取扱説明書
JA
安全上のご注意
ご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」をよくお読みください。
ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、お客様や他の方々への危害や財産への損害
を未然に防止するためのものです。必ずお守りください。
お子様がご使用になる場合は、保護者の方が以下の内容をお子様にご徹底くださいますようお願いいたしま
す。
お読みになったあとは、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。
■
記号表示について
この製品や取扱説明書に表示されている記号には、次のような意味があります。
「ご注意ください」という注意喚起を示します。
〜しない でくださいという「禁止」を示します。
「必ず実行」してくださいという強制を示します。
「警告」と「注意」について
■
以下、誤った取り扱いをすると生じることが想定される内容を、危害や損害の大きさと切迫の程度を明示す
るために、「警告」と「注意」に区分して掲載しています。
この表示の欄は、「死亡す
る可能性または重傷を負
警告
この製品の内部には、お客様が修理 / 交換できる部品はありません。点検や修理は、必ずお買い上げの楽器
店または巻末のヤマハ電気音響製品サービス拠点にご依頼ください。
う可能性が想定される」
内容です。
注意
この表示の欄は、「傷害を
負う可能性または物的損
害が発生する可能性が想
定される」内容です。
MM6/MM8 取扱説明書
2
(3)-13
1/4
警告
電源 / 電源アダプター
電源は必ず交流 100V を使用する。
エアコンの電源など交流 200V のものがあります。
誤って接続すると、感電や火災のおそれがあります。
必ず実行
電源アダプターは、必ず指定のもの (PA-5D または
ヤマハ推奨の同等品 ) を使用する。
必ず実行
必ず実行
(異なった電源アダプターを使用すると)故障、発熱、
火災などの原因になります。
電源プラグにほこりが付着している場合は、ほこり
をきれいに拭き取る。
感電やショートのおそれがあります。
電源アダプターコードをストーブなどの熱器具に近
づけたり、無理に曲げたり、傷つけたりしない。ま
た、電源コードに重いものをのせない。
禁止
電源アダプターコードが破損し、感電や火災の原因に
なります。
分解禁止
この製品の内部を開けたり、内部の部品を分解した
り改造したりしない。
感電や火災、けが、または故障の原因になります。異
禁止
常を感じた場合など、点検や修理は、必ずお買い上げ
の楽器店または 巻末のヤマハ電 気音響製品サ ービス
拠点にご依頼ください。
水に注意
本体の上に花瓶や薬品など液体の入ったものを置か
ない。また、浴室や雨天時の屋外など湿気の多いと
ころで使用しない。
禁止
禁止
内部に水などの液体が入ると、感電や火災、または故
障の原因 になりま す。入っ た場合は、すぐに 電源ス
イッチを切り、電源プラグをコンセントから抜いた上
で、お買い上げの楽器店または巻末のヤマハ電気音響
製品サービス拠点に点検をご依頼ください。
濡れた手で電源プラグを抜き差ししない。
感電のおそれがあります。
火に注意
本体の上にろうそくなど火気のあるものを置かな
い。
ろうそく などが倒れた りして、火災の原因 になりま
禁止
す。
異常に気づいたら
電源アダプターコード / プラグがいたんだ場合、ま
たは、使用中に音が出なくなったり異常なにおいや
煙が出たりした場合は、すぐに電源スイッチを切り、
必ず実行
電源プラグをコンセントから抜く。
感電や火災、または故障のおそれがあります。至急、
お買い上げ の楽器店または 巻末のヤマハ 電気音響製
品サービス拠点に点検をご依頼ください。
電源 / 電源アダプター
電源プラグを抜くときは、電源アダプターコードを
持たずに、必ず電源プラグを持って引き抜く。
電源アダプターコードが破損して、感電や火災の原因
必ず実行
になることがあります。
注意
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(3)-13
MM6/MM8 取扱説明書
3
必ず実行
禁止
設置
禁止
長期間使用しないときや落雷のおそれがあるとき
は、必ずコンセントから電源プラグを抜く。
感電や火災、故障の原因になることがあります。
たこ足配線をしない。
音質が劣化したり、コン
セント 部が 異常発 熱し
て火災 の原 因にな るこ
とがあります。
直射日光のあたる場所(日中の車内など)やストー
ブの近くなど極端に温度が高くなるところ、逆に温
度が極端に低いところ、また、ほこりや振動の多い
ところで使用しない。
本体のパネルが変形したり、内部の部品が故障したり
する原因になります。
接続
必ず実行
他の機器と接続する場合は、すべての機器の電源を
切った上で行なう。また、電源を入れたり切ったり
する前に、必ず機器のボリュームを最小にする。さ
らに、演奏を始める場合も必ず両機器のボリューム
を最小にし、演奏しながら徐々にボリュームを上げ
ていき適切な音量にする。
感電または機器の損傷の原因になることがあります。
禁止
禁止
必ず実行
必ず実行
テレビやラジオ、ステレオ、携帯電話など他の電気
製品の近くで使用しない。
楽器本体または
テレビやラジオ
などに雑音が生
じる場合があり
ます。
不安定な場所に置かない。
本体が転倒して故障したり、お客様や他の方々がけが
をしたりする原因になります。
本体を移動するときは、必ず電源アダプターコード
などの接続ケーブルをすべて外した上で行なう。
コードをいためたり、お客様や他の方々が転倒したり
するおそれがあります。
この機器を電源コンセントの近くに設置する。
電源プラグに容易に手の届く位置に設置し、異常を感
じた場合にはすぐに電源スイッチを切り、電源プラグ
をコンセントから抜いてください。また、電源スイッ
チを切った状態でも微電流が流れています。この製品
を長時間使用しないときは、必ず電源プラグをコンセ
ントから抜いてください。
手入れ
本体を手入れするときは、ベンジンやシンナー、洗
剤、化学ぞうきんなどは使用しない。
本体のパネルや鍵盤が変色 / 変質する原因になりま
禁止
す。お手入れには、乾いた柔らかい布、もしくは水を
固くしぼった柔らかい布をご使用ください。
使用時の注意
本体上にビニール製品やプラスチック製品、ゴム製
品などを置かない。
本体のパネルや鍵盤が変色 / 変質する原因になりま
禁止
禁止
禁止
す。
本体の上にのったり重い
ものをのせたりしない。ま
た、ボタンやスイッチ、入
出力端子などに無理な力
を加えない。
本体が破損したり、お客様
や他の方々がけがをした
りする原因になります。
大きな音量で長時間ヘッ
ドフォンを使用しない。
聴覚 障害の 原因に なりま
す。
MM6/MM8 取扱説明書
4
(3)-13
3/4
データの保存
作成したデータの保存とバックアップ
保存したデータは故障や誤操作などのために失われ
ることがあります。大切なデータは、USB 記憶装置
/ コンピューターなどの外部機 器に保存してく ださ
必ず実行
●データが破損したり失われたりした場合の補償はいたしかねますので、ご了承ください。
●不適切な使用や改造により故障した場合の保証はいたしかねます。
使用後は、必ず電源スイッチを切りましょう。
電源スイッチを 切った状態(電源スイッチが「STANDBY」の状態)でも微電流が流れていま す。スタンバイ時の消費電力は、最小限の 値で設計されて
います。この製品を長時間使用しないときは必ず電源アダプターのプラグをコンセントから抜いてください。
い。
必ず実行
保存した USB 記憶装置の万一の事故に備えて、大切
なデータは予備のUSB記憶装置にバックアップとし
て保存されることをおすすめします。
USB 記憶装置のバックアップ
この取扱説明書に掲載されているイラストや画面は、すべて操作説明のためのものです。したがって、実際の仕様と異なる場合があります。
・ Windows は、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標です。
・ Macintosh は、米国および他の国々で登録された Apple Inc. の商標です。
