SONY MDS-JE580 User Manual

2-589-688-03(1)
ミニディスクデッキ
取扱説明書
お買い上げいただきありがとうございます。
電気製品は安全のための注意事項を守らないと、火災や人身 事故になることがあります。
この取扱説明書には、事故を防ぐための重要な注意事項と製品の取り扱いか たを示しています。この取扱説明書と別冊の「安全のために」をよくお読み のうえ、製品を安全にお使いください。 お読みになったあとは、いつでも見られるところに必ず保管してください。
MDS-JE580
© 2005 Sony Corporation
この取扱説明書について
この取扱説明書では、主に本体のボタン類を使っ
た操作を説明しています。 ー リモコンに本体と同じ表示のボタンがある場
合は、そのボタンを使って本体のボタンと同 じ操作ができます。
ー 本体とリモコンの表示が違うボタンで、同じ
操作ができることもあります。この場合は本 体のボタン類の後ろに、同じ操作をするリモ コンのボタンを( )に入れています。 例)AMSつまみを右に回す(リモコンの> を押す)
この取扱説明書では、次の記号を使っています。
記号 意味
この操作はリモコンにあるボタ
Z
ンでのみ可能です。
知っていると便利な情報です。
z
使用上のご注意
設置場所について
次のような場所には置かないでください。
ぐらついた台の上や不安定な所。
じゅうたんや布団の上。
湿気の多い所、風通しの悪い所。
ほこりの多い所。
直射日光が当たる所、温度が高い所。
極端に寒い所。
チューナーやテレビ、ビデオデッキから近い所。
(チューナーやテレビ、ビデオデッキといっしょ
に使用するとき、近くに置くと、雑音が入った り、映像が乱れたりすることがあります。特に室 内アンテナのときに起こりやすいので屋外アンテ ナの使用をお勧めします。)
ステレオを聞くときのエチケット
結露について
寒いときにお部屋の暖房を入れた直後など、本機の 内部に水滴がつくことがあります。これを結露とい います。そのままでは正常に働かないばかりでな く、MDや内部の部品も傷めてしまいます。本機を ご使用にならないときは、MDを取り出しておくこ とをお勧めします。 結露が生じたときは、電源を入れたまま、約1〜数 時間放置し、再度電源を入れ直してからご使用くだ さい。もし何時間たっても正常に動作しない場合 は、ソニーサービス窓口にご連絡ください。
本体のお手入れのしかた
キャビネットやパネル面の汚れは、中性洗剤溶液を 少し含ませた柔らかい布で拭いてください。シン ナー、ベンジン、アルコールなどは表面を傷めます ので使わないでください。
正常な使用状態で本製品に故障が生じた場合、 当社は本製品の保証書に定められた条件にした がって修理を致します。ただし、本製品の故 障、誤動作または不具合により、録音、再生な どにおいて利用の機会を逸したために発生した 損害等の付随的損害の補償については、当社は 一切その責任を負いませんので、あらかじめご 了承ください。
ステレオで音楽をお楽しみに なるときは、となり近所に迷 惑がかからないような音量で お聞きください。特に、夜は 小さな音でも周囲によく通る ものです。 窓をしめたり、ヘッドホンを ご使用になるなどお互いに心 を配り、快い生活環境を守り ましょう。 このマークは音のエチケット のシンボルマークです。
音量を調節するときは
MDはアナログカセットテープに比べ、非常に雑音 が少なくなっています。アナログカセットテープの ときのように音のない部分で雑音を聞きながら音量 を調節すると、思わぬ大音量が出て、スピーカーを 破損するおそれがあります。再生を始める前には音 量を必ず小さくしておきましょう。
2
目次
この取扱説明書について...........................2
使用上のご注意 ..........................................2
各部の名称とはたらき
本体前面 ...................................................... 4
本体後面 ...................................................... 5
リモコン ...................................................... 6
表示窓.......................................................... 7
準備
