ご購入いただいたモデルによっては、下記以外にもマニュアルが添付されて
いる場合があります。『はじめにお読みください』の「8 マニュアルの使用方
法」でご確認ください。
◆添付品の確認、本機の接続、Windows XP のセットアップ
『はじめにお読みください』
◆ 本機を安全に使うための情報
『安全にお使いいただくために』
◆ 本機の各部の名称・機能、システム設定(BIOS 設定)
『活用ガイド ハードウェア編』(電子マニュアル)
◆ 本機の機能を拡張する機器の取り付け方
『活用ガイド ハードウェア編』(電子マニュアル)
◆ 本機にインストール/添付されているアプリケーションの削除/追加、他
のOS のセットアップ
『活用ガイド ソフトウェア編』(電子マニュアル)
◆ トラブル解決方法
『活用ガイド ソフトウェア編』(電子マニュアル)
◆ 再セットアップ方法
『活用ガイド 再セットアップ編』
◆ 選択アプリケーション(ワードプロセッサ/表計算ソフトウェア)の利用方法
Microsoft® Office Personal 2007、Microsoft ® Office Personal 2007
with Microsoft
Professional 2007があり、マニュアルが添付されています。ご使用のモデ
ルによって異なります。
◆ パソコンに関する相談窓口、保証期間と保証規定の詳細内容およびQ&A 、
有償保守サービス、お客様登録方法、NEC の「ビジネスPC 」サイトのご
案内
『保証規定&修理に関するご案内』
®
Office PowerPoint® 2007、Microsoft ® Office
Microsoft関連製品の情報について
次のweb サイト(Microsoft Press )では、一般ユーザー、ソフトウェア開発者、技術
者、およびネットワーク管理者用に、Microsoft 関連製品を活用するための書籍やトレー
ニングキットなどが紹介されています。
http://www.microsoft.com/japan/info/press/
はじめに
このマニュアルは、フォル ダ やファイル、ウィンドウなど、 Windows の
基本操作に必要な用語とその意味を理解していること、また、それらを
操作するためのマウ スの基本的な 動作がひと通りでき、Windowsもし
くは添付のアプリ ケー ションのヘルプ を 使って操作方法を理解、解決
できることを前提に本機固有の情報を中心に書かれています。
もし、あなたがパソコ ンに初めて触れるのであれば、上記の基本事
項を関連説明書などでひと通り経験してから、このマニュアルを ご利
用になることをおすすめします。
選択アプリケーション、本機の仕様については、お客様が選択でき
るよう になっているため、各モデルの仕様に合わ せ てお読みください。
仕様についての詳細は、『はじめにお読みください』の「10 付録 機能
一覧」をご覧く だ さい。
2009 年 5 月 初版
このマニュアルの対象機種について
このマニュアルの対象機種は、次のタイプおよび型番です。
型番の「*」の箇所には、PC98-NXシリーズ VersaPro の場合は「Y 」、PC98-NXシリーズ
VersaPro Jの場合は「J」の文字が入ります。
PC98-NXシリーズ VersaPro
PC98-NXシリーズ VersaPro J
タイプVA V*25A/A-7、V*22M/A-7
タイプVF V*25A/F-7、V*22M/F-7、VJ25A/FS-7、VJ22M/FS-7
型番の調べ方、読み方については、『は じめにお読みください』をご覧く ださい。
また、マニュアル中の説明で、タイプ名や型番を使用している場合があります。
このマニュアルの表記について
◆このマニュアルで使用している記号
このマニュアルで使用している記号や 表記には、次のような意味があります。
してはいけないことや、注意していただきたいことを説明し て いま
す。よく読んで注意を守ってください。場合によっては、作ったデータ
の消失、使用しているアプリケーションの破壊、パソコンの破損の可
能性があります。
利用の参考となる補足的な情報をまとめています。
マニュアルの中で関連する情報が書かれているところを示してい
ます。
◆このマニュアルで使用している表記の意味
本機、本体 このマニュアルの対象機種を指します。
特に周辺機器などを含まない対象機種を指す場合、「本体」と表
記します。
DVD/CD ドライ ブ DVD-ROMドライ ブ、CD-R/RW with DVD-ROMドライ ブ、または
DVDスーパー マルチドライブを指しま す。書き分ける必要のある場合
は、そのドライ ブの種類を記載します。
DVD-ROMモデル DVD-ROMドライ ブを内蔵しているモデルを指しま す。
CD-R/RW with CD-R/RW with DVD-ROMドライブを内蔵しているモデルを指し
DVD-ROMモデル ます。
DVD
スーパーマルチ
モデル
4
DVDスーパーマルチドライ ブを内蔵しているモデルを指し ます。
DVD/CD モデル DVD-ROMドライ ブ、CD-R/RW with DVD-ROMドライ ブ、または
DVDスーパーマルチドライ ブを内蔵しているモデルを指し ます。
FDD モデル フロ ッピーディスク ドライ ブを添付しているモデルを指します。
無線LAN モデル IEEE802.11a(5GHz )、IEEE802.11b/g(2.4GHz )および
IEEE802.11n Draft 2.0 (2.4/5GHz )の規格に対応し た無線 LAN
インタ ーフ ェ イス を内蔵しているモデルを指します。
BIOS セット アップ 本文中に記載されているBIOSセットアップユーティ リティは、画面上
ユーティリティ では「Phoenix SecureCore(tm) Setup Utility 」と表示されます。
「アプリケー ション
