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仕様 60ページ
ドラムトリガーモジュール
取扱説明書
DTX-PROXの特長 8ページ
目次 9ページ
JA
Page 2

安全上のご注意
注意喚起を示す記号 禁止を示す記号 行為を指示する記号
「死亡する可能性または重傷を負
う可能性が想定される」内容です。
「傷害を負う可能性が想定され
る」内容です。
「故障、損傷や誤動作、データの損
失の発生が想定される」内容です。
注記警告 注意
ご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」をよくお読みください。
ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、お客様やほかの方々への危害や財産への損害
を未然に防止するためのものです。必ずお守りください。
お子様がご使用になる場合は、保護者の方が以下の内容をお子様にご徹底くださいますようお願いいたします。
お読みになったあとは、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。
■記号表示について
この製品や取扱説明書に表示されている記号には、次のような意味があります。
■「警告」「注意」「注記」について
誤った取り扱いをすると生じることが想定される内容を、危害や損害の大きさと切迫の程度を区分して掲載しています。
禁止
禁止
禁止
ヤマハ製電子楽器以外に使用しない。
電源アダプターは、ヤマハ製電子楽器専用です。他の
用途には、ご使用にならないでください。故障、発
熱、火災などの原因になります。
電源アダプターは、室内専用のため屋外および
水滴のかかる環境では、使用しない。また、水
の入った物、花瓶などを機器の上に置かない。
内部に水などの液体が入ると、感電や火災、または故
障の原因になります。
電源コードをストーブなどの熱器具に近づけた
り、無理に曲げたり、傷つけたりしない。ま
た、電源コードに重いものをのせない。
電源コードが破損し、感電や火災の原因になります。
必ず実行
必ず実行
製品は電源コンセントの近くに設置する。
電源プラグに容易に手が届く位置に設置し、異常を感
じた場合にはすぐに製品の電源スイッチを切り、電源
プラグをコンセントから抜いてください。また、電源
スイッチを切った状態でも微電流が流れています。こ
の製品を長時間使用しないときは、必ず電源プラグを
コンセントから抜いてください。
電源は必ず交流100Vを使用する。
エアコンの電源など交流200Vのものがあります。
誤って接続すると、感電や火災のおそれがあります。
DTX-PROX取扱説明書
2
DMI-7 1/3
Page 3

必ず実行
禁止
禁止
電源アダプターは、必ず指定のもの(60ページ)
を使用する。
異なった電源アダプターを使用すると、故障、発熱、
火災などの原因になります。
電源プラグにほこりが付着している場合は、ほ
こりをきれいに拭き取る。
感電やショートのおそれがあります。
この製品の内部を開けたり、内部の部品を分解
したり改造したりしない。
感電や火災、けが、または故障の原因になります。
本機の上に花瓶や薬品など液体の入ったものを
置かない。また、浴室や雨天時の屋外など湿気
の多いところで使用しない。
内部に水などの液体が入ると、感電や火災、または故
障の原因になります。入った場合は、すぐに電源ス
イッチを切り、電源プラグをコンセントから抜いた上
で、お買い上げの販売店または巻末のヤマハ修理ご相
談センターに点検をご依頼ください。
禁止
禁止
必ず実行
本機の上にろうそくなど火気のあるものを置か
ない。
ろうそくなどが倒れたりして、火災の原因になりま
す。
医療機器の近くなど電波の使用が制限された区
域で使用しない。
心臓ペースメーカーや除細動器の装着部分から
15cm以内で使用しない。
本体が発する電波により、動作に影響を与えるおそれ
があります。
下記のような異常が発生した場合、すぐに電源
スイッチを切り、電源プラグをコンセントから
抜く。
・電源コード/プラグがいたんだ場合
・製品から異常なにおいや煙が出た場合
・製品の内部に異物が入った場合
・使用中に音が出なくなった場合
・製品に亀裂、破損がある場合
そのまま使用を続けると、感電や火災、または故障の
おそれがあります。至急、お買い上げの販売店または
巻末のヤマハ修理ご相談センターに点検や修理をご依
頼ください。
禁止
必ず実行
ぬれた手で電源プラグを抜き差ししない。
感電のおそれがあります。
たこ足配線をしない。
音質が劣化したり、コンセント部が異常発熱して火災
の原因になることがあります。
電源プラグを抜くときは、電源コードを持たず
に、必ず電源プラグを持って引き抜く。
電源コードが破損して、感電や火災の原因になること
があります。
長期間使用しないときや落雷のおそれがあると
きは、必ずコンセントから電源プラグを抜く。
感電や火災、故障の原因になることがあります。
必ず実行
本書の組み立て方の説明をよく読み、手順どお
りに組み立てる。また、定期的にボルトを締め
直す。
楽器が破損したりお客様がけがをしたりする原因にな
ります。
DMI-7 2/3
DTX-PROX取扱説明書
3
Page 4

禁止
不安定な場所に置かない。
本機が転倒して故障したり、お客様やほかの方々がけ
がをしたりする原因になります。
必ず実行
すべての機器の電源を切った上で、ほかの機器
と接続する。また、電源を入れたり切ったりす
る前に、機器のボリュームを最小にする。
感電、聴覚障害または機器の損傷の原因になります。
必ず実行
必ず実行
必ず実行
必ず実行
本機を移動するときは、必ず電源コードなどの
接続ケーブルをすべて外した上で行う。
コードをいためたり、お客様やほかの方々が転倒した
りするおそれがあります。
この製品を電源コンセントの近くに設置する。
電源プラグに容易に手が届く位置に設置し、異常を感
じた場合にはすぐに電源スイッチを切り、電源プラグ
をコンセントから抜いてください。また、電源スイッ
チを切った状態でも微電流が流れています。この製品
を長時間使用しないときは、必ず電源プラグをコンセ
ントから抜いてください。
ラックなどに取り付ける場合は、付属のモ
ジュールホルダーを使用する。また、必ず付属
のモジュールホルダー用蝶ボルトを使用する。
本機が転倒し破損したり、内部の部品を傷つけたりす
る原因になります。
この製品を設置される際、接続ケーブルなどの
引き回しにはじゅうぶん注意する。
足を掛けて転倒するなど、けがの原因となります。
必ず実行
禁止
禁止
禁止
禁止
演奏を始める前に機器のボリュームを最小に
し、演奏しながら徐々にボリュームを上げて、
適切な音量にする。
聴覚障害または機器の損傷の原因になります。
本機のすき間に手や指を入れない。
お客様がけがをするおそれがあります。
パネルのすき間から金属や紙片などの異物を入
れない。
感電、ショート、火災、故障や動作不良の原因になる
ことがあります。
本機の上にのったり重いものをのせたりしな
い。また、ボタンやスイッチ、入出力端子など
に無理な力を加えない。
本機が破損したり、お客様やほかの方々がけがをした
りする原因になります。
小さな部品は、乳幼児の手の届くところに置か
ない。
お子様が誤って飲み込むおそれがあります。
大きな音量で長時間使
用しない。
聴覚障害の原因になりま
禁止
す。特にヘッドホンを使
用する場合はご注意くだ
さい。万一、聴力低下や
耳障りを感じた場合は、
専門の医師にご相談くだ
さい。
● データが破損したり失われたりした場合の補償はいたしかねますので、ご了承ください。
● 不適切な使用や改造により故障した場合の保証はいたしかねます。
使用後は、必ず電源を切りましょう。
[ ](スタンバイ/ オン)スイッチを切った状態( 画面表示が消えている )でも微電流が流れています。[ ](スタンバイ/ オン)スイッチが切れ
ているときの消費電力は、最小限の値で設計されています。この製品を長時間使用しないときは必ず電源プラグをコンセントから抜いてく
ださい。
高調波電流規格 JISC61000-3-2適合品
DTX-PROX取扱説明書
4
DMI-7 3/3
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注記(ご使用上の注意)
製品の故障、損傷や誤動作、データの損失を防ぐため、以下の内容をお
守りください。
■ 製品の取り扱いに関する注意
• テレビやラジオ、ステレオ、携帯電話など他の電気製品の近くで使用し
ないでください。本機またはテレビやラジオなどに雑音が生じる場合が
あります。
• スマートフォンやタブレット端末などのスマートデバイスのアプリと一
緒に使用する場合は、通信によるノイズを避けるためスマートデバイス
の機内モードをオンにしてからWi-Fi またはBluetoothをオンにしてお
使いいただくことをおすすめします。
• 直射日光のあたる場所(日中の車内など )やストーブの近くなど極端に温
度が高くなるところ、逆に温度が極端に低いところ、また、ほこりや振
動の多いところで使用しないでください。本機のパネルが変形したり、
内部の部品が故障したり、動作が不安定になったりする原因になります。
• 本機上にビニール製品やプラスチック製品、ゴム製品などを置かないで
ください。本機のパネルが変色/ 変質する原因になります。
■ 製品のお手入れに関する注意
• お手入れの際は、乾いた柔らかい布、または水を含ませた柔らかい布を
固くしぼってご使用ください。ベンジンやシンナー、アルコール、洗
剤、化学ぞうきんなどを使用すると、変色/ 変質する原因になりますの
で、使用しないでください。
■ データの保存に関する注意
• この楽器のシステム設定( リファレンスマニュアル(PDF)参照 )は自動
的に保存され、電源を切っても消えません。ただし保存されたデータは
故障や誤操作などのために失われることがあります。大切なデータは、
USBフラッシュメモリー /コンピューターなどの外部機器に保存して
ください( リファレンスマニュアル(PDF)参照 )。USBフラッシュメモ
リーを使う前には、必ず21 ページをお読みください。
• 編集したキットやクリックなどは、保存前に電源を切ると消えてしまい
ます。オートパワーオフ機能(19 ページ)により電源が切れた場合も同
様です。保存しておきたいデータは、本機またはUSB フラッシュメモ
リー /コンピューターなどの外部機器に保存してください (リファレン
スマニュアル(PDF) 参照)。ただし、本機に保存したデータは故障や誤
操作などのために失われることがあります。大切なデータは、USBフ
ラッシュメモリー /コンピューターなどの外部機器に保存してください
(リファレンスマニュアル (PDF)参照)。USB フラッシュメモリーを使
う前には、必ず21 ページをお読みください。
• 保存したUSB フラッシュメモリーの万一の事故に備えて、大切なデー
タは予備のUSB フラッシュメモリー /コンピューターなどの外部機器
にバックアップとして保存されることをおすすめします。
Bluetoothについて
Bluetoothとは、2.4GHz 帯の電波を利用して、対応する機器と無線で
通信を行うことができる技術です。
■ Bluetooth通信の取り扱いについて
• Bluetooth対応機器が使用する2.4GHz帯は、さまざまな機器が共有
する周波数帯です。Bluetooth対応機器は、同じ周波数帯を使用する
機器からの影響を最小限に抑えるための技術を採用していますが、他の
機器の影響によって通信速度や通信距離が低下することや、通信が切断
されることがあります。
• 通信機器間の距離や障害物、電波状況、機器の種類により、通信速度や
通信距離は異なります。
• 本機はすべてのBluetooth機能対応機器とのワイヤレス接続を保証す
るものではありません。
■ 製品の取り扱いに関する注意
• 本製品は、日本国内でのみ使用できます。
• 本製品は、日本電波法に基づく認証を受けた無線機器を内蔵しておりま
す。従って、本製品を使用するときに無線局の免許は不要です。ただ
し、本製品に以下を行うと法律で罰せられることがあります。
• 本製品を分解/ 改造する
• 本体底面の銘板をはがしたり、消したりする
無線に関するご注意
この製品の使用周波数帯では、電子レンジなどの産業・科学・医療用
機器のほか、工場の製造ライン等で使用されている移動体識別用の構
内無線局( 免許を要する無線局)および特定小電力無線局 (免許を要し
ない無線局) 並びにアマチュア無線局(免許を要する無線局 )が運用さ
れています。
1. この機器を使用する前に、近くで移動体識別用の構内無線局およ
び特定小電力無線局並びにアマチュア無線局が運用されていない
ことを確認してください。
2. 万一、この機器から移動体識別用の構内無線局に対して有害な電
波干渉の事例が発生した場合には、速やかに使用場所を変えるか、
または機器の運用を停止( 電波の発射を停止)してください。
お知らせ
■ データの著作権に関するお願い
• ヤマハ( 株)および第三者から販売もしくは提供されている音楽 /サウン
ドデータは、私的使用のための複製など著作権法上問題にならない場合
を除いて、権利者に無断で複製または転用することを禁じられていま
す。ご使用時には、著作権の専門家にご相談されるなどのご配慮をお願
いします。
• この製品に内蔵または同梱されたコンテンツは、ヤマハ( 株)が著作権を
有する、またはヤマハ( 株)が第三者から使用許諾を受けている著作物で
す。製品に内蔵または同梱されたコンテンツそのものを取り出し、もし
くは酷似した形態で記録/ 録音して配布することについては、著作権法
等に基づき、許されていません。
※ 上記コンテンツとは、コンピュータープログラム、伴奏スタイル
データ、MIDIデータ、WAVEデータ、音声記録データ、楽譜や楽譜
データなどを含みます。
※ 上記コンテンツを使用して音楽制作や演奏を行い、それらを録音や
配布することについては、ヤマハ( 株)の許諾は必要ありません。
■ 取扱説明書の記載内容に関するお知らせ
• この取扱説明書に掲載されているイラストや画面は、すべて操作説明の
ためのものです。したがって、実際の仕様と異なる場合があります。
• Windowsは、米国 MicrosoftCorporationの米国およびその他の国に
おける登録商標です。
• Apple,Mac、Macintosh、iPhone、iPad、iPodtouchは、米国お
よび他の国々で登録されたAppleInc. の商標です。
• Androidは GoogleLLCの商標です。
• Bluetooth®およびロゴはBluetooth SIGの登録商標であり、ヤマハ株
式会社はライセンスに基づき使用しています。
• MIDIは社団法人音楽電子事業協会 (AMEI)の登録商標です。
• その他、本書に記載されている会社名および商品名等は、各社の登録商
標または商標です。
• [ ](かぎかっこ )は、パネル上にあるボタン類や端子を示します。
■ バージョンアップについて
ヤマハ製品では、機能や操作性向上のために、不定期に本機のファーム
ウェアをアップデートすることがあります。ドラム製品の最新バージョ
ンについては、以下のウェブサイトで確認、ダウンロードできます。
本機につきましても、ファームウェアを最新バージョンにアップデート
されることを推奨します。
https://download.yamaha.com/jp/
なおこの取扱説明書では、本書制作時のバージョンで説明しております。
バージョンの確認方法やその機能/ 操作についても、上記ウェブサイトで
ご確認いただきますようお願いします。
■ 電子ドラムパッド(パッド)について
この取扱説明書では、本機に接続できるパッドの品番を掲載しています
が、これらは本書制作時点での最新品番です。その後発売された最新品
番については、下記のウェブサイトでご確認いただきますよう、お願い
いたします。
https://download.yamaha.com/jp/
※ ウェブサイトの URLは予告無く変更することがあります。
機種名( 品番)、製造番号( シリアルナンバー )、電源条件などの情報
は、製品の底面にある銘板または銘板付近に表示されています。製品
を紛失した場合などでもご自身のものを特定していただけるよう、機
種名と製造番号については以下の欄にご記入のうえ、大切に保管して
いただくことをお勧めします。
機種名
製造番号
(bottom_ja_02)
DTX-PROX取扱説明書
5
Page 6