・「MIDI」は社団法人音楽電子事業協会 (AMEI) の登録商標です。
・ その他、本書に記載されている会社名および商品名等は、各社の登録商標または商標です。
音楽を楽しむエチケット
楽しい音楽も時と場所によっては、大変気になるものです。隣近所への配慮を充分にいたしましょ
う。静かな夜間には小さな音でもよく通り、特に低音は床や壁などを伝わりやすく、思わぬところ
で迷惑をかけてしまうことがあります。夜間の演奏には特に気を配りましょう。窓を閉めたり、ヘッ
ドフォンをご使用になるのも一つの方法です。お互いに心を配り、快い生活環境を守りましょう。
●ヘッドフォンをご使用になる場合には、耳をあまり刺激しないよう適度な音量でお楽しみください。
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MM6/MM8 取扱説明書
5
この製品は、ヤマハ(株)が著作権を有する著作物やヤマハ(株)が第三者から使用許諾を受けている著作物を内蔵または同梱していま
す。その著作物とは、すべてのコンピュータープログラムや、伴奏スタイルデータ、MIDI データ、WAVEデータ、音声記録データ、
楽譜や楽譜データなどのコンテンツを含みます。ヤマハ(株)の許諾を受けることなく、個人的な使用の範囲を越えて上記プログラム
やコンテンツを使用することについては、著作権法等に基づき、許されていません。
ヤマハ(株)および第三者から販売もしくは提供されている音楽/サウンドデータは、私的使用のための複製など著作権法上問題になら
ない場合を除いて、権利者に無断で複製または転用することを禁じられています。ご使用時には、著作権の専門家にご相談されるな
どのご配慮をお願いします。
MM6/MM8 取扱説明書
6
はじめに
このたびはヤマハミュージックシンセサイザー MM6/MM8をお買いあげいただきまして、まこと
にありがとうございます。MM6/MM8のさまざまな機能を十分に活用するために、この取扱説明
書をよくお読みになってからご使用ください。
なお、読み終わったあとも、不明な点が生じた場合に備えて、保証書とともに大切に保管していた
だきますようお願いいたします。
付属品(お確かめください)
MM6/MM8本体には、以下のものが付属しています。ご確認ください。
・取扱説明書(本書)
・保証書
・同梱ディスク(付属DAWソフトウェア )
・電源アダプター PA-5D
MM6 とMM8の操作体系と外部入出力に関しては共通ですので、本書ではMM6のイラストを使って説明します。
MM6/MM8 取扱説明書
7
MM6/MM8 おすすめ機能
■ クオリティの高い音で鍵盤を演奏 15ページ
MM6/MM8は、フラッグシップモデルMOTIFシリーズからの音を含む、高品位な生楽器系音色
から、パンチのあるシンセ系音色まで幅広いサウンドが内蔵されています。
さまざまな楽器ごとに分類されているこれらの音色(ボイス)はカテゴリーサーチ機能を使うことで
簡単に呼び出すことができます。また、MM8は自然な弾き心地を実現したGHS( グレードハン
マースタンダード)鍵盤を採用しています。
■ パターンを鳴らしながら鍵盤を弾く 23ページ
プリセットパターンが内蔵されているので、パターントラックを再生するだけでさまざまなジャン
ルの楽曲の伴奏を演奏することができます。また、それらパターンをリアルタイムに本体シーケン
サー (SONG)に記録することで、簡単にイメージにあった楽曲のスケッチを楽しむことが可能で
す。
■ アルペジオ機能を使って演奏 20ページ
押鍵したノートデータから自動的にさまざまなシーケンスフレーズを再生するアルペジオ機能を
使って、ドラムパーカションフレーズ、ギターフレーズや、アナログシンセ風シーケンスフレーズ
など、さまざまなフレーズを簡単に演奏することができます。
■
演奏設定を保存し、瞬時に切り替え(パフォーマンスメモリー )
パフォーマンスメモリーには音色、音色設定および、パターンなどの組み合わせを保存することが
でき、ライブ演奏など、パネル上のボタンを押すだけで瞬時にそれら複合設定を呼び出すのに便利
です。鍵盤のスプリットやデュアル設定も保存することができます。
59ページ
■ フィルター、EGをリアルタイムコントロール 41ページ
パネル上の4つのノブを使うことで、フィルター (カットオフ、レゾナンス)、EG(アタック、リ
リース)をリアルタイムにコントロールすることができます。
変更した状態はパフォーマンスに保存することができます。
■USB記憶装置に演奏データを保存 66ページ
USB記憶装置にデータを保存できるので、本体とコンピューター間のデータ転送が簡単に行なえ
ます。コンピューターに自分の演奏データを保存したり、コンピューターからソングデータを読み
込んで本体で鳴らしたりできます。
■ 付属DAWソフトウェアを使った音楽制作 80ページ
本体をUSBケーブルでコンピューターと接続し、同梱されている付属DAWソフトウェアと組み
合わせたシステムで音楽制作をすることができます。
MM6/MM8 取扱説明書
8
目次
はじめに........................................................................................7
付属品(お確かめください) .........................................................7
MM6/MM8 おすすめ機能......................................................8
演奏までの準備 10
電源の準備................................................................................. 10
電源コードフックについて...................................................... 10
スピーカーやヘッドフォンをつなぐ...................................... 10
コンピューターとの接続(USB端子 ) ..................................... 10
電源を入れる............................................................................. 11
ボリュームや画面の明るさを調節する.................................. 11
各部の名称 12
フロントパネル.........................................................................12
リアパネル................................................................................. 13
クイックガイド
デモソングを聞いてみる 14
鳴らしてみる 15
メインボイスを選ぶ................................................................. 15
ボイスを重ねる(DUAL) ..........................................................16
鍵盤の領域を分ける(SPLIT) .................................................. 17
ドラムボイスを選ぶ................................................................. 19
アルペジオを使う..................................................................... 20
パターン(自動伴奏)を鳴らしてみる 22
パターンのリズムを聞く..........................................................22
パターンを鳴らして演奏する.................................................. 23
