
取扱説明書
M.-Nr. 09 235 750
ja - JP
お客様の安全を確保し、機器の損傷を避ける
ため、本製品を初めてご使用になる前には、
必ずこの取扱説明書をお読みください。
電気クッカー
KM 6200
KM 6201


目次
本製品の説明..........................................................................................................................5
操作パネル........................................................................................................................................... 7
調理ゾーン........................................................................................................................................... 9
安全上のご注意 ....................................................................................................................10
環境保護のために ................................................................................................................17
初めてお使いになる前に......................................................................................................18
初めてお使いのときのクリーニング............................................................................................. 18
初めてお使いになる前に................................................................................................................. 18
調理ゾーンの機能 ................................................................................................................19
操作 ......................................................................................................................................20
操作方法............................................................................................................................................. 20
電源を入れる..................................................................................................................................... 21
設定..................................................................................................................................................... 23
自動加熱............................................................................................................................................. 24
ダブルサークル / 拡張ゾーンの外側のサークル.......................................................................... 26
電源の切り方と余熱表示................................................................................................................. 28
使用に適した鍋 ....................................................................................................................29
上手に節電するためのポイント...........................................................................................30
タイマー...............................................................................................................................31
キッチンタイマー............................................................................................................................. 32
調理ゾーンの電源を自動的に切る................................................................................................. 35
両方のタイマー機能を同時に使用する......................................................................................... 36
安全機能...............................................................................................................................37
セーフティロック / システムロック.............................................................................................. 37
Stop & Go 機能................................................................................................................................... 39
スイッチオフ機能............................................................................................................................. 40
過熱防止 / 鍋保護機能...................................................................................................................... 42
掃除とお手入れ ....................................................................................................................43
3

目次
プログラミング ....................................................................................................................45
こんなとき、どうしたらいい ? ...........................................................................................48
火力レベルをテストするには ..............................................................................................52
オプションのアクセサリー品 ..............................................................................................54
電源接続...............................................................................................................................55
アフターサービス、型式表示シール....................................................................................56
4

KM6200
本製品の説明
①②④ シングルサークルの調理ゾーン
③ ダブルサークルの高速調理ゾーン(エクストラスピード)
⑤ 操作パネル
5

本製品の説明
KM6201
① トリプルサークルの高速調理ゾーン(エクストラスピード)
②③ シングルサークルの調理ゾーン
④ 操作パネル
6

操作パネル
本製品の説明
7

本製品の説明
センサー
① 電源のオン / オフ
② 数字キーパッド
- 火力レベル設定用
- 時刻設定用
③ セーフティロック
④ 調理領域拡張の電源のオン
⑤ 調理ゾーンの選択
⑥ Stop & Go 機能
⑦ - タイマーの選択
- タイマー機能の切り替え
- スイッチを切る時間の選択(「調理ゾーンの電源を自動的に切る」を参照)
⑧ 時間機能
表示ランプ
⑨ セーフティロック
⑩ 調理領域拡張
調理ゾーン表示
⑪ = 調理ゾーン使用可能
~ = 火力レベル
= 余熱
= 自動加熱
⑫ 自動加熱または火力拡張調節(「プログラミング」を参照)用の表示ランプ
タイマー表示
⑬ 右後方の調理ゾーンなど該当ゾーンの表示ランプ
⑭
~ = 分単位の時間
~ = 1 時間単位の時間
= プログラミング(「プログラミング」を参照)
= セーフティロック / システムロックが有効
⑮ キッチンタイマーを 99 分以上で設定するときに、分数を 0.5 時間単位で示す表示ランプ
8

KM 6200
cm 200 V W
Ø
00710.81
00015.41
00015.41
:5900
KM 6201
cm 200 V W
Ø
00710.81
00015.41
:5300
0022 / 00010.12 / 0.21
0062/0071/0090.82/0.12/5.41
9

安全上のご注意
表示 表示の意味
警 告
注 意
■ 重傷とは、失明、けが、やけど(高温、低温)、感電、骨折、中毒などで後遺症が残るも
の、及び治療に入院・長期の通院を要するものを言います。
■ 中程度の傷害とは、治療に入院・長期の通院を要しないけが、やけど、感電などをさし、
物的損害とは、財産の破損及び機器の損傷にかかわる拡大損害をさします。
ここに示した注意事項は、製品を安全にお使いいただき、お客様や他の人々への危害や損
害を未然に防止するため、注意事項をマークで表示しています。内容をよく理解してから
本文をお読みください。
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が死亡または重傷を負う
可能性が想定される内容を示しています。
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が中程度の傷害を負う
可能性、もしくは物的損害の発生が想定される内容を示します。
図記号の例
禁 止
具体的な禁止内容は、図記号の中や文章で指示します。
(してはいけないこと)
強 制(必ずすること)
具体的な強制内容は、図記号の中や文章で指示します。
注 意(警告を含む)
具体的な注意内容は、図記号の中や文章で指示します。
禁止行為
分解禁止
水場、湿気の多い場所での使用禁止
接触禁止
強制/指示
電源接続に関する注意
必ずアース線を接続
安全上のご注意
本製品は、現行の安全基準に適合しています。しかし、不適切な使用は、人体への危害お
よび、物的損害の恐れがあります。本製品を初めてご使用になる前に、この取扱説明書を
よくお読みください。お客様の安全を守り本製品の損傷も防ぐことができます。本取扱説
明書は大切に保管し、製品を譲渡する場合は、必ず本書を添付してください。
10
潜在的な危険・警告・注意
感電注意
機器に損害を与える可能性のある場合
発火注意
高温注意
破裂注意

安全上のご注意
本製品は、地域および国のすべての安全要
件に適合しています。ただし、正しくお使
いにならなければ、人的傷害または物的損
害を招く危険性があります。
事故や製品の損傷および故障を防ぐため
に、本製品を設置するときや初めてご使用
になる前に、本書をよくお読みください。
本書には、製品を正しく安全にお使いいた
だくための注意事項と、本製品の設置、操
作、お手入れに関する重要な情報が記載さ
れています。
本書は大切に保管し、本製品を譲渡する場
合は必ず本書を添付してください。
正しい用途
本製品は、業務用ではありません。ご
家庭での使用、またはそれに類似する
以下の職場や居住環境での使用を想
定しています。
-店舗
-オフィス、ショールーム、および以
下のような建物の入居者
-ホステル、民宿
本製品は家庭での食品の調理および
保温を目的としています。
その他の用途で使用した場合の製造
者責任は負いかねます。用途を誤る
と、事故や損傷を招く危険性がありま
す。不適切な用途または操作による損
傷や故障は、保証対象外となり、この
ために生じる被害や損害の製造者責
任は負いません。
本製品は、屋外での使用を目的として
いません。
8 歳以上のお子様および身体的、知覚
的、精神的機能または経験や知識が十
分でない方は、本製品を監督のもとで
使用するか、または安全な使用方法の
指導を受けて使用上の危険性を理解
している場合にのみ使うことができ
ます。
お子様の安全
お子様が誤って本製品の電源を入れ
てしまわないように、セーフティロッ
クを有効にしておいてください。
本製品はおもちゃではありません。ケ
ガをさせないために、本製品または操
作パネルでお子様を遊ばせないでく
ださい。
目を離さずに監督できる場合以外は、
8歳未満のお子様を本製品に近づかせ
ないでください。
8 歳以上のお子様は、安全な使用方法
の指導を受け、使用上の危険性を理解
している場合に限り、本製品を使用で
きます。
本製品および本製品の接触可能部分
は、使用中はもちろんのこと、電源を
切った後もしばらくは高温の状態が続
きます。本製品が冷めてやけどの危険
がなくなるまでは、お子様が本製品に
近づかないように注意してください。
11

