Yamaha DTX User Manual

DRUM TRIGGER MODULE
TR2TR2
MISC.
BASSBASS
TMP TR
SNARE
CYMBAL
CHORDCHORD
CHO TR
M
TH
Y
H
R
RHYTHM
PAT TR
KICK
SOLOSOLO
TR1TR1
PAGE AGE
FILL AB
1/NO
1/NO
-
MAIN B
INTRO
TEMPOTEMPO
FILL BA
1/YES
1/YES
+
ENDING
SHIFTSHIFT
PAGE AGE
ERASE
UTILITYUTILITY
STORESTORE
N
CLICK
MAIN A
ER
G
IG
TR
TRIGGER
DRUMDRUM
KITKIT
DRUM
CHAIN
KIT
DRUM
SONG
PATTERN
PO
TEM
MEASURE
INPUT
BEAT
QUANT.
CLICK
OFF
MUTE
3
MUTE
MUTE
MUTE
CHAINCHAIN
SONGSONG
PATTE
VOICEVOICE
R
TTERN
.
L
ISC
A
M
B
YM
E
C
R
A
N
S
K
MAIN A MAIN B FILL AB FILL BA INTRO ENDING
IC
K
2.0
n
io
rs
e
V
DRUM TRIGGER MODULE
TRIGGE
MAX
MAX
CLICKCLICK
ACCOMPACCOMP
AUX INAUX IN
SNARE/CYMBAL
システムアッ プグレード
MINMIN
MASTER VOL.MASTER VOL.
R
R
インフォーメーションガイド
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

はじめに

YAMAHADTXDRUMTRIGGERMODULEVersion2.0 では、従来型の DTX に対して パラメーターの追加や表示等の細かいマイナーチェンジを始めとして、いくつかの多彩な機能 が新たに搭載されています。 本書は、システムアップグレードに伴う機能の追加、変更に関する情報をお知らせするための ガイドブックです。すべての新機能について細かく説明しています。各機能説明の中には、取 扱説明書と併用してお使いいただけるよう、その機能に関連するモード等の参照ページも掲載 されています。また、すでに DTX をご利用いただいているユーザーの方から寄せられた質問 を中心に、いくつかの疑問点にお答えする FAQ のコーナーも設けています。 DTXVersion2.0 の新機能を使いこなしていただくために、本書をご活用いただいきますよ うご案内申し上げます。また、ご一読いただいた後も、不明な点が生じた場合に備え、取扱説 明書と共に本書を大切に保管いただきますようお願い申し上げます。
A 新しく追加された機能以外に関しては、取扱説明書をご参照ください。なお、マイナーチェンジされた部分に関 しては、すでに取扱説明書の内容にも反映されています。
A 本書の中では、YAMAHADTXDRUMTRIGGERMODULEVersion2.0 を、DTXV2 と省略形で表現させ ていただきます。
DTXVersion2システムアップグレードインフォメーションガイド
もくじ
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
はじめに ..................................................................................................................................... 1
DTXV2の新機能! ................................................................................................................. 2
各新機能説明 ............................................................................................................................. 4
マイナーチェンジ部分に関する説明 ...................................................................................... 8
DTXに関するFAQ(FrequentlyAskedQuestion) ........................................................ 9
DTXと各パッドの結線のしかた(スタンダードセット) ................................................. 9
プリセットソングに合わせて演奏する際のヒント ....................................................... 10
外部MIDIシーケンサーからDTXを音源として使用する ............................................. 11
ソングを録音する場合の注意.......................................................................................... 11
ソングに合わせて自分の演奏を録音するには? ........................................................... 11
プリセットソングのパートミュートについて(Ver2.0マイナーチェンジ) ............... 11
ベース音色などの音程設定について .............................................................................. 12
カテゴリー別ABC順ドラムボイスリスト ..................................................................... 13
ドラムキットリスト ......................................................................................................... 16
1
DTXVersion2システムアップグレードインフォメーションガイド
DTXV2 の新機能!
