konica minolta magicolor 1600W User guide [ja]

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magicolor 1600W
ユーザーズガイド
1 はじめに .................................................................................. 15
2 ソフトウェアについて............................................................. 23
3 リモートパネル(Remote Panel Utility の使いかた............. 41
4 用紙の取り扱い........................................................................ 53
5 消耗品の交換 ........................................................................... 71
6 メンテナンス ........................................................................... 87
7 トラブルシューティング ....................................................... 103
付録 .......................................................................................................... 135
A034-9561-12K
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はじめに
弊社プリンタをお買い上げいただきありがとうございます。magicolor 1600W は、 Windows の環境でお使いいただくのに最適なプリンタです。
登録商標および商標
KONICA MINOLTA および KONICA MINOLTA ロゴは、コニカミノルタホールディ ングス株式会社の商標および登録商標です。magicolor は、コニカミノルタビジネ ステクノロジーズ株式会社の商標および登録商標です。
本書に記載されているその他の製品名は各社の商標または登録商標です。
ソフトウェアの所有権について
本プリンタに添付のソフトウェアは著作権により保護されています。本ソフトウェ アの著作権は、コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社に帰属していま す。いかなる形式または方法においても、またいかなる媒体へもコニカミノルタビ ジネステクノロジーズ株式会社の書面による事前の承諾なく、添付のソフトウェア の一部または全部を複製・修正・ネットワーク上などへの掲示・譲渡もしくは複写 することはできません。
Copyright © 2008 by KONICA MINOLTA BUSINESS TECHNOLOGIES, INC. All Rights Reserved.
著作権について
本書の著作権はコニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社に帰属します。書 面によるコニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社の承諾なく、本書の一部 または全部を複写もしくはいかなる媒体への転載、いかなる言語への翻訳をするこ とはできません。
Copyright © 2008 by KONICA MINOLTA BUSINESS TECHNOLOGIES, INC., Marunouchi Center Building, 1-6-1 Marunouchi, Chiyoda-ku, Tokyo, 100-0005, Japan. All Rights Reserved.
本書について
本書は、改良のため予告なしに変更することがあります。本書の内容に関しては、 誤りや記述漏れのないよう万全を期して作成しておりますが、本書中の不備につい てお気づきのことがありましたら、お買い求めの販売店にご連絡ください。
コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社は、本書による特定の商用などの 目的に対する利用についての保証はいたしておりません。
本書の記載事項からはずれて本機を操作・運用したことによる偶然の損害、特別・ 重大な損害などの影響について、コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 は保証・責任を負いかねますのでご了承ください。
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ソフトウェア使用許諾契約書
本パッケージにはコニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社(以下、
KMBT」)より提供される、プリンタシステムの一部を構成するソフトウェア(以
下、「プリンティングソフトウェア」)、特殊な暗号化フォーマットにデジタルコー ド化された機械可読アウトラインデータ(以下、「フォントプログラム」)、その他 プリンティングソフトウェアと連動しコンピュータシステム上で動作するソフト ウェア(以下、「ホストソフトウェア」)、そして関連する説明資料(以下、「ドキュ メンテーション」)が含まれています。
本契約において「本ソフトウェア」とはプリンティングソフトウェア、フォントプ ログラム、ホストソフトウェアの総称で、それらすべてのアップグレード版、修正 版、追加版、複製物を含みます。
本ソフトウェアは以下の条件の下でお客様にご使用いただいております。 以下ご同意くださった場合に限り、本ソフトウェアおよびドキュメンテーションを
使用することのできる非独占的、譲渡不可のライセンスを KMBT により付与いた します。
1. お客様は、お客様の日常業務での使用目的に限り、本ソフトウェアおよび、そ れに伴うフォントプログラムを使用することができます。
2. 上記 1. に定義されているフォントプログラムのライセンスに加え、お客様は、 フォントの重み、スタイル、文字・数字・シンボルのバージョンをプリンティ
ングソフトウェアを使用するコンピュータにおいて再生表示することができま す。
3. お客様はバックアップ用にホストソフトウェアをひとつ複製することができま す。ただし、その複製物はいかなるコンピュータにおいてもインストールある いは使用されないことを条件とします。ただし、プリンティングソフトウェア が実行されているプリンティングシステムと使用するときに限り、ホストソフ トウェアを複数のコンピュータにインストールすることができます。
4. 本契約の元、お客様はライセンシーとしての本ソフトウェアおよびドキュメン テーションに対する権利および所有権を第三者(以下、譲受人)に譲渡するこ とができます。ただし、お客様が当該譲受人に本ソフトウェアやドキュメン テーションおよびそれらの複製物のすべてを譲渡し、当該譲受人が本契約の諸 条件について同意している場合に限ります。
5. お客様は本ソフトウェアやドキュメンテーションを変更、改作、翻訳したりす ることはできません。
6. お客様は本ソフトウェアを改造、逆アセンブル、暗号解読、リバースエンジニ アリング、逆コンパイルすることはできません。
7. 本ソフトウェア、ドキュメンテーション、およびそれらの複製物に対する権利 および所有権その他の権利はすべて KMBT およびそのライセンサーに帰属し
ます。
8. 商標は、商標の所有者名を明示し、容認された商標慣行にしたがって使用され るものとします。商標の使用は、本ソフトウェアによって生成された印刷出力 の識別を目的とする場合に限られます。いかなる商標であっても、こうした使 用によって当該の商標の所有権がお客様に付与されることはありません。
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9. お客様は、ご自身が使用されない本ソフトウェアあるいはその複製物、または 未使用の記憶媒体に収められた本ソフトウェアを貸与、リース、使用許諾、譲 渡することはできません。ただし、上述の、すべての本ソフトウェアおよびド キュメンテーションを永久的に譲渡する場合を除きます。
10. KMBT およびそのライセンサーは、損害が生じる可能性について報告を受けて いたとしても、本ソフトウェアの使用に付随または関連して生ずる間接的、懲
罰的あるいは実害、利益損失、財産損失についていかなる場合においても、ま た第三者からのいかなるクレームに対しても一切の責任を負いません。KMBT
およびそのライセンサーは、本ソフトウェアの使用に関して、明示であるか黙 示であるかを問わず、商品性または特定の用途への適合性、所有権、第 3 者の
権利を侵害しないことへの保証を含むがこれに限定されず、すべての保証を否 認します。ある国や司法機関、行政によっては付随的、間接的、あるいは実害 の例外あるいは限定が認められず、お客様に上記の制限はあてはまらない場合 もあります。
11. Notice to Government End Users(本規定に関して:本規定は米国政府機関の エンドユーザー以外の方には適用されません。)The Software is a “commercial
item,” as that term is defined at 48 C.F.R.2.101, consisting of “commercial com­puter software” and “commercial computer software documentation,” as such terms are used in 48 C.F.R. 12.212. Consistent with 48 C.F.R. 12.212 and 48 C.F.R. 227.7202-1 through 227.7202-4, all U.S. Government End Users acquire the Software with only those rights set forth herein.
12. 本ソフトウェアをいかなる国においても輸出管理に関連した法規制に違反した
形で輸出することはできません。
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安全にお使いいただくために
製品を安全にお使いいただくために、必ず以下の「取扱上の注意」をよくお読みに なってください。また、この説明書の内容を十分理解してから、プリンタの電源を 入れるようにしてください。
■  このユーザーズガイドはいつでも見られる場所に大切に保管ください。
絵記号の意味
このユーザーズガイドおよび製品への表示では、製品をただしくお使いいただき、 あなたや他の人々への危害や財産の損害を未然に防止するために、いろいろな絵表 示をしています。その表示と意味は次のようになっています。
警告 注意
絵表示の例
この表示を無視して、誤った取扱いをすると、人が死亡また は重傷を負う可能性が想定される内容を示しています。
この表示を無視して、誤った取扱いをすると、人が傷害を負 う可能性が想定される内容及び物的損害のみの発生が想定さ れる内容を示しています。
記号は注意を促す内容があることを告げるものです。
図の中に具体的な注意内容(左図の場合は高温注意)が描かれ ています。
記号は禁止の行為であることを告げるものです。
図の中や近傍に具体的な禁止内容(左図の場合は分解禁止)が 描かれています。
記号は行為を強制したり指示する内容を告げるものです。
この記号は必ず行っていただきたい行為を告げるものです。記 号の中や近くに具体的内容が書かれています。
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警告
z 本製品を改造しないでください。火災・感電のおそれが
あります。また、レーザーを使用している機器にはレー ザー光源があり、失明のおそれがあります。
z 本製品の固定されているカバーやパネルなどは外さない
でください。製品によっては、内部で高電圧の部分や レーザー光源を使用しているものがあり、感電や失明の おそれがあります。
z 同梱されている電源コード以外は使用しないでくださ
い。不適切な電源コードを使用すると火災・感電のおそ れがあります。
z この製品の電源コードを他の製品に転用しないでくださ
い。火災・感電のおそれがあります。
z 電源コードを傷つけたり、加工したり、重いものを載せ
たり、加熱したり、無理にねじったり、曲げたり、引っ ぱったりして破損させないでください。傷んだ電源コー ド(芯線の露出、断線等)を使用すると火災のおそれが あります。
z 表示された電源電圧以外の電圧で使用しないでくださ
い。火災、感電のおそれがあります。
z タコ足配線をしないでください。コンセントに表示され
た電流値を超えて使用すると、火災、感電のおそれがあ ります。
z 原則的に延長コードは使用しないで下さい。火災、感電
のおそれがあります。やむを得ず延長コードを使用する 場合は、お買い上げの販売店、または弊社カスタマ・サ ポートにご相談ください。
濡れた手で電源プラグを抜き差ししないでください。感電の 恐れがあります。
電源プラグはコンセントに確実に差し込んでください。火災、 感電のおそれがあります。
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必ずアース接続してください。アース接続しないで、万一漏 電した場合は火災、感電のおそれがあります。
z アースを接続する場合は必ず電源プラグを電源に取り付
ける前に行ってください。
z アース接続を取り外す場合は必ず電源プラグを電源から
取り外してから行ってください。
アース線を接続する場合は、以下のいずれかの場所に取り付 けるようにしてください。
z コンセントのアース端子
z 接地工事を施してある接地端子(第 D 種)
次のような所には絶対にアース線を取り付けないでください。
z ガス管(ガス爆発の原因になります)
z 電話専用アース(落雷時に大きな電流が流れ、火災・感
電のおそれがあります)
z 水道管(途中が樹脂になっていて、アースの役目を果た
さない場合があります)
本製品の上に水などの入った花瓶等の容器や、クリップ等の 小さな金属物などを置かないでください。こぼれて製品内に 入った場合、火災、感電のおそれがあります。万一、金属片、 水、液体等の異物が本製品の内部に入った場合には、ただち に電源スイッチを切り、その後必ず電源プラグをコンセント から抜いて、お買い上げの販売店、または弊社カスタマ・サ ポートにご連絡ください。
z 本製品が異常に熱くなったり、煙、異臭、異音が発生す
るなどの異常が発生した場合には、ただちに電源スイッ チを切り、その後必ず電源プラグをコンセントから抜い て、お買い上げの販売店、または弊社カスタマ・サポー トにご連絡ください。
z 本製品を落としたり、カバーを破損した場合は、ただち
に電源スイッチを切り、その後必ず電源プラグをコンセ ントから抜いて、お買い上げの販売店、または弊社カス タマ・サポートにご連絡ください。そのまま使用します と、火災・感電のおそれがあります。
トナーまたはトナーの入った容器を火中に投じないでくださ い。トナーが飛び散り、やけどのおそれがあります。
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注意
z 本製品をほこりの多い場所や調理台・風呂場・加湿器の
側など油煙や湯気の当たる場所には置かないで下さい。 火災・感電の原因となることがあります。
z 本製品を不安定な台の上や傾いたところ、振動・衝撃の
多いところに置かないでください。落ちたり、倒れたり して、けがの原因となることがあります。
z 本製品を設置したら固定脚を使用して固定してくださ
い。動いたり、倒れたりしてけがの原因となることがあ ります。インストレーションガイドで固定脚を使用する よう指示がある製品については、固定脚で本体を固定し てください。動いたり、倒れたりして怪我の原因になる ことがあります。
本製品の内部にはやけどの原因となる高温部分があります。 紙づまりの処置など内部を点検するときは、「高温注意」を促 す表示がある部分(定着器周辺など)に、触れないでくださ い。
z 本製品の通風口をふさがないでください。内部に熱がこ
もり、火災・故障の原因となることがあります。
z 本製品の周囲で引火性のスプレイや液体、ガス等を使用
しないでください。火災の原因となります。
z トナーユニットや感光体ユニットは、フロッピーディス
クや時計等磁気に弱いものの近くには保管しないでくだ さい。これら製品の機能に障害を与える可能性がありま す。
z トナーカートリッジや感光体等を子供の手の届くところ
に放置しないで下さい。なめたり食べたりすると健康に 障害を来す原因になることがあります。
z プラグを抜くときは電源コードを引っぱらないでくださ
い。コードが傷つき、火災・感電の原因となることがあ ります。
z 電源プラグのまわりに物を置かないでください。非常時
に電源プラグを抜けなくなります。
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本製品を移動させる場合は、必ず電源プラグをコンセントか ら抜いて行ってください。コードが傷つき、火災・感電の原 因となることがあります。
連休等で本製品を長期間使用にならないときは、安全のため 必ず電源プラグをコンセントから抜いてください。
z 本製品を移動する際は必ず使用書等で指定された場所を
持って移動してください。製品が落下してけがの原因と なります。
z 本製品を狭い部屋等で使用される場合は、定期的に部屋
の換気をしてください。換気の悪い状態で長期間使用す ると健康に障害を与える可能性があります。
z 電源プラグは年 1 回以上コンセントから抜いて、プラグ
の刃と刃の周辺部分を清掃してください。ほこりがたま ると、火災の原因となることがあります。
換気について
換気の悪い部屋で長時間使用したり、大量の印刷を行うと、オゾンなどの臭気が気 になり、快適なオフィス・家庭環境が保てない原因となります。また、印刷動作中 には、化学物質の放散がありますので、換気や通風を十分行うように心掛けてくだ さい。
印刷されたものの保存について
z 長期間保存される場合は、光による退色を防ぐため光の当たらない
ところに保管してください。
z 印刷されたものを貼る場合、溶剤入りの接着剤(スプレーのりなど)
を使用すると、トナーが溶けることがあります。
z 通常の白黒印刷に比べてトナーの層が厚いため、強く折り曲げると
折り曲げたところでトナーが剥がれることがあります。
複製禁止事項
" 法律で禁止されている紙幣などの複製を防止するため本機には、偽
造防止機能を搭載しています。 本機は偽造防止機能を搭載しているため、画像に若干のノイズが 入ったり、画像データの保存が禁止されたりすることがあります。
Page 10
もくじ
1 はじめに ........................................................................................................... 15
お使いになる前に ............................................................................................. 16
設置スペース ............................................................................................... 16
各部の名称 .................................................................................................. 17
前面 ....................................................................................................... 17
背面 ....................................................................................................... 18
前面(オプション装着時) ..................................................................... 18
操作パネルについて ......................................................................................... 19
ランプについて ........................................................................................... 19
[トナー回転]キーについて ....................................................................... 20
トナーカートリッジを交換する場合 .................................................... 20
プリントヘッドの清掃を行う場合 ........................................................ 20
すべてのトナーカートリッジを取り出す場合 ...................................... 21
[クリア]キーについて .............................................................................. 21
エラーメッセージが表示された後にプリントジョブを継続する ......... 21
プリントジョブのキャンセル ............................................................... 22
10
もくじ
Page 11
2 ソフトウェアについて ...................................................................................... 23
Printer Driver and Utility CD-ROM について ................................................. 24
プリンタドライバ ....................................................................................... 24
ユーティリティ ........................................................................................... 24
マニュアル .................................................................................................. 24
必要なシステム ................................................................................................. 25
プリンタドライバの初期設定 ........................................................................... 26
プリンタドライバのアンインストール ............................................................. 27
プリンタドライバ設定画面を表示する ............................................................. 28
Windows 7/Server 2008 R2 ........................................................................ 28
Windows Vista/Server 2008 ........................................................................ 28
Windows XP Home Edition ......................................................................... 28
Windows XP Professional/Sever 2003 ........................................................ 28
Windows 2000 ............................................................................................. 28
プリンタドライバの設定 .................................................................................. 29
各タブで共通のボタン ................................................................................ 29
「基本設定」タブ ......................................................................................... 32
「レイアウト」タブ ...................................................................................... 34
「フォーム」タブ ......................................................................................... 36
「スタンプ」タブ ......................................................................................... 38
「画像品質」タブ ......................................................................................... 39
「バージョン」タブ ...................................................................................... 40
3 リモートパネル(Remote Panel Utility)の使いかた ..................................... 41
リモートパネル(Remote Panel Utility)の使いかた ..................................... 42
リモートパネルを開く ................................................................................ 42
リモートパネルの使いかた ......................................................................... 43
「パネル」タブ ....................................................................................... 43
「調整」タブ .......................................................................................... 49
リモートパネルを閉じる ............................................................................. 51
リモートパネルのアンインストール ........................................................... 51
4 用紙の取り扱い ................................................................................................. 53
使用できる用紙 ................................................................................................. 54
用紙のサイズ ............................................................................................... 54
用紙の種類 ........................................................................................................ 55
普通紙(リサイクル) .................................................................................. 55
厚紙 ............................................................................................................. 56
封筒 ............................................................................................................. 57
ラベル用紙 .................................................................................................. 58
レターへッド ............................................................................................... 59
はがき ......................................................................................................... 60
印刷可能領域 .................................................................................................... 61
封筒の場合 .................................................................................................. 62
ページ余白 .................................................................................................. 62
もくじ
11
Page 12
用紙のセット .................................................................................................... 63
トレイ 1(多目的トレイ) ........................................................................... 63
普通紙の場合 ........................................................................................ 63
その他の用紙 ........................................................................................ 65
封筒の場合 ............................................................................................ 65
ラベル用紙/レターヘッド/はがき/厚紙の場合 ............................... 67
排紙トレイ ........................................................................................................ 69
用紙の保管方法 ................................................................................................. 69
5 消耗品の交換 .................................................................................................... 71
消耗品の交換のしかた ...................................................................................... 72
リサイクルトナーカートリッジについて ................................................... 72
使用済みカートリッジ回収のご案内 ........................................................... 72
トナーカートリッジについて ..................................................................... 72
トナーカートリッジの交換手順 ............................................................ 75
すべてのトナーカートリッジを取り出す方法 ...................................... 81
イメージングカートリッジの交換手順 ....................................................... 83
6 メンテナンス .................................................................................................... 87
プリンタのメンテナンス .................................................................................. 88
プリンタの清掃 ................................................................................................. 90
プリンタ外側の清掃 .................................................................................... 90
プリンタ内部の清掃 .................................................................................... 91
給紙ローラーの清掃 .............................................................................. 91
プリントヘッドの清掃 .......................................................................... 94
7 トラブルシューティング ................................................................................ 103
はじめに ......................................................................................................... 104
紙づまりを防ぐには ....................................................................................... 105
用紙送りの流れ .............................................................................................. 106
ランプによるメッセージ ................................................................................ 107
ステータスメッセージ([印刷可]ランプ、[エラー]ランプ) ............... 107
警告メッセージ ......................................................................................... 108
エラーメッセージ ..................................................................................... 110
サービスメッセージ .................................................................................. 112
紙づまりの処理 .............................................................................................. 113
プリンタ内部での紙づまり処理 ................................................................ 113
トレイ 1 での紙づまり処理 ....................................................................... 119
紙づまりの問題 ............................................................................................... 120
その他の問題 .................................................................................................. 122
印刷品質の問題 ............................................................................................... 125
12
もくじ
Page 13
8 オプションの取り付け .................................................................................... 133
ダストカバー .................................................................................................. 134
ダストカバーの取り付け ........................................................................... 134
A 付録 ................................................................................................................. 135
技術仕様 ......................................................................................................... 136
プリンタ本体 ............................................................................................. 136
消耗品の寿命の目安 .................................................................................. 138
定期交換部品の寿命の目安 ....................................................................... 138
国際エネルギースタープログラムについて ................................................... 139
国際エネルギースタープログラム対象製品とは? ............................. 139
エコマークについて ....................................................................................... 139
もくじ
13
Page 14
14
もくじ
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はじめに
Page 16

