バージョン 1.1
2022 年 7 月発行
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を目的とした購入者による文書のコピーを除いては、いかなる形式や方法に
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免責事項:
当文書に記載されている仕様および情報は、情報提供のみを目的として付属
されており、予告なく変更する場合があります。その整合性や正確性につい
て、ASRock がなんらの確約をするものではありません。ASRock は、当文書
での誤記や記載漏れについて一切の責任を負いかねます。
本文書の内容について、ASRock は、明示的にも黙示的にも、黙示的保証、
商品適格性、または特定目的への適合性を含む、いかなる種類の保証もいた
しません。
いかなる状況においても、たとえ ASRock が当文書や製品の欠陥や誤りに起
因する損害の可能性を 事前に知らされていたとしても、ASRock、取締役、役
員、従業員、または代理人は、いかなる間接的、専門的、偶発的、または必
然的な損害(利益の損失、事業の損失、データの損失、事業の中断などを含
む)への責任を負いかねます。
この装置は、FCC 規則のパート 15 に準拠しています。操作は以下の 2 つの条件に
従います:
(1) 本装置は有害な干渉を発生しない。および
(2 ) 本装置は、予想外の動作を引き起こす可能性のある干渉を含め、受信
したすべての干渉を受け入れる。
米国カリフォルニア州のみ
このマザーボードに採用されたリチウム電池は、カリフォルニア州議会で可決され
たベストマネジメントプラクティス(BMP)で規制される有害物質、過塩素酸塩を
含んでいます。米国カリフォルニア州でリチウム電池を廃棄する場合は、関連する
規制に従って行ってください。
「過塩素酸塩物質 - 特別な処理が適用される場合があります。詳しくは、
www.dtsc.ca.gov/hazardouswaste/perchlorate をご覧ください」
ASRock ウェブサイト : http://www.asrock.com
オーストラリアのみ
弊社の製品にはオーストラリア消費者法の下で除外できない保証が付いていま
す。購入者は、重大な故障に対しては交換または返金、および、その他の合理的
に予見可能な損失または損害に対しては補償を受ける権利を有します。また、製
品が許容できる品質を満たさない場合、または、故障が重大な故障にあたらない
場合は、購入者は製品を修理または交換する権利を有します。ご不明な点があり
ましたら ASRock までお問い合わせください : 電話番号 +886-2-28965588 内線
123 (標準的な国際通話料金が適用されます)
HDMI® および HDMI ハイデフィニションマルチメディアインターフェース、
ならびに HDMI のロゴは、米国およびその他の国における HDMI Licensing
LLC の商標または登録商標です。
重要:本ライセンスをコピー、インストール、使用する前に
お読みください。ライセンシーは、Intel のソフトウェア(付随資料を含め、以下
「本ソフトウェア」)を変更せずにバイナリ形式(付随する)で複製する権利を有
し、かかる複製はライセンシー個人の使用に供することのみを目的とし、商業利用
を目的としないものとします。本ソフトウェアは、本ソフトウェアの対象となる、
Intel 製品を使用した機器との関連で使用されることを意図して、以下の条件に基
づいて提供されます。
(a) ライセンシーは、本ソフトウェアを部分的にも開示、配布、譲渡することはで
きず、貴殿は、本ソフトウェアが許可なく複製されることを阻止することに合意し
ます。
(b) ライセンシーは、本ソフトウェアのリバースエンジニアリング、逆コンパイル、
逆アセンブルはできません。
(c) ライセンシーは、本ソフトウェアをサブライセンスすることはできません。
(d) 本ソフトウェアは、サードパーティーサプライヤーのソフトウェアや他の知的
財産を含む場合があり、その一部は同梱のライセンステキストファイルや、他のテ
キストまたはファイルの情報により特定されており、その使用が許諾されていま
す。
(e)Intel は、本ソフトウェアに関してサポート、技術支援、アップデートを提供す
る義務を負いません。
本ソフトウェアと著作権の所有権本ソフトウェアの複製に関する全ての権利は
Intel、またはかかるライセンサーもしくはサプライヤーに帰属します。本ソフト
ウェアは、米国およびその他の国の法律、また国際条約の条項により、その著作権
が保護されています。ライセンシーは、本ソフトウェアに付された著作権表示を取
り外さないものとします。上記で別途明示的に規定されている場合を除き、Intel
は自己の特許、著作権、商標権、その他の知的所有権に基づく権利を、明示的にも
黙示的にも供与しません。本ライセンスの譲渡がなされることにより、ライセンシ
ーは本ソフトウェアを使用する権利を喪失します。
保証に関する免責事項本ソフトウェアは「現状のまま」提供され、いかなる特定の
目的への商品性や適切性を含むが、それらに限定されない一切の保証は、明示的に
も黙示的にも提供されません。
Intel エンドユーザー使用許諾契約
責任の制限 Intel、そのライセンサーまたはサプライヤーは、本契約に基づく、ま
たはそれ以外の場合に起こり得る、いかなる利益の損失、使用不能、または事業の
停止、もしくは、間接的、特別、偶発的、または結果的な損害について、事前にか
かる発生の可能性について知らされていた場合でも、何ら責任を負いません。
コメントや提案の使用許諾ライセンシーは、本契約によって、本ソフトウェアにつ
いてコメントや提言を行う義務を負いません。しかし、ライセンシーが、(a) 本ソ
フトウェア、または (b) 本ソフトウェアで稼働する Intel の製品やプロセスについ
て、修正、訂正、改善、強化を目的としたコメントや提言を行う場合、かかるライ
センシーは、Intel に対し、ライセンシーの知的所有権に基づき、かかるコメント
や提言を利用し、自己の製品に取り入れるなどして利用する、非独占、世界的、永
続的、取消不能、譲渡可能、かつ著作権使用料無料のライセンスを供与し、またサ
ブライセンスする権利を供与するものとします。
本ライセンスの終了ライセンシーが関連する規約に違反した場合、Intel および
Intel のサブライセンサーは、かかるライセンシーへの使用許諾を終了する場合が
あります。使用許諾が終了したライセンシーは、直ちに本ソフトウェアの複製を全
て破棄するか、もしくは返還するものとします。
サードパーティの受益者 Intel は、エンドユーザライセンス契約の対象となる受益
者であり、自己の規約のすべてを執行する権利を有します。
米国政府により制限される権利本ソフトウェアは、48 C.F.R. 12.212 および 48
C.F.R 227.7202-1 ~ 227.7202-4 に適合する、市販のコンピューターソフトウェア
や市販のコンピューターソフトウェアの付随資料(48 C.F.R. 12.212 の定義によ
る)で構成される市販品(48 C.F.R. 2.101 の定義による)です。貴殿は、本ソフ
トウェアを米国政府に提供しないものとします。請負業者または製造業者は Intel
Corporation(住所:2200 Mission College Blvd., Santa Clara, CA 95054)です。
輸出法ライセンシーは、ライセンシー自身およびライセンシーの子会社が、米国商
務省または米国の政府当局および省、もしくは米国の輸出先の国が輸出ライセンス
または政府許可の対象とする国に、まずかかるライセンスや許可を得ることなく、
直接的もしくは間接的に、本ソフトウェアを輸出または再輸出しないことに合意し
ます。ライセンシーが、米国から本ソフトウェアを輸出、もしくはその他の国から
再輸出する場合、ライセンシーは、かかる本ソフトウェアの流通、輸出、再輸出、
または輸入が、米国または他国の法律、規制、指令、輸出管理規則で規定するその
他の制限に準拠していることを、確認するものとします。
適用法本契約の内容や、本契約に関連して起こり得る一切の紛争は、抵触法の原則
によらず、米国およびデラウェア州の法律が適用されます。本契約の当事者は、国
際物品売買契約に関する国際連合条約(1980 年)の適用を排除します。本契約の内
容や、本契約に関連して起こり得る一切の紛争は、米国デラウェア州の連邦裁判所
およびデラウェア州立裁判所の独占的管轄権に服するものとします。本契約の当事
者は、これらの裁判所の対人管轄権と裁判地に合意するものとします。本項で定め
る裁判所にて相手方当事者を提訴する当事者は、両当事者に管轄権を持つ他のいか
なる裁判所においても、同様の提訴を行うことができます。
ライセンシーが持つ特定の権利は、国により異なります。
内容
第 1 章 はじめに 1
1.1 パッケージの内容 1
1.2 仕様 2
1.3 マザーボードのレイアウト 6
第 2 章 取り付け 9
2.1 CPU を取り付ける 10
2.2 CPU ファンとヒートシンクを取り付ける 13
2.3 メモリモジュール(DIMM)を取り付ける 14
2.4 フロントパネルオーディオヘッダーの接続 16
2.5 I/O パネルシールドを取り付ける 17
2.6 マザーボードを取り付ける 18
2.7 SATA ドライブを取り付ける 19
2.8 グラフィックスカードを取り付ける 21
2.9 周辺機器を接続する 23
2.10 電源コネクタを接続する 24
2.11 電源オン 25
2.12 ジャンパー設定 26
2.13 オンボードのヘッダーとコネクター 27
2.14 ポストステータスチェッカー 37
2.15 CrossFireXTM と Quad CrossFireXTM オペレーションガイ
ド 38
2.15.1 2 枚の CrossFireXTM 対応グラフィックスカードを取り
付ける 38
2.15.2 ドライバのインストールとセットアップ 40
2.16 M.2 WiFi/BT モジュール取り付けガイド 41
2.17 M.2_SSD (NGFF) モジュール取り付けガイド (M2_1) 43
2.18 M.2_SSD (NGFF) モジュール取り付けガイド (M2_2) 46
第 3 章 ソフトウェアとユーティリティの操作 50
3.1 ドライバをインストールする 50
3.2 ASRock マザーボードユーティリティ (A-Tuning) 51
3.2.1 ASRock マザーボードユーティリティ (A-Tuning) をイン
ストールする 51
3.2.2 ASRock マザーボードユーティリティ (A-Tuning) を使用
する 51
3.3 ASRock Live Update & APP Shop(ASRock ライブ更新と
APP ショップ) 57
3.3.1 UI 概要 57
3.3.2 Apps(アプリ) 58
3.3.3 BIOS & Drivers(BIOS とドライバ) 61
3.3.4 設定 62
3.4 Nahimic Audio(Nahimic オーディオ) 63
3.5 ASRock Polychrome SYNC 64
第 4 章 UEFI セットアップユーティリティ 67
4.1 はじめに 67
4.2 EZ Mode (EZ モード ) 68
4.3 Advanced Mode ( アドバンスドモード ) 69
4.3.1 UEFI メニューバー 69
4.3.2 ナビゲーションキー 70
4.4 Main ( メイン ) 画面 71
4.5 OC Tweaker (OC 調整 ) 画面 72
4.6 Advanced ( 詳細 ) 画面 89
4.6.1 CPU Conguration (CPU 設定 ) 90
4.6.2 Chipset Conguration ( チップセット設定 ) 93
4.6.3 Storage Conguration ( ストレージ設定 ) 97
4.6.4 Intel® Thunderbolt 99
4.6.5 ACPI Conguration (ACPI 設定 ) 100
4.6.6 USB Conguration (USB 設定 ) 102
4.6.7 Trusted Computing(
グ
4.7 Tools ( ツール ) 105
4.8 Hardware Health Event Monitoring ( ハードウェア ヘ
ルス イベント監視 ) 画面 107
4.9 Security ( セキュリティ ) 画面 114
4.10 Boot ( ブート ) 画面 115
4.11 Exit ( 終了 ) 画面 118
) 103
トラステッド・コンピューティン
第 1 章 はじめに
ASRock H670M Pro RS シーリーズマザーボードは、ASRock の一貫した厳格
な品質管理の下で製造された信頼性の高いマザーボードです。ASRock の品質
と耐久性の取り組みに準拠した堅牢な設計を持つ、優れたパフォーマンスを
提供します。
この文書の第 1 章と第 2 章には、マザーボードの説明とステップ毎のイン
ストールガイドが記載されています。第 3 章には、ソフトウェアとユーティ
リティーの操作ガイドが含まれています。第 4 章には、BIOS セットアップの
設定ガイドが含まれています。
マザーボードの仕様と BIOS ソフトウェアは更新されることがあるため、こ
のマニュアルの内容は予告なしに変更することがあります。このマニュアル
の内容に変更があった場合には、更新されたバージョンは、予告なく ASRock
のウェブサイトから入手できるようになります。このマザーボードに関する
技術的なサポートが必要な場合には、ご使用のモデルについての詳細情報
を、当社のウェブサイトで参照ください。ASRock のウェブサイトでは、最新
の VGA カードおよび CPU サポート一覧もご覧になれます。ASRock ウェブサイ
ト http://www.asrock.com.
