Dell PowerEdge C8000 User Manual [ja]

Dell PowerEdge C8000XD
ハードウェア
オーナーズ マニュアル
認可モデル: 認可タイプ:
B06B
B06B002
メモ、注意、警告
メモ:
注意:
警告:
コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。
手順に従わない場合は、ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性があ
ることを示しています。
物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示してい
ます。
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認可モデル
B06B
認可タイプ:
B06B002
2013 年 10 月Rev. A04
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の商標です。
目次
1 システムについて . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 7
2 システム部品の取り付け . . . . . . . . . . . . 25
前面パネルの機能とインジケータ . . . . . . . . . . . . . 7
ハードドライブの機能 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 9
ハードドライブベイのナンバリング . . . . . . . . . 9 ハードドライブインジケータのパターン . . . . . 10
SAS コネクタの機能 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 14
エキスパンダ構成モード . . . . . . . . . . . . . . 16
サービスタグ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 22
その他の情報 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 23
安全にお使いいただくための注意 . . . . . . . . . . . . 25
図解について . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 26
奨励するツール. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 26
システムの内部. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 27
スレッド . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 28
スレッドの開き方. . . . . . . . . . . . . . . . . . 28 スレッドの閉じ方. . . . . . . . . . . . . . . . . . 29 スレッドの取り外し . . . . . . . . . . . . . . . . 30 スレッドの取り付け . . . . . . . . . . . . . . . . 31
スレッドダミー. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 31
スレッドダミーの取り外し . . . . . . . . . . . . . 31 スレッドダミーの取り付け . . . . . . . . . . . . . 32
目次 3
ハードドライブ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 32
ハードドライブの構成 . . . . . . . . . . . . . . . 32 ハードドライブの取り付けガイドライン. . . . . . 33 スタンダードハードドライブキャリア . . . . . . . 34 スタンダードハードドライブキャリアの
取り外し
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 34
スタンダードハードドライブキャリアの 取り付け
3.5
ドドライブキャリアから取り外す方法
3.5
ドドライブキャリアに取り付ける方法
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 35
インチハードドライブをスタンダードハー
. . . . . . . 36
インチハードドライブをスタンダードハー
. . . . . . . 37
フレキシブルハードドライブキャリア . . . . . . . 38 フレキシブルハードドライブキャリアの
取り外し
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 38
フレキシブルハードドライブキャリアの 取り付け
2.5
ドドライブキャリアから取り外す方法
2.5
ドドライブキャリアに取り付ける方法
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 39
インチハードドライブをフレキシブルハー
. . . . . . . 40
インチハードドライブをフレキシブルハー
. . . . . . . 41
拡張ハードドライブキャリア . . . . . . . . . . . . 42 拡張ハードドライブキャリアの取り外し. . . . . . 42 拡張ハードドライブキャリアの取り付け. . . . . . 43
SSD
ハードドライブキャリアの取り外し . . . . . 44
SSD
ハードドライブキャリアの取り付け . . . . . 45
2.5
インチ SSD ハードドライブを SSD ハー
ドドライブキャリアから取り外す方法
2.5
インチ SSD ハードドライブを SSD ハー
ドドライブキャリアに取り付ける方法
SSD
ハードドライブキャリアを拡張ハー
ドドライブキャリアから取り外す方法
SSD
ハードドライブキャリアを拡張ハー
ドドライブキャリアに取り付ける方法
. . . . . . . 46
. . . . . . . 47
. . . . . . . 48
. . . . . . . 49
ハードドライブバックプレーンを拡張ハー ドドライブキャリアから取り外す方法
. . . . . . . 50
ハードドライブバックプレーンを拡張ハー ドドライブキャリアに取り付ける方法
. . . . . . . 51
4 目次
3 トラブルシューティング . . . . . . . . . . . . 53
作業にあたっての注意 . . . . . . . . . . . . . . . . . . 53
設置に関する問題 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 53
外部接続のトラブルシューティング. . . . . . . . . . . 54
スレッドのトラブルシューティング. . . . . . . . . . . 54
ハードドライブのトラブルシューティング . . . . . . . 54
ハードドライブが認識されない . . . . . . . . . . 55 ハードドライブインジケータが点灯しない . . . . 55
エキスパンダ基板のトラブルシューティ
SAS
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 56
ング
外部 SAS 接続のトラブルシューティング . . . . . . . . 57
ハードドライブバックプレーンのトラブルシュー ティング
ノード配電基板のトラブルシューティング . . . . . . . 58
エキスパンダファームウェアバージョンの確認. . . . . 58
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 57
4 Expander Flash Utility の使用 . . . . . . . 61
ハードウェアおよびソフトウェア要件 . . . . . . . . . 61
SAS
エキスパンダサポート . . . . . . . . . . . . . . . 61
コマンドの説明. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 62
コマンドラインパラメータ . . . . . . . . . . . . . 62
ケーブル配線構成 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 64
エキスパンダファームウェアのファイル名 . . . . . . . 65
エキスパンダファームウェアのアップデー トガイドライン
エキスパンダファームウェアのアップデート . . . . . . 67
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 67
目次 5
5 ジャンパとコネクタ . . . . . . . . . . . . . . . . 73
ハードドライブバックプレーンコネクタ . . . . . . . . 73
SAS
エキスパンダ基板コネクタ . . . . . . . . . . . . . 76
ノード配電基板コネクタ . . . . . . . . . . . . . . . . . 77
6 困ったときは . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 79
デルへのお問い合わせ . . . . . . . . . . . . . . . 79
索引 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 81
6 目次

