Dell PowerEdge RAID
Controller
(PERC)S100
および PERC S300
ユーザーズガイド
メモ、注意、警告
メモ:コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。
注意:手順に従わないと、ハードウェアの損傷やデータの損失につながる可能性が
あることを示しています。
警告:物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示してい
ます。
____________________
本書の内容は予告なく変更されることがあります。
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Windows Server
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があります。それらの商標や会社名は、一切
モデル:UCS61 、UCS60
2011 年 2 月 Rev. A01
®
は米国およびその他の国における Microsoft Corporation の商標または登録商標です。
Dell Inc. に帰属するものではありません。
®
、Windows ®および
目次
1 警告:安全にお使いいただくために . . . . . . . . . . 7
安全について:一般的注意 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 7
安全について:システム内部の作業を行う場合. . . . . . . . . 8
静電気放出への対処 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 8
2 概要 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 11
はじめに . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 11
概要、対象読者、および使用の前提条件 . . . . . . . . . . . . 11
関連マニュアル. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 12
PERC S100
RAID
RAID の用語 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 18
アダプタ / PERC S300 アダプタの説明 . . . . . . . . 12
について . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 17
3 機能 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 21
一般的な機能 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 21
仕様. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 29
4 ハードウェアの取り付け . . . . . . . . . . . . . . . . . 31
作業を開始する前に . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 31
一般的な考慮事項 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 31
PERC S300 アダプタの取り付け . . . . . . . . . . . . . . . . . 32
目次 3
物理ディスクの PERC S300 アダプタへの接続 . . . . . . . . . . 35
ハードウェアの取り付けの完了 . . . . . . . . . . . . . . . . . 35
5 ドライバのインストール. . . . . . . . . . . . . . . . . . 37
Microsoft Windows ドライバのインストール . . . . . . . . . . 37
6 RAID 構成と RAID 管理 . . . . . . . . . . . . . . . . . . 47
コントローラの設定:PERC Virtual Disk Management
ユーティリティの使い方 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 47
7 トラブルシューティング. . . . . . . . . . . . . . . . . . 59
システム起動時の問題 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 59
8 付録 A . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 77
4 目次
警告メッセージ:Dell Inc. PERC S100 アダプタまたは
Dell Inc. PERC S300
仮想ディスク関連のエラー. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 68
物理ディスク関連のエラー. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 73
コントローラの仕様 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 77
コントローラタスク . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 78
物理ディスクのタスク . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 78
仮想ディスクタスク . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 79
サポートされる RAID レベル . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 79
仮想ディスクの仕様 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 80
アダプタの BIOS 画面. . . . . . . . . . . . 62
9 付録 B . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 81
RAID テクノロジ - ディスクアレイと仮想ディスク
について
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 81
10 付録 C . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 89
認可機関の情報. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 89
FCC
規定(米国 のみ) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 90
Industry Canada
CE 規定( EU). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 92
CE
マーク規制 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 93
規定(カナダのみ). . . . . . . . . . . . . . . 91
11 付録 D . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 95
デルへのお問い合わせ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 95
索引 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 97
用語集 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 101
