
電波制御アドバンスト
ワイヤレスライティング
テクニカルガイド

目次
電波制御アドバンストワイヤレスライティング
(電波制御
●
電波制御
●
電波制御
電波制御
●
コンパクトなシステムの構築が可能
●
ライティング配置の自由度が向上
●
リモートフラッシュとリアルタイムの双方向通信が可能
●
フラッシュインフォ画面で設定の確認と変更が可能
●
リモートフラッシュがカメラと連動スタンバイ可能
●
電波制御のリモートフラッシュと、
光制御のリモートフラッシュを同時に制御可能
カメラとスピードライトの無線接続
●
無線接続の手順
●
無線接続の確認
●
リンクモードについて
電波制御
−
リモートフラッシュの名前を設定する
●
Step1.
●
Step2.
−
リモートフラッシュをテスト発光する
●
Step3.
●
Step4.
−
モデリング発光で光の効果を確認する
)の概要
AWL
.................................................
AWLとは .............................................................................................
が有効なシーン
AWL
AWL
の特長
........................................................
....................................................................
.........................................................
..............................................................
.....................................
................................................................................................
................................................................................................
..................................................................................
を使った撮影の手順
AWL
....................................
................................................
リモートフラッシュのグループを設定する
リモートフラッシュを配置する
................................................
発光モードや発光量を設定する
リモートフラッシュの状態を確認する
................................................
..............
........................
........................
.................................
.......................................
..............................................
..............................................
....................................
1
1
2
5
5
6
7
8
9
9
10
10
14
15
18
20
22
24
25
26
28
29
ii

電波制御
●
電波制御したリモートフラッシュと
カメラに装着したスピードライトを同時に発光させる
●
ライブビュー撮影時に電波制御の設定を行う
●
電波制御のリモートフラッシュと、
光制御のリモートフラッシュを同時に使用する
●
パソコンからフラッシュの設定を行う
●
リモコンを使って撮影する
用語集(50音順)
故障かな?と思ったら
の応用的な使い方
AWL
......................................
................................................
........................................................................
............................................................
........................................................
...............
..................................
.............................
30
30
37
40
44
46
47
50
iii

このテクニカルガイドではD5を使用して説明をしています。
•
作例撮影:林 荘一
•
© Soichi Hayashi
iv

電波制御アドバンストワイヤレス
ライティング(電波制御
●
電波制御
電波制 御アド バンス トワイ ヤレス ライテ ィング( 電波制 御
とは、カ メ ラ に 装 着 し たワイヤ レ ス リ モ ー ト コント ロ ー ラ ー
を使用して、電波によってリモートフラッシュを制御する
WR-R10
ライティングシステムです。
AWL
とは
AWL
)の概要
AWL
)
WR-R10
電波制御対応カメラ
電波制御
カメラ:D5および
•
スピードライト:
•
ワイヤレスリモートコントローラー:
•
ウェアバージョン
※D5および
に対応している製品
AWL
D500
SB-5000
3.00
使用時はWR用変換アダプター
D500
以降)
電波制御対応
スピードライト
(リモートフラッシュ)
電波制御対応
スピードライト
(リモートフラッシュ)
WR-R10
※
(ファーム
WR-A10
2017年3
が必要
月現在
1

電波制御
●
電波制御
電波制御
しかった次のような特長的な3つのシーンでも簡単にフラッシュ
を光らせることができます。
とは
AWL
が有効なシーン
AWL
を使用すると、従来の光制御では光らせることが難
AWL
離れた位置にリモートフラッシュを設置する場合
離れた場所(約
置 い た リ モ ー ト フ ラ ッ
シュ も、 安定 して接 続で
きます。
テント内にリモート
フラッシュを設置
)に
30m
約
30m
■増灯発光モード:グループ発光(Aグループ:
■レンズ:
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR
■露出モード:マニュアル■シャッタースピード:
■絞り値:
f/6.3■ISO
感度:
ISO 100
2
)
M 1/1
■焦点距離:
秒
1805.5
24mm

リモートフラッシュの手前に障害物がある場合
電波で 制御し ている ため、被 写
体と の 間に 障害物 があっ たり、
光の届かない位置にリモート フ
グループ:台の下にリモートフラッ
B
シュを設置し、背景のグラデーション
を作成
ラッシュを配置してもリモー ト
フラッシュを発光させること が
でき、リ モート フラッ シュの 位
置関係に気を遣わずにすみます。
■
増灯発光モード:グループ発光(Aグループ:
■レンズ:
AF-S NIKKOR 85mm f/1.8G
■露出モード:マニュアル■シャッタースピード:
■絞り値:
f/16■ISO
感度:
■焦点距離:
ISO 640
M 1/1、B
85mm
1/60
グループ:
秒
M 1/8
)
3

電波制御
AWL
とは
日中など、明るい環境でフラッシュを
光らせる場合
光で制 御して いる場 合、強い 日
差しなどによって光の制御信 号
が伝わりにくくなることがあ り
ました。電波制御
れば、安定して撮影を行えます。
■
増灯発光モード:グループ発光(Aグループ:
■レンズ:
AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR
■焦点距離:
■シャッタースピード:
70mm
を使用す
AWL
■露出モード:マニュアル
1/8000
強い 逆光 下で
リ モ ー ト フ
ラッ シュ2台
をFP発光
秒■絞り値:
M 1/2、B
f/2.8■ISO
4
グループ:
感度:
M 1/2
ISO 100
)

電波制御
AWL
の特長
電波制御
コンパクトなシステムの構築が可能(
•
ライティング配置の自由度が向上(
•
リモートフラッシュとリアルタイムの双方向通信が可能(
•
フラッシュインフォ画面で設定の確認と変更が可能(
•
リモートフラッシュがカメラと連動スタンバイ可能(
•
電波制御のリモートフラッシュと、光制御のリモートフラッシュ
•
を同時に制御可能(
●
コンパクトなシステムの構築が可能
電波制御
ターミナル に取 り付けた
信機として使用 しま す。カメラのアク
セサリーシ ューにマス ター フラッシュ
やコマンダ ーを装着す る必 要がないた
め、コンパクトな シス テム構成でカメ
ラから離れ た位置でフ ラッ シュを光ら
せる「オフカメラ撮影」を行えます。
には、次のような特長があります。
AWL
)
P.9
では、カメラ の10ピン
AWL
WR-R10
を送
P.6
P.5
)
)
)
P.8
)
P.9
WR-R10
WR-A10
P.7
)
5

