Miele KM6115 operating instructions [ja]

IH クッカー
特定保守製品
KM6115
取扱説明書
お客様の安全を確保し、機器の損傷を避ける ため、本製品を初めてご使用になる前には、 必ずこの取扱説明書をお読みください。
ja – JP M.-Nr. 07 845 750
目次
安全上のご注意
環境保護のために
梱包材の廃棄処分 使用済み製品の廃棄処分
各部の名称
操作パネル 調理ゾーン
初めてお使いになる前に
初めてお使いのときのクリーニング 初めてお使いになる前に
IH 機能について
IH 機能の原理 使用中の音 鍋
上手に節電するためのポイント
火力レベルの設定
操作
操作方法 電源をオンにする 電源を切る 自動加熱 ブースター機能 保温機能 保温機能を設定する
4
13
13
13
14
15
17
18
18
18
19
19
20
20
22
23
24
24
24
25
25
27
29
29
タイマー
調理ゾーンの電源を自動的に切る 両方のタイマー機能を同時に使用する
安全機能
セーフティロック / システムロック スイッチオフ機能 過熱防止機能
2
30
31
31
32
32
33
33
目次
操作パネル
掃除とお手入れ
追加機能
プログラミング リセット
こん な と き 、 どうしたらい い?
オプションのアクセサリー
設置に関する安全上の注意
電源接続
アフターサービス、型式表示シール
34
35
37
37
40
41
45
46
51
52
3
安全上のご注意
ここに示した注意事項は、製品を安全にお使いいただき、お客様や他の方々への危害や損害を未 然に防止するため、注意事項をマークで表示しています。内容をよく理解してから本文をお読み ください。
安全上のご注意
本製品は、現行の安全基準に適合しています。しかし、不適切な使用は、人体への危害お よび、物的損害の恐れがあります。本製品を初めてご使用になる前に、この取扱説明書を よくお読みください。お客様の安全を守り本製品の損傷も防ぐことができます。本取扱説 明書は大切に保管し、製品を譲渡する場合は、必ず本書を添付してください。
4
安全上のご注意
警 告
本製品は、地域および国のすべての安全要 件に適合しています。ただし、正しくお使 いにならなければ、人的傷害または物的損 害を招く危険性があります。
事故や製品 の損傷 および 故障を 防ぐた め に、本製品を設置するときや初めてご使用 になる前に、本書をよくお読みください。 本書には、製品を正しく安全にお使いいた だくための注意事項と、本製品の設置、操 作、お手入れに関する重要な情報が記載さ れています。
本取扱説明書に記載されている事項を遵守 しないことによる損害については、当社は 責任を負いません。
本書は大切に保管し、本製品を譲渡する場 合は必ず本書を添付してください。
警 告
正しい用途
本製品は、ご家庭での使用、またはそれ に類似する居住環境での使用を想定して います。
本製品は、調理および食品の保温のため の家電機器としてのみお使いください。 その他の用途で使用した場合の製造者責 任は負いかねます。用途を誤ると、事故 や損傷を招く危険性があり な用途または操作による損傷や故障は、 保証対象外となり、このために生じる被 害や損害の製造者責任は負いません。
本製品を屋外で使用しないでください。
身体的、感覚的、または精神的に介護を 要する方、操作経験のない方、操作方法 を理解していない方が本製品を使用する 場合は、安全にお使いになれるように周 囲の方が操作中に十分配慮し、操作に伴 う危険について説明するようにしてくだ さい。
ます。不適切
5
安全上のご注意
警 告
お子様の安全
お子様による操作や設定の変更を防ぐた めに、セーフティロック クを使用してください。
どのような状況でもお子様が本製品に近 づかないように注意してください。本製
品はおもちゃではありません。ケガをさ
せないために、本製品でお子様を遊ばせ
たり、操作パネルを使用させたりしない
でください。お子様には誤操作によって
生じる危険を知らせておくことが必要で
す。キッチンで作業するときは、お子様
から目を離さないでください。
ある程度大きくなったお子様には、操作
方法を分かりやすく説明し、本製品を安
全に使用することができ、誤使用の危険
性が理解できた場合のみ、使用を許可し
てください。
/ システムロッ
警 告
鍋は必ずお子様の手の届かない場所に保 管してください。鍋の取っ手の部分は、 クッカーからはみ出さないように内側に 向けてください。やけどの恐れがありま す。特殊なクッカーガードも市販されて います。
ラップ、ポリスチレン、ビニール袋など の包装は、乳幼児の手の届かない場所に 保管してください。窒息する恐れがあり ます。梱包材は、できるだけ早く安全に 廃棄するか、リサイクルしてください。
お子様が意図せず本製品の電源を入れる ことがないようにシステムロックを使用 してください。クッカーを使用している 時はお子様が設定を変えることができな いようにセーフティロックを使用してく ださい。
本製品は、使用中はもちろんのこと、電
源を切った後もしばらくは高温の状態が
続きます。やけどの恐れがあるため、ど
のような状況でもお子様を本製品に近づ
けないようにしてください。
お子様の興味を引きそうなものを本製品
付近の収納に保管
お子様が本製品の上に登ってやけどをす る恐れがあります。
6
しないでください。
安全上のご注意
警 告
技術的安全性
設置、修理およびその他の作業を資格の
ない人が行った場合、使用中に大きな危
険を引き起こす可能性があります。
ミーレ認定の専門技術者のみが行う必要
があります。
本製品を設置する前に、損傷がないかを
チェックしてください。損傷の見られる
機器は、危険ですので設置しないでくだ
さい。
お住まいの地域および国の電気設備基準
に従った有効な接地システムと本製品が
完全に接続されている場合のみ、本製品
の電気的安全性が保証されます。この基
本的な安全要件を満たし、定期的なテス
トを行う必要があります。何か問題があ
りそうな場合は、資格を有する電気技師
に家屋内の電気配線の検査を依頼する必
要があります。不適切な接地工事による
問題(感電事故など)は、保証対象外と
なり、このために生じる被害や損害の製
造者責任は負いません。
本製品の電源プラグをコンセントに差し
込む前に、ご使用の電圧と定格消費電力
が型式表示シールに記載された仕様 合しているか確認してください。本製品 の損傷を防ぐため、この仕様を満たして いる必要があります。不明点がある場合 は、資格を有する電気技師にご相談くだ さい。
に適
警 告
安全性を確保するため、電気工事がすべ て正しく行われビルトインにされている 場合にのみ本製品を使用してください。
安定していない場所(船など)で本製品 を使用しないでください。
本製品のキャビネットを開けないでくだ さい。 配線、電気部品、または機械的部品の改 造や修理はきわめて危険であり、人的傷 害または機械的損害や故障を招く恐れが あります。
設置、メンテナンス、および修理は、必 ずお住まいの地域および国の電気設備基 準に厳密に従って、ミーレにより認めら れた者が行う必要があります。無資格者 による修理などは危険です。正規の修理 技術者以外による作業によって生じた損 害は、保証対象外となります。
本製品の設置や修理、点検に際しては、 必ず電源が完全に遮断されていることを 確認してください。本製品が電源から完 全に 遮断 され るのは以下の場合のみで す。
ブレーカーが切られた場合
壁のコンセントで電源がオフにされ、
プラグが
抜いてある場合
断路器を電源ブレーカーに変更した
場合 本製品に通信モジュールが装備されてい る場合、本製品の設置やメンテナンス、 修理の際には必ず電源を遮断してくださ い。
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安全上のご注意
警 告
本製品が保証期間中の場合、製造元の認 定を受けたサービス技術者が修理を行う 必要があります。 それ以外の人物が修理を行った場合、保 証が無効になります。
問題のある部品を交換する場合は、ミー レ製 の純 正部 品のみを使用してくださ い。ミーレ製の交換部品が使用されてい る場合のみ、製造元により本製品の安全 が保証されます。
電源コードが損傷した場合は、資格を有 する電気技師が専用接続ケーブルと交換 する必要があります。この接続ケーブル はミーレ代理店または販売店でご購入い ただけます。
このクッカーは外付けのタイマーや遠隔 操作を使用することはできません。
本製品がキッチン家具の扉の中に取り付 けられている場合、必ずその扉を開けた 状態で使用してください。扉を閉めた状 態の場合、熱や湿気が発生し、本体や家 具、床が損傷する恐れがあります。余熱 表示が消えてから家具の扉を閉めてくだ さい。
警 告
