Sony HDVF-700A User Manual

HD ELECTRONIC VIEWFINDER
HDVF-700A
電気製品は、安全のための注意事項を守らないと、火災 や人身事故になることがあり、危険です。
このオペレーションマニュアルには、事故を防ぐための重要な注意事項と製 品の取り扱いかたを示してあります。このオペレーションマニュアルをよく お読みのうえ、製品を安全にお使いください。お読みになったあとは、いつ でも見られるところに必ず保管してください。
OPERATION MANUAL
[Japanese/English]
1st Edition (Revised 1)
目次
警告 ................................................................................................................
注意 ................................................................................................................
概要 .....................................................................................................................
各部の名称と働き ...............................................................................................
カメラに取り付ける ............................................................................................
位置を調節する ─チルティング操作 .................................................................
画面を調整する ...................................................................................................
アクセサリーを取り付ける ..............................................................................
仕様 ..................................................................................................................
2(J) 2(J) 3(J) 4(J) 6(J) 8(J)
9(J) 10(J) 12(J)
日 本 語
1(J)
下記の注意を守らないと、
火災感電により死亡大けがにつながることがあります。
分解しない、改造しない
分解したり、改造したりすると、感電の原因となります。 ビューファインダー内部の調整や点検を行う必要がある場合は、必ずソニー のサービス担当者にご依頼ください。
内部に水や異物を入れない
水や異物が入ると火災の原因となります。 万一、水や異物が入ったときは、すぐにカメラの電源を切り、接続コードを 抜いて、ソニーのサービス担当者または営業担当者にご相談ください。
下記の注意を守らないと、
けがをしたり周辺の物品に損害を与えることがあります。
油煙、湯気、湿気、ほこりの多い場所では設置•使用しない
上記のような場所で設置・使用すると、火災や感電の原因となります。
ビューファインダーの取り付けは確実に行う
ビューファインダーは確実に固定してください。正しく取り付けられていな いと、落下してけがの原因となることがあります。
2(J)
安全のために
電気製品はまちがった使い方をすると、火災や感電などにより死亡や大けが など人身事故につながることがあり、危険です。 事故を防ぐために次のことを必ずお守りください。
安全のための注意事項を守る
2(J)ページの注意事項をよくお読みください。
定期点検を実施する
長期間安全に使用していただくために、定期点検を実施することをおすすめ します。点検の内容や費用については、ソニーのサービス担当者または営業 担当者にご相談ください。
故障したら使用を中止する
ソニーのサービス担当者または営業担当者にご連絡ください。
万一、異常が起きたら
1 カメラの電源を切る。
異常な音、
におい、煙 が出たら 落下させた
,
2 接続コードを抜く。 3 ソニーのサービス担当者または営業担当者に修
理を依頼する。
警告・注意表示の意味
このオペレーションマニュアル および製品では、次のような表 示をしています。表示の内容を よく理解してから本文をお読み ください。
この表示の注意事項を守らない と、火災や感電などにより死亡 や大けがなど人身事故につなが ることがあります。
この表示の注意事項を守らない と、けがをしたり周辺の物品に 損害を与えることがあります。
注意を促す記号
炎が出たら
すぐにカメラの電源を切り、消火する。
,
行為を禁止する記号
行為を指示する記号
概要
HDエレクトロニックビ ューファインダーHDVF-700Aは、ソニーハイ
ビジョンカラーカメラ用 の 7 インチ白黒ビューファインダーです。
本機には以下のような特長があります。
マルチスキャン
カメラからの制 御 信号により、これまでの 60iに加えて、24PsF や
50iなどの各種フォーマットに 対 応します。
表示が可能
16:9
カメラコントロールユニットな どの外部機器からの操作により、画面 を16:9または4:3表示に切り換えられます。
高解像度
高性能ブラウン管を採用し、水平解像度800本以上の高解像度を 実現しています。
安定した画像
タリーランプ
タリー信 号によって点灯する2系統(レッドおよび グリーン) のタリーラ ンプを備えています。
優れた操作性
高さを 3 段 階 に設定でき、チルティング角度は、最大上方向に60° 下方向に50°まで変えることが できます。
防滴構造
多少の雨にも耐えられる防滴構造により、戸外での撮影にも適して います。
スタジオ用屋内フードおよびOB用屋外フードを 取り付け可能
堅牢で操作性のよいスタジオ用屋内フード(付属)と、遮光性に優 れているOB用屋外フード(別売り)を 取り付けることが できます 。
高圧安定回路により、画面の明るさに関係なく、ひずみの少ない 安定した画像が得られます。
連続可変ピーキング補正
連続可変ピーキング補正回路により、シャープな画像が 得られ 、カ
メラ のピント合わせが容易です。
省エネルギー設計
入力電圧の許容範囲が広く(10.5 〜 17V)、しかも低消費電力 (33W)です。
3(J)