コードの押さえ方..................................................................... 25
ソングの使い方 26
ソングを選んで聞いてみる...................................................... 26
ソングを早送り、巻戻し、一時停止するには....................... 27
ソングの種類............................................................................. 28
自分の演奏を録音する 29
録音の手順................................................................................. 30
ユーザーソングの消去(ソングクリア )................................... 33
ユーザーソングのトラック消去(トラッククリア ) ...............34
バックアップと初期化 35
バックアップ............................................................................. 35
初期化 ........................................................................................35
基本操作と画面表示 36
基本操作.....................................................................................36
画面について............................................................................. 38
MAIN画面の表示について ......................................................39
最適な音で聞く(マスター EQ) ............................................... 48
鍵盤を弾く強弱でアルペジオの音量を変える...................... 48
鍵盤のキーを変える(トランスポーズ ) .................................. 49
鍵盤のオクターブアップ/ダウン設定 ................................... 50
パターンに関する機能 51
パターンに変化をつける(セクション ) .................................. 51
スプリットポイントの設定..................................................... 52
リズムなしでコード音を鳴らす .............................................53
パターン音量の設定................................................................. 53
コードについて.........................................................................54
鍵盤全域でコードを指定する................................................. 56
ソングの再生に関する設定 57
ソング音量の設定..................................................................... 57
ソングのテンポを変えたい場合は..........................................57
トラックをミュート(消音 )する ..............................................58
好みのパネル設定を記憶させよう 59
パフォーマンスメモリーに記録する...................................... 59
記録したパフォーマンスメモリーを呼び出す...................... 60
記録したパフォーマンスメモリーを消去する...................... 61
ボイスをエディット(編集)する 62
項目を選んで値を変える.........................................................62
EDIT画面リスト .....................................................................63
ユーティリティ設定をする 64
項目を選んで値を変える.........................................................64
UTILITY画面リスト ............................................................... 65
作ったデータを保存する 66
USB記憶装置を接続する........................................................ 67
USB記憶装置のフォーマット................................................ 68
ユーザーファイルを保存する................................................. 69
ユーザーソングをSMF変換して保存 .................................... 70
ユーザーファイルやパターンファイルを読み込む( ロード)
USB記憶装置内のデータを削除する .................................... 72
USB記憶装置に保存したSMFを再生する........................... 72
...71
他の機器と接続する 73
端子について............................................................................ 73
外部オーディオ機器と接続する .............................................74
外部MIDI機器と接続する........................................................74
USB記憶装置を接続する........................................................ 75
コンピューターと接続する..................................................... 77
演奏情報を送受信する............................................................. 78
イニシャルセットアップデータを送信する.......................... 79
同梱ディスクについて 80
付属DAWソフトウェアについて ........................................... 80
サポートについて..................................................................... 80
リファレンス
コントローラーを使う 40
MM6/MM8のコントローラー............................................... 40
外部コントローラー................................................................. 41
エフェクトをかける 42