H670M Pro RS
日本語
1.1 パッケージの内容
• ASRock H670M Pro RS マザーボード (Micro ATX フォームファクタ)
• ASRock H670M Pro RS ユーザーマニュアル
• ASRock H670M Pro RS サポート CD
• 2 x シリアル ATA (SATA) データケーブル (オプション)
• 3 x M.2 ソケット用ねじ (オプション)
• 1 x M.2 ソケット用スタンドオフ (オプション)
• 1 x I/O パネルシールド
1
1.2 仕様
日本語
プラット
フォーム
CPU
チップセッ
ト
メモリ
• マイクロ ATX フォームファクター
• 固体コンデンサ設計
• 第 12 世代 Intel® CoreTM プロセッサ (LGA1700) に対応
• デジタル電源設計
• 7 電源フェーズ設計
• Intel® Hybrid テクノロジーに対応
• Intel® ターボブースト Max テクノロジー 3.0 に対応
• Intel® H670
• デュアルチャンネル DDR4 メモリ機能
• 4 x DDR4 DIMM スロット
• 最大 5333+(OC) の DDR4 ノン ECC、アンバッファードメモリ
に対応 *
* DDR4 3200 にネイティブに対応。
* 詳細については、ASRock ウェブサイトのメモリーサポート一
覧を参照してください。 (http://www.asrock.com/)
• ECC UDIMM メモリモジュールに対応(non-ECC モードで動作)
• システムメモリの最大容量:128GB
• Intel® エクストリームメモリプロファイル (XMP) 2.0 に対
応
拡張スロッ
ト
グラフィッ
クス
• 2 x PCIe x16 スロット(PCIE1/PCIE3: Gen4x16 (PCIE1) でシ
ングル、Gen4x16 (PCIE1) / Gen3x4 (PCIE3) でデュアル)*
* 起動ディスクとして NVMe SSD に対応
• 1 x PCIe Gen3x1 スロット
• AMD Quad CrossFireXTMと CrossFireXTMをサポート
• 1 x M.2 ソケット(Key E)、タイプ 2230 Wi-Fi/BT PCIe
Wi-Fi モジュールに対応
• Intel® UHD グラフィックス内蔵ビジュアルおよび VGA 出力は、
GPU に統合されたプロセッサーのみでサポートされます。
• Intel® Xe グラフィックスアーキテクチャ (Gen 12)
• デュアルグラフィックス出力:独立したディスプレイコント
ローラで HDMI ポートと DisplayPort 1.4 ポートに対応
• HDMI 2.1 TMDS 互換に対応、最大解像度 4K x 2K (4096x2160)
@ 60Hz
2
• DSC(圧縮)最大解像度 8K (7680x4320) @ 60Hz/5K
(5120x3200) @ 120Hz で DisplayPort 1.4 をサポートします
• HDMI 2.1 TMDS 互換および DisplayPort 1.4 ポートで
HDCP 2.3 をサポートします
H670M Pro RS
オーディオ
LAN
リアパネル
I/O
ストレージ
• 7.1 CH HD オーディオ (Realtek ALC897 Audio Codec)
• サージ保護に対応
• Nahimic オーディオ
• ギガビット LAN 10/100/1000 Mb/s
• ギガ PHY Intel® I219V
• Wake-On-LAN(ウェイク オン ラン)に対応
• 雷 / 静電気放電 (ESD) 保護に対応
• エネルギー効率のよいイーサネット 802.3az をサポート
• UEFI PXE をサポート
日本語
• 3 x アンテナ取り付けポイント
• 1 x HDMI ポート
• 1 x DisplayPort 1.4
• 2 x USB 3.2 Gen2 ポート (10 Gb/s) (リドライバ)
(静電気放電 (ESD) 保護に対応)
• 4 x USB 3.2 Gen1 ポート (ASMedia ASM1074 ハブ) (静電
気放電 (ESD) 保護に対応)
• LED 付き 1 x RJ-45 LAN ポート(ACT/LINK LED と SPEED
LED)
• HD オーディオジャック:ラインイン / フロントスピーカー /
マイク
• 4 x SATA3 6.0 Gb/ 秒コネクター
• 1 x Hyper M.2 ソケット (M2_1、キー M)、タイプ 2242/2280
PCIe Gen4x4 (64 Gb/s) モードに対応 *
• 1 x Hyper M.2 ソケット (M2_2、キー M)、タイプ 2280
SATA3 6.0 Gb/s と PCIe Gen4x4 (64 Gb/s) モードに対応 *
* Intel® OptaneTMテクノロジーに対応 (M2_2)
* Intel® インテル ボリューム・マネジメント・デバイス (VMD)
* 起動ディスクとして NVMe SSD に対応
* ASRock U.2 キットに対応
3
RAID
• SATA ストレージデバイスの場合、RAID 0、RAID 1、RAID 5 お
よび RAID 10 に対応
• M.2 NVMe デバイスの場合、RAID 0、RAID 1 および RAID 5 に
対応
日本語
コネクタ
• 1 x SPI TPM ヘッダー
• 1 x シャーシイントルージョンとスピーカーヘッダー
• 1 x RGB LED ヘッダー
* 合計 12V/3A、36W までの LED ストリップに対応
• 3 x アドレサブル LED ヘッダー
* 合計 5V/3A、15W までの LED ストリップに対応
• 1 x CPU ファンコネクタ(4 ピン)
* CPU ファンコネクタは最大 1A (12W) の電力の CPU ファンに
対応します。
• 1 x CPU/ ウォーターポンプファンコネクタ(4 ピン)(スマ
ートファン速度制御)
* CPU/ ウォーターポンプファンは最大 2A (24W) の出力のウォ
ータークーラーに対応します。
• 4 x シャーシ / ウォーターポンプファンコネクタ(4 ピン)
(スマートファン速度制御)
* シャーシ / ウォーターポンプファンは最大 2A (24W) の出力の
ウォータークーラーに対応します。
* CPU_FAN2/WP および CHA_FAN1~4/WP は 3 ピンまたは 4 ピン
ファンが使用されているかどうかを自動検出できます。
• 1 x 24 ピン ATX 電源コネクタ
• 1 x 8 ピン 12V 電源コネクタ(高密度電源コネクタ)
• 1 x 4 ピン 12V 電源コネクタ(高密度電源コネクタ)
• 1 x 前面パネルオーディオコネクタ
• 1 x Thunderbolt AIC コネクタ (5 ピン) (Thunderbolt 4
AIC カードのみポートに対応)
• 2 x USB 2.0 ヘッダー(4 つの USB 2.0 ポートに対応) (静
電気放電 (ESD) 保護に対応)
• 2 x USB 3.2 Gen1 ヘッダー(4 つの USB 3.2 Gen1 ポートに
対応)(静電気放電 (ESD) 保護に対応)
• 1 x フロントパネルタイプ C USB 3.2 Gen1 ヘッダー (静電
気放電 (ESD) 保護に対応)
4
H670M Pro RS
BIOS 機能
• AMI UEFI Legal BIOS、多言語 GUI サポート付き
• ACPI 6.0 準拠ウェイクアップイベント
• SMBIOS 2.7 サポート
• CPU コア / キャッシュ、CPU GT、DRAM、VCCIN AUX、+1.05V
PROC、+1.8V PROC、+0.82V PCH、+1.05V PCH 電圧マルチ調整
ハードウェ
アモニター
• ファンタコメータ:CPU、CPU/ ウォーターポンプ、 シャーシ
/ ウォーターポンプファン
• 静音ファン(CPU 温度に従ってシャーシファン速度を自動調
整):CPU、CPU/ ウォーターポンプ、 シャーシ / ウォーター
ポンプファン
• ファンマルチ速度制御:CPU、CPU/ ウォーターポンプ、 シャ
ーシ / ウォーターポンプファン
• ケース開閉検知
• 電圧監視:CPU Vcore、DRAM、VCCIN AUX、+1.05V PROC、
+1.05V PCH、+0.82V PCH、+12V、+5V、+3.3V
OS
認証
• Microsoft® Windows® 11/10 64 ビット
• FCC、CE
• ErP/EuP Ready(ErP/EuP 対応電源供給装置が必要です)
* 商品詳細については、当社ウェブサイトをご覧ください。http://www.asrock.com
日本語
BIOS 設定の調整、アンタイドオーバークロックテクノロジーの適用、サード
パーティのオーバークロックツールの使用などを含む、オーバークロックに
は、一定のリスクを伴いますのでご注意ください。オーバークロックすると
システムが不安定になったり、システムのコンポーネントやデバイスが破損
することがあります。ご自分の責任で行ってください。弊社では、オーバー
クロックによる破損の責任は負いかねますのでご了承ください。
5
日本語
1.3 マザーボードのレイアウト
6
番号 説明
1 ATX 12V 電源コネクタ(ATX12V1)
2 ATX 12V 電源コネクタ(ATX12V2)
3 2 x 288 ピン DDR4 DIMM スロット(DDR4_A1、DDR4_B1)
4 2 x 288 ピン DDR4 DIMM スロット(DDR4_A2、DDR4_B2)
5 CPU/ ウォーターポンプファンコネクタ(CPU_FAN2/WP)
6 CPU ファンコネクタ(CPU_FAN1)
7 RGB LED ヘッダー(RGB_LED1)
8 ドレサブル LED ヘッダー(ADDR_LED1)
9 ATX 電源コネクタ(ATXPWR1)
10 フロントパネルタイプ C USB 3.2 Gen1 ヘッダー(USB3_TC_1)
11 USB 3.2 Gen1 ヘッダー(USB3_7_8)
12 SATA3 コネクタ(SATA3_0)
13 SATA3 コネクタ(SATA3_1)
14 SATA3 コネクタ (SATA3_2)( 上側 )、SATA3 コネクタ (SATA3_3)( 下側 )
15 システムパネルヘッダー(PANEL1)
16 SPI TPM ヘッダー(SPI_TPM_J1)
17 シャーシイントルージョンとスピーカーヘッダー (SPK_CI1)
18 ポストステータスチェッカー(PSC)
19 USB 2.0 ヘッダー(USB3_4)
20 USB 2.0 ヘッダー(USB1_2)
21 USB 3.2 Gen1 ヘッダー(USB3_5_6)
22 シャーシ / ウォーターポンプファンコネクタ (CHA_FAN2/WP)
23 シャーシ / ウォーターポンプファンコネクタ (CHA_FAN3/WP)
24 クリア CMOS ジャンパー(CLRMOS1)
25 ドレサブル LED ヘッダー(ADDR_LED3)
26 ドレサブル LED ヘッダー(ADDR_LED2)
27 フロントパネルオーディオヘッダー(HD_AUDIO1)
28 5 ピン Thunderbolt AIC コネクタ(TB1)
29 シャーシ / ウォーターポンプファンコネクタ (CHA_FAN1/WP)
30 シャーシ / ウォーターポンプファンコネクタ (CHA_FAN4/WP)
H670M Pro RS
日本語
7
1.4 I/O パネル
2
1
3
日本語
9
番号 説明 番号 説明
1 LAN RJ-45 ポート * 6 USB 3.2 Gen2 ポート(USB31_TA_1_2)
2 ライン入力 ( 明るい青色 )** 7 DisplayPort 1.4
3 フロントスピーカー ( ライム色 )** 8 HDMI ポート
4 マイクロフォン ( ピンク色 )** 9 USB 3.2 Gen1 ポート(USB3_1_2)
5 USB 3.2 Gen1 ポート(USB3_3_4)
* 各 LAN ポートにそれぞれ 2 つの LED があります。LAN ポートの LED 表示については下の表を参
照してください。
アクティビティ / リンク LED
速度 LED
LAN ポート
8 5
7
6
4
アクティビティ / リンク LED 速度 LED
状態 説明 状態 説明
消灯 リンクなし 消灯 10Mbps 接続
点滅 データアクティビティ オレンジ色 100Mbps 接続
点灯 リンク 緑色 1Gbps 接続
** 7.1 チャンネル設定のオーディオポートの機能 :
ポート 機能
明るい青色(リアパネル) リアスピーカー出力
ライム色(リアパネル) フロントスピーカー出力
ピンク色(リアパネル) セントラル / サブウーファースピーカー出力
ライム色(フロントパネル) サイドスピーカー出力
8
第 2 章 取り付け
これは Micro ATX フォームファクタのマザーボードです。マザーボードを
取付ける前に、ケースに取付できるフォームファクター(サイズ)を確認し、
マザーボードを取り付けることができることを確認してください。
取り付け前の注意事項
マザーボードコンポーネントを取り付けたり、マザーボードの設定を変更す
る前に、次の注意事項をよくお読みください。
• マザーボードを設置 / 取り外しをする場合は、必ず電源コードが抜いてくださ
い。電源コードが繋がれたままで作業を行うと、怪我をしたり、マザーボード
が破損する可能性がございます。
• 静電気によってマザーボードの部品が破損することを防止するために、マザー
ボードはカーペットの上に置かないでください。また、静電気防止リストスト
ラップを着用するか、または、部品を取り扱う前に静電気除去オブジェクトに
触れてください。
• 基板の端をつかんでください。IC には触れないでください。
• マザーボードを取り外す場合は、取り外したマザーボードを接地した静電気防
止パッドの上に置くか、商品に付属している袋に入れてください。
• マザーボードをシャーシに固定する為にねじを使う場合は、ねじを締め付けす
ぎないでください。ねじを締め付けすぎると、マザーボードが破損することが
あります。
H670M Pro RS
日本語
9
2.1 CPU を取り付ける
1.
1700 ピン CPU をソケットに挿入する前に、PnP キャップ がソケット上に
あること、CPU 表面に汚れがないこと、または、ソケット内に曲がったピ
ンがないことを確認してください。PnP キャップがソケット上になかった
り、CPU 表面が汚れていたり、または、ソケット内に曲がったピンがある
場合は、CPU を無理にソケット内に挿入しないでください。CPU を無理に
ソケット内に挿入すると、CPU の甚大な破損につながります。
2.
CPU を取り付ける前に、すべての電源ケーブルを取り外してください。
1
日本語
A
B
2 3
10
H670M Pro RS
4
5
日本語
7 6
11
日本語
プロセッサーを取り外した場合は、カバーを保管して取り付け直してくださ
い。アフターサービスのためにマザーボードを返品する場合は、カバーを必
ず取り付けてください。
12
2.2 CPU ファンとヒートシンクを取り付ける
1 2
H670M Pro RS
日本語
CPU_FAN
13
日本語
2.3 メモリモジュール(DIMM)を取り付ける
このマザーボードには 4 つの 288 ピン DDR4(ダブルデータレート 4)
DIMM スロットが装備されており、デュアルチャンネルメモリ技術に対応し
ます。
1.
デュアルチャンネルメモリ設定のために、同一(同じブランド、同じ速度、
同じサイズ、同じチップタイプ)の DDR4 DIMM を 1 組取り付ける必要が
あります。
2.
1 つまたは 3 つのメモリモジュールが取り付けられている場合は、デュア
ルチャンネルメモリテクノロジーを有効にできません。
3.