接続を始める前に ......................................9
オーディオ機器に接続する.................... 10
MD に録音する
録音する ................................................... 11
録音するときのご注意............................ 12
長時間録音する ....................................... 13
録音中に曲番を付ける
(トラックマーキング)..................... 14
録音するときに便利な機能.................... 16
録音レベルを調節する............................ 17
6 秒前の音から録音する
(タイムマシン録音)......................... 18
好きな音源とシンクロ録音する
(ミュージックシンクロ録音)Z ... 19 ソニー製 CD プレーヤーとシンクロ録音
する(CD シンクロ録音)Z.......... 19
MD を再生する
再生する ................................................... 21
再生したい曲を選ぶ................................ 22
再生したい部分を探す............................ 23
くり返し再生する(リピート再生)...... 23
ランダムに再生する
(シャッフル再生)............................. 25
聞きたい曲を好きな順番で再生する
(プログラム再生)............................. 25
MD を編集する
編集の前にお読みください ....................27
曲を消す(ERASE)...............................28
曲を分ける(DIVIDE)............................ 30
曲をつなぐ(COMBINE)...................... 31
曲を移動する(MOVE)......................... 32
曲やディスクに名前を付ける
(NAME)............................................33
録音後に録音レベルを変更する
(S.FEDIT).......................................37
最後の編集操作を取り消す
(UNDO)............................................40
その他の機能
フェードイン/フェードアウトを
使う Z ............................................... 41
スリープタイマーを使う ........................42
その他の情報
MD の取り扱いかた ................................43
システム上の制約....................................43
故障かな?と思ったら............................45
自己診断機能と表示一覧 ........................46
メッセージ表示一覧................................47
保証書とアフターサービス ....................48
主な仕様 ...................................................48
エディットメニューの項目一覧.............49
セットアップメニューの項目一覧.........50
索引 ........................................................... 51
3
各部の名称とはたらき
3 4 5 6 7 8 9
q
本体前面
1
q;
スタンバイ
1STANDBY
?/1(電源)スイッチ(11、21ページ)
押して電源を入れるとSTANDBYランプが消 灯します。もう一度押して電源を切ると、ラン プが点灯し、本機はスタンバイ状態になりま す。
エムディー
2M D
下図のようにMDを差し込みます。
エムディーエルピー
3M D L P