お使いになる前に

設置スペース

プリンタ操作、消耗品の交換、点検などの作業を容易にするため、下図の設
置スペースを確保してください。
正面図
496 mm
396 mm
100 mm
右側面図
16
100 mm
127 mm
245 mm275 mm
520 mm
380 mm
100 mm
707 mm
お使いになる前に
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各部の名称

以下の図は、本書で使用しているプリンタ各部の名称を示しています。
前面
1 排紙トレイ
2 操作パネル
3 前カバー
4 トレイ 1(多目的トレイ)
5 上カバー
6 定着ユニット
7 定着離間レバー
8 定着カバーレバー
9 イメージングカートリッジ
10 トナーカートリッジ
6
9
1
5
2
4
3
7
8
7
6
10
お使いになる前に
9
10
17
Page 18
背面
1 電源スイッチ
2 電源インレット
3USBポート
前面(オプション装着時)
1 ダストカバー
1
2
3
1
18
お使いになる前に
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操作パネルについて

1[印刷可]ランプ
2[エラー]ランプ
3[トナー回転]キー
4[トナー]ランプ
5[クリア]キー
1
2
3
4
5

ランプについて

ランプは、以下の 5 種類の動作でプリンタの状態を確認することができま
す。
オフ
点灯
ゆっくり点滅:2 秒に 1 回点滅
点滅:1 秒に 1 回点滅
すばやく点滅:1 秒に 2 回点滅
各ランプの基本的な意味は、次のとおりです。
[印刷可]ランプ
点灯している場合、印刷を実行できます。
[エラー]ランプ
点灯または点滅している場合、エラーまたは警告が発生しています。
[トナー]ランプ
点滅している場合、該当する色のトナーの残量が少なくなっています。 点灯している場合、該当する色のトナーの残量がなくなりました。
また、操作パネルのランプの光りかたの組み合わせによって、プリンタの警
告状態やエラー状態が通知されることがあります。このようなメッセージに
ついては、「ランプによるメッセージ」(p.107)をごらんください。
プリンタの状態は、リモートパネルを使用して確認することもできます。
詳しくは、「リモートパネル(Remote Panel Utility)の使いかた」(p.42)を
ごらんください。
操作パネルについて
19
Page 20

