Konica minolta DIMAGE X20 User Manual [ja]

使用説明書
使用説明書
JJ
目次
2
正しく安全にお使いいただくために.................. 6
はじめに.............................................................. 11
基本撮影..................................... 17
撮影・再生の基本知識を説明しています。デジタル カメラを初めてお使いの方はもちろん、すでに使っ たことのある方もこの章は一通りお読みください。
ストラップを取り付ける............................. 18
電池を入れる................................................ 19
電池容量の確認 ...................................... 20
オートパワーオフ .................................. 20
電池を取り出す ...................................... 21
ACアダプター(別売り).......................... 21
カードを入れる/取り出す........................... 22
日時を設定する............................................ 24
撮影の準備.................................................... 26
撮影残り画像数 ...................................... 26
カメラの構え方 ...................................... 27
撮影する........................................................ 28
ピント合わせ.......................................... 30
オートフォーカスの苦手な被写体 ....... 30
ピントを合わせたいものが中央にないとき
.....31
フラッシュ撮影 ...................................... 32
画面表示の切り替え(撮影モード)....... 33
撮影した画像を見る(再生する)................. 34
画像を手早く消去する........................... 35
画面表示の切り替え(再生モード)........ 36
再生画像を拡大する............................... 37
インデックス再生 .................................. 38
画像をテレビに映して見る......................... 39
動画の撮影をする........................................ 40
動画を再生する............................................ 41
各部の名称............................................. 14
早分かり................................................. 12
ある程度デジタルカメラの知識をお持ちの方が、 すぐに撮影を始められる時に便利です。
3
撮影メニュー .............................. 42
フラッシュモードや画像サイズなど、メニューで 様々な設定を変更することができます。必要に応じ てお読みください。
クイックパネル............................................ 43
フラッシュモード........................................ 44
ドライブモード............................................ 47
セルフタイマー..........................................
48
連続撮影 .....................................................
49
マルチフレームショット....................... 50
セルフポートレート............................... 51
画像サイズ.................................................... 52
画質 ............................................................... 54
ファイルサイズと撮影画像数について
... 56
露出補正........................................................ 57
ポートレート................................................ 58
ホワイトバランス........................................ 59
モノトーン.................................................... 60
撮影メニュー................................................ 62
左右キーカスタマイズ................................. 64
撮像感度........................................................ 66
