Konica minolta DIMAGE Z3 User Manual [ja]

使用説明書
J
2
目次
正しく安全にお使いいただくために........................ 6
はじめに.................................................................... 10
内容物の確認.................................................... 11
ストラップ/レンズキャップひもを取り付ける
各部の名称 ......................................... 12
早分かり ............................................ 16
ある程度デジタルカメラの知識をお持ちの方が、すぐ に撮影を始められる時に便利です。
準備と基本操作 ................................... 17
カメラの準備、簡単な撮影と再生およびパソコンで の簡単な見方を説明しています。デジタルカメラを 初めてお使いの方はもちろん、すでに使ったことの ある方もこの章は一通りお読みください。
レンズキャップを取り外す................................ 17
電池を入れる....................................................... 18
電池容量の確認............................................ 19
カードを入れる/取り出す................................ 20
電源(メインスイッチ)を入れる....................... 22
撮影できる画像数 ............................................... 22
カメラを構える ................................................... 23
画像の表示場所............................................ 23
ファインダー/液晶モニターを見て撮影する
.23
フルオートで撮影する........................................ 24
フラッシュ撮影 ................................................... 25
フラッシュ光の届く距離............................ 26
フラッシュモード........................................ 27
シーンセレクター ............................................... 27
フルオートシーンセレクター .................... 27
目的のシーンを選ぶ.................................... 28
近くのものを撮影する
(マクロ・スーパーマクロ)
撮った画像を見る(クイックビュー)................ 31
画像を手早く消去する................................ 31
メニューで設定を変える.................................... 32
動画を撮影/再生する........................................ 34
パソコンに画像を保存する................................ 35
撮影モード.......................................... 38
露出モードやドライブモードの変更、露出・コント ラスト補正など、さまざまな撮影方法について説明 しています。必要に応じてお読みください。
ピント合わせ....................................................... 39
フォーカス表示............................................ 39
オートフォーカスの苦手な被写体............. 40
ローカルフォーカスフレームの選択......... 40
被写体が[ ]に入らないときは
(フォーカスロック撮影)... 41
フラッシュ撮影 ................................................... 42
フラッシュモード........................................ 42
スローシンクロ撮影.................................... 42
画面表示の切り替え............................................ 43
露出補正............................................................... 44
露出モード...........................................................45
P(プログラム)モード ............................... 45
A(絞り優先)モード ................................... 46
S(シャッター速度優先)モード
................... 47
M(マニュアル)モード............................... 48
タイム露光(長時間露光)撮影................... 49
ファインダーの視度調整.................................... 49
3
撮影モード(続き)
撮影モードメニュー............................................ 50
ドライブモード............................................ 52
セルフタイマー.................................... 52
