9300pc
クイックリファレンス
クイックリファレンス
はじめに
必ずお読みください
この度はPT-9300PCをお買い上げ頂き有り難うございます。
本機はパソコンに接続して用いることにより、オリジナルラベルを簡単に作成できるラベル作成専
用プリンタです。
本クイックリファレンスは、お使いになるための注意事項や最低限必要なことを記載しています。
ご使用の前に必ず本書をお読みの上、正しくお使いください。
なお、本書はお読みになった後も大切に保管してください。操作の詳細については、付属のCDROM内のマニュアルをご覧ください。
この装置は、情報処理装置等電波障害自主規制協議会(VCCI)の基準に基づくクラスB情報技術
装置です。この装置は、家庭環境で使用することを目的としていますが、この装置がラジオやテレ
ビジョン受信機に近接して使用されると、受信障害を引き起こすことがあります。
取扱説明書に従って正しい取り扱いをしてください。
・ 本書の内容は将来予告なしに変更することがあります。
・ 本書の内容の一部または全部を無断で複写、転載することは禁じられています。
・ 本書の内容は万全を期して作成いたしましたが、万一不審な点や誤りなどお気づきのことがあ
りましたらご連絡ください。
・ 万一、本機や本機で作成したラベルを使用したこと、および故障・修理などによりデータが消
えたり変化したことで生じた損害や逸失利益、または第三者からのいかなる請求につきまして
も、当社では一切その責任を負えませんので、あらかじめご了承ください。
IBM と PC-DOS®は InternationalBusinessMachinesInc. の商標です。
MicrosoftWindows
Apple、Macintosh、TrueType
その他記載したソフトウェア名、商品名、製品名は、一般に開発元各社の商標または登録商標です。
®
は米国 MicrosoftCorp. の登録商標です。
TM
は米国Apple®社の商標です。
1
安全上のご注意
● 以下に示す注意事項は、安全に関する重要な内容を記載していますので、必ず守ってくださ
い。
表示と意味は次の通りです。
警告
注意
この表示を無視して誤った取扱いをすると、人が死亡または重傷を負う危険の可能性
があることを示しています。
この表示を無視して誤った取扱いをすると、人が軽傷あるいは中程度の傷害を負う可
能性が考えられることおよび物的損害のみが発生する可能性が考えられることを示し
ています。
本書で使用している絵文字の意味は次の通りです。
特定しない
禁止事項
特定しない義
務行為
特定しない危
険通告
分解してはい
けません
電源プラグを
抜いてください
感電の危険が
あります
水に濡らして
はいけません
アースをつな
いでください
火災の危険が
あります
警 告
電源及び電源コード
・ 本機は、指定された電圧(100V)以外の電圧では使用しないでください。火
災感電の原因になります。
・ 感電や火災防止のため、電源コード及び3極-2極変換アダプタ(日本国内での
み使用可)は、必ず付属のものを使用してください。
・ 感電防止のため必ず保護接地を行ってください。付属の電源コードは、保護
接地端子のある3極の電源コンセントに接続してください。やむを得ず2極コ
ンセントを使用する場合は、付属の3極-2極変換アダプタ(日本国内でのみ使
用可)を使用して、電源コンセントの保護接地端子に変換アダプタのアース
線を確実に接続してください。
・ 保護接地線のない延長用コードを使用しないでください。保護動作が無効に
なります。
・ 電源コードの上に家具などの重いものを乗せたり無理に曲げないでくださ
い。火災・感電の原因になります。
異物が本機に入ったときは
・ 万一、異物が本機の内部に入った場合は、まず機器本体の電源スイッチを切
り、さし込みプラグをコンセントから抜いて「お買い上げの販売店または
サービスセンター」にご連絡ください。そのまま使用すると火災・感電の原
因となります。
火気を近づけて
はいけません
2
警 告
分解しないでください
・ 本機を分解、または改造しないでください。火災・感電・故障の原因となり
ます。内部の点検、調整、修理は、お買い上げの販売店またはサービスセン
ターにご依頼ください。
(分解、改造により故障した場合、保証期間内でも有料修理となります。)
水に濡らさないでください
・ コーヒーやジュースなどの飲み物や、花瓶の水などを本機にかけないでくだ
さい。火災・感電の原因となります。
万一こぼしたときは、速やかに本機の電源スイッチを切り、さし込みプラグ
をコンセントから抜いて、お買い上げの販売店またはサービスセンターにご
連絡ください。
異常状態で使用しないでください
・ 煙がでている、変な臭いがするなどの異常状態で使用しないでください。火
災・感電・故障の原因となります。すぐに本機の電源スイッチを切り、さし
込みプラグをコンセントから抜いて「お買い上げの販売店またはサービスセ
ンター」に修理を依頼してください。
お客様による修理は危険ですから絶対におやめください。
袋をかぶらないでください
・ 本機が入っていた袋は、お子様がかぶって遊ばないように、手の届かない所
に保管または廃棄してください。
かぶって遊ぶと窒息の恐れがあります。
3
注 意
電源及び電源コード
・ 電源コードを火気・熱機器に近づけないでください。コードの被覆が溶けて
火災・感電の原因になることがあります。
・ さし込みプラグを抜くときは、必ずプラグを持って抜いてください。
コードが露出、断線して火災・感電の原因になることがあります。
・ 濡れた手でさし込みプラグに触らないでください。感電の恐れがあります。
・ 付属の電源コード以外はご使用にならないでください。本機が故障する原因
となります。
・ 本機を清掃などのお手入れをされるときは、さし込みプラグをコンセントか
ら抜いてください。感電の恐れがあります。
上にものを置かないでください
・ 本機の上に重いものを置かないでください。バランスが崩れて倒れたり、落
下してけがをする恐れがあります。
テープカッターについて
・ テープカッターには直接手をふれないでください。けがをする危険がありま
す。
4
目次
第1章 お使いになる前に......................................................................... 7
パッケージ内容 ................................................................................................8