録音モードをLP2、LP4ステレオ録音に設定 したとき点灯します。また、LP2、LP4ステ レオ録音したMDの再生中にも点灯します。
イジェクト
4EJECT
17、21ページ)
ランプ(11、21ページ)
スロット(11、21ページ)
矢印の向きに差し込む
インジケーター(13ページ)
A(MD取り出し)ボタン(11、
qs
qa
ラベル面を上に
2
qg
d
qf
5H(再生)ボタン(11、21ページ)
再生を始めます。また、録音待機状態のときに 押すと、録音を始めます。
6X(一時停止)ボタン(11、21ページ)
再生や録音を一時停止します。また、一時停止 した再生や録音を再開します。
7x(停止)ボタン(11、21ページ)
再生、録音などを止めます。また、選んだ項目 を取り消します。
メニュー/ノー
8MENU/NO
「EditMenu」を表示します。
イエス
9YES
選んだ項目を確定します。
0PLAYMODE
ふつうの再生、シャッフル再生、プログラム再 生を切り換えます。
リピート
qaREPEAT
リピート再生を選びます。
ボタン(27ページ)
ボタン(27ページ)
プレイモード
ボタン(23ページ)
qh
qj qk
ボタン(25、26ページ)
ql
4
レベル/ディスプレイ/キャラクタ ー
qsLEVEL/DISPLAY/CHAR
ボタン(8、
17、26、34ページ)
押したときによって、はたらきが以下のように 変わります。
押したとき はたらき
録音中または 録音待機中
AMSつまみを使って 録音レベルを調節で きます。
停止中 ディスクの情報を表
示します。
録音中 録音中の曲の情報を
表示します。
再生中 再生中の曲の情報を
表示します。
編集中
入力する文字の種類を 選びます。
qd表示窓(7ページ)
さまざまな情報を表示します。
インプット
qfINPUT
ボタン(11、17ページ)
MDに録音するとき、本機に入力する音源を選 びます。
qgm/M(早戻し/早送り)ボタン(23、
34ページ)
曲の中の聞きたい部分を探したり、文字の入力 中にカーソルを移動します。
レコードモード
qhRECMODE
ステレオ録音、LP2ステレオ録音、LP4ステ レオ録音、モノラル録音を切り換えます。
レコード
qjREC
ボタン(13ページ)
z(録音)ボタン(11、14、17
ページ)
録音するときに使います。また、入力信号をモ ニターしたり、曲番を自分で付けたりするとき にも使います。
クリア
qkCLEAR
ボタン(24、26、35、50
ページ)
選んだ曲番や文字を取り消します。
エイエムエス
qlAMS
つまみ(17、22、27ページ)
曲の頭出し、録音レベルの調節、入力する文字 や項目の選択などを行います。選んだ項目を確 定するときにも使います。
本体後面
1アナログ入力端子(10、11ページ)
接続した機器の音を、本機のMDにアナログ録 音します。
2アナログ出力端子(10ページ)
接続した機器を通じて、MDの音を再生します。 また、接続した機器に、本機のMDの内容をア ナログ録音します。
3デジタルオプチカル入力端子(10、11
ページ)
接続した機器の音を、本機のMDにデジタル録 音します。
各部の名称とはたらき
5
リモコン
wf
wd
ws wa
w;
ql
qk qj
qh
qg
qf
qd
A
DISPLAY
MENU/NO
’-/,
1
GHI
4
PQRS
7
>10
STOP
GROUP
ON/OFF
H
z x
. >
m M
REPEAT
NAME EDIT
/ SELECT
ABC
2
JKL5MNO
TUV
8
10/0
CD-SYNCHRO
START
SKIP
T.REC
AyB
` / 1
PLAY MODEREC MODEINPUT
FADERSCROLL
YES
DEF
3
6
WXYZ
9
CLEAR
STANDBY
MUSIC
SYNC
X
LEVEL
1
2
3
4
5
6
7
8
9
0
qa
qs
1?/1(電源)スイッチ(11、21ページ)
押して電源を入れると、本体前面の STANDBYランプが消灯します。もう一度押 して電源を切ると、ランプが点灯し、本機はス タンバイ状態になります。
プレイモード
2PLAYMODE
ふつうの再生、シャッフル再生、プログラム再 生を切り換えます。
フェーダー
3FADER
フェードイン/アウト録音を行います。
イエス
4YES
ボタン(27ページ)
選んだ項目を確定します。
ボタン(25、26ページ)
ボタン(41ページ)
5アルファベット/数字/カタカナ入力ボタ
ン(22、35ページ)
アルファベット、数字、カタカナを入力しま す。また、曲番を入力するときに使います。