目次 5
6 目次
警告:安全にお使いいただく
ために
ご自身の身体の安全を守り、システムおよび作業環境を保護するために、以下の
安全に関するガイドラインに従ってください。
警告: Dell PowerEdge Expandable RAID Controller (PERC) S300 アダプタに液体が
かからないようにしてください。発火を防止するため、
付けられがシステムの通気孔をふさいだり、物を押し込んだりしないでください。
コントローラは、隙間のない実装部に取り付けないでください。オーバーヒートの
原因になります。
警告:コントローラが落下したり、損傷した場合は、動作させないでください。
警告:コントローラは、システムの他のすべての電子部品と同様に、静電気によっ
て損傷する可能性があります。正しく静電気を除去してください。静電気防止用接
地リストバンドを着用し、コントローラを取り付ける前にシステムのコンセントを
外すことをお勧めします。
注意:ケーブルコネクタは、 PERC S300 アダプタのコネクタに慎重に嵌め合わせる
必要があります。コネクタは、誤って挿入されないように設計されています。
注意: RAID コントローラが存在する場合は、現在の RAID コントローラが保留中
のタスク(リビルドなど)を現在実行していないことを確認してから、この
コントローラの電源をオフにしてシステムのアップグレードを実行します。
注意:ファームウェアのアップデート中は、 PERC S300 アダプタが含まれるシステ
ムを再起動しないでください。アップデートは、コントローラごとに
る場合があります。
S300 コントローラが取り
RAID
5 分ほどかか
安全について:一般的注意
次のサービスマークを確認し指示に従ってください。
•
ユーザーマニュアルに記載されている以外の製品には触れないでください。
稲妻の絵の三角形の記号が付いたカバーを開いたり、取り外したりしないで
ください。感電の危険性があります。トレーニングを受けたサービス技術者
以外の方は、これらの実装部の部品には触れないでください。
•
製品は必ずデル認定機器とともに使用してください。
•
製品には、電気定格ラベルに記載された種類以外の電源を使用しないでくだ
さい。適切な電源の種類が不明な場合は、サービス業者または最寄りの電力
会社にお尋ねください。
警告:安全にお使いいただくために 7
安全について:システム内部の作業を行う場合
システムカバーを取り外す前に、以下の手順を順番に行ってください。
警告:デルのマニュアルで別途明示的に記載されている場合を除き、トレーニング
を受けたサービス技術者以外は、システムからカバーを外したりコンピュータ内の
部品に触れないでください。
注意:システム基板を損傷する危険を避けるため、システムの電源切断後 5 秒間
待ってから、コントローラを取り外してください。
1
システムを含むすべての装置の電源を切ります。
2
正しく静電気が除去された静電気防止用リストバンドを着用してからシステ
ムの内部に触ります。
3
作業中も定期的にシャーシの塗装されていない金属面に触れて、内部構成部
品を破損する可能性のある静電気を除去してください。
4
システムと各デバイスの電源プラグをコンセントから外します。けがや感電
の危険を防止するために、すべての通信関連のケーブルをシステムから外し
ます。
さらに、該当する場合には、以下の点にもご注意ください。
•
ケーブルを外すときは、ケーブル自体を引っ張らずに、コネクタやストレ
インリリーフループを持って抜いてください。ケーブルには、ロックタブの
あるコネクタが付いているものもあります。このタイプのケーブルを外す際
は、ロックタブを押してからケーブルを外してください。コネクタを外すと
きは、コネクタのピンを曲げないようにまっすぐに引き抜きます。また、
ケーブルを接続する際には、前もって両方のコネクタの向きが合っているこ
とを確認してください。
•
コントローラは慎重に扱ってください。コントローラの部品や接続部分には
触れないでください。
静電気放出への対処
静電気放出(
ESD
(静電気放出)は、静電気が人体や物体に蓄積され、別の物体に放出される
プロセスです。
電子部品を損傷する恐れがあります。
の電子部品に触れる前に、静電気を身体から除去してください。電子部品に触れ
る場合は、アース処理された金属(システムの
属面など)に前もって触れることで、
た、システム内部の作業を行う間にも定期的に
積した静電気を除去します。
8 警告:安全にお使いいただくために
ESD
)によってシステム内部の電子部品が損傷する恐れがあります。
ESD
は、お使いの
PERC S300
ESD
による損傷を防ぐには、システム内部
ESD
による障害を防ぐことができます。ま
アダプタ、システム、および他の
I/O
パネルの塗装されていない金
I/O
コネクタに触れて、身体に蓄
さらに、静電気放出による損傷を防止するために、以下の手順を実行することも
お勧めします。
•
コントローラを出荷用梱包から取り出す場合は、コントローラを取り付ける
用意ができるまでは、コントローラを静電気防止梱包材から取り出さないで
ください。静電気防止パッケージを開梱する直前に、必ず身体から静電気を
除去してください。
•
静電気に敏感な部品の取り扱いは、静電気の発生しない場所で行ってくだ
さい。なるべく静電気防止用のフロアパッドと作業台パッドを使用してく
ださい。
警告:安全にお使いいただくために 9
10 警告:安全にお使いいただくために
概要
はじめに
Dell PowerEdge RAID コントローラ( PERC) S300 は、 Dell PowerEdge
Value Server
PERC S300 コントローラは、 SAS インタフェースおよび SATA インタフェー
スをサポートします。それぞれ
PERC S300
を接続する
PERC S100 アダプタは、 Dell PowerEdge Value Server 向けの低コスト
RAID
ソリューションとして提供される製品です。ソリューションは、SATA
ハードディスクドライブ(HDD )およびソリッドステートディスク(SSD )ド
ライブをサポートします。
のハードウェアを必要とせず、プラットフォームのマザーボードの
ロラーハブ(
セットから実行されます。
PERC S100
サポートをはじめとする、同じ
概要、対象読者、および使用の前提条件
本書の内容は次のとおりです。
•
PERC S100 アダプタ
ティングシステム、ソフトウェアサポートを含む)
•
コントローラの設 定および起動 手順
•
コントローラの動作モ ード
本書は、ストレージシステムのインストールおよび設 定に精 通しているシステム
管 理者および技術者を対象 としています。
コントローラの設 定および使用に関する前提条件 には、次に関する知識 を持って
いることが含まれます。
•
サーバおよびコンピュータネットワ ーク
•
RAID
•
SAS
に統合ソフトウェアによる RAID ソリューションを提供します。
4 個のポートを持つ 2 個の内蔵コネクタを含む
アダプタは、ポートあたり最大 3Gbps のバースト速度でドライブ
8 個のポートを装備しています。
PERC S100 アダプタ PERC S100 アダプタは、追加
I/O コント
ICH)またはプラットフォームコントローラハブ( PCH)チップ
アダプタおよび
テクノ ロジ
および
SATA
PERC S300
RAID
および
などストレージインタフェーステクノ ロジ
アダプタは、最大
レベルのサポートおよび機能を提供します。
PERC S300
アダプタ(サーバー、オペレー
8
台の物理ドライブの
概要 11
関連マニュアル
PERC S100
Server Administrator Storage Management
ついては、デルサポートサイト
Storage Management
きる
アダプタまたは
PERC S300
support.jp.dell.com/manuals
のマニュアルを参照 してください。
アダプタおよび
Dell OpenManage
のマニュアルとの関係の詳細に
から入 手で
PERC S100
コントローラには次のタイプがあります。
•
PERC S300
えています。
•
PERC S300
備えています。
•
PERC S100