各部の名称と働き

7 グリーンタリーランプ
1
PEAKING
2
PEAKING
3 フリクション調節ノブ
リフトロック解除ノブ
4
5
POWER
6 ランプ
qf 外部タリーランプ
つまみ
スイッチ
スイッチ
前面
後面
8
BRIGHT
ロックレバー
9
0
CONTRAST
qa
TALLY ON/OFF
qs
BATT
qd レッドタリーランプ
つまみ
つまみ
ランプ
スイッチ
qg 外部タリー光量調節ボリューム
qh カメラ端子
qj マウントウェッジ
4(J)
底面
1
PEAKING(
PEAKINGスイッチ 2がONのとき、画像の輪郭を補正できます。 右に回すと補正量が多くなります。調整可能範囲は0〜18dB で す。
2
PEAKING(
PEAKINGつまみ1 の機能をコントロールします。
ピーキングを補正できる。
ON
PEAKINGつまみ1が働かなくなり、補正量が0になる。
OFF
3
フリクション調節ノブ
チルティング操作のフリクションを 希望の度合いに調節します。
4 リフトロック解除ノブ
このノブを引っ張っりながら、本機の高さを調節します。高さを、標
準位置(低位置)、最高位置または中間位置に調節してノブを離す
と、本 機はその高さに固定されます。
ピーキング調整)つまみ
ピーキング調整)スイッチ
1)
0
CONTRAST(
画面のコントラストを調節します。
qa
TALLY ON/OFF(
外部タリーランプ qfをコントロールします。
タリーランプ が機能する。
ON
タリーランプ が機能しない(レッドタリー 信 号 が カメラに 供
OFF
給され ても、点灯しません)。
qs
BATT (
カメラに 接 続した バッテリーの電圧が下がると点滅します。バッテ リー が使用できなくなると点灯します。
動作中断を防ぐため、バッテリーが点滅を開始した時点で、すば やくバッテリーを交換してください 。
◆点滅を開始する電圧を、カメラ側で設定することができます。詳しくは、 使用しているカメラのマニュアルをご 覧ください 。
コントラスト調整)つまみ
タリーオン/オフ)スイッチ
バッテリー)ランプ
1)
5
POWER(電源)
カメラから本機への電源供給をON/OFFします。
6
(注意)
カメラがある特定 の 状 態になったとき点 灯します。どの状態で点灯 させるかは、カメラで設定できます。
◆ラする条 件を設 定/ 確認する方法については、使用して いるカメラのマ ニュアルをご覧ください。
7 グリーンタリーランプ
カメラにグリーンタリー 信 号 が供給されると点灯(緑)します。
8
BRIGHT(
画面の明るさ(輝度)を調節します。
9
ロックレバー
本機を希望の角度に固定するレバーです。レバーをカメラのレンズ 側に倒すと固定され、手前に倒すと、フリクション調節ノブ 3で調 整されたフリクションで角度を調節できます。
スイッチ
ランプ
2)
明るさ調整)つまみ
1)
qd レッドタリーランプ
カメラにレッドタリー 信 号 が供給されると点灯(赤)します。
qf
外部タリーランプ
カメラにレッドタリー 信 号 が供給されると点灯(赤)します。0から9ま
でのナンバープレート( 付属)を取り付けて、カメラの番 号を表示で
きます。
外部タリー光量調節ボリューム
qg
調整用ドライバーなどを差し込んで光量を調整できます。右方向に 回すと明るくなり、左方向に回すと暗くなります 。
カメラ端子
qh
カメラのビューファインダー端子と接続します。
qj
マウントウェッジ
本機をカメラに取り付けるとき、カメラ上面のV字型溝にはめます。
(D-sub 25ピン)
2)
..............................................................................................................................................................................................................................................................
1) これらのつまみによる調整はカメラ映 像出力には影 響しません。
2) このランプの明るさは、本機内部のつまみで調整できます。操作につい ては、ソニーのサービス担当者にご依頼ください。
5(J)

カメラに取り付ける

本機をカメラ上面のパンベース受け台(下図)に取り付けます。
ご注意
本機をカメラに取り付け/ 取り外しするときは 、かならず本機を標 準位置(最低位置)にロックしてください。
ビューファインダーを取り付ける前に、カメラの パンベース受け台 のVF端子が、カメラのコントロールパネルを基 準にして時計回り に90゜の向きになっていることを確認してください。
パンベース
マウントウェッジ
カメラ端子
本機底面
突起部
◆本機の位置を変える方法については、「位置を調節する―チルティング 操作」(8(J)ページ)の手順をご覧ください。
端子
VF
字型溝
V
ロック解除つまみ
パンベース受け台
パンニングロックレバー
ビューファインダー取り付け部
(カメラ上面)
1 マウントウェッジを V 字型溝に、突起部
をパンベース受け台の左右の溝に合
わせて、本機をパンベース受け台に 乗せる。
2 本機の取っ手を持って、本機を押す。
カメラ端子が、VF端子に接続されま
す。
ビューファインダー取り付け機構
突起部
マウントウェッジ
字型溝
V
パンベース受け台
カメラのコントロールパネル側
6(J)
カメラのコントロールパネル側
取り外すときは
ご注意
ビューファインダーを取り外す前に、カメラのパンニングロックレ
バーを解除し、ビューファインダーをカメラのコントロールパネルを 基 準にして時計回りに 90゜回転させてください。この位 置 でないと、
ビューファインダーを 取り外すことができません。
ロック 解除つまみを押し込んだまま、本機の取っ手を持って本機を
引き上げ、取り外します。
ロック解除つまみ
カメラのコントロールパネル側
パンニングロックレバー
7(J)
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