オートリセット............................................ 68
ボイスメモ.................................................... 70
日付写し込み................................................ 72
デジタルズーム............................................ 74
アフタービュー............................................ 76
ファイルNo.メモリー.................................. 78
フォルダ形式................................................ 80
動画撮影モード........................... 82
動画の撮影方法ついて詳しく説明しています。動画 撮影の前に一通りお読みください。
動画撮影........................................................ 83
動画撮影メニュー .................................. 84
動画の再生............................................................
86
次ページへ続く
目次(続き)
4
セットアップメニュー............... 129
液晶モニターの明るさやメニュー表示言語、操作 音・シャッター音などカメラの細かな設定を変更で きます。必要に応じてお読みください。
セットアップメニュー.............................. 130
液晶モニターの明るさ調整...................... 133
カードのフォーマット(初期化)
................... 134
設定値リセット......................................... 135
言語設定......................................................137
操作音と音量の設定...................................138
オートパワーオフ.......................................139
日付並び......................................................139
ビデオ出力..................................................140
USB接続.....................................................140
再生メニュー .............................. 87
再生時のいろいろな機能について説明しています。 必要に応じてお読みください。
クイックパネル............................................ 88
再生メニュー................................................ 89
画像を消去する............................................ 92
複数の画像を消去する........................... 93
大事な画像を残す(プロテクト)................. 95
複数の画像をプロテクト(解除)する... 96
アフレコ........................................................ 98
音声付き画像の再生............................... 99
お気に入り................................................. 100
お気に入りを作成する........................ 100
お気に入りを再生する........................ 102
お気に入り再生から通常再生に戻る. 103
画像回転..................................................... 104
複数の画像をまとめて回転する ........ 104
画像合成..................................................... 106
メニューで画像合成する.................... 106
クイックパネルで画像合成する ........ 109
スライドショー(画像の自動再生)...........110
スライドショーの設定変更................ 110
スライドショーを実行する................ 112
画像のプリント......................................... 114
プリントする方法について .................114
DPOF(プリント)指定....................... 114
USBダイレクトプリント....................119
メール画像作成......................................... 124
画像サイズの設定.................................124
複数の画像をメール画像にする ........ 125
5
パソコンへの接続 ..................... 141
このカメラで撮影した画像をお持ちのパソコンに取 り込む方法や、カメラを画像入力装置として使用す る方法(PCカメラ)について説明しています。
USB接続の動作環境................................ 142
