Epson EMP-1815 User Manual [ja]

活用ガイド
1
2
ネットワーク経由でコンピュータの映像を投写する
かんたんモードとマニュアルモード ...........................5
ツールバーの使い方 .........................................6
各アイコンの名称と働き .................................................................................................. 6
操作対象のプロジェクターを選択する ........................................................................... 7
投写を停止する/一時停止する/再開する ................................................................... 7
PowerPointのスライドショーだけを投写する(プレゼンテーションモード)......... 8
コンピュータ内の動画を投写する(動画転送)...................9
マルチスクリーンディスプレイ機能を使う ....................11
仮想ディスプレイの配置例 ........................................................................................... 11
仮想ディスプレイの配置を設定する(コンピュータの設定)..................................... 13
コンピュータの映像を割り当てる................................................................................ 14
設定した配置で投写する ............................................................................................... 15
EMP NS Connectionの環境を設定する .........................17
一般設定タブ .................................................................................................................. 17
パフォーマンス調整タブ ............................................................................................... 19
マニュアルモードでの無線LAN接続
接続までの流れ ............................................21
接続の流れ ...................................................................................................................... 21
コンピュータ側の準備 ......................................22
コンピュータをネットワーク接続できる状態にする................................................. 22
無線LANのマニュアルモードで接続する .......................23
コンピュータでEMPNSConnectionを起動する................................................... 23
プロジェクターと接続する ........................................................................................... 25
接続したいプロジェクターが表示されないときは ..............27
IPアドレスやプロジェクター名を指定して検索(マニュアルモードのとき).......... 27
よく使うプロジェクターをプロファイルに登録しておく ........29
プロファイルを作成する ............................................................................................... 29
プロファイルを指定して検索 ....................................................................................... 30
プロファイルを管理する ............................................................................................... 31
無線LANのセキュリティ対策 .................................33
暗号化通信を使う........................................................................................................... 33
コンピュータを使ってプロジェクターの設定・監視・制 御をする
Webブラウザを使って設定を変更する(Web制御)................ 36
Web制御を表示する...................................................................................................... 36
プロジェクターの設定 ................................................................................................... 36
ネットワークからメモリカードにファイルの転送や
書き込みをする ............................................ 37
メール通知機能で異常を通知する ............................ 38
メール通知機能の設定 ................................................................................................... 38
異常通知のメールが送られてきたら............................................................................ 38
SNMPを使って管理する ...................................... 39
PC Freeを使ったプレゼンテーション
PC Freeで投写できるファイルと利用例 ....................... 41
PCFreeで投写できるファイル ................................................................................... 41
PCFreeの利用例 .......................................................................................................... 42
PC Freeの基本操作 ......................................... 43
PCFreeの起動と終了................................................................................................... 43
ガイドモードとクイックモード ................................................................................... 45
PCFreeの基本操作 ...................................................................................................... 46
画像を回転する............................................................................................................... 48
シナリオの投写 ............................................ 49
シナリオの準備............................................................................................................... 49
シナリオの再生............................................................................................................... 49
プレゼンテーション中の操作 ....................................................................................... 50
画像・動画ファイルの投写 ................................... 51
画像・動画を投写する ..................................................................................................... 51
フォルダ内のすべての画像・動画ファイルを順番に投写する(スライドショー).... 52
画像・動画ファイルの表示条件と操作モードを設定する ......... 53
シナリオの準備 (EMP SlideMaker2の使い方)
シナリオの概要 ............................................55
シナリオに組み込めるファイル ..............................56
PowerPointファイルをシナリオにするには ....................57
SlideMaker2を起動しないで一括変換する .....................58
SlideMaker2を起動して変換する .............................60
シナリオのプロパティを設定する................................................................................ 60
PowerPointファイルをシナリオに組み込む............................................................. 62
画像や動画ファイルをシナリオに組み込む ................................................................ 66
シナリオを編集する....................................................................................................... 67
シナリオの転送 ............................................68
こんなときには ............................................70
コンピュータ上でシナリオの投写状態を確認する..................................................... 70
アニメーションを設定する ........................................................................................... 71
スライドのアニメーションを設定する ........................................................................ 71
付録
3
接続時の制限事項 ..........................................74
対応解像度 ...................................................................................................................... 74
表示色 .............................................................................................................................. 74
接続台数 .......................................................................................................................... 74
その他 .............................................................................................................................. 74
困ったときに ..............................................75
用語解説 ..................................................86