クリア
6CLEAR
ボタン(24、26、36、50
ページ)
選んだ曲番や文字を取り消します。
シーディーシンクロ
7CD-SYNCHRO
ストップ
STOP
ボタン
CDシンクロ録音を停止します。
スタート
START
ボタン
CDシンクロ録音を始めます。
スタンバイ
STANDBY
CDシンクロ録音待機状態になります。
ミュージックシンクロ
8MUSICSYNC
ミュージックシンクロ録音を始めます。
(19ページ)
ボタン
ボタン(19ページ)
9X(一時停止)ボタン(11、21ページ)
再生や録音を一時停止します。また、一時停止 した再生や録音を再開します。
0x(停止)ボタン(11、21ページ)
再生、録音などを止めます。また、選んだ項目 を取り消します。
レベル
qaLEVEL
+/ーボタン(17ページ)
録音または録音待機状態のときに、録音レベル を調節します。
qsAyBボタン(24ページ)
A-Bリピート再生を選びます。
リピート
qdREPEAT
リピート再生を選びます。
ボタン(23ページ)
6
qfm/M(早戻し/早送り)ボタン(23、
36ページ)
曲の中の聞きたい部分を探したり、文字の入力 中にカーソルを移動します。
qg./>(頭出し)ボタン(17、22、
27ページ)
曲の頭出し、録音レベルの調節、入力する文字 や項目の選択などを行います。
qhz(録音)ボタン(11、14、17ページ)
録音するときに使います。また、入力信号をモ ニターしたり、曲番を自分で付けたりするとき にも使います。
タイムマシンレコード
qjT . R E C
録音一時停止中に押して、タイムマシン録音を 始めます。
ボタン(18ページ)
qkH(再生)ボタン(11、21ページ)
再生を始めます。
グループ オン/オフ
qlGROUPON/OFF
本機では使用しません。
グループスキップ
GROUPSKIP
本機では使用しません。
メニュー/ノー
w;MENU/NO
「EditMenu」を表示します。
ネームエディット/セレクト
waNAMEEDIT/SELECT
ボタン
ボタン
ボタン(27ページ)
ボタン(35ペー
ジ)
曲名やディスク名を付けたり、変更したりする ときに使います。また、曲名やディスク名を入 力するときに、文字の種類を選びます。
ディスプレイ
wsDISPLAY
表示窓の情報を切り換えます。
スクロール
SCROLL
長いディスク名や曲名をスクロールして表示し ます。
インプット
wdINPUT
MDに録音するとき、本機に入力する音源を選 びます。
RECMODE
ステレオ録音、LP2ステレオ録音、LP4ステ レオ録音、モノラル録音を切り換えます。
ボタン(8、17、26ページ)
ボタン(21ページ)
ボタン(11、17ページ)
レコードモード
ボタン(13ページ)
wfA(MD取り出し)ボタン(11、17、21
ページ)
表示窓
トック
1TOC
2ディスク名、曲名表示
3再生表示
4INPUT
表示(12、27ページ)
録音内容がまだMDに記録されていないとき
は「TOC」が表示されます。録音した内容 をMDに記録しているときは「TOC」が点滅 します。
編集作業中は「TOCEDIT」が表示されま
す。
ディスク
DISC
表示
MDに関する情報が表示されているときに点灯 します。
トラック
TRACK
曲に関する情報が表示されているときに点灯し ます。
SHUF
シャッフル再生を選ぶと表示されます。
プログラム
PGM
プログラム再生を選ぶと表示されます。
REP
リピート再生を選ぶと表示されます。
表示
シャッフル
表示(25ページ)
表示(26ページ)
リピート
表示(23ページ)
全曲リピートを選ぶと「REP」が表示され
ます。
1曲リピートを選ぶと「REP1」が表示され
ます。
A-Bリピートを選ぶと「REPA-B」が表示
されます。
インプット
表示(11ページ)
デジタルオプチカル入力端子に接続した機器
を録音源として選んだときに「D-IN」が表 示されます。
アナログ入力端子に接続した機器を録音源と
して選んだときに「A-IN」が表示されます。
次のページへつづく
各部の名称とはたらき
7
レベルシンクロ
5L.SYNC
録音中、自動的に曲番を付けるときに表示され ます。
6SLEEP
スリープタイマーが働いているときに表示され ます。
表示(14ページ)
スリープ
表示(42ページ)
7名前表示(33ページ)
ディスク名や曲名、「EditMenu」や「Setup Menu」の設定が表示されます。再生中は曲名 が表示されます。ディスク名や曲名が付いてい ないときは、「NoName」と表示されます。
