DTX532K/DTX562K 組立説明書
標準的な組み立て例
ハイハットスタンド
キックパッド
タムパッド
スネアパッド
シンバルパッド
シンバルパッド
タムパッド
音源モジュール
リアルハイハットパッド
電子ドラムラック
記号表記について
この機器や取扱説明書に表示されている記号には、次のよ
うな意味があります。
「ご注意ください」という注意喚起を示します。
〜しないでくださいという「禁止」を示します。
「必ず実行」してくださいという強制を示します。
□ 音源モジュール
DTX502(1台 )
□ 電源アダプター
(1個 )
□ モジュールホルダー
(1個 )
□ モジュールホルダー
止めネジ(2 個)
□ DTX502取扱説明書(1冊)
□ DTX502保証書(1通)
DTX532K/DTX562Kの同梱品
□ スネアパッド
XP80(1個 )
□ シンバルパッド
PCY135(2個 )
□ リアルハイハットパッド
RHH135(1個 )
□ RHH135 用
スタンドベース
(1個 )
□ PCY135用
回り止め金具
(2個 )
□ PCY135用
フェルト(2 個)
□ 9ch マルチケーブル(1 組 )
□ ケーブルバンド
(6本 )
□ チューニングキー
(1個 )
□ DTX532K/DTX562K組立説明書(本書、1部 )
□ PCY100/135/155取扱説明書(1 冊)
□ RHH135 取扱説明書(1冊 )
□ XP70/80取扱説明書(1冊 )
□ KP65 取扱説明書(1冊 )
DTX532Kのみの同梱品
□ タムパッドXP70
(3個 )
□ クランプボルト (XP70/XP80用 )
(4個 )
□ タムパッドTP70
(3個 )
DTX562Kのみの同梱品
□ クランプボルト (XP80用 )
(1個)
□ ウイングボルト (TP70用 )
(3個 )
□ TP70 取扱説明書(1冊 )
□ キックパッド
KP65(1台)
□ RHH135 用
ハイハットクラッチ
(1個 )
□ ハイハットスタンド
HS650A(1台 )
□ 電子ドラムラックRS502(1体 )
□ RS502取扱説明書(1冊)
□ RHH135 用
ケーブルバンド
(1本)
■ スネアパッドの取り付け
1. スネアパッドにクランプボルトを軽く締めてお
きます。(5〜6回転程度)
2. ラック上のスネアクランプロッドにスネアパッ
ドを取り付けます。スネアクランプロッドの
ロッド部をスネアパッドの取り付け穴に深く差
し込み、クランプボルトを締めてしっかりと固
定します。
3. スネアパッドの打面の高さや角度は、下図のボ
ルトA〜Dをゆるめることで調整できます。位
置が決まったら必ずしっかりとボルトを締めて
固定してから次の調整を行なってください。
■ タムパッドの取り付け
1. スネアパッドと同様、3つのタムパッドそれぞ
れにボルト(DTX532K:ウイングボルト、
DTX562K:クランプボルト ) を軽く締めておき
ます。(5〜6回転程度)
2. ラック上のタムホルダーにタムパッドを取り付
けます。タムホルダーのロッド部をタムパッド
の取り付け穴に深く差し込み、ボルトを締めて
しっかりと固定します。
3. タムパッドの打面の高さや角度は、下図のボル
トA〜Cをゆるめることで調整できます。位置
が決まったら必ずしっかりとボルトを締めて固
定してから次の調整を行なってください。
スネアパッド/タムパッドの取り付け
タムパッド
DTX532K:TP70
DTX562K:XP70
スネアパッド
XP80
スネアパッド( 裏面)
クランプボルト
(矢印の方向に締める)
スネアクランプロッド
スネアパッド
クランプボルト
差し込む
ロッド部
タムホルダー
タムパッド:
TP70
ウイングボルト
差し込む
ロッド部
●DTX532K ●DTX562K
タムホルダー
タムパッド:
XP70
クランプボルト
差し込む
ロッド部
ボルトA
ボルトC
ボルトB
※ 左図はDTX562K の
例です。
この説明書では、DTX532K/DTX562Kの標準的な組み立て方を説明します。
下図のように組み立てと配線を行ない、電源を入れる前の段階までを説明します。