● 「PT-9300PC」の商品構成 ......................................................................................... 8
仕様 ............................................................................................................. 10
● ハードウェア ................................................................................................................. 10
● 動作環境 ...........................................................................................................................10
使用上の注意 ................................................................................................. 11
● PT-9300PC ................................................................................................................... 11
● テープ .............................................................................................................................. 12
● CD-ROM ......................................................................................................................... 12
プリンタの接続 ............................................................................................. 13
テープカセットの準備 .................................................................................... 15
● テープのセット ............................................................................................................. 15
● テープの交換 ................................................................................................................. 16
第2章 Rトリマーとラベルスティックの使い方 ...................................... 17
Rトリマーの使い方 ........................................................................................ 18
ラベルスティックの使い方.............................................................................. 20
第3章 プログラムのインストール ......................................................... 21
P-touchEditorのインストール ................................................................... 22
P-touchEditorVersion3.1とプリンタドライバのインストール
(Windows
● P-touchEditorVersion3.1のインストール ......................................................... 22
● プリンタドライバのインストール ............................................................................. 24
P-touchEditorVersion3.1のインストール(Macintosh)....................... 28
● P-touchEditorVersion3.1のインストール ......................................................... 28
● PT-9300PCプリンタドライバのインストール..................................................... 29
● プリンタドライバを選択する .................................................................................... 30
®
95/98/98SE/Me/NT4.0/2000/XP) .......................... 22
シリアル接続の場合 ..................................................................................................24
ボーレート変更ウィザードの手順......................................................................... 25
USB接続の場合(Windows
®
98/98SE/Me/2000) ..................................... 26
5
プログラムのアンインストール ....................................................................... 31