製品に問題がある場合、または、セラミッ クガラス表面にひび割れや欠け、破損が ある場合は使用しないでください。すぐ に電源をオフにして、製品を主電源から 外してください。感電事故の恐れがあり ます。
ゴキ ブリ など の害虫が出やすい環境で は、本製品とその周辺を常に清潔な状態 に保つよう特に注意してください。害虫 による損傷は、本製品の保証対象外とな ります。
延長コードやマルチソケットを使用した
たこ足配 めください。 これらを使用すると過熱などの恐れがあ り、危険です。
8
線で電源に接続することはお止
安全上のご注意
注 意
正しい使用方法
心臓ペースメーカーをご使用の方は、以
下をお読みください。
本製品の近辺は、電磁性を帯びています。
ペースメーカーへの影響について不明点
がある場合は、ペースメーカーの製造元
または担当医にご相談ください。
磁場の影響を受けやすいもの(クレジッ
トカ ード、ディス ケット、小型 電卓な
ど)の損傷を防ぐために、これらのもの
を本製品のすぐそばに放置しないでくだ
さい。
本製品は、使用中はもちろんのこと、電
源を切った後もしばらくは高温の状態が
続きます。余熱表示ランプが消えるまで
は、やけどの恐れがあります。
使用中は、本製品から離れないでくださ
い。鍋が空になるまで加熱すると、セラ
ミックガラス表面に損傷が生じる可能性
があり、この場合、製造者責任は負いか
ねます。
脂肪や油を沸騰させると発火したり火災
が発生する恐れがあります。
油や脂肪が発火した場合は、水で炎を消
そうとしないでください。適切な防火毛
布、鍋ぶた、
のものを使用し、炎を覆って消火してく
ださい。
湿ったタオル、または同様
注 意
本製品を使用中、近くに物を置くと高温 のため引火する恐れがあります。部屋を 温めるために本製品を使用しないでくだ さい。
より安全にお使いいただくために、本製 品をご使用になるときは、耐熱性の鍋つ かみや手袋を使用することをお奨めしま す。鍋つかみや手袋は、湿った状態や濡 れた状態で使用しないでください。熱が 伝わりやすくなるため、やけどをする恐 れがあります。
レンジフードの下でフランベは行わない でください。 炎がレンジフードに引火する恐れがあり ます。
本製品を他のものを置く台として使用し ないでください。本製品の上にナイフや フォークなどの小物類またはその他の金 属物を絶対に置かないようご注意くださ い。故意に、または誤って本体の電源を 入れた場合や余熱があるときは、金属部 分が加熱する危険があり、やけどの恐れ があります。 材質によっては、本製品上に置かれたも のが溶け出したり発火する可能性があり ます。濡れた鍋ぶたは、セラミッ ス表面に接着して取り外しにくくなる場 合があります。 使用後は、調理ゾーンの電源を切ってく ださい。
クガラ
9
安全上のご注意
注 意
本製品を布やキッチンホイルなどで覆わ ないでください。誤って本体の電源を入
れてしまった場合、火災の原因となる恐
れがあります。
プラスチックやアルミホイル製の容器を
使用しないでください。このような容器
は高温になると溶け出し、発火する恐れ
があります。
本製品で、缶詰を密閉したまま加熱しな
いでください。缶の中の圧力が高まって
破裂します。それによって負傷ややけど
を負ったり、損傷する恐れがあります。
本製品では、鉄鍋などの、ふちや底に凹
凸のついた鍋は使用しないでください。
本体の表面に取れない傷が付く可能性が
あります。底が滑らかな鍋のみを使用し
てください。
空の鍋を加熱し ないでください。
非常に短時間で鍋が加熱されるので、鍋
の底の温度が急激に上昇し、油や脂肪が
発火する恐れがあります。
使用 中は 本製 品から離れないでくださ
い。
本製品を清潔な状態に保ってください。
塩、砂糖、砂(洗う前の野菜に付着した)
の粒
子により、傷が付く可能性がありま
す。
IH
注 意
操作パネルの付近には、加熱した鍋を置 かないでください。下にある電子回路が 損傷を受ける可能性があります。
セラミックガラス表面には物を落とさな いようにしてください。軽いものでも場 合によっては損傷の原因となる可能性が あります。
鍋などの位置を移動するときは、持ち上 げて移動すると本体を傷や破損から保護 します。
調理ゾーンが熱くなっているときに、調 理ゾーンに固体または液体の砂糖や、プ ラスチック製またはアルミニウム製のホ イルを落とさないでください。落として しまった場合は本体の電源を切って、ま だ熱いうちに傷の付かないスクレーパー で注意して砂糖、プラスチック、または アルミニウムの残留物をすべてこすり落 とします。 やけどをしないようにオーブンミトンな どで手を保護して注意してください。残 留物 が取 り除 く前に冷めてしまった場 合、セラミックガラス表面に穴が開いた りひびが入ってしまう恐れがあります。 汚れを取り除いた後は、 のを待ち、適切な専用クリーナーでお手 入れしてください。
本製品が冷める
10
安全上のご注意
注 意
本製品付近のコンセントを使用する場合 は、電気器具(例:ハンドミキサー)の ケーブルが本製品の調理ゾーンに触れな いように注意してください。ケーブルの 断熱材が損傷し、感電事故が発生する危
険性があります。
油は
1 分以内に加熱しブースター機能は
使用しないでください。
本製品には冷却ファンが装備されていま す。本製品のすぐ下に引き出しが装備さ
れて いる場合は、本製品に 十分な換気
を確 保できるよう、引き出 しとその中 身、および本製品の下側の間に十分な隙
間があることを確認してください。先の
とがったもの、小さなもの、紙などを引
き出しに保管しないでください。換気ス
ロットに入り込んだり、ファンによって
本体に吸い込まれたりして、ファンが損
傷したり換気の妨げになったりする恐れ
があります。
スプレー缶、エアゾール、およびその他
の引火性物質を、本製品の下の引き出し
に保管しないでください。
カトラリーを入れる引き出しには、耐熱
性のある
材質を使用してください。
注 意
調理したり温め直したりする場合は、食 品を十分に加熱してください。食品の中 には、高温で十分な時間をかけて加熱し なければ死滅しない細菌が含まれている ものもあります。そのため、鶏肉などの 食品を調理したり温め直す場合は、食品 に完全に火が通ることが特に重要です。 不確かな場合は、調理や温め直す時間を 長めに設定してください。
1 つの調理 / 拡張ゾーンで同時に 2 つの
鍋を使用しないでください。
鍋を調理ゾーンの一部にだけ置くと取っ 手が非常に熱くなる恐れがあります。調 理ゾーンの真ん中に置いてください。
油煙 が多 く出 たら通電を切ってくださ い。油が高温になっています。続けて加 熱すると発火し火災になります。
揚げ物調理中は、飛び散る油に注意して ください。油が飛び散ってやけどの原因 になります。
調理直後の熱い鍋やフライパンのふたを クッ カー の表 面にかぶせるように置く と、表面のガラスが割れる可能性があり ます。ご注意ください。
本製品を長時間集中的に使用した場合、
本製品の下にある引き出しに保管した金
属製 の器 具が 熱くなる可能性がありま
す。
11
安全上のご注意
注 意
掃除とお手入れ
スチームクリーナーの蒸気は電気部品に 達してショートの原因になることがあり ます。本製品を掃除するときは、スチー ムクリーナーは絶対に使用しないでくだ さい。
ミーレのパイロリティック機能付きオー ブンの上に装備されている場合は、本製 品をパイロリティック(熱洗浄)機能作
動中に使用しないでください。本製品の
過熱防止機能が作動する可能性がありま
す。
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環境保護のために
梱包材の廃棄処分
輸送時の保護用の詰物には、廃棄する際に環境 への影響が少ない材質が使用されており、通 常、リサイクルすることができます。
プラスチックの包装や袋は確実に安全に処分 し、乳幼児に近づけないでください。窒息する 恐れがあります。
これらの部材は通常のゴミとして廃棄せず、リ サイクルに出してください。
使用済み製品の廃棄処分
電気および電子機器の中には、取り扱いや廃棄 方法を誤ると、人体や環境に悪影響を及ぼす恐 れのある物質が含まれていることがあります。 ただし、このような物質は製品が正常に機能す るために不可欠なものです。したがって、不要 になった製品は家庭ゴミとしては出さないで ください。
不要になった機器を廃棄する際には、お住まい の自治体の指定する廃棄物処理施設に廃棄を 依頼するか、弊社代理店のアドバイスを受けて ください。処分するまでの間、ご自宅で保管す るときは、お子様に危険が及ばないように正し く管理してください。
製品を主電源から外す作業は必ず有資格者が 行ってください。
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各部の名称
  
14
調理ゾーン(ツインブースター付き)
調理ゾーン(シングルブースター付き)
操作パネル
操作パネル
i
88
8 8.