システムについて

前面パネルの機能とインジケータ

1-1. 前面パネルの機能とインジケータ
1
11
2
3 4
5 6
7
8
910
項目 インジケータ、ボタン、
またはコネクタ
1
2
ハンドル ここをつかんでハードドライブケージをス
外部 mini-SAS コネク タ A1
アイコン
説明
レッドから引き出します。
コンピュートスレッドのホストバスアダプ
HBA)または RAID カードに接続し
タ( ます。ストレージスレッドのゾーニングを 設定する時には、外部 がゾーングループ
システムについて 7
mini-SAS コネクタ
0 になります。
項目 インジケータ、ボタン、
またはコネクタ
3
外部 mini-SAS コネク タ A2
48 スレッド電源 / ステータ
スインジケータ
59 スレッド識別インジケ
ータ
6
7
10
11
外部 mini-SAS コネク タ B2
外部 mini-SAS コネク タ B1
スレッドリリースタブ リリースラッチを押して、スレッドをエン
ハードドライブケージの リリースラッチ
アイコン
説明
コンピュートスレッドのホストバスアダプ
HBA)または RAID カードに接続し
タ( ます。ストレージスレッドのゾーニングを 設定する時には、外部 がゾーングループ
電源 / ステータスインジケータは、スレッ ドの電源が入っていて、 ボードに電力が供給されている時に緑色に 点灯します。
重大なイベントが発生すると、電源 テータスインジケータが緑色の点灯と橙色 の点滅を交互に繰り返します。
青色に点灯することで、mini-SAS コネク タやスレッドが識別できます。
コンピュートスレッドのホストバスアダプ
HBA)または RAID カードに接続し
タ( ます。ストレージスレッドのゾーニングを 設定する時には、外部 がゾーングループ
コンピュートスレッドのホストバスアダプ タ(
HBA)または RAID カードに接続し
ます。ストレージスレッドのゾーニングを 設定する時には、外部 がゾーングループ
クロージャーから外します。
これを押すと、ハードドライブケージがス レッドからロック解除されます。
mini-SAS コネクタ
1 になります。
SAS エキスパンダ
/
mini-SAS コネクタ
2 になります。
mini-SAS コネクタ
3 になります。
8 システムについて

ハードドライブの機能

C8000XD ストレージスレッドには 12 ドライブまたは 24 ドライブのオプショ
ンがあります。ハードドライブはすべて特別なハードドライブキャリアに取り 付け、スレッド内のハードドライブバックプレーンに接続します。
スタンダードハードドライブキャリアは ドライブをサポートしています。
フレキシブルハードドライブキャリアは ドライブをサポートしています。
拡張ハードドライブキャリアには り付けることができます。
12 ドライブの構成では、12 台のスタンダードまたはフレキシブルハードドラ
イブキャリアを取り付けます。 ライブキャリアを取り付けます。スレッドのハードドライブインジケータにつ いては、 ださい。スレッドでドライブイベントが発生すると、さまざまなパターンで表 示されます。
10 ページの「ハードドライブインジケータのパターン」を参照してく
24 ドライブの構成では、12 台の拡張ハードド

