Yamaha MODUS F01, MODUS F11 User Manual [ja]

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取扱説明書
JA
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安全上のご注意
ご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」をよくお読みください。
ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、お客様や他の方々への危害や財産への損害 を未然に防止するためのものです。必ずお守りください。
お子様がご使用になる場合は、保護者の方が以下の内容をお子様にご徹底くださいますようお願いいたしま す。 お読みになったあとは、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。
記号表示について
この製品や取扱説明書に表示されている記号には、次のような意味があります。
「ご注意ください」という注意喚起を示します。
 〜しない でくださいという「禁止」を示します。 
「必ず実行」してくださいという強制を示します。
「警告」と「注意」について
以下、誤った取り扱いをすると生じることが想定される内容を、危害や損害の大きさと切迫の程度を明示す るために、「警告」と「注意」に区分して掲載しています。
この表示の欄は、「死亡す る可能性または重傷を負
警告
本体に表示されている注意マークについて
本体には、次の注意マークが付いています。
これは、以下の内容の注意を喚起するものです。
「感電防止のため、パネルやキャビネットを外さないでください。この製品の内部には、お客様が修理/交換
できる部品はありません。点検や修理は、必ずお買い上げの楽器店または巻末のヤマハ電気音響製品サービ ス拠点にご依頼ください。」
う可能性が想定される」 内容です。
感電の恐れあり
キャビネットをあけるな
注意
注意
この表示の欄は、「傷害を 負う可能性または物的損 害が発生する可能性が想 定される」内容です。
F11/F01 取扱説明書
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警告
電源 / 電源コード
電源は必ず交流100Vを使用する。
エアコンの電源など交流200Vのものがあります。誤って接 続すると、感電や火災のおそれがあります。
必ず実行
電源プラグにほこりが付着している場合は、ほこりをきれい に拭き取る。
感電やショートのおそれがあります。
必ず実行
電源コード/プラグは、必ず付属のものを使用する。
他の電源コード/ プラグを使用すると、発熱や感電の原因に なります。
必ず実行
電源コードをストーブなどの熱器具に近づけたり、無理に曲 げたり、傷つけたりしない。また、電源コードに重いものを
のせない。
禁止
電源コードが破損し、感電や火災の原因になります。
分解禁止
この製品の 内部を開け た り、内部の部 品を分解 し
たり改造したりしない。
禁止
感電や火災、けが、または 故障の原因になります。
水に注意
本体の上に花瓶や薬品など液体の入ったものを置かない。 また、浴室や雨天時の屋外など湿気の多いところで使用しな
い。
内部に水などの液体が入ると、感電や火災、または故障の原
禁止
因になります。入った場 合は、すぐに電源スイッチを切り、 電源プラグをコンセントから抜いた上で、お買い上げの楽器
店または 巻末のヤマ ハ電気音 響製品サー ビス拠点に 点検を ご依頼ください。
濡れた手で電源プラグを抜き差ししない。
感電のおそれがあります。
禁止
火に注意
本体の上にろうそくなど火気のあるものを置かない。
ろうそくなどが倒れたりして、火災の原因になります。
禁止
異常に気づいたら
電源コード /プラグがいたんだ場合、または、使用中に音が 出なくなったり異常なにおいや煙が出たりした場合は、すぐ
に電源スイッチを切り、電源プラグをコンセントから抜く。
必ず実行
感電や火災、または故障のおそれがあります。至急、お買い 上げの楽 器店または 巻末のヤ マハ電気音 響製品サー ビス拠
点に点検をご依頼ください。
電源 / 電源コード
(F11)
アースプラグを確実に取り付ける。
感電のお それが あります。(アー
必ず実行
必ず実行
スプラグの 取り付け 方につい ては14 ページ をご参照く だ さい。)
電源プラグを抜くときは、電源コードを持たずに、必ず電源 プラグを持って引き抜く。
電源コードが破損して、感電や火災の原因になることがあり ます。
注意
必ず実行
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長期間使用しないときや落雷のおそれがあるときは、必ずコ ンセントから電源プラグを抜く。
感電や火災、故障の原因になることがあります。
たこ足配線をしない。
音質が劣化したり、コンセント部が異常発熱して火災の原因 になることがあります。
禁止
F11/F01 取扱説明書
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組み立て
手入れ
必ず実行
設置
禁止
禁止
禁止
必ず実行
必ず実行
接続
必ず実行
組み立てる前に、必ず本書の組み立て方の説明をよくお読み ください。
手順どおりに正しく組み立てないと、楽器が破損したりお客 様がけがをしたりする原因になります。
直射日光のあたる場所(日中の車内など)やストーブの近く など極端に温度が高くなるところ、逆に温度が極端に低いと
ころ、また、ほこりや振動の多いところで使用しない。
本体のパネルが変形したり、内部の部品が故障したりする原 因になります。
テレビやラジオ、ス テレオ、携帯電話な
ど他の電気製品の近 くで使用しない。
楽器本体またはテレ ビやラジオなどに雑
音が生じる場合があ ります。
不安定な場所に置かない。
本体が転倒して故障したり、お客様や他の方々がけがをした りする原因になります。
本体を移動するときは、必ず電源コードなどの接続ケーブル をすべて外した上で行なう。
コードをいためたり、お客様や他の方々が転倒したりするお それがあります。
この機器を電源コンセントの近くに設置する。
電源プラグに容易に手の届く位置に設置し、異常を感じた場 合にはすぐに電源スイッチを切り、電源プラグをコンセント
から抜いてください。また、電源スイッチを切った状態でも 微電流が流 れていま す。この製品を 長時間使 用しないと き
は、必ず電源プラグをコンセントから抜いてください。
他の 機器と接続す る場合は、すべての
機器 の電源を切っ た上で行な う。ま
た、電源を入れたり 切った りする 前に、
必ず機器のボ リュ ームを最小に
する。さらに、演奏 を始 める場合も必
ず両機器のボ リュ ームを最小に
し、演奏しながら徐々にボリュームを上げていき適切な音量 にする。
感電または機器の損傷の原因になることがあります。
( 艶出し仕上げのモデルの場合)本体のほこりや汚れは、柔ら かい布で軽く拭き取る。
強く拭くと、ほこりの粒子で本体の表面に傷がつく場合があ
必ず実行
ります。
本体を手入れするときは、ベンジンやシンナー、洗剤、化学 ぞうきんなどは使用しない。
本体のパネルや鍵盤が変色/ 変質する原因になります。お手 入れには、乾いた柔らかい布、もしくは水を固くしぼった柔
禁止
らかい布をご使用ください。
使用時の注意
キー カバー で指 などを はさ まない ように 注意 する。また、 キーカバーや本体のすき間に手や指を入れない。
お客様がけがをするおそれがあります。
禁止
キーカバーやパネル、鍵盤のすき間から金属や紙片などの異 物を入れない。
感電、ショート、火災や故障 の原因になることがあります。 入った場合は、すぐに電源スイッチを切り、電源プラグをコ
禁止
ンセントから抜いた上で、お買い上げの楽器店または巻末の ヤマハ電気音響製品サービス拠点に点検をご依頼ください。
本体上にビニール製品やプラスチック製品、ゴム製品などを 置かない。
本体のパネルや鍵盤が変色/変質する原因になります。
禁止
( 艶出し仕上げのモデルの場合)本体の表面に金属、陶器、 その他硬い物を当てない。
表面にひびが入ったり、剥がれたりする場合があります。
禁止
本体の上にの ったり重いもの をのせた りしない。また、ボ
タンやスイ ッチ、入出力端子 などに無理な力を加えない。
禁止
本体が破損 したり、お客様や 他の方々がけ がをしたりする
原因になります。
大きな音量で長時間ヘッド フォンを使用しない。
聴覚障害の原因になります。
禁止
F11/F01 取扱説明書
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イス
データの保存
禁止
禁止
禁止
必ず実行
必ず実行
禁止
不安定な場所に置かない。
イスが転倒して、お客様や他の方々がけがをする原因になり ます。
イスで遊んだり、イスを踏み台にしたりしない。
このイスは楽器演奏用です。イスを遊び道具や踏み台にする と、イスが転倒したりこわれたりして、お客様がけがをする
原因になります。
イスには二人以上ですわらない。
イスが転倒したりこわれたりして、お客様がけがをする原因 になります。
イスのネジを定期的に締め直す。
イスを長期間使用すると、イスのネジがゆるむことがありま す。ネジがゆるんだ場合は、付属のスパナで締め直してくだ
さい。
イスの脚で床やたたみを傷つけないよう注意する。
イスの脚で フローリン グの床やた たみを傷つ けることが あ ります。イスの下にマットを敷くなどして、床やたたみを保
護されることをおすすめします。
イスを手入れするときは、ベンジンやシンナー、洗剤、化学 ぞうきんなどは使用しない。
変色/変質する原因になります。お手入れには、乾いた柔らか い布、または水を固くしぼった柔らかい布をご使用ください。
作成したデータの保存とバックアップ
一部のデータは、本体内部のメモリーに保存されます(52、55 ページ)。電源を切っても消えずに残ります。本体に保存された
データの万一の事故に備えて、大切なデータはバックアップと
必ず実行
してUSB フラッシュメモリー(F11)またはコンピューター
(F01)に保存することをおすすめします(53、55ページ)。
● データが破損したり失われたりした場合の補償はいたしかねますので、ご了承ください。
● 不適切な使用や改造により故障した場合の保証はいたしかねます。
使用後は、必ず電源スイッチを切りましょう。
* F11 は、JIS C 61000-3-2 に適合しています。
音楽を楽しむエチケット
楽しい音楽も時と場所によっては、大変気になるもの です。隣近所への配慮を充分にいたしましょう。静かな夜間には小さ な音でもよく通り、特に低音は床や壁などを伝わり やすく、思わぬところで迷惑をかけてしまうことが あります。夜間の演奏には特に気を配りましょう。窓を閉めたり、ヘッ ドフォンをご使用になるのも一つの方法です。お互 いに心を配り、快い生活環境を守りましょう。
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F11/F01 取扱説明書
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このたびは、ヤマハデジタルピアノ F11/F01 をお買い求めいただきまして、誠にありがとうございました。F11/F01 の 優れた機能を十分に生かして演奏をお楽しみいただくため、本書をお読みください。また、お読みになったあとも、いつ
でもご覧になれるところに大切に保管してください。

取扱説明書について

取扱説明書について
この取扱説明書は、以下のように構成されています。
本書
準   備 最初にお読みください。
本   編 F11/F01 の使い方を詳しく説明しています。
付   録 「音色一覧」などの資料を掲載しています。
クイックオペレーションガイド
ボタンや鍵盤に割り当てられた機能の操作を詳しく説明しています。
データリスト
XG 音色 /XG エフェクト (F11) や MIDI に関する資料が、ヤマハのウェブサイトからダウンロードできます。イン ターネットに接続して以下のウェブサイトを開き、「モデル名から検索」テキストボックスにモデル名 (「F11」な
ど)を入力して「検索」ボタンを押します。
ヤマハマニュアルライブラリー
http://www.yamaha.co.jp/manual/japan/
表記上の決まり
[]....................... パネル上にあるボタン類を示します。たと え ば、ボ リュームのスライダーは、文章中で
ボリューム
[VOLUME]
スライダーと表記します。
※ パネルのイラストは、F11 を使用しています。 ※ この取扱説明書に掲載されているイラストやディスプレイは、すべて操作説明のためのものです。したがって、実際
の仕様と異なる場合があります。
この製品は、ヤマハ ( 株 ) が著作権を有する著作物やヤマハ ( 株 ) が第三者から使用許諾を受けている著作物を内蔵ま たは同梱しています。その著作物とは、すべてのコンピュータープログラムや、伴奏スタイルデータ、MIDI データ、
WAVE データ、音声記録データ、楽譜や楽譜データなどのコンテンツを含みます。ヤマハ( 株 ) の許諾を受けることな く、個人的な使用の範囲を越えて上記プログラムやコンテンツを使用することについては、著作権法等に基づき、許さ
れていません。
この製品には、XG フォーマット以外の音楽 / サウンドデータを扱う機能があります。その際、元のデータをこの楽器に 最適化して動作させるため、オリジナルデータ ( 音楽 / サウンドデータ ) 制作者の意図どおりには再生されない場合があ
ります。ご了承のうえ、ご使用ください。
ヤマハ ( 株 ) および第三者から販売もしくは提供されている音楽 / サウンドデータは、私的使用のための複製など著作権 法上問題にならない場合を除いて、権利者に無断で複製または転用することを禁じられています。ご使用時には、著作権
の専門家にご相談されるなどのご配慮をお願いします。
F11はTCP/IPプロトコルスタック技術として、株式会社ACCESSのAVE-TCP ®を搭載しています。 Copyright ©1986-2007 ACCESS CO., LTD.
F11 は暗号モジュール技術として、株式会社 ACCESS の AVE ®-SSL を搭載しています。 Copyright ©1997-2007 ACCESS CO., LTD.
● 「MIDI」は社団法人音楽電子事業協会 (AMEI) の登録商標です。
● その他、本書に記載されている会社名および商品名等は、各社の登録商標または商標です。
● Windows は、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標です。
F11/F01 取扱説明書
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付属品 ( お確かめください )
・保証書
・取扱説明書 ( 本書 )
・クイックオペレーションガイド ( 別冊 )
・電源コード
・2P-3P 変換器 (F11)
調律について
調律は必要ありません。
お引っ越しの際は
通常の荷物と一緒にお運びいただけます。組み立てた状態でも、組み立てる前の部品に分解した状態でも問題あ りませんが、本体は立てかけたりせず、必ず水平に置いてお運びください。また、大きな振動、衝撃を与えない
でください。

付属品(お確かめください)

F11/F01 取扱説明書
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特長
特長
スタイリッシュな薄型デジタルピアノ
お部屋のインテリア空間を彩るスタイリッシュな薄型デジタルピアノです。
自然な弾き心地を実現したナチュラルウッド (NW) 鍵盤
白鍵にアコースティックピアノの鍵盤と同様に木材を使用し、指に伝わる感覚までグランドピアノ のタッチに近付けたのがナチュラルウッド鍵盤です。鍵盤の硬さやハンマーと鍵盤の重量バラン
ス、鍵盤の重さ ( 低音部は重く、高音部は軽く ) などをグランドピアノに近付けたことにより、従 来の電子ピアノを越える弾き心地が楽しめます。また、グランドピアノと同様に、ペダルを踏まず
に音をつなげる奏法や高速の同音連打も可能です。
自動演奏鍵盤 (F11)
ピアノ リスニング ソング (Classic&Jazz) 50 曲、USB フラッシュメモリーに保存した曲、およびイ ンターネット上の曲などのソング再生に合わせ鍵盤が動くので、目でも演奏が楽しめます。自宅で
はもちろんのこと、レストランなどパブリックスペースでの自動演奏ピアノとしても適しています。
AWM ダイナミックステレオサンプリング
F11/F01 は、ヤマハ独自のサンプリング音源システム「AWM ダイナミックステレオサンプリング」 による豊かな音色を備えた電子ピアノです。G. PIANO
アノからサンプリングしました。G. PIANO ンプリングしており ( ダイナミックサンプリング )、さらに、サステインペダルを踏んだときの響
板や弦の共鳴音をサンプリングした「サステインサンプリング」、鍵盤を離したときの微妙な発音 をサンプリングした「キーオフサンプリング」を採用し、ぜいたくな音作りを行なっています。
グランドピアノ
グランドピア ノ
1と2 の音色は、フルコンサートグランドピ
1 の音色では、鍵盤を弾く強さに応じて複数の波形をサ
F11/F01 取扱説明書
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インターネットダイレクト接続機能 (F11)
専用サイトのストリーミングサービスを利用することにより、さまざまなジャンルのソング(曲デー タ)を再生させ、BGM として聞くことができます。
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目次
準 備
取扱説明書について ................................................... 6
付属品 ( お確かめください ) ..................................... 7
特長 ............................................................................... 8
目次 ............................................................................... 9
各部の名称と機能 ..................................................... 10
この楽器のしくみ ..................................................... 12
ご使用前の準備 .........................................................13
・ キーカバーについて .................................................13
・ 譜面立てについて .....................................................14
・ 電源コードを接続する (F11) ..................................14
・ 電源コードを接続する (F01) ..................................15
・ 電源を入れる .............................................................15
・音量(ボリューム ) を調節する ..............................16
・ ヘッドフォン ( 別売 ) を使う場合 ..........................16
・ 楽器本体のバージョンを確認する (F11) ..............16
本 編
ピアノ リスニング ソング (Classic&Jazz)
50 曲 ( プリセットソング ) を聞く ......................... 17
・ 自動演奏鍵盤を鑑賞する (F11) ..............................19
USB フラッシュメモリー内の曲を聞く ................ 20
USB 記憶装置の取り扱いについて ........................ 23
フロッピーディスクの取り扱いについて ............. 24
インターネットの曲を聞く (F11) .......................... 25
・XGのピアノボイスに差し替える
( ソングオートリボイスの解除 )(F11) ..................26
音色を楽しむ ............................................................. 27
・ 音色を選ぶ .................................................................27
・ 音色デモ曲を聞く .....................................................27
・ 違った表情の音にする ( バリエーション ) ...........28
・ ペダルを使う .............................................................28
・2つの音色を重ねる ( デュアル ) ............................29
・ 音色の設定を保存する (F11) ..................................30
・ 鍵域を左右に分けて別々の 2 つの音色で弾く
( スプリット ) ............................................................30
・ メトロノームを使う .................................................32
・ 音に残響を付ける ( リバーブ ) ...............................33
・キー(調) を変える ( トランスポーズ ) ................33
・ 音の高さの微調整をする ( チューニング ) ...........34
・ タッチ感を変える ( タッチ ) ...................................34
演奏を録音 ( 記録 ) する ..........................................35
録音した曲を再生する ............................................. 37
録音した曲を USB フラッシュメモリーに
保存する ..................................................................... 38
インターネットダイレクト接続機能 (F11) .......... 39
・ 楽器をインターネットに接続する準備 .................39
・ 楽器をインターネットに接続する .........................41
・ インターネット設定について .................................42
・無線 LAN の電波強度を表示する
(USB 無線 LAN アダプターをお使いの場合 ) ..... 43
・接続情報ファイルを書き出す ................................ 44
・インターネット設定を初期化する ........................ 45
・インターネット 初期設定一覧 ............................ 45
・インターネット用語集 ............................................ 46
外部機器との接続 ..................................................... 48
・端子について ............................................................ 48
・コンピューターと接続する .................................... 49
MIDI について .......................................................... 50
データのバックアップ (F11) .................................. 52
・内部メモリーにバックアップする ........................ 52
・USB フラッシュメモリーにバックアップする ... 53
・データをリストアする ............................................ 54
データのバックアップ (F01) .................................. 55
・内部メモリーにバックアップする ........................ 55
・コンピューターにバックアップする .................... 55
・データをリストアする ............................................ 56
困ったときは ............................................................. 57
付 録
ピアノリスニングソング (Classic&Jazz) 50 曲
一覧 ............................................................................. 58
音色一覧 ..................................................................... 60
音色デモ曲一覧 .........................................................61
初期設定一覧 ............................................................. 62
メッセージ一覧 (F11) .............................................. 63
メッセージ一覧 (F01) .............................................. 64
各音色のプログラムチェンジナンバー ................. 65
別売品の紹介 ............................................................. 65
仕様 ............................................................................. 66
組み立て ..................................................................... 67
索引 ............................................................................. 69
目次
F11/F01 取扱説明書
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各部の名称と機能