ネットワーク経由でコンピュータの映 像を投写する

EMPNSConnection起動時の操作方法を説明します。「かんたんモード」「マニュアルモード」のどちらの方法で接続していて も同じように利用できます。
かんたんモードとマニュアルモード............................. 5
かんたんモード............................... 5
マニュアルモード............................. 5
ツールバーの使い方 ........................................................ 6
各アイコンの名称と働き ......................... 6
操作対象のプロジェクターを選択する ............. 7
投写を停止する/一時停止する/再開する ......... 7
PowerPointのスライドショーだけを投写する
(プレゼンテーションモード)..................... 8
A/Vミュートやソースの切り替えをする ............ 8
コンピュータ内の動画を投写する(動画転送).............. 9
マルチスクリーンディスプレイ機能を使う...............11
仮想ディスプレイの配置例 ...................... 11
マルチスクリーンディスプレイ機能を使用
するまでの流れ ............................. 12
仮想ディスプレイの配置を設定する
(コンピュータの設定).......................... 13
コンピュータの映像を割り当てる ................ 14
コンピュータの映像を割り当てる ............. 14
割り当てた映像の確認(プレビュー表示)....... 15
設定した配置で投写する ........................ 15
EMPNSConnectionの環境を設定する.................17
一般設定タブ .................................. 17
パフォーマンス調整タブ ........................ 19

かんたんモードとマニュアルモード

5
無線LANを使ってプロジェクターとコンピュータを接続する方法には、「か んたんモード」と「マニュアルモード」の2つがあります。
f かんたんモード
かんたんモードでは、複雑なネットワークの設定をすることなく、 プロジェクターとコンピュータを簡単に接続できます。
無線LANで素早く接続したいときに、かんたんモードをご利用くだ さい。
かんたんモードは、アドホック接続(共通のESSIDを持つコンピュー タ同士を接続)を使った接続です。以下のどちらかを持つコン ピュータと接続できます。
無線LANカード
無線LAN機能内蔵コンピュータ
かんたんモードで接続する方法は『かんたん接続ガイド』を参照し てください。
f マニュアルモード
マニュアルモードでは、無線LANアクセスポイントを経由して、ネッ トワークシステムに接続できます。 ネットワークシステムの一部として接続したいとき、セキュリティ 対策をとりたいときなどにマニュアルモードをご利用ください。
マニュアルモードで接続する方法は「マニュアルモードでの無線 LAN接続」s p.20をご覧ください。
※ かんたんモードでは、プロジェクターが持つ ESSID が一時的にコ
ンピュータに割り当てられるため、コンピュータ側での設定操作 は必要ありません。切断処理を行うと、コンピュータのネット ワーク設定は自動的に元の状態に戻ります。

ツールバーの使い方

6
EMPNSConnectionを起動してコンピュータと接続するとツールバーが 表示されます。

各アイコンの名称と働き

操作対象プロ ジェクター
停止 プロジェクターと接続したまま、コン
表示 プロジェクターでコンピュータ画面の投
操作対象プロジェクターの選択ダイアロ グを表示します。 操作対象から外したいプロジェクターの チェックを外します。
ピュータ画面の投写を停止します。停止 中、プロジェクターは黒い画面を投写しま す。また、一時停止を解除します。
写を開始します。また、停止や一時停止を 解除します。
動画再生 モード
切断する プロジェクターとの接続を終了します。
無線インジ ケータ
ツールバー表 示切り替え
動画再生するプロジェクターを選択する 画面を表示します。動画は1台のプロジェ クターだけに投写できます。
「かんたんモード」で接続したときに表示
します。ESSIDの信号強度を表します。信号 強度が強いほど、点灯しているインジケー タの数が多くなります。
「かんたんモード」で接続したときは、ツー
ルバーの表示を以下のように上から
「Full」「Normal」「Simple」に切り替えがで
きます。
一時停止 プロジェクターと接続したまま、コン
ピュータ画面の投写を一時停止します。
プレゼンテー ションモード
プロジェク ター制御
プレビュー マルチスクリーンディスプレイのプレ
オプション 設定
PowerPointのスライドショーの映像だけ をプロジェクターに投写します。
プロジェクター制御画面が表示されます。 プロジェクター制御画面では、「A/Vミュー ト」「PCソース切替」「Videoソース切替」が できます。
ビュー画面を表示します。 コンピュータの映像を送信するときの送
信パフォーマンスを調整できます。
ツールバーの使い方
7