ハードドライブベイのナンバリング

1-2. 12 ドライブベイのナンバリング
5, 4
7, 6
2.5
3.5
2.5
インチ
3, 2
インチ
SAS/SATA/SSD
インチ
SAS/SATA/SSD
SSD
ハードドライブを
1, 0
ハード
ハード
2
台取
11, 10
9, 8
システムについて 9
1-3. 24 ドライブベイのナンバリング
3, 2, 1, 0
7, 6, 5, 4
11, 10, 9, 8
15, 14, 13, 12
19, 18, 17, 16
23, 22, 21, 20

ハードドライブインジケータのパターン

C8000XD スレッドのハードドライブバックプレーンには、各ドライブにハー
ドドライブ動作
2 個)が備わっています。ハードドライブバックプレーンインジケータは、ス
レッド内のハードドライブの状態を知らせてくれます。バックプレーン上の ハードドライブインジケータのステータスは、スレッドを開けば確認できます
28 ページの「スレッドの開き方」を参照)。ハードドライブインジケータは、
ハードドライブケージ下端の両側で確認できます。 以下の図は、
置を示したものです。
LED1 個)と 2 色のハードドライブステータス / 障害 LED
12 / 24 ドライブベイスレッドのハードドライブインジケータの位
10 システムについて
12 ドライブベイのハードドライブインジケータ
1-4. 12 ドライブベイのハードドライブインジケータ左側のハードドライブケージ
グループ A
グループ A
1-5. 12 ドライブベイのハードドライブインジケータ右側のハードドライブケージ
グループ A
グループ A
グループ A グループ A
グループ Aグループ A
グループ A
グループ Aグループ A
グループ A
メモ: 図のグループ A は、単一ポートモード構成におけるハードドライブのグ
ルーピングを示しています。上図は、単一ポートモードにおけるハードドライブイ ンジケータの位置を示したものです。
システムについて 11
24 ドライブベイのハードドライブインジケータ
1-6. 24 ドライブベイのハードドライブインジケータ左側のハードドライブケージ
グループ A
グループ B
グループ B
グループ A
グループ B
1-7. 24 ドライブベイのハードドライブインジケータ右側のハードドライブケージ
グループ
グループ
B
グループ
A
グループ B
グループ
グループ B
A
グループ
グループ
B
グループ A
B
A
グループ A
グループ
グループ
B
A
グループ B
グループ
グループ
B
A
グループ B
グループ A
グループ
グループ A
A
メモ: 図のグループ A とグループ B は、拡張モード構成(ゾーニングまたは非
ゾーニング)におけるハードドライブのグルーピングを示しています。上図は、拡 張モードにおけるハードドライブインジケータの位置を示したものです。ゾーニン グ構成の拡張モードでは、ゾーン イブにアクセスでき、ゾーン にアクセスできます。
0 1 A としてグループ化されたハードドラ
2 3 B としてグループ化されたハードドライブ
12 システムについて
アイコン インジケータ
ハードドライブ動作インジケータ
ハードドライブステータスインジケータ
ハードドライブ障害インジケータ
1-1. ハードドライブインジケータのパターン
状態 ハードドライブ動作
ドライブベイが空き状態 オフ オフ オフ
ドライブアイドル オフ オフ オフ
ドライブオンライン
/ アクセス50 ms 点灯
インジケータ
緑の LED 緑の LED 橙色の LED
オン オフ
ハードドライブ
ステータス / 障害インジケータ
50 ms 消灯
ドライブ識別 取り外し準備中
ドライブのリビルド中
ドライブに障害発生 消灯
ドライブ障害の予測
SMART
ドライブのリビルド中止
/
* 消灯 /
100 ms 点灯 100 ms 消灯
500 ms 点灯 500 ms 消灯
/
アクティブ時に点滅
/
消灯 アクティブ時に点滅
アクティブ時に点滅
250 ms 点灯 250 ms 消灯
400 ms 点灯 100 ms 消灯
オフ
500 ms 点灯 500 ms 消灯 1000 ms 消灯
3000 ms 点灯 9000 ms 消灯
オフ
オフ
150 ms 点灯 150 ms 消灯
500 ms 消灯 500 ms 点灯 1000 ms 消灯
6000 ms 消灯 3000 ms 点灯 3000 ms 消灯
* この状態は LSI HBA/RAID カードではサポートされていません。RAID リビルドプロセスを中止する
と、ハードドライブ
LED が橙色に点滅してドライブの障害を示します。
システムについて 13