各部の名称
j k l
e g
h d
a
8
8
f c
b
15
各部の名称
センサーコントロール
本製品の電源のオン / オフ
火力レベル設定用
ロックの有効 / 無効化タイマー設定用
シングルブースター / ツインブースターのオン / オフ
調理ゾーンの選択
タイマーのオン / オフ
タイマー機能の切り替えタイマーを設定する調理ゾーンの選択(「調理ゾーンの電源を自動的に切る」を参照)
表示ランプ
シングルブースター / ツインブースター
調理ゾーンの表示
= 調理ゾーン使用可能
= 保温機能
~
= 火力レベル
= ツインブースターレベル 1
= シングルブースター / ツインブースターレベル 2
= 調理ゾーンに鍋がない、または使用に適さない鍋(「鍋なし OFF 機能」を参照)
= 余熱
= エラー(「スイッチオフ機能」を参照)
= 自動加熱

= システムロック / セーフティロック有効

= デモモードオン
自動加熱または拡張火力調節(「プログラミング」を参照)用の表示ランプ(右後方の調理ゾー
ンなど)
タイマー表示
~
右後方の調理ゾーンなど関連するゾーンの表示ランプ
タイマー用の表示ランプ
30 分単位を示す表示ランプ(99 分以上に設定する場合は 30 分単位で設定することができ
ます。)
16
= 分単位の時間
~.
.
= 1 時間単位の時間
調理ゾーン
調理ゾーン
最小〜最大
Ø
cm*
各部の名称
KM 6115
消費電力(kW**
*
記載されている範囲内の直径であれば、すべての大きさの鍋をご使用になれます。
16 – 23 標準 1.90
ツインブースターレベル 1 3.00 ツインブースターレベル 2 3.20
10 – 16 標準 1.10
シングルブースター 1.90
14 – 20 標準 1.50
シングルブースター 2.60
14 – 20 標準 1.50
シングルブースター 2.60
合計 : 5.90
** 記録されているワット数は、使用する鍋の大きさや材質によって異なります。
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初めてお使いになる前に
本製品に同梱の予備の型式表示シールを、本書 の「アフターサービス、型式表示シール」のペー ジに貼り付けてください。
初めてお使いのときのクリーニ ング
保護材と表面のラベルなどをすべて取り外して ください。
初めて使用する前に、湿らせた布で本体を拭い てから、乾いた布で水気を拭き取ります。
初めてお使いになる前に
本製品をはじめてお使いになるとき、わずかに 臭いが出ることがあります。しばらくすると臭 いや蒸気などは発散します。これは健康を害す るものではなく、接続不良や本製品の不具合で もありません。
IH クッカーの加熱時間は、従来の電気クッ
カーに比べて非常に短時間ですのでご注意 ください。
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IH 機能について
IH 機能の原理
各調理ゾーンの下には、誘導コイルが設置され ています。調理ゾーンのスイッチを入れると、 このコイルで磁界が発生し、それが鍋の底に直 接作用して加熱します。調理ゾーン自体も、鍋 から発生する熱 によって間接的に加熱されま す。
IH 調理ゾーンは、磁性体の底を持つ鍋がのせ
られた場合(「鍋」を参照)にのみ作用します。
IH 機能は鍋の大きさを自動的に認識するので、
鍋の底が当たっている部分でのみ熱が発生しま す。
以下の場合、調理ゾーンは機能しません。
所定の場所に鍋が置かれていない、または
使用に適さない(磁性体のない)鍋を置い た状態でスイッチを入れた場合
鍋の底の直径が小さすぎる場合
スイッチが入った状態で鍋が調理ゾーンか
ら離された場合
ナイフやフォークなどの小物類または その他の金属物を本製品の上には絶対に置 かないようご注意ください。故意に、また は誤って本体の電源を入れた場合や余熱が あるときは、金属部分が加熱される危険が あり、やけどの恐れがあります。 物の置き場所としてクッカーを使わないで ください。 使用後は、調理ゾーンの電源を切ってくだ さい。
この場合、対応する調理ゾーンの表示でが点 滅し、選択されている火力設定と交互に表示さ れます。しばらくすると、は自動で点灯状態 になります。
3 分以内 に適切な鍋が調理ゾーンに置かれれ
ば、は消えて通常通り使用できるようになり ます。
鍋が置かれない、または使用に適さない鍋が置 かれた場合、調理ゾーンおよび本体の電源は 分後に自動的にオフになります。
3
19
IH 機能について
使用中の音
IH 調理ゾーンの使用中に、鍋から以下のよう
な音がする場合があります。発生する音は、鍋 の材質や製造方法によって異なります。
火力設定が高い場合は、ブーンという音が
することがあります。
火力設定を下げることで、音は小さくなる
か、完全に止まります。
鍋の底が異なる素材からなる複数の層(サ
ンドイッチ構造)でできている場合、ひび 割れるような音がすることがあります。
リンクするゾーン(「ブースター機能」を参
照)を同時に使用しており、鍋の底が異な る材質からなる複数の層でできている場合、 ヒューッと笛のような音がすることがあり ます。
特に火力設定が低いときに、スイッチの入
るカチッとした音がすることがあります。
電子回路の寿命を長くするために、本製品には 冷却ファンが装備されて います。本製品が集 中的に使用されると、冷却 ファンが作動して ヒュー(ブーン)という音がします。ファンは、 本製品のスイッチ ける場合があります。
がオフになった後も動作し続
使用に適した鍋には、以下のようなものがあ ります。
- 底に磁性体のあるステンレス鍋
ほうろう加工のスチール鍋
鋳鉄鍋
使用に適さない鍋には、以下のようなものが あります。
- 底に磁性体のないステンレス鍋
アルミ製または銅製の鍋
ガラス製または陶磁器の鍋
IH クッカーでの使用に適した鍋かどうか確認
する場合は、鍋の底に磁石を近づけます。磁石 が付く場合、その鍋は使用できます。
適さない鍋を使用した場合、と設定した火力 レベルが交互に表示されます。
鍋底の性質は、鍋の中の食品が加熱される際の 均一性に影響する可能性がありますのでご注意 ください。
調理ゾーンを効果的にご使用になる場合は、
適した直径サイズの鍋底の鍋を選んでくだ さい(各部の名称
鍋の直径が一番内側のマークよりも小さい
場合、
IH は機能しません。
調理ゾーンは鍋が置かれていない場合と同
じ動作をします。
-「調理ゾーン」参照)。
20
底 が滑 らか な鍋 のみ を使 用し てく ださい。
底の粗い鍋はセラミックガラスにキズがつ きます。
鍋の位置を移動するときは、鍋を持ち上げ
てください。スライドさせると摩耗やキズ の原因になります。
鍋のメーカーが表示する最大径は、鍋の上
部の直径を示すことが多いので注意してく ださい。鍋の底の直径(通常、上部より小 さい)の方が重要です。
IH 機能について
21
上手に節電するためのポイント
鍋にふたをすると熱がうばわれるのを防ぐ
ことができます。
ふたなし ふたつき
少量の調理には小さい鍋を使用してくださ
い。大きな鍋に少量の食品を入れるよりも、 小さい鍋を使用した方が使用電力は少なく なります。
調理に使用する水はできるだけ少なくして
ください。
食品が沸騰した後、または鍋が炒め物や揚
げ物に適した温度になった後は、火力を下 げてください。
圧力鍋を使用すると、調理時間を大幅に短
縮できます。
22
火力レベルの設定
出荷時、本製品には 9 つの火力レベルがプログラムされています。設定を微調整したいときは、 火力レベルの範囲を拡張することができます(「プログラミング」を参照)。 中間設定を行うと、数字の隣にランプが点灯します。
設定
標準の工場出荷時設定
9 段階の火力レベル)
