取扱説明書
ライカ ST4020
日本語版 V1.0 – 02/2010
必ず装置と一緒に保管してください。
スタートアップ前によくお読みください。
ライカ
ST4020
小型リニアステイナー
注記
本マニュアルに記載された情報、数値データ、注意
事項、および数値の評価は、当該科学技術分野にお
ける最新の研究にもとづく科学知識と技術レベルを
反映しています。
弊社は、当該技術分野における最新の発展にもとづ
き、本書の内容を変更する権利を留保するとともに、
新しい変更内容について定期的および継続的にユー
ザーに通知、コピー頒布等を行う義務を負いません。
万一、本マニュアルの内容に誤った記載や図面、説
明図などが含まれていたとしても、個々のケースに
該当する国内法規に照らして許容範囲とみなせる場
合には免責とさせていただきます。また、本マニュ
アルに記載の説明もしくは情報に従ったことに起因
して万一経済的、物的損害が生ずる事態となったと
しても、弊社はその責を負いません。
本マニュアルに記載の内容または技術詳細に関する
説明、図面、説明図、およびその他の情報は、本製
品の機能を保証するものではありません。
保証は、専ら弊社と顧客の間で合意された契約内容
によって規定されるものとします。
ライカは、製品の技術仕様ならびに製造プロセスを
予告なく変更する権利を有します。この権利を有す
ることにより、ライカは製品の開発・製造に関する
継続的な改良を実施することが可能になります。
本書は著作権法によって保護されています。本書の
すべての著作権は、Leica Biosystems Nussloch
GmbH に帰属します。
本書 に 含まれる 文章、図を含 むあらゆる 構成部分
を印 刷、 コピ ー、 マイ ク ロフ ィ ルム、Web Cam
等 を 含 む 方 法 に よ り、 ま た い か な る 電 子 的 シ ス
テムやメデ ィ ア を 使 用 す る手段によ っ て、Leica
Biosystems Nussloch GmbH の事前の書面によ
る許可なしに複製を作成することを禁じます。
製品のシリアル番号ならびに製造日付については、
製品背面に付いている銘板をご覧ください。
© Leica Biosystems Nussloch GmbH
発行者:
Leica Biosystems Nussloch GmbH
Heidelberger Str. 17 - 19
D-69226 Nussloch
Germany
電話: +49(0)6224 143-0
ファックス: +49(0)6224 143-268
インターネット: http://www.leica-microsystems.de
ライカ ST4020
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目次
1. 重要な情報........................................................................................................................................... 6
2. 安全にお使いいただくために.................................................................................................................. 7
2.1 安全上の注意事項 ................................................................................................................................................ 7
2.2 警告 ....................................................................................................................................................................... 7
3. 装置のコンポーネントと仕様................................................................................................................10
3.1 装置各部の概要 ................................................................................................................................................. 10
3.2 装置の仕様 ......................................................................................................................................................... 11
3.3 コンポーネントの機能 - システム概要........................................................................................................... 12
3.3 スライドキャリアの操作機能 .......................................................................................................................... 14
3.4 標準付属品 ....................................................................................................................................................... 15
3.5 テクニカルデータ ............................................................................................................................................. 16