連続撮影 ............................................... 53
シャッターチャンス連写 .................... 54
ブラケット(ずらし)撮影................... 56
画像サイズ ................................................... 57
画質............................................................... 58
ファイルサイズと撮影画像数について..... 59
ホワイトバランス........................................ 60
オート/プリセット/カスタム......... 60
キーカスタマイズ........................................ 62
フォーカスモード........................................ 62
オートフォーカス................................ 63
マニュアルフォーカス........................ 64
フルタイムAF.............................................. 65
フラッシュモード........................................ 66
調光補正....................................................... 66
測光モード ................................................... 67
撮像感度....................................................... 68
デジタルズーム............................................ 69
カラーモード ............................................... 70
シャープネス ............................................... 70
コントラスト ............................................... 71
基 本 撮 影
撮 影 モ ー ド
セ ッ ト ア ッ プ
モ ー ド
パ ソ コ ン
接 続
そ の 他
再 生 モ ー ド
動 画 撮 影 モ ー ド
動画撮影モード ................................... 72
動画の撮影方法について説明しています。必要に応 じてお読みください。
動画撮影............................................................... 73
動画撮影モードメニュー.................................... 74
画質(動画)................................................... 74
フレームレート............................................ 75
ホワイトバランス(動画)........................... 75
ナイトムービー............................................ 75
フォーカスモード(動画)........................... 76
カラーモード(動画)................................... 76
デジタルズーム............................................ 76
4
再生モード.......................................... 77
再生時のいろいろな機能について説明しています。 必要に応じてお読みください。
1コマ再生............................................................ 78
再生場所の切り替え.................................... 78
画面表示の切り替え............................................ 79
インデックス再生/ヒストグラム表示..... 80
縦再生........................................................... 80
拡大再生............................................................... 82
動画再生............................................................... 82
動画から静止画を切り出す
(セレクトショット)............... 83
画像をテレビで見る............................................ 84
再生モードメニュー............................................ 85
画像の消去 ................................................... 87
カードのフォーマット(初期化)................ 89
プロテクト(誤消去防止)........................... 90
画像のコピー ............................................... 92
スライドショー(画像の自動再生)............ 94
DPOF(プリント)指定 .............................. 96
日付プリント........................................ 98
インデックスプリント........................ 99
