PJ-520 / PJ-560
はじめに
このたびは、モバイルプリンタ PocketJet PJ-520 または PJ-560(以下「本機」)をお買い
上げいただき、まことにありがとうございます。
本機はパソコンやその他のESC/Pコマンド対応機器と接続し、簡単な操作で印刷できる、軽量、
小型の感熱式モノクロモバイルプリンタです。
本書は、お使いになるための注意事項や本機の操作方法を記載しています。ご使用になる前
に必ず本書をお読みの上、正しくお使いください。本書はお読みになったあとも大切に保管
し、いつでも手にとって見られるようにしてください。
この装置は、情報処理装置等電波障害自主規制協議会(VCCI)の基準に基づくクラス B 情報技術装置です。この装置
は、家庭環境で使用することを目的としていますが、この装置がラジオやテレビジョン受信機に近接して使用されると、
受信障害を引き起こすことがあります。本書に従って正しくお取り扱いください。
○本書の内容は予告なしに変更することがあります。
○本書の内容の一部または全部を無断で複写、転載することは禁じられています。
○本書の内容は万全を期して作成いたしましたが、万一不審な点や誤りなどお気づきの点が
ありましたらご連絡ください。お問い合わせ先は、巻末に記載しています。
○地震および当社の責任以外の火災、第三者による行為、その他の事故、お客様の故意また
は過失、誤用、その他特殊な条件下での使用により生じた損害に関して、当社は一切責任
を負いませんので、ご了承ください。
○本機の使用または使用不能から生じるいかなる他の損害(消失、事業利益の損失、逸失利
益、事業の中断、通信手段の消失など)に関して、当社は一切責任を負いませんので、ご
了承ください。
○万一、当社の製造上の原因による品質不良があった場合には、商品をお取り替えいたしま
す。それ以外の責はご容赦いただきます。
○当社が関与しない接続機器、ソフトウェアとの組み合わせによる誤動作などから生じた損
害に関して、当社は一切責任を負いません。
本機(PJ-560)は、日本国内での無線規格に準拠し、認定を取得しています。日本国内でのみお使いいただけます。ま
た、海外でご使用になると罰せられることがあります。
本機(PJ-560)の使用周波数帯では、電子レンジ等の産業・科学・医療用機器のほか工場の製造
ライン等で使用されている移動体識別用の構内無線局(免許を要する無線局)及び特定小電力無
線局(免許を要しない無線局)が運用されています。
1. 本機を使用する前に、近くで移動体識別用の構内無線局及び特定小電力無線局が運用されて
いないことを確認してください。
2. 万一、本機から移動体識別用の構内無線局に対して電波干渉の事例が発生した場合には、速
やかにメインスイッチをオフにして、Bluetooth での本機の使用を停止してください。
2. 4 F H 2
本装置は 2.4GHz 帯を使用しています。変調方式として FH-SS 変調方式を採用し、与干渉距離は
20m です。
(1) 「2.4」 :2.4GHz 帯を使用する無線設備を表す。
(2) 「FH」 :変調方式を表す。本機は、FH-SS 方式を使用しています。
(3) 「2」 :移動体識別装置の構内無線局に対して想定される与干渉距離をあらわ
す。本機の与干渉距離は、20m です。
(4) 「 」 :全帯域を使用し、かつ移動体識別装置の帯域を回避不可であることを意
味する。
I
○ Microsoft®、Windows®、Windows Vista®は、米国Microsoft Corporation の米国及びその他の国における登録商標
です。
○ Bluetooth は、Bluetooth SIG,Inc. の商標であり、ブラザー工業は、ライセンスに基づき使用しています。
○ その他記載したソフトウェア名、商品名、製品名は、一般に開発元各社の商標または登録商標です。
JIS C 61000-3-2 適合品
PJ-520、PJ-560(本装置)は、高調波電流規格「JIS C 61000-3-2」に適合しています。
II
安全にお使いいただくために
以下に示す注意事項は、安全に関する重要な内容を記載していますので、必ず守ってください。
万一、異常が発生した場合はすぐに使用を中止し、お買い上げの販売店、またはコールセンターに
ご連絡ください。
表示と意味は次の通りです。
危険
警告
注意
本書で使用している絵表示
この表示を無視して誤った取扱いをすると、ほぼ間違いなく人が死亡あ
るいは重傷を負う極めて高度な危険があることを示しています。
この表示を無視して誤った取り扱いをすると、人が死亡または重傷を負
う危険の可能性が想定される内容を示します。
この表示を無視して誤った取り扱いをすると、人が傷害を負う可能性