パソコンへ接続する(USB接続)............ 144
パソコンに画像ファイルをコピー・保存する.145
WindowsXPの場合........................... 145
Windows2000,Me,98,98SEの場合 147
Macintoshの場合.............................. 149
接続を解除する......................................... 150
パソコンで画像ファイルを開ける .......... 152
フォルダ構成とファイルの種類 ........ 153
ドライバのインストール
(Windows
®
98/98SEのみ).................. 154
USB接続ができないときは..................... 157
QuickTimeのインストールと使い方..... 160
インストール方法................................ 160
操作方法............................................... 161
オンラインラボ工房.................................. 162
PCカメラ(Windows
®
のみ).....................163
PCカメラドライバのインストール....164
WindowsNetMeetingで
カメラを使う.........................................164
その他 ..................................... 169
一般的な注意事項や、トラブル時の処置等を記載し ています。
メッセージ表示一覧.................................. 170
あれ?と思ったときは.............................. 172
アクセサリー(別売り)............................... 174
ストラップを付け替える.......................... 175
取り扱い上の注意 ..................................... 176
手入れと保管のしかた.............................. 179
主な性能..................................................... 180
索引............................................................. 183
電池の取り扱いを誤ると、液漏れによる周囲の汚損や、発熱や破裂による火災 やケガの原因となりますので、次のことは必ずお守りください。
指定された電池以外は使わないでください。
電池の極性(+/−)を逆に入れないでください。
表面の被膜が破れたり、はがれたりした電池は使用しないでください。
電池のショート、分解、加熱、および火中・水中への投入は避けてくだ さい。また金属類と一緒に保管しないでください。
新しい電池と古い電池、メーカーや種類の異なる電池、充電状態の異な る電池を混ぜて使用しないでください。
アルカリ電池は充電しないでください。
充電式電池を充電する場合は、専用の充電器をご使用ください。
万一電池が液漏れし、液が目に入った場合は、こすらずにきれいな水で 洗った後、直ちに医師にご相談ください。液が手や衣服に付着した場合 は、水でよく洗い流してください。また、液漏れの起こった製品の使用 は中止してください。
正しく安全にお使いいただくために
6
警告
この表示を無視し、誤った取り扱いをすると、人が死亡したり、重傷を負う可能 性が想定される内容を示しています。
注意
この表示を無視し、誤った取り扱いをすると、人が傷害を負う可能性が想定され る内容および物的損害の発生が予想される内容を示しています。
絵表示の例
△記号は、注意を促す内容があることを告げるものです。(左図の場合は発火注意)
お買い上げありがとうございます。 ここに示した注意事項は、正しく安全に製品をお使いいただくために、またあなたや他の人々への 危害や財産への損害を未然に防止するためのものです。よく理解して正しく安全にお使いください。
危険
この表示を無視し、誤った取り扱いをすると、人が死亡したり、重傷を負う危険 性が差し迫って生じることが想定される内容を示しています。
警告
7
警告
ACアダプターをご使用になる場合は、専用品を表示された電源電圧で正しく お使いください。
表示以外の電源電圧を使用すると、火災や感電の原因となります。
電池を廃棄するときは、テープなどで接点部を絶縁してください。
他の金属と接触すると発熱、破裂、発火の原因となります。お住まいの自治体の規則に従 って正しく廃棄するか、リサイクルしてください。
ご自分で分解、修理、改造をしないでください。
内部には高圧部分があり、触れると感電の原因となります。修理や分解が必要な場合は、 弊社アフターサービス窓口またはお買い求めの販売店にご依頼ください。
落下や損傷により内部、特にフラッシュ部が露出した場合は、内部に触れない ように電池を抜き(ACアダプターの場合は電源プラグをコンセントから抜き)、 使用を中止してください。
フラッシュ部には高電圧が加わっていますので、感電の原因となります。またその他の部 分も使用を続けると、感電、火傷、火災の原因となります。弊社アフターサービス窓口ま たはお買い求めの販売店に修理をご依頼ください。
幼児の口に入るような電池や小さな付属品は、幼児の手の届かないところに保 管してください。
幼児が飲み込む原因となります。万一飲み込んだ場合は、直ちに医師にご相談ください。
製品および付属品を、幼児・子供の手の届く範囲に放置しないでください。
幼児・子供の近くでご使用になる場合は、細心の注意をはらってください。ケガや事故の 原因となります。