リバーブタイプを選ぶ............................................................. 42
コーラスタイプを選ぶ............................................................. 43
DSP効果をつける.................................................................... 44
演奏するときの便利な機能 45
メトロノームを使う................................................................. 45
テンポを調節する..................................................................... 47
タップ機能を使う..................................................................... 47
タッチ感度の選択..................................................................... 47
資料
困ったときは............................................................................ 82
メッセージ一覧 .......................................................................83
ボイスリスト............................................................................ 84
ドラムキットリスト................................................................. 90
パフォーマンスリスト............................................................. 96
パターンリスト.........................................................................98
エフェクトタイプリスト.........................................................99
アルペジオタイプリスト ..................................................... 103
マスター EQリスト............................................................... 105
MIDIインプリメンテーションチャート .............................106
MIDIデータフォーマット .................................................... 108
仕様一覧................................................................................. 109
索引......................................................................................... 110
MM6/MM8 取扱説明書
9
演奏までの準備
電源を入れる前に必要な準備について説明します。
電源の準備
電源アダプターを接続する前に、本体の電源
([STANDBY/ON]スイッチ)がSTANDBY(オフ)に
なっていることを確認してください。
・ 電源アダプターをご使用になる場合は、付属のアダプター PA-
5Dまたはヤマハ推奨の同等品をご使用ください。他の電源アダ
プターの使用は故障、発熱、発火などの原因になります。このよ
うな場合は、保証期間内でも保証いたしかねる場合がございます
ので、充分にご注意ください。
アダプターのDCプラグをリアパネルのDC IN(電源ア
ダプター接続)端子にさし込みます。
アダプターのACプラグを家庭用 (AC100V)コンセン
トにさし込みます。
・ スイッチが「STANDBY」状態でも微電流が流れています。長
時間使用しないときは、必ずコンセントから電源プラグを抜いて
ください。感電や火災、故障の原因になることがあります。
以下の接続は必要に応じて、電源を入れる前に行な
います。
スピーカーやヘッドフォンをつなぐ
本体にはスピーカーが内蔵されていません。音を出すため
には、外部アンプやスピーカー、ヘッドフォンなどを接続
してください。
・ 大きな音量で長時間ヘッドフォンを使用しないでください。聴覚障害
の原因になります。
・ 本体を外部機器と接続する場合は、すべての機器の電源を切ったあと
で接続してください。感電、または機器損傷のおそれがあります。ま
た、再生するスピーカーなどの損傷を防ぐため、外部機器の音量を最
小にしてから接続してください。
電源コードフックについて
MM6
MM8
ここに、電源アダプターのコードを図のように(参考例)
セットします。コードをフックにはめてからDC IN端子に
接続してください。誤ってコードを引っ掛けた場合に抜け
にくくなります。ただし、コードをフックにセットした状
態でコードを強く締め込んだり、コードを引っ張ったりす
ることは、コード表面の磨耗やフックの破損につながりま
すのでご注意ください。
コンピューターとの接続(USB端子)
この楽器のUSB TO HOST端子を使うと、お使いのコン
ピューターとこの楽器のあいだで演奏情報のやりとりがで
きます(77ページ)。そのためには以下の操作が必要です。
・ 楽器の電源が切れていることを確認した上で、コン
ピューターのUSB端子と楽器のUSB端子を、USB
ケーブルを使って接続する
・ コンピューターに「USB-MIDIドライバー」をインス
トールする
「USB-MIDIドライバー」は以下のURLから、ダウンロー
ドしてご利用ください。
http://www.yamaha.co.jp/download/usbmidi/
USB-MIDIドライバーのインストール方法はダウンロード
したファイルに付属のインストール手順をご参照くださ
い。
NOTE
・ USBケーブルは楽器店、電気店などでお買い求めください。
MM6/MM8 取扱説明書
10
演奏までの準備
コントラストの調整
[MATER VOLUME]
コントロールの調整
電源を入れる
[MATER VOLUME] コントロールを左に回し、音量を最
小にしておいてから、[STANDBY/ON] スイッチを押し
て電源を入れます。
もう一度押すと電源が切れます。
[MATER VOLUME]
コントロールを左に回す
[STANDBY/ON]
スイッチを押す
ボリュームや画面の明るさを調節する
MM6/MM8やアンプのボリュームを最適な位置に調節し
ます。画面が見えにくい場合は、コントラスト調節ノブを
回して調節します。
この楽器では電源を入れた際、内部メモリーにバックアッ
プデータ(35ページ)があれば、そのデータを読み込みま
す。電源を入れた際、内部メモリーにバックアップデータ
がなければ各バックアップ項目は初期値になります。
・[STANDBY/ON]スイッチが切れている状態でも微電流が流れていま
す。この楽器を長時間使用しないときや落雷のおそれがあるときは必
ずコンセントから電源プラグを抜いてください。
・ 書き込み中や USBフラッシュメモリーへのアクセス中は、電源を切ら
ないでください。本体内や USBフラッシュメモリー内のデータが失わ
れるおそれがあります。
MM6/MM8 取扱説明書
11
各部の名称
フフフフロロロロンンンントトトトパパパパネネネネルル
ルル
qw
e
t y u
!2
i
!3
r
o
!4
!0
!1
フロントパネル
q
[PITCH BEND] ホイール...............................40ページ
w
[MODULATION]ホイール............................40ページ