メール画像作成......................................... 100
セットアップモード .......................... 102
カメラの細かい設定について説明しています。必要 に応じてお読みください。
セットアップモードメニュー......................... 103
液晶モニターとファインダーの明るさ調整.. 104
パワーセーブまでの時間変更......................... 104
アフタービュー ................................................ 105
ワイドコンバーター......................................... 105
言語設定............................................................ 106
ファイルとフォルダ......................................... 106
フォルダ構成............................................. 106
フォルダ名/ファイル名について.......... 107
ファイルNo.メモリー.............................. 108
フォルダを日付別に分ける
(日付形式フォルダ)........ 109
ノイズリダクション......................................... 109
日時設定............................................................ 110
日付写し込み.................................................... 111
設定値リセット ................................................ 112
操作音と音量の設定......................................... 114
ビデオ出力方式の切り替え............................. 115
USB接続........................................................... 115
セルフタイマーの時間変更............................. 115
手ぶれ補正機能の設定..................................... 116
目次(続き)
5
パソコンへの接続 ............................. 117
撮影した画像をパソコンに取り込んで保存すること ができます。
USB接続の動作環境 ....................................... 118
パソコンへ接続する(USB接続)................... 119
パソコンに画像ファイルを
コピー・保存する............... 120
接続を解除する ................................................ 124
パソコンで画像ファイルを開ける.................. 126
ドライバのインストール
(Windows98/98SEのみ)............ 127
USB接続ができないときは............................ 130
QuickTimeのインストールと使い方............ 132
付属のその他のソフトウェア......................... 133
PictBridge対応プリンタでの印刷................ 134
その他 ............................................. 141
一般的な注意事項や、トラブル時の処置等を記載し ています。
別売りアクセサリー......................................... 141
あれ?と思ったときは..................................... 143
メッセージ表示一覧......................................... 146
取り扱い上の注意............................................. 147
手入れと保管のしかた..................................... 150
主な性能............................................................ 151
索引.................................................................... 154
基 本 撮 影
撮 影 モ ー ド
セ ッ ト ア ッ プ
モ ー ド
再 生 モ ー ド
動 画 撮 影 モ ー ド
パ ソ コ ン
接 続
そ の 他
KONICAMINOLTAは、コニカミノルタホールディングス株式会社の登録商標です。DiMAGEおよびオンラインラボは、コニカミ ノルタフォトイメージング株式会社の登録商標です。
Windowsは、米国MicrosoftCorporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。 Apple、Macintosh、MacOSおよびQuickTimeは、AppleComputer,Inc.の米国およびその他の国における登録商標または商 標です。 IntelおよびPentiumは、米国IntelCorporationの登録商標です。 IBMは、米国InternationalBusinessMachinesCorporationの登録商標です。 AdobeおよびPhotoshopAlbumは、米国AdobeSystemsInc.の登録商標です。 ArcSoftおよびVideoImpressionは、米国ArcSoft,Inc.の登録商標または商標です。
その他記載の会社名や製品名は、それぞれの会社の登録商標または商標です。