8録音表示
シンクロ
SYNC
表示
シンクロ録音中に表示されます。
レコード
REC
表示
録音中に表示されます。
録音モード表示(13ページ)
録音モードをモノラルに設定したときやモノ
ラル録音したMDの再生中は「MONO」が 表示されます。
録音モードをLP2ステレオに設定したとき
やLP2ステレオ録音したMDの再生中は
「LP2」が表示されます。
録音モードをLP4ステレオに設定したとき
やLP4ステレオ録音したMDの再生中は
「LP4」が表示されます。
録音モードをステレオに設定したときやステ
レオ録音したMDの再生中は「MONO」、
「LP2」、「LP4」が消灯します。
9NX表示
再生中や再生一時停止中に表示されます。
表示を切り換える
LEVEL/DISPLAY/CHAR(リモコンの DISPLAY)をくり返し押す。
押すたびに、表示は次のように変わります。
ご注意
本機の状態によっては、下記のとおりに表示されな い場合があります。
停止中
t 全曲数と録音済み時間
r
1
*
録音可能な時間
r
ディスク名
1
*
録音モード(13ページ)によって、表示される 時間は異なります。
2
*
ディスク名が付いていないときは、「NoName」 と表示されます。
再生中
t 再生中の曲番と再生経過時間
r
再生中の曲番と残り時間
r
ディスク全体の残り時間
r
再生中の曲名
3
*
曲名が付いていないときは、「NoName」と表 示されます。
録音中
t 録音中の曲番と録音経過時間
r
録音可能な時間
r
入力信号のレベル(録音レベルの調節値)
r
録音中の曲名
4
*
録音モード(13ページ)によって、表示される 時間は異なります。
5
*
曲名が付いていないときは、「NoName」と表 示されます。
(録音用MDのみ)
2
*
3
*
4
*
5
*
8
準備
接続を始める前に
付属品を確認する
本機とともに、次の付属品が同梱されていま す。
オーディオ接続コード
(ピンプラグ×2nピンプラグ×2)(2)
光デジタル接続ケーブル(1)
リモコン(1)
ソニー単3形乾電池(2)
ソニーサービス窓口・ご相談窓口のご案内
(1)
安全のために(1)
保証書(1)
リモコンに電池を入れる
付属の乾電池2個のeとEと、電池入れ内部 の表示を合わせて入れる。
ご注意
乾電池の使いかたを誤ると、液もれや破裂のおそ
れがあります。次のことを必ず守ってください。 ー eEの向きを正しく入れてください。 ー 新しい乾電池と使った乾電池、または種類の
違う乾電池を混ぜて使わないでください。 ー 乾電池は充電しないでください。 ー 長い間リモコンを使わないときは、乾電池を
取り出してください。 ー 液もれしたときは、電池入れについた液をよ
くふき取ってから新しい乾電池を入れてくだ
さい。
リモコンで操作するときは、本体のリモコン受光
部に直射日光や照明器具などの強い光が当たらな いようにご注意ください。リモコンからの操作を 受け付けないことがあります。
準備
必ずイラストのように
E極側から電池を入れ
てください
リモコンで操作するときは
リモコンを本体のリモコン受光部 に向けて操作 する。
z乾電池の寿命は約6か月です。
残りが少なくなると、リモコンで操作できる距離が 短くなります。これを目安にして、2個とも新しい 乾電池に交換します。
9
オーディオ機器に 接続する
電源コード
AMDの音を聞く
システムステレオやアンプを通じて、MDの音を再 生します。また、システムステレオのテープや、ア ンプに接続されているテープデッキなどに、本機の MDの内容をアナログ録音することができます。
BCまでは、システムステレオやアンプ側に対 応する端子がある場合のみ接続してください。 MDを聞くには、Aの接続が必要です。 また、MDに録音する場合は、BまたはCの接続 が必要です。
BMDにアナログ録音する
システムステレオのCD、ラジオ、テープや、アン プに接続されているCDプレーヤー、ラジオ、カ セットデッキなどの音を、本機のMDにアナログ録 音します。
システムステレオ、CDプレーヤー、 ステレオアンプ、BS/CSチュー ナーなどのデジタル機器
1)MD端子がないときは、DAT、TAPE、VIDEO、
LINE、AUX端子のどれかに接続してください。
2)「(REC)OUT」、「OUTPUT」、「REC」、「録音」
などの表記になっている場合もあります。
3)「IN」、「INPUT」、「PLAY」「プレイ」などの表
記になっている場合もあります。