保温する バターを溶かす 1 2 1 2. ゼラチンを溶かす チョコレートを溶かす ミルクプディングを作る 少量の汁ものを温める 3 3 3. 米を炊く 冷凍野菜を解凍する おかゆを作る 3 2. 3. 汁ものや加工食品を温める 4 4 4. 卵焼きや焦げ目の少ない目玉焼きを作る 果物を蒸す 魚や肉の団子を作る 野菜や魚を蒸し煮する 5 5 冷凍食品を解凍して加熱する 5 5 5. 卵を軽く炒める(脂肪分を熱しすぎない) 6 5. 6. 大量の食品を煮立てる(キャセロールなど) 6 7 5. 6 カスタ ードや ソース を煮詰 める(オラ ン デーズなど) 肉、魚、ソーセージを軽く炒める(脂肪分 を熱しすぎない) パンケーキなどを焼く 7 6. 7 シチューを作る 8 8 8. 大量の湯を沸かす 9 9 沸騰させる
h h
2 2 2.
3 2. 3
4 4 5.
6 7 6. 7.
17 段階の火力レベル)
拡張設定
上記の設定はあくまで目安です。 誘導コイルの火 せて設定を少し調節する必要が生じることがあります。本製品を使用していくうちに、ご使用の 鍋に最適な設定が分かるようになります。
力は、鍋の大きさや材質によって異なります。そのため、ご使用になる鍋に合わ
23
操作
操作方法
本体には、指で接触すると 反応する電子セン サーコントロールが備わっています。安全上の 理由より、オン サーより長押しする必要があります。
本体を操作するときは、該当するセンサーを押 します。センサーを押すたびに音が鳴ります。
火力レベルまたは時間を設定または変更する場 合は、調理ゾーンとタイマーを有効にしなけれ ばなりません。 調理ゾーンまた はタイマーを有効にする場合 は、センサーを押して該当する調理ゾーンまた はタイマーを選択します。センサーを押すと、 該当する調理ゾーンまたはタイマーの表示が点 滅を始めます。表示が点滅している間、調理ゾー ンまたはタイマーは有効な状態になります。火 力レベルや時間を設定してください。 例外:もし 場合、火力レベルは有効な状態にすることなく 変更できます。
操作パネルを清潔に保つように注意し、上 にものを置いたりしないでください。セン サーが正常に反応しなかったり、センサー がものや汚れを操作指示と誤って感知した りすること で、なん らかの 機能が 有効に なったり、本 体の電 源が自 動的に オフに なることがあります(「スイッチオフ機能」 を参照)。
センサーの上に熱い鍋を置かないようにし てください。下部の電子装置が損傷を受け る恐れがあります。
/ オフセンサー
1 つの調理ゾーンのみ作動している
は他のセン
火事の恐れがあります。 クッカーを使用している間は、離れないで ください。 と比べて加熱時間が非常に短いことにご注 意ください。
IH クッカーは電気クッカーなど
電源をオンにする
■ センサーを押します。
調理ゾーンの表示がになります。タイマーの 表示部にと表示されます。そのまま何もし ないと、安全のため数秒後に本体の電源がオフ になります。
火力レベルの設定変更をする
■ 必要な調理ゾーンのセンサーを選択するた めに押します。
調理ゾーンの表示にか選択した火力レベルが 点滅します。
センサーまたは + センサーを押して火力
レベルを選択します。
自動加熱機能を使用して調理する場合は、
センサーを押して火力レベルを設定しま
す(「自動加熱」を参照)。自動加熱を使用 せずに調理する場合は、
て火力レベルを設定します。
選択された火力 レベルは表示内で数秒間点滅 し、その後点灯した状態になります。
+ センサーを押し
24
操作
電源を切る
■ 調理ゾーンのスイッチを切る場合は、必要 な調理ゾーンのセンサーを す。
本体の電源やすべての調理ゾーンを切る場
合は、
センサーを押します。
余熱表示ランプ
調理ゾーンがまだ熱い場合、余熱表示ランプが 表示部に示されます。
余熱表示ランプの ンが冷めるにつれて の水平ラインは、調理ゾーンを触わっても安全 な状態になってから消灯します。
余熱表示ランプが点灯している間は調 理ゾーンに触ったり、熱に弱いものを置か ないでください。 やけどや発火の恐れがあります。
3 本のラインは、調理ゾー
1 本ずつ消灯します。最後
2 回タッチしま
自動加熱
自動加熱がオンになると、調理ゾーンは自動的 に最も高い火力 レベルでスイッチがオンにな り、その後設定した火力レベル(連続調理火力 レベル)に切り替わります。加熱時間は設定し た連続調理火力レベルにより異なります(表を 参照)。
自動加熱の有効化
■ 必要な調理ゾーンのセンサーを選択するた めに押します。
調理ゾーンの表示ランプが点滅します。
必要な連続調理火力レベル(
示されるまで、
加熱時間中は連続調理火力レベルの右側にある 表示ランプが点灯し、加熱が終わると消灯しま す。
火力レベルの拡張を行った場合(「プログラミ ング」を参照)、加熱時間中、連続調理火力レ ベルと交互にが点滅します。
センサーを押し続けます。
など)が表
連続調理火力レベルを変更すると、自動加 熱が無効になります。
自動加熱の無効化
自動加熱時間が終わる前に、自動加熱をオフに することができます。
必要な調理ゾーンのセンサーを選択するた
めに押します。
火力レベルが点滅します。
異なる火力レベルを選択します。
25
操作
連続調理火力レベル * 加熱時間(およその目安)[ 分 : 秒 ]
1 0 : 15
1. 0 : 15 2 0 : 15
2. 0 : 15 3 0 : 25
3. 0 : 25 4 0 : 50
4. 0 : 50 5 2 : 00
5. 5 : 50 6 5 : 50
6. 2 : 50 7 2 : 50
7. 2 : 50 8 2 : 50
8. 2 : 50 9
*
数字の後ろに点がある連続調理火力レベルは、火力レベルの範囲が拡張した場合のみ利用可能 です(「プログラミング」を参照)。
26
操作
ブースター機能
調理ゾーンには、シングルブースターまたはツ インブースターが装備されています(「各部の 名称」を参照)。
ブースターを有効にすると、最大 が上がり、大量の液体や食品を短時間で加熱す ることができます(パスタを茹でるためにお湯 を沸かすなど)。
ブースター機能を同時に使う場合は、左右 の調理ゾーンのみ可能です。
ブースター機能をオンにしたときの設定によっ て、以下のように動作が変わります。
火力レベルの設定をせずにブースター機能
をオンにした場合、ブースター時間が終わっ たとき、またはブースター時間が終わる前 にブースター機能をオフにしたときの調理 ゾーンの設定は、自動的に
火力レベルの設定をしてからブースター機
能をオンにした場合、ブースター時間が終 わったとき、またはブースター時間が終わ る前にブースター機能をオフにしたときの 調理ゾーンの設定は、自動的に設定した火 力レベルに
なります。
15 分間火力
2
9 になります。
ブースター機能では、別の調理ゾーンの火力を 一部使用するこ とで更に強い火力を得ていま す。そのため、調理ゾーンは トワーク化されています。
:
2 1 組でネッ
1 つの調理ゾーンでシングルブースター / ツイ
ンブースターのレベル の動作は以下のいずれかになります。
ペアのもう一方のゾーンで自動加熱が有効
になっている場合はオフになります。
ペアのもう一方のゾーンの火力レベルは下
がります。
ペアのもう一方のゾーンの電源はオフにな
ります。
1 を選択すると、各ペア
27
操作
シングルブースターをオンにするには
■ 必要な調理ゾーンのセンサーを選択するた めに押します。
必要に応じて火力レベルを選択します。
B I/II センサーを押します。
ブースターの表示ランプが点灯し、調理ゾーン の表示でが点滅し始めます。
数秒後、が継続して点灯するようになり、表 示ランプが消えます。
ツインブースターをオンにするには
レベル 1
■ 必要な調理ゾーンのセンサーを選択するた めに押します。
必要に応じて火力レベルを選択します。
B I/II センサーを押します。
ブースターの表示ランプが点灯し、調理ゾーン の表示でが点滅し始めます。数秒後、が継続 して点灯するようになり、表示ランプが消えま す。
シングルブースター / ツインブースターをオ フにするには
■ 必要な調理ゾーンのセンサーを選択するた めに押します。