● P-touchEditorVersion3.1のアンインストール
®
(Windows
95/98/98SE/Me/NT4.0/2000/XP) .......................................... 31
● プリンタドライバの置き換え、追加、削除
®
(Windows
95/98/98SE/Me/NT4.0/2000) ................................................... 32
シリアル接続の場合 ..................................................................................................32
®
USB接続の場合(Windows
98/98SE/Me/2000) ..................................... 33
● P-touchEditorVersion3.1およびプリンタドライバの削除
(アンインストール)(Macintosh) .................................................................... 34
第4章 P-touchEditorVersion3.1の起動/終了と基本画面 ............ 35
P-touchEditorVersion3.1の起動と終了 ................................................ 36
● P-touchEditorVersion3.1を起動する
®
(Windows
95/98/98SE/Me/NT4.0/2000/XP) .......................................... 36
● P-touchEditorVersion3.1を終了する
®
(Windows
95/98/98SE/Me/NT4.0/2000/XP) .......................................... 37
● P-touchEditorVersion3.1を起動する(Macintosh) .................................... 37
● P-touchEditorVersion3.1を終了する(Macintosh) .................................... 38
第5章 簡単な操作例 ............................................................................ 39
プロパティの表示 .......................................................................................... 40
● ページプロパティ(
レイアウト画面の操作例 ................................................................................. 41
● 文字入力 ...........................................................................................................................41
● ラベルの印刷 ................................................................................................................. 42
● ファイルの互換性について......................................................................................... 43
● データベースについて ..................................................................................................43
) ........................................................................................ 40
第6章 ユーザーサポート...................................................................... 45
ユーザーサポートについて.............................................................................. 46
PT-9300PCにエラーが発生したら .............................................................. 47
● PT-9300PC本体の状態 .............................................................................................. 47
トラブルシューティング ................................................................................. 48
● プリントヘッド・ローラーの掃除 ............................................................................. 51
P-touchの通信速度の変更 ............................................................................ 52
付録 ............................................................................................... 53
消耗品のご紹介 ............................................................................................. 54
