M-audio KEYSTATION PRO 88 User Manual [ja]

J3
Konji
日本語 -
はじめに
この度は、88 鍵盤ハンマーアクションベロシティーセンシティブの USB キーボード Keystation Pro 88 をお買い上げ頂き誠に有難うござい ます。
Keystation Pro 88 を使用して、PC/MAC のソフトウェア音源を再生したり、他のシンセサイザや音源モジュール、ドラムマシン、サ
Keystation Pro 88 は、プロフェッショナルキーボードだけでなく 16 系統の MIDI チャンネルにて MIDI コンティニュアスコントローラデー
CC)、RPN/NRPN データ、MIDI バンクセレクト LSB/MSB、プログラムチェンジなど複数の MIDI メッセージのコントロールやドローバー
タ( モード等でコントロールできる
Keystation Pro 88 のインストール方法や特徴をご理解頂くために、この初級編ユーザーズガイドを必ずお読み下さい。高度な機能やプログ
ラミングの方法などに関しては、上級編ユーザーズガイドをご覧になって下さい。
特徴
端子:
MIDI 出力
MIDI 入力
USB 端子
電源:
USB からの電源
電源アダプタ(USB を使用しない場合)
MIDI 機器をコントロールしたりすることができます。Mac OS X Windows XP 環境では、クラスコンプライアントな
MIDI コントローラです。Keystation Pro 88 が一台あればスタジオを自由にコントロールすることができます。
鍵盤:
88 鍵盤ハンマーアクション 9種類のベロシティカーブ
コントローラ
■ プログラム可能な 24 系統のロータリーダイヤル
プログラム可能な 9 系統のフルサイズフェーダ
プログラム可能な 22 系統のボタン
MIDI アサイン可能なピッチベンドホイールとモジュレーションホイール
MIDI アサイン可能な 2 系統のフットペダル入力
MIDI アサイン可能な 1 系統のエクスプレッションペダル入力
コントローラから送出される
MIDI コントロールナンバー
RPN/NRPN
■ プログラム、バンクセレクト LSB、バンクセレクト MSB
■ ピッチベンド
GM/GM2/XG システムエクスクルーシブメッセージ
ボタンから送出される
■ ノートオン
ノートオン / オフ切替 MIDI CC オン / オフ切替
プログラム、バンクセレクト LSB、バンクセレクト MSB プリセット
MIDI マシンコントロール機能
GM/GM2/XG システムエクスクルーシブメッセージ
MIDI コントローラのインクリメント・デクリメント
:
MIDI データ :
MIDI データ :
便利な機能
■ プログラムチェンジとバンクチェンジ
スナップショット機能ですべてのコントローラの現在の状態を送出
フェーダを使用したドローバー機能
コントローラミュート機能でコントローラからの送出を停止してパラメータジャンプを防止
:
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その他の機能 :
Sys Ex(システムエクスクルーシブ)を使用したメモリーダンプ
10 個のメモリーロケーションにすべての設定状態を保存
コントローラグループの選択的アクセスと保存
USB からの MIDI OUT インターフェース
キーボードを 4 つのゾーンに分割可能
ホイールやペダルは各ゾーン毎に異なるアサインが可能
同梱内容
M-Audio Keystation Pro 88 USB キーボードコントローラ
M-Audio ソフトウェア CD-ROM
M-Audio ドライバ CD-ROM(上級編ユーザーズガイド同梱)
USB ケーブル
初級編マニュアル(本書)
欠品
/ 不良があった場合には、お手数ですがお買上げ頂いたエムオーディオ正規ディーラーまたはエムオーディオジャパンまでご連絡下さい。
本マニュアルについて
本書では、M-Audio Keystation Pro 88 の基本的な操作について説明しています。「コントロールと接続端子」にはキーボードの全体図を掲 載し各部に番号を付けました。この図中の番号は、本文中の記述でも使用しています。
プログラミングをはじめとした複雑な機能については、上級編マニュアルで説明しています。上級編マニュアルは、
M-Audio ドライバ CD-
ROM
内に、電子データ(Adobe 社の PDF フォーマット)として保存されています。上級編マニュアルを開くには、Adobe Reader がインストー
ルされている必要があります。
M-Audio ドライバ CD-ROM 内には、Adobe Reader インストーラも含まれています。
コントロールと接続端子
トップパネルの説明:
1. ベロシティーセンシティブの 88 鍵盤
2. ピッチベンドホイール、モジュレーションホイール
3. テンキーパッド(0-9
4. +/- ボタン:2 つを同時に押すとスナップショットコマンドを送出します。
5. バックライト付き LCD ディスプレイ
6. ファンクションキー:単独で押すとグローバルチャンネル / チャンネルアサイン / コントロールアサイン / プログラム / データ LSB/ デー
MSB/ 保存 / プリセットアクセス / ゾーン領域の各機能を使用することができます。
7. 特定のファンクションキーを組み合わせて 2 つ同時に押すとコントローラミュート、コントローラセレクト、ドローバー、USB からの MIDI 出力、ベロシティカーブ、デバイス ID、メモリーダンプの各機能を使用することができます。
8. オクターブ +/- ボタン:2 つ同時に押すと、キートランスポーズを行うことが可能です。
9. ゾーン / グループボタンによりゾーンやグループの ON/OFF
10. MIDI
