ーフ ェ イ ス ・ ケーブルの も う 一つの端は、 ホ ス ト ・ コ ン ピ ュ ー
タのシリ アル・ポート に接続します。2824 Plus プリンタは共通シリアル・ポートケー
ブル と シグナル接続設定に一致す る シ リ アル ・ ポー ト 通信を 自動的に検出 し て切 り 替
え る よ う に工場出荷時設定 さ れてい ま す。 DTE および DCE。そのため、いずれのシ
リアル・ポート ・ インターフェイス・ケーブルも使用できます。共通ケーブルは ヌ
ル・モデム ( クロス・オーバ) ・ケーブルで、Zebra プリンタの標準ケーブルです。EPL
プログラ ミ ングを実行している Zebra プ リ ン タ の初期モデルは通常、 ス ト レー ト ・ ス
ルー信号ケーブル ( クロス・オーバなし) を 使用 し てい ま し た。 ピ ン配列の詳細につ
いては、 付録 A を参照し て く だ さ い。
プリンタとホスト ( 通常はコ ン ピ ュー タ ) の間のシ リ アル ・ ポー ト 通信の設定は、 信
頼でき る通信を可能にする も のでなければな り ません。 ビ ッ ト / 秒 ( ボー ・ レー ト )
と フ ロー ・ コン ト ロールは、 変更される最も一般的な設定です。 ホス ト ( 通常は
Windows PC) はデータ ・ フロー ・ コン ト ロールをプリ ンタのデフォルト の通信方法 :
ハー ド ウ ェ ア に適合す る よ う 変更す る 必要があ り ま す。ハー ド ウ ェ アは フ ロー制御設
定 DTR/Xon/Xoff を特徴と し ています。 このハード ウ ェア (DTR) とソフトウェア
(Xon/Xoff) を組み合わせたモー ド は、 非 Zebra アプ リ ケーシ ョ ン ・ ソ フ ト ウ ェア と 使
用しているシ リ アル・ ケーブル・ バリ エーショ ンに応じて、変更しなければならない
場合があ り ま す。
プ リ ン タ と ホ ス ト ・ コ ン ピ ュー タ の間のシ リ アル通信は、以下によ って設定で き ます。
• 自動ボー同期機能
•ZPL プログラ ミ ング言語 : ^SC コマンド
•EPL プログラ ミ ング言語 : Y コマンド
• Set/Get/Do (SGD) プログラ ミ ング : comm.type
• デフ ォ ル ト ・ プ リ ン タ 設定に よ る プ リ ン タ の再設定
自動ボー
自動ボー同期機能に よ り 、 プ リ ン タ はホ ス ト ・ コ ン ピ ュータ の通信パ ラ メ ー タ と 自動
的に同期す る こ と がで き ます。 自動同期す る には :
1. 緑色の ス テー タ ス LED が 1 回、 2 回、 そ し て 3 回点滅する まで フ ィ ー ド ・ ボ タ
ンを押したままにしてください。
2. ステータス LED が点滅し てい る間に、 ^XA^XZ コマンド ・シーケンスをプリ ン
タ に送信 し ます。
3. プリ ン タ と ホ ス ト が同期化さ れる と 、 LED が緑色の持続点灯に変わり ま す。 ( 自
動ボー同期中は、 ラ ベルが印刷さ れま せん )。
980644-071 改訂 A LP 2824 Plus™ ユーザー ・ ガイ ド 2009/4/29

プリンタを使用する前に
プ リ ン タ のコ ン ピ ュー タへの接続
ZPL ^SC コマンド
通信設定 (^SC) コ マ ン ド を使っ て、 プ リ ン タの通信設定 を 変更 し ます。
1. プ リ ン タ と 同じ 通信設定でホ ス ト ・ コ ン ピ ュー タ を設定 し た ま ま 、 希望の設定
にプ リ ン タ を変更す る ^SC コマンドを送ります。
2. 新し いプ リ ン タ の設定 と 一致する よ う に、 ホ ス ト ・ コ ン ピ ュ ータ の設定を変更
します。
こ の コ マ ン ド の詳細については、『ZPL
プログラ ミ ングガイ ド
』 を参照 し て く だ さ
い。
EPL Y コマンド
シリアル・ポート設定 (Y) コ マ ン ド を 使 っ て、 プ リ ン タ の通信設定 を 変更 し ます。
1. プ リ ン タ と 同じ 通信設定でホ ス ト ・ コ ン ピ ュー タ を設定 し た ま ま 、 希望の設定
にプ リ ン タ を変更する Y コマ ン ド を 送 り ま す。 注記 : Y コマンドはデータ ・ フ
ロー・コン ト ロールの設定をサポー ト しておらず、Xon/Xoff 設定を使用 し ます。
2. 新し いプ リ ン タ の設定 と 一致する よ う に、 ホ ス ト ・ コ ン ピ ュ ータ の設定を変更
します。
21
こ の コマ ン ド の詳細については、 『EPL
ページ モー ド ・ プ ロ グ ラ ミ ン グ ・ ガ イ ド
参照し て く だ さ い。
Set Get DO comm.type コマンド
この SGD コマンドは、 シリ アル ・ ポート ・ ケーブルの違いをプリ ンタがどのよ うに
扱えるかを制御します。プリンタは、デフォルトで、「自動検出」 モードで、プリン
タは DTE または DCE のケーブル配線設定を自動的に検出お よ び変更で き ま す。
1. プリンタに SGD コマンドを送信: !U1 setvar comm.type value
ここで、「value」 は 「自動」、 「dte」、 「dte」または「dce」です。
デフ ォル ト ・ シ リ アル ・ ポー ト ・ パラ メ ー タ の再設定
プ リ ン タ の通信パ ラ メ ータ を工場出荷時のデ フ ォル ト に リ セ ッ ト する には以下を実
行します ( シ リ アル通信設定は、 1) 自動検出 ( 設定 ) および 2) 9600 ボー、 8 ビッ トの
ワード長、 NO パリティ、1 ストップ・ビット、および DTR/XON/XOFF データ ・ フ
ロー ・ コン ト ロール )。
1. 緑色の ス テー タ ス LED が 1 回、 2 回、 そ し て 3 回点滅す る まで、 フ ィ ー ド ・ ボ
タンを押したままにします (3 回目で た だ ち に フ ィ ー ド ・ ボ タ ン を 離 し ます )。
2. ステータス LED が琥珀色 と 緑色に高速で点滅し てい る 間に、 フ ィ ー ド ・ボ
タンを押します。
プ リ ン タ がデ フ ォル ト の リ セ ッ ト を 終了す る と 、 プ リ ン タ と ホス ト コ ン ピ ュー タ
間のシ リ アル通信は ZPL ^SC コマンドまたは EPL Y コマンドで設定できます。
』を
2009/4/29 LP 2824 Plus™ ユーザー ・ ガイ ド 980644-071 改訂 A

プリンタを使用する前に
22
プ リ ン タ のコ ン ピ ュー タへの接続
注記 • EPL プログラ ミ ング言語を実行し てい る Zebra プリンタの初期モデルは、 デ
フォルトのシリアル・ ポート設定が、
1 ストップ・ビット、および HARDWARE ( ハー ド ウ ェ ア ) と SOFTWARE ( ソフト
ウェア ) の結合したデータ ・ コン ト ロール ( 実質的には DTR/Xon/Xoff) という値に
なっています。 ほとんどのアプリ ケーショ ンでは、 Windows オペレーテ ィ ング ・ シ ス
テム ・ フロー ・ コ ン ト ロール設定はハード ウ ェアです。
9600 ボー、 パリティなし、 8 データ ・ ビ ッ ト 、
パラレル ・ ポート
ケーブルは、 25 ピン 「D」タイプ (DB-25P) オス ・ コネク タおよびプリ ンタ ・ コネ ク
タの「Centronics」 (IEEE 1284 A-C パラレル・インターフェイス仕様 ) を必要と します。
ケーブル・ コネク タ のねじ ロ ッ ク を締め、 ケーブルをプ リ ンタ と コ ンピ ュータに固定
します。
注記 • プ リ ン タ は設計上、 ク ラ ム ・ シ ェル ・ コ ネ ク タ ・ カバーの あ るハン ド ・ メ イ ド ・
ケーブルな ど の非モール ド 型ケーブル を使用する こ と はで き ま せん。
980644-071 改訂 A LP 2824 Plus™ ユーザー ・ ガイ ド 2009/4/29

イーサネッ ト
イーサネッ ト ・
ケーブル
(RJ45 コネクタ )
プリンタは、 CAT-5 以上の UTP RJ45 イーサネ ッ ト ・ ケーブルを必要 と し ます。
互換性のあ る イ ーサネ ッ ト ・ベー ス のネ ッ ト ワー ク 上で実行す る よ う プ リ ン タ を設定
する ための詳細については、 ZebraNet® 10/100 内部プ リ ン ト ・ サーバ ・ マニ ュ アルを
参照し て く だ さ い。 プ リ ン タ は、 LAN ( ローカル ・ エ リ ア ・ ネッ ト ワーク ) 上で実行
する よ う 設定する 必要があ り ます。 プ リ ン タに搭載 さ れたプ リ ン ・ サーバは、 プ リ ン
タの Web ページ か ら ア ク セ ス で き ま す。
プリンタを使用する前に
プ リ ン タ のコ ン ピ ュー タへの接続
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イーサネッ ト ・ ステータス / アクティビティ ・ インジケータ
LED ステータス 説明
どちら もオフ イーサネッ ト ・ リ ン クの検出はなし
緑色 100 Mbps リンクを検出
緑色で、 琥珀色が点滅 100 Mbps リンクとイーサネット ・アクティビティを検出
琥珀色 10 Mbps リンクを検出
琥珀色で緑色が点滅 10 Mbps リンクとイーサネット ・アクティビティを検出
2009/4/29 LP 2824 Plus™ ユーザー ・ ガイ ド 980644-071 改訂 A

プリンタを使用する前に
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プ リ ン タ のコ ン ピ ュー タへの接続
プ リ ン タ にプ リ ン タ ・ ド ラ イバーおよび通信を イ ンス ト ール
Zebra では Zebra セッ トアップ・ユーティ リティ (ZSU) を用意し、 Zebra プリンタ・ ド
ラ イバ一式、 ユーテ ィ リ テ ィ 、 通信 / イ ン ス ト ール ・ ツール ( 大半の Windows PC オ
ペレーテ ィ ング ・ シ ス テ ム での使用に対応 ) を提供し ます。 Zebra セッ トアップ・ユー
ティ リティと Zebra Windows プ リ ン タ ・ ド ラ イ バの最新バージ ョ ンは、 お手元の CD
および Zebra Web サイ ト (www.zebra.com
Zebra セッ ト アップ・ユーティ リティのインス トールは、 PC (Zebra ドライバをサポー
トする Windows オペレ ーテ ィ ング ・ シ ステ ム で実行する ) プリンタを接続する前に
行って ください。 Zebra セッ トアップ ・ユーティ リティの指示に従ってプリ ンタ ・ イ
ンス トールを行ってください。
Zebra Designer Driver (ZD) および Zebra セッ ト アップ・ユーティ リティ (ZD を含
む ):Windows Vista、 Windows XP、 Windows 2003 ( サーバ ) および Windows 2000 の
オペレーテ ィ ン グ ・ シ ステ ムは、 2824 Plus プリンタとの USB とパラレル・ ポート
通信をサポー ト し ます。 ド ラ イ バは Windows オペレーテ ィ ング ・ シ ス テ ム と
Windows 認定の 32 ビッ トおよび 64 ビッ トをサポート します。
注記 • レガシー Zebra ユニバーサル・ ド ラ イバ (ZUD) プリンタ・ドライバはこのプリ
ンタをサポート しません。
) で入手でき ます
プラグ・ アンド ・ プレイ (PnP) プ リ ン タ検出お よび Windows® オペレーテ ィ ン
グ・システム
最近の Windows オペレーテ ィ ン グ ・ シ ス テ ムは、 USB インターフェイスを介して接
続 さ れ る と 、 自動的にプ リ ン タ を 検出 し ます。 ハー ド ウ ェ ア設定および Windows の
バージ ョ ン によって、 プ リ ンタがパラレルおよびシリ アル ・ ポート インターフェ イ
スに接続 さ れてい る 場合、 PnP 検出 さ れ る こ と も あ り ます。 プ リ ン タ お よび PC イン
ターフェ イス設定では PnP オペレーシ ョ ン の双方向通信をサポー ト し 実装す る 必要
があ り ます。
オペレ ーテ ィ ン グ ・ シ ス テ ム は、 プ リ ン タ を初めて コ ン ピ ュー タ に接続する と 、 自動
的に 「新 し いハー ド ウ ェ アの追加」 ウ ィ ザー ド を起動 し ま す。 プ リ ン タ を閉 じ ま す。
検出 さ れた Zebra Designer Windows ドライバをユーザーの CD 上に イ ン ス ト ールする
か、 最新の ド ラ イバを使用す る場合は www.zebra.com
フェイス接続 (USB、パラレル、シリアル、イーサネットtcp/ip) を選択し、 続いて用
紙サイ ズ ( 最も近いもの ) を選択 し ます。 「テ ス ト ・ ページの印刷」 ボ タ ン を ク リ ッ ク
し、 イ ンス ト ールが正常に行われた こ と を確認し ま す。
USB イ ン ター フ ェ イ ス に再接続 さ れた場合、または コ ン ピ ュー タ側でオペレーテ ィ ン
グ ・ シ ス テ ム の再起動を終えた後で電源がオ ンに さ れた場合は、 Windows オペレー
ティング・システムは、以前にインストールされたプリンタを検出して再リンクしま
す。 新規デバ イ ス検出の警告を無視 し て、 タ ス ク ・ バーのプ ロ ン プ ト を閉 じ ます。 オ
ペレーティ ング ・ システムがプ リ ンタ と ド ラ イバ ・ ソ フ ト ウ ェアの照合を終える ま
で、 数秒間待ち ます。 警告が消え、 こ れでプ リ ン タは印刷開始可能にな り ます。
に移動し て く ださ い。 イ ン ター
980644-071 改訂 A LP 2824 Plus™ ユーザー ・ ガイ ド 2009/4/29

プリンタを使用する前に
プ リ ン タ のコ ン ピ ュー タへの接続
ユニバーサル・シリアル・バス (USB) デバイ ス通信
ユニバーサル ・ シ リ アル ・ バス ・ イ ン ターフ ェ イ ス を使用する 場合、 プ リ ン タは端末
装置 ( ホス トでもハブでもない) にな り ます。このイ ン ターフ ェ イ スの詳細は USB 仕
様を参照し て く だ さ い。
注記 • ス キ ャ ナ、 ス ケール、 その他のデー タ入力 ( 端末 ) デバ イ ス は、 プ リ ン タ にデー
タ を送信す る ために シ リ アル ・ ポー ト (USB ポー ト ではない ) を 使用す る必要があ り
ます。
シリアル・ ポート および Windows® オペレーテ ィ ング ・ システム
シリアル・ポート通信に対する Windows オペレーテ ィ ン グ ・ シ ス テ ムのデフ ォル ト
設定は、 プ リ ン タ のデ フ ォ ル ト 設定 と ほ と んど合致 し てい ますが、 データ ・
コント ロール
ロール
ロール
設定は NONE ( なし ) です。 2824 Plus ・プリンタではデータ ・
が Hardware ( ハー ド ウ ェ ア ) に設定 さ れてい る必要があ り ま す。
設定だけが異な り ま す。 Windows デフォル ト ・ データ ・
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フロー・
フロー・ コント
フロー・ コント
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プリンタを使用する前に
メモ • ____________________________________________________________________
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プ リ ン タ のコ ン ピ ュー タへの接続
980644-071 改訂 A LP 2824 Plus™ ユーザー ・ ガイ ド 2009/4/29