フラッシュを人の目の近くで発光させないでください。
目の近くでフラッシュを発光させると視力障害を起こす原因となります。
車などの運転者に向けてフラッシュを発光しないでください。
交通事故の原因となります。
次ページへ続く
正しく安全にお使いいただくために(続き)
8
警告
自動車などの運転中や歩行中に撮影したり、液晶モニターを見たりしない でください。
転倒や交通事故の原因となります。
風呂場など湿気の多い場所で使用したり、濡れた手で操作したりしないで ください。内部に水が入った場合はすみやかに電池を抜き(ACアダプター の場合は電源プラグをコンセントから抜き)、使用を中止してください。
使用を続けると、火災や感電の原因となります。裏表紙記載の弊社フォトサポートセ ンターにご相談ください。
引火性の高いガスの充満している中や、ガソリン、ベンジン、シンナーの 近くで本製品を使用しないでください。また、お手入れの際にアルコール、 ベンジン、シンナー等の引火性溶剤は使用しないでください。
爆発や火災の原因となります。
ACアダプターをご使用の場合、電源コードに重いものを乗せたり、無理に 曲げたり、引っ張ったり、傷つけたり、加熱、破損および加工したりしな いでください。またコンセントから抜くときは、ACアダプターを持って抜 いてください。
コードが傷むと火災や感電の原因となります。コードが傷んだら、弊社アフターサー ビス窓口またはお買い求めの販売店に交換をご依頼ください。
万一使用中に高熱、焦げ臭い、煙が出るなどの異常を感じたら、すみやか に電池を抜き(ACアダプターの場合は電源プラグをコンセントから抜き)、 使用を中止してください。電池も高温になっていることがありますので、 火傷には十分注意してください。
使用を続けると感電、火傷、火災の原因となります。弊社アフターサービス窓口また はお買い求めの販売店に修理をご依頼ください。
9
注意
車のトランクやダッシュボードなど、高温や多湿になるところでの使用や 保管は避けてください。
外装が変形したり、電池の液漏れ、発熱、破裂による火災、火傷、ケガの原因となり ます。
長時間使用される場合は、皮膚を触れたままにしないでください。
本体の温度が高くなり、低温やけどの原因となることがあります。
長時間の使用後は、すぐに電池やカードを取り出さないでください。
電池やカードが熱くなっているため火傷の原因となります。電源を切って温度が下が るまでしばらくお待ちください。
発光部に皮膚や物を密着させた状態で、フラッシュを発光させないでくだ さい。
発光時に発光部が熱くなり、火傷の原因となります。
液晶モニターを強く押したり、衝撃を与えたりしないでください。
液晶モニターが割れるとケガの原因となり、中の液体に触れると炎症の原因となりま す。中の液体に触れてしまった場合は、水でよく洗い流してください。万一目に入っ た場合は、洗い流した後医師にご相談ください。
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正しく安全にお使いいただくために(続き)
10
この装置は、情報処理装置等電波障害自主規制協議会(VCCI)の基準に基づくクラスB情報技術装置で す。この装置は家庭環境で使用されることを目的としていますが、この装置がラジオやテレビジョン受 像機に近接して使用されると、受信障害を引き起こすことがあります。使用説明書にしたがって正しい 取り扱いをしてください。
MINOLTAおよびDiMAGEは、ミノルタ株式会社の登録商標です。
Windows、MicrosoftおよびNetMeetingは、米国MicrosoftCorporationの米国およびその他の国における 登録商標または商標です。 Apple,Macintosh、MacOS,QuickTimeは、AppleComputer,Inc,の米国およびその他の国における登録 商標または商標です。 PentiumはIntelCorporationの登録商標です。
その他記載の会社名や製品名は、それぞれの会社の登録商標または商標です。
注意
ACアダプター使用時は、電源プラグは差し込みの奥までしっかりと差し込 んでください。
電源プラグが傷ついていたり、差し込みがゆるい場合は使用しないでください。火災 や感電の原因となります。
ACアダプターを布や布団で覆ったり、周りに物を置いたりしないでくださ い。
熱により変形して感電や火災の原因となったり、非常時にアダプターが抜けなくなっ たりします。
お手入れの際や長期間使用しないときは、ACアダプターをコンセントから 抜いてください。
火災や感電の原因となります。
11
は じ め に
はじめに
ユーザー登録について
本製品をご使用になる前に、お早めにユーザー登録をお済ませください。同梱されている「ミ ノルタからのお知らせ」に記載の弊社ホームページからオンライン登録を行っていただけます。
お買い上げのパッケージに梱包されているのは以下の通りです。ご確認の上、不備な点がございま したら、お買い求めの販売店にご連絡ください。
カメラ本体(ミノルタDiMAGEX20
ネックストラップ NS-DG500(P.18、175)
□単3形
アルカリ乾電池 2本(P.19)
SDメモリーカード(P.22)
USBケーブル USB-500(P.144)
AVケーブル AVC-200(P.39)
本使用説明書DiMAGEViewer使用説明書
(ディマージュビューアー)
アフターサービスのご案内保証書ミノルタからのお知らせ
お買い上げありがとうございます。
ミノルタディマージュX20は、軽量・コンパクトなボディに光学3倍ズーム機能を搭載したデジタ ルカメラです。屈曲光学系の採用により超薄型ボディを達成、メインスイッチを入れるとすぐに撮 影ができる快適さに加え、音声付き動画の記録も可能です。 ご使用前に、この使用説明書をよくお読みいただき、末永くこの製品をご愛用ください。
内容物の確認
DiMAGEビューアー CD-ROM(P.142〜)
早分かり 詳しくは本文をご覧ください。