はじめに
モジュールホルダー用
蝶ボルト
モジュールホルダー
本機
NOTE
モジュールホルダーは、標準のドラムハードウェ
アの径(22.2mmまたは7/8インチ) に対応して
います。
ホルダークランプ
分解図
このたびは、ヤマハDTX-PROXをお買い上げいただき、誠にありがとうございます。
DTX-PROXは、電子ドラムキットやパッドで音を鳴らすためのドラムトリガーモジュール
です。
ご家庭、スタジオやライブなどで演奏にお使いいただけます。
本製品に搭載された機能を十分に活かし、演奏をお楽しみいただくため、本書をよくお読み
になってからご使用ください。
また、お読みになったあとも、いつでもご覧になれるところに大切に保管していただきます
ようお願いします。
付属品(お確かめください)
□ 取扱説明書(本書)
□ 保証書
モジュールホルダーの取り付けかた
□ 電源アダプター
□ モジュールホルダー
□ モジュールホルダー用蝶ボルト
(4個)
□ CubaseAIダウンロード
インフォメーション
DTX-PROX取扱説明書
6
Page 7

取扱説明書について
本機には、以下の説明書が用意されています。これらの説明書は、本機のユーザーを対象に作られ
ています。
冊子マニュアル
取扱説明書(本書)
準備編 本機の取り付けかたや音を出すまでの準備について説明しています。
基本編 本機の基本的な使いかたについて説明しています。
応用編 本機をより詳細に使いこなす方法について説明しています。
資料 困ったときの解決方法をはじめ、各種資料を掲載しています。
電子マニュアル(PDF形式)
リファレンスマニュアル
[MENU](メニュー )ボタンを押すと表示される機能や、その他の詳細設定について説明しています。
データリスト
本機に搭載されたキット名やエフェクト名などの一覧とMIDIに関する資料を掲載しています。
スマートデバイス接続マニュアルiOS用(iPhone/iPad接続マニュアル)
スマートデバイス接続マニュアルAndroid™用
本機をスマートフォンやタブレット端末と接続する方法を説明しています。
電子マニュアルは、ヤマハダウンロードのウェブサイトからご覧いただけます。インター
ネットに接続して以下のウェブサイトを開き、「モデル名から検索」テキストボックスにモ
デル名「DTX-PROX」などと入力して「検索」をクリックします。
ヤマハダウンロードhttps://download.yamaha.com/jp/
DTX-PROX取扱説明書
7
Page 8

DTX-PROXの特長
● 直感的な操作で、あなたの理想のドラムサウンドが鳴らせる
RealWorldStudiosをはじめとした著名スタジオにて、トップスタジオドラマー
の演奏による、本物のアンビエンスを含めたナチュラルなドラム音を収録
新たに搭載されたKITMODIFIER で、ドラムサウンドメイクの肝となるアンビエン
ス/コンプ /エフェクトの直感的な操作を実現(→33 ページ)
高品質なドラムサウンドを実現する、高性能へッドホンアンプを搭載
アコースティックドラムさながらの表現力を実現する高精細ダイナミクス、高性能
(*1)
エフェクト、スネア/ ライドポジションセンシング
の高性能音源を搭載
ドラムサウンドメイクだけでなく、ライブシーンでの外部機器のコントロールまで
素早く直感的に操作できるLED ロータリーフェーダーを搭載
● ライブシーンに活用できる
ライブセット機能でキット、テンポ、オーディオファイルなどをお好みの順番で保
存。演奏時にワンタッチでの呼び出しが可能
、高速発音、256音同時発音
8系統のINDIVIDUALOUTPUT端子と自由度の高いルーティング機能により、スネ
ア、キックなど各楽器音を個別にミキサーへ送信可能
PHONESと AUXINは、標準フォーンタイプとミニタイプの2種類の端子を搭載。
変換コネクターやミキサーなしで外部機器と接続可能
● 演奏テクニックを高めるための効果的な練習ができる
高機能プログラマブルメトロノームを搭載。クリックタイミングごとの音量や音色
の調節などのカスタマイズが可能(→42ページ)
レコーダー機能を搭載し、本機はもちろん、USBメモリーを使った録音/オーディオ
再生にも対応(→ 46ページ)
● 音楽制作、動画作成、動画のシェアまで、あなたの活動の幅が大きく広がる
iOS、AndroidアプリのRecnShareに対応。スマートデバイスにUSBデジタル接
続することで好きな曲に合わせての練習はもちろん、高音質な演奏の録音、再生が
可能。さらに動画撮影やSNS でのシェアなどに活用できる
Bluetoothオーディオ接続
付属のSteinbergCubaseAIの利用で、本格的な音楽制作にも対応(→54ページ)
(*3)
による音楽再生に対応
(*2)
(→23 ページ )
DTX-PROX取扱説明書
8
*1 対応パッドについてはパッドモジュール対応表を参照
*2 USBクラスコンプライアントに対応。スマートデバイスの接続には専用ケーブルが必要
*3 詳しくは各部の名称とはたらき (10ページ)
Page 9

目次
安全上のご注意 2
はじめに 6
付属品(お確かめください) 6
取扱説明書について 7
冊子マニュアル ......................................................................................... 7
電子マニュアル(PDF形式 ) .....................................................................7
DTX-PROXの特長 8
各部の名称とはたらき 10
トップパネル .......................................................................................... 10
フロントパネル ...................................................................................... 12
リアパネル.............................................................................................. 13
準備編 14
演奏するための準備............................................................................... 14
設置.......................................................................................................... 14
電源を入れる、切る............................................................................... 17
全体の設定を変える............................................................................... 19
USBフラッシュメモリーの取り扱い .................................................. 21
スマートデバイスを活用する ............................................................... 23
Bluetooth対応機器のオーディオデータを本機で鳴らす
(Bluetoothオーディオ機能 ) .................................................................. 24
基本編 26
キットのしくみ ...................................................................................... 26
パッドの叩きかた .................................................................................. 27
DTX-PROXの基本操作 ........................................................................ 32
ドラムセットの音を変える(自分の好きなドラムセットを組む ) ..... 34
クリック(メトロノーム )を使う ........................................................... 42
自分のクリック(メトロノーム )設定を作る........................................ 43
トリガー設定を変える........................................................................... 45
自分の演奏を録音する........................................................................... 46
PAに接続する ........................................................................................ 49
ライブセットを活用する....................................................................... 50
応用編 51
別売品や外部機器を接続する ............................................................... 51
資料 55
メッセージ一覧 ...................................................................................... 55
困ったときは .......................................................................................... 57
仕様.......................................................................................................... 60
索引.......................................................................................................... 61
保証とアフターサービス....................................................................... 62
DTX-PROX取扱説明書
9
Page 10

各部の名称とはたらき
KIT(キット)
CLICK(クリック)
TRIGGER(トリガー )
RECORDER(レコーダー )
LIVESET(ライブセット)
[AMBIENCE]
(アンビエンス) ノブ
[COMP]
(コンプ)ノブ
[EFFECT]
(エフェクト) ノブ
MIXER(ミキサー )
INST(インスト )
TUNING(チューニング )
MUFFL(マフリング)
FX(エフェクト)
CUSTOM(カスタム)
キット画面の見かた
クロススティック設定(28ページ )
パッドの種類によっては非表示
エフェクト設定
画面(33ページ )
トップパネル
液晶ディスプレイ(表示画面 )
ファンクション1〜 3ボタン([F1]、[F2]、[F3])
各画面下部に表示された機能を選ぶときに使いま
す。
注記:画面の「 」マークについて
キットやクリックなどの設定を変更すると、画面
の右上に「 」と表示されます。これは設定の編
集後、保存(ストア )されていないことを示してい
ます。ストアするとマーク表示は消えます (40ペー
ジ)。ストアしないでキットやクリックを切り替え
ると、変更した設定は失われます。
モードセレクトノブ
モード(キット、クリック、トリガー、レコーダー、ライブセット)を切り替え
ます。各モードの画面が表示されます。
F1 F2 F3
KITMODIFIER(キットモディファイアー )ノブ
アンビエンス(残響感、空間の広がりかた)、コンプ (音のツブの整えかた)、
エフェクト(エフェクトのかかり具合) の量を調節します。
⇒ キットのしくみ (26 ページ)
⇒ 音色効果を調節 ( モディファイ)する(33 ページ)
フェーダーセレクトノブ
LEDロータリーフェーダーに割り当てる機能を切り替えます。(34ページ)
DTX-PROX取扱説明書
10
LEDロータリーフェーダー
フェーダーセレクトノブで割り当てた機能を
変更します。値の変化はインジケーターに表
示されます。
Page 11

