NEC 8151-54 User Manual

N8151-54
内蔵
AIT
Built-In AIT
取扱説明書 ......................1ページ
User’s Guide
Page 60
製品をご使用になる前に必ず本書をお読みください。本書
は熟読の上、大切に保管してください。
• Make sure you read this manual before using the product. store it in a safe place.
After reading this manual carefully,
2-586-887-01(1)
商標について
Microsoft
標です。
Advanced Intelligent Tape
記載の会社名および商品名は各社の商標または登録商標です。
Windows 2000は、Microsoft® Windows® 2000 Professional operating system、Microsoft® Win­dows ating system
とそのロゴ、および
®
2000 Server operating system
の略称です。
Windows
はソニー株式会社の商標です。
は米国
Microsoft Corporation
、および
Microsoft® Windows® 2000 Advanced Server oper-
の米国およびその他の国における登録商
Windows XPは、Microsoft® Windows® XP Professional operating system
®
XP Home Edition operating system
dows
の略称です。
、および
Microsoft® Win-
Windows Server 2003は、Microsoft® Windows Server™ 2003 Standard Edition operating system Microsoft® Windows Server™ 2003 Enterprise Edition operating system、Microsoft® Windows
、および
Server™ 2003 Datacenter Edition operating system Web Edition operating system
サンプルアプリケーションで使用している名称は、すべて架空のものです。実在する品名、団体名、個人名とは一 切関係ありません。
Für kunden in Deutshland
Diese Ausrüstung erfüllt die Europäischen EMC-Bestimmungen für die Verwendung in folgender / folgenden Umgebung(en):
• Wohngegenden
• Gewerbegebiete
• Leichtindustriegebiete (Diese Ausrüstung erfüllt die Bestimmungen der Norm EN55022, Klasse B.)
の略称です。
Microsoft® Windows Server™ 2003
ご注意
(1) 本書の内容の一部または全部を無断転載することは禁止されています。 (2) 本書の内容に関しては将来予告なしに変更することがあります。 (3) (4) 本書は内容について万全を期して作成いたしましたが、万一ご不審な点や誤り、記載もれなどお気づきのこ
(5)運用した結果の影響については(4)項にかかわらず責任を負いかねますのでご了承ください。
の許可なく複製・改変などを行うことはできません。
NEC
とがありましたら、お買い求めの販売店にご連絡ください。
© 
NEC Corporation 2005
1
この取扱説明書は、必要なときすぐに参照できるよう、お手元に置いておくようにし てください。「使用上のご注意」を必ずお読みください。
使用上のご注意
本製品を安全に正しくご使用になるために必要な情報が記載されています。
〜必ずお読みください〜
安全にかかわる表示について
本書にはどこが危険か、どのような危険に遭うのか、どうすれば危険を避けられるかなど について説明されています。 本書、および警告ラベルでは危険の程度を表す言葉として、「警告」と「注意」という用語を 使用しています。それぞれの用語は次のような意味を持つものとして定義されます。
警告
注意
危険に対する注意・表示は次の のような意味を持つものとして定義されています。
人が死亡する、または重傷を負うおそれがあることを示します。
火傷やけがなどを負うおそれや物的損害を負うおそれがあることを示 します。
種類の記号を使って表しています。それぞれの記号は次
3
注意の喚起 この記号は危険が発生するおそれがあることを表
します。記号の中の絵表示は危険の内容を図案化 したものです。
(例)
(感電注意)
使用上のご注意
2
行為の禁止 この記号は行為の禁止を表します。記号の中や近
くの絵表示は、してはならない行為の内容を図案 化したものです。
行為の強制 この記号は行為の強制を表します。記号の中の絵
表示は、しなければならない行為の内容を図案化 したものです。危険を避けるためにはこの行為が 必要です。
(例)
(分解禁止)
(例)
(プラグを抜け)
(本書での表示例)