PCH
アダプタ
アダプタは、4 個の
モ ジュラーは、4 個 の
アダプタは、プラットフォ ームのマザーボ ード上の
チ ップセットで稼動 します。
/ PERC S300
SAS
SAS
ポートを持つ
ポートを持つ
アダプタの説明
2
個の内 蔵コネクタを 備
2
個の内 蔵コネクタを
ICH
または
12 概要
対応プラットフォーム
表 2-1. PERC S100 アダプタおよび PERC S300 アダプタ 向 けのデルシステムおよびサポー
トマトリクス
PowerEdge サーバ PERC コントローラ – プラットフォ ームごとのチ ップセットおよ
PowerEdge R210
PowerEdge R210 II
PowerEdge R310
PowerEdge R410
PowerEdge R415
PowerEdge R510
PowerEdge R515
PowerEdge T110
PowerEdge T110 II
PowerEdge T310
PowerEdge T410
びアダプタのサポート
PERC S100 アダプタ – Intel Ibex Peak チップセット
PERC S300 アダプタ – Dell 3Gb/s SAS アダプタ
PERC S100 アダプタ – Intel Cougar Point チップセット
PERC S300 アダプタ – Dell 3Gb/s SAS アダプタ
PERC S100 アダプタ – Intel Ibex Peak チップセット
PERC S300 アダプタ – Dell 3Gb/s SAS モジュール
PERC S100 アダプタ – Intel ICH10R チップセット
PERC S300 アダプタ – Dell 3Gb/s SAS モジュール
PERC S300 アダプタ – Dell 3Gb/s SAS モジュール、
AMD SP5100 サウスブリッジチップセット
PERC S100 アダプタ – Intel ICH10R チップセット、
PERC S300 アダプタ – Dell 3Gb/s SAS アダプタ
PERC S300 アダプタ – Dell 3Gb/s SAS アダプタ 、
AMD SP5100 サウスブリッジチップセット
PERC S100 アダプタ – Intel Ibex Peak チップセット
PERC S300 アダプタ – Dell 3Gb/s SAS アダプタ
PERC S100 アダプタ – Intel Cougar Point チップセット
PERC S300 アダプタ – Dell 3Gb/s SAS アダプタ
PERC S100 アダプタ – Intel Ibex Peak チップセット
PERC S300 アダプタ – Dell 3Gb/s SAS アダプタ
PERC S100 アダプタ – Intel ICH10R チップセット
PERC S300 アダプタ – Dell 3Gb/s SAS アダプタ
概要 13
PERC S100 コントローラと PERC S300 コントローラの
プラットフォーム要件
表
2-2.
プラットフォーム要件
コンポーネント 要件
プロセッサ 500MHz 以上の x86 、32 ビット互換プロセッサ
メモリ 512MB 以上
物理ディスク
ハードディスクドライブ(HDD )またはソリッドステートディスク
SSD)ドライブ 1 台以上
(
メモ:
4
台の物理ディスクのケーブル接続による構成をサポートします。
S300
物理ディスクからなるケーブル構成またはホットスワップ構成をサポー
トします。
•
SATA-II HDD
PERC S300
•
SATA-II SSD 物理ディスクは、 PERC S100 アダプタのみで使用でき
ます。
•
SAS HDD
ポート
使用可能な
スロット
•
S300
コネクタを備えています。各ミニ
ポートをサポートします。
•
S300
えるバックプレーンに挿入されます(ただし、ケーブルを物理ディス
クに直接挿入する
です)。
PERC S300 アダプタおよび PERC S300 モジュラーカードは、8 レーン
Peripheral Component Interconnect Express( PCI-E)スロット
の
に挿入します。
— PERC S100
PERC S100
コントローラは、最大
物理ディスクは、
アダプタで使用できます。
物理ディスクは、
アダプタは、アダプタカードに
モジュラーは、通常、単一の
コントローラまたは
コントローラは、
8 台のSATA
PERC S300
R210
または
PERC S300
SATA HDD 4
物理ディスクまたは
PERC S100
アダプタまたは
アダプタのみで使用できます。
2 個の 8470
SAS
コネクタは、4 個の
8470
タイプの
T110 の PERC S300
コントローラ
台または
SATA SSD
タイプの内蔵
SAS
コネクタを備
アダプタは例外
PERC
SAS HDD
SAS
SAS/SATA
14 概要
表
2-2.
プラットフォーム要件
コンポーネント 要件
オペレーティン
グシステム
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
— PERC S100
コントローラまたは
PERC S300
コントローラ
Microsoft Windows Essential Business Server(x64)
Microsoft Windows Server 2008 Datacenter Edition(x64)
Microsoft Windows Server 2008 Enterprise Edition(x64)
Microsoft Windows Server 2008 Enterprise Edition(x86)
Microsoft Windows Server 2008 Foundation
Microsoft Windows Server 2008 HPC Edition
Microsoft Windows Server 2008 R2 Datacenter
Microsoft Windows Server 2008 R2 Datacenter SP1
Microsoft Windows Server 2008 R2 Enterprise
Microsoft Windows Server 2008 R2 Enterprise SP1
Microsoft Windows Server 2008 R2 Foundation
Microsoft Windows Server 2008 R2 Foundation SP1
Microsoft Windows Server 2008 R2 HPC Edition
Microsoft Windows Server 2008 R2 Standard
Microsoft Windows Server 2008 R2 Standard SP1
Microsoft Windows Server 2008 SP2 Datacenter Edition(x64)
Microsoft Windows Server 2008 SP2 Enterprise Edition(x64)
Microsoft Windows Server 2008 SP2 Enterprise Edition(x86)
Microsoft Windows Server 2008 SP2 Standard Edition(x64)
Microsoft Windows Server 2008 SP2 Standard Edition(x86)
Microsoft Windows Server 2008 SP2 Web Edition(x64)
Microsoft Windows Server 2008 SP2 Web Edition(x86)
Microsoft Windows Server 2008 Standard Edition(x64)
Microsoft Windows Server 2008 Standard Edition(x86)
Microsoft Windows Server 2008 R2、64
および
Enterprise Edition
ビット、
Standard
Microsoft Windows Server 2008 64-bit Web Edition
概要 15
表
2-2.