3
印刷操作
こ のセ ク シ ョ ンでは、 用紙 と 印刷の処理、 フ ォ ン ト と 言語のサポー ト 、 あ ま り 一般的
ではないプ リ ン タ 設定のセ ッ ト ア ッ プについて説明 し ます。
目次
プ リ ン タ設定の特定. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 28
印刷用紙の タ イ プ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 29
消耗品の取替え . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 31
用紙の検知 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 32
折 り 畳み用紙の印刷. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 34
外部に取 り 付け られた ロール紙の印刷 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 35
印刷 メ ー タ ー . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 35
フォント とプリンタ. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 36
プ リ ン タへのフ ァ イル送信 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 40
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印刷操作
28
プ リ ン タ 設定の特定
プ リ ン タ 設定の特定
2824 Plus プリンタは ZPL プ リ ン タ設定ス テータ ス ・ ラ ベルを使用し て、 EPL と ZPL
両方の操作のプ リ ン タ の設定ス テータ ス を通知し ます。ZPL スタイル・ラベルは、EPL
ス タ イ ル ・ プ リ ン タ ・ ス テー タ ス ・ ラ ベル よ り も さ ら に直観的で機能 を 反映 し た命名
規則を提供し ます。 操作 ス テー タ ス ( 濃度、 速度、 用紙 タ イプ な ど )、インストール
されているプリ ンタ ・ オプショ ン ( ネ ッ ト ワー ク 、 イ ン ターフ ェ イ ス設定、 カ ッ タ ー
など )、 お よびプ リ ン タ 説明情報 ( シ リ ア ル番号、 モデル名、 フ ァ ーム ウ ェ アのバー
ジョンなど) は、 すべて ス テー タ ス ・ ラ ベルに含 まれていま す。
プリ ンタ のデフォ ルト ZPL ス タ イ ル設定ス テータ ス ・ ラ ベル・ プリ ン ト アウ ト は、 最
大 16 の言語にロ ーカ ラ イ ズ でき ま す。こ のラ ベルの大部分のス テータ ス 項目の表示言
語を 変更する には、 ZPL プロ グラ ミ ング・ コ マン ド ^KL を 使用し て く ださ い。 ZPL ス
タイル・ ステータス・ ラベルは ZPL ~WC コマンドで印刷できます。 プリ ン タ 設定ス
テータ ス ・ ラ ベルへのア ク セス に関する 詳細については、 「テス ト ( プリンタ設定 ) ・
ラベルの印刷」 (18 ページ) または 「フ ィード ・ ボタ ン ・ モード」 (80 ページ) を参
照し てく ださ い。
EPL ス タ イ ル ・ プ リ ン タ設定ス テータ ス ・ ラ ベルを取得する には、 プ リ ン タ に EPL U
コマンド を送信します。 さまざまな EPL U コ マン ド に関す る 詳細 と 、 こ れ ら の ラ ベル
に表示される 設定の解釈については、 EPL プ ロ グ ラ マ ・ ガ イ ド を参照し て く だ さ い。
サーマル印刷
注意 • 印字ヘ ッ ド は印刷中、 高温にな り ます。 印字ヘ ッ ド の破損や作業者のケガの危険を
避け る ため、 印字ヘ ッ ド には触れないよ う に し て く だ さ い。 印字ヘ ッ ド の メ ン テ ナ ン ス を
行 う と き は、 清浄ペンのみを使用 し て く だ さ い。
注意 • 人体の表面や他の表面で蓄積する静電エネルギーの放電によ り 、 の装置で使用 さ れ
る印字ヘ ッ ド や電子部品が破損、 ま たは破壊 さ れ る こ と があ り ま す。 ト ッ プ カ バーの下の
印字ヘ ッ ド や電子部品を取 り 扱 う 場合は、 静電気安全手順を守る必要があ り ます。
印刷モー ド
こ のプ リ ン タ は、 次の さ ま ざ ま な モー ド と 用紙設定で操作する こ と がで き ます。
• ダイレク トサーマル印刷 ( 感熱紙を使用 し た印刷 )
• 標準切 り 取 り モー ド では、 印刷後ユーザーが各ラ ベルを切 り 取る ( またはラベル
• ラベル・ ディ スペンス ・ モードオプショ ンのディスペンサがインス トールされて
の帯のバ ッ チを印刷す る ) ことができます。
い る 場合、 印刷中に台紙か ら ラ ベルを剥がす こ と がで き ます。 こ の ラ ベルを取っ
た後に、 次の ラ ベルが印刷 さ れま す。
• 用紙のカ ッ ト : オプ シ ョ ン の用紙カ ッ タ ーが イ ン ス ト ール さ れてい る 場合は、 購
入したカ ッ ターのオプシ ョ ンに応じて、 プリ ン タはラベルの間のラ イナーやレ
シー ト 用紙、 ま たは タ グ ・ ス ト ッ ク を カ ッ ト で き ま す。
980644-071 改訂 A LP 2824 Plus™ ユーザー ・ ガイ ド 2009/4/29

• スタンドアロン : プ リ ン タ の自動実行 ラ ベル ・ フ ォーム機能 ( プログラ ミ ング ・
ベース ) を使用する か、 デー タ 入力デバ イ ス を使用する と 、 プ リ ン タは ス タ ン ド
アロン ・ モード ( コンピュータへの接続なし ) で実行で き ます こ のモー ド はプ リ
ンタのシリ アル・ ポート を介して、 スキャナや重量スケール、 Zebra KDU Plus、
KDU ( キーボード ・ デ ィ スプレ イ ・ ユニ ッ ト ) な ど のデー タ 入力デバ イ スに対応
します。
• 共有ネ ッ ト ワ ー ク 印刷 : イーサネッ ト ・ インターフェイス ・ オプショ ンで設定さ
れたプ リ ン タ には、ZebraLink プリンタ設定 Web ページ を持つ内部プ リ ン ト ・サー
バと、 ネッ ト ワーク上の Zebra プ リ ン タ のス テー タ ス を 管理お よ び監視する た め
の ZebraNet Bridge ソフ トウェアが含まれます。
印刷用紙のタ イ プ
重要 • Zebra では、 高品質の印刷を継続 し て行え る よ う に、 Zebra 製のサプ ラ イ用品
を使用する こ と を強 く お勧め し ま す。 プ リ ン タの印刷能力を 向上 さ せ、 印字ヘ ッ ド
の寿命を長持ち さ せる た めに特別に設計 さ れた、 広範囲の紙製、 ポ リ プ ロ ピ レ ン製、
ポ リ エ ス テル製、 お よ び ビ ニール製の用紙が用意 さ れてい ます。 サプ ラ イ品の購入
については、 http://www.zebra.com/support をご覧ください。
印刷操作
印刷用紙のタ イ プ
29
プ リ ン タ では さ まざ ま な タ イ プの用紙を使用で き ます。
•
標準の用紙
のラベルをライナーに貼り付けられます。
連続ロ ール用紙
•
シー ト やチケ ッ ト 形式の印刷に使用 さ れ ます。
台紙のない用紙
•
き取 ら れてい ます。 用紙には通常 ミ シ ン目が入っ てお り 、 用紙の下部表面に黒い
マー ク があ り 、 ラ ベルの分離位置を示 し てい ま す。 台紙な し 用紙 ラ ベルの上部表
面には特殊コーテ ィ ン グが施 され、 ラベルが互いに張 り 付かないよ う に し てあ り
ます。 プ リ ン タ には特殊な台紙なしオプシ ョ ンを取り 付け、 台紙な し用紙がプ リ
ン タ に張 り 付か な い よ う にす る必要が あ り ます。
タグ ・ ス ト ック
•
さ ) で作ら れています。
タ グ・ ス ト ッ ク には粘着テープや ラ イナーはな く 、通常は タ グ間に ミ シン目が入っ
ています。
基本的な用紙タ イ プの詳細については、 表 1 を参照して く ださい。
プ リ ン タ では通常、 ロール紙が使用 さ れま すが、 折 り 畳み用紙やその他の連続紙を使
用する こ と も 可能です。
印刷方法に応 じ て正 し い メ デ ィ ア ( 用紙 と リ ボ ン の有無 ) を使 う 必要があ り ます。
- 大半の標準 ( 単票 ) 用紙では、裏面粘着式で個々の ラ ベル ま たは一連
- 連続ロ ール用紙はたいてい感熱用紙 (FAX 用紙 と 同様 ) で、 レ
- 台紙のない ラ ベルは裏面粘着式ですが、 ラ イ ナーのない芯に巻
- タ グ は通常、 厚手用紙 ( 最大 0.19mm または 0.0075 インチの厚
2009/4/29 LP 2824 Plus™ ユーザー ・ ガイ ド 980644-071 改訂 A

印刷操作
30
印刷用紙のタ イ プ
表 1 • 用紙タ イ プ - ロ ール用紙 と折 り 畳み用紙
用紙タ イ プ 外観 説明
単票ロ ール
用紙
ロール用紙は芯に巻かれており、 芯の直径は 25 ~ 38.1 mm
(1 ~ 1.5 インチ ) が あ り ます。 裏面粘着式の ラベルが ラ イ
ナーに貼 り 付け ら れてお り 、 こ れ ら の ラ ベルは、 ギ ャ ッ プ、
穴、 切れ込み、 ま た は黒マー ク で区切 ら れて い ま す。 タ グ
は、 ミ シ ン目で区切ら れてい ま す。 個々の ラ ベルは、 次の 1
つ以上の方法で区切 ら れて い ます。
透過式用紙
•
は、ギャップ、穴、切れ込みでラベルを区切り
ます。
黒マーク用紙
•
には用紙裏面に黒マー ク があ ら か じ め印刷
さ れ、 ラベルの分離位置を示 し てい ます。
ミシン目の入った用紙
•
には ミ シン目があ り 、ラベルやタ グ
を簡単に切 り 離せま す。 用紙には、 黒マー ク な ど 、 ラ ベル
やタ グ の分離位置を示すその他のマー ク が あ り ます。
単票折 り 畳み
用紙
折 り 畳み用紙は、 ジ グザ ク に折 ら れた用紙です。 折 り 畳み用
紙は、 単票 ロ ール用紙 と 同様に ラ ベル を分離し て い ます。 ラ
ベルの分離位置が折 り 目ま たは折 り 目付近にかか る こ と が
あります。
連続ロ ール
用紙
ロール用紙は芯に巻かれており、 芯の直径は 25 ~ 38.1 mm
(1 ~ 1.5 インチ) が あ り ます。 連続ロ ール用紙には、 ラ ベル
分離位置を示すギ ャ ッ プ、 穴、 切れ込み、 黒マー ク はあ り ま
せん。 こ のため、 イ メ ージ を ラベル上の任意の場所に印刷で
き ま す。 カ ッ ターを使用 し て ラベル を 切 り 離せ ま す。連続用
紙の場合、 プ リ ン タ は透過式 ( ギャ ップ ) センサーを使用し
て用紙切れ を検出 し ます。
980644-071 改訂 A LP 2824 Plus™ ユーザー ・ ガイ ド 2009/4/29

感熱性の用紙のタ イ プの特定
熱転写用紙に印刷す る場合は リ ボ ン が必要です。 一方、 感熱用紙では リ ボンは不要で
す。 感熱用紙 と 熱転写用紙のいずれであ る か を 判断す る には、 用紙の ス ク ラ ッ チ ・ テ
ストを実行してください。
用紙ス ク ラ ッ チ ・ テ ス ト は、 次の手順に従い ます。
1. 用紙の印刷面を指の爪で ま たはペン のキ ャ ッ プで こ す り ます。 強 く 押し なが ら 、
素早 く 用紙の印刷面上を引っ掻 く よ う に し ま す。 感熱用紙は熱 を 加え ら れ る と 化
学的に処理 ( 感光 ) され印刷 さ れます。 こ の テ ス ト 方法では、 用紙 を 感光 さ せる
のに摩擦熱を使用し てい ます。
2. 用紙に黒い ス ジが現れ る か ど う か確認 し ます。
黒いス ジの状態 用紙の タ イ プ
用紙に現れない 熱転写用紙です。 リボンが必要です。 リボンはダイレク
用紙に現れ る 感熱用紙です。 リ ボンは不要です。
消耗品の取替え
ト ・ サーマル ・ プ リ ン タ では使用でき ません。
印刷操作
31
消耗品の取替え
印刷中に ラ ベルが切れた場合、 プ リ ン タはオン の ま ま で装着 し て く だ さ い ( オフにす
る と デー タ ロ スが発生 し ます )。 フ ィード ・ ボタンを押して再開します。 常に高品質、
認証済みの ラ ベルやタ グ を使っ て く だ さ い。 粘着性の ラ ベルで台紙に対 し て平行に
な っ ていない ラ ベル紙が使われた場合、露出 し た エ ッ ジがプ リ ン タ 内部の ラ ベルガ イ
ド と ロー ラ に く っついて、 ラベルが台紙か ら 剥がれプ リ ン タ ジ ャ ム を 起 こ す可能性が
あります。 非認定の用紙に印字ヘ ッ ド を腐食する 化学薬品が含 まれてい る 場合は、 印
字ヘ ッ ド が恒久的な損傷を受け る可能性があ り ま す。
印刷幅の調整
次の場合には印刷幅の設定が必要です。
• プ リ ン タ を初めて使用する と き 。
• 用紙の幅が変更さ れた と き。
印刷幅は次のいずれかで設定で き ます。
•Windows のプ リ ン タ ・ ド ラ イバ、 または Zebra Designer などのアプリ ケーシ ョ ン ・
ソフトウェア
• 「フ ィード ・ ボタン ・ モード」 (80 ページ) の 5 回点滅シーケ ン ス
•ZPL プロ グ ラ ミ ン グでプ リ ン タ 操作を制御 (^PW) コマンド ( 『ZPL
グ・ガイド
プログラ ミ ン
』 を参照) を参照して く ださい。
•EPL ページ ・ モー ド ・ プ ロ グ ラ ミ ン グ でプ リ ン タ操作を制御、 ラ ベル幅設定 (
コマンド ( 『EPL
2009/4/29 LP 2824 Plus™ ユーザー ・ ガイ ド 980644-071 改訂 A
プログラマ ・ ガイド
』を参照) を参照し て く ださい。
q)