ブースターの表示ランプが消えて、調理ゾー
ンの表示に火力レベルが表示されるまで、
B I/II センサーを繰り返し押します。
または
必要な調理ゾーンのセンサーを選択するた
めに押します。
異なる火力レベルを選択します。
レベル
2
■ 必要な調理ゾーンのセンサーを選択するた めに押します。
必要に応じて火力レベルを選択します。
B I/II センサーを 2 回押します。
ブースターの表示ランプが点灯し、調理ゾーン の表示でが 続して点灯するようになり、表示ランプが消え ます。
28
点滅し始めます。数秒後、が継
操作
保温機能
この機能は、調理したばかりの食品(まだ 熱い食品)を保温するためのものです。冷 めてしまった食品を再加熱するための機能 ではありません。
各調理ゾーンには、保温機能(「」)があります。
「」機能は、「
保温機能を有効にすると、調理ゾーンは最大 時間後に自動的にオフになります。
鍋 やフ ライ パン など で保 温し てく ださい。
鍋にはフタをしてください。
保温中の食品をかき混ぜる必要はありませ
ん。
食品を調理すると栄養素は失われます。こ
れは、食品の保温中も同様です。食品の保 温時間が長くなればなるほど、失われる栄 養素 も多 くな ります。食品の保温時間は、 できるだけ短くすることを心がけてくださ い。
0」と「1」の間の設定です。
保温機能を設定する
■ 必要な調理ゾーンのセンサーを選択するた めに押します。
調 理 ゾーンの 表 示に
サーを長押しします。
保温機能をオフにする
■ 必要な調理ゾーンのセンサーを選択するた めに押します。
2
別の火力レベルを設定するか、調理ゾーン
をオフにします。
が出る ま で + セン
29
タイマー
タイマーを使用する場合は、本体の電源を 入れておく必要があります。 時間は 設定できます。
タイマーは
キッチンタイマーの設定
自動スイッチオフ機能(調理ゾーンの電源
を自動的に切るための設定)
.
時間を

す。表示は の入力を続けるには、少しの間センサーから指 を離した後でもう一度押してください。
()を超える時間が設定されると、時間は
時間単位で設定されるようになります。数字の 後の点が
から
.

1 分(
)~ 9.5 時間(
2 種類の機能に使用できます。
からに減らすには
に増やすには
.
およびで停止します。設定
+ センサーを押しま
0.5 時間を表します。
.
)まで
センサーを、
99
キッチンタイマー
キッチンタイマーを設定するには
センサーを押します。
タイマーの表示部で、とタイマーの表示ラ ンプが点滅します。
必要な時間(15 分など)が表示部に表示さ
■ れるまで、 押し続けます。
キッチンタイマーを変更するには
センサーを押します。
センサーまたは + センサーを押して、必
■ 要な時間を設定します。
0.5
キッチンタイマーを削除するには
センサーを押します。
タイマー表示部に
■ ンサーと
センサーまたは + センサーを

が表示されるまで – セ
+ センサーを同時に押します。
30
調理ゾーンの電源を自動的に切 る
設定した時間に調理ゾーンの電源を自動的にオ フにすることができます。 すべての調理ゾーンを同時にプログラムできま す。
プログラムされた時間が有効な最大稼動時
間より長い場合は、有効な最大稼動時間経
過後 に調理 ゾーンの電 源をオ フにします
(「スイッチオフ機能」を参照)。
タイマー
別の調理ゾーンの残り時間を確認するには、
その調理ゾーンの表示ランプが点滅するま で、
センサーを繰り返し押します。
両方のタイマー機能を同時に使 用する
キッチンタイマー機能と自動スイッチオフ機能 を同時に使用することができます。
自動スイッチオフ時間を ていて、さらにキッチンタイマーも使用する場
:
1 つ以上プログラムし
使用する調理ゾーンの火力レベルを選択し
ます。
調理ゾーンの表示ランプが点滅するまで
センサーを長押しします。
複数の調理ゾーンの電源がオンになってい
る場合、表示ランプが左手前から時計回り
に点灯します。
■ 必要な時間(15 分など)が表示されるまで、
センサーまたは + センサーを押します。
別の調理ゾーンの電源を自動的に切るように設 定するには、上記の手順に従ってください。
複数のスイッチオフ時間が設定されている 場合、最も短い残り時間が表示され、その 調理ゾーンに対応する表示ランプが点滅し ます。その他の表示ランプはすべて点灯し たままの状態になります。
■ タイマーの表示ランプが点滅するまで、 センサーを繰り返し押します。
時間を設定します。
キッチンタイマーを使用していて、さらに自動 スイッチオフ時間を 合
:
■ 使用する調理ゾーンの表示ランプが点滅す るまで、
時間を設定します。
最後に入力した後すぐに、タイマーの表示が切 り替わり、残りが最も短い時間が表示されます。 他の調理ゾーンの残り時間を見たい場合は、対 応する表示ランプが点滅するまで し押してください。
表示される残り 時間が最も短いものから始ま り、オンになっているすべ ての調理ゾーンと キッチンタイマーが時計回りに表示されます。
1 つ以上プログラムする場
センサーを繰り返し押します。
を繰り返
31
安全機能
セーフティロック / システムロッ ク
電源が遮断された場合、セーフティロック およびシステムロックは無効になります。
安全のため、お子様が本製品に近づかないよう にしてください。本製品に はセーフティロッ クおよびシステムロックを備えて、本体や調理 ゾーンの電源を入れたり、設定を変えたりでき ないようにしてあります。
システムロックは、本体の電源が切れている場 合に有効です。システムロックが有効になって いる場合、本体の電源を入れることはできず、 またタイマーを使用することもできません。
システムロックは手動で有効にするように初期 設定でプログラムされています。システムロッ クを手動で有効にしなければ、本体の電源が切 られてから 設定を変更できます(「プログラミング」を参 照)。
5 分後、自動的に有効になるように
ロックの設定
■ 調理ゾーンの 表示部の左手前に、右手前 にが表示され長い音が鳴るまで、 サーと
+ センサーを同時に押し続けます。
セン
LC はすぐに消えます。
ロックの解除
■ 調理ゾーンの 表示部の左手前の、右手前 のが消え音が鳴るまで、 センサーを同時に押し続けます。
センサ ーと +
セーフティロックは、本体の電源が入っている 場合に有効です。セーフティロックが有効であ る場合
:
- 調理ゾーンの火力レベルおよびタイマーの
設定は変更できませ
調理ゾーン、本体、およびタイマーの電源
を切ることはできますが、一度電源を切る と再び電源を入れることはできません。
セーフティロックまたはシステムロックが有効 なときに、使用できないセンサーを押すと、調 理ゾーンの表示部の左手前に、右手前にが 約
3 秒間表示されます。
32
ん。
安全機能
スイッチオフ機能
超過調理時間での切り忘れ防止
調理ゾーンのいずれかが異常に長い時間加熱さ れると、火力レベルは変更されず、自動的に本 体の電源が切れて、対応する余熱表示ランプが 点灯します。
最長運転時間は 火力レベルによって異なりま す。
再び調理ゾーンを使用する場合は、通常の方法 で電源を入れ直してください。
煮こぼれしても安心
指先が触れたり、煮こぼれしたり、オーブング ローブやふきんなどで サースイッチが覆われた状態で すると、自動的に本体の電源が切れます。 各調理ゾーンの表示部でが点滅します。
操作部をきれいにし、障害となっているものを 取り除くとが消灯します。これで本体を使え るようになります。
1 つまたは複数のセン
13 秒以上経過
過熱防止機能
電子回路のすべての誘導コイルおよび冷却装置 には、過熱防止機能が搭載されています。誘導 コイルや冷却装置が熱くなりすぎる前に、以下 のいずれかの方法で過熱防止機能が作動します。
誘導コイル
- ブースター機能を使用中の場合はオフにな
ります。
火力レベルが下げられます。