操作対象のプロジェクターを選択する

複数のプロジェクターと接続しているとき、操作対象とするプロ ジェクターを選択します。操作対象プロジェクターの選択画面を開 くと、接続しているプロジェクターすべてが操作対象になっていま す。
操作
A
B
(「操作対象プロジェクターの選択」)ボタンをク
リックします。
操作対象プロジェクターの選択画面が表示されます。
操作対象とするプロジェクターをクリックしてチェッ クマークを付けます。

投写を停止する/一時停止する/再開する

プロジェクターに接続した状態のまま、コンピュータ画面の投写を 停止、一時停止、再開します。
操作
A B
操作対象のプロジェクターを選択します。s p.7
以下のどれかをクリックします。
「停止」ボタン:コンピュータ画面の投写を停止しま
す。
「表示」ボタン:コンピュータ画面の投写を開始しま
す。
「一時停止」ボタン:コンピュータ画面の投写を一時 停止します。プロジェクターには一時停止した時点の映 像が投写されます。
C
マルチスクリーンディスプレイで割り当て られたディスプレイ番号が表示されます。
操作対象のプロジェクターを選択します。
画面右上の「」をクリックして、操作対象プロジェク ターの選択画面を閉じます。
ツールバーの使い方
8

PowerPointのスライドショーだけを投写する(プレ ゼンテーションモード)

プレゼンテーションモードにすると、コンピュータ上でPowerPoint のスライドショーを実行したときだけプロジェクターに映像が投 写されます。スライドショー以外を見せたくないときに便利です。 MacintoshではKeynoteがプレゼンテーションモードに対応してい ます。
操作
A B
C
操作対象のプロジェクターを選択します。s p.7
(「プレゼンテーションモード」)ボタンをクリックし
ます。
プレゼンテーションモードになります。
プレゼンテーションモード中に、もう一度 ボタンを クリックするとプレゼンテーションモードが解除され
ます。

A/Vミュートやソースの切り替えをする

プロジェクター制御にすると、プロジェクター本体の機能の「A/V ミュート」「入力切替」がリモコンや本体操作パネルを使わずにコン ピュータから操作できます。
操作
A B C
操作対象のプロジェクターを選択します。s p.7
(「プロジェクター制御」)ボタンをクリックします。
「A/V ミュート」または「PC ソース切替」「Video ソース
切替」をクリックします。
Videoソース切替
A/Vミュート PCソース切替
A/Vミュート プロジェクターの投写映像と音声を一
時的に消します。動画の場合、消した場 面からは再開できません。
PCソース切替 プロジェクターに接続しているコン
ピュータ入力端子からの映像に切り替 えます。 EasyMPの映像の切り替えもします。
Videoソース切替 プロジェクターに接続しているビデオ
入力端子、S-ビデオ入力端子からの映 像に切り替えます。

コンピュータ内の動画を投写する(動画転送)

9
コンピュータ内の動画ファイルをプロジェクターで投写できます。投写でき るファイルは、MPEG(MPEG2)ファイル(.mpg、.mpeg)です。動画転送は1 台のプロジェクターに対して行います。複数台のプロジェクターに同時に動 画転送することはできません。また、通信方式や電波状況によって映像や音が 飛んだり止まったりする場合もあります。
操作
A B
C
(「動画再生モード」)ボタンをクリックします。
プロジェクターを選択する画面が表示されます。
動画再生を行うプロジェクターを選択して「OK」ボタン をクリックします。
動画ファイルリスト画面が表示されます。
「ファイルを選択」ボタンをクリックします。
D
再生する動画ファイルを選択して「開く」ボタンをク リックします。
動画ファイルリスト画面に戻ります。選択したファイル は、動画ファイルリストに追加されます。
コンピュータ内の動画を投写する(動画転送)
10
E
F
以下の操作ボタンを使って動画ファイルの再生、停止を 操作します。
再生中のファイルの先頭から再生します。
再生中のファイルを早戻しします。
再生を停止します。
ファイルを再生します。
再生を一時停止します。
再生中のファイルを早送りします。
次のファイルの先頭から再生します。
ファイルリストを順番に繰り返し再生します。
「閉じる」ボタンをクリックすると、動画転送が終了しま
す。