U.R.G., Digital Musical Instruments Division
© 2013 Yamaha Corporation
211POAP*.*-01A0
Printed in Vietnam
ZE16410
・ この説明書では、組み立てられた状態の電子ドラムラック
RS502に対してパッドセットおよび音源モジュールを取り付け
る方法を説明しています。あらかじめ電子ドラムラック RS502
に同梱されている取扱説明書に従ってRS502を組み立てた上
で、この説明書をお読みください。
・ 同梱されているパッド類および電子ドラムラック RS502の保証
につきましては、それぞれの取扱説明書に記載の保証書をご利用
ください。
梱包箱の中身を確認します。
梱包箱を開けたら、すべての部品がそろっていることを確認してください。
安全上のご注意 ご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」をよくお読みください。
ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、あなたや他の人々への危害や損害を未然に防止する
ためのものです。注意事項は、危害や損害の大きさと切迫の程度を明示するために、誤った取り扱いをすると生じる
ことが想定される内容を「警告」と「注意」に区分しています。いずれもお客様の安全や機器の保全に関する重要な
内容ですので、必ずお守りください。
※ お読みになった後は、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。
※ パッドやラックに付属の組立説明書や取扱説明書も必ずお読みください。
別売のドラムマットがある場合には初めに床に敷いてください。ド
ラムマットが無い場合、床に傷がつくのを防ぐためハイハットスタ
ンドHS650AおよびキックパッドKP65を扱うときは必ず床に梱
包材の段ボールなどを敷いて組み立てを行なってください。
電子ドラムラックRS502を組み立てます。
RS502の組み立て方につきましては、RS502に付属の組立説明書をご覧ください。
電子ドラムラックにパッド類、音源モジュールを取り付けます。
この表示内容を無視した取り扱いをすると、死亡や重傷を負う可能性が
けがをするおそれがありますので、小さいお子様が取り扱いされる際は必ず保護者が付き添って
ください。
シンバルホルダーやタムホルダーの先端部分はとがっています。けがの原因になりますので、取
り扱いにはじゅうぶん注意してください。
キックパッドやフットペダルに取り付けられているずれ防止用スパーは先端部分がとがっていま
す。けがの原因になりますので、取り扱いにはじゅうぶん注意してください。
この製品を設置される際、固定用のナット等はしっかり締め付けてください。また、固定用ナッ
ト類をゆるめる際は急激にゆるめないでください。パッドが落下したり、ラック、パイプ、スタ
ンドの部品の落下、転倒などにより、けがの原因となります。
この製品を、不安定な場所(水平でない場所、ぐらついている台の上など)に設置しないでくださ
い。転倒、落下などにより、けがの原因となります。
この製品を設置される際、接続ケーブルなどの引き回しにはじゅうぶん注意してください。足を
掛けて転倒するなど、けがの原因となります。
この製品を分解したり、改造したりしないでください。けがまたは故障の原因になります。
想定されます。
ラックに腰かけたり踏み台にしないでください。転倒したり壊れたりして、けがの原因となりま
す。
※ 製品の仕様および外観は、改良のため予告無く変更することがあります。
この表示を無視して誤った取り扱いをすると、人が傷害を負ったり、財産が損害を
受ける危険のおそれがある内容を示しています。
クランプを調節する際、指に注意してください。指が挟まれてけがをするおそれがあります。
パイプの端面や内面及びネジの先端にご注意ください。尖った部分等で指にけがをするおそれが
あります。
キックパッドやフットペダルの下に、手や足を入れないでください。挟まれてけがの原因となり