調理ゾーンの電源が自動でオフになります。
エラーメッセージ「
エラーメッセージが消えれば、通常通りに調理 ゾーンを使用できるようになります。
冷却装置
- ブースター機能を使用中の場合はオフにな
ります。
火力レベルが下げられます。
調理ゾーンの電源が自動でオフになります。

」が表示されます。
影響を受ける調理ゾーンが再度通常通り使用で きるようになるのは、冷却装置が安全なレベル の温度に冷めてからです。
過熱が起きる原因として以下が考えられます。
鍋を空だきしている。
脂肪や油を最大火力で加熱している。
本体下側の換気が不足している。
熱くなっている調理ゾーンの電源が停電後
にオンになった。
過熱防止機能が再び作動する場合は、コールセ ンターにご連絡ください。
33
操作パネル
操作パネル
操作パネルの電子ユニットには、過熱防止機能 が装備されています。 この機能によって、電子ユニットが過熱する前 に本体の電源がオフにされます。
エラーコード「
電子ユニットが十分に冷めると、エラーコード は消えて、本体を再度使用できるようになりま す。
過熱は、複数の調理ゾーンを高火力で長時間過 熱した場合に起こる可能性があります。

」が表示されます。
34
掃除とお手入れ
火傷の危険があります。 調理 ゾーン はオフにし なけれ ばいけませ ん。本体が冷えていないといけません。
本製品を掃除するときは、スチームク リーナーは絶対に使用しないでください。 蒸気が電気部品に達してショートの原因に
なることがあります。
適切でない洗剤を使用すると表面が変色する場 合があります。表面は傷がつきやすいです。 付着した汚れはすぐに洗剤で取り除いてくださ い。
定期的に、できれば毎回使用後に本製品を掃除 してください。室温まで冷ましてから掃除して ください。 水跡、カルキ付着を防ぐには、水洗いした表面 を柔らかい布で拭き取ってください。
本製品表面の損傷を防ぐため、以下のものは 使用しないでください。
- 食器用洗剤
酸化ナトリウム、アルカリ、アンモニア、酸、
または塩化物を含むクリーナー
カルキ除去剤を含むクリーナー
汚れまたはサビ落とし
粉またはクリーム状の研磨剤
溶剤を含むクリーナー
食器洗い機用クリーナー
オーブン・グリル用クリーナー
ガラス用クリーナー
ポット用のたわしのような硬いブラシやス
ポンジ、研磨剤を付けて使ったことのある ブラシやスポンジなど
メラミンフォーム製の水周り用消しゴム
35
掃除とお手入れ
セラミックガラス表面と周りのフレームと
の間や、フレームと天板との間を先の尖っ
たもので掃除しないでください。 シールが破損します。
セラミックの面を掃除する際は、液体の食 器用洗剤を使用しないでください。液体の 食器用洗剤では汚れや付着物をすべて取り 除くことはできません。また、目に見えな いコーティングがされ変色する恐れがあり ます。 定期的に表面を専用クリーナーでお掃除し
てください。
湿った布で表面の汚れを拭き取ってください。 がんこな汚れは傷の付かないスクレーパー(別 売品)で落とす必要があります。
それから、キッチンペーパーやふきんなどで、 セラミックガラ ス表面用クリーナーで本体を きれいにします。本体がまだ熱いうちはクリー ナーを使用しないでください。染みになる恐れ があります。クリーナーの メーカーの指示に 従ってください。
火傷の危険があります。
本体が熱いうちに砂糖、プラスチックまた はアルミホイルをスクレーパーで取り除く 前にオーブンミトンなどで手を保護してく ださい。
調理ゾーン使用中に熱くなっている調理ゾーン へ砂糖、プラスチックまたはアルミホイルを落 とした場合は、まず本製品の電源を切ってくだ さい。本体に残った砂糖、プラスチック、また はアルミニウムは、本体がまだ熱いうちに、傷 の付かないスクレーパーで注意しながらこすり 落としてください。やけどをしないように注意 してください。本製品が冷めてから、前述のセ ラミックガラス表面用クリーナーを使ってきれ いにしてください。
最後に、湿った布で本体表 面を拭き取ってか ら、きれいな柔らかい布で乾かします。クリー ナーの跡は確実に落としてください。本製品に クリーナーが残っていると、次に使用する際に セラミックガラス表面を損傷することがありま す。
カルキ
、水道水やアルミニウムの残留物により 生じる染み(金属の付着した染み)は、セラミッ クガラス表面用クリーナーで落とすことができ ます。
36
追加機能
プログラミング
プログラミングオプションのデフォルト設定を 変更できます(表を参照)。複数の設定を連続 して変更できます。
プログラミングモードが呼び出されると、(プ ログラム)、(ステータス)、および数字が調 理ゾーンの表示部に表れます。これらは、現在 の設定を示します。
プログラミングモードを終了すると、本体 は自動的にリセットされます。ブースター の表示が短く点灯すると、リセットは完了 です。 リセットが完了するまでは、本体の電源を 入れ直さないでください。
プログラミングモードを呼び出すときは
■ 本体の電源が切れている状態で、ブースター の表示ランプが点滅するまで
B I/II センサーを同時に押します。
よび
センサーお
プログラム / ステータスの設定
左手前の調理ゾーンのセンサーを押します。
+ センサーまたは センサーを押して、必
要なプログラムを設定します。
右手前の調理ゾーンのセンサーを押します。
+ センサーまたは センサーを押して、必
要なステータスを設定します(表を参照)。
設定を保存するときは
■ すべての表示が消えるまで、センサーを 押します。
設定を保存しないときは
■ すべての表示が消えるまで、B I/II センサー を押します。
37
追加機能
プログラム * ステータス ** 設定
P 00 デモモードおよび工場 出荷
時のデフォルト設定
P 02 火力レベルの範囲 S 0 9 段階の火力設定
P 03 鍋が ない場合、または使用
に適さない鍋を使用し た場 合に
IH 機能の警告アラーム
が鳴る
S 0 デモモードオン
(本体に電源を入れると、左手前の
調理ゾーンの表示部に、右手前の 調理ゾーンの表示部にが数秒間表 示されます)
S 1 デモモードオフ
S 9 工場出荷時設定に復旧
123 9 まで)
S 1 17 段階の火力設定
11.22.3 9 まで)
自動 加熱設定が 選択されて いる場 合、火力設定とが交互に点滅表示
S
S
S
0
1
2
オフ
P 04 センサーを押すとキー パッ
ドから音が鳴る
P 05 タイマーのアラーム音 S
S S
S
S
S
S
S
S
3 0
1
2
3 0
1
2
3
大 オフ
大 オフ
アラーム音(小)(
アラーム音(中)(
アラーム音(大)(
* ここに表示されていないプログラムには割り当てがありません。
** 工場出荷時設定は太字で示しています。
38
10 秒間)
10 秒間)
10 秒間)
追加機能
プログラム * ステータス ** 設定
P 07 システムロック S 0 手動でのみシステムロックを有効に
する
S 1 手動および自動でシステムロックを
有効にする
P 05. センサーが覆われていると
アラームが鳴る
P 06. センサーの反応速度 S
S 0 オフ
S 1 オン
0
遅い
S
S
1
2
標準
速い
* ここに表示されていないプログラムには割り当てがありません。
** 工場出荷時設定は太字で示しています。
39
追加機能
リセット
本製品にはリセット機能があります。この機能 によって、プログラミング機能を使用して変更 したすべての設定を、元の工場出荷時設定に戻 すことができます。
リセット機能の実行
■ 本体の電源を入れます。
左 手 前およ び右手前 の調理ゾ ーンの セ ン
サーを同時に押し、両方の調理ゾーンの表 示ランプが消灯するまで(約 し続けます。
10 秒間)押
本体が元の設定にリセットされるまで、 どかかります。ブースターの表示が短く点灯す ると、リセットは完了です。
リセットが完了するまでは、本体の電源を 入れ直さないでください。
1 分ほ
40
こんなとき、どうしたらいい?