[トナー回転]キーについて

[トナー回転]キーを使用すると、プリンタの状態を通常モードから「ト
ナー交換モード」、「プリントヘッド清掃モード」、「トナー取り出しモード」
のいずれかのモードに切り替えることができます。
切り替わるモードは、[トナー回転]キーを押している長さによって変わり
ます。
[トナー回転]キーを押
している長さ
5 秒未満 トナー交換モード
5 秒~ 9 プリントヘッド清掃
10 秒以上 トナー取り出しモード 10 秒経過時に、すべて
切り替わるモード 操作パネルのランプ表
5 秒経過時に、すべての
モード
ランプが 1 回点滅
のランプが 1 回点滅
" いずれの場合も動作モードが切り替わると、マゼンタのトナーラン
プが点灯します。
[トナー回転]キーは、次の場合に使用します。
トナーカートリッジを交換する場合
プリントヘッドの清掃を行う場合
すべてのトナーカートリッジを取り出す場合
トナーカートリッジを交換する場合
[トナー回転]キーを押します。
プリンタの動作モードが「トナー交換モード」に切り替わります。
" トナーカートリッジの交換については「トナーカートリッジの交換
手順」(p.75)をごらんください。
"「トナー交換モード」から通常のモードに戻るには、[クリア]キー
を押します。
プリントヘッドの清掃を行う場合
[トナー回転]キーを 5 9 秒間、押し続けてから離します。
プリンタの動作モードが「プリントヘッド清掃モード」に切り替わります。
" プリントヘッドの清掃については、「プリントヘッドの清掃」(p.94
をごらんください。
20
操作パネルについて
Page 21
"「プリントヘッド清掃モード」から通常のモードに戻る方法について
は、「プリントヘッドの清掃」(p.94)をごらんください。
"「プリントヘッド清掃モード」は、ユーザーがプリントヘッドを清掃
しやすくするためのモードです。自動的にプリントヘッドが清掃さ れるわけではありません。
すべてのトナーカートリッジを取り出す場合
[トナー回転]キーを 10 秒以上押し続けてから離します。
プリンタの動作モードが「トナー取り出しモード」に切り替わります。
" すべてのトナーカートリッジを取り出す方法については、「すべての
トナーカートリッジを取り出す方法」(p.81)をごらんください。
"「トナー取り出しモード」から通常のモードに戻るには、[クリア]
キーを押します。

[クリア]キーについて

[クリア]キーを使用して次のことができます。
エラーメッセージが表示された後にプリントジョブを継続する
プリントジョブをキャンセルする
トナーカートリッジを交換した後に印刷可能状態に戻る
" トナーカートリッジ交換後の復帰方法については「トナーカート
リッジの交換手順」(p.75)をごらんください。
エラーメッセージが表示された後にプリントジョブを継続す
以下の種類のエラーを解除した後にプリントジョブを続けることができま
す。
給紙トレイの用紙がなくなった場合
プリンタドライバで設定された用紙と異なる用紙がプリンタへ給紙され
た場合
" エラーメッセージについて詳しくは、「ランプによるメッセージ」
p.107)をごらんください。
上記のいずれかのエラーが発生した場合、[クリア]キーを押すと、プリン
トジョブを継続できます。
操作パネルについて
21
Page 22
プリントジョブのキャンセル
現在処理中のプリントジョブをキャンセルすることができます。
データの処理中または印刷中に(緑の[印刷可]ランプ点滅中に)、[クリ
ア]キーを 5 秒以上押し続けると、プリントジョブをキャンセルできます。
キャンセルを受け付けると、[印刷可]ランプと[エラー]ランプの両方が
同時に点滅します。
22
操作パネルについて
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ソフトウェアに
ついて
Page 24

Printer Driver and Utility CD-ROM について

プリンタドライバ

プリンタドライバ 機能
Windows 7/Vista/Server 2008/ XP/Server 2003/2000
Windows 7/Server 2008 R2/ Vista/Server 2008/XP/Server 2003 for 64bit
プリンタのさまざまな機能を設定できま す。 詳しくは、「プリンタドライバ設定画面 を表示する」(p.28)をごらんください。
" ドライバのインストールについては、「インストレーションガイド」
をごらんください。

ユーティリティ

ユーティリティ 機能 リモートパネル
Remote Panel Utility
リモートパネルでは、プリンタと接続し ているコンピュータからプリンタの状態 を確認できます。また、プリンタの設定 を変更することができます。
詳しくは、「リモートパネル(Remote Panel Utility)の使いかた」(p.42)をご らんください。

マニュアル

マニュアル 内容
インストレーションガイド 本プリンタの設置やドライバのインス
ユーザーズガイド(本書) ドライバの使いかたや消耗品の交換方
サービス&サポートガイド ユーザ登録やご質問、ご相談の問い合わ
24
トールなど、本機を使用する際に最初に 必要な事項を説明しています。
法、操作パネルの使いかたなど、日常の 使いかた全般について説明しています。
せ先など、製品サポートとサービスに関 する情報が記載されています。
Printer Driver and Utility CD-ROM について
Page 25

必要なシステム

コンピュータ:
Pentium 2400 MHz 以上の CPU を搭載した IBM PC/AT 互換機
Pentium 3500 MHz 以上を推奨)
オペレーティングシステム:
– 32bit
Microsoft Windows 7 Home Premium/Professional/Ultimate/ Enterprise, Windows Vista Home Basic/Home Premium/Ultimate/ Business/Enterprise, Windows Server 2008 Standard/Enterprise,
Windows XP Home Edition/ProfessionalService Pack 1 以降; Service Pack 2 以降を推奨), Windows Server 2003, Windows 2000
Service Pack 4 以降)
– 64bit
Microsoft Windows 7 Home Premium/Professional/Ultimate/Enterprise x64 Edition, Windows Server 2008 R2 Standard/Enterprise, Windows Vista Home Basic/Home Premium/Ultimate/Business/Enterprise x64 Edition, Windows Server 2008 Standard/Enterprise x64 Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows Server 2003 x64 Edition
" 64bit ドライバは、AMD64 プロセッサまたは、EM64T 搭載の
Intel プロセッサが稼動する x64 オペレーティングシステムに 対応しています。
空きハードディスク容量:
256 MB 以上
メモリ:
OS が推奨する以上の RAM
CD/DVD-ROM ドライブ
インターフェース:
USB 2.0 (High Speed) 準拠インターフェースポート
必要なシステム
25
Page 26

プリンタドライバの初期設定

本プリンタを使い始める前に、プリンタドライバの初期設定を確認/変更し
ておくことをお薦めします。
" プリンタドライバのインストールについては「インストレーション
ガイド」をごらんください。
1 以下の手順でプリンタドライバの設定画面を表示します。
Windows 7/Server 2008 R2 の場合
[スタート]メニューから「デバイスとプリンター」をクリックし、
デバイスとプリンター画面を表示します。「プリンターと FAX」より
KONICA MINOLTA magicolor 1600W」プリンタアイコンを右クリッ
クし、「プリンターのプロパティ」をクリックします。
Windows Vista/Server 2008 の場合
[スタート] メニューから「コントロールパネル」-「ハードウェア
とサウンド」-「プリンタ」をクリックし、プリンタ画面を表示し ます。「KONICA MINOLTA magicolor 1600W」プリンタアイコンを右 クリックし、「印刷設定」をクリックします。
Windows XP Home Edition の場合
[スタート]メニューから「コントロールパネル」「プリンタとそ
の他のハードウェア」「プリンタと FA X」をクリックし、プリン タと FA X 画面を表示します。「KONICA MINOLTA magicolor 1600W」 プリンタアイコンを右クリックし、「印刷設定」をクリックします。
Windows XP Professional/Sever 2003 の場合
[スタート]メニューから「プリンタと FAX」をクリックし、プリン
タと FA X 画面を表示します。「KONICA MINOLTA magicolor 1600W」 プリンタアイコンを右クリックし、「印刷設定」をクリックします。
Windows 2000 の場合
[スタート]メニューから「設定」「プリンタ」をクリックし、プ
リンタ画面を表示します。「KONICA MINOLTA magicolor 1600W」プ リンタアイコンを右クリックし、「印刷設定」を選択します。
2「基本設定」タブをクリックし使用する用紙の種類やサイズなど、プリ
ンタの初期設定を変更します。
" 各タブの設定項目については「プリンタドライバの設定」(p.29
をごらんください。
3[適用]をクリックします。
4[OK]をクリックし、印刷の設定画面を閉じます。
26
プリンタドライバの初期設定
Page 27

プリンタドライバのアンインストール

" プリンタドライバのアンインストールを行うには、コンピュータの
管理者権限が必要です。
" Windows 7/Server 2008 R2/Vista/Server 2008 を使用時に「ユーザー
アカウント制御」に関する画面が表示されるときは、「許可」または
「続行」をクリックします。
ここでは、プリンタドライバをアンインストールする場合の手順について説
明します。
1 以下の手順でアンインストールプログラムを起動します。
Windows 7/Server 2008 R2/Vista/Server 2008/XP/Server 2003 の場
合:[スタート]メニューから「すべてのプログラム」KONICA MINOLTAmagicolor 1600W「プリンタ」「アンインス トール」をクリックします。
Windows 2000 の場合:[スタート]メニューから「プログラム」
KONICA MINOLTA」「magicolor 1600W」「プリンタ」「ア
ンインストール」をクリックします。
2 アンインストール画面で「KONICA MINOLTA magicolor 1600W」を選択
し、[アンインストール]をクリックします。
3 下図のような画面が表示されたら、[OK]をクリックします。
プリンタドライバのアンインストール
27
Page 28

プリンタドライバ設定画面を表示する

Windows 7/Server 2008 R2

1[スタート]メニューから「デバイスとプリンター」をクリックし、デ
バイスとプリンター画面を表示します。
2「プリンターと FAX」より「KONICA MINOLTA magicolor 1600W」プリ
ンタアイコンを右クリックし、「印刷設定」をクリックします。

Windows Vista/Server 2008

1[スタート]メニューから「コントロールパネル」-「ハードウェアと
サウンド」-「プリンタ」をクリックし、プリンタ画面を表示します。
2KONICA MINOLTA magicolor 1600W」プリンタアイコンを右クリック
し、「印刷設定」をクリックします。

Windows XP Home Edition

1[スタート]メニューから「コントロールパネル」—「プリンタとその
他のハードウェア」「プリンタと FA X」をクリックし、プリンタと FAX 画面を表示します。
2「KONICA MINOLTA magicolor 1600W」プリンタアイコンを右クリック
し、「印刷設定」をクリックします。

Windows XP Professional/Sever 2003

1[スタート]メニューから「プリンタと FAX」をクリックし、プリンタと
FAX 画面を表示します。
2「KONICA MINOLTA magicolor 1600W」プリンタアイコンを右クリック
し、「印刷設定」をクリックします。