CD-ROM 」
「スタート」ボタン→
「終了オプション」
「スタ ート」ボタ ン→
「すべてのプログ ラ ム」
→「ア クセサリ」→
「メ モ帳」
【 】 【 】で囲んである文字はキーボードのキーを指し ます。
『 』 『 』で囲んである文字は、マニュアルの名称を指します。
「アプ リケーシ ョン CD-ROM/マニュアル CD-ROM」を指します。
Windows XPでログオンやログオフの方法を変更して いる場合は、
「終了オプション」のメ ニュ ーが異なります。このマニュアルでは「よ
うこそ画面」を使用 している場合を例に説明してい ます。
「スタート」ボタン をクリックし、 表示されたポップアップメニューから
「すべてのプログラム」を選択し、横に表示さ れ る サ ブメニュー から
「アクセサリ」→「メモ帳」を順に選択する操作を指します。
【Ctrl 】+【Y 】と表記してある場合は、【Ctrl 】キー を押したまま【Y 】
キーを押すこ と を指し ます。
5
◆このマニュアルで使用しているアプリケーション名などの正式名称
本文中の表記 正式名称
Windows、 Microsoft
Windows XP、 日本語版 Service Pack 3
Windows XP
Professional
インターネット Windows
エクスプローラ
Outlook Express Microsoft
Windows Media Player
ウ イルス バスター ウイルス バスター
WinDVD for NEC InterVideo
◆このマニュアルで使用しているイラスト、画面、記載内容について
・本機のイラストや記載の画面は、モデルによ っ て異な ることが あります。
・本書に記載の画面は、実際の画面とは多少異なることがあります。
◆デバイス マネージャの開き方
Microsoft® Windows Media® Player 9
「スタート」ボタン→「コ ントロール パネル」をクリッ ク
1
「パフ ォ ーマンス とメンテナンス」の「システム」をク リ ック
2
®
Windows® XP Professional operating system
®
Internet Explorer® 7
®
Outlook® Express 6.0
TM
2009
®
WinDVD® for NEC
「ハードウ ェ ア」タブをクリック し、「デバイス マネー ジ ャ」
3
ボタンを クリッ ク
「デバイス マネ ー ジ ャ」が表示されます。
6
ご注意
(1 )本書の内容の一部または全部を無断転載することは禁じられています。
(2 )本書の内容に関しては将来予告なしに変更することがあります。
(3 )本書の内容については万全を期して作成いたしましたが、万一ご不審な点や誤り、記載もれなどお
気づきのことがありましたら、ご購入元、NEC 121コンタク ト センターへご連 絡ください。落丁、乱丁本
は、お 取り替えいたします。ご購 入元までご連絡ください。
(4 )当社では、本装置の運用を理由とする損失、逸失利益等の請求につきましては、(3 )項にかかわら ず
いかなる 責任も負いかねますので、予めご了承 ください。
(5 )本装置は、医療機器、原子力設備や機器、航空宇宙機器、輸送設備や機器など、人命に関わる設備
や機器、および高度な信頼性 を必要とする設備や機器などへの組み込みや制御等の使用は意図さ
れておりません。これら設備や機器、制御システムなどに本装置を使用され、人身事故、財産損害な
どが生じても、当社はいかなる責任も負いかねます。
(6 )海外における保守・修理対応は、海外保証サービス[NEC UltraCare
対象機種に限り、当社の定めるサービス対象地域から日本への引取修理サービスを行います。
サービスの詳細や対象機種については、以下のホームページをご覧く ださ い。
http://121ware.com/navigate/rescue/ultracare/jpn/index.html
(7 )本機の内蔵ハードディスクにイ ンストールされ て いるWindows は本機でのみ ご使用ください。また、本
機に添付のCD-ROM、フロ ッピーディスクは、 本機のみでしかご利用に なれません(詳細は「ソフトウェ
アのご使用条件」および「ソフトウェア使用条件適用一覧」をお読みください)。
(8 )ソフ トウェアの全部または一部を著作権の許可なく複製したり、複 製物を頒 布したりすると、著作権の
侵害となります。
(9 )ハードウェアの 保守 情報をセーブして います。
(10 )本書に記載されている内容は、このマニュア ルの制作時点のものです。お問い合わせ先の窓口、住
所、電話番号、ホームページの内容やア ド レスな どが変更されている場合があり ます。あらかじめご 了
承く ださい。
Microsoft、MS-DOS、Windows、Outlook、Windows Mediaおよび Windowsのロゴは、米国
Microsoft Corporationの米国およびそ の他の国における商標または登録商標です。
インテル、Intel、Celeron、Intel SpeedStep、インテル Core およびPentium はアメリ カ 合衆国およびそ
の他の国におけるインテルコーポレーションまたはその子会社の商標または登録商標です。
TRENDMICRO、およびウイルスバスタ ー はトレン ドマイクロ株式会社の登録商標です。
Phoenixは、Phoenix Technologies Ltd.の登録商標です。
Roxio Creator、およびBackOnTrackは、米国Sonic Solutions社の商標または登録商標です。
Corel、InterVideo、WinDVDは Corel Corporationおよびその関連会社の商標または登録商標です。
( C) 2009 Corel Corporation. All Rights Reserved.