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
以下のチャートに見られるように、ドラムキットトリガーエディットモード、ソングジョブモード、ユーティリティモードに対して新機能が追加 されています。また、ドラムキットトリガーエディットモード、ドラムボイスエディットモード、パターンレコード/ジョブモード、ソングレコー ド/ジョブモード、ユーティリティモードには、パラメーターの追加や操作方法の変更などのマイナーチェンジが施されています。
A チャートの中は、帯()が新機能、アンダーラインが変更/追加があった項目です。各項目には、機能の説明が載っている場所の参照ページや 取扱説明書での関連ページが記されています。
ドラムキットが増えました。
ドラム / パーカッションのボイス数が 916 種類から 928 種類に増え、さらに、プリセットのドラムキットも今までの 32 種類 から 61 種類(ユーザーエリアドラムキットの1 〜 29 の中に 29 種類の新しいドラムキットが追加されています。)に増えてい ます。
ANo.1〜 29 にもあらかじめドラムキットが入っています。この部分のドラムキットをエディットするには、あとでも使えるようにしておくため に、No.30〜 32 までの「Userkit」にコピーしてこちらからエディットするようおすすめします。エディットしたドラムキットを元に戻す場合、工 場出荷時の初期設定状態にすることもできます(取説P.32)。この時すべてのデータが初期化されますので、エディットしたデータはヤマハ MIDIデータ ファイラー MDF2 などの外部機器に保存してから行ってください。
ドラムキットプレイモード
(機能の追加/変更はありません)
追加ドラムキットの内容はドラムキットP.16 をご参照ください。
ドラムキットトリガーエディットモード
1KitName(ドラムキットネーム)
2PADType(パッドタイプ)
3AutoSet(オートセット)
4PADGain(パッドゲイン)
5LevelRng(レベルレンジ)
6VelRange(ベロシティレンジ)
7VelCurve(ベロシティカーブ)
8SelfRej(セルフリジェクション)
9Reject(リジェクション)
10SpecRej(指定リジェクション)
11Note=(ノートナンバー 1to5):(取説 P.40)
12Note=(ゲートタイム):(取説 P.42)
13Note=(MIDI チャンネル)
14KeyOn(キーオンモード)
15VelXFade(ベロシティクロスフェード)
16RIMKeyOn(リムキーオン):(取説 P.44)
17RIMVel(リムベロシティ)
18PADFunc(パッドファンクション)
19FSFunc(FS ファンクション)
20FSMIDI(FSMIDI チャンネル)
21FSHHcls(FS ハイハットコントロール)
22FCFunc(ハイハットコントロールファンクション)
23FCMIDI(ハイハットコントロールチャンネル)
24FCSens(ハイハットコントロールセンシティビティ)
25HHCtrl(ハイハットコントロール)
26In9to10(インプット 9 トゥ 10):(P.4)
27In11to12(インプット 11 トゥ 12):(P.4)
28CopyINP(コピーインプット)
29CopyTRG(コピートリガー)
2
30Edit(エディットリコール)
31SetChord=(コードによるノートナンバーの設定)
ドラムキットボイスエディットモード
3 Pan(パン):(取説 P.54)
チェーンプレイモード
(機能の追加/変更はありません)
チェーンエディットモード
(機能の追加/変更はありません)
ストアモード
(機能の追加/変更はありません)
パターンプレイモード
(機能の追加/変更はありません)
パターンレコードモード
録音前の準備(取説 P.81)の部分にマイナーチェンジが加わ りました。
パターンジョブモード
6Pgm=(コード / ベース / リズムトラックのボイス設定):
(取説 P.92)
ソングプレイモード
(機能の追加/変更はありません)
ソングレコードモード
録音前の準備(取説P.100)の部分にマイナーチェンジが加わ りました。
DTXVersion2システムアップグレードインフォメーションガイド
ソングジョブモード
1Copy(Src/Dest)(ソングコピー)
2Quantize(クオンタイズ)
3ClrTrack(クリアトラック)
4ClrSong(クリアソング)