プラットフォーム要件
コンポーネント 要件
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
メモ:
せん。
メモ:
せん。
メモ:
PERC S300
対応デバイス
•
メモ:
用したテープからのシステムの起動をサポートしています。
Continue
す。
動順序リストの最後に移動し、ここから起動することはできません。
•
— PERC S100
コントローラまたは
PERC S300
コントローラ
Microsoft Windows Server 2008 Web Edition(x64)
Microsoft Windows Server 2008 Web Edition(x86)
Microsoft Windows Small Business Server 2008
Microsoft Windows Small Business Server 2008 SP2
Microsoft Windows Small Business Server 2003 R2 SP2
(
x86
または
x64
)
Microsoft Windows Small Business Server 2011
Microsoft Windows Web Server 2008 R2
Microsoft Windows Web Server 2008 R2 SP1
Microsoft Windows Server 2003 SP2(x86
Microsoft Windows Server 2003 R2 SP2、32
4
ビット、
Standard
および
Enterprise Edition
Microsoft Windows Server 2003 R2 SP2 32
Microsoft Windows Server 2008 SP2、32
64
ビット、
Standard
および
Enterprise Edition
Microsoft Windows Server 2003 SP1
Microsoft Windows Server 2003 R2
Windows Hyper-V
コントローラはサポートされていません。
PERC S100
イスおよび
アダプタ:デルがサポートする
SATA
PERC S100
では、
PERC S100
オプティカルディスクデバイスに対応します。
コントローラは、
Dell RD1000
または
x64)
ビットまたは
ビット
Web Edition
ビットまたは
はサポートされていま
はサポートされていま
コントローラおよび
SATA
ベースのテープデバ
テープデバイスを使
CTRL-R で
(続行)を選択して、
<Ctrl><Alt><Del>
PERC S300
イスに対応していません。
アダプタ:テープデバイスまたは
が選択されていると、
RD1000
の起動順序を
RD1000
SATA
1
番に維持しま
オプションは起
光学ディスクデバ
16 概要
RAID について
RAID
ディスクアレイとは複数の独立した物理ディスクによるグループで、デー
タの保存やデータへのアクセスに使用するドライブの数を増やすことでパフォー
RAID
マンスを高めます。
タの可用性を高めます。この物理ディスクは、ホストシステムからは、単一のス
トレージユニットまたは複数の論理ユニットとして認識されます。複数のディス
クに同時にアクセスできるため、データスループットが向上します。
テムを使用することで、データストレージの可用性とフォールトトレランスも向
上します。物理ディスクに障害が発生してデータが失われても、失われたデータ
をデータまたはパリティが保存されている残りの物理ディスクから再構築するこ
とで復旧が可能です。
メモ: RAID 0 仮想ディスクの物理ディスクで障害が発生した場合、この RAID レ
ベルには冗長性がないので、データは失われます。ただし、
RAID 10 内の 物理ディスクに障害が発生した場合、これらの RAID レベルには
は
冗長性があるため、データは保存されます。
ディスクのサブシステムは、
RAID レベルの概要
•
ボリュームは
存する単一の論理ボリュームを作成します。
•
RAID 0
扱う際に、ディスクストライピングを使用して高いデータスループットが実
現します。
•
RAID 1
まれるデータが同時に別の物理ディスクにも書き込まれます。
大容量を必要としない代わりにデータの完全な冗長性を必要とする小型の
データベースまたはその他のアプリケーションに適しています。
•
RAID 5
パリティデータ(分散パリティ)を使用し、高いデータスループットとデー
タの冗長性が実現します。
•
RAID 10
用します。
が実現します。
単一の物理ディスクの使用可能な領域を使用し、データを保
では特に、データの冗長性を必要としない環境で大きなファイルを
ではディスクミラーリングを使用し、1 台の物理ディスクに書き込
では、すべての物理ディスクにまたがるディスクストライピングと
では、2 つのミラーセットにまたがるディスクストライピングを使
RAID 10
では高いデータスループットとデータの完全な冗長性
I/O
パフォーマンスとデー
RAID
RAID 1、 RAID 5 また
RAID 1
シス
は、
概要 17
RAID の用語
ストライプエレメント
1
ストライプエレメント
5
ストライプエレメント
9
ストライプエレメント
2
ストライプエレメント
6
ストライプエレメント
10
ストライプエレメント
3
ストライプエレメント
7
ストライプエレメント
11
ストライプエレメント
4
ストライプエレメント
8
ストライプエレメント
12
ディスクストライピング
ディスクストライピングを使用すると、1 台の物理ディスクだけでなく、複数の
物理ディスクにまたがってデータを書き込むことができます。ディスクストライ
ピングでは、各物理ディスクのストレージ容量を、異なるサイズのストライプに
パーティション化します。これらのストライプは、連続して、繰り返しインタ
1
リーブされます。
メントと呼ばれます。
たとえば、
のディスクからなるシステムでは、セグメント
はディスク
てパフォーマンスが向上するのは、複数のディスクに同時にアクセスが行われる
からですが、ディスクストライピングではデータの冗長性は提供されません。
ディスクストライピングの一例を