Photo CD portions copyright Eastman Kodak Company 1995
PS/2は IBMが所有している商標です。
DeviceProtectorおよび SecureRedirectorは NECパーソナルプロダクツ株式会 社の登録商 標です。
WebSAMは日本電気株式会社の登録商標です。
その他、本マニュアルに記載されている会社名、商品名は各社の商標または登録商標です。
SM
International Service]
©NEC Corporation、 NEC Personal Products, Ltd. 2009
日本電気株式会社、NECパーソナルプロダクツ株式会社 の許可なく 複製・ 改変などを行う ことは できま
せん。
7
■輸出に関する注意事項
本製品(ソフトウェアを含む )は日本国内仕様であり、外国の規格等には準拠していません。
本製品を日本国外で使用された場合、当社は一切責任を負いかねます。
また、当社は本製品に関し海外での保守サービスおよび技術サ ポート等は 行って いません。(ただ し、海外保証サー
ビス[NEC UltraCare
SM
International Service ]対象機種については、日本への引取修理サービスを実施致
します。)
本製品の輸出(個人による携行を含む)については、外国為替及び外国貿易法に基づいて経済産業省の許可が
必要となる場合があります。
必要な許可を取得せずに輸出すると同法により罰 せられます。
輸出に際しての許可の要否については、ご購入頂いた販売店または当社営業拠点にお問い合わせください。
■Notes on export
This product(including software)is designed under Japanese domestic specifications and does not
conform to overseas standards.NEC
from use of this product outside Japan.NEC
※1
will not be held responsible for any consequences resulting
※1
does not provide maintenance service nor technical
support for this product outside Japan.(Only some products which are eligible for NEC UltraCare
International Service can be provided with acceptance service of repair inside Japan.)
Export of this product(including carrying it as personal baggage)may require a permit from the
Ministry of Economy, Trade and Industry under an export control law.Export without necessary
permit is punishable under the said law.Customer shall inquire of NEC sales office whether a
permit is required for export or not.
※1:NEC Corporation、NEC Personal Products, Ltd.
8
SM
PART
1
..............................................................
各部の名称 ....................................................................................14
タイプVA ........................................................................................... 14
タイプVF ........................................................................................... 16
各部の説明 ....................................................................................... 18
表示ランプ ........................................................................................ 21
電源 ............................................................................................... 23
電源の状態 ....................................................................................... 23
電源の入れ方と切り方....................................................................... 24
省電力機能について ......................................................................... 25
省電力機能使用上の注意 ................................................................. 26
スタンバイ状態 ................................................................................. 28
休止状態 ........................................................................................... 29
省電力機能の設定 ............................................................................ 31
電源の自動操作 ................................................................................ 33
Intel SpeedStep® テクノロジー ........................................................ 34
ECOモード機能 ............................................................................. 35
モードを切 り替える ............................................................................ 35
ECOモード機能の設定...................................................................... 36
バッテリ .........................................................................................38
バッテリパックについて ..................................................................... 38
使用上の注意.................................................................................... 39
バッテリの使い方と設定 .................................................................... 39
充電のしかた..................................................................................... 41
バッテリリ フレッシュ .......................................................................... 42
バッテリパックの交換 ........................................................................ 44
バッテリ・リフレッシュ&診断ツール .................................................... 50
キーボード ..................................................................................... 54
キーの名称 ........................................................................................ 54
キーの使い方 .................................................................................... 56
キーボードの設定 .............................................................................. 58
ワンタッチスタートボタン ............................................................... 59
ワンタッチスター トボタンを使う ........................................................ 59
ワンタッチスター トボタンの設定 ....................................................... 60
NXパッ ド ........................................................................................64
各部の名称と役割 ............................................................................. 64
NXパッドの使い方 ............................................................................ 65
NXパッドの設定 ................................................................................ 67
NXパッドドライバ の ア ンインストール ............................................... 68
NXパッドドライバの再インストール ................................................... 70
13
9
ハードディスク ............................................................................... 72
使用上の注意.................................................................................... 72
ハードディスクのメンテナンス .......................................................... 72
フ ロッピーディスクドライブ ............................................................73
使用上の注意.................................................................................... 73
フ ロッピーディスクドライブの取り付け .............................................. 74
各部の名称と役割 ............................................................................. 74
使用できるフロッピーディスクの種類 ................................................ 74
フロッピーディスクの内容の保護 ...................................................... 75
DVD/CDドライ ブ ...........................................................................76
使用上の注意.................................................................................... 76
各部の名称と役割 ............................................................................. 77
使用できるディスク........................................................................... 78
読み込みと再生 ................................................................................. 79
書き込みとフ ォ ーマ ット ...................................................................... 81
非常時のディスクの取り出し方 ......................................................... 82
液晶ディスプレイ...........................................................................83
使用上の注意.................................................................................... 83
画面表示の調整 ................................................................................ 84
表示できる解像度と表示色 ............................................................... 85
バーチャ ルスクリーン ........................................................................ 87
デュアルディスプレイ機能 ................................................................ 88
ディスプレイス トレッチ 機能 ............................................................... 90
画面出力先切替ツール ..................................................................... 91
サウンド機能 .................................................................................. 94
音量の調節 ....................................................................................... 94
機器の接続について ......................................................................... 96
音楽CD 再生時の設定 ....................................................................... 96
マイ ク の設定..................................................................................... 98
LAN(ローカルエリアネ ットワーク)..................................................99
LANへの接続 .................................................................................... 99
運用上の注意 .................................................................................. 100
LANの設定 ...................................................................................... 101
リモート パワーオン機能(Remote Power On 機能)の設定............... 103
ネッ ト ワーク ブート機能(PXE 機能).................................................. 106
無線LAN 機能............................................................................... 107
使用上の注意.................................................................................. 107
無線LAN 製品ご使用時におけるセキュリティに関するご注意 ......... 107
本機で設定できるセキュリティ ........................................................ 109
無線LAN 製品との接続 .....................................................................110
無線LAN 機能のオン/オフ..............................................................110
10
無線LAN の設定 ............................................................................... 110
セキ ュリティ機能/マネジメント機能 ............................................ 111
セキュリ ティ 機能/マネ ジメント機能について ................................. 111
セキュリテ ィ機能 ..............................................................................112
マネジメント機能 ..............................................................................118
PART
2
............................................................