5PgmCh(各チャンネルのボイス設定):(取説 P.110)

6VolCh(チャンネルボリューム):(P.5)
7PanCh(チャンネルパン):(P.5)
8PlayMode(プレイモード)
9B.LnrTR(ベースリニアトラックモード)
10PatMute(パターントラックミュートモード)
11SongName(ソングネーム)
ユーティリティモード
このモードでの操作方法にマイナーチェンジが加わりました。
1STSTEM(システム):タイトルページ
2EditMode(エディットモード)
3LinkMode(リンクモード):(取説 P.115)
4LrnMode(Learn(学習)モード)
5SldrMode(スライダーモード)
6Bypass(バイパス)
7JumpRcnt(ジャンプ トゥ リセントページ)
8FCoffset(FC オフセット)
9MaToAux(メイン出力から補助出力へ):(P.6)
10IncFunc(インクファンクション):(P.6)
11DecFunc(デックファンクション):(P.7)
29SEQ(シーケンサー):タイトルページ
30ClickHi(クリック Hi)
31ClickMid(クリック Mid)
32ClickLo(クリック Lo)
33ClickOut(クリックアウト)
34PlyClick(プレイクリック):(P.7)
35Tempo(テンポ)
36Count(カウント)
37GrvCheck(グルーブチェック)
38BreakTB(ブレイクトップ/ボトム):(取説 P.124)
39MIDIctrl(MIDI コントロール)
40SyncMode(シンクモード)
41MULTI(マルチ):タイトルページ
42MastTune(マスターチューン)
43Program(プログラム):(取説 P.126)
44Volume(ボリューム)
45Pan(パン)
46Pitch(ピッチ)
47RevSend(リバーブセンド)
12MIDI:タイトルページ
13DeviceNo(デバイスナンバー)
14ReceiveSysX(システムエクスクルーシブの受信)
15ReceivePC(プログラムチェンジの受信)
16RecvCh10All(チャンネル 10 の MIDI 受信)
  17RecvCh10PC(チャンネル10のプログラムチェンジ受信)
 18SendHH(ハイハットコントロールチェンジ送信):(P.7)
19LocalCtl(ローカルコントロール)
20DumpTime(ダンプタイム)
21MergeOut(マージアウト)
22DumpOut(バルクデータ送信)
23P/C → KIT(プログラムチェンジテーブル)
24EQ(イコライザー):タイトルページ
25LoMiHi(ゲイン)
26LoFreq(Lo フリーケンシー)
27MidFreq(Mid フリーケンシー)
28HiFreq(Hi フリーケンシー)
3
DTXVersion2システムアップグレードインフォメーションガイド

各新機能説明

○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
ここでは、各モード別に新しく追加された機能について説明します。取扱説明書のリファレンス編と同じ書式でレイアウトされていますので、併 用してご利用いただけます。
ドラムキットトリガーエディットモード
26 In9to10(インプット 9 トゥ 10)
インプット 9 につないであるパッドを叩くと、イン プット10 に設定されているボイスも同時に鳴らすよ うにすることができます。インプット 9 と 10 にそれ ぞれ別々のボイスを設定することができますので、た とえば、キックパッドを使って、ベース音とバスドラ ム音を同時に鳴らすなどの演出が可能です。このとき、 14 ページ目の Key On(キーオンモード)の設定で alter、alterMN のモードを利用すれば、パッドを叩 く(踏み込む)たびに、バスドラムの音を鳴らしながら、 ベース音で音階を付けて演奏することも可能です。新 しく追加されたドラムキット「12kick3itm」のキッ クパッドの設定を参考にしてください(P.22)。
ジョグダイアルか +1/YES、-1/NO キーで ON/OFF を設定します。on を設定するとこの機能が ON にな り、インプット 9 のパッドを叩くとインプット 10 の ボイスが同時に鳴るようになります。off を設定する と機能は解除されます。
In 9to10
27 In11to12(インプット 11 トゥ 12)