[AUXIN](外部入力)
フロントパネルとリアパネルの[AUXIN]端子
[AUDIO](オーディオ)
USBオーディオ、
Bluetoothオーディオ、ソング、
レコーダー再生音
[CLICK](クリック)
[OUTPUT](出力 )OUTPUT[R]、[L/MONO]端子
[PHONES](ヘッドホン)
Bluetoothフィギュアマーク
[− ][ +]ノブ [− ] ボタン[+] ボタン
(24ページ)
各部の名称とはたらき
値を減らしたり、増やしたりします。
ノブは値をまとめて変えたいとき、ボタンは値を 1つずつ変えたいときに使うと便利
です。本書では両方をまとめて「[−][+ ]」と記載します。ノブとボタンのどちらか
を使ってください。
[PADSELECT](パッドセレクト) ボタン
トリガー入力切り替え画面またはトリガー入力ソース切り替え画面が表
示されます。詳しくはリファレンスマニュアル(PDF)をご参照ください。
NOTE
LEDロータリーフェーダーで設定変更中にパッドを切り替えたいときにも、
このボタンを押します。
[ ](スタンバイ/ オン)スイッチ (17 ページ)
電源のスタンバイ(オフ )とオンを切り替えます。
スライダー
音量を調節します。
クリックテンポ表示
[TEMPO](テンポ) ノブ(42ページ )
テンポを調節します。
[CLICK](クリック)ボタン(42ページ )
クリックをスタートまたはストップしま
す。クリックのテンポに合わせてランプ
が点滅します。
[AUDITION](オーディション) ボタン
パッドの代わりにこのボタンを押すことでドラ
ム音が鳴ります。現在選択しているトリガー入
力ソース(リファレンスマニュアル(PDF)) の音
が鳴ります。電源起動時では、[qSNARE]端
子に接続されたスネアドラムパッドのヘッド部
に割り当てられたボイスが鳴ります。
画面切り替えボタン
[MENU](メニュー )ボタン
詳細設定の画面を開きます。詳しくはリファレ
ンスマニュアル(PDF)をご参照ください。
[STORE](ストア) ボタン
⇒ ストア画面 (40 ページ)
自分で作ったキット、クリック、トリガー設
定、ライブセットを保存します。
[EXIT](エグジット)ボタン
実行をキャンセルしたり、1つ上の階層の画面
へ戻ったりするときに使います。
NOTE
キットの音を止めたいときにも、このボタンを
押します。(各モードのトップ画面にいる場合 )
DTX-PROX取扱説明書
11
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各部の名称とはたらき
ステレオ標準フォーンプラグ
(6.3mm)
ステレオミニプラグ
(3.5mm)
[AUXIN](外部入力) 端子
携帯用音楽プレーヤーやスマートデバイスなどの
ヘッドホン端子と接続します。
[PHONES](ヘッドホン) 端子
(16ページ)
ヘッドホンを接続します。左側
がステレオ標準フォーンタイプ
(6.3mm)、右側がステレオミニ
タイプ(3.5mm) の出力端子で
す。
注意
大きな音量で長時間ヘッドホンを
使用しないでください。聴覚障害
の原因になります。
ステレオミニフォーン
プラグ(3.5mm)
フロントパネル
DTX-PROX取扱説明書
12
Page 13

リアパネル
トリガー入力端子
[!4]端子〜 [qSNARE]端子
DTXシリーズのパッドなどを接続
します。お持ちのドラムキットに同
梱されているパッドを接続するに
は、組立説明書をご参照ください。
トリガー入力端子には別売のパッド
も接続できます。詳細については
「トリガー入力端子について」(51
ページ)をご覧ください。
DCIN端子
(14ページ )
付属の電源アダプ
ターを接続します。
[USBTODEVICE]端子
(21ページ )
USBフラッシュメモリー
を接続します。その他の
USB機器は接続しても使
えません。
⇒「USBフラッシュメモ
リーの取り扱い」
(21ページ )
[USBTOHOST]端子 (54ページ)
コンピューターや、スマートフォン、タブレット端末な
どのスマートデバイスと接続して、デジタル信号 (オー
ディオやMIDI)の送受信をします。
コンピューター⇒ 「コンピューターを接続する」
(54ページ )
リファレンスマニュアル(PDF)
スマートデバイス⇒「スマートデバイスを活用する」
(23ページ )
USBケーブル
標準フォーンプラグ
(6.3mm)
MIDIケーブル
[MIDIOUT]端子
[MIDIIN]端子
MIDI機器を接続して、本機と
MIDI信号を送受信します。
コードフック
電源アダプターのコードが抜けないように、このフックでプラグ付近の
コードを引っ掛けて固定します。
注意
コードフックに巻きつけるとき、
電源アダプターのコードを極端
に折り曲げないでください。
コードの断線や発火の原因とな
ります。
OUTPUT[R]、
[L/MONO](外部出力 ) 端子
(UNBALANCED)(14ページ)
パワードスピーカーなどのPAシ
ステムと接続します。
標準フォーンタイプの出力端子
です。
モノラル出力したい場合は、[L/
MONO]端子だけに接続します。
ステレオ標準フォーンプラグ(6.3mm)
[AUXIN](外部入力) 端子
電子楽器やPAからの返しを入力
するステレオ標準フォーンジャッ
クです。パネル前面のAUXINと
ミックスされます。詳しくはリ
ファレンスマニュアル(PDF)を
ご参照ください。
ステレオ標準フォーンプラグ(6.3mm)
[INDIVIDUALOUTPUT]端子
(UNBALANCED)(49ページ)
スネア、キックなどの各楽器音
を個別に出力できます。
ステレオ標準フォーン
プラグ(6.3mm)
各部の名称とはたらき
DTX-PROX取扱説明書
13
Page 14

準備編
演奏するための準備
設置や初期設定など、演奏の準備をします。
電源アダプターをつなぐ
作業の流れ
設置
ヘッドホンをつなぐ
電源を入れる
初期設定(トリガーセットアップウィザード)
以上で準備完了です。
設置
本機を設置します。以下のような設置方法があります。
● ドラムキットのラックに取り付ける(組立説明書を参照)
● 付属のモジュールホルダー (6ページ)と組み合わせて標準のドラムハードウェアに取り付ける
(「アコースティックドラムに電子ドラムを組み込む」 53ページ)
● 台などの上に置く
設置のあと、パッドのケーブルと接続します。接続方法については、ドラムキットの組立説明書をご参照くだ
さい。
DTX-PROX取扱説明書
14
Page 15

準備編
■ 電源アダプターをつなぐ
警告
電源アダプターは、必ず指定のもの(60ページ) をご使用ください。異なった電源アダプターを使用すると、故障、発熱、火
災などの原因になります。このような場合は、保証期間内でも保証いたしかねることがございますので、十分にご注意くださ
い。
注意
本機はコンセントの近くに設置し、異常を感じた場合にはすぐに電源スイッチを切り、電源プラグをコンセントから抜いてく
ださい。
電源がオフの状態( パネルのランプがすべて消え、
1.
画面に何も表示されていない状態) になっているこ
とを確認します。
設置
プラグが外れるタイプのみ:
2.
プラグが外れていないことを確認します。
警告
• プラグが外れるタイプの電源アダプターは、必ずプラグ
を装着した状態で使用、または保管してください。プラ
グ部分だけをコンセントに差し込むと、感電や火災の原
因になります。
• プラグが外れた場合は、内部の金属部分に触れないよう
に注意して、カチッと音がするまで完全に差し込んでく
ださい。また異物が入らないようにご注意ください。感
電やショート、故障の原因になります。
電源アダプターを接続します。
3.
警告
電源アダプターは必ず指定のものをお使いください。
DTX-PROX取扱説明書
15
Page 16

準備編
設置
電源アダプターのコードをコードフックに巻きつけ
4.
て固定します。
注意
コードフックに巻きつけるとき、電源アダプターのコー
ドを極端に折り曲げないでください。コードの断線や発
火の原因となります。
電源アダプターのACプラグを家庭用(AC100V)コ
5.
ンセントにさし込みます。
注意
[ ](スタンバ/オン)スイッチがスタンバイの状態でも
微電流が流れています。長時間使わないときは必ずプラ
グをコンセントから抜いてください。
NOTE
電源アダプターを外すときは、電源を切ってから、逆の手順で行ってください。
■ ヘッドホンをつなぐ
ヘッドホンを[PHONES](ヘッドホン)端子に接続しま
す。
注意
大きな音量で長時間ヘッドホンを使用しないでください。聴
覚障害の原因になります。
ヘッドホンの音量は[PHONES]スライダーで調節しま
す。ヘッドホンEQ を調節したい場合は、フェーダーセ
レクトノブで「CUSTM」を選び、LEDロータリー
フェーダーで調節します。
ステレオ標準フォーン端子とステレオミニ端子が使用
できます。ヘッドホンの端子形状に合わせて、どちら
かの端子を使用してください。同時に2つの端子にヘッ
ドホンを接続すると出力が小さくなることがあります。
DTX-PROX取扱説明書
16
Page 17

電源を入れる、切る
NOTE
初期設定を行った後でもドラムセットを変えられます。(「トリガー設定を変える」(45ページ ))
■ 電源を入れる
[OUTPUT]スライダーと[PHONES]スライダーを
1.
下げて、本機の音量を最小にします。
[ ](スタンバイ/ オン)スイッチを押します。
2.
準備編
電源を入れる、切る
初期設定(トリガーセットアップウィザード)
本機では、お買い上げ後に初めて電源を入れたときにだけ初期設定(トリガーセットアップウィザー
ド)の画面が表示されます。初期設定でお買い上げのドラムセットを選ぶことにより、すべてのパッ
ドのトリガー出力レベルが最適な状態になるように自動的に設定されます。
1. お買い上げのドラムセットを[−][+ ]で選び、「OK」の下のボタン([F3])ボタンを押します。
お買い上げのドラムセット名がわからないときは、ドラムセットの組立説明書をご参照くださ
い。パッドの種類(DTX**K-Xと DTX**K-M)の違いにも注意してください。
2. 確認の画面が表示されたら、「YES」の下のボタン([F1])を押します。
初期設定が完了すると、液晶ディスプレイにキット画面が表示されます。
初期設定が完了している場合は、液晶ディスプレイ
にオープニング画面が表示された後、キット画面が
表示されます。
PAシステムに接続している場合:
3.
外部スピーカーの電源を入れます。
DTX-PROX取扱説明書
17
Page 18

準備編
電源を入れる、切る
■ 電源を切る
注記
• 電源オフ時に本機の設定は自動的に保存されます。液晶ディスプレイが完全に消えるまで電源アダプターを抜かないでくださ
い。
• 保存(ストア )していないキット、クリック、トリガー設定、ライブセットのデータは消去されるため、電源オフ前に必ず保存
(ストア )を実行してください。
PAシステムに接続している場合:
1.
外部スピーカーの電源を切ります。
[OUTPUT]スライダーと[PHONES]スライダーを
2.
下げて、本機の音量を最小にします。
[ ](スタンバイ/ オン)スイッチを長押しします。
3.
液晶ディスプレイやランプが消灯し、スイッチを
切った状態(スタンバイ )になります。
DTX-PROX取扱説明書
18
Page 19

準備編
全体の設定を変える
全体の設定を変える
■ オートパワーオフ(自動電源オフ)
オートパワーオフとは、本機を一定時間操作しなかった場合、自動的に電源がオフになる機能です。工場出荷
時は30分で設定されています。
注記
• オートパワーオフで電源が切れた場合、保存( ストア)していないデータは消去されます。電源が切れる前に必ず保存(ストア )
してください。
• 本機の状態によっては、一定時間操作せずにオートパワーオフの設定時間が経過しても電源が切れない場合があります。使用
後は、手動で本機の電源を切ってください。
• 外部オーディオ機器やPA機器などを本機に接続した状態で、一定時間本機を操作しない場合は、外部オーディオ機器の音量
をゼロにしておくことをおすすめします。本機の電源が自動的に切れないようにするには、オートパワーオフを解除してくだ
さい。
NOTE
オートパワーオフで電源が切れるまでの時間を30分以外にしたい場合には、[MENU]ボタンからオートパワーオフの設定を変
更できます。(MENU/Utility/General)
● オートパワーオフの簡単解除
電源が切れた状態で、[MENU]ボタンを押しながら
[ ](スタンバイ/オン)スイッチを押すと、オートパ
ワーオフ機能が解除されます。この場合、解除の設定は
自動的に保存されます。
DTX-PROX取扱説明書
19
Page 20

準備編
全体の設定を変える
■ 本機の設定を初期の状態に戻す(ファクトリーリセット)
ファクトリーリセットを実行すれば、本機の設定を誤って書き換えてしまった場合でも、初期の状態に戻すこ
とができます。
注記
ファクトリーリセットを行うと、設定したすべてのデータが消え、工場出荷時の状態に戻ります。大切なデータは、ファクト
リーリセットを行う前にUSBフラッシュメモリーに保存してください。データの保存について詳しくはリファレンスマニュア
ル(PDF)をご参照ください。(MENU/File)
● ファクトリーリセットを行う
電源が切れた状態で、[− ]ボタンと[+]ボタンを押しな
がら[ ](スタンバイ/オン)スイッチを押すと、ファク
トリーリセットが実行されます。
NOTE
[MENU]ボタンからファクトリーリセットを選んで実行するこ
ともできます。(MENU/FactoryReset)
DTX-PROX取扱説明書
20
Page 21