電波制御アドバンスト ワイヤレスライティングの特長
●
ライティング配置の自由度が向上
最大で全18台のリモートフ ラッシュを6グループに自由 に分け
て一度に制御できます。さまざまな角度からの光を当てることが
でき、より自由度の高い多灯撮影を行えます。
グループ
A
グループ
F
グループ
C
グループ
B
グループ
E
グループ
D
6

●
リモートフラッシュとリアルタイムの
双方向通信が可能
電波で接続しているリモートフラッシュの状態を、手元のカメラ
でリアルタイムに確認できます(
)。
P.8
設定、制御指示
名前、状態、色温度
※ カメラのホワイトバランスを[
シュからカメ ラに伝達され た発光色温度情 報を使用した ホワイトバラン ス
制御にも対応しています。
リモートフラッシュに名前を付けて視認性をアップする
リモートフラッシュには任意の名前
を付けることができます(
別しやすい名前を付けておけば、ラ
イティングの設定時に迷うことなく
目的のリモートフラッシュの状態を
確認できます(
P.28
)。
AUTO
P.20
)。識
※
など
]に設定した場合に、リモートフラッ
7

電波制御アドバンスト ワイヤレスライティングの特長
●
フラッシュインフォ画面で設定の確認と変更
が可能
フラッシュインフォ画面について
電波制御
インフォ 画面で確認できます。
フォ画面表示中に再度Rボタンを押すと表示されます。確認でき
る内容は次の通りです。
レディーライト
1.
リモートフラッシュの制御方法
2.
増灯発光モード
3.
各グループの発光モード、調光補正量
4.
(または発光量)
チャンネル
5.
リンクモード
6.
フラッシュインフォ画面から設定を変更する
フラッシュ インフォ画 面表 示中にカメ
ラのiボタン を押すと、フ ラッシュの
設定を変更でき ます。 表示される項目
は、接続している スピ ードライトや設
定によって異な りま す。テスト発光も
可能です。
撮影時は、リモートフラッシュの設定をフラッシュ
AWL
フラッシュインフォ 画面は、イン
1 2 3 4 5 6
8

●
リモートフラッシュがカメラと連動スタン
バイ可能
リモートフラッシュはカメラの電
源を
にす ると自 動的 にスタ
OFF
ンバイ状態になり、電池の消費を
抑えます。カメラの電源をONに
すると スタンバイ 状態※から復 帰
します。
※ スタン バイ時 はリモ ートフ ラッシ ュ
の
ライトがオレンジ色に点滅し
LINK
ます。
●
電波制御のリモートフラッシュと、光制御
のリモートフラッシュを同時に制御可能
電波制御しているリモートフラッシュに加え、光制御
御アドバンストワイヤレスライティング)のリモートフラッシュ
も併用 できま す。詳しくは「電波制御のリモート フラッ シュと、
光制御のリモートフラッシュを同時に使用する」(
さい。
AWL
)をご覧くだ
P.40
(光制
9

カメラとスピードライトの無線接続
カメラとスピードライトは、次の手順で無線接続します。
●
無線接続の手順
カメラ側の設定
WR-R10
1
ターミナルに装着する
•
WR-R10
ワ イ ヤ レ ス リ モ ー ト コ ン ト ロ ー
ラー
WR-R10
Ver.3.00
ります。
フ ァ ー ム ウ ェ ア バー ジ ョ ン は、
•
WR-R10
アップメニュー[ファームウェアバージョン]を実行すると
確認できます。
• Ver.3.00
機関にバージョンアップを依頼してください。
をカメラの10ピン
用変換アダプター
WR
が必要です。
のファームウェアバージョンについて
のフ ァ ームウ ェ アは
以降になっている必要があ
を装着した状態でセット
よりも古いバージョンの場合は、ニコンのサービス
WR-A10
10
WR-R10
WR-A10

静止画撮影メニュー[フラッ
2
シュ発光]の[ワイヤレス設
定] で[電波 制御
選ぶ
AWL
]を
WR-R10
3
定する
•
•
セットアップメニュー[リモ
4
コン(WR)設定]の[リン
クモ ード]で[
を選んで2を押す
•
•
4
5
J
•
のチ ャ ン ネ ル を 設
のチャンネル切り換え
WR-R10
スイッチを任意のチャンネルに
設定します。
ここでは
に設定しています。
CH15
PIN
コード入力画面が表示され
PIN
ます。
[ペアリン グ]で 接続する方 法
については
桁の
ボタンを押す
任意 の 数 字を 設 定して く ださ
い。一度設定したら変更する必
要はありません。
をご覧ください。
P.16
コードを設定して
PIN
コー ド]
11

カメラとスピードライトの接続
スピードライト側の設定
電源スイッチの指標を
1
2
に合わせる
REMOTE
ワイヤレス設定ボタンを押し
て、電波制御リモートモード
に設定する
•
アイコンの 表示が になるま
で繰り返し押してください。
WR-R10
3
を設定する
•
•
•
と同 じ チ ャ ン ネ ル
ボタ ン を 押し て 無 線項
MENU
目メ ニ ューか ら[
を選んで
OK
カメラ側の設定の手順3(
で設定したチャンネルと同じ設
定を選んで
す。
ここでは
CH15
12
CHANNEL
ボタンを押します。
P.11
ボタンを押 しま
OK
に設定しています。
]
)