インプット 11 につないであるパッドを叩くと、イン プット12 に設定されているボイスも同時に鳴らすよ うにすることができます。26 ページ目の画面の In 9to10 と同様の機能で、それぞれのインプットに割 り当てられている別々のボイスを同時に鳴らしたい時 に使用します。
ジョグダイアルか +1/YES、-1/NO キーで ON/OFF を設定します。on を設定するとこの機能が ON にな り、インプット 11 のパッドを叩くとインプット 12 のボイスが同時に鳴るようになります。ただしイン プット12 への入力は無視されます。off を設定すると 機能は解除されます。
In11to12
= off
MISC. CYMBAL SNARE KICK
MISC. CYMBAL SNARE KICK
□設定できる値
off、on
= off
□設定できる値
off、on
4
ソングジョブモード
DTXVersion2システムアップグレードインフォメーションガイド
6 VolCh(チャンネルボリューム)
現在選んでいるソング内の各 MIDI チャンネルの演奏 ボリュームを設定します。この機能により、一度録音 したソング内のトラック間の音量バランスを調節する ことができます。
! カーソルをチャンネル表示に合わせ、ジョグダイ
アルか+1/YES、-1/NOキーでボリュームを調節 したいチャンネルを選びます。
" カーソルをボリューム表示に合わせ、ジョグダイ
アルか+1/YES、-1/NOキーでそのチャンネルの ボリューム値を設定します。
# 上記の !、"を繰り返し、各チャンネル単位でボ
リュームを設定します。
チャンネル
VolCh= 1
ボリューム
SONG
= 95
MISC. CYMBAL SNARE KICK
7 PanCh(チャンネルパン)
現在選んでいるソング内の各 MIDI チャンネルのパン (音のステレオ定位)を設定します。ステレオ出力する 場合に、各チャンネルのサウンドが左右のどの辺から 鳴るようにするかを決めることができます。この機能 により、一度録音したソング内のトラック間のステレ オ定位を調節することができます。なお、チャンネル 10 のドラムキットのパンはドラムキットボイスエ ディットモードの 3 ページ目の画面(取説 P.54)で行 いますので、ここではチャンネル 1 〜 9、11〜 16 が 設定の対象となります。
! カーソルをチャンネル表示に合わせ、ジョグダイ
アルか+1/YES、-1/NOキーでパンを調節したい チャンネルを選びます。
" カーソルをパン表示に合わせ、ジョグダイアルか
+1/YES、-1/NOキーでそのチャンネルのパンを 設定します。
# 上記の !、"を繰り返し、各チャンネル単位でパ
ンを設定します。
チャンネル
□設定できる値
チャンネル 1 〜 16 に対してそれぞれ以下の値を設 定することができます。 0 〜 127
パン
□設定できる値
チャンネル 1 〜 9、11〜 16 に対してそれぞれ以下 の値を設定することができます。 L64(左端)〜 L1、center(中央)、R1 〜 R63(右端)
PanCh= 1
SONG
= center
MISC. CYMBAL SNARE KICK
5
DTXVersion2システムアップグレードインフォメーションガイド
ユーティリティモード
9 MaToAux(メイン出力から補助出力へ)
OUTPUTL/MONO、R 端子からのメイン出力と同 じオーディオ信号を、AUXOUTL/R端子からも出力 させることができます。この機能を使えば、演奏者だ けがクリック(メトロノームサウンド)が加わった音を 聴いて演奏することが可能です。たとえば、DTX を 使ったライブパフォーマンスを行う時に、この機能で 両方の出力を同じオーディオ信号にし、OUTPUTL/ MONO、R 端子を演奏者用(ヘッドフォン用)に、AUX OUTL/R 端子を視聴者用にするとします。この時、 33 ページ目の ClickOut の設定(取説 P.123)で mainL+R を選び、クリックのメトロノームサウンド は OUTPUTL/MONO、R 端子だけに出力されるよ うにします。このようにして視聴者用のオーディオ信 号にはクリックを混ぜずに、演奏者用の信号と分けて 出力させることが可能です。この機能は同様にレコー ディング等で使っても効果的です。
ジョグダイアルか +1/YES、-1/NO キーで ON/OFF を設定します。on を設定すると、ボイス単位の出力先 の設定(取説 P.58 ) が無効となり、OUTPUT L/ MONO、R 端子と AUXOUTL/R 端子から同じオー ディオ信号が出力されます。offを設定すると、通常の 出力となり、ボイス単位での設定に従って出力されま す。