印刷操作
32
印字品質の調整
印字品質の調整
印字品質は、 印字ヘ ッ ド の温度や濃度 ( 設定 )、印刷速度、 およ び使用する 用紙に よ っ
て影響 を 受け ます。 使用さ れ る アプ リ ケーシ ョ ン におけ る最適条件は、 実際に印刷確
認を繰 り 返し 行 っ てのみ見つけ る こ と がで き ます。
注記 • プ リ ン タ と 用紙の印刷速度の設定について、 用紙 メ ーカーに よ る推奨事項が
提供 さ れてい る場合が あ り ます。 用紙 タ イ プの最大速度は、 プ リ ン タ の最大速度 よ
り も 遅い場合が あ り ます。
相対濃度 ( または密度 ) の設定は、 次のいずれかに よ っ て設定で き ます。
• 「フ ィード ・ ボ タ ン ・ モード」 (80 ページ) の 6 回点滅シーケ ン ス。 こ れ を 使用す
ると ZPL および EPL によってプログラムされた濃度 / 密度設定は上書 き さ れま
す。
用紙の検知
• 濃度の設定 (
• 濃度 (D) EPL コマンド ( 『EPL
印刷速度の調整が必要な場合は、 以下を使用 し ま す。
•Windows のプ リ ン タ ・ ド ラ イバ、 または Zebra Designer などのアプリ ケーシ ョ ン ・
ソフトウェア
• 印字レー ト (^PR) コマンド ( 『ZPL
• 速度の選択 (
2824 Plus プ リ ン タ には自動用紙検知機能が備わっ ていま す。 プ リ ン タ は継続的にわ
ずかな違い を 検知 し て、 用紙長を確認 し 調整す る よ う 設計さ れてい ま す。 プ リ ン タ が
印刷中ま たは用紙の挿入中は、プ リ ン タは用紙パ ラ メ ー タ で ラ ベル間お よび ロール間
のわずかな違い を 検知 し て対応 し 、 用紙を 確認 し て調整 し ます。 印刷ジ ョ ブ ま た は用
紙挿入を開始し た と き に、予測 さ れ る 用紙長 ま た は ラ ベル間の ギ ャ ッ プの長さ が許容
可能な差の範囲を超え た場合、 プ リ ン タ は自動的に用紙長キ ャ リ ブ レー ト を開始 し ま
す。 2824 Plus プ リ ン タ の自動用紙検知は、 EPL および ZPL ラベル・ フォーマッ トお
よびプ ロ グ ラ ミ ン グ を使用する プ リ ン タ操作で、 同様に機能し ます。
用紙を挿入し た後にプ リ ン タが ラ ベルや黒線 (ま たは黒線の あ る切れ込み) を検出 し
ない場合、 デ フ ォル ト の最大 ラ ベル長であ る 1 メートル (39 インチ) にな り 、 その後
プ リ ン タ は連続用紙 ( レシート ) モー ド に切 り 替わ り ます。 ソ フ ト ウ ェ ア、 プ ロ グ ラ
ミングまたは手動キャリブレートによって変更されるまで、プリンタは異なる用紙で
こ れ ら の設定を保持し ます。
~SD) ZPL コマンド ( 『ZPL
プログラマ ・ ガイ ド
S) コマンド ( 『EPL
プログラマ ・ ガイド
プログラ ミ ング ・ ガイ ド
』を参照)。
プログラ ミ ング ・ ガイ ド
』を参照)。
』を参照)。
』を参照)。
オプシ ョ ン で、 プリ ン タ の電源投入時ま た は電源を つけ た 状態でプリ ン タ を 閉じ た
と き に、 用紙の短いキ ャ リ ブレ ート を 行う よ う プリ ン タ を 設定する こ と ができ ま す。
このときプリ ンタは、キャリブレート 中に最大 3 つのラ ベルま で挿入する こ と がで
きます。
プ リ ン タ の用紙設定は、 プ リ ン タ設定 ラ ベルを印刷す る と 検証で き ます。 詳細につい
ては、 「テス ト ( プリンタ設定) ・ ラベルの印刷」 (18 ページ) を参照して く ださい。
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印刷操作
用紙の検知
自動用紙タ イ プ検出お よび検知機能が確認する 最大長は、ZPL 最大 ラ ベル長 コ マ ン ド
(^ML) を使用し て短 く する こ と がで き ます。 こ の長 さ は印刷す る最大 ラ ベルの 2 倍以
上にな る よ う に設定す る こ と をお勧め し ま す。 印刷す る最大 ラベルが 6 インチの場
合、 最大 ラベル ( 用紙 ) 長検出距離は 39 インチのデフォルト距離を 12 インチに減ら
すこ とができます。
プ リ ン タ で用紙 タ イ プの自動検出 と 自動キ ャ リ ブレ ー ト を 行 う のが難 し い場合は、
「マニ ュ アル ・ キ ャ リ ブレー ト 」 (76 ページ) を参照し て広範囲なキャ リ ブレー ト を
実行し て く だ さ い。 これにはご使用の用紙に対する 検知操作の印刷グ ラ フが含まれ ま
す。 こ の方法は、 4 回点滅フィード ・ ボタン ・ モード を使用してプリンタのデフォル
ト ・ パ ラ メ ー タ が工場出荷時設定に再設定 さ れ る ま で、 プ リ ン タ の自動用紙検知機能
を無効にし ます。 詳細につい て は、 「フ ィ ー ド ・ ボタ ン ・ モード」 (80 ページ) を参照
してください。
自動用紙キ ャ リ ブ レー ト は必要に応 じ て変更し た り 、 オ ン / オフを切り替える こ とが
で き ます。印刷ジ ョ ブの状況に よ っ てはプ リ ン タ が ロ ールの用紙をすべて使用す る こ
とがあります。 2 つの自動用紙条件、 「用紙を セ ッ ト し て電源を オン、 電源がオン の
状態でプ リ ン タ を閉じ る」 は ZPL 用紙フ ィ ー ド ・ コ マ ン ド ^MF. を使用して個別にコ
ントロール可能です。ZPL プログラマ ・ガイ ドで説明されている ^MF コマンドの
フ ィ ー ド ・ ア ク シ ョ ンは、 お も に自動用紙検知お よ びキ ャ リ ブレー ト に使用 さ れ ま
す。ダ イナ ミ ッ ク な用紙キ ャ リ ブレー ト ( ラベル間) を管理す る 自動用紙キ ャ リ ブレー
トは、^XS コマン ド を使用し ます。 用紙の長 さ や素材、 ま たは検出方法 ( 透過式 /
ギャップ、黒線または連続) が異な る複数の用紙タ イ プが使用さ れている場合、 これ
らの設定は変更しないでください。
33
用紙のキ ャ リ ブ レー ト と 検出プ ロ セ ス は、プ リ ン タ にセ ッ ト さ れた用紙 タ イ プに一致
する よ う 絞 り 込むこ と がで き ま す。 用紙 タ イプ を設定する には、 ZPL 用紙の管理 コ マ
ンド (^MN) を使用 し ます。 プ リ ン タは、 事前印刷の用紙 を ラ ベル間のギ ャ ッ プ と し て
検出し た り 、 印刷の台紙を黒線マー ク と し て認識す る こ と が あ り ます。 連続用紙に
^MN パ ラ メ ータ が設定 さ れてい る場合は、印刷では自動キ ャ リ ブレー ト は行われ ま せ
ん。 ^MN コ マ ン ド には自動キ ャ リ ブ レー ト ・ パ ラ メ ー タ (^MNA) も含まれており、 プ
リ ン タ をデフ ォ ル ト 設定に戻 し て、すべての用紙タ イ プを自動検出す る こ と がで き ま
す。
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印刷操作
34
折 り 畳み用紙の印刷
折 り 畳み用紙の印刷
折 り 畳み用紙に印刷す る には、 用紙ガ イ ド の停止位置を調整する 必要があ り ま す。
1. トップカバーを開きます。
2. ハンガーを一番広い位置に開 き ま す。
3. ホルダ開き ロ ッ ク を前方にはじ きます。
4. 用紙のサ ンプルを使い、 ガ イ ド を用紙の幅に調節 し ます。 ガ イ ド は用紙の端に少
5. プ リ ン タ 後部の ス ロ ッ ト に用紙を差 し 込みま す。
6. ハン ガー と ガ イ ド の間に用紙を通し ます。
7. トップカバーを閉じます。
し触れ る 程度で、 拘束 し てはいけ ま せん。
980644-071 改訂 A LP 2824 Plus™ ユーザー ・ ガイ ド 2009/4/29

外部に取 り付けら れた ロ ール紙の印刷
2824 Plus プ リ ン タ は折 り 畳み用紙のサポー ト と 同様に、 外部に取 り 付け られた ロ ー
ル用紙に対応 し ます。 プ リ ン タ は用紙を ロールか ら 引 き出すのに、 用紙 ロ ール と ス タ
ン ド を 組み合わせて初期の低い慣性を使用する よ う にし ます。
現在の時点では Zebra は 2824 Plus プ リ ン タに外部用紙オプシ ョ ン を提供 し ていま せ
ん。
外部に取り 付け られたロ ール用紙に関す る考慮事項
• 用紙はプ リ ン タ 後部の折 り 畳み用紙ス ロ ッ ト を 通 し て、 プ リ ン タ の後 ろ 側に直接
挿入する 必要が あ り ます。 用紙のセ ッ ト については 「折 り 畳み用紙の印刷」 (34
ページ) を参照して く ださい。
• モー タ ーの停止を避け る ため、 印刷速度は遅めに し て く だ さ い。 ロールは通常、
ロール を 動か し始め る と き に最大の慣性 を有し ます。 用紙 ロールの直径が大き い
場合、 プ リ ン タは ロ ールを回すた めに よ り 多 く の ト ル ク を必要 と し ます。
• 用紙は ス ムーズに滞 り な く 移動する 必要があ り ま す。 用紙は用紙 ス タ ン ド に取 り
付けられているとき、滑ったり、 飛ばされたり、 急に移動したり、 巻きついて動
くことがあってはなりません。
印刷操作
外部に取 り 付け ら れたロ ール紙の印刷
35
• プリンタは用紙ロールに触れないようにします。
• プ リ ン タが滑 っ た り 作業面か ら 持ち上が ら な い よ う に し ま す。
印刷 メ ー タ ー
2824 Plus プ リ ン タ には、 印字ヘ ッ ド の メ ンテナン ス ・ ア ラ ー ト を通知する 機能があ
り ます。 プ リ ン タには ク リ ーニ ン グ機能 と 、 印字ヘ ッ ド の寿命の終わ り を前も っ て警
告する ア ラー ト 機能 を 備え て い ます。 RTC ( リアルタイム・ クロック ) がプ リ ン タに
イ ン ス ト ール さ れてい る 場合は、印字ヘ ッ ド の寿命 と 履歴の通知には日付 も 含 ま れま
す。 デフ ォ ル ト では、 印刷 メ ー タ ー ・ ア ラー ト は無効にな っ て い ます。
印刷 メ ー ターの メ ッ セージ と 通知の多 く は、 カ ス タ マ イ ズ可能です。 印刷 メ ータ ーの
詳細については、 ZPL
印刷 メ ー ター ・ ア ラー ト を有効にす る には、 次の コ マ ン ド のいずれか 1 つをプ リ ンタ
に送信し ます。
または
•EPL コマンド oLY
•ZPL コマンド ^JH,,,,,E
EPL
のプログ ラ ミ ング ・ ガイ ド
を参照し て く ださい。
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印刷操作
36
フォント とプリンタ
フォントとプリンタ
2824 Plus プ リ ン タは、 多様な内部フ ォ ン ト 、 オンボード ・ フ ォン ト ・ スケー リ ング、
国際フ ォ ン ト ・ セ ッ ト 、 文字コ ー ド ページのサポー ト 、 Unicode サポート 、 フ ォ ン ト
のダ ウ ン ロ ー ド など に よ っ て、 言語 と フ ォ ン ト の要求を サポー ト し ま す。 プ リ ン タ に
は、 ZPL および EPL の両方のプロ グ ラ ミ ン グ言語 と も 、 プ リ ン タ へのフ ォ ン ト のダ
ウンロード をサポート するユーティ リ テ ィやアプ リ ケーショ ン・ ソ フ ト ウ ェアが含ま
れています。
2824 Plus プリンタのフォント機能はプログラミング言語に依存しています。ZPL プ
ロ グ ラ ミ ン グ言語は、 高度な フ ォ ン ト ・ マ ッ ピ ン グお よび ス ケー リ ン グ技術を提供
し、アウ ト ラ インフォン ト (TrueTypea または OpenTypea) と Unicode 文字マ ッ ピ ン グ 、
基本的な ビ ッ ト マ ッ プ ・ フ ォ ン ト や文字コ ー ド ページ をサポー ト し ます。 EPL プログ
ラ ミ ン グ言語は、 基本のビ ッ ト マ ッ プ ・ フ ォ ン ト と 国際 コ ー ド ページ を提供し ます。
ZPL および EPL プログラ ミング ・ ガイドでは、 フォン ト、 コードページ、 文字アク
セス、フォント ・ リスト、各プリンタのプログラミング言語の制限について説明して
いま す。 テ キ ス ト 、 フ ォ ン ト 、 文字のサポー ト の詳細ついては、 プ リ ン タのプ ロ グ ラ
ミ ン グ ・ ガ イ ド を参照 し て く だ さ い。
ご使用のプリ ン タのフ ォン ト の識別
プ リ ン タ ではフ ォ ン ト と メ モ リ はプ ロ グ ラ ミ ン グ 言語に共有 さ れ て い ます。 2824 Plus
プ リ ン タ では、 フ ォ ン ト を 多 く の メ モ リ 領域に ロ ー ド で き ます。 ZPL プログラ ミ ング
は ZPL と EPL の フ ォ ン ト を 認識 し ます。 EPL プログラ ミ ングは EPL フォン トのみを
認識でき ます。 フ ォ ン ト と プ リ ン タ ・ メ モ リ に関する詳細については、 各プ ロ グ ラ
マ ・ ガ イ ド を参照 し て く だ さ い。
ZPL フォント :
•ZPL 印刷操作のための フ ォ ン ト を 管理 し ダ ウ ン ロー ド す る には、 ZebraNet Bridge
を使用し ます。
• 2824 Plus プリンタにロードされたすべてのフォントを表示するには、プリンタに
ZPL コマンド ^WD を送信します。 詳細については、 ZPL
照して く ださい。
• さまざまなプリ ンタのメモリ領域のビッ ト マップ・フォン トは、ZPL の .FNT
フ ァ イ ル拡張子に よ っ て識別 さ れ ます。
• スケーラブル ・ フォン トは、 ZPL の .TTF、 .TTE または .OTF ファイル拡張
子で識別 さ れま す。 EPL はこれらのフォン トはサポート していません。
• LMu.FNT から LMz.FNT までの 6 つのフ ォ ン ト は EPL ライン・モード・フォ
ン ト で、熱転写式 2824 Plus プリンタの EPL プログラ ミングでは使用できませ
ん。
プログラマ ・ ガイ ド
を参
•ZPL で表示さ れる と きは、 EPL ソフト フォントは縦と横に 2 つのグループに
分け ら れます。 EPL ソ フ ト フ ォ ン ト は単一のアル フ ァ ベ ッ ト の小文字 (a-z) の
後に大文字の H または V および .FNT フ ァ イル拡張子が続き ます。
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EPL フォント :
•EPL 印刷操作でのフ ォ ン ト のダ ウ ン ロー ド には、 EPL フォント ・ダウンローダを
使用し ます。
•EPL に使用でき る ソ フ ト フ ォ ン ト (ext.) を表示す る には、 プ リ ン タに EPL コマン
ド EI を送信し ます。
• 2824 Plus プリンタのアジア系フォントはソフ ト フォン ト として表示されます
が、 EPL プログラマ ・ ガイ ドの A コマンドで説明されているとおり、 アクセ
スが可能です。
• 表示 さ れ る EPL フォン トはすべてビッ トマップ・フォントです。 .FNT ファイ
ル拡張子や、 上記の ZPL フォントで説明されているような、 ZPL コマンド
^WD で表示 さ れ る横方向 (H) や縦方向 (V) の指定子は含 まれま せん。
•EPL プログラ ミ ングで非アジア系 EPL フ ォ ン ト を削除する には、 EK コマンドを
使用し ます。
•EPL ア ジア系フ ォ ン ト を プ リ ン タ か ら 削除する には、 ZPL ^ID コマンドを使用し
ます。
コードページを使用したプリンタのローカライズ
印刷操作
フォント とプリンタ
37
2824 Plus プリンタは、 ZPL および EPL プリンタ ・プログラミング言語に対して、 プ
リ ン タ に ロ ー ド さ れた常駐フ ォ ン ト と し て地域 と 文字の 2 つの言語セッ ト をサポー
ト し ま す。 プ リ ン タは、 一般的な国際文字マ ッ プ ・ コ ー ド ページの ローカ ラ イ ズ を サ
ポー ト し ています。
• Unicode を含む ZPL コードページのサポート については、 ZPL プログラマ ・ ガイ
ドの ^CI コマンドを参照してください。
•EPL コードページのサポート については、 EPL プログラマ ・ ガイドの I コマンド
を参照し て く ださい。
アジ ア系 フ ォ ン ト と その他の大型のフ ォ ン ト
中国語 ( 簡体字 と 繁体字 )、 韓国語、 日本語 と いっ た ア ジ ア系文字のセ ッ ト には何千
も の文字が含まれてい ますが、 ラ テン系文字セ ッ ト に含ま れて い る のは、 256 文字未
満です。 歴史的に、 産業界では こ れ ら の大型アジ ア系文字セ ッ ト は、 ラ テン系文字で
使用するシングル・ バイ ト文字セッ トに対し、 ダブル・バイ ト文字セッ ト でサポー ト
し てい ま す。 それぞれのア ジア系ダ ブル ・ バイ ト 文字セ ッ ト は、 マ ッ ピ ン グ の矛盾点
や同時に使用す る際の制約な ど の問題の あ る も の と は独立し てい ます。 ユニバーサル
文字セッ ト であ る Unicode は、 複数の独立し た 文字セ ッ ト の使用に起因する 複雑化の
要因を 統合し 解決する た めに考え ら れま し た 。Unicode には独立文字セッ ト のすべて の
文字が含ま れ、 文字マッ ピ ン グ の矛盾点や複数の文字セッ ト を 使用する 要件な ど の問
題を 解決し ま す。 ZPL プログラ ミ ング言語は Unicode およ び Unicode 準拠のフ ォ ン ト
をサポート しています。EPL プログラ ミ ング言語は Unicode をサポート していません。
Zebra は、 EPL および ZPL プ ロ グ ラ ミ ン グ言語向けの非 Unicode 準拠アジ ア系 フ ォ ン
ト を提供 し ま す。
2009/4/29 LP 2824 Plus™ ユーザー ・ ガイ ド 980644-071 改訂 A