4)「光デジタル」、「DIGITAL」、「OPT(ICAL)」な
どの表記になっている場合もあります。
必要なコード類
オーディオ接続コード(付属)
ABの接続に使います。
白(L:左)
赤(R:右)
オーディオ接続コードの赤いプラグは右(R)端子 に、白いプラグは左(L)端子に差し込みます。
光デジタル接続ケーブル(付属)
Cの接続に使います。
光デジタル接続ケーブルは、デジタルオプチカル端 子にカチッと音がするまで平行に差し込んでくださ い。正しく接続されていないと「DinUnlock」
「C71」が交互に表示されることがあります。ま
た、光デジタル接続ケーブルは、折り曲げたり束ね たりしないでください。
白(L:左)
赤(R:右)
CMDにデジタル録音する
システムステレオのCD、MDや、DATデッキ、 BS/CSチューナー、アンプに接続されているCD プレーヤー、MDデッキなどの音を、本機のMDに デジタル録音します。
接続に関するご注意
すべての接続が完了するまで、電源コードは接続
しないでください。
本機と、本機に接続する機器の電源を切ってから
接続してください。
プラグは端子にしっかりと差し込んでください。
不完全な接続は雑音や誤動作の原因になります。
電源コードを接続する
プラグを壁のコンセントに差し込みます。
10
MDに録音する
録音する
すでに録音済みのMDに録音するときは、自 動的に録音済みの部分の続きに録音します。
`/1
スロット
H
INPUT
X
REC
z
1 録音したい音源とシステムス
テレオ(またはアンプ)の電 源を入れる
2 システムステレオ(またはア
ンプ)で音源を選ぶ
7 必要に応じて録音レベルを調
節する
詳しくは、「録音レベルを調節する」
(17ページ)をご覧ください。
8 HまたはXを押してから、録
音したい音源の再生を始める
録音中の基本操作
こんなときは 操作
録音を止める xを押す。 録音を一時停止する Xを押す。
もう一度押すまたは Hを押すと、録音を 再開します。
MDを取り出す 録音を止めたあと、
EJECTAを押す。
録音を一時停止したあとで再開すると
曲番が変わります。例えば、4曲目を録音中 に録音を一時停止すると、録音を再開したと ころから5曲目になります。
MD に録音する
3 本機の?/1(電源)スイッチ
を押して、電源を入れる
STANDBYランプが消灯します。
4 録音用のMDを入れる 5 INPUTをくり返し押して、録
音したい音源を選ぶ
音源が接続されている端子
デジタルオプチカル入力 D-IN アナログ入力 A-IN
選ぶ表示
6 RECzを押す
録音待機状態になります。
録音の誤消去を防ぐには
MDの誤消去防止つまみをずらして、孔が開いた 状態にすると、録音できなくなります。孔を閉じ ると、再び録音できるようになります。
誤消去防止つまみ
孔を開く
z録音した曲をすぐに再生して確認できま す。
録音を止めた直後に、Hを押す。 今回録音した最初の曲から再生が始まります。
次のページへつづく
11
z録音したあと、すぐに1曲目から再生でき ます。
1 録音を止めた直後に、もう一度xを押す。 2 Hを押す。
MDの最初の曲から再生が始まります。
録音するときのご 注意
ご注意
本機では、dtsCDからのデジタル録音はできませ ん。
録音中の表示について
「TOC」が点灯しているとき
録音した内容はまだMDに記録されていませ ん。「TOC」が点灯しているときに電源プラ グをコンセントから抜かないでください。録 音した内容をMDに記録できなくなります。 MDを取り出そうとしたとき、または本機の 電源を切ろうとしたときに録音した内容は MDに記録されます。
「TOCWriting」が点滅しているとき
録音した内容をMDに記録しています。この とき、電源プラグをコンセントから抜いた り、本体をゆらしたりしないでください。録 音した内容が正しく記録されない場合があり ます。
サンプリングレートコンバー
ター
本機に入力されるデジタル信号を、MDのサ ンプリング周波数(44.1kHz)に変換しま す。したがって、サンプリング周波数の違う DATや衛星デジタル放送(32kHzまたは 48kHz)の音をモニターしたり(「入力され ている音をモニターする」17ページ)、デジ タル録音したりできます。
12
長時間録音する