および、物的損害のみが発生する可能性が想定される内容を示します。
「気をつけるべきこと」危険通告を意味しています。
特定の条件において、発火の可能性があることを意味しています。
特定の条件において、感電の可能性があることを意味しています。
特定の条件において、高温による傷害の可能性があることを意味しています。
「してはいけないこと」禁止事項を意味しています。
外部の火気によって、製品が発火する可能性があることを意味してい
ます。
製品の特定場所に触れることによって、傷害が起こる可能性があることを意味
しています。
製品を分解することによって、感電などの傷害が起こる可能性があることを意
味しています。
製品をぬれた手で扱うと、感電する可能性があることを意味しています。
製品を水にぬらすと、感電する可能性があることを意味しています。
「しなければならないこと」義務行為を意味しています。
電源プラグをコンセントから抜くことを意味しています。
III
本機(別売品の Ni-MH 充電池を含む)について
危険
● 指定された Ni-MH 充電池(別売品:PA-BT-500、または旧ブランド時の商品名 PT-1511A)以外、使
わないでください。発火・故障の原因となります。
● 別売の Ni-MH 充電池(以下単に「充電池」)は、必ず下記の注意事項を守り、正しくご利用くださ
い。下記以外の使い方をしますと、発熱、発火、破裂、感電、故障の原因となります。
{
充電は、充電池を本機に設置し、専用の AC アダプタを使用して行ってください。
{
充電池は、本機以外には、設置・使用しないでください。電源コンセント、車のシガレッ
ト、コンセントなどに直接接続しないでください。
{
充電池および充電池の入った本機を加圧、加熱、荷電するような環境(例えば、電子レン
ジやオーブン、乾燥機、高圧容器、電磁調理器の上など)にさらさないでください。
{
充電池および充電池の入った本機を火中に投入したり、加熱または高温環境下(例えば、火
のそば、ストーブのそば、炎天下、高温になった車内など)には放置しないでください。
{
充電池および充電池の入った本機を水や海水につけたり、水中になげたり、濡らさないで
ください。
{
充電池および充電池の入った本機の端子間を直接短絡、または金属類で短絡させないでく
ださい。
{
充電池および充電池の入った本機を釘などの鋭利なもので刺したりして、穴を開けないで
ください。
{
充電池および充電池の入った本機をハンマーでたたいたり、踏みつけたり、投げたり、落
としたり、強い衝撃を与えたりしないでください。
{
充電池および充電池の入った本機を分解したり改造したりしないでください。
{
外傷、変形の著しい充電池は使用しないでください。
{
腐食環境下(塩害、海水、酸、アルカリ、腐食ガスなど)では使用しないでください。
{
コードの被覆やビニールカバーをはがしたり、傷をつけたりしないでください。万一、傷
つけてしまったときは使用しないでください。
● 別売の充電池をお使いで本機から液が漏れたときは、充電池の故障が考えられます。すぐに火気
から本機を離してください。火災の原因となります。また、漏れた液には触れないようにしてく
ださい。液が目に入ったり、皮膚につくと目や皮膚に傷害を与えるおそれがあります。万一、液
が目に入った場合は、すぐにきれいな水で洗い、ただちに医師の治療を受けてください。液が皮
膚や衣服についた場合は、すぐにきれいな水で洗い流してください。
IV
警告
● 航空機内などの使用を禁止された場所では、その指示に従ってください。指示に従わずに使用す
ると、運行装置に影響を与え、事故の原因となります。
● 医療機器の周辺など、特殊な環境でご使用になる場合には、電磁波の問題がないか事前に十分に
確認してください。電磁波が影響を与える場合がありますので、利用中の医療機器周辺では、使
用を中止してください。
● 本機の内部や端子に異物を入れないでください。火災・感電・故障の原因となります。
万一、異物が本機に入った場合は、すぐに本機の電源スイッチを切り、AC アダプタをコンセント
から抜いて、お買い上げの販売店、またはコールセンターにご連絡ください。そのまま使用する
と、火災・感電・故障の原因となります。
● 次の場所では使用、充電、保管しないでください。液漏れ・火災・感電・故障・発火の原因とな
ります。特に、高温環境下で充電すると大変危険ですので、避けてください。
{
浴室・給湯器の近くなど水がかかる場所、湿気の多い場所
{
雨・霧などが直接入りこむ場所
{
ほこりの多い場所
{
火気・熱機器の近く、強い直射日光が当たるなど高温の場所
{
炎天下の閉めきった車内
{
結露のあるところ
● 本機を分解、改造しないでください。火災・感電・故障の原因となります。内部の点検・調整・