リンクモードで[
4
•
無線 項目メ ニュー から[
]を選んでOKボタンを
MODE
押します。
•
[
]を選んでOKボタンを押
PIN
します。
コードを入力する
PIN
5
•
無線 項 目メニ ュ ーから[
を選んでOKボタンを押します。
•
ロータリーマルチセレクターの
◀▶で桁を移動し、▲▼を押し
て数字を変更できます。
•
カメラ側の設定の手順5(
で設定した4桁の
入力してください。
•
入力後にOKボタンを押 すと自
動的にカメラと無線接続を開始
します。
これで、カメ ラとスピードライトの接続は完了です。詳しい撮影
手順については、「電波制御
覧ください。
]を選ぶ
PIN
LINK
]
PIN
)
P.11
コードを
PIN
を使った撮影の手順」(
AWL
P.18
)をご
13

カメラとスピードライトの接続
●
無線接続の確認
カメラとスピードライトが無線で接続できたかどうかは、それぞ
れの
ランプの 状態で確 認できま す。一度接 続に成功 したら、
LED
チャンネルやリンクモードなどの設定を変更しない限りは、電波
制御
の設定にすると自動的に接続されます。
AWL
接続しているとき
WR-R10のLED
ピー ド ラ イトの
の両方が緑色に点灯します。
ラ ン プ と ス
ライ ト
LINK
接続できていないとき
WR-R10のLED
ピー ド ラ イトの
が点滅 します。接続できない
場合は、
続を行ってください。
ランプと、ス
LINK
を参照して再度接
P.51
ライ ト
14
点灯
(緑色)
点滅
(赤色)
点灯
(緑色)
点滅
(オレンジ色)

●
リンクモードについて
「リンクモード」は、カメラとスピードライトの接続方式を選ぶモー
ドです。[ペアリング]または[
のような特徴があります。
リンクモード
ペアリング
PIN
ペアリングを実行した機器のみと
通信を行うモードです。
ペアリングを行っていない機材
•
とは通信しないため、近くで他
の機材を使用した撮影が行われ
ていても混信しません。
ペア リング の実行 は1台ず つ
•
行うため、使用する機材が多い
場合 は
PIN
すすめします。
コード 同一の4桁の数 字(
が設 定された機器同士で通信を
行うモードです。
使用 する機 材が 多い場 合な ど
•
におすすめします。
• 同じPIN
コー ド に設 定 した カ
メラが複数台ある場合、最初に
スピードライトと接続したカメ
ラだけがそのスピードライトを
制御できます(その他のカメラ
は未接続 状態とな り、
の
ランプが点滅します)。
LED
コード]があり、それぞれ次
PIN
特長
コー ド の使 用 をお
コード )
PIN
WR-R10
おすすめ使用シーン
常 に 固 有 の 機 材
(リモ ー ト フ ラッ
シュ1〜2台)で
使用する場合
複数 のス ピー ド
•
ライ トを 使用 す
る場合
使 用 す る 度 に、
•
接続 する カメ ラ
やス ピー ドラ イ
ト、
WR-R10
組み 合わ せが 変
わる場合
15
の

カメラとスピードライトの接続
ペアリングモードで接続する
「カメラ側の設定」(
(
)の手順3までを行ってから次の手順で接続してください。
P.12
カ メ ラ の セ ッ ト ア ッ プ メ
1.
ニュー[リモコン(WR)設定]
の[リンクモード]で[ペア
リング]を選ぶ
スピードライトのリンクモー
2.
ドで[
PAIRING
•
ボタンを押して無線項目
MENU
メ ニ ュ ーから[
を選 び、[
ボタンを押します。
OK
ス ピ ー ド ラ イ ト で[
3.
を選んでOKボタンを押 し、
[
EXECUTE
態にする
)の手順3、「スピードライト側の設定」
P.10
]を選ぶ
PAIR
]
]
LINK MODE
]を 選ん で
PAIRING
] が 反 転 し た 状
16

次の手順はカメラとスピードライトの両方をあらかじめお手
元に並べて用意してください。
スピー ドライトのOKボタン
4.
を押し て か ら
WR-R10
のペ
アリングボタンを押す
•
スピードライトのボタンを押し
て か ら 約1秒 以 内 に
のボタンを押してください。
•
接続できたかどうかを確認する
5.
•
•
•
と ス ピ ー ド ラ イ ト の
WR-R10
ライ トが 緑とオ レン ジの
LINK
点滅を行います。
ス ピ ー ド ラ イ ト に「
COMPLETE
方の
したらペアリング成功です。
一度ペアリ ング に成功した ら、
その後はペアリングを行う必要
はありません。
スピードライトまたは
のボタンを押してから、もう片
方のボタンを押すまでに時間が
開きすぎるとペアリングできず
に「
れます。この場合は手順4から
やり直してください。
」 と 表 示 さ れ、 双
ライトが緑 色に点灯
LINK
NO RESPONSE
WR-R10
PAIRING
WR-R10
」と表示さ
17

電波制御
次の作例を撮影したときの手順や設定を紹介します。
被写体の足元にあるテーブル下
と横に1灯ずつ配置して被写体
を照射し ています。また、奥の
部屋に2灯配置し、撮 影時に部
屋を照射しています。
■
増灯発光モード:グループ発光(A、C、Dグループ:
M 1/32 –0.3
■レンズ:
■焦点距離:
■シャッタースピード:
、すべてのスピードライトにカラーフィルター
AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR
95mm
を使った撮影の手順
AWL
グループ
C
■露出モード:マニュアル
秒■絞り値:
1/125
D
M 1/32、B
f/2.8■ISO
18
グループ
グループ
B
SZ-4TN
感度:
グループ
A
グループ:
を使用)
ISO 1600

この作例は次の手順で撮影を行っています。
あらかじめ「カメラとスピードライトの無線接続」(
•
でカメラとリモートフラッシュを接続しています。
オススメ
•
が付いている項目は必ず行う必要はありませんが、行っ
ておくと便利な機能です。
リモートフラッシュの名前を設定する(
P.20)
P.10
オススメ
)の手順
リモートフラッシュのグループを設定する(
Step1.
リモートフラッシュを配置する(
Step2.
リモートフラッシュをテスト発光する(
発光モードや発光量を設定する(
Step3.
リモートフラッシュの状態を確認する(
Step4.
モデリング発光で光の効果を確認する(
P.24
P.25)
P.26
P.29)
)
)
オススメ
P.28
オススメ
P.22
)
)
19