録音時間を2倍長または4倍長にしてステレ オ録音することができます(MDLP録音)。 また、モノラル録音では、ステレオ信号をモ ノラルに変換して録音します。録音時間は、 通常のステレオ録音の約2倍になります。 LP4ステレオモード(4倍長時間録音モー ド)は、特殊な圧縮方式によって長時間ステ レオ録音を実現しています。音質を重視する ときは、ステレオ録音またはLP2ステレオ録 音(2倍長時間録音)をお勧めします。
MDLP録音した曲は、下記のマークが印刷さ れた機器でのみ再生できます。 未対応機器では再生できません。
MENU/
YES
NO
REC MODE
AMS
1 「録音する」(11ページ)の
手順1〜5を行う
3 「録音する」(11ページ)の
手順6〜8を行う
z手順2でLP2またはLP4ステレオ録音を選 んだときは
MDLPインジケーターが点灯し、「LP2」または
「LP4」と表示されます。
MDLP録音時に、曲名の最初に
「LP:」を付けるには
MDLP未対応機器で再生しようとすると表示 されます。再生できないことが一目で分かる ため便利です。出荷時はONに設定されてい ます。
1 停止、再生、一時停止中に、MENU/NO
を押す。
2 AMSつまみを回して(リモコンの./
>をくり返し押して)「Setup?」を表
示させ、AMSつまみまたはYESを押す。
3 AMSつまみを回して(リモコンの./
>をくり返し押して)「LPstampOff」
(または「LPstampOn」)を表示させ、
AMSつまみまたはYESを押す。
4 AMSつまみを回して(リモコンの./
>をくり返し押して)「LPstampOn」
を表示させ、AMSつまみまたはYESを 押す。
5 MENU/NOを押す。
曲名の最初に「LP:」が付かないようにす るには、手順4で「LPstampOff」を表示 させ、AMSつまみまたはYESを押します。
MD に録音する
2 RECMODEをくり返し押し
て、録音モードを選ぶ
録音モード 選ぶ表示
ステレオ録音 表示なし LP2ステレオ録音 LP2 LP4ステレオ録音 LP4 モノラル録音 MONO
次のページへつづく
13
ご注意
記録された「LP:」は、MDLP未対応機器で再
生しようとしたときに、再生できないことを表示 する確認用のスタンプです。再生可能なMDLP 対応機器では表示されません。
ONに設定すると曲名として記録されるため、1
枚のMDに入力できる文字数は少なくなります。 また、DIVIDE機能を使って曲を分けると、後の 方の曲にも「LP:」が付きます。
録音が終わっても、録音モードの設定は残ってい
ます。録音する前に、録音モードを確認してくだ さい。
MDLP録音したMDを再生するときは、MDLP対
応機器を使ってください。それ以外の機器で再生 することはできません。
録音中に録音モードを変えることはできません。
録音モードを「MONO」にしても、スピーカー
からは音源のままの音声(ステレオ信号録音時は ステレオ音声)が聞こえます。
S.FEDITなど、使用できないMD編集機能が一
部あります。
録音中に曲番を付ける
(トラックマーキング)
自分で付ける方法と、自動的に付ける方法の 2通りがあります。曲番を付けると、曲の頭 出しや編集操作をするときに便利です。
MENU/
YES
NO
z
REC
AMS
自分で付ける(マニュアルト
ラックマーキング)
録音中に、曲番を付けたいところ でRECzを押す
14
自動で付ける(オートトラッ
クマーキング)
CDまたはMDをデジタル録音するときは、 音源のCDまたはMDと同じ曲番が自動的に 付きます。 その他の音源をデジタル録音するとき、また は音源の種類にかかわらずアナログ録音をす るときに自動で曲番を付けるためには、以下 の設定を行います。ただし、テープやラジオ などの音源で雑音が多い場合、自動で曲番を 付けることはできません。
1 停止中に、MENU/NOを押す
2
AMSつまみを回して(リモコン
./>
をくり返し押して)
「Setup?」を表示させ、AMSつ
まみまたはYESを押す
3
AMSつまみを回して(リモコン の
./>
をくり返し押して)
「T.MarkLSyn」を表示させ、
AMSつまみまたはYESを押す
4
AMSつまみを回して(リモコン の
./>
をくり返し押して) 設定を選び、AMSつまみまたは YESを押す
オートトラックマー キングを選ぶ設定
働かせる T.MarkLSyn
働かせない T.MarkOff
「T.MarkLSyn」を選ぶと、L.SYNC
が点灯します。
選ぶ設定
(初期設定)
5 MENU/NOを押す
オートトラックマーキングの基準にな る入力信号のレベルを設定するには
ここで設定したレベル以下の信号入力が1.5 秒以上続いたあとで、再び設定レベル以上の 信号が入力されたときに新しい曲番が付きま す。