© 2004KonicaMinoltaPhotoImaging,Inc.
6
正しく安全にお使いいただくために
警告
この表示を無視し、誤った取り扱いをすると、人が死亡したり、重傷を負う可能性が想定さ れる内容を示しています。
注意
この表示を無視し、誤った取り扱いをすると、人が傷害を負う可能性が想定される内容およ び物的損害の発生が予想される内容を示しています。
絵表示の例
△記号は、注意を促す内容があることを告げるものです。(左図の場合は発火注意)
お買い上げありがとうございます。 ここに示した注意事項は、正しく安全に製品をお使いいただくために、またあなたや他の人々への危害や財産へ の損害を未然に防止するためのものです。よく理解して正しく安全にお使いください。
電池の取り扱いを誤ると、液漏れによる周囲の汚損や、発熱や破裂による火災やケガの原因となりま すので、次のことは必ずお守りください。
指定された電池以外は使わないでください。
電池の極性(+/−)を逆に入れないでください。
表面の被膜が破れたり、はがれたりした電池は使用しないでください。
電池のショート、分解、加熱、および火中・水中への投入は避けてください。また金属 類と一緒に保管しないでください。
新しい電池と古い電池、メーカーや種類の異なる電池、充電状態の異なる電池を混ぜ て使用しないでください。
アルカリ電池は充電しないでください。
充電式電池を充電する場合は、専用の充電器をご使用ください。
万一電池が液漏れし、液が目に入った場合は、こすらずにきれいな水で洗った後、直 ちに医師にご相談ください。液が手や衣服に付着した場合は、水でよく洗い流してく ださい。また、液漏れの起こった製品の使用は中止してください。
警告
7
警告
ACアダプターをご使用になる場合は、専用品を表示された電源電圧で正しくお使いく ださい。
表示以外の電源電圧を使用すると、火災や感電の原因となります。
電池を廃棄するときは、テープなどで接点部を絶縁してください。
他の金属と接触すると発熱、破裂、発火の原因となります。お住まいの自治体の規則に従って正しく 廃棄するか、リサイクルしてください。
ご自分で分解、修理、改造をしないでください。
内部には高圧部分があり、触れると感電の原因となります。修理や分解が必要な場合は、弊社アフタ ーサービス窓口またはお買い求めの販売店にご依頼ください。
落下や損傷により内部、特にフラッシュ部が露出した場合は、内部に触れないように電 池を抜き(ACアダプターの場合は電源プラグをコンセントから抜き)、使用を中止して ください。
フラッシュ部には高電圧が加わっていますので、感電の原因となります。またその他の部分も使用を 続けると、感電、火傷、火災の原因となります。弊社アフターサービス窓口またはお買い求めの販売 店に修理をご依頼ください。
幼児の口に入るような電池や小さな付属品は、幼児の手の届かないところに保管してく ださい。
幼児が飲み込む原因となります。万一飲み込んだ場合は、直ちに医師にご相談ください。
製品および付属品を、幼児・子供の手の届く範囲に放置しないでください。
幼児・子供の近くでご使用になる場合は、細心の注意をはらってください。ケガや事故の原因となり ます。
フラッシュを人の目の近くで発光させないでください。
目の近くでフラッシュを発光させると視力障害を起こす原因となります。
車などの運転者に向けてフラッシュを発光しないでください。
交通事故の原因となります。
自動車などの運転中や歩行中に撮影したり、液晶モニターを見たりしないでください。
転倒や交通事故の原因となります。
8
正しく安全にお使いいただくために(続き)
警告
風呂場など湿気の多い場所で使用したり、濡れた手で操作したりしないでください。内 部に水が入った場合はすみやかに電池を抜き(ACアダプターの場合は電源プラグをコン セントから抜き)、使用を中止してください。
使用を続けると、火災や感電の原因となります。裏表紙記載の弊社お客様フォトサポートセンターに ご相談ください。
引火性の高いガスの充満している中や、ガソリン、ベンジン、シンナーの近くで本製品 を使用しないでください。また、お手入れの際にアルコール、ベンジン、シンナー等の 引火性溶剤は使用しないでください。
爆発や火災の原因となります。
ACアダプターをご使用の場合、電源コードに重いものを乗せたり、無理に曲げたり、 引っ張ったり、傷つけたり、加熱、破損および加工したりしないでください。またコン セントから抜くときは、アダプター本体を持って抜いてください。
コードが傷むと火災や感電の原因となります。コードが傷んだら、弊社アフターサービス窓口または お買い求めの販売店に交換をご依頼ください。
万一使用中に高熱、焦げ臭い、煙が出るなどの異常を感じたら、すみやかに電池を抜き
(ACアダプターの場合は電源プラグをコンセントから抜き)、使用を中止してください。
電池も高温になっていることがありますので、火傷には十分ご注意ください。
使用を続けると感電、火傷、火災の原因となります。弊社アフターサービス窓口またはお買い求めの 販売店に修理をご依頼ください。
直射日光の当たる場所に放置しないでください。
太陽光が近くの物に決像すると、火災の原因となります。やむを得ず直射日光下に置く場合は、レン ズキャップを付けてください。
注意
9
注意
車のトランクやダッシュボードなど、高温や多湿になるところでの使用や保管は避けて ください。
外装が変形したり、電池の液漏れ、発熱、破裂による火災、火傷、ケガの原因となります。
レンズが前方に伸びた状態で、レンズ部分を持たないでください。
電源を切ると、自動的にレンズが収納されます。手を触れていると、手をはさむ原因となります。
長時間使用される場合は、皮膚を触れたままにしないでください。
本体の温度が高くなり、低温やけどの原因となることがあります。
長時間の使用後は、すぐに電池やカードを取り出さないでください。
電池やカードが熱くなっているため火傷の原因となります。電源を切って温度が下がるまでしばらく お待ちください。
発光部に皮膚や物を密着させた状態で、フラッシュを発光させないでください。
発光時に発光部が熱くなり、火傷の原因となります。
液晶モニターを強く押したり、衝撃を与えたりしないでください。
液晶モニターが割れるとケガの原因となり、中の液体に触れると炎症の原因となります。中の液体に 触れてしまった場合は、水でよく洗い流してください。万一目に入った場合は、洗い流した後医師に ご相談ください。