マルチスクリーンディスプレイ機能を使う

11
「マルチスクリーンディスプレイ」機能を使うと、コンピュータに複数の仮想
ディスプレイを設定し、それぞれの映像をプロジェクターで投写できます。
仮想ディスプレイ

仮想ディスプレイの配置例

仮想ディスプレイの配置を工夫することで、プレゼンテーションを 行うときに見せたい映像だけをプロジェクターに投写したり、左右 で違った映像を配置して投写できます。
配置例1
仮想ディスプレイ1の映像実際のモニタ映像 仮想ディスプレイ2の映像
実際のモニタ PowerPointファイル
仮想ディスプレイ Excelファイル
マルチスクリーンディスプレイ機能を使う
12
配置例2
実際のモニタ シナリオ
仮想ディスプレイ PowerPointファイルでスライドショー
f マルチスクリーンディスプレイ機能を使用するまでの流れ
1. 仮想ディスプレイの配置を設定する (コンピュータの設定)s p.13
2. コンピュータの映像を割り当てる
s p.14
3. 設定した配置で投写するs p.15
Macintosh の場合は、マルチスクリーンディスプレイ機能を
q
使用するにはコンピュータに実際にモニタを接続しておく必 要があります。Windowsの場合は、EMPNSConnectionが 用意している仮想ディスプレイドライバをインストールして おくと、実際にモニタを接続しなくても仮想ディスプレイを 設定できます。
Windowsの場合、セカンダリモニタとして実モニタを接続し ているときには、その画面の映像は投写できません。
プロジェクターの色合いを合わせることができます。s『取
扱説明書』「数台設置の色調整(マルチスクリーンカラーア ジャストメント)」
「画面のプロパティ」の設定で仮
想ディスプレイの配置を設定し ます。
コンピュータの映像を割り当 てた後にコンピュータの画面 上でプレビューができます。
s p.15
マルチスクリーンディスプレイ機能を使う
13

仮想ディスプレイの配置を設定する(コンピュータの設定)

11ページの配置例1を例として説明します。仮想ディスプレイを設
定するには「EPSON Virtual Display」をインストールしておく必要 があります。 s『かんたん接続ガイド』
操作
Windowsの場合
A B
コンピュータでWindowsを起動し、「スタート」−「コン トロールパネル」から「画面」を選択します。
「画面のプロパティ」画面の「設定」タグを選択します。
C
D
モニタアイコンをドラッグして、配置を決めます。
モニタアイコンを右クリックして「接続」を選択します。
「モニタ3」を右クリックして「接続」を選択すると以下の
ようなイメージで仮想ディスプレイが接続できます。
3 1
マルチスクリーンディスプレイ機能を使う
14
Macintoshの場合
環境設定内の「ディスプレイ環境設定の表示」で表示することがで きます。
「EMPNSConnection」を起動すると以下の画面を表示しま
q
す。

コンピュータの映像を割り当てる

f コンピュータの映像を割り当てる
11ページの配置例1を例として説明します。
操作
A
B
投写したい PowerPoint ファイルと Excel ファイルを 起動します。
映したいモニタへ映像をドラッグしてどの映像をどこ に映すかを割り当てます。
「マルチディスプレイを使用する」をチェックして「ディスプレ
イのプロパティ」をクリックすると「画面のプロパティ」画面を 表示することができます。
マルチスクリーンディスプレイ機能を使う
15
f 割り当てた映像の確認(プレビュー表示)
設定した仮想ディスプレイの配置状態をプレビューできます。
操作
A
EMPNSConnectionのツールバーで (「プレ ビュー」)ボタンをクリックします。
設定されているディスプレイ配置がプレビュー表示さ れます。

