Roland VM-C7200 User Manual [ja]

VM-C7200 / C7100 追加された機能
目次
Ver.1.10 から追加された機能 .....................................1
ADA-7000と VM-7000 シリーズを接続する........ 1
VM-C7200 / C7100 のバージョンが 1.10 以降の場合 ........ 2
AE-7000と VM-7000シリーズを接続する............3
VM-C7200 / C7100 のバージョンが 1.10 以上の場合 4
VSR-880 とVM-7000 シリーズを接続する........... 5
MTR コントロール機能 ................................................................... 5
チャンネル・ダイナミクス・エフェクト.................. 7
ダイナミクス・エフェクトを選択する ........................................ 7
ダイナミクス・エフェクトを調整する ........................................ 8
ライブラリーの使用 .........................................................................8
シーン .................................................................................................. 9
オートミックス .................................................................................. 9
その他の追加機能........................................................... 9
エフェクト・バイパス・スイッチ ................................................9
インプレイス・ソロ(INPLACE SOLO)..................................10
SOLO SW(ソロ・スイッチ)の点滅表示 ...............................10
モニターのソース・セレクト .......................................................10
追加されたライブラリー.............................................11
Ver.1.1 / 1.5 のプロジェクト、シーン、テンプレート....11
MEMO.......................................................................12

Ver.1.10 から追加された機能

ローランド VM-7200 / 7100 のシステム・バージョン 1.1 以上から、以下のような機能が追加されています。お使いの
VM-C7200 / C7100のシステム・バージョンは、電源を 入れたときにディスプレイに表示されます。