SAS コネクタの機能

ストレージスレッドの SAS エキスパンダ上には 2 個の SASx28 エキスパンダ チップがあります。図
LSI 28
ポート 6 GB エキスパンダ B ポートとラベル付けされた各エキスパンダ
チップには、それぞれ固有の
2 個の外部 mini-SAS コネクタに接続します。外部 mini-SAS コネクタ
および は直接ケーブル接続をサポートしており、外部
SFF-8088)はコンピュートスレッドの HBA/RAID カードと SAS エキスパン
ダの間をつなぎます。外部
24
台のハードドライブすべてに接続します。内部 mini-SAS コネクタはハード ドライブバックプレーン接続をサポートしており、ストレージスレッド内の ハードドライブと 通信します。
ストレージスレッドには す。このユーティリティは、 スパンダファームウェアバージョンの判別、
SAS エキスパンダチップ上のファームウェアのアップグレードに使用す
または ることが可能な ティです。
Expander Flash Utility の使用」を参照してください。
Expander Flash Utility の詳細に関しては、61 ページの
メモ:
ストレージスレッドのゾーニングを設定するときは、外部 mini-SAS コネク
タがゾーングループ ピュートスレッドは割り当てられたゾーン内のハードドライブにアクセスできるよ うになります。
1-8 LSI 28 ポート 6 GB エキスパンダ A ポートと
SAS アドレスがあり、2 個の内部 SAS コネクタ
mini-SAS x4 ケーブル
mini-SAS A1/A2/B1/B2 コネクタは 12 台または
SAS エキスパンダは、ハードドライブバックプレーン経由で
Expander Flash UtilityXflash)が含まれていま
SAS エキスパンダの SAS アドレスの識別、エキ
SAS エキスパンダのリセット、
Windows または Linux ベースのコマンドラインユーティリ
0123 に分けられます。ゾーニングにより、各コン
14 システムについて
1-8. SAS エキスパンダ基板
Expander Board
Host Port
Host Port
A1
A1
Host Port
Host Port
A2
A2
Host Port
Host Port
B1
B1
Host Port
Host Port
B2
B2
SAS エキスパンダ基板
LSI 28 Port 6 GB Expande r A Por t
LSI 28 Port 6GBExpanderA Port
LSI 28 Port 6GBExpanderA Port
LSI 28 Port 6GBExpanderB Port
LSI 28 Port 6GBExpanderB Port
LSI 28 Port 6 GB Expande r B Por t
Drive Slot 0 A
Drive Slot 1 A
Dri ve Slot 1 A
Drive Slot 2 A
Dri ve Slot 2 A
Drive Slot 3 A
Dri ve Slot 3 A
Drive Slot 4 A
Dri ve Slot 4 A
Drive Slot 5 A
Dri ve Slot 5 A
Drive Slot 6 A
Dri ve Slot 6 A
Drive Slot 7 A
Dri ve Slot 7 A
Drive Slot 8 A
Dri ve Slot 8 A
Drive Slot 9 A
Dri ve Slot 9 A
Drive Slot 10 A
Dri ve Slot 10 A
Drive Slot 11 A
Dri ve Slot 11 A
Drive Slot 0 B
Driv e Slot 0 B
Drive Slot 1 B
Dri ve Slot 1 B
Drive Slot 2 B
Dri ve Slot 2 B
Drive Slot 3 B
Dri ve Slot 3 B
Drive Slot 4 B
Dri ve Slot 4 B
Drive Slot 5 B
Dri ve Slot 5 B
Drive Slot 6 B
Dri ve Slot 6 B
Drive Slot 7 B
Dri ve Slot 7 B
Drive Slot 8 B
Dri ve Slot 8 B
Drive Slot 9 B
Dri ve Slot 9 B
Drive Slot 10 B
Dri ve Slot 10 B
Drive Slot 11 B
Dri ve Slot 11 B
システムについて 15