周辺機器利用上の注意 ................................................................ 120
接続前の確認.................................................................................. 120
プラグ& プレイについて .................................................................. 121
デバイスドライバのインストール ..................................................... 121
周辺機器の取り外しと再接続 .......................................................... 122
接続できる周辺機器 .................................................................... 123
本体に接続できる周辺機器一覧 ..................................................... 123
メモリ ...........................................................................................126
取り付け前の確認............................................................................ 126
メモ リの取り付け ............................................................................. 127
増設したメモリの確認 ...................................................................... 131
メモ リの取り外し .............................................................................. 132
マウス .......................................................................................... 134
マウスを使用する............................................................................ 134
マウスの設定方法 ........................................................................... 135
NX パッ ドのみを使用する設定に戻す .............................................. 137
外部ディスプレイ.........................................................................139
外部ディスプレイの接続 ................................................................. 139
プロジェクタの接続 ......................................................................... 140
表示するディスプレイの変更 .......................................................... 141
ディスプレイに合わせて本機の設定をする ..................................... 143
PCカー ド .....................................................................................145
使用上の注意 .................................................................................. 145
PCカー ドをセットする/取り出すときの注意 ................................... 146
PCカー ドのセットの しかた ............................................................... 146
PCカー ドの取り出し方 ..................................................................... 147
PCカードの割り込みレベルの設定 .................................................. 147
USBコネクタ................................................................................148
使用上の注意.................................................................................. 148
接続する前に .................................................................................. 149
USB機器の取り付け........................................................................ 150
USB機器の取り外し........................................................................ 150
119
11
PART
3
................................................................
BIOSセットアップユーティ リティについて .................................... 152
BIOSセットアップユーティ リティの起 動 .......................................... 152
BIOSセットアップユーティ リティの基本操作 ................................... 152
BIOSセットアップユーティ リティの終 了 .......................................... 153
工場出荷時の設定値に戻す ............................................................ 154
設定項目一覧 タイプ VA............................................................155
「Main 」メニュー ............................................................................... 155
「Advanced 」メニュー ...................................................................... 156