電波制御
を使った撮影の手順
AWL
リモートフラッシュの名前を設定する
では、リモ ートフラッ
SB-5000
シュの名 前を設定 できます。 名
前を付け ておくと、 リモート フ
ラッシュの状態を確認する場 合
に便利です(
の横に配置するリモートフラ ッ
シュ に「
るリモートフラッシュに「
フラッシュに「
リモートフラッシュを操作して名前を入力してください。
1
)。今回は被写体
P.28
」、足 元 に配置 す
SIDE
TABLE
」、「
BACK_1
BACK_2
スピードライトの電源スイッ
チの指標を
REMOTE
BACK_1
」、奥の部屋に配置するリモート
」と設定します。それぞれの
に合わせ
BACK_2
TABLE
る
スピ ード ライトで[
2
を選ぶ
•
ボタ ン を 押し て 無 線項
MENU
目メニューから[
んでOKボタンを押します。
•
リモートフラッシュ名が反転し
た状態で再 度OKボタンを押 し
ます。
NAME
NAME
]を選
]
20
オススメ
SIDE

文字を入力する
3
ロータリーマルチセレクターを
•
操作 し て 入力 し たい文 字 を選
ボタ ン を押す と、 選ん
び、
OK
だ文字が入力されます。
最大8文字まで入力できます。
•
]を選んでOKボタンを押
• [OK
すと、入力内容を確定できます。
設定した名前を確認する
設定したリモートフラッシュの名前
は、表示パネルの上部に表示されま
す。
21

電波制御
を使った撮影の手順
AWL
Step1.
今回は次のようにグループを 設
定しています。これにより、 グ
ループごとに発光モードや発 光
量の設 定 を カ メ ラ 側で行え ま
す。それぞ れのリモ ートフラ ッ
シュを操作してグループを設 定
してください。
• A
• B
• C
• D
リモートフラッシュのグループを設定する
グループ:「
グループ:「
グループ:「
グループ:「
スピードライトの電源スイッチの指標を
1
合わせる
ロータリーマルチセレクター
2
の▼を押す
グループ表示が反転します。
•
」
SIDE
TABLE
BACK_1
BACK_2
」
」
」
22
グループ
C
D
グループ
B
REMOTE
グループ
グループ
A
に

ロータリーマルチセレクター
3
を操作して設定したいグルー
プを選び、OKボタンを押す
メニューで設定する
i
グループやチャンネルは、
を押 して 表示されるiメニ ュー か
らも設定できます。
i
ボタン
23

電波制御
を使った撮影の手順
AWL
Step2.
今回の作例の場合、リモートフラッシュを次のように配置してい
ます。
C、D
井にバ ウンスさせ て
奥の部屋を照らす
リモートフラッシュを配置する
グループ: 横から被 写
A
体を照射。 アンブレ ラを
使用して光を拡散させる
グ ル ー プ: 天
グル ープ: 被写 体の 足元 に
B
ある テ ー ブル の 下 に配 置 し、
テーブルの 天板で バウ ンスさ
せてスカー トの素 材感 を表現
する
24

リモートフラッシュをテスト発光する
リモートフラッシュ配置後にテスト発光を行って、リモートフラッ
シュが実際に発光するかを確認してください。
カメラのRボタンを2回押
1
してフラッシュインフォ画面
(
)を表示する
P.8
ボタンを押して[Mテスト
i
2
発光]を選ぶ
ボタンを押す
J
3
グループから順に発光します。
• A
非発光に設定されているグループも、テスト発光では発
•
光します。
オススメ
25

電波制御
を使った撮影の手順
AWL
Step3.
リモートフラッシュの発光モードや発光量は、カメラで設定しま
す。複数 台のリ モート フラッ シュの 設定を 手元の カメラ で行え、
わざわざ配置したリモートフラッシュ本体まで行く必要はありま
せん。
発光モードや発光量を設定する
カメラのRボタンを2回押
1
してフラッシュインフォ画面
(
)を表示する
P.8
ボタンを押して[増灯発光
i
2
モード]を選ん でJボタン
を押す
[グループ発光]を選ぶ
3
今回の作例では[グループ発光]
•
を使用しています。
ボタ ンを押 すと、設 定が決
• J
定されてメニューに戻ります。
26

[グループ発光設 定]を選ん
4
でJボタンを押す
各グループ の[発光モード]
5
と[補正量]を設定する
マルチセレ クターの42で項
•
目を 選 び、13で設 定 を変更
します。
今回の作例で設定した値は図の
•
通りです。
ボタ ンを押 すと、設 定が決
• J
定されてメニューに戻ります。
リモートフラッ シュの発光モー ドや
発光量 は、静止 画撮影 メニュ ー[フ
ラッシュ発光]からも設定できます。
ライブビュー撮 影時はフラッシ ュイ
ンフォ画面が表示されないた め、こ
ちらから設定を行ってください。[フ
ラッシュ発光] をマイメニュー に登
録して呼び出すこともできます(
P.38
)。
27

電波制御
を使った撮影の手順
AWL
Step4.
リモートフラッシュが発光可能な状態になると、レディーライト
が点灯します。カメラでは次の場所で確認ができます。
リモートフラッシュの状態を確認する
ファインダー内表示、フラッシュインフォ画面
全てのリモートフラッシュが撮影
でき る 状態 に なる と、ファ イン
ダー内表示およびフラッシュイン
フォ画 面にc(レデ ィーラ イト)
が点 灯 しま す。 レデ ィーラ イト
が点灯しない場合、いずれかのリ
モートフラッシュが正常に発光で
きないことがあります。
ファインダー内表示
フラッシュインフォ画面
電波リモートフラッシュ情報
フラ ッシ ュイ ンフォ 画面 でiボ
タンを押して表示されたメニュー
また は 静止 画 撮影 メ ニュ ー[ フ
ラッシュ発光]で[電波リモート
フラッシュ情報]を選ぶと、各リ
モートフラッシュの状態を確認で
きます。レディーライトが表示さ
れて いない リモ ートフ ラッ シュ
は、正常に発光できないことがあ
ります。
28