ここでは、弊社コールセンターにお問い合わせいただく前に、軽度のトラブル(誤った操作によ るものを含む)を解決するためのヒントを説明します。
電気機器の設置作業および修理は、必ずお住まいの地域および国の電気設備基準に従って、 有資格者が行わなければなりません。無資格者による修理などは危険です。 正規の修理技術者以外による作業によって生じた損害は、保証対象外となります。
問題 考えられる原因 対応策 本体や調理ゾーンの電 源が 入らない。
ブレーカーが落ちています。 電気のブレーカーをリセットし
てください。 技術的な障害が発生している可 能性があります。
以下のいずれかの方法で、
程度、本製品から電源を遮断し
てください。
コ ンセントの 電源をオフに
し、プラ グを抜 きます。ま たは 断路器でス イッ チをオ
フにします。 または -
ブレーカーを落とします。
電源のブ レ ー カ ーをリセッ ト
し、本製品の電源を入れ直しま す。それでも電源が入らないよ うであれば、電気の有資格者ま たは弊社コールセンターにご連 絡ください。
1
41
こんなとき、どうしたらいい?
問題 考えられる原因 対応策 本製品を初めて使用す る際 に、臭いや蒸気が発生する。
いずれかの調理ゾーン の表 示部にマークが点灯する。 もし くは 火力レベルとが 交互に表示される。 本体 に電源を入れる と、左 手前の調理ゾーンの表 示部 に、右手前の調理ゾーンの 表示 部にが数 秒間表示さ れる。 本体 に電源を入れる と、左 手前の調理ゾーンの表 示部 に、右手 前 の調理ゾ ー ン の表 示部にが数 秒間表示 される。 調理ゾーンが加熱されない。 調理ゾーンが自動的に オフ になる。
調理ゾーンまたは本体 全体 の電源が自動的にオフ にな る。
調理ゾーンに鍋が置かれていな いか、使用に適さない鍋が置か れています。
システムロックもしくはセーフ ティロックが有効になっていま す。
デモモードが稼動しています。 デモモードを無効にしてくださ
調理ゾーンの使用時間が長くな りすぎています。
過熱防止 機 能 が 作動してい ます。「過熱防止機能」を参照してく
金属部品には保護コーティング
されています。これが機器を初 めて使用する際、臭いや蒸気を 発生させます。また誘導コイル も最初の数時間臭いを発散しま す。しばらくすると臭いや蒸気 などは発散します。これは健康 を害するものではなく、接続不 良や本製品の不具合でもありま せん。 適切な鍋 を 使 用 してくださ い
(「鍋」を参照)。
システムロックもしくはセーフ ティロックを無効にしてくださ い(「セーフティロック
ムロック」を
い(「プログラミング」を参照)。
調理ゾー ン の 電 源を入れ直 せ ば、再度調理ゾーンを使用でき ます(「ス イッチオフ 機能」を 参照)。
ださい。
/ システ
参照)。
42
こんなとき、どうしたらいい?
問題 考えられる原因 対応策 ブースターが自動で無 効に なるのが早い。 調理 ゾーンが、設定した火 力レベルで通常通りに 機能 しない。 リンクした ンまたは拡張ゾーンで 同時 に火力レベル と、火 力レ ベルが自動的に 下がる。 使用中に本体の電源が切れ、 すべての調理ゾーンの 表示 部でが表 示されて音 が鳴 る。 自動加熱機能がオンに なる と、鍋 の中 身があまり加熱 され ない、またはまったく 加熱されない。
本体の電源をオフにし た後 も作動音が聞こえる。
2 つの調 理ゾー
9 を選択 する
過熱防止 機 能 が 作動してい ます。「過熱防止機能」を参照してく
ださい。
9
両方のゾーンを火力レベル 使用すると、 容される最大火力レベルを超え ることがあります。
指先が触れたり、煮こぼれした り、オーブングローブなどで つ以上のセンサーが覆われてい ます。 鍋の中身が多すぎます。 最高の火
鍋の熱伝導が悪い可能性があり ます。 ファンは、本体が冷めるまで動 作を続けます。本体が冷めれば 自動的に停止します。
2 つのゾーンで許
別の調理ゾーンを使用してくだ
さい。
操作部をきれいにし、障 害 と
1
なってい る も の を取り除い て ください(「スイッチオフ機能」
を参照)。
して、後から手動で火力レベル
を弱めてください。
熱伝導の良い別の鍋を使用して
ください。
力レベルで調理を開始
43
こんなとき、どうしたらいい?