注意を促す記号 危険に対する注意の内容 危険の程度を表す用語
注意
電源が
本体装置への取り付け・取り外しの際や、周辺機器との接続の際は 必ず主電源に接続しているACコードをコンセントから抜いてくだ さい。 しや接続をすると感電をするおそれがあります。
のまま取り付け・取り外しをしない
ON
コードがコンセントに接続されたまま取り付け・取り外
AC
本書および警告ラベルで使用する記号とその内容
注意の喚起
感電のおそれがあることを示し ます。
指などがはさまれるおそれがあ ることを示します。
高温による障害を負うおそれが あることを示します。
行為の禁止
特定しない一般的な禁止を示し ます。
発煙または発火のおそれがある ことを示します。
特定しない一般的な注意・警告 を示します。
本製品を分解・修理・改造しな いでください。感電や火災のお それがあります。
行為の強制
本製品の電源プラグをコンセン トから抜いてください。火災や 感電のおそれがあります。
特定しない一般的な使用者の行 為を指示します。説明に従った 操作をしてください。
使用上のご注意
3
安全上のご注意
本製品を安全にお使いいただくために、ここで説明する注意事項をよく読んでご理解し、 安全にご活用ください。記号の説明については巻頭の『安全にかかわる表示について』の説 明を参照してください。
全般的な注意事項
警告
人命に関わる業務や高度な信頼性を必要とする業務には使用しない
本製品は、医療機器・原子力設備や機器、航空宇宙機器・輸送設備 や機器など、人命に関わる設備や機器および高度な信頼性を必要と する設備や機器などへの組み込みやこれらの機器の制御を目的とし た使用は意図されておりません。これらの設備や機器、制御システ ムなどに本製品を使用した結果、人身事故、財産被害などが生じて も当社はいかなる責任も負いかねます。
煙や異臭、異音がしたまま使用しない
万一、煙、異臭、異音などが生じた場合は、ただちに本体装置の電 源を ブルを抜いてください。その後、お買い求めの販売店または保守 サービス会社にご連絡ください。そのまま使用すると火災の原因と なります。
にしてACコードをコンセントから抜き、本製品のDCケー
OFF
使用上のご注意
4
針金や金属片を差し込まない
通気孔やカートリッジ挿入口から金属片や針金などの異物を差し込 まないでください。感電の危険があります。
注意
製品内に水や異物を入れない
製品内に水などの液体、ピンやクリップなどの異物を入れないでく ださい。火災や感電、故障の原因となります。もし入ってしまった ときは、すぐに本体装置の電源を から抜き、本製品の 売店または保守サービス会社に連絡してください。
ケーブルを抜いてください。分解しないで販
DC
にしてACコードをコンセント
OFF
電源・ACコードに関する注意事項
ぬれた手でDCケーブルを持たない
警告
ぬれた手で それがあります。
ケーブルの抜き差しをしないでください。感電するお
DC
注意
電源がONのまま取り付け・取り外しをしない
本体装置への取り付け・取り外しの際や、周辺機器との接続の際は 必ず主電源に接続している い。 接続をすると感電をするおそれがあります。
中途半端に差し込まない
DC
と接触不良のため発熱し、火災の原因となることがあります。また 差し込み部にほこりがたまり、水滴などが付くと発熱し、火災の原 因となるおそれがあります。
指定以外の接続をしない
DC
い。指定以外の接続や配線は火災や感電の原因となるおそれがあり ます。
コードがコンセントに接続されたまま取り付け・取り外しや
AC
ケーブルはしっかりと差し込んでください。中途半端に差し込む
ケーブルの接続や配線は本書の説明に従って正しく行ってくださ
コードをコンセントから抜いてくださ
AC
破損したケーブルを使用しない
ケーブルを接続する前にコネクタが破損していたり、コネクタピン が曲がっていたり、汚れたりしていないことを確認してください。 破損や曲がっているコネクタおよび汚れたコネクタを使用すると ショートにより火災を引き起こすおそれがあります。
指定以外のケーブルを使用しない
本体装置と接続するケーブルは当社指定のものを使用し、接続先を よく確認してください。指定以外のケーブルを使用したり、指示と は異なる接続のまま使用したりすると火災を引き起こすおそれがあ ります。
使用上のご注意
5
設置・移動・保管・接続に関する注意事項
注意
通気孔をふさがない
本製品の前面にある通気孔をふさがないでください。内部の温度が上昇 し、誤動作の原因となるばかりでなく、火災や感電の原因となります。
プラグを差し込んだままインタフェースケーブルの取り付けや取り 外しをしない
インタフェースケーブルの取り付け/取り外しは本体装置の ドをコンセントから抜いて行ってください。たとえ電源を ても り、ショートによる火災を起こしたりすることがあります。
指定以外のインタフェースケーブルを使用しない
インタフェースケーブルは、 る製品やコネクタを確認した上で接続してください。指定以外の ケーブルを使用したり、接続先を誤ったりすると、ショートにより 火災を起こすことがあります。
また、インタフェースケーブルの取り扱いや接続について次の注意 をお守りください。
腐食性ガスの存在する環境で使用または保管しない