設定した配置で投写する

11ページの配置例1を例として説明します。
操作
Windowsの場合
A
Macintoshの場合
コンピュータでWindowsを起動し、「スタート」−「プロ グラム」(または「すべてのプログラム」)−「EPSON
Projector」−「EMP NS Connection」の順に選択し ます。
EMP NS Connectionをインストールしたハードディスク ボリュームから「アプリケーション」フォルダをダブル クリックし、EMP NS Connectionのアイコンをダブルク リックします。
B
各画面をクリックすると、一つの画面が画面プレビュー ウィンドウ全体に拡大表示されます。
マルチスクリーンディスプレイ機能を使う
16
B
「マルチディスプレイを使用する」にチェックマークを
付けます。
画面の下側に「ディスプレイ配置」と「ディスプレイのプ ロパティ」ボタンが追加表示されます。ディスプレイの 配置を変更するには、「ディスプレイのプロパティ」ボタ ンをクリックします。
ここではディスプ レイの配置を表示 しています。
C
D
「ディスプレイ」へ割り当てる仮想ディスプレイの番号
を選択して、どのプロジェクターでどの映像を投写する のかを設定します。
「接続する」ボタンをクリックします。
各プロジェクターに割り当てた映像が投写されます。
ディスプレイ配置 コンピュータの「画面のプロパティ」で設定さ
れているディスプレイ配置が表示されます。 ここでは、配置を変更することはできません。 配置を変更するには「ディスプレイのプロパ ティ」ボタンをクリックします。
ディスプレイのプ ロパティ
「画面のプロパティ」画面が表示されて、ディ
スプレイの配置を変更できます。
EMPNSConnectionの環境を設定する
17
EMPNSConnection起動時の処理方法などの環境を設定します。 オプション設定は、EMPNSConnectionのメイン画面から呼び出します。
操作
A
EMP NS Connectionのメイン画面で「オプション設 定」ボタンをクリックします。
環境設定画面が表示されます。

一般設定タブ

B
各項目を設定します。
EMPNSConnectionの環境を設定する
18
全画面動画転送を 使う
暗号化通信を行う データを暗号化して送信します。データを傍
起動時に接続方式 画面を表示する
起動方法の選択 EMP NS Connection起動時に実行するプロ
Windowsの場合のみ Windows Media Playerを全画面表示したとき は「使う」に設定します。ただし、動きがなめら かでないと感じるときは「使わない」を設定し てください。
受されても、解読されません。 必ず「行う」に設定してください。
EMP NS Connectionの起動時に「かんたんモー ド」/「マニュアルモード」の選択画面を表示 する/しないを設定します。 いつも起動方式が決まっている場合は「表示 しない」に設定してください。
ジェクターの検索方法を以下から選択しま
す。 「起動時に自動検索を行う」 「起動後に検索方法を指定する」 「最後に使用したネットワーク設定で検索す
る」
プロファイル編集 プロファイル編集ダイアログが表示されま
す。s p.32
LAN切替 Windowsの場合のみ
ネットワークインターフェース切り替えダイ
アログが表示されます。使用するネットワー
クアダプタ(NIC)の指定変更ができます。
EMPNSConnectionの環境を設定する

パフォーマンス調整タブ

q
19
ツールバーの をクリックするとパフォーマンス調整タグの み表示されます。
調整用スライド バー
レイヤードウィン ドウの転送
「速い」「標準」「きれい」でパフォーマンスを調
整できます。
動画の投写映像が途切れるような場合は、「速
い」側へ設定してください。
Windowsの場合のみ
レイヤードウィンドウを転送する/しないを
設定します。
コンピュータ画面に表示されているメッセー
ジなどがプロジェクターに投写されていない
場合は、レイヤードウィンドウを使っていま
す。プロジェクターに投写したい場合は「転送
する」に設定してください。