図 2-1. ディスクストライピング(RAID 0 )の 例
RAID
2
台の物理ディスク上のストライプの一部は、ストライプエレ
レベル
0
のようにディスクストライピングのみを使用する
1
はディスク
に、というように書き込まれます。ディスクストライピングによっ
図 2-1
に示します。
1
に、セグメント
4
台
2
18 概要
ディスクミラーリング
ストライプエレメント
1
ストライプエレメント
2
ストライプエレメント
3
ストライプエレメント
1
の複製
ストライプエレメント
2
の複製
ストライプエレメント
3
の複製
ストライプエレメント 4ストライプエレメント
4
の複製
ミラーリング(
時に別のディスクにも書き込まれます。あるディスクに障害が発生しても、別の
ディスクを使用してシステムの動作を続行し、障害の発生した物理ディスクをリ
ビルドできます。ディスクミラーリングの主な利点は、
冗長性を提供することです。ディスクの中身が
まれるため、
ディスクに常に同じデータが格納されているからです。どちらの物理ディスクも
動作可能な物理ディスクとして機能します。ディスクミラーリングは
セントの冗長性を実現しますが、システム内の各物理ディスクを複製しなければ
ならないため、高価になります。
ディスクミラーリングの一例を
メモ:ミラーリングされた物理ディスクは、読み取りの負荷分散により、読み取り
のパフォーマンスを高めることができます。
メモ: PERC S300 コントローラは、物理ディスク( SAS および SATA)のみをサ
ポートします。
図 2-2. ディスク ミラーリング(RAID 1 )の 例
RAID 1
1
台のディスクに障害が発生しても問題とはなりません。両方の
で使用)では、1 台のディスクに書き込まれるデータが同
100
パーセントのデータ
2
台目のディスクに完全に書き込
100
図 2-2
SSD デバイスは PERC S300 コントローラには移行できません。
に示します。
パー
スパニングを使用する RAID レベル
スパニングは、よリ単純な RAID レベルの複数のセットから RAID レベル 10
が構築される方法を表す用語です。たとえば、RAID 10 は、RAID 1 ディスク
アレイの複数のセットで構成され、
されます。データは、(
ライピングされ、
RAID 0 と同様に) RAID 1 のスパンにまたがってスト
RAID 10 の仮想ディスクが作成されます。
RAID 1 の各セットが 1 つのスパンと見な
概要 19
パリティデータ
ストライプエレメント 1
ストライプエレメント 7
ストライプエレメント 2
ストライプエレメント 8
ストライプエレメント 3
ストライプエレメント 9
ストライプエレメント 4
ストライプエレメント 10
ストライプエレメント 5
パリティ(6 ~ 10 )
パリティ(
11 ~ 15)
パリティ(
1 ~ 5)
ストライプエレメント
6
ストライプエレメント 12
ストライプエレメント 15
ストライプエレメント 11
ストライプエレメント 14 ストライプエレメント 13
ストライプエレメント 19
ストライプエレメント 25
ストライプエレメント 20
ストライプエレメント 23
ストライプエレメント 18
ストライプエレメント 21
ストライプエレメント 16
ストライプエレメント 22
ストライプエレメント 17
パリティ(21 ~ 25 )
パリティ(
26 ~ 30)
パリティ(
16 ~ 20)
ストライプエレメント
24
ストライプエレメント 30
ストライプエレメント 27
ストライプエレメント 29
ストライプエレメント 26
ストライプエレメント 28
パリティデータは、特定の
めに生成された冗長データです。ドライブで障害が発生した場合、コントローラ
はパリティデータを使用してユーザーデータを再生できます。パリティデータは、
RAID 5
ディスクアレイ専用です。
パリティデータは、システム内のすべての物理ディスクに分散しています。
RAID
レベル内にフォールトトレランスを提供するた
1 台の物理ディスクに障害が発生しても、残りの物理ディスク上にあるパリ
ティとデータからディスクを再構築できます。図
では分散パリティとディスクストライピングが組み合わされています。パリ
ティでは、
1 台の物理ディスクに不具合が生じても対応できる冗長性が提供さ
れる一方で、すべての物理ディスクの内容を複製する必要はありません。
図 2-3. 分 散パリティ(RAID 5 )の 例
2-3 に示すように、 RAID 5
20 概要
機能
一般的な機能
Dell PowerEdge RAID Controller(PERC) S100 と PERC S300
3-1
機能が表
メモ: BAS 、 BGI 、 CC および、 OCE は、オペレーティングシステムでのみ実行さ
れます。
表 3-1. PERC S100 コントローラおよび PERC S300 コントローラの機能
RAID コントローラ機能 説明
仮想ディスクの自動リ
ビルド
バックグラウンドアレ
イスキャン(
仮想ディスクのバックグ
ラウンド初期化(
RAID レベルのブート
サポート
に説明されています。
この機能にホットスペアが割り当てられていると、問題が検出
されたときに冗長仮想ディスクが自動的にリビルドされます。
仮想ディスクのミラー、ボリューム、パリティデータについて、
BAS)
修正可能なメディアのエラーを検証、修正します。オペレー
ティングシステム内で、仮想ディスクが作成された時、
自動で開始されます。
冗長仮想ディスクのバックグラウンド初期化は、パリティデー
タを作成します。このパリティデータにより、仮想ディスクは
BGI
)
自身の冗長データを保持することができ、物理ディスクに障害
が発生しても存続することが可能になります。
バックグラウンド初期化は、整合性チェックに似ており、コン
トローラが、後から冗長データで生じる可能性のある問題を識
別し、修正するのに役立ちます。
バックグラウンド初期化を行うことにより、冗長仮想ディスク
がすぐに使用できるようになります。
ディスクに障害が発生すると、データは失われます。
メモ:
BGI は PERC Virtual Disk Management
でソフトウェア起動されますが、
アダプタ
があります。
メモ:
/PERC S300