12
準備をする
電池を入れます。 →P.19
2
1
カードを入れます。
→P.22
撮影する P.28
メインスイッチを押 して電源を入れます。
1
撮影モード切り替えレバー を合わせます。
2
上下レバーで撮りたいもの の大きさを決めます。
3
撮影
動画撮影
望遠
広角
シャッターボタンを 半押ししてピントを 合わせます。
4
シャッターボタンを押 し込んで撮影します。
5
半押し
電池室ふたを矢印の方向に スライドさせます。
電池室内の+/−表示に したがって、電池を入れ ます。
カチッと音がするまで、カードを押 し込みます。
13
早 分 か り
再生する P.34
再生ボタンを押します。
撮影された最新の画像が 表示されます。
2
1
左右キーで見たい画像 を選びます。
十字キーで「消去」を選択
実行ボタンで
決定
メニューボタン
を押す
「はい」を選択
実行ボタンで
消去
まとめて画像を消去するには→P.93
このコマを消去しますか?
そのまま画像を消去するには・・・
いいえはい
各部の名称
14
の付いたところは、直接手で触れないでください。()内は参照ページです。
カメラボディ
シャッターボタン
メインスイッチ
電池室ふた(19、21)
フラッシュ(32、44)
レンズ
三脚ねじ穴(底面)
USB/AV出力端子
(39、144)
DC電源入力端子(21)
カードスロット(22)
マイク
イルミネーショングリップ
セルフポートレートミラー
(51)
15
各 部 の 名 称
フラッシュ/アクセスランプ
赤色すばやく点滅 :フラッシュ充電中(P.32)。または電池容量がありません(P.20)。 オレンジ色すばやく点滅 :カードに記録中または読み出しです。カードを取り出さないでください。
撮影モード切り替えレバー
撮影モード 動画撮影モード
液晶モニター(16)
メニューボタン(42、43)
再生ボタン(34)
スピーカー
ストラップ 取り付け部
(18、175)
左キー
実行ボタン
右キー
下レバー
上レバー
各部の名称(説明のためすべての表示を点灯させています。)
16
液晶モニター(撮影モード時)
液晶モニター(再生モード時)
デジタルズーム(74)
ドライブモード(47) 撮影残り画像数(26)
フォーカス表示(29)
白:ピントが合っています 赤:ピントが合っていません
ボイスメモ(70)
ホワイトバランス(59)
撮像感度(66)
撮影モード(28)
フラッシュモード(44)
再生モード(34)
撮影日時
拡大再生(37)
画像番号/全体の画像数
プロテクト(95) DPOF(プリント)指定(114)
音声付き画像(70、99)
電池容量(20)
画像サイズ(52) 画質(54)
ファイル番号(ファイルの通し番号)
フォルダ番号(フォルダの通し番号)
フォーカスフレーム(28)
電池容量(20)
画像サイズ(52) 画質(54)
手ぶれ警告(29、46)
写し込み表示(72)
メール画像(124)
露出補正(57)
( 動画画像(86))
モノトーン(60)
ポートレート(58)
基本撮影
この章では、カメラの準備および最も基本的な撮影方法・再生方法を説明し ています。
17
ストラップを取り付ける
18
2.取り付け部に、ストラッ プの短い方を通します。
先端を細くして通してくだ さい。
3.通したストラップの輪 に、もう一方の端を通し て引っ張ります。
1.ストラップ取り付け部の、 紐を通す部分を図のよう に外側に回転させます。
このカメラに同梱されているストラップ
ストラップA
5通りの取り付け方法
このカメラに同梱されているストラップを用いて、 5通りの取り付け方をお楽しみいただけます。お好 みに応じてストラップをご使用ください。
ストラップA
ストラップA+B
ストラップA
ストラップA+B
ストラップA+B
ここでは、基本のストラップAの取り付け方について説明します。
A+Bの取り付け方については175ページをご覧ください。
ストラップB
19
電 池 を 入 れ る
1.電池室ふたを矢印の方向に スライドさせて開けます。
電池を入れる
2.電池室内の+/−表示にしたがって電池を入れます。
日付/時刻を設定してください
長時間電池を抜いたままにしておくと、日時の設定が失われます。液晶モ ニターに左のメッセージが現れたら、日時を再設定してください(→P.28)。
電池を入れる
単3形アルカリマンガン乾電池2本、または単3形ニッケル水素(Ni-MH)電池2本を使用します。 このカメラには、単3形アルカリマンガン乾電池が同梱されています。より長い時間の撮影には、 単3形ニッケル水素(Ni-MH)電池の使用をおすすめします。ニッケル水素電池は必ず指定の充電 器でフル充電してからお使いください。電池の性能は銘柄によって差があります。
ニッケルマンガン電池およびニッケル乾電池、マンガン乾電池は使用できません。
3.電池室ふたを閉じ、カメラ背面の方向にカチッと音が するまでスライドさせて元通りに閉めます。
最後まで確実に閉めてください。
電池を入れる(続き)
20
電池容量の確認
メインスイッチを押して電源を入れたり、撮影・動画撮影・再生モードを切り替えたりすると、電 池の容量が液晶モニターに表示されます。
電池容量は十分です。(3秒間のみ表示) 電池容量が少なくなりました。(3秒間のみ表示)
これより電池容量が少なくなると節電のためフラッシュ充電中は 液晶モニターが消灯します。
(赤色になった場合)電池の交換をおすすめします。
この状態でも動画以外の撮影はできます。
フラッシュ/アクセスランプが3秒間すばやく点滅(左図)、または「電池 がなくなりました」というメッセージが現れるとき、電池を充電するか、 新しい電池と交換してください。シャッターは切れません。
新しい電池を入れても何も表示されないときは、電池の向き(+/−)を確認 してください。
長時間の撮影、再生、パソコンとの接続時、PCカメラとして使用時には、 別売りのACアダプターAC-6Lの使用をおすすめします。
オートパワーオフ(操作しないでいると自動的に電源が切れます)