4. 装置のセットアップ............................................................................................................................17
4.1 設置場所の条件 ................................................................................................................................................. 17
4.2 装置の開梱 ......................................................................................................................................................... 17
4.3 セットアップ ..................................................................................................................................................... 19
4.4 水道の接続 ......................................................................................................................................................... 20
4.5 洗浄水コンテナの取り付け .............................................................................................................................. 20
4.6 ホースが短すぎる場合の対策 .......................................................................................................................... 24
5. 操作...................................................................................................................................................25
5.1 装置の電源を入れる ......................................................................................................................................... 25
5.2 コントロールパネルの機能 .............................................................................................................................. 25
5.3 操作パラメーターの設定 .................................................................................................................................. 27
5.4 洗浄水流量の設定 ............................................................................................................................................. 30
5.5 スライドの処理 ................................................................................................................................................. 31
5.5.1 染色を開始する ................................................................................................................................................. 32
5.5.2 染色中にスライドキャリアを追加する .......................................................................................................... 33
5.5.3 染色を一時中断する ......................................................................................................................................... 34
5.5.4 染色を途中終了する ......................................................................................................................................... 35
5.5.5 処理済みのスライドを取り出す ...................................................................................................................... 36
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取扱説明書 V 1.0 – 02/2010
目次
6. メンテナンスとクリーニング................................................................................................................38
6.1 装置のクリーニング ......................................................................................................................................... 38
6.2 保守に関する注意事項 ..................................................................................................................................... 39
7. トラブルシューティング......................................................................................................................40
7.1 一般的事項 ......................................................................................................................................................... 40
7.2 アラーム ............................................................................................................................................................. 40
7.3 故障の検出および対策の一覧表 ...................................................................................................................... 41
7.4 電源異常 ............................................................................................................................................................. 43
8. オプションのアクセサリー...................................................................................................................44
8.1 注文リスト ....................................................................................................................................................... 44
9. 保証とサービス...................................................................................................................................51
ライカ ST4020
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1. 重要な情報
本書で使用している記号とその意味
警告
三角警告マ ー ク
ボックスには警告内容が説明されてい
ます。
注意事項
インフォメーション記号
灰色のボックスにはユーザーにとって
重要な情報が説明されています。
引火性の溶媒と試薬はこの記号で示さ
れます。
装置上のこの警告記号は感電の危険が
あることを示します。感電による負傷
を防ぐため、この記号のついたパネル
やハウジングを開けないでください。
本装置で処理する試料は生物学的危険
物質である可能性があります。生物災
害を防ぐため、適切な安全手順に従っ
てください。
が付いた灰色の
が付いた
用途
ライカ小型リニアステイナー ST4020 は、組織染
色や細胞染色のルーチン作業を自動的に行うための
装置です。本装置は、病理検査室において下記の作
業に使用するために設計されています。
• スライド上の組織薄片、細胞試料の染色。凍結切
片も染色できます。
• 本装置の操作は、必ず本書に記載した指示に従っ
て行ってください。
上記の条件を満たす以外の使用はすべて
装置の不正な使用と見なされます。
オペレーターの資格
• ライカ ST4020 の操作は訓練を受けた実験室オ
ペレーターのみが行うようにしてください。
• ライカ装置の操作を担当するすべての実験室オペ
レーターは、本装置で作業を開始する前に本書を
よく読み、すべての技術的な面に精通しておく必
要があります。
機種
この取扱説明書に記載の内容は、表紙に明記された
機種にのみ適用されます。装置背面に装置のシリア
ル番号を示した銘板があります。
(5)
RUN
6
カッコ内の数字は図中の部品番号です。
装置上のファンクションキーは太字で
表しています。
図 1
取扱説明書 V 1.0 – 02/2010
この章の安全上の注意事項を常に守ってください。
本装置以外のライカ製品を操作した経験のある方も必ず本章の説明をよくお読みください。
2.1 安全上の注意事項
本書には、本装置の使用上の安全とメンテナンスに
関する重要な指示と情報が含まれています。
取扱 説 明書は製 品の重要な 構成要素で す。装置を
セットアップしてご使用になる前に本書をよくお読
みになり、常に装置の近くに保管してください。
2. 安全にお使いいただくために
本装置は、電気計測装置、制御装置、調整装置なら
びに実験装置に関する安全規制に準拠して、製造、
検証されています。
装置におけるこの状態を維持し、危険のない操作を
行うために、ユーザーは必ず本書に記載されている
すべての注意事項および警告を遵守してください。
取扱説明書のほか、装置を使用する国
において事故防止、環境保護のための
法規制がある場合はそれを遵守してく
ださい。