イラストは、F11 を使用しています。
各部の名称と機能
本体左側 (低音)
PHONES
32 965 8740A
D
CEF
B
HG
1
本体右側 (高音)
I
P
本体背面
本体右側 (高音)
1
2
3
パワー
[POWER]
電源のオン / オフを切り替えます。
[VOLUME
音量を調節できます。
スイッチ.....................................15 ページ
ボリューム
] スライダー .............................. 16 ページ
ディスプレイ.................................................11 ページ
操作に応じて、さまざまな情報が表示されます。状況 によっては、何も表示されていない場合もあります。
画面に「---」が順番に表示されているとき ( データ アクセス中 ) は、電源を切らないでください。デー タが壊れるおそれがあります。
[PRESET 1]
4
プリセット
プリセット
/[PRESET 2]
ランプ.........17 ページ
ピアノ リスニング ソング (Classic&Jazz) 50 曲 ( プリ セットソング ) を聞くときに点灯させます。
ユーエスビー
5
[USB]
ランプ ...............................................20 ページ
USB フラッシュメモリー内の曲を聞く ときに点灯さ せます。
F11/F01 取扱説明書
10
JK
本体背面
R
L L RR L L R
AUX INAUX OUT
本体左側 (低音)
ユーエスビー
6
[USB]
USB フラッシュメモリーのデータを読み込み中に赤 く点滅します。
[INTERNET]
7
インターネットの曲を聞くときに点灯させます。
[INTERNET]
8
インターネット通信中に赤く点滅します。
ビージーエム
[BGM
9
BGM モード の [PRESET 1]/[PRESET 2]/[USB]/ [INTERNET](F11)/ オフを切り替えます。詳しくは、
「この楽器のしくみ」(12 ページ)を参照してください。
[−/NOノー]/[ + /YES
0
数値を設定したり曲や項目を選んだりできます。
音色ボタン .................................................... 27 ページ
A
グランドピアノをはじめとした 20 種類の音色を、
[VARIATION]
楽しみいただけます。
LM
本体背面
IN TO DEVICE
OUT
本体右側
MIDI USB
(高音)
本体左側 (低音)
アクセスランプ............................... 20 ページ
インターネット
ランプ (F11)...................... 25 ページ
インターネット
アクセスランプ (F11) ...... 25 ページ
] ボタン ................. 17、20、25、27 ページ
イエス
] ボタン
バリエーション
ボタンのオン / オフを切り替えてお
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本体背面
(F11)
バリエーション
[VARIATION]
B
違った表情の音をお楽しみいただけます。
ムービング キー
[MOVING KEY]
C
N
LAN
ボタン.................................28 ページ
ステータスランプ (F11)..19 ページ
自動演奏鍵盤の動作中に異常が発生したときに赤く 点灯します。
D
[MOVING KEY
ムービング キー
] ボタン (F11) ................ 19 ページ
ピアノ リスニング ソング (Classic&Jazz) 50 曲、USB フラッシュメモリーに保存した曲、およびインター
ネット上の曲などのソング再生に合わせ鍵盤が自動 に動きます。
プレイ / ストップ
[PLAY/STOP
E
] ボタン........... 18、21、26 ページ
ピアノ リスニング ソング (Classic&Jazz) 50 曲、USB フ ラッシュメモリーに保存した曲、およびインターネット
上の曲 (F11) などのソング再生をスタートしたり、ス トップしたりします。
レコード
F
[REC
] ボタン ...............................................35 ページ
ご自身の演奏を録音できます。
G
[METRONOME
メトロノーム
メトロノームの機能を使用できます。
スプリット
H
[SPLIT
] ボタン ............................................30 ページ
] ボタン ............................ 32 ページ
鍵盤を左右の領域に分けて、別々の音色で演奏するこ とができます。
フォーンズ
[PHONES
I
ヘッドフォンを接続できます。
]端子..........................................16 ページ
O
エーユーエックスアウト
AUX OUT
J
楽器本体の音を外部オーディオ機器から出したり、カ セットテープレコーダーなどを接続して、ご自身の演
奏を録音したりできます。
エーユーエックスイン
AUX IN
K
外部機器の音を F11/F01 から出すことができます。
ミディ
MIDI
L
MIDI 機器を接続して、MIDI を活用することができ ます。
ユーエスビー
M
USB
USB フラッシュメモリーを接続 して、録音した曲を 保存したり、USB フラッシュメモリーに入っている
データを楽器本体で再生したりできます。
N
[LAN] 端子 (F11) .............................39、49 ページ
楽器をインターネットに接続して、専用サイトのスト リーミングサービスを利用することにより、さまざま
なジャンルのソング ( 曲データ ) を再生させ、BGM として聞くことができます。
[AC INLET]
O
電源コードを接続するときにプラグを差し込みます。
ペダル............................................................ 28 ページ
P
ピアノ演奏に使います。
[L/L+R] [R] 端子 .................... 48 ページ
[L/L+R] [R] 端子 ........................ 49 ページ
[IN]イン[OUT]
アウト
端子................................. 49 ページ
トゥー デバイス
[TO DEVICE]
端子 .......................... 49 ページ
[LAN] 端子とコンピューターを直接つないでも動 作しませんので、コンピューターとは接続しないで ください。
エーシー インレット
端子...............................14、15 ページ
各部の名称と機能
ディスプレイ
・操作の結果をパネルのディスプレイで確認しながら進めてください。 ・場面に応じて、たとえば下記のような表示になります。
テンポ ピアノリスニングソング
(Classic&Jazz)50曲の曲番号
各種設定値
F11/F01 取扱説明書
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この楽器のしくみ

この楽器のしくみ
BGM オン / オフを切り替え、さまざまな機能を呼び出します。
PRESET USB INTERNET(F11) 左記ランプをオフにした状態です。 12 録音した曲を再生する / 演奏を録音する / 音色を楽しむ
BGM
以下のように構成されています。
[PRESET 1]/[PRESET 2]........... ピアノ リスニング ソング (Classic&Jazz) 50 曲を聞く (17 ページ )
[USB] ............................................ USB フラッシュメモリー内の曲を聞く (20 ページ )、録音した曲を USB フラッシュメモ
[INTERNET] (F11) ..................... インターネットの曲を聞く (25 ページ )
BGM オフ
[BGM] ボタンを押して、[PRESET 1]/[PRESET 2]/[USB]/[INTERNET](F11) ランプをオフにした状態です。 録音した曲を再生する(37 ページ)、演奏を録音(記録)する (35ページ)、音色を楽しむ (ご自分でピアノを弾く)(27ページ)
自動演奏鍵盤オン / オフ (F11)
BGM 曲の再生に合わせ鍵盤が自動に動きます。 自動演奏鍵盤を鑑賞する (19 ページ )
BGM BGM オフ
自動演奏鍵盤オン / オフ (F11)
リーに保存する (38 ページ )
F11/F01 取扱説明書
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ご使用前の準備

キーカバーについて

開けるとき
1. 手前のくぼみに手をかけてキーカバーを持ち上げ、手
前の部分を折りたたみます。
手や指をはさまないように注意
2. もう一度手前を持ち上げて、背板に立てかけます。
閉めるとき
1. 譜面立て (14 ページ ) を起こしてあるときは、パネル
面への傷付きを防ぐため譜面立てを戻します。
2. キーカバーを手前にゆっくり倒します。
手や指をはさまないように注意
3. 折りたたまれているキーカバーの上側を、ゆっくりと
手前に戻します。
ご使用前の準備
手や指をはさまないように注意
手や指をはさまないように注意
キーカバーを開閉するときは、両手で静かに行ない、途中で手を離さないでください。 また、ご自分や周り の方、特にお子様などが、キーカバーの端と本体の間、キーカバーの折れめに手や指をはさまない ようご注意ください。
F11/F01 取扱説明書
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譜面立てについて

キーカバーの内側に譜面立てが付いています。
使うとき
ご使用前の準備
キーカバーについている譜面立てを、手前に倒します。
下記をよくお読みいただき、正しく接続してください。F01 をお買い上げいただいたお客様は、「電源コードを接続する (F01)」(15 ページ)の手順に従って電源コードを接続してください。
しまうとき
譜面立てを、キーカバー側へ戻します。

電源コードを接続する (F11)

エーシーインレット
[ACINLET]端子
コンセント
または
2P-3P変換器(付属品)
1. 電源コードの本体側のプラグを差し込みます。[AC INLET] 端子の位置は、「各部の名称と機能」(11 ページ ) でご確
認ください。
2. コンセント側 ( 家庭用 AC100V) のプラグを差し込みます。
F11 は、アース線の使用を前提として設計されています。感電と機器の損傷を防ぐため、電源コードにはアース端子が付い ています。コンセントにプラグを差し込むときは、アース端子を接続してください。なお、接続方法がわからないときは、巻 末のヤマハ電気音響製品サービス拠点にご相談ください。
電源は必ず AC100V を使用してください。
電源コードは、必ず付属のものをお使いください。他の電源コードを使用すると、発熱や感電の原因になります。
F11/F01 取扱説明書
14
Page 15

電源コードを接続する (F01)

下記をよくお読みいただき、正しく接続してください。F11 をお買い上げいただいたお客様は、「電源コードを接続する (F11)」(14 ページ)の手順に従って電源コードを接続してください。
エーシーインレット
[ACINLET]端子
コンセント
1. 電源コードの本体側のプラグを差し込みます。[AC INLET] 端子の位置は、「各部の名称と機能」(11 ページ ) でご確
認ください。
2. コンセント側 ( 家庭用 AC100V) のプラグを差し込みます。
電源は必ず AC100V を使用してください。
電源コードは、必ず付属のものをお使いください。他の電源コードを使用すると、発熱や感電の原因になります。
ご使用前の準備

電源を入れる

パワー
[POWER
電源を切るときは、もう一度 [POWER] スイッチを押します。
電源ランプ
POWER= 電源
電源ランプについて
楽器のご使用後、電源を切り忘れてキーカバーを閉めてしまった場合、電源ランプの点灯が、入ったままであることを知らせてくれます。
] スイッチを押して、電源を入れます。
電源が入ると電源ランプが点灯します。
パワー
[POWER]スイッチ
USB フラッシュメモリーのデータを読み込み中 ([ USB が壊れる原因になります。
電源スイッチを切った状態でも微電流が流れています。F11/F01 を長時間使用しないときは必ずコンセントから電源プラ グを抜いてください。
ユーエスビー
] アクセスランプ赤点滅中 ) は電源を切らないでください。データ
F11/F01 取扱説明書
15
Page 16

音量 ( ボリューム ) を調節する

本体パネル左の [VOLUME 節してください。
ボリューム
] スライダーを左右に動かして調節します。実際に鍵盤を弾いて音を出しながら、音量を調
VOLUME= 全体の音量
ご使用前の準備
[VOLUME] スライダーで [PHONES]
ヘッドフォンを [PHONES [PHONES] 端子は 2 つありますので、ヘッドフォンを 2 本接続して 2 人
で演奏を楽しむこともできます。1 本だけ接続する場合は、どちらの端子 をご使用いただいても構いません。
大きくなる
フォーンズ
端子の出力レベルや AUX IN
大きな音量で長時間使用しないでください。 聴覚障害の原因になります。
小さくなる
エーユーエックスイン
[L/L+R] [R] 端子からの入力音の出力レベルも調節できます。

ヘッドフォン ( 別売 ) を使う場合

フォーンズ
大きな音量で長時間ヘッドフォンを使用しないでください。 聴覚障害の原因になります。
] 端子に接続して使います。
別売ヘッドフォン…
YAMAHA ヘッドフォン HPE-160
PHONES

楽器本体のバージョンを確認する (F11)

A-1
ムービング キー
イエス
ボタンを押しながら、A-1 鍵盤を押します。元のディスプレイ
] ボタンを押します。
この楽器のバージョンを確認するには、[MOVING KEY] に戻るときには、[−/NO
ノー
] または [+ /YES
ステレオフォーンプラグ (標準)
バージョンをアップデートする方法については、インターネット上の下記 URL でご確認ください。 http://www.yamaha.co.jp/product/epiano-keyboard/
F11/F01 取扱説明書
16
Page 17

ピアノ リスニング ソング(Classic&Jazz) 50 曲 ( プリセットソング ) を聞く

この楽器には、ピアノ リスニング ソング (Classic&Jazz) が 50 曲入っています。聞いてみましょう。
2
操作
1 電源を入れる / 切る
パワー
[POWER
] スイッチをオンにします。
2 音量を調節する
音量はピアノ リスニング ソング (Classic&Jazz) 50 曲を再生中にも調節できま すが、[VOLUME
ボリューム
] スライダーを中程まで上げておきます。
36
45
-2
4
-1
ソング (SONG) とは
F11/F01 では、演奏データを総称 して「ソング (SONG)」と呼んで
います。音色デモ曲やピアノ リス ニング ソング (Classic&Jazz) 50
曲も演奏データです。
ピアノ リスニング ソング(Classic&Jazz) 50曲(プリセットソング)を聞く
プリセット
3 [PRESET
4 選曲し、再生をスタートする
ビージーエム
[BGM
] ボタンを押して、[PRESET1] または [PRESET2] ランプを選択します。
[PRESET 1] には Classic 曲、[PRESET 2] には Jazz 曲が入っています。曲名に ついては、「ピアノリスニングソング (Classic&Jazz) 50 曲一覧」(58 ページ)
をご参照ください。
ノー
4-1 [−/NO
を選びます。
ランダム
rnd
オール
ALL
曲を順番に、ストップするまで連続再生し
シーン
S
xx :
1〜30(PRESET 1) :
31 〜 50
(PRESET 2):
1] または [PRESET
] または [+ /YES
曲を順不同に、ストップするまで連続再生し ます。
ます。 曲をシーンごとに、ストップするまで連続再生します。
曲番号を指定して 1 曲だけ再生します。
曲番号を指定して 1 曲だけ再生します。
イエス
] ボタンを押して、聞く曲
プリセット
2] ランプを選ぶ
曲番号
音色デモ曲の再生中 ( 27 ページ ) や [REC] ボ タ ン がオ ン のと き には、
[PRESET 1] および[PRESET 2] ラン プは選べません。
ランダム再生とは
曲の中から曲順を楽器が決め、そ の順番に再生します。曲の停止中
プレイ / ストップ
に[PLAY/S TOP ] 順を組み替えて再生します。
ボタンを押すと曲
F11/F01 取扱説明書
17
Page 18
シーンとは
ピアノ リスニング ソング (Classic&Jazz) 50 曲は 23 のシーンごとにも分けてありますので、好みの シーンを選んで聞くことができます。
たとえば「おとぎ話の世界」のイメージの演奏を聞きたいときは、「メルヘン」のシーンを選ぶとそ のイメージの曲が次々に演奏されます。シーンの曲リストは 58 ページを参照ください。
シーンタイトル
Classic
・ホームパーティ ・目覚め
ピアノ リスニング ソング(Classic&Jazz) 50曲(プリセットソング)を聞く
・喜び ・優雅
Jazz
・ホームパーティ ・デイタイム
・アフターヌーン ・イブニング
プレイ / ストップ
4-2 [PLAY/STOP
F11 は、ソング再生に合わせ、鍵盤を動かすことができます ( 自動演奏鍵盤 )。 詳しくは、「自動演奏鍵盤を鑑賞する (F11)」(19 ページ)を参照してください。
音量の調節
曲を聞きながら [VOLUME
5 再生をストップする
[PLAY/STOP] ボタンを押します。
6 [PRESET 1] および [PRESET 2] ランプをオフにする
[BGM] ボタンを押して、[PRESET1] [PRESET2] ランプをオフにします。
・くつろぎ ・おやすみ
・哀しみ ・ロマンス
・ナイトタイム ・エレガント
・アップビート ・バラード
・メルヘン ・バロック古典 / ロマン派前期
・ロマン派前期 ( シ ョパン ) ・ロマン派後期
・フランス近代
・イノセント ・ロマンス
] ボタンを押すと再生がスタートします。
ボリューム
] スライダーで音量を調節します。
再生に合わせて、ご 自身で鍵盤を弾 くことができま す。手弾きの音色は
変えられます。
手弾き音と 再生音用にリバーブ (33 ページ ) を、手弾き音用にタッチ (34
ページ ) を切り替えることができま す。
ピアノ リスニング ソング (Classic&Jazz) 50 曲では、テンポの調節ができません。選
ばれている曲のテンポになります。
リバーブは新しい曲を選ぶと ( また は、連続再生で新し い曲がスタート すると ) その曲に合ったリバーブの
種類になります。
ピアノ リスニング ソング (Classic&Jazz) 50 曲の再生データは、MIDI
ん。
ミディ
送信されませ
F11/F01 取扱説明書
18
Page 19
自動演奏鍵盤を鑑賞する (F11)
ピアノ リスニング ソング (Classic&Jazz) 50 曲、USB フラッシュメモリーに保存した曲、およびイン ターネット上の曲などのソング再生に合わせて鍵盤が動く自動演奏鍵盤により、目でも演奏が楽しめま す。自動演奏鍵盤とBGMモードの関係については、「この楽器のしくみ」(12 ページ)を参照してください。
ムービングキー
MOVING KEY】ボタン
操作
1 自動演奏鍵盤機能を有効にする
ムービング キー
[MOVING KEY]
[MOVING KEY] ボタンをオンにしソング再生をスタートしても、ペダルは自動に動きません。
初期設定
[MOVING KEY] ボタンはオンです。
初期設定とは
本書では、初めて電源を入れたときの設定のことを「初期設定」と呼んでいます。各機能の初 期設定については、「初期設定一覧」(62 ページ)を参照してください。
ボタンをオンにします。
ピアノ リスニング ソング(Classic&Jazz) 50曲(プリセットソング)を聞く
2 選曲し、再生をスタートする
ピアノ リスニング ソング (Classic&Jazz) 50 曲 (17ページ )、USB フラッシュメモリーに保存した曲(20 ペー ジ )、およびインターネット上の曲 (25 ページ )
自動演奏鍵盤の動作中に異常が発生したときには、 [MOVING KEY] ページ)をご参照ください。
などのソング再生をスタートさせてください。
ムー ビ ング キー
ステータスランプが赤く点灯します。 詳細は、「メッセージ一覧 (F11)」(63
3 再生をストップする
ピアノ リスニング ソング (Classic&Jazz) 50 曲 (17ページ )、USB フラッシュメモリーに保存した曲(20 ペー ジ )、およびインターネット上の曲 (25 ページ ) などのソング再生をストップしてください。
4 自動演奏鍵盤機能を無効にする
[MOVING KEY] ボタンをオフにします。
自動演奏鍵盤の対象パート ( チャンネル ) 設定
初期設定では、ソングデータを基に最適なパートを自動で判別し演奏に合わせて鍵盤を動かします (Auto)。動かす パートを切り替えたい場合は、鍵盤を動かしたいパートのチャンネルを選択してください。
ムービングキー
[MOVING KEY
ディスプレイには選択されたチャンネルが表示されます。
] ボタンを押しながら、C4 〜 F5 鍵盤を押します ( 別冊クイックオペレーションガイド )。この間、
C4 〜 D #5 鍵盤パート ( チャンネル )1 〜 16 E5 ソングが変わっても現在のパートを維持します。自動で判別しません。ディスプレイには OFF
が表示されます。
F5
ソングごとに最適なパートを自動で判別する(初期設定)。ディスプレイにはON が表示されます。
F11/F01 取扱説明書
19
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ユーエスビー
USB
フラッシュメモリー内の曲を聞く
楽器に USB フラッシュメモリーを差し込んで、ご自分で録音して保存した曲 (38 ページ ) やコンピューター などを使用して USB フラッシュメモリーに保存した曲を聞くことができます。USB フラッシュ メモリー (USB 記憶装置 ) の取り扱いについては、23 ページを参照してください。
再生中または [USB] アクセスランプ赤点滅中は、USB フラッシュメモリーを抜かないでください。データが壊れる原因に なります。