準備編
USBフラッシュメモリーの取り扱い
USBフラッシュメモリーの取り扱い
本機リアパネルの[USBTODEVICE]端子にUSBフラッシュメモリーを接続すると、自分の演奏をUSBフ
ラッシュメモリーに直接録音できます。また本機の設定をUSBフラッシュメモリーに保存(セーブ)したり、
読み込んだり( ロード)できます。
■ USBフラッシュメモリーを本機に接続する
[USBTODEVICE]端子のご使用上の注意
本機の[USBTODEVICE]端子にUSBフラッシュメモリーを接続するときは、以下のことを守ってください。
NOTE
USBフラッシュメモリーの取り扱いについては、お使いのUSBフラッシュメモリーの取扱説明書もご参照ください。
● 使用できるUSB機器
USBフラッシュメモリーのみ
動作確認済みのUSB フラッシュメモリーについては下記URLでご確認ください。
https://download.yamaha.com/jp/
NOTE
• 上記以外のUSB 機器(USBハブ、マウス、コンピューターのキーボードなど)は、接続しても使えません。
• [USBTODEVICE]端子へのUSB機器の接続にはケーブルは使用できません。
注記
[USBTODEVICE]端子の定格は最大5V/500mAです。定格を超えるUSB機器は故障の原因になるため、接続しないでくだ
さい。
● USBフラッシュメモリーの接続
[USBTODEVICE]端子の形状に合うプラグを上下の向きに注意して差し込んでください。
本機では、USB2.0またはUSB3.0のフラッシュメモリーが使用できますが、保存や読み込みにかかる時間
は、データの種類や本機の状態により異なります。
注記
• USBフラッシュメモリーの抜き差しは、再生中、録音中、ファイルの操作中(保存 /コピー /削除/ フォーマットなど)、およ
びUSB 機器へのアクセス中には行わないでください。本機の機能が停止したり、USBフラッシュメモリーやデータが壊れた
りするおそれがあります。
• USBフラッシュメモリーの抜き差しは、数秒間隔を空けて行ってください。
DTX-PROX取扱説明書
21
Page 22

準備編
USBフラッシュメモリーの取り扱い
● USBフラッシュメモリーの初期化(フォーマット)
USBフラッシュメモリーの中には、本機で使用する前に初期化が必要なものがあります。USBフラッシュメ
モリーの初期化の手順については、リファレンスマニュアル(PDF) をご参照ください。(MENU/File/Format)
注記
初期化すると、そのUSB フラッシュメモリーの中身は消去されます。必要なデータが入っていないことを確認してから初期化
してください。
● 誤消去防止
USBフラッシュメモリーには、誤ってデータを消してしまわないようにするため、データの書き込み保護が
できるものがあります。大切なデータが入っている場合は、データの書き込み保護を有効にし、書き込みがで
きないようにしてください。データを保存する場合などは、ご使用の前にお使いのUSBフラッシュメモリー
のデータの書き込み保護が解除されていることをご確認ください。
DTX-PROX取扱説明書
22
Page 23

スマートデバイスを活用する
スマートデバイスを活用する
[USBTOHOST]端子にスマートデバイスを接続すると、デジタル接続で以下のことができます。
• アプリを使って高音質での録音再生
•RecnShareを使って練習、録音録画、SNSなどでシェア
注記
• 接続の前に、外部機器のボリュームが最小になっていることを確認してください。
• スマートデバイスを不安定な場所に置かないでください。スマートデバイスが落下して破損するおそれがあります。
NOTE
スマートデバイスのアプリケーションと一緒に使用する場合は、通信によるノイズを避けるためスマートデバイスの機内
モードをオンにしてからWi-Fiをオンにしてお使いいただくことをおすすめします。
準備編
接続にはUSBケーブルや接続用のパーツが必要です。
接続のしかたについて詳しくは、ウェブサイト上の「スマートデバイス接続マニュアルiOS用」(PDF)または
「スマートデバイス接続マニュアルAndroid™用」(PDF)をご参照ください。
対応のスマートデバイスや、RecnShareなどのスマートデバイスアプリケーションについて詳しくは、
ウェブサイト上の下記ページでご確認ください。
https://download.yamaha.com/jp/
DTX-PROX取扱説明書
23
Page 24

準備編
Bluetooth対応機器のオーディオデータを本機で鳴らす (Bluetooth オーディオ機能)
Bluetooth対応機器のオーディオデータを本機で鳴らす(Bluetoothオーディオ機能)
Bluetooth対応機器のオーディオデータを本機で鳴らす
Bluetoothオーディオ機能)
(
Bluetoothオーディオ機能を使う前に、必ず5ページの「Bluetoothについて」をお読みください。
スマートフォンや携帯音楽プレーヤーなどのBluetooth対応機器*と接続すると、その機器で再生するオー
ディオデータを本機に接続したヘッドホンやスピーカーなどから鳴らせます。入力されたオーディオデータは
録音することもできます(46 ページ)。
* Bluetooth対応機器
本書における
いいます。(例:スマートフォン、携帯オーディオプレーヤーなど)
NOTE
Bluetoothヘッドホンやスピーカーは接続できません。
Bluetooth対応機器とは、Bluetooth機能を使って、無線でオーディオデータを送信できる機器のことを
■ Bluetooth対応機器とペアリングする
Bluetoothを使って初めて接続する場合、Bluetooth対応機器と本機をペアリングする必要があります。一度
ペアリングした機器は、再度ペアリングの必要はありません。
● ペアリング
Bluetooth対応機器を本機に登録し、無線通信できるように設定することをペアリングといいます。
[MENU]ボタンを長押しします。
1.
画面がペアリング待機状態になります。
ペアリングを中止するには「CANCEL」の下のボ
タン([F3])を押します。
Bluetooth対応機器のBluetooth機能をオンにし
2.
て、接続リストから本機のモデル名「DTX-PROX
AUDIO」を選びます。
•
Bluetooth対応機器の設定は、5分以内に行って
ください。5分を経過すると、ペアリングモード
が自動的に終了します。
• パスキーの入力を要求された場合は、数字で
「0000」を入力してください。
DTX-PROX取扱説明書
24
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Bluetooth対応機器のオーディオデータを本機で鳴らす (Bluetooth オーディオ機能)
Bluetooth対応機器のオーディオデータを本機で鳴らす (Bluetoothオーディオ機能)
ペアリングが完了すると、各モードのトップ画面
右上に (
Bluetooth対応機器でオーディオデータを再生し、
3.
本機に接続したヘッドホンやスピーカーから音が出
ることを確認します。
Bluetooth)マークが表示されます。
Bluetooth対応機器からの入力音量は、本機の
[AUDIO]スライダーで調節します。
準備編
次に本機の電源を入れたとき、本機と
応機器の
に接続した機器と自動で接続します。自動で接続で
きない場合は、
ら再度モデル名を選択してください。
本機の
は、[MENU]ボタンを押して設定画面を開きます。
詳しくはリファレンスマニュアル(PDF)をご参照く
ださい。(MENU/
Bluetooth機能がオンであれば、前回最後
Bluetooth対応機器の接続リストか
Bluetooth機能のオンとオフを切り替えるに
Bluetooth)
Bluetooth対
DTX-PROX取扱説明書
25
Page 26

基本編
エフェクト
キット
ドラムセット アンビエンス コンプ
その他の設定
スネア
インスト(例)
キック シンバル カウベル タンバリン
その他
キットのしくみ
キットとは、ドラムセットの音にアンビエンス、コンプ、エフェクトなどの音色効果を組み合わせたもので
す。本機にはプリセットのキットが搭載されており、キットを切り替えたり、アンビエンスなどを調節(モ
ディファイ) することで音の鳴りかたが変わります。
ドラムセット内の各打楽器の音は「インスト」と呼び、ドラムパッドを叩くことでインストを鳴らせます。
DTX-PROX取扱説明書
26
Page 27

基本編
パッドの叩きかた
パッドの叩きかた
インストの音を鳴らすには、本機に接続されているパッドを叩きます。
叩く部位(ゾーン )により何種類の音を鳴らし分けできるかは、パッドの種類によります。
位置検出機能が使える場合は、同じ部位の中でも叩く位置を少し変えることで、さらに細かい変化をつけられ
ます。
パッドの
種類
ゾーン数 212 3
ゾーン
パッド例 XP125SD-X TP70 RHH135 PCY135 XP80
マルチピエゾ シングルピエゾ
叩く部位によって2
種類の音色を鳴ら
し分けできます。
1種類の音色を鳴ら
せます。
「モノラルパッド」
や「1ゾーンパッ
ド」とも呼びます。
叩く部位によって2
種類の音色を鳴ら
し分けできます。
叩く部位によって3種類の音色を鳴らし
分けできます。「3 ゾーンパッド」とも呼
びます。
NOTE
ドラムスティックやビーターの種類については、パッドの取扱説明書をご参照ください。
DTX-PROX取扱説明書
27
Page 28

基本編
パッドの叩きかた
■ スネア タム
アコースティックのスネアやタムと同じように、部位を叩き分けて演奏できます。
スネアパッド([qSNARE]端子に接続されている位置検出機能付きのパッド) は、叩く位置によって音が自然
に変化します。
ヘッドショット
ヘッドを叩きます。
位置検出機能付きマルチピエゾパッドの場合:
特定のスネア音色では、ヘッドの中心からエッ
ジにかけて叩いた位置の違いによる自然な音色
変化が得られます。
オープンリムショット
クローズドリムショット(クロススティック )
ヘッドとリムを同時に叩きます。
ヘッドショットとは別の音(リム音 )が鳴ります。
位置検出機能付きマルチピエゾパッドの場合:
通常のリムショットと浅いリムショットが使え
ます。リムショットの叩きかたの違いによって
音色のニュアンスが変化します。
シングルピエゾ3ゾーンパッドの場合:
オープン側のリムを叩きます。
リムだけを叩きます。
ヘッドには触らないようにします。
マルチピエゾパッドの場合:
キット画面の「XSTICK」の下のボタン([F2])
を押して、オン(クロススティック音が鳴る )と
オフ(オープンリムショット音が鳴る )を切り替
えます。
DTX-PROX取扱説明書
28
シングルピエゾ3ゾーンパッドの場合:
クローズド側のリムを叩きます。
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■ ハイハット
アコースティックのハイハットシンバルと同じように、部位を叩き分けて演奏できます。
ボウショット
ハイハットのカップとエッジの中間地点を叩きます。
エッジショット
ハイハットのエッジ手前側を叩きます。
*1
パッドエッジ面に対してスティックが平行に当たるように叩いてください。真横か
ら叩くとエッジのスイッチが入りません。
基本編
パッドの叩きかた
オープン/クローズ
• ハイハットペダルを踏まない状態でハイハットパッドを叩くと、ハイハットオープンの音が鳴ります。
• ハイハットペダルを踏んだ状態でハイハットパッドを叩くと、ハイハットクローズの音が鳴ります。
• ハイハットペダルの踏み具合によってオープンからクローズまで音色が変化します。
フットクローズ
ハイハットパッドを叩かずにハイハットペダルを踏み込むと、フットクローズの音が出ます。
ハイハットスプラッシュ
ハイハットペダルを瞬間的に踏んですぐ離すと、ハイハットスプラッシュの音が出ます。
*1 ヤマハロゴがあるほうが手前側です。
DTX-PROX取扱説明書
29
Page 30

基本編
パッドの叩きかた
■ シンバル
アコースティックのシンバルと同じように、部位を叩き分けて演奏できます。
ライドシンバル([iRIDE]端子に接続されている位置検出機能付きのパッド) は、叩く位置によって音が自然に
変化します。
ボウショット
シンバルのカップとエッジの中間地点を叩きます。
ライドシンバルは手前側を叩くと、叩く位置によって音が自然に変化します。
*1
エッジショット
シンバルのエッジ手前側を叩きます。
*1
ベルショット
チョーク奏法
パッドエッジ面に対してスティックが平行に当たるように叩いてください。真横か
ら叩くとエッジのスイッチが入りません。
カップの部分を叩きます。
叩いたシンバルのエッジ手前側を手でつかむと音が止まります。
*1
DTX-PROX取扱説明書
30
Page 31

ミュート奏法
*1 ヤマハロゴがあるほうが手前側です。
基本編
パッドの叩きかた
シンバルのエッジ手前側をつかんだ状態で叩きます。音色が変化します。
*1
DTX-PROX取扱説明書
31
Page 32

基本編
キット番号
キット名
P***:プリセットキット
(あらかじめ搭載されているキット)
U***:ユーザーキット(自分だけのキット)
* マルチピエゾパッド接続時の表示
DTX-PROXの基本操作
DTX-PROXの基本操作
■ キットを切り替える
モードセレクトノブで「KIT」を選びます。
1.
キット画面が表示されます。
[−][+ ]でキットを選びます。
2.
NOTE
編集中のキットを保存( ストア)しないで切り替えてしまった場合、リコール機能によって編集中の内容を呼び戻すことが
できます。詳しくはリファレンスマニュアル(PDF)をご参照ください。(MENU/Job/Kit/Recall)
DTX-PROX取扱説明書
32
Page 33