腐食性ガス(二酸化硫黄、硫化水素、二酸化窒素、塩素、アンモニ ア、オゾンなど)の存在する環境に設置し、使用しないでください。 また、ほこりや空気中に腐食を促進する成分(塩化ナトリウムや硫黄 など)や導電性の金属などが含まれている環境へも設置しないでくだ さい。製品内部のプリント板が腐食し、故障および発煙・発火の原 因となるおそれがあります。 もしご使用の環境で上記の疑いがある場合は、販売店または保守 サービス会社にご相談ください。
コードを接続したままケーブルやコネクタに触ると感電した
AC
が指定するものを使用し、接続す
NEC
ケーブルを踏まない。 ケーブルの上にものを載せない。 ケーブルの接続がゆるんだまま使用しない。 破損したケーブルを使用しない。 破損したケーブルコネクタを使用しない。 ネジ止めなどのロックを確実に行ってください。
AC
OFF
コー にし
使用上のご注意
6
高温注意
注意
本体装置の電源を はじめ装置内の部品が高温になっています。十分に冷めたことを確 認してから取り付け/取り外しを行ってください。
お手入れに関する注意事項
自分で分解・修理・改造はしない
本製品の分解や、修理・改造は絶対にしないでください。製品が正 常に動作しなくなるばかりでなく、感電や火災の危険があります。
本製品でお客様が行える分解は次の作業のみです。 次に記述する以外の分解は絶対にしないでください。
ブラケットの取り外し/取り付け
・信号ケーブルの取り付け/取り外し
•DC
プラグを差し込んだまま取り扱わない
お手入れは、本体装置の電源を から抜き、本製品の
にしても、ACコードを接続したまま製品内の部品に触ると感電
OFF
するおそれがあります。
した直後は、内蔵型のハードディスクなどを
OFF
警告
にして、ACコードをコンセント
OFF
ケーブルを抜いてください。たとえ電源を
DC
注意
中途半端に取り付けない
ケーブルやインタフェースケーブルは確実に取り付けてくださ
DC
い。中途半端に取り付けると接触不良を起こし、発煙や発火の原因 となるおそれがあります。
使用上のご注意
7
運用中の注意事項
注意
カートリッジ挿入口に手を入れない
カートリッジ挿入口に手を入れないでください。手を挟まれたり、 巻き込まれたりしてけがをするおそれがあります。
雷がなったら触らない
雷が鳴りだしたら、本製品内蔵の本体装置には、触れないでくださ い。感電の原因となります。
ペットを近づけない
本製品にペットなどの生き物を近づけないでください。排泄物や体 毛が製品内部に入って火災や感電の原因となります。
近くで携帯電話や
本製品のそばでは携帯電話や しておいてください。電波による誤動作の原因となります。
、ポケットベルを使わない
PHS
、ポケットベルの電源を
PHS
OFF
使用上のご注意
8
正しく動作させるために
本製品を正しく動作させるために、次の点について注意してください。
データカートリッジの取り扱いに関する注意事項については、「
AIT
ジ」の章を参照してください。
AIT
データカートリッ
● 本製品の ください。
→ 誤動作の原因となります。
● 本製品前面にある
OFF
→ 故障、およびバックアップデータの破損の原因となります。
● 腐食性ガスの発生する場所、薬品類の近くや薬品類がかかるおそれのある場所に保 管しないでください。
→ 部品が変形したり傷んだりして正常に動作しなくなるおそれがあります。
● 強い振動の発生する場所に保管しないでください。
→ 故障の原因となります。
● 本製品にセットするデータカートリッジには、当社製の「
(EF型番品)を使用してください。
→ 当社製以外のデータカートリッジを使用するとリード/ライトエラーを起こす
● 定期的にクリーニングを実施してください。
→ クリーニングについては、「クリーニング」(
●本製品のクリーニングには、当社製の「
(型番
→ 当社製以外のクリーナーを使用すると故障の原因となることがあります。
● カートリッジを入れたままでの移動はやめてください。
→ 衝撃が加わったとき、製品やカートリッジを傷める原因となります。
● バックアップ完了後は、カートリッジを取り出してください。
→ カートリッジの寿命が短くなったり、誤動作の原因となるおそれがあります。
SCSI ID
にしないでください。
ことがあります。
: EF-3237J
とその他の
SCSI
機器の
TAPE MOTION LED
AIT
)」を使用してください。
SCSI ID
が点滅しているときに本体装置の電源を
クリーニングカートリッジ
が重複しないように設定して
データカートリッジ」
AIT
ページ)を参照してください。
43
使用上のご注意
9
本書について
本書は、 きです。内蔵 たときにご利用ください。
本書は、内蔵 いおよび保守)と内蔵 使いになるための事柄(取り扱い方法や保管方法)の
N8151-54 内蔵AIT
のセットアップを行う場合や日常使用する上で、わからないことが起き
AIT
を安全に、正しくお使いになるための事柄(セットアップや日常の取り扱
AIT
AIT
を正しくセットアップし、使用できるようにするための手引
で使用できるカートリッジ「
データカートリッジ」を正しくお
AIT
つの章から構成されています。
2
はじめて取り扱うときの読み方
本製品を梱包箱から取り出して、はじめて取り扱うときは次の順序で本書を参照して、 セットアップをしてください。
箱の中身を確認する ............................... 箱の中身について(→13ページ)
1.