USBフラッシュメモリー内の曲を聞く

文字種の設定
この楽器で曲が読み込めない場合は、ファイル名の文字種に問題があることが あります。文字種を設定してください。
日本語にする
日本語やアルファベットを読み込めます ( ウムラウトは読み込めません )。
ベース
[BASS]
INTERNATIONAL
アルファベットやウムラウトを読み込めます ( 日本語は読み込めません )。 [HARPSI.]
と[SPLIT]
ハープシコード
スプリット
ボタンを押しながら、電源をオンにします。
バリエーション
と[VARIATION]
14
32
-2
にする
ボタンを押しながら、電源をオンにします。
2
-1
初期設定
F11: 日本語 F01: INTERNATIONAL
初期設定とは
本書で は、初めて電源を 入れた ときの設定のことを「初期設定」
と呼ん でいます。各機能 の初期 設定については、「初期 設定 一
覧」(62ページ ) を参照してくだ さい。
操作
1 [USB] ランプを選ぶ
USB フラッシュメモリーが楽器に接続されているのを確認してから、[BGM ボタンを押して [USB] ランプを選択します。
2 選曲し、再生をスタートする
2-1 [−/NO
F11/F01 取扱説明書
20
ノー
] または [+/YES
イエス
] ボタンを押して、曲を
選びます。
ランダム
曲を 順不同に、ス トップす るまで連続 再生し
rnd
ます。
オール
ALL
曲を 順番に、スト ップする まで連続再 生しま
す。
ユーザー
Uxx
ご自分で録音して USB フラッシュメモリーに保存した曲 (38 ページ ) を 順番に、聞く曲番号を指定して 1 曲だけ再生します。
001 〜 600(F11):
コンピューターなどを使用してUSB フラッシュメモリーに保存した曲 を順番に、聞く曲番号を指定して 1 曲だけ再生します。U
大 600 曲です。
001 〜 400(F01):
コンピューターなどを使用してUSB フラッシュメモリーに保存した曲 を順番に、聞く曲番号を指定して 1 曲だけ再生します。
曲番号
ユーザー
と合わせ、最
ビージーエム
音色デモ曲の再生中 (27 ページ ) や
レコード
ボタンがオンのときには、
[REC] [USB] ランプは選べません。
]
曲によってはスタートす るまでに時 間がかかる場合があ ります。曲と曲
の待ち時間についても同様です。
Page 21
2-2 [PLAY/STOP
SMF(スタンダード MIDIファ イル )
演奏データを記録する書式のこと をシーケンスフォーマットといい
ます。SMF(スタンダード MIDI ファ イル )は代表的なシ ーケン ス
フォーマットの 1 つ で、[ フォー マット 0]と [ フ ォーマット 1] があ
ります。多くの MIDI 機器が「 SMF フォーマット 0」に対応しており、
また市販の曲の多くが、「SMF フォーマット 0」で作られていま
す。
とは
プレイ / ストップ
] ボタンを押すと再生がスタートします。
音量の調節
曲を聞きながら [VOLUME
ボリューム
] スライダーで音量を調節します。
3 再生をストップする
[PLAY/STOP] ボタンを押します。
4 [USB] ランプをオフにする
[BGM] ボタンを押して、[USB] ランプをオフにします。
使用できるデータフォーマット
SMF[ フォーマット 0] と [ フォーマット 1]( スタンダード MIDI ファイル )、 DOC( ディスクオーケストラコレクション )、ピアノプレーヤ用の曲も再生で
きます。 コンピューターなどで USB フラッシュメモリーに曲を保存する場合は SMF
[ フォーマット 0] と [ フォーマット 1]( スタンダード MIDIファイル ) 形 式で 保存してください。
ただしピアノ以外の楽器を使用している曲を再生すると元のデータどおりに 再生されない場合があります。
コンピューターなどでUSBフラッシュメモリーに曲をコピーする場合、ルートかルー ト上のフォルダー、またはルート上のフォルダー内につくったフォルダーの中に保存 してください。これより下の階層のフォルダーに保存された曲は、この楽器では選択 / 再生できませんのでご注意ください。
XG ピアノボイスに差し替える (F11)
インターネットの曲を聞くの「XG ピ アノボ イス に差 し替 える ( ソング
オート リボ イスの 解除 )(F11)」(26 ページ ) を参照してください。
初期設定
オン(F11に最適化された G. PIANO 1 ボイス )
XG ピアノボイスに差し替えたい場 合は、オフにしてください。
再生に合わせて、ご自身 で鍵盤を弾 くことができます。手弾 きの音色は
変えられます。
手弾き音 と再生音 用にリバ ーブ (33 ページ ) を、手弾き音用にタッチ (34
ページ ) を切り替えることができます。
USB フラッシュメモリー内の曲で は、テンポの調節がで きません。選
ばれている曲のテンポになります。
リバーブは新しい曲を選ぶと ( また は、連続再生で新しい曲 がスタート
すると ) その曲に合ったリバーブの 種類になります。
USBフラッシュメモリー内の曲の再 生データは、MIDI
ミディ
グ ランドヒ ゚アノ
送信されません。
USBフラッシュメモリー内の曲を聞く
USBフラッシュメモリー
曲
ファイル
曲
フォルダー
ファイル
フォルダー
曲
曲
曲
ファイル
曲
フォルダー
楽器が曲ファイルとし
て認識できる階層はこ こまでです。
この階層以降に曲デー タを置くと楽器では認 識できません。
F11/F01 取扱説明書
21
Page 22
パート ( チャンネル ) を指定して再生する (F01)
USB フラッシュメモリー内の曲を聞くときに、すべてのパートを鳴らすか (ALL)、 パート 1 + 2 だけを鳴らすか (1 + 2) を設定します。SMF[フォーマット 0] と [ フォー
マット 1]( スタンダード MIDI ファイル ) のデータでもピアノ以外の楽器を使用して いるソングは、正しく再生されないことがあります。通常ピアノの演奏はパート 1
または 2 に録音されているので、ピアノ以外を鳴らさないようにしたい場合に「1 + 2」が有効になります。
お買い求めいただいたとき、楽器は ALL を演奏する設定になっております。
(ALL)
パート1 パート2 パート3
USBフラッシュメモリー内の曲を聞く
すべてのパートの演奏を有効にする (ALL)
ビージーエム
[BGM]
ボタンを押しながら、A-1 鍵盤を押します ( 別冊クイックオペレーション
ガイド )。
パート 1 + 2 だけを鳴らす (1 + 2)
ビージーエム
[BGM]
ボタンを押しながら、A #-1 鍵盤を押します ( 別冊クイックオペレーション
ガイド )。
Muma( ミューマ ) からピアノソフト、ピアノソフトプラス、DOC のデータを購入する 場合は、フロッピーディスクでの購入となります。そのデータを聞く場合は、USB [TO
DEVICE]端子に別売のフロッピーディスクドライブ「UD-FD01」を接続する必要があり ます。
市販のソング
コンピューターなどを使用して購入したソングや市販のディスクソングです。ディス クソングは、別売のフロッピーディスクドライブを楽器本体に接続してお楽しみくだ
さい。F11/F01 では、下記のうちいずれかのマークが付いたディスクを再生できます。
ピアノの演奏
(1+2)
ピアノ以外の演奏
Muma( ミューマ ) とは、ミュージッ クデータの自動販売システムです。
Muma 設置店はヤマハミュ−ジック メディアホ−ムペ−ジに てご確認い
ただけます。 http://www.ymm.co.jp/muma/index.html
USB 記憶装置の取り扱いについて は、最初に「USB 記憶装置の取り扱
いについて」(23 ページ)を お読み ください。
フロッピーディスクの取 り扱いにつ いては、最初に「フロッピ ーディス
クの取り扱いについて」(24 ページ) をお読みください。
F11/F01 取扱説明書
22
市販のミュージックデー タは著作権 で保護されています ので、コピー機
能は個人で楽しむ範囲で ご利用くだ さい。
Page 23

USB 記憶装置の取り扱いについて

この楽器には USB [TO DEVICE] 端子が装備されています。 USB [TO DEVICE] 端子に、USB 対応の記憶装置 ( フラッシュメモリー、フロッピーディスクドライブ、ハードディ
スクドライブなど ) を接続して、楽器本体で制作したデータを USB 記憶装置に保存したり、USB 記憶装置のデータを楽 器本体で再生したりできます。
USB 記憶装置をご使用いただく場合は、以下のことをお守りください。
USB 記憶装置の取り扱いについては、USB 記憶装置に付属の取扱説明書もご参照ください。
■ 使用できる USB 記憶装置
USB [TO DEVICE] 端子に接続できる USB 記憶装
置は、フラッシュメモリー、フロッピーディスクドラ イブ、ハードディスクドライブ、CD-ROM ドライブな
どの 1 台です ( 必要に応じて USB ハブを使用します。 USB ハブを使用した場合でも楽器で一度に使用できる
USB 記憶装置は 1 台です )。その他の機器 ( マウス、コ ンピューターのキーボードなど ) は接続しても使えま
せん。
・ 動作確認済み USB 機器については、ご購入の前にイン
ターネット上の下記 URL でご確認ください。それ以外 のUSB 記憶装置については、動作保証ができません。
http://www.yamaha.co.jp/product/epiano-keyboard/
CD-R/RW ドライブを接続した場合、CD-ROM のデータ (MIDI データ ) を楽器本体で再生 / 再現することはでき
ますが、楽器本体のデータを保存して CD-ROM を作るこ とはできません。
■USB 記憶装置の接続
USB [TO DEVICE] 端子の形状に合うプラグを上下
の向きに注意して差し込んでください。USB 記憶装置 を外すときは、保存やコピーなどデータのアクセス中
でないことをあらかじめ確認したうえで外してくださ い。
USB 記憶装置の頻繁な電源のオン / オフや USB ケーブルの抜き差しをしないでください。楽器本体 の機能が停止するおそれがあります。保存やコピー などデータのアクセス中に、USB ケーブルを抜 い たり、USB 記憶装置からメディア ( フロッピーディ スクなど ) を取り出したり、 双方の電源を切ったり しないでください。メディアが壊れたり、楽器本体 / メディアのデータが壊れたりするおそれがありま す。
・このUSB [TO DEVICE]端子にUSB 記憶装置やLAN
アダプターを同時に接続したい場合は、USB ハブを使 います。ただし、電源付き ( セルフパワード ) の USB
ハブをご使用ください ( 必ず電源を入れてご使用くだ さい ) 。また、USB ハブは 1 台のみ使用可能です。USB
ハブの使用中にエラーメッセージが出た場合は、楽器 本体から USB ハブを抜き、楽器本体の電源を入れ直し た上で、再度 USB ハブを接続してください。
・ 楽器本体上では USB1.1 に対応していますが、USB2.0
の機器を接続し使用できます。ただし転送スピードは USB1.1 相当になりますので、ご了承ください。
USB 記憶装置の取り扱いについて
■ 誤消去防止
・ USB 記憶装置には、誤ってデータを消してしまわないよ
うにするためライトプロテクトができるものがありま す。大切なデータが入っている場合は、ライトプロテク
トで書き込みができないようにしましょう。逆にデータ を保存する場合などは、ご使用の前にお使いの USB 記憶
装置のライトプロテクトが解除されていることをご確認 ください。
F11/F01 取扱説明書
23
Page 24

フロッピーディスクの取り扱いにつ いて

フロッピーディスクドライブは別売品 (65 ページ ) をご使用ください。 ディスク挿入口にフロッピーディスクを挿入すると、ディスク内のデータを本体に読み込むことができます。
フロッピーディスクをご使用いただく場合は、以下のことをお守りください。
■使用できるフロッピーディスクの種類
フロッピーディスクの取り扱いについて
3.5 インチの 2DD、または、2HD フロッピーディスクが 使用できます。
■フロッピーディスクの挿入 / 取り出し
● フロッピーディスクの挿入
・ フロッピーディスクの シャッターに文字が書 かれてい
る方 ( 表面 ) を上にして、ディスク挿入口にカチッと 音がするまでていねいに差し込みます。
● フロッピーディスクの取り出し
・ あらかじめフロッピーディスクにアクセス中 * でない
ことを確認した上で ( ディスク挿入口左下のユーズラ ンプが消えたことを確認した上で )、ディスク挿入口の
右上にあるイジェクトボタンをしっかりと奥まで押し ます。フロッピーディスクが押し出されるので、取り
出して ( 引き抜いて ) ください。フロッピーディスク が途中で引っかかり取り出せなくなった場合は、無理
に取り出そうとせず、もう一度イジェクトボタンを押 しなおすか、またはフロッピーディスクをディスク挿
入口に完全に押し込んでからやり直してください。
* アクセス中:ディスク内のデータを本体に読み込み中
であることを指します。また、電源が入っている状態 でフロッピーディスクを挿入したときも、楽器本体が
ディスクの内 容を確 認す るため に自 動的に アクセ ス 中になります。
アクセス中にフロッピーディスクを取り出したり、楽器 本体の電源を切ったりしないでください。ディスク内容 がこわれるだけでなく、フロッピーディスクドライブの 故障の原因になります。
・ 電源を切るときは、フロ ッピーディスクはあ らかじめ
ディスクドライブユニットから取り出してください。 電源を切ったあと、フロッピーディスクを入れたまま
長時間放置すると、ディスクが汚れ、データの読み書 きにエラーが生じる原因になります。
■磁気ヘッドの定期的なクリーニング
・ ディスクドライブユニ ットは高精度の磁気ヘ ッドを使
用しています。ディスクドライブユニットを長時間使 用していくうちに、磁気ヘッドはフロッピーディスク
の磁性粉で汚れてきます。磁気ヘッドが汚れると、録 音や再生にエラーが生じることがあります。
・ディスクドライブユニットを 良好な状態でご使用いた
だくために、磁気ヘッドを定期的に(1ヵ月に 1 回程度 ) クリーニングしていただくことをおすすめします。
磁気ヘッドのクリーニングには、市販の「乾式ヘッドク リーニングディスク」をご使用ください。なお、取扱説
明書巻末のヤマハ電気音響製品サービス拠点で、弊社推 奨の「乾式ヘッドクリーニングディスク」をお求めいた
だくこともできます。
■フロッピーディスクについてのご注意
● フロッピーディスクの取り扱いと保管
・(持ち運ぶ場合も含めて) 必ず市販のケースに入れて保
管し、落としたり、物をのせたり、折り曲げたりしな いでください。また、ディスク内部に水やほこりなど
が入らないようにしてください。
・ 直射日光のあたる場所 ( 日中の車内など ) やストーブ
の近くなど極端に温度が高くなるところ、逆に温度が 極端に低いところに置かないでください。
・ ディスクのシャッ ターを開けて、内部の磁 性体に触れ
ないでください。
・ 磁気を帯びたもの ( テレビやスピーカーなど ) には近
づけないでください。
・ シャッターやディ スク自体が変形している ようなディ
スクは、使用しないでください。
・ フロッピーディスクにはラベル以外のもの ( メモなど )
を貼らないでください。ラベルは所定の位置にはがれ ないようにしっかりと貼ってください。
● 誤消去防止
・ フロッピーディス クには、誤ってデータを 消してしま
わないようにライトプロテクトタブ ( 書き込み禁止タ ブ)が付いています。大切なデータが入っているディ
スクは、ライトプロテクトタブをオン ( タブの窓が開 いた状態 ) にして、書き込みができないようにしてく
ださい。
・ 逆に、データを保存する場合などは、ご使用の前にディ
スクのライトプロテクトタブがオフになっていること をご確認ください。
市販フロッピーディスクの中には粗悪品もございます。 メーカー名をご確認の上、お求めください。
F11/F01 取扱説明書
24
Page 25

インターネットの曲を聞く (F11)

専用サイトのストリーミングサービスを利用することにより、さまざまなジャンルのソング ( 曲データ ) を再 生させ、BGM として聞くことができます。
15
2
34
インターネットへの接続については、最初に「インターネットダイレクト接続機能 (F11)」(39 ページ)をお読みください。
操作
インターネット
1 [INTERNET]
楽器がインターネットに接続されているのを確認してから、[BGM] 押して [INTERNET] ランプを選択します ( 通信中は、[INTERNET] アク
セスランプが赤く点滅します )。
2 チャンネルを変更する
[−/NOノー] または [+/YES
この間、ディスプレイには選択されているチャンネルが表示されます。
ランプを選ぶ
イエス
] ボタンを押して、チャンネルを変更します。
ビージーエム
ボタンを
ストリーミングとは
曲デー タを受信しな がら再生す る方式です。曲データのファイル
保存はできませんが、何回でも呼 び出すことができます。
音色デモ曲の再生中 ( 27 ページ ) や
レコード
[REC]
ボタンがオン ( 36 ページ ) の
ときには、[INTERNET] ランプは選 べません。
インターネットの曲を聞く(F11)
ディスプレイの イラストは、操作説 明のためのもの です。したがって実
際のディスプレイ と異なる場合があ ります。
F11/F01 取扱説明書
25
Page 26
3 再生をスタートする
プレイ / ストップ
[PLAY/STOP す(通信中は、[INTERNET] アクセスランプが赤く点滅します )。
] ボタンを押すと、インターネット上の曲データが再生されま
4 再生をストップする
[PLAY/STOP] ボタンを押します。
再生に合わせて、ご自身 で鍵盤を弾 くことができます。手弾 きの音色は
変えられます。
手弾き音 と再生音 用にリバ ーブ (33 ページ ) を、手弾き音用にタッチ (34
ページ ) を切り替えることができます。
インターネットの曲 では、テンポの 調節ができません。選ば れている曲
のテンポになります。
5 [INTERNET] ランプをオフにする
インターネットの曲を聞く(F11)
市販の XG ソングデータや F11 以外の楽器で制作したソングデータを再生するときに、F11 に最適化された G. PIANO 差替処理 ( リボイスの解除 ) をソング再生時に自動に行なってくれます。
[BGM] ボタンを押して、[INTERNET] ランプをオフにします。

XGのピアノボイスに差し替える(ソングオート リボイスの解除 )(F11)

グランドピアノ
1 ボイスを XG のピアノボイスに差し替える ( リボイスを解除する ) ことができます。この機能は、
リバーブは新しい曲を選ぶと ( また は、連続再生で新しい曲 がスタート
すると ) その曲に合ったリバーブの 種類になります。
イン ター ネ ット の曲 の再生データ
ミディ
送信されません。
は、MIDI
操作
ビージーエム
[BGM]
この間、ディスプレイには機能の ON/OFF が表示されます。
ボタンを押しながら F #0 鍵盤を押して、機能のオン / オフを切り替えます。
左端の鍵盤
F 0
初期設定
オン (F11 に最適化された G.PIANO 1 ボイス )
XG ピア ノボイスに差し替 えたい場 合は、オフにしてください。
ここでの設定は手弾き音 に影響しま せん。手弾き音は、F11 に最適化さ
れた G. PIANO 1 ボイスです。
F11/F01 取扱説明書
26
Page 27

音色を楽しむ

音色を選ぶ

操作
使いたい音色ボタンを押します。
音色の特長をつかむには、音色ごとの音色デモ曲を聞いてみてください (27 ページ )。
「音色デモ曲一覧」(61 ページ ) もご参照ください。
ボリューム
[VOLUME
] スライダーで音量を調節しながら演奏してください。
音色ボタン
タッチにより音の強弱を 付けること ができますが、音色によ っては音の
強弱が付かないもの があります。音 色一覧 の「タッ チによ る音 の強弱」
(60 ページ ) をご参照ください。
音色を楽しむ

音色デモ曲を聞く

F11/F01 には、音色ボタンごとに 1 曲ずつデモ曲が入っています。聞いてみましょう。
操作
1 選曲し、再生をスタートする
ビージーエム
[BGM
] ボタンを押しながら、聞きたい音色デモ曲の音色ボタン ( 再生中に点
滅します ) を押します。
音色デモ曲の再生がスタートします。そのあと、再生をストップするま で、音色ボタンの左上から順に音色デモ曲が連続して再生されます。
音色デモ曲の曲名については、「音色デモ曲一覧」(61 ページ ) をご参照ください。
12
2
1
音色デモ曲の再生データはMIDI されません。また、音色デ モ曲の再
生中は MIDI
レコード
[REC] のときは
デモ曲の再生をスタート することは できません。
音色デモ曲では、テンポ の調節がで きません。選ばれている 曲のテンポ
になります。
ミディ
送信
ミディ
受信を行ないません。
ボタンがオン(36ページ)
2 再生をストップする
[BGM] または [PLAY/STOP
プレイ / ストップ
] ボタンを押します。
音色デモ曲の再生中 に、選択されて いる音 色ボタ ンをも う一度 押すと、
曲の先頭に戻って繰り返します。
F11/F01 取扱説明書
27
Page 28
初期設定

違った表情の音にする ( バリエーション )

違った表情の音にします。音色ごとのバリエーションの特徴については、「音色一覧」(60 ページ ) をご参照 ください。
バリエーション
[VARIATION]ボタン
音色を楽しむ
[VARIATION]
替わります。
ペダルには、右のペダル ( ダンパーペダル ) と まん中のペダル ( ソステヌートペダル )、左の
ペダル ( ソフトペダル ) があります。これらは ピアノ演奏で使われます。
右のペダル ( ダンパーペダル )
このペダルを踏んでいる間、弾いた音を、鍵盤から指 を離しても長く響かせることができます。
[G.PIANO1 ン]の音色で、ダンパーペダルを踏むと、ダンパーペ
ダルを踏んだときの響板や弦の共鳴効果(サステイン サンプリング ) が加わります。
操作
バリエーション
ボタンまたは選ばれている音色ボタンを押すごとにオン / オフが切り