DDR、DDR2 または DDR3 メモリモジュールは DDR4 スロットに取り付ける
ことはできません。取り付けると、マザーボードと DIMM が破損すること
があります。
デュアルチャンネルメモリ設定
優先順位 DDR4_A1 DDR4_A2 DDR4_B1 DDR4_B2
1 実装済み 実装済み
2 実装済み 実装済み 実装済み 実装済み
DIMM は 1 つの正しい方向にしか取り付けることができません。DIMM を間
違った方向に無理に挿入すると、マザーボードと DIMM の損傷につながりま
す。
14
H670M Pro RS
1
2
日本語
3
15
日本語
2.4 フロントパネルオーディオヘッダーの接続
1
32:(56:
+''/('
5(6(76:
32:(5/('
32:(5/('
2
RESET SW
HDD LED
16
3$1(/
9 10
Power SW (-) RESET SW (+)
B
Power LED (-)
A
Power LED (+)
1 2
PANEL1
RESET SW (-)Power SW (+)
HDD LED (-)
HDD LED (+)
D
C
A B C D
2.5 I/O パネルシールドを取り付ける
1
H670M Pro RS
日本語
17
日本語
2.6 マザーボードを取り付ける
18
2.7 SATA ドライブを取り付ける
1
2
H670M Pro RS
日本語
19
日本語
3
4
20
2.8 グラフィックスカードを取り付ける 2.8 グラフィックスカードを取り付ける
1
H670M Pro RS
日本語
CLICK!
21
日本語
拡張スロット (PCI Express スロット )
このマザーボードには 3 つの PCI Express スロットが装備されています。
拡張カードを取り付ける前に、電源供給が切断されていること、または、電
源コードが取り外されていることを確認してください。取り付け作業を始め
る前に、拡張カードに添付されている文書を読んで、カード用に必要なハー
ドウェア設定を行ってください。
PCIe スロット :
PCIE1(PCIe 4.0 x16 スロット)は PCIe x16 レーン幅グラフィックスカー
ド向けに使用します。
PCIE2(PCIe 3.0 x1 スロット)は PCIe x1 レーン幅カード向けに使用しま
す。
PCIE3(PCIe 3.0 x16 スロット)は PCIe x4 レーン幅グラフィックカード
向けに使用します。
PCIe スロット設定
PCIE1 PCIE3
シングルグラフィックスカード Gen4x16 N/A
22
CrossFireXTM モードの 2 枚の
グラフィックスカード
より良いサーマル環境のために、複数のグラフィックスカードを使用する場
合は、シャーシファンをマザーボードのシャーシファンコネクタ(CHA_FAN14/WP)に接続してください。
Gen4x16 Gen3x4
2.9 周辺機器を接続する
H670M Pro RS
日本語
23
日本語
2.10 電源コネクタを接続する
24
$7;9
$7;3:5
2.11 電源オン
H670M Pro RS
1
2
3
日本語
4
25
2.12 ジャンパー設定
このイラストは、ジャンパーの設定方法を示しています。ジャンパーキャッ
プがピンに被さっていると、ジャンパーは「ショート」です。ジャンパー
キャップがピンに被さっていない場合には、ジャンパーは「オープン」です。
日本語
クリア CMOS ジャンパ (CLRMOS1)(p.6、No. 24 参照)
CLRCMOS1 は、CMOS のデータをクリアすることができます。CMOS のデータに
は、システムパスワード、日付、時間、システム設定パラメーターなどのシ
ステム設定情報が含まれます。消去して、デフォルト設定にシステムパラ
メーターをリセットするには、コンピューターの電源を切り、電源コードを
抜き、ジャンパーキャップを使用して、CLRCMOS1 のピンに 3 秒間ショートし
ます。CMOS をクリアした後は、ジャンパーキャップを取り外すのを忘れない
ようにしてください。BIOS をアップデート後、CMOS をクリアする必要があ
れば、最初にシステムを起動し、それから CMOS クリアアクションを行う前
にシャットダウンしてください。
CLRMOS1
2 ピンジャンパー
26
CMOS をクリアすると、ケースの開閉が検知されることがあります。以前の
シャーシイントルージョンステータス記録を消去するには、BIOS オプションか
ら「Clear Status(ステータスの消去)」で調整してください。
2.13 オンボードのヘッダーとコネクター
オンボードヘッダーとコネクターはジャンパーではありません。これらヘッ
ダーとコネクターにはジャンパーキャップを被せないでください。ヘッダー
およびコネクターにジャンパーキャップを被せると、マザーボードに物理損
傷が起こることがあります。
システムパネルヘッダー
(9 ピン PANEL1)(p.6、 No. 15 参照)
電源スイッチを接続し、スイッチをリセットし、下記のピン割り当てに従っ
て、シャーシのシステムステータス表示ランプをこのヘッダーにセットし
ます。ケーブルを接続するときには、ピンの+と-に気をつけてください。
PANEL1
PLE D+
PLE D-
PWR BTN#
GND
H670M Pro RS
日本語
1
HDL ED+
GND
HDL ED-
GND
RES ET#
PWRBTN(電源スイッチ):
シャーシ前面パネルの電源スイッチに接続してください。電源スイッチを使
用して、システムをオフにする方法を設定できます。
RESET(リセットスイッチ):
シャーシ前面パネルのリセットスイッチに接続してください。コンピュー
ターがフリーズしたり、通常の再起動を実行できない場合には、リセットス
イッチを押して、コンピューターを再起動します。
PLED(システム電源 LED):
シャーシ前面パネルの電源ステータスインジケーターに接続してください。
システム稼働中は、LED が点灯します。システムが S1/S3 スリープ状態の場
合には、LED は点滅を続けます。システムが S4 スリープ状態または電源オフ
(S5)のときには、LED はオフです。
HDLED(ハードドライブアクティビティ LED):
シャーシ前面パネルのハードドライブアクティビティ LED に接続してくださ
い。ハードドライブのデータを読み取りまたは書き込み中に、LED はオンに
なります。
前面パネルデザインは、シャーシによって異なることがあります。前面パネル
モジュールは、主に電源スイッチ、リセットスイッチ、電源 LED、ハードドラ
イブアクティビティ LED、スピーカーなどから構成されます。シャーシの前面
パネルモジュールとこのヘッダーを接続する場合には、配線の割り当てと、ピ
ンの割り当てが正しく合致していることを確かめてください。
27
日本語
シャーシイントルージョンとスピーカーヘッダー
(7 ピン SPK_CI1)(p.6、No. 17 参照)
シャーシイントルージョンとシャーシスピーカーをこのヘッダーに接続し
てください。
SPK_CI1
DUM MY
DUM MY
+5V
1
SIG NAL
GND
DUM MY
シリアル ATA3 コネクタ
直角 :
(SATA3_2) (p.6、 No. 14 参照 )(上側)
(SATA3_3) (p.6、 No. 14 参照 )(下側)
垂直 :
(SATA3_1) (p.6、 No. 13 参照 )
(SATA3_0) (p.6、 No. 12 参照 )
これら 4 つの SATA3 コネクターは、最高 6.0 Gb/ 秒のデータ転送速度で内部スト
レージデバイス用の SATA データケーブルをサポートします。
28
SATA3_2
SATA3_0
SATA3_1
SATA3_3
USB 2.0 ヘッダー
(9 ピン USB1_2) (p.6、 No. 20 参照 )
(9 ピン USB3_4) (p.6、 No. 19 参照 )
このマザーボードには 2 つの USB2.0 ヘッダーが装備されています。こ
の USB 2.0 ヘッダーは、2 つのポートをサポートできます。
USB1_2
USB _PWR
P-
P+
GND
DUM MY
1
GND
P+
P-
USB _PWR
USB3_4
USB _PWR
P-
P+
GND
DUM MY
1
GND
P+
P-
USB _PWR
H670M Pro RS
日本語
USB 3.2 Gen1 ヘッダー
(19 ピン USB3_5_6) (p.6、 No. 21 参照 )
(19 ピン USB3_7_8) (p.6、 No. 11 参照 )
このマザーボードには 2 つのヘッダーが装備されています。この USB 3.2
Gen1 ヘッダーは、2 つのポートをサポートできます。
USB_7_8
VbusVbus
IntA _PB_SSR X-
Vbus
IntA _PB_SSR X+
GND
IntA _PB_SST X-
GND
IntA _PB_SST X+
GND
IntA _PB_D-
GND
IntA _PB_D+
Dumm y
1
IntA _P_D+
1
ID
USB_5_6
IntA _P_D-
GND
IntA _P_SSTX+
IntA _P_SSTX-
IntA _P_SSTX+
GND
IntA _P_D-
IntA _P_D+
IntA _PA_SSRX -
IntA _PA_SSRX +
IntA _PA_SSTX -
IntA _PA_SSTX +
GND
IntA _P_SSRX+
IntA _P_SSRX-
IntA _P_SSRX+
GND
IntA _P_SSTX-
IntA _PA_D-
IntA _PA_D+
Vbus
Vbus
IntA _P_SSRX-
29
日本語
フロントパネルタイプ C USB 3.2 Gen1 ヘッダー
(20 ピン USB3_TC_1)
(p.6、No. 10 参照)
このマザーボード上には、1 つのフロントパネルタイプ C USB 3.2 Gen1
ヘッダーがあります。このヘッダーは、追加 USB 3.2 Gen1 ポート用に
USB 3.2 Gen1 モジュールを接続するために使用されます。
USB3_TC_1
USB Type-C Cable
フロントパネルオーディオヘッダー
(9 ピン HD_AUDIO1)(p.6、No. 27 参照)
このヘッダーは、フロントオーディオパネルにオーディオデバイスを接続
するためのものです。
30
HD_AUDIO1
GND
PRE SENCE #
1
MIC 2_R
MIC 2_L
MIC _RET
J_S ENSE
OUT 2_R
OUT _RET
OUT 2_L
1.
ハイディフィニションオーディオはジャックセンシングをサポートしてい
ますが、正しく機能するためには、シャーシのパネルワイヤーが HDA をサ
ポートしていることが必要です。お使いのシステムを取り付けるには、当
社のマニュアルおよびシャーシのマニュアルの指示に従ってください。
2.
AC’97 オーディオパネルを使用する場合には、次のステップで、前面パネル
オーディオヘッダーに取り付けてください。
A. Mic_IN (MIC)を MIC2_L に接続します。
B. Audio_R (RIN)を OUT2_R に、Audio_L (LIN)を OUT2_L に接続します。
C. アース(GND)をアース(GND)に接続します。
D. MIC_RET と OUT_RET は、HD オーディオパネル専用です。AC’97 オーディオ
パネルではこれらを接続する必要はありません。
E. フロントマイクを有効にするには、Realtek コントロールパネルの
「FrontMic」タブで、「録音音量」を調整してください。
シャーシ / ウォーターポンプファンコネクタ
(4 ピン CHA_FAN1/WP)(p.6、 No. 29 参照)
(4 ピン CHA_FAN2/WP)(p.6、 No. 22 参照)
(4 ピン CHA_FAN3/WP)(p.6、 No. 23 参照)
(4 ピン CHA_FAN4/WP)(p.6、 No. 30 参照)
このマザーボードは、4 つの 4 ピン水冷
ます。3 ピンの
シャーシ
ウォータークーラーファンを接続する場合には、ピ
シャーシ
ン 1-3 に接続してください。
H670M Pro RS
日本語
ファンコネクタを搭載し
CHA_FAN3/WP
FAN _VOLTA GE
CHA _FAN_S PEED
FAN _SPEED _CONTR OL
1 2 3 4
CHA_FAN1/WP
1
FAN_VOLTAGE
2
3
CHA _FAN_ SPEED
4
FAN _SPEE D_CON TROL
CHA_FAN2/WP
GND
FAN _VOLTA GE
CHA _FAN_S PEED
FAN _SPEED _CONTR OL
1 2 3 4
CHA_FAN4/WP
GND
1
FAN_VOLTAGE
2
3
CHA _FAN_ SPEED
4
FAN _SPEE D_CON TROL
31
日本語
FAN_S PEED_ CONT ROL
4 3 2 1
CPU ファンコネクタ
(4 ピン CPU_FAN1)(p.6、 No. 6 参照)
このマザーボードは 4 ピン CPU ファン(静音ファン)コネクタが装備されて
います。3 ピンの CPU ファンを接続する場合には、ピン 1-3 に接続してくだ
さい。
CPU_FAN1
GND
+12V
CPU_ F
AN_S PEED
CPU/ ウォーターポンプファンコネクタ
(4 ピン CPU_FAN2/WP)(p.6、 No. 5 参照)
このマザーボードは 4 ピン水冷却 CPU ファンコネクタが装備されています。
3 ピンの CPU 水冷却ファンを接続する場合には、ピン 1-3 に接続してくださ
い。
32
CPU_FAN2/WP
GND
FAN_ VOLTA GE
CPU_ F
AN_S PEED
FAN_S PEED_ CONTR OL
H670M Pro RS
ATX 電源コネクタ
(24 ピン ATXPWR1)(p.6、No. 9 参照)
このマザーボードは 24 ピン ATX 電源コネクタが装備されています。20 ピ
ンの ATX 電源を使用するには、ピン 1 と 13 番に合わせて接続してください。
ATXPWR1
12
24
1
13
ATX 12V 電源コネクタ
(8 ピン ATX12V1)(p.6、No. 1 参照)
このマザーボードは 8 ピン ATX12V 電源コネクターが装備されています。4
ピンの ATX 電源を使用するには、ピン 1 と 5 に合わせて接続してください。
* 警告 : 接続されている電源ケーブルが、グラフィックスカード用ではなく、CPU
用であることを確認してください。 PCIe 電源ケーブルをこのコネクターに接続
しないでください。
日本語
ATX12V1
33
日本語
ATX 12V 電源コネクタ
(4 ピン ATX12V2)(p.6、No. 2 参照)
ATX 12V 電源をこのコネクタに接続してください。
* 電源供給プラグはこのコネクタに 1 方向にしか差し込むことができません。
* ATX12V2 への ATX 12V 4 ピンケーブルの接続はオプションです。
* 高度なオーバークロックを行うには、このコネクターを ATX12V1 と一緒に使用
することをお勧めします。
ATX12V2
SPI TPM ヘッダー
(13 ピン SPI_TPM_J1)(p.6、No. 16 参照)
このコネクタは SPI トラステッド・プラットフォーム・モジュール(TPM)シス
テムに対応するので、鍵、デジタル証明書、パスワード、データを安全に保管で
きます。TPM システムは、ネットワークセキュリティを強化して、デジタル証明
書を保護し、プラットフォームの完全性を保証します。
34
SPI_TPM_J1
SPI_ DQ3
SPI_ PWR
Dumm y
CLK
1
RSMR ST#
SPI_ MISO
SPI_ CS0
SPI_ DQ2
SPI_ MOSI
RST#
TPM_ PIRQ
SPI_ TPM_CS #
GND
H670M Pro RS
Thunderbolt AIC コネクタ
(5 ピン TB1)(p.6、No. 28 参照))
GPIO ケーブルを使って、Thunderbolt® アドインカード(AIC)を Thunderbolt
AIC コネクターに接続してください。
* PCIE3(デフォルトスロット)に Thunderbolt® AIC カードを取り付けてくださ
い。
TB1
RGB LED ヘッダー
(4 ピン RGB_LED1)(p.6、No. 7 参照)
この RGB ヘッダーは RGB LED 延長ケーブルの接続に使用され、これによりユー
ザーはさまざまな LED 照明効果から選択することができます。
注意 : RGB LED ケーブルは間違った方向に取り付けないでください。間違った方
向に取り付けるとケーブルが破損することがあります。
* このヘッダーに関する詳細指示については、64 ページをご参照ください。
日本語
RGB_LED1
35
日本語
アドレサブル LED ヘッダー
(3 ピン ADDR_LED1)(p.6、No. 8 参照)
(3 ピン ADDR_LED2)(p.6、No. 26 参照)
(3 ピン ADDR_LED3)(p.6、No. 25 参照)
このヘッダーを使用して、アドレサブル LED 延長ケーブルを接続すれば、ユーザー
は、さまざまな LED ライティング効果から選択できます。
注意 :
アドレサブル LED ケーブルは間違った方向に取り付けないでください。
間違った方向に取り付けると、ケーブルが破損することがあります。
* このヘッダーに関する詳細指示については、65 ページをご参照ください。
ADDR_LED1
ADDR_LED3
1
GND
DO_ ADDR
VOU T
ADDR_LED2
1
GND
DO_ ADDR
VOU T
36
2.14 ポストステータスチェッカー
Post Status Checker(ポストステータスチェッカー、PSC)でユーザーがマシンに
電源を入れた際にコンピュータを診断します。CPU、メモリ、VGA、または、ストレー
ジが正しく動作していない場合は、赤色のライトで表示されます。上記の 4 つが
正常に機能している場合はライトがオフになります。
H670M Pro RS
日本語
37
日本語
2.15 CrossFireXTM と Quad CrossFireXTM オペレーシ
ョンガイド
このマザーボードは CrossFireXTM とクアッド CrossFireXTM に対応します。
これらのテクノロジーを使用すれば、最大 2 枚の同一の PCI Express x16
グラフィックスカードを取り付けることができます。
1.