約3分以上何も操作をしないでいると、節電のため自動的にカメラの電源が切れます(オートパワ ーオフ)。撮影を再開する場合は、もう一度メインスイッチを押して電源を入れてください。
オートパワーオフまでの時間(初期設定は3分)を変更することもできます。→ P.139
21
電 池 を 入 れ る
1.電池室ふたを開けます。
ふたの開け方は → P.19
2.電池を取り出します。
電池を取り出す
電池を取り出すときには、電源が入っていない(=カメラがOFFになっている)のを確認してから 取り出してください。
ACアダプター(別売り)
接続のしかた
1. カメラの電源が入っていないのを確 認してから、DC電源入力端子にAC アダプターの出力プラグを差し込み ます。
2. ACアダプターをコンセントに差し込 みます。
屋内などAC電源が使える場合は、別売りのACアダプターAC-6Lを使用すると、電池の残りを気 にすることなく撮影ができて便利です。
取り外し方
1. カメラのメインスイッチを押して電源を切ります。
2. ACアダプターをコンセントから抜いて、出力プラグをカメラから取り外します。
カードを入れる/取り出す
22
入れ方
画像を記録するには、SDメモリーカードまたはマルチメディアカード(以下、カード)が必要です。 付属のSDメモリーカードは、そのままこのカメラに入れてお使いになれます。
ライトプロテクトスイッチ
SDメモリーカードには、ライトプロテクト(書き込み禁止)スイッチがついてい ます。このスイッチを下にスライドさせると、カードへのデータ書き込みが禁止 され、カード内の画像等を保護することができます。書き込みする際には、スイ ッチを上に上げてください。
カードを入れるときには、電源が入っていない(=カメラがOFFになっている)のを確認してから 入れてください。
1.カードのラベルをカメラの前面側、接点を背面側に向 け、ラベル上の▼マークを挿入口に向けて差し込みま す。
注意
撮影中にカードを不用意に押し込み、意図せずに取り出さないように注意してください。
2.カチッと音がするまで、矢印の部分を押し込み ます。
まっすぐに押し込みます。端を押し込まないでください。
カードが奥まで入らない場合は、無理に押し込まずに、 カードの向きを確かめて正しく入れ直してください。
奥まで入ると、カードはロックされます。
23
カ ー ド を 入 れ る
カードが入ってないときは、「カードが入っていません」というメッセージが現れます。また、撮影モー ドでは撮影残り画像数が、動画撮影モードでは時間表示が、赤色の−−−−になります。
マルチメディアカードを使用した場合、SDメモリーカードと比べて撮影・再生時の動作応答時間がかな り長くなります。
注意
オレンジ色のアクセスランプが点滅している間は、 カードを取り出さないでください。カード内のデ ータが破損する原因となります。
取り出し方
1.カチッと音がするまで矢印の部分を中に押し込みます。
ロックが外れ、カードが出てきます。
アクセスランプ
2.カードを取り出します。
日時を設定する
24
カメラをご購入後初めて使用されるとき、長時間電池を抜いたままに したときなど、「日付/時刻を設定してください」というメッセージが 現れたら、日時の設定を行なってください。また日時の変更が必要な 場合も、以下の手順に従ってください。
1.メインスイッチを押して電源を入 れます。
日付/時刻を設定
してください
2.メニューボタンを押します。
3.MENUを選択している状態で実 行ボタンを押します。
4.左右キーで を選択します。
5. を選択している状態で、実 行ボタンを押します。
セットアップメニューの画面になります。
25
日 時 の 設 定
6.右キーで「3」を選択します。
7.上下レバーで「日付設定」を選びます。
8.右キーを押します。
9.実行ボタンを押します。
日時修正画面になります。
10
.左右キーで修正したい項目を選びま
す。
11.
上下レバーで希望の数値を選びます。
13.
修正が終了すると、実行ボタンを押 します。
日付設定が完了し、時計がスタートします。
途中でメニューボタンを押すと、 日時設定を行なわずに元の画面に もどります。
12.
必要なだけ9、10の操作を繰り返 します。
撮影の準備
26
撮影残り画像数
カードを入れて、カメラの電源を入れると、液晶モニター右下に撮影 残り画像数(現在の設定で撮影を続けると、後何枚撮影できるか)が表 示されます。
1枚のカードに記録できる画像数は、カードの容量、カメラで設定された画像サイズおよび画質に よって異なります。付属のカード(8MB)で初期設定(画像サイズ1600×1200、画質スタンダ ード)で撮影する場合、記録できる画像数は約12枚です。
異なる容量のカードを使用した場合や、画像サイズ・画質を変更した場合、また動画撮影を行なった場 合は、撮影できる画像数は大きく変わります。※詳細は → P.56
ファイルサイズは被写体によって異なるため、撮影シーンによっては、撮影後に撮影残り画像数表示が 変化しない場合もあります。
「0000」が赤字で表示され、「カードに空きがありません」というメッ
セージが出たときは、カードがいっぱいです。画像サイズまたは画質を 変更する、カード内の画像を消去する、カードを交換する、のいずれか を行なってください。 画像サイズの変更 →P.52 画質の変更 →P.54 画像の消去 →P.35、92
27
撮 影 の 準 備
カメラの構え方
手ぶれが起こらないよう、脇を締め、両手でしっかりとカメ ラを構えて撮影してください。
レンズやフラッシュなど、カメラの前面に指や髪、ストラップ がかからないようにしてください。
縦位置で撮影するときは、フラッシュをレ
ンズより上にしてください。
動画撮影時(→ P.40、83)やボイスメモ
(→ P.70)、アフレコ(→ P.98)録音中は、
カメラ前面にあるマイクを指などでふさがな いようにしてください。
レンズやマイク、フラッシュに指をかけ ないように!