■ 音色効果を調節(モディファイ)する
最大:すべて点灯
最小:すべて消灯
[ANBIENCE]ノブ
残響感、空間の広が
りかた
[COMP]ノブ
音のツブの整えかた
音の迫力の出し具合
[EFFECT]ノブ
エフェクトのかかり
具合
選択中のエフェクト
M:マスターエフェクト
1:エフェクト1
2:エフェクト2
基本編
DTX-PROXの基本操作
■ エフェクトの種類を変える
「EFFECT」の下のボタン([F3])を押します。
1.
「EFFECTM . . 」の下のボタン([F3])を押して、設
2.
定したいエフェクトを選びます。
[−][+ ]でエフェクトの種類を選びます。
3.
DTX-PROX取扱説明書
33
Page 34

基本編
DISTORTION
DELAY
FLANGER
PHASER
ドラムセットの音を変える(自分の好きなドラムセットを組む )
ドラムセットの音を変える(自分の好きなドラムセットを組む)
本機では、キット内のドラムセットを変更して、自分だけのドラムセットを組むことができます。
以下のようなカスタマイズが可能です。
● 音量バランスを整える
● インストを差し替える
● チューニングを変える ● シンバルサイズを変える
● マフリング(ミュート)する ● シンバルのサステインの長さ
● ハイハットクラッチの位置調節
など
● エフェクトのかかり具合を変える
● カスタム設定をする
より細かく設定を変えたい場合には、[MENU]ボタンを押して詳細設定を行います。詳しくはリファレンスマ
ニュアル(PDF)をご参照ください。(MENU/KitEdit/InstまたはMENU/KitEdit/Voice)
DTX-PROX取扱説明書
34
Page 35

■ 音量バランスを整える
ミキサーを使って音量バランスを調節します。
NOTE
• ミキサー設定はキットを切り替えても保持されます。
• キットごとの設定には保存されません。
フェーダーセレクトノブで「MIXER」を選びます。
1.
ミキサー設定画面が表示されます。
基本編
ドラムセットの音を変える(自分の好きなドラムセットを組む )
LEDロータリーフェーダーのノブを回して調節します。
2.
表示 KICK SNARE TOM HI-HAT CRASH RIDE MISC
パッド キック スネア タム1
タム2
タム3
パッドが接続さ
れているトリ
ガー入力端子
パッドごとに音量を調節したい場合は、[MENU]ボタンを押してインストの音量設定を調節します。パッ
ド部位ごとの音量を調節したい場合は、[MENU]ボタンを押してボイスの音量設定を調節します。詳しく
はリファレンスマニュアル(PDF) をご参照ください。
!2KICK qSNARE wTOM1
rTOM2
yTOM3
ハイハット クラッシュ 1
クラッシュ 2
!1HI-HAT oCRASH1
!0CRASH2
ライド その他
iRIDE e、t、
u、!3、!4
「OK」の下のボタン([F3]) を押します。
3.
DTX-PROX取扱説明書
35
Page 36

基本編
ドラムセットの音を変える(自分の好きなドラムセットを組む )
■ インストを差し替える
フェーダーセレクトノブで「INST」を選びます。
1.
インスト画面が表示されます。
インスト設定を変えたいパッドを叩いて選びます。
2.
画面右上にパッド名が表示されたのを確認します。
NOTE
TOM、CRASH、MISCのパッドは、[PADSELECT]ボ
タンでもパッドを切り替えられます。詳しくはリファレン
スマニュアル(PDF) をご参照ください。
DTX-PROX取扱説明書
36
Page 37

ドラムセットの音を変える(自分の好きなドラムセットを組む )
インスト名
選んだインストの
インストカテゴリー
インスト番号
NOTE
TOM、CRASH、
MISCのパッドは、
[PADSELECT]ボタン
でもパッドを切り替え
られます。詳しくはリ
ファレンスマニュアル
(PDF)をご参照くださ
い。
LEDロータリーフェーダーのノブを回してインストを選びます。
3.
選んだインストが画面に表示されます。
基本編
「OK」の下のボタン([F3]) を押します。
4.
■ 外部の音色(ウェーブ)を使う
本機では、オーディオファイル(.WAV)を取り込んでインストとして鳴らすこともできます。
オーディオファイルの取り込みかたや設定について詳しくはリファレンスマニュアル(PDF)をご参照くださ
い。
USBフラッシュメモリーの取り扱いについては「USBフラッシュメモリーの取り扱い」(21ページ)をご覧く
ださい。
DTX-PROX取扱説明書
37
Page 38

基本編
NOTE
ハイハットクラッチ
の設定は、すべての
キットに共通です。
ドラムセットの音を変える(自分の好きなドラムセットを組む )
■ チューニングやマフリング(ミュート)などの設定を変える
チューニングやマフリング( ミュート)などのインストの設定を変えられます。
「TUNING」や「MUFFL」で変えられる設定項目は、「INST」から選んだインストのインストカテゴリーに
よって変わります。
INSTのインストカテゴリー
Kick1
Snare1
Snare2
TUNING Tuning
チューニング( ピッ
チ) が変化します。
MUFFL Muffling
マフリング( ヘッド
のミュート具合) を
調節した効果が得
られます。
Kick2
Tom1
Tom2
Cymbal1
Cymbal2
Size
シンバルのサイズ
が変化する効果が
得られます。
Sustain
シンバルのサステ
インを調節した効
果が得られます。
HiHat1
HiHat2
Size
シンバルのサイズが変
化する効果が得られま
す。
Clutch
ハイハットクラッチの
位置を調節した効果が
得られます。設定値が
小さいほどハイハット
オープン音が速く減衰
します。
Perc
Effect
User
Tuning
チューニング( ピッ
チ) が変化します。
Decay
音が減衰する速さ
を調節できます。
フェーダーセレクトノブで「TUNING」または「MUFFL」を選びます。
1.
設定画面が表示されます。
DTX-PROX取扱説明書
38
Page 39

LEDロータリーフェーダーのノブを回して調節します。
2.
「OK」の下のボタン([F3]) を押します。
3.
基本編
ドラムセットの音を変える(自分の好きなドラムセットを組む )
■ インストごとのエフェクトのかかり具合を変える
インストごとにエフェクトの設定ができます。
以下のエフェクトのかかり具合などを設定できます。(エフェクト1、エフェクト2、トランジェントなど)
たとえば、スネアだけに深くエフェクトをかけるなどに使います。
詳しくはリファレンスマニュアル(PDF)をご参照ください。
■ カスタム設定をする
以下のような詳細設定ができます。
(MasterEQ、PhonesEQのゲイン、各クリックタイミングの音量、MIDIコントロールチェンジ送信など)
詳しくはリファレンスマニュアル(PDF)をご参照ください。
NOTE
• CUSTM設定はキットを切り替えても保持されます。
• キットごとの設定には保存されません。
DTX-PROX取扱説明書
39
Page 40

基本編
現在編集中のキット番号と
キット名
保存先のユーザーキット
番号とユーザーキット名
文字の位置
(カーソル)
入力したい
文字
または
ドラムセットの音を変える(自分の好きなドラムセットを組む )
■ カスタマイズしたキットに名前をつけて保存する
[STORE]ボタンを押します。
1.
キットストア画面が表示されます。
「NAME」の下のボタン([F2])を押して、キット名
2.
の編集画面を開きます。
「 」または「 」の下のボタン([F1]または
3.
[F3])を押して文字位置を選び、[−][+]で入力し
たい文字を選びます。
最大12文字の長さでキット名を設定できます。
DTX-PROX取扱説明書
40
Page 41

すべての文字の入力が終わったら、「OK」の下のボ
4.
タン([F2])を押して、ストア先選択画面に戻りま
す。
基本編
ドラムセットの音を変える(自分の好きなドラムセットを組む )
[−][+ ]で保存先のユーザーキット番号を選びま
5.
す。
新しい保存先のキット番号とキット名が表示されて
6.
いるのを確認したら、「STORE」の下にあるボタン
([F3])を押します。
NOTE
編集したキットはプリセットキットには保存できません。
注記
上書き保存すると新しい内容に書き換えられてしまいます。
よく確認してから実行してください。
すでにキットが保存されている番号を選ぶと
「Overwrite?」のメッセージが表示されます。
上書き保存する場合は「YES」の下にあるボタン([F1])
を押します。
上書き保存しない場合には「NO」の下にあるボタン
([F3])を押して前の画面に戻り、他の番号に変えます。
以上で保存が完了し、キット画面に戻ります。
DTX-PROX取扱説明書
41
Page 42

基本編
クリック(メトロノーム )を使う
クリック(メトロノーム)を使う
クリック(メトロノーム)を鳴らしながらパッドを叩くことで、正確なリズムで叩く練習ができます。
■ クリック(メトロノーム)を鳴らす
[CLICK](クリック)ボタンを押してクリックを鳴ら
1.
します。
クリックテンポ表示に表示されたテンポでクリック
が鳴ります。
[CLICK](クリック )ボタン右側のランプがクリック
に合わせて赤く点滅します。
クリックを止めるには、もう一度[CLICK](クリッ
2.
ク)ボタンを押します。
■ テンポを変える
[TEMPO](テンポ)ノブを回します。
1.
■ クリックの音量を調節する
120
[CLICK]スライダーを動かします。
1.
DTX-PROX取扱説明書
42
Page 43

自分のクリック(メトロノーム)設定を作る
ボタンを押すタイミングで
テンポを決める
(タップテンポ)
お好みのタイミングでボタンを
押してテンポを決められます。
2.
「TAP」の下のボタン
([F1])を押します。
タップ設定画面が表示されます。
3.
「TAP」の下のボタン
([F3])を3 回以上押し
ます。
押したテンポが検出され、ク
リックテンポ表示に表示されま
す。
NOTE
トリガー入力端子に接続されてい
るパッドを叩いてテンポを設定す
ることもできます。
クリック画面が
表示されます。
各クリックタイミングの音量を変える
2.
「VOLUME」の下のボタン([F2]) を押しま
す。
拍子が3/8、6/8、9/8、12/8、15/8のときは、
設定できる項目がAcc、付点4 分、8分、16分です。
ヒューマンボイス1と 2は「 」の下のボタン
([F3])で切り替えます。カウントのしかたが違います。
3.
「 」または「 」の下のボタン([F1]また
は[F2])を押してカーソルを動かし、[−]
[+]で音量を調節します。
小節の先頭
4分音符
8分音符
16分音符
8分3連符
ヒューマン
ボイス
音量の設定画面が表示されます。
その他の設定を
変える
拍子、タイマー設
定、クリック音の種
類や出力先など、そ
の他の設定を変えら
れます。自分の好き
なwavファイルを
クリック音として使
うこともできます。
詳しくはリファレン
スマニュアル(PDF)
をご参照ください。
各クリックタイミングの
音量設定内容
クリック番号
クリック名
タイマー設定
クリック(メトロノーム)のテンポ、音量などを設定します。
モードセレクトノブで「CLICK」を選びます。
1.
基本編
自分のクリック( メトロノーム )設定を作る
DTX-PROX取扱説明書
43
Page 44

基本編
自分のクリック(メトロノーム )設定を作る
■ カスタマイズしたクリックに名前をつけて保存する
カスタマイズしたクリック設定は、キットの保存と同じ手順で保存します。「カスタマイズしたキットに名前
をつけて保存する」(40ページ)をご覧ください。
■ 保存したクリックを呼び出す
クリック画面が表示された状態にしてから、[−][+]で
ユーザークリックを選びます。
DTX-PROX取扱説明書
44
Page 45

基本編
トリガー設定を変える
トリガー設定を変える
初期設定(トリガーセットアップウィザード)により、すべてのパッドのトリガー出力レベルが最適な状態にな
るように自動的に設定されますが、設定を切り替えたり、自分の好みに合わせてトリガー設定を作ったりする
こともできます。カスタマイズしたトリガー設定は複数保存できます。
NOTE
トリガーセットアップウィザードで選んだ設定がユーザートリガー設定の1番に保存されます。
■ トリガー設定を作る
トリガー設定は「SETTING」の下のボタン([F3])から
変えられます。詳しくはリファレンスマニュアル(PDF)
をご参照ください。
■ トリガー設定を保存する
自分で作ったトリガー設定は、キットの保存と同じ手順で保存します。「カスタマイズしたキットに名前をつ
けて保存する」(40ページ )をご覧ください。
■ トリガー設定を選ぶ
モードセレクトノブで「TRIGGER」を選びます。
1.
トリガー画面が表示されます。
[−][+ ]でトリガー設定を選びます。
2.
DTX-PROX取扱説明書
45
Page 46