AMD 認定されている同一の CrossFireXTM 対応グラフィックスカードだけを
使用してください。
2.
お使いのグラフィックスカードドライバが AMD CrossFireXTM テクノロジー
に対応することを確認してください。 AMD のウェブサイトからドライバを
ダウンロードします。www.amd.com
3.
電源供給ユニット(PSU)が少なくともシステムに必要な最小電源を供給で
きることを確認してください。 AMD 認定 PSU を使用することを推奨しま
す。 詳細については AMD のウェブサイトを参照してください。
4.
12 パイプ CrossFireXTM エディションカードと 16 パイプカードを組み合
わせる場合は、CrossFireXTM モードでは、両方のカードは 12 パイプカー
ドとして動作します。
5.
異なる CrossFireXTM カードは異なる方法で CrossFireXTM を有効にする必
要があります。 詳しい取り付け説明については、AMD グラフィックスカー
ドの取扱説明書を参照してください。
2.15.1 2 枚の CrossFireXTM 対応グラフィックス
カードを取り付ける
手順 1
1 枚のグラフィックスカードを PCIE1
スロットに挿入し、もう 1 枚のグラ
フィックスカードを PCIE3 スロットに
挿入します。 カードがスロットに正し
く収まっていることを確認してくださ
い。
38
CrossFire ブリッジ
手順 2
CrossFire ブリッジをグラフィックス
カードの一番上にある CrossFire ブ
リッジインターコネクト上に取り付け
て 2 枚のグラフィックスカードを接続
します。 (CrossFire ブリッジは購入
するグラフィックスカードに付属して
います。このマザーボードのバンドル
付属品ではありません。 詳細について
はグラフィックスカードのベンダーま
でお問い合わせください。)
手順 3
モニターの VGA/DVI/DP/HDMI ケーブル
を PCIE1 スロットに取り付けたグラ
フィックスカードの対応するポートに
接続します。
H670M Pro RS
日本語
39
日本語
2.15.2 ドライバのインストールとセットアップ
手順 1
コンピュータの電源を入れて OS を起動します。
手順 2
VGA ドライバをシステムにインストールしている場合は、AMD ドライバを削
除します。
Catalyst Uninstaller(カタリストアンインストーラ)はオプションのダウ
ンロードです。インストールする前に、以前にインストールした Catalyst
(カタリスト)ドライバをこのユーティリティを使用してアンインストール
することを推奨します。AMD ドライバの更新については AMD のウェブサイ
トを参照してください。
手順 3
必要なドライバとカタリストコントロールセンターをインストールして、コ
ンピュータを再起動します。詳細については AMD のウェブサイトを参照し
てください。
手順 4
Windows® システムトレイにある AMD
AMD Catalyst Control Center
(AMD カタリストコントロール
センター)
Catalyst Control Center(AMD カタリ
ストコントロールセンター)アイコン
をダブルクリックします。
40
手順 5
左ペインで、 Performance(パフォー
マンス) をクリックして、次に、
AMD CrossFireXTM をクリックします。
次に、Enable AMD CrossFireX(AMD
CrossFireX を有効にする)を選択し
て、Apply(適用)をクリックします。
使用するグラフィックスカードに従っ
て GPU の数を選択して、Apply(適用)
をクリックします。
H670M Pro RS
2.16 M.2 WiFi/BT モジュール 取り付けガイド
M.2 は次世代フォームファクタ(Next Generation Form Factor、NGFF)とも呼ば
れます。M.2 は小型の多目的カードエッジコネクタであり、mPCIe と mSATA に代
わることを目的とします。M.2 ソケット (Key E)、タイプ 2230 WiFi/BT モジュー
ルに対応。
* M.2 ソケットは SATA M.2 SSD に対応しません。
WiFi/BT モジュールを取り付ける
手順 1
タイプ 2230 WiFi/BT モジュール
とねじを準備します。
手順 2
使用するナットの位置を確認しま
す。
PCB Length: 3cm
Module Type: Type2230
日本語
A
41
手順 3
WiFi/BT モジュールを整列し
て M.2 に丁寧に挿入します。モ
ジュールは 1 つの正しい方向にし
か取り付けることができません。
A
日本語
o
A
20
手順 4
ドライバでねじをしっかりと留め
てください。しかし、きつく締め
るすぎるとモジュールが破損する
恐れがあるのでご注意ください。
A
42
H670M Pro RS
2.17 M.2_SSD (NGFF) モジュール取り付けガイド(M2_1)
M.2 は次世代フォームファクタ(Next Generation Form Factor、NGFF)とも呼ばれ
ます。M.2 は小型の多目的カードエッジコネクタであり、mPCIe and mSATA に代わ
ることを目的とします。
PCIe Gen4x4 (64 Gb/s) モードに対応
M.2_SSD (NGFF) モジュールを取り付ける
Hyper M.2 ソケット (M2_1、キー M)、タイプ 2242/2280
。
手順 1
M.2_SSD (NGFF) モジュールおよび
ねじを準備します。
手順 2
PCB のタイプと M.2_SSD (NGFF) の
長さに合わせて、一致するねじの
位置を選んでください。
日本語
番号 1 2
ナットの場所 A B
PCB 長さ 4.2cm 8cm
モジュールのタイプ Type2242 Type 2280
43
日本語
1
手順 3
M.2 (NGFF) SSD ノジュールを取
1
2
り付ける前に、ねじを緩めて M.2
ヒートシンクを取り外してくだ
さい。
*M.2 SSD モジュールを取り付け
る前に、M.2 ヒートシンクの底面
にある保護フィルムをはがして
ください。
手順 4
付属の M.2 ソケットを準備しま
す。デバイスを取り付ける場所
にあわせて、手でねじを締めて
A B
o
20
ください。M.2 (NGFF) SSD モ
ジュールを整列して、丁寧に
M.2 スロットに挿入します。M.2
(NGFF) SSD モジュールは 1 方
向にしか取り付けることができ
ません。ドライバーでネジ ( パッ
ケージ内 ) をしっかりと留めて
A B
ください。
44
2
手順 5
ドライバでねじをしっかりと留
2
1
めてください。しかし、きつく
締めるすぎるとそして M.2 ヒー
トシンクが破損する恐れがある
のでご注意ください。
M.2_SSD (NGFF) モジュールサポート一覧
ベンダー インターフェース 部品番号
ADATA PCIe3 x4 ASX7000NP-128GT-C
ADATA PCIe3 x4 ASX8000NP-256GM-C
ADATA PCIe3 x4 ASX7000NP-256GT-C
ADATA PCIe3 x4 ASX8000NP-512GM-C
ADATA PCIe3 x4 ASX7000NP-512GT-C
Apacer PCIe3 x4 AP240GZ280
Corsair PCIe3 x4 CSSD-F240GBMP500
Intel PCIe3 x4 SSDPEKKF256G7
Intel PCIe3 x4 SSDPEKKF512G7
Kingston PCIe3 x4 SKC1000/480G
Kingston PCIe2 x4 SH2280S3/480G
OCZ PCIe3 x4 RVD400 -M2280-512G (NVME)
PATRIOT PCIe3 x4 PH240GPM280SSDR NVME
Plextor PCIe3 x4 PX-128M8PeG
Plextor PCIe3 x4 PX-1TM8PeG
Plextor PCIe3 x4 PX-256M8PeG
Plextor PCIe3 x4 PX-512M8PeG
Plextor PCIe PX-G256M6e
Plextor PCIe PX-G512M6e
Samsung PCIe3 x4 SM961 MZVPW128HEGM (NVM)
Samsung PCIe3 x4 PM961 MZVLW128HEGR (NVME)
Samsung PCIe3 x4 960 EVO (MZ-V6E250) (NVME)
Samsung PCIe3 x4 960 EVO (MZ-V6E250BW) (NVME)
Samsung PCIe3 x4 SM951 (NVME)
Samsung PCIe3 x4 SM951 (MZHPV256HDGL)
Samsung PCIe3 x4 SM951 (MZHPV512HDGL)
Samsung PCIe3 x4 SM951 (NVME)
Samsung PCIe x4 XP941-512G (MZHPU512HCGL)
SanDisk PCIe SD6PP4M-128G
SanDisk PCIe SD6PP4M-256G
TEAM PCIe3 x4 TM8FP2240G0C101
TEAM PCIe3 x4 TM8FP2480GC110
WD PCIe3 x4 WDS256G1X0C-00ENX0 (NVME)
WD PCIe3 x4 WDS512G1X0C-00ENX0 (NVME)
H670M Pro RS
日本語
M.2_SSD (NFGG) モジュールサポート一覧の最新の更新については、弊社のウェブ
サイトで詳細をご確認ください http://www.asrock.com 。
45
2.18 M.2_SSD (NGFF) モジュール取り付けガイド (M2_2)
M .2 は 次 世 代 フ ォ ー ム フ ァ ク タ(Ne x t G e ner a t ion F o rm F act o r、
N GFF) と も 呼 ば れ ま す。M .2 は 小 型 の 多 目 的 カ ー ド エ ッ ジ コ ネ ク タ で あ
り、m PCI e と m SAT A に 代 わ る こ と を 目 的 と し ま す。H ype r M .2 ソ ケ ッ
ト (M2_2、 キ ー M)、 タ イ プ 2280 S A T A3 6.0 G b /s お よ び P CIe G e n4x4
(64 Gb/s) モードに対応。
M.2_SSD (NGFF) モジュールを取り付ける
手順 1
日本語
M.2_SSD (NGFF) モジュールおよび
ねじを準備します。
手順 2
PCB のタイプと M.2_SSD (NGFF) の
長さに合わせて、一致するねじの
位置を選んでください。
番号 1
ナットの場所 A
PCB 長さ 8cm
モジュールのタイプ Type 2280
46
H670M Pro RS
手順 3
M.2 (NGFF) SSD モジュールを丁
寧に M.2 スロットに挿入します。
M.2 (NGFF) SSD モジュールは 1
つの方向にしか取り付けることが
A
できません。
A
o
20
日本語
手順 4
ドライバでねじをしっかりと留め
てください。しかし、きつく締め
るすぎるとモジュールが破損する
NUT 1 NUT 2
恐れがあるのでご注意ください。
47
日本語
M.2_SSD (NGFF) モジュールサポート一覧
ベンダー インターフェース 部品番号
ADATA SATA3 AXNS330E-32GM-B
ADATA SATA3 AXNS381E-128GM-B
ADATA SATA3 AXNS381E-256GM-B
ADATA SATA3 ASU800NS38-256GT-C
ADATA SATA3 ASU800NS38-512GT-C
ADATA PCIe3 x4 ASX7000NP-128GT-C
ADATA PCIe3 x4 ASX8000NP-256GM-C
ADATA PCIe3 x4 ASX7000NP-256GT-C
ADATA PCIe3 x4 ASX8000NP-512GM-C
ADATA PCIe3 x4 ASX7000NP-512GT-C
Apacer PCIe3 x4 AP240GZ280
Corsair PCIe3 x4 CSSD-F240GBMP500
Crucial SATA3 CT120M500SSD4
Crucial SATA3 CT240M500SSD4
Intel SATA3 Intel SSDSCKGW080A401/80G
Intel PCIe3 x4 SSDPEKKF256G7
Intel PCIe3 x4 SSDPEKKF512G7
Kingston SATA3 SM2280S3
Kingston PCIe3 x4 SKC1000/480G
Kingston PCIe2 x4 SH2280S3/480G
OCZ PCIe3 x4 RVD400 -M2280-512G (NVME)
PATRIOT PCIe3 x4 PH240GPM280SSDR NVME
Plextor PCIe3 x4 PX-128M8PeG
Plextor PCIe3 x4 PX-1TM8PeG
Plextor PCIe3 x4 PX-256M8PeG
Plextor PCIe3 x4 PX-512M8PeG
Plextor PCIe PX-G256M6e
Plextor PCIe PX-G512M6e
Samsung PCIe3 x4 SM961 MZVPW128HEGM (NVM)
Samsung PCIe3 x4 PM961 MZVLW128HEGR (NVME)
Samsung PCIe3 x4 960 EVO (MZ-V6E250) (NVME)
Samsung PCIe3 x4 960 EVO (MZ-V6E250BW) (NVME)
Samsung PCIe3 x4 SM951 (NVME)
Samsung PCIe3 x4 SM951 (MZHPV256HDGL)
Samsung PCIe3 x4 SM951 (MZHPV512HDGL)
Samsung PCIe3 x4 SM951 (NVME)
Samsung PCIe x4 XP941-512G (MZHPU512HCGL)
SanDisk PCIe SD6PP4M-128G
SanDisk PCIe SD6PP4M-256G
Team SATA3 TM4PS4128GMC105
Team SATA3 TM4PS4256GMC105