安全上のご注意
お子様の興味を引きそうなものを本
製品付近の収納に保管しないでくだ
さい。
お子様が本製品の上に登ってやけど
をする恐れがあります。
鍋は必ずお子様の手の届かない場所
に保管してください。鍋の取っ手の部
分は、クッカーからはみ出さないよう
に内側に向けてください。
やけどの恐れがあります。
ラップ、ポリスチレン、ビニール袋な
どの包装は、乳幼児の手の届かない場
所に保管してください。窒息する恐れ
があります。梱包材は、できるだけ早
く安全に廃棄するか、リサイクルして
ください。
技術的安全性
本製品を設置する前に、損傷がないか
をチェックしてください。損傷の見ら
れる電気クッカーは設置
いでください。損傷の見られる製品の
使用は、事故や損傷を招く危険性があ
ります。
本製品が正しく接地されている場合
のみ、本製品の電気的安全性が保証さ
れます。この基本的な安全要件を満た
し、定期的なテストを行う必要があり
ます。何か問題がありそうな場合は、
資格を有する電気技師に家屋内の電
気配線の検査を依頼する必要があり
ます。不適切な接地工事による問題
(感電事故など)は、保証対象外とな
り、このために生じる被害や損害の製
造者責任は負いません。
本製品の電源プラグをコンセントに
差し込む前に、ご使用の電圧および周
波数が型式表示シールに記載された
仕様に適合しているか確認してくだ
さい。
本製品の損傷を防ぐため、この仕様を
満たしている
がある場合は、資格を有する電気技師
にご相談ください。
必要があります。不明点
、使用をしな
12
安全性を確保するため、電気工事がす
べて正しく行われている場合にのみ
本製品を使用してください。

安全上のご注意
本製品のキャビネットを開けないで
ください。
配線、電 気部品、または機械的部品の
改造や修理はきわめて危険であり、人
的傷害または機械的損害や故障を招
く恐れがあります。
設置、メンテナンス、および修理は、
必ずお住まいの地域および国の電気
設備基準に厳密に従って、適任な有資
格者が行う必要があります。
無資格者による修理などは危険です。
正規の修理技術者以外による作業に
よって生じた損害は、保証対象外とな
ります。
本製品の設置や修理、点検に際して
は、必ず電源が完全に遮断されている
ことを確認してください。
本製品に通信モジュールが装備
ている場合、本製品の設置やメンテナ
ンス、修理の際には、本製品の電源を
遮断するのはもちろんのこと、通信モ
ジュールの電源も遮断してください。
本製品の設置やメンテナンス、修理作
業が完了するまでは、本製品または通
信モジュールに給電しないようにし
てください。
本製品が保証期間中の場合、ミーレの
認定を受けたサービス技術者が修理
を行う必要があります。それ以外の人
物が修理を行った場合、保証が無効に
なります。
され
問題のある部品を交換する場合は、
ミーレ製の純正部品のみを使用して
ください。ミーレ製の交換部品が使用
されている場合のみ、製造元により本
製品の安全が保証されます。
電源コードが損傷した場合は、資格を
有する電気技師が専
と交換する必要があります。この接続
ケーブルはミーレ代理店または販売
店でご購入いただけます。
本製品は外付けのタイマースイッチ
や遠隔操作システムを使用すること
を想定していません。
延長コードやマルチソケットアダプ
ターを使用したたこ足配線で電源に
接続することはお止めください。
これらを使用すると過熱などの恐れ
があり、危険です。
製品に問題がある場合、または、セラ
ミックガラスの表面にひび割れや欠
け、破損がある場合は使用しないでく
ださい。
すぐに電源をオフにして、製品を主電
源から外してください。感電事故の恐
れがあります。
害虫が発生しやすい地域でご使用に
なる場合は、本機とその周辺を常に清
潔な状態に保つように特に注意する
ことが必要です。害虫による損傷は、
本製品の保証対象外となります。
用接続ケーブル
13

安全上のご注意
正しい使用方法
本製品は、使用中はもちろんのこと、
電源を切った後もしばらくは高温の
状態が続きます。余熱表示ランプが消
えるまでは、やけどの恐れがありま
す。
使用中は、本製品から離れないでくだ
さい。
鍋が空になるまで加熱すると、セラ
ミックガラスの表面に損傷が生じる
可能性がありますが、この場合、ミー
レは責任を負いかねます。
脂や油を沸騰させると発火したり火
災が発生する恐れがあります。
油や脂肪が発火した場合は、水で炎を
消そうとしないでください。適切な防
火毛布、鍋 ぶた、湿ったタオル、また
は同様のものを使用し、炎を覆って消
火してください。
本製品を暖房目的で使用しないでく
ださい。高い輻射熱によって本製品付
近にあるものが発火することがあり
ます。また、製品寿命が短くなる可能
性があります。
運転時間、高い火力レベル、大きな鍋
の使用、使用する調理ゾーンの数など
の影響により、操作パネルおよび本製
品のフレームまたは縁(斜めの縁があ
る本体の場合)が熱くなることがあり
ます。
本製品をご使用になるときは、耐熱性
の鍋つかみや手袋を使用してくださ
い。鍋つかみや手袋は、湿った状態や
濡れた状態で使用しないでください。
熱が伝わりやすくなるため、やけどを
する恐れがあります。
レンジフードの下でフランベは行わ
ないでください。炎がレンジフードに
引火する恐れがあります。
本製品を他のものを置く台として使
用しないでください。故意に、または
誤って本体の電源を入れた場合や余
熱があるときは、金属部分が加熱する
危険があり、やけどの恐れがありま
す。
材質によっては、本製品上に置かれた
ものが溶け出したり発火する可能性
があります。
濡れた鍋ぶたは、セラミックガラスの
接着して取り外しにくくなる
表面に
場合があります。
使用後は、調理ゾーンの電源を切りま
す。
カバー、布、または保護フィルムなど
で本製品を覆わないでください。誤っ
て本体の電源を入れてしまった場合
や、本体がまだ冷めていなかった場
合、火災の原因となる恐れがありま
す。
14