Windows 2000

1[スタート]メニューから「設定」―「プリンタ」をクリックし、プリ
ンタ画面を表示します。
2KONICA MINOLTA magicolor 1600W」プリンタアイコンを右クリック
し、「印刷設定」をクリックします。
28
プリンタドライバ設定画面を表示する
Page 29

プリンタドライバの設定

各タブで共通のボタン

5
6
1
1. OK
このボタンをクリックすると、変更した設定内容を有効にして画面を閉 じます。
2. キャンセル このボタンをクリックすると、変更した設定内容を無効(キャンセル) にして画面を閉じます。
3. 適用 このボタンをクリックすると、画面を閉じずに、変更した設定内容を有 効にします。
4. ヘルプ このボタンをクリックすると、ヘルプが表示されます。
2 3 4
7
プリンタドライバの設定
29
Page 30
5. かんたん設定 現在の設定を保存する機能 です。任意の設定を行い、
[保存]をクリックすると
右の画面が表示されます。 名称、コメントを入力し て、[OK]をクリックする と現在の設定が保存されま す。保存した設定はドロッ プダウンリストから選択し て呼び出すことができま す。 また、[編集]をクリック すると、かんたん設定の編 集画面が表示され、保存し た設定を変更できます。 ドロップダウンリストで
「標準設定」を選ぶと、設
定が初期設定値に戻りま す。
" このボタンは、「バー
ジョン」タブには表示 されません。
6. ページレイアウト / プリンタ図 プリントレイアウトのサンプルが表示されている場合は、[本体ビュー] ボタンが表示されます。[本体ビュー]をクリックすると、プリンタの 外観図が表示されます。 プリンタの外観図が表示されている場合は、[用紙ビュー]ボタンが表 示されます。[用紙ビュー]をクリックすると、プリントレイアウトの サンプルが表示されます。
「スタンプ」タブでは、[スタンプビュー]ボタンが表示されます。([用
紙ビュー]ボタンは表示されません。)[スタンプビュー]をクリックす ると、スタンプのプレビューが表示されます。
「画像品質」タブでは、[画像品質ビュー]ボタンが表示されます。([用
紙ビュー]ボタンは表示されません。)[画像品質ビュー]をクリックす ると、「画像品質」タブの設定を反映したサンプルが表示されます。
" このボタンは、「バージョン」タブには表示されません。
30
プリンタドライバの設定
Page 31
7. 標準設定 このボタンをクリックすると、設定が標準設定に戻ります。
" このボタンは、「バージョン」タブには表示されません。 " 表示されているタブの設定のみ、標準設定に戻ります。その他の
タブの設定は変更されません。
プリンタドライバの設定
31
Page 32

「基本設定」タブ

123 5
6
1. 原稿の向き 印刷の向きを「縦」または、「横(ランドスケープ)」から選択して設定 します。
2. 原稿サイズ 印刷するデータの文書サイズを設定します。
3. 出力サイズ 印刷する用紙のサイズを設定します。
4. 全ての用紙サイズを表示する 全ての用紙サイズを「原稿サイズ」「出力サイズ」に表示します。「全て の用紙サイズを表示する」のチェックボックスにチェックをしていない と、最も一般的な用紙サイズを表示します。
5. カスタムサイズの編集 カスタム定義する用紙サイ ズの追加、編集、削除を行 うことができます。 カスタム定義する用紙サイ ズを追加する場合は、[新 規]をクリックし、「名称」
「サイズ」を設定します。
設定した名前が「原稿サイ ズ」「出力サイズ」に表示 されます。
4 7
8
9
10
32
プリンタドライバの設定
Page 33
6. ズーム 印刷倍率を設定します。 印刷倍率を手動で変更する場合は、「任意」を選択し、20%から 400% の間で設定します。
7. 部数 印刷する部数を設定します。
「ソート」チェックボックスにチェックすると部単位で印刷を行います。
8. 給紙トレイ 印刷に使用する給紙トレイを選択します。 本プリンタでは、「トレイ 1」しか選択できません。
9. 用紙種類 印刷に使用する用紙種類を選択します。
" 最適な印刷結果を得るためには、「用紙種類」で選択する項目とトレ
イにセットする用紙を一致させてください。
10. 先頭ページに別タイプの用紙 先頭ページに使用する用紙 種類を選択します。
「先頭ページに別タイプの
用紙」チェックボックスを チェックすると、先頭ペー ジの設定画面が表示されま す。「先頭ページの用紙の 種類」を設定します。
プリンタドライバの設定
33
Page 34

「レイアウト」タブ

12 3
1. ページ割付 複数ページの文書を 1 ページにまとめて印刷します。
1-up」「2 × 2」「3 × 3」「4 × 4」「5 × 5」以外の設定を選択した場合、 [ページ割付詳細]ボタンが有効になります。 [ページ割付詳細]をクリックすると、ページ割付詳細画面が表示され
ます。用紙内でのページの並べ方や、ページごとの境界線の有無を選択 します。
4
34
2. 180 度回転
180 度回転」チェックボックスをチェックすると、印刷する画像が 180
度回転して印刷されます。
プリンタドライバの設定
Page 35
3. 印刷面 本プリンタでは、この設定値は変更できません。
4. イメージシフト 用紙に印刷される文書の位 置を設定します。
「イメージシフト」チェッ
クボックスをチェックする と、[イメージシフト設定] ボタンが有効になります。
[イメージシフト設定]を
クリックすると、イメージ シフト設定画面が表示され ます。文書の印刷位置を
0.1 ミリ単位または、0.01 インチ単位で設定します。
垂直 + 方向
右図を参照してプリント位 置を設定してください。
水平 + 方向水平 - 方向
垂直 - 方向
プリンタドライバの設定
35
Page 36

「フォーム」タブ

2
" 必ず用紙サイズと原稿の向きがフォームに合っているプリント
ジョブに対して使用してください。 また、「レイアウト」タブの「ページ割付」で複数ページの文書 を 1 ページに印刷するように設定した場合、フォームは設定にあ わせて調整されませんので、ご注意ください。
1. フォーム 印刷する文書に他の画像 ファイルなどのイメージを 取り込んで印刷を行いま す。リストから使用する フォームを選択します。
[追加]をクリックすると、
フォーム画面が表示されま す。新たに追加するフォー ム名、ファイルの参照先設 定を行います。
1
36
プリンタドライバの設定
Page 37
追加したフォームファイルは「フォーム」タブのリストに追加されま す。 追加したフォームファイルを編集する場合は、リスト内の編集したい フォームファイルを選択し、[編集]をクリックします。
" フォーム名とファイル参照先を編集できます。フォームファイル自
体を編集することはできません。 追加したフォームファイルを削除する場合は、リスト内の削除した いフォームファイルを選択し、[削除]をクリックします。
" フォームを作成するには、任意のアプリケーションでデータを作成
し、「ファイルに出力」オプションを選択して印刷を行います。 これにより作成される prn ファイルをフォームとして使用します。
" フォームが複数のページにまたがる場合は、最初のページのデータ
だけがフォームとして使用されます。
2. ページ フォームを印刷するページを「全ページ」、「先頭ページ」から選択して 設定します。
プリンタドライバの設定
37
Page 38

「スタンプ」タブ

1234
1. スタンプ 印刷する文書に「部外秘」などのテキストを入れて印刷します。
[追加]をクリックすると、スタンプを作成、編集する画面が表示され
ます。新たにスタンプを作成します。
38
作成したスタンプは「スタンプ」タブのリストに追加されます。 リストに追加したスタンプを編集、削除する場合は、リスト内のスタン プを選択し、[編集]または、[削除]をクリックします。
プリンタドライバの設定
Page 39
2. バックグランド印刷
「バックグランド印刷」チェックボックスにチェックすると、スタンプ
の文字をテキストやイメージの背面に印刷します。
3. 先頭ページのみ
「先頭ページのみ」チェックボックスにチェックすると、スタンプの文
字を 1 ページ目にのみ印刷します。
4. 繰り返し 1 ページ内にスタンプの文字を繰り返し印刷します。

「画像品質」タブ

1 2 4
3
1. カラー カラーで印刷するかモノクロ(グレースケール)で印刷するかを設定し ます。
2. カラーマッチング
「カラーマッチング」をチェックすると、カラーマッチング機能が有効
になります。これにより、スクリーン上の色合いを忠実に表現して印刷 することができます。 写真(イメージ)、グラフィックス(表・図柄)、テキスト(文字)のそ れぞれに対して、「なめらかな色調」「測色的に一致」「あざやかな色彩」 の設定の中から1つを選択することができます。
" DTP アプリケーション等で、アプリケーションの持つカラーマッ
チング機能を使って出力する場合には、この設定をオフにしてく ださい。
プリンタドライバの設定
39
Page 40
3. 解像度 印刷時の解像度を dpi1 インチあたりの印字ドット数)で設定します。
600 × 600dpi」または「1200 × 600dpi」を選択できます。 「ラインアート」をチェックすると、さらに精密な画像の印刷ができま
すが、再現できる階調数が少なくなります。
「エコノミー印刷」をチェックすると、エコノミー印刷機能が有効にな
ります。これにより、トナーの消費を抑えて印刷することができます。
4. 画像調整 印刷する画像のコントラスト、明度(明るさ)、彩度(鮮やかさ)、 シャープネスを設定します。
" このタブの「カラー」および「カラーマッチング」で選択した項
目によって、調節可能な項目は異なります。

「バージョン」タブ

40
プリンタドライバのバージョン情報を確認できます。
プリンタドライバの設定
Page 41
リモートパネル
Remote Panel
Utility
の使いかた
Page 42

リモートパネル(Remote Panel Utility)の使 いかた

リモートパネルでは、プリンタと接続しているコンピュータからプリンタの 状態を確認できます。また、プリンタのさまざまな設定(スリープモードに 切り替わるまでの時間など)を変更できます。
" リモートパネルを使うには、プリンタドライバをインストールして
からリモートパネルをインストールします。インストールについて は「インストレーションガイド」をごらんください。
" リモートパネルは、プリンタがコンピュータに接続され、プリンタ
の電源がオンになっている場合に使用できます。

リモートパネルを開く

リモートパネルを起動する手順は、以下のとおりです。
1 コンピュータのデスクトップまたは任意の場所にあるRemote_Panel.exe
をダブルクリックします。(Remote_Panel.exe は、リモートパネルをイ ンストールするときに指定した場所に保存されています) タスクバーにリモートパネルのアイコンが表示されます。
2 タスクバーのリモートパネルのアイコンをダブルクリックします。
" リモートパネルウィンドウ右下の「閉じる」ボタンをクリックする
と、リモートパネルを閉じることができます(リモートパネルアイ コンは Windows のタスクバーに残ります)。
" リモートパネルを終了後、再度リモートパネルを起動する場合は、
Remote_Panel.exe をダブルクリックしてください。
42
リモートパネル(Remote Panel Utility)の使いかた
Page 43