装置およびアクセサリーに装備された保護装置を取り外したり改造したりしないでください。
装置を開いて修理することは、ライカの承認を得た修理技術者にお任せください。
2.2 警告
本装置に取り付けられている安全装置は、最小限度の事故防止対策にすぎません。本装置を安全に
操作することに対する責任は、まず何よりも装置の所有者が負うものであり、加えて装置の操作、
保守、修理を行う担当者が負うものです。
本装置を問題なくお使いいただくために、以下の指示と警告を必ず守ってください。
適用規格に関する最新情報については、
装置のCE 宣言書および弊社ホー ム
ページを参照してください。
http://www.leica-microsystems.com
ライカ ST4020
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2. 安全にお使いいただくために
危険–装置本体に付けられた安全規則
装置上に三角警告マーク付きの警告ラベルが付いている場合には、当該コンポーネントを操作
または交換するときに、正しい操作方法(この説明書に記載された)に従う必要があることを
示しています。取扱説明を守らない場合は、事故、ケガ、本装置またはアクセサリー装置の損
傷が生じることがあります。
危険–運搬と据え付け
開梱後の装置は必ず立てた状態で移動してください。
装置を作業台に置き、水平位置を調節します。
装置は窓際など直射日光の当たる場所に置かないでください。衝撃、明るい直射光、大きな温
度変化は避けてください。
装置は必ずアース付きコンセントに接続してください。接地線のない延長ケーブルによって保
護効果を失わせてはなりません。
装置は電圧と周波数を自動的にチェックします。
設置場所は、十分に換気でき、火気のない場所である必要があります。ライカST4020で使
用する化学薬品は引火しやすく、健康にも有害です。
爆発の危険がある場所では、本装置を操作しないでください。
保管場所と設置場所の温度差が大きく、かつ設置場所の湿度が高いと装置内に結露を生ずるこ
とがあります。このような場合は、少なくとも 2 時間以上置いてから電源を入れるようにして
ください。
警告–試薬の取り扱い
溶媒の取り扱いに注意してください。
装置に使用する薬品を取り扱うときは必ずゴム手袋と安全メガネを着用してください。
試薬には有毒なもの、引火性のもの、またはその両方の性質を持つものがあります。
使用済み試薬を廃棄するときは、装置を使用する会社ないし機関の廃棄物処理規則および各国
の法規制に従ってください。
ステイナーまたは試薬付近での喫煙は厳禁です。
ステイナーは排気フードの下で操作してください。
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取扱説明書 V 1.0 – 02/2010
危険–装置による作業
本装置は、訓練を受けた実験室オペレーターだけが操作してください。本装置は、指定の用途
にのみ使用し、本書の規定に従って操作してください。
非常時には電源スイッチを切り、プラグをコンセントから抜いてください。
装置は、接続ソケットと電源スイッチにいつでも手が届く位置に設置してください。
電源ケーブルは、踏まれたり他の物体に挟まれたりしないように敷設してください。
試薬を扱うときは適当な保護具(白衣、手袋、ゴーグルなど)を必ず着用してください。
装置の近くに裸火(ブンゼンバーナーなど)を置くと火災の危険があります(溶媒のフューム
のため)。このため着火源はすべて装置から2m以上離してください。
ステイナーを使用しないときは、付属の試薬カバーを試薬コンテナに被せておいてください。
危険–メンテナンスとクリーニング
保守を行う前に、装置の電源を切り、プラグをコンセントから抜いてください。
洗剤を使用するときは、製品に表示された安全上の注意を守るとともに、実験室安全規定に従っ
てください。
装置外面の洗浄には次のものを使用しないでください:アルコール、アルコール含有洗剤(ガ
ラスクリーナー)、研磨剤入り洗剤、アセトン・塩素またはキシレン含有溶媒。
フードとハウジングのクリーニングには市販の低刺激性の家庭用洗剤を使用してください。仕
上げ面は溶剤に対する耐性がありません。
装置のクリーニング中または操作中に液体が装置内部に入らないよう注意してください。
アタッチメントやアクセサリーにメーカー推奨品以外のものを使用しないでください。推奨品
以外のものを用いると事故や装置の破損の原因となり、また保証が無効となります。
2. 安全にお使いいただくために
ライカ ST4020
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3. 装置のコンポーネントと仕様
3.1 装置各部の概要
10
調整式脚部
試薬コンテナ
スライド
キャリア
洗浄ステーション
リフトバー フード
(オプション)
出口タンク プラット
フォーム
ディスプレイ
および
キーパッド
図 2
取扱説明書 V 1.0 – 02/2010
装置背面
3. 装置のコンポーネントと仕様
洗浄水接続口
排水ホース
3.2 装置の仕様
銘板
安定用サポート
ブラケット
サポート
ブラケット用
ネジ × 2
試薬コンテナの
カバー収納場所
電源ケーブル
コネクター
電源スイッチ
電源
調整式
脚部
図 3
ライカ ST4020 は、スタンドアロン使用の自動リ
ニアステイナーです。組織検査、解剖病理検査にお
ける凍結組織切片の染色にも利用できます。
モース法試料や凍結切片の染色のほか、一般外科病
理学にもに最適な装置です。さらに血液学、細胞学、
ルーチンの H&E 染色にも利用できるように設計さ
れています。
ライカ ST4020
スライドはキャリアに載せます。同時に最大 4 枚の
スライドを保持できます。ステイナーには 14 個の
試薬ステーションがあり、試薬ステーションとして
だけでなく洗浄水ステーションとしても使用できま
す。出口タンクには最大 4 枚の処理済スライドキャ
リアを入れることができます。
スライドが各試薬ステーションに保持される時間はプ
ログラミングで指定でき、染色中はすべてのステー
ションに同じ時間が適用されます。ステーション時間
のほか、浸漬回数や開始位置もプログラム可能です。
11
3. 装置のコンポーネントと仕様
3.3 コンポーネントの機能-システム概要
10 ページの図 2 にステイナーの外観を示します。
ライカ ST4020 リニアステイナーには次の操作機能があります。
13
4
2
4 6
14
図 4
1
3
図 5
キーパッド(
メンブレン式キーパッドに 6 つのキーがあり、処理パラメーターの設定