アサイン可能な 60mm フェーダ 9 系統
11. MIDI アサイン可能なロータリーコントローラ 24 系統
12. MIDI アサイン可能なボタン 22 系統
リアパネルの説明:
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13. USB In/Out 端子:同梱の USB ケーブルを使用してコンピュータの USB 端子に接続します。
14. MIDI OUT 端子:別売の MIDI を使用して他の MIDI 機器と接続します。USB から MIDI OUT へのインターフェースとしても使用すること
ができます。
15. MIDI 入力端子:別売の MIDI ケーブルを使用して他の MIDI 機器と接続します。
16. MIDI アサイン可能なサスティーンペダル(別売)入力 2 系統
17. MIDI アサイン可能なエクスプレッションペダル(別売)入力
18. 電源オン / オフスイッチ
19. DC 電源アダプタ入力端子:別売の 9V DC 電源アダプタを接続します。
キーボードを接続する前に
接続する前に:
キーボードの電源供給は USB または外部電源アダプタ(別売)のいずれでも可能です。機器破損防止のため使用時は一方だけの電源供給方 法をお使い下さい。
USB バスによる電源供給と接続
1. キーボード背面の電源オン/オフスイッチ(図中 18)がオフになっていることを確認します。
2 Keystation Pro 88 に同梱の USB ケーブルをコンピュータの USB 端子に接続します。
3. USB ケーブルのもう一方の端子を Keystation Pro 88 USB 入力(図中 13)に接続します。
注意
:USB ケーブル 1 本での電源を供給するだけでなく、コンピュータとキーボードの間で MIDI データを送受信することもできます。
外部電源を使用する場合:
1. 本製品では、電源アダプタ「別売 /DC 9V,500mA, センタープラス(+)」を使用することもできます。
2. 電源アダプタを使用する場合は、USB から電源を取らないようにして DC 電源アダプタ入力コネクタ(図中 19)に電源アダプタのコー
ドを差し込んで、電源オン/オフスイッチ(図中
18)をオンにして下さい。
注意:
Keystation Pro 88 を長時間使用しない場合は、アダプタをコンセントから抜いて下さい。
MIDI 接続 -MIDI 入出力
キーボードの背面の MIDI 出力端子(図中 14)を使って、外部音源モジュールや MIDI キーボードに接続できます。全てのコントローラデー タは、
USB 端子からだけでなく MIDI 出力端子からも送出されるよう設定されています。
MIDI 出力を従来の USB MIDI インターフェースとしてお使いになりたい場合は、「MIDI OUT FROM USB」と表示されているファンクションキー
2 つ同時に押して(「PROGRAM」ボ タン と「DATA LSB」ボ タ ン )「USB から MIDI 出力」モードに切り替えて下さい。詳細は上級編ユーザー
ズガイドをご覧下さい。
MIDI 入力端子(図中 15)を使ってコンピュータに外部 MIDI 機器を接続することもできます。MIDI 入力端子が USB-
MIDI
インターフェースの機能をします。MIDI 入力端子 /MIDI 出力端子とその機能についての詳細は上級編ユーザーズガイドをご覧下さい。
Windows XP Mac OSX
Windows XP または Mac OS X をご使用の場合は、USB ケーブルを接続したら電源オン/オフスイッチをオンにします。Keystation Pro 88
はクラスコンプライアント * なので、特にドライバなどをインストールする必要はありません。(*Class compliantWindows XP Mac
OS X
の場合、ドライバをインストールしなくても動作する機器。Keystation Pro 88 は、USB MIDI クラスに対応しています。)
その他のオペレーティングシステム
Windows 98 または Windows ME でのドライバインストール方法
1. コンピュータを起動します。
2. Keystation Pro 88 インストーラ CD-ROM をコンピュータの CD ドライブに挿入します。インストーラの画面が自動的に表示されます。
表示されない場合は、[スタート]メニューから[ファイル名を指定して実行]を選択し、
d:¥setup.exe と入力(CD-ROM ドライブが D
ドライブの場合)して Enter キーを押します。
3. install drivers」をクリックします。
4. 画面上の指示に従ってインストールを行います。
5. インストールが完了したらセットアップを終了します。
6. Keystation Pro 88 の電源オン/オフスイッチ(図中 18)をオンにします。USB ドライバと MIDI ドライバのインストールが完了し Keystation Pro 88 を使用する準備ができました。既に Keystation Pro 88 のデバイスドライバがインストールされている場合には、コン
ピュータを再起動するかどうかの確認メッセージが表示されます。
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Windows 2000 でのドライバインストール方法
1. コンピュータの電源を入れます。
2. ドライバ CD-ROM をコンピュータの CD ドライブに挿入します。インストーラの画面が自動的に表示されます。表示されない場合は、[ス
タート]メニューから[ファイル名を指定して実行]を選択し、
d:¥setup.exe と入力(ドライブ D がの場合)して Enter キーを押します。