ペダルを使う

グランドピアノ
または G. PIANO 1 のバリエーショ
ここでダンパーペダルを踏むと、 このとき押さえていた鍵盤とその あと弾いた音すべてが長く響く
オフ
鍵盤を左右に分けて ( スプリット )、 別々にダンパーペダルの 効果を加え
ることができます。詳しくは、31ペー ジをご覧になってください。
まん中のペダル ( ソステヌートペダル )
このペダルを踏んだときに押さえていた鍵盤の音だ けを、鍵盤から指を離しても長く響かせることができ
ます。ペダルを踏んだあとに弾いた音には効果はかか りません。
ここでソステヌートペダルを踏むと、 このとき押さえていた鍵盤の音だけが 長く響く
左のペダル ( ソフトペダル )
このペダルを踏んでいる間、ペダルを踏んだあとに弾いた音量をわずかに下げ、音の 響きを柔らかくすることができます(ペダルを踏んだときに押さえていた鍵盤の音には
効果はかかりませんので、効果をかけたい音を弾く直前に踏みます )。
F11/F01 取扱説明書
28
オルガンやストリングスの音色で は
ソステヌートペダル を踏むと、音が 減衰せず、踏んでいる間 鳴り続けま
す。
Page 29

2 つの音色を重ねる ( デュアル )

音色を重ねる機能をデュアルといいます。重ねて鳴らすことにより、厚みのある音を作りだします。
12
操作
1 デュアルモードに入る
1 つの音色ボタンを押しながら、もう 1 つの音色ボタンを押します。
2 つの音色ボタンが点灯します。
※ 下記の優先順位で 2 つの音色のうち番号の若い方の音色が第 1 音色になり
ます ( もう一方は第 2 音色 )。
優先順位
第1音色、第 2 音色はそれぞれ、以下のような設定ができます。
2 音色の音量バランス設定
片方の音をメインにしてもう片方の音を薄く重ねるなど、2 音色の音量バラン スを設定します。
メトロノーム
[METRONOME]
イックオペレーションガイド )。この間、ディスプレイには音量バランスが表示さ れます。
設定値が +6 に近付くほど第 1 音色の音量が大きくなります。設定値が 0 で同 音量です。
オクターブシフトの設定
音程を 1 オクターブ上下にシフトさせます。第1音色と第 2 音色を別々に設定 できます。音の響き方が違ってきます。
[METRONOME]
イックオペレーションガイド )。この間、ディスプレイにはオクターブシフト の値が表示されます。
メトロノーム
第1音色 A4 -1 第 2 音色 C5 -1
128345
67 910
ボタンを押しながら、F
ボタンを押しながら、A4 〜 D5 鍵盤を押します ( 別冊ク
#
40 C #50
A B4 +1 D5 +1
#
5〜F
#
6鍵盤を押します ( 別冊ク
デュアル= 2 つ
モードとは
ある機 能を実行できる 状態を意 味して います。ここ では、音色
を重ね ることができる 状態のこ とを「デュ アルモー ド」と呼ん
でいます。
デュアルとスプリット
デュアルとスプリット ( 30 ページ ) を同時に使うことはできません。
デュアルモー ドに入る前に、両方ま たは片方の音色 のバリエーションが
オン になって いると、[VARIATION] ボタンが点灯します。両方オフに
なっていると、[VARIATION] ボタン は消灯します。デュアルモードでは、
[VARIATION] ボタンを押すごとに両 音色のバリエーションのオン/オフが
切り替わります。片方だけのオン / オ フを切り替え たい場合には、他方の
音色ボタンを 押しながら、バリエー ションのオン/オフを切り替える音色
ボタンを押します。
初期設定
音色の組み合わせ ごとバランスが設 定されています。
初期設定
音色の組み合わせ ごとオクターブが 設定されています。
バ リエ ーシ ョン
音色を楽しむ
第2音色のリバーブの深さ設定 (F11)
[METRONOME]
クオペレーションガイド )。この間、ディスプレイにはリバーブの深さが表示され ます。
メトロノーム
ボタンを押しながら、F
2 デュアルモードを抜ける
新たに 1 つの音色ボタンを押して、デュアルモードを抜けます。
#
1〜F2 鍵盤を押します ( 別冊クイッ
初期設定
音色ごとに第 2 音色のリバーブの深 さが設定されています。
デュアルのときのリバーブ
第1音色のリバーブ ( 33 ページ ) の 種類が、採用されます。
=F2
F11/F01 取扱説明書
29
Page 30

音色の設定を保存する (F11)

現在選択されている一部の音色設定は楽器本体に保存できます。電源を切っても消えずに残ります。
操作
レコード
[REC]
レーションガイド )。保存が完了すると、ディスプレイに「End」が 3 秒表示されます。 以下の設定が保存されます。
ボタンを押しながら、[G. PIANO
グランドピアノ
1] ボタンを押します ( 別冊クイックオペ
音色を楽しむ
・ リバーブの種類と深さ ・ オクターブ
・ ボリューム
F01 では、音色の設定を保存するか しないかの選択はで きません。設定
を変更するたびに、自動的に保存さ れます。電源を切ると消 えてしまい
ます。
初期設定に戻す
[REC] [G. PIANO 1] ボタンを押しながら、電源をオンにします。

鍵域を左右に分けて別々の 2 つの音色で弾く ( スプリット )

ベース
鍵盤全体を左右の領域に分け、別々の音色で演奏することができます。左の領域で「BASS ベースパートを、右の領域でメロディパートを演奏したりすることができます。
」などの音色で
1 2534
操作
1 スプリットモードに入る
スプリット
[SPLIT]
ボタンをオンにします。
この時点で、左側音色に初期設定の音色[BASS]が選ばれます。
2 スプリットポイント (2 音色の境め ) を決める
[SPLIT] ボタンを押しながら、スプリットポイントにしたい鍵盤を押します。
または、[SPLIT] ボタンを押しながら [−/NO を押してスプリットポイントを移動します。
[SPLIT] ボタンを押している間はディスプレイにスプリットポイントの鍵盤 名が表示されます。
F11/F01 取扱説明書
30
スプリットポイントの鍵盤名の表示の例
(F♯2)
シャープのとき上に−
(G2) (A♭2)
ノー
] または [+/YES
フラットのとき下に−
スプリットとデュアル
スプリットとデュアル(29ページ)を 同時に使うことはできません。
スプリットポイントの鍵 盤は左側に 含まれます。
スプリ ットポ イント の初期 設定は、
#
2」です。
「F
イエス
] ボタン
Page 31
3 右側の音色を決める
演奏したい音色ボタンを押します。
4 左側の音色を決める
スプリット
[SPLIT]
ボタンを押しながら、演奏したい音色ボタンを押します。
右側音色、左側音色はそれぞれ、以下のような設定ができます。
2 音色の音量バランス設定
組み合わせる音色により、2 音色の音量バランスを設定します。
[METRONOME]
イックオペレーションガイド )。この間、ディスプレイには音量バランスが表 示されます。
設定値が +6 に近付くほど右側音色の音量が大きくなります。設定値が 0 で同 音量です。
メトロノーム
ボタンを押しながら、F #5〜F #6 鍵盤を押します ( 別冊ク
オクターブシフトの設定
音程を 1 オクターブ上下にシフトさせます。右側音色と左側音色別々に設定で きます。音の響き方が違ってきます。
[METRONOME]
イックオペレーションガイド )。この間、ディスプレイにはオクターブシフト の値が表示されます。
メトロノーム
ボタンを押しながら、A4 〜 D5 鍵盤を押します ( 別冊ク
右側音色 A4 -1 左側音色 C5 -1
#
40 C #50
A B4 +1 D5 +1
スプリットのときのバリエーション
[SPLIT] ボタンを 押して いない とき は、音色ボタンは右側の音色の状態を 示します ( 右側の音色に選ばれている 音色ボタンが点灯し、バリエーション がオンのときには [VARIATION] ンが点灯します )。[SPLIT] ボタンを押 していないときに [VARIATION] ボタ ンを押すと、右側音色のバリエーショ ンのオン / オフが切り替わります。
[SPLIT] ボタンを押している間は、音 色ボタンは左側の音色の 状態を示し ます ( 左側の音色に選ばれている音 色ボタンが点灯し、バリ エーション がオンのときには[VARIATION] ボタ ンが点灯します )。[SPLIT] ボタンを 押しながら[VARIATION] ボタンを押 すと、左側音色のバリエ ーションの オン / オフが切り替わります。
スプリットのときのリバーブ
右側の音色のリバーブ(33ページ)の 種類が、採用されます。
初期設定
音色の組み合わせごとバ ランスが設 定されています。
初期設定
音色の組み合わせごとオ クターブが 設定されています。
バリ エーション
ボタ
音色を楽しむ
左側音色のリバーブの深さ設定 (F11)
[METRONOME]
イックオペレーションガイド )。この間、ディスプレイにはリバーブの深さが 表示されます。
メトロノーム
ボタンを押しながら、F #1〜F2 鍵盤を押します ( 別冊ク
ダンパーペダルの有効域設定
ダンパーペダル効果を両音色にかけるか、右側音色だけにかけるか、左側音色 だけにかけるかを設定します。
ビージーエム
[BGM]
ボタンを押しながら、C0 〜 D0 鍵盤を押します ( 別冊クイックオペ
レーションガイド )。この間、ディスプレイには有効域が表示されます。
C0 左側音色だけにかける
#
0 両音色にかける
C D0 右側音色だけにかける
5 スプリットモードを抜ける
[SPLIT] ボタンをオフにします。
初期設定
音色ごとに左側音色のリ バーブの深 さが設定されています。
スプリットダンパーペダ ルの有効域 の初期設定は、「右側音色だけにかか る」です。
=F2
F11/F01 取扱説明書
31
Page 32

メトロノームを使う

F11/F01 は、メトロノーム ( ピアノの練習でよく使われる正確なテンポを刻む道具 ) を備えています。
ノー イエス
[−/NO] [/YES]ボタン
音色を楽しむ
操作
1 [METRONOME] を鳴らす
[METRONOME
音量の設定
メトロノームの音量を設定します。 [METRONOME] ボタンを押しながら、A-1 〜 F #0 鍵盤を押します ( 別冊ク
イックオペレーションガイド )。この間、ディスプレイにはメトロノームの音 量が表示されます。
テンポの調節
[−/NO] または [+ /YES] ボタンを押して、テンポの値を調節します。
テンポを調節する前に、[BGM] (12ページ )。
メトロノーム
] ボタンをオンにします。
ビージーエム
ボタンを押して、BGM モードをオフにします
1
2
メトロノームが鳴っている間、 テンポに合わせて点滅します。
初期設定
F11: 7 F01: 5
テンポの値
F11: 5 〜 500(1 分間の拍数 )、初期 設定 =120
ソングが選ばれてい るときは、その ソングのテンポになります。
拍子の設定
[METRONOME] ボタンを押しながら、A0 〜 D1 鍵
盤ボタンを押して、拍子の値を設定します。この間、 ディスプレイには拍子が表示されます。
2 メトロノームを止める
[METRONOME] ボタンをオフにします。
F11/F01 取扱説明書
32
拍子
F01: 32 〜 280(1 分間の拍数 )、初期 設定 =120
ソングが選ばれてい るときは、その ソングのテンポになります。
メトロノームはご自身の ピアノ練習 用ですので、ピアノ リスニング ソン
グ(Classic&Jazz)50曲の一部では楽 曲とメトロノームのテン ポが異なる
ことがあります。
初期設定
0( 無拍子 )
Page 33

音に残響を付ける ( リバーブ )

音に残響を付けます。種類により、その場所で演奏しているような臨場感を味わえます。その深さ ( かかり 具合 ) を変えることもできます。
操作
リバーブの種類設定
[METRONOME]
ペレーションガイド )。この間、ディスプレイにはリバーブの種類が表示されます。
[G. PIANO 1
ドボードリバーブ ) を残すようになっています。
メトロノーム
ボタンを押しながら、G #6〜C7鍵盤を押します ( 別冊クイックオ
鍵盤 リバーブの種類 説明
#
6 ルーム 部屋の中にいるような響きになります。
G A6 ホール 1 小さいコンサートホールにいるような響きになります。
#
6 ホール 2 大きいコンサートホールにいるような響きになります。
A B6 ステージ ステージにいるような響きになります。 C7 オフ リバーブはかかりません。
グランドピアノ
または 2] の音色では、オフの場合でも、ピアノの響板の響き ( サウン
リバーブの深さ設定
[METRONOME]
ペレーションガイド )。この間、ディスプレイにはリバーブの深さが表示されます。
メトロノーム
ボタンを押しながら、A2 〜 F #4 鍵盤を押します ( 別冊クイックオ
初期設定
音色ごとにリバーブの種類 ( オフも 含む ) が設定されています。
設定範囲
0( 効果なし ) 〜 20( 深さ最大 )
初期設定
音色ごとに標準の深さが 設定されて います。
音色を楽しむ

キー( 調 ) を変える ( トランスポーズ )

弾く鍵盤を変えずに、ほかの楽器や歌う人の声の高さにキー ( 調 ) を合わせることができます。半音単位でト ランスポーズを設定できます。 たとえばトランスポーズを「+ 5」に設定すると、「ド」の鍵盤を弾いたときに「ファ」の音が出ることにな り、「ハ長調」の弾きかたで「ヘ長調」の演奏になります。
操作
ビージーエム
[BGM]
冊クイックオペレーションガイド ) 。この間、ディスプレ イにはトランスポーズ量が表示されます。
C6 鍵盤を押すと標準の音の高さになります。F を押すと半音単位でキーが下がり、C 半音単位でキーが上がります。
ボタンを押しながら、F #5〜 F #6 鍵盤を押します ( 別
#
#
6〜F #6 鍵盤を押すと
5〜B5鍵盤
トランスポーズ量
トランスポーズ:移調する
移調:曲全体の音の高さを上げたり下 げたりしてキー ( 調 ) を変えること。
トランスポーズ量
#
F
5: -6 半音
C6: 標準の音の高さ
#
6: +6 半音
F
トランスポーズをかけた場合の発 音域について
トランスポーズによって、G8 より高 くなる音は 1 オクターブ下の音で、
C-2 より低くなる音は 1 オクターブ 上の音で発音します。
F11/F01 取扱説明書
33
Page 34
音色を楽しむ

音の高さの微調整をする ( チューニング )

楽器全体の音の高さを微調整する機能です。合奏のときや、CD の再生に合わせて演奏するときなど、ほか の楽器や CD の再生音などと音の高さを正確に合わせたい場合に使います。鍵盤の割り当てについて詳しく は、別冊クイックオペレーションガイドを参照してください。
操作
音の高さを上げる (0.2Hz 単位 )
A-1、B-1、および C0 を押しながら、C3 〜 B3 鍵盤のいずれかを押します。この間、ディ スプレイには音の高さが表示されます。
100 の位は表示されません。
例: 432.0Hz の場合
音の高さを下げる (0.2Hz 単位 )
A-1、B-1、および C #0 を押しながら、C3 〜 B3 鍵盤のいずれかを押します。この間、 ディスプレイには音の高さが表示されます。
初期設定に戻す
A-1、B-1、C0、および C #0 を押しながら、C3 〜 B3 鍵盤のいずれかを押します。この 間、ディスプレイには初期設定の高さが表示されます。
Hz( ヘルツ ) と は
音の高さを示す単位です (音の高 さは音 波の振動数によ って決ま
ります。1秒間に何回振動するか という数値の単位が Hz です )。
設定範囲
F11: 414.8 〜 466.8 Hz F01: 427.0 〜 453.0 Hz
初期設定
440.0 Hz

タッチ感を変える ( タッチ )

弾く強さに対する音の強弱の付き方 ( タッチ感 ) を 4 種類から選びます。使う音色や演奏する曲、好みによっ て使い分けてください。
操作
ビージーエム
[BGM]
ガイド )。この間、ディスプレイにはタッチの種類が表示されます。
ボタンを押しながら、A6 〜 C7 鍵盤を押します ( 別冊クイックオペレーション
鍵盤 タッチの種類 説明
A6 フィックスト タッチによる音の強弱は付かず、一定の音量
が出ます。
#
6 ソフト 軽いタッチで大きい音を出すことができま
A
す。比較的音のつぶがそろいやすいタッチで
す。 B6 ミディアム 標準的なタッチです。 C7 ハード 強いタッ チで 弾か ないと 大き い音 が出 にく
い設定です。ピアニッシモからフォルティッ
シモまで表現豊かな演奏ができます。
鍵盤の重さ自体は変わりません。
初期設定
B6( ミディアム )
タッチの種類は全音色に 共通の設定 となります。ただし、音色 によって
は、ここでの設定にかかわらず、タッ チによる音の強弱がつか ないものも
あります。「音色一覧」(60 ページ ) をご参照ください。
F11/F01 取扱説明書
34
Page 35

演奏を録音 ( 記録 ) する

F11/F01 の録音機能を使ってご自身の演奏を録音する方法を説明します。 練習の中で、ご自身の演奏を録音して聞くことができます。F11/F01 本体に録 音できるのは 1 曲のみです。
「録音」と「記録」
カセットテープに録音するのと F11/F01 の録音機能を使って録音 ( 記録 ) するの とでは、録音されるデータの形式が異なります。
カセットテープでは音そのものが「録音」されますが、F11/F01 の録音機能では 音そのものではなく、「どの音をどのタイミングで弾いた。音色はこれで、テンポ
はいくつで…」という情報が「記録」されます。再生の際は記録された情報どお りに、「音源」部が鳴ります。
F11/F01 の録音機能を使った「録音」は、本来「記録」というべきですが、広義 に捉えて、本書では一般的に理解しやすい「録音」という言葉を使います。ただ
し、特に区別してご理解いただきたい場合は、「記録」という場合もあります。
別の録音方法
エーユーエックスアウト
AUX OUT
[L/L+R][R] 端子を使ってカ
セットテープレコーダー などに接続 し、オーディオ録音する こともでき
ます。
1
演奏を録音(記録)する
345 42
操作
1 BGM モードを抜ける
[BGM] ボタンを押して、BGM モードをオフにします (12 ページ )。
2 録音する音色 ( とそのほかの設定 ) を選ぶ
音色ボタンを押して録音に使う音色を選びます。必要に応じてそのほかの設定 ( テンポ、リバーブなど ) も選んでください。[VOLUME
やすい音量に設定してください。再生のときにも [VOLUME] スライダーで 音量を調節することができます。
レコード
3 [REC]
レコード
[REC
] ボタンを押します。
[REC] ボタンが赤く点灯します。 現在のテンポのタイミングで [PLAY/STOP
録音を中止する場合は、操作 4 で [PLAY/STOP] ボタンを押す前にもう一度 [REC] ボタンを押します。
ボタンをオンにする
プレイ / ストップ
ボリューム
] ボタンが点滅します。
音色デモ曲やピアノ リスニング ソ ング(Classic&Jazz) 50曲など のソング再生中は
[REC] ボタンをオンにすることはで きません。
テンポの設定方法は、32 ページを参 照してください。
リバーブの設定方法は、33 ページを 参照してください。
] スライダーは弾き
演奏をUSBフラッシュメモリーに直 接保存すること はできません。楽器
本体に録音した演奏を、USB フラッ シュメモリーに保存し てく ださ い
(38 ページ )。
録音をスタートすると、以前 F11/F01 に録音した演奏は消去されます。ご注意くだ さい。
F11/F01 取扱説明書
35
Page 36
4 録音をスタートする
演奏を始めると自動的に録音がスタートします。または、 押すと録音がスタートします。
ディスプレイに録音中の小節番号がリアルタイムで表示され、右端の点 が現在のテンポのタイミングで点滅します。
プレイ / ストップ
[PLAY/STOP
点滅 点滅 点滅
]
ボタンを
メトロノームを使う
メトロノームを鳴ら しながら録音す ることもできます。ただしメトロノー
ムの音は、 録音されません。
録音中に記憶残容量が少なくなっ てきた場合
F01 では、 [PLAY/STOP] と [REC] ボ タンが点滅しだします。そして記憶残
容量 がな く なるとディスプレイに
「FUL」のメッセージが出て録音が自
動的にストップします ( それまでの演 奏データは録音され、残ります )。
演奏を録音(記録)する
5 録音をストップする
[PLAY/STOP] ボタンまたは [REC] ボタンを押します。
6 録音した曲の再生をスタートする
「録音した曲を再生する」(37 ページ ) を参照してください。
■録音 ( 記録 ) されるデータの種類
実際には、弾いた音や音色のほかにも録音 ( 記録 ) されるデータがあります。
・ ノートデータ ( 弾いた音 ) ・音色
・ バリエーションの ON/OFF ・ ペダル操作 ( ダンパー、ソフト、ソステヌート )
・リバーブの種類 (OFF ・ リバーブの深さ
・テンポ ・拍子
・ デュアルの音色 ・ デュアル音量バランス
・ デュアルオクターブシフト ・ デュアルリバーブの深さ
・ スプリットの音色 ・ スプリット音量バランス
・ スプリットオクターブシフト ・ スプリットリバーブの深さ
録音が完了すると、ディスプレイに「End」が 3 秒表示されます。
オン / オ フ
オフ
も含む )
録音したデータを削除するには
[REC] ボ タ ン をオ ン にし た あと、 [PLAY/STOP]ボタンで録音をスター
トし、何もせず[PLAY/STOP] ボタン で録音をストップす ると、録音した
データがすべて削除されます。
曲の途中から録音し 直すことは、で きません。
F11/F01 取扱説明書
36
Page 37