取り扱う上での注意事項を覚える ......... 使用上のご注意(→2〜8ページ)
2.
内蔵
3.
取り付け前の設定をする ........................ セットアップ(→19〜24ページ)
4.
本体装置に取り付ける ........................... セットアップ(→25〜28ページ)
5.
ドライバをインストールする*............... テープドライバのインストール
6.
カートリッジの取り扱い方法を覚える ..
7.
カートリッジをセットする .................... 取り扱い(→39〜42ページ)
8.
9. LED
内蔵
10.
の部品の名前を覚える .............. 各部の名称と機能(→17〜19ページ)
AIT
(→
29〜37
データカートリッジ(EF型番品)に
AIT
ついて(→
表示を確認する .............................. 取り扱い(→42ページ)
をクリーニングする ................. クリーニング(→43〜44ページ)
AIT
ページ)
45〜50
ページ)
*
データの保存のしかたやデータの保存形式などの設定については、バッ クアップソフトに添付の説明書を参照してください。
使用上のご注意
10
Windows 2000のWindows
および
Windows Server 2003
バックアップ、
のバックアップを使用する場合のみ
Windows XP
のバックアップ、
本文中の記号について
本文中では、次の記号を使って運用上の注意やヒントを示しています(安全上の注意事項 に関する記号については巻頭の説明をご覧ください)。
製品の取り扱いや、ソフトウェアの操作で守らなければならない事柄や 特に注意をすべき点を示します。
知っておくと役に立つ情報や、便利なことなどを示します。
その他
第三者への譲渡について
本製品または本製品に添付されているものを第三者に譲渡(または売却)するときは、次の 注意を守ってください。
●本製品本体について
本製品を第三者へ譲渡(または売却)する場合は、本書を一緒にお渡しください。
●その他の付属品について
その他の付属品もセットアップするときなどに必要となりますので、一緒にお渡し ください。
テープ内のデータについて
使用していたテープに保存されている大切なデータ(例えば経営情報や企業の経理情報な ど)が第三者へ漏洩することのないように、お客様の責任において確実に処分しておいて ください。 このようなトラブルを回避するために使用しているバックアップソフトでデータを完全 消去し、確実にデータを処分することを強くおすすめします。データの消去についての 詳細はバックアップソフトの取扱説明書をご参照ください。 なお、データの処分をしないまま譲渡(または売却)し、大切なデータが漏洩された場 合、その責任は負いかねます。
使用上のご注意
11
●添付ソフトウェアについて
本製品に添付のソフトウェアを第三者に譲渡(売却)する場合には、以下の条件を満 たす必要があります。
添付されているすべてのものを譲渡し、譲渡した側は一切の複製物を保持しないこと。 各ソフトウェアに添付されている「ソフトウェアのご使用条件」の譲渡、移転に関す る条件を満たすこと。
消耗品・製品の廃棄について
本製品、およびカートリッジの廃棄については各自治体の廃棄ルールに従ってください。 詳しくは、各自治体へお問い合わせください。
製品寿命について
本製品の製品寿命は5年です。
保証について
本製品には『保証書』が添付されています。『保証書』は販売店で所定事項を記入してお渡し しますので、記載内容を確認のうえ、大切に保管してください。保証期間中に故障が発生 した場合は、『保証書』の記載内容にもとづき無料修理いたします。詳しくは『保証書』をご 覧ください。
保証期間後の修理についてはお買い求めの販売店、最寄りの ビス会社に連絡してください。
本製品に対し保守契約を結ばれたお客様へ
本製品の保守停止時期は、製造打ち切り後5年になります。
使用上のご注意
12
NEC
または
NEC
の保守サー
箱の中身について
N8151-54 内蔵AIT
の梱包箱の中には、内蔵
本体以外にいろいろな付属品が入ってい
AIT
ます。下図を参照してすべてがそろっていることを確認し、それぞれ点検してください。 万一足りないものや損傷しているものがある場合は、販売店に連絡してください。
N8151-54
CD-ROM
(取扱説明書、デバイスドライバ)
□ 保証書
□ クリーニング
カートリッジ
製品
AIT
取り扱いについて
ブラケット( 出荷しています。
□ネジ(4本)
※ 本製品を本体装置に
取り付けるときのみ に使用します。
□ スタートアップガイド
本)をネジ止め(4本)した状態で
2
ケーブル
SCSI
※ オプションの
N8103-75
置を接続する場合に使用
SCSI
)を使用して本装
ボード
● 梱包箱や箱の中に入っていた固定用部材は、本製品を取り外して輸送する際に必要と なります。大切に保管しておいてください。
● 接続する環境によっては使用しない部品がありますが、環境が変わったときなどに使 用する可能性がありますので、大切に保管してください。
● 添付の
CD-ROM
のバックアップをとってください。また、添付の
CD-ROM
をマス
タディスクとして大切に保管し、バックアップディスクを使用してください。
● 添付の保証書はアフターサービスを受けるときに必要となります。大切に保管してお いてください。
使用上のご注意
13
目 次
使用上のご注意
〜必ずお読みください〜
内蔵
AIT
について
商標について .............................................................