印刷操作
38
フォント とプリンタ
アジア系フォン トの取得
Zebra は、 以下の複数言語の印刷向け二 (2) つの Unicode 準拠フ ォ ン ト を 提供 し ます。
• 欧州、 中東、 お よ びア フ リ カ (EMEA) 言語向けに Swiss721。
•EMEA およ び東南ア ジアお よ び CJKV 言語をサポー ト す る Andale。
これらの Unicode 準拠フ ォ ン ト は ZPL プ ロ グ ラ ミ ン グ言語でのみ使用で き ます。
メモリー所要量:
• 非 Unicode または Unicode 準拠フ ォ ン ト を 使用す る ア ジ ア系言語サポー ト には、
工場出荷フル ・ フ ラ ッ シュ ・ メ モ リ ・ オプシ ョ ン (64Mb) が必要です。
• 標準 メ モ リ ・ オプシ ョ ン (4MB) 装備のプ リ ン タ は Unicode Swiss721 フォン ト
(Zebra Web サ イ ト で入手可能 ) をサポー ト しています。
• ダ ウ ン ロー ド でき る フ ォ ン ト 数は、常には使用 さ れお ら ず使用可能な フ ラ ッ シ ュ ・
メ モ リ の量 と 、 ダ ウ ン ロ ー ド す る フ ォ ン ト のサ イ ズに依存 し てい ます。
アジア系フォン ト ・セッ ト はユーザーまたはインテグレーターによってプ リ ンタにダ
ウ ン ロ ー ド さ れ ます。 フ ォ ン ト はプ リ ン タ と は別に購入で き ます。
• 中国語 ( 簡体字およ び繁体字 ) (ZPL および EPL)
• 日本語 JIS および Shift-JIS マッピング (ZPL および EPL)
• 韓国語 (Johab を含む ZPL および EPL)
• タイ語 (ZPL のみ )
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スタンドアロン印刷
プ リ ン タ は、 コ ン ピ ュー タ に接続せずに動作す る よ う 設定する こ と がで き ます。 プ リ
ン タ には、自動的に単一の ラ ベル・ フ ォ ー ム を 実行す る機能があ り ま す。端末やウ ェ ッ
ジ・デバイスまたは Zebra KDU ( キーボード ・ ディ スプレ イ ・ ユニ ッ ト ) を使用して
ラベル・ フォームを呼出し、 1 つ以上のダ ウ ン ロー ド 済み ラ ベル ・ フ ォ ー ム にア ク セ
ス し て実行す る こ と がで き ま す。 こ れ ら の方法のおかげで、 開発者はス キ ャナや重量
ス ケールな どのデー タ 入力デバイ ス をシ リ アルポー ト を介し てプ リ ン タ に組み込む
ことができます。
ラ ベル ・ フ ォ ーマ ッ ト は、 以下の ラベル を サポー ト する プ リ ン タ で作成 し 保存で き ま
す。
• データ 入力を必要 と せず、 フ ィ ー ド ・ ボ タ ン を押す と 印刷する 。
• データ 入力を必要 と せず、 プ リ ン タ のオプシ ョ ン のデ ィ ス ペンサか ら ラベルが取
り 外 さ れた と き に印刷す る。
• 端末ま たはウ ェ ッ ジ ・ デバ イ ス を介し て 1 つ以上のデータ 変数が入力 さ れ る。 最
後の変数デー タ ・ フ ィ ール ド が入力 さ れた後に ラ ベルが印刷 さ れ る 。
• ラ ベル・フ ォーム を実行する ためのプ ロ グ ラ ミ ン グ を含むス キ ャ ニ ン グ・バー コ ー
ド に よ っ て呼び出 さ れ る、 1 つ以上の ラ ベル ・ フ ォーマ ッ ト 。
印刷操作
スタンドアロン印刷
39
• プ ロ セ ス手順の次の ラ ベルを実行する た めのプ ロ グ ラ ミ ン グ を 含むバーコ ー ド を
有する 各 ラ ベル と と も に、 プ ロ セ ス ・ チ ェ ーン と し て動作する よ う 作成 さ れた ラ
ベル ・ フ ォーム。
EPL プログラ ミ ング言語も、電源をオン / オ フ または リ セ ッ ト し た後に自動的に実行
する特殊なラベル ・ フォームをサポー ト しています。 EPL l は AUTOFR という ラベ
ル・フォーマットを検索します。EPL AUTOFR フォームは無効になるまで実行され
ます。 フ ァ イルを完全に削除するには、 AUTOFR フォームをプリ ンタから削除した
後で、 リ セ ッ ト ま たは電源のオ ン / オフを行う必要があり ます。
ど ち らのプ リ ン タ ・ プ ロ グ ラ ミ ン グ言語 も 、 電源 をオン / オフまたはリ セッ ト した後
に自動的に実行する特殊な ラベル ・ フ ォ ーム をサポー ト し ています。 ZPL は
AUTOEXEC.ZPL という名のファイルを検索し、 EPL は AUTOFR. という名のラベ
ル・フォームを検索します。 2824 Plus プリンタに両方のファイルが設定されている場
合、 AUTOEXEC.ZPL のみが実行さ れ ま す。 EPL AUTOFR フォームは無効になるまで
実行 さ れ ま す。 フ ァ イ ル を 完全に削除す る には、 両方の フ ァ イ ル と も プ リ ン タ か ら 削
除した後で、 リ セッ ト または電源のオン / オフを行う必要があり ます。
注記 • 2824 Plus の EPL AUTOFR コマンドは、NULL 文字 (00 hex または ASCII 0) によっ
てのみ削除で き ます。 2824 Plus プリンタは、 EPL プリンタで AUTOFR フォーム操作
を通常無効にす る その他の文字、 XOFF 文字 (13 hex または ASCII 19) を無視し ます。
2824 Plus プリンタは、 シリアルポートの 5 ボル ト ・ ラ イ ン を介して、 最大 750mA を
供給でき ます。 プ リ ン タのシ リ アルポー ト ・ イ ン タ ーフ ェ イ ス の詳細については、 付
録 A を参照し て く ださい。
2009/4/29 LP 2824 Plus™ ユーザー ・ ガイ ド 980644-071 改訂 A

印刷操作
40
プ リ ン タ へのフ ァ イル送信
プ リ ン タ への フ ァ イル送信
グラフィ ックス、 フォントおよびプログラ ミング・ ファイルは、ユーザーの CD に付
属または
ZebraNet Bridge またはファームウェア ( またはファイル )・ダ ウ ン ローダ を 使用 し て、
Microsoft Windows オペレーテ ィ ン グ ・ シ ス テムか ら プ リ ン タに送信する こ と がで き
ます。 こ れ ら の方法は、 プ ロ グ ラ ミ ン グ言語お よび 2824 Plus プリンタの両方で共通
です。
www.zebra.com の両方で入手で き る Zebra セッ トアップ ・ユーティ リ ティ、
EPL ライン・ モード
ダ イ レ ク ト ・ サーマル ・ プ リ ン タは、 ラ イ ン ・ モー ド での印刷に対応 し てい ます。 EPL
の ラ イ ン ・ モー ド 印刷は、 初期の LP2022 および LP2042 プリンタで使用されている
EPL1 プログラ ミング言語とコマンドの互換性があり ます。 Zebra 2800 シリーズのダ
イレクト ・サーマル・プリンタにも、 ライン・モード・プリンタ言語のサポートが含
まれていました。 2824 Plus でも、 Zebra でのラ イン ・ モード のサポー ト を継続し てい
ます。
ラ イ ン ・ モー ド 印刷は、 基本的な小売業 (Point Of Sale - POS)、 発送、 イ ンベ ン ト リ 、
ワー ク フ ロー ・ コ ン ト ロ ール、 一般的な ラ ベル作成な ど に適 し てい ま す。 ラ イ ン ・
モード の EPL プ リ ン タ は多機能で、 各種の用紙への印刷やバー ・ コー ド の印刷が可
能です。
ラ イ ン ・ モー ド 印刷では、 テ キ ス ト およびデー タ行に含ま れ てい る バー ・ コー ド 、 テ
キ ス ト 、 ロ ゴ、 簡単な垂直線な ど の最大要素の高 さ の線だけ を印刷 し ます。 ラ イ ン ・
モード では 1 行ずつ し か印刷で き ないので、 様々な制約があ り ま す。 た と えば、 精密
な要素の配置や、 重複す る 要素、 水平 ( はしご型の ) バー ・ コー ド は印刷でき ません。
• ライン・モード ・プリンタの操作は、 プリンタに対して EPL OEPL1 コマンド を
送信する こ と で開始で き ます。 『EPL
たは 『EPL
• ライン・モード ・プリンタの操作は、 プリンタに対して escEPL2 ライン・モー
ド ・ コ マ ン ド を 送信す る こ と で終了で き ます。 『EPL
マ・ガイド
• ラ イ ン ・ モー ド がア ク テ ィ ブな場合、 ZPL と EPL (EPL2) ページ ・ モー ド ・ プ ロ グ
ラ ミ ン グは、 ラ イ ン ・ モー ド ・ プロ グ ラ ミ ン グお よ びデー タ と し て処理 さ れます。
• デフォル ト の ZPL と EPL (EPL2) ページ ・ モー ド がア ク テ ィ ブ な場合、 ラ イ ン ・
モード ・ プ ロ グ ラ ミ ングは、 ZPL または EPL、あるいは両方のプログラミングお
よびデー タ と し て処理 さ れます。
• プリンタ設定を印刷して、 プリンタ・プログラミング・モードを確認します。
ライン・モード ・プログラマ・ガイド
』 を参照 し て く だ さ い。
プログラマ ・ ガイ ド
』 を参照 し て く だ さ い。
( ページ ・ モー ド )』ま
ライン・モード ・プログラ
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4
プリンタ ・オプション
こ のセ ク シ ョ ンでは、 一般的なプ リ ン タ ・ オプ シ ョ ンやア ク セサ リ に関す る 簡単な説
明 と 、 使用方法や設定方法について説明 し ます。
目次
ラベル ・ ディスペンサ・ オプショ ン . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 42
カッター・オプション. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 45
ZebraNet® 10/100 内部 ( 有線 ) プリント ・サーバ・オプション . . . . . . . . . . . . . . . . . . 50
RTC ( リアル・ タイム・ クロック ) とフル・ フラッシュ ・ メモリ . . . . . . . . . . . . . . . . . 52
アジア系フォン ト - プリンタ ・ アクセサリ. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 53
KDU プリンタ ・ アクセサリ. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 54
KDU Plus プリンタ ・ アクセサリ. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 55
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プリンタ ・オプション
42
ラベル ・ ディスペンサ・ オプショ ン
ラベル ・ ディスペンサ・ オプショ ン
工場出荷時に設定 さ れた ラ ベル ・ デ ィ スペンサ ・ オプシ ョ ン を使用す る と 、 印刷時に
ラベルの裏 ( ライナー/ 透過式用紙 ) が剥が さ れ る ので、 印刷後すぐ に貼 り 付け る こ
と がで き ま す。 複数の ラ ベルを印刷す る場合、 取 り 外 さ れた ( 剥がれた ) ラベルを取
り 除 く こ と で、 プ リ ン タ に次の ラ ベルの印刷 と 排出を指示する こ と にな り ま す。
ディスペンサ・モードを正しく使用するには、長さ、単票 ( ギャ ップ )、および透過
式 ( ライナー) を含む典型的な ラ ベル設定でプ リ ン タ ・ ド ラ イ バ を使用 し て ラベル
( 剥離 ) ・ セ ン サーを起動 し ます。 それ以外の場合は、 プ リ ン タに ZPL または EPL
プログラ ミ ング ・ コマンド を送信しなければなり ません。
ZPL でプログ ラ ミ ングする場合は、以下のコマンド・シーケンスを使用できます。
ZPL プ ロ グ ラ ミ ン グ の詳細は、 『ZPL
EPL でプ ロ グ ラ ミ ン グ す る場合は、オプション (O) コマンド と P コマンド ・パラ メー
タ (OP) を一緒に送 り 、 ラベル剥離セン サーを有効に し ます。 他のプ リ ン タ ・ オプシ ョ
ン・パラメータをオプション・コマンド・ストリングに含めることができます。EPL
プログラ ミ ングと、 オプショ ン (O) コ マ ン ド の動作についての詳細は、 『EPL
ラマ ・ ガイ ド
』 を参照 し て く だ さ い。
プログラ ミ ング ・ ガイ ド
^XA ^MMP ^XZ
^XA ^JUS ^XZ
』 を参照 し て く ださ い。
プログ
1. プリンタにラベルを挿入します。 プリンタを閉じて、 露出したラベルがプリンタ
から 100 mm (4 インチ) 排出 さ れ る ま で、 フ ィ ード ・ ボ タ ンを押 し ます。 ラ イ ナー
から露出したラベルを取り去ってください。
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プリンタ ・ オプション
ラベル ・ ディスペンサ ・ オプショ ン
2. ラ イ ナーをプ リ ン タの上部に持ち上げ、 デ ィ スペンサ ・ ド アを開 き ま す。
43
3. デ ィ スペンサ ・ ド ア と プ リ ン タ 本体の間に ラ ベル ・ ラ イナー を 挿入 し ます。
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プリンタ ・オプション
44
ラベル ・ ディスペンサ・ オプショ ン
4. ディ スペンサードアを閉じます。
5. フ ィード ・ ボタ ンを押し て用紙を前送り し ます。
6. 印刷ジ ョ ブ中、 ラベルは台紙から剥が されて、 単独で送 り だ さ れます。 プ リ ン タ
からラベルを取り除く と、 プリンタは次のラベルを印刷することができます。 注
記:ラベル剥離センサーでソフトウェア・ コマンドによって取り外された ( 剥が
された ) ラ ベルの検出 を 行 っ ていない場合、 プ リ ン タは剥離 し た ラ ベル を 重ねて
排出し ます。
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カッター・オプション
こ のプ リ ン タ では、 ラ ベル ・ ラ イナー、 タ グ、 レ シー ト 用紙な ど の用紙幅すべて に合
わせてカ ッ ト で き る、 工場出荷時設定の用紙カ ッ ター ・ オプシ ョ ン を 2 種類サ ポー ト
し てい ま す。 こ れ ら のカ ッ ター ・ オプシ ョ ンはすべて、 単一のカ ッ ター筐体設計を使
用しています。 プ リ ンタにインス トールされているカッ ター ・ オプシ ョ ンのタ イプ
プリンタ設定ステータス
は、
ションには次のものがあります。
• ラベル ・ ラ イ ナー と 軽量 タ グ用紙向けの中量カ ッ タ ー (LINER/TAG)
最大用紙重量 ( 厚み ): 180 g/m2 (0.0077 インチ) 以下
耐用回数 *:200 万カ ッ ト : 0.5 mil ~ 5 mil ストック (10-120 g/m2)
最大用紙重量 (密度/硬さ) およ び厚みを超え る と 、 カ ッ タ ーの耐用期間が
*
短 く な り 、カ ッ ターが正常に作動し ない こ と が あ り ま す
)
。
ラー
• カッ ト幅: 最大 5.71 mm (2.25 インチ) ~ 最短 25.4 mm (1 インチ)
• カ ッ ト 間の最短距離 ( ラベルの長さ )25.4 mm (1 インチ) カッ ト間の長さがこ
れよ り 短い用紙をカ ッ ト する と、 カ ッ ターにジ ャ ムな どのエ ラ ーが起 き る こ
とがあります。
• カ ッ タ ー操作にはデフ ォ ルト で、 25 回カット するたびにカッターのセルフク
リ ーニン グ を 行う 予防メ ン テ ナン ス が含ま れて いま す。 こ の機能は、 ZPL また
は EPL SGD (Set/Get/DO) プロ グラ ミ ング・ コ マンド (
を 使用する と 無効にでき ま すが、 こ の操作はお勧めでき ま せん。
プリンタ ・ オプション
カッター・オプション
・ ラ ベルを印刷す る と 確認で き ます。 カ ッ タ ー ・ オプ
100 万カ ッ ト : 0.5 mil ~ 7.5 mil ストック (120-180 g/m2)
750,000 回カ ッ ト :7.5 mil ~ 10 mil (180-200 g/m2)
(
ジャムその他のエ
cutter.clean_cutter)
45
警告 • カ ッ タ ー ・ ユニ ッ ト にはオペ レ ー タ が修理可能なパー ツ はあ り ません。 カ ッ タ ー ・
カバー ( ベゼル ) は絶対に取 り 外 さ ないで く だ さ い。 カ ッ タ ー装置に物や指を 挿入 し な
いで く ださい。
重要 •
恐れがあ り ま す。
ツール、 綿棒、 溶剤 ( アルコールを含む ) な ど はすべて、 使用す る と 損傷を引
き起 こ し た り 、 カ ッ ターの耐用期間が短 く なっ た り 、 カ ッ ター ・ ジ ャ ム を引 き 起 こす
2009/4/29 LP 2824 Plus™ ユーザー ・ ガイ ド 980644-071 改訂 A