失敗の原因となるので注意してください。
レンズ
マイク
フラッシュ
撮影する
28
1.メインスイッチを押して電源を入れます。
電池の状態によっては、起動時間が若干長くなる場合があ ります。
3.液晶モニターで構図を決め、上下レバーでズー ムして大きさを決めます。
レバーを上に押すと望遠に、下に押すと広角になります。
液晶モニター内の[]中のものにピントが合います。
※ピントが合わないときは →P.30
撮りたいものから10㎝以上離れてください。
ACアダプター使用時、あるいは店頭等でのカード無し撮 影の場合は、ズーム操作に連動してカメラ前面のランプが 点滅します。
2.撮影モード切り替えレバーを に合わせます。
撮影モードになります。
動画撮影については、P.40をお読みください。
4.シャッターボタンを半押しします。
シャッターボタンを軽く押すと、途中で少し止まるところ があります。そこまで押すことを「半押し」と呼びます。
シャッターボタンを半押しするとピン トが合います。ピントが合うと、液晶 モニター右下には白い○が点灯します。
シャッター音を設定しているときは、 ピントが合うと音でお知らせします。
液晶モニター
※半押ししたときのその他の表示については →次ページ
29
撮 影 す る
5.シャッターボタンをゆっくり押し込んで撮影しま す。
撮影後シャッターボタンを押し込んだままにしていると、 撮影した画像が液晶モニターに表示され確認することがで きます。シャッターボタンを押し続けなくても、撮影した 画像を約2秒間液晶モニターに表示させることができます。
(アフタービュー、P.76)
シャッターボタンを半押しした時に現れる表示の意味は以下の通りです。
ピントが合わない、または撮りたいものに近づき過ぎていま す(→ P.30)。
シャッター速度が遅くなっています。手ぶれに注意するか、 三脚を使って撮影してください。
撮影された画像は自動的にカードに記録(書き込み)されます。書き込み中 はオレンジ色のアクセスランプが点滅します。その間はカードを取り出さ
ないでください。
赤色
○点灯
状況
液晶モニター
右下の表示
ピントが合っています。撮影できます。白色
○点灯
撮影終了後は、メインスイッチを押して電源を切ってください。
フラッシュ/アクセスランプ
撮影する(続き)
30
オートフォーカスの苦手な被写体
オートフォーカスのピント合わせは被写体のコントラスト(明暗差)を利用しています。したがって、 次のような被写体ではオートフォーカスでピントが合いにくいことがあります。このような場合は、 次ページのフォーカスロック撮影で、被写体と同じ距離にあるものにピントを固定して撮影してく ださい。
ピント合わせ
シャッターボタンを半押しすると、自動的にピント合わ せが行われ、[]の中のものにピントが合います。ピン トが合うと、液晶モニターの白色のフォーカス表示○が 点灯します。
赤い●が点灯したときは、ピントが合っていません。以 下を確認してください。 ・撮りたいものから10㎝以上離れていますか?
・オートフォーカスの苦手な被写体(以下参照)を撮影し
ようとしていませんか?
ピントが合わない場合にそのまま撮影すると、フラッシュが光るときはカメラから2m離れた場所に、 フラッシュが光らないときはカメラから約20m離れた場所にピントが合います。
暗すぎるもの 青空や白壁など
コントラストのないもの
[]の中に
距離の異なるものが
混じっているとき
太陽のように
明るいものや、
車のボディ、水面など
きらきら輝いているもの
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