Team SATA3 TM8PS4128GMC105
48
Team SATA3 TM8PS4256GMC105
TEAM PCIe3 x4 TM8FP2240G0C101
TEAM PCIe3 x4 TM8FP2480GC110
Transcend SATA3 TS256GMTS400
Transcend SATA3 TS512GMTS600
Transcend SATA3 TS512GMTS800
V-Color SATA3 VLM100-120G-2280B-RD
V-Color SATA3 VLM100-240G-2280RGB
V-Color SATA3 VSM100-240G-2280
V-Color SATA3 VLM100-240G-2280B-RD
WD SATA3 WDS100T1B0B-00AS40
WD SATA3 WDS240G1G0B-00RC30
WD PCIe3 x4 WDS256G1X0C-00ENX0 (NVME)
WD PCIe3 x4 WDS512G1X0C-00ENX0 (NVME)
H670M Pro RS
M.2_SSD (NFGG) モジュールサポート一覧の最新の更新については、弊社のウェブ
サイトで詳細をご確認ください http://www.asrock.com 。
日本語
49
日本語
第 3 章 ソフトウェアとユーティリティの操作
3.1 ドライバをインストールする
マザーボードに付属しているサポート DVD には、必要なドライバ、および、マ
ザーボードの機能を強化する便利なユーティリティが含まれています。
サポート DVD を実行する
サポート DVD を使用するために、DVD を BD/DVD ドライブに挿入します。 コン
ピュータで「AUTORUN(自動実行)」が有効になっている場合は、DVD がメイン
メニューを自動的に表示します。 メインメニューが自動的に表示されない場合
は、サポート DVD 内のファイル「ASRSETUP.EXE」をダブルクリックしてメニュー
を表示します。
ドライバメニュー
システムと互換性のあるドライバが自動的に検出されて、サポート DVD ドライバ
ページに一覧表示されます。 Install All(すべてインストールする)をクリッ
クするか、または、上から下への順番で必要なドライバをインストールしてくだ
さい。 このようにインストールすることで、ドライバが正しく動作するように
します。
ユーティリティメニュー
ユーティリティメニューには、マザーボードが対応するアプリケーションソフト
ウェアが表示されます。 特定の項目をクリックして、インストールウィザード
に従ってインストールします。
50
H670M Pro RS
3.2 ASRock マザーボードユーティリティ (A-Tuning)
ASRock マザーボードユーティリティ (A-Tuning) は ASRock の多目的ソフトウェアス
イートです。新しいインターフェースを有し、数々の新しい機能が追加されており、
ユーティリティが改善されてました。
3.2.1 ASRock マザーボードユーティリティ (A-Tuning)
をインストールする
ASRock マザーボードユーティリティ (A-Tuning) を ASRock Live Update & APP Shop
(ASRock ライブ更新と APP ショップ ) からダウンロードできます。インストール後、
デスクトップに「ASRock マザーボードユーティリティ (A-Tuning)」アイコンが表示さ
れます。「ASRock マザーボードユーティリティ (A-Tuning)」 アイコンをダブル
クリックすると、ASRock マザーボードユーティリティ (A-Tuning) のメインメニュー
が表示されます。
3.2.2 ASRock マザーボードユーティリティ (A-Tuning)
を使用する
ASRock マザーボードユーティリティ (A-Tuning) のメインメニューには次の 5 つの
セクションがあります :Operation Mode ( 操作モード ) 、OC Tweaker (OC 調整 ) 、
System Info ( システム情報 ) 、FAN-Tastic Tuning (FAN-Tastic チューニング ) 、
Settings ( 設定 ) 。
日本語
51
日本語
Operation Mode ( 操作モード )
コンピューターの操作モードを選択します。
素早く電源とシステム性能が調整できます。
52
性能向上
標準モード
ECO モード
OC Tweaker (OC 調整 )
システムのオーバークロック設定。
オーバークロック設定
H670M Pro RS
日本語
設定を完了すると Apply を押し保存します。
53
日本語
System Info ( システム情報 )
システムに関する情報を表示します。
* モデルによっては、システムブラウザタブが表示されないことがあります。
システム現在の各詳細情報が見られます。
54
H670M Pro RS
FAN-Tastic Tuning ( ファン調整 )
グラフを使用して、最大 5 種類のファン速度が設定できます。割当てられた温度
に達すると、ファンは次の速度レベルへと自動的にシフトします。
マザーボードに接続したクーラーの回転数テストまたは
左のグラフを変わって回転数調整ができます。
ファン
速度
調整
日本語
設定を完了すると Apply を押し保存します。
55
日本語
Settings ( 設定 )
ASRock A-Tuning を設定します。Windows オペレーションシステムを起動
する際に A-Tuning を始動したい場合は、「Auto run at Windows Startup
(Windows 起動時に自動実行 ) 」 をクリックして選択します。
Setting ページでは A-Tuning をシステムが立ち上げる際自動起動する設定が出来ます。
56
3.3 ASRock Live Update & APP Shop(ASRock ラ
イブ更新と APP ショップ)
ASRock ライブ更新と APP ショップは、ASRock コンピュータ用のソフトウェ
アアプリケーションを購入したりダウンロードできるオンラインストアで
す。 さまざまなアプリケーションとサポートユーティリティを素早く簡単
にインストールできます。 ASRock APP ショップを使用すれば、数回クリッ
クするだけで、システムを最適化して、マザーボードを最新の状態に維持で
きます。
デスクトップ上の をダブルクリックして ASRock ライブ更新と APP
ショップユーティリティにアクセスします。
*ASRock ライブ更新と APP ショップからアプリケーションをダウンロードするにはインター
ネットに接続している必要があります。
3.3.1 UI 概要
Hot News(ホットニュース) Category Panel(カテゴリパネル)
H670M Pro RS
日本語
Information Panel(情報パネル)
Category Panel(カテゴリパネル): カテゴリパネルにはいくつかのタブ
またはボタンがあります。これらのタブまたはボタンを選択すると、下の情
報パネルに関係する情報が表示されます。
Information Panel(情報パネル): 中央にある情報パネルには、現在選択
されているカテゴリについてのデータが表示されます。また、ジョブに関係
するタスクを実行できます。
Hot News(ホットニュース): ホットニュースセクションにはさまざまな
最新ニュースが表示されます。 画像をクリックして選択したニュースのウェ
ブサイトを開いて詳しく読むことができます。
57
日本語
3.3.2 Apps(アプリ)
「Apps(アプリ)」タブを選択すると、ダウンロードできるすべてのアプリ
が画面上に表示されます。
アプリをインストールする
手順 1
インストールしたいアプリを検索します。
最も推奨されるアプリが画面の左側に表示されます。 その他のさまざまな
アプリは右側に表示されます。 上下にスクロールして一覧にあるアプリを
検索してください。
アプリの価格を確認したり、アプリを既にインストールしているかどうかを
確認できます。
- 赤色のアイコンに価格が表示されます。または、アプリが無料の場合
は
「Free(無料)」と表示されます。
- 緑色の「Installed(インストール済み)」アイコンは、アプリが
コンピュータにインストールされていることを意味します。
手順 2
アプリアイコンをクリックすると、選択したアプリの詳細情報が表示されます。
58
手順 3
アプリをインストールしたい場合は、赤色のアイコン をクリックし
てダウン ロードを開始します。
手順 4
インストールが完了すると、右上端に緑色の「Installed(インストール済
み)」アイコンが表示されます。
H670M Pro RS
日本語
アプリをアンインストールするには、ゴミ箱アイコン をクリックしま
す。
* アプリによっては、ゴミ箱アイコンが表示されないことがあります。
59
日本語
アプリをアップグレードする
アップグレードできるのはインストール済みのアプリのみです。 アプリの
新しいバージョンがある場合は、インストールしたアプリアイコンの下に
「New Version
(新しいバージョン)」 のマークが表示されます。
手順 1
アプリアイコンをクリックすると、詳細情報が表示されます。
手順 2
黄色のアイコン をクリックしてアップグレードを開始します。
60
3.3.3 BIOS & Drivers(BIOS とドライバ)
BIOS またはドライバをインストールする
「BIOS & Drivers(BIOS とドライバ)」タブを選択すると、BIOS またはド
ライバ用の推奨更新または重要な更新が一覧表示されます。 速やかにすべて
更新してください。
H670M Pro RS
日本語
手順 1
更新する前に項目情報を確認してください。 をクリックすると、詳細
情報が表示されます。
手順 2
更新したい項目を 1 つまたは複数クリックして選択します。
手順 3
「Update(更新)」をクリックして更新処理を開始します。
61
日本語
3.3.4 設定
「Setting(設定)」ページで、言語を変更したり、サーバーの場所を選択
したり、Windows 起動時に ASRock ライブ更新と APP ショップを自動的に
実行するかどうかを決めることができます。
62
H670M Pro RS
3.4 Nahimic Audio(Nahimic オーディオ)
Nahimic オーディオソフトウェアは、素晴らしいハイデフィニションサウンドを
提供して、システムのオーディオおよびボイス性能を向上させます。Nahimic オー
ディオインターフェースは次の 4 つのタブで構成されます : Audio(オーディ
オ)、Microphone(マイクロフォン)、Sound Tracker(サウンドトラッカー)、
Settings(設定)。
日本語
Nahimic オーディオには 4 つの機能があります :
番号 機能 説明
このタブから、現在のオーディオデバイスを消音にした
り、4 つの工場出荷時オーディオプロファイルから選択
1
(オーディオ)
Audio
したり、すべてのオーディオ効果をオン / オフにした
り、または、現在のプロファイルをデフォルト設定に復
元したり、さらに、Surround Sound(サラウンドサウン
ド)およびさまざまな機能にアクセスできます。
このタブから、現在のマイクデバイスを消音にしたり、
Microphone
(マイクロフォ
2
ン)
2 つの工場出荷時マイクプロファイルから選択したり、
すべてのマイクロフォン効果をオン / オフにしたり、ま
たは、現在のプロファイルをデフォルト設定に復元した
り、さらに、Static Noise Suppression(静的ノイズ抑
制)およびさまざまな機能にアクセスできます。
Sound Tracker
(サウンド
3
トラッカー)
Settings(設
4
定)
Sound Tracker(サウンドトラッカー)は、 ゲーム中に、
音源の位置を視覚的に表示します。サウンドの方向を示
すダイナミックセグメントで表示されます。ダイナミッ
クセグメントが不透明なほどサウンドが強くなります。
このタブから、ソフトウェアのすべての設定と情報に
アクセスできます。
63
3.5 ASRock Polychrome SYNC
ASRock Polychrome SYNC は、ご自分の好みに合わせて独自のスタイリッシュ
でカラフルなライティングシステムをビルドしたい個性的なユーザー向けに
特別設計されたライティング制御機能です。LED ストリップを接続するだけ
で、「Static」、「Breathing」、「Strobe」、「Cycling」、「Music」、「Wave」
などのさまざまライティングスキームとパターンをカスタマイズできます。
LED ストリップを接続する
日本語
RGB LED ストリップをマザーボード上の
接続します。
1.
RGB LED ケーブルは間違った方向に取り付けないでください。間違った方
向に取り付けるとケーブルが破損することがあります。
2.
RGB LED ケーブルを取り付けたり取り外す前には、システムの電源を切っ
て、電源供給から電源コードを取り外してください。そうしないと、マザー
ボードコンポーネントが破損することがあります。
RGB LED ヘッダー (RGB_LED1)
RGB_LED1
1
B
R
G
V
2
1
に
64
1.
RGB LED ストリップはパッケージには含まれていません。
2.
RGB LED ヘッダーは、最大出力規格 3A(12V)で長さが 2 メートル以内の
標準 5050 RGB LED ストリップ(12V/G/R/B)に対応します。
H670M Pro RS
アドレサブル RGB LED ストリップを接続する
アドレサブル RGB LED ストリップをマザーボード上のアドレサブル LED ヘッダー
(ADDR_LED1、ADDR_LED2 、ADDR_LED3) に接続します。
ADDR_LED2
1
GND
VOU T
DO_ ADDR
ADDR_LED3
1
GND
DO_ ADDR
VOU T
ADDR_LED1
1
日本語
1.
RGB LED ケーブルは間違った方向に取り付けないでください。間違った方
向に取り付けるとケーブルが破損することがあります。
2.
RGB LED ケーブルを取り付けたり取り外す前には、システムの電源を切っ
て、電源供給から電源コードを取り外してください。そうしないと、マザー
ボードコンポーネントが破損することがあります。
1.