プリンタ ・オプション
1 インチ
(25.4 mm)
直径
1.5 インチ
(38.1 mm)
直径
46
カッター・オプション
カ ッ タ ー ・ オプシ ョ ン での用紙のセ ッ ト
1. プ リ ン タ を開き ます。 ラ ッ チ解除 レ バーをプ リ ン タ の前面方向に引 く こ と を忘れ
ないでく ださい。
2. 用紙ロールのコ アを調べて、 必要な場合はホルダを調整し て く だ さい。
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プリンタ ・ オプション
カッター・オプション
3. 用紙 ロ ール ・ ホルダ を開き ます。 空いてい る方の手で用紙ガ イ ド を引いて開 き 、
用紙ロ ールを用紙ホルダに載せて、 ガ イ ド か ら手 を 離 し ます。 ロール紙の印刷面
がプラ テン ( ドライブ ) ロ ー ラーを通 る と き 上向 き にな る よ う に用紙の向 き を定
めます。
47
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プリンタ ・オプション
48
カッター・オプション
4. 用紙をカ ッ ターか ら 引っ張っ て通し て、 プ リ ン タ の前面から出る よ う に し ます。
ロールが滞り な く 回転する こ とを確認します。 ロールが用紙セッ ト部の底部に
あってはいけません。 用紙の印刷面が上を向いてい る こ と を確認し ます。
5. 用紙を押 し て両側の用紙ガイ ド の下に来 る よ う に し ます。
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プリンタ ・ オプション
カッター・オプション
6. プ リ ン タ を閉じ ます。 ト ッ プカ バーを下ろす場合は、 まず、 ト ッ プカ バーの ラ ッ
チ ・ ス タ ン ド をプ リ ン タ中央部の方向へ押 し ます。 ト ッ プ カバーをゆ っ く り と 回
してプリンタ ・ベースに合わせます。 両側を押し下げるとカバーがパチンとなっ
て、 閉じ ます。
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プリンタ ・オプション
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ZebraNet® 10/100 内部 ( 有線 ) プリント ・サーバ・オプション
ZebraNet® 10/100 内部 ( 有線 ) プリント ・サーバ・ オプション
ZebraNet® 10/100 内部プ リ ン ト ・ サーバ (PS) は、 ネ ッ ト ワ ー ク と 、 ご 使用 の
TM
ZebraLink
対応のプ リ ン タ を接続す る 、オプシ ョ ンの工場出荷時設定デバ イ スです。
プリント ・サーバには、 プリンタとプリント ・サーバ設定用のブラウザ・ インター
TM
フェイスが提供されています。 ZebraNet
用 ソ フ ト ウ ェ ア を使用し てい る 場合、 ZebraLink
Bridge Zebra ネッ ト ワーク ・プリ ンタ管理
TM
対応プ リ ン タ の特殊な機能を簡単
に利用でき ます。
10/100 内部 PS を備えてプ リ ン タには以下の機能が搭載 さ れていま す。
• ブラウザを使用したプリ ン ト ・ サーバおよびプリ ンタの設定
• ブラウザを使用した 10/100 内部 PS の リ モー ト 監視および設定機能
• アラート
• 要求 さ れな く て も 、 プ リ ン タ ・ ス テータ ス ・ メ ッ セージ を電子 メ ール ・ デバ
イ ス で送信する こ と がで き ます。
TM
ZebraNet
Bridge ZebraNetTM Bridge は、 10/100 内部 PS で使用することができるソ
フトウェア・プログラムで、ZPL ベー スのプ リ ン タ 内に あ る ZebraLink の機能を強化
し ま す。 次の機能があ り ます。
•ZebraNet
TM
Bridge では、プリ ン タ を 自動的に検出する こ と ができ ま す。ZebraNet
TM
Bridge は IP アドレス、サブネット、プリンタ・ モデル、プリンタ・ ステータス、
その他多数のユーザー定義特性な ど のパラ メ ータ を 検索し ま す。
• リモート設定 — リ モー ト ・ サ イ ト に移動 し た り 、 物理的なプ リ ン タ処理を し
なくても、社内のすべての Zebra ラベル・プリ ンタを管理できます。 エン ター
TM
プライズ ・ ネッ ト ワークに接続された Zebra プリンタは、ZebraNet
Bridge
インターフェイスでアクセスでき、 使いやすいグ ラ フ ィ カル ・ ユーザー ・ イ ン
ターフェ イスによ って リモート で設定できます。
• プリンタ・アラート、 ステータス、 ハートビート ・モニタリング、 イベント
TM
通知 ZebraNet
Bridge によって、 1 つのデバイ ス に対 し て複数のイベン ト ・
ア ラ ー ト を設定し 、ア ラー ト ご と に別な人宛て に転送する こ と がで き ま す。電
TM
子 メ ール、 携帯電話、 ポケベル、 ま たは ZebraNet
Bridge イベン ト ・ タブを
使ってアラートや通知を受信します。 プリ ンタ、 グループご とにアラー ト を
表示し 、 日付 / 時刻、 重要度、 ト リ ガで フ ィ ルタ し ます。
• プリンタ・プロファイルの設定とコピー 1 台のプリンタから別なプリンタに
設定を コ ピー / ペース ト 、 ま たはグループ全体にブ ロー ド キ ャ ス ト し ます。
ZebraNet Bridge では、 プ リ ン タ設定、 プ リ ン タ常駐フ ァ イ ル ( フォーマッ ト、
フォント、 グラフィ ック ) およびアラー ト を 1 回ク リ ックするだけでコピー
できます。 プリ ンタ ・プロファイルの作成 理想的な設定、 オブジ ェ ク ト 、 ア
ラ ー ト を 設定 し た仮想の 「ゴールデン ・ プ リ ン タ」 を作成 し、 実際のプ リ ン
タのよ うにク ローンと して使用するか、 ブロードキャス ト して、 セッ ト アッ
プ時間を大幅に短縮し ます。 プ リ ン タ ・ プ ロ フ ァ イ ルは、 緊急時の リ カバ リ
用に、 プ リ ン タの設定をバ ッ ク ア ッ プ し てお く 優れた方法です。
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ZebraNet® 10/100 内部 ( 有線 ) プリン ト ・サーバ・ オプション
プリンタ ・ネッ トワーク設定ステータス・ ラベル
2824 PlusZebraNet® 10/100 内部プ リ ン ト ・ サーバ ・ オプシ ョ ン を搭載 し たプ リ ン タは、
ネ ッ ト ワ ー ク ・ プ リ ン ト の確立 と ト ラ ブルシ ュ ーテ ィ ン グ に必要な情報用に、 追加の
プ リ ン タ 設定ス テータ ス ・ ラ ベルを印刷 し ま す。 以下は ZPL ~WL コ マ ン ド での印刷結
果です。
プリンタ ・ オプション
51
設定ス テー タ ス ・ ラベルの通常の印刷結果には、 IP アドレスなどのプリンタのネット
ワー ク 設定が下半分に印刷 さ れ てい ます。
プリンタの IP ア ド レ スは、 ネ ッ ト ワ ーク 上で稼働し て い る プ リ ン タ の識別や設定に
®
必要です。 詳細は、 『ZebraNet
10/100 内部プ リ ン ト ・ サーバ ・ マ ニ ュ アル』 を参照し
てください。
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プリンタ ・オプション
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RTC ( リアル・ タイム・ クロック ) とフル・ フラッシュ ・ メモリ
RTC ( リアル・ タイム・ クロック ) とフル・ フラッシュ ・ メモリ
工場出荷時設定の RTC ( リアル・ タイム・ クロック) とフル・フラッシュ・ メモリの
オプションを使用すると、高度にカスタマイズしたプリンタ・アプリケーションの作
成、 プ リ ン タの生産性 と 柔軟性の向上、 そ し て、 フ ォ ーム やグ ラ フ ィ ッ ク ( ロゴ )、
フォント、 大型のアジア系言語セッ ト の保管容量を増加で き る追加の メ モ リ の使用
などが可能になり ます。
RTC には ラ ベル ・ フ ォ ー ム 作成機能が含 ま れます。
• 日時ス タ ンプ
• 事前ま たは事後日時作成
• フ ォ ーム を変更する こ と な く 、 日時を印刷フ ォ ームに含め る こ と がで き ま す。
• ホス ト ・ システムやアプリ ケーシ ョ ン ・ ソフ ト ウェアを使用したり、 別のプ
ロセス ( デー タ ベース ・ レ ポー ト な ど ) に よ っ てプ ロ グ ラ ムか ら 日時を生成す
る こ と な く 、 日時を供給で き ます。
RTC はプ リ ンタ を ス タ ン ド ・ ア ロ ン設定 ( ホス ト または PC への接続な し ) で操作す
る ための機能を向上 し ます。 一般的には日付ス タ ン プを必要に応 じ て タ グやチケ ッ
ト 、 ラ ベル、 レ シー ト に印刷する ために使用 さ れ ます。 詳細につい て は、 「ス タン ド
ア ロ ン 印刷」 (39 ページ) を参照して く ださい。
RTC 機能は ZPL と EPL の両方のプ リ ン タ ・ プロ グ ラ ミ ン グ をサポー ト し てい ま す。
日時を表示
を設定する コ マ ン ド は、 両方のプ リ ン タ 言語で異な り ま す
注意 • オプシ ョ ンの RTC アセンブ リは 3 ボル ト の リ チウ ム ・ バ ッ テ リ を使用し ます。
プ リ ン タ の日付 ス タ ンプが一貫 し て遅延 し てい る場合は、バ ッ テ リ の残存量が少ない
か完全にあがってしまっているこ とが識別できます。 バッテ リの交換は、資格のある
サービ ス技師が行 う 必要があ り ます。 Zebra 認定の交換用バ ッ テ リ のみを使用し て く
ださい。
重要 • その地域のガイ ド ラ イン と 規則に従って、 バッ テ リ を リ サイ クルし て く だ
するための 2 種類のプ ロ グ ラ ミ ン グ動作は、 互いに独立 し てい ます。 日時
。
さい。 短絡を避けるため、 バッテリ を破棄 ( または保管 ) する際にはバッテ リ を
カバーして く ださい。
絶対にバ ッ テ リ を短絡 させないでく ださい。 バ ッ テ リ を 短絡 さ せ る と 、 発熱や発
火、 爆発が起き る恐れがあ り ま す。
バ ッ テ リ を 加熱や分解し た り 、火の中に投げ込む こ と は絶対に し ないで く だ さ い。
フル ・ フ ラ ッ シ ュ ・ メ モ リ を 使用す る と 、 標準の 4MB のプ リ ン タ ・ メ モ リ に 64 MB
が追加され、 合計 68 MB のプ リ ン タ ・ メ モ リ を使用で き ます。
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アジア系フォン ト - プリンタ ・アクセサリ
アジア系フォン ト - プリンタ ・ アクセサリ
アジア系フォン ト ・セッ ト はユーザーまたはインテグレーターによ ってプリ ンタにダ
ウンロードされます。 2824 Plus プリンタで大型のアジア系フォント ・ファイルをサ
ポー ト する には、 RTC とフル・フラッシュ・プリンタ・ メモリ ・オプションがインス
ト ール さ れてい る必要があ り ま す。 フ ォ ン ト はプ リ ン タ と は別に購入で き ます。
• 中国語 ( 簡体字およ び繁体字 ) (ZPL および EPL)
• 日本語 JIS および Shift-JIS マッピング (ZPL および EPL)
• 韓国語 (Johab を含む ZPL および EPL)
• タイ語 (ZPL のみ )
アジア系フォン トの詳細については、 「フォ ン ト と プ リ ンタ」 (36 ページ) を参照し
てください。
プリンタ ・ オプション
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2009/4/29 LP 2824 Plus™ ユーザー ・ ガイ ド 980644-071 改訂 A

プリンタ ・オプション
シリアル ・ ポート構成アダプタ :
2824 Plus プリンタで不要
KDU
( キーボー ド ・ デ ィ スプレ イ ・ ユニ ッ ト )
54
KDU プリンタ ・ アクセサリ
KDU プリンタ ・アクセサリ
KDU ( キーボード ・ ディ スプレ イ ・ ユニ ッ ト ) は、 プ リ ン タ に保存 さ れた EPL ラベ
ル・ フォームにアクセスするために、プリンタ とのインターフェイスを提供する小型
の端末ユニ ッ ト です。 2824 Plus プリンタには KDU で操作する シ リ ア ル ・ ポー ト ・ オ
プシ ョ ン を組み込む必要が あ り ま す。
KDU は単な る 端末で、 データ の保存やパ ラ メ ー タ の設定機能はあ り ません。 KDU は
以下の機能に使用 さ れます。
• プリンタに保存されているラベル・ フォームのリストを表示します。
• プリンタに保存されているラベル・フォームを取得します。
• 変数データ を入力 し ます。
• ラベル を印刷 し ます。
KDU は Zebra EPL プリンタ用に設計されました。 EPL プリンタのシリアル・ポート
は、 DCE ( データ 通信装置 ) 通信用に設定 さ れてい ます。 2824 Plus ・プリンタは、 シ
リ アル ・ ポー ト 自動検出と 構成の DTE ( デー タ 端末装置 ) シリアル・ポート構成をサ
ポー ト し ています。 プ リ ン タ は KDU にシ リ アル ・ ポー ト か ら 電源 を 供給 し ます。 新
しい KDU で供給さ れている KDU シリアル・ポートアダプタは不要です。
KDU インストール
1. プ リ ン タ 電源を オ フに し ます。 プ リ ン タ に取 り 付け ら れて い る その他の イ ン ター
フ ェ イ ス ・ ケーブルをいずれ も 切断 し ます。
2. KDU のケーブルをプ リ ンタのシ リ アル・ ポー ト に挿入し、 ネジを締めて、 ケーブ
ルを固定し ます。
3. プ リ ン タ 電源を入れ ま す。 KDU およびプ リ ン タ の取 り 扱い、お よ び使用の詳細に
ついては 『KDU ユーザーおよび EPL プ ロ グ ラ ム ガ イ ド 』 を参照 し て く ださ い。
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KDU Plus プリンタ ・アクセサリ
45mA*
120mA*
25mA*
( 45mA + 120mA + 25mA )
+ 50mA
< 最大電流
50mA
* 実際の値ではない。
電流引き 込み
KDU Plus は、 フ ァ イ ル保存のための メ モ リ を 搭載 し た端末デバ イ スで、 1 台以上の リ
モー ト ・ プ リ ン タ の保守を行い ます。 KDU Plus では、 Zebra のオ リ ジナル KDU より
も 大 き な ラ ッ プ ト ッ プ型のキーボー ド を提供し てい ます。 2824 Plus プリンタは KDU
Plus で操作す る シ リ アル ・ ポー ト ・ オプシ ョ ン が組み込ま れ る 必要があ り ま す。
KDU Plus は以下の機能用に設計さ れてい ま す。
• プリンタに保存されているラベル・ フォームのリストを表示します。
• プリンタに保存されているラベル・フォームを取得します。
• 変数データ を入力 し ます。
• ラベル を印刷 し ます。
• フ ァ イ ルの保存 と 転送を行い ます。
KDU Plus は、 プ リ ン タ の通信設定 (DTE および DCE) を動的に検出、 切 り 替えて、
Zebra プリンタに合わせることで、ZPL および EPL プ リ ン タ に使用で き る よ う に設計
されています。 デフォルト では、 KDU Plus はフォーム ・ モード を起動し ます。 これ
は Zebra のオ リ ジナルの KDU と 互換性が あ り ます。KDU Plus は ZPL または端末モー
ド のいずれかで動作す る よ う に設定で き ます。
プリンタ ・ オプション
KDU Plus プリンタ ・ アクセサリ
55
KDU Plus にはフ ァ イル転送 と 保存機能があ り ます。 こ れは、 リ モー ト および ス タ ン
ド ア ロ ン ・ プ リ ン タ で ラ ベル ・ フ ォ ー ム 、 ロ ゴ、 小型の フ ォ ン ト ・ セ ッ ト を維持す る
場合に便利です。
KDU Plus には設定可能な 2 つのシ リ アル ・ ポー ト と 、 PS/2 ポー ト があ り 、 ス キ ャナ、
重量ス ケールな ど の他のデー タ 入力デバ イ スに接続で き ます。
プリンタのシリアル・ポート (9 ピン ) からの +5 ボル ト は、 KDU Plus と、 KDU Plus
に接続 さ れた他のすべて の入力デバ イ ス に給電 し ます。
2824 Plus プ リ ン タのシ リ ア ル ・ ポー ト から の最大消費電流 : 750mA
外部入力デバ イ ス が接続 さ れていない KDU Plus の消費電力 : 50mA
注意 • KDU Plus の入力ポー ト (AUX1、 AUX2、および PS/2 方式 ) にはヒ ュ ーズがあり せ
ん。 使用可能な電力総量を超過す る と 、 入力デバ イ ス、 KDU Plus、またはプリンタが損
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傷する可能性があ り ます。