安全上のご注意
プラスチックやアルミホイル製の容
器を使用しないでください。
このような容器は高温になると溶け
出し、発火する恐れがあります。
本製品で、缶詰を密閉したまま加熱し
ないでください。缶の中の圧力が高
まって破裂します。
それによって負傷ややけどを負った
り、損傷したりする恐れがあります。
本製品では、鉄鍋などの、ふちや底に
凹凸のついた鍋は使用しないでくだ
さい。本体の表面に取れない傷が付く
可能性があります。
アルミニウム製の鍋や底がアルミニ
ウムでできている鍋を使用すると、セ
ラミックガラスの表面に金属痕が付
く可能性があります。金属痕は、セラ
ミックガラスの表面用クリーナーを
使用して取り除 くことができます
(「掃除とお手入れ」を参照)。
空の鍋を加熱しないでください。本製
品が損傷する恐れがあります。
本製品を清潔な
い。塩、砂糖、砂(洗う前の野菜に付
着した)の粒子により、傷が付く可能
性があります。
状態に保ってくださ
操作パネル付近には、加熱した鍋を置
かないでください。下部の電子装置が
損傷を受ける恐れがあります。
セラミックガラスの表面には物を落
とさないようにしてください。軽いも
のでも場合によっては損傷の原因と
なる可能性があります。
こぼれたものの焦げ付きを避けるに
は、できるだけ早く拭き取って、鍋の
底がきれいで油脂が付着していない
ことを確認してください。
調理ゾーンが熱くなっているときに、
調理ゾーンに固体または液体の砂糖
や、プラスチック製またはアルミニウ
ム製のホイルを落とさないでくださ
い。落としてしまった場合は本体の電
源を切っ
ないスクレーパーで注意して砂糖、プ
ラスチック、またはアルミニウムの残
留物をすべてこすり落とします。
やけどをしないように注意してくだ
さい。
残留物が取り除く前に冷めてしまっ
た場合、セラミックガラスの表面に穴
が開いたりひびが入ってしまう恐れ
があります。
残留物を取り除き、本体が冷めてから
全体的に掃除してください。
て、まだ熱いうちに傷の付か
15

安全上のご注意
本製品の近くでハンドブレンダーな
どの電気器具を使用する場合は、電気
器具のケーブルが高温状態の本体に
触れないように注意してください。
ケーブルの断熱材が損傷し、感電事故
が発生する危険性があります。感電事
故の恐れがあります。
スプレー缶、エ アゾール、およびその
他の引火性物質を、本製品の下の引き
出しに保管しないでください。カトラ
リーを入れる引き出しには、耐熱性の
ある材質を使用してください。
調理したり温め直したりする場合は、
食品を十分に加熱してください。食品
の中には、高温で十分な時間をかけて
加熱しなければ死滅しない細菌が含
まれているものもあります。
そのため、鶏肉などの食品を調理した
り温め直す場合は、食品に完全に火が
通ることが特に重要です。不確かな場
合は、調理や温め直す時間を長めに設
定してください。
本製品を扉付きのキッチン家具の中
に設置する場合は、必ず家具の扉を開
けた状態で使用してください。
本製品の使用中、または本製品に余熱
が残っている間は、扉を閉めないでく
ださい。
安全上の注意を無視したために生じた被
害や損害の製造者責任は負いかねます。
16

環境保護のために
梱包材の廃棄処分
輸送時の保護用の詰物には、廃棄する際に
環境への影響が少ない材質が使用されてい
ます。これらはリサイクルしてください。
プラスチックの包装や袋は確実に安全に処
分し、乳幼児に近づけないでください。窒
息する恐れがあります。
使用済み製品の廃棄処分
電気および電子機器の中には、取り扱いや
廃棄方法を誤ると、人体や環境に悪影響を
及ぼす恐れのある物質が含まれていること
があります。
ただし、このような物質は製品が正常に機
能するために不可欠なものです。
したがって、不要になった製品は家庭ゴミ
としては出さないでください。
不要になった機器を廃棄する際には、お住
まいの自治体の指定する廃棄物処理施設に
廃棄を依頼するか、弊社代理店のアドバイ
スを受けてください。処分するまでの間、ご
自宅で保管するときは、お子様に危険が及
ばないように正しく管理してください。
17

初めてお使いになる前に
本製品に同梱されている予備の型式表示シールを、本書の「アフター
サービス、型式表示シール」のページに貼り付けてください。
初めてお使いのときのクリーニング
■ 保護材やラベルなどをすべて取り外してください。
■ 初めて使用する前に、湿らせた布で本体を拭いてから、乾いた布
で水気を拭き取ります。
初めてお使いになる前に
縁が斜めになったガラスでできているクッカーは、設置してから数
日間クッカー本体と天板の間に小さな隙間が見える場合がありま
す。この隙間は本製品の使用に伴って時間とともに減少し、本製品
の電気系統についての安全性には影響ありません。
金属部品には保護被膜があり、最初に加熱したときに多少臭う場合
があります。
発生する臭いや蒸気などは、接続不良や本製品の不具合ではなく、健
康を害するものではありません。
18

シングルサークルゾーン
調理ゾーンの機能
シングルサークルの調理ゾーンにはヒーターが 1 つ付いています。ま
たダブルサークルゾーンにはヒーターが 2 つ付いています。型式に
よって、ヒーターは遮断リングによって区切られています。
各調理ゾーンには過熱防止機能があり、セラミックガラスの表面が
高温になり過ぎるのを防ぎます(「過熱防止機能」を参照)。
火力レベルを選択すると、ヒーターの電源がオンになり、セラミッ
クガラスの表面を通してヒーターを見ることができます。
調理ゾーンの温度は、選択した火力レベルによって決まり、電気制
御されています。これにより調理ゾーンのヒーター電源をコント
ロールしオンまたはオフに切り替えます。
① 過熱防止機能
② ヒーター
ダブルサークルゾーン
① 設計上の隙間
② 過熱防止機能
③ 外側のヒーター
④ 遮断リング
⑤ 内側のヒーター
19

操作
操作方法
本体には、指で接触すると反応する電子センサーコントロールが備
わっています。
本体を操作するには、該当するセンサーを押します。センサーを押
すたびに音が鳴ります。
火力レベルまたは時間の設定や変更には、調理ゾーンとタイマーを
有効にしなければなりません。
調理ゾーンまたはタイマーを有効にするには、センサーを押して該
当する調理ゾーンまたはタイマーを選択します。センサーを押すと、
該当する調理ゾーンまたはタイマーの表示が点滅を始めます。表示
が点滅している間、調理ゾーンまたはタイマーは有効な状態になり、
火力レベルや時間を設定することができます。
例外 :
調理ゾーンを 1 つだけ稼動中の場合、調理ゾーンを選択せずに火力
レベルを変更することができます。
操作パネルを清潔に保つように注意し、上にものを置いたりしない
でください。センサーが正常に反応しなかったり、センサーがもの
や汚れを操作指示と誤って感知したりすることで、なんらかの機能
が有効になったり、本体の電源が自動的にオフになることがありま
す(「スイッチオフ機能」を参照)。
センサーの上に熱い鍋を置かないようにしてください。下部の電子
装置が損傷を受ける恐れがあります。
20