「Security 」メニュー ......................................................................... 157
「Boot 」メニュー ............................................................................... 161
設定項目一覧 タイプVF ............................................................ 163
「Main 」メニュー ............................................................................... 163
「Advanced 」メニュー ...................................................................... 164
「Security 」メニュー ......................................................................... 165
「Boot 」メニュー ............................................................................... 169
151
12
PART
4
.................................................................................
割り込みレベル ・DMAチャネル ..................................................... 172
割り込みレベルとDMA チャネルについて ........................................ 172
お手入れについて ........................................................................ 174
お手入れを始める前に .................................................................... 174
お手入れのしかた............................................................................ 175
マウスのク リーニング ...................................................................... 176
.................................................................................
171
179
PART
1
本機の外観上 に 見えるものから、内蔵されている機器まで、ハードウェア全般
の機能と取り扱いについて説明しま す。
この章の読み方
順番に読んでいく必要はありません。目的に合わせて該当するページをお
読みください。
この章の内容
各部の名称 ................................................................................................... 14
電源 .............................................................................................................. 23
ECO モード機能........................................................................................... 35
バッテリ ....................................................................................................... 38
キーボード ................................................................................................... 54
ワンタッチスタートボタン .......................................................................... 59
NX パッド ..................................................................................................... 64
ハードディスク ............................................................................................ 72
フロッピーディスクドライブ....................................................................... 73
DVD/CD ドライブ ....................................................................................... 76
液晶ディスプレイ......................................................................................... 83
サウンド機能 ................................................................................................ 94
LAN (ローカルエリアネットワーク)........................................................... 99
無線LAN 機能 ............................................................................................. 107
セキュリティ機能/マネジメント機能 ....................................................... 111
タイプVA
本体の各部の名称と役割について説明しています。
各部の取り扱 い方法や 詳しい操作方法に ついて は、各項目に ある参照ペー
ジをご覧ください 。
◎ 本体前面/右側面
1.液晶ディスプレイ
14
6.NXパッド
2.表示ランプ
9.ライン /ヘッドフォ ン
共用出力
25.音量調節つまみ
21.無線 LAN ON/OFF
スイ ッ チ
各部の名称
26.周辺光センサ
8.マイク入力
※ 1
7.スピーカ
2.表示ランプ
4.ECOボタン
3.電源スイッチ
7.スピーカ
10.盗難防止用ロック
11.USBコネクタ
22. DVD/CDドライ ブ
5.キーボード
※ 1: 無線 LAN モデルのみ
◎ 本体背面/左側面
15.PCカードスロット
1
本
体
の
構
成
各
部
11.USBコネクタ
18.バッテリアンロック
16.DCコネクタ
◎ 本体底面
24.通風孔
20.バッテリパック
24.通風孔
12.外部ディスプレイコネクタ
13.LANコネクタ