録音した曲を再生する

録音機能 (35 ページ ) を使って録音した曲を再生します。再生しながら、ご自身で演奏 することもできます。
1
3
2
操作
1 BGM モードを抜ける
ビージーエム
[BGM]
2 再生をスタートする
[PLAY/STOP
再生しながら、演奏することもできます。この場合、録音された音色とは違う 音色を選ぶと、再生音と違う音色で演奏することができます。
ボタンを押して、BGM モードをオフにします (12 ページ )。
プレイ / ストップ
] ボタンを押すと再生がスタートします。
ディスプレイにはスタート後、再生中の小節番号が表示されます。
音量の調節
ボリューム
[VOLUME
] スライダーで音量を調節します。
テンポの調節
再生中にテンポを変更することができます。変更方法は、32 ページを参照し てください。
3 再生をストップする
曲が終わると、自動的に再生が終了します。再生の途中でストップする場合 は、[PLAY/STOP] ボタンを押します。
録音した曲の再生データは、MIDI 信されません。
音色デモ曲の再生中 (27 ページ ) や BGM モード (12 ページ ) のときは録 音した曲を再生できません。
録音データがないときは
プレイ ス トップ
[PLAY/STOP] 生はスタートしません。
F11 は、録音した曲の再生に合わせ、 鍵盤を動かすことができます ( 自動 演奏鍵盤 )。 詳しくは、「自動演奏鍵盤を鑑賞する (F11)」(19 ページを参照してくださ い。
「連弾や 2台のピアノのための曲の一
方のパートを録音し、そ れを再生し ながら自分でもう一方の パートを弾 く」という方法で、1 人でアンサン ブルを楽しむこともできます。
再生といっしょにメト ロノームを使 うこともできます。この場合、再生を ストップすると、メトロノームも同時 に止まります。
再生中にリバーブの種類を切り替 えた場合
再生中にリバーブの種類 をパネル操 作で切り替えた場合、再 生音も手弾 き音もリバーブの種類が 切り替わり ます。
F01 では、再生中にリバーブの種類 を切り替えることはできません。
ボタンを押しても再
(F11)
ミディ
録音した曲を再生する
初期設定
120
F11/F01 取扱説明書
37
Page 38

録音した曲を USB フラッシュメモ リーに保存する

F11/F01 本体に録音できるのは、1 曲のみです。楽器本体に録音したご自分の演奏 (35 ページ ) を、USB フ ラッシュメモリーに保存してください。
録音した曲をUSBフラッシュメモリーに保存す
操作
1 保存モードに入る
USB フラッシュメモリーが楽器に接続されているのを確認してから、
2
プレイ / ス トップ
[PLAY/STOP]
USB フラッシュメモリーの中の保存場所 ( メモリー領域 ) を選び、保存する
[−/NOノー] または [+/YES STOP] ボタンを押します。F01 は、[PLAY/STOP] ボタンを押したあとに「n
y(no/yes)」が表示されますので、[+/YES] ボタンを押して保存します。保存が 完了すると、ディスプレイに「End」が 3 秒表示され、保存モードを抜けます。
ボタンを押しながら[VARIATION
1122
バリエーション
]ボタンを押します。
イエス
] ボタンを押してメモリー領域を選び、[PLAY/
USBフラッシュメモリーの取り扱い については、最初に「USB 記憶装置
の取り扱いについて」(23 ページ ) を お読みください。
メモリー領域は、全部で 100(U00 〜 U99)です。
この楽器で録音した曲は、SMF[フォー マット 0] の形式で保存されます。
保存を中止する場合は、[PLAY/STOP] ボタンを押す前に [PLAY/STOP]、[− /NO]、 および [ + /YES] ボタン以外のボタンを押します。
曲の上書き
すでに曲が保存されているメモリー領域を選んだときには、「U.0.0.」のよう に、ディスプレイの数字の間に点が表示されます。
上書きを中止するときは、[PLAY/STOP] ボタンを押して「n –y」が表示さ れたときに [− /NO] ボタンを押して、ほかの領域を選び直します。F01 で
は、[PLAY/STOP] ボタンを押 したあとに「n y(no/yes)」が表示されます ので、[−/NO] ボタンを押して、ほかの領域を選び直します。
上書きをする場合は、[PLAY/STOP] ボタンを押して「n –y」が表示された ときに [+/YES] ボタンを押します。F01 では、[PLAY/STOP] ボタンを
押したあとに「n y(no/yes)」が表示されますので、[+/YES] ボタンを押し ます。そのあと上書きを確認するために「n –y」が表示されますので、もう一
[+/YES] ボタンを押して上書きします。 保存が完了すると、ディスプレイに「End」が3秒表示され、保存モードを抜けます。
ご自分で演奏した録音
本体のメモリー
保存
USBフラッシュ
メモリー
U00
U01
U02
…
U99
メモリー 領域
F11/F01 取扱説明書
38
Page 39

インターネットダイレクト接続機能 (F11)

この機能を使って専用サイトのストリーミングサービスを利用することにより、さま ざまなジャンルのソング ( 曲データ ) を再生させ、BGM として聞くことができます。
楽器の自動演奏鍵盤機能を使えば、耳で聞くだけでなく目でも演奏が楽しめます。
ここでは、コンピューターや通信規格に関する用語が出てきます。わからない用語が 出てきたら、「インターネット用語集」(46 ページ ) を参照してください。

楽器をインターネットに接続する準備

ブロードバンドルーターまたはルーター機能付きモデムを通して、楽器を常時接続回 線(ADSL、光ファイバー、ケーブルテレビインターネット ) に接続します。最新のサー
ビス内容、具体的な接続方法 ( 使用できる機器など ) については、インターネット上の 下記 URL でご確認ください。
http://www.yamaha.co.jp/product/epiano-keyboard/net/
モデムやブロードバンドルーターの設定は楽器上では行なえませんので、楽器を 接続する前に、コンピューターでインターネットに接続してください。
また、インターネットで通信を行なうために、あらかじめインターネットプロバイダー との契約をしておく必要があります。
楽器の背面にある [LAN] 端子には板が取り付けられています。LANケーブルを [LAN] 端子に接続する場合は、左右2箇所にあるネジを手で回して板を取り外してください。
ストリーミングとは
曲デー タを受信しな がら再生す る方式です。曲データのファイル
保存はできませんが、何回でも呼 び出すことができます。
インターネットの契約内 容によって は、2 台以上の機器(コンピューター、
楽器など ) に接続できない場合があ ります。この場合、楽器を 接続する
ことはできません。契約 内容をご確 認ください。
インターネットダイレクト接続機能(F11)
背面
LAN ケーブル接続後は、板をネジで元どおりに取り付けてください。
接続例 1:有線で接続する ( ルーター機能のないモデムを使用 )
モデム*
ルーター機能なし
LANケーブル
*モデム=ADSLモデム、ONU(光ネットワークユニット)、ケーブルモデム
ルーター
有線タイプ
LANケーブル
[LAN]端子
LAN ケーブルは、[LAN] 端子に接続 してください。
モデムの種類によっ ては、複数の機 器( コンピューターと楽器など ) を接
続するために、別途イー サネットハ ブが必要な場合もあります。
ご用意いただくもの LAN ケーブル
F11/F01 取扱説明書
39
Page 40
接続例 2:有線で接続する ( ルーター機能のついているモデムを使用 )
ご用意いただくもの LAN ケーブル
インターネットダイレクト接続機能(F11)
接続例 3 : 無線で接続する ( 無線 LAN イーサネットコンバーターを使用 )
モデム*
無線LANイーサネットコンバーター
ADSLモデム
ルータ機能あり
LANケーブル
アクセス ポイント
LANケーブル
LAN ケーブルは、[LAN] 端子に接続 してください。
[LAN]端子
無線LAN イーサネットコンバーター は、[LAN] 端子に接続してください。
モデム、アクセスポイン トのどちら かにルーター機能が必要です。
[LAN]端子
*モデム=ADSLモデム、ONU(光ネットワークユニット)、ケーブルモデム
ご用意いただくもの 無線 LAN イーサネットコンバーター
接続例 4 : 無線で接続する (USB 無線 LAN アダプターを使用 )
モデム*
*モデム=ADSLモデム、ONU(光ネットワークユニット)、ケーブルモデム
ご用意いただくもの USB 無線 LAN アダプター
アクセス ポイント
USB無線LANアダプター
USB[TODEVICE]端子
USB 無線 LAN アダプターは、USB [TODEVICE] 端子に接続してくださ
い。
モデム、アクセスポイン トのどちら かにルーター機能が必要です。
F11 が対応している暗号化方式は WEP のみです。
F11/F01 取扱説明書
40
Page 41

楽器をインターネットに接続する

有線 LAN(DHCP 使用 ) をお使いの場合
楽器での設定は不要です。 ブロードバンドルーター、またはルーター機能付きモデムと楽器を LAN ケーブルで接
続するだけでインターネットへの接続が可能です。
楽器がインターネットに正しく接続されると、[BGM] を選択したときに、ディスプレイにインターネット上のチャンネルが表示されます。
ストリーミングサービスを利用して、インターネット上の曲を再生することがで きます。再生方法については、「インターネットの曲を聞く (F11)」(25 ページ )
をご覧ください。
有線 LAN( 固定 IP アドレス、プロキシサーバー使用 ) をお使いの場合
楽器でのインターネット設定が必要です。 インターネット設定の方法については「インターネット設定について」(42 ページ)を
ご覧ください。
無線 LAN( 無線 LAN イーサネットコンバーター ) をお使いの場合
楽器での設定は不要です。 無線 LAN イーサネットコンバーターを楽器に接続するだけでインターネットへの接続
が可能です。 *無線 LAN イーサネットコンバーターはアクセスポイントなどの設定が必要です。設
定方法については使用される製品の取扱説明書をご覧ください。
楽器がインターネットに正しく接続されると、[BGM] ボタンで [INTERNET] ラン プを選択したときに、ディスプレイにインターネット上のチャンネルが表示されます。
ストリーミングサービスを利用して、インターネット上の曲を再生することがで きます。再生方法については、「インターネットの曲を聞く (F11)」(25 ページ)
をご覧ください。
ビー ジーエ ム
ボタンで [INTERNET]
インターネット
ランプ
一般的なブロードバンド ルーターや 一般的なルーター機能付 きモデムに
はDHCP 機能があります。
インターネットダイレクト接続機能(F11)
無線 LAN(USB 無線 LAN アダプター ) をお使いの場合
楽器でのインターネット設定が必要です。 インターネット設定の方法については「インターネット設定について」(42 ページ)を
ご覧ください。
F11/F01 取扱説明書
41
Page 42

インターネット設定について

インターネット設定は、コンピューターを使って専用ウェブページ上で行ないます。有 線 LAN( 固定 IP アドレス、プロキシサーバー使用 )、または無線 LAN(USB 無線 LAN
アダプター ) をお使いの場合は、ここでの設定を行なってください。
( インターネット設定 )
初めてインターネットダイレクト接続機能を利用するときは、以下の流れでインターネッ ト設定を行ないます。コンピューターで作成した設定ファイルを楽器に読み込むしくみで
すので、各種設定の入力といった面倒な操作を楽器本体で行なう必要はありません。
インターネットダイレクト接続機能(F11)
専用ウェブページ
詳しくは、インターネット上のウェブページ <http://www.yamaha.co.jp/product/epiano-keyboard/net/> をお読みください。
インターネット設定ファイルを作成する
インターネット設定には、あらかじめコンピューターを使って専用ウェブページ上で インターネット設定ファイルを作成しておく必要があります。
インタ-ネット 設定ファイルの作成
USB
フラッシュ
メモリー
ファイルの 保存
有線 LAN(DHCP 使用 )、または無線 LAN( 無 線 LAN イーサ ネット コン
バーター ) をお 使いの場合は、ここ での イン タ ーネ ット 設定は不要で
す。
ファイルの
読み込み
F11
インターネット設定の内 容はバック アップされます。
インターネット設定ファイルの作成方法は、ウェブページ <http://www.yamaha.co.jp/product/epiano-keyboard/net/ >の説明をお読みください。
インターネット設定ファイルを読み込む
コンピューターを使って専用ウェブページ上で作成したインターネット設定ファイル を楽器に読み込み、インターネット設定を行ないます。
1
1
2
操作
1 読み込みモードに入る
インターネット設定ファイル「config.n21」が保存されている USB フラッシュ メモリーが、楽器に接続されているのを確認してから、[BGM] ボタンを押し
ながら [REC]
レコード
ボタンを押します。
イ ンターネット設定ファイル
「config.n21」はウェブページ上で作
成します (42 ページ )。
音色デモ 曲の再 生中 ( 27 ページ )、 [REC]ボタン (35 ページ )がオンのと
きやBGM モード (12 ページ ) のとき、 録音した曲の再生中 (37 ページ ) は、
読み込みモードには入れません。
読み込みを中止する場合は、操作 2 で [PLAY/STOP] STOP] ボタン以外のボタンを押します。
F11/F01 取扱説明書
42
プレイ / ストップ
 ボタンを押す前に [PLAY/
Page 43
2 読み込みをスタートする
プレイ / ス トップ
[PLAY/STOP]
USB フラッシュメモリーからの読み込みが完了 すると、ディスプレイに「End」が表示されます。
「End」表示を消すには、いずれかのボタンを押
します。
読み込みが完了すると、インターネットダイレクト接続に必要なイン ターネット設定が完了します。
楽器がインターネットに正しく接続されると、[BGM]ボタンで[INTERNET] ランプを選択したときに、ディスプレイにインターネット上のチャンネルが表
示されます。
ストリーミング再生の方法についは ページ)
をご参照ください。
ボタンを押します。
「インターネットの曲を聞く (F11)」(25
読み込みが正常に完了し なかった場 合は、ディスプレイに「Err」とエラー
コードが交互に表示されます。
エラーコード
エラーコードの内容については、 インターネット上のウェブページ
<http://www.yamaha.co.jp/product/ epiano-keyboard/net/> で、ご 確認
ください。
インターネット設 定ファイルはバッ クアップ ( 52 ページ ) をとっておく
ことをおすすめします。
インターネットダイレクト接続機能(F11)
無線 LAN の電波強度を表示する (USB 無線 LAN アダプターをお使いの場合
USB 無線 LAN アダプターをお使いになる場合 (40 ページの接続例 4) は、以下の方法 で電波強度をディスプレイに表示させることができます。
ビージーエム
[BGM]
ボタンを押しながら [VARIATION]
 ディスプレイに電波強度が約 3 秒間表示されます。
< 電波強度の表示パターン >
電波状態 ディスプレイ
電波が届いていない
電波強度 弱
電波強度 中
バリエーション
ボタンを押します。
)
電波強度はインターネッ トへの接続 後、表示させることができます。
無線LAN イーサネットコンバーター をお使いの場合は、「無線 LAN が使
われていない」の表示になります。
電波強度 強
無線 LAN が使われていない
F11/F01 取扱説明書
43
Page 44

接続情報ファイルを書き出す

現在の接続情報の詳細をテキストファイルとして USB フラッシュメモリーに書き出し ます。書き出した情報はコンピューター上で見ることができます。
インターネットダイレクト接続機能(F11)
操作
1 書き出しモードに入る
USB フラッシュメモリーが楽器に接続されているのを確認してから、[BGM] ボタンを押しながら [MOVING KEY]
ムービングキー
1
2
ボタンを押します。
ビー ジー エム
接続情報ファイルを使っ てインター ネット設定 (42 ページ ) をすること
はできません。接続情報 ファイルは 閲覧のみ可能です。
音色デモ 曲の再 生中 ( 27 ページ )、 [REC]ボタン (35 ページ )がオンのと
きやBGM モード (12 ページ ) のとき、 録音した曲の再生中 (37 ページ ) は、
書き出しモードには入れません。
書き出しを中止する場合は、操作 2 で [PLAY/STOP] STOP]、[ − /NO]、 および [ + /YES] ボタン以外のボタンを押します。
2 書き出しをスタートする
プレイ / ス トップ
[PLAY/STOP]
USB フラッシュメモリーに同じ名前のファイルがある場合には、ディスプレ イに「n –y」が表示されます。上書きをする場合には、[+/YES] ボタンを押
してください。書き出しを中止する場合には、[-/NO] ボタンを押してくださ い。
USB フラッシュメモリーへの書き出しが完了する と、ディスプレイに「End」が表示されます。
「End」表示を消すには、いずれかのボタンを押し
ます。
書き出しが完了したあと、USB フラッシュメモリーをコンピューターに接続 して、「ConnectionInfo.txt」という名前のファイルを開くと接続情報の詳細が
表示されます。
ボタンを押します。
プレイ / ストップ
ボタンを押す前に [PLAY/
書き出しが正常に完了し なかった場 合は、ディスプレイに「Err」とエラー
コードが交互に表示されます。
エラーコード
エラーコードの内容については、 インターネット上のウェブページ
<http://www.yamaha.co.jp/product/ epiano-keyboard/net/> で、ご 確認
ください。
F11/F01 取扱説明書
44
Page 45

インターネット設定を初期化する

ビージーエム
[BGM]
インターネット設定が初期化されます。
ボタンと [PLAY/STOP]
初期化を実行すると、インターネット設定で行なったすべての設定が工場出荷 時の状態に戻ります。初期化を行なう前にインターネット設定のバックアップ をとっておくことをおすすめします。 バックアップの方法は「データのバックアップ (F11)」(52 ページ)をご覧く ださい。
プレイ / ストップ
ボタンを押しながら、楽器の電源をオンにすると、
インターネットダイレク ト接続機能 のインターネット設定は、「初期設定
に戻す」(52 ページ)では初期化さ れません。
スト リ ーミングチャンネル情報、 クッキー (Cookie) もあわせて初期化
されます。
インターネットダイレクト接続機能(F11)

インターネット 初期設定一覧

DHCP 使用する
無線 LAN 設定なし
プロキシサーバー 設定なし
F11/F01 取扱説明書
45
Page 46

インターネット用語集

アクセスポイント 無線 LAN で電波のやりとりを行なうときの基地局となる機器。無線 LAN を有線 LAN につな
ぐ役割も持つ。
インターネット コンピューター間の通信規格にもとづいて、世界中のコンピューターや携帯電話などを接続し
た、巨大なネットワークのこと。
インターネットダイレクト接続機能(F11)
ウェブページ サイトを構成する各ページのこと。
クッキー (Cookie) ユーザーがウェブページとの間でやりとりした内容を記憶するしくみ。以前訪れたウェブペー
ジで、そのときに入力した内容があらかじめ表示されるのはこのしくみによるもの。
サイト 正式には「ウェブサイト」という。ひとまとまりに公開されているウェブページ群。たとえ
ば、"http://www.yamaha.co.jp/" で始まるウェブページを「ヤマハのサイト」と呼ぶ。
サーバー ある特定のサービスを提供するシステムやコンピューターのこと。
ストリーミング 音声などのデータを受信しながら再生する方式のこと。データのファイル保存はできないが、
何回でも呼び出すことができる。
ダウンロード
ブラウザー ウェブページを閲覧するためのソフトウェア。この楽器では、ウェブページの内容を表示する
プロキシ LAN( 内部のネットワーク ) とインターネット ( 外部のネットワーク ) の境にあって、直接イ
ブロードバンド 大容量のデータを高速に通信できるインターネット接続サービスのこと。ADSL、光ファイバー
ネットワークを通じて、サーバーに保存されているデータをお使いのコンピューターや携帯電話な どに転送すること。この楽器では、ウェブサイトからソングなどのデータを楽器に送ることを指す。
画面のこと。
ンターネットに接続できない内部ネットワークのコンピュータに代わって、「代理」としてイ ンターネットとの接続を行なうコンピュータのこと。内部ネットワークを外部からの不正アク
セスから守ったりするのに使われる。
などがある。
プロバイダー インターネット接続サービスを提供する通信事業者。インターネットに接続するには、プロバ
イダーと契約する必要がある。
ホームページ ブラウザー起動時 ( インターネット機能に入ったとき ) に最初に表示されるウェブページのこ
と。または、ウェブサイトのトップページのことを指すこともある。
無線 LAN ケーブルを使わず、無線通信でデータの送受信をする LAN のこと。
無線 LAN イーサネッ トコンバーター
モデム 一般の電話回線とコンピューターをつなぐための装置。コンピューターから送られてくるデジ
リンク ウェブページ上のボタンや文字列に埋め込まれたほかの文章や画像などの位置情報のこと。リ
ルーター 異なるネットワーク同士を相互接続するための機器。たとえば家庭などで複数のコンピュー
DHCP インターネットに接続するたびに、コンピューターに IP アドレスなどの必要な情報を自動的
IP アドレス ネットワークに接続されたコンピューター1 台 1 台に割り振られた、ネットワーク上の所在を
LAN端子を搭載したデジタル家電、プリンター、ゲーム機などを簡単に無線化するための機器。
タル信号を、電話回線に流す音声信号に変換したり、電話回線を通じて聞こえてくる音声信号 をデジタルデータに変換したりする。
ンクのある場所をクリックするとリンク先へジャンプする。
ターを同時にインターネットに接続して、それぞれに異なるはたらきをさせたい場合に必要と なる。一般的にはモデムとコンピューターの間に接続するが、モデム自体にルーター機能が内
蔵されているものもある。
に割り当てるための規格。
示す識別番号。
F11/F01 取扱説明書
46
Page 47
LAN 同じ建物の中にあるコンピューター同士を専用のケーブルで接続し、データをやり取りする
ネットワーク。 Local Area Network の略。
SSL インターネット上で情報を暗号化して送受信する通信規格。プライバシーに関わる情報がもれ
るのを防ぐ。
URL
WEP
インターネット上に存在するウェブページの場所を指し示す文字列。通常は、「http://」で始まる。
無線 LAN 時の暗号化技術。無線LAN のアクセスポイントと端末に共通の暗号キーを設定するこ とで、データを暗号化し、第三者による傍受を防ぐ。
インターネットダイレクト接続機能(F11)
F11/F01 取扱説明書
47
Page 48