RGB LED ストリップはパッケージには含まれていません。
2.
RGB LED ヘッダーは、最大定格 3A(5V)、長さ 2 メートルまでの
WS2812B アドレサブル RGB LED ストリップ(5V/ Data /GND)に対応しま
す。
65
ASRock Polychrome SYNC ユーティリティ
ASRock Polychrome LED を使用すれば、お好みのカラフルなライティングシステム
をビルドできます。 LED ストリップを接続すれば、ASRock Polychrome SYNC ユー
ティリティで RGB LED の色を調整できます。
タブをドラッグしてお
好みに合わせてカスタ
マイズします。
日本語
RGB LED スイッ
チのオン / オフ
を切り替えま
す。
マザーボードに搭
載した全 LED の
RGB LED 効果調整
を同期させる。
ドロップダウンメニュ
ーから RGB LED 照明
効果を選択します。
66
H670M Pro RS
第 4 章 U E F I セットアップユーティリ
ティ
4.1 はじめに
このセクションでは、UEFI セットアップ ユーティリティを使用して、シス
テムを構成する方法を説明します。UEFI セットアップ ユーティリティ は、
コンピューターに電源を入れた直後に <F2> または <Del> を押すことによっ
て起動できます。ユーティリティーを起動しなければ、電源投入時セルフテ
スト (POST) が通常のテストを開始します。POST の後に UEFI セットアッ
プ ユーティリティを開始するには、<Ctl> + <Alt> + <Delete> または本体
のリセットボタンを押して、システムを再起動します。システムをシャット
ダウンした後、再度電源を入れても、ユーティリティーを起動することがで
きます、再起動できます。
UEFI ソフトウェは、常に更新されているため、以下の設定画面および説明
は参照のみを目的としており、実際の画面と必ずしも一致しない場合もあり
ます。
日本語
67
4.2 EZ Mode (EZ モード )
デフォルトでは、BIOS セットアッププログラムを開くと、「EZ Mode (EZ モー
ド ) 」画面が表示されます。EZ モードはシステムの現在の状態のさまざま
な読み取り値が表示されるダッシュボードです。CPU 速度、DRAM 周波数、
SATA 情報、ファン速度など、システムの最も重要な情報を確認できます。
「Advanced Mode ( アドバンスドモード ) 」に切り替えてその他のオプショ
ンを表示するには、<F6> を押すか、または、画面の右上隅にある [Advanced
Mode ( アドバンスドモード ) ] ボタンをクリックします。
ヘルプ
UEFI デフォルトの読込み
日本語
システム
情報
メモリ
情報
ストレー
ジ
情報
変更を保存して終了
変更を破棄
言語を変更
詳細モード
への切り替え
ファン
設定
ツールへのクイ
ックアクセス
68
4.3 Advanced Mode ( アドバンスドモード )
Advanced Mode ( アドバンスドモード ) は BIOS 設定を設定するためのその
他のオプションを提供します。詳しい設定については次のセクションを参照
してください。
EZ モードにアクセスするには、<F6> を押すか、または、画面の右上隅にあ
る [EZ Mode (EZ モード ) ] ボタンをクリックします。
4.3.1 UEFI メニューバー
画面上部には、以下が並んだメニューバーがあります:
H670M Pro RS
Main
( メイン )
OC Tweaker (OC
調整 )
Advanced
( 詳細設定 )
Tool ( ツール )
H/W Monitor
(H/W モニ
ター )
Security
( セキュリ
ティ )
Boot ( ブート )
Exit ( 終了 )
システムの時間 / 日付情報の設定
オーバークロック設定
システムの詳細設定
便利なツール
現在のハードウェアステータスを表示
セキュリティ設定
ブート設定およびブートの優先順位の設定
現在の画面または UEFI セットアップ ユーティ
リティを終了
日本語
69
4.3.2 ナビゲーションキー
メニューバーで項目を選択する場合は、< > キーまたは < > キーを
使用します。カーソルを上下に移動して項目を選択する場合は、< > キー
または < > キーを使用します。次に <Enter> を押してサブ画面へ移動し
ます。マウスでクリックして、必要なアイテムを選択することもできます。
各ナビゲーションキーの説明は、以下の表でご確認ください。
ナビゲーションキー 説明
日本語
+ / -
<Tab>
<PGUP>
<PGDN>
<HOME>
<END>
<F1>
<F5>
<F7>
<F9>
<F10>
<F12>
<ESC>
選択したアイテムのオプションを変更
次の機能に切替え
前のページへ
次のページへ
画面の最初へ
画面の最後へ
一般的なヘルプ画面を表示
Add / Remove Favorite ( お気に入りの追加 / 削除 )
変更をキャンセルして、セットアップ ユーティリティ
を終了
すべての設定で最適な既定値を読込み
変更を保存して、セットアップ ユーティリティを終了
プリントスクリーン
終了画面へジャンプまたは現在の画面を終了
70
4.4 Main ( メイン ) 画面
UEFI セットアップ ユーティリティに入ると、メイン画面が現れ、システム
の概要が表示されます。
BIOS 設定が利用可能であるかどうか、および BIOS 設定の場所は、モデルや
BIOS のバージョンにより異なる場合があります。
H670M Pro RS
日本語
My Favorite ( お気に入り )
BIOS アイテムのコレクションを表示。「お気に入り」の中のコレクションを
追加 / 削除する場合は F5 を押してください。
71
日本語
4.5 OC Tweaker (OC 調整 ) 画面
OC 調整画面では、オーバークロック機能を設定できます。
UEFI ソフトウェは、常に更新されているため、以下の設定画面および説明
は参照のみを目的としており、実際の画面と必ずしも一致しない場合もあり
ます。
CPU Conguration (CPU 設定 )
CPU Turbo Ratio Information (CPU ターボレシオ情報 )
この項目を使用して、CPU ターボレシオ情報を表示することができます。
CPU Conguration (CPU 設定 )
CPU P-Core Ratio (CPU P-Core レシオ )
CPU の速度は、CPU P-Core レシオに BCLK が掛け合わされて決まります。CPU
P-Core レシオを上げると、他のコンポーネントのクロック速度に影響をせず、
内部の CPU クロック速度を上げられます。
AVX Ratio Offset(AVX レシオオフセット)
AVX Ratio Offset(AVX レシオオフセット)は AVX ワークロードの CPU
Ratio(CPU レシオ)からのマイナスオフセット値を指定します。AVX は
SSE ワークロードの最大レシオを確保するために AVX レシオの低いよりス
72
トレスの高いワークロードです。
Core Ratio Extension Mode(Core レシオ拡張モード)
85 拡張モード以上の Core レシオを有効化または無効化することができま
す。
[ 有効 ] OCMB 0x1 コマンドにより規定されるように最大オーバークロッキ
ングレシオは 120 です。
[ 無効 ] OCMB 0x1 コマンドにより規定されるように最大オーバークロッキ
ングレシオは 85 です。
CPU E-Core Ratio(CPU E-Core レシオ)
E-Core 速度は、E-Core レシオに BCLK が掛け合わされて決まります。
E-Core レシオを上げると、他のコンポーネントのクロック速度に影響をせ
ず、内部の E-Core クロック速度を上げられます。
H670M Pro RS
Cluster 0 Max Ratio(クラスター 0 の最大レシオ)
ATOM Core 0 〜 3 の最大 OC レシオの最大値を 120 までオーバーライドし
ます。
Cluster 1 Max Ratio(クラスター 1 の最大レシオ)
ATOM Core 4 〜 7 の最大 OC レシオの最大値を 120 までオーバーライドし
ます。
CPU Cache Ratio (CPU キャッシュ レシオ )
CPU の内部バス速度レシオ。最大値は CPU レシオと同じになります。
BCLK Aware Adaptive Voltage(BCLK アウェア型アダプティブ電
源)
BCLK Aware Adaptive Voltage(BCLK アウェア型アダプティブ電源)を有効 /
無効にします。有効な場合は、CPU V/F 曲線を計算する際に pcode が BCLK
周波数を認識します。これは、BCLK オーバークロックで高電圧オーバーライ
ドを防止する際に最適です。
Boot Performance Mode(ブートパフォーマンスモード)
OS ハンドオフの前に BIOS が設定する CPU パフォーマンス状態を選択します。
[Max Battery(最大バッテリ)]
このモードを選択して、システム起動中の CPU レシオを 8 倍に設定します。
[Max Non-Turbo Performance(最大ノンターボ性能)]
日本語
73
日本語
このデフォルトモードを選択して、システム起動中に CPU Flex(CPU フレック
ス)レシオを維持します。
[Turbo Performance(ターボ性能)]
このモードでは、システム起動中に CPU レシオは 常にターボブースト速度で
動作します。
Ring to Core Ratio Offset(リング対コア比オフセット)
Ring to Core Ratio Offset(リング対コア比オフセット)を無効にすると、
リングとコアを同じ周波数で動作させることができます。
Intel SpeedStep Technology(Intel SpeedStep のテクノロジー)
Intel SpeedStep のテクノロジーにより、節電と放熱のために、プロセッサー
を複数の周波数および電圧ポイントで切り替え可能です。
Intel Turbo Boost Technology(インテル・ターボ・ブースト・
テクノロジー)
インテル・ターボ・ブースト・テクノロジーにより、オペレーティングシス
テムが最高水準のパフォーマンスを要求するときに、プロセッサーを基本動
作周波数以上で実行可能です。
Intel Speed Shift Technology(インテル・スピード・シフト・
テクノロジー)
Intel Speed Shift Technology(インテル・スピード・シフト・テクノロジー)
サポートを有効 / 無効にします。有効にすると、CPPC v2 インターフェース
をハードウェア制御の P ステート向けに使用できます。
Intel Turbo Boost Max Technology 3.0(インテル・ターボ・ブ
ースト・テクノロジー)
インテル・ターボ・ブースト・テクノロジーにより、オペレーティングシス
テムが最高水準のパフォーマンスを要求するときに、プロセッサーを基本動
作周波数以上で実行可能です。
[Enabled(有効)] この項目を選択して、Intel ターボ・ブースト・テクノ
ロジー・サポートを有効にします。
[Disabled(無効)] この項目を選択して、 Intel ターボ・ブースト・テク
ノロジー・サポートを無効にします。
Intel Thermal Velocity Boost Ratio Clipping(TVB レシオクリ
ッピング)
このサービスは、Intel Thermal Velocity Boost(TVB)機能を備えるプロ
74
H670M Pro RS
セッサー向けに、高いパッケージ温度に起因するコア周波数の低下を制御し
ます。デフォルトの最大ターボ周波数よりも高い周波数でのオーバークロッ
キングに対応するために、無効にする必要があります。デフォルト設定は
[Disabled( 無効 )] です。
CPU Tj Max (CPU Tj 最大 )
TCC 目標温度を調整するために、CPU Tj Max を設定します。 デフォルトの
設定 では 105℃です。
Dual Tau Boost ( デュアルタウブースト )
デュアルタブブースト機能を有効にします。これは、CMLS 35W/65W/125W スキュー
にのみ適用できます。この項目は、Cong TDP 対応プロセッサーで のみサポート
されます。
Long Duration Power Limit ( 長期間電力制限 )
[Congure Package Power Limit 1] ( パッケージの電力制限 1) をワット数で指
定します。制限を超過すると、CPU レシオが徐々に下げられます。制限を低く設
定することで、CPU が保護され、電力の消費が抑えられます。一方で制限を高く
設定することで、パフォーマンスが向上します。
Long Duration Maintained ( 長期間維持 )
[Long Duration Power Limit] ( 長期間電力制限 ) を超過したときに、CPU
レシオの下げられるスピードを設定します。
日本語
Short Duration Power Limit ( 短期間電力制限 )
[Congure Package Power Limit 2] ( パッケージの電力制限 2) をワット数
で指定します。制限を超過すると、CPU レシオがただちに下げられます。制
限を低く設定することで、CPU が保護され、電力の消費が抑えられます。一
方で制限を高く設定することで、パフォーマンスが向上します。
CPU Core Unlimited Current Limit(CPU コア無制限の電流制限)
電圧レギュレータの電流制限を完全に解除するには、このオプションを有効
に設定します。
CPU Core Current Limit(CPU コア電流制限)
CPU コアの電流制限を設定します。制限を低く設定することで、CPU が保護
され、電力の消費が抑えられます。一方で制限を高く設定することで、パ
フォーマンスが向上します。
GT Unlimited Current Limit(GT 無制限の電流制限)
電圧レギュレータの電流制限を完全に解除するには、このオプションを有効
75
に設定します。
GT Current Limit(GT スライス電流制限)
GT スライスの電流制限を設定します。制限を低く設定することで、CPU が
保護され、電力の消費が抑えられます。一方で制限を高く設定することで、
パフォーマンスが向上します。
DRAM Conguration (DRAM 設定 )
Memory Information ( メモリ情報 )
ユーザーが、DDR4 モジュール向けのシリアルプレゼンス検出(SPD)と Intel エ
クストリーム・メモリー・プロファイル(XMP)を閲覧できるようにします。
日本語
DRAM Timing Conguration (DRAM のタイミング設定 )
Load XMP Setting (XMP 設定の読込み )
XMP 設定を読み込んでメモリをオーバークロックし、標準仕様を上回る性能
を実現します。
DRAM Reference Clock (DRAM 基準クロック )
最適な設定には [Auto] ( 自動 ) を選択します。
DRAM Frequency (DRAM 周波数 )
[Auto] ( 自動 ) が選択されている場合、マザーボードは挿入されているメ
モリモジュールを検出し、適切な周波数を自動的に割り当てます。
DRAM Gear Mode (DRAM ギアモード )
Gear2 モードはメモリコントローラーの比率を 2 倍にし、高周波に適してい
ます。
BCLK Frequency (BCLK 周波数)
統合 BCLK の周波数を設定します。
Primary Timing(プライマリタイミング)
CAS# Latency (tCL) (CAS# レイテンシー (tCL))
カラムアドレスのメモリへの送信から、データが応答までの時間。
RAS# to CAS# Delay(RAS# から CAS# までの遅延)と Row
Precharge(行プリチャージ)(tRCDtRP)