ADA-7000 と VM-7000 シリーズを 接続する

VM-7200 / 7100 と ADA-7000 を接続するには、 VM-7200 / 7100(プロセッサー)に I / O エクスパン
ション・ボード VM-24E(別売)を取りつける必要があり ます。VM-24E を装着することで、プロセッサー1 台につ
き ADA-7000 を最大3 台まで接続することができます。 → VM-7200 / 7100 取扱説明書(P.13)「R-BUS
(RMDB2)コネクターを増設する(VM-24E)」
接続する
ADA-7000 に付属の R-BUS ケーブルで、VM-7200 / 7100 とADA-7000 を接続します。
→ ADA-7000 取扱説明書(P.9)「接続例」 ※ 外部機器からのワード・クロック信号を VM-7200 /
7100 のWORD CLOCK IN 端子に接続したときは、 ADA-7000 の WORD CLOCK IN 端子は使用しないでく
ださい。また、ADA-7000 のワード・クロック信号を クロック・ソースとしたときは、VM-7200 / 7100 の
WORD CLOCK IN 端子は使用しないでください。
電源を入れる
R-BUS 接続を確認し、ADA-7000 → VM-7200 / 7100
(プロセッサー)→ VM-C7200 / C7100(コンソール)の
順に電源を入れます。
クロック・ソースの設定
クロック・ソースの設定が完了していない状態では、 ADA-7000 および VM-7000 のオーディオ出力からノイズ
が発生することがあります。オーディオ機器のボリュームを 下げてからクロック・ソースを設定し、その後ボリュームを
上げてください。以下の手順で ADA-7000 と VM-7000 の クロック・ソースを設定します。
R-BUS(1-8)に接続した
ADA-7000 の CLOCK SOURCE:...........................R-BUS
R-BUS(9-16)に接続した
ADA-7000 の CLOCK SOURCE:...........................R-BUS
R-BUS(17-24)に接続した
ADA-7000 の CLOCK SOURCE:...........................R-BUS
VM-7000 のマスター・クロック : ......................... INTERNAL
1
VM-C7200 / C7100 追加された機能
ADA-7000 の設定
ADA-7000 の CLOCK SOURCE の設定が R-BUS になって いることを確認してください。電源を入れたときの
ADA-7000 の CLOCK SOURCE の設定は R-BUS になって います。複数台の ADA-7000 を接続する場合は、すべての
ADA-7000 の CLOCK SOURCE の設定を R-BUS にします。
ADA-7000 取扱説明書(P.6)「CLOCK SOURCE ボタン」
VM-7000 の設定
VM-7200 / 7100 のマスター・クロックの設定を以下の操 作で INTERNAL にします。
VM-C7200 / C7100(コンソール)の[SHIFT]を押
1.
しながら[SYSTEM(PROJECT)]を押します。
2.
カーソル
[F1](DIGITAL I / O)
3.
WORD CLOCK SOURCE にカーソルを合わせ、V1つまみ で INTERNAL を選び、[F1](SET)を押します(確定)。
→ VM-C7200 / C7100取扱説明書(P.32)「システム全
体の確認をする」
※ クロック・ソースの設定をその他の組み合わせで使用す
るときは、ADA-7000 取扱説明書(P.6)「CLOCK SOURCE ボタン」と、VM-C7200 / C7100 取扱説明
書(P.31)「デジタル接続とマスター・クロックについ て」をお読みください。
※ VM-C7200 / C7100のバージョンが 1.0x の場合、
ADA-7000 のつながっている R-BUS CONFIG 画面に DIF-AT と表示されますが、動作上は問題ありません。
VM-C7200 / C7100バージョン 1.10 以上では、 R-BUS CONFIG 画面から ADA-7000 の設定が可能とな
ります。
※ VM-7000 はサンプリング周波数 96.0kHz には対応して
いません。ADA-7000 のサンプリング周波数 96.0kHz は、将来発売される 96kHz 対応機器のためのものです。
[DOWN]
を押し、それから
を押します。
[PAGE UP][PAGE DOWN]
3.
面を表示させます。
fig.ada70
※ SYSTEM CONFIG の R-BUS1(/ 2 / 3)画面がこの
ように表示されないときは、R-BUS 接続をもう一度確 認し、電源を入れなおしてください。
4.
V1 つまみ(CLOCK SOURCE)
5.
[F1](SET)を押すと、クロック・ソースが確定します。
クロック・ソースとして INTERNAL を選んだときは、
6.
V3 つまみ[SAMPLING RATE]
トを選びます。
7.
[F3](SET)
ます。
を押すと、サンプリング・レートが確定し
で R-BUS1(/2 / 3)画
でソースを選びます。
でサンプリング・レー
FRONT PANEL CONTROL
上記の設定画面で、ADA-7000 のフロント・パネルからの 操作を禁止できます。
VM-C7200 / C7100(コンソール)の[SHIFT]を押
1.
しながら[SYSTEM(PROJECT)]を押します。 カーソル
2.
[F1](SYSTEM CONFIG)
[DOWN]
を押し、それから
を押します。

VM-C7200 / C7100 のバージョンが 1.10 以降の場合

VM-C7200 / C7100のバージョンが 1.10 以降の場合、以 下の機能がサポートされています。
ADA-7000 のクロック・ソースの設定
以下の手順で、ADA-7000 のクロック・ソースの設定をコ ンソールから行うことができます。
1.
VM-C7200 / C7100(コンソール)の[SHIFT]を押 しながら[SYSTEM(PROJECT)]を押します。
カーソル
2.
[F1](SYSTEM CONFIG)
[DOWN]
2
を押し、それから
を押します。
[PAGE UP][PAGE DOWN]
3.
面を表示させます。
4.
[F5](FRONT PANEL CONTROL)
ON の文字が反転表示 : パネル操作可能 ON の文字が通常表示 : パネル操作禁止
で R-BUS1(/2 / 3)画
を押します。
ゲインとファンタム電源のリモート・コントロール
以下の手順で、ADA-7000 のゲイン設定およびファンタム 電源のオン/オフをコンソールから行うことができます。
SECTION(セクション選択エリア)の
1.
[MULTI IN CH1-24]を押します。
VM-C7200 / C7100 追加された機能
PARAM on Fader(フェーダー・パラメーター・エリ
2.
ア)の
[PREAMP GAIN]
3.
カーソル チャンネルを選び、 でファンタム電源のオン/オフをそれぞれ設定します。
※ ADA-7000 の PAD はゲインの設定によって自動的にオ
ン/オフされます。
※ ADA-7000 のゲインの設定をするときの動作
(NOISELESS/ CONTINUOUS)は、システム・
フェーダー/ボタン画面の PREAMP GAIN ADJUST MODE の設定に従います。
→ VM-C7200 / C7100取扱説明書(P.37)「PREAMP
GAIN ADJUST MODE」
[UP][DOWN][LEFT][RIGHT]
を押します。
V1V6 つまみ
でゲインを、
で対象
[F1][F6]