10 IncFunc(インクファンクション)
特定のインプットに接続したパッドの機能を、パッド ファンクション(取説P.45)での設定に関係なく、常に Incスイッチとして機能させることができます。Incス イッチに設定すると、ドラムキットモードでは、次の ドラムキットナンバーを選んだり、チェーンモードで はステップを1つ進めるスイッチとしてパッドを使用 することができます。
ジョグダイアルか+1/YES、-1/NOキーでIncスイッ チとして使用したいインプットの番号を選択します。 選んだインプットのパッドはInc スイッチとして機能 します。また、"--" を選ぶと、パッドファンクション(取 説 P.45)で設定した機能が有効になります。
Inc Func
input=--
MISC. CYMBAL SNARE KICK
□設定できる値
--、1 〜 12
MISC. CYMBAL SNARE KICK
□設定できる値
off、on
MaToAux
= off
6
DTXVersion2システムアップグレードインフォメーションガイド
11 DecFunc(デックファンクション)
特定のインプットに接続したパッドの機能を、パッド ファンクション(取説P.45)での設定に関係なく、常に Decスイッチとして機能させることができます。Dec スイッチに設定すると、ドラムキットモードでは、前 のドラムキットナンバーを選んだり、チェーンモード ではステップを1つ戻すスイッチとしてパッドを使用 することができます。
ジョグダイアルか +1/YES、-1/NO キーで Dec ス イッチとして使用したいインプットの番号を選択しま す。選んだインプットのパッドはDecスイッチとして 機能します。また、"--" を選ぶと、パッドファンクショ ン(取説 P.45)で設定した機能が有効になります。
Dec Func
input=--
MISC. CYMBAL SNARE KICK
□設定できる値
--、1 〜 12
34 PlyClick(プレイクリック)
DTXのスタート/ストップボタンで、クリックのメト ローノームサウンドを鳴らしたり、止めたりできるよ うにすることができます。たとえば、パターンやソン グの演奏/録音のスタートと同時にクリックを鳴らす ことができますので、クリックとカウント機能(取説 P.123)を一緒に使うときに便利です。なお、この機 能の ON/OFF に関係なく、CLICK キーの機能は常に 有効です。
ジョグダイアルか +1/YES、-1/NO キーで ON/OFF を設定します。on を設定すると、スタート/ストップ ボタンでクリックのスタート/ストップができます。 off の場合、通常の動作となり CLICK キーの機能だけ が有効となります。
PlyClick
= off
MISC. CYMBAL SNARE KICK
□設定できる値
off、on
18 SendHH(ハイハットコントロールチェンジ送信)
リアパネルのH.HATCONTROL端子に接続したフッ トコントローラーによって、コントロールチェンジ データを外部に送信するかどうかを設定します。この 設定により外部への MIDI データを節約することがで きます。ここでの設定に関係なく、DTXの内部音源に 対しては、常にコントロールチェンジが送信されます。 なお、ハイハットコントロールの機能や送信するMIDI コントロールチェンジデータの種類は、ドラムキット トリガーエディットモードの 22、23ページ目の FC Func や FCMIDI(取説 P.47)で設定します。
ジョグダイアルか +1/YES、-1/NO キーで ON/OFF を設定します。on を設定すると、外部へコントロール チェンジデータを送信します。offの場合、外部への送 信は行いません。
Send HH
Ctrl= on
MISC. CYMBAL SNARE KICK
□設定できる値
off、on
7
DTXVersion2システムアップグレードインフォメーションガイド

マイナーチェンジ部分に関する説明

○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
マイナーチェンジに関しては、すでに取扱説明書の説明に反映されていますので、ここでは簡単なご紹介だけにさせていただきます。
ドラムキットトリガーエディトモード
11 Note=(ノートナンバー 1to5):(取説 P.40)