外部機器との接続

外部機器との接続
1

端子について

外部のオーディオ機器と接続するときは、すべての機器の電源を切った上で行なってくだ さい。また、電源を入れたり切ったりする前に、必ず機器のボリュームを最小 (0) にして ください。感電または機器の損傷のおそれがあります。
12
(F11)
R
L L RR L L R
AUX INAUX OUT
34
IN TO DEVICE
OUT
MIDI U SB
エーユーエックス アウト
AUX OUT
F11/F01 をステレオな どに接続し てより大きな 音を出した り、カセットテ ープレ コーダーなどに接続して演奏を録音したりできます。オーディオ接続コードを使っ
て図のように接続します。
F11/F01 の AUX OUT を使う場合、電源を入れるときは F11/F01 →外部オーディオ機 器の順に、電源を切るときは、外部オーディオ機器→ F11/F01 の順に行なってください。
[L/L+R] [R] 端子
F11/F01 ステレオ
R L L R
AUX OUT
5
LAN
AUXINAUXOUT
オーディオ接続コード及 び変換プラ グは抵抗のないものをお 使いくださ
い。
エーユーエックス イン
AUX IN
から入力された音を AUX OUT
に出力することはできません。
AUX OUT から出力した音を AUX IN に戻すと、AUX IN から入力された音
はF11/F01 のスピーカーから出力さ れます。スピーカーから 出力される
音は大音量となり音が割 れることが ありますので、ご注意ください。
モノ出力に は、AUX OUT[L/L+R] 端 子をご使用ください。
エーユーエックス アウト
F11/F01 取扱説明書
48
フォーンプラグ
(標準)
オーディオ接続コード
フォーンプラグ
(標準)
Page 49
2
AUX INイン[L/L+R] [R] 端子
他の楽器や外部機器の音を F11/F01 のスピーカーから出すことができます。オー ディオ接続コードを使って図のように接続します。
AUX IN か らの入 力音には F11/F01 のボリュームは効き ますが、リバー
ブは効きません。
F11/F01 の AUX IN を使う場合、電源を入れるときは外部機器→ F11/F01 の順に、電 源を切るときは、F11/F01 →外部機器の順に行なってください。
F11/F01
フォーンプラグ
(標準)
AUXOUT
ステレオ
フォーンプラグ
(標準)
OUTPUT
フォーンプラグ
(標準)
フォーンプラグ
(標準)
3
USB [TO DEVICE
トゥーデバイス
R
L L R
AUX IN
AUXIN
オーディオ接続コード
AUXIN
オーディオ接続コード
]端子
他の楽器や外部機器
他の楽器や外部機器
USB フラッシュメモリーを接続する端子です。 詳しくは 23 ページの「USB 記憶装置の取り扱いについて」をご覧ください。
4
ミディ
MIDI
[INイン][OUT
アウト
]端子
MIDI 接続専用のケーブルを使って外部 MIDI 機器と接続する端子です。 詳しくは 50 ページの「MIDI について」をご覧ください。
モノ入力には、AUX IN[L/L+R] 端子 をご使用ください。
外部機器との接続
5
[LAN] 端子 (F11)
楽器を直接インターネットに接続して、曲をストリーミングできます。接続の仕方 については、39 ページを参照してください。

コンピューターと接続する

コンピューターと F11/F01 を接続することにより、F11/F01 の演奏情報をコンピューター で活用したり、コンピューターから演奏情報を受信して F11/F01で鳴らすことができます。
USB端子
USB
MIDI[OUT]端子
USB-MID インターフェース (ヤマハUX16など)
OUT
IN
MIDI[IN]端子
IN
MIDI
OUT
USB 端子付属のコンピューターと F11/F01 を接続するには、UX16( 別売 ) のような
「USB-MIDI インターフェース」が必要です。楽器店などでお買い求めください。
UX16 を使用するときは、UX16 に付属のドライバーをコンピューターにインストール してください。
F11/F01 取扱説明書
49
Page 50
ミディ

MIDIについて

MIDI
ミディ
MIDI
(Musical Instrument Digital Interface) とは、MIDI 端子を備えた MIDI 機器間や、
について
MIDI 機器とパーソ ナルコンピューター間で演奏デー タや命令を送受信しあうための、 各種送受信データ様式についての統一規格です。
MIDI 機器間 (MIDI 機器とパーソナルコンピューター間 ) で MIDI データを送受信するこ とにより、F11/F01 から外部の MIDI
ミデ ィ
機器の演奏をコントロールしたり、外部の MIDI
機器やパーソナルコンピューターから F11/F01 をコントロールしたりすることができ ます。
MIDI 端子
IN
OUT
MIDI
MIDI【INイン】 MIDI データを受信する端子です。 MIDI【OUT
アウト
: MIDI データを送信する端子です。
MIDI ケーブル
専用の MIDI ケーブルをご用意ください。
ミディ
MIDI
では、演奏データや命令を、 数値
に置き替えたデータで送受信します。
ミディ
MIDI
機器の中でも、機種ごとに送受
ミディ
信できる MIDI はないため、接続している MIDI
間で共通に扱えるデ ータや命令だけ が送受信できることになります。共通
に扱えるデータ や命令は、各機種の
ミディ
「MIDI
ト」を照合して調べることができま す。
YAMAHA MIDI
MIDI01( 長さ 1m) MIDI03( 長さ 3m)
MIDI15( 長さ 15m)
ミディ
MIDI の音楽雑誌や書籍で得る ことができ
ます。
データの内容が同じで
インプリメンテーションチャー
ミディ
についての詳しい知識は、各種
ミデ ィ
ケーブル
機器
MIDI の送信チャンネル設定
MIDI 楽器どうしで、演奏情報を送受信するためには送信側と受信側で MIDI チャ ンネル (1 〜 16 チャンネル ) を合わせておく必要があります。ここで F11/F01 から
MIDI データを送信するときのチャンネルを設定します。
ビージーエム
[BGM]
ンガイド )。
デュアルのときの第 2 音色、スプリットのときの左側音色は
F11:
F01:
ボタンを押しながら、C1 〜 E2 鍵盤を押します( 別冊クイックオペレーショ
デュアルのときには、ここで設定したチャンネルの次のチャンネルで送信されます ( 第 1 音色は、 ここで設定したチャンネルで送信されます )。スプリットのときは、ここで設定したチャンネルの 2つ次のチャンネルで送信されます ( 右側音色は、ここで設定したチャンネルで送信されます )。 ただし、上記設定チャンネルを OFF ここで設定したチャンネルの次のチャンネルで送信されます ( 第 1 音色、右側音色は、 ここで設定した チャンネルで送信されます )。 ただし、上記設定チャンネルを OFFオフに設定した場合は送信されません。
オフ
に設定した場合は送信されません。
選択範囲
1〜16、OFFオフ( 送信しない )
初期設定
1
音色デモ曲 / ピアノリスニングソン グ(Classic&Jazz)50 曲 / 録音した曲
の再生などのソングデータは、MIDI 送信されません。
F11/F01 取扱説明書
50
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ミディ
MIDI
の受信チャンネル設定
MIDI 楽器どうしで、演奏情報を送受信するためには送信側と受信側で MIDI チャ ンネル (1 〜 16 チャンネル ) を合わせておく必要があります。ここで F11/F01 が
MIDI データを受信するときのチャンネルを設定します。
ビージーエム
[BGM]
ボタンを押しながら、C3 〜 F4 鍵盤を押します ( 別冊クイックオペレーショ
ンガイド )。 ALL の場合は、「マルチティンバー」と呼ばれる仕様になっており、外部 MIDI 機
器から送信される複数のチャンネルのデータを、同時にチャンネルごとに独立して 受信します。この状態で、シーケンサーなどから送信される複数のチャンネルを
使って作られた演奏データを、F11/F01 で受信して再生させることができます。
「1&2(F01 のみ )」の場合は、シーケンサーなどの外部 MIDI 機器から 1、2 チャンネル
のデータだけ受信し、F01 本体で再生することができます。F11/F01 本体のパネル設定 や手弾き音は、F11 で 1 〜 16 チャンネルを選んでいる場合のみ、送信されてくるプロ
グラムチェンジ ( 音色切り替え ) などのチャンネルメッセージから影響を受けます。
オン / オフ
ローカルコントロールの ON/OFF
通常、F11/F01 の鍵盤を弾くと本体内部の「音源部」から音が出ます。この状態は
「ローカルコントロール ON」と呼ばれます。「ローカルコントロールを OFF」にす
ると、「鍵盤」と「音源」が切り離され、鍵盤を弾いても F11/F01 からは音が出な くなります。一方、鍵盤を弾いた演奏データは MIDI 送信されますので、F11/F01
では音を鳴らさずに MIDI 接続した外部の音源を鳴らしたいときなどに、ローカル コントロールを OFF にします。
ビージーエム
[BGM]
ボタンを押しながら、C5鍵盤を押します( 別冊クイックオペレーションガイド)。
選択範囲
オール
ALL
、1&2(F01 のみ )、1 〜 16
初期設定
オール
ALL
選択範囲
ON/OFF
初期設定
ON
MIDIについて
オン / オフ
プログラムチェンジの送受信 ON/OFF
MIDI で送信側の機器から受信側の機器の音色を切り替える情報をプログラムチェ ンジと言います。たとえば F11/F01 からプログラムチェンジを送信すると MIDI 接
続した外部機器の音色を切り替えることができます (F11/F01 のパネル上で音色を 切り替えたときに、切り替えた音色のプログラムチェンジナンバーが送信されます
)。逆に MIDI 接続した外部機器から送信されたプログラムチェンジを F11/F01 が 受信すると、同時に受信している MIDI の演奏データの音色が切り替わります ( こ
のとき鍵盤での手弾き音色は切り替わりません )。 このプログラムチェンジの送受信をする場合(MIDI接続した外部機器と音色切り替
えを連動させたい場合 ) は ON に、送受信をしない場合 (MIDI 接続した外部機器と 音色切り替えを連動させたくない場合 ) は OFF にします。
[BGM] ボタンを押しながら、C #5 鍵盤を押します ( 別冊クイックオペレーション ガイド )。各音色のプログラムチェンジナンバーについては「各音色のプログラム
チェンジナンバー」(65 ページ ) をご覧ください。
オン / オフ
コントロールチェンジ送受信 ON/OFF
の設定
MIDI で送信側の機器から受信側の機器にダンパーペダルの操作やボリュームなど の演奏表現を伝える情報をコントロールチェンジと言います。たとえば F11/F01 か
らコントロールチェンジを送信すると MIDI 接続した外部機器の演奏をコントロー ルすることができます (F11/F01 でダンパーペダルを操作したときなどにコント
ロールチェンジが送信されます )。逆に MIDI 接続した外部機器から送信されたコ ントロールチェンジを F11/F01 が受信すると、同時に受信している MIDI の演奏
データがそれに反応します (F11 で 1 〜 16 チャンネルを選んでいる場合にのみ鍵盤 での手弾き音は影響を受けます )。このコントロールチェンジの送受信をする場合
はONに、送受信をしない場合は OFF にします。
ビージーエム
[BGM]
イド )。F11/F01 がコントロールチェンジとして扱える情報についてはデータリス トの「MIDI
ボタンを押しながら、D5 鍵盤を押します ( 別冊クイックオペレーションガ
ミディ
データフォーマット」をご覧ください。データリスト (6 ページ ) は、
ヤマハのウェブサイトからダウンロードできます。
選択範囲
ON/OFF
初期設定
ON
選択範囲
ON/OFF
初期設定
ON
F11/F01 取扱説明書
51
Page 52

データのバックアップ (F11)

内部メモリーにバックアップする

一部のデータは、本体内部のメモリーに保存されます。電源を切っても消えずに残り
データのバックアップ(F11)
ます。
■ バックアップ対象のデータ
BGM モード メトロノームの拍子と音量
自動演奏鍵盤のオン / オフ スプリットポイント
音の高さ ( チューニング ) 文字種
インターネット設定 ストリーミングチャンネル情報
Cookie
初期設定に戻す
いったん電源をオフにし、右端の鍵盤 (C7) を押しながら電源をオンにします。この操 作でいつでも初期設定に戻すことができます。
インターネットの 設定を初期設定に 戻すには、「インターネット設定を初
C7
期化する」(45 ページ)を 参照して ください。
F11/F01 取扱説明書
52
Page 53

USB フラッシュメモリーにバックアップする

内部メモリーに保存したデータ [「内部メモリーにバックアップする」(52 ページ)、音色の設定 (30 ページ )、 および録音した演奏データ (35 ページ )] の万一の事故に備えて、大切なデータは USB フラッシュメモリーに バックアップとして保存することをおすすめします。
操作
1 バックアップモードに入る
USB フラッシュメモリーが楽器に接続されているのを確認してから、[REC ボタンを押しながら、[VARIATION
バックアップを中止する場合は、操作 2 で [PLAY/STOP] ボタンを押す前に [PLAY/ STOP]、[ − /NO]、および [ + /YES] ボタン以外のボタンを押します。
2 バックアップをスタートする
プレイ / ストップ
[PLAY/STOP
USB フラッシュメモリーに同じ名前のファイルがある場合には、ディスプレ イに「n –y」が表示されます。上書きをする場合には、[+/YES
してください。上書きをしない場合には、[−/NO バックアップが完了すると、ディスプレイに「End」が表示されます。
] ボタンを押します。
3 バックアップモードを抜ける
[−/NOノー] または [+ /YES
バリエーション
イエス
] を押します。
] ボタンを押します。
ノー
] ボタンを押してください。
イエス
] ボタンを押
レコード
]
バック アップ したデ ータは、
「F11.bup」です。
データのバックアップ(F11)
F11/F01 取扱説明書
53
Page 54

データをリストアする

USB フラッシュメモリーに保存したデータを本体にリストア ( 復帰 ) します。
操作
1 バックアップモードに入る
リストアしたいデータの入った USB フラッシュメモリーが楽器に接続されて いるのを確認してから、[REC
ンを押します。
データのバックアップ(F11)
2 リストアモードに切り替える
[+/YES] ボタンを押します。
リストアを中止する場合は、操作 3 で [PLAY/STOP] ボタンを押す前に [PLAY/ STOP]、[ − /NO]、および [ + /YES] ボタン以外のボタンを押します。
3 リストアをスタートする
プレイ / ストップ
[PLAY/STOP
リストアが完了すると、ディスプレイに「End」が表示されます。
レコード
] ボタンを押しながら、[VARIATION
] ボタンを押します。
バリエーション
] ボタ
4 リストアモードを抜ける
[−/NOノー] または [+ /YES
イエス
] を押します。
F11/F01 取扱説明書
54
Page 55

データのバックアップ (F01)

内部メモリーにバックアップする

一部のデータは、本体内部のメモリーに保存されます。電源を切っても消えずに残り ます。
■ バックアップ対象のデータ
メトロノームの拍子と音量 音の高さ ( チューニング )
文字種
初期設定に戻す
いったん電源をオフにし、右端の鍵盤 (C7) を押しながら電源をオンにします。この操 作でいつでも初期設定に戻すことができます。
C7
データのバックアップ(F01)

コンピューターにバックアップする

バックアップするためには、下記 URL からミュージックソフトダウンローダーをダウ ンロードし、ご使用のコンピューターにインストールする必要があります。
http://www.yamaha.co.jp/download/msd/
ミュージックソフトダウンローダーを使用するために必要なコンピューター システム
・OS:Windows ®98SE/Me/2000/XP/Vista
XP, Vista は 32bit 版のみ対応、64bit 版には非対応です。
・ CPU : 233MHz 以上 (500MHz 以上推奨 ) の Intel ®Pentium ®および
Celeron
・ メモリー : 64MB 以上 (256MB 以上推奨 ) ・ ハードディスク : 128MB 以上の空き領域 (512MB 以上推奨 )
・ ディスプレイ : 800 × 600 HighColor(16-bit) ・ その他 : Microsoft ®Internet Explorer ®5.5 以上がインストールされて
いること
ミュージックソフトダウンローダーを使って、内部メモリーに保存したデータ [「内部メ モリーにバックアップする」(55ページ)のデータや録音した演奏データ(35 ページ )] の
万一の事故に備えて、大切なデータはコンピューターにバックアップとして保存すること をおすすめします。
バックアップするデータをコンピューターに送信する方法は、ミュージックソフトダ ウンローダーについているヘルプ「コンピューターと電子楽器の間でデータを転送す
る」をご参照ください。
®
ファミリー
ミュージックソフトダウ ンローダー のソ フトウェアは、無料でダウン
ロードできます。
デ ータ通信中 は電源を 切った り、電 源プラグ を抜き差 しし
な いでくだ さい。データ が保 存 されない だけでは なく、フ
ラ ッシュメモ リーの動 作が不 安 定になり、メ モリー内 容が
電源入/切時にすべて 消える 可能性があります。
楽器の操作をするた めには、ミュー ジックソフトダウンロー ダーの画面
を閉 じて 終 了さ せる 必要がありま す。
バック アップ するデ ータは、
「F01.bup」です。
F11/F01 取扱説明書
55
Page 56

データをリストアする

コンピューターに保存したデータ (「07F01.bup」) を本体にリストア ( 復帰 ) します。 コンピューターからリストアするデータを楽器に読み込む方法は、ミュージックソフ
トダウンローダーについているヘルプ「コンピューターと電子楽器の間でデータを転 送する」をご参照ください。
データのバックアップ(F01)
F11/F01 取扱説明書
56
Page 57