17.メモリスロッ ト
24.通風孔
※ 1
14.PCカード
イジェク トボタン
11.USBコネクタ
19.バッテリイジェクトロ ック
※1:メモリスロッ トはカバーを取り外した
内側にあります。
各部の名称
15
タイプVF
◎ 本体前面/右側面
5.キーボード
6.NXパッド
7.スピーカ
2.表示ランプ
21.無線 LAN ON/OFFスイッ チ
23.無線 LANランプ
8.マイク入力
9.ライン /ヘッ ドフォン共用出力
2.表示ランプ
※1
※1
1.液晶ディスプレイ
4.ECOボタン
3.電源スイッチ
11.USBコネクタ
22. DVD/CDドライ ブ
16
7. スピーカ
※1: 無線LANモデルのみ
各部の名称
11.USBコネクタ
◎ 本体背面/左側面
16.DCコネクタ
24.通風孔
◎ 本体底面
11.USBコネクタ
12.外 部ディスプレイコネクタ
13.LANコネクタ
10.盗難防止用ロック
15.PCカードスロット
14.PCカード
イジェク トボタン
1
本
体
の
構
成
各
部
17.メモリスロッ ト
18.バッテリアンロック
20.バッテリパック
19.バッテリイジェクトロ ック
※ 1
24.通風孔
※ 1: メモリスロッ トはカバーを取 り外 した内側にあります。
各部の名称
17
各部の説明
しているかがわか ります。
1. 液晶ディスプレイ
本機のディスプレイです。
詳しく は「液晶ディスプレイ」(p.83 )をご覧く ださい。
2. 表示ランプ
本機の動作状態を表します。
詳しく は「表示ランプ」(p.21 )をご覧く ださい。
3. 電源スイッチ( )
電源のオン/オフや省電力機能を使用するときのスイッチです。
詳しく は「電源」(p.23 )をご覧く ださい。
4.ECOボタン
本機のECO モード機能のモードを切り替えるため のボタンで す。
また、ECOボタンのランプの色で、設定した3 つのモードのうち、どれを使用
詳しく は、「電源」の「ECO モード機能」(p.35 )をご覧く ださい。
5. キーボード
詳しく は「キーボ ード」(p.54 )をご覧く ださい。
6. NXパッド
18
Windows でマウスカーソルの移動やクリックなどの操作をする際に使用し
ます。
詳しく は「NX パッド」(p.64 )をご覧く ださい。
7. スピーカ
内蔵のステレオスピーカです。
8. マイク入力( )
市販のマイクロフォ ンを接 続し、 音声を入力するための端子です。
9. ライン /ヘッドフォン共用出力( )
市販のヘッドフ ォンやオーディオ機器を接続し、音声を出力するため の端子
です。
各部の名称
10. 盗難防止用ロック( )
別売のセキュリティ ケーブルを取り付けることができます。
詳しく は「セキュリティ機能/マネジメント機能」(p.111 )をご覧く ださい。
11.USBコネクタ( )
USB 機器を接続するための端子です。
詳しく は「PART2 周辺機器の利用」の「USB コネク タ」(p.148 )をご覧く ださ
い。
12.外部ディスプレイコネクタ( )
市販のディスプレイやプロジェクタを接 続し、 本機の画面を出力するための
端子です。
詳しく は
「PART2 周辺機器の利用」の「外部ディスプレイ 」(p.139 )
をご覧く
ださい。
13.LANコネクタ( )
LAN (ローカルエリアネット ワーク)に接続するための端子です。
詳しく は「LAN(ロー カルエリアネット ワーク)」(p.99 )をご覧く ださい。
14.PCカー ドイジェクトボタン
PC カー ドを取り出 すときに使 用します。
詳しく は「PART2 周辺機器の利用」の「PC カー ド」(p.145 )をご覧く ださい。
15.PCカー ドスロット
1
本
体
の
構
成
各
部
市販のPC カードをセットするためのスロットで す 。
詳しく は「PART2 周辺機器の利用」の「PC カー ド」(p.145 )をご覧く ださい。
16.DCコネクタ( )
添付のAC アダプタを接続するための端子です。
17.メモリスロット
別売の増設RAM ボードを取り付けるためのスロットで す。
詳しく は「PART2 周辺機器の利用」の「メモリ 」(p.126 )をご覧く ださい。
18.バッテリアンロック
バッテ リパック を取り外すときに使 用します。
詳しく は「バッテリ」(p.38 )をご覧く ださい。
各部の名称
19
19.バッテリイジェク トロック
バッテ リパック を取り外すときに使 用します。
詳しく は「バッテリ」(p.38 )をご覧く ださい。
20.バッテリパッ ク
AC 電源がないところで電源を供給するための充電式電池です。
詳しく は「バッテリ」(p.38 )をご覧く ださい。
21.無線 LAN ON/OFFスイッチ( )(無線LANモデルのみ)
無線LAN 機能のオン/オフをするためのスイッチです。
詳しく は「VersaPro/VersaPro J 電子マニュ ア ル」の「無線LAN 機能」の
「「無線LAN(IEEE802.11n Draft 2.0 、IEEE802.11a/b/g)」について」
をご覧く ださい。
22.DVD/CDドライ ブ(DVD/CDモデルのみ)
お使いのモデルにより、DVD-ROMドライブ、CD-R/RW with DVD-ROM
ドライブ、またはDVD スーパーマル チドラ イブが内蔵されています。
CDや DVD、音楽CDなどのデータを読み出す装置で、モデルによっては
CD-Rや DVD-Rなどのディ ス クにデータ を書き込むこと ができます。
機能や使用できるディスクについて、 詳しく は「DVD/CDドライブ」(p.76 )を
ご覧ください。
23.無線 LANランプ( )(無線LANモデルのみ)
20
各部の名称
無線LAN 機能のオン/オフ を確認できるラン プです。詳しく は「表示ラ ンプ」
(p.21 )をご覧く ださい。
24.通風孔
本体内部の熱を逃がすた めの穴です 。布や手などでふさがないようにして
ください。
25.音量調節つまみ( )
内蔵スピーカや、ライ ン/ ヘッド フォン共用出力(
)から出力される音量を調
節す るため の つまみです。本体右側に回すと音量 が大きくなり、 本体左側に
回すと音量が小さくなります。また、押すことで音声のオン/オフを切り替え
ることが できます。
表示ランプ
26. 周辺光センサ
輝度の自動調整機能を使用するときに、周辺の明る さ を検知するためのセ
ンサです。
詳しく は「液晶ディスプレイ」(p.83 )をご覧く ださい。
電源ランプ
ランプ 本機の状態
白または緑※3 点灯 電源が入っている
点滅 スタンバイ状態
オレンジ 点灯 バッテリ容量が少ない
※1
点滅
速い点滅※2 バッテリ容量が残りわずか
消灯 電源が切れている、または休止状態
※1:約3 秒に1 回点滅
※2:約2 秒に1 回点滅
※3:タイプVA は白、タイ プVF は緑
スタンバイ状態でバッテリ容量が少ない
バッテリ充電ランプ
ランプ 本機の状態
オレンジ 点灯 バッテリ パック充電中
点滅 バッテリのエラー
消灯 AC アダプタが接続されて いない、バッテリ が空また
は充電完了
1
本
体
の
構
成
各
部
ディスクアクセスランプ
ランプ 本機の状態
緑点灯 ハードディスクやDVD/CDドライ ブにアクセス 中
消灯 ハードディスクや DVD/CDドライ ブにアクセスしていない
キャ ッ プスロッ クキーランプ
ランプ 本機の状態
緑点灯 【Caps Lock 】がロッ クされている
英字を入力すると大文 字になります。
消灯 【Caps Lock 】が ロックされていない
英字を入力すると小文 字になります。
各部の名称
21
スクロ ールロ ックキーランプ
ランプ 本機の状態
緑点灯 【Scr Lock 】がロッ クされている