AE-7000 と VM-7000シリーズを 接続する

VM-7200 / 7100 と AE-7000 を接続するには、VM-7200 / 7100(プロセッサー)に I / O エクスパンション・ボー
ド VM-24E(別売)を取りつける必要があります。VM-24E を装着することで、プロセッサー 1 台につき、AE-7000 を
最大 3 台まで接続することができます。 → VM-7200 / 7100 取扱説明書(P.13)「R-BUS
(RMDB2)コネクターを増設する(VM-24E)」
AE-7000 はサンプリング・レート・コンバーターを内蔵し ていません。
プロセッサーに接続した、複数台の AE-7000 に入力される すべてのデジタル入力が、サンプリング・クロック精度で同
期している必要があります。複数台の機器をサンプリング・ クロック精度で同期させるには、ワード・クロック信号また
はデジタル・オーディオ信号を使います。
接続する
AE-7000 に付属の R-BUS ケーブルで、VM-7200 / 7100 と AE-7000を接続します。
→ AE-7000 取扱説明書(P.8)「接続例」
(コンソール)の電源を入れます。
クロック・ソースの設定
クロック・ソースの設定が完了していない状態では、 AE-7000 および VM-7000のオーディオ出力からノイズが
発生することがあります。オーディオ機器のボリュームを下 げてからクロック・ソースの設定し、その後ボリュームを上
げてください。 クロック・ソースの設定は、AE-7000 に接続される AES /
EBU 機器その他の状況により変化します。以下のように設 定してください。
例1
AES/ EBU 機器がVM-7000からのワード・クロック信
号に同期するとき
AE-7000 から AES / EBU 機器を同期させるとき AE-7000 の AES / EBU 入力を使用しないとき(出力の
み使用する)
下記の手順で AE-7000 と VM-7000 のクロック・ソースを 設定します。
R-BUS(1-8)に接続した
AE-7000 の CLOCK SOURCE:...............................R-BUS
R-BUS(9-16)に接続した
AE-7000 の CLOCK SOURCE:...............................R-BUS
R-BUS(17-24)に接続した
AE-7000 の CLOCK SOURCE:...............................R-BUS
VM-7000 のマスター・クロック : ......................... INTERNAL
【AE-7000 の設定】
AE-7000 の CLOCK SOURCE の設定が R-BUS になってい ることを確認してください。電源を入れたときの AE-7000
の CLOCK SOURCE の設定は R-BUS になっています。複 数台の AE-7000 を接続するときは、すべての AE-7000 の
CLOCK SOURCE の設定を R-BUS にします。 → AE-7000 取扱説明書 5ページ「CLOCK SOURCE
SELECT ボタン」
※ 外部機器からのワード・クロック信号を、VM-7200 /
7100 のWORD CLOCK IN 端子に接続したときは、 AE-7000 の WORD CLOCK IN 端子は使用しないでく
ださい。また、AE-7000 の WORD CLOCK または INPUT Aをクロック・ソースとしたときは、VM-7200
/ 7100 の WORD CLOCK IN 端子は使用しないでくだ さい。
電源を入れる
AE-7000 は R-BUS からの電源で動作します。VM-7200 / 7100(プロセッサー)の電源を入れてください。AE-7000
にも電源が供給されます。続いて VM-C7200 / C7100
【VM-7000の設定】
VM-7200 / 7100 のマスター・クロックの設定を下記の操 作で INTERNAL にします。
VM-C7200 / C7100(コンソール)の[SHIFT]を押
1.
しながら[SYSTEM(PROJECT)]を押します。
2.
カーソル
[F1](DIGITAL I / O)
3.
WORD CLOCK SOURCE にカーソルを合わせ、V1 つまみ で INTERNAL を選び[F1(SET)]を押します(確定)。
[DOWN]
を押し、それから
を押します。
3
VM-C7200 / C7100 追加された機能
→ VM-C7200 / C7100取扱説明書(P.32)「システム全
体の確認をする」
例2
AES/ EBU出力機器がWORD CLOCKを出力する場合。
AES/ EBU 出力機器の WORD CLOCK を VM-7200 / 7100 に接続します。
R-BUS(1- 8)に接続した
AE-7000 の CLOCK SOURCE: ...............................R-BUS
R-BUS(9-16)に接続した
AE-7000 の CLOCK SOURCE: ...............................R-BUS
R-BUS(17-24)に接続した
AE-7000 の CLOCK SOURCE: ...............................R-BUS
VM-7000 のマスター・クロック :..................WORD CLOCK
例3
AES/EBU出力機器がWORD CLOCKを出力しないとき
AES/ EBU 機器の出力を 1 台目の AE-7000 の INPUT A に接続します。AE-7000 のクロック・ソースを設定してか
ら、VM-7000 のマスタークロックを設定してください。
1 台目のAE-7000 の CLOCK SOURCE:..................INPUT A
2 台目以降のAE-7000 の CLOCK SOURCE:..............R-BUS
VM-7000 のマスター・クロック :
...............................1 台目のAE-7000 が接続してあるR-BUS
→ AE-7000 取扱説明書(P.5)「CLOCK SOURCE
SELECT ボタン」、VM-C7200 / C7100 取扱説明書
(P.31)「デジタル接続とマスター・クロックについて」
※ VM-C7200 / C7100のバージョンが 1.0x の場合、
AE-7000 のつながっている R-BUS CONFIG 画面に DIF-AT と表示されますが、動作上は問題ありません。
VM-C7200 / C7100バージョン 1.10 以降では R-BUS CONFIG 画面から AE-7000 の設定が可能とな
ります。