プリンタ ・オプション
メモ • ____________________________________________________________________
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KDU Plus プリンタ ・アクセサリ
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5
メンテナンス
こ のセ ク シ ョ ンでは、定期的な ク リ ーニ ン グお よび メ ン テナン ス の手順について説明
します。
目次
クリーニング. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 58
印字ヘ ッ ド の ク リ ーニン グ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 59
用紙経路に関する考慮事項 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 60
プラテンのクリーニングと交換. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 62
プ リ ン タのその他の メ ンテナン ス . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 63
印字ヘ ッ ド の取替え . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 64
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メンテナンス
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クリーニング
クリーニング
プ リ ン タ を ク リ ーニ ン グす る 場合は、必要に応 じ て次の消耗品の う ち 1 つを使用して
ください。
清浄用消耗品
発注数
清浄ペン (105950-035) 12 本ずつの
用途
印字ヘ ッ ド を ク リ ーニ ン グ し ます。
セッ ト
綿棒 (105909-057) 25 本ずつの
セッ ト
清浄用消耗品は、
www.zipzebra.com で注文でき ます。
用紙の経路、 ガ イ ド、 セン サーを ク リ ー
ニングします。
ク リ ーニ ン グ作業は、 次の手順概要に従 う と 2、 3 分で終わ り ます。
プ リ ン タ 部品 方法 間隔
印字ヘ ッ ド 印字ヘ ッ ド を 1 分間冷却 さ せてか ら 、新し い
清浄ペンで印字ヘ ッ ド の中央か ら 外側ま で
用紙を 1 ロール使
い終わる たび。
印字ヘッ ド 上の濃い色のラ イ ン を拭いて く
ださい。
「印字ヘ ッ ド の ク リ ーニ ン グ」 (59 ページ)
を参照し て ください。
プラテン ・
ローラー
クリーニングするプラテンローラーを取り
外します。 綿棒や糸くずの出ない布に 90%
必要に応 じ て
の医療用アルコ ールをつけて ロ ー ラ ーを十
分に ク リ ーニン グ し て く だ さ い。 「プラ テ ン
の ク リ ーニ ング と 交換」 (62 ページ) を参照
してください。
剥離バー 無繊維の綿棒に 90% の医療用アル コ ールを
用紙経路
つけて十分に ク リ ーニ ン グ し て く ださ い。
アルコールを蒸発させて、プ リ ン タを完全に
乾かし て く だ さ い。
外部 水に浸 し た布
内部 プ リ ン タ 内部の ゴ ミ を そっ と 払い ます。
注意 • ラ ベルの粘着物や用紙の素材は、 用紙経路にあ る プ ラ テ ン や印字ヘ ッ ド な どに堆積
し てゆき ます。 こ の堆積にほこ りや破砕が蓄積 し ま す。 印字ヘ ッ ド 、 用紙経路、 プ ラ テ ン
ローラーなどを清潔にしないと、 不測のラベル・ ロスやラベル・ ジャムが発生し、 プリン
タにも損傷を与える可能性があります。
重要 • アル コールの量を多 く し すぎ る と 、 電子部品に不純物が付着する 原因 と な り 、
乾燥時間を長 く し ない と プ リ ン タ が正 し く 機能 し な く な り ます。
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印字ヘ ッ ド のク リ ーニ ング
印字ヘ ッ ド には、 常に新 し い清浄ペン を使っ て く だ さい (古いペン には、 前に使用
し た と きの汚れが残 っ ていて、 印字ヘ ッ ド を破損す る恐れがあ り ます)。
注意 • 印字ヘ ッ ド は印刷中、 高温にな り ます。 印字ヘ ッ ド の破損や作業者のケガの危険を
避け る ため、 印字ヘ ッ ド には触れないよ う に し て く だ さ い。 メ ンテ ナ ン ス を行 う と きは、
清浄ペ ン のみ を使用 し て く だ さ い。
新し い用紙 を 取 り 付け る と き に、 印字ヘ ッ ド を ク リ ーニ ン グす る こ と も で き ます。
1. 印字ヘ ッ ド の色が濃い部分を清浄ペンで な で ます。 中央か ら 外に向かっ て ク リ ー
ニン グ し ます。 こ れに よ って、 用紙の端か ら 用紙経路の外側の印字ヘ ッ ド ま で粘
着物が取 り 除かれま す。
2. 1 分間待 ってか ら プ リ ン タ を閉 じ ま す。
メンテナンス
クリーニング
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用紙
ガイド
突起部
プラテン
剥離
バー
ピンチ ・
ローラー
突起部
メンテナンス
クリーニング
用紙経路に関する考慮事項
綿棒を使って、 ホルダ、 ガ イ ド 、 用紙経路の表面に蓄積し た破砕、 ほ こ り など を 除去
してください。
1. 綿棒にはアル コール をつけ て く だ さ い。 破砕 を アル コールに浸 し て粘着物を分離
してください。
2. 突起部 を 拭いて、 蓄積 し た破砕を取 り 除き ます。
3. 両方のエ ッ ジ ・ ガ イ ド の内側エ ッ ジを拭い て、 蓄積 し た残留物を取 り 除き ます。
4. 1 分間待 ってか ら プ リ ン タ を閉 じ ま す。
使用後は綿棒を破棄 し て く だ さい。
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センサーのクリーニング
黒線
センサー
ラベル剥離
センサー
Web (Gap)
センサー
用紙セ ンサーにはホ コ リ が蓄積す る こ と が あ り ます。
1. ホ コ リ を そ っ と ブ ラ シで払い ま す。 必要な場合は、 乾い た綿棒を使っ てホ コ リ を
は ら っ て く だ さ い。 接着剤な ど の不純物が残ってい る 場合は、 アル コールで湿 ら
せた綿棒を使っ て分離 し ます。
2. 最初の ク リ ーニ ン グ か ら の残留物を取 り 除 く には、乾いた綿棒 を 使 っ て く だ さ い。
3. 残留物や筋がセン サーか ら な く な る まで、 必要に応じ て 1 と 2 の手順を繰 り 返 し
ます。
メンテナンス
クリーニング
.
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メンテナンス
クリーニング
プラテンのクリーニングと交換
通常、 標準プ ラ テ ン ( ド ラ イ ブ ・ ロ ー ラ ー) は ク リ ーニ ン グが不要です。 紙 と ラ イ
ナーか ら の ゴ ミ は溜ま っ て も 印刷工程には影響 し ま せん。 プ ラ テ ン ロー ラ ー上の汚れ
に よ っ て、 印字ヘ ッ ド が破損し た り 、 印刷の際に用紙が滑っ た り 詰ま る こ と が あ り ま
す。 粘着物、 ゴ ミ ( 紙、 ラ イ ナー以外か ら の も の )、 ホ コ リ 、 油、 その他の汚れな ど
は、 直ちにプ ラ テンか ら取 り 除いて く だ さ い。
プ リ ン タ のパフ ォ ーマ ン ス、 印字品質、 用紙処理が著 し く 悪化 し た場合は、 プ ラ テン
( お よ び用紙経路 ) を ク リ ーニ ン グ し て く だ さ い。 プ ラ テンは印刷面お よ び用紙用の
ド ラ イ ブ ・ ロー ラ ーです。 ク リ ーニ ン グ し た あ と も 粘着やジ ャ ムが続 く 場合は、 プ ラ
テンを取り替えなければなり ません。
無繊維布 (Tex pad 布など) か、 リ ン ト フ リ ーの清潔な湿らせた布を医療用アルコール
( 純度 90% 以上 ) で軽 く湿 ら し て、 プ ラ テン を ク リ ーニ ン グ し て く だ さ い。
1. カバー ( ディスペンサ・ ドア ) を開いて く だ さ い。プラ テン部分から用紙を取 り 除
きます。
2. 左右のプラテンのベア リ ング ・ ラ ッチ解除タブをプ リ ンタ前面に向かって引き、
続いて アーム を ま っす ぐ 上に回転 さ せます。
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メンテナンス
クリーニング
3. プリンタの底のフレームからプラテンを持ち上げます。
4. アルコールで湿 ら せた布でプ ラ テ ンを ク リ ーニン グ し ます。 中央か ら 外側に向
かっ て拭 き ま す。 すべての ロー ラ ー表面 を ク リ ーニ ン グ し終わ る まで、 こ のプ ロ
セ ス を繰 り 返 し ます。 し つ こ い汚れの堆積や ラ ベル ・ ジ ャ ムがあ る と き は、 こ の
作業を新し い布で 2、 3 回繰り返して、残った汚れを取り除いてください。たとえ
ば、 粘着物や油は最初の ク リ ーニ ン グ で薄 く な る か も し れま せんが、 完全には取
り除けません。
63
5. プ ラ テ ン をプ リ ン タに装着し ます。 使用後は綿棒を破棄し 、 再利用 し ないで く だ
さい。
6. プラテンのシャフ ト 上にベアリ ングと ド ラ イブ ・ ギアがあるこ と を確かめます。
7. プ ラ テ ン を左側のギアに揃えて、 プ リ ン タの底のフ レームに下ろ し ま す。
8. 左右のプ ラ テン のベア リ ン グ ・ ラ ッ チ解除 タ ブ をプ リ ン タ背面に向か っ て下に回
転し 、 定位置に固定し ます。 デ ィ スペンサ ・ ド アや用紙カバーを閉 じ る前、 ま た
は ラ ベル を 挿入す る前に、 1 分間プ リ ン タ を乾か し て く だ さ い。
プ リ ン タ のその他の メ ン テナン ス
こ のセ ク シ ョ ンで説明し て い る 以外のユーザー・ レベルの メ ンテナン ス 手順はあ り ま
せん。 プ リ ン タ やプ リ ン タの問題の診断に関す る 詳細は、 「ト ラブルシューティング」
(69 ページ) を参照して く ださい。
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メンテナンス
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印字ヘ ッ ド の取替え
印字ヘ ッ ド の取替え
印字ヘ ッ ド を交換する 必要が生 じ た場合は、 実際に印字ヘ ッ ド を交換す る前に、 その
手順を読んで取りしと取り付けの手順について確認してください。
注意 • 作業エ リ アは静電気放電予防の準備を し て く だ さ い。 作業エ リ アでは、 プ リ ン タ を
適切にアース さ れ伝導性の緩衝マ ッ ト の上に置き、 作業者は伝導性の リ ス ト ・ ス ト ラ ッ プ
を付けて、 静電防止状態に し て お く 必要があ り ま す。
注意 • 印字ヘ ッ ド を取 り 替え る前に、 プ リ ン タ の電源 を切 っ て電源コ ー ド を抜いて く だ さ
い。
印字ヘ ッ ド の取 り 外し
1. ト ップカバーからブラケッ ト をパッチと外します。
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2. 印字ヘ ッ ド を一方の側に滑 らせて、 ト ッ プ カバーか ら 離 し ます。
メンテナンス
印字ヘ ッ ド の取替え
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3. #1 フィ リ ップス・ ドライバーを使い、アース線をブラケットに留めているねじを
緩めて、 アース線を ブラ ケ ッ ト か ら抜き取 り ま す。
4. 印字ヘ ッ ド 電線の両方の束を左右の コ ネ ク タ か ら 抜き ます。 2 番のプ ラ ス ・ ド
ラ イ バを使い、 アース線を留めてい るねじ を取 り 外 し ます。
5. 印字ヘ ッ ド か ら 、 2 束の印字ヘ ッ ド ケーブルの コ ネ ク タ を そ っ と 、 し か し確実に
引き抜きます。
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メンテナンス
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印字ヘ ッ ド の取替え
印字ヘ ッ ド の取替え
1. 印字ヘ ッ ド を揃え て、 電線の両方の束を左右の コ ネ ク タに差 し 込みます。
2. アース線を右のねじ の下に差し込んで、 #1 フィ リ ップスドライバーで締めます。
3. 印字ヘッ ド を一方の側に滑 り 込ませて、 も う 一方の側に押し込みます。
4. ブラケッ ト上のピボッ ト をポス トに揃えて、 ブラケッ ト をパッチと入れます。
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メンテナンス
印字ヘ ッ ド の取替え
5. 圧力 を かけ る と 、 印字ヘ ッ ド が上下に自由に移動 し、 解除す る と ロ ッ ク し た状態
を維持する こ と を確認 し ま す。
6. 印字ヘ ッ ド を ク リ ーニ ン グ し ます。 新 し いペン を使用 し て、 本体の油脂 ( 指紋な
ど ) や印字ヘ ッ ド の破砕 を 拭 き取 り ます。 印字ヘ ッ ド の中央か ら 外に向かっ て ク
リーニングします。 「印字ヘ ッ ド の ク リ ーニ ン グ」 (59 ページ) を参照して くだ
さい。
7. 用紙 を 再装着 し ます。 電源 コー ド を差 し込み、 プ リ ン タ をオ ンに し 、 ス テータ ス ・
レポー ト を印刷し て正常に作動するのを確かめます。 「テス ト ( プリンタ設定) ・
ラ ベルの印刷」 (18 ページ) を参照して く ださい。
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メンテナンス
メモ • ____________________________________________________________________
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印字ヘ ッ ド の取替え
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トラブルシューティング
こ のセ ク シ ョ ンでは、 ト ラ ブルシ ュ ーテ ィ ン グ が必要なプ リ ン タ のエ ラ ー報告につい
て説明 し ます。 各種診断テ ス ト も 含 ま れていま す。
目次
ステータス ・ ランプの説明 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 70
ステー タ ス ・ ラ ン プのエ ラ ー解決方法 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 71
印字品質の問題 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 73
マニュアル ・ キャ リ ブレー ト . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 76
トラブルシュート ・テスト . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 77
工場出荷時のデ フ ォ ル ト 値に リ セ ッ ト . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 78
通信診断. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 78
フィード ・ボタン・モード . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 80
プリンタのリセット ・ボタンの使用. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 82
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トラブルシューティング
70
ステータス ・ ランプの説明
ステータス ・ ランプの説明
ステータス ・ ランプの見方
LED のステータ スと色 プ リ ン タのステータス
オフ オフ
緑色点灯 オン
琥珀色点灯 停止
緑色点滅 正常運転
赤色点滅 停止
緑色 2 回点滅 一時停止
琥珀色点滅 一時停止
緑 と 赤が交互に点灯 修理が必要
赤、 赤、 緑が点灯 修理が必要
赤、 琥珀色の緑が点灯
(* リセッ トしたり、電源をオフに
しないでください!)
メモリ ・デフラグ
解決方法につい ては、
番号を 参照 し て く だ さ い。
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10*
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ステー タ ス ・ ラ ン プのエ ラ ー解決方法
ステー タ ス ・ ラ ン プのエ ラー解決方法
1. プ リ ン タ に電源が供給 さ れていません。
• プリンタ電源をオンにしましたか?
• 壁の コ ン セン ト か ら 電源供給装置ま で、 電源供給装置か ら プ リ ン タ ま での電源接
続を調べて く だ さ い。 電源供給装置の電源イ ンジ ケー タ ・ ラ ン プを確認 し ます。
「電源の取 り 付け」 (12 ページ) を参照して く ださい。
• 壁のコ ン セ ン ト から プ リ ン タ ・ ケーブルを 30 秒間取 り 外し 、 コ ン セ ン ト にプ リ ン
タ ・ ケーブルを再度挿入 し ま す。
2. プ リ ン タ はオンですが、 使用さ れていない状態です。
特に措置はい り ません。
3. プ リ ン タ の立ち上が り自己テス ト (POST) が失敗 し ま し た。
トラブルシューティング
71
• プ リ ン タ をオ ン に し た直後に こ のエ ラ ーが発生 し た場合には、 販売会社に修理を
要求し て く だ さ い。プ リ ン タが正常に作動 し てい る場合、プ リ ン タの ス テー タ ス ・
ランプは約 10 秒間琥珀色にな り 、 その後、 緑に変化 し ます ( 点灯し た ま ま、 ま た
は点滅 )。
メ モ リ ・ エ ラ ーが発生し ています。
• 印刷し て い る と きに こ のエ ラ ーが発生し た場合は、 プ リ ン タ の電源を切っ て か ら
また入れて、 印刷を再開して ください。
プリンタを冷却する必要があります。
• このエラーが続く場合は、 プ リ ンタの電源を 5 分以上切っ て、 再度電源を入れ ま
す。 琥珀色の ラ ンプがま だ点灯 し てい る よ う な ら 、 プ リ ン タ の修理が必要です。
4. プリンタはデータを受信中です。
• データ の受信がすべて終了 し た ら 、 ス テー タ ス LED は緑色に変わ り ます。 その
後、 自動的にプ リ ン タの運転が再開 し ま す。
5. 用紙切れです。
• 「プ リ ン タ を使用する 前に」 のセ ク シ ョ ンの 「 ロ ール紙の装着」 (13 ページ) の手
順を実行後、 フ ィ ード ・ ボ タ ン を 押 し て、 印刷を再開 し ま す。
印字ヘ ッ ド が開いています。
• ト ッ プ カ バーを閉じ て、 フ ィ ー ド ・ ボ タ ンを押 し て印刷を再開し ます。
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トラブルシューティング
72
ステータス ・ ランプのエラー解決方法
6. プ リ ン タ が一時停止 し ています。
• フ ィ ード ・ ボタンを押して印刷を再開して く ださい。
7. 印字ヘ ッ ド が高温にな っ ています。
• 印字ヘ ッ ド が許容印刷温度に下が る ま で、 印刷が停止 し ます。 下が っ た ら、 自動
的にプ リ ン タの運転が再開し ます。
8. フラッシュ・ メモリがプログラムされていません。
• プ リ ン タ を販売会社に返却 し て く だ さ い。
9. 印字ヘ ッ ド ま たはモー ターに重大な障害が発生 し ま し た。
• プ リ ン タ を販売会社に返却 し て く だ さ い。
10. プ リ ン タ で メ モ リ のデ フ ラ グを実行中です。
注意 • デ フ ラグ中は、 プ リ ン タ の電源を オ フに し ないで く だ さ い。 実行中に電源を切る と、
プ リ ン タ が破損する こ とがあ り ます。
• デフ ラ グはプ リ ン タの通常の操作で、最適に使用す る ため メ モ リ スペー ス を管理す
る のに必要です。 プ リ ン タ は、 工場出荷時デフ ォ ル ト 後 と 、 デ フ ラ グが必要で あ る
と プ リ ン タが検出 し た と き に、 メ モ リ を デ フ ラ グ し ます。
プ リ ン タ が こ の状態の場合、 デフ ラ グ を終了 さ せて く だ さ い。 こ の警告が頻繁に起
こ る場合、 ラ ベル ・ フ ォ ーマ ッ ト を確認 し ます。 メ モ リ の書き 込み、 消去を頻繁に
繰 り 返し 行 う フ ォーマ ッ ト では、 プ リ ン タ のデ フ ラ グ頻度が高 く な り ま す。 メ モ リ
の書き込み / 消去の頻繁な繰 り 返 し を行わないフ ォ ーマ ッ ト を使用す る と 、 デフ ラ
グの必要性が最小限に抑え られ ま す。
• こ の警告状態が続 く 場合は、 技術サポー ト に連絡 し て く だ さ い。 プ リ ン タの点検
が必要です。
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印字品質の問題
ラベルに印刷されません。
• 感熱用紙ではな い可能性が あ り ます。 「感熱性の用紙の タ イ プの特定」 (31 ペー
ジ) のテス ト 手順を参照して く ださい。
• 用紙は正 し く 取 り 付け ら れてい ま すか? 「プ リ ン タ を使用す る 前に」 のセ ク シ ョ
ンの 「 ロ ール紙の装着」 (13 ページ) にある説明に従って く だ さ い。
印刷画像が異常です。
• 印字ヘ ッ ド が汚れていま す。 印字ヘ ッ ド を ク リ ーニ ン グ し ま す。
• 印字ヘ ッ ド が低温にな っ ていま す。
• 印刷濃度 と 印刷速度 (あ る いはそ の両方) を 調整 し て く だ さ い。
トラブルシューティング
印字品質の問題
73
• 『 ZPL プロ グ ラ ミ ン グ・ ガイ ド 』 に記載の
コマンドを使用してく ださい。
• 『EPL
• 「フ ィード ・ボタ ン ・モード 」 (80 ページ) に記載の 6 回点滅シーケ ン ス を 使 っ
•Windows のプ リ ンタ ・ ド ラ イバまたはアプ リ ケーシ ョ ン ・ ソ フ ト ウ ェ アはこ
• 使用中の用紙は、 プ リ ン タ と 不適合です。 ア プ リ ケーシ ョ ン に適切な用紙を必ず
使用し て く だ さ い。 常に Zebra が認証 し た ラ ベル と タ グ を使っ て く だ さ い。
• 印字ヘ ッ ド が磨耗し ま し た。 印字ヘ ッ ド は消耗品で、 用紙 と印字ヘ ッ ド の間の摩
擦に よ っ て磨耗し ます。 承認 さ れていない用紙を使用す る と 、 印字ヘ ッ ド の寿命
が短 く な っ た り 、 損傷す る こ と が あ り ます。 印字ヘ ッ ド を交換 し て く だ さ い。
• プ ラ テンの ク リ ーニ ン グ または交換が必要な可能性があ り ます。 以下の理由で、
プラテン ( ドライバ) ・ ロ ー ラ ーが ま っすぐ 動作し て いな い可能性があ り ま す。
• 表面に異物が付着 し てい る、
• ゴムの表面が研磨 さ れ、 すべ り やす く な っ た、 ま たは
• カ ッ タ ーな どに よ って、 通常は平坦な印字表面に傷が付いた。
プログラマ・ガイ ド
マン ド を使用 し て く だ さ い。
て、 手動で印字濃度を調整し ます。
の種の設定を変更 し て し ま う ので、 印字品質の最適化 を行 う には変更が必要
です。
』 に記載の D ( 濃度 / 密度 ) および S ( スピード ) コ
^PR ( スピード ) およ び ~SD ( 濃度 )
ラ ベル上に縦線状の印刷 ヌ ケがあ り ます。
• 印字ヘ ッ ド が汚れていま す。 印字ヘ ッ ド を ク リ ーニ ン グ し ま す。
• 印字ヘ ッ ド ・ エ レ メ ン ト が損傷 し てい ま す。
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トラブルシューティング
74
印字品質の問題
印刷がラ ベルの印字基点から開始 し ないか、 1 から 3 枚程 ラ ベルが誤印
刷されます。
• 用紙が正 し く 通っ ていない可能性が あ り ます。 「プ リ ン タ を使用する 前に」 のセ
クションの 「 ロ ール紙の装着」 (13 ページ) にある説明に従って く ださい。
• プ リ ン タ を キ ャ リ ブレー ト す る 必要があ り ま す。 このセクショ ンの 「フ ィード ・
ボタン ・ モード」 (80 ページ) に記載された 2 回点滅シーケ ン ス を 参照 し て く だ
さい。
•ZPL ラベル ・ フォーマッ ト - 正 し い用紙セ ンサーが有効に な っ ていない可能性が
あ り ます。 マニ ュ アル ・ キ ャ リ ブ レ ー ト で、 使用中の ラ ベルの用紙検知方法を選
択します ( 『ZPL
•ZPL ラベル ・ フォーマッ ト - Y 印字基点 (^LT) コマンドがアプリケーシ ョ ンに対
して正し くセッ ト されているか確認してください ( 『ZPL
』を参照)。
ド
•EPL ラベル・フォーマッ ト - ラ ベルの取 り 外 し、黒線ま たは切れ込み検知、 ギ ャ ッ
プ / 透過式検知用の正 し い用紙セ ン サーが有効にな っ ていない可能性が あ り ます。
マニ ュ アル ・ キ ャ リ ブ レー ト で、 使用中の ラ ベルの用紙検知方法を選択 し ます
( 『EPL
プログラマ ・ ガイ ド
プログラ ミ ング ・ ガイ ド
』の O および Q コマンドを参照)。
』の ^MN コマンドを参照 )。
プログラ ミ ング ・ ガイ
•EPL ラベル ・ フォーマッ ト - ラベル長の設定 (Q) コマンドが用途に応じて正しく
設定 さ れてい る こ と を確認し ます ( 『EPL
プログラマ ・ ガイ ド
』を参照)。
ZPL ラ ベル ・ フ ォ ーマ ッ ト が送信 さ れていますが、 プ リ ン タ で認識 さ れ
ません。
• プ リ ン タは一時停止モー ド に な っ てい ま せんか?その場合は、 フ ィ ー ド ・ ボ タ ン
を押し て ください。
• ステータス LED がオ ン ま たは点滅 し てい る 場合は、 「 ス テー タ ス ・ ラ ン プの見方」
(70 ページ) を参照して く ださい。
• データ ・ ケーブルが正 し く イ ン ス ト ール さ れてい る の を確認 し て く だ さ い。
• 通信上の問題が発生 し てい ま す。 ま ず、 コ ン ピ ュ ー タ で正 し い通信ポー ト が選択
されているのを確認します。 「プ リ ン タ を 使用する 前に」 のセ ク シ ョ ンの 「プ リ
ン タ にプ リ ン タ ・ ド ラ イバーお よ び通信 を イ ン ス ト ール」 (24 ページ) を参照し
てください。
• プリンタ上の正しいフォーマットおよびコントロール・プレフィックスが、 ZPL
プログラ ミ ング ・ ラベル・ フォーマッ トで使用しているものと一致しているこ と
を確認し ます。 デフ ォル ト ・ フォーマッ ト (COMMAND CHAR) はキャ レ ッ ト (^)
文字で、 コ ン ト ロール (CONTROL CHAR) はチル ド (~) 文字です。 設定ス テータ
ス ・ ラ ベルの印刷結果で文字を確認 し ます。 「フ ィード ・ ボ タ ン ・ モード」 (80
ページ) に記載 された 1 回点滅シーケ ン ス を 参照 し て、 こ の ラ ベル を 印刷 し ます。
EPL ラ ベル ・ フ ォ ーマ ッ ト が送信 さ れていますが、 プ リ ン タ で認識 さ
れません。
• プ リ ン タは一時停止モー ド に な っ てい ま せんか?その場合は、 フ ィ ー ド ・ ボ タ ン
を押し て ください。
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トラブルシューティング
印字品質の問題
• プ リ ン タに よ る ラベル ・ デ ィ スペンサが有効な場合、 プ リ ン タは ラ ベルが取 り 外
さ れ る のを待っ てい る可能性があ り ま す。 ライナー/ 透過式用紙 を ラ ベル ・ デ ィ
スペンサ ・ メ カニズム ( ピーラ ) に正 し く 通し ておかない と、 ラベル ・ デ ィ スペ
ンス ・ モードが正しく機能しません。 詳細は 「ラベル ・ ディ スペンサ ・ オプショ
ン」 (42 ページ) を参照して く ださい。
• ステータス LED がオ ン ま たは点滅 し てい る 場合は、 「 ス テー タ ス ・ ラ ン プの見方」
(70 ページ) を参照して く ださい。
• データ ・ ケーブルが正 し く イ ン ス ト ール さ れてい る の を確認 し て く だ さ い。
• 通信上の問題が発生 し てい ま す。 ま ず、 コ ン ピ ュ ー タ で正 し い通信ポー ト (USB)
が選択されてい る こ と を確認し ます。 「プ リ ン タ を使用する 前に」 のセ ク シ ョ ン
の 「プ リ ン タ にプ リ ン タ ・ ド ラ イ バーお よび通信を イ ン ス ト ール」 (24 ページ)
を参照し て く ださい。
75
2009/4/29 LP 2824 Plus™ ユーザー ・ ガイ ド 980644-071 改訂 A