消灯 【Scr Lock 】がロックされていない
ニューメ リックロックキーラン プ
ランプ 本機の状態
緑点灯 【Num Lock 】がロッ クされている
消灯 【Num Lock 】が ロックされていない
キーボードの一部をテンキ ー として使用でき ま す。
無線LAN ランプ(無線LAN モデルのみ)
ランプ 本機の状態
緑点 灯 無 線LAN接続済
数秒に1 回点灯 無線LAN 未接続、無線LAN アク セス
点滅 無線LAN 通信中
消灯 無線LAN 機能がオフになっている
ポイントなどをスキャン中
無線LAN 通信が可能な状態で、インターネット やメールな どのデータ通信を
おこなっ ていない場合でも、無線LAN 通信を維持するため のデータが自動
的に送受信されるため、無線LAN ランプが点滅する場合があります。
22
各部の名称
電源の状態
本機の電源の入れ方と切り方、省電力機能などについて説明しています。
本体の電源の状態には次のように「電源が入っている状態」「スタンバイ状
態」「休止状態」「電源が切れている状態」の4 つの状態があります。
1
本
体
の
構
成
各
部
電源が
切れている
状態
または
休止状態
電源を入れる
電源を切る
休止状態から
復帰する
休止状態にする
電源が
入っている
状態
スタンバイ
状態にする
スタンバイ状態
から復帰する
スタンバイ
状態
◆電源が入っている状態
通常、本体を使用している状態です。
◆スタンバイ状態
作業中のメモリの状態を保持したまま、ハードディスクやディスプレイ を省
電力状態にして消費電力を抑えます。メモリの状態を保持するための電
力は供給されているので、すぐに作業を再開できます。
◆休止状態
メモリの情 報をす べてハー ドディスクに保 存し、本体の電源を切ります。も
う一度電源を入れると、電源を切ったときと同じ状態で復元されます。
◆電源が切れている状態
本機の電源を完全に切った状態です。メモリ などの増 設はこの状 態 で
行ってく ださい。
電源の状態は、本体の電源ランプで確認することができます。
電源ランプについて→「各部の名称」の「表示ランプ」(p.21 )
電源
23
電源の入れ方と切り方
◎ 電源を入れる
電源を入れる際は、次の手順に従って正しく電源を入れてください。
・ 本機のドラ イブに、DVDやCD、フロッピーディスクがセッ トされた状態で
電源を入れる と、それらのディスクから起動したり、本機が起動できない
場合があ ります。その場合は、セットされているディスクを取り出してか
ら、電源を入れ直してください。
・ いったん電源を切った後で、電源を入れ直す場合は、電源を切っ てか ら
5 秒以上間隔をあけて電源を入れてください。
・メモリを増設した場合、メモ リの組み合わせによっ ては、初期化のために
電源を 入れ て から 画面が表示されるまでに時間がかかる場合がありま す 。
周辺機器の電源を入れる
1
本体の電源スイッチを押す
2
◎ 電源を切る
電源を切る際は、次の手順に従って正し く 電源を切ってください。
24
・ Windows やアプリケーションの起動中や、アクセスラ ンプな どが点灯 し
ている場合は、電源を切らないでください。
・ アプリケーショ ンのエラーなどでWindows の操作ができない場合の電
源の強制切断方法については、『活用ガイド ソフトウェア編』の「トラブ
ル解決Q&A 」の「電源を切るとき」をご覧ください。
・ 通信を行っ ている場合は、通信が終了していることを確認してから電源
を切っ てくださ い。通信中に電源を切ると、通信中のデータが失われる
場合があ ります。
電源
作業中のデータを保存してアプリケーションを終了する
1
「スタ ート」ボタン→「終了オプション 」をク リ ックし、「電源 を切る」
2
ボタンを クリッ ク
終了処理後、本体の電源が自動的に切れます。
電源スイッチは押さないでください。
電源ランプが消灯し、本体の電源が切れたことを確認したら、周
3
辺機器の電源を切る
省電力機能について
省電力機能とは、CPUやハードディスク、ディ スプレイ といった、本機の主要
な部分への電力供給を停止することで、本体の消費電力を抑える機能で
す。また、作業を 一時的に中断したい場合や、中断した作業をすぐに再開し
たい場合にも便利な機能です。
本機の省電力機能には、「スタンバイ状態」「休止状態」「ECO モード機能」が
あります。
・ECO モード機能
ECO ボタ ンま たはホットキーを 押 すことで、 簡単に電源設定を切り替え る こ
とができます。
1
本
体
の
構
成
各
部
また、お使いのモデルによっては次の機能があります。
・Intel SpeedStep
処理の負荷などによって、 CPUの動作性能を切り替える機能です。
Core 2 Duoプロセッサーを搭載しているモデルで利用できます。
・スタ ンバイ 状態について→「スタ ンバ イ状態」(p.28 )
・休止状態について→「休 止状態」(p.29 )
・ECOモード機能について→「ECO モード機能」(p.35 )
・Intel SpeedStep
(p.34 )
®
テク ノ ロジー
®
テクノ ロ ジーについて→「Intel SpeedStep ® テクノロジー」
電源
25
省電力機能使用上の注意
◎ スタンバイ状態または休止状態を利用できないとき
次のような 場合には、スタンバ イ状態または休止状態にしないでください。本
機が正常に動かなくなった り、正しく復帰できなくなることが あります 。
・プリンタへ出力中
・通信用アプリケーションを実行中
・LAN または無線LANを使用 して 、ファイルコピーなどの通信動作中
・電話回線を使用して通信中
・音声または動画を再生中
・ハードディスク、CDやDVD、フロッ ピーディ スクなどにアクセス中
・「システムのプロパテ ィ」ウィンドウを表 示中
・Windows の起動/終了処理中
・スタンバイ状態または休止状態に対応していないアプリケーションを使 用
しているとき
・スタンバイ状態または休止状態に 対応していないUSB 機器、PCカー ド、コ
ンパクトフラッシュカードなどを使用している とき
◎ スタンバイ状態または休止状態を使用する場合の注意
スタンバイ状 態 のときに 次 のことが 起きると、 作業中のデータが失われ ますの
で、ご注意ください。
・バッテリのみで使用している状態で、バッテリが切れた
・バッ テリ残量が十分でな いときに、停電やAC アダプタが抜けるなどの理由
で、バッテリのみで使用している状態になった
・電源スイッチを4 秒以上押し続けて、強制的に電源を切った
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スタンバイ状態 また は休止状態にする場合 は、次のことに注意してください。
・スタンバイ状態または休止状態から復帰後、すぐにスタ ンバイ 状態または
休止状態に する 場合は 、本機に負担がかからないように、復帰後、5秒以上
経過してから操作してく ださい。
・スタンバイ状態または休止状態では、ネッ トワーク機能がいったん停止しま
すので 、ファイルコピーなどの通信動作が終了してからスタンバ イ状態また
は休止状態にしてください。また、使用するアプリケーションによっては、ス
タンバ イ状態または休止状態から復帰した際にデータが失われること があ
ります 。 ネッ トワークを使用するアプリ ケーションを使う場合には、あらかじめ
お使いのアプリケーションについてシステム 管理者に確認のうえ、スタンバ
電源
イ状態または休止状態を使用してください。
・通信アプリケーション を使用中の場合は、通信アプリケーションを終了させ
てか ら、休止状態にしてください。通信状態のまま休止状態にすると、強制
的に通信が切断されることがあります。