VM-C7200 / C7100 のバージョンが 1.10 以上の場合

カーソル
2.
[F1](SYSTEM CONFIG)
3.
[PAGE UP][PAGE DOWN]
面を表示させます。
fig.ae70
※ SYSTEM CONFIG の R-BUS1(/ 2 / 3)画面がこの
ように表示されないときは、R-BUS の接続をもう一度 確認し、電源を入れなおしてください。
4.
V1 つまみ(CLOCK SOURCE)
5.
[F1](SET)を押すと、クロック・ソースが確定します。
[DOWN]
を押し、それから
を押します。
で R-BUS1(/2 / 3)画
でソースを選びます。
DIGITAL OUT の設定
以下の手順で、AE-7000 のデジタル・アウトの設定をコン ソールから行うことができます。
[SHIFT]を押しながら[SYSTEM(PROJECT)]を押
1.
します。
2.
カーソル
[F1](SYSTEM CONFIG)
3.
[PAGE UP][PAGE DOWN]
面を表示させます。
4.
V3 つまみ(TYPE1 / TYPE2) TYPE1: 放送局スタジオ用
TYPE2: 民生用デジタル・オーディオ用
5.
[F3](SET)
[DOWN]
を押し、それから
を押します。
で R-BUS1(/2 / 3)画
で TYPE を選択します。
を押すと、タイプが確定します。
VM-C7200 / C7100のバージョンが 1.10 以上の場合、以 下の機能がサポートされています。
AE-7000 のクロック・ソースの設定
以下の手順で、AE-7000 のクロック・ソースの設定をコン ソールから行うことができます。
[SHIFT]を押しながら[SYSTEM(PROJECT)]を押
1.
します。
4
[F4](COPY PROTECT)
6.
になり、出力信号の録音結果のデジタル・コピーを制限 できます。
※ TYPE の設定が TYPE1(放送局スタジオ用)の場合は
COPY PROTECT の設定は無視されます。
※ デジタル信号のステータス表示 AE-7000 のデジタル入
力にデジタル信号が接続されている場合には、画面中央 にそのステータスが表示されます。
を ON にすると、SCMSがオン
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