基本編
録音する
本機への録音時間は約1分 30秒です。
2.
「●」の下のボタン([F1]) を
押して録音を始めます。
録音中は録音経過時間(分:秒 )が画面
に表示されます。
3.
演奏します。
4.
演奏を終えたら、「 」の下
のボタン([F1])を押して録音
を終わります。
レコーダー画面が表示されます。
再生する
NOTE
曲が録音されていないときは表示されま
せん。
2.
「▶」の下のボタン([F2]) を
押して再生を始めます。
再生中は再生経過時間(分:秒 )が画面
に表示されます。
3.
再生をやめるときは、「■」の
下のボタン([F2])を押します。
その他の設定を変える
再生速度の倍速や録音ソース
など、その他の設定を変えら
れます。詳しくはリファレン
スマニュアル(PDF)をご参照
ください。
注記
• 一度、本機に演奏を録音した
あとで、もう一度演奏を録音
すると、前回録音した演奏は
消えてしまいます。
• 本機に録音した演奏は、電源
を切ると消えてしまいます。
保存したい場合は、演奏デー
タをオーディオファイルとし
てエクスポートしてください。
詳しくはリファレンスマニュ
アル(PDF)をご参照くださ
い。(MENU/Job/
Recorder/ExportAudio)
保存場所
再生速度
自分の演奏を録音する
自分の演奏を録音する
本機を使って自分の演奏を録音できます。USBフラッシュメモリーが接続されているときはUSBフラッシュ
メモリーに録音されます。
また、外部入力端子や
重ねて録音できます。
■ 本機に録音する(USBフラッシュメモリーを接続していないとき)
モードセレクトノブで「RECORDER」を選びます。
1.
Bluetoothを使って曲を再生しながら録音を同時に行うと、再生中の曲に自分の演奏を
DTX-PROX取扱説明書
46
Page 47

■ USBフラッシュメモリーに録音する
録音する
3.
「●」の下のボタン([F1])を押して録音を始め
ます。
録音中は録音経過時間
が画面に表示されま
す。
4.
演奏します。
5.
演奏を終えたら、「 」の下のボタン([F1])
を押して録音を終わります。
レコーダーセーブ画面
が表示されます。
6.
「SAVE」の下のボタン([F3])を押して、ファ
イルを保存します。
ファイルの保存を取
りやめるときは
「CANCEL」の下の
ボタン([F2])を押し
ます。
NOTE
ファイル名を変更したい場合には「NAME」の下のボタン
([F1])を押して、名前を入力します。(40ページ)
USB録音画面が表示されます。
再生する
NOTE
曲が録音されていないときは表
示されません。
3.
[−][ + ]で再生したい
曲を選びます。
NOTE
認識されるのは1,000曲までで
す。
4.
「▶」の下のボタン
([F2])を押して再生を
始めます。
5.
再生を止めるときは、
「■」の下のボタン
([F2])を押します。
その他の設定を
変える
再生速度の倍速や録
音ソースなど、その
他の設定を変えられ
ます。詳しくはリ
ファレンスマニュア
ル(PDF)をご参照く
ださい。
ファイル番号
ファイル名
再生速度
リアパネルの[USBTODEVICE]端子にUSBフラッシュメモリーを差し込みます。
1.
USBフラッシュメモリーを差し込むと
• 一度の録音で最大90 分まで録音できます。
• 録音するたびに新しいファイルができます。
• 再生と録音を同時に行うと、再生中の曲に自分の演奏を重ねて録音できます。
モードセレクトノブで「RECORDER」を選びます。
2.
基本編
自分の演奏を録音する
DTX-PROX取扱説明書
47
Page 48

基本編
自分の演奏を録音する
■ 伴奏と自分の演奏を重ねて録音する
伴奏(バッキング )の曲をUSBフラッシュメモリーに取り込み、その曲を再生しながら演奏すると、自分の演
奏と伴奏を合わせて1 つのファイルとして録音できます。
● バッキングの曲(オーディオファイル) を準備する
•コンピューターから取り込む
コンピューターからUSB フラッシュメモリーのルートディレクトリーにオーディオファイル(.WAV)を
保存します。
オーディオファイルの条件:16ビット、44.1kHz、ステレオ、wav形式
NOTE
• 上記条件をすべて満たしたオーディオファイルでも、再生できない場合があります。
• オーディオファイルがフォルダに入っていると、本機では認識されません。
● バッキングの曲を聞きながら自分の演奏を録音する
[−][+ ]で、準備したバッキングの曲を選びます。
1.
「●」の下のボタン([F1]) と「▶」の下のボタン
2.
([F2])を押して、録音と再生を始めます。
演奏します。
3.
演奏を終えたら、「 」の下のボタン([F1])を押し
4.
て録音を終わります。
NOTE
「■」の下のボタン([F2])を押すと、バッキングの再生は止
まりますが、録音は継続します。
DTX-PROX取扱説明書
48
Page 49

基本編
DTX-PROX
PAミキサー
INDIVIDUAL
OUTPUT
接続例
PAに接続する
PAに接続する
ライブ演奏時に本機の音声をPAミキサーに送り出したりするときは、下の例のように接続すると便利です。
■ [INDIVIDUALOUTPUT]端子(1/2〜7/8)
スネア、キックなどの各楽器音を個別に出力できます。
• ステレオ標準フォーンジャック(UNBALANCED)
• 最大8つのモノラル出力(ステレオ4系統)
• 個別に好みの音(パッドの音、クリックなど)を割り当て可能
端子を2つに分けてモノラルで使いたい場合にはY字ケーブル(市販 )をお使いください。
出力先の割り当てを変えることができます。詳しくはリファレンスマニュアル(PDF)をご参照ください。
DTX-PROX取扱説明書
49
Page 50

基本編
キット
ステップ1
テンポ
オーディオファイル
キット
テンポ
オーディオファイル
20ステップ
まで
20ステップ
まで
ステップ1
ライブセット1
ライブセット10
など など
ライブセットを活用する
ライブセットを活用する
ライブセットとは、キット、テンポ、オーディオファイルなどの組み合わせを順番に並べたものです。たとえ
ば、演奏順にキットを並べたライブセットを作ってライブ演奏で利用したり、難易度順にオーディオファイル
を並べたライブセットを作ってリズム練習で使ったりなど、さまざまに活用できます。
本機では、自分で作ったライブセットを10種類まで保存しておき、いつでも自由に選んで演奏に使えます。
■ ライブセットを作る
ステップごとの組み合わせを順番に登録し、ライブセットを作ります。詳しくはリファレンスマニュアル
(PDF)をご参照ください。
DTX-PROX取扱説明書
50
Page 51

応用編
CONTROL、!1HI-HAT
ハイハットコントローラー HH65やリアルハイハット
パッドRHH135 などを接続する端子です。
!0CRASH2、oCRASH1、iRIDE
シングルピエゾパッド(3ゾーン ) に対応しています。
!4、qSNARE
マルチピエゾパッドとシングルピエゾパッ
ド(3 ゾーン )に対応しています。
タムなどの増設をしたい場合は[!4]端子を
使うと便利です。
!2KICK/!3、yTOM3/u、rTOM2/t、wTOM1/e
マルチピエゾパッドに対応しています。
シングルピエゾパッド使用時は1ゾーンパッドとして動作します。
KP90などのキックパッドを接続した場合は、キックパッド背面のインプット端子
にドラムパッドを増設することができます。
市販のY 字ケーブルを使うと、1 つの端子に 2つのパッドを接続できます。(どの
パッドもシングルピエゾ1ゾーンパッドとして動作します。)
1つの端子に2 つのパッドを接続する場合は、必要に応じてトリガー入力を分けて使
う設定に変更します。(TRIGGER/SETTING/Inputmode)
詳しくはリファレンスマニュアル(PDF)をご参照ください。
●Y 字ケーブル
ステレオフォーンプラグ
モノラルフォーンジャック
モノラルフォーンジャック
別売品や外部機器を接続する
本機に別売品や外部機器を接続すると、本機の機能を拡張できます。
■ トリガー入力端子について
トリガー入力端子とは、パッドを接続するための端子です。本機リアパネルに装備されている[qSNARE]端
子〜[!4]端子には、最大 14のパッドを接続できます。接続できるパッドの種類については、「パッドの叩きか
た」(27ページ )をご覧ください。
トリガー入力の音色割り当てについては、データリスト(PDF)をご参照ください。
各トリガー入力端子に取り付け可能な別売品については、下記ウェブサイトでパッドモジュール対応表をご確
認ください。
ヤマハダウンロード https://download.yamaha.com/jp/
※ウェブサイトのURLは予告無く変更することがあります。
DTX-PROX取扱説明書
51
Page 52

応用編
XP125T-X
OUTPUT
DTX-PROXへ
ステレオ標準フォーンケーブル
(付属ケーブルなど)
XP105T-X
DTX-PROXへ
PCY95AT
Y字ケーブル
OUTPUT
ステレオ標準フォーン
ケーブル
(付属ケーブルなど)
別売品や外部機器を接続する
■ 別売品を取り付ける
別売品を本機に接続して楽しむ方法を紹介します。
ここではXP125T-XとPCY95ATの接続例を紹介します。これ以外の別売品を取り付ける場合は、パッ
ドモジュール対応表(PDF)をご参照ください。https://jp.yamaha.com/
●[!4]端子にタムを増設する
本機の電源を切ります。
1.
[!4]端子にXP125T-Xを接続します。
2.
●[wTOM1/e]端子にシンバルを増設
する
[wTOM1/e]端子にY字ケーブル(市販)を取り付け
て、シンバルを増設できます。
その場合、2つのパッドは1ゾーンパッドとして機
能します。
本機の電源を切ります。
1.
[wTOM1/e]端子にY字ケーブル(市販)とパッ
2.
ドを接続します。
本機の電源を入れます。
3.
パッドタイプをXP125T-Xに合わせます。
4.
(TRIGGER/SETTING/PadType)
本機の電源を入れます。
3.
パッドタイプをPCY95ATに合わせます。
4.
トリガー入力を分けて使うために、インプット
モードを「seprarete」にします。
(TRIGGER/SETTING/inputmode)
DTX-PROX取扱説明書
52
Page 53

■ アコースティックドラムに電子ドラムを組み込む
DT50S
DT50K
DTX-PROXへ
取り付ける位置などについて詳しくは、DT50S/DT50K
取扱説明書をご参照ください。
アコースティックドラムセットに電子ドラムを組み込む方法を紹介します。
応用編
別売品や外部機器を接続する
● アコースティックドラムセットに
パッド(XP125SD-Xなど)を組み込
む
アコースティックドラムセットにパッド
(XP125SD-Xなど )を組み込むことができます。ま
た、接続したパッドに応じて、パッドタイプを設定
してください。(TRIGGER/SETTING/PadType)
● セッティング例
● アコースティックドラムを叩いて
DTX-PROXを鳴らす
バスドラムやスネアドラムにドラムトリガー
DT50KやDT50Sを取り付けて、本機の[!2KICK/
!3]端子や[qSNARE]端子に接続すると、ドラムを
叩いたときのトリガー信号を本機に伝達できます。
また、接続したパッドに応じて、パッドタイプを設
定してください。(TRIGGER/SETTING/Pad
Type)
● セッティング例
(スネアドラムとバスドラムに取り付けた場合)
DTX-PROX取扱説明書
53
Page 54

応用編
注記
• USBケーブルはAB タイプで、3メートル未満のものをご使用ください。USB3.0ケーブルは、使用できません。
• 本機の電源オン/オフや USBケーブルの抜き差しをする前に、以下のことを行ってください。
-すべてのアプリケーションを終了させてください。
-本機からデータが送信されていないか確認してください。
• 本機の電源オン/オフや USBケーブルの抜き差しは、6秒以上間隔を空けて行ってください。
別売品や外部機器を接続する
■ コンピューターを接続する
本機にコンピューターを接続し、付属のCubaseAIなどの DAW(DigitalAudioWorkstation)ソフトウェア
を使うと、自分の演奏の録音、編集、ミキシングなど一連の作業ができます。
コンピューターの接続方法については、リファレンスマニュアル(PDF)をご参照ください。DAWソフトウェ
アの使いかたについてはお持ちのDAWソフトウェアの取扱説明書をご参照ください。
[USBTOHOST]端子ご使用時の注意
[USBTOHOST]端子でコンピューターと接続するときは、コンピューターや本機の停止(ハングアッ
プ)によるデータの損失を防ぐため、以下のことを行ってください。
コンピューターや本機が停止したときは、アプリケーションやコンピューターを再起動するか、本機の
電源を入れ直してください。
DTX-PROX取扱説明書
54
Page 55