マニュアルモードでの無線LAN接続

ここでは、既存のネットワークシステムに接続された無線LANアクセスポイントを経由して、コンピュータをプロジェクター に接続する方法を説明します。
接続までの流れ............................................................. 21
接続の流れ.................................. 21
コンピュータ側の準備 ................................................. 22
コンピュータをネットワーク接続できる状態にする 22
無線LANのマニュアルモードで接続する ................. 23
コンピュータでEMP NS Connectionを起動する ..... 23
EMP NS Connectionの画面..................... 24
プロジェクターと接続する ...................... 25
接続したいプロジェクターが表示されないときは... 27
IPアドレスやプロジェクター名を指定して検索
(マニュアルモードのとき)...................... 27
よく使うプロジェクターをプロファイルに登録しておく
プロファイルを作成する ........................ 29
プロファイルを指定して検索 .................... 30
プロファイルを管理する ........................ 31
無線LANのセキュリティ対策 .....................................33
暗号化通信を使う .............................. 33
......29

接続までの流れ

21
マニュアルモードで接続すると、ネットワークを介してコンピュータの映像 をプロジェクターで投写できることに加えて、以下の機能でプロジェクター の状態をコンピュータから監視・制御することができます。
メール通知機能 メール通知機能を使うと、プロジェクターに何らかの異常が発生した場合、
あらかじめ設定したメールアドレスに対して異常状態がメールで通知され ます。s「メール通知機能で異常を通知する」
SNMP機能 SNMP機能を使うと、プロジェクターに何らかの異常が発生した場合、あら
かじめ設定したコンピュータに対して異常状態が通知されます。
s「SNMPを使って管理する」
EMPMonitorを使った監視・制 御 機 能 同梱の『EasyMPSoftware』CD-ROMに入っている「EMPMonitor」を使
うと、ネットワーク上の複数のエプソンプロジェクターの状態をコン ピュータのモニタに表示して確認したり、コンピュータから制御したりで きます。s『EMPMonitor操作ガイド』

接続の流れ

コンピュータの操作
EasyMP Software(同 梱)のイ ンストール
s『かんたん接続ガイド』
ネットワークの設定(無線LAN、ま たは有線LAN)s p.22
プロジェクターの操作
無線LANユニットのセット
s『かんたん接続ガイド』
または
LANケーブルの接続
s『取扱説明書』「LANケーブル
の接続」
マニュアルモードの設定
s『取扱説明書』「ネットワークメ
ニュー」、『かんたん接続ガイド』
EMPNSConnectionの起動
(無線LAN、または有線LAN)
s p.23
EasyMPの起動(接続待ち状態)
s『かんたん接続ガイド』

コンピュータ側の準備

22

コンピュータをネットワーク接続できる状態にする

コンピュータを使って、ネットワーク(LAN)に参加できるように設 定します。 すでに設定済みの場合は、ここでの設定は必要ありません。
Windowsの場合
コンピュータの接続設定はLANカードに添付のユーティリティソフ トを使って行います。ユーティリティソフトの使用方法は、お使い のLANカードの『取扱説明書』をご覧ください。
Macintoshの場合
ここでは接続するネットワークポート設定について説明します。 ネットワークポートの詳細設定(ネットワークの設定)については コンピュータ、AirMacカードの各『取扱説明書』をご覧ください。
操作
A
アップルメニューから「システム環境設定」−「ネット ワーク」を選択します。
ネットワーク設定画面が表示されます。
B
C
「ポート設定」で使用するポート1つにチェックマーク
を付け、「今すぐ適用」をクリックします。
画面を閉じます。

無線LANのマニュアルモードで接続する

23
コンピュータでEMPNSConnectionを起動する
以降の説明では、断りのない限りWindowsの画面を載せています。 Macintoshでも同等の画面が表示されます。
操作
Windowsの場合
「スタート」−「プログラム」−(または「すべてのプログラム」)
−「EPSONProjector」−「EMPNSConnection」の順に選 択します。
Macintoshの場合
A
B
コンピュータ画面右上の通信状態を示すアイコンをク リックし、次のようになっていることを確認します。
AirMac:入 無線LANに接続できます。
EMPNS Connectionをインストールしたハードディ スクボリュームから「アプリケーション」フォルダをダ
ブルクリックし、EMPNSConnectionのアイコンを ダブルクリックします。
EMP NS Connectionが起動します。
起動中に以下の画面が表示されることがありますので、「は
q
い」ボタンをクリックしてください。
「はい」ボタンをクリックすると、EMPNSConnectionが
ファイアウォールの例外として許可されて利用可能になりま す。
PowerPoint起動中にEMP NS Connectionを起動すると、 起動時の画面に「PowerPointを再起動しないと、スライド
ショーが実行できない場合があります。」と表示されます。こ のようなときは、PowerPointを終了し、EMPNS Connection起動後にもう一度起動してください。
無線LANのマニュアルモードで接続する
24
f EMPNSConnectionの画面
EMP NS Connectionを起動すると以下の画面が表示されます。