1 停止中に、MENU/NOを押す。 2 AMSつまみを回して(リモコンの./
>をくり返し押して)「Setup?」を表 示させ、AMSつまみまたはYESを押す。
3 AMSつまみを回して(リモコンの./
>をくり返し押して)「LS(T)」を表示
させ、AMSつまみまたはYESを押す。
4 AMSつまみを回して(リモコンの./
>をくり返し押して)入力信号のレベ
ルを選び、AMSつまみまたはYESを押 す。 –72dB〜0dB(2dB単位)の範囲で選 びます。出荷時は–50dBに設定されてい ます。
5 MENU/NOを押す。
z曲番の付きかたの補足情報
CDまたはMDをデジタル録音するとき
以下の場合は録音した部分全体に対して1つしか 曲番が付かないことがあります。 ー 1曲リピートなどで同じディスクのある1曲を
くり返したものを録音したとき
ー 違うディスクの同じ曲番を続けて録音したと
ー 一部のCDプレーヤーまたはマルチディスクプ
レーヤーから録音したとき
いずれの場合も、録音後に曲を分けてください
(30ページ)。
録音した曲が4秒以下(ステレオ、LP2ステレ
オ、モノラル録音時)、または8秒以下(LP4ス テレオ録音時)のときは曲番が付かないことがあ ります。
オートトラックマーキングの設定をせずにアナロ
グ音源から録音するとき、またはDATや衛星放 送をデジタル録音するとき録音した部分全体が1 曲として扱われるため、全体に対して1つしか曲 番が付きません。
DATや衛星放送をデジタル録音しているとき
入力信号のサンプリング周波数が変わると、オー トトラックマーキングの設定にかかわらず新しい 曲番が自動的に付きます。
z録音後に曲番を付けることもできます。
詳しくは、「曲を分ける」(30ページ)をご覧くだ さい。
ご注意
本機の電源を切ったり、電源プラグを抜いたりし
ても、オートトラックマーキングの設定は記憶さ れています。
「T.MarkLSyn」をOFFにしても、スマートス
ペース、オートカットがONのときは曲番が付く ことがあります。スマートスペース・オートカッ トもOFFにすると、曲番は付きません。
MD に録音する
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録音するときに便 利な機能
REC
MENU/
NO
z
AMSINPUT
EJECT Ax
録音中の無音部分を自動的に 消す(スマートスペース/オー トカット)
録音中に入力信号が途切れたときに、録音さ れてしまった無音部分を自動的に消すことが できます。入力信号が途切れた長さによっ て、本機の動作は変わります。
スマートスペース
信号が途切れてから30秒以内にふたたび入 力されると、録音された無音部分は曲間の約 3秒を残して自動的に消され、そのまま録音 が続きます。この機能が働いているとき、
「SmartSpace」と表示されます。
オートカット
信号が途切れてから30秒以上経つと、録音 された無音部分は曲間の約3秒を残して自動 的に消され、録音一時停止状態になります。 この機能が働いているとき、「AutoCut」と 表示されます。
YES
スマートスペースとオートカットの働きを設 定するためには、以下の手順を行います。
1 停止中に、MENU/NOを押す。 2 AMSつまみを回して(リモコンの./
>をくり返し押して)「Setup?」を表 示させ、AMSつまみまたはYESを押す。
3 AMSつまみを回して(リモコンの./
>をくり返し押して)「S.SpaceOn」
を表示させ、AMSつまみまたはYESを 押す。
4 AMSつまみを回して(リモコンの./
>をくり返し押して)設定を選び、
AMSつまみまたはYESを押す。
スマートスペースと オートカットを
自動的に働かせる S.SpaceOn
働かせない S.SpaceOff
選ぶ設定
(初期設定)
5 MENU/NOを押す。
ご注意
信号が入力されていない状態で録音を始めると、
設定にかかわらずスマートスペースとオートカッ トは働きません。
スマートスペースが働いた前後で曲番が変わらな
いことがあります。
スマートスペースとオートカットの設定は共通で
す。どちらか一方だけを働かせることはできませ ん。
本機の電源を切ったり、電源プラグを抜いたりし
ても設定は記憶されています。
オートカットによる録音一時停止状態が約10分
間続くと、録音は自動的に停止します。
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