特に記載のある場合を除き、
Management
Disk Management
Disk Management
ボリューム、RAID 0 、RAID 1 、RAID 5 、および RAID 10 の
ブートをサポートします。
BGI が完了する前に物理
BGI
が起動する前に
アダプタ ドライバがロードされている必要
PERC Virtual Disk
ユーティリティという用語は、
ユーティリティおよび
ユーティリティの両方を指します。
PERC S300 Virtual
アダプタの
ユーティリティ
PERC S100 Virtual
BAS
は、
PERC S100
機能 21
表 3-1. PERC S100 コントローラおよび PERC S300 コントローラの機能 (続き)
RAID コントローラ機能 説明
劣化状態の仮想ディス
クのブートサポート
仮想ディスクのキャ
シュサポート
劣化状態の冗長仮想ディスク(RAID 1 、RAID 5 、または
RAID 10)からシステムをブートできます。
None(なし)、Read Only(読み取り専用)、Read/Write
(読み書き)のキャッシュオプションをサポートします。
PERC S100 アダプタまたは PERC S300 アダプタでは、
システムメモリの一部がキャッシュに使用されます。
チェックポインティング
コマンドキューイング コマンドキューイングとは、SATA と SAS 物理ディスクで使用
整合性チェック(CC ) 整合性チェックは、フォールトトレラントの物理ディスクのミ
再起動後に最後のポイントに復帰するために、さまざまなタイ
プのチェックポインティング(バックグラウンド初期化、整合
性チェック、およびリビルド)を使用できます。
システムの再起動後、バックグラウンドチェックポインティン
グにより、最新のチェックポイントに復帰します。
されるコマンドプロトコルであり、
PERC S300
コマンドキューイングにより、ホストは、複数の入力 / 出力要
求をディスクに同時に発行できます。その場合、それらのコマ
ンドを処理する順序は、最大のパフォーマンスが得られるよう
にディスクが決定します。
SATA
プロトコルおよび同時要求された複数トラフィックの処理方法
に若干の違いがありますが、最終的な目的は同じです。
ラーデータまたはパリティデータを検証および修正するバック
グラウンド操作です。物理ディスクに対して定期的に整合性
チェックを実行することをお勧めします。
デフォルトでは、整合性チェックによってミラーまたはパリ
ティの不整合が修正されます。データが修正された後、ミラー
セットのプライマリ物理ディスク上のデータは、正しいデータ
であると見なされ、そのミラーセットのセカンダリ物理ディス
クに書き込まれます。
整合性チェックは、PERC Virtual Disk Management ユー
ティリティでユーザーが開始することはできません。しかし、
アダプタでサポートされています。
バージョンと
SAS
バージョンのコマンドキューイングは、
PERC S100 アダプタと
Dell OpenManage Server Administrator Storage
Management
開始できます。
ディスクの初期化 物理ディスクの場合、コントローラが物理ディスクを使用でき
るようにするために、初期化によってメタデータが物理ディス
クに書き込まれます。
を使用した場合にはユーザが整合性チェックを
22 機能
表 3-1. PERC S100 コントローラおよび PERC S300 コントローラの機能 (続き)
RAID コントローラ機能 説明
フォールトトレランス PERC S100 アダプタと PERC S300 アダプタでは、物理ディス
クで障害が発生したときにデータが失われるのを防ぐために、
次のフォールトトレランス機能を使用できます。
•
物理ディスクの障害検出(自動)
•
ホットスペアを使用した仮想ディスクのリビルド(この機能用
にホットスペアが設定されている場合は自動)
•
パリティの生成とチェック(
•
システムを再起動せずに物理ディスクを手動で交換するホット
スワップ(ホットスワップが可能なバックプレーンを持つシス
テムの場合のみ)
RAID 5
のみ)
RAID 1(ミラー)の片側で障害が発生した場合、ミラーのもう
一方の側の物理ディスクを使用してデータをリビルドできます。
RAID 5 の 1 台の物理ディスクが故障した場合、パリティデー
タは残りの物理ディスク上に存在します。このデータを使用し
て、ホットスペアとして設定された新しい交換用の物理ディス
クにデータを復元できます。
RAID 10 の場合、 1 台の物理ディスクが故障しても、仮想ディ
スクの機能は失われず、故障していないミラーリングされた物
理ディスクからデータが読み取られます。ミラーリングのセッ
トごとに
によっては機能が維持されます。
ミラーリビルディング 壊れたミラーは、新しい物理ディスクを挿入し、その物理ディ
スクをホットスペアに指定した後にリビルドできます。システ
ムを再起動する必要はありません。
オンライン容量拡張
OCE)
(
OCE とは、既存の仮想ディスクに対してストレージ容量の追加
を可能にするプロセスです。ほとんどの場合、追加のストレー
ジ容量は、システムをオフラインにしなくても追加できます。
しかし、新たな物理ディスクを追加しなければならない場合、
そのシステムがホットスワップに対応していなければ、システ
ムの電源を切る必要があります。
1 台のディスクが故障したとしても、その故障の仕方
OCE では、未使用のストレージを仮想ディスクに統合すること
で、仮想ディスクの総ストレージ容量を増やすことができます。
物理ディスクが追加される間(システムがホットスワップに対
応している場合)、および仮想ディスク上のデータが再分配され
ている間、データにアクセスできます。
ボリュームと RAID 1 の場合、OCE は、すでに仮想ディスクに
含まれている物理ディスクの空き領域を使用することで、仮想
ディスクを拡張します。
場合、物理ディスクを仮想ディスクに追加することで、追加の
容量が得られます。
RAID 0、 RAID 5、および RAID 10 の
機能 23
表 3-1. PERC S100 コントローラおよび PERC S300 コントローラの機能 (続き)
RAID コントローラ機能 説明