ACアダプター使用時は、電源プラグは差し込みの奥までしっかりと差し込んでください。
電源プラグが傷ついていたり、差し込みがゆるい場合は使用しないでください。火災や感電の原因と なります。
ACアダプターを布や布団で覆ったり、周りに物を置いたりしないでください。
熱により変形して感電や火災の原因となったり、非常時にアダプターが抜けなくなったりします。
お手入れの際や長期間使用しないときは、ACアダプターをコンセントから抜いてくだ さい。
火災や感電の原因となります。
ACアダプターを、電子式変圧器(海外旅行用の携帯型変圧器など)を介してコンセント に接続しないでください。
故障や火災の原因となります。
10
はじめに
ユーザー登録について
本製品をご使用になる前に、お早めにユーザー登録(オンライン登録)をお済ませください。ユーザー登録 は、弊社ホームページ(http://ca.konicaminolta.jp/)のユーザー登録のページで行なうことができます。
お買い上げありがとうございます。
この製品は、光学12倍ズームに手ぶれ補正機能を搭載した、有効画素数約400万画素のデジタルカメラです。 シャッターチャンスに強い動体予測機能搭載のジェットAF、テレビやビデオムービー並みの高画質動画など多彩 な機能を持ちながら、大きく操作しやすいボタン類など使いやすさにも配慮して設計されています。
ご使用前に、この使用説明書をよくお読みいただき、末永くこの製品をご愛用ください。
このカメラには、弊社のボディ特性に適合するように設計された弊社製のアクセサリーのご使用をおすす めします。他社製品と組み合わせた場合の性能の保証や、それによって生じた事故や故障についての補償 はいたしかねますので、あらかじめご了承ください。
この装置は、情報処理装置等電波障害自主規制協議会(VCCI)の基準に基づくクラスB情報技術装置です。この装置は家庭環境で 使用されることを目的としていますが、この装置がラジオやテレビジョン受像機に近接して使用されると、受信障害を引き起こす ことがあります。使用説明書にしたがって正しい取り扱いをしてください。
11
お買い上げのパッケージに梱包されているのは以下の通りです。ご確認の上、不備な点がございましたら、お買 い求めの販売店にご連絡ください。
ストラップ取り付け部は2ヵ所あります。ストラップの両方の先端をそれ ぞれ取り付けます。
内容物の確認
カメラ本体(DiMAGEZ3)
レンズキャップ LF-243、レンズキャップひも、
アクセサリーシューキャップ SC-1000付き ネックストラップ NS-DG7000 単3形アルカリ乾電池 4本 AVケーブル AVC-700 USBケーブル USB-2 16MBSDメモリーカード
ディマージュ ビューアー CD-ROM
・DiMAGEViewer(ディマージュ ビューアー) ・Windows98/98SE用USBドライバ
・QuickTimePlayer ArcSoftVideoImpression2CD-ROM 本使用説明書 DiMAGE Viewer用使用説明書 コニカミノルタからのお知らせ アフターサービスのご案内 保証書
ストラップ/レンズキャップひもを取り付ける
付属のひもをあらかじめレンズキャップに取り付けておくと、レンズキャップ の紛失防止に役立ちます。ひもは、使用説明書などが入っている袋に入ってい ます。
12
各部の名称
の付いたところは、直接手で触れないでください。()内は参照ページです。
ボディ前面
フラッシュ*(25,42)
スピーカー(82)
レンズ
シャッターボタン
(24,34)
セルフタイマー ランプ(53)
三脚ねじ穴(底面)
ストラップ取り付け部
(11)
ストラップ取り付け部(11)
電池室ふた(底面)(18)
マイク(34,73)
端子カバー
USB/AV出力端子
(35,84,119)
DC電源入力端子(141)
13
ボディ背面
撮影モードダイヤル(24,28,34,45)
視度調整ダイヤル(49)
クイックビュー/消去ボタン
(31)
実行ボタン
電子ビューファインダー
(23)
液晶モニター
(14,15,23)
メインスイッチ(22,24)
十字キー
メニューボタン
(32,50,85)
表示切り替えボタン
(43,79)
撮影/再生切り替えレバー(23)
アクセスランプ
(21,25,89,
124)
フラッシュモード ボタン
(42,62,66)
オート(24)
撮影モード
(ファインダーに表示)
撮影モード
(液晶モニターに表示)
再生モード
シーンセレクター
(28)
露出モード
(45)
ズームレバー
(24,69,82)
カードスロットふた
(底面)(20)
オートロックアクセサリーシュー(142)
マクロモードボタン(30)
動画撮影(34,73)
14
デジタルズーム(69)
画像サイズ(57)
電子ビューファインダー・液晶モニター
電子ビューファインダーと液晶モニターの表示は同一です。
スポット測光サークル(67)
シャッター速度・絞り値
白:通常 黒:固定されています 青:変更可能
(A/S/Mモード時のみ)
フラッシュモード(26,42)
白:通常 赤:フラッシュ充電中
露出モード(45)・ シーンセレクター(28)
フラッシュ調光補正(66)
コントラスト補正(71) ホワイトバランス(60)
測光モード(67)
撮影モード(38)
電池容量(19)
画質(58)
ドライブモード(52) 撮影残り画像数(22)
フォーカスフレーム(24,39)
撮像感度(68)
フォーカス表示(39,64)
白:ピントが合っています 赤:ピントが合っていません
写し込み表示(111)
シーンセレクター(27)
シャープネス補正(70)
ヒストグラム(43,80)
※これらのページでは、説明のためすべての表示を点灯させています。
各部の名称(続き)
露出補正(44)
マクロ(30)
撮影モード時
ローカルフォーカスフレーム(40)
ぶれ警告(25,116)
ワイドコンバーター(105,142)
手ぶれ補正(22,116)
フォーカスモード(62)
15
再生モード(77)
撮影日時
拡大再生(82)
画像番号/全体の画像数
動画画像
(34,73,82)
プロテクト(90)
電池容量(19)
画像サイズ(57) 画質(58)
再生モード(77)
画像