修理はお買い上げの販売店、またはコールセンターにご依頼ください。(お客様による分解、改造
により故障した場合は、保証期間内でも有料修理となります。)
● 本機を落とす、踏むなどの強い衝撃を与えると破損することがあります。そのまま使用すると火
災・感電の原因となります。破損したときは、すぐに本機の電源スイッチを OFF にして、AC アダ
プタをコンセントから抜いて、お買い上げの販売店、またはコールセンターにご連絡ください。
V
警告
● 煙が出ている、変な臭いがする、変な音がするなどの異常な状態で使用しないでください。火災・
感電・故障の原因となります。すぐに本機の電源スイッチを切り、AC アダプタをコンセントから
抜いて、お買い上げの販売店、またはコールセンターに修理をご依頼ください。
● 指定された充電器(専用アダプタとプリンタ本体の組み合せ)以外では充電しないでください。火
災・感電・故障の原因となります。
● 所定の時間を超えても充電が完了しない場合は、充電を中止してください。火災・感電・故障・
発火の原因となります。
● 子供、特に乳幼児の手の届かないところに保管してください。けがなどの原因となります。
● プリンタ本体及び充電池の液漏れや変色、変形、その他異常がある場合は、使用しないでくださ
い。火災・感電の原因となります。
● 一般のゴミと一緒に廃棄しないでください。環境破壊の恐れに加え、破裂、発火の恐れがあります。
その他
● 別売の充電池は、本機の動作確認用に若干量の充電がしてありますが、AC アダプタで充電してから
お使いください。
● 長期間使用しない場合でも、充電池の性能・寿命の低下を防ぐため、6ヶ月に一度は充電してくだ
さい。
● 別売の充電池をプリンタから取り出すときは、必ずコネクタを持って外してください。充電池本体
を持って引き抜くと、リード線が切れるなど故障の原因になります。
● 別売の充電池は、ニッケル水素電池を使用しています。ニッケル水素電池は埋蔵量の
少ないニッケルなどを使用しており、この貴重な資源を再利用するためにリサイクル
します。さらにリサイクルすることは、ゴミを減らし環境を守ることにもつながりま
す。ご使用済みのニッケル水素電池はリサイクル協力店、または弊社のサービス拠点
へご持参ください。
Ni-MH
VI
AC アダプタについて
警告
● 本機専用の AC アダプタ以外は使用しないでください。火災・感電・故障の原因となります。
● 家庭用コンセント(AC100V)以外では使用しないでください。火災・感電・故障の原因となります。
● 濡れた手で AC アダプタ、電源プラグに触れないでください。感電の原因となります。
● 分解・改造・修理をしないでください。火災・感電・けがの原因となります。
点検・調整・修理はお買い上げの販売店、またはコールセンターにご依頼ください。
● AC アダプタに、コーヒーやジュースなどの飲み物、水などをかけないでください。また、水など
がかかるおそれのある場所で使用しないでください。発火・感電の原因となります。
● 電源プラグがほこりなどで汚れている時は、AC アダプタをコンセントから抜いて、乾いた布で拭
き取ってください。汚れたままで使用すると、火災の原因となります。
● 電源プラグをコンセントから抜くときは、コードを引っ張らないでください。発火・感電の原因
となります。
VII
警告
● AC アダプタの端子に異物を入れないでください。やけど・感電の原因となります。
● AC アダプタの誤った取り扱いは火災・感電の原因となるので、以下のことを守ってください。
・傷つけない ・物を載せない ・加工しない
・加熱しない ・ねじらない ・束ねない
・無理にまげない ・はさみ込まない ・引っ張らない
● AC アダプタのケーブルを AC アダプタに巻き付けたり、折り曲げたりしないで下さい。断線の原
因となります。
● AC アダプタが破損したときは、使用しないで下さい。火災・感電の原因となります。お買い上げ
の販売店で新しい AC アダプタをお買い求めください。
● 子供、特に乳幼児の手の届かないところに保管してください。けがなどの原因となります。
● 電子レンジのすぐそばで使用しないでください。故障の原因となります。
● 火気・熱機器に近づけないでください。AC アダプタの被覆が溶けて火災・感電の原因となります
VIII
● 清掃など本機をお手入れするときは、AC アダプタをコンセントから抜いてください。感電のおそ
れがあります。
● AC アダプタは根元まで確実に差し込んでください。火災・感電・故障の原因となります。
● 雷が鳴り始めたら安全のために AC アダプタをコンセントから抜いてください。落雷により火災・
感電・故障の原因となります。
● 長期間ご使用にならないときは、安全のために必ず AC アダプタを本体とコンセントから抜いて