資料
メッセージ一覧
メッセージ 説明
Areyousure? 各操作を実行したときの、確認を求める表示です。
Autopoweroffdisabled. [MENU]ボタンを押しながら電源を入れることによって、オートパワーオフ機能が解除
されたときに表示されます。
Backuperror. 本機へのデータ書き込みに失敗した場合に表示されます。
電源オフ時にデータを正しく保存できなかった場合、次回の電源オン時に表示されます。
エラーメッセージが表示されたあと、自動的にファクトリーリセットが実行されます。
Bluetoothpairing.... Bluetoothのペアリング待機状態です。(24ページ)
Canceled. キャンセル処理が完了したときに表示されます。
Can'tprocess. 処理に失敗しました。
Completed. キットのストア、ファイルのロード/セーブ、ジョブなどの実行が完了したときに表示さ
れます。
ConnectingUSBdevice... USB機器を接続中です。
ExcessivedemandforUSBpower. USB機器の消費電力が規定値を超えています。
FactoryResetinitializing… 起動時にファクトリーリセットを行った場合に表示されます。
Filealreadyexists. 同じ名前のファイルがすでに存在しています。
Filenotfound. 選択したタイプのファイルがありません。
Illegalfile. ロードのとき、目的のファイルが本機では扱えない場合や本機がサポートしていない
ファイルを扱おうとした場合に表示されます。
IncompatibleUSBdevice. 本機では使用できないUSB機器が、[USBTODEVICE] 端子に接続されると表示され
ます。
InvalidUSBdevice. USB機器が不良です。フォーマットを実行してやりなおしてください。
Keybankfull. ウェーブフォームのキーバンク数の合計が最大数を超える場合に表示されます。
Nodata. レコーダー、ウェーブに関するジョブ実行時に、対象となるデータが存在しない場合に
表示されます。
NoresponsefromUSBdevice. USB機器から応答がありません。
Nowimporting… ウェーブのインポート中に表示されます。
Nowloading… ファイルロード中に表示されます。
Nowprocessing... キットのストアやジョブの実行中に表示されます。ファイルのロード /セーブ実行を中
止したときの、後処理実行中に表示されます。
Nowsaving… ファイルセーブ中に表示されます。
Overwrite? ファイルをセーブする際、USB機器内に同名のファイルがある場合に表示されます。
以前ストアしたことのあるユーザーキットに再度ストアを実行しようとした場合に表示
されます。
DTX-PROX取扱説明書
55
Page 56

資料
メッセージ一覧
メッセージ 説明
Pleasestoprecorder. レコーダーで再生または録音中に、レコーダーを終了する操作をしたときに表示されま
す。レコーダーを停止してから操作してください。
Recordingtimelimitexceeded. レコーダーで録音制限時間に到達した場合に表示されます。内蔵メモリ使用時は約1 分
30秒、USB フラッシュメモリー使用時は 90 分です。また録音中にUSBフラッシュメ
モリーが一杯になった場合にも表示されます。
Readonlyfile. 読み取り専用のファイルを選択しファイル操作を実行すると表示されます。
Sampleistoolong. サンプルが長すぎて読み込めません。
Sampleistooshort. サンプルが短すぎて読み込めません。
Songistoolong. ソングファイルが大きすぎて読み込めません。
USBconnectionterminated. USB機器に異常な電流が流れたので接続を遮断しました。接続しているUSB機器を外
した上で[OK]ボタンを押してください。
USBdevice'stransferspeedtooslow. USB機器への転送スピードが間に合わなかった時に表示されます。
なお、当社にて動作確認を実施しました各種デバイスについては、ヤマハサイト『USB
機器動作確認済みリスト』をご覧ください。
USBdevicefull. USB機器の容量が一杯でファイルがセーブできないときに表示されます。新しい USB
機器を用意するか、不要なファイルを消去してから操作をやりなおしてください。
USBdevicenotready. USB機器が本機に正しくセットされていない場合に表示されます。
USBdeviceread/writeerror. USB機器へのリード/ライト中にエラーが発生しました。
USBdevicewriteprotected. USB機器が書込み禁止状態になっている場合に表示されます。
USBtransmissionerror. USB機器との通信中にエラーが発生しました。
UserVoicefull. ユーザーボイス数の合計が最大数を超える場合に表示されます。
Waveformfull. ウェーブフォーム数の合計が最大数を超える場合に表示されます。
Wavememoryerror. ウェーブ用のメモリーへのデータ書き込みに失敗した場合に表示されます。
Waveデータを正しく保存できなかった場合、次回の電源オン時に表示されます。エ
ラーメッセージが表示されたあと、自動的に修復処理が実行されます。
Wavememoryfull. ウェーブ用のメモリーが一杯で、インポートやジョブ、ロードなどが実行できない場合
に表示されます。
DTX-PROX取扱説明書
56
Page 57

困ったときは
リファレンスマニュアル(PDF)もあわせてご覧ください。
リファレンスマニュアルのダウンロードについては、7ページをご覧ください。
現象 考えられる原因 対策 参照ページ
資料
困ったときは
音が出ない
バランスが悪い
音が出ない 正しく接続されていない • ヘッドホンやアンプ /スピーカーなどの外
ボリュームやレベルが適切で
はない
ヘッドホンの音量が下がって
いる
メトロノームの音量が下がっ
ている
音量バランスが悪い それぞれのパッドから鳴る音
音質バランスが悪い
位置検出機能付きのパッ
ドで音が正しく出ない
の音量バランスが悪い
外部オーディオ機器と本機の
音量バランスが悪い
EQのバランスが崩れている • ヘッドホンEQやマスター EQ を調節します。16ページ
部機器が正しく接続されているか確認し
てください。
• 使用しているケーブルが不良ではないか
確認してください。
• 本機に接続しているアンプ/ スピーカー
• トップパネルのスライダー ([OUTPUT]、
[PHONES])
• LEDロータリーフェーダー
• メトロノーム( クリック)の音量 [CLICK]
スライダー
• (トリガー出力のレベル調節ツマミのある
パッドの場合) 出力レベル
LEDロータリーフェーダーが適切な音量に
なっているか確認してください。
• 外部オーディオ機器のボリュームが適切
かどうか確認してください。
• [AUDIO]スライダーで調節してください。
• パッドタイプやトリガーの設定を確認し
てください。詳細についてはリファレン
スマニュアル(PDF) をご参照ください。
• シンバルの向きが正しいか確認してくだ
さい。シンバルの向きが正しくないと、
シンバルの性能を十分引き出せないこと
があります。
• 位置検出機能に対応した端子にパッドを
接続する必要があります。
12ページ
13ページ
16ページ
10ページ
13ページ
35ページ
10ページ
13ページ
24ページ
39ページ
27ページ
組立説明書
ヘッドホンボリュームが
足りない
• MENU/Utility/OutputGainを調節して
ください。
• ヘッドホンを1 つだけ接続して使う。2つ
同時だと出力が小さくなることがありま
す。
DTX-PROX取扱説明書
リファレンス
マニュアル
(PDF)
16ページ
57
Page 58

資料
困ったときは
現象 考えられる原因 対策 参照ページ
演奏性関連 シンバル/ ハイハットの音
が小さい
音は出るが感度が低い
(音が小さい )
二度鳴り( ダブルトリ
ガー )を起こす
叩いたパッド以外のパッ
ドが発音してしまう( クロ
ストークを起こす)
チョーク奏法、ミュート
奏法ができない
シンバルの向きが正しくない
ハイハットシャフトがゆるん
でいる
フェルトが取り付けられてい
る
パッドタイプやトリガーの設
定が違う
LEDロータリーフェーダーが
最小になっている
パッドのレベル調整が適切で
はない
• シンバルの向きが正しいか確認してくだ
さい。シンバルの向きが正しくないと、
シンバルの性能を十分引き出せないこと
があります。
• 使用しているうちにハイハットシャフト
がゆるみ、ハイハットパッドが回転する
ことがあります。性能が十分に出なくな
ることがありますので、ハイハットシャ
フトを定期的にねじ込み、ハイハット
パッドの位置を調整し直してください。
• シンバルの下にフェルトが取り付けられ
ていると音が小さくなることがあります。
• パッドタイプやトリガーの設定を確認し
てください。
詳細についてはリファレンスマニュアル
(PDF)をご参照ください。
• パッドにレベル調節つまみなどがある場
合は、(上げる方向で )調整してください。
• 鳴らない音色( インスト)の LEDロータ
リーフェーダーが最小になっていません
か?
リファレンスマニュアル(PDF) をご参照く
ださい。
シンバルの向きが正しいか確認してくださ
い。シンバルの向きが正しくないと、シン
バルの性能を十分引き出せないことがあり
ます。
27ページ
組立説明書
35ページ
リファレンス
マニュアル
(PDF)
27ページ
組立説明書
ハイハットのフットク
ローズ音が鳴らない、鳴
りにくい
位置検出機能付きのパッ
ドで音が正しく出ない
ハイハットシャフトがゆるん
でいる
フェルトが取り付けられてい
る
LEDロータリーフェーダーが
最小になっている
パッドのレベル調整が適切で
はない
• ハイハットペダルをしっかりと踏み込ん
でください。
• ハイハットパッドやハイハットコント
ローラの[CONTROL] 端子から本機リア
パネルの[CONTROL] 端子に正しく接続
されているか確認してください。
• シンバルの下にフェルトが取り付けられ
ていると音が小さくなることがあります。
• 鳴らない音色( インスト)の LEDロータ
リーフェーダーが最小になっていません
か?
• パッドタイプやトリガーの設定を確認し
てください。詳細についてはリファレン
スマニュアル(PDF) をご参照ください。
• シンバルの向きが正しいか確認してくだ
さい。シンバルの向きが正しくないと、
シンバルの性能を十分引き出せないこと
があります。
• 位置検出機能に対応した端子にパッドを
接続する必要があります。
組立説明書
35ページ
27ページ
組立説明書
DTX-PROX取扱説明書
58
Page 59

資料
困ったときは
現象 考えられる原因 対策 参照ページ
設定 本機の設定が保存されな
い
データを外部USB フラッ
シュメモリーに保存( セー
ブ) できない
スマートデバイスと通信
ができない
Bluetooth対応のスマー
トデバイスとBluetooth
で接続できない。
本機の設定は、[ ](スタンバイ /オン) ス
イッチで電源を切るときに自動的に保存さ
れます。
• 電源アダプターを抜いて電源を切った場
合は、本機の設定が保存されません。
• キット、クリック、トリガーの設定は、
セーブの操作をしないと保存されません。
USB1.1の USBフラッシュメモリーは使
えません。
• USBフラッシュメモリーを本機でフォー
マットしてください。
• USBフラッシュメモリーにライトプロテ
クトがかかっていないか確認してくださ
い。
• USBフラッシュメモリーの空き容量は十
分にありますか? 空き容量の確認方法はリ
ファレンスマニュアル(PDF) をご参照く
ださい。
接続方法を確認してください。詳細につい
ては、スマートデバイス接続マニュアル
(PDF)をご参照ください。
• スマートデバイスのBluetooth機能が有
効か確認してください。Bluetoothでペ
アリングまたは接続するには、この楽器
とスマートデバイス両方のBluetooth機
能を有効にする必要があります。
• Bluetooth経由で接続するには、はじめ
に機器同士をペアリングする必要があり
ます(24 ページ)。
• 2.4GHz帯の電磁波を発するもの (電子レ
ンジ、無線LAN 機器など)が近くにある場
合は、電磁波を発するものからこの楽器
を離してください。
18ページ
15ページ
40ページ
リファレンス
マニュアル
(PDF)
23ページ
24ページ
途中で電源が切れてしま
う
本機がすべてのスイッチ
やトリガー入力を受け付
けなくなった
本機の設定を購入時の状
態に戻したい
自動電源オフ( オートパワーオフ)が有効に
なっていませんか?
ファクトリーセットを行ってください。購
入時の状態に戻ります。
19ページ
20ページ
DTX-PROX取扱説明書
59
Page 60