・バッ テリのみで使用す る場合は 、あ ら か じ めバ ッ テリの残量を確認しておい
てください。また、バッテリ残量が少なく なってきた場合の本機の動作につ
いて設定しておくこともできます 。
「バッテリ」の「バッテリの使い方と設定」の「バッテリ残量による動作の設定」
(p.40 )
・スタンバイ状態または休止状態への移行中は、各種ディスク、 PCカード、
SDメモリ ーカー ドなどの各種メモ リ ーカー ドの入れ替えなどを行わないで
ください。データが正 しく保存さ れないこ とがあります。
・スタンバイ状態または休止状態中に、機器構成を変更すると、正しく復帰で
きなく なるこ とがあり ます。
・PC カー ドを使用している場合、PCカー ドと接続されている機器の組み合
わせによっては、正しく復帰できない場合があります。復帰後、正しく認識
さ れなかった場合は、PCカー ドの抜き差しまた は再 起動を行ってください。
スタンバイ状態 また は休止状態にする前にPC カー ドを取り外すことをおす
すめします。
・スタン バ イ状態に移行する前にUSB 機器(マウ スまたはキーボード以外)を
外してください。USB機器を接続した 状態では、スタンバイ状態に 移 行また
は復帰できない場合があります。
・スタンバ イ状態または休止状 態への移行中にはUSB 対応機器の抜 き差し
をしないでく ださい。
・「電源オプションのプロパテ ィ」で各設定を変更する場合は、コンピュータの
管理者権限(Administrator 権限)を持つユーザーアカウントでログオン
してください。
・CD やDVD 、フロッ ピーディ スクをセッ トしたまま休止状態から復帰すると、
正しく 復 帰 できずにCD やDVD 、フロッ ピーディ スクから起 動してしまう こと
があ ります。休止状態にする場合は、CDやDVD、フロッ ピーディ スクを取り
出 してか ら 休止状態に して ください。また、フロッピーディスクを使用してい
る場合は、必要なファイルを保存してからフロッピーディスクを取 り出 してく
ださい。
・DVD/CDドライ ブにフォトCDをセ ットしたままスタンバイ状態または休止状
態にすると 、復帰に 時 間 がか かることがあります 。
1
本
体
の
構
成
各
部
電源
27
◎ スタンバイ状態または休止状態から復帰する場合の注意
スタンバイ状態または休止状態から復帰する場合は、次のことに注意してく
ださい。
・スタンバイ状態または休止状態にし てからすぐ に 復帰する場合は、本機に
負担がかか らない よう、スタンバ イ状態または休止状態 になった後、5秒以
上経過してから操作してください。
・スタンバイ状態または休止 状 態 中に周 辺 機 器の取り付けや取り外しなどの
機器構成を変更すると、正常に復帰できなくなることがあります。
・スタンバイ状態や休止状態からの復帰中にはUSB 機器の抜き差しをしな
いでください。
・スタンバ イ状態または休止状 態 からの復帰 を行 った場合 、本体は復帰して
いるのに、ディ スプレイ には何も表示さ れない状態になるこ と があり ま す。こ
の場合は、NXパッドを操作するかキーボードのキーを押すことによ っ て
ディ スプレイが正しく表示されます。
・次のような場合には、復帰が正しく実行されなかったことを表しています。
- アプ リケーションが動作しない
- スタンバイ状態または休止状態にする前の内容を復元できない
-NXパッド、キーボード、電源スイッチを操 作しても復帰しない
このよ う な状態になるアプ リ ケーシ ョンを使用 してい るときは、スタンバイ 状
態または 休止状態にしないでください。
電源スイッチを押しても復帰できなかったと きは、電源スイッチを 4 秒以上
操作し続けてください。電源ランプが消え、電源が強制的に切れます。
この場合、BIOSセッ トアップ ユ ーティリティの内容が、工場出荷時の状態に
戻っていること があります。必要な場合は再度設定してください。
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スタンバイ状態
作業中のメモリの状態を保持したまま、ハードディスクやディスプレイ を省電
力状態にして消費電力を抑えている状態です。メモリの状態を保持するた
めの電力は供給されているので、すぐに作業を再開できます。
スタンバイ状態への移行 とスタンバイ 状態 から の復帰は 、各状態になって
から、5秒以上の間隔をあけてください。
電源
◎スタンバイ状態にする
工場出荷時の設定で、電源が入っている状態から手動でスタンバイ状態に
するには、次の方法があります。
◆「スタート」ボタンからスタンバイ状態にする
「スタート」ボタ ン→「終了オプシ ョン」をク リ ッ ク し、「スタ ンバイ」
1
ボタンを クリッ ク
Windowsが終了し、スタンバイ状 態 になります。
Windowsの終了処理中は電源スイッチを押さないでく ださい。
電源ランプを確認する
2
本体がスタンバイ状態になると、電源ランプが点滅します。
◆ 液晶 ディスプレイを閉じる
◎ スタンバイ状態から復帰する
スタンバイ状態から手動で電源が入っている状態に復帰するためには 、次の
方法があります。
◆電源スイッチを押す
電源スイッチを操作して復帰する場合は、電源スイッチを4 秒以上押し続
けないでく だ さい。電源スイッチを4 秒以上押し続けると強制的に電源が切
れ、保存していないデータは失われてしまいます。
1
本
体
の
構
成
各
部
休止状態
◆液晶ディスプレイを開く
液晶ディスプレイ を閉じて スタンバイ状態にした場合は、液晶ディスプレイ
を開 くことでスタンバイ状態から復帰できます。
メモリの 情 報をす べ てハードデ ィスクに保 存し、 本体の 電源を切った状態で
す。もう一度電源を入れると 、休止状態にし たときと同じ状態に復元しますの
で、本機での作業を長時間中断す る場合、消費電力を 抑えるのに有効です。
休止状態への移行と休止状態からの復帰は、各状態になっ てから、5秒以
上の間隔をあけて行ってく ださい。
電源
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◎休止状態を有効にする
休止状態を利用す るには、「電源オプション」の設定で休止状態 機能が有効
になっている必要があ り ます。
次の手順で設定を確認してください。
「スタート」ボタン→「コ ントロール パネル」をクリッ ク
1
「パフォーマンスとメンテナンス」→「電源オプション」をク リ ッ ク
2
「休止状態」タブをクリッ ク
3
「休止状態を有効にする」にチェックが付いているか確認する
4
チェ ックが付いてい な い場合 は、クリックしてチェックを 付 け てください。
「OK 」ボタンをクリック
5
◎ 休止状態にする
工場出荷時の設定で、電源が入っている状態から手動で休止状態にするに
は、次の方法があります。
「スタート」ボタ ン→「終了オプシ ョン」をク リ ッ ク し、【Shift 】を押し
1
ながら「休止状態」ボタンをクリッ ク
休止状態への移行処理後、電源が自動で切れます。
電源スイッチは押さないでください。
30
電源
電源ランプを確認する
2
本体が休止状態になると、電源ランプが消灯します。
「休止状態」ボタンをあ らかじめ表示させておく ことが できます。 詳しく は以下
のマイクロソフ ト サポート技術情報をご覧ください。
http://support.microsoft.com/kb/893056/ja
◎ 休止状態から復帰する
休止状態から手動で電源 が入っている状態に復帰する には、次の方法があ
ります 。
電源スイッチを押す
1
Windowsが起動し、休止状態にしたとき と同じ状 態に復 元されます。