トラブルシューティング
76
マニュアル・キャリブレート
マニュアル ・ キャ リブレー ト
事前に印刷 さ れて い る 用紙を使用する場合、 ま たはプ リ ン タ が正 し く 自動キ ャ リ ブ
レー ト し ない場合には、 マニ ュ アル ・ キ ャ リ ブ レー ト をお勧め し ます。
1. 用紙が装着 さ れて い る の を 確かめ ます。
2. プ リ ン タ 電源を入れ ま す。
3. 緑色の ス テー タ ス ・ ラ ンプが 1 度、 2 度、 そ し て 7 度点滅す る まで フ ィ ー ド ・ ボ
タンを押したままにしてください。 フィード ・ボタンを離してください。
4. 使用 さ れてい る ラベルの ラ イ ナーに対す る 用紙セ ンサーがセ ッ ト さ れ ます。 こ の
調整が完了す る と 、 ラ ベルが印字ヘ ッ ド の位置に来 る ま で ロ ールが自動的に進み
ます。 用紙セン サー設定のプ ロ フ ァ イ ル ( 下の例の よ う な ) が印刷 さ れ ます。 完
了する と 、 新規の設定が メ モ リ に保存 さ れて、 プ リ ン タ の正常運転が可能にな り
ます。
5. フィード・ボタンを押します。ブランク・ラベルが 1 枚、 送ら れま す。 こ れが起
こ ら ない場合は、 デフ ォ ルト 値に戻し て ( こ の章で後述する 「 フ ィ ード ・ ボ タ
ン・ モード 」 の 4 回点滅シーケ ン ス を 参照 ) プリ ンタ を 再キャ リ ブレート し てく
ださ い。
注記 • マニ ュ アル ・ キ ャ リ ブ レー ト を実行す る と 、 自動キ ャ リ ブ レ ー ト 機能が無効に
なります。 自動キ ャ リ ブ レー ト に戻る には、 プ リ ン タ をデ フ ォル ト 値に戻 し ます ( こ
のセク シ ョ ンの 「フ ィード ・ ボタ ン ・ モード」 (80 ページ) にある 4 回点滅シーケ ン
スを参照)。
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トラブルシュート ・テスト
設定ラ ベルの印刷
プ リ ン タ の現在の設定の リ ス ト を印刷す る には、 こ のセ ク シ ョ ン で後述する 「フ ィー
ド・ボタン・モード」 (80 ページ) の 1 回点滅シーケ ン ス を参照 し て く だ さ い。
トラブルシューティング
トラブルシュート・テスト
77
再キャ リ ブレー ト
ラ ベルが ス キ ッ プする な ど、 異常な兆候が現れた場合は、 プ リ ン タ を再キ ャ リ ブ レー
トしてください。 このセクシ ョ ンの 「フ ィ ード ・ ボタ ン ・ モード」 (80 ページ) に記
載された 2 回点滅シーケ ン ス を参照 し て く だ さ い。
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トラブルシューティング
78
工場出荷時のデ フ ォ ル ト 値に リ セ ッ ト
工場出荷時のデ フ ォル ト 値に リ セ ッ ト
プ リ ン タ を工場出荷時のデフ ォル ト に リ セ ッ ト する と 、問題が解決する 場合があ り ま
す。 このセクショ ンの 「フ ィ ー ド ・ ボタ ン ・ モード」 (80 ページ) に記載さ れた 4 回
点滅シーケ ン ス を参照 し て く だ さい。
通信診断
コ ン ピ ュータ と プ リ ン タ の間のデー タ 転送に問題があ る 場合は、 プ リ ン タ を通信診断
モード に し て く ださ い。 プ リ ン タは、 ホ ス ト ・ コ ン ピ ュータ か ら 受信し たデータの
ASCII 文字 と それに対応す る 16 進値を印刷 し ます ( 以下にサン プルを表示 )。次の手
順に従っ て く ださ い。
16 進データ ・ ダ ン プ ・ モー ド に入る にはい く つかの方法があ り ま す。
• ~JD ZPL コ マ ン ド を使用す る方法
• dump EPL コ マ ン ド を使用す る方法
• 起動時に、 フ ィ ード ・ ボ タ ン を押 し ま す。 このセクシ ョンの 「フ ィ ー ド ・ ボタ ン ・
モード 」 (80 ページ) に記載 さ れた電源オフ ・ モー ド の手順を参照 し て く だ さ い。
プリンタは 「Now in DUMP (DUMP 中 )」 ( 以下参照 ) を印刷し、 次のラベルの Y 印
字基点に進み ます。
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トラブルシューティング
通信診断
以下は、 通信 DUMP モー ド の印刷結果の一例です。 印刷結果には、 16 進デー タ 00hFFh (0-255 10 進数 ) が表示さ れてお り 、 各 16 進値に対応す る 一意の文字がその 16 進
値の上に表示されてい ます。
79
データ 行の間の空白行には、 シ リ アル ・ ポー ト と Bluetooth デー タ 処理エ ラ ーが記録
されます。 以下のよ う なエラーがあり ます。
•F = フレーム ・ エラー
•P = パリティ ・エラー
•N = ノイズ・エラー
•O = データ ・ オーバー ラ ン ・ エ ラ ー
診断モー ド を終了 し て印刷に戻 る には、 プ リ ン タ の電源を切っ て か ら ま た入れます。
診断モー ド を終了す る も う 1 つの方法は、 プ リ ン タ の コ マン ド ・ バ ッ フ ァ が ク リ ア さ
れ、 「Out of DUMP (DUMP 終了 )」 が ラ ベルに印刷 さ れ る まで、 フ ィ ー ド ・ ボ タ ン を
押し続ける方法です。
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トラブルシューティング
80
フィード ・ ボタン ・ モード
フィード・ボタン・モード
プ リ ン タの電源を切った状態で、 電源をオンに し なが ら フ ィ ー ド ・ ボタ ンを押し たま ま保持し ます。
点滅シ ーケン ス 操作
高速での赤色点滅
琥珀色
緑色
電源オ フ ・ モー ド ( 通信診断モー ド )
ファームウェア・ダウンロード ・モード - プ リ ン タ が高速で赤色点滅を開始す る と 、
ファームウェア ・ ダウンロード ・ モードに入ったこ と を示します。 フ ィード ・ ボタ
ン を放す と 、 ダ ウ ン ロ ー ド のためにプ リ ン タ の初期化を 開始 し ま す。 ス テー タ ス ・
ラ ン プが赤 と 緑に交互にゆっ く り 点滅す る よ う にな る と 、 プ リ ン タ はフ ァ ーム ウ ェ
アのダ ウ ン ロ ー ド を開始する 準備がで き た こ と を示し ま す。
こ のプ リ ン タ に付属のフ ァーム ウ ェ ア ( およびフ ァ イル ) のダ ウ ン ロード ・ユーテ ィ
リ テ ィ の使用法に関す る 詳細は、「プリンタへのファイル送信」(40 ページ ) を参
照し て く だ さ い。 お使いのプ リ ン タ の フ ァ ーム ウ ェ アの更新が提供 さ れて い る 場合
は、 以下の弊社 Web サイ ト の Zebra に掲載さ れます。
www.zebra.com
通常の操作モ ー ド - プ リ ン タ は通常のプ リ ン タ 初期化作業を 継続 し ます。 こ こで
フィード ・ ボタンを放すと、 ファームウェアはダウンロードせずに、 通信診断モー
ド での操作も行わずに、 通常の起動が行われ ま す。
通信診断 ( ダンプ ) モード - プリンタのステータス・ランプが緑になってすぐに
フィード ・ボタンを放します。 プリンタはラベルの Y 印字基点に 「Now in DUMP」
と 印刷 し 、 次の ラ ベルに進み ま す。 最初の ラ ベル を印刷し た 後、 プ リ ン タ は自動的
に診断モード に入 り 、 続いて受信し たすべての リ テ ラル ・ データ を印刷し ま す。
診断モー ド を終了 し て印刷に戻る には、 プ リ ン タ の電源を 切っ て か ら ま た入れま
す。 診断モー ド を 終了す る も う
リアされ、「
タンを押し続ける方法です。
Out of DUMP (DUMP 終了)
1
つの方法は、 プ リ ン タ の コ マ ン ド ・ バッ フ ァ が ク
」がラベルに印刷されるまで、フィード・ボ
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トラブルシューティング
フィード ・ボタン ・ モード
電源オン ・ モー ド
プ リ ン タ の電源がオ ン で ト ッ プ カ バーが閉じ て い る状態で、 フ ィ ー ド ・ ボ タ ン を 押 し た ま ま 数秒間保持 し ま す。
緑色の ス テ ー タ ス LED が数回連続で点滅 ( フラッシュシーケンス) し ま す。 右側の説明 ( 点滅シーケ ン ス に対す
る操作 ) には、 特定の回数を最初に点滅さ せてボ タ ン を放し た と き に、 次の点滅シーケ ン スが開始する 前に起 こ
る内容が示されています。
点滅シ ーケン ス 操作
*
*
**
*
**
***
*
**
***
****
*
**
***
設定ス テー タ ス - 詳細なプ リ ン タ 設定ス テー タ ス ・ ラ ベルを 印刷 し ま す。 こ の ラ ベルは、 印
刷の検証、 プ リ ン タ と コ ン ピ ュ ー タ の通信設定のサポー ト 、 保守、 ト ラ ブルシ ュ ーテ ィ ン
グ、 カ ス タ マ ・ サ ポー ト 業務で使用する こ と がで き ます。
標準の用紙キ ャ リ ブ レ ー ト - プ リ ン タ は用紙 タ イプや用紙の長 さ を 検出、 設定 し ま す。 ま
た、 装着 し た用紙への印字性能を 最大限高め る ために、 用紙センサーを調整し ます。 プ リ ン
タが 1 ~ 4 枚の ラ ベルを フ ィ ー ド し ま す。
注記 :
Zebra EPL
リ ブ レー ト の代わ り にこ の フ ィ ー ド ・ モー ド を使用し ます。
シリアル・ポートの設定 -
されます。
通信パ ラ メ ータ の リ セ ッ ト には : LED が高速で琥珀色 と 緑色に点滅 し てい る 間に、 フ ィ ー
ド・ボタンを押して放します。
自動ボー同期化 : LED が高速で琥珀色と緑色に点滅してい る間に、 ^XA^XZ コマンド ・ シー
ケ ン ス を プ リ ン タ に送信 し ま す。 プ リ ン タ と ホ ス ト が同期化さ れ る と 、 LED が緑色の持続
点灯に変わ り ます。 注 : (自動ボー同期中は、 ラ ベルが印刷 さ れません。)
工場出荷時のデ フ ォ ル ト - プ リ ン タ を 工場出荷時のデフ ォ ル ト 設定 と モー ド に リ セ ッ ト し
ます。 こ の フ ィ ー ド ・ モー ド ・ オプシ ョ ンの影響を受け る 主な設定の リ ス ト は、 設定 ラ ベル
を参照 し て く ださ い。 プ ロ グ ラ ミ ン グに よ っ て独自に設定、 表示、 制御 さ れ る他の設定 も リ
セ ッ ト さ れ ま す。 そ し てプ リ ン タ が標準の用紙の キ ャ リ ブ レ ー ト を行い ま す。
プ リ ン タ が工場出荷時設定値モー ド に入る と 、 ス テ ー タ ス ・ ラ ン プ が三 (3) 秒間、 琥珀色に
なります。この間に、以下の 2 つを行って く ださい。何も し ない と プ リ ン タは上記のよ う に
工場出荷時のデフ ォル ト を自動的に リ セ ッ ト し ます。 ま た は、 フィードボタンを押したまま
にする と 、 ネ ッ ト ワ ー ク ・ プ リ ン タ ・ オプシ ョ ン付 き のプ リ ン タ に対応する 工場出荷時のデ
フォルト ・ リセッ ト ・モードにな り ます。 最初の点滅の後にボ タ ン を 放す と 、 ネ ッ ト ワ ー ク
工場オプ シ ョ ン のみを リ セ ッ ト し ま す。 2 番目の点滅 (2 つの点滅 ) 後にボ タ ン を放すと 、 プ
リンタ・デフォルトのみをリセット します。3 番目の点滅 (3 つの点滅 ) の後にボ タ ン を放す
と 、 プ リ ン タ と ネ ッ ト ワーク 設定の両方を リ セ ッ ト し ま す。
印字幅調整 - 最小印字幅で始ま り 、 プ リ ン タ の最大印字幅で終わ る 4 mm ずつ増分する 連続
ボ ッ ク ス を印刷し ます。 プ リ ン タ が該当す る 最大印字幅に達し た ら 、 フ ィ ー ド ・ ボ タ ン を 1
度押し ます。 プ リ ン タ ・ ド ラ イ バ と アプ リ ケーシ ョ ンに よ っ て、 こ の設定 を無効にす る こ と
がで き る 点に注意 し て く だ さ い。
デス ク ト ッ プ ・ プ リ ン タ を 使い慣れたユーザーは、 起動時の
シ リ アル ・ イ ン ターフ ェ イ ス ・ ポー ト のあ る プ リ ン タ にのみ適用
AutoSense
キャ
****
*****
81
*
**
***
****
*****
印字濃度 ( 密度 ) 調整 - 最低濃度 ( 印字密 / 温度 ) か ら 始 ま り 、 プ リ ン タ の最高濃度 ま で を 、
ZPL 濃度設定範囲値を 使用 し て、 4 ずつ増分し 、 連続する バー コ ー ド ・ シ ミ ュ レーシ ョ ン ・
パターンを印刷します。パターンが正し く 印刷されたら フ ィ ード ・ ボタンを押し ます。濃度
設定を 連続的に上げないで く だ さ い。 バーコ ー ド の線が崩れて 、 解読で き な く な り ます。 プ
リ ン タ ・ ド ラ イバ と アプ リ ケーシ ョ ンによ って、 こ の設定を無効にする こ と がで き る 点に注
意して く ださい。
******
*
**
***
****
*****
******
用紙のマ ニ ュ ア ル ・ キ ャ リ ブ レ ー ト - プリンタは詳細なテストを実行して、用紙タイプと用
紙の長 さ を 検出、 設定 し ます。 ま た 、 装着 さ れた用紙の印刷性能 を最大限高め る ために、 用
紙セ ンサーを調整し ます。事前に印刷 さ れて い る 用紙を 使用す る 場合、 ラ イナーに印刷す る
場合、 ま たはプ リ ン タ が正 し く 自動キ ャ リ ブ レ ー ト し ない場合には、 マニ ュ アル ・ キ ャ リ ブ
レー ト をお勧め し ます。 用紙セ ン サーのグ ラ フ ィ カル ・ プ ロ フ ァ イ ルが印刷 さ れます。 詳細
およ び注意点につい ては、「マニュアル・キャリブレート」(76 ページ ) を参照して く だ さ
い。
*******
8 回の点滅シ ーケン ス後も フ ィ ー ド ・ ボ タ ン を押 し 続け る と 、 フ ィ ー ド ・ ボ タ ン を放し た と き に プ リ ン タが
設定モ ー ド を終了 し ます。
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トラブルシューティング
82
プリンタのリセット ・ ボタンの使用
プリンタのリセット ・ボタンの使用
プリンタのリセットボタンでプリンタまたはネッ トワーク ( 内部プ リ ン ト ・ サーバ )
を工場出荷時のデ フ ォル ト 構成に復元で き ます。
リセットボタンを一 (1) 秒以上押 し た ま ま にす る と 、プ リ ン タ は リ セ ッ ト 手順に入 り 、
放すま で ス テータ ス ・ ラ ンプが 1 秒ご と に点滅 し ます。 適切な時にボ タ ン を放す と 、
どの リ セ ッ ト 機能を実行す る か をプ リ ン タ に伝え ま す。 以下の表に、 リ セ ッ ト モー ド
と 手順を説明し ます。
秒説明
表 2 •
0-1
1-5
6-10
10 以上 プ リ ン タ の リ セ ッ ト も 、 工場出荷時デフ ォ ル ト へのプ リ ン タ 設定の変
リセットボタンを使用してプリンタとネットワークをリセットするには、2 つの異な
る リ セ ッ ト ・ ア ク シ ョ ン を 実行す る必要があ り ま す。 プ リ ン タ ・ リ セ ッ ト ( ボタンを
1 ~ 5 秒押し た ま ま) と、 ネッ ト ワーク ・ リセッ ト ( ボタンを 6 ~ 10 秒押し た ま ま )。
4 点滅フィード ・ ボタン ・ モードを使用してプリンタとプリン ト ・ サーバの両方を同
時に リ セ ッ ト する には、「フィード・ボタン・モード」(80 ページ) を参照して く ださい。
動作な し
プリンタ プ リ ン タは工場出荷時デ フ ォル ト ・ リ セ ッ ト を実行 し ます。
工場出荷時デフ ォ ル ト ・ リ セ ッ ト 時に、 プ リ ン タ は設定 ラ ベル と ネ ッ
トワーク・ラベル ( ある場合) を自動的に印刷し ます。
ネッ ト ワーク ・ オプション ( 内部プ リ ン ト ・ サーバ ) プリンタはネッ
ト ワ ー ク への接続を解除 し 、 工場出荷時のデ フ ォル ト ・ リ セ ッ ト がお
こ なわれ ます。 工場出荷時デフ ォ ル ト ・ リ セ ッ ト 時に、 プ リ ン タは設
定ラベルとネッ ト ワーク ・ ラベル ( ある場合 ) を自動的に印刷 し ます。
プ リ ン タに イーサネッ ト がイン ス ト ールされていない場合、ボタ ンが 5
秒以上押 さ れて も 、 プ リ ン タ は何 も 実行し ません。
更 も な し に、 工場出荷時デフ ォル ト リ セ ッ ト 機能を終了 し ます。
980644-071 改訂 A LP 2824 Plus™ ユーザー ・ ガイ ド 2009/4/29