電源を入れる
調理ゾーンを使用する前に、本体の電源を入れておく必要がありま
す。
使用中は、本製品から離れないでください。
本体の電源をオンにするには、以下の操作を行います。
■ センサーを押します。
調理ゾーンの表示が になります。そのまま何もしないと、安全の
ため数秒後に本体の電源がオフになります。
調理ゾーンの有効化
■ 使用する調理ゾーンを選択するためのセンサーを押します。
調理ゾーンの表示で が点滅します。
火力レベルの設定
標準の火力レベル範囲
■ 数字キーパッド上の、使用する数字を押します。
操作
選択された火力レベルは表示内で数秒間点滅し、その後点灯した状
態になります。
拡張火力レベル範囲
(「火力レベルの範囲」を参照)
■ 2 つの数字の中間部分を押します。
選択された火力レベルは表示内で数秒間点滅し、その後点灯した状
態になります。中間設定を行うと、数字の隣にランプが点灯します。
21

操作
火力レベルの変更
■ 使用する調理ゾーンを選択するためのセンサーを押します。
調理ゾーン表示に火力レベルが点滅します。
■ 使用する火力レベルを設定するには、数字キーパッド上の該当す
る数字を押します。
調理ゾーンを 1 つだけ稼動中の場合、調理ゾーンを選択せずに火
力レベルを変更することができます。
22

操作
設定
出荷時、本製品には 9 つの火力レベルが標準でプログラムされています。設定を微調整し
たいときは、火力レベルの範囲を拡張することができます(「プログラミング」を参照)。中
間設定を行うと、数字の隣にランプが点灯します。
調理方法 設定 *
標準の工場出荷時設定
(9 段階の火力レベル)
バターやチョコレートなどを溶かす
ゼラチンを溶かす
ヨーグルトを作る
卵の黄身やバターを含むソースを煮詰める
少量の食べ物や汁ものを温める
くっつきやすいものを保温する
米を炊く
汁ものや加工食品を温める
オランデースなどのソースを濃厚に仕込む
おかゆを作る
卵焼きや焦げ目の少ない目玉焼きを作る
果物を蒸す
冷凍食品を解凍する
野菜や魚を蒸す
団子、ポテト、豆類を調理する
ブイヨンや豆スープを作る
大量の食品を煮立てる
肉(脂分を熱し過ぎないで)、魚、野菜、目玉焼きなどを油で
炒めた後、ゆっくり煮込む
パンケーキなどを焼く
大量の湯を沸かす
沸騰させる
* 上記の設定は、約 4 人前の目安と考えてください。深鍋を使う場合、量が多い場合、ふたをしない場合などは、
レベルを高めに設定する必要があります。少量の場合は低めに設定してください。
** 高速調理ゾーン(エクストラスピード)は、火力レベル 9 以上の超高出力で加熱されます。
1 - 2 1 - 2.
1 - 3 1 - 3.
2 - 4 2 - 4.
3 - 5 3 - 5.
55.
6 - 7 6 - 7.
7 - 8 7 - 8.
8 - 9** 8. - 9**
拡張設定
(17 段階の火力レベル)
23

操作
自動加熱
自動加熱の有効化
自動加熱がオンになると、調理ゾーンは自動的に最も高い火力設定
でスイッチがオンになり、その後選択した連続調理火力レベルに切
り替わります。加熱時間は選択した連続調理火力レベルにより異な
ります(表を参照)。
揚げ物などで使用することが多い高火力レベルの連続調理設定は始
めに鍋を温めるための加熱が比較的短期間で済みます。
■ 使用する調理ゾーンを選択するためのセンサーを押します。
調理ゾーン表示ランプが点滅します。
■ 連続調理火力レベルに設定する数字を押します。アラームが鳴り、
連続調理火力レベルの右側にある表示ランプが点灯します。
自動加熱時間が終了すると、連続調理火力レベルの右側にある表示
ランプが消えます。
拡張火力レベル範囲(「プログラミング」を参照)においての加熱時
間中は連続調理火力レベルと交互に が点滅します。
自動加熱の無効化
24
連続調理火力レベルを変更すると、自動加熱が無効になります。
自動加熱時間が終わる前に、自動加熱をオフにすることができます。
■ 使用する調理ゾーンを選択するためのセンサーを押します。
調理ゾーンの表示ランプが点滅します。
■ 表示ランプまたは が消えるまで、選択されている連続調理火力
レベルを押すか、異なる火力レベルを設定します。

操作
連続調理火力レベル
1 1 : 20
1. 2 : 00
2 2 : 45
2. 3 : 25
3 4 : 05
3. 4 : 45
4 5 : 30
4. 6 : 10
5 6 : 50
5. 7 : 10
6 1 : 20
6. 2 : 00
7 2 : 45
7. 2 : 45
8 2 : 45
8. 2 : 45
9-
* 数字の後ろに点がある連続調理火力レベルは、火力レベルの範囲
が拡張した場合のみ利用可能です(「プログラミング」を参照)。
(およその目安)[ 分 : 秒 ]
加熱時間
25

操作
ダブルサークル / 拡張ゾーンの外側のサークル
2 サークル、3 サークル(形式による)、および高速調理ゾーン(エ
クストラスピード)の電源を入れると、2 つ目の加熱サークルが自動
的にオンになります。3 サークルゾーンの外側のサークルは、手動で
オンにする必要があります。
ただし、この工場出荷時の設定は変更できます(「プログラミング」
を参照)。
調理ゾーン表示部で火力レベルが点滅し、表示ランプが点灯してい
ると、そのゾーンが有効になっているということです。火力レベル
の点滅が消えると、表示ランプも消えます。3 サークルゾーンが装備
されている場合(型式により異なる)、2 つ目のヒーターと 3 つ目の
ヒーターの表示は同じです。
手動で電源を入れる
■ 使用する調理ゾーンを選択するためのセンサーを押します。
■ 使用する火力レベルを選択します。
■ 火力レベルが点滅する間、 センサーを押します。
26

拡張した調理領域の電源を切る
■ 使用する調理ゾーンを選択するためのセンサーを押します。
調理ゾーン表示部に火力レベルが点滅し、拡張した調理領域の表示
ランプが点灯します。
■ 表示ランプが消えるまで、 センサーを繰り返し押します。
操作
27

操作
電源の切り方と余熱表示
調理ゾーンのスイッチを切る
■ センサーを2 回押して、スイッチを切りたい調理ゾーンを選択しま
す。
調理ゾーン表示部に が数秒間点滅します。その調理ゾーンがまだ
熱い場合、余熱表示が表示部に示されます。
本体の電源を切る
■ センサーを押します。
すべての調理ゾーンの電源が切られます。まだ熱い調理ゾーン表示
部には余熱表示ランプが表示されます。
余熱表示ランプ
余熱表示ランプの 3 本のラインは、調理ゾーンが冷めるにつれて 1 本
ずつ消灯します。最後の水平ラインは、調理ゾーンを触っても安全
な状態になってから消灯します。
余熱表示ランプが点灯している間は調理ゾーンに触ったり、熱に弱
いものを置かないでください。
やけどや発火の恐れがあります。
28
停電が発生した場合、余熱表示は点滅します。