リモートパネルの使いかた

リモートパネルの機能は以下のとおりです。
「パネル」タブ
リモートパネル
ステータス:ボタンをクリックすると、現在のプリンタの状態を確認で
きます。
" 本ユーティリティはステータスを自動取得できないので、最新のス
テータスは「ステータス」ボタンをクリックして取得してください。
プリンタ設定リストの表示:プリンタ設定リストを表示します。また、
リストの内容を INI ファイル形式で保存することもできます。
リモートパネル(Remote Panel Utility)の使いかた
43
Page 44
z 消耗品残量:トナーカートリッジおよびイメージングカートリッジ
のステータスや残量などを確認できます。
z カバレージ情報:これまでに印刷した合計枚数、カラー / モノクロ別
の内訳枚数のカバレージ情報(すべてのサイズを A4 サイズに換算し た数値)を確認できます。また、トナーカートリッジのカバレージ 情報も確認できます。
44
リモートパネル(Remote Panel Utility)の使いかた
Page 45
z カウンタ:これまでに印刷した合計枚数、カラー / モノクロ別の内訳
枚数を確認できます。
z 用紙:これまでに印刷した用紙サイズ別の内訳枚数、用紙種類別の
内訳枚数を確認できます。
リモートパネル(Remote Panel Utility)の使いかた
45
Page 46
z マシン設定:プリンタのシリアル番号を確認できます。また、リ
モートパネルの「パネル」タブで変更可能な設定情報(スリープ モード時間、自動継続、トナーエンプティ設定、トナーローメッ セージ)の現在の設定値を確認できます。
z F/W バージョン:プリンタに搭載されているファームウェアのバー
ジョンを確認できます。
46
リモートパネル(Remote Panel Utility)の使いかた
Page 47
z 調整:リモートパネルの「調整」タブで変更可能な一部の設定情報
(画像位置調整(用紙先端)、画像位置調整(用紙左端)、転写ロー
ラー電圧、イメージオフセット)の現在の設定値を確認できます。
トナー交換:ボタンをクリックすると、プリンタの動作モードが選択し
たモードに切り替わります。選択可能なモードは、以下の 2 つです。 z トナー交換:トナーカートリッジを交換する場合に使用します。
このモードを選択して[トナー交換]ボタンをクリックすると、プ リンタの動作モードが「トナー交換モード」に変わります。
(「トナーカートリッジの交換手順」(p.75)をごらんください。)
z トナー取り出し:すべてのトナーカートリッジを取り出す場合に使
用します。 このモードを選択して[トナー交換]ボタンをクリックすると、プ リンタの動作モードが「トナー取り出しモード」に変わります。
(「すべてのトナーカートリッジを取り出す方法」(p.81)をごらんく
ださい。)
P/H 清掃モード:プリントヘッドの清掃を行う場合に使用します。
このモードを選択して[トナー交換]ボタンをクリックすると、プリン タの動作モードが「プリントヘッド清掃モード」に変わります。
(「プリントヘッドの清掃」(p.94)をごらんください。)
" プリンタ本体の[トナー回転]キーを押して、これらのモードに切
り替えることもできます。 詳しくは、「[トナー回転]キーについて」(p.20)をごらんください
リモートパネル(Remote Panel Utility)の使いかた
47
Page 48
設定
" Windows タスクバーに表示されるリモートパネルアイコンを閉じる
と、再表示したとき画面上の設定値は初期値が表示されます。実際 の設定値は「プリンタ設定リストの表示」からご確認ください。
" 太字は工場出荷時の設定値を表します。
[適用]ボタン クリックすると、画面上の「トナーローメッセージ」、
「トナーエンプティ設定」、「スリープモード時間」、「自
動継続」の設定情報をプリンタに送信します。
トナーロー メッセージ
トナーエンプ ティ設定
スリープモー ド時間
自動継続 設定 オン / オフ
設定 オン / オフ
トナーが少なくなった場合に、プリンタ本体のランプを 点滅させたり、リモートパネルのステータス表示に警告 メッセージを表示するかどうかを設定します。「オフ」 にすると、トナーが少なくなっても、これらの通知はさ れなくなります。
設定 オン / オフ
トナーがなくなった場合に印刷を停止するか(オン)、 続行するか(オフ)を設定できます。
オフにした場合、印刷は継続できますが印刷結果は保証 されません。その後も印刷を続けると、「エラー」ラン プが点灯し、印刷が停止します。
設定 プリンタがスリープモード(節電モード)に入るまでの
時間を設定できます。
「オフ」を選択すると、用紙サイズエラーが発生した場
合、印刷を停止します。ただし、用紙サイズエラーを検 出するまで数枚印刷することがあります。
「オン」を選択すると、用紙サイズエラーが発生しても
印刷を停止しません。印刷終了後に用紙サイズエラーと なりますので、[ クリア ] キーを押してエラーを解除し
ます。
5 / 15 / 30 / 60
カラー調整
スタート:キャリブレーションを実行します。
" カラー調整機能を使用するとトナーが消費されますのでご注意くだ
さい。
48
リモートパネル(Remote Panel Utility)の使いかた
Page 49
「調整」タブ
" Windows タスクバーに表示されるリモートパネルアイコンを閉じる
と、再表示したとき画面上の設定値は初期値が表示されます。実際 の設定値は「プリンタ設定リストの表示」からご確認いただくか、
[ダウンロード]をクリックしプリンタから設定値をダウンロードし
てください。
" 太字は工場出荷時の設定値を表します。
画像位置調整
(用紙先端)
設定 上端の印字開始位置を微調整できます。普通紙、厚紙、
封筒の各用紙で設定できます。
-15 ~ 0 ~ 15
" 1 ステップ調整すると 0.2 mm 移動します。
画像位置調整
(用紙左端)
設定 トレイ 1 から給紙される用紙の左端印字開始位置を微調
整できます。
-15 ~ 0 ~ 15
" 1 ステップ調整すると 0.2 mm 移動します。
リモートパネル(Remote Panel Utility)の使いかた
49
Page 50
転写ローラー電圧設定
用紙種類に応じた転写ローラー電圧を設定できます。か すれたようなベタ画像が発生する場合は設定値をプラス 方向へ設定します。 ハーフトーンに細かな白点が発生する場合は設定値をマ イナス方向へ設定します。
サービス メニュー
タイム アウト
スリープ モード
フリッカー 設定
イメージ オフセット
-8 ~ 0 ~ +7
設定 プリンタとの通信時のタイムアウトの時
間を設定します。(単位:秒) 設定 オン / オフ
スリープモード(節電モード)を有効に するかどうかを設定します。スリープ モードに入るまでの時間は、「パネル」タ ブで設定できます。
電源環境による蛍光灯のちらつきを防止 するモードを設定します。
0:自動でちらつきを防止する 1:常にちらつきを防止する 2:ちらつきを防止しない
設定 高地などの環境(気圧が低い場所)で画
像異常が発生した場合に切り替えます。
0:一般的な平地で使用 1:中高地で使用 2:高地で使用(参考:標高約 2000 m 3:高高地で使用
5 / 10 / 20 / 30 / 40 / 50 / 60
0 / 1 / 2
0 / 1 / 2 / 3
画像リフレッシュ:印刷した画像に周期的な白薄い横線が入る場合に使
用します。
" 画像リフレッシュ機能を使用するとトナーが消費されますのでご注
意ください。
テストパターン 1、テストパターン 2:テストパターンを印刷して、印刷結 果を確認できます。テストパターン 1 ではモノクロのテストパターンを、 テストパターン 2 ではカラーのテストパターンを印刷できます。
ダウンロード:プリンタの現在の設定情報を読込んで画面に表示します。 アップロード:現在の画面の設定情報をプリンタに送信します。
50
リモートパネル(Remote Panel Utility)の使いかた
Page 51

リモートパネルを閉じる

リモートパネルを終了するときは、タスクバーのリモートパネルのアイコン を右クリックし、「終了」を選択してください。
" リモートパネルの画面右下の[閉じる]ボタンをクリックすると、
画面は閉じますが、タスクバーに最小化されアイコンとして残りま す(終了しません)。アイコンをダブルクリックすると、リモートパ ネルが再度表示されます。
" リモートパネルを閉じた後に再度リモートパネルを開く場合は、5
以上待ってから開いてください。

リモートパネルのアンインストール

" リモートパネルのアンインストールを行うには、コンピュータの管
理者権限が必要です。
" Windows 7/Server 2008 R2/Vista/Server 2008 を使用時に「ユーザー
アカウント制御」に関する画面が表示されるときは、「許可」または
「続行」をクリックします。
" アンインストールを行う前に、タスクバーからリモートパネルを終
了させてください。
リモートパネルは以下のいずれかの方法でアンインストールできます。
「プログラムの追加と削除」(Windows 7/Server 2008 R2/Vista/Server
2008 の場合は「プログラムと機能」、Windows 2000 の場合は「アプ
リケーションの追加と削除」)を使う
– Printer Driver and Utility CD-ROM の「Panel Utility」フォルダにある、
setup.exe を再度実行する
リモートパネル(Remote Panel Utility)の使いかた
51
Page 52
52
リモートパネル(Remote Panel Utility)の使いかた
Page 53
用紙の取り扱い
Page 54

使用できる用紙

用紙のサイズ

用紙 用紙サイズ
A4 210.0 x 297.0 8.2 x 11.7
B5 (JIS) 182.0 x 257.0 7.2 x 10.1
A5 148.0 x 210.0 5.9 x 8.3
リーガル レター ステートメント エグゼクティブ フォリオ レタープラス UK クァトロ
フールスキャップ ガバメントリーガル 開 16
32 ガバメントレター
16K 195.0 x 270.0 7.7 x 10.6
Oficio Mexico 215.9 x 342.9 8.5 x 13.5
B5 (ISO) 176.0 x 250.0 6.9 x 9.8
封筒 DL 封筒洋形 2 号 ハガキ
カスタムサイズ(最小値)* カスタムサイズ(最大値)* 備考: * 厚紙の場合
カスタムサイズの最小値は、92.0 x 184.0 mm 3.6 x 7.25 イン チ)
カスタムサイズの最大値は、216.0 x 297.0 mm8.5 x 11.7 イン チ)
ミリ(mm インチ(in.
215.9 x 355.6 8.5 x 14.0
215.9 x 279.4 8.5 x 11.0
139.7 x 215.9 5.5 x 8.5
184.2 x 266.7 7.25 x 10.5
210.0 x 330.0 8.25 x 13.0
215.9 x 322.3 8.5 x 12.69
203.2 x 254.0 8.0 x 10.0
203.2 x 330.2 8.0 x 13.0
215.9 x 330.2 8.5 x 13.0
185.0 x 260.0 7.3 x 10.2
130.0 x 185.0 5.1 x 7.3
203.2 x 266.7 8.0 x 10.5
220.0 x 110.0 8.7 x 4.3
162.0 x 114.0 6.4 x 4.5
100.0 x 148.0 3.9 x 5.8
92.0 x 195.0 3.6 x 7.7
216.0 x 356.0 8.5 x 14.0
54
使用できる用紙
Page 55

用紙の種類

普通紙以外の特殊紙に印刷する際には、十分な品質の印刷結果が得られる か、あらかじめ試し印刷をしてください。
用紙はセットするまで包装紙の中に入れ、平らな場所で保管してください。

普通紙(リサイクル)