モデリング発光で光の効果を確認する
モデリング発光を行うことで、現在のリモートフラッシュの配置
や設定における光の強弱と影のつき方を確認できます。
すべてのリモートフラッシュが発光
可能な状態で、カスタムメニュー
[カス タムボ タンの 機能] で[プレ
ビュー]を割り当てたカスタムボタ
ンを押すと、リモートフラッシュが
撮影時に実際に光るバランスで約
秒間光ります。
イメージと違った場合、リモートフラッシュの配置や光量などを
設定し直します。
モデリング発光がされない場合
次の場合、カスタムボタン を押してもモデリング発 光されま
せん。
ライブビューになっている
•
カスタムメニューe5[モデリング発光]が[しない] に設
•
定されている
f1
1
オススメ
29

電波制御
の応用的な使い方
AWL
電波制御
ます。
●
電波制御したリモートフラッシュと
のリモートフラッシュは、次のような使い方もでき
AWL
カメラに装着したスピードライトを同時に
発光させる
電波で制御 するリ モー
トフラッシ ュで背 景な
どを照らし なが ら、同
時にカメラ のアク セサ
リーシュー に装着 した
スピードラ イトの 光で
メインの被 写体を 照ら
すこともできます。
■増灯発光モード:グルー
プ発光(マスターフラッ
シュ:
M 1/4、A
、カラーフィ
プ:
M 1/2
ルター
SZ-4TN
■
レンズ:
AF-S NIKKOR
24-70mm f/2.8E ED VR
■焦点距離:
■
■シャッタースピード:
■絞り値:
■
50mm
露出モード:マニュアル
秒
1/125
f/3.5
感度:
ISO
ISO 400
30
グルー
を使用)

アクセサリーシューに装着したスピードライトの光を壁にバウン
スさせて被写体に当て、リモートフラッシュは奥のパーテーショ
ンを照射しています。カメラマンからは見えない位置に設置した
リモートフラッシュも、電波制御のため障害物に関係なく発光が
可能です。
リモートフラッシュ:階段の踊
り場に配置して扉にバウンスさ
せ、被写体の奥にあるパーテー
ションを照射
カメラに装着したスピードライト:
階段の壁にバウ ンスさせて被写 体
を照射
31

電波制御
の応用的な使い方
AWL
カメラに装着するスピードライトについて
カメラに装着するスピードライトの設定方法は、ユニファイドフ
ラッシュコントロール(
ります。
■ ユニファイドフラッシュコントロールに対応した
スピードライトを装着した場合
• SB-5000、SB-500、SB-400、SB-300
コントロールに対応しているため、カメラで設定を行います。
スピードライトをカメラに取り付けて
•
電源をONに合わせます(イラストは
SB-5000)。SB-500
チをcに合わせてください。
)に対応しているかどうかによって異な
P.49
はユニファイドフラッシュ
の場合、電源スイッ
発光モードや発 光量 など の設定は、
•
メラ の
[マスター フラ ッシ ュ]の欄で
行います。
• SB-5000
の場合、カメラに装着したスピードライトおよびリモー
トフラッシュの設定 を全てスピードライ ト本体で設定を行うこ
ともできます(
P.34
)。
カ
32

■ ユニファイドフラッシュコントロールに対応していない
スピードライト
• SB-910、SB-900、SB-800、SB-700、SB-600
ドフラッシュコントロールに対応していないスピードライトは、
スピードライト本体で設定を行います。
ニコンクリエイティブライティングシステム(
•
いないスピードライトを装着した場合、外部調光またはマニュア
ル発光で使用できます。
スピードライトを1灯で使用する状態
•
でカメラに装着し、発光モードや発光
量などを設定してください。
を装着した場合
など のユニ ファイ
)に対応して
CLS
リモートフラッシュについて
[ワイヤレス設定]で[電波制御
を選び、カメラと 無線 接続をしてくだ
さい。発光モード や発 光量などの設定
はカメ ラのA〜Fグルー プで行ってく
ださい。
AWL
]
33

電波制御
の応用的な使い方
AWL
SB-5000
SB-5000
マスターフラッシュと電波で接続 している すべてのリモート
フラッシュの発光設定を行うことができます。
1.
2.
本体ですべてのフラッシュの設定を行う
をカメ ラに装着して使用する場合、
電源をONに合わせる
ワイヤレス設定ボタンを押し
SB-5000
本体で
て、電波制御マスターモード
に設定する
•
アイ コ ンの表 示 が
まで繰り返し押してください。
ロータリーマルチセレクター
3.
d
にな る
の▶を押して使用したい発光
モードを選ぶ
ここではグループ発光を選んで
•
います。グループ 発光 の場 合、
アイコンは表示されません。
34

ロータリーマルチセレクター
4.
の▼を押す
グループ表示が反転します。
•
ロータリーマルチセレクター
5.
を操作して各グループの設定
を変更する
•
▲▼を押してグループを切り替
えられます。
•
ロータリーマルチセレクターを
回すと設定を変更できます。
•
◀▶を押して設定する項目を切
り替えられます。
35

電波制御
の応用的な使い方
AWL
SB-5000
SB-5000
ON
の設定がそ れまでの設定にかかわらず
容に置き換わります。
発光]の設定はそのまま保持されます(
をカメラに装着した場合
をカ メ ラに 取り付 けてカ メラと
にすると、カメラの静止画撮影メニュー[フラッシュ発光]
を取り外しても、[フラッシュ
SB-5000
SB-5000
SB-5000
)。
P.54
で設定した 内
36
の電 源 を

●
ライブビュー撮影時に電波制御の設定を行う
ライブビュー撮影時はRボタンを押してもインフォ画面が表示さ
れず、フラッシュインフォ画面(
ません。ライブビュー撮影時にマスターフラッシュとリモートフ
ラッシュの設定を行うには、次の2通りの方法があります。
)を使用した設定の変更ができ
P.26
静止画撮影メニュー[フラッシュ発光]で設定する
静止画撮影メニュー[フラッシュ発光]
で[増灯発光モー ド] や各グループの
発光設定を行えます。
任意のカスタムボタンを押す だけで[グループ発光 設定]を表
•
示させることもできます(
P.38
)。
スピードライト本体で設定する
「
本体ですべてのフラッシュの
SB-5000
設定を行う」(
装着したス ピードライ ト本 体で設定を
行ってください。
)を参考に、カメラに
P.34
37