資料
仕様
仕様
音源部 音源方式 AWM2
最大同時発音数 256音
エフェクト インスト毎
キット キット数 プリセット:40キット以上
音色数 ドラム/ パーカッション:400音色以上
クリック ユーザークリック数 30 個
テンポ 30〜 300/分、タップテンポ機能
ビート 1/4〜 16/4、1/8〜16/8、1/16 〜16/16
タイミング アクセント、4分音符、8 分音符、16分音符、8分 3連符
その他 独立ボリューム調整、波形インポート、タイマー
トレーニング トレーニング数 10種類
トレーニングソング数 プリセット:37曲
ウェーブ 読み込み可能ウェーブ数 1000 個
読み込み可能
最大サンプル時間
サンプル形式 WAV
レコーダー 録音時間 内蔵メモリー 最大 90秒
USBフラッシュメモリー
フォーマット
ディスプレイ フルドットLCD(128X64ドット)
接続端子 電源 DCIN(+ 12V)
ヘッドホン ヘッドホン(ステレオ標準フォーンジャック ×1、ステレオミニジャック×1)
外部入力 外部入力( ステレオミニジャック×1、ステレオ標準フォーンジャック ×1)
外部出力 OUTPUTL/MONO、R(標準フォーンジャック各1 )
USB USBTODEVICE
MIDI MIDIOUT×1、MIDIIN×1
トリガー入力
Bluetooth
接続
対応プロファイル A2DP
対応コーデック SBC
録音/ 再生 WAV(44.1kHz、16bit、ステレオ)
ジャック数 10(ステレオ標準フォーンジャック、HI-HATCONTROL は除く)
最大パッド接続可能数
(Y字ケーブル接続時 )
EQ/Comp/Transient/Insertion
キット毎
Ambience/FX1/FX2
MasterComp/MasterEffect
全体
MasterEQ/PhonesEQ
(*)Insertionは特定インストのみ
ユーザー:200キット
ユーザー:1曲
50分 40秒(44.1kHz、16bit、モノラル )
25分 20秒(44.1kHz、16bit、ステレオ )
1ファイルあたり最大 90分
INDIVIDUALOUTPUT1/2、3/4、5/6、7/8(ステレオ標準フォーンジャック各1)
USBTOHOST
14
Bluetoothバージョン 4.1
無線出力 Bluetoothclass2
最大通信距離 約10m
無線周波数( 動作周波数) 2402〜 2480MHz
最大出力電力 +4dBm
変調方式 GFSK、π/4DQPSK、8DPSK
消費電力 13W
寸法 342(W)×196(D)×66(H)mm※突起部含まず
質量 2.0kg
付属品 電源アダプター (PA-150B、またはヤマハ推奨の同等品( 出力:DC12V、1.5A))、
保証書、取扱説明書( 本書)、モジュールホルダー、
モジュールホルダー止めネジ:4本、CubaseAIダウンロードインフォメーション
(*)
本書は、発行時点での最新仕様で説明しています。最新版は、ヤマハウェブサイトからダウンロードできます。
DTX-PROX取扱説明書
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索引
資料
索引
Symbols
[− ][+] ....................................................11
[−][ +]ノブ ............................................ 11
[− ]ボタン................................................ 11
[+ ]ボタン................................................ 11
数字
1ゾーンパッド ........................................27
3ゾーンパッド ........................................27
A
[AMBIENCE]
(アンビエンス) ノブ .................... 10,33
[AUDIO](オーディオ) スライダー ........ 11
[AUDITION]
(オーディション )ボタン .................... 11
[AUXIN](外部入力) スライダー ........... 11
[AUXIN](外部入力) 端子............... 12,13
B
Bluetooth ....................................5,11,24
C
[CLICK](クリック )スライダー ............. 11
[CLICK](クリック )ボタン.....................11
CLICK(クリック )モード........................ 10
[COMP](コンプ )ノブ .................... 10,33
CUSTOM(カスタム ) ............................. 10
D
DAW(DigitalAudioWorkstation)
ソフトウェア........................................ 54
DCIN端子 ............................................... 13
E
[EFFECT](エフェクト) ノブ ......... 10,33
[EXIT](エグジット )ボタン .................... 11
F
FX(エフェクト)....................................... 10
I
[INDIVIDUALOUTPUT]端子 .....13,49
INST(インスト) ...................................... 10
K
KITMODIFIER
(キットモディファイアー )ノブ ........ 10
KIT(キット) モード ................................. 10
L
LEDロータリーフェーダー.................... 10
LIVESET(ライブセット) モード.......... 10
M
[MENU](メニュー ) ボタン .................... 11
[MIDIIN]端子.......................................... 13
[MIDIOUT]端子 ..................................... 13
MIXER(ミキサー ) .................................. 10
MUFFL(マフリング ) .............................. 10
O
OUTPUT[R]、
[L/MONO](外部出力)端子 ............... 13
[OUTPUT](出力) スライダー ............... 11
P
PA............................................................. 49
[PADSELECT]
(パッドセレクト )ボタン .................... 11
[PHONES](ヘッドホン) スライダー.... 11
[PHONES](ヘッドホン )端子 ............... 12
R
RECORDER(レコーダー )モード ........ 10
S
[STORE](ストア)ボタン....................... 11
T
[TEMPO](テンポ)ノブ .......................... 11
TRIGGER(トリガー )モード................. 10
TUNING(チューニング) ........................ 10
U
[USBTODEVICE]端子 ............... 13,21
[USBTOHOST]端子................... 13,54
Y
Y字ケーブル ............................................ 51
ア
アコースティックドラム ........................ 53
アンビエンス............................................ 26
位置検出機能............................27,28,30
インスト ...........................................26,34
ウェーブ ................................................... 37
液晶ディスプレイ(表示画面 )................. 10
エッジショット................................29,30
エフェクト ............................... 26,33,34
エフェクト設定画面 ................................ 10
オーディオファイル(.WAV) .................. 37
オートパワーオフ(自動電源オフ ) ......... 19
オープン/クローズ ................................. 29
オープンリムショット ............................ 28
カ
カスタム設定............................................ 34
キット ............................................... 26,32
キット画面 ....................................... 10,32
クリック ...........................................42,43
クリックテンポ表示 ................................ 11
クローズドリムショット ........................ 28
クロススティック.................................... 28
クロススティック設定 ............................ 10
コードフック............................................ 13
コンピューター........................................ 54
コンプ ....................................................... 26
サ
シングルピエゾ........................................ 27
シングルピエゾパッド............................ 51
シンバル ................................................... 30
シンバルサイズ........................................ 34
シンバルのサステイン............................ 34
[ ](スタンバイ/ オン)スイッチ ........... 11
ステップ ................................................... 50
スネア ....................................................... 28
スマートデバイス.................................... 23
ゾーン ....................................................... 27
タ
タップテンポ ........................................... 43
タム........................................................... 28
チューニング ........................................... 34
チョーク奏法 ........................................... 30
電源アダプター........................................ 15
テンポ ....................................................... 42
トップパネル ........................................... 10
ドラムセット ................................... 26,34
トリガー設定 ........................................... 45
トリガーセットアップウィザード......... 17
トリガー入力端子............................ 13,51
ハ
ハイハット ............................................... 29
ハイハットクラッチ................................ 34
ハイハットスプラッシュ ........................ 29
バッキング ............................................... 48
パッド ....................................................... 27
ファクトリーリセット............................ 20
ファンクション1〜 3ボタン
([F1]、[F2]、[F3]) ........................... 10
フェーダーセレクトノブ ........................ 10
フットクローズ........................................ 29
フロントパネル........................................ 12
ペアリング ............................................... 24
ヘッドショット........................................ 28
ヘッドホン ............................................... 16
別売品 ....................................................... 52
ベルショット ........................................... 30
ボウショット ................................... 29,30
マ
マフリング ............................................... 34
マルチピエゾ ........................................... 27
マルチピエゾパッド................................ 51
ミキサー ........................................... 34,35
ミュート ................................................... 34
ミュート奏法 ........................................... 31
メトロノーム ................................... 42,43
モードセレクトノブ................................ 10
モノラルパッド........................................ 27
ラ
ライブセット ........................................... 50
リアパネル ............................................... 13
DTX-PROX取扱説明書
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保証とアフターサービス
サービスのご依頼、お問い合わせは、お買い上げ店、またはヤマハ修理ご相談センターにご連絡ください。
● 保証書
本製品には保証書が付いています。
「販売店印・お買い上げ日」が記入されている場合は、記
載内容をお確かめのうえ、大切に保管してください。記
入されていない場合は、購入を証明する書類(領収書、納
品書など)とあわせて、大切に保管してください。
● 保証期間
保証書をご覧ください。
● 保証期間中の修理
保証書記載内容に基づいて修理いたします。詳しくは保
証書をご覧ください。
● 保証期間経過後の修理
修理すれば使用できる場合は、ご希望により有料にて修
理させていただきます。
有寿命部品については、使用時間や使用環境などにより
劣化しやすいため、消耗劣化に応じて部品の交換が必要
となります。有寿命部品の交換は、お買い上げ店または
ヤマハ修理ご相談センターへご相談ください。
◆ 修理に関するお問い合わせ
有寿命部品の例
ボリュームコントロール、スイッチ、ランプ、リレー
類、接続端子、鍵盤機構部品、鍵盤接点、ドラムパッ
ドなど
● 補修用性能部品の最低保有期間
製品の機能を維持するために必要な部品の最低保有期間
は、製造打切後8年です。
● 修理のご依頼
まず本書の「困ったときは」をよくお読みのうえ、もう
一度お調べください。
それでも異常があるときは、お買い上げの販売店、また
はヤマハ修理ご相談センターへご連絡ください。
● 製品の状態は詳しく
修理をご依頼いただくときは、製品名、モデル名などと
あわせて、故障の状態をできるだけ詳しくお知らせくだ
さい。
ヤマハ修理ご相談センター
●ナビダイヤル 0570-012-808
※固定電話は、全国市内通話料金でご利用いただけます。
通話料金は音声案内で確認できます。
上記番号でつながらない場合はTEL053-460-4830へおかけください。
●受付 : 月曜日〜金曜日10:00〜17:00( 土曜、日曜、祝日およびセンター指定の休日を除く)
●FAX: 東日本(北海道/東北/関東/甲信越/東海) 03-5762-2125
西日本(北陸/近畿/中国/四国/九州/沖縄) 06-6649-9340
◆ 修理品お持込み窓口
●受付:月曜日〜金曜日10:00〜 17:00(土曜、日曜、祝日およびセンター指定の休日を除く)
*お電話は、ヤマハ修理ご相談センターでお受けします。
東日本サービスセンター
〒143-0006 東京都大田区平和島2丁目 1-1京浜トラックターミナル内14号棟A-5F FAX03-5762-2125
西日本サービスセンター
〒556-0011 大阪市浪速区難波中1丁目 13-17 ナンバ辻本ビル7F FAX06-6649-9340
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*名称、住所、電話番号、営業時間などは変更になる場合があります。
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■ユーザーサポートサービスのご案内
ユーザー登録のお願い
弊社では、ユーザーの方々をサポートし、関連情報をご提供するために、本製品をご購入いただいたお客様にユーザー登録
をお願いしております。
ユーザー登録手続きは、下記ウェブサイトよりお願いします。
ヤマハ電子ドラムサイト
https://jp.yamaha.com/dtx/
* ユーザー登録には、製品本体のシリアル番号(SERNo.)が必要になります。
* ご登録いただいた「ご住所」、「お名前」、「メールアドレス」などを変更された場合は、上記ウェブサイトよりお手続きく
ださい。
本製品の機能や取り扱いについては、最寄りの特約店または下記ヤマハお客様コミュニケーションセンターへお問い合わせ
ください。
お客様コミュニケーションセンター ギター・ドラムご相談窓口
●ナビダイヤル 0570-056-808
※固定電話は、全国市内通話料金でご利用いただけます。
通話料金は音声案内で確認できます。
上記番号でつながらない場合はTEL053-533-5003へおかけください。
●受付 : 月曜日〜金曜日10:00〜17:00( 土曜、日曜、祝日およびセンター指定の休日を除く)
●https://jp.yamaha.com/support/
付属DAWソフトウェアについては、Steinberg社のホームページをご覧ください。Steinberg社のホームページでは、製
品に関するサポート情報や、最新のアップデータのダウンロード、FAQなどを下記URL にて公開しております。
http://japan.steinberg.net/
付属DAWソフトウェアの [ヘルプ(Help)]メニューから Steinberg社のホームページにアクセスできます。(ヘルプメ
ニューには、付属DAWソフトウェアの PDFマニュアルや追加情報なども掲載されています。)
◆ ウェブサイトのご案内
・ヤマハ電子ドラムサイトhttps://jp.yamaha.com/dtx/
・ヤマハサポート・お問い合わせhttps://jp.yamaha.com/support/
ヤマハ株式会社
〒430-8650静岡県浜松市中区中沢町10-1
*都合により、住所、電話番号、名称、営業時間などが変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
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Manual Development Group
© 2020 Yamaha Corporation
2021年3月発行
POMA*.*- **B0
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