使用に適した鍋
- 最適な鍋
電気クッカーでの使用に適した鍋は、底に厚みがあり、冷めてい
る状態で底がかすかにへこんでいる鍋です。加熱すると鍋底は平
らになってセラミックガラスの表面にぴったりとおさまるよう
になり、熱伝導が最適になります。
- あまり適していない鍋
ガラス、セラミック、またはストーンウェア製の鍋は、熱伝導性
が低いためあまり適していません。
- 使用に向かない鍋
プラスチックやアルミホイルでできた皿や容器は、高温になると
溶け出すため使用しないでください。
- アルミニウム製の鍋や底がアルミニウムでできている鍋を使用
すると、セラミックガラスの表面に金属痕が付く可能性がありま
す。金属痕は、セラミックガラスの表面用クリーナーを使用して
取り除くことができます(「掃除とお手入れ」を参照)。
- 本製品では、鉄鍋などの、ふち
いでください。
本体の表面に取れない傷が付く可能性があります。
-鍋は持ち上げてクッカー上に置いてください。鍋を引きずると、
傷が付く恐れがあります。
- 鍋の製造者が表示する最大径は、鍋の上部の直径を示すことが多
いので注意してください。鍋の底の直径(通常、上 部より小さい)
の方が重要です。
や底に凹凸のついた鍋は使用しな
29

上手に節電するためのポイント
- 熱が不必要にうばわれないように、鍋底の大きさは調理ゾーンと
同じか少し大きめであることをお確かめください。
-鍋にふたをすると熱がうばわれるのを防ぐことができます。
- 少量の調理には小さい鍋を使用してください。小さい鍋を小さい
調理ゾーンで使用すると、少量を大きな鍋に入れて大きい調理
ゾーンで使用するよりも消費電力を抑えることができます。
30
- 調理に使用する水はできるだけ少なくしてください。
- 食品が沸騰した後、または鍋が炒め物や揚げ物に適した温度に
なった後は、火力を下げてください。
- 長時間調理するときは、調理する時間が終了する 5 ~ 10 分前に
調理ゾーンの電源を切ってください。
これで余熱を利用できます。
- 圧力鍋を使用すると、調理時間を大幅に短縮できます。

タイマー
タイマーを使用するには、本体の電源を入れておく必要があります。
タイマーは 2 種類の機能に使用できます。
- キッチンタイマーの設定
- 自動スイッチオフ機能(調理ゾーンの電源を自動的に切るための
設定)
時間は 1 分( )~ 9 時間( )まで設定できます。
99 分までの時間は分単位で設定することができ、また表示されます。
例 :
99 分を超える時間を設定するには、タイマーを時間(h)単位で設定
する必要があります。時間は 0.5 時間単位で設定できます。数字の後
の点が 0.5 時間を表します。
例(2 時間 30 分):
設定時間を過ぎると、タイマーのディスプレイに と表示されま
す。同時にアラームが数秒間鳴ります。
31

タイマー
キッチンタイマー
キッチンタイマーを設定するには
分
例 :15 分に設定する場合
■ 本体の電源を入れます。
■ センサーを押します。
タイマーの表示部に と表示されます。右側の が点滅します。
まず 10 の位を入力してから 1 の位を入力します。
■ 10 の位に対応する数字キーパッド上の数字(この場合「1」)を押
します。
タイマーの表示が変更され、 が点滅し始めます。
■ 1 の位に対応する数字キーパッド上の数字(この場合「5」)を 押し
ます。
タイマーの表示が変更されます。1 が左側へ移動し、 が右側に表示
されます。
キッチンタイマーのカウントダウンが開始します。
32

タイマー
時間
時間は、数字キーパッド上で使用する数字を押して設定します。
0.5 時間は該当する 2 つの数字の間を押して設定します。
例 :2 時間 30 分に設定する場合
■ 本体の電源を入れます。
■ センサーを押します。
タイマーの表示部に と表示されます。右側の が点滅します。
■ h センサーを押して、表示部に時間が表示されるように変更しま
す。
■ 数字キーパッド上で 2 と 3 の間の部分を押します。
数秒後、タイマーの表示部が点灯します。
キッチンタイマーのカウントダウンが開始します。
33

タイマー
キッチンタイマーを変更するには
■ センサーを押します。
■ 前述の方法で、時間を設定します。
キッチンタイマーを削除するには
■ タイマーの表示部に が表示されるまで、 センサーを押し続
けます。
34

調理ゾーンの電源を自動的に切る
設定した時間に調理ゾーンの電源を自動的にオフにすることができ
ます。
すべての調理ゾーンを同時にプログラムできます。
プログラムされた時間が有効な最大稼動時間より長い場合は、有効
な最大稼動時間経過後に調理ゾーンの電源をオフにします(「ス
イッチオフ機能」を参照)。
■ 使用する調理ゾーンの火力レベルを選択します。
■ この調理ゾーンの表示ランプが点滅するまで、 センサーを繰り
返し押します。
複数の調理ゾーンの電源を入れると、表示ランプは左側手前から時
計回りに点滅します。
■ 必要な時間を設定します。
設定した時間は、1 分ずつカウントダウンされます。残り時間はタイ
マーの表示部に表示されます。時間はいつでも変更できます。
別の調理ゾーンの電源を自動的に切るように設定するには、上記の
手順に従ってください。
タイマー
複数のスイッチオフ時間が設定されている場合、短い方の残り時間
が表示され、これに対応する表示ランプが点滅します。その他の表
示ランプはすべて点灯したままの状態になります。別の調理ゾーン
の残り時間を確認するには、その調理ゾーンの表示ランプが点滅す
るまで、 センサーを繰り返し押します。
35

タイマー
両方のタイマー機能を同時に使用する
キッチンタイマー機能と自動スイッチオフ機能を同時に使用するこ
とができます。
自動スイッチオフ時間を 1 つ以上プログラムしていて、さらにキッ
チンタイマーも使用する場合 :
プログラムした調理ゾーンの表示ランプが点灯し、タイマーの表示
部に と表示されるまで、繰り返し センサーを押します。
キッチンタイマーを使用していて、さらに自動スイッチオフ時間を
1 つ以上プログラムする場合 :
使用する調理ゾーンの表示ランプが点滅するまで、 センサーを繰
り返し押します。
最後に入力した後すぐに、タイマー表示が残り時間が短い方の機能
に切り替わります。
バックグラウンドでカウントダウンされる残り時間を表示するに
は、以下の間、繰り返し センサーを押します。
- 調理ゾーンの表示ランプが点滅するまで(自動スイッチオフ)
- タイマーの表示部だけが点滅するまで(キッチンタイマー)
表示される残り時間が最も短いものから始まり、オンになっている
すべての調理ゾーンとキッチンタイマーが時計回りに選択されま
す。
36