エキスパンダ構成モード

C8000XD スレッドには SAS エキスパンダが備わっており、ハードドライブを
単一ポート、デュアルポート、または拡張モードで使用することができます。
C8000XD スレッドにコンピュートスレッドを接続するには、mini-SAS x4
ケーブルを使用してください。 スレッドは以下の構成モードをサポートしています。
単一ポートモード 単一ポートモードでは、ストレージスレッドは単一ケーブル接続で
3.5
インチ
下図は、シングル ドの外部 ものです。このモードでは、ストレージ容量を拡張するためにストレージス レッド内のハードドライブがカスケード接続されます。
1-9. 単一ホストからストレージスレッドへの接続
mini-SAS A1
SAS/SATA/SSD
HBA/RAID
および
2.5
また
ハードドライブ
コンピュートスレッドからストレージスレッ
A2
コネクタへのシングルパス接続を示した
12
台をサポートします。
ストレージスレッド
16 システムについて
シングル HBA/RAID コンピュー トスレッド
下図は、シングル れたストレージスレッド モードでは、ストレージ容量を拡張するために
HBA/RAID
2
台へのシングルパス接続を示したものです。この
コンピュートスレッドからカスケード接続さ
2
台のストレージスレッド内
のハードドライブがカスケード接続されます。
1-10. 単一ホストからカスケード接続されたストレージスレッドへの接続
ストレージスレッド
2
ストレージスレッド 1
シングル HBA/RAID コンピュートスレッド
システムについて 17
デュアルポートモード
SAS
デュアルポートモードでは、ストレージスレッドの
2.5
または
3.5
ドはデュアルケーブル接続で
12
台をサポートします。
HBA
下図は、デュアル
mini-SAS A1/B1
部 このモードでは、デュアルパス機能と冗長パス機能が有効になります。
1-11. デュアルポートモード構成
コンピュートスレッドからストレージスレッドの外
コネクタへのデュアルパス接続を示したものです。
インチ
デュアル HBA コンピュートスレッドストレージスレッド
エキスパンダボー
SAS
ハードドライブ
18 システムについて
拡張モード(非ゾーニング)
SAS
拡張モードでは、ストレージスレッドの
2.5
インチ
SSD
ルケーブル接続で
RAID
下図は、シングル
mini-SAS A1
部 たものです。このモードでは、ストレージ容量を拡張するためにストレージ スレッド内のハードドライブがカスケード接続されます。
1-12. 拡張モード(非ゾーニング)
コンピュートスレッドからストレージスレッドの外
および
A2
ハードドライブ
コネクタに接続されたデュアルパス接続を示し
シングル RAID コンピュートスレッドストレージスレッド
エキスパンダボードはデュア
24
台をサポートします。
拡張モード(4 ゾーン)
ゾーン構成の拡張モードでは、ストレージスレッドの
4
ボードは、シングルケーブル接続で をサポートします。
1
B1/
ゾーン 2、
/
コンピュートスレッドがストレージスレッド内のハードドライブのグ
スト ループにアクセスすることを可能にします。
2.5
インチ
SAS
接続は
4
つのゾーン(
B2/
ゾーン 3)にグループ分けされており、各ゾーンはホ
SAS
エキスパンダ
SSD
ハードドライブ
A1/
ゾーン 0、
システムについて 19
A2/
24
ゾーン
下図は、ストレージスレッドの
4
台のシングル
RAID
4
個の外部
mini-SAS
コネクタに接続され
コンピュートスレッドを示したものです。各コン ピュートスレッドは割り当てられたゾーン内のハードドライブにのみアクセ スできます。
1-13. 拡張モード(4 ゾーン)
コン
ピュート
スレッド
1
コン
ピュート
スレッド
2
コン
ピュート
スレッド
3
コン
ピュート
スレッド
4
シングル RAID コンピュートスレッドストレージスレッド
1-14. ゾーニング表
20 システムについて
拡張モード(2 ゾーン)
ゾーン構成の拡張モードでは、ストレージスレッドの
2
ボードは、シングルケーブル接続で
12
台をサポートします。
A2/
ゾーン 1)にグループ分けされており、各ゾーンはホスト トスレッドがストレージスレッド内のハードドライブのグループにアクセス することを可能にします。
下図は、ストレージスレッドの外部
2
続された 各コンピュートスレッドは割り当てられたゾーン内のハードドライブにのみ アクセスできます。
1-15. 拡張モード(2 ゾーン)
台のシングル
SAS
RAID
SAS
エキスパンダ
3.5
インチ
SAS/SATA
接続は
2
つのゾーン(
mini-SAS A1
コンピュートスレッドを示したものです。
および
ハードドライブ
A1/
ゾーン 0、および
/
コンピュー
A2
コネクタに接
コンピュートス
レッド
1
コンピュートス
レッド
2
ストレージスレッド
1-16. ゾーニング表
シングル HBA/RAID コンピュートスレッド
システムについて 21