RAS# to CAS# Delay(RAS# から CAS# までの遅延): メモリの行を開いてか
ら、そのうちの列へのアクセスまでに要するクロックサイクル数。
Row Precharge(行プリチャージ): プリチャージ コマンドを発行してから、
76
H670M Pro RS
次の行が開かれるまでに要するクロックサイクル数。
RAS# Active Time (tRAS) (RAS# アクティブ時間 (tRAS))
バンク アクティブ コマンドから、プリチャージ コマンドを発行するまでに要す
るクロックサイクル数。
Command Rate (CR) ( コマンドレート (CR))
メモリチップが選択されてから、最初のアクティブ コマンドが発行されるまでの
遅延。
Secondary Timing(セカンダリタイミング)
Write Recovery Time (tWR) ( 書き込み回復時間 (tWR))
有効な書き込み操作の完了後、アクティブなバンクがプリチャージされるま
でに必要な遅延量。
Refresh Cycle Time (tRFC) (リフレッシュ サイクル時間 (tRFC))
リフレッシュ コマンドから、同じランクへの最初のアクティブ コマンドまでの
クロック数。
RAS to RAS Delay (tRRD_L) (RAS から RAS までの遅延 (tRRD_L))
同じランクの異なるバンクで有効化された 2 つの行の間のクロック数。
日本語
RAS to RAS Delay (tRRD_S) (RAS から RAS までの遅延 (tRRD_S))
同じランクの異なるバンクで有効化された 2 つの行の間のクロック数。
Read to Precharge (tRTP) ( 読み取りからプリチャージまで
(tRTP))
読み取りコマンドから、同じランクへの行のプリチャージ コマンドまでに
挿入されたクロック数。
Four Activate Window (tFAW) (4 つのアクティベート ウィンド
ウ (tFAW))
1 つのランクに 4 つのアクティベートが可能な時間ウィンドウ。
CAS Write Latency (tCWL) (CAS 書き込みレイテンシー (tCWL))
CAS 書き込みレイテンシーを設定します。
Third Timing(3 番目のタイミング)
tREFI
平均周期の間隔でリフレッシュ サイクルを設定します。
tCKE
77
日本語
DDR4 がリフレッシュモードに入ってから、内部で少なくとも 1 つのリフ
レッシュコマンドを開始する間隔を設定します。
Turn Around Timing(ターンアラウンドタイミング)
Turn Around Timing Optimization(ターンアラウンドタイミング
最適化)
一般的な用途では、自動が有効になっています。
TAT Training Value(TAT トレーニング値)
tRDRD_sg
モジュールの読み取りから読み取りの遅延を設定します。
tRDRD_dg
モジュールの読み取りから読み取りの遅延を設定します。
tRDRD_dr
モジュールの読み取りから読み取りの遅延を設定します。
tRDRD_dd
モジュールの読み取りから読み取りの遅延を設定します。
tRDWR_sg
モジュールの読み取りから書き込みの遅延を設定します。
tRDWR_dg
モジュールの読み取りから書き込みの遅延を設定します。
tRDWR_dr
モジュールの読み取りから書き込みの遅延を設定します。
tRDWR_dd
モジュールの読み取りから書き込みの遅延を設定します。
tWRRD_sg
モジュールの書き込みから読み取りの遅延を設定します。
tWRRD_dg
モジュールの書き込みから読み取りの遅延を設定します。
tWRRD_dr
モジュールの書き込みから読み取りの遅延を設定します。
tWRRD_dd
78
モジュールの書き込みから読み取りの遅延を設定します。
tWRWR_sg
モジュールの書き込みから書き込みの遅延を設定します。
tWRWR_dg
モジュールの書き込みから書き込みの遅延を設定します。
tWRWR_dr
モジュールの書き込みから書き込みの遅延を設定します。
tWRWR_dd
モジュールの書き込みから書き込みの遅延を設定します。
TAT Runtime Value(TAT ランタイム値)
tRDRD_sg
モジュールの読み取りから読み取りの遅延を設定します。
tRDRD_dg
モジュールの読み取りから読み取りの遅延を設定します。
tRDRD_dr
モジュールの読み取りから読み取りの遅延を設定します。
H670M Pro RS
日本語
tRDRD_dd
モジュールの読み取りから読み取りの遅延を設定します。
tRDWR_sg
モジュールの読み取りから書き込みの遅延を設定します。
tRDWR_dg
モジュールの読み取りから書き込みの遅延を設定します。
tRDWR_dr
モジュールの読み取りから書き込みの遅延を設定します。
tRDWR_dd
モジュールの読み取りから書き込みの遅延を設定します。
tWRRD_sg
モジュールの書き込みから読み取りの遅延を設定します。
tWRRD_dg
79
モジュールの書き込みから読み取りの遅延を設定します。
tWRRD_dr
モジュールの書き込みから読み取りの遅延を設定します。
tWRRD_dd
モジュールの書き込みから読み取りの遅延を設定します。
tWRWR_sg
モジュールの書き込みから書き込みの遅延を設定します。
tWRWR_dg
モジュールの書き込みから書き込みの遅延を設定します。
日本語
tWRWR_dr
モジュールの書き込みから書き込みの遅延を設定します。
tWRWR_dd
モジュールの書き込みから書き込みの遅延を設定します。
Round Trip Timing(ラウンドトリップタイミング)
Round Trip Timing Optimization(ラウンドトリップタイミング
最適化)
一般的な用途では、自動が有効になっています。
Round Trip Level(ラウンドトリップレベル)
ラウンドトリップレベルを設定します。
Initial RTL IO Delay Offset ( 初期 RTL IO 遅延オフセット )
ラウンドトリップレイテンシー IO 遅延初期オフセットを設定します。
Initial RTL FIF0 Delay Offset (初期 RTL FIF0 遅延オフセット)
ラウンドトリップレイテンシー FIF0 遅延初期オフセットを設定します。
Initial RTL (MC0 C0 A1/A2) ( 初期 RTL (MC0 C0 A1/A2))
ラウンドトリップレイテンシの初期値を設定します。
Initial RTL (MC0 C1 A1/A2) ( 初期 RTL (MC0 C1 A1/A2))
ラウンドトリップレイテンシの初期値を設定します。
Initial RTL (MC1 C0 B1/B2) ( 初期 RTL (MC1 C0 B1/B2))
ラウンドトリップレイテンシの初期値を設定します。
80
Initial RTL (MC1 C1 B1/B2) ( 初期 RTL (MC1 C1 B1/B2))
ラウンドトリップレイテンシの初期値を設定します。
RTL (MC0 C0 A1/A2)
ラウンドトリップレイテンシの値を設定します。
RTL (MC0 C1 A1/A2)
ラウンドトリップレイテンシの値を設定します。
RTL (MC1 C0 B1/B2)
ラウンドトリップレイテンシの値を設定します。
RTL (MC1 C1 B1/B2)
ラウンドトリップレイテンシの値を設定します。
ODT Setting(ODT 設定)
Dimm ODT Training (DIMM ODT トレーニング )
ODT 値は、DIMM オンダイ終端トレーニングにより最適化されます。
ODT WR (A1)
チャンネル A1 のオンダイ終端抵抗 WR のメモリを設定します。
H670M Pro RS
日本語
ODT WR (A2)
チャンネル A2 のオンダイ終端抵抗 WR のメモリを設定します。
ODT WR (B1)
チャンネル B1 のオンダイ終端抵抗 WR のメモリを設定します。
ODT WR (B2)
チャンネル B2 のオンダイ終端抵抗 WR のメモリを設定します。
ODT NOM (A1)
これを使って ODT (CH A1) Auto/Manual(自動 / 手動)設定を変更します。規定値
は [Auto] ( 自動 ) です。
ODT NOM (A2)
これを使って ODT (CH A2) Auto/Manual(自動 / 手動)設定を変更します。規定値
は [Auto] ( 自動 ) です。
ODT NOM (B1)
これを使って ODT (CH B1) Auto/Manual(自動 / 手動)設定を変更します。
規定値は [Auto] ( 自動 ) です。
81
日本語
ODT NOM (B2)
これを使って ODT (CH B2) Auto/Manual(自動 / 手動)設定を変更します。
規定値は [Auto] ( 自動 ) です。
ODT PARK (A1)
チャンネル A1 用の終端抵抗器の PARK 上のメモリを設定します。
ODT PARK (A2)
チャンネル A2 用の終端抵抗器の PARK 上のメモリを設定します。
ODT PARK (B1)
チャンネル B1 用の終端抵抗器の PARK 上のメモリを設定します。
ODT PARK (B2)
チャンネル B2 用の終端抵抗器の PARK 上のメモリを設定します。
Advanced Setting(詳細設定)
ASRock Timing Optimization(ASRock タイミング最適化)
MRC 経由の高速パスを設定します。
ASRock Second Timing Optimization (ASRock 2 次タイミン
グの最
適化 )
MRC を通じて、2 次高速パスを構成します。
Realtime Memory Timing(リアルタイム・メモリ・タイミング)
Realtime Memory Timing(リアルタイム・メモリ・タイミング)を設定します。
[Enabled(有効)] システムは MRC_DONE の後に、リアルタイム・メモリ・
タイミング変更の実行を許可します。
Early Command Training ( 早期コマンドトレーニング )
早期コマンドトレーニングを構成します。
早期コマンドトレーニングは、SPD を読み取り、DDR インターフェイスを希
望の速度 / タイミングに構成した後の最初のステップです。
Read Equalization Training ( 読み取り等化トレーニング )
読み取り等化トレーニングを構成します。
Reset for MRC Failed (MRC にリセットに失敗しました )
MRC トレーニングに失敗した後、システムをリセットします。
82
H670M Pro RS
MRC Training on Warm Boot (MRC ウォームブート時にトレー
ニングする )
有効にすると、ウォームブート時にメモリトレーニングが実行されます。
MRC Fast Boot (MRC 高速ブート )
有効にすると、DRAM メモリトレーニングをスキップし、起動が速くなりま
す。
Voltage Conguration ( 電圧設定 )
CPU Core/Cache Voltage(CPU コア / キャッシュ電圧)
CPU コア / キャッシュの電圧を設定します。
CPU Core/Cache Load-Line Calibration (CPU コア / キャッシュ
ロードライン キャリブレーション )
システムの負荷が大きいときに、CPU コア / キャッシュ の電圧垂下を防ぐ
のを助けます。
CPU GT Voltage(CPU GT 電圧)
GPU の電圧を設定します。
CPU GT Load-Line Calibration (CPU GT ロードライン・キャリブ
レーション )
CPU GPU Load-Line Calibration(CPU GPU ロードラインキャリブレーショ
ン)は、システムに高負荷がかかる場合に GPU 電圧降下を防止します。
日本語
DRAM Voltage (DRAM 電圧 )
DRAM 電圧を設定します。デフォルトでは [Auto(自動)] です。
VCCIN AUX Voltage (VCCIN AUX 電圧 )
VCCIN AUX の電圧を設定します。
+1.8V PROC Voltage (+1.8V PROC 電圧 )
+1.8V PROC の電圧を設定します。
+1.05V PROC Voltage (+1.05V PROC 電圧 )
+1.05V PROC の電圧を設定します。
+0.82V PCH Voltage (+0.82V PCH 電圧 )
+0.82V PCH の電圧を設定します。
+1.05V PCH Voltage (+1.05V PCH 電圧 )
83
日本語
+1.05V PCH の電圧を設定します。
PLL Voltage Conguration (PLL 電圧設定 )
Core PLL Voltage Offset ( コア PLL 電圧オフセット )
この機能を使用して、各ユニットが 17. 5 mV の状態で PLL 電圧オフセッ
ト値を 0 ~ 15 に設定します。 これは、究極のオーバークロック状態でド
メイン周波数の範囲を拡大するために使用されます。 製造業者のデフォル
ト値を使用するには、0 を入力します。
GT PLL Voltage Offset (GT PLL 電圧オフセット )
この機能を使用して、各ユニットが 17. 5 mV の状態で PLL 電圧オフセッ
ト値を 0 ~ 15 に設定します。 これは、究極のオーバークロック状態でド
メイン周波数の範囲を拡大するために使用されます。 製造業者のデフォル
ト値を使用するには、0 を入力します。
Ring PLL Voltage Offset ( リング PLL 電圧オフセット )
この機能を使用して、各ユニットが 17. 5 mV の状態で PLL 電圧オフセッ
ト値を 0 ~ 15 に設定します。 これは、究極のオーバークロック状態でド
メイン周波数の範囲を拡大するために使用されます。 製造業者のデフォル
ト値を使用するには、0 を入力します。
System Agent PLL Voltage Offset ( システム エージェント
PLL 電圧オフセット )
この機能を使用して、各ユニットが 17. 5 mV の状態で PLL 電圧オフセッ
ト値を 0 ~ 15 に設定します。 これは、究極のオーバークロック状態でド
メイン周波数の範囲を拡大するために使用されます。 製造業者のデフォル
ト値を使用するには、0 を入力します。
Atom Core PLL Voltage Offset (Atom コア PLL 電圧オフセッ
ト )
この機能を使用して、各ユニットが 17. 5 mV の状態で PLL 電圧オフセッ
ト値を 0 ~ 15 に設定します。 これは、究極のオーバークロック状態でド
メイン周波数の範囲を拡大するために使用されます。 製造業者のデフォル
ト値を使用するには、0 を入力します。
Memory Controller PLL Voltage(メモリコントローラ PLL
電圧オフセット)
この機能を使用して、各ユニットが 17. 5 mV の状態で PLL 電圧オフセッ
ト値を 0 ~ 15 に設定します。 これは、究極のオーバークロック状態でド
メイン周波数の範囲を拡大するために使用されます。 製造業者のデフォル
ト値を使用するには、0 を入力します。
84
AVX Conguration (AVX 設定 )
AVX2 電圧ガードバンドスケールファクタ
AVX2 電圧ガードバンドスケールファクタは、AVX2 ワークロードに適用され
る電圧ガードバンドを制御します。値 > 1.00 では、電圧ガードバンドが増
加します。値 < 1.00 では、」電圧ガードバンドが減少します。
FIVR Conguration (FIVR 設定 )
Core Voltage Mode ( コア電圧モード )
アダプティブ電圧モードとオーバーライド電圧モードから選択します。オー
バーライドモードでは、電圧はすべての動作周波数に適用されます。アダプ
ティブモードでは、電圧が補間されるのはターボモードの場合だけです。
Core Extra Turbo Voltage ( コアエクストラターボ電圧 )
IA コアがターボモードで動作中のエクストラターボ電圧を指定します。