容量 トレイ 1 200 枚(用紙の厚さによって変わります)
用紙のセッ ト方向
プリンタド ライバでの 用紙種類の 設定
坪量 60 90 g/m²
以下の用紙を使用してください。
販売店で取り扱っている OA 用紙、リサイクル紙など、プリンタ対応の普
通紙(リサイクル)
ご注意
以下に示す用紙は使用しないでください。印刷品質の低下や、紙づまり、プ リンタの故障の原因になります。
印刷面が上向き
普通紙
以下のような用紙は使用しないでください。
表面加工されている用紙(カーボン紙、デジタル光沢紙、カラー加工さ
れた紙など)
熱転写用紙水転写用紙感圧紙アイロンプリント用紙インクジェットプリンタ用紙(スーパーファイン紙、光沢フィルム、は
がきなど)
一度印刷に使用した用紙
・インクジェットプリンタで印刷された用紙 ・モノクロ/カラーのレーザープリンタ/コピー機で印刷された用紙 ・熱転写プリンタで印刷された用紙 ・他のプリンタやファクス機で印刷された用紙
用紙の種類
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Page 56
湿気のある用紙
湿度が 15% 85% の場所に用紙を保管してください。湿気があるとト ナーは用紙にうまく付着しません。
重なっている用紙粘着性のある用紙折られた用紙、しわのある用紙、エンボス加工されている用紙、曲がっ
た用紙
穴の開いた用紙、パンチ穴加工された用紙、破れた用紙なめらかすぎる用紙、あらすぎる用紙、織られたもの表と裏で紙質(あらさ)が異なる用紙薄すぎる用紙、厚すぎる用紙静電気がたまっている用紙アルミ箔や金箔、光っているもの感熱紙、または定着部の温度(180°C)に耐性がない用紙変則的な形の(長方形でない、正しい角度で断裁されていない)用紙のり、テープ、クリップ、ステープル、リボン、留め金、ボタンがつい
ているもの
酸性のものその他対応していない用紙
厚紙
坪量 90 g/m2より厚い用紙を厚紙として扱います。どの厚紙の場合も、印字 位置確認のためあらかじめ普通紙で試し印刷をして確認してください。
厚紙には連続印刷することができます。ただし、用紙の品質や印刷環境に よっては、給紙がうまくいかない場合があります。問題が起こったときは、 連続印刷を中止し、一度に 1 枚だけ印刷するようにしてください。
56
容量 トレイ 1 50 枚(用紙の厚さにより変わります)
用紙のセッ ト方向
プリンタド ライバでの 用紙種類の 設定
坪量 厚紙 191 163 g/m²
印刷面が上向き
厚紙 1 厚紙 2
厚紙 2164 209 g/m²
用紙の種類
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以下のような使いかたはしないでください。
給紙トレイの中で厚紙を他の用紙と混ぜないでください。紙づまりの原
因になります。
封筒
どの封筒の場合も、印字位置確認のためあらかじめ普通紙で試し印刷をして 確認してください。
封筒の表面(宛先(表)面)のみに印刷が可能です。種類によっては、3 枚 構造になっているものがあります(表面/裏面/折り返し)。その場合、重 なっている部分の印刷が欠けたり、かすれる可能性があります。
封筒には連続印刷することができます。ただし、用紙の品質や印刷環境に よっては、給紙がうまくいかない場合があります。問題が起こったときは、 連続印刷を中止し、一度に 1 枚だけ印刷するようにしてください。
容量 トレイ 1 10 枚(用紙の厚さにより変わります)
用紙のセッ ト方向
プリンタド ライバでの 用紙種類の 設定
以下の封筒を使用してください。
サイズが封筒 DL または洋形 2 号の封筒(その他のサイズの封筒はサポー
ト外となります)
接合部が斜めで、折り目と縁がしっかりしている事務用封筒
印刷面が上向き
封筒
" 印刷時に高温のローラー部を通過するため、封にのりがついた封
筒はのりが接着してしまう場合があります。乳液質の接着剤が使 われている封筒をお使いください。
レーザープリンタ対応の封筒乾いている封筒
以下のような封筒は使用しないでください。
折り返し部分にのりがついている封筒、封にのりがついた封筒テープシール、金属の留め具、クリップ、ファスナー、はがして使用す
るシールがついている封筒
窓付きの封筒表面が粗い和紙などの封筒定着部の熱(180°C)で溶けたり、燃焼、蒸発、有毒ガスを発生するも
のが使われている封筒
用紙の種類
57
Page 58
すでにのりでとじられている封筒

ラベル用紙

ラベル用紙は、表面の紙(印刷面)、シール部分、台紙で構成されています。
表面の紙は、普通紙の仕様にしたがってください。表面の紙が台紙全体を覆い、シール部分が表面に出ない用紙を使用して
ください。
ラベル用紙にも連続印刷することができます。ただし、用紙の品質や印刷環 境によっては、給紙がうまくいかない場合があります。問題が起こったとき は、連続印刷を中止し、一度に 1 枚だけ印刷するようにしてください。
お使いのアプリケーションにしたがってラベル用紙用のデータを作成してく ださい。また、印字位置確認のためあらかじめ普通紙で試し印刷をして確認 してください。ラベル用紙への印刷についての詳細は、お使いのアプリケー ションのマニュアルをごらんください。
容量 トレイ 1 50 枚(用紙の厚さにより変わります)
用紙のセッ ト方向
プリンタド ライバでの 用紙種類の 設定
以下のラベル用紙を使用してください。
レーザープリンタ用ラベル用紙
印刷面が上向き
ラベル用紙
58
用紙の種類
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以下のようなラベル用紙は使用しないでください。
はがれやすいラベル用紙裏紙がはがされていたり、のりがむき出しになっているラベル用紙
" ラベルが定着ユニットに貼り付き、紙づまりが起こる可能性があり
ます。
最初から断裁されているラベル用紙
使用禁止 使用可
型抜きされて台紙面が露 出しているラベル用紙
断裁されていない ページ全体のラベル用紙

レターへッド

レターヘッドには連続印刷することができます。ただし、用紙の品質や印刷 環境によっては、給紙がうまくいかない場合があります。問題が起こったと きは、連続印刷を中止し、一度に 1 枚だけ印刷するようにしてください。
お使いのアプリケーションにしたがってレターヘッド用のデータを作成して ください。また、印字位置確認のためあらかじめ普通紙で試し印刷をして確 認してください。
容量 トレイ 1 50 枚(用紙のサイズや厚さによって変わりま
す)
用紙のセッ ト方向
プリンタド ライバでの 用紙種類の 設定
印刷面が上向き
レターヘッド
用紙の種類
59
Page 60
はがき
はがきには連続印刷することができます。ただし、用紙の品質や印刷環境に よっては、給紙がうまくいかない場合があります。問題が起こったときは、 連続印刷を中止し、一度に 1 枚だけ印刷するようにしてください。
お使いのアプリケーションにしたがってはがき用のデータを作成してくださ い。また、印字位置確認のためあらかじめ普通紙で試し印刷をして確認して ください。
容量 トレイ 1 50 枚(用紙の厚さにより変わります)
用紙のセッ ト方向
プリンタド ライバでの 用紙種類の 設定
以下のはがきを使用してください。
サイズ:100 × 148 mm
(市販のはがきには、使用できないものがあります。)
以下のようなはがきは使用しないでください。
光沢のあるもの曲がっているものインクジェットプリンタ用のもの切り込みやミシン目のあるものすでに印刷されているもの、色加工されているもの
(はがきの製造時に表面に散布される、紙同士の貼り付きを防止する粉
が給紙ローラーに付着して給紙できなくなる場合があります。)
大きく曲がっていたり、先端が曲がっているもの
印刷面が上向き
ハガキ
60
" はがきが曲がっているときは、トレイ 1
セットする前に曲がっている部分を平らにし ておいてください。
用紙の種類
Page 61

印刷可能領域

すべての用紙サイズで、用紙の端から 4mmを除く領域が、印刷可能領域にな ります。
アプリケーションでページサイズのユー ザー設定を行うときは、最適な結果が得 られるように印刷可能領域内におさまる サイズを設定してください。
a
a
印刷可能
領域
a
a = 4 mm
a
" リーガルサイズの用紙にカラー印刷する場合は、以下の制約があり
ます。 z 印刷可能領域は、用紙の先端から 339.6 mm です(ただし、先端
4 mm は余白になります)。
z 用紙の後端の 16 mm は余白になります。
印刷可能領域
61
Page 62

封筒の場合

封筒では、表面(宛先面)への印刷のみが可能です。また、(表面の)封の 重なる部分への印刷結果は保証されません。保証されない領域の大きさは、 封筒の種類によって異なります。
印刷されない領域
保証されない領域
aa
a
a
表面(印刷可能)
a=4 mm
印刷が保証される領域
裏面(印刷不可)
" 封筒の印刷方向は、お使いのアプリケーションによって決まります。 " 封筒 DL を使用する場合、端から左右 6 mm の領域には印刷できませ
ん。

ページ余白

ページ余白の設定はお使いのアプリケーションによって決まります。用紙サ イズや余白を既定値から選択すると、印刷できない領域が生じる場合があり ます。最適な結果を得るためには、カスタム設定で本プリンタの印刷可能領 域内におさまる設定を行ってください。
62
印刷可能領域
Page 63

用紙のセット

用紙のセットのしかたは?
用紙の包みの中のいちばん上といちばん 下の紙を取り除きます。約 200 枚の用紙 の束を給紙トレイにセットする前にさば いて静電気が起きないようにします。
ご注意
本プリンタは、幅広い種類の用紙に対応できますが、普通紙以外の種類につ いては、専門的に印刷するようには設計されていません。 普通紙以外の用紙(厚紙、封筒、ラベル用紙、レターヘッド、はがき)を連 続印刷すると、印刷品質が劣化したりプリンタの寿命が短くなる場合があり ます。
用紙を補給するときは、まずトレイ内に残っている用紙をすべて取り除き、 補給する用紙とあわせ、用紙の端をそろえてから給紙トレイにセットしてく ださい。
種類やサイズの異なる用紙を混ぜてセットしないでください。紙づまりの原 因となります。

トレイ 1(多目的トレイ)

トレイ1から印刷できる用紙の種類、サイズについては、「使用できる用紙」
p.54)をごらんください。
普通紙の場合
1 トレイ 1 を開きます。
" トレイ 1 に用紙がセット
用紙のセット
されている場合は、用紙 を取り出します。
63
Page 64
2 用紙ガイドを広げます。
3 印刷したい面を上向きにして用
紙をセットします。
64
" 用紙は M マークを超えな
いようにセットしてくだ さい。 普通紙は一度に 200
80 g/m
きます。
2
)までセットで
用紙のセット
Page 65
4 用紙のサイズに用紙ガイドを合
わせます。
その他の用紙
普通紙以外の用紙をセットする場合、最適な印刷結果を得るためにプリンタ ドライバの「用紙の種類」メニューを正しく設定してください。(厚紙、封 筒など)
封筒の場合
1 トレイ 1 を開きます。
" トレイ 1 に用紙がセット
されている場合は、用紙 を取り出します。
用紙のセット
65
Page 66
2 用紙ガイドを広げます。
3 フタを下側にして封筒をセット
します。
" セットする前に、封筒内
部の空気を押し出し、封 筒の折目をしっかり押え てください。空気が残っ ていたり折り目がしっか り押えられていないと、 封筒にしわが出来たり、 紙づまりの原因になりま す。
66
" 封筒は一度に 10 枚まで
セットできます。
" 封筒は、封筒 DL と封筒洋
2 号をサポートしてい ます。封筒のフタはプリ ンタ側にしてセットして ください。
用紙のセット
Page 67
4 封筒のサイズに用紙ガイドを合
わせます。
ラベル用紙/レターヘッド/はがき/厚紙の場合
1 トレイ 1 を開きます。
" トレイ 1 に用紙がセット
されている場合は、用紙 を取り出します。
2 用紙ガイドを広げます。
用紙のセット
67
Page 68
3 印刷面を上向きにして用紙を
セットします。
" 用紙は一度に 50 枚まで
セットできます。
" はがきは短辺(長さの短
い方)を本体奥側へ向け てセットします。
4 用紙のサイズに用紙ガイドを合
わせます。
68
用紙のセット
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排紙トレイ