サービスタグ

下図は C8000XD ストレージスレッドのサービスタグ番号の位置を示してい ます。
1-17. C8000XD ストレージスレッドのサービスタグの位置
22 システムについて

その他の情報

警告: システムに付属のマニュアルで安全および認可機関に関する情報を参照し
てください。保証情報は、このマニュアルに含まれている場合と、別の文書として 付属する場合があります。
Getting Started Guide
テムの機能、システムのセットアップ、および仕様の概要を説明していま
この文書は support.dell.com/manuals から入手できます
す。
サーバーエンクロージャの機能、トラブルシューティング、コンポーネント の交換については、『
PowerEdge C8000
この文書は support.dell.com/manuals から入手できます
さい。
コンピュートスレッドのマニュアルでは、スレッドの機能、設定、および管 理について説明しています。 から入手できます
Baseboard Management Controller Guide
トローラガイド)はシステム管理ユーティリティのインストールと使い方に ついて説明しています。 入手できます
メモ:
アップデートには他の文書の内容を差し替える情報が含まれている場合が
よくありますので、 を常に確認し、初めにお読みください。
support.dell.com/manuals でアップデートがないかどうか
』(はじめに)では、ラックへの取り付け、シス
PowerEdge C8000 Hardware Owner’s Manual
ハードウェアオーナーズマニュアル)を参照してくだ
この文書は support.dell.com/manuals
』(ベースボード管理コン
この文書は support.dell.com/manuals から
システムについて 23
24 システムについて

システム部品の取り付け

安全にお使いいただくための注意

警告: 電源ユニットを接続したままの状態でシステム内部の作業を行うと非常に
危険です。
注意: 静電気放電によってシステム部品や電子回路基板が損傷する場合があり
ます。
注意: 修理作業の多くは、認定されたサービス技術者のみが行うことができます。
製品マニュアルで許可されている範囲に限り、またはオンラインサービスもしくは テレホンサービスとサポートチームの指示によってのみ、トラブルシューティング と簡単な修理を行うようにしてください。デルで認められていない修理による損傷 は、保証の対象となりません。製品に付属しているマニュアルの「安全にお使いい ただくために」をお読みになり、指示に従ってください。
作業者のけがとシステムの損傷を防ぐために、以下のガイドラインに従ってく ださい。
システム内部の作業を行う場合は、必ずシステムをコンセントから外し ます。
可能であれば、システム内部の作業時には静電気防止用リストバンドを着用 します。または、システムケースの塗装されていない金属シャーシやアース された他の機器の塗装されていない金属ボディに触れて、静電気を除去して ください。
電子回路基板は両端の部分だけを持つようにしてください。必要な場合以外 は、基板上のコンポーネントに触れないでください。回路基板を曲げたり、 圧力を加えたりしないでください。
取り付けの準備が整うまでは、どのコンポーネントも静電気防止パッケージ に入れたままにしておいてください。
ケーブルによってはコネクタにロックタブが付いていることがあります。 このタイプのケーブルを外す場合は、ロックタブを押し込んでケーブルを抜 いてください。コネクタを外すときは、コネクタのピンを曲げないように まっすぐに引き抜きます。また、ケーブルを接続する際は、両方のコネクタ の向きが合っていることを確認してください。
システム部品の取り付け 25
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