電波制御
ボタンを押すだけで[グループ発光設定]を表示する
マイメニュー登録とカスタムボタ ンの機能 を組み合わせるこ
とで、一度の操作 で静 止画撮影メニュ ー[フ ラッシュ発光]
の[グループ発光 設定]を表示さ せることができ ます。ライ
ブビュー撮影時でも使用できます。
マイメニュー[マイメニュー
1.
の応用的な使い方
AWL
登録]の[静止画撮影メニュー]
で[フラ ッシュ発光 ]の[グ
ループ発光設定]を選んで
J
ボタンを押す
[登録位置設定]で一番上の
2.
位置を選ぶ
•
メニューの並び順は[登録項目
の順序変更]で後から変更する
ことも可能です。
カスタ ム メニュ ーf1[カス
3.
タムボタンの機能]で割り当
てたいボタンを選ぶ
ここでは
•
ます。
ボタン、
• Pv
ボタ ン、 サブ セ レク タ ー中
Fn
央にもこの機能を割り当てられ
ます。
ボタンに割り当て
Fn1
ボタン、縦位置
Fn2
38

[マイメニューの トップ項目
4.
先へジャンプ]を割り当てる
ファインダー撮影時またはライブビュー撮影時、メニュー
•
表示時に
定画面が表示されます。
ボタンを押すと[グループ発光設定]の設
Fn1
39

電波制御
●
電波制御のリモートフラッシュと、光制御
の応用的な使い方
AWL
のリモートフラッシュを同時に使用する
電波制御
たとえば、光 が届かない壁越しや物陰に置く1台だけ
使用して電波で制御し、マスターフラッシュとその他のリモートフ
ラッシュは
能です。すでにお手持ちの 光制御のスピー ドライトを、電波制御
AWL
は、
従来の
AWL
SB-910
と同時に使用できます。
光制御
などを使用して光で制御するという使い方も可
と併用することもできます。
AWL
SB-5000
を
■増灯発光モード:グループ発光(Aグループ:
、Dグループ:
1/128
■レンズ:
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR
■露出モード:マニュアル■シャッタースピード:
■絞り値:
f/2.8 ■ISO
M 1/32、E
感度:
ISO 400
グループ:
M 1/16 –0.7
40
M 1/64、B
)
■焦点距離:
秒
1/125
グループ:
34mm
M

この作例では、メインの被 写体となる女性を照らすA、Bグルー
プのリモートフラッシュはカメラに装 着した
ています。光が届かない物陰から照 射するD、Eグループは電波
で制御しています。
グループ(電波制御):
E
壁でバウンスさせて 奥の
部屋を
グル ー プ( 電
D
波制御):窓の外
から
照射
SB-5000
SB-5000
で照射
を
で光制御し
SU-800
カメラ:
と コ マ ン ダ ー
SU-800
WR-R10
を装着
グループ(光 制御 ):メ イン
A
のリ モ ート フ ラッ シ ュと し て
を使用
SB-910
グル ープ( 光制御): 床に 置
B
いたレ フ板に
ウンスさせる
SB-910
の光を バ
41

電波制御
の応用的な使い方
AWL
光制御
アクセサリーシューに取り付 けるスピードライト は、マスター
•
フラッシュとして装着してください。
光制御
•
の設定 はマスター フラッシュ 本体で行っ てくだ さい。ただし、
SB-500
してください。
カメラのアクセサリシューに取り付けて光制御併用時のマス
•
ターフ ラッシ ュとして使用できる製品は
SB-800、SB-700、SB-500、SU-800
• SB-5000
使用できません。
電波制御
カメラに
•
ださい。
光制御のマスターフラッシュをアクセサリーシューに装着した場
•
合、[ワイヤレス設定]は[光制御/電波制御
ただし、
選んでください。
使用できる[増灯発光モード]は[グループ発光]に固定されます。
•
電波制御
•
プ発光設定]で行ってください。
の設定
AWL
のマス ターフラッシュお よびリ モートフラッシュ
AWL
を装着した場合はカメラの[グループ発光設定]で設定
SB-910、SB-900
です(
2017年3
は光制御
AWL
WR-R10
併用時のマスターフラッシュとして
AWL
の設定
を装着し、リモートフラ ッシュと接 続してく
AWL
を装着した 場合は[光制御/電波制御
SB-500
のリモートフラッシュの設定はカメラの[グルー
AWL
月現在)。
]に固定されます。
AWL
42
、
]を

重要:光制御
光制御と電波制御併用時 は、それぞれ使用できるグ ループが
異なります。
光制御
•
は、A〜Cグループで設定してく
ださい。
と電波制御
AWL
のリモートフラッシュ
AWL
併用時のグループについて
AWL
電波 制御
•
シュは、D〜Fグループで設定し
てください。
のリ モー ト フラ ッ
AWL
43

電波制御
●
パソコンからフラッシュの設定を行う
ニコンのソフトウェア
コンと
画像をすぐにパソコン上で確認できて便利です。カメラの静止画撮
影メニュー[フラッシュ発光]と同様の設定をパソコンで行うこと
もできます。
の応用的な使い方
AWL
ケーブルで接続したカメラを操作できます。撮影した
Camera Control Pro 2
USB
を使用すると、パソ
• Camera Control Pro 2
さい。
[フラッシュ]ボタンをクリックすると
•
スピードライトの設定を行えます。
• Camera Control Pro 2
き る の は カ メ ラ に
SB-400、SB-300
を装着している場合のみです。
のバージョンは
で設定を変更で
SB-5000、SB-500
を装着または
WR-R10
44
以降をご使用くだ
2.23.0
、