安全にかかわる表示について ...................................
本書および警告ラベルで使用する記号とその内容 ...
安全上のご注意 .........................................................
正しく動作させるために...........................................
本書について ..........................................................
はじめて取り扱うときの読み方 .................
本文中の記号について ................................
その他.....................................................................
第三者への譲渡について ............................
消耗品・製品の廃棄について .....................
製品寿命について .......................................
保証について ..............................................
箱の中身について ..................................................
特長 ........................................................................
使用可能カートリッジおよび互換表 .....................
各部の名称と機能 ..................................................
製品前面 ......................................................
製品前面(防塵カバーが開いているとき)...
製品背面 ......................................................
製品底面 ......................................................
セットアップ ..........................................................
ブラケットの取り外し、取り付け方法 ......
内蔵
 〜ジャンパピンを使った設定〜 ..............
内蔵  〜
本体装置への取り付け ................................
バックアップソフト使用のご注意 ..............
テープデバイスドライバのインストール ...
機能を使用する場合 .......................................
ASR
取り扱い .................................................................
AIT AIT LED
データのリード/ライト ............................
の設定
AIT
の設定
AIT
スイッチを使った設定〜 ..............
DIP
データカートリッジのセット ...............
データカートリッジの取り出し ...........
表示 .....................................................
1 2
3 4 9
10 10 11
11 11 12 12 12
13
16 17 17
18 18 18 19
19 19
21
23 25 28 29
38 39
39 41 42 42
14
目 次
クリーニング ..........................................................
リード/ライトヘッドのクリーニング ......
本体のクリーニング ...................................
43 43 44
データカートリッジ
AIT
(EF型番品)について
データカートリッジの各部の名称 .........................
使用・保管・運搬条件 ...........................................
ラベル .....................................................................
ラベル貼り付け位置 ...................................
ラベルへの記入上の注意事項 .....................
ライトプロテクト ..................................................
取り扱い上の注意事項 ...........................................
使用上のご注意 ...........................................
一般的注意事項 ...........................................
使用禁止基準 ..........................................................
寿命 ........................................................................
重要なデータの保存について ................................