e
[MASTER VOLUME]コントロール .. 14、36ページ
r
[CUTOFF]、[RESONANCE]、[ATTACK]、
[RELEASE]ノブ.............................................41ページ
t
[METRONOME]ボタン.................................45ページ
y
[TAP TEMPO]ボタン....................................47ページ
u
TEMPO [+]、[−]ボタン............................. 45ページ
i
ソング
[SONG]ボタン ............................................. 14ページ
[PRESET]、[USER]、[USB]ボタン......26ページ
o
[PATTERN]ボタン......................................... 22ページ
!0
ファンクション
[EDIT]、[UTILITY]ボタン .............. 62、64ページ
!1
ファイル操作
[MENU]、[EXECUTE]ボタン ........ 67、68ページ
!2
パターンコントロール
[FINGER]ボタン ..........................................23ページ
[AUTO FILL IN]ボタン ..............................51ページ
[A]〜[D]ボタン ............................................51ページ
[SYNC START]ボタン ....................23、51ページ
[START/STOP]ボタン ....................22、37ページ
!3
ソングコントロール
r
[
](巻戻し)ボタン ....................................27ページ
f
](早送り)ボタン ....................................27ページ
[
[REC]ボタン.................................................30ページ
[](一時停止)ボタン .................................27ページ
>
/■](スタート/ストップ)ボタン 27、37ページ
[
!4
画面 .................................................................. 38ページ
!5
ダイアル.............................................................37ページ
!6
[INC/YES]、[DEC/NO]ボタン...................37ページ
!7
[EXIT]ボタン ...................................................38ページ
!8
LCD CONTRAST 調節ノブ ...........................11ページ
!9
カテゴリー [DEC]、[INC]ボタン.................37ページ
@0
[ARPEGGIO ON/OFF]ボタン .....................20ページ
MM6/MM8 取扱説明書
12
!6
!9
@1
各部の名称
!8
@0
#0
@3
@5
!5
!7
@2
リリリリアアアアパパパパネネネネルル
ルル
#1 #3 #4 #5 #6 #7 #8#2
#9
@1
TRANSPOSE [+ ]、[−] ボタン ................. 49ページ
@2
OCTAVE [UP]、[DOWN]ボタン............... 50ページ
@3
[DUAL]ボタン .................................................16ページ
@4
[SPLIT]ボタン.................................................17ページ
@5
PERFORMANCE BANK
[DEC]、[INC]ボタン ..................................... 59ページ
@6
PERFORMANCE MEMORY
[1]〜 [8]ボタン ............................................... 59ページ
@7
[TRACK SELECT/MUTE] ボタン .............. 58ページ
@8
[STORE]ボタン .............................................. 59ページ
@9
TRACK [1]〜[8]、[PATTERN]ボタン....29ページ
#0
カテゴリーサーチボタン .................................15ページ
@4
@7 @8
#1
#2
#3
#4
#5
#6
#7
#8
#9
@6
@9
リアパネル
[STANDBY/ON]スイッチ ............................14ページ
DC IN端子 ........................................................10ページ
PHONES端子 ..................................................10ページ
OUTPUT R、L/MONO端子 .........................73ページ
FOOT CONTROLLER 端子...........................41ページ
SUSTAIN端子 .................................................41ページ
MIDI IN 、OUT端子.........................................73ページ
USB TO DEVICE、TO HOST端子 ............ 73ページ
電源コードフック .............................................10ページ
MM6/MM8 取扱説明書
13
クイック
ガイド
クイックガイド
1
デモソングを聞いてみる
この楽器には機能や使い方を紹介するデモソングが入っています。
楽器に内蔵された豊かな音色を聞いてみましょう。
[STANDBY/ON]スイッチを押して電源を入れます
MAIN(メイン)画面が表示されます。
ボイス名
パターン名
ソング名
アルペジオ名
[SONG]ボタンと[PATTERN]ボタンを同時に押します
2
デモ画面が表示され、デモソングが始まります。
[MASTER VOLUME]コントロールを少しずつ右に回し、音量を調節し
ます。
デモソングの再生が終わると、また最初からスタートします。
[ >/■](スタート/ストップ)ボタンを押すと、デモソングが
ストップします
3
デモソングがストップして、MAIN画面に戻ります。
NOTE
・ デモソングは、MIDI出力され
ません。
MM6/MM8 取扱説明書
14
クイック
ガイド
鳴らしてみる
この楽器では、鍵盤の音をピアノ以外の楽器の音に変えられます。
ギターやオルガン、ストリングスなど、好きな楽器の音に変えて弾いてみま
しょう。
メインボイスを選ぶ
鍵盤を押したときに鳴る基本のメインボイスを選びます。
カテゴリーサーチボタンの中から好きなカテゴリーを選んで
押します
1
メインボイスを選ぶ画面が表示されます。
画面上側に現在選ばれているカテゴリー名が、下側には現在選ばれている
ボイス名が反転表示されます。
NOTE
・ カテゴリーを変更したいとき
は、他のカテゴリーサーチボ
タンを押します。
メインボイスを
選択する画面
カテゴリー内の鳴らしたいボイスを選びます
2
画面の反転表示の欄を見ながら、ダイアルを回してみてください。カテゴ
リー内のボイス番号とボイスが変わります。この欄に表示させたボイスが
メインボイスになります。