バーコード .................................................................................................... 57
本書とマニュアル(取扱説明書)について ....................................................... 59
P-9300PCの使い方(基本の流れ)
6
第1章 お使いになる前に
本章では「PT-9300PC」を正しくお使いいただくための準備に
ついて説明します。
お使いになる前に必ずお読みください。
7
第1章 お使いになる前に
パッケージ内容
本製品を使用する前に、パッケージの内容を確認してください。
なお、出荷時には細心の注意を払っておりますが、不備な点がありましたらお買い上げの販売店ま
でご連絡ください。
●「PT-9300PC」の商品構成
◆ PT-9300PC(1台)
◆ パソコン接続ケーブル(2本)
シリアル: IBMPC互換機/Macintosh兼用
USB : IBMPC互換機/Macintosh兼用
◆ 電源コード(1本)
PT-9300PC専用の電源コードです。
注意
故障・事故防止のため、必ず付属の電源コードをお使いください。
なお、電源コードを傷つけたり、加工したりしないでください。感電や本体の故障につ
ながり危険です。
8
◆ 3極-2極変換アダプタ(1個)
電源コンセントが保護接地端子を備えた3極コ
ンセントでない場合に使用します。
◆ PT-9300PCプログラムディスク(CD-ROM 1枚)
エディタプログラム、プリンタド
ライバ、フォントファイル、取扱
説明書などが納められています。
◆ テープカセット(ラミネート24mm幅テープ1巻)
◆ Rトリマー(1台)
単三乾電池(4本)
◆ ラベルスティック(1本)
◆ クイックリファレンス(本書)
◆ テープカタログ(1枚)
◆ 保証書(1枚)
◆ テープご注文表(1枚)
◆ アフターサービスのご案内(1枚)
9
第1章 お使いになる前に
仕様
● ハードウェア
表 示 LEDランプ(緑/オレンジ/赤)
印 刷 熱転写、360dpi・384Dot
最大印刷幅 27mm(テープ幅36mm使用時)
印刷速度 20mm/秒
印字品質を確保するために連続して印刷を行うと、印字速度が遅くなること
があります。
スイッチ 電源ON/OFFスイッチ、FEED/CUTスイッチ
電 源 AC100V50/60Hz
消費電流 約0.5A(印刷時)
インターフェイス シリアル(RS-232C)USB(Ver1.1)
寸 法 120(W)×150(H)×250(D)mm
重 量 約1.5kg
カッター フルカッター/ハーフカッター
● 動作環境
パソコン シリアル接続の場合
Windows
Windows
®
95/98/98SE/Me、Windows®XP、Windows®2000または
®
NT4.0(CPUはx86系に限る)がインストールされ、シリアル
(RS-232C)ポートを装備したPC
MacOS8.1以上がインストールされ、シリアル(モデムまたはプリンタ)
ポートを装備したMacintoshシリーズ(CPUはPowerPCに限る)
*
Windows®NT4.0サービスパック3をご使用の場合はパッチ(Microsoftの文章番号
031655のモジュール)のインストールが必要です。
USB接続の場合
USBポート標準装備でWindows
USBポート標準装備でWindows
* Windows®XPに関しては、ユーザーサポートページ(46ページ参照)にて対応して
おります。
USBポート標準装備のMacintoshシリーズ(MacOS8.5.1以上)
* MacOSXに関しては、classic環境でのみ動作確認しております。
*
ただし、MacOS8.1が搭載されたiMacは、アップデート1.0、MacOS8.5が搭載され
たiMacはアップデート1.1を行うことで、USB動作可能となります
*
Windows®2000については、Windows®2000professionalのみ対応しておりま
す。(Server版は非対応です。)
*
プログラムはCD-ROMによる供給です。インストールはCD-ROMドライブが必要と
なります。
ポート シリアルまたはUSB
ハードディスク 20MB以上の空き容量
*
印刷によっては、一時的に100MB以上の空き容量が必要になる場合があります。
メモリ Windows
®
Macintoshシリーズ : 24MB以上の空き容量
10
®
98/98SE/MeがプレインストールされたPC
®
2000対応されたPC
: 32MB以上
。
使用上の注意
本製品を安全に正しく使用していただくため、以下の点に気を付けてください。
● PT-9300PC
● カッターには触らないでください。
カッターを触るとケガをするおそれがあります。テープの交換でフタを開けたときなど
は、特に注意してください。
● プリントヘッドには触らないでください。
プリントヘッドは作動中、大変に熱くなります。電源スイッチを切っても、しばらくは熱
くなっていますので注意してください。
● 電磁妨害のもとになる機器の側には、置かないでください。
テレビなどの近くに置くと、誤動作する可能性があります。
● 直射日光に当てないでください。
● 極端にほこりっぽい場所や高温、多湿、または凍結する場所での使用は避けてください。
故障や誤動作の原因となります。
● 電源コードは、付属の物を使用してください。
● インターフェースケーブル(シリアル/USB)は付属の物を使用してください。
● 長期間使用しない場合は、電源コードのさし込みプラグをコンセントから抜いておいてく
ださい。
● 塗装はげやキズの原因となりますので、アルコールなどの有機性溶剤では、掃除しないで
ください。
汚れは柔らかい乾いた布で、拭き取ってください。
● ゴムやビニールを長期間、本体の上に置かないでください。
しみになることがあります。
11
第1章 お使いになる前に
● テープ
● テープを引っ張らないでください。
テープカセットが壊れる原因となります。
● テープを貼り付ける面が濡れていたり、埃・脂で汚れている場合には、テープが剥がれや
すくなる場合があります。あらかじめ清掃した後、テープを貼り付けてください。
● 被着体の材質、表面状態、凹凸、曲面、環境条件等によって、テープの一部が浮いたり、
剥がれたりする場合があります。
● 特別に接着強度・安全性が必要な条件下で使用する場合は、あらかじめ目立たない場所
で、確認・試験をした後、使用してください。