ます。
電子ドラムラックには、アコースティックドラムを取り付けないでください。クランプの破損
や、ドラムの落下などで、けがをするおそれがあります。
注記(ご使用上の注意)
・ ケーブルの抜き差しは必ずプラグ部分を持って行なってください。また、ケーブルの線の部分に重いも
のを乗せたり、とがったものが触れたりしないように注意してください。線の部分に無理な力がかかる
と断線などのトラブルの原因になります。
・ この製品の上に乗ったり、重いものを乗せたりしないでください。故障の原因になります。
・ 温度が極端に高い場所( 直射日光の当たる場所、暖房器具の近く、閉めきった車内など)や、湿気の多い
場所( 風呂場、雨天の屋外など) での使用、保管はしないでください。変形、変色、故障や性能劣化の原
因になります。
・ 製品を手入れするときは、ベンジンやシンナー、アルコール類は使用しないでください。製品を変色、
変形させるおそれがあります。お手入れの際は、やわらかい布で乾拭きするか、水を含ませて固く絞っ
た布を用いて汚れをふき取ってください。汚れがひどいときは、中性洗剤を含ませた布を固く絞って汚
れを拭き取り、そのあとで水を含ませて固く絞った布を用いて洗剤を拭き取ってください。
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■ 音源モジュールの取り付け
1. 音源モジュールに付属のモジュールホルダー止
めネジを使って、音源モジュール底面にモ
ジュールホルダーを取り付けます。
2. モジュールホルダーをホルダークランプに差し
込み、クランプボルトを締めて固定します。
■ シンバルパッドの取り付け
1. 回り止め金具のキーボルトを、チューニング
キーを使ってゆるめます。
2. シンバルホルダーから、蝶ナット、フェルト(2
個)、ボルトカバーを外します。
3. シンバルホルダーに回り止め金具を通します。
※ 手順1でキーボルトをゆるめる量が足りない場合、
回り止め金具の穴にシンバルホルダーが通らない
ことがあります。キーボルトが外れない程度にゆ
るめてください。
4. ボルトカバーを取り付けます。
※ ボルトカバーは、回転させながらネジ部にねじ込
み、しっかりと固定させます。
5. 下図のように、回り止め金具をボルトカバー下
面に当てた状態にし、チューニングキーを使っ
てキーボルトを締め、固定します。
6. シンバルホルダーに、手順2でシンバルホル
ダーから外したフェルトを1つ通します。
7. パッドを取り付けます。シンバルホルダーの先
端をパッド中央の穴に通し、回り止め金具のピ
ンをもうひとつの小さい穴に通します。
※ 回り止め金具のピンがシンバルパッドの小さい穴に
十分に届いていない状態で演奏すると、ピンが穴か
ら外れる可能性があります。回り止め金具は、必ず
手順5 で指定している位置に固定してください。
8. シンバルパッドに同梱されているフェルトを取
り付けます。
9. 蝶ナットを締めてパッドとシンバルホルダーを
固定します。
音源モジュールの取り付け/シンバルパッドの取り付け
シンバルパッドのセンサーは、パッド表面のYAMAHA
と書かれたロゴの辺りにあります。パッドの性能を十分
に出せるよう、セッティングするときはYAMAHAの
ロゴの辺りを叩けるように向きを調節してください。
(上図を参照)
シンバルパッド
PCY135
音源モジュール
シンバルパッドPCY135
モジュールホルダー
止めネジ
モジュールホルダー
音源モジュール( 底面)
パネル前面側
クランプボルト
音源モジュール
+
モジュールホルダー
差し込む
ホルダークランプ
シンバルホルダー
フェルト
ボルトカバー
蝶ナット
シンバルホルダー
回り止め金具
ボルトカバー
ネジ部
手順2 でシンバルホルダーから外した、もうひと
つのフェルトは使いません。
シンバルホルダー
回り止め金具
ボルトカバー
突き当てる
パッド
シンバルパッドに
同梱されている
フェルト
シンバルホルダー
フェルト
ボルトカバー
パッド
回り止め金具
ピン
蝶ナット
回り止め金具のピン
小さい穴
1.