セーフティロック / システムロック
安全のため、お子様が本製品に近づかないようにしてください。
本製品はセーフティロックを備えており、本体や調理ゾーンの電源
を入れたり、設定を変えたりできないようにしてあります。
セーフティロックは、本体の電源を入れた状態で設定します。有効
な場合 :
- 調理ゾーンの火力レベルおよびタイマーの設定は変更できませ
ん。
- 調理ゾーン、本体、およびタイマーの電源を切ることはできます
が、一度電源を切ると再び電源を入れることはできません。
システムロックは、本体の電源を切った状態で設定します。 有効な場
合、本体の電源が入らず、タイマーも使用できません。
工場出荷 時設定では、システムロックは手動で有効にするように
なっています。自動でシステムロックを有効にすることもできます。
その場合、手動でシステムロックを設定しない限り、本体の電源が
切られてから 5 分後にシステムロックが自動的に有効になります
(「プログラミング」を参照)。
安全機能
セーフティロックまたはシステムロックが有効なときに、使用でき
ないセンサーを押すと、セーフティロックの表示ランプが点灯して、
タイマーの表示部に数秒間 と表示されます。
停電が発生した場合、セーフティロックおよびシステムロックは無
効になります。
37

安全機能
システムロックを有効にする
■ 該当する表示ランプが点灯するまで、 センサーを押します。
しばらくすると、表示ランプが消えます。
1 本の指での操作から 3 本の指での操作に変更して、お子様が本製品
を操作しにくいように設定を変更することができます(「プログラミ
ング」を参照)。
システムロックを解除する
■ 表示ランプが消えるまで、 センサーを押します。
38

Stop & Go 機能
有効にする
安全機能
本製品には Stop & Go 機能が備わっており、この機能が有効な場合、
使用中のすべての調理ゾーンの火力が火力レベル まで低下します。
Stop & Go 機能を有効にした場合、調理ゾーンの火力レベルとタイ
マーの設定は変更できず、本体の電源のみオフにすることができま
す。
Stop & Go 機能を無効にした場合、調理ゾーンは最後に設定された火
力レベルで再稼動します。
Stop & Go 機能を無効にしない場合、本体の電源は 1 時間後にオフに
なります。
Stop & Go 機能が有効な場合 :
- 自動電源オフについてプログラムした時間のカウントダウンが
中断します。この機能を無効にすると、タイマーは引き続き実行
されます。
- キッチンタイマーは中断されることなく継続されます。
■ センサーを押します。
無効にする
使用中の調理ゾーンの火力が火力レベル 1 まで低下します。
■ センサーを押します。
調理ゾーンは、以前に設定した火力レベルで再稼動します。
39

安全機能
スイッチオフ機能
センサースイッチ誤作動防止機能
指先が触れたり、煮こぼれしたり、オーブングローブやふきんなど
で 1 つ以上のセンサースイッチが覆われた状態で 13 秒以上経過する
と、自動的に本体の電源が切れます。
タイマーの表示部で が点滅します。
■ 操作部をきれいにし、障害となっているものを取り除いてくださ
い。
が消えて、本体が使用できるようになります。
超過調理時間での切り忘れ防止
調理ゾーンのいずれかが異常に長い時間火力レベルは変更されずに
加熱されると(表を参照)、自動的に本体の電源が切れて、対応する
余熱表示ランプが点灯します。
再び調理ゾーンを使用するには、通常の方法で電源を入れ直してく
ださい。
出荷時、本製品には安全レベル 0 が標準でプログラムされています。
必要に応じて、最長運転時間を短くすることで、安全レベルを高め
ることができます(表を参照)。
40

安全機能
火力レベル * 最長運転時間(時間)
安全レベル 0*
h : 分
1 10:00 8:00 5:00
1. 10:00 7:00 4:00
2 / 2. 5:00 4:00 3:00
3 / 3. 5:00 3:30 2:00
4 / 4. 4:00 2:00 1:30
5 / 5. 3:00 1:30 1:00
6 / 6. 2:00 1:00 0:30
7 / 7. 2:00 0:42 0:24
8 2:00 0:30 0:20
8. 2:00 0:30 0:18
9 1:00 0:24 0:10
* 工場出荷時設定
** 数字の後ろに点がある連続調理火力レベルは、火力レベルの範囲が拡張した場合のみ利
用可能です(「プログラミング」を参照)。
安全レベル 1
h : 分
安全レベル 2
h : 分
41

安全機能
過熱防止 / 鍋保護機能
各調理ゾーンには過熱防止機能(内部温度リミッター)が装備され
ています。
高速調理ゾーン(エクストラスピード)には鍋保護機能も付いてい
ます。有効にするには、設定の変更が必要になります(「プログラミ
ング」の「予熱」を参照)。
火力レベルが最高になっていてもヒーターのスイッチがオン/ オフす
るのは、過熱防止装置が作動しているからです。
鍋保護機能が働くと、調理ゾーンのヒーターがオフになります。表
示部に と が交互に表示されます。
■ 使用する調理ゾーンを選択するためのセンサーを押します。
表示が変わり、 だけが点滅します。これで本体を使えるようになり
ます。
過熱が起きる原因として以下が考えられます。
- 調理ゾーンに何も乗せないでスイッチを入れた。
42
-鍋を空だきしている。
-鍋底が調理ゾーンにぴったり合っていない。
- 鍋の熱伝導が悪い。

掃除とお手入れ
ミーレ製の掃除とお手入れ用製品については、「オプションの付属
品」を参照してください。
本製品を掃除するときは、スチームクリーナーは絶対に使用
しないでください。蒸気が電気部品に達してショートする原
因になることがあります。
本製品は、毎回使用後に掃除してください。室温まで冷ましてから
掃除してください。
水跡、カルキ付着を防ぐには、水洗いした表面を柔らかい布で拭き
取ってください。
本製品表面の損傷を防ぐため、以下のものは使用しないでください。
- 食器用洗剤
- 酸化ナトリウム、アルカリ、アンモニア、酸、または塩化物を含
むクリーナー
- カルキ除去剤を含むクリーナー
- 汚れまたはサビ落とし
- 粉またはクリーム状の研磨剤
- 溶剤を
-食器洗い機用クリーナー
- オーブン・グリル用クリーナー
- ガラス用クリーナー
- ポット用のたわしのような硬いブラシやスポンジ、研磨剤をつけ
- メラミン製の水周り用スポンジ
- セラミックガラスの表面と周りのフレームとの間や、フレームと
含むクリーナー
て使ったことのあるブラシやスポンジなど
天板との間のシールを破損するような、先の尖ったもの
43