設定できる値の MIDI ノートナンバーに skp(skip)の 値が加わりました。キーオンモード(取説P.43)の設定 を alter、alterMN にしている場合、特定のノートを 飛ばして鳴らさなくすることができます。
12 Note=(ゲートタイム):(取説 P.42)
キーオンモード(取説P.43)の設定にかかわらず、5つ のノートにそれぞれ異なるゲートタイムの値を設定す ることができます。
16 RIMKeyOn(リムキーオン):(取説 P.44)
リムキーオンモードにwithPadが加わりました。この withPadを設定しておくと、リムを叩いた時にリムの ボイスと同時にパッドのボイスも鳴ります。
ドラムキットボイスエディットモード
3 PAN(パン):(取説 P.54)
設定できる値の 0(中央)表示が、center(センター)と スペルアウトされるようになりました。
ソングレコードモード
録音前の準備:(取説 P.100)
プリセットソングを選んだままの状態でレコードボタ ンを押しても、空のユーザーソングが自動的に選ばれ るようになりました。
ソングジョブモード
5 Pgm Ch(各チャンネルのボイス設定):(取説
P.110)
このページの画面表示が変更されました。また、それ に伴い設定操作が少し変わりました。機能の内容その ものは変わっていません。
ユーティリティモード
基本操作:(取説 P.112)
UTILITYキーを押すと、現在のカテゴリーのタイトル ページ(最初のページ)に戻れるようになりました。他 のカテゴリーのページを選びたいときに便利です。
43 Program(プログラム):(取説 P.126)
パターンレコードモード
録音前の準備:(取説 P.81)
プリセットパターンを選んだままの状態でレコードボ タンを押しても、空のユーザーパターンが自動的に選 ばれるようになりました。
パターンジョブモード
6 Pgm=(コード/ベース/リズムトラックのボイ
ス設定):(取説 P.92)
このページの画面表示が変更されました。また、それ に伴い設定操作が少し変わりました。機能の内容その ものは変わっていません。
パート10 以外のパートにもドラムキットを設定する ことができるようになりました。
8
DTXVersion2システムアップグレードインフォメーションガイド
DTX に関する FAQ(FrequentlyAskedQuestion)
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
ここでは、すでに DTX をご利用いただいているユーザーの方からよく尋ねられる疑問点(FAQ)に関して、いくつかの注意点や解決方法をまとめ てあります。

DTX と各パッドの結線のしかた(スタンダードセット)

78
1
34
DTX リアパネル
9
6
2
)
5
ステレオプラグ モノラルプラグ
TP80S
PCY80S
HH80
TP80
PCY80
KP80
! DTXドラムトリガーモジュール本体(電源アダプターPA-1207)
" スネア(TP80S)
TP80S の箱に入っているステレオケーブルを使って、1SNARE へ接続してください。 *プラグの形状がL 字型の方をTP80Sへ接続してください。(以 下同様)
# タム 1(TP80)
TP80 の箱に入っているモノラルケーブルを使って、2TOM1 へ接続してください。
$ タム 2(TP80)
TP80 の箱に入っているモノラルケーブルを使って、3TOM2 へ接続してください。
% タム 3(TP80)
TP80 の箱に入っているモノラルケーブルを使って、4TOM3 へ接続してください。
& ハイハット用(TP80)
TP80 の箱に入っているモノラルケーブルを使って、8H.HAT へ接続してください。
' サイドシンバル(PCY80S)
PCY80Sの箱に入っているステレオケーブルを使って、7CRASH へ接続してください。
( トップシンバル(PCY80)
PCY80 の箱に入っているモノラルケーブルを使って、6RIDE へ 接続してください。
) ハイハットコントローラー(HH80)
HH80 の箱に入っているステレオケーブルを使って、H.HAT CONTROL へ接続してください。
* キックパッド(KP80)
KP80 の箱に入っているモノラルケーブルを使って、10/9KICK へ接続してください。
*取扱説明書の 9 ページにも接続例の説明があります。
9
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