物理ディスク(一般) PERC S100 アダプタは、SATA HDD または SSD の物理ディス
4 台までサポートしています。 PERC S300 アダプタは、
クを
SAS または SATA HDD の物理ディスクを 8 台までサポートし
ています。
メモ:
仮想ディスク内の物理ディスクは、インタフェースとド
HDD
または
SSD
ライブが同じ種類(
たとえば、
あるいは
在させることはできません。
SATA と SAS
HDD と SSD
RAID 0 と RAID 5
RAID 1
には最大
には最大
システム起動時に物理ディスクで障害が発生すると、障害の発
生した物理ディスクがコントローラによって次のように識別さ
れます。
4
台の物理ディスクを使用できます。
•
PERC Virtual Disk Management
仮想ディスク内の障害が発生した物理ディスクの赤いハイライ
ト表示。
•
Dell Inc. PERC S100
PERC S300
Degraded
が検出されたことを示す簡潔な警告。これにより、障害の発生
した物理ディスクが存在することをユーザーは警告されます。
•
Dell OpenManage Server Administrator
(劣化)や
のインタフェース(
の物理ディスクを同じ仮想ディスク内に混
には最大
2
台の物理ディスクを使用できます。
コントローラ
コントローラ
Failed
Storage Management
•
各物理ディスク上の
LED
はオフになり、橙色が点滅します。
ス
メモ:
ステータス
理ディスクを搭載したバックプレーンを持つシステムにのみ当て
はまります。
メモ:
PERC S100
をサポートします。現行および将来の
最大
2 TB
までの
2
色のステータス
LED は、PERC S300
アダプタは、
HDD
物理ディスクのみをサポートします。
)でなければなりません。
HDD
または
SSD
8
台の物理ディスクを使用できます。
RAID 10
ユーティリティによる、
BIOS
または
BIOS
の画面において、
(障害あり)の仮想ディスク
。
LED
アダプタとリムーバル物
2 TB
以上の
HDD
PERC S300
Dell Inc.
。緑色のステータ
物理ディスク
アダプタは、
)、
24 機能
表 3-1. PERC S100 コントローラおよび PERC S300 コントローラの機能 (続き)
RAID コントローラ機能 説明
物理ディスクのホット
スワッピング
(ホットスワップ機能)
ホットスワップ(ホットプラグ)機能は、ホストシステムの電
源が入っている状態で、物理ディスクを他のものに手動で交換
できます。
システムがホットスワッピングをサポートしている場合、コン
トローラの動作中、コントローラをリセットせずに物理ディス
クをシステムのバックプレーンに接続できます。
注意:システムに PERC S300 アダプタと、ホ ットスワ ッピング
に対応 したバックプレーンが存在する場合に限 り、物理ディス
クをシステムからホットスワップできます。
メモ:
システムのカバーを取り外さないとシステムの物理ディ
スクにアクセスできない場合は、物理ディスクをホットスワップ
できません。物理ディスクはバックプレーン上(取り外し可能な
前面パネルの裏側)に配置し、外部からアクセスできなければな
りません。
メモ:
すでに作成されている仮想ディスク内の物理ディスクを
交換する場合、
と、
SATA HDD
SATA SSD
ことを確認してください。
メモ:
ディスクが、交換される物理ディスクと同等またはそれ以上の容
量を持つことを確認してください。
SAS HDD
物理ディスクは
物理ディスクは
物理ディスクをホットスワッピングするとき、新しい
物理ディスクは
SATA HDD
SATA SSD
物理ディスクと交換される
SAS HDD
物理ディスク
物理ディスクと、
機能 25
表 3-1. PERC S100 コントローラおよび PERC S300 コントローラの機能 (続き)
RAID コントローラ機能 説明
物理ディスクのロー
ミング
このコントローラは、同じコントローラ上のバックプレーンス
ロット間またはケーブル接続間での物理ディスクの移動をサ
ポートしています。コントローラは、位置が変更された物理
ディスクを自動的に認識し、適切な順序で論 理的に配置します。
警告: Storage Management で OCE が動作しているとき
にディスクローミ ングを実行すると、仮想ディスクは失
われます。
メモ:
システムを開けて部品を取り付ける方法の詳細について
は、『ハードウェアオーナーズマニュアル』を参照してください。
このマニュアルは、デルサポートサイト
support.jp.dell.com/manuals
から入手できます。
物理ディスクのローミングには、次の手順を実行します。
メモ:
これらの手順は、ホットスワップ機能に対応したバック
プレーンを持つシステムには当てはまりません。
1
システム、物理ディスク、およびシステムコンポーネントの
電源をオフにします。
2
電源ケーブルをシステムから外します。
3
物理ディスクをバックプレーン上の別のスロットまたは別の
ケーブル接続に移動します。
4
セーフティチェックを実行します。物理ディスクが適切に挿入
されていることを確認します。
5
電源ケーブルを接続し、システムの電源を入れます。
メモ:
コントローラによって、物理ディスク上の設定データか
ら
RAID
構成が検出されます。
ストレージポート
(
Storport)ドライバ
のサポート
ストライプサイズ ストライプサイズは、PERC S100 アダプタ /PERC S300 アダプ
Microsoft Windows Server 2003
場合、
Storport
が向上し、ミニポートドライバインタフェースが改善されます。
タアルゴリズ ムによって決定されます。ストライプサイズは、
ユーザーが設定することはできません。
ドライバを使用することにより、スループット
およびそれ以降で使用する
26 機能
表 3-1. PERC S100 コントローラおよび PERC S300 コントローラの機能 (続き)
RAID コントローラ機能 説明
仮想ディスク(一般) 仮想ディスクは 8 つ までサポートされています。