掃除とお手入れ
セラミック面を掃除する際は、食器用洗剤を使用しないでくださ
い。食器用洗剤ではすべての汚れや付着物を取り除くことはできま
せん。食器用洗剤を使うと目に見えないコーティングが
セラミック面の変色の原因になります。
本製品は、適切な専用クリーナーで定期的にお手入れしてくださ
い。
湿った布で表面の汚れを拭き取ってください。がんこな汚れは傷の
付かないスクレーパー(付属品)で落とす必要があります。
それから、キッチンペーパーやふきんなどで、セラミックガラスの
表面用クリーナーで本体をきれいにします。本体がまだ熱いうちは
クリーナーを使用しないでください。染みになる恐れがあります。ク
リーナーのメーカーの指示に従ってください。
最後に、湿った布で本体表面を拭き取ってから、きれいな柔らかい
布で乾かします。クリーナーの跡は確実に落としてください。本製
品にクリーナーが残っていると、次に使用する際にセラミックガラ
スの表面を損傷することがあります。
カルキ、水道水やアルミニウムの残留物により生じる染み(金属の
付着した染み)は、ミーレ製のセラミックガラスの表面用クリーナー
で落とすことができます。
形成され、
44
調理ゾーン使用中に、熱くなっている調理ゾーンへ砂糖、プラスチッ
クまたはアルミホイルを落とした場合は、まず本製品の電源を切っ
てください。本体に残った砂糖、プラスチック、またはアルミニウ
ムは、本体がまだ熱いうちに、傷の付かないスクレーパーで注意し
ながらこすり落としてください。やけどをしないように注意してく
ださい。
本製品が冷めてから、前述の方法で掃除してください。

プログラミングオプションのデフォルト設定を変更できます(表を
参照)。複数の設定を連続して変更できます。
プログラミングモードを選択すると、(プログラム)と (ステータ
ス)がタイマーの表示部に表れます。調理ゾーンを 3 つ備えた本体
では、その他の表示は左後方に表れます。
プログラムは、左手前と左後方にある調理ゾーン表示に表れます。例 :
プログラム 03 = 左手前が 、左後方が
プログラム 14 = 左手前が 、左後方が
右手前にある調理ゾーン表示部に、ステータスが表示されます。
プログラミングモードを選択するには
■ 本体の電源が切れている状態で、セーフティロックの表示ランプ
が点滅するまで および のセンサーを同時に押します。
プログラムを設定するには
■ 1 の位を設定するには、まず左後方の調理ゾーンを選択するセン
サーを押してから、数字キーパッド上で使用する数字を押します。
■ 10 の位置を設定するには、まず左手前の調理ゾーンを選択するセ
ンサーを押してから、数字キーパッド上で使用する数字を押しま
す。
プログラミング
ステータスを設定するには
■ 右手前の調理ゾーンを選択するセンサーを押してから、数字キー
設定を保存するには
■ すべての表示が消えるまで、 センサーを押します。
設定を保存しないときは
■ すべての表示が消えるまで、 センサーを押します。
パッド上で使用する数字を押します。
45

プログラミング
プログラム * ステータス **
P00
P01
P02
P3
P04
P05
* ここに表示されていないプログラム / ステータス番号には割り当てがありません。
** 工場出荷時のデフォルト設定は太字で示しています。
デモモードおよび工場
出荷時のデフォルト設
定
Stop & Go 機能
火力レベルの範囲
護機能
鍋保
センサーを押すとキー
パッドから音が鳴る
タイマーのアラーム音
S
S
S
S
S
S
S 01
S
S
S
S
S
S
S
S
S
S
S
S
0
1
9
0
1
0
1
2
3
0
1
2
3
0
1
2
3
設定
デモモード On
デモモード Off
工場出荷時のデフォルト設定に復旧
オフ
オン
9 段階の火力レベル
(1、2、3 ~ 9 まで)
17 段階の火力レベル(1、1.、2、2.、
3 ~ 9 まで)
自動加熱設定が選択されている場
合、火力設定を表示しながら、A を
交互に点滅表示
オフ
高感度でない
標準
高感度
オン / オフのキーパッド音 以外
はオフ
小
中
大
オフ
アラーム音(小)(10 秒間)
アラーム音(中)(10 秒間)
アラーム音(大)(10 秒間)
46

プログラミング
プログラム * ステータス **
P06
P07
P08
P11
P12
P13
P15
P16
* ここに表示されていないプログラム / ステータス番号には割り当てがありません。
** 工場出荷時のデフォルト設定は太字で示しています。
セーフティロック
システムロック
最長運転時間
左手前の調理ゾーンの
外側のサークル
右手前の調理ゾーンの
外側のサークル
右後方の調理ゾーンの
外側のサークル
ダブルサークル
ゾーン
拡張調理ゾーン
センサーが覆われてい
る場合のアラーム
センサーの反応速度
S
S
S
S
S
S
S
S
S
S
S
S
S
S
S
S
S
S
S
S
0
1
0
1
0
1
2
0
1
0
1
0
1
0
1
0
1
0
1
2
設定
1 本の指で を押してロック
3 本の指で と右側の調理ゾーン
を選択するセンサーを同時に押して
ロック
手動でシステムロックを有効にする
自動でシステムロックを有効にする
安全レベル 0
安全レベル 1
安全レベル 2
同時にオンにならない
いつでも同時にオン
同時にオンにならない
いつでも同時にオン
同時にオンにならない
いつでも同
同時にオンにならない
いつでも同時にオン
オフ
オン
遅い
標準
速い
時にオン
47

こんなとき、どうしたらいい ?
ここでは、弊社コールセンターにお問い合わせいただく前に、軽度のトラブル(誤った操
作によるものを含む)を解決するためのヒントを説明します。
トラブルの原因や解決方法を把握するためにこのガイドを使用してください。
ただし、以下の点に注意してください。
電気機器の修理は、必ずお住まいの地域および国の電気設備基準に従って、有資格
者が行わなければなりません。無資格者による修理などは危険です。正規の修理技
術者以外による作業によって生じた損害は、保証対象外となります。
問題 考えられる原因 対応策
本体や調理ゾーンの電源が
入らない。
ブレーカーが落ちています。 電気のブレーカーをリセッ
トしてください。
技術的な障害が発生してい
る可能性があります。
以下のいずれかの方法で、1
分程度、本製品から電源を遮
断してください。以下の手順
を実行します。
-コンセントからプラグを
抜く
-ブレーカーを落 としま
す。
48
電源のブレーカーをリ セッ
トし、本製品の電源を入れま
す。それでも電源が入らない
ようであれば、電気の有資格
者または弊社コールセン
ターにご連絡ください。