ができます。処理の開始と停止もここで操作します。
液晶ディスプレイには 16 文字ずつ 2 行が表示され、スライドの処理
の進捗状況とステイナーの処理パラメーターを確認することができます。
必要に応じて操作上の指示も表示されます。
スライドキャリア(
染色したいスライド(
スライドキャリアをリフトバー(
られます。
スライドキャリアはリフトバーによってステーション間を順次移動し、
最後は出口タンクに入ります。
試薬コンテナ(
各試薬コンテナ(
ことができます。
全部で 14 個の試薬および洗浄水コンテナ(
置することで特定の染色方法が実行できるようにカスタマイズが可能です。
14 個の処理ステーションにはそれぞれ試薬コンテナまたは洗浄水コン
テナが存在していなければなりません。
14)とディスプレイ(13)
1)とリフトバー(2)
3)をスライドキャリア(1)のスロットに挿入します。
2)に載せると最初の試薬コンテナに送
4)と洗浄水コンテナ(6)
4)には染色用または処理用試薬を最大 50 ml 入れる
6)があり、これらを適宜配
12
図 6
洗浄水コンテナにより、スライドを処理中に流水で洗浄することができ
ます。
取扱説明書 V 1.0 – 02/2010
コンポーネントの機能(続き)
3. 装置のコンポーネントと仕様
出口タンク(
出口タンクは処理済スライドを保持します。最大 4 個のスライドキャリ
アを保持できます。
7
図 7
図 8
9
図 9
出口タンクが一杯になるとステイナーは処理を中断します。スライドキャ
リアが取り出されるまでは処理を再開できません。
プラットフォーム(
8
プラットフォームは試薬コンテナ、洗浄水コンテナ、出口タンクを定位
置に固定し、ステイナーの正常な動作を確保します。ステイナーを正常
に動作させるためには、14 個のコンテナと出口タンクをすべてプラッ
トフォーム上に置く必要があります。
排水ホース(
排水ホースは常に下向きに傾け、洗浄水が装置内に溜まることなく受け
容器または排水口に落ちるようにします。
7)
8)
9)
11
12
ライカ ST4020
洗浄水接続口(
洗浄水供給源との接続口がステイナーの背面にあります。必要な接続ホー
スは装置に同梱されています。
10
図 10
メインスイッチ(11)と電源接続部(12)
ステイナーの電源ソケット(
入れるにはメインスイッチ(
装置の電源は交流 100 V ~ 230 V、50/60 Hz です。
図 11
10)
12)に電源ケーブルを接続します。電源を
11)を操作します。
13
3. 装置のコンポーネントと仕様
3.3 スライドキャリアの操作機能
サイド
サポート
スライド挿入
スロット
スライドキャリアを試薬コンテナ上に置く様子を図 12 と図 13 に示し
ます。
染色するスライドを挿入したスライドキャリアをリフトバーに配置する
ときは、スライドキャリアのサイドサポートがコンテナ上に来るように
位置決めしてください。
サイドサポート
ハンドル
スライド
図 12
14
リフトバー
リテーナ
試薬コンテナ
図 13
取扱説明書 V 1.0 – 02/2010
3. 装置のコンポーネントと仕様
3.4 標準付属品
ライカ ST4020 の標準付属品は次のとおりです。
ライカ ST4020 本体 × 1 14 0509 46425
試薬コンテナ(白)× 14 14 0509 46437
洗浄水コンテナ(黒)× 3 14 0509 46441
スライドキャリア × 3 14 0509 46438
電源ケーブルセット × 1:
電源ケーブル × 1、「D」 14 0509 46480
電源ケーブル × 1、「UK」ST-BU F-5A 14 0509 46481
電源ケーブル × 1、「US」 14 0509 46479
給水ホース × 1 14 0509 46532
排水ホース(取り付け済み)× 1 14 0509 46445
洗浄水マニホールドとレストリクタ(取り付け済み)× 1 14 0509 46533
出口回収タンク × 1 14 0509 46450
ホース、接続ピース、タイラップのセット × 1:
水ホース × 1、長さ 40 cm、Ø1/8 インチ
インライン接続ピース × 3
プラグ × 2
タイラップ × 10
サポートブラケット × 1 14 0509 46570
金属製試薬コンテナカバー × 1 14 0509 46442
交換用ヒューズセット × 1 :
ヒューズ × 2 250 V、T 1.0 A 14 0509 46463
ライカ ST4020「小型リニアステイナー」取扱説明書 × 1 14 0509 80001
納品された装置および部品と、納品リストおよびお客様からのご注文内容を照らし合わせて相
違がないかご確認ください。万一相違がある場合には、速やかにライカマイクロシステムズに
ご連絡ください。
ライカ ST4020
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3. 装置のコンポーネントと仕様
3.5 テクニカルデータ
一般項目
承認: UL、cUL、CE
定格電圧: 100 V – 240 V +/- 10% AC
定格周波数: 50 ~ 60 Hz
消費電力: 25 VA
IEC 1010 分類: 保護クラス 1
汚染度 2
過電圧設置カテゴリー II:
二次ヒューズ: 溶断ヒューズ 1.0 A T Ø 5.0 x 20 mm
作動温度範囲(室内温度): 15 °C ~ 30°C
相対湿度: 20% ~ 80%、結露なきこと
高度: < 2000 m 以下(大気圧 800 hPa 以上)
寸法および重量
寸法(W x D x H): 620 mm x 250 mm x 200 mm
高さ(フード開放時): 430 mm
乾燥重量(無包装時): 約 16 kg
本体(アクセサリー含む): 約 19 kg
重量(包装込み): 約 21 kg
性能
スライド処理能力: プログラムの構造および試料量による
ローディング能力: 最大 4 スライドキャリア
ステーション数: 最大 14
試薬ステーション数: 最大 14
洗浄ステーション数: 最大 3(この場合、試薬ステーションは 11 個)
試薬コンテナ容量: 50 ml
撹拌: 各ステーション浸漬 0 ~ 3 回、滞留時間 > 30 秒
洗浄ステーションの処理能力: 250 ml/min +/-100 ml(ステーション数による)
滞留時間調節: 各ステーション 2 ~ 300 秒
スライドキャリア容量: 最大 4 スライド
出口タンク容量: 最大 4 スライドキャリア
16
取扱説明書 V 1.0 – 02/2010