保管してください。
目 次
はじめに
安全にお使いいただくために
各部の名称
プリンタのセットアップ
電源の接続 ………………………………………………… 3
充電池の着脱 ……………………………………………… 4
セルフ印字テスト ………………………………………… 5
Windows
プリンタドライバをインストールする
(Windows 2000 Professionalをご利用の場合) ……… 8
プリンタドライバをインストールする
(Windows XPをご利用の場合) …………………………… 10
プリンタドライバをインストールする
(Windows Vistaをご利用の場合) ……………………… 12
ポートを切り替える
(Windows 2000 Professional または Windows XPの場合)
……………………………………………………………… 16
ポートを切り替える(Windows Vistaの場合) ………… 18
設定ユーティリティのインストール …………………… 20
設定ユーティリティ(PocketJet Utility)使用方法
ソフトウェアを削除する ………………………………… 23
設定ユーティリティのアンインストール ……………… 24
本機の機能
操作パネル ………………………………………………… 25
メインスイッチ …………………………………………… 25
ランプ表示 ………………………………………………… 26
印刷の準備および実行 …………………………………… 27
用紙および印刷濃度の設定 ……………………………… 28
用紙送り …………………………………………………… 31
印刷の終了 ………………………………………………… 31
赤外線インターフェイスでのご使用 …………………… 31
充電池の充電とリフレッシュ …………………………… 32
印字範囲について ………………………………………… 34
紙詰まりの解除 …………………………………………… 35
保 守
印字ヘッドのクリーニング ……………………………… 36
プラテンローラーのクリーニング ……………………… 37
プリンタ本体のクリーニング …………………………… 37
こんなときは ……………………………………………………………… 38
仕様一覧 …………………………………………………………………… 40
用語解説 …………………………………………………………………… 41
アフターサービス ………………………………………………………… 42
®
PCとの接続 …………………………………… 7
…… 21
1
各部の名称
PJ-520 / PJ-560 共通
メインスイッチ POWER
ランプ
DATA
ランプ
ERROR
ランプ
定格シールおよびランプ表示ラベル
リリースカバー 用紙挿入口
用紙排出口
IrDA受発光部
USBコネクタ
2
電源コネクタ 充電池カバーロック 充電池カバー
充電池カバーをはずした場合
充電池コネクタ(本体側)
リリースカバーを開けた場合
プラテンローラー
充電池室
リリースカバー
引き出し用リボン
印字ヘッド
プリンタのセットアップ
電源の接続
ACアダプタを使用するとき
1 本体の電源コネクタにACアダプタを接続します。
2 ACアダプタにACケーブルを接続します。
3 ACケーブルをACコンセントに接続します。
4 POWER、DATA、ERRORの各ランプが順次点滅した後、全てのランプが消え、電源が一旦オ
フになります。
設定ユーティリティで自動パワーオンを有効にした場合は、そのままPOWERランプが点
灯し、電源が入ります。
ACアダプタ
1
3
2
ACケーブル
3
1
充電池の着脱 (充電池は別売です)
充電池カバーを開け、先に充電池室内のコネクタに充電池のコネクタを差し込みます。その後
充電池を充電池室内に格納します。充電池の充電およびリフレッシュ方法については、32ペー
ジをご覧ください。
充電池の装着
1 充電池カバーのロックを押しながらカバーを外します。
2 引き出し用リボンを手前に引き出しておきます。
PocketJet PJ-520/PJ-560
3 充電池のコネクタを本体側のコネクタに差し込みます。
4 充電池はラベルのついた面を手前にして充電池室内に格納します。
(逆向きに格納した場合、充電池カバーが閉じなくなります)
2
4
3
5 充電池カバーを取り付けます。充電池カバーのロックがカチッと音がして確実に固定さ
れたのを確認してください。
6 充電池を取り出すときは、引き出し用リボンを手前に引っ張ると、簡単に取り出すこと
ができます。充電池のコネクタをプリンタ本体から取り外すときは、コネクタをつまん
で引き抜いてください。
4
1.