CameraControlPro2
本体またはリモートフラッシュのいずれかでしか行えなかった設
定や操作も、
えます。
でできることは次の表の通りです。カメラ
CameraControlPro2
を使用すればパソコンから行
Camera
Control
発光モード・発光量の設定 ○ ○
Pro 2
マニュアルモード発光量の
一括シフト
リモートフラッシュネーム
の設定
リモートフラッシュ情報の
一覧表示
全グループのテスト発光 ○ ○
1
設定の保存・読出し ○ ○
※
※2 リモートフラッシュを1台ずつ
※
1
台指定のテスト発光
発光モー ドを[M]に設定 し
1
たすべての グループの発光量
をまとめて設定できます。各
グルー プの発光量 から、1段
または
光量を増減させます。
テスト 発光させることができ、
配置や接続を確認できます。
※
段刻みで同量の発
1/3
○
○ ○
○ ○
2
○
カメラ
リモート
フラッシュ
45

電波制御
●
リモコンを使って撮影する
WR-R10
スリモートコントローラー
トローラー
シャッターをきることができます。シャッターのレリーズとリモー
トフラッシュの制御を併用できるため、同時に電波制御
モートフラッシュを発光させることができます。
の応用的な使い方
AWL
はリモコン受信機としての機能も持っています。ワイヤレ
と組み合わせることで、カメラから離れた場所で
WR-1
またはワイヤレスリモートコン
WR-T10
AWL
のリ
ワイヤレスリモートコントローラー
WR-T10
または
46
WR-1

用語集(50音順)
用語 説明
コード 通信 する相 手を 識 別す るため の暗 証番
PIN
コードモード
PIN
アドバンスト
ワイヤレス撮影
アドバンストワイヤレ
スライティング(
オフカメラ撮影
オフカメラライティング
クイックワイヤレス 増灯 発光モードのひとつ。
グループ
グループ発光 増灯 発 光モ ー ドの ひ とつ。 マ スタ ー フ
号。4桁の数字で設定する。
同じ
コードに設定されているカメラと
PIN
リモートフラッシュを接続する接続方式。
カメラから離れた位置にある1台または
複数のスピードライトの発光をワイヤレ
/
スで制御する、ニコンクリエイティブラ
)
イティングシステム(
AWL
シュ撮影。
スピードライトを、カメラから取り外し
/
て離れた位置から発光させること。撮影
方向 と違っ た方 向 から 光を当 てる こと
で、立体感のある撮影が可能。また、ワ
イヤレスでのオフカメラ撮影では、ケー
ブルを使用せずに配置を変更できるため
取り回しが楽というメリットがある。
のリモートフラッシュグループの光量比
と、Cグループの発光を設定する。
同じ発光制御を行う スピードライトのひ
とまとま り。カメラはそのまとまりごと
に発光制御を行う。
ラッシュおよびリモートフラッシュの各
グループごとに、異なる発光モードや調
光補正値を設定できる。
CLS
)対応のフラッ
の2つ
A、B
47

用語集
用語 説明
増灯リピーティング
発光
チャンネル 通信の帯域を示す。同じチャンネルの機
テスト発光 スピードライトが正常に機能して動作す
電波制御
電波制御
AWL
ニコンクリエイティブ
ライティングシステム
(
)
CLS
光制御
光制御
AWL
光制御/電波制御
フラッシュインフォ フラッシュに関する情報をまとめてカメ
増灯発光 モードのひとつ。1回の露光 中
に増灯したリモートフラッシュを連続発
光させて、被写体の連続的な動きを多重
露出のように写し込む。
器が通信することができる。近くでワイ
ヤレス増灯撮影を行う人と混信しないよ
うに切り替える。
るかを確認するために行う発光。
電波信号を利用した、ワイヤレス増灯撮
影の方式。
ニコンのカメラとスピードライトにおけ
る独自のシステム。
光パルスを利用した、ワイヤレス増灯撮
影の方式。マスターフラッシュから微小
発光を行うことでリモートフラッシュを
制御する。リモートフラッシュは、マス
ターフラッシュからの微小発光を受け取
れる位置に配置する必要がある。
光制御と電波制御の両方でワイヤレス増
AWL
灯撮影を行う方式。
ラの画像モニターに表示する機能。
48

用語 説明
ペアリング
ペアリングモード あら かじめ ペア リ ング を実行 して いる
マスターフラッシュ
(主灯)
モデリング発光 現在のスピードライトの設定で狙った効
ユニファイド
フラッシュ
コントロール
リモートフラッシュ
(補助灯)
リンクモード カメラとリモートフラッシュの、電波制
レディーライト スピードライトが発光可能な状態である
とリモ ー ト フ ラッシ ュ の 両 方
WR-R10
に、それぞれ通信相手の機器を記憶させ
ること。
とリモートフラッシュ とで通信
WR-R10
を行う接続方式。
ワイヤレスで増灯撮影を行う場合に、カ
メラに装着したスピードライト。
果が得られるかを確認するために、実際
の撮影時と同じ光量で約
機能。
フラッシュ発光に関する設定を、スピー
ドラ イトと 対応 カ メラ で共有 でき る機
能。対応カメラや
からもスピードライトの設定を行える。
ワイヤレスで増灯撮影を行う場合に、マ
スターフラッシュまたはカメラ側からの
指示を受けて発光するスピードライト。
御における接続方式。
コードがある。
PIN
ことを表す。
秒間発光する
1
CameraControlPro2
ペアリングまたは
49

故障かな?と思ったら
カメラやスピードライトの動作がおかしいときは、ご購入店やニ
コンサービス機関にお問い合わせになる前に、次の項目をご確認
ください。
●
WR-R10のLED
が点滅している
無線接続に失敗しています(
•
• WR-R10のLED
緑点灯:接続中
–
点灯と消灯が同じ時間で赤点滅:未接続
–
消灯が長い点滅:接続方式を
–
いる場合に、他のカメラが先に同じ
ライトと接続している
緑点滅:カメラの[ワイヤレス設定]が[しない]または
–
[光制御
• SB-5000のLED
緑点灯:接続中
–
オレンジ点滅:未接続またはスタンバイ状態
–
リモートフラッシュが18台より多い場合、19台目以降のリ
•
モートフラッシュの
接続の状態となります。このとき
他のリモートフラッシュとは接続できているため、緑色で点
灯します。
ラン プお よび
ランプが表している状態は次の通りです。
]になっている
AWL
ランプが表している状態は次の通りです。
LINK
SB-5000のLINK
)。
P.14
コードモードに設定して
PIN
ライトはオレンジ色で点滅し、未
コードでスピード
PIN
WR-R10のLED
ライ ト
ランプは、
50