3. install drivers」をクリックします。
4. 画面上の指示に従ってインストールを行います。
5. インストールが完了したらセットアップを終了します。
6. Keystation Pro 88 の電源オン/オフスイッチ(図中 18)をオンにします。キーボードは自動的に認識され、ドライバ CD-ROM を挿入す
るようメッセージが表示されます。
7. CD-ROM ドライブを選択し「OK」をクリックします。MIDI ドライバのドライブを選択するようにダイアログが表示されます。
8. ドライバがデジタル署名されていないというメッセージが表示された場合は、[Continuous Installation]をクリックします。
9. 再度ドライブを選択します。
10. OK]をクリックします。これで、Keystation Pro 88 を使用する準備ができました。
Apple Macintosh OS 9.x でのドライバインストール方法
OMS がインストールされていない場合は、まず OMS インストーラを実行して下さい。OMS のインストールが完了している場合は、
Keystation Pro 88 OMS ドライバインストール方法」に進んで下さい。
OMS のインストール :
インストーラを開始する前に、他のプログラムが全て終了していることを確認して下さい。また、ドングル(コピー保護機器)をご使用の 場合は外して下さい。
1. ドライバ CD-ROM CD-ROM ドライブに挿入します。
2. デスクトップ上で、ドライバ CD-ROM アイコンをダブルクリックします。
3. OS 9 フォルダをダブルクリックします。
4. Install OMS 2.3.8 をダブルクリックします。
5. 画面上の指示に従ってインストールを行います。
6. インストールが完了すると、Macintosh を再起動するダイアログボックスが表示されます。ここで[Restart]をクリックします。
Keystation Pro 88 OMS ドライバインストール方法
1. OS 9 ウインドウ内の USB Drivers Installer をドラッグしてデスクトップに移動します。
2. アイコンをダブルクリックします。ウインドウが表示されたら[Open]をクリックします。
3. デスクトップ上に新たに作成された USB Drivers Installer をダブルクリックします。
4. Install]をクリックします。ドライバは自動的にシステムフォルダの正しい場所にインストールされます。
5. ドライバのインストールが完了したら[Restart]をクリックします。
6. Keystation Pro 88 の電源オン/オフスイッチ(図中 18)をオン ON にします。
OMS セットアップ
OMS セットアッププログラムを起動します。
1. セットアップを開始する前に、Apple Talk OFF になっていることを確認して下さい。(セレクタで選択できます。)
2. Opcode フォルダ> OMS Applications フォルダ> OMS Setup フォルダの順に開きます。
3. OMS が未設定であることを知らせるダイアログが表示されます。「OK」をクリックします。
4. Create a New Studio Setup」ダイアログが表示されます。「OK」をクリックします。
5. OMS Driver Search」ダイアログで、Keystation Pro 88 を接続した端子を選択するための画面(モデムやプリンタ)が表示されます。
Search」をクリックすると OMS が検索を開始します。
重要:USB ケーブルが正しく Keystation Pro 88 に接続されていない場合セットアップは失敗します。
6. OMS がドライバの検出に成功した場合、「OMS Driver Setup」ダイアログに Keystation Pro 88 がリストアップされます。「OK」をクリッ
クすると
OMS Keystation Pro 88 を定義します。
7. OMS MIDI Device Setup」ダイアログに Keystation Pro 88 用の出力端子が表示されます(空白のチェックボックスが左に表示されます)。
チェックボックスをクリックして出力端子を有効にし「
OK」をクリックします。
8. 次に「Studio Setup」ダイアログが表示され、その上に設定ファイルを保存するダイアログが表示されます。スタジオセットアップにファ
イル名を付けて(またはデフォルト名称のままで)、「保存」をクリックします。その後に、インストゥルメントを
Keystation Pro 88
MIDI 端子にアサインしたい場合は行って下さい。
OMS スタジオテストユーティリティを稼動する場合は、「Studio」メニューの「Test Studio」を選択します。Keystation Pro 88 の鍵盤を弾くと、
コンピュータからは「
MIDI レシーブ」という音声メッセージが流れ鍵盤アイコンを示している矢印が点滅します。鍵盤アイコンをマウスで
クリックすると、
Keystation Pro 88 出力端子にトーンクラスターを送ります。LED が点灯し、Keystation Pro 88 MIDI 出力端子に接続さ
れたサウンドモジュールからサウンドが出力されます。
後は、
OMS Setup を終了使用する MIDI アプリケーションで OMS を選ぶ必要があります。一般的には、「OMS 対応」または「Open Music
System
」を MIDI アプリケーションで選択することになります。但し、MIDI アプリケーションで Keystation Pro 88 MIDI 入力として選択
されていることを確認して下さい。
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