困ったときは

現象 考えられる原因 解決法
F11/F01 の電源が入らない。 電源プラグが差し込まれていません(本
体側と家庭用コンセント側 )。
パワー
[POWER を入れたとき、または切ったと
き、「カチッ」と音がする。
F11/F01 から雑音が出る。
全体的に音が小さい。まったく 音が出ない。
自動に鍵盤が動かない (F11) [MOVING KEY
特定の音域でピアノ音色の音の 高さ、音質がおかしい。
]スイッチを押して電源
電気が流れたためです。 異常ではありません。
F11/F01の近くで携帯電話を使っていま す(または呼び出し音が鳴っています )。
ボリューム
[VOLUME
ヘッドフォンを接続しています(16ペー ジ)。
ローカルコントロールが OFF います。
います。
ピアノ音色では、ピアノ本来の音をでき る限り忠実に再現しようとしておりま
す。その結果、音域により倍音が強調さ れて聞こえるなど、音の高さや音域が異
質に感じる場合があります。
] スライダー が下がって います。[VOLUME] スライダーを上げてくださ
オフ
になって
ムービングキー
] ボタンがオフになって
電源プラグを本体と家庭用(AC100V)コ ンセントに、確実に差し込んでください
(14、15 ページ )。
F11/F01 の近くでは、携帯電話の電源を 切ってください。F11/F01 の近くで携帯
電話を使ったり、呼び出し音が鳴ったり すると、雑音が出る場合があります。
い(16ページ )。
ヘッドフォンのプラグを抜いてくださ い。
ローカルコントロールをONオンにしてくだ さい (51 ページ )。
[MOVING KEY] ボタンをオンにしてく ださい (19 ページ )。
異常ではありません。
困ったときは
鍵盤が動くと、機構音がカタカ タ鳴る。
USBフラッシュメモリーがフ リーズする。
(F11) 鍵盤下のカバーが温かく なる。
F11/F01 の鍵盤機構は、ピアノの鍵盤機 構をシミュレートして設計されていま
す。ピアノの場合でも機構音は実際に出 ているものです。
動作確認されていない USB フラッシュ メモリーです。
USB フラッシュメモリーの動作が不安 定になっています。
使用中に熱を発生することがあります。 異常ではありません。
異常ではありません。
動作確認されている USB フラッシュメ モリー以外は動作しない可能性があり
ます。動作確認済みの USB フラッシュ メモリーをご使用ください(23ページ)。
USB フラッシュメモリーをいったん外 してから、接続し直してください。
F11/F01 取扱説明書
57
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ピアノリスニングソング (Classic&Jazz) 50 曲一覧

[PRESET 1](Classic)
シーン No. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13
ピアノリスニングソング(Classic&Jazz) 50曲一覧
ソング
No.
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
シーンタイトル
喜び
優雅
ソング名 ( 作曲者 )
ソナタ K.380, L.23 (D. スカルラッティ ) 1 1
ゴルトベルク変奏曲 アリア BWV.988 (J. S. バッハ ) 1 1 2
ピアノ ソナタ 第 5 番 第 1 楽章 K.283 (W. A. モーツァルト ) 2 1 3
ピアノ ソナタ 第 12 番 第 1 楽章 K.332 (W. A. モーツァルト ) 1 3 2 4
ピアノ ソナタ 第 14 番 「月光」第1楽章 op.27-2(L. v. ベートーヴェン )
春の歌 op.62-6 (F. メンデルスゾーン ) 3 1 6
練習曲 「別れの曲」op.10-3 (F. F. ショパン ) 4 2 1 1
練習曲 「エオリアン ハープ」op.25-1(F. F. ショパン ) 5 3 2 2
ワルツ 第 7 番 op.64-2 (F. F. ショパン ) 3 3
ワルツ 第 10番 op.69-2 (F. F. ショパン ) 4 4
夜想曲 第 1 番 op.9-1 (F. F. ショパン ) 5 3 5
夜想曲 第 2 番 op.9-2 (F. F. ショパン ) 6 2 2 4 6
子供の情景 トロイメライ op.15-7 (R. シューマン ) 7 3 2 1 7
コンソレーション 第 3 番 (F. リスト ) 4 5 1
ヘ調のメロディ op.3-1 (A. ルビンシュテイン ) 8 3 2
ユモレスク op.101-7 (A. ドヴォルジャーク ) 9 4 2 3
抒情小品集 第 1 集 アリエッタ op.12-1 (E. H. グリーグ ) 10 5 3 3 4
無言歌 op.17-3 (G. フォーレ ) 5 1
愛のあいさつ op.12 (E. エルガー ) 11 4 4 6 5
森のスケッチ 野ばらに寄す op.51-1 (E. A. マクダウェル ) 6 4 4 6
スペイン タンゴ op.165-2 (I. アルベニス ) 12 5 7 7
亜麻色の髪の乙女 (C. A. ドビュッシー ) 13 7 5 2
アラベスク 第 1 番 (C. A. ドビュッシー ) 14 8 3
月の光 (C. A. ドビュッシー ) 15 8 4
夢想 (C. A. ドビュッシー ) 9 6 5
ジムノペディ 第 1 番 (E. サティ ) 10 7 6
ジュ トゥ ヴ (E. サティ ) 16 6 9 7
亡き王女のためのパヴァーヌ (M. ラヴェル ) 17 11 6 8
クープランの墓 メヌエット (M. ラヴェル ) 18 12 9
ボロディン風に (M. ラヴェル ) 10 10
目覚め
ホームパーティ
215
くつろぎ
おやすみ
哀しみ
ロマンス
メルヘン
ロマン派前期 ( ショパン )
バロック古典ロマン派前期
ロマン派後期
フランス近代
・ シーンタイトルの下の数字は、各シーンでの曲順を示します。 ・ 内蔵曲は、曲の長さやイメージが原曲と異なる場合があります。
F11/F01 取扱説明書
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[PRESET 2](Jazz 曲 )
シーン No. 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23
ソング
No.
1 Alfie (B. Bacharach) * 1 1 1
2 Besame Mucho (C. Velazquez) * 1 1 1
3 Bewitched (R. Rodgers) 2 1 2 2
4 Emily (J. Mandel) * 2 1 3 1 2
5 Hey Jude (J. Lennon & P. McCartney) * 3 2 3
6 How Deep Is the Ocean (I. Berlin) * 2 2
7
8
9 It Might As Well Be Spring (R. Rodgers) * 4 4 4 5 3
10 It Never Entered My Mind (R. Rodgers) 5 2 4
11 Mona Lisa (J. Livingston & R. Evans) * 5 5 6 1 3 5 4 3
12 My Funny Valentine (R. Rodgers) * 2 4
13 Never Let Me Go (J. Livingston & R. Evans) * 3 6 5
14 Norwegian Wood (J. Lennon & P. McCartney) * 6 6 7 5
15 On Green Dolphin Street (N. Washington & B. Kaper) * 7 5 6
16 Over the Rainbow (H. Arlen) * 8 4 4 8 6
17 Smoke Gets in Your Eyes (J. Kern) * 9 7 5 5 9
18 Stella by Starlight (V. Young) * 10 6 8 6 7
19 The Nearness of You (H. Carmichael) * 11 9 7 6 10 6
20 You Are Too Beautiful (R. Rodgers) 7 10 7 7
ソング名 ( 作曲者 )
IDidn't Know What Time It Was (R. Rodgers) *
If I Should Lose You (L. Robin & R. Rainger)
シーンタイトル
デイタイム
イブニング
エレガント
ホームパーティ
33 3
ナイトタイム
アフターヌーン
44
バラード
アップビート
ロマンス
イノセント
ピアノリスニングソング(Classic&Jazz) 50曲一覧
*演奏:福田重男
・ シーンタイトルの下の数字は、各シーンでの曲順を示します。 ・ 内蔵曲は、曲の長さやイメージが原曲と異なる場合があります。
F11/F01 取扱説明書
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音色一覧

音色一覧
G. PIANO 1
( グランドピアノ 1)
VARIATION
(バリエーション )
G. PIANO 2
( グランドピアノ 2)
VARIATION
(バリエーション )
E.PIANO 1
(エレクトリックピアノ 1)
VARIATION
(バリエーション )
E.PIANO 2
(エレクトリックピアノ 2)
VARIATION
(バリエーション )
HARPSI.
( ハープシコード )
VARIATION
(バリエーション )
ORGAN 1
( オルガン 1)
VARIATION
(バリエーション )
ステレオ
サンプリング
○○○○フルコンサートグランドピアノからサンプリング
○○○○暖かみのあるメローなピアノの音です。クラシッ
○○――明るい響きを持った広がりのあるクリアなピアノ
○○――広がりのある明るいピアノの音です。ポピュラー、
―○○―FM シンセサイザーによる電子ピアノの音です。
―○――ポピュラー音楽でよく耳にするシンセサイザーに
―○○―金属片をハンマーでたたいて発音させる電気ピア
―○○―異なるタイプの電気ピアノの音です。ロック、ポ
○――○バロック音楽でよく使われる楽器の音です。タッ
○――○オクターブ上の音がミックスされたハープシコー
○―――
○―――バッハの「トッカータとフーガ」で有名なパイプ
タッチ による
音の強弱
ダイナミック サンプリング
(※1)
キーオフ
サンプリング
(※2)
しました。多段階のダイナミックサンプリング ( ※
1)、ダンパーペダル使用時の音色変化、鍵盤を離 したときの微妙な発音まで、アコースティックピ
アノに極限まで近づけたぜいたくな音作りです。 クラシックはもちろん、どんなジャンルのピアノ
曲にも合います。
ク音楽に最適です。
の音です。ポピュラー音楽に最適です。
ロックなどの音楽に最適です。
タッチの強弱に応じて音色の変化も楽しめます。 ポピュラー音楽に最適です。
よる電子ピアノの音です。ピアノとのデュアルで も楽しめます。
ノの音です。弱く弾いたときは柔らかく、強く弾 くと芯のある音がします。
ピュラー音楽によく使われています。
チによって音量は変わらず、鍵盤を離したときに は独特の発音があります。
ドの音です。より華やかさが感じられます。 パイプオルガンのプリンシパル系 ( 金管楽器系 ) の混 合音栓の音 ( 8フィート+4フィート+2フィート )
です。バロック時代の教会音楽の演奏に適していま す。
オルガンのフルカプラーの音です。
音色のご紹介
F11/F01 取扱説明書
60
Page 61
ORGAN 2
( オルガン 2)
VARIATION
(バリエーション )
STRINGS
( ストリングス )
VARIATION
(バリエーション )
VIB./GTR.
(ビブラフォン / ギター )
VARIATION
(バリエーション )
BASS
( ベース )
VARIATION
(バリエーション )
ステレオ
サンプリング
――――歯車回転式電気オルガンの音です。ジャズ、ロッ
――――エフェクトである回転スピーカー効果のスピード
○○――ステレオサンプリングでリアルな響きがする大編
○○――立ち上がりの緩やかな広がりある弦楽アンサンブ
○○○―比較的柔らかなマレットでたたいたビブラフォン
―○――暖かみのあるナチュラルなナイロンギターの音で
―○――アップライトベースを指で弾く奏法の音です。
―○――エレクトリックベースの音です。ジャズ、ロック、
タッチ による
音の強弱
ダイナミック サンプリング
(※1)
キーオフ
サンプリング
(※2)
クなどの音楽で良く用いられます。
が異なり、バリエーションの方が速い効果の音で す。また、押鍵中にバリエーション切り替えする
と徐々にスピードが変化するしくみになっていま す。
成弦楽アンサンブルの音です。ピアノとのデュア ルでも楽しめます。
ルの音です。ピアノや電子ピアノとのデュアルに 向いています。
の音です。強く弾くほど金属的な音になります。
す。静かな曲で雰囲気を楽しんでください。
ジャズやラテン音楽などによく用いられます。
ポピュラーなどの音楽によく用いられます。
音色のご紹介

音色デモ曲一覧

※1 ダイナミックサンプリングとは・・・ 鍵盤を弾く強さに応じて複数の波形をサンプリングしたものです。より生楽器らしいダイナミックな表現を実現します。
※2キーオフサンプリングとは・・・ 鍵盤を離したときの微妙な発音をサンプリングしたものです。
音色デモ曲一覧
音色 曲名 作曲者
G. PIANO 1( グランドピアノ 1) 森の情景 ピアノ のための9 つの小品よ
り 「森の入り口」
HARPSI( ハープシコード ) ガボット バッハ
上記デモ曲は、原曲から編曲 / 抜粋されています。 上記以外の曲は、オリジナル曲です ( 2005 Yamaha Corporation)。
シューマン
F11/F01 取扱説明書
61
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初期設定一覧

初期設定 (= 初めて電源を入れたときの設定 ) を一覧にしました。
項目 初期設定値
自動演奏鍵盤の対象パート ( チャンネル ) 設定 自動で判別する
初期設定一覧
オートソングリボイス オン
音色選択 G. PIANO
バリエーション オフ
デュアル機能 オフ
スプリット機能 オフ
スプリット左側音色 BASS
リバーブの種類 音色ごと
リバーブの深さ 音色ごと
タッチ感 ミディアム
メトロノーム オフ
メトロノームの音量 (F11) 7
メトロノームの拍子 0( 無拍子 )
テンポ 120
トランスポーズ 0
音の高さ ( チューニング ) 440.0Hz
デュアル音量バランス 音色の組み合わせごと
グランド ピアノ
1
ベース
(F01) 5
デュアルオクターブシフトの設定 音色の組み合わせごと
デュアルリバーブの深さ 音色の組み合わせごと
#
スプリットポイント F
スプリット音量バランス 音色の組み合わせごと
スプリットオクターブシフトの設定 音色の組み合わせごと
スプリットリバーブの深さ 音色の組み合わせごと
スプリットダンパーペダルの有効域 右側音色
MIDI ミディ 送信チャンネル 1
MIDI ミディ 受信チャンネル ALL
ローカルコントロール オン
プログラムチェンジ送受信 オン
コントロールチェンジ送受信 オン
2
オール
F11/F01 取扱説明書
62
Page 63

メッセージ一覧 (F11)

メッセージ *
001USB フラッシュメモリー、またはメディアにアクセスできません。
・USB フラッシュメモリー、またはメディアが接続されていません。
→USB フラッシュメモリー、またはメディアを接続してください。
・ メディアがフォーマットされていません。
→ お使いのコンピューターで必要なデータが入っていないのを確認してからフォーマットしてく
ださい。
・ 上記以外でこのエラーメッセージが繰り返し表示される場合は、
→  別の USB フラッシュメモリー、またはメディアをお使いください。
002ソング ( 曲データ ) を正常に読み取れません。
004ソング ( 曲データ ) が大きすぎて読み込めません。
プロテクトのかかったソング ( 曲データ ) が読み取れません。
005USB フラッシュメモリー、またはメディアがフォーマットされていません。
→ お使いのコンピューターで必要なデータが入っていないのを確認してからフォーマットしてく
ださい。
006プロテクトのかかったソング ( 曲データ ) が読み取れません。
007ソング ( 曲データ ) がありません。
ファイルがありません。
008USB フラッシュメモリー、またはメディアにアクセスできません。
・USB フラッシュメモリー、またはメディアが接続されていません。
→USB フラッシュメモリー、またはメディアを接続してください。
・ メディアがフォーマットされていません。
→ お使いのコンピューターで必要なデータが入っていないのを確認してからフォーマットしてく
ださい。
010本体内部メモリーに保存できませんでした。
011USB フラッシュメモリーのデータをリストア ( 復帰 ) できませんでした。
→[PLAY/STOP] ボタンを押して、再起動してください。
020このUSB フラッシュメモリーは、この楽器で使えません。
→ 動作確認済の USB フラッシュメモリーをお使いください。
022接続できる USB フラッシュメモリー、またはハブの数が制限を越えました。
→「USB 記憶装置の取り扱いについて」をお読みください。
023USB フラッシュメモリー、またはメディアの接続に失敗しました。
051自動演奏鍵盤ユニットに問題があります。[MOVING KEY] ステータスランプが赤く点灯します。
→ お買い上げ店、またはお近くのヤマハ電気音響製品サービス拠点にご連絡ください。
052自動演奏鍵盤ユニットの温度が上がっています。[MOVING KEY] ステータスランプが赤く点滅します。
→ 自動復帰します。
---処理中です。
CL 1 音色の設定を初期設定 ( 電源を入れたときの設定 ) に戻しています。
CL 2 インターネット設定を初期設定に戻しています。
CL 3 初期設定に戻しています。
E5 0
En d 処理が終わりました。
自動演奏鍵盤ユニットの電源に異常が発生しました。 [MOVING KEY] ステータスランプが赤く点灯します。
→ 楽器の電源を切り、プラグを抜いてください。ただし、[USB] アクセスランプが赤く点滅して
いる場合は、アクセスランプが消えてから電源を切ってください。お買い上げ店、またはお近 くのヤマハ電気音響製品サービス拠点にご連絡ください。
メッセージ内容
メッセージ一覧(F11)
F11/F01 取扱説明書
63
Page 64
メッセージ *
FCL処理中に電源を切ったので、本体内部メモリーが初期化されました。内部メモリーに保存したデータ、
F
ULファイルやフォルダーの数が制限を越えました。
n
Pr o メディアにライトプロテクトがかかっています。
* メッセージが 3 桁の数字 (001 〜 052) の場合、メッセージは「Err」と交互に表示されます。 * 処理中を表すメッセージ (---) は、「- 」→「-- 」→「---」→「- 」・・・と表示されます。

メッセージ一覧(F01)

メッセージ内容
音色の設定、および録音した演奏データが消去されています。
「FCL」が表示されている ときに電源を切らない でください。「FCL」が表示されているときに電源を切る
と、楽器の動作が不安定になるおそれがあります。
本体内部メモリーに残容量がありません。
メディアのメモリーに残容量がありません。
y ファイルを上書きしますか ?
メッセージ一覧 (F01)
メッセージ
CL r 楽器を基本設定 ( 初めて電源を入れたときの設定 ) に戻しています。
con楽器をコンピューターと接続してミュージックソフトダウンローダーを使用しているときに表示され
ます。このメッセージが表示されているときは、楽器の操作ができません。
E0 1→USB フラッシュメモリー、またはメディアにアクセスできません。
別の USB フラッシュメモリー、またはメディアをお使いください。
E0 2 ソング ( 曲データ ) を正常に読み取れません。
En d 処理が終わりました。
Er r 楽器をコ ンピュータ ーと接続し てミュージ ックソフト ダウンロー ダーを使用 していると きに、MIDI/
USB ケーブルを抜くと表示されます。
FCL処理中に電源を切ったの で、本体内部のメモリーが初期化されま した。内部メモリーに保存したデー
タ、および録音した演奏データが消去されています。
「FCL」が表示されている ときに電源を切らない でください。「FCL」が表示されているときに電源を切る
と、楽器の動作が不安定になるおそれがあります。
F
ULファイルやフォルダーの数が制限を越えました。
本体内部メモリーに残容量がありません。
メディアのメモリーに残容量がありません。
Lodプロテクトがかかった曲をロードしています。
ny操作を実行しますか?
n
Pr o メディアにプロテクトがかかっています。
y ファイルを上書きしますか ?
メッセージ内容
F11/F01 取扱説明書
64
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各音色のプログラムチェンジナンバー

プログラムチェンジを 0 〜 127 で設定する場合は、下記一覧のプログラムチェンジナンバーから 1 を引いた 数で指定します。 たとえば、プログラムチェンジナンバー 1 のプログラムを指定する場合は、プログラムチェンジ =0 になり ます。
音色名 MSB LSB P.C.# (1 〜 128)
G. PIANO 1 0 122 1
VARIATION 0 123 1
G. PIANO 2 0 112 1
VARIATION 0 112 2
E.PIANO 1 0 122 6
VARIATION 0 122 89
E.PIANO 2 0 122 5
VARIATION 0 123 5
HARPSI. 0 122 7
VARIATION 0 123 7
P.C.#=Program Change number
音色名 MSB LSB P.C.# (1 〜 128)
ORGAN 1 0 123 20
VARIATION 0 122 20
ORGAN 2 0 122 17
VARIATION 0 123 17
STRINGS 0 122 49
VARIATION 0 125 50
VIB./GTR. 0 122 12
VARIATION 0 122 25
BASS 0 122 33
VARIATION 0 122 34