データの3世代管理について..................................
データカートリッジの保管について .....................
バックアップと惨事復旧手順の制定 .....................
仕 様 .....................................................................
運用状況お客様記入シート ....................................
トラブルシューティング チェックリスト .............
45 46 46
46 47
47 48
48 48
49 49 50 50 50 50
51 53 54
目 次
15
内蔵
本製品のセットアップから取り付け、日常の取り扱い方法について説明します。
AIT
について
特長
本製品には、次のような特長があります。
Advanced Intelligent Tape (AIT)
リッジに大容量記録できます。
データ圧縮機能により、次の容量をデータカートリッジに記録できます。
フォーマットを使ってデータをデータカート
規格
AIT-1 Turbo EF-2429
AIT-1 EF-2420L
AIT-2 Turbo EF-2431
AIT-2 EF-2423
データカートリッジに記録されているデータが圧縮されているのか、されていな
AIT
いのかを自動判別しますので、従来の機器で記録した タも、そのまま読み出すことができます。
● 出荷時は、ドライブ部の両端にブラケットが取り付けられている スですが、ブラケットを取り外すことにより、ドライブのみの なります。
カートリッジ(型番) 記憶容量(
AIT
EF-2420
EF-2423S
データカートリッジのデー
AIT
3.5
5.25
インチデバイスに
80 Gbyte
70 Gbyte
50 Gbyte
160 Gbyte
100 Gbyte
72 Gbyte
インチデバイ
Gbyte
16
内蔵
AIT
インチデバイス実装タイプ(出荷時)
5.25
について
インチデバイス実装タイプ
3.5
使用可能カートリッジおよび互換表
本製品には、当社製
データカートリッジを使用するとリード/ライトエラーの原因となる場合がありま
AIT
す。
本製品の
AIT
AIT-2 Turbo EF-2431
AIT-2 EF-2423
AIT-1 Turbo EF-2429
AIT-1 EF-2420L
データカートリッジ(EF型番品)をご使用ください。当社製以外の
AIT
カートリッジの互換は、下記の通りです。
規格 型番 読み取り 書き込み テープ長
○○
EF-2423S 170 m
EF-2420 170 m
○○
○○
○○
186 m 230 m
186 m 230 m
各部の名称と機能
本製品の各部の名称と機能について説明します。
インチデバイスベイ実装タイプと
5.25
み)の、各部の名称と働きおよび設定方法は、共通です。(以降、本書では、 デバイスの図を使用して説明します。)
インチデバイスベイ実装タイプ(ドライブ部の
3.5
5.25
インチ
内蔵
AIT
について
17
製品前面
1
654 3
7
2
製品前面(防塵カバーが開いているとき)
8
1
1 防塵カバー
カートリッジ挿入口を保護するカバー(→ ページ)。
2 通風口
(ドライブ部には通風口はありません。)
3
4
5
6
7 ブラケット
8 カートリッジ挿入口
ボタン
EJECT
データカートリッジを本製品から取り出
AIT
すときに押す(→41ページ)。
REPLACE TAPE LED
データカートリッジの交換を示す
AIT
(→42ページ)。
CLEANING REQUEST LED
データカートリッジのクリーニングを
AIT
示す
LED(→42
ページ)。
TAPE MOTION LED
データカートリッジの状態を示す
AIT
(→42ページ)。
カートリッジをセットするスロット
AIT
(→40ページ)。
39
LED
LED
製品背面
内蔵
18
AIT
3
について
4
1 電源コネクタ
本体の内蔵
(→26ページ)。
2 ジャンパピン
内蔵
AIT
3
SCSI
本体の内蔵
(→26ページ)。
12
4 ファン
電源ケーブルを接続する
DC
の設定をするピン(→21ページ)。
コネクタ
ケーブルを接続する
SCSI
製品底面
セットアップ
12345678
1
スイッチ
ON
DIP
内蔵
の設定をするスイッチ
AIT
(→23ページ)。
1
本製品を
Express5800
シリーズ製品などの「本体装置」に取り付けるまでの手順を説明します。
ブラケットの取り外し、取り付け方法
本製品を
ブラケットの取り外し
プラスドライバを使ってネジを取り外すと、ブラケットが外れます。
インチデバイスで使用するときは、左右のブラケットを取り外します。
3.5
● 取り外したブラケットとネジは、大切に保管しておいてください。
● このネジは、ブラケットを取り付けるときのみに使用します。 このネジはミリネジ(長さ
4.0 mm
となります。
)です。このネジより長いものを使用すると故障の原因
5.0 mm
、ワッシャより下の長さ
4.0 mm
ミリネジ
内蔵
AIT
について
19
ブラケットの取り付け
本製品のネジ穴とブラケットの長穴の後部を合わせ、プラスドライバを使ってネジを取り 付けます。
20
内蔵
AIT
について
内蔵
本製品の背面にあるジャンパピンでは次の設定を変更することができます。
の設定 〜ジャンパピンを使った設定〜
AIT
SCSI ID
● パリティ機能(工場出荷時の設定は「有効」)
(工場出荷時の設定は「
ID4
」)
(右からピン0〜3)
SCSI ID
未使用(NC)
パリティ(
PD
「ジャンパプラグなし」にする場合