• 充電池を格納するとき、引き出し用リボンが充電池に隠れないように注意してください。
セルフ印字テスト
電源の接続が終わりましたら、プリンタのセルフ印字テスト機能を用いてプリンタの作動や印
字を確認します。
• 本機には純正感熱紙A4感熱紙(高保存) PA-C-412(または旧ブランド名でのハイグレード感
熱紙 PT-8201A)を使用してください。
1 メインスイッチを短く1回押し、電源をオンにします。
POWERランプが点灯することを確認します。
(ランプの点灯状態は、ACアダプタ及び充電池の状態によって変化します。
ランプ点灯の詳細は26ページをご覧ください。)
2 メインスイッチを長く押し続け、DATAランプが赤く点灯したらスイッチから手を離しま
す。
3 プリンタ用紙(A4サイズ)を用紙挿入口に差し込むと、自動的にセルフ印字テストを開
始します。
プリンタ正面から見て、印字面が下向きにな
るように用紙をセットしてください
紙の両面を比較して、印
字面を確認してください
5
4 セルフ印字テスト終了後、メインスイッチを用紙が排出されるまで押し続けます。
印字結果は下の絵のようになります。(1ページ出ます)
※ 画像はイメージです。
<注意>
・ 印字結果がかすれたり、薄い場合は、「印字ヘッドのクリーニング」(36 ページ)を行ってく
ださい。
5 セルフ印字テスト終了後、メインスイッチを短く2回押し、プリンタの電源をオフにしま
す。
6
Windows® PC
本機をWindows® PCと接続して使う場合、2つ(PJ-520)ないし3 つ(PJ-560)のインターフェー
スがあります。それぞれ手順が異なりますので、下記をご参照頂き、最も適切な説明をご確認
ください。
・ USBで接続して印刷する場合:
・ IrDA(赤外線)で接続して印刷する場合:
・ Bluetoothで接続して印刷する場合(PJ-560のみの機能):
USBで接続して印刷する場合:
• 画面の指示があるまで、本機とWindows® PC を接続しないでください。
USBで接続して印刷する場合、プリンタドライバをインストールして利用します。
お使いのパソコンのOS ごとに作業が異なりますので、次頁以降の画面指示に従ってプリンタ
ドライバをインストールして利用してください。
尚、付属のCD-ROMを使用いたしますので、CD-ROMドライブの無いコンピュータや、USBポート
が1つしかないコンピュータで USB 接続の CD-ROM ドライブをご使用の場合は、予め付属のCD-
ROMの内容をコンピュータのハードディスクにコピーしておくか、USBハブをご用意いただき、
CD-ROMドライブを接続してからプリンタを接続してください。
・ Windows 2000 Professionalの場合 → P.8以降をご参照ください。
・ Windows XPの場合 → P.10以降をご参照ください。
・ Windows Vistaの場合 → P.12以降をご参照ください。
との接続
IrDA(赤外線)で接続して印刷する場合:
IrDAで接続して印刷する場合、USB と同じプリンタドライバをインストールして利用します。
最初にUSBのプリンタドライバをインストールし、その後、ポートを変更して使います。
・ ポートを変更する → P.16以降をご参照ください。
Bluetoothで接続して印刷する場合(PJ-560のみの機能):
Bluetooth搭載機器同士は、電波を使って接続できます。Bluetoothの接続方法はBluetooth管
理ソフトウェアによって機器毎に設定方法が異なりますので、お使いの端末(パソコンなど)
またはBluetoothアダプタの取扱説明書をご確認ください。
本機(PJ-560)では、シリアルポートプロファイルを利用します。シリアルポートプロファイ
ルをサポートしない機器とは接続することができません。
Bluetoothでは、PINコード(または「パスキー」)と呼ばれるパスワードを使って接続認証を
行うことができます。本機のPINコードは、設定ユーティリティを使って変更することができ
ます。工場出荷時の設定は「default」になります。
Bluetooth管理ソフトウェアで設定したCOMポート(「COM1」や「COM2」など)を利用しますの
で、接続した際には、メモしておいてください。
設定の順番としては、以下の流れになります。
最初にUSBのプリンタドライバをインストールします(USBの項を参照ください)
1
ホスト端末(パソコン)からBluetooth機器の検索をして、PJ-560と接続します(お使い
2
のホスト端末の取扱説明書をご確認ください)。
ポートを変更して使います(P.16以降の「ポートを切り替える」をご参照ください)。変
3
更後のポート名は2で設定したCOMポート番号を利用します。
7
プリンタドライバをインストールする
(Windows 2000 Professionalをご利用の場合)
プラグアンドプレイでセットアップします(USB)
プリンタドライバのインストールには、管理者(Administrator)の権限が必要です。ご自身の権
限について不明の場合は、自社のネットワーク管理者にご確認ください。
<プリンタドライバをインストールします>
1 本機の電源を入れ、お使いのWindows
®
PCと本機を付属のUSBケーブルで接続します。
2 [新しいハードウェアの検索ウィザード]画面が表示されたら[次へ]をクリックします。
3 [デバイスに最適なドライバを検索する(推奨)]を選択し、[次へ]をクリックします。
4 [場所を指定]を選択し、[次へ]をクリックします。
8