ヒストグラム(81)
シャッター速度
画像サイズ(57) 画質(58)
撮像感度(68)
絞り値
ホワイトバランス(60)
露出補正(44)
フォルダ名(識別文字、107)
メール画像(100)
ファイル番号
(ファイルの通し番号、107)
フォルダ番号
(フォルダの通し番号、107)
再生モード・1コマ撮影(78)
再生モード・ヒストグラム表示(80)
DPOF(プリント)指定(96)
ファイル番号
(ファイルの通し番号、107)
フォルダ番号
(フォルダの通し番号、107)
16
早分かり 詳しくは本文をご覧ください。
1. 電池を入れます。→P.18
3.ズームレバーで撮りたいも のの大きさを決めます。→ P.24
準備をする
撮影する
2. 撮影モードダイヤルが、Pまた はAUTO位置にあるのを確認 します。→P.24、45
1. 撮影後、クイックビュ ー/消去ボタンを押し ます。
撮影した画像を確認する(クイックビュー)→P.31
2. 十字キーの左右で見たい画像を選び ます。
3. シャッターボタンの半押しまたはメ ニューボタンで元の撮影モードに戻 ります。
1. メインスイッチを入れ、モード 切り替えレバーを または
に合わせます。→P.22、
23
2. カードを入れます。→P.20
4. シャッターボタンを押しま す。→P.25
17
準備と基本撮影
レンズキャップを取り外す
レンズキャップのつまみをつまんで、取り付け・ 取り外しを行ないます。
撮影後は、レンズキャップをはめて保管してください。
撮影前のカメラの準備と、撮影・再生の基本知識を説明しています。デジタルカメラを初めて お使いの方はもちろん、すでに使ったことのある方もこの章は一通りお読みください。
基 本 撮 影
早 分 か り
18
電池を入れる
このカメラは、単3形アルカリ乾電池、または単3形充電式ニッケル水素電池のいずれかを4本使用します。
ニッケル水素電池は、指定の充電器でフル充電してからお使いください。
マンガン電池等、他の単3形電池はこのカメラでは使用できません。
電池を入れる
1. カメラの電源が切れているのを確認して から、カメラ底面の電池室ふたを開けま す。
3. ふたを元通りに閉めます。
最後まで確実に閉めてください。
2. ふたの裏側の+/−表示にしたがって電 池を入れます。
「日付/時刻を設定してください」のメッセージが出たときは、日時の設定が失われています。[はい]を選
んで十字キー中央の実行ボタンを押すと、日時設定画面が現れます→P.110
19
電 池 を 入 れ る
電池容量の確認
メインスイッチを入れると、電池の容量が液晶モニターに表示されます。
何も表示されないときは、電池の向き(+/−)を確認してください。
長時間の撮影や再生には、別売のACアダプターの使用をおすすめします。→P.141
赤色 点灯時は、UHS連続撮影、シャッターチャンス連写、シャッターチャンスUHS連写、動画撮影はできません。
手ぶれ補正機能も作動しません。
電池容量がなくなったとき(上の表の一番下)は、その電池は再使用せず、すみやかに新しい電池と交換してください。
電池容量は十分です。
白色
(約3秒間)
電池容量が少なくなりました。
白色
電池の交換をおすすめします。まだ撮影はできます。赤色
新しい電池と交換してください。 シャッターは切れません。
電池がなくなりました
パワーセーブ(操作しないでいると表示が自動的に消えます)
このカメラは、約1分以上何も操作をしないでいると、自動的に省電力設定になります(パワーセーブ)。シャッ ターボタンを半押しするなど何か操作を行なえば、撮影が再開できます。
パワーセーブまでの時間(初期設定は1分)は変更することができます。→P.104
液晶モニターは、約1分間何も操作しないでいると、パワーセーブまでの時間に関係なく自動的に消灯します。
30分以上何も操作をしないでいると、完全に電源が切れます。撮影を再開するには、メインスイッチを押してください。
20
カードを入れる/取り出す
カードを入れる
画像を記録するには、SDメモリーカードまたはマルチメディアカード(以下カード)が必要です。付属のSDメモ リーカードは、そのままこのカメラに入れてお使いいただけます。
SDメモリーカードには、ライトプロテクト(書き込み禁止)スイッチがついています。 このスイッチを下にスライドさせると、書き込みが禁止されてカード内の画像等を保 護することができます。撮影する際には、スイッチを上に上げてください。
1. カメラの電源が切れているのを確認してか ら、カメラ底面のカードスロットふたを開け ます。
2. カードのラベルをカメラの背面側(液晶モニ ター)、ラベル上の▲マークを挿入口に向け て、カチッと音がするまで押し込みます。
中央をまっすぐに押し込みます。斜めに押し込まない でください。
カードが奥まで入らない場合は、無理に押し込まずに、 カードの向きを確かめてください。
奥まで入ると、カードはロックされます。
3. ふたを元通り閉めます。
閉まらない場合は、次ページの要領でカードを一度押 し込んでから取り出し、正しく入れ直してください。
カードを入れずに撮影しようとすると、「カードが入っていません」というメッセージが現れます。この状態でもシャッ ターは切れますが、画像は保存できません。
マルチメディアカードを使用すると、SDメモリーカードと比べて撮影・再生時の動作応答時間がかなり長くなります。
マルチメディアカード使用時に、液晶モニター右下に「---」が現れたり、「このカードは使えません」というメッセージ が表示される場合は、カードの上下や裏表を逆に入れていないかを確認してください。
21
カ ー ド を 入 れ る
/ 取 り 出 す
カードを取り出す
アクセスランプが赤く点灯している間は、カードを取り出さな いでください。カード内のデータが破損する原因となります。
1. カメラの電源を切り、アクセスランプが消えている のを確認した後、前ページの要領でカードスロット ふたを開けます。
2. カードをカチッと音がするまで中に押し込みます。
カードが少し出てきます。
3. カードを取り出し、ふたを元通り閉めます。
アクセス ランプ
22
撮影できる画像数
1枚のカードに記録できる画像数は、カードの容量や、カメラで設定された画像サイズおよび画質によって異な ります。例として、付属の16MBのSDメモリーカードで初期設定で撮影する場合、記録できる画像数は約14枚 です(画像サイズ2272×1704、画質スタンダード時)。