別売品の紹介

専用イス BC-103PE USB-MIDI インターフェース UX16
各音色のプログラムチェンジナンバー
ヘッドフォン HPE-160
IN
USBパソコンと MIDI
ミデ ィ
機器を簡単に接続できるUSB-MIDI
OUT
ミディ
インターフェースです。
フロッピーディスクドライブ UD-FD01
フロッピーディスクを使うと、ディスク内のデータを本 体に読み込むことができます。
F11/F01 取扱説明書
65
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仕様
仕様
モデル名 F11 F01
鍵盤 ナチュラルウッド (NW) 鍵盤 ( 白鍵に木材を使用 )
鍵盤数 88
自動演奏鍵盤 ○− 音源 AWM ダイナミックステレオサンプリング
最大同時発音数 128 64
音色数 10 × 2 バリエーション
ソング再生用:480 XG ボイス、
13 ドラム /SFX キット、GM2、
GS
効果 リバーブ
コントロール
デュアル、スプリット、 メトロノーム、 トランスポーズ、
タッチ ( ハード / ミディアム / ソフト / フィックスト )、チューニング
レコーダー 録音 / 再生 (1 曲 )(USB 経由保存可 )
ペダル ダンパー ( ハーフペダル対応 )、ソステヌート、ソフト
デモ
ピアノ リスニング ソング (Classic&Jazz) 50 曲 ( プリセットソング )、
音色デモ曲
インターネットダイレクト接続 [LAN] 端子使用、
無線 LAN イーサネットコンバー
ター ([LAN] 端子使用 )、
USB-LAN アダプター
(USB[TO DEVICE] 端子使用 )
記憶媒体 デバイス
フラッシュメモリー ( 内蔵 )
約2MB 約512KB
USB フラッシュメモリー 接続可 (USB [TO DEVICE] 端子使用 )
フロッピーディスク (2HD, 2DD)
USB タイプフロッピーディスクドライブ接続可
(USB [TO DEVICE] 端子使用 )
ハードディスク USB タイプハードディスク接続可
(USB [TO DEVICE] 端子使用 )
付属端子
メモリーカード ( スマートメディアなど )
フォーンズ
[PHONES]
USB タイプメモリーカードリーダー接続可
([USB TO DEVICE] 端子使用 )
ミディ
エーユーエックスアウト
アウト
[IN]イン[OUT]
[L/L+R] [R] 端子、AUX IN
ユーエスビー
端子、USB
端子× 2、AUX OUT
MIDI
[LAN] 端子
メインアンプ 40W × 2 スピーカー 16cm × 2、5cm × 2
定格電源 AC 100V, 50/60Hz
消費電力 117W 55W
寸法[間口×奥行き×高さ] ( 転倒防止金具を含む場合 )
1427mm × 400mm × 995mm
(1427mm × 480mm × 995mm)
装備 キーカバー、譜面立て
質量 90kg 76kg
付属品 保証書、取扱説明書 ( 本書 )、
クイックオペレーションガイド ( 別冊 )、電源コード
2P-3P 変換器
・ 仕様および外観は改良のため予告無く変更することがあります。
10 × 2 バリエーション
エーユーエックスイン
トゥーデバイス
[TO DEVICE]
[L/L+R] [R] 端子、
端子
F11/F01 取扱説明書
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組み立て

1
2
イラストは、F11 を使用しています。
・ 部品をまちがえたり、向 きをまちがえないよ うに注意
して、手順どおりに組み立ててください。
・ 組み立ては、必ず 2 人以上で行なってください。 ・ ネジは付属の指定サイ ズ以外のものは使用し ないでく
ださい。サイズの違うネジを使用すると、製品の破損 や故障の原因になることがあります。
・ ネジは各ユニット固 定後、ゆるみがないよう きつく締
め直してください。
・ 解体するときは、組み立 てと逆の手順で行っ てくださ
い。
プラス ( + ) のドライバーを用意してください。
下記の部品を取り出します。
ネジセット
長いネジ(6×45mm):4本 1
背板の準備
お買い上げ時、背板は輸送用の固定パッドにネジ留 めされています。背板を固定パッドから外してから、
組み立てを始めてください。
背板の外し方
背板の下に、背板の梱包箱に入っている段ボールのパッ ドを 2 枚重ねて敷いてから、図の位置のネジを外す。
背板(中)
固定パッド
段ボールのパッド (2枚重ねる)
背板 (左)、(右)
組み立て
短いネジ(6×14mm):12本 2
背板(左) 背板(右)
転倒防止金具:2個
背板(中)
本体
電源コード
背板 ( 中 ) を取り付けます。
背板 ( 中 ) のねじ穴のない面を鍵盤側に向け、図のように 突起を本体上面の穴に差し込む。
背板 ( 中 ) が本体に差し込まれた状態で、前後から力を かけないでください。背板 ( 中 ) に付いている突起が折 れて背板 ( 中 ) が落下し、破損するおそれがあります。
背板 ( 左 )、( 右 ) を取り付けます。
背板 ( 中 ) の裏面両端に短いネジ
1
(6 × 14mm ) 22 本ずつを、ネ ジがネジ穴から 10 ミリほど突き 出るように軽く締める。このと き、ネジが簡単に外れないよう に注意する。
10mm
梱包パッドに収納されています。
2
1
で軽く締めたネジが緩んでいな いのを確認してから、背板 ( 左 ) の 取っ手を背面側に向け、背板 ( 左 ) の金具を図②のように溝に合わせてネジに差し込む。この とき、金具で背板 ( 中 ) を傷つけないように注意する。
③背板 ( 左 ) の取っ手の下にある穴を、 長いネジ (6 ×
45mm ) 12 本で軽く締める。
F11/F01 取扱説明書
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④本体下側の金具と背板 ( 左 ) を短いネジ (6 × 14mm )
2 本で軽く締める。
2
2
3
(F11) (F01)
組み立て
4
⑤背板 ( 右 ) も同様に取り付ける。
背板を固定します。
3
背板 ( 中 ) と背板 ( 左 )、(右)の上面に段差ができないよ うに、また前面にすき間ができないように注意して、図 の順でネジをきつく締める。
11
22
3
転倒防止金具を固定します。
4
本体裏板の側面にある 金具の穴と転倒防止金 具の上から 2、4 番めの 穴を、図のように短いネ ジ(6×14mm ) 22本で 固定する。
金具が背板(左)よりも 背面側に来るようにする。
段差ができない ようにする。
すき間ができない ようにする。
3
■ 組み立て後、必ず以下の点をチェックしてください。
・部品が余っていませんか?
→組み立て手順を再確認してください。
・部屋のドアなどがこの楽器にあたりませんか?
→この楽器を移動してください。
・この楽器がぐらぐらしませんか?
→ネジを確実に締めてください。 →転倒防止金具を確実に取り付けてください。
・電源コードのプラグが、確実に本体に差し込まれて
いますか?
→確認してください。
・使用中に本体がきしむ、横ゆれする、ぐらぐらする
などの症状がでたら、組み立て図に従って各部のネ ジを締め直してください。
組み立て後、本体を移動するときは、必ず背面の取っ 手と底面を持ってください。
キーカバーを持たないでください。本体が破損した り、お客様がけがをしたりする原因になります。
電源コードを接続します。
5
本体背面にある[AC INLET] グを差し込む。
F11/F01 取扱説明書
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キーカバー
エー シー イン レッ ト
端子に、電源コードのプラ
ここを持ってください。
ここを持たないでください。
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索引
数字・ABC 順
Numerics
2P-3P 変換器 (F11) ...........................................................................7, 14
2 音色の音量バランス(スプリット).................................................... 31
2 音色の音量バランス ( デュアル ) ........................................................29
A
ALL( ディスプレイ表示 ) ................................................................. 17, 20
AWM ダイナミックステレオサンプリング .............................................8
B
BGM オフモード ................................................................................... 12
BGM モード .......................................................................................... 12
I
[INTERNET](F11) ............................................................................ 12, 25
M
MIDI ....................................................................................................... 50
MIDI の受信チャンネル設定 .................................................................. 51
MIDI の送信チャンネル .........................................................................50
Muma .................................................................................................... 22
P
[PRESET 1] .....................................................................................12, 17
[PRESET 2] .....................................................................................12, 17
R
rnd( ディスプレイ表示 ) ..................................................................17, 20
S
SMF フォーマット ................................................................................ 21
Sxx( ディスプレイ表示 ) ....................................................................... 17
U
[USB] ............................................................................................... 12, 20
USB 記憶装置 ........................................................................................ 23
Uxx( ディスプレイ表示 ) ....................................................................... 20
あいうえお順
インターネット設定 (F11) .................................................................... 42
インターネットダイレクト接続機能 (F11) .......................................8, 39
オクターブシフト ( デュアル ) ..............................................................29
オクターブシフト(スプリット).......................................................... 31
音色一覧 ................................................................................................ 60
音色デモ曲 ............................................................................................ 27
音色デモ曲一覧 ..................................................................................... 61
音色の設定(F11)................................................................................. 30
音量 ( ボリューム ) ................................................................................16
キーカバー ............................................................................................ 13
クイックオペレーションガイド .............................................................. 6
組み立て ................................................................................................ 67
コントロールチェンジ .......................................................................... 51
シーン ................................................................................................... 18
自動演奏鍵盤 (F11) ..................................................................... 8, 12, 19
仕様 ....................................................................................................... 66
初期設定 .......................................................................................... 19, 20
初期設定一覧 ......................................................................................... 62
ストリーミング (F11) ..................................................................... 25, 39
スプリット ............................................................................................ 30
スプリットポイント .............................................................................. 30
ソングオートリボイス (F11) ................................................................. 26
第2音色のリバーブの深さ(F11)....................................................... 29
タッチ ................................................................................................... 34
ダンパーペダルの有効域(スプリット)............................................... 31
チャンネル ( インターネット )(F11) ..................................................... 25
チューニング ......................................................................................... 34
ディスプレイ ......................................................................................... 11
データのバックアップ (F01) ................................................................. 55
データのバックアップ (F11) ................................................................. 52
データフォーマット .............................................................................. 21
データリスト ........................................................................................... 6
デュアル ................................................................................................ 29
電源 ....................................................................................................... 15
電波強度 (F11) ...................................................................................... 43
テンポ ................................................................................................... 32
トランスポーズ ..................................................................................... 33
ナチュラルウッド (NW) 鍵盤 .................................................................. 8
バージョン (F11) ................................................................................... 16
パート (F01) .......................................................................................... 22
パート ( 自動演奏鍵盤 )(F11) ................................................................ 19
バリエーション ..................................................................................... 28
索引
F11/F01 取扱説明書
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索引
ピアノ リスニング ソング (Classic&Jazz) 50 曲 ...................................17
ピアノリスニングソング (Classic&Jazz) 50 曲一覧 ............................. 58
左側音色のリバーブの深さ(F11)........................................................ 31
拍子 ....................................................................................................... 32
付属品 ...................................................................................................... 7
譜面立て ................................................................................................ 14
プログラムチェンジ .............................................................................. 51
プログラムチェンジナンバー ................................................................ 65
フロッピーディスク .............................................................................. 24
フロッピーディスクドライブ ................................................................ 24
ペダル .................................................................................................... 28
ヘッドフォン ......................................................................................... 16
ミュージックソフトダウンローダー ..................................................... 55
メッセージ一覧 ..................................................................................... 63
メトロノーム ......................................................................................... 32
メトロノームの音量 .............................................................................. 32
メモリー領域 ......................................................................................... 38
モード .................................................................................................... 29
文字種 .................................................................................................... 20
ランダム再生 ......................................................................................... 17
リストア (F01) ...................................................................................... 56
リストア (F11) ...................................................................................... 54
リバーブ ................................................................................................ 33
ローカルコントロール .......................................................................... 51
録音 ....................................................................................................... 35
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下記は、この楽器に入っているピアノ リスニング ソング (Classic&Jazz) 50 曲のうちの 17 曲の題名、作者名、著作権情報です。
Alfie
Theme from the Paramount Picture ALFIE Words by Hal David Music by Burt Bacharach Copyright
©
1966 (Renewed 1994) by Famous Music LLC
International Copyright Secured All Rights Reserved
B_same Mucho (Kiss Me Much)
Music and Spanish Words by Consuelo Velazquez English Words by Sunny Skylar Copyright
©
1941, 1943 by Promotora Hispano Americana de Musica, S.A. Copyrights Renewed All Rights Administered by Peer International Corporation International Copyright Secured All Rights Reserved
Bewitched
from PAL JOEY Words by Lorenz Hart Music by Richard Rodgers Copyright
©
1941 (Renewed) by Chappell & Co. Rights for the Extended Renewal Term in the U.S. Controlled by Will­iamson Music and WB Music Corp. o/b/o The Estate Of Lorenz Hart International Copyright Secured All Rights Reserved
Hey Jude
Words and Music by John Lennon and Paul McCartney Copyright
©
1968 Sony/ATV Songs LLC Copyright Renewed All Rights Administered by Sony/ATV Music Publishing, 8 Music Square West, Nashville, TN 37203 International Copyright Secured All Rights Reserved
©
Copyright
1940 (Renewed) by Chappell & Co. Rights for the Extended Renewal Term in the U.S. Controlled by Will­iamson Music and WB Music Corp. o/b/o The Estate Of Lorenz Hart International Copyright Secured All Rights Reserved
Mona Lisa
from the Paramount Picture CAPTAIN CAREY, U.S.A. Words and Music by Jay Livingston and Ray Evans Copyright
©
1949 (Renewed 1976) by Famous Music LLC International Copyright Secured All Rights Reserved
My Funny Valentine
from BABES IN ARMS Words by Lorenz Hart Music by Richard Rodgers Copyright© 1937 (Renewed) by Chappell & Co. Rights for the Extended Renewal Term in the U.S. Controlled by Will­iamson Music and WB Music Corp. o/b/o The Estate Of Lorenz Hart International Copyright Secured All Rights Reserved
The Nearness Of You
from the Paramount Picture ROMANCE IN THE DARK Words by Ned Washington Music by Hoagy Carmichael Copyright© 1937, 1940 (Renewed 1964, 1967) by Famous Music LLC International Copyright Secured All Rights Reserved
Never Let Me Go
from the Paramount Picture THE SCARLET HOUR Words and Music by Jay Livingston and Ray Evans Copyright© 1956 (Renewed 1984) by Famous Music LLC International Copyright Secured All Rights Reserved
How Deep Is The Ocean (How High Is The Sky)
Words and Music by Irving Berlin Copyright
©
1932 by Irving Berlin Copyright Renewed International Copyright Secured All Rights Reserved
I Didn’t Know What Time It Was
from TOO MANY GIRLS Words by Lorenz Hart Music by Richard Rodgers Copyright
©
1939 (Renewed) by Chappell & Co. Rights for the Extended Renewal Term in the U.S. Controlled by Will­iamson Music and WB Music Corp. o/b/o The Estate Of Lorenz Hart International Copyright Secured All Rights Reserved
If I Should Lose You
from the Paramount Picture ROSE OF THE RANCHO Words and Music by Leo Robin and Ralph Rainger Copyright
©
1935 (Renewed 1962) by Famous Music LLC International Copyright Secured All Rights Reserved
It Might As Well Be Spring
from STATE FAIR Lyrics by Oscar Hammerstein II Music by Richard Rodgers Copyright
©
1945 by WILLIAMSON MUSIC Copyright Renewed International Copyright Secured All Rights Reserved
It Never Entered My Mind
from HIGHER AND HIGHER Words by Lorenz Hart Music by Richard Rodgers
Norwegian Wood (This Bird Has Flown)
Words and Music by John Lennon and Paul McCartney Copyright© 1965 Sony/ATV Songs LLC Copyright Renewed All Rights Administered by Sony/ATV Music Publishing, 8 Music Square West, Nashville, TN 37203 International Copyright Secured All Rights Reserved
Smoke Gets In Your Eyes
from ROBERTA Words by Otto Harbach Music by Jerome Kern Copyright© 1933 UNIVERSAL - POLYGRAM INTERNATIONAL PUBLISHING, INC. Copyright Renewed All Rights Reserved Used by Permission
Stella By Starlight
from the Paramount Picture THE UNINVITED Words by Ned Washington Music by Victor Young Copyright
©
1946 (Renewed 1973, 1974) by Famous Music LLC
International Copyright Secured All Rights Reserved
You Are Too Beautiful
from HALLELUJAH, I’M A BUM Words by Lorenz Hart Music by Richard Rodgers Copyright© 1932 (Renewed) by Chappell & Co. Rights for the Extended Renewal Term in the U.S. Controlled by Will­iamson Music and WB Music Corp. o/b/o The Estate Of Lorenz Hart International Copyright Secured All Rights Reserved
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下記は、この楽器に入っているピアノリスニングソング(Classic&Jazz) 50曲のうちの 3 曲の題名、作者名、著作権情報です。
Composition Title : ON GREEN DOLPHIN STREET Composer’s Name : Bronislaw Kaper0372642 Owner’s Name : EMI MUSIC PUBLISHING LTD
Composition Title : EMILY Composer’s Name : Johnny Mandel0258202 Owner’s Name : EMI MUSIC PUBLISHING LTD
Composition Title : OVER THE RAINBOW Composer’s Name : Harold Arlen0286708 Owner’s Name : EMI MUSIC PUBLISHING LTD
All Rights Reserved, Unauthorized copying, public performance and broadcasting are strictly prohibited.
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MEMO
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MEMO
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保証とアフターサービス
サービスのご依頼、お問い合わせは、お買い上げ店、またはお近くのヤマハ電気音響製品サービス拠点にご連絡ください。
●保証書
本機には保証書がついています。 保証書は販売店がお渡ししますので、必ず「販売店印・
お買い上げ日」などの記入をお確かめのうえ、大切に保 管してください。
●保証期間
お買い上げ日から 1 年間です。
●保証期間中の修理
保証書記載内容に基づいて修理いたします。詳しくは保 証書をご覧ください。
●保証期間経過後の修理
修理すれば使用できる場合は、ご希望により有料にて修 理させていただきます。
下記の部品については、使用時間により劣化しやすいた め、消耗に応じて部品の交換が必要となります。消耗部
品の交換は、お 買い 上げ 店ま たは ヤマ ハ電 気音 響製 品 サービス拠点へご相談ください。
消耗部品の例
ボリュームコントロール、スイッチ、ランプ、リレー 類、接続端子、鍵盤機構部品、鍵盤接点、フロッピー
ディスクドライブなど
■ ヤマハ電気音響製品サービス拠点 (修理受付および修理品お持込み窓口)
◆修理のご依頼 / 修理についてのご相談窓口
ヤマハ電気音響製品修理受付センター
受付時間 月曜日〜金曜日 9:00 〜 19:00、
土曜日 9:00 〜 17:30
(祝祭日および弊社休業日を除く)
ナビダイヤル
※ 一般電話・公衆電話からは、市内通話料金でご利用い
ただけます。
FAX (053)463-1127
◆修理品お持込み窓口
受付時間 月曜日〜金曜日 9:00 〜 17:45
* お電話は、電気音響製 品修理受付センター でお受けし
ます。
北海道サービスステーション
〒064-8543 札幌市中央区南 10 条西 1 丁目 1-50 ヤマハセンター内
FAX (011)512-6109
(全国共通番号) 0570-012-808
(祝祭日および弊社休業日を除く)
●補修用性能部品の最低保有期間
製品の機能を維持するために必要な部品の最低保有期間 は、製造打切後 8 年です。
●修理のご依頼
まず本書の「困ったときは」をよくお読みのうえ、もう 一度お調べください。
それでも異常があるときは、お買い上げの販売店、また は最寄りのヤマハ電気音響製品サービス拠点へ修理をお
申し付けください。
●製品の状態は詳しく
修理をご依頼いただくときは、製品名、モデル名などと あわせて、故障の状態をできるだけ詳しくお知らせくだ
さい。
首都圏サービスセンター
〒143-0006 東京都大田区平和島 2 丁目 1-1
京浜トラックターミナル内 14 号棟 A-5F FAX (03)5762-2125
浜松サービスステーション
〒435-0016
浜松市東区和田町 200 ヤマハ ( 株 ) 和田工場内
FAX (053)462-9244
名古屋サービスセンター
〒454-0058 名古屋市中川区玉川町2丁目1-2 ヤマハ(株 )名古屋倉庫3F
FAX (052)652-0043
大阪サービスセンター
〒564-0052 吹田市広芝町 10-28 オーク江坂ビルディング 2F
FAX (06)6330-5535
九州サービスステーション
〒812-8508 福岡市博多区博多駅前 2 丁目 11-4
FAX (092)472-2137
* 名称、住所、電話番号などは変更になる場合があります。
F11/F01 取扱説明書
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国内営業本部HK営業部企画推進室
〒108-8568東京都港区高輪2-17-11
TEL03-5488-6795
PA・DMI事業部 EKBマーケティング部CL・PKグループ
〒430-8650静岡県浜松市中区中沢町10-1
TEL053-460-3275
クラビノーバ・ポータブル楽器インフォメーションセンター
受付日:月曜日〜土曜日(祝日およびセンターの休業日を除く) 受付時間:10:00〜18:00(土曜日は10:00〜17:00)
フリー ダイヤ ル
0120-834-808
サポート: http: //www.yamaha.co.jp/support/
電子ピアノ/キーボードのホームページ
http://www.yamaha.co.jp/product/epiano-keyboard/
ヤマハマニュアルライブラリー
http://www.yamaha.co.jp/manual/japan/
あなたの音楽生活をフルサポート ミュージックイークラブ
http://www.music-eclub.com/
お客様サポート&サービス
http://www.yamaha.co.jp/support/
●名称、住所、電話番号、URLなどは変更になる場合があります。
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