● テープを屋外で使用する場合は、紫外線・風雨等の影響で、テープの色褪せが生じたり、
テープの端部が浮いたりする場合があります。
● 油性あるいは水性ペンなどで書かれた上に直接テープを貼り付けると、インクが透けて見
えてしまうことがあります。2枚重ねて貼り付けるか、濃い色のテープを使用してくださ
い。
● なお、これらによって生じた損害等については、責任を負いかねますので、あらかじめご
承知おきください。
● CD-ROM
● 傷を付けないように注意してください。
● 極端に高温、あるいは低温の場所に置かないでください。
● 重い物を乗せたり、力を加えないでください。
本ソフトウェア製品(ソフトウェアに組み込まれたプログラム、イメージ、クリップアー
ト、テンプレート、テキスト等を含みますが、それだけに限りません)、付属のマニュア
ル等の文書および本ソフトウェアの複製物についての権限および著作権は、ブラザー工
業株式会社またはその供給者が所有します。
お客様は、本ソフトウェアの一部もしくは全部を無断で複製、改変、リバースエンジニ
アリング、逆アセンブルまたは逆コンパイルすることはできません。
12
プリンタの接続
以下の手順と接続図にそってPT-9300PCとパソコンの接続を行います。
シリアルポートに接続される場合
Macintosh
IBMPC互換機
シリアル
1. 接続の前にPT-9300PCとパソコンの電源が、OFFになっていることを確認してください。
2. PT-9300PCのコネクタ(IOIOI)とパソコンのシリアルコネクタを、付属のシリアルケー
ブルで接続します。Macintoshの場合は、MODEMポートまたはプリンタポート(出来る限
り「MODEM」ポート)に接続してください。
注意
パソコンの一部の機種ではシリアル(RS-232C)コネクタの形状が特殊なため、接続でき
ないことがあります。その場合は市販の変換アダプタを使用してください。
3. PT-9300PCに電源コードを接続します。
4. 電源コードの差し込みプラグを電源コンセントに差し込みます。
電源コンセントは、保護接地端子を備えた3極コンセントを使用してください。やむを得ず
2極コンセントを使用するときは、付属品の3極-2極変換アダプタを使用して、アダプタか
ら出ている緑色のアース線を必ず電源コンセントの保護接地端子に接続してください。
5. PT-9300PCとパソコンの電源をONします。
13
第1章 お使いになる前に
USBポートに接続される場合
注意
初めてパソコンにP-touchEditorVersion3.1をインストールされる場合は、PT-9300PC
のコネクタとパソコンのUSBコネクタをUSBケーブルで接続した後、PT-9300PCの電
源は ON しないでください。インストール方法は 22 〜 27 ページのインストール手順を
参照し、手順に従って PT-9300PC の電源を ON してください。
Macintosh
IBMPC互換機
USB
1. PT-9300PCのコネクタ( )とパソコンのUSBコネクタを付属のUSBケーブルで接続し
ます。
注意
・ PT-9300PC本体にシリアルおよびUSB両方のケーブルを同時に接続してのご使用は
避けてください。本体の故障の原因となるおそれがあります。
・ USB に接続で、ハブを介しての接続の際、ハブの機種によってはうまく接続できな
い場合があります。ハブを介してうまく印刷できない場合にはUSBケーブルを直接
パソコン本体の USB ポートに接続しておためしください。
2. PT-9300PCに電源コードを接続します。
3. 電源コードの差し込みプラグを電源コンセントに差し込みます。
電源コンセントは、保護接地端子を備えた3極コンセントを使用してください。やむを得ず
2極コンセントを使用するときは、付属品の3極-2極変換アダプタを使用して、アダプタか
ら出ている緑色のアース線を必ず電源コンセントの保護接地端子に接続してください。
14
テープカセットの準備
PT-9300PCとパソコンの準備ができたら、テープカセットを使えるように準備します。
● テープのセット
1. 新しいテープカセットには、ストッパー
(カセットの種類によっては付いていない
ものがあります。)が取り付けてあります
ので、取り外してください。
2. <カバーオープン>ボタンを押してカバー
を開きます。
<カバーオープン>ボタン
3. テープカセットをセットします。
方向を間違えるとセットできませんので、
気を付けてください。
注意
このとき、テープの先端が曲がってい
ないこと、テープガイドを通っている
ことを確認してください。
テープ先端
テープの先端
テープガイド
15
第1章 お使いになる前に
4. カバーを閉めます。
5. PT-9300PCの<電源>ボタンを押してONに
します。
電源が入ると前面のLEDランプが赤色に点
灯し、すぐに緑色に点灯します。
カバーが完全に閉まっていない又はカセッ
トが入っていないとLEDランプが(オレン
ジ)点灯します。カバーを閉め直してくだ
さい。
スイッチを押してもLEDランプが緑色に点
灯しない場合は、「トラブルシューティン
グ」を参照してください。
6.
<FEED/CUT>(テープ送り)ボタンを
1回押してください。カセット内のテープの
たるみが取れます。
<電源>ボタン
<FEED/CUT>(テープ送り)ボタン
● テープの交換
1. PT-9300PCの<カバーオープン>ボタンを押してカバーを開きます。
2. テープカセットを取り出します。
3. 新しいテープカセットをセットします。
方向を間違えるとセットできませんので、気を付けてください。
4. カバーを閉めます。
5.
<FEED/CUT>(テープ送り)ボタンを1回押してください。カセット内のテープのた
るみが取れます。
注意
プリンタの内部にはカッターがあります。
テープの交換時には手を触れないよう、十分に気を付けてください。
16
第2章 Rトリマーとラベル
スティックの使い方
本章ではRトリマーとラベルスティックの使い方を説明します。
17
第2章 Rトリマーとラベルスティックの使い方
Rトリマーの使い方
Rトリマーを使うと印刷したテープの角を丸くカットすることができます。
角を丸くすることにより、貼り付けたテープをはがれにくくする効果があります。
➪
◆ 電池の入れ方
1. Rトリマーの電池カバーを矢印の方向にスライドして外します。
➪
2. 表示に従って付属品の単三電池4本をセットします。
3. 電池カバーを元のように閉めます。
注意
電池を交換するときは、4 本すべてを同じ種類の電池にお取り替えください。
18