画像サイズや画質を変更した場合、また動画を撮影した場合は、撮影できる画像数は大きく変わります。※詳細は→ P.57〜59
カードがいっぱいになったときは、「カードに空きがありません」のメッセージが現れます。カードを交換するか、カー ド内の画像を消去してください。画像サイズや画質を変更すると撮影できることもあります。
ファイルサイズは被写体によって異なるため、撮影シーンによっては、撮影後に撮影残り画像数表示が変化しない場合 もあります。
カードを入れ、メインスイッチを押して電源を入れると、画面右下に撮影残 り画像数(現在の設定で撮影を続けると、後何枚撮影できるか)が表示されま す。
電源(メインスイッチ)を入れる
カメラ背面のメインスイッチを押すと、電源が入ります。
電源が入ると、手ぶれ補正機能が作動中 であることを表す ONが表示された 後、通常の撮影画面が現れます。
右のメッセージが出る場合は、 日付と時刻が設定されていませ ん。設定する場合は十字キーの 左で[はい]を選んでから中央 の実行ボタンを押し、P.110の2、3の要領で日時を設定して ください。
23
カ メ ラ を 構 え る
電 源 を 入 れ る / 撮 影 で き る 画 像 数
カメラを構える
撮影される画像は、カメラ背面の電子ビューファインダー(以下ファインダー) または液晶モニターに表示されます。両者の表示内容は同じです。表示場所を 変更することもできます。
ファインダー
液晶モニター
撮影/再生切り替えレバーで、画像の表示場所を選びます。
撮影画像がファインダーに表示されます。 撮影画像が液晶モニターに表示されます。 再生モードです。→P.77
液晶モニターとファインダーとを同時に表示させることはできません。
画像の表示場所
ファインダーを見て撮影する
カメラが動くとぶれた写真になりますので、しっかりと構え て撮影してください。ファインダーをのぞいて撮影すると、 カメラをしっかり構えることができ、手ぶれが起こりにくく なります。
右手でカメラのグリップを持ち、脇を閉め、左手でレンズの下 側を持って支えます。
片足を軽く踏み出し、上半身を安定させます。壁にもたれたり、 机などに肘をついたりしても効果があります。
暗い場所でフラッシュを使わずに撮影する場合や、望遠側で撮 影する場合は、手ぶれが起こりやすくなります。三脚などにカ メラを固定して撮影することをおすすめします。
液晶モニターを見て撮影する
基本的な構え方は、ファインダーを見て撮影する場合と同じです。ファインダーでの撮影と比べて手ぶれが起こ りやすいので、ぶれないようにカメラをしっかり構えて撮影してください。
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フルオートで撮影する
3. 撮影モードダイヤルをAUTOに合わせます。
フルオート撮影になります。
フラッシュを発光させたいときは、内蔵フラッシュを上げてください。 →P.25
1. メインスイッチを押して電源を入れます。
2. 撮影/再生切り替えレバーを、 または に合 わせます。
ここでは、すべての設定がカメラまかせのフルオート(全自動)撮影について説明しています。
シャッターボタンを軽く押すと、途中で少し止ま るところがあります。そこまで押すことを「半押 し」と呼んでいます。
半押しすると、ピントの合った場所が赤い□で表 示され、画面右下に白い (フォーカス表示)が 点灯します。
5. 写したいものに[]を合わせて、シャッターボタンを半 押しします。
4. ズームレバーで写したいものの大きさを決めます。
レバーを右(T側)へ動かすと大きく写り、左(W側)へ動かすと広い範囲が写ります。 画面上部のズーム表示が、現在のおおよそのズーム位置をお知らせします。
広角端  現在のズーム位置  望遠端
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撮影後は、メインスイッチを少し長めに押して電源を切ってください。電源を切るとレンズが収納されるので、レ ンズ部分を持たないようにしてください。
レンズキャップをはめて保管してください。
6. シャッターボタンを押し込んで撮影します。
撮影された画像が自動的にカードに記録(保存)され ます。書き込み中はアクセスランプが赤く点滅します ので、その間はカードや電池を抜かないでください。
フ ラ ッ シ ュ 撮 影
フ ル オ ー ト で 撮 影 す る
カメラから、ズーム広角側で約60cm以上、望遠側で約2m以上離れたものにピントが合います。それより近くを撮影 する場合は、スーパーマクロ撮影またはマクロ撮影を行なってください。→P.30
撮影後シャッターボタンから指を離さずにそのまま押し続けていると、その間撮影した画像が液晶モニターに表示され ます。※撮影後常に一定の間表示させるには →P.105、アフタービュー
シャッターボタンを半押ししたときに現れる表示の意味は以下の通りです。
赤色
液晶モニター
白色
ピントが合わないか、撮りたいものに近づき過ぎています。 撮影はできます。→P.39
シャッター速度が遅く、カメラぶれや被写体ぶれの恐れがあります。 フラッシュまたは三脚の使用をおすすめします。
状況
ピントが合って固定されています。撮影できます。
白色
(左のうちいずれか1つが表示) フルオートシーンセレクターが機能しています。→P.27
フラッシュ撮影
フラッシュを発光させるときは、内蔵フラッシュを手で上げてください。フラッ シュが上がっているときは、フラッシュモードの変更が可能です。
フラッシュを発光させないときは、内蔵フラッシュを手で押し下げてください。
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アクセス ランプ
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フラッシュ撮影(続き)
このカメラではフラッシュの発光量を正確に決めるため、フラッシュ発光時には撮影の直前に一度フラッシュが発光し ます(プリ発光)。よって本発光と合わせてフラッシュが2回続けて発光します。
フラッシュモード表示が赤くなっている間は、フラッシュが充電中です。白色に戻 る(=充電が完了する)のを待ってから撮影してください。