H670M Pro RS
VF Offset Mode (VF オフセットモード )
レガシーモードと選択モードから選択します。 オーバークロック機能を有
効にしてデフォルト値を初期化した後、システムをリセットする必要があり
ます。 レガシーモードで、VF 曲線全体のグローバルオフセットを設定しま
す。 選択モードで、選択した VF ポイントを設定します。
VF Conguration Scope (VF 設定範囲 )
すべてのコアの VF 曲線またはコアごとの VF 曲線の設定を許可します。
Core Voltage Offset ( コア電圧オフセット )
IA コアドメインに適用されるオフセット電圧を指定します。この電圧はミ
リボルト単位で指定されています。
Offset Prex ( オフセットプレフィックス )
オフセット値をプラスまたはマイナスとして選択します。
E-Core L2 Voltage Mode (E-Core L2 電圧モード )
アダプティブ電圧モードとオーバーライド電圧モードから選択します。オー
バーライドモードでは選択したモードがすべての動作周波数に適用されま
す。アダプティブモードでは電圧が補間されるのはターボモードの場合だけ
です。 メールボックス 0SR 0x150、cmd 0x10、0x11 を使用します。
E-Core L2 Extra Turbo Voltage (E-Core L2 エクストラター
ボモード )
Atom L2 がターボモードで動作中のエクストラターボ電圧を指定します。
日本語
85
日本語
メールボックス MSR 0x150、cmd 0x10、0x11 を使用します。 範囲は 0 ~
2000 mV です。
E-Core L2 Voltage Offset (Atom L2 電圧オフセット )
Atom L2 ドメインに適用されるオフセット電圧を指定します。この電圧はミ
リボルト単位で指定されています。メールボックス MSR 0x150、cmd 0x11
を使用します。 範囲は -500 ~ 500 mV です。
Offset Prex ( オフセットプレフィックス )
オフセット値をプラスまたはマイナスとして選択します。
Ring Voltage Mode ( リング電圧モード )
アダプティブ電圧モードとオーバーライド電圧モードから選択します。オー
バーライドモードでは選択したモードがすべての動作周波数に適用されま
す。アダプティブモードでは電圧が補間されるのはターボモードの場合だけ
です。 メールボックス 0SR 0x150、cmd 0x10、0x11 を使用します。
Ring Extra Turbo Voltage ( リングエクストラターボ電圧 )
リングがターボモードで動作中のエクストラターボ電圧を指定します。 メー
ルボックス MSR 0x150、cmd 0x10、0x11 を使用します。 範囲は 0 ~ 2000
mV です。
VF Offset Mode (VF オフセットモード )
レガシーモードと選択モードから選択します。 オーバークロック機能を有
効にしてデフォルト値を初期化した後、システムをリセットする必要があり
ます。 レガシーモードで、VF 曲線全体のグローバルオフセットを設定しま
す。 選択モードで、選択した VF ポイントを設定します。
Ring Voltage Offset ( リング電圧オフセット )
リングドメインに適用されるオフセット電圧を指定します。この電圧はミリ
ボルト単位で指定されています。メールボックス MSR 0x150、cmd 0x11 を
使用します。 範囲は -500 ~ 500 mV です。
Offset Prex ( オフセットプレフィックス )
オフセット値をプラスまたはマイナスとして選択します。
GT Voltage Mode (GT 電圧モード )
アダプティブ電圧モードとオーバーライド電圧モードから選択します。オー
バーライドモードでは選択したモードがすべての動作周波数に適用されま
す。アダプティブモードでは電圧が補間されるのはターボモードの場合だけ
です。 メールボックス 0SR 0x150、cmd 0x10、0x11 を使用します。
86
GT Extra Turbo Voltage (GT エクストラターボ電圧 )
GT がターボモードで動作中のエクストラターボ電圧を指定します。 メール
ボックス MSR 0x150、cmd 0x10、0x11 を使用します。 範囲は 0 ~ 2000
mV です。
GT Voltage Offset (GT 電圧オフセット )
GT ドメインに適用されるオフセット電圧を指定します。この電圧はミリボ
ルト単位で指定されています。メールボックス MSR 0x150、cmd 0x11 を使
用します。 範囲は -500 ~ 500 mV です。
Offset Prex ( オフセットプレフィックス )
オフセット値をプラスまたはマイナスとして選択します。
Uncore Voltage Mode (Uncore 電圧モード )
アダプティブ電圧モードとオーバーライド電圧モードから選択します。オー
バーライドモードでは選択したモードがすべての動作周波数に適用されま
す。アダプティブモードでは電圧が補間されるのはターボモードの場合だけ
です。メールボックス 0SR 0x150、cmd 0x10、0x11 を使用します。
Uncore Extra Turbo Voltage (Uncore エクストラターボ電
圧 )
SA Uncore がターボモードで動作中のエクストラターボ電圧を指定します。
メールボックス MSR 0x150、cmd 0x10、0x11 を使用します。 範囲は 0 ~
2000 mV です。
H670M Pro RS
日本語
Uncore Voltage Offset (Uncore 電圧オフセット )
Uncore ドメインに適用されるオフセット電圧を指定します。この電圧はミ
リボルト単位で指定されています。メールボックス MSR 0x150、cmd 0x11
を使用します。 範囲は -500 ~ 500 mV です。
Offset Prex ( オフセットプレフィックス )
オフセット値をプラスまたはマイナスとして選択します。
Save User Default ( ユーザー定義の保存 )
設定をユーザー定義として保存するには、プロファイル名を入力し、<Enter>
を押します。
Load User Default ( ユーザー定義の読込み )
前回保存したユーザー定義を読み込みます。
Save User UEFI Setup Prole to Disk(ユーザー UEFI セットア
ップポートフォリオをディスクに保存)
87
日本語
現在の UEFI 設定をユーザーデフォルトプロファイルとしてディスクに保存
します。
Load User UEFI Setup Prole to Disk(ユーザー UEFI セットア
ッププロファイルをディスクに読み込む)
前に保存したユーザーデフォルトをディスクから読み込みます。
88
4.6 Advanced ( 詳細 ) 画面
このセクションでは、以下のアイテムの設定ができます:CPU Conguration(CPU
設定)、Chipset Conguration(チップセット設定)、Storage Conguration,
(ストレージ設定)、Intel® Thunderbolt、ACPI Conguration(ACPI 設定)、
USB Conguration(USB 設定)、Trusted Computing(トラステッド・コンピュー
ティング)。
H670M Pro RS
日本語
このセクションで誤った値を設定すると、システムの誤作動の原因になるこ
とがあります。
UEFI Conguration(UEFI 設定)
UEFI セットアップスタイル
UEFI セットアップ ユーティリティに入ったときのデフォルトモードを選択
します。
Active Page on Entry ( 開始時のアクティブページ )
UEFI セットアップ ユーティリティに入ったときのデフォルトページを選択
します。
Full HD UEFI ( フル HD UEFI)
「Auto( 自動 )」を選択すると解像度は 1920 x 1080 に設定されます。(ご
使用のモニターがフル HD に対応している場合)もしモニターがフル HD 非対
応であれば、解像度は 1024 x 768 に設定されます。「Disable( 無効 )」に
設定すると、モニタの解像度は 1024 x 768 に設定されます。
89
日本語
4.6.1 CPU Conguration (CPU 設定 )
Processor E-Core Information ( プロセッサー E-Core 情報 )
この項目は、E-Core 情報を表示します。
Processor P-Core Information ( プロセッサー P-Core 情報 )
この項目は、P-Core 情報を表示します。
Intel Hyper Threading Technology
Intel Hyper reading のテクノロジーにより、各コアで複数のスレッドを実
行し、スレッドソフトウェア上の全体的なパフォーマンスを向上することが
できます。
Pre-Core Hyper Threading ( プレコアハイパースレッディング )
プレコアハイパースレッディング機能を使用すると、特定のコアでハイパー
スレッディングを無効にできます。
Active Processor P-Cores ( アクティブ プロセッサー
P-Core)
各プロセッサー パッケージで有効にする P-Core の数を選択します。
Active Processor E-Cores ( アクティブ プロセッサー
E-Core)
各プロセッサー パッケージで有効にする E-Core の数を選択します。
90
CPU C States Support (CPU の C ステートの有効化 )
CPU の C ステートを有効にすると、電力消費が削減されます。C6 および C7
を維持することをお勧めします。いずれも電力消費を最適に削減します。
Enhanced Halt State (C1E) ( 強化停止ステート (C1E))
電力消費を抑えます。
CPU C6 State Support (CPU の C6 ステートの有効化 )
スリープさせ、電力消費を抑えます。
CPU C7 State Support (CPU の C7 ステートの有効化 )
スリープさせ、電力消費を抑えます。
Package C State Support ( パッケージの C ステートの有効
化 )
CPU、PCIe、メモリ、グラフィックの C 状態サポートを有効にすると、電力
消費が削減されます。
CFG Lock(CFG ロック)
この項目で CFG Lock(CFG ロック)を無効または有効にできます。
C6DRAM
「CPU が C6 ステートの場合に DRAM コンテンツを PRM メモリへ移動する」
を有効 / 無効にします。
H670M Pro RS
日本語
CPU Thermal Throttling (CPU サーマル スロットリング )
CPU を過熱から保護するために、CPU 内部の熱制御メカニズムを有効にしま
す。
Intel AVX/AVX2
Intel AVX および AVX2 命令を有効 / 無効にします。これは、ビッグコアの場
合のみ適用されます。
Intel Virtualization Technology (Intel Virtualization
テクノロジー )
Intel Virtualization のテクノロジーにより、プラットフォームに複数のオ
ペレーティングシステムやアプリケーションを独立したパーティションで実行
し、単一のコンピューターシステムを複数のバーチャルシステムとして機能さ
せることができます。
Hardware Prefetcher ( ハードウェア プリフェッチャー )
91
日本語
プロセッサーにデータとコードを自動的にプリフェッチし、パフォーマンス
を向上します。
Adjacent Cache Line Prefetch ( 隣接するキャッシュライン
のプリフェッチ )
現在要求されたキャッシュラインを取得しながら、後続のキャッシュライン
を自動的にプリフェッチし、パフォーマンスを向上します。
Legacy Game Compatibility Mode(レガシーゲーム互換モード)
このモードが有効で、スクロールロックキーを押した場合、スクロールロッ
ク LED が点灯しているときは Efcient Core がパークされ、スクロールロッ
ク LED が消灯しているときは Efcient Core がパーク解除されます。
92
4.6.2 Chipset Conguration ( チップセット設定 )
Primary Graphics Adapter ( プライマリ グラフィック アダプ
ター )
プライマリ VGA を選択します。
H670M Pro RS
日本語
Above 4G Decoding(4G を超えるデコーディング)
Above 4G Address Space(4G を超えるアドレス空間)でデコードする 64
ビット対応デバイスを有効または無効にします(システムが 64 ビット PCI
デコーディングに対応する場合のみ)。
C.A.M (Clever Access Memory)(クレバーアクセスメモリ )
システムにサイズ調整式 BAR 対応の PCIe デバイスが搭載されている場合は、こ
のオプションを使用して、サイズ調整式 BAR サポートを有効または無効にしてく
ださい ( システムが 64 ビット PCI デコーディングをサポートする場合のみ )。
VT-d
I/O の仮想化を支援する Intel® Virtualization Technology for Directed
I/O (VT-d) は、アプリケーションの互換性や信頼性を向上し、また管理性、
セキュリティ、分離、および I/O 性能のレベルを高めることにより、バー
チャルマシンモニターのハードウェアのさらなる活用を助けます。
SR-IOV Support(SR-IOV サポート)
システムに SR-IOV 対応デバイスがある場合は、このオプションで Single
Root IO Virtualization Support(シングルルート IO 仮想化サポート)を
有効または無効にします。
93
DMI Link Speed(DMI リンク速度)
DMI スロットリンク速度を設定します。 Auto(自動)モードがオーバーク
ロック向けに最適化します。
PCIE1 Link Speed (PCIE1 リンク速度 )
PCIE1 のリンク速度を選択します。
PCIE2 Link Speed (PCIE2 リンク速度 )
PCIE2 のリンク速度を選択します。
PCIE3 Link Speed (PCIE3 リンク速度 )
PCIE3 のリンク速度を選択します。
日本語
PCI Express Native Control(PCI Express ネイティブコン
トロール)
この項目を選択して OS 内のエンハンスド PCI Express 省電力モードを有効に
します。
PCIE ASPM Support(PCIE ASPM サポート)
このオプションですべての CPU ダウンストリームデバイスの ASPM サポートを有
効 / 無効にします。
PCH PCIE ASPM Support(PCH PCIE ASPM サポート)
このオプションですべての PCH PCIE デバイスの ASPM サポートを有効 / 無効にし
ます。
DMI ASPM Support(DMI ASPM サポート)
このオプションで DMI リンクの CPU 側にある ASPM の制御を有効/ 無効にします。
PCH DMI ASPM Support(PCH DMI ASPM サポート)
このオプションですべての PCH DMI デバイスの ASPM サポートを有効 / 無効にし
ます。
Share Memory ( 共有メモリ )
システムが起動したときに統合グラフィックス プロセッサーに割当てるメモリの
サイズを設定します。
IGPU Multi-Monitor (IGPU マルチモニター )
外部グラフィックカードがインストールされている場合に、統合グラフィックスを
無効にするには、無効を選択します。有効にすると、内蔵のグラフィックスを有効
のまま保ちます。
94