ここでは「004 Early70's」を選んでみましょう。
カテゴリー名
現在選ばれて
いるボイス
鍵盤を弾いてみましょう
3
いろいろ音を変えて楽しみましょう。
[EXIT]ボタンを押してMAIN画面に戻ります。
MM6/MM8 取扱説明書
15
鳴らしてみる
ボイスを重ねる(DUAL)
鍵盤を弾いたときに、メインボイスに加えてもう1つ別のボイスを重ねて鳴らすことができます。メインボイ
スに加えて鳴らすこのボイスをデュアルボイスと呼びます。
同時に 2つのボイスが鳴る
[DUAL]ボタンを押します
1
鍵盤を弾くと、現在選択されているデュアルボイスがメインボイスに重
なって鳴ります。
[DUAL]ボタンを1秒以上押します
2
デュアルボイスを選ぶ画面が表示されます。
画面上側に現在選ばれているカテゴリー名が、下側には現在選ばれている
デュアルボイス名が反転表示されます。
1秒以上押す
カテゴリーサーチボタンの中から好きなカテゴリーを選んで
押します
3
デュアルボイスを選択する画面
現在選ばれているカテゴリー名
現在選ばれているデュアルボイス
NOTE
・ カテゴリーを変更したいとき
は、他のカテゴリーサーチボ
タンを押します。
MM6/MM8 取扱説明書
16
カテゴリー内の鳴らしたいボイスを選びます
4
画面の反転表示の欄を見ながら、ダイアルを回してみてください。
カテゴリー内のボイス番号とボイスが変わります。この欄に表示させたボ
イスがデュアルボイスになります。
ここでは「057 Twinkle」を選んでみましょう。
鍵盤を弾いてみましょう
5
鳴らしてみる
いろいろ音を変えて楽しみましょう。
[EXIT]ボタンを押してMAIN画面に戻ります。
鍵盤の領域を分ける(SPLIT)
鍵盤のスプリットポイントを境に、右側の鍵盤と左側の鍵盤で別のボイスを鳴らします。
右側の鍵盤で鳴るボイスをメインボイスといい、左側の鍵盤で鳴るボイスをスプリットボイスと呼びます。ス
プリットポイントの設定は変更できます(52ページ)。
スプリット
ポイント
スプリットボイス
が鳴る
[SPLIT]ボタンを押します
1
スプリットポイントより左側の鍵盤を弾くと、現在選択されているスプ
リットボイスが鳴ります。
メインボイスとデュアル
ボイスが鳴る
MM6/MM8 取扱説明書
17
鳴らしてみる
[SPLIT]ボタンを1秒以上押します
2
スプリットボイスを選ぶ画面が表示されます。
画面上側に現在選ばれているカテゴリー名が、下側には現在選ばれている
スプリットボイス名が反転表示されます。
スプリットボイスを選択する画面
現在選ばれているカテゴリー名
1秒以上押す
カテゴリーサーチボタンの中から好きなカテゴリーを選んで
押します
3
カテゴリー内の鳴らしたいボイスを選びます
4
画面の反転表示の欄を見ながら、ダイアルを回してみてください。
カテゴリー内のボイス番号とボイスが変わります。この欄に表示させたボ
イスがスプリットボイスになります。
ここでは「002 Symphony Strings」を選んでみましょう。
現在選ばれているスプリットボイス
NOTE
・ カテゴリーを変更したいとき
は、他のカテゴリーサーチボ
タンを押します。
鍵盤を弾いてみましょう
5
いろいろ音を変えて楽しみましょう。
[EXIT]ボタンを押してMAIN画面に戻ります。
MM6/MM8 取扱説明書
18
鳴らしてみる
ドラムボイスを選ぶ
ドラムキットを選び鍵盤を押すと、各鍵盤に割り当てられたさまざまな打楽器の音を鳴らすことができます。
[DRUM/PERC/SE]ボタンを押します
1
DRUM KITカテゴリー画面が表示されます。
ダイアルを回してパーカッションやドラムキット(ボイス番号
2
001〜023)を選びます
鍵盤を押して、ドラムキットを鳴らします
3
NOTE
・ ドラムキットの詳細について
は90ページの「ドラムキット
リスト」をご参照ください。
MM6/MM8 取扱説明書
19
鳴らしてみる
アルペジオを使う
アルペジオ機能とは、鍵盤を押さえるだけで、分散和音が自動演奏される機能のこと。たとえばコード(和音 )
のドミソを押さえると、ド、ミ、ソの音を使ってさまざまな分散和音がフレーズのように生成されます。アル
ペジオのタイプを変えたり、押さえる鍵盤の数や種類(和音 )を変えたりすることで、さまざまなパターンのフ
レーズが生成できます。音楽制作やパフォーマンスでの心強い味方となるでしょう!
[ARPEGGIO ON/OFF] ボタンを押してアルペジオをオンに
1
します
アルペジオオンでランプが点灯
鍵盤を弾いて、アルペジオを鳴らしてみましょう。
2
自動演奏されるリズムパターンは、アルペジオタイプの選択だけでなく、
押さえた鍵盤の数や種類(和音 )によっても変わります
NOTE
・ メインボイス、デュアルボイ
スのみにアルペジオを活用で
きます。キーボードアウト設
定(78ページ)がONの場合は、
アルペジオは1CHでMIDI出
力されます。デュアルボイス
が有効の場合は、2CHでも
MIDI出力されます。
演奏が終わったら[ARPEGGIO ON/OFF]ボタンを押して、
アルペジオをオフにします
3
MM6/MM8 取扱説明書
20
鳴らしてみる
■アルペジオタイプを切り替える
アルペジオタイプは、ボイスを選ぶだけで最適なタイプが自動的に選ばれます
が、好きなアルペジオタイプを選ぶこともできます。
[ARPEGGIO ON/OFF] ボタンを1秒以上押します
1
アルペジオタイプを選ぶ画面が表示されます。
1秒以上押す
画面を見ながらダイアルを回して、好きなアルペジオタイプ
を選びます
2
アルペジオタイプは103ページのリストをご参照ください。
● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●
アルペジオタイプ
押さえる鍵盤の数や位置を変えると、生成される分散和音も変わります。
このときの楽器の設定を記録しておくと、あとでもう一度同じ演奏をした
いときに、すぐ設定を呼び出せて便利です(59ページ)。
演奏は録音することもできます(29ページ)。
MM6/MM8 取扱説明書
21
クイック
ガイド
パターン(自動伴奏)を鳴らしてみる
この楽器には、左手でコードを押さえるだけで、自動的にそのコードにあった
パターン(リズム+ベース音+コード音)を鳴らす、自動伴奏機能があります。
リズムや拍子、アレンジが異なるパターンが用意されています (98ページのパ
ターンリストをご参照ください)。
ここでは、この自動伴奏機能を使って演奏してみましょう。
パターンのリズムを聞く
パターンとは、リズムを含んだ自動伴奏です。
この楽器はR&Bやヒップホップ、ダンスなど、さまざまなリズムの伴奏を鳴らすことができます。
まずパターンの基本となるリズムだけを聞きましょう。
リズムは打楽器音だけで演奏されます。
[PATTERN]ボタンを押します
1
パターンを選ぶ画面が表示されます。
画面上側に現在選ばれているカテゴリー名が、下側には現在選ばれている
パターン名が反転表示されます。
カテゴリー内の鳴らしたいパターンを選びます
2
画面の反転表示の欄を見ながら、ダイアルを回してみてください。
パターン番号とパターン名が変わります。
パターンは、パターンリスト(98ページ)をご参照ください。
NOTE
・ カテゴリーを変更したいとき
は、カテゴリー [DEC]/[INC]
ボタンを押します。
パターンを選択する画面
現在選ばれている
カテゴリー名
現在選ばれている
パターン
[START/STOP]ボタンを押します
3
パターンのリズムだけがスタートします。
ストップさせたいときは、もう一度[START/STOP]ボタンを押します。
MM6/MM8 取扱説明書
22
パターン ( 自動伴奏 ) を鳴らしてみる
パターンを鳴らして演奏する
前ページでは、好きなパターンのリズムの鳴らしかたを覚えました。
ここでは、選んだリズムにベース音やコード音を加えた、華やかなパターンの鳴らしかたを覚えましょう。
それを伴奏に、自分も一緒に演奏します。
好きなパターンを選びます(22ページの手順1〜2)
1
[EXIT]ボタンを押してMAIN画面を表示させます。
FINGERをオンにします
2
[FINGER]ボタンを押します。
もう一度ボタンを押すとFINGERはオフになります。
FINGERオンでランプが点灯
●FINGERがオンになると…?