● カメラとリモートフラッシュが電波接続できない
カメラおよびリモートフラッシュの設定にて次の設定を確認
•
してください。
カメラの[ワイヤレス設定]で[電波制御
–
制御/電波制御
リモートフラッシュが、電波制御リモートモードの設定に
–
なっているか(
チャンネルが
–
リンクモードがカメラとスピードライトで同一か(
–
リンクモードが
–
ラとスピードライトで同一か(
リンクモードが
–
以外に 同じ
入っていないか。同じ
が複数存在する場合、リモートフラッシュを制御できるカ
メラは1台のみです。
リンクモードがペアリングの場合、ペアリングは実行した
–
か(
)。
P.16
ペアリングは約
–
スピードライトまたは
–
もう片方のボタンを押すまでに約1秒以上経過するとペ
アリングできません。
[光制御/電波制御
–
ラッシュのグループをD〜Fに設定しているか。
]が選ばれているか(
AWL
)。
P.12
とスピードライトで同一か(
WR-R10
コードの場合、
PIN
コードモードの場合、使用するカメラ
PIN
コード に設定され た他の カメラの電源が
PIN
コードの値が設定されたカメラ
PIN
以内の距離で実行してください。
30cm
WR-R10
]の場合、電波制御のリモートフ
AWL
AWL
P.10
コードの値はカメ
PIN
)。
P.10、P.12
のボタンを押してから、
]または[光
)。
P.10、P.12
P.10、P.12
51
)。
)。

故障かな?と思ったら
• SB-5000
•
● 電波接続が安定しない
•
•
をカメラに 装着 しませんで したか?
カメラに 取り付けてカメラと
と、カメラの静止画撮影メニュー[フラッシュ発光]の設定
が
SB-5000
設定は
再度[フラッシュ発光]の設定を変更してください。
上記を 確認し ても接続ができない場合は、カメラまたはリ
モートフラッシュの電源を入れ直してください。
カメラ とリモートフラッシュの距離 が離れ すぎて いませ ん
か? 電波制御時に通信が可能な距離は約
1.2
環境などにより、短くなることがあります。
–
–
–
他の無線機器が付近にありませんか? ワイヤレスリモート
コントローラーは、他の電波の影響を受けることがあります。
–
– 2.4GHz
–
で設定した内容に置き換わります
SB-5000
をカメラから取り外しても、[フラッシュ発光]の
装着時の内容が維持されます。その場合は、
SB-5000
mの場合)です。通信距離は遮蔽物や天候、配置、電波
一般的に地上高が高くなると、到達距離も長くなる性質が
あります。
地面が草地や湿っている場合は到達距離は短くなります。
地上高が
達距離は著しく短くなります。
多くの無線機器(スマートフォン、携帯電話など)や無線
設備(
が密集して同時に電波を発しているような場所の場合、通
信ができなくなる場合があります。
カメラおよびリモートフラッシュのチャンネルを変更する
ことにより、回避できることがあります。
程度以下では、電波が地面に吸収され、到
30cm
のアクセスポイント、携帯電話の基地局など)
Wi-Fi
帯の無線機器や設備のみ影響することがあります。
SB-5000
の電源をONにする
(P.36)
30m
52
SB-5000
。その後
(地上高約
を

●
WR-R10のLED
が緑点灯しているのに、シャッターボタンを全押ししても
スピードライトが発光しない
次の場合はフラッシュ発光しません。
•
フラッシュモードが発光禁止に設定されている
–
動画撮影中(ライブビュー時または動画記録時)の静止画
–
撮影時
– HDR
高速連続撮影(
–
秒(ミラーアップ)]に設定している場合
カメラのフラッシュインフォ画面または[フラッシュ発光]
•
で、リモートフラッシュの設定グループに発光モードが設定
されているかどうかを確認してください(
発光モ ードが 設定されているかどうかは、リモートフラッ
•
シュ背面に表示される発光モード表示でも確認できます。発
光モードが設定されていない場合、「--」と表示されます。
半押しタイマーがオフになっている状態でシャッターボタン
•
を一気に全押しした場合、カメラがリモートフラッシュを認
識する前に撮影されるため、リモートフラッシュが発光しな
いことがあります。
電波の状況が不安定だと発光しないことがあります。
•
撮影時
ラン プお よび
)するときの連続撮影速度を[14コマ
H
C
SB-5000のLINK
)。
P.26
ライ ト
/
53

故障かな?と思ったら
● フラッシュインフォ画面が表示されない
フラッシュインフォ画面 を表示するには、次の条件 をすべて
満たす必要があります。
• WR-R10
•
● 電波接続時に、カメラのホワイトバランスを[
設定しているのに色が合わない
状況によっては、リモートフラッシュの発光色温度伝達の情報
などが得られず、ホワイトバランスが合わないことがあります。
その場合はホワイトバランスを[プリセットマニュアル]また
は[フラッシュ]に設定してください。
● カメラで設定した[フラッシュ発光]の設定内容が変更さ
れてしまうことがある
• SB-5000
•
を装着し、電波制御
いる(
ライブビュー撮影を開始している。フラッシュインフォ画面
はライブビュー撮影時は表示されません(
ON
光]の設定が
その後
光]の設定は
着する前の設定には戻りません。その場合は、再度[フラッ
シュ発光]の設定を変更してください。
)。
P.10
をカメラ に取り付けてカメラと
にすると、カメラの静止画撮影メニュー[フラッシュ発
SB-5000
で設定した内容に置き換わります
SB-5000
をカメラから取り外しても、[フラッシュ発
装着時の内容が保持されるため、装
SB-5000
が使用できる設定にして
AWL
)。
P.37
SB-5000
AUTO
の電源を
]に
(P.36)
。
54
RadioAWL_TG_(Jp)-01