こんなとき、どうしたらいい ?
問題 考えられる原因 対応策
本体の電源をオンにすると、
数秒間タイマーの表示部に
と表示される。
本体の電源がオンになると、
数秒間タイマーの表示部に
と表示される。
調理ゾーンが加熱されない。
使用中に本体の電源が切れる。調理ゾーンの1つが長時間オ
調理ゾーンの1つのヒーター
のスイッチが切れたり入っ
たりする。
システムロックが有効に
なっています。
デモモードで稼動しています。デモモードを無効にしてく
ンになっている可能性があ
ります。
火力レベル 1 ~ 8: これは故
障ではありません。
火力レベルが 9: 過熱防止機
能が作動しています。
システムロックを無効にし
てくだ さい(「セーフティ
ロック / システムロック」を
参照)。
ださい(「プログラミング」
を参照)。
調理ゾーンの電源を入れ直
せば、再度調理ゾーンを使用
できます(「スイッチオフ機
能」を参照)。
これは正常であり、温度をコ
ントロールするための機能
によるものです(「調理ゾー
ンの機能」を参照)。
セラミックガラスの過熱を
防ぐために、過熱防止装置に
よって調理ゾーンのヒ ー
ターが自動的にオフになり
ます。セラミックガラスの表
面が冷えて安全なレベルま
で下がると、ヒーターは自動
的に加熱を再開
熱防止機能」を参照)。
します(「過
49

こんなとき、どうしたらいい ?
問題 考えられる原因 対応策
調理ゾーン表示部で と
が交互に点滅する。
使用中に本体の電源が切れ、
タイマーの表示部で が点
滅する。
自動加熱機能がオンになる
と、鍋の中身があまり加熱さ
れない、またはまったく加熱
されない。
余熱表示ランプが1つ以上点
滅する。
鍋の中身が沸騰するまで時
間がかかり過ぎる。
過熱防止機能が作動してい
ます。
指先が触れたり、煮こぼれし
たり、オーブングローブなど
で1つ以上のセンサーが覆わ
れています。
鍋の中身が多すぎます。 最高の火力レベルで調理を
鍋の熱伝導が悪い可 能性が
あります。
操作中に電源が遮断されて、
本体の電源が切れています。
プログラミングモード
び出されている間、余熱表示
ランプが点灯します。
「過熱防止機能」を参照して
ください。
操作部をきれいにし、障害と
なっているものを取り除い
てください(「スイッチオフ
機能」を参照)。
開始して、後から手動で火力
レベルを弱めてください。
再度、本体の電源を入れて使
用できます。
食品の調理状態と、停電によ
る影響の有無を確認してか
ら、調理ゾーンの電源を入れ
直してください。
表示ランプは、余熱の最大時
が呼
間が経過するか、調理ゾーン
が選択され有効になるまで
点滅します。
調理ゾーンの火力レベルを
テストしてください(「火力
レベルをテストするには」を
参照)。
50

こんなとき、どうしたらいい ?
問題 考えられる原因 対応策
センサーの感度が良すぎる
か、またはまったく反応しな
い。
タイマーの表示部で数字と
交互に が点滅する。
センサーの感度レベルが変
更されています。
電子部品の故障です。 約 1 分間、本体の電源を停止
本体に直射日光(太陽または
人工の光源)が当たらないこ
と、および周辺が暗すぎない
ことを確認してください。
センサーまたは本体を覆う
ものがないことを確認して
ください。本体から鍋を下ろ
して、セラミックガラスの表
面の汚れを拭 き取ってくだ
さい。
約 1 分間、本体の電源を停止
します。
それでも問題が解決しない
場合は、弊社コールセンター
までご連絡ください。
します。
本製品を電源に接続し直 し
た後も問題が生じる場合は、
弊社コールセンターまでご
連絡ください。
51

火力レベルをテストするには
一定量の水を沸騰させるのに必要な時間を計ることで、調理ゾーン
の火力レベルをテストすることができます。
鍋(およびふた)は、ステンレス製またはほうろう加工でなければ
なりません。鍋の直径が調理ゾーンに合っていて、鍋の底が平らか
多少へこんでいる必要があります。
■ テストする調理ゾーンの直径とワット数を確認してください(「各
部の名称 - 調理ゾーン」を参照)。
■ 表に記載された指定量の水を鍋に入れます。水温はおよそ 20 ℃に
します。
■ 鍋にふたをして、調理ゾーンに置きます。
■ 最も高い火力レベルで調理ゾーンの電源を入れます。
■ 水が沸騰するまでにかかる時間を確認してください。
表で指定された時間内に水が沸騰すれば、調理ゾーンの火力レベル
は正しいということになります。
以下の場合、時間が変化する可能性があります。
- 電圧が低いか超過している場合
-冷たすぎる水を使用した場合
- 使用した鍋が適切でない場合
- 鍋にフタがされていない場合
52

火力レベルをテストするには
調理ゾーンの直径
(cm)
10.0 600 0.5 11.0
12.0 700 / 750 1.0 13.0
12.0 1200** 1.0 11.0
14.5 1000 / 1100 1.0 9.0
14.5 1200 1.0 8.5
14.5 1500** 1.0 7.0
17.0 1500 1.5 9.5
18.0 1700 / 1800 1.5 9.0
21.0 2000 2.0 10.5
21.0 2200 / 2300 2.0 10.5
21.0 2900** 2.0 8.0
23.0 2500 2.0 9.0
23.0 3200** 2.0 7.5
27.0 2700 3.0 13.0
27.0 3200 3.0 12.0
27.0 3400** 3.0 11.5
* 不十分な条件で行った場合の最大時間
** 高速調理ゾーン(エクストラスピード)
※ 上記データは 230V でのデータのため、日本仕様とは異なる場合がございます。
230V での消費電力
(W)
水量(ℓ) 時間 *(分)
53

http://www.miele.co.jp
セラミック・ステンレスクッカー用クリーナー
E
250 ml
54

電気工事は、必ず地域および国の電気設備
基準に厳密に従って、適任な有資格者が行
わなければなりません。
無資格者による設置および修理などは危
険です。正規の修理技術
によって生じた損害は、保証対象外となり
ます。
電源コードが損傷した場合は、ミーレ販売
代理店またはミーレ・ジャパンコールセン
ターへお問い合わせください。
本製品の設置または修理作業が完了した
ことを確認するまで、給電しないようにし
てください。
本製品は、設置されていない状態では使用
しないでください。これは、すべての電気
部品が保護された状態でなければならな
いためです。帯電部を外部に曝さないでく
ださい。
延長コードを使用して本製品を主電源に
接続しないでください。延長コードを使用
すると、所定の安全性が確保できません。
者以外による作業
電源接続
地域および国の安全基準に従った適切な断
路器を使用して接続を行ってください。ま
た、本製品の設置後、電源スイッチに簡単
に手が 届 くことを確認 しておいてくださ
い。
必ず設置・施工手順書および電気設備技術
基準に関連する法令・規制等に従って「法
的有資格者」が行ってください。
警告
本製品は必ず接地してください。
ご使用になる主電源が、型式表示シールに
記載された仕様に適合しているか確認して
ください。
55

9:00 17:30
金
2
56

メモ
57

メモ
58

メモ
59

長年ご使用の電気クッカーの点検を!
電源コードやプラグが異常に熱い。
運転が時々止まる。
本体に触れると電気を感じる。
焦げ臭いニオイがする。
運転中に異常音や振動がある
その他の異常や故障がある。
0120-310-647ユーザー専用・月ー金 9:00-17:30(通話料無料・祝日除く
〒153-0063 東京都目黒区目黒2-10-11目黒山手プレイス
M.-Nr