スプリットポイント(54:F #2)より左側の鍵盤が、和音(コード)だけ
を鳴らす特殊な状態になります。これを自動伴奏鍵域といいます。
自動伴奏鍵域
シンクロスタートをオンにします
3
[SYNC START]ボタンを押します。
NOTE
・ スプリットポイントは変更で
きます。変更方法は52 ページ
をご参照ください。
スプリットポイント(54:F #2)
シンクロスタートオンで
ランプが点滅
シンクロスタートをオンにすると、楽器はスタート待機状態になります。
この状態でスプリットポイントより左側の鍵盤を押さえると同時に、ベー
ス音やコード音を含んだパターンが鳴ります。もう一度[SYNC START]
ボタンを押すと、シンクロスタートはオフになります。
MM6/MM8 取扱説明書
23
パターン ( 自動伴奏 ) を鳴らしてみる
左手でコードを弾くと、パターンがスタートします
4
コードを知らない場合はとりあえず自由に鍵盤を押さえてみましょう。
コードの押さえ方は25ページをご参照ください。
ちがう鍵盤を押さえるたびに、パターンの感じもどんどん変わります。
左手でいろいろなコードを弾き、右手でメロディーを弾いて
みましょう
5
スプリットポイント
スプリットポイント
自動伴奏鍵域
[START/STOP]ボタンを押すとパターンがストップします
6
パターンは、セクションを切り替えて演奏に変化をつけられます。51
ページ「パターンに変化をつける(セクション )」をご参照ください。
MM6/MM8 取扱説明書
24
パターン ( 自動伴奏 ) を鳴らしてみる
( )
( )
( )
( )
( )
( )
( )
( )
( )
( )
( )
( )
( )
( )
( )
( )
( )
( )
( )
CmM7
CM7
C6
Csus4
Caug
CM7aug
C7aug
C7sus4
Csus2
C7
Cm
Cdim
Cdim7
C7
CmM7
(9)
CM7
(9)
Cm7
(9)
C7
(b9)
C7
(
b13
)
Cm7
(11)
CM7
(
#11
)
C
(b5)
(
9
)
C6
Cm add9
(9)
C7
(
#11
)
C7
(#9)
C7
(13)
C7
Cm6
Cm7
C
(b5)
CM7
(b5)
Cm7
(b5)
CmM7
(b5)
Cadd9
●C(ド) がルート音の場合の押さえ方
で表示される鍵盤は、省略してもかまいません。
コードの押さえ方
● 簡単なコードの押さえ方
● 通常のコードの押さえ方
の2種類があります。
この楽器では、どちらの押さえ方でもコードを自動的に判断します。この機能をマルチフィンガリングといいます。
スプリットポイント(初期設定:54[F #2])より左の鍵盤を自動伴奏鍵域といいます。この範囲の鍵盤でコードを弾いてく
ださい。
#
スプリットポイント( 初期設定:54[F
2])
ルートキー (根 音)と
■簡単なコードの押さえ方
自動伴奏鍵域で、3 本以内の指を使って、メジャー、マイ
ナー、セブンス、マイナーセブンスのコードを演奏するこ
とができます。
Cm7
DbEbF#G#BbDbEbF
押さえる鍵盤
C
DEFGABCDEF
● ● ● ● ● ● ● ● ● ●
・ メジャー (M)コード
ルートキー ( 根音)を 押さえてください。
・ マイナー (m)コード
ルートキーと、ルートキーに一番近い左側
の黒鍵を同時に押さえてください。
・ セブンス(7)コード
ルートキーと、ルートキーに一番近い左側
の白鍵を同時に押さえてください。
・ マイナーセブンス(m7)コード
ルートキーと、ルートキーに一番近い左側
の黒鍵と白鍵を同時に押さえてください。
自動伴奏鍵域
C Cm C7
#
■通常のコードの押さえ方
● ● ● ● ● ● ● ● ● ●
自動伴奏鍵域でコードを押さえると、自動的にコード名を
検出しパターンが演奏されます。
●コードフィンガリング(Multi Fingerと FullKeyboard)
この楽器ではコードを自動検出させるための鍵盤範囲の設定を以下の2種類から設定できます。設定を変更する場合
は56ページの鍵盤全域でコードを指定すると65ページのコードフィンガリングをご参照ください。
Multi Finger (マルチフィンガー ):スプリットポイント( 初期設定:54[F #2])から左側の鍵盤でコードを押さえ
ます。コードの押さえ方は上記で 説明した通常のコードの押さえ方と、簡単なコードの押さえ方があ
ります。この楽器の初期設定はMulti Fingerです。
FullKeyboard ( フルキーボード):通常の演奏方法でコードが検出されます。全鍵盤で演奏してください。
MM6/MM8 取扱説明書
25
クイック
ガイド
ソングを選んで聞いてみる
1
ソングの使い方
ソングとは通常「歌」を意味しますが、この楽器では曲データを指します。
ここではソングの選び方と鳴らし方を紹介します。
聞きたいソングが入ってるボタンを以下の3つから選んで押
します
[PRESET]ボタンを押すと内蔵の3曲から選んで聞くことができます。