印刷された用紙は、印刷面が下向きの状態でプリンタ上部の排紙トレイに排 出されます。排紙トレイの許容量は、80 g/m2の用紙(A4 /レター)で約 100 枚までです。
" 排紙トレイの用紙が多くなると、紙づまりが起きたり、用紙が曲
がったり、静電気が起きやすくなります。

用紙の保管方法

用紙をセットするまで、包装紙に入れたままにして平らで水平な場所に
置いてください。 包装紙に入れずに長期間放置した用紙は、紙づまりの原因になります。
いったん包装紙から取り出した用紙についても、使用しない場合は元の
包装紙に入れて、水平な冷暗所に保管してください。
用紙を以下のような場所・環境に置かないでください。
z 湿気が多い場所 z 直射日光があたる場所 z 高温の場所(35°C 以上の場所) z ほこりの多い場所
他のものに立てかけたり、垂直に置かないでください。
大量の用紙や特殊用紙を購入する場合は、事前に試し印刷をして印刷品質を 確認してください。
排紙トレイ
69
Page 70
70
用紙の保管方法
Page 71
消耗品の交換
Page 72

消耗品の交換のしかた

ご注意
本ユーザーズガイドに記載されている手順にしたがわなかったことによる故 障については、保証の対象にはなりません。

リサイクルトナーカートリッジについて

ご注意
コニカミノルタ純正品以外のリサイクルトナーカートリッジは使用しないで ください。リサイクルトナーカートリッジを使用したことによる故障や印刷 品質の問題については、保証の対象にはなりません。また、技術的なサポー トの対象にもなりません。

使用済みカートリッジ回収のご案内

回収方法 使用済みのカートリッジを袋に入れ、購入された際の箱に入れてお送りくだ
さい。カートリッジに付着しているトナーにご注意の上、袋および箱の口は テープでしっかりふさいでください。
回収したトナーカートリッジおよびイメージングカートリッジは再資源化し ています。
回収の受付など詳しくは、printer.konicaminolta.jp にアクセスしてご確認く ださい。

トナーカートリッジについて

本プリンタではブラック(黒)、イエロー(黄色)、マゼンタ(赤)、シアン
(青)の 4 つのトナーカートリッジを使います。トナーカートリッジを取り
扱う際は、トナーがプリンタや手などにこぼれないように注意してくださ い。
" トナーカートリッジを交換する場合、必ず未使用品と交換してくだ
さい。使用済みのトナーと交換すると、トナー残量が正しく表示さ れないことがあります。
" トナーカートリッジは、無理に開けたりしないでください。トナー
が漏れ出した場合、トナーの吸引および皮膚接触を極力避けてくだ さい。
" トナーが服や手に付いた場合、石鹸を使って水でよく洗い流してく
ださい。
72
消耗品の交換のしかた
Page 73
" トナーを吸入した場合、新鮮な空気の場所に移動し、大量の水でよ
くうがいをしてください。咳などの症状がでるようであれば医師の 診察を受けてください。
" トナーが目に入った場合、直ちに流水で 15 分以上洗い流し、刺激が
残るようであれば医師の診察を受けてください。
" トナーを飲み込んだ場合、口の中をよくすすぎ、コップ 12 杯の水
を飲んでください。必要に応じて医師の診察を受けてください。
" トナーカートリッジは幼児や子供の手の届かないところに保管して
ください。
トナーカートリッジの交換の際は下表をごらんください。下表にあるコニカ ミノルタ純正のトナーカートリッジをご使用ください。本体およびトナー カートリッジの製品番号は上カバーの内側のラベルでご確認ください。
本体製品番号 トナーカートリッジタイプ トナーカート
MC1600W
トナーカートリッジ - イエロー(Y
トナーカートリッジ - マゼンタ(M
トナーカートリッジ - シアン(C
大容量トナーカートリッジ - ブラック(K
大容量トナーカートリッジ - イエロー(Y
大容量トナーカートリッジ - マゼンタ(M
大容量トナーカートリッジ - シアン(C
リッジ製品番号
TCSMC1600Y
TCSMC1600M
TCSMC1600C
TCHMC1600K
TCHMC1600Y
TCHMC1600M
TCHMC1600C
" 交換にあたっては、上記製品番号のトナーカートリッジを使用して
ください。上記製品番号以外のトナーカートリッジを使用した場合 は印刷速度が低下します。
消耗品の交換のしかた
73
Page 74
トナーカートリッジは以下のように保管してください。
トナーカートリッジを装着するまでは、保護袋を開けないでください。日光を避け、冷暗所に保管してください。気温 35°C 以下、湿度 85% 以下の場所で結露が起こらないように保管して
ください。トナーカートリッジを寒い場所から温かい湿度の高い場所へ 移動すると、結露が起こり、印刷品質が低下する可能性があります。使 用する前には約 1 時間トナーカートリッジをその環境に置いて適応させ てください。
水平な状態で保管してください。
トナーカートリッジを縦に置いた り、逆向きに置いたりしないでく ださい。トナーカートリッジ内の トナーが固まったり、均等になら ない可能性があります。
塩分を含んだ空気や、エアゾールなどの腐食性のガスに触れないように
してください。
74
消耗品の交換のしかた
Page 75
トナーカートリッジの交換手順
ご注意
トナーカートリッジを交換するときは、トナーがこぼれないように注意して ください。もしトナーがこぼれた場合は、すみやかにやわらかい乾いた布で 拭き取ってください。
トナーがなくなると、該当する色の[トナー]ランプが点灯します。以下の 手順にしたがってトナーカートリッジを交換してください。
" パネルユーティリティの「パネル」タブ内のトナーエンプティ設定
を「オフ」に設定している場合、ステータス画面に「トナーがなく なりました。」のメッセージが表示された後でも印刷を続行できます が、印字品質は保証外となります。印刷を続け、トナーが完全にな くなると、「トナーが寿命です。」と表示され印刷を停止します。 設定について詳しくは、「リモートパネルの使いかた」(p.43)をご らんください。
トナーカートリッジは右図の位置に あります。
トナーカートリッジ
1 操作パネルで、なくなったトナーの色を確認します。
" トナーがなくなると、該当する色の[トナー]ランプが点灯し、
トナーのなくなったトナーカートリッジが自動的に交換位置へ移 動します。
強制的にトナーカートリッジを交換したい場合、以下のいずれかの操作 を行って、プリンタの動作モードを「トナー交換モード」に切り替えま す。
z [トナー回転]キーを押す。 z リモートパネルの「パネル」タブで、「トナー交換」を選択して[ト
ナー交換]ボタンをクリックする。
"「トナー交換モード」に切り替わると、マゼンタのトナーランプ
が点灯します。
消耗品の交換のしかた
75
Page 76
"[トナー回転]キーを 1
押すごとにシアン、ブ ラック、イエローの順に トナーカートリッジが交 換位置に移動します。交 換位置に移動したトナー のランプが点灯します。
"「トナー交換モード」を終了するには、[クリア]キーを押しま
す。
2 前カバーを開きます。
" トレイ 1 が開いていない
場合はトレイ 1 を開いて から、前カバーを開きま す。
76
消耗品の交換のしかた
Page 77
3 交換する色のトナーカートリッジが手前に来ていることを確認します。
" トナーカートリッジの色はトナーカートリッジのつまみで確認で
きます。
4 トナーカートリッジのロックが
解除されて手前に少し緩むま で、トナーカートリッジのつま みを引き下げます。 トナーカートリッジを取り外し ます。
" トナーカートリッジラッ
クは手動では回せませ ん。破損の原因となりま すので、無理に回さない でください。
ご注意
右図の端子には触らないように注意 してください。
消耗品の交換のしかた
77
Page 78
ご注意
使用済みトナーカートリッジは回収サービスをご利用いただくか、地域の条 例にしたがって廃棄してください。
5 新しいトナーカートリッジを用意します。 6 新しいトナーカートリッジを両
手で持ち、数回振ります。
" トナーローラーカバーが
装着されていることを確 認してから振ってくださ い。
7 トナーローラーカバーを取り外
します。
" トナーローラーには触れ
たり、傷をつけたりしな いように注意してくださ い。
トナーローラーカバー
78
消耗品の交換のしかた
Page 79
8 トナーカートリッジの両端の軸
を軸受けに合わせ、セットしま す。
" トナーカートリッジラッ
クのラベルと、取り付け るトナーカートリッジの 色が同じであることを確 認してからトナーカート リッジを取り付けてくだ さい。
ご注意
右図の端子には触らないように注意 してください。
消耗品の交換のしかた
79
Page 80
9 トナーカートリッジをカチッと
音がするまで確実に押し込みま す。
10 前カバーを閉じます。
" 引き続き、別の色のト
ナーカートリッジを交換 する場合は、前カバーを 閉じた後、(必要に応じ て[トナー回転]キーを 押して)交換する色のト ナーランプを点灯させて から、手順 2 10 の手 順で同様にトナーカート リッジの交換を行ってく ださい。
11[クリア]キーを押します。
[トナー]ランプがオフになり、印刷可能な状態に戻ります。
80
" トナーカートリッジ交換後、プリンタはキャリブレーションを行
います。印刷可能な状態になる前にカバーをあけると、キャリブ レーションを停止し、カバーを閉めた後で再度キャリブレーショ ンを繰り返します。
消耗品の交換のしかた
Page 81
すべてのトナーカートリッジを取り出す方法
ご注意
トナーカートリッジを交換するときは、トナーがこぼれないように注意して ください。もしトナーがこぼれた場合は、すみやかにやわらかい乾いた布で 拭き取ってください。
「トナー取り出しモード」を使用すると、すべてのトナーカートリッジを取
り出すことができます。このモードは消耗品を除く本体をサポートセンター に送り渡す場合などに使用します。
「トナー取り出しモード」の使用方法は、以下のとおりです。
1 以下のいずれかの操作を行って、プリンタの動作モードを「トナー取り
出しモード」に切り替えます。
z [トナー回転]キーを 10 秒以上押し続けてから離す。 z リモートパネルの「パネル」タブで、「トナー取り出し」を選択して
[トナー交換]ボタンをクリックする。
"「トナー取り出しモード」に切り替わると、マゼンタのトナーラ
ンプが点灯します。
"「トナー取り出しモード」を終了するには、[クリア]キーを押し
ます。
2 前カバーを開きます。
" トレイ 1 が開いていない
場合はトレイ 1 を開いて から、前カバーを開きま す。
消耗品の交換のしかた
81
Page 82
3 トナーカートリッジのロックが
解除されて手前に少し緩むま で、トナーカートリッジのつま みを引き下げます。 トナーカートリッジを取り外し ます。
" トナーカートリッジラッ
クは手動では回せませ ん。破損の原因となりま すので、無理に回さない でください。
ご注意
右図の端子には触らないように注意 してください。
4 前カバーを閉じます。 5 同様の手順で、シアン、ブラック、イエローの順にトナーカートリッジ
を取り出します。
6[クリア]キーを押します。
82
消耗品の交換のしかた
Page 83