A
付録
こ のセ ク シ ョ ン では、 プ リ ン タ の イ ン ターフ ェ イ ス接続に関す る情報をお伝え し ま
す。
目次
USB ( ユニバーサル ・ シリ アル ・ バス ) インターフェイス . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 84
パラレル ・ インターフ ェ イス . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 85
イーサネッ ト ・ イン ターフ ェ イス . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 86
シリアル・ ポート ・ インターフェイス . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 87
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84
USB ( ユニバーサル ・ シリ アル ・ バス ) インターフェイス
USB ( ユニバーサル・シリアル・バス) インターフェイス
下の図は、 プ リ ン タの USB インターフェイスに必要なケーブル配線を示したもので
す。
プリンタには、USB 2.0 への準拠を保証する 「認定 USB」マークのあるケーブルまた
はケーブル ・ パ ッ ケージが必要です。
ピン 信号
1Vbus - N/C
2D-
3D+
4
シェル シールド / 排電 ワ イ ヤ
グランド
プリ ンタがサポートするオペレーティング・システムおよびド ライバに関しては、
ソフトウェアとマニュアルの CD を参照す る か、 ま たは次の Zebra プリンタ Web
サイ ト にアクセスしてください。
http://www.zebra.com
USB インターフェイスの詳細については、 次の USB Web サイ ト にアクセスして
ください。
Http://www.usb.org
980644-071 改訂 A LP 2824 Plus™ ユーザー ・ ガイ ド 2009/4/29

パラレル ・ インターフ ェイス
プリンタ
DB-25
ピン番号
Centronics
ピン番号
DB-25
からから
Centronics
(ケーブル)へ(ケーブル)へ
HOST
(ホスト)
STROBE~
DATA 0
DATA 1
DATA 2
DATA 3
DATA 4
DATA 5
DATA 6
DATA 7
ACK~
BUSY
(ビジー)
PAPER ERR.
SELECT
(選択)
AUTOFD~
ERROR~
N/A
N/A
N/A
SIG. GND
SIG. GND
SIG. GND
SIG. GND
SIG. GND
SIG. GND
SIG. GND
STROBE~
DATA 0
DATA 1
DATA 2
DATA 3
DATA 4
DATA 5
DATA 6
DATA 7
ACK~
BUSY
PAPER ERR.
SELECT
(選択)
AUTOFD~
n/c
SIG. GND
CHAS GND
+5V
SIG. GND
SIG. GND
SIG. GND
SIG. GND
SIG. GND
SIG. GND
SIG. GND
n/c
ERROR~
SIG. GND
SIG. GND
SIG. GND
SIG. GND
SIG. GND
SIG. GND
n/c
n/c
SELECTIN~
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
プリンタのパラレル・インターフェイスは、IEEE 1284-A to 1284-A パラレル・ イン
ターフ ェ イ ス ・ ケーブル を 使用 し ます。 ホ ス ト ・ コ ネ ク タ には DB-25 ピン・オス ・ コ
ネクタがあ ります。 このプリ ンタ ・ コネクタは Centronics 型コネ ク タです。
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パラレル ・ インターフ ェ イス
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イーサネッ ト ・ イン ターフ ェ イス
イーサネッ ト ・ インターフ ェイス
このインターフェイスには、 CAT-5 以上の UTP RJ45 イーサネッ ト ・ ケーブルが必要
です。
次の表は、 ケーブルの ピ ン配列割 り 当て を示し ます。
信号 ピン ピン 信号
Tx+ 1 1 Tx+
Tx- 2 2 Tx-
Rx+ 3 3 Rx+
Rx- 6 6 Rx-
44
55
77
88
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シリアル・ポート ・ インターフェイス
ピン 説明
1
未使用
2
RXD ( データ 受信 ) プリンタにインプット
3
TXD ( データ 送信 ) プリンタからのアウトプット
4
DTR ( データ 端末準備完了 )
-- ホ ス ト か ら のデー タ送信を可能にす る 信号
5
シャーシ ・ グランド
6
DSR ( データ 設定準備完了 ) プリンタにインプット
7
RTS (送信要求) プ リ ン タ か ら の ア ウ ト プ ッ ト -- プリンタ
がオ ンの場合は、 常に有効状態にな っ てい る
8
CTS ( 送信準備完了 ) - プ リ ン タ では使用 さ れま せん
9
+5 V @ 0.75 A ヒューズ
シリアル/ パ ラ レル ・ ポー ト か ら利用で き る 最大の電流は、 合計 0.75 アン
ペアを超える こ と はあ り ません。
87
シリアル・ ポート ・ インターフェイス
プリンタからのアウトプット
XON/XOFF 接続手順が選択さ れ る と 、データ ・ フ ロ ーは ASCII コント ロー
ル・コー ド の DC1 (XON) と DC3 (XOFF) で制御さ れます。DTR コン ト ロー
ル・ リード線は無効になります。
DTE デバ イ ス の相互接続 プ リ ン タは、 デー タ 端末装置 (DTE) として構成
されています。プリ ンタを他の DTE デバイ ス ( パソ コンのシリ アル・ポー
トなど) に接続する には、RS-232 ヌルモデム ( 交差 ) ケーブルを使います。
図 31 は、 必要な ケーブル接続 を 示 し ます。
DCE デバ イ ス の相互接続 プリンタがモデムなどの RS-232 インターフェ
イ ス を解 し てデー タ 通信装置 (DCE) に接続 さ れ る と き は、 標準の RS-232
( ストレート・スルー) インターフェイス ・ケーブルを使う必要がありま
す。 図 32 は こ の ケーブルに必要な接続を 示 し ます。
KDU ( キーボード ・ ディ スプレ イ ・ ユニ ッ ト ) への接続 KDU は DCE プ
リ ン タ 接続用に設計 さ れてお り 、 Zebra カスタム ・ シ リ アル ・ ポート ・ オ
ス / メ ス変換アダプ タ を必要 と し ま す。現在 KDU には KDU アダプタが含
まれており、 KDU アダプタの Zebra キッ トのパーツ番号は、 105934-088
です。
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88
DB-25S
コネク タ
DTE デバイ ス (PC) へ
DB-9P
コネク タ
プリンタへ
DB-9P
コネク タ
プリンタへ
DB-9S
コネク タ
DTE デバイ ス (PC) へ
DB-9P
コネクタ
プリンタへ
DB-9P
コネクタ
プリンタへ
DB-25S
コネクタ
DCE デバイ スへ
DB-9S
コネクタ
DCE デバイ ス へ
シリアル・ ポート ・ インターフェイス
プリンタを DTE デバイ スに接続
プリンタを DCE デバイ スに接続
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