は、片方のピンにジャンパプラグを 取り付けておくか、ジャンパプラグ を取り外します。取り外したジャン パプラグは、大切に保管しておいて ください。
ここでの「ジャンパプラグあり」とは、2つのピンにジャンパプラグを取り付けた状態を さします。また、「ジャンパプラグなし」はジャンパプラグをピンに取り付けていない か、2つのピンのうち、どちらか一方のピンにのみ取り付けられている状態をさします。
内蔵
AIT
について
21
SCSI ID
の設定
本製品が使用する ン
本のピンを使います。
3」の4
SCSI ID
を設定します。設定は背面にあるジャンパピンの「ピン0」〜「ピ
ピン3(工場出荷時:ジャンパプラグなし) ピン2(工場出荷時: ジャンパプラグあり) ピン1(工場出荷時: ジャンパプラグなし) ピン0(工場出荷時: ジャンパプラグなし)
他の
機器と
SCSI
DIISCSンピ3 ピ2 ピ1 ピ0
0  × × × × 1  × × ×
2  × × × 3  × ×
1
*4 5  × × ○ 6  × ×
2
*7 8  × × × 9  × ×
01  × × 11  ×
21  × × 31  × ○ 41  × 51 
◯ ジャンパプラグあり × ジャンパプラグなし
1
*
出荷時の設定。
2
*
SCSI IDをID7
SCSI ID
が重複していないことを確認してください。
×○××
×○○○
に設定しないでください。
22
内蔵
AIT
について
パリティ機能の設定
パリティ機能の設定を設定します。設定は背面にあるジャンパピンの一番左側のピンを使 います。 ジャンパプラグなしにすると、パリティ機能は「有効」になります(工場出荷時の設定)。 ジャンパプラグありにするとパリティ機能は「無効」になります。
(工場出荷時: ジャンパプラグなし)
PD
信頼性を向上させるために、「有効(ジャンパプラグなし)」のままで使用してください。
内蔵
の設定 
AIT
本製品の底面にある
Terminator Power
DC Control (1)
DC Control (2)
スイッチを使った設定〜
DIP
スイッチでは次の設定を変更することができます。
DIP
(ターミネータ電源供給)(工場出荷時の設定は「
(データ圧縮設定)(工場出荷時の設定は「ON」)
(データ圧縮設定)(工場出荷時の設定は「
12345678
スイッチ1〜 スイッチ スイッチ スイッチ スイッチ
OFF
未使用
4:
5: Terminator Power
未使用
6: 7: DC Control (1) 8: DC Control (2)
内蔵
」)
AIT
OFF
ON
について
」)
23
ターミネータ電源供給の設定 〜
ターミネータ電源を 設定します。 設定はスイッチ 給する設定に、「 になります。
を使います。「ON」でターミネータ電源を供
5
OFF
バスに供給するか供給しないかを
SCSI
(工場出荷時の設定)」で供給しない設定
Terminator Power
ON
12345678
本製品を 使用する場合には、出荷時設定(
データ圧縮の設定 〜
本製品が持つデータ圧縮機能を有効にするか無効にするかを 設定します。 設定はスイッチ データ圧縮機能を有効にする設定に、「 能を無効にする設定になります。
データ圧縮の設定 〜
バックアップソフトからデータ圧縮の制御を有効にするか無 効にするかを設定します。 設定はスイッチ らのデータ圧縮制御を無効にする設定に、「 の設定)」でバックアップソフトからのデータ圧縮制御を有効 にする設定になります。
N8541-28、N8141-28A
DC Control (1)
を使います。「ON(工場出荷時の設定)」で
7
DC Control (2)
を使います。「ON」でバックアップソフトか
8
デバイス増設ユニットに搭載して、電源連動機能を
)のままにしてください。
OFF
」でデータ圧縮機
OFF
(工場出荷時
OFF
ON
12345678
ON
12345678
24
内蔵
AIT
について
本体装置への取り付け
注意
電源がONのまま取り付け・取り外しをしない
本製品の取り付け・取り外しの際や、ケーブルの接続の際は必ず主電源 に接続している
コードをコンセントから抜いてください。ACコード
AC
がコンセントに接続されたまま取り付け・取り外しや接続をすると感電 をするおそれがあります。
本体装置機器等への設置方法例を以下に示します。
本体装置によってはレールを使用するものもあります。設置方法については、本体装置 の取扱説明書も参照してください。
右の図の位置に
1.
● 本製品にレールを取り付ける場合は、 用してください( 対側も同様に、片側2箇所、計
箇所をネジ止めしてくださ
4
い。) レールが、フロントカバー部の
モールド部までくる場合があり ますが、問題ありません。
Fig. 3
(レールの形状は本体装置によ
り異なります。)
N8151-54内蔵AIT
Fig. 2
)。(反
を取り付けます。
に示すフロントカバー側のネジ穴を使
Fig. 1
フロントカバー
ネジ穴
フロントカバー
レール
Fig. 1
Fig. 2
内蔵
AIT
について
25
フロントカバー
レール
Fig. 3
● 必ず本製品に添付されているネジを使って固定してください。本製品
インチデバイスタイプ、
5.25
ジは同じです。
に添付のネジは、ミリネジ(長さ
3.5 mm
原因となります。
)です。添付のネジより長いものを使用すると製品の故障の
3.5
インチデバイスタイプのどちらの場合も使用するネ
5.0 mm
、ワッシャより下の長さ
注意
破損したケーブルを使用しない
ケーブルを接続する前にコネクタが破損していたり、コネクタピンが曲 がっていたり、汚れたりしていないことを確認してください。破損や曲 がっているコネクタおよび汚れたコネクタを使用するとショートにより 火災を引き起こすおそれがあります。
右の図のようにケーブルを接続して
2.