自動検索 コンピュータが接続しているネットワークシ
ステムの中で接続可能なプロジェクターを検 索します。
指定検索 プロジェクターのIPアドレス、またはプロ
ジェクター名を指定して検索します。
プロファイル 保存してある情報(プロファイル)を使って検
索します。
リストの保存 表示中のプロジェクター情報をプロファイル
として保存します。プロファイルについて
s p.29
リストのクリア 表示されているリストをクリアします。 割り込み接続を禁
止する マルチディスプレ
イを使用する
接続中に他のコンピュータからの割り込み接 続を禁止します。
マルチスクリーンディスプレイ機能を使用す るとき、チェックマークを付けます。チェック マークを付けると画面の下側に「ディスプレ イ配置」と「ディスプレイのプロパティ」が表 示されます。マルチスクリーンディスプレイ についてs p.11
無線LANのマニュアルモードで接続する
25

プロジェクターと接続する

操作
A
「自動検索」をクリックします。
プロジェクターの検索結果が表示されます。 接続したいプロジェクターが表示されないとき
s p.27
B C
q
D
接続するプロジェクターにチェックマークを付けます。 4台まで同時に接続できます。
「接続する」ボタンをクリックします。
他のコンピュータと接続中のプロジェクターを選択した場合 は、自動的に先に接続していたコンピュータを切断し、後から
接続したコンピュータの映像を投写します。
接続後に、接続するプロジェクターを追加することはできま せん。
「プロジェクターキーワード」を「ON」に設定した場合
は、プロジェクターのEasyMP画面に表示されている プロジェクターキーワードを入力して「OK」ボタンをク リックします。
自動検索: ネットワークに接続しているすべての
プロジェクターを検索します。 指定検索: 特定のプロジェクターを検索します。 プロファイル:保存してあるプロファイルを使って検
索します。
コンピュータとプロジェクターがネットワークを介し て接続され、コンピュータの画面が投写されます。 コンピュータの画面には、EMP NS Connection のツール バーが表示されます。このツールバーを使ってプロジェ クターの操作や設定をしたり、ネットワーク接続を切断 したりできます。 ツールバーの使い方については、s p.6をご覧くださ い。
無線LANのマニュアルモードで接続する
プレゼンテーターの交代など、引き続き別のコンピュータか
q
ら接続する場合は、接続したいコンピュータでEMP NS Connectionを起動して接続してください。接続中のコン ピュータとの接続が自動的に切断され、後から接続しようと したコンピュータと接続します。
NetworkPresentationでコンピュータの映像を投写する ときの対応解像度や表示色などの制限事項については
s p.74をご覧ください。
26

接続したいプロジェクターが表示されないときは

27
以下のような理由で、目的のプロジェクターがEMPNSConnectionのプロ ジェクター選択画面に表示されないことがあります。
無線LANの電波が届かない、弱い。
ネットワークのサブネットが異なっている。
このような場合は、「指定検索」や「プロファイル」を使って検索します。
マニュアルモードのときに「指定検索」を使うと、プロジェクターのIPアドレ スやプロジェクター名を指定して検索できます。 また、よく使うプロジェクターの情報(IPアドレスなど)をプロファイルとし て保存しておき、その情報を指定して検索することもできます。s p.30
かんたんモードで「指定検索」を使うと ESSID を指定できま
q
以降の説明では、断りのない限りWindowsの画面を載せています。 Macintoshでも同等の画面が表示されます。
す。プロジェクターが多いときに検索対象をESSIDで絞り込 むことができます。
目的のプロジェクターが表示されない理由として「AirMac: 入」になっていないか適切なアクセスポイントを選択してい
ない可能性があります。

IPアドレスやプロジェクター名を指定して検索(マニュ アルモードのとき)

操作
A
EMPNSConnectionのプロジェクター選択画面で、
「指定検索」をクリックします。
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