フラッシュ光が被写体に届いたときは、撮影後、画面左上に が点灯します。 この表示が出なかった場合は、フラッシュ光が被写体に届かず、暗く写ります。以 下のフラッシュ光の届く距離を確認してください。
フラッシュの光が届く範囲に は限度があります。最広角側 では4.0m、最望遠側では
2.5mを目安に撮影してくだ さい(撮像感度AUTO時)。
広角側:0.2〜4.0m 望遠側:1.2〜2.5m
夜景など暗い場合は、フラッシュ が発光しても遠くの景色は写りま せん。
フラッシュ光の届く距離
撮像感度を変更すると、フラッシュ光の届く距離が変わります。→P.68
シャッターボタンを半押しすると、レンズの焦点距離や被写 体までの距離などからカメラが撮影場面を判断し、その場面 にふさわしい設定が自動的に行われます。
半押しすると、カメラが選んだ場面が液晶モニターに表示され ます。
どの場面にも当てはまらなかった場合は、標準的な一般撮影と なります。
フラッシュモードは各撮影シーンによって自動的に設定されま す。変更することもできます。
フルオートシーンセレクターを解除することもできます。→ P.32〜33
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内蔵フラッシュが上がっているときに、フラッシュモードボタンを押 すと、以下のフラッシュモードが選べます。
フラッシュモード
暗いときなど必要なとき自動的に発光します。(自動発光) 人の目が赤く写るのを和らげます。必要なとき自動的に発
光します。(赤目軽減自動発光) 必ず発光します。(強制発光) 夜景を背景にした人物撮影で、人も背景もきれいに写るよ
うに光ります(スローシンクロ)。→P.42
シーンセレクター
撮影モードダイヤルAUTO位置では、画面の上側に撮影場面を表す絵表示が 並びます。そのまま撮影すると、カメラが撮影場面を判断し、自動的にその 場にふさわしい設定が行われます(フルオートシーンセレクター)。
撮影者が自分で目的のシーンを選ぶこともできます。→P.28
ポートレート スポーツ 風景 夕景 その他(標準)
フルオートシーンセレクター
シ ー ン セ レ ク タ ー
フ ラ ッ シ ュ 撮 影
フラッシュは発光しません。
28
シーンセレクター(続き)
目的のシーンを選ぶ
撮影者が自分で目的の撮影シーンを選ぶことができます。前ページの4つに加 え、夜景ポートレート・夜景を選ぶこともできます。
撮影モードダイヤルを回して、撮影したい画面の絵表示を選びます。
液晶モニター左下にも同じ絵表示が現れます。
ポートレート スポーツ 風景 夕景 夜景ポートレート・夜景
選んだ撮影シーンに応じて、カメラの 設定が自動的に行われます。そのため、 選んだシーンによっては撮影者が設定 を変更できない場合もあります。
ポートレート
人物を美しく引き立たせ、人の肌をなめらかに再現します。
背景をよりぼかすには、レンズの望遠側の方が効果があります。
スポーツ
速く動いているものでもぶれにくいように、またやや遠いところにある被写体 をくっきりと描写します。
このモードでは、動く被写体にピントを合わせやすくするため、シャッターボタ ンを半押ししなくても常にピント位置が調整され続けます(フルタイムAF、→ P.65)。またシャッターボタンを半押しすると動いているものにピントを合わせ 続けます(コンティニュアスAF、→P.63)。
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シ ー ン セ レ ク タ ー
風景
夕景
夜景・夜景ポートレート
色は鮮やかに、輪郭はくっきりと描写します。全体的にピントが合って見え るように再現します。
フラッシュを押し下げて、フラッシュ発光禁止で撮影することをおすすめします。
被写体が暗いときはシャッター速度が遅くなります。液晶モニターに が現れ たときは、手ぶれに注意するか、三脚を使って撮影してください。
夕焼けの赤さを美しく描写することができます。夕景を背景とした人物撮影 では、両者をバランスよく再現します。
人物のいない夕景のみの場合は、フラッシュを押し下げて、フラッシュ発光禁止 で撮影することをおすすめします。
シャッター速度が遅くなります。液晶モニターに が現れたときは、手ぶれに 注意するか、三脚を使って撮影してください。
レンズを長時間太陽に向けたまま放置しないでください。CCD(撮像素子)を傷 める原因となります。やむを得ず置く場合はレンズキャップを取り付けてくださ い。
黒をしっかりと再現し、明かりのない暗い部分は黒く、明るい部分は明るく 写し出して、美しい夜景を描写します。夜景を背景とした人物撮影では、両 者をバランスよく再現します。
人物のいない夜景のみの場合は、フラッシュを押し下げて、フラッシュ発光禁止 で撮影することをおすすめします。
シャッター速度が遅くなります。液晶モニターに が現れたときは、 手ぶれに注意するか、三脚を使って撮影してください。また夜景ポート レート撮影の場合、撮影される人物が動くと写真もぶれますので、動か ないように注意してあげてください。
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近くのものを撮影する(マクロ・スーパーマクロ)
広角側で約60cm、望遠側で約2m以内のものを撮影する場合は、そのままだ とピントが合わないので、マクロ撮影またはスーパーマクロ撮影を行なって ください。
シャッターボタンを半押ししたときに、画面右下に白い (フォーカス表示)が点灯すれば、被写体は上記の範囲内に あってピントは合っています。上記の範囲外でピントが合わない場合は、赤い が点灯します。
マクロ撮影等近距離撮影の場合は、手ぶれ補正機能でもぶれが補正できないことがあります。三脚の使用をおすすめし ます。
マクロモードボタンを押すと、以 下のマクロモードが選べます。
マクロモード
レンズ先端より、広角側で約10cm〜1m、望遠側で約1.2m〜2.5mの被写体にピントが合います。
スーパーマクロモード
レンズ先端より約1cm〜100cmの被写体にピントが合います。ズーム位置は自動的に固定されます。
マクロ機能解除
表示なし
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