ください。
3.5 mm
ミリネジ
電源ケーブル
DC
(システム内で使
用可能な空きコネ クタ)
26
内蔵
AIT
について
インター
SCSI
フェースケーブル
●本製品を
SCSI
ントローラとの接続以外では使用しないでください。 ただし、本体装置によっては、本製品添付の ります。その場合は、本体装置に添付されている い。
● 設置の際には、
● 本装置の出荷時の ように設定してください。
● 本装置には、ターミネータ機能はありません。本装置が 合は、
本体装置にカバーを取り付けて、ACコードをコンセントに接続する。
3.
本体装置の電源をONにする。
4.
N8103-75 SCSI
ケーブルを使用してください。添付の
SCSI ID
SCSI ID
ケーブルの末端にターミネータを取り付けてください。
SCSI
コントローラを使用して接続する場合は、本製品添付の
ケーブルは、
SCSI
ケーブルを使用できない装置があ
SCSI
ケーブルを使用してくださ
SCSI
等の各設定の確認をお願いします。
は4に設定されております。他の
SCSI ID
接続の最遠端になる場
SCSI
N8103-75 SCSI
と重複しない
5. SCSI
バスの設定が本体装置側でできる場合は、本製品について以下のように設定し
てください。
転送レート
データバス幅
DISCONNECT/RECONNECT機能:
本製品の最大転送レートは、 体装置は
160Mbyte
ただし、 なりますので、 また、本製品を
160Mbyte
秒未満の最大値に設定してください。
詳しくは、本体装置に添付の説明書を参照してください。
160Mbyte
/秒未満の最大値に設定してください。
N8103-75 SCSI
160Mbyte N8141-28A
/秒に設定可能な場合でも
160Mbyte
/秒に設定し、
ボードを使用した場合は、
/秒に設定してください。
デバイス増設ユニットに接続する場合は、本体装置が
:160 Mbyte
ビット(
:
16
有効
/秒です。
160Mbyte
160Mbyte
/秒(最大、同期)
Ultra Wide SCSI、LVD/SE
160Mbyte
/秒に設定できない本体装置は
160Mbyte
/秒に設定せずに、
/秒に設定できる本
/秒に設定可能に
160Mbyte
内蔵
AIT
について
27
同一バス上に接続されているデバイス数および 転送レートを設定してください。
下記の値は目安です。他で指定がある場合は、そちらに設定してください。
ケーブル長により、下記の通り最大
SCSI
SCSI
Ultra 160 SCSI 160 16 4 12 16 Ultra 2 Wide SCSI Ultra Wide SCSI 40 16 3 - 4 Ultra Wide SCSI 40 16 1.5 - 8 Ultra Wide SCSI 40 16 - 3 16 Fast Wide SCSI 20 16 3 3 16 Wide SCSI 10 16 6 3 8
ホストおよび同一バス上の全デバイスが
*SCSI
最大転送レート データバス幅 最大ケーブル長
(Mbyte/s) (bit)
80 16 - 12 16
Single-ended
対応の場合
LVD
(m)
LVD*
最大デバイス数
ホスト
SCSI
デバイス数)
+
バックアップソフト使用のご注意
NECのWeb
「テクニカル情報(テクニカルガイド)」−「
情報ページである8番街(
http://www.express.nec.co.jp
Express5800/100
シリーズテクニカルガイド」に
ありますバックアップ装置の<バックアップ装置対応ソフトウェア>を確認してください。
問い合わせ先:
webmaster@ace.comp.nec.co.jp
)の「サポート情報」−
28
内蔵
AIT
について
テープデバイスドライバのインストール
Windows 2000のWindows
アップ(システムツール)、および のみインストールしてください。 本体装置にテープデバイスドライバをインストールします。ドライバのインストールに は、添付のフロッピィディスクを使用します。あらかじめ用意しておいてください。
Windows 2000
「スタート」ボタンをクリックし、「設定」をポイントし、「コントロールパネル」をク
1.
リックして、「システム」をダブルクリックする。
「システムのプロパティ」ダイアログボックスが表示されます。
「ハードウェア」タブをクリックし、「デバイスマネージャ」ボタンをクリックする。
2.
「デバイスマネージャ」ダイアログボックスが表示されます。
「その他のデバイス」に「
3.
でドライブをご使用のお客様
バックアップ(システムツール)、
Windows Server 2003
のバックアップを使用する方
SONY
Windows XP
のバック
SDX-550V SCSI Sequential Device
確認し、「
SCSI Sequential Device
ルクリックする。
SONY SDX-550V SCSI Se-
quential Device
イアログボックスが表示されます。
」と表示されていることを
SONY SDX-550V
」をダブ
のプロパティ」ダ
「ドライバ」タブをクリックし、「ド
4.
ライバの更新」ボタンをクリックす る。
「デバイスドライバのアップグレー
ドウィザード」が表示されます。
内蔵
AIT
について
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