イメージングカートリッジの交換手順

イメージングカートリッジの交換の際は下表をごらんください。下表にある コニカミノルタ純正のイメージングカートリッジをご使用ください。本体お よびイメージングカートリッジの製品番号は上カバーの内側のラベルでご確 認ください。
本体製品番号
MC1600W
製品名
イメージングカート リッジ
イメージングカート リッジ製品番号
DCMC1600
" 交換にあたっては、上記製品番号のイメージングカートリッジを使
用してください。上記製品番号以外のイメージングカートリッジを 使用した場合は印刷速度が低下します。
イメージングカートリッジが寿命に達すると、[エラー]ランプが点灯しま す。以下の手順にしたがってイメージングカートリッジを交換してくださ い。
イメージングカートリッジは右図の 位置にあります。
イメージングカートリッジ
消耗品の交換のしかた
83
Page 84
1 上カバーを開けます。
" 排紙トレイの上に用紙が
ある場合は、用紙を取り 除き、排紙トレイをたた んでから上カバーを開け てください。
2 取っ手をつかみ、奥の方向に少
し引き上げてから、イメージン グカートリッジをゆっくりと垂 直方向に引き抜きます。
ご注意
使用済みイメージングカートリッジは回収サービスをご利用いただくか、地 域の条例にしたがって廃棄してください。
84
消耗品の交換のしかた
Page 85
3 新しいイメージングカートリッジを用意します。
ご注意
イメージングカートリッジの感光体および転写ベルトには触れないように注 意してください。
4 新しいイメージングカートリッ
ジを垂直にゆっくり差し込み、 最後に手前下方向に少し押し込 んで、イメージングカートリッ ジを取り付けます。
消耗品の交換のしかた
85
Page 86
5 上カバーを静かに閉じます。
" イメージングカートリッジ交換後、プリンタはキャリブレーション
を行います。印刷可能な状態になる前にカバーをあけると、キャリ ブレーションを停止し、カバーを閉めた後で再度キャリブレーショ ンを繰り返します。
86
消耗品の交換のしかた
Page 87
メンテナンス
Page 88

プリンタのメンテナンス

注意
すべての注意/警告ラベルを注意深く読み、必ずその指示にしたがってくだ さい。これらのラベルはプリンタのカバー内部やプリンタ本体の内部にあり ます。
プリンタを長く使用できるように丁寧に取り扱ってください。誤使用や乱暴 な取り扱いによる故障については保証の対象になりません。ほこりや用紙の 断片がプリンタ内部・外部に残っていると、印刷品質低下の原因となりま す。定期的にプリンタの清掃をされることをおすすめします。以下のガイド ラインにしたがってください。
警告
清掃前には、プリンタの電源を切り、電源ケーブル、インターフェースケー ブルを外してください。 プリンタ内部に水や洗剤がこぼれないよう注意してください。プリンタの損 傷や感電のおそれがあります。
注意
定着部は高温になります。定着部の温度はゆっくり下がります(1 時間お待ちください)。
プリンタ内部の清掃や、紙づまりを取り除く場合は、定着部など内部の
部品は非常に高温になるため、定着部の周辺に触れないよう注意してく ださい。
プリンタの上に物を置かないでください。プリンタの清掃には柔らかい布を使用してください。プリンタの表面に洗剤液を直接スプレーしないでください。プリンタの
すき間から洗剤液が入り込むと、内部の回路が損傷するおそれがありま す。
プリンタの清掃に、溶剤(アルコール、ベンゼン、シンナーなど)を含
む研磨剤や腐食剤を使用しないでください。
中性洗剤などの洗剤液を使用する場合は、プリンタの目立たない部分で
試しに使用し、洗剤の効果などを確認してください。
プリンタの清掃にはとがっているものや表面がざらざらしているもの
(針金、プラスチックの掃除パッド、ブラシなど)は使用しないでくだ
さい。
プリンタのカバーはゆっくり閉めてください。プリンタに振動を与えな
いようにしてください。
88
プリンタのメンテナンス
Page 89
プリンタを使用後すぐにカバーや布などをかけないでください。電源を
切り、プリンタの温度が下がるまで待ってください。
上カバーを長時間開けたままにしないでください。特に明るい場所で
は、光によってイメージングカートリッジが損傷を受ける場合がありま す。
印刷中はプリンタの上カバーや前カバーを開けないでください。用紙をプリンタの上部にあててそろえないでください。プリンタに油をさしたり、分解しないでください。プリンタを傾けないでください。電気配線、ギア、レーザービーム装置には触れないでください。プリン
タの故障や印刷品質の低下の原因になります。
排紙トレイ上の用紙の量が多くなりすぎないように取り除いてくださ
い。用紙の量が多すぎると、紙づまりをおこしたり用紙がカールする原 因になります。
プリンタを移動するときは、トナー
がこぼれないようプリンタを水平に して運んでください。
プリンタを持ち上げるときは、右の
図に示す位置を持ってください。
14.4 kg
31.7 lbs
トナーが手についたときは、冷水と中性洗剤で洗ってください。
注意
トナーが目に入ったときは、すぐに冷水で洗い、医師に相談してください。
プリンタの電源ケーブルをコンセントに接続する前に、清掃時に取り外
した内部の部品が取り付けられていることを確認してください。
プリンタのメンテナンス
89
Page 90

プリンタの清掃

注意
清掃前にはプリンタの電源を切り、電源ケーブルを外してください。ただ し、プリントヘッドの清掃を行う場合は、プリンタの電源を入れた状態で 行ってください。

プリンタ外側の清掃

操作パネル
プリンタの外側
排気ダクト
90
プリンタの清掃
Page 91

プリンタ内部の清掃

給紙ローラーの清掃
給紙ローラー部に紙粉やほこりがたまると、給紙トラブルの原因になりま す。
1 上カバーを開けます。
" 排紙トレイの上に用紙が
ある場合は、用紙を取り 除き、排紙トレイをたた んでから上カバーを開け てください。
2 取っ手をつかみ、奥の方向に少
し引き上げてから、イメージン グカートリッジをゆっくりと垂 直方向に引き抜きます。
プリンタの清掃
91
Page 92
ご注意
イメージングカートリッジの感光体および転写ベルトには触れないように注 意してください。
取り外したイメージングカートリッ ジは右図の向きで置いてください。 イメージングカートリッジは、必ず 平らで異物の無い場所に置いてくだ さい。 取り外したイメージングカートリッ ジを直射光(太陽光など)のあたる 場所に置いたり、15 分以上放置し たりしないでください。
3 やわらかい乾いた布で給紙ロー
ラーの汚れを拭き取ります。
92
プリンタの清掃
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注意
定着部は非常に高温になっていま す。やけどの原因となりますので、 指定された部分以外には触れないよ うに注意してください。高温部に手 などが触れてしまった場合は、すぐ に冷たい水で冷やし、医師にご相談 ください。
ご注意
転写ローラーの表面に触れると、印 刷画質が低下する可能性がありま す。 転写ローラーの表面に触れないよう に注意してください。
プリンタの清掃
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4 イメージングカートリッジを垂
直にゆっくり差し込み、最後に 手前下方向に少し押し込んで、 イメージングカートリッジを取 り付けます。
5 上カバーを静かに閉じます。
プリントヘッドの清掃
プリントヘッドが汚れたまま使用すると、印字品質の問題が発生することが あります。
1 以下のいずれかの操作を行って、プリンタの動作モードを「プリント
ヘッド清掃モード」に切り替えます。
z [トナー回転]キーを 5 9 秒間押し続けてから離す。 z リモートパネルの「パネル」タブで、[P/H 清掃モード]ボタンをク
リックする。
"「プリントヘッド清掃モード」に切り替わると、マゼンタのト
ナーランプが点灯します。
"「プリントヘッド清掃モード」は途中で終了できません([クリ
ア]キーを押しても終了しません)。 誤って「プリントヘッド清掃モード」に切り替えた場合は、(手 順 5 9 を除く)手順 2 4 10 14 を行って、「プリント ヘッド清掃モード」を終了してください。
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プリンタの清掃
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2 前カバーを開きます。
" トレイ 1 が開いていない
場合はトレイ 1 を開いて から、前カバーを開きま す。
3 トナーの交換位置には、マゼン
タのトナーカートリッジが来て います。 トナーカートリッジの装着が解 除されて手前に少し緩むまで、 トナーカートリッジのつまみを 引き下げます。 トナーカートリッジを取り外し ます。
" マゼンタのトナーカート
リッジを取り外すこと で、プリンタ内部に隙間 ができ、プリントヘッド の清掃が行いやすくなり ます。
プリンタの清掃
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ご注意
右図の端子には触らないように注意 してください。
4 前カバーを閉じます。
" プリンタの内部でトナー
カートリッジが回転しま す。
5 トナーカートリッジの回転が終
了し、操作パネルのすべてのラ ンプが点滅状態になったら、上 カバーを開けます。
" 排紙トレイの上に用紙が
ある場合は、用紙を取り 除き、排紙トレイをたた んでから上カバーを開け てください。
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プリンタの清掃
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6 取っ手をつかみ、奥の方向に少
し引き上げてから、イメージン グカートリッジをゆっくりと垂 直方向に引き抜きます。
ご注意
イメージングカートリッジの感光体および転写ベルトには触れないように注 意してください。
取り外したイメージングカートリッ ジは右図の向きで置いてください。 イメージングカートリッジは、必ず 平らで異物の無い場所に置いてくだ さい。 取り外したイメージングカートリッ ジを直射光(太陽光など)のあたる 場所に置いたり、15 分以上放置し たりしないでください。
プリンタの清掃
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7 やわらかい乾いた布でプリント
ヘッドの汚れを拭き取ります。
注意
定着部は非常に高温になっていま す。やけどの原因となりますので、 指定された部分以外には触れないよ うに注意してください。高温部に手 などが触れてしまった場合は、すぐ に冷たい水で冷やし、医師にご相談 ください。
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プリンタの清掃
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ご注意
転写ローラーの表面に触れると、印 刷画質が低下する可能性がありま す。 転写ローラーの表面に触れないよう に注意してください。
8 イメージングカートリッジを垂
直にゆっくり差し込み、最後に 手前下方向に少し押し込んで、 イメージングカートリッジを取 り付けます。
プリンタの清掃
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9 上カバーを静かに閉じます。
10[クリア]キーを押します。
" すべてのランプの点滅状態が終了し、マゼンタのトナーランプが
点灯します。 プリンタ内部でトナーカートリッジが回転します。
11 トナーカートリッジの回転が終
了したら、前カバーを開けま す。
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プリンタの清掃
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