PERC S100 アダプタと PERC S300 アダプタでは次のことがで
きます。
•
単一のコントローラ上での異なる
クの作成。
•
同じ物理ディスク上での異なる
作成。各仮想ディスクをそれが処理する
•
アプリケーションごとに特性の異なるさまざまな仮想ディスク
の構築。
RAID
レベルの仮想ディス
RAID
レベルの仮想ディスクの
I/O
に適応させます。
PERC S100 アダプタと PERC S300 アダプタでは次のことはで
きません。
•
異なる種類の物理ディスクが混在する仮想ディスクの作成。た
とえば、
理ディスク、
SSD
物理ディスクは、インタフェース(
ライブの種類(
なりません。
•
他の物理ディスクと異なる種類の物理ディスクを専用ホットス
ペアとして選択。
仮想ディスクとは、コントローラによって
物理ディスクから作成されるデータストレージのことです。仮想
ディスクは複数台の物理ディスクから作成できますが、オペレー
ティングシステムからは単一のディスクとして認識されます。
仮想ディスクの容量は、いずれの RAID レベルでもオンライン
状態で拡張でき、オペレーティングシステムを再起動する必要
はありません。
RAID 10
物理ディスクから作成することはできません。すべての
の仮想ディスクを、2 台の
1 台の SAS HDD
HDD
または
物理ディスク、および
SSD
SATA-II HDD
SAS
または
SATA
)がそれぞれ同じでなければ
1
台または複数台の
物
1 台の
)とド
機能 27
表 3-1. PERC S100 コントローラおよび PERC S300 コントローラの機能 (続き)
RAID コントローラ機能 説明
仮想ディスクの移行 コントローラは、PERC S100 アダプタから PERC S300 アダプ
タ(またはその逆)へ の仮想ディスクの自動移行をサポートし
ています。
は、移行のために必要な手動による操作はありません。
PERC S100 アダプタまたは PERC S300 アダプタで
注意:仮想ディスクの移 行を開始する前に、両 方のシステムの
電源を切ってから、物理ディスクの取り外しや挿入を行います。
移 行が行われた後 、すべての物理ディスクの移 行が完了し、そ
れらが仮想ディスク内に存在していることを確認します。
注意:OCE 中に仮想ディスクの移 行を実行すると、そ の仮想
ディスクは失われます。
メモ:
PERC S100
SSD
ディスクのみをサポートしています。
S100
アダプタで移行することはできません。
メモ:
システムのオペレーティングシステムとして
Windows Server 2003
ディスクは、異なる種類のコントローラ間または異なる種類のシ
ステムモデル間で移行できません。
仮想ディスクの RAID
レベル
仮想ディスクの変換 仮想ディスクの変換には、次のものがあります。
さまざまな RAID レベルで仮想ディスクを作成できます。
•
容量拡張。
たは新たな物理ディスクが追加された後に、追加の仮想ディス
ク領域を割り当てます。
•
リビルディング。仮想ディスク上のデータのリビルディングに
は、使用可能なホットスペアまたはバックアップ物理ディスク
が使用されます。
アダプタは、
SATA HDD
ディスクと
SAS
ディスクは
Microsoft
が使用されている場合、ブータブル仮想
OCE
を使用して、元の物理ディスクに対して、ま
SATA
PERC
28 機能
仕様
表 3-2 は、PERC S100 アダプタと PERC S300 アダプタの仕様を比較してい
ます。
表 3-2. PERC S100 アダプタと PERC S300 アダプタの仕様
仕様
PERC S100 アダプタ PERC S300 アダプタ
SAS テクノ ロジ いいえ はい
SATA テクノ ロジ はい はい
eSATA テクノ ロジ はい いいえ
SSD テクノ ロジ はい いいえ
x8 PCI-E ホストインタフェースの
サポート
I/O コントローラ Intel ICH10R または
システム への 通信 内蔵
端末デバイス への 通信
いい え はい
Dell 3Gb/s SAS
Intel Ibex Peak
セットもしくは
Cougar Point
セット
チップ
Intel
チップ
タ
PCI-E レーン
SATA リンク SAS/SATA リンク
アダプ
SAS コネ クタ いいえ すべ てのシステムに
4
ポートコネ クタが
2
個
SATA コネ クタ マザーボード上に個 別すべてのシステムに
4
ポートコ ネクタが
個
2
無鉛 はい はい
サポートされるオペレーティングシ
ステム
Microsoft Windows Server 2003 シリーズ 、
Microsoft Windows Server 2008 シリーズ 、
Microsoft Windows Server 2008 R2
デル準拠 SATA との互 換性 はい はい
デル準拠
デル対応の直 接接続端末 デバイス デル準拠 の物理ディスク
管 理アプリケーションによる
*SMART
バックプレーン対応システム いいえ はい
SAS との互 換性 いいえ はい
デル準拠の物理ディスク
はい はい
エ ラーサポート
機能 29
表
3-2. PERC S100 アダプタと PERC S300 アダプタの仕様 (続き)
仕様
ソ フトウェアベースの RAID ボリューム、 RAID 1、
仮想ディスクの最大数
内蔵 テープドライブのサポート はい いい え
グローバルホットスペアのサポート はい はい
ホットスペアの最大数 可変(システム内 の空き
*SMART は Windows Driver
Firmware Interface
(
UEFI
OpenManage Storage Services(OMSS
ステータスが「
Degraded
(劣化)」 と表示されます。
PERC S100 アダプタ PERC S300 アダプタ
ボリューム、RAID 1、
、RAID 5 、
RAID 0
RAID 10
88
ディスクの数による)
でサポートされていますが、
)および
CTRL-R
)では
ではサポートされていません。
SWRAID SMART
RAID 0
RAID 10
可変(システム内 の空
きディスクの数による)
Unified Extensible
、RAID 5 、
ドライブの
30 機能