[USER]ボタンを押すと自分で録音した演奏を聞くことができます。
[USB]ボタンを押すとUSB記憶装置内のソングデータを聞くことができ
ます。
聞きたいソングが入っているボタンを押すと、ソングを選ぶ画面が表示さ
れます。
画面に現在選ばれているソング番号とソング名が反転表示されます。
カテゴリー内の鳴らしたいソングを選びます
2
画面の反転表示の欄を見ながら、ダイアルを回してみてください。
カテゴリー内のソング番号とソング名が変わります。
ソングを選択する
画面
現在選ばれている
ソング
NOTE
・ ユーザーソング(自分の演奏
を録音したもの)や、USB記
憶装置内のソングも鳴らせま
す。これらのソングの鳴らし
方は、本体内蔵のソングを慣
らす操作とまったく同じで
す。
PRESET 内蔵(プリセット)ソング3曲
USER ユーザーソング(自分の演奏を録音したソング、29ページ参照 )
USB USB 記憶装置内のソング(67ページ参照)
MM6/MM8 取扱説明書
26
ソングを聞いてみましょう
3
[ >/■](スタート/ストップ)ボタンを押すと、ソングの再生が始まりま
す。もう一度[ >/■](スタート/ ストップ)ボタンを押すと、ソングの再
生は止まります。
ソングスタート!
ソングを早送り、巻戻し、一時停止するには
ソングの使い方
CDプレーヤーのように、[ f](早送り)、[ r](巻戻し)、[](一時停止)ボタンでソングの再生をコント
ロールできます。
巻戻し
ボタンを押す
と、ソングを巻
戻しします
早送り
ボタンを押す
と、ソングを
早送りします
一時停止
ボタンを押す
と、ソングが一
時停止します
MM6/MM8 取扱説明書
27
ソングの使い方
ソングの種類
この楽器で扱えるソングは以下の3種類です。
● 内蔵(プリセット)ソング(あらかじめ本体に内蔵されているソング3曲) .... ソング番号 001〜003
● ユーザーソング(自分で録音したソング).......................................................... ソング番号 001〜005
●USBソング(楽器に接続したUSB記憶装置内のソングデータ).................... ソング番号 001〜
下の表は内蔵ソング、ユーザーソング、USBソングファイルの使い方の流れを表にまとめたものです。
USB記憶装置
自分の演奏
録音
(29ページ)
MM6/MM8上の
ソングの保存場所
内蔵(プリセット )
ソング
(001〜003)
あらかじめ内蔵
されている3曲
(デモ曲)
ユーザーソング
(001〜005)
ソング ソング
SMF保存
ユーザーファイルとして
保存、読み込み
PRESET USER USB
ソング
USB TO DEVICE に
接続
(75ページ)
USBソング
(001 〜)
MM6/MM8 取扱説明書
28
再生
クイック
ガイド
■ 録音できるトラック
鍵盤演奏8トラックとパターントラック( コード演奏)に録音できます。
録音はトラックごとに行ないます。
■ トラックミュート
この楽器では録音時や再生時に録音済みのトラックを鳴らすか鳴らさないかの設定がで
きます(58ページ)。
自分の演奏を録音する
自分の演奏を録音して、ユーザーソングとして001〜005のソング番号に、
5曲まで保存することができます。保存した曲も内蔵曲と同様に再生できます。
自分で弾いた演奏をいったんユーザーソングに記憶させてから、スタンダード
MIDIファイルに変換してUSB記憶装置に保存(70ページ )できます。
●トラック[1]〜[8]...........................鍵盤演奏を録音します(メインボイスのみ)。
●パターントラック[PATTERN].....パターンを使った演奏を録音します。
トラック1トラック2トラック
3
鍵盤演奏
トラック4トラック5トラック6トラック7トラック8パターン
コード
演奏
トラック
トラック指定
して録音
MM6/MM8 取扱説明書
29
自分の演奏を録音する
録音の手順
録音するユーザーソング番号やトラックやパートを選んでから録音をします。
MAIN画面でソングの[USER]ボタンを押し、ダイアルを回
1
して録音したいユーザーソング番号(001〜005)をソング
リストに反転表示させます
[REC]ボタンを押します
2
[REC]ボタンのランプが点灯します。
録音するトラックを選びます
3
[TRACK SELECT/MUTE]ボタンを押しながら、録音したいトラックボ
タン(TRACK [1]〜[8])のどれかを押します。
選ばれたトラックが反転表示されます。
押したまま
・ すでに録音されているトラック
へ録音すると、データが上書き
され、以前のデータは消えてし
まいます。
NOTE
・ 録音にパターントラック
[PATTERN]を選ぶと、自動
的にFINGERはオンになりま
す。
・ 録音スタート後に、FINGER
オン/オフの切り替えはでき
ません。
MM6/MM8 取扱説明書
30
トラック1が
反転表示