ドラムマット(別売)などが無い場合は、床に傷を
つけるのを防ぐため段ボールなどを敷きます。
2. ハイハットスタンドのウイングボルト( 下図 a)
をゆるめます。
3. 下図のように三脚部を広げ、手順2 でゆるめた
ウイングボルトを締めて固定します。
4. 下図のように連結棒をフレームの穴に差し込み
ます。
5. 右図をご覧ください。
ハイハットクラッチのウイングボルト(右図b)
をゆるめてハイハットクラッチを外します。
※ このハイハットクラッチは本説明書の標準的な組
み立て例では使用しません。RHH135付属のハイ
ハットクラッチを使います。
6. 上パイプ からハイハットシャフト を引き
抜きます。
7. 手順6で引き抜いたハイハットシャフト を下
パイプ の奥まで挿入し、先端部をねじ込み
ます。
8. 上パイプ をハイハットシャフト の上から
差し込み、受け皿がハイハットシャフト の
中間となる位置でウイングボルト(右図c)を締
めて固定します。
9. 受け皿の上に載っているフェルトは本説明書の
標準的な組み立て例では使用しませんので、外
しておきます。
10.
リアルハイハットパッドRHH135を取り付け
ます。
※ RHH135取扱説明書の「セッティングのしかた」
をご参照ください。
ハイハットスタンドの組み立て
フェルト
ハイハット
クラッチ
受け皿
受け皿
c
b
1. ドラムマット(別売)などが無い場合は、床に傷をつけるのを防ぐため段ボー
ルなどを敷きます。
2. キックパッドの本体から蝶ボルト、ばねワッシャー、ワッシャーをいったん
外し、4組それぞれ外したままの順番で近くに置きます。
3. 右図のようにベース部を本体に組み付け、手順2 で外した蝶ボルト、ばね
ワッシャー、ワッシャーをベース部側から取り付けて固定します。
キックパッドの組み立て
ばねワッシャー ワッシャー
蝶ボルト
本体
本体
ベース部
1. 音源モジュールのリアパネルのトリガー入力端子(qSNARE〜oHI-HAT、
およびHI-HATCONTROL端子)に、9chマルチケーブルのストレートプ
ラグを差し込みます。
• 標準セットアップでは、各プラグのシールに印字されているパッド名の
記号に合わせて9chマルチケーブルを接続します。
【音源モジュールのリアパネル】
【9chマルチケーブル】
ストレート
プラグ
L字
プラグ
HH CON HI HAT CRASH KICK SNARE TOM1 TOM2 TOM3 RIDE
ストレートプラグの名称
(シールに印字されています )
SNARE
TOM1
TOM2
TOM3
RIDE
CRASH
KICK
HI HAT
HH CON
DTX502リアパネル端子名
1: qSNARE
2:wTOM1/!0
3:eTOM2/!1
4:rTOM3/!2
5:tRIDE
6:yCRASH
7:uKICK/i
8:oHI-HAT
9: HI HAT CONTROL
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2. 9chマルチケーブルの L 字プラグを各パッドの端子に差し込みます。
【パッドの接続端子の位置】
3. スネアパッドとタムパッドは、ケーブルが抜け落ちないようにコードフッ
クに巻きつけて固定します。
コードフックに巻きつける際、ケーブルを極端に折り曲げないでください。
ケーブルの断線の原因となります。
RIDE
TOM3
TOM2
KICK
TOM1
SNARE
CRASH
HI HAT HI CON
1. 電源アダプターのDCプラグを 端子に接続します。コードの抜け落ちを防ぐためにコード
をコードフックに巻きつけて固定します。
【音源モジュールのリアパネル】
2. ケーブルバンドを使い、右図の 位置を参考にケーブルをラックに沿わせて固定します。
3. 電源アダプターのもう一端のプラグを家庭用(AC100V) コンセントに接続します。
本紙おもて面の『標準的な組み立て例』を参考に、ハイハットスタンドおよびキックパッドを配置します。
別売のドラムマットがある場合には初めに床に敷いてください。ドラムマットが無い場合は、床に傷がつくのを防ぐため
ハイハットスタンドおよびキックパッドの下に梱包材の段ボールなどを敷いてください。
パッドと音源モジュールを接続します。
パッドの出力を音源モジュールのパッド入力に接続し、配線します。
765 4321
89
音源モジュールに電源アダプターを接続します。
これで組み立ては完了です!音源モジュールの電源を入れて実際に音を出すなど、これ以降の手順につきましては、音源モジュールの取扱説明書をご覧ください。