問題 考えられる原因 対応策 センサーの感度が良す ぎる か、ま たは まったく反応し ない。 左後方の調理ゾーンの 表示 部で、右後方の調理ゾーン の表示部でが点灯し、手 前の表示部に数字が表 示さ れる。
     
 
センサーの感度レベルが変更さ れています。
リセット機能の実行後または電 源の遮断後に、キャリ ブ レ ー ションエ ラ ー が 発生してい ま す。
5 分経っても表示が消えな
い場合は、右の「対応策」の説 明に従ってください。 過熱防止 機 能 が 作動してい ます。エラーコードが消えれば、本製
本体に直射日光(太陽または人
工の 光源 )が当たらないこと、
および周辺が暗すぎないことを
確認してください。センサーま たは本体を覆うものがないこと を確認してください。本体から 鍋を下ろして、セラミックガラ ス表面の汚れを拭き取ってくだ さい。
1 分間、本体の電源を停止し
ます。
それでも問題が解決しない場合
は、弊社コールセンターまでご
連絡ください。
品を再
ます(「過熱防止機能」を参照)。
度使用できるようになり
その他すべてのエラー コード電子部品にエラーが発生してい
電源がオフにならずに 調理 ゾー ンの表示部 にが点 灯 する。
44
ファンが 妨 げ ら れているか エ ラーが発生しています。
ます。
1 つまたは複数のセンサーが指
先で触れたり煮こぼれしたり物 で覆われたりしています。
フォークのようなもので妨げら
れていないか、確認してくださ
い。換気の妨げになるようなも
のはすべて取り除いてください。
このエラーメッセージが引き続
き表示される場合は、弊社コー
ルセンターまでご連絡ください。
1 分間、本体の電源を停止し
ます。
本製品を電源に接続し直した後
も問題が生じる場合は、 弊 社
コールセンターまでご連絡くだ
さい。
障害となっているものを取り除
くか、汚れをきれいにします。
オプションのアクセサリー
これらのアクセサリーや洗剤は、ミーレ公式オ ンラインショップ、ミーレコンタクトセンター
(お問い合わせ先については最終ページを参照
してください)、ミーレ販売代理店でご注文が 可能です。
アクセサリーと洗剤
セラミック・ステンレス クッカークリ ーナー(250 ml
しつこい汚れ、水あか、アルミニ ウムの残留物などを除去します。
Eクロス(マイクロファイバークロス)
指紋や軽い汚れを除去します。
45
設置に関する安全上の注意
本製品の設置および接続は、必ず地域 および国の電気設備基準に厳密に従って、 適任な有資格者が行う必要があります。
本製品の損傷を防ぐため、本体の設置前に 壁ユニットとレンジフードを取り付けてく ださい。
天 板(ま たは 隣接するキッチンユニット)
の化粧板またはラミネートコートには、溶 解または変形しない 使用してください。
バックモールドはすべて、耐熱素材でなけ
ればなりません。
有資格技術者が設備のリスクアセスメント
を行う場合に限り、船舶などの移動設備で の本製品の使用を許可します。
本体は、冷蔵庫、冷凍冷蔵庫、冷凍庫、食
器洗い機、洗濯機、または乾燥機の上に設 置しないでください。
100 ℃耐熱の接着剤を
本体の設置後、本製品の下側に電源コード
を接続できないことを確認してください。 引き出しなど、本体が損傷する恐れがある 障害がないことを確認してください。
次ページ以降に記載されている安全距離を
必ず守ってください。
の取扱説明書で示す寸法は、すべて mm
位です。
本体は、ビルトインの冷却ファンが装備さ
れているオーブンやクッカーの上にのみ設 置してください。
46
本体側面および後部の安全距離
本体は、両方の側面に十分なスペースをとって 設置するのが理想的です。背面あるいは一方の 側面(右側または左側)に、壁やトールユニッ トがあってもかまいません(図を参照)。
天板の開口部と背面の間の最低限必要な距
離は
50 mm
② 天板の開口部の右側と家具(トールユニッ
トなど)や壁の最も近い部分の間の最低限 必要な距離は
③ 天板の開口部の左側と家具(トールユニッ
トなど)や壁の最も近い部分の間の最低限 必要な距離は
50 mm
50 mm
設置に関する安全上の注意
不可
推奨
非推奨
非推奨
47
設置に関する安全上の注意
本体下方の安全距離
本体の換気が十分に行われるよう、本体下側と オーブン、棚、または引き出しとの間には最小 限の距離を保つ必要があります。
最低限必要な本体下側との距離
オーブン上部は 15 mm
上部は 15 mm
引き出し底面は 75 mm
必要に応じて、本体の下に棚を合わせることが できます(必須ではありません)。
ケーブル敷設のため、本体背面に 気スペースを設けてください。 十分な換気が行われるよう、本体前面には
10 mm の通
20mm の通気スペースを設けてください。
48
設置に関する安全上の注意
ニッチクラッディングのある壁の近くに設置する場合の安全距離
熱による破損から保護するために、天板の開口部とニッチクラッディングの間は、安全上必要な 最小限の距離を保ってください。
ニッチクラッディングが可燃性の素材(木製など)である場合、安全上、開口部とクラッディン グの間に少なくとも
ニッチクラッディングが不燃性の素材(金属、天然石、セラミックタイルなど)である場合、安全上、 開口部とクラッディングの間に、少なくともニッチクラッディングの厚さより 離⑤を保ってください。
例:
15 mm のニッチクラッディング
50 mm–15 mm 安全上最小限必要な距離は 35 mm
50 mm の距離⑤を保ってください。
50 mm 少ない距
① 石壁
② ニッチクラッディング
③ 天板
④ 天板の開口部
⑤ 安全上最小限必要な距離
平面取り付けする本体 フレームまたは斜めの縁がある本体
寸法
x = ニッチクラッディングの材質の厚さ
可燃性素材の場合は 不燃性素材の場合は寸法 x より 50 mm 少ない距離
50 mm
49
設置に関する安全上の注意
フレームまたは斜めの縁がある本体
本体と天板の間のシール
天板のシールは、本製品上 部の縁の下にある シールストリップだけで十分です。
本体はシーリング材(シリコンなど)でシー リングしないでください。修理のために本 体を取り外す必要がある場合に、本体また は天板が破損する原因になります。
タイル敷きの天板
本体フレームの下になる漆喰部分①および斜め の部分は、スムーズかつ平らにする必要があり ます。平らでないと、本体が天板に合わず、本 体と天板の間のシールストリップによるシール が不十分になる可能性があります。
50
電源接続
電源接続
電気配線等の作業は、すべて厳正に国およ び地域の電気設備基準にしたがって適任な 有資格者が行わなければなりません。
無資格者による設置、修理、その他の工事 は危険です。当社は、無許可の工事の責任 は負いかねます。
設置または修理作業が完了するまで、本製 品の電源を切ってあることを確認してくだ さい。
本製品は必ず正しく設置してから使用して
ください。すべての電気部品を確実に遮へ
いす るには 正しく設置 する必 要がありま す。充電部は露出させないでください。
本製品を延長コードで電源と接続しないで
ください。延長コードを使用した場合、本 製品の安全性は保証されません。
電圧、定格消費電力、アンペア数については、 型式表示シールに記載してあります。これらの 数値が屋内の主電源に一致していることを確認 してください。
<重要>
単相 200V 専用コンセントコードにて納品され ます。
コンセントの形状を確認の上、確実に接続して ください。
<警告>
本製品は、必ず接地(アース)してください。
<重要>
本製品の電気的安全性は、電気設備基準に合っ た有効な接地を行って初めて約束できます。こ の基本的な安全基準を電気工事士がテストする ことはとても重要なことです。
感電などの不十分な接地の結果に対する製造者 責任は負いかねます。
直接的または間接的に、不正な設置や接続 が行われた場合の被害・損害に対しては、 いず れの場 合も製造者 責任を 負いかねま す。
本製品の接続は、必ず電気設備基準に合ったブ レーカーを経由して行ってください。
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アフターサービス、型式表示シール
自分では修理できない故障が生じた場合や、本製品が保証期間中の場合は、下記にお問い合わせ ください。
ミーレ代理店または販売店
ミーレ・ジャパンのコールセンター(最終ページを参照)
サービス向上のためにお客様の電話はモニターして録音することがありますのでご了承くだ
さい。
コールセンターにお問い合わせになる場合、型式表示シールに記載された、ご使用の機器の型番 と製造番号をお知らせください。
製 品に関する ご相談や使 い方につい てのお問い 合わせは月 ~金 ( 祝日 除く ) 9:00 から
17:30 までとさせていただきます。
保証条件と保証期間
保証期間と保証条件の詳細は、保証書に記載されています。
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メモ
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メモ
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〒153-0063東京都目黒区目黒2-10-11 目黒山手プレイス
コンタクトセンター(通話料無料)0120-310-647
長年ご使用のIHクッカーの点検を!
電源コード、プラグが異常に熱い。 運転が時々止まる。 本体に触れると電気を感じる。 焦げ臭いニオイがする。 運転中に異常音や振動がある。 タイマーが途中で止まることがある。 その他の異常や故障がある。
KM 6115
